JP2014071388A - スクリーン、映像表示システム、スクリーンの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】十分な視野角と正面輝度を実現でき、かつ、品質の高いスクリーン、映像表示システム、スクリーンの製造方法を提供する。
【解決手段】スクリーン10は、少なくとも光拡散作用、光偏向作用、光透過作用、光吸収作用のいずれかの作用をそれぞれ備える光学機能層を複数積層し、光学機能層の1つは、ポリオレフィン系樹脂により形成され、両面に放電処理が施され、異方性を有する光拡散作用を有する異方性拡散層15であり、異方性拡散層15は、スクリーン画面左右方向における拡散作用が、スクリーン画面上下方向における拡散作用よりも大きく、異方性拡散層15とこれに積層される層との層間の剥離強度が10N/25mm以上であるものとした。
【選択図】図4
【解決手段】スクリーン10は、少なくとも光拡散作用、光偏向作用、光透過作用、光吸収作用のいずれかの作用をそれぞれ備える光学機能層を複数積層し、光学機能層の1つは、ポリオレフィン系樹脂により形成され、両面に放電処理が施され、異方性を有する光拡散作用を有する異方性拡散層15であり、異方性拡散層15は、スクリーン画面左右方向における拡散作用が、スクリーン画面上下方向における拡散作用よりも大きく、異方性拡散層15とこれに積層される層との層間の剥離強度が10N/25mm以上であるものとした。
【選択図】図4
Description
本発明は、投射された映像光の映像を表示するスクリーン、これを備える映像表示システム、スクリーンの製造方法に関するものである。
近年、反射型や透過型等の各種スクリーンを備える表示装置や表示システムが、様々な用途で利用され、その光学特性等に関して、様々な開発が行われている。
例えば、反射型スクリーンでは、至近距離から比較的大きな入射角度で映像光を投写して大画面表示を実現する短焦点型の映像投射装置(プロジェクタ)等が広く利用されており、このような短焦点型の映像投射装置に対応した反射型スクリーンの開発が行われている(例えば、特許文献1)。
このような短焦点型の映像表示装置は、反射型スクリーンに対して、上方又は下方から従来の映像源よりも大きな角度で映像光を投射することができ、反射型スクリーンを用いた映像表示システムの省スペース化等に寄与している。
例えば、反射型スクリーンでは、至近距離から比較的大きな入射角度で映像光を投写して大画面表示を実現する短焦点型の映像投射装置(プロジェクタ)等が広く利用されており、このような短焦点型の映像投射装置に対応した反射型スクリーンの開発が行われている(例えば、特許文献1)。
このような短焦点型の映像表示装置は、反射型スクリーンに対して、上方又は下方から従来の映像源よりも大きな角度で映像光を投射することができ、反射型スクリーンを用いた映像表示システムの省スペース化等に寄与している。
一般的に、反射型や透過型のスクリーンでは、画面上下方向の視野角に比べて、画面左右方向の視野角が広いことが求められる。しかし、光を等方的に拡散する一般的な拡散層を備えるスクリーンでは、画面上下方向及び画面左右方向に光が拡散されるため、画面左右方向の視野角を十分確保できなかったり、正面輝度が低下したりする場合があった。
そこで、例えば、画面上下方向の拡散作用よりも、画面左右方向の拡散作用が大きい異方性拡散層を備える反射型や透過型のスクリーンの開発も進められている。このような異方性拡散層を備えることにより、スクリーンは、画面左右方向において十分に広い視野角を確保でき、かつ、画面上下方向の視野角を必要以上に広げることがなく、正面輝度も高く維持することができる。
そこで、例えば、画面上下方向の拡散作用よりも、画面左右方向の拡散作用が大きい異方性拡散層を備える反射型や透過型のスクリーンの開発も進められている。このような異方性拡散層を備えることにより、スクリーンは、画面左右方向において十分に広い視野角を確保でき、かつ、画面上下方向の視野角を必要以上に広げることがなく、正面輝度も高く維持することができる。
しかし、このような異方性拡散層は、ポリオレフィン系樹脂製のものが多く、ウェブ状や枚葉状の部材として提供されている。このようなポリオレフィン系樹脂製の異方性拡散層フィルムは、その表面の極性が低いため、他の光学フィルム等と接着剤層等を介して貼り合せてスクリーンを形成しても、その密着性が悪いために、剥離等が生じ、スクリーンの品質の低下等を招くという問題があった。
本発明の課題は、十分な視野角と正面輝度を実現でき、かつ、品質の高いスクリーン、映像表示システム、スクリーンの製造方法を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
請求項1の発明は、映像源から投影された映像光の映像を観察可能に表示するスクリーンであって、少なくとも光拡散作用、光偏向作用、光透過作用、光吸収作用のいずれかの作用をそれぞれ備える光学機能層(18,17,16,15,13)を複数積層し、前記光学機能層の1つは、ポリオレフィン系樹脂により形成され、両面に放電処理が施され、異方性を有する光拡散作用を有する異方性拡散層(15)であり、前記異方性拡散層は、スクリーン画面左右方向における拡散作用が、スクリーン画面上下方向における拡散作用よりも大きく、前記異方性拡散層とこれに積層される層との層間の剥離強度が10N/25mm以上であること、を特徴とするスクリーン(10)である。
請求項2の発明は、請求項1に記載のスクリーン(10)と、前記スクリーンに映像光を投射する映像源(LS)と、を備える映像表示システム(1)である。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載のスクリーンの製造方法であって、シート状に形成された前記異方性拡散層(15)の両面に放電処理を行い、その表面を改質する放電処理工程と、前記放電処理を行った前記異方性拡散層の片面(15a)に、他の前記光学機能層を積層する積層工程と、を備え、前記放電処理後の前記異方性拡散層の表面の濡れ張力は、32mN/m以上44mN/m以下であること、を特徴とするスクリーンの製造方法である。
請求項4の発明は、請求項3に記載のスクリーンの製造方法において、前記放電処理工程では、プラズマ処理又はコロナ処理を行うこと、を特徴とするスクリーンの製造方法である。
請求項5の発明は、請求項3又は請求項4に記載のスクリーンの製造方法において、前記積層工程において、前記異方性拡散層(15)の表面にプライマ層(14)を形成するプライマ層形成工程を行った後に、他の前記光学機能層(13)を一体に積層すること、を特徴とするスクリーンの製造方法である。
請求項1の発明は、映像源から投影された映像光の映像を観察可能に表示するスクリーンであって、少なくとも光拡散作用、光偏向作用、光透過作用、光吸収作用のいずれかの作用をそれぞれ備える光学機能層(18,17,16,15,13)を複数積層し、前記光学機能層の1つは、ポリオレフィン系樹脂により形成され、両面に放電処理が施され、異方性を有する光拡散作用を有する異方性拡散層(15)であり、前記異方性拡散層は、スクリーン画面左右方向における拡散作用が、スクリーン画面上下方向における拡散作用よりも大きく、前記異方性拡散層とこれに積層される層との層間の剥離強度が10N/25mm以上であること、を特徴とするスクリーン(10)である。
請求項2の発明は、請求項1に記載のスクリーン(10)と、前記スクリーンに映像光を投射する映像源(LS)と、を備える映像表示システム(1)である。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載のスクリーンの製造方法であって、シート状に形成された前記異方性拡散層(15)の両面に放電処理を行い、その表面を改質する放電処理工程と、前記放電処理を行った前記異方性拡散層の片面(15a)に、他の前記光学機能層を積層する積層工程と、を備え、前記放電処理後の前記異方性拡散層の表面の濡れ張力は、32mN/m以上44mN/m以下であること、を特徴とするスクリーンの製造方法である。
請求項4の発明は、請求項3に記載のスクリーンの製造方法において、前記放電処理工程では、プラズマ処理又はコロナ処理を行うこと、を特徴とするスクリーンの製造方法である。
請求項5の発明は、請求項3又は請求項4に記載のスクリーンの製造方法において、前記積層工程において、前記異方性拡散層(15)の表面にプライマ層(14)を形成するプライマ層形成工程を行った後に、他の前記光学機能層(13)を一体に積層すること、を特徴とするスクリーンの製造方法である。
本発明によれば、十分な視野角と正面輝度を実現でき、かつ、品質の高いスクリーン、映像表示システム、スクリーンの製造方法を提供できる。
以下、図面等を参照して、本発明の実施形態について説明する。なお、図1を含め、以下に示す各図は、模式的に示した図であり、各部の大きさ、形状は、理解を容易にするために、適宜誇張している。
また、板、シート、フィルム等の言葉を使用しているが、これらは、一般的な使い方として、厚さの厚い順に、板、シート、フィルムの順で使用されており、このような使い分けには、技術的な意味は無い。従って、板、シート、フィルムの文言は、適宜置き換えることができるものとする。
さらに、本明細書中に記載する各部材の寸法等の数値及び材料名等は、実施形態としての一例であり、これに限定されるものではなく、適宜選択して使用してよい。
また、本明細書中において、形状や幾何学的条件を特定する用語、例えば、平行や直交等の用語については、厳密に意味するところに加え、同様の光学的機能を奏し、平行や直交と見なせる程度の誤差を有する状態も含むものとする。
また、板、シート、フィルム等の言葉を使用しているが、これらは、一般的な使い方として、厚さの厚い順に、板、シート、フィルムの順で使用されており、このような使い分けには、技術的な意味は無い。従って、板、シート、フィルムの文言は、適宜置き換えることができるものとする。
さらに、本明細書中に記載する各部材の寸法等の数値及び材料名等は、実施形態としての一例であり、これに限定されるものではなく、適宜選択して使用してよい。
また、本明細書中において、形状や幾何学的条件を特定する用語、例えば、平行や直交等の用語については、厳密に意味するところに加え、同様の光学的機能を奏し、平行や直交と見なせる程度の誤差を有する状態も含むものとする。
(実施形態)
図1は、本実施形態の映像表示システム1を示す図である。図1(a)は、映像表示システム1の斜視図であり、図1(b)は、映像表示システム1の側面図である。
映像表示システム1は、反射型スクリーン10、映像源LS等を有している。本実施形態の映像表示システム1は、映像源LSから投影された映像光Lを反射型スクリーン10が反射して、その画面上に映像を表示する。
この映像表示システム1は、フロントプロジェクションテレビシステム等として用いることができる。また、これに限らず、映像表示システム1は、例えば、反射型スクリーン10と、映像源LSと、反射型スクリーン10の観察画面上の入力部の位置を検出する位置検出部やパーソナルコンピュータ等とを備えたインタラクティブボードシステムとしてもよい。
図1は、本実施形態の映像表示システム1を示す図である。図1(a)は、映像表示システム1の斜視図であり、図1(b)は、映像表示システム1の側面図である。
映像表示システム1は、反射型スクリーン10、映像源LS等を有している。本実施形態の映像表示システム1は、映像源LSから投影された映像光Lを反射型スクリーン10が反射して、その画面上に映像を表示する。
この映像表示システム1は、フロントプロジェクションテレビシステム等として用いることができる。また、これに限らず、映像表示システム1は、例えば、反射型スクリーン10と、映像源LSと、反射型スクリーン10の観察画面上の入力部の位置を検出する位置検出部やパーソナルコンピュータ等とを備えたインタラクティブボードシステムとしてもよい。
映像源LSは、映像光Lを反射型スクリーン10へ投射する映像光投射装置である。本実施形態の映像源LSは、汎用の短焦点型プロジェクタである。この映像源LSは、使用状態において、反射型スクリーン10の画面を正面方向(スクリーン面の法線方向)から見た場合に、反射型スクリーン10の画面左右方向において中央であって、反射型スクリーン10の画面(表示領域)よりも下方側となる位置に配置されている。
なお、スクリーン面とは、この反射型スクリーン10全体として見たときにおける、反射型スクリーン10の平面方向となる面を示すものとする。
映像源LSは、反射型スクリーン10の画面の法線方向(反射型スクリーン10の厚み方向)における反射型スクリーン10との距離が、従来の汎用プロジェクタに比べて大幅に近い位置から映像光Lを投射できる。即ち、この映像源LSは、従来の汎用プロジェクタに比べて、反射型スクリーン10までの投射距離が短く、その映像光Lの反射型スクリーン10に対する入射角度が従来のものに比べて大きい。
なお、スクリーン面とは、この反射型スクリーン10全体として見たときにおける、反射型スクリーン10の平面方向となる面を示すものとする。
映像源LSは、反射型スクリーン10の画面の法線方向(反射型スクリーン10の厚み方向)における反射型スクリーン10との距離が、従来の汎用プロジェクタに比べて大幅に近い位置から映像光Lを投射できる。即ち、この映像源LSは、従来の汎用プロジェクタに比べて、反射型スクリーン10までの投射距離が短く、その映像光Lの反射型スクリーン10に対する入射角度が従来のものに比べて大きい。
反射型スクリーン10は、映像源LSが投射した映像光Lを観察者O側へ向けて反射し、映像を表示するスクリーンである。使用状態において、本実施形態の反射型スクリーン10の観察画面は、観察者O側から見て、長辺方向が画面左右方向となる略矩形状であるとする。
以下の説明中において、画面上下方向、画面左右方向、厚み方向とは、特に断りが無い場合、この反射型スクリーン10の使用状態における画面上下方向(鉛直方向)、画面左右方向(水平方向)、厚み方向(奥行き方向)であるとする。
なお、本実施形態の映像表示システム1は、短焦点型のプロジェクタである映像源LSと、この映像源LSから投射された映像光を反射して映像を表示する反射型スクリーン10とを備えるものとしたが、これに限らず、例えば、映像源LSを、投射距離が長く、映像光の投射角度(即ち、スクリーンへの映像光の入射角度)が小さい従来の汎用プロジェクタとし、反射型スクリーン10をその映像源LSに対応する形態としてもよい。
以下の説明中において、画面上下方向、画面左右方向、厚み方向とは、特に断りが無い場合、この反射型スクリーン10の使用状態における画面上下方向(鉛直方向)、画面左右方向(水平方向)、厚み方向(奥行き方向)であるとする。
なお、本実施形態の映像表示システム1は、短焦点型のプロジェクタである映像源LSと、この映像源LSから投射された映像光を反射して映像を表示する反射型スクリーン10とを備えるものとしたが、これに限らず、例えば、映像源LSを、投射距離が長く、映像光の投射角度(即ち、スクリーンへの映像光の入射角度)が小さい従来の汎用プロジェクタとし、反射型スクリーン10をその映像源LSに対応する形態としてもよい。
反射型スクリーン10は、その背面側に、平板状の支持板50が、粘着材等からなる不図示の接合層を介して設けられており、この支持板50により、その平面性を維持している。なお、これに限らず、反射型スクリーン10は、不図示の枠部材等によって支持され、その平面性を維持する形態としてもよい。本実施形態の支持板50は、光透過性を有しない平板状の部材である。
この反射型スクリーン10は、例えば、対角80インチや100インチ等の大きな画面(表示領域)を有している。
この反射型スクリーン10は、例えば、対角80インチや100インチ等の大きな画面(表示領域)を有している。
図2は、本実施形態の反射型スクリーン10の層構成を説明する図である。図2では、反射型スクリーン10の観察画面(表示領域)の幾何学的中心(画面中央)となる点A(図1(a),(b)参照)を通り、画面上下方向に平行であって、スクリーン面に直交(厚み方向に平行)な断面の一部を拡大して示している。
反射型スクリーン10は、その映像源側(観察者側)から順に、表面層18、着色層17、等方性拡散層16、接合層19、異方性拡散層15、プライマ層14、レンズ層13、反射層12、光吸収層11等を備え、一体に積層されている。
反射型スクリーン10は、その映像源側(観察者側)から順に、表面層18、着色層17、等方性拡散層16、接合層19、異方性拡散層15、プライマ層14、レンズ層13、反射層12、光吸収層11等を備え、一体に積層されている。
表面層18は、着色層17の映像源側(観察者側)に設けられる層である。本実施形態の表面層18は、この反射型スクリーン10の映像源側の最表面に形成されている。
この表面層18は、反射防止機能や防眩機能、ハードコート機能、紫外線吸収機能、防汚機能や帯電防止機能等、適宜必要な機能を1つ又は複数選択して設けることができる。
表面層18は、フィルム状に成形された部材を用い、不図示の粘着材等により着色層17に接合される形態としてもよいし、着色層17の映像源側の面に直接形成される形態としてもよい。
本実施形態の表面層18は、ハードコート機能及び防眩機能を有している。この表面層18は、着色層17の映像源側の表面に、ハードコート機能を有する電離放射線硬化型樹脂(例えば、ウレタンアクリレート等)を膜厚10〜100μm程度で塗布し、微細な凹凸形状(マット形状)をその樹脂膜表面に転写する等して硬化させ、表面に微細な凹凸形状が賦形されて形成されている。
この表面層18は、反射防止機能や防眩機能、ハードコート機能、紫外線吸収機能、防汚機能や帯電防止機能等、適宜必要な機能を1つ又は複数選択して設けることができる。
表面層18は、フィルム状に成形された部材を用い、不図示の粘着材等により着色層17に接合される形態としてもよいし、着色層17の映像源側の面に直接形成される形態としてもよい。
本実施形態の表面層18は、ハードコート機能及び防眩機能を有している。この表面層18は、着色層17の映像源側の表面に、ハードコート機能を有する電離放射線硬化型樹脂(例えば、ウレタンアクリレート等)を膜厚10〜100μm程度で塗布し、微細な凹凸形状(マット形状)をその樹脂膜表面に転写する等して硬化させ、表面に微細な凹凸形状が賦形されて形成されている。
着色層17は、灰色や黒色等の着色剤により、所定の透過率となるように着色が施された層である。この着色層17は、反射型スクリーン10に入射する照明光等の不要な外光を吸収したり、表示される映像の黒輝度を低減させたりして、映像のコントラストを向上させる機能を有する。本実施形態の着色層17は、反射型スクリーン10の厚み方向において、等方性拡散層16と表面層18との間に位置している。
着色層17の着色剤としては、グレー系や黒色系等の暗色系の染料や顔料等や、カーボンブラック、グラファイト、黒色酸化鉄等の金属塩等を用いることができる。
着色層17の母材となる樹脂は、PET(ポリエチレンテレフタレート)樹脂や、PC(ポリカーボネート)樹脂、MS(メチルメタクリレート・スチレン)樹脂、MBS(メチルメタクリレート・ブタジエン・スチレン)樹脂、アクリル系樹脂、TAC(トリアセチルセルロース)樹脂、PEN(ポリエチレンナフタレート)樹脂等を用いることができる。
着色層17は、反射型スクリーン10の画面サイズ等にも依るが、厚さを30〜3000μmとすることが好ましい。
着色層17の着色剤としては、グレー系や黒色系等の暗色系の染料や顔料等や、カーボンブラック、グラファイト、黒色酸化鉄等の金属塩等を用いることができる。
着色層17の母材となる樹脂は、PET(ポリエチレンテレフタレート)樹脂や、PC(ポリカーボネート)樹脂、MS(メチルメタクリレート・スチレン)樹脂、MBS(メチルメタクリレート・ブタジエン・スチレン)樹脂、アクリル系樹脂、TAC(トリアセチルセルロース)樹脂、PEN(ポリエチレンナフタレート)樹脂等を用いることができる。
着色層17は、反射型スクリーン10の画面サイズ等にも依るが、厚さを30〜3000μmとすることが好ましい。
等方性拡散層16は、光透過性を有する樹脂を母材とし、光を等方的に拡散する拡散材を含有する層である。この等方性拡散層16は、視野角を広げたり、明るさの面内均一性を向上させたりする機能を有する。
等方性拡散層16の母材となる樹脂は、例えば、PET樹脂や、PC樹脂、MS樹脂、MBS樹脂、アクリル系樹脂、TAC樹脂、PEN樹脂等を用いることができる。
また、等方性拡散層16に含まれる拡散材としては、アクリル系樹脂、エポキシ樹脂、シリコン系等の樹脂製の粒子や無機粒子等であり、その平均粒径が約1〜50μmであるものを使用できる。
等方性拡散層16の厚さは、反射型スクリーン10の画面サイズ等にも依るが、例えば、100〜200μmとすることが好ましい。
等方性拡散層16の母材となる樹脂は、例えば、PET樹脂や、PC樹脂、MS樹脂、MBS樹脂、アクリル系樹脂、TAC樹脂、PEN樹脂等を用いることができる。
また、等方性拡散層16に含まれる拡散材としては、アクリル系樹脂、エポキシ樹脂、シリコン系等の樹脂製の粒子や無機粒子等であり、その平均粒径が約1〜50μmであるものを使用できる。
等方性拡散層16の厚さは、反射型スクリーン10の画面サイズ等にも依るが、例えば、100〜200μmとすることが好ましい。
本実施形態の着色層17及び等方性拡散層16は、共押し出しすることにより一体に積層されて形成されているが、これに限らず、それぞれ別々に成形され、不図示の接合層により一体に積層されている形態としてもよい。
また、着色層17が、着色剤に加えて拡散材を含有する形態としてもよいし、このような着色剤及び拡散材を含有する着色層を備えるが等方性拡散層16を備えない形態としてもよい。さらに、本実施形態では、図2に示すように、着色層17の背面側に等方性拡散層16が位置する例を示したが、これに限らず、等方性拡散層16の背面側に着色層17が位置していてもよい。
また、着色層17が、着色剤に加えて拡散材を含有する形態としてもよいし、このような着色剤及び拡散材を含有する着色層を備えるが等方性拡散層16を備えない形態としてもよい。さらに、本実施形態では、図2に示すように、着色層17の背面側に等方性拡散層16が位置する例を示したが、これに限らず、等方性拡散層16の背面側に着色層17が位置していてもよい。
接合層19は、等方性拡散層16と異方性拡散層15とを一体に接合する作用を有する層である。この接合層19は、光透過性を有している。
この接合層19は、紫外線硬化型のアクリル系樹脂や、圧力により粘着性が顕在化する感圧粘着型のアクリル系樹脂等を用いることができる。また、接合層19の厚さは、スクリーン画面の大きさや使用環境、接合する各層の樹脂の特性、接合層として使用する樹脂の特性等に合わせて、10〜100μmの範囲内で適宜選択できる。
この接合層19は、紫外線硬化型のアクリル系樹脂や、圧力により粘着性が顕在化する感圧粘着型のアクリル系樹脂等を用いることができる。また、接合層19の厚さは、スクリーン画面の大きさや使用環境、接合する各層の樹脂の特性、接合層として使用する樹脂の特性等に合わせて、10〜100μmの範囲内で適宜選択できる。
異方性拡散層15は、その拡散特性が、異方性を有している層である。この異方性拡散層15は、等方性拡散層16の背面側に、接合層19を介して一体に接合されている。
この異方性拡散層15は、画面左右方向における拡散作用が、画面上下方向における拡散作用よりも大きい。なお、これに限らず、所望する光学特性や、使用環境等に応じて、画面左右方向の拡散作用よりも画面上下方向の拡散作用が大きい形態としてもよい。
異方性拡散層15は、光透過性を有するポリオレフィン系樹脂を母材とし、楕円状や針状等の異方性拡散材を含有している。
この異方性拡散層15は、画面左右方向における拡散作用が、画面上下方向における拡散作用よりも大きい。なお、これに限らず、所望する光学特性や、使用環境等に応じて、画面左右方向の拡散作用よりも画面上下方向の拡散作用が大きい形態としてもよい。
異方性拡散層15は、光透過性を有するポリオレフィン系樹脂を母材とし、楕円状や針状等の異方性拡散材を含有している。
この異方性拡散材は、その長手方向(長軸方向)が画面上下方向に平行となるように配向されている。この異方性拡散材の材料は、アクリル系樹脂、エポキシ樹脂、シリコン系等の樹脂製の粒子や無機粒子等であり、その短い方の径(短軸方向の径)の平均が0.1〜25μm程度、長い方の径(長軸方向の径)の平均が0.15〜50μm程度のものが好ましい。
異方性拡散材の外形は、画面上下方向(長手方向)に平行な断面における曲率半径が、画面左右方向に平行な断面の曲率半径よりも大きい。さらに、画面上下方向に平行な断面における異方性拡散材の単位面積当たりの個数は、画面左右方向に平行な断面における異方性拡散材の単位面積当たりの個数よりも小さい。
異方性拡散層15の厚さは、反射型スクリーン10の画面サイズや、その光学特性等にも依るが、50〜300μmのものが好ましい。
異方性拡散層15は、押し出し成形等により作製することが可能である。
この異方性拡散層15の画面左右方向における拡散作用は、等方性拡散層16の拡散作用よりも大きく、画面上下方向における拡散作用は、等方性拡散層16の拡散作用よりも小さい。
異方性拡散層15の厚さは、反射型スクリーン10の画面サイズや、その光学特性等にも依るが、50〜300μmのものが好ましい。
異方性拡散層15は、押し出し成形等により作製することが可能である。
この異方性拡散層15の画面左右方向における拡散作用は、等方性拡散層16の拡散作用よりも大きく、画面上下方向における拡散作用は、等方性拡散層16の拡散作用よりも小さい。
ここで、本実施形態の異方性拡散層15は、上述のように、異方性拡散材を含有するポリオレフィン系樹脂製である。一般に、ポリオレフィン系樹脂は、その極性が非常に低く、所謂、不活性な樹脂であるため、この異方性拡散層15の表面も、極性が非常に小さいという特徴を有している。そのため、異方性拡散層15に接する接合層19やプライマ層14との密着性が低く、未接着となったり、剥離等が生じたりし易い。
そこで、異方性拡散層15は、その両面に、コロナ処理やプラズマ処理等の放電処理を施して、その表面を改質して極性を高め、濡れ性を高めることが、良質な反射型スクリーン10を製造するという観点から好ましい。
そこで、異方性拡散層15は、その両面に、コロナ処理やプラズマ処理等の放電処理を施して、その表面を改質して極性を高め、濡れ性を高めることが、良質な反射型スクリーン10を製造するという観点から好ましい。
異方性拡散層15の背面側には、プライマ層14が形成され、その背面側にレンズ層13が設けられている。
プライマ層14は、光透過性を有し、異方性拡散層15とレンズ層13との密着性を高めるための下地となる層である。
プライマ層14は、例えば、光透過性を有するポリウレタン系樹脂等を、異方性拡散層15の背面側の面に塗布することにより形成される。
プライマ層14は、光透過性を有し、異方性拡散層15とレンズ層13との密着性を高めるための下地となる層である。
プライマ層14は、例えば、光透過性を有するポリウレタン系樹脂等を、異方性拡散層15の背面側の面に塗布することにより形成される。
このプライマ層14は、放電処理を行った異方性拡散層15の表面の極性を、さらに活性かさせ、異方性拡散層15に隣接する層と異方性拡散層15との接着を仲介し、それらを保持する作用を有し、これにより、異方性拡散層15とレンズ層13との密着性をさらに向上させることができる。
このプライマ層14の形成は、放電処理の後に行われる。また、プライマ層14として、異方性拡散層15との貼り合せ特性が良好な材料(ポリウレタン系樹脂等)を主成分とするものを選択することが好ましい。
プライマ層14は、反射型スクリーン10の画面サイズにも依るが、0.5〜5μmの厚さで形成されることが好ましい。
このプライマ層14の形成は、放電処理の後に行われる。また、プライマ層14として、異方性拡散層15との貼り合せ特性が良好な材料(ポリウレタン系樹脂等)を主成分とするものを選択することが好ましい。
プライマ層14は、反射型スクリーン10の画面サイズにも依るが、0.5〜5μmの厚さで形成されることが好ましい。
図3は、本実施形態のレンズ層13を説明する図である。図3(a)は、レンズ層13を背面側正面方向から観察した様子を示しており、理解を容易にするために、反射層12や光吸収層11は省略して示している。図3(b)は、図2に示す断面の一部をさらに拡大して示し、理解を容易にするために、レンズ層13よりも映像源側に位置する各層は省略して示している。
レンズ層13は、プライマ層14が形成された異方性拡散層15の背面に設けられている。レンズ層13は、図3(a)に示すように、点Cを中心として単位レンズ131が同心円状に複数配列されたサーキュラーフレネルレンズ形状をその背面側に有している。このサーキュラーフレネルレンズ形状は、その光学的中心(フレネルセンター)である点Cが、反射型スクリーン10の画面(表示領域)の領域外であって、反射型スクリーン10の下方に位置している。
なお、本実施形態では、レンズ層13がサーキュラーフレネルレンズ形状を有する例を上げて説明するが、リニアフレネルレンズ形状を有する形態としてもよい。
レンズ層13は、プライマ層14が形成された異方性拡散層15の背面に設けられている。レンズ層13は、図3(a)に示すように、点Cを中心として単位レンズ131が同心円状に複数配列されたサーキュラーフレネルレンズ形状をその背面側に有している。このサーキュラーフレネルレンズ形状は、その光学的中心(フレネルセンター)である点Cが、反射型スクリーン10の画面(表示領域)の領域外であって、反射型スクリーン10の下方に位置している。
なお、本実施形態では、レンズ層13がサーキュラーフレネルレンズ形状を有する例を上げて説明するが、リニアフレネルレンズ形状を有する形態としてもよい。
単位レンズ131は、図2や図3(b)に示すように、スクリーン面に直交する方向(反射型スクリーン10の厚み方向)に平行であって、単位レンズ131の配列方向に平行な断面における断面形状が、略三角形形状(略楔形形状)である。
単位レンズ131は、背面側に凸であり、レンズ面132と、このレンズ面132と対向する非レンズ面133とを備えている。
本実施形態では、反射型スクリーン10の使用状態において、単位レンズ131は、レンズ面132が頂点tを挟んで非レンズ面133よりも鉛直方向上側に位置している。
単位レンズ131は、背面側に凸であり、レンズ面132と、このレンズ面132と対向する非レンズ面133とを備えている。
本実施形態では、反射型スクリーン10の使用状態において、単位レンズ131は、レンズ面132が頂点tを挟んで非レンズ面133よりも鉛直方向上側に位置している。
図3(b)に示すように、単位レンズ131のレンズ面132が、スクリーン面に平行な面となす角度は、αである。また、非レンズ面133がスクリーン面に平行な面となす角度は、β(β>α)である。
また、単位レンズ131の配列ピッチは、Pであり、単位レンズ131のレンズ高さ(スクリーンの厚み方向における頂点tから単位レンズ131間の谷底となる点vまでの寸法)は、hである。
また、単位レンズ131の配列ピッチは、Pであり、単位レンズ131のレンズ高さ(スクリーンの厚み方向における頂点tから単位レンズ131間の谷底となる点vまでの寸法)は、hである。
理解を容易にするために、図2等では、単位レンズ131の配列ピッチP、角度α,βは、単位レンズ131の配列方向において一定であるように示している。しかし、本実施形態の単位レンズ131は、実際には、配列ピッチP等が一定であるが、角度αが単位レンズ131の配列方向においてフレネルセンターとなる点Cから離れるにつれて次第に大きくなっている。
なお、これに限らず、配列ピッチPは、単位レンズ131の配列方向に沿って次第に変化する形態としてもよく、映像光を投影する映像源LSの画素(ピクセル)の大きさや、映像源LSの投射角度(反射型スクリーン10のスクリーン面への映像光の入射角度)、反射型スクリーン10の画面サイズ、各層の屈折率等に応じて、適宜変更可能である。
なお、これに限らず、配列ピッチPは、単位レンズ131の配列方向に沿って次第に変化する形態としてもよく、映像光を投影する映像源LSの画素(ピクセル)の大きさや、映像源LSの投射角度(反射型スクリーン10のスクリーン面への映像光の入射角度)、反射型スクリーン10の画面サイズ、各層の屈折率等に応じて、適宜変更可能である。
レンズ層13は、ウレタンアクリレートやエポキシアクリレート等の紫外線硬化型樹脂により、プライマ層14の背面側の面に一体に形成されている。なお、レンズ層13は、電子線硬化型樹脂等の他の電離放射線硬化型樹脂により形成してもよい。
また、レンズ層13は、熱可塑性樹脂を用いてプレス成形法により形成してもよく、その製造方法は適宜選択できる。
また、レンズ層13は、熱可塑性樹脂を用いてプレス成形法により形成してもよく、その製造方法は適宜選択できる。
反射層12は、光を反射する作用を有する層である。この反射層12は、単位レンズ131の少なくともレンズ面132に形成される。この反射層12は、光を反射するために十分な厚さを有している。
本実施形態の反射層12は、図2や図3(b)に示すように、レンズ面132に形成されているが、非レンズ面133には形成されていない。なお、反射層12は、光を反射しない程度の薄さで非レンズ面133の少なくとも一部に形成された形態としてもよい。
反射層12は、レンズ面132上に、アルミニウムや銀、ニッケル等の光反射性の高い金属を蒸着することにより形成することができる。また、反射層12は、これに限らず、例えば、白色又は銀色系の塗料や、白色又は銀色系の顔料やビーズ等を含有する紫外線硬化型樹脂又は熱硬化性樹脂、銀やアルミニウム等の金属蒸着膜や金属箔等を粉砕した粒子や微小なフレークを含む塗料等を、レンズ面132側から塗布又は印刷して硬化させることにより形成してもよい。
本実施形態の反射層12は、図2や図3(b)に示すように、レンズ面132に形成されているが、非レンズ面133には形成されていない。なお、反射層12は、光を反射しない程度の薄さで非レンズ面133の少なくとも一部に形成された形態としてもよい。
反射層12は、レンズ面132上に、アルミニウムや銀、ニッケル等の光反射性の高い金属を蒸着することにより形成することができる。また、反射層12は、これに限らず、例えば、白色又は銀色系の塗料や、白色又は銀色系の顔料やビーズ等を含有する紫外線硬化型樹脂又は熱硬化性樹脂、銀やアルミニウム等の金属蒸着膜や金属箔等を粉砕した粒子や微小なフレークを含む塗料等を、レンズ面132側から塗布又は印刷して硬化させることにより形成してもよい。
光吸収層11は、レンズ層13及び反射層12の背面側に設けられ、光を吸収する作用を有している。本実施形態の光吸収層11は、反射層12及び非レンズ面133を被覆しており、非レンズ面133には、光吸収層11が形成された形態となっている。
光吸収層11は、黒色等の暗色系の顔料や染料及び光吸収作用を有するビーズ、カーボンブラック、グラファイト、黒色酸化鉄等の金属塩等を含有する熱硬化型樹脂もしくは紫外線硬化型樹脂や、黒色等の暗色系の塗料等を、反射層12をレンズ面132に形成したレンズ層13の背面側(フレネルレンズ形状側)に塗布して硬化させることにより、形成される。光吸収層11は、カーボンブラック、グラファイト等をレンズ層13の背面側に塗布して硬化させ、形成することもできる。この光吸収層11の厚さは、例えば、約30〜200μmとすることができる。
光吸収層11は、黒色等の暗色系の顔料や染料及び光吸収作用を有するビーズ、カーボンブラック、グラファイト、黒色酸化鉄等の金属塩等を含有する熱硬化型樹脂もしくは紫外線硬化型樹脂や、黒色等の暗色系の塗料等を、反射層12をレンズ面132に形成したレンズ層13の背面側(フレネルレンズ形状側)に塗布して硬化させることにより、形成される。光吸収層11は、カーボンブラック、グラファイト等をレンズ層13の背面側に塗布して硬化させ、形成することもできる。この光吸収層11の厚さは、例えば、約30〜200μmとすることができる。
ここで、本実施形態の反射型スクリーン10の製造方法の一例を説明する。
図4は、本実施形態の反射型スクリーン10の製造方法の一例を説明する図である。なお、図4では、理解を容易にするために、反射型スクリーン10の層構成等を簡略化して示している。
図4(a)に示すように、まず、着色層17と等方性拡散層16とを共押し出し成形する。これにより、着色層17及び等方性拡散層16は、一体に形成される。
次に、図4(b)に示すように、着色層17の表面に、表面層18を紫外線成形等により形成する。
図4(c)に示すように、異方性拡散層15は、押し出し成形される。そして、図4(d),(e)に示すように、異方性拡散層15の両面15a,15bにコロナ処理を行う(放電処理工程)。コロナ処理は、処理装置内において所定のスピードで異方性拡散層15を搬送しながら、異方性拡散層15の片面ずつ行う。なお、コロナ処理に限らず、プラズマ処理等の他の放電処理を行ってもよい。
図4は、本実施形態の反射型スクリーン10の製造方法の一例を説明する図である。なお、図4では、理解を容易にするために、反射型スクリーン10の層構成等を簡略化して示している。
図4(a)に示すように、まず、着色層17と等方性拡散層16とを共押し出し成形する。これにより、着色層17及び等方性拡散層16は、一体に形成される。
次に、図4(b)に示すように、着色層17の表面に、表面層18を紫外線成形等により形成する。
図4(c)に示すように、異方性拡散層15は、押し出し成形される。そして、図4(d),(e)に示すように、異方性拡散層15の両面15a,15bにコロナ処理を行う(放電処理工程)。コロナ処理は、処理装置内において所定のスピードで異方性拡散層15を搬送しながら、異方性拡散層15の片面ずつ行う。なお、コロナ処理に限らず、プラズマ処理等の他の放電処理を行ってもよい。
十分な濡れ性及び密着性を有する観点から、放電処理における放電量は、40〜120W・min/m2とすることが好ましい。また、この放電量は、異方性拡散層15が放電による損傷(穴が開く、焼け焦げる等)が生じず、より安定的に処理を行い、かつ、良好な濡れ性を得る観点から、70〜100W・min/m2とすることが、より好ましい。
仮に、放電量がこの範囲よりも大きいと、異方性拡散層15に放電による損傷が生じ、使用に適さない。また、放電量がこの範囲よりも小さいと、異方性拡散層15の表面の濡れ性が不十分となり、異方性拡散層15とこれに接する層との密着性が低下してしまうことや、経時変化による濡れ性の低下によって剥離等が生じて反射型スクリーン10の品質が低下する等の問題が生じる。従って、異方性拡散層15のコロナ処理等の放電処理における放電量は、上記の範囲とすることが好ましい。
仮に、放電量がこの範囲よりも大きいと、異方性拡散層15に放電による損傷が生じ、使用に適さない。また、放電量がこの範囲よりも小さいと、異方性拡散層15の表面の濡れ性が不十分となり、異方性拡散層15とこれに接する層との密着性が低下してしまうことや、経時変化による濡れ性の低下によって剥離等が生じて反射型スクリーン10の品質が低下する等の問題が生じる。従って、異方性拡散層15のコロナ処理等の放電処理における放電量は、上記の範囲とすることが好ましい。
次に、図4(f)に示すように、異方性拡散層15のコロナ処理を施した片面15aに、接合層19を介して、表面層18、着色層17、等方性拡散層16が一体に積層された部材を貼合する(積層工程)。そして、表面層18、着色層17、等方性拡散層16、接合層19、異方性拡散層15が一体に積層された積層部材を裁断し、枚葉状とする。
次に、図4(g)に示すように、異方性拡散層15の他方の面に、プライマを塗布して、プライマ層14を形成する(プライマ層形成工程)。
そして、図4(h)に示すように、プライマ層14の異方性拡散層15側とは反対側の面に、紫外線成形法等により、レンズ層13を形成(積層)する(積層工程)。
次に、図4(g)に示すように、異方性拡散層15の他方の面に、プライマを塗布して、プライマ層14を形成する(プライマ層形成工程)。
そして、図4(h)に示すように、プライマ層14の異方性拡散層15側とは反対側の面に、紫外線成形法等により、レンズ層13を形成(積層)する(積層工程)。
次に、図4(i)に示すように、蒸着法等により、レンズ面に反射層12を形成する。
次に、図4(j)に示すように、レンズ層13及び反射層12を被覆するように、カーボンブラックを塗布して光吸収層11を形成する。
そして、所定の大きさ・形状に裁断することにより、反射型スクリーン10が完成する。
なお、本実施形態では、レンズ層13がサーキュラーフレネルレンズ形状を有するため、ウェブ状の積層部材を形成した後に枚葉状に裁断する例を挙げて説明したが、着色層17や等方性拡散層16等の各層が押し出し成形後に裁断され、枚葉状である形態としてもよい。また、レンズ層13が、リニアフレネルレンズ形状を有する場合には、光吸収層11を形成後に裁断して枚葉状し、反射型スクリーン10としてもよい。
次に、図4(j)に示すように、レンズ層13及び反射層12を被覆するように、カーボンブラックを塗布して光吸収層11を形成する。
そして、所定の大きさ・形状に裁断することにより、反射型スクリーン10が完成する。
なお、本実施形態では、レンズ層13がサーキュラーフレネルレンズ形状を有するため、ウェブ状の積層部材を形成した後に枚葉状に裁断する例を挙げて説明したが、着色層17や等方性拡散層16等の各層が押し出し成形後に裁断され、枚葉状である形態としてもよい。また、レンズ層13が、リニアフレネルレンズ形状を有する場合には、光吸収層11を形成後に裁断して枚葉状し、反射型スクリーン10としてもよい。
図2に戻り、本実施形態の反射型スクリーン10へ入射する映像光及び外光の様子を説明する。図2に示す光L1,G1,G2では、理解を容易にするために、表面層18、着色層17、等方性拡散層16、異方性拡散層15、プライマ層14、レンズ層13、接合層19の屈折率は等しいものとし、映像光L1及び外光G1,G2に対する等方性拡散層16及び異方性拡散層15の光拡散作用等は省略して示している。
図2に示すように、映像源LSから投影された大部分の映像光L1は、反射型スクリーン10の下方から入射し、表面層18や着色層17、等方性拡散層16、接合層19、異方性拡散層15、プライマ層14等を透過してレンズ層13の単位レンズ131へ入射する。
図2に示すように、映像源LSから投影された大部分の映像光L1は、反射型スクリーン10の下方から入射し、表面層18や着色層17、等方性拡散層16、接合層19、異方性拡散層15、プライマ層14等を透過してレンズ層13の単位レンズ131へ入射する。
そして、映像光L1は、レンズ面132へ入射して反射層12によって反射され、観察者O側に向かい、略正面方向へ反射型スクリーン10から出射する。従って、映像光L1は、効率よく反射され、観察者Oに届く。なお、映像光L1が反射型スクリーン10の下方から投射され、かつ、角度β(図3(b)参照)が反射型スクリーン10の画面上下方向の各点における映像光L1の入射角度よりも大きいので、映像光L1が非レンズ面133に直接入射することはなく、非レンズ面133は、映像光L1の反射には影響しない。
また、映像光L1は、等方性拡散層16により、画面上下方向及び画面左右方向に拡散され、さらに、異方性拡散層15により画面左右方向に大きく拡散されている。従って、画面上下方向及び画面左右方向における視野角を十分確保でき、かつ、表示装置として重要視される画面左右方向の視野角を広くし、画面上下方向の視野角を絞って正面輝度を高く維持することができる。
また、映像光L1は、等方性拡散層16により、画面上下方向及び画面左右方向に拡散され、さらに、異方性拡散層15により画面左右方向に大きく拡散されている。従って、画面上下方向及び画面左右方向における視野角を十分確保でき、かつ、表示装置として重要視される画面左右方向の視野角を広くし、画面上下方向の視野角を絞って正面輝度を高く維持することができる。
一方、照明光等の不要な外光G1,G2は、図2に示すように、主として反射型スクリーン10の上方から入射し、表面層18等を透過してレンズ層13の単位レンズ131へ入射する。
そして、一部の外光G1は、非レンズ面133へ入射して、光吸収層11によって吸収される。また、一部の外光G2は、レンズ面132で反射して、主として反射型スクリーン10の下方側へ向かうので、観察者O側には直接届かず、また、届いた場合にもその光量は、映像光L1に比べて大幅に少ない。従って、反射型スクリーン10では、外光G1,G2による映像のコントラスト低下を抑制できる。
以上のことから、本実施形態の反射型スクリーン10によれば、明室環境下であっても、コントラストが高く明るく良好な映像を表示できる。
そして、一部の外光G1は、非レンズ面133へ入射して、光吸収層11によって吸収される。また、一部の外光G2は、レンズ面132で反射して、主として反射型スクリーン10の下方側へ向かうので、観察者O側には直接届かず、また、届いた場合にもその光量は、映像光L1に比べて大幅に少ない。従って、反射型スクリーン10では、外光G1,G2による映像のコントラスト低下を抑制できる。
以上のことから、本実施形態の反射型スクリーン10によれば、明室環境下であっても、コントラストが高く明るく良好な映像を表示できる。
ここで、異方性拡散層15とその両面に接する接合層19及びプライマ層14との密着性等について説明する。
異方性拡散層15は、その両面に接する層との密着性を高める観点から、表面にコロナ処理等の放電処理を行い、放電処理後の表面の濡れ張力(プラスチック−フィルム及びシート−濡れ張力試験方法(JIS K6768に準拠))を32mN/m以上44mN/m以下とすることが好ましい。この濡れ張力は、その値が大きい方が、濡れ性が高く、接合層19等との密着性が良好であることを示す。
異方性拡散層15は、その両面に接する層との密着性を高める観点から、表面にコロナ処理等の放電処理を行い、放電処理後の表面の濡れ張力(プラスチック−フィルム及びシート−濡れ張力試験方法(JIS K6768に準拠))を32mN/m以上44mN/m以下とすることが好ましい。この濡れ張力は、その値が大きい方が、濡れ性が高く、接合層19等との密着性が良好であることを示す。
濡れ張力が、32mN/m未満となる場合には、異方性拡散層15の表面の極性が低く、十分な密着性を発揮できず、層間剥離等が生じ易い。なお、濡れ張力の上限が44mN/mであるのは、異方性拡散層15の樹脂の特性上ものであり、これ以上の値は得られなかった。
また、このとき、異方性拡散層15と接合層19との密着性を示す剥離強度は、ピール試験(JIS Z0237に準拠)で、10N/25mm以上であることが、積層体からなるスクリーンとして十分な密着性を有するために好ましい。
また、このとき、異方性拡散層15と接合層19との密着性を示す剥離強度は、ピール試験(JIS Z0237に準拠)で、10N/25mm以上であることが、積層体からなるスクリーンとして十分な密着性を有するために好ましい。
(濡れ性及び密着性の評価)
ここで、本実施形態の実施例の反射型スクリーンに用いられる異方性拡散層15等を作製、異方性拡散層15の表面の濡れ性(濡れ張力)や、異方性拡散層15と接合層19との密着性、異方性拡散層15とプライマ層14との密着性等について評価した。
ここで、本実施形態の実施例の反射型スクリーンに用いられる異方性拡散層15等を作製、異方性拡散層15の表面の濡れ性(濡れ張力)や、異方性拡散層15と接合層19との密着性、異方性拡散層15とプライマ層14との密着性等について評価した。
まず、実施例1〜4の異方性拡散層15と、コロナ処理を行っていない比較例1の異方性拡散層15を作成し、その濡れ性(濡れ張力)を測定した。
実施例1〜4の異方性拡散層15は、いずれも、コロナ処理における放電量が100W・min/mである。実施例1の異方性拡散層15は、コロナ処理直後のものであり、実施例2,3,4となるにつれて、コロナ処理からの経過時間が大きく、それぞれ、1日、7日、80日経過している。
濡れ張力の評価は、プラスチック−フィルム及びシート−濡れ張力試験方法(JIS K6768に準拠)により行った。この試験方法では、温度23°、相対湿度50%の環境下において、試験用混合液を各試験片(異方性拡散層15)の表面に滴下して、綿棒等で6cm2以上にその塗膜を広げ、2秒間でその表面を濡らすことができる試験用混合液を選定する。その試験用混合液に付されている値が、その試験片の表面の濡れ張力の値となる。
実施例1〜4の異方性拡散層15は、いずれも、コロナ処理における放電量が100W・min/mである。実施例1の異方性拡散層15は、コロナ処理直後のものであり、実施例2,3,4となるにつれて、コロナ処理からの経過時間が大きく、それぞれ、1日、7日、80日経過している。
濡れ張力の評価は、プラスチック−フィルム及びシート−濡れ張力試験方法(JIS K6768に準拠)により行った。この試験方法では、温度23°、相対湿度50%の環境下において、試験用混合液を各試験片(異方性拡散層15)の表面に滴下して、綿棒等で6cm2以上にその塗膜を広げ、2秒間でその表面を濡らすことができる試験用混合液を選定する。その試験用混合液に付されている値が、その試験片の表面の濡れ張力の値となる。
次に、実施例1〜4及び比較例1の各異方性拡散層15と、共押し出し成形された着色層17及び等方性拡散層16とを、接合層19を介して接合し、異方性拡散層15の接合層19とは反対側の面にマスキング層を積層したものを、ぞれぞれ、実施例1〜4及び比較例1の試験片とし、ピール試験(JIS Z0237に準拠)を行い、その剥離強度を求めた。ピール試験では、剥離速度300mm/min、180°剥離とした。
この試験に用いた各層の構成は、以下の通りである。
着色層17:着色剤としてカーボンブラックを含有するMBS樹脂製、厚さ1.35mm、透過率70%
等方性拡散層16:拡散材としてシリコンビーズ(平均粒径約1μm)及びアクリルビーズ(平均粒径約10μm)を含有するMBS樹脂製、厚さ150μm
接合層19:紫外線硬化型の接着剤。アクリル系樹脂製、厚さ50μm
異方性拡散層15:楕円球形状(短軸方向における径が平均約2.5μm、長軸方向における径が平均約10μm)であるポリオレフィン系樹脂製の拡散材を含有するポリオレフィン系樹脂製、厚さ140μm
マスキング層:PET樹脂製、厚さ38μm(片面に、20μm厚のアクリル系粘着剤層有り)
このマスキング層は、ピール試験において、異方性拡散層15自体の伸びを抑制し、剥離強度の数値に異方性拡散層15の伸びが影響しないようにするためのものである。
実施例1〜4と比較例1の異方性拡散層15との濡れ張力とピール試験の結果をまとめた結果が表1である。
着色層17:着色剤としてカーボンブラックを含有するMBS樹脂製、厚さ1.35mm、透過率70%
等方性拡散層16:拡散材としてシリコンビーズ(平均粒径約1μm)及びアクリルビーズ(平均粒径約10μm)を含有するMBS樹脂製、厚さ150μm
接合層19:紫外線硬化型の接着剤。アクリル系樹脂製、厚さ50μm
異方性拡散層15:楕円球形状(短軸方向における径が平均約2.5μm、長軸方向における径が平均約10μm)であるポリオレフィン系樹脂製の拡散材を含有するポリオレフィン系樹脂製、厚さ140μm
マスキング層:PET樹脂製、厚さ38μm(片面に、20μm厚のアクリル系粘着剤層有り)
このマスキング層は、ピール試験において、異方性拡散層15自体の伸びを抑制し、剥離強度の数値に異方性拡散層15の伸びが影響しないようにするためのものである。
実施例1〜4と比較例1の異方性拡散層15との濡れ張力とピール試験の結果をまとめた結果が表1である。
上述のように、コロナ処理を行っていない比較例1の異方性拡散層15の濡れ張力は、26mN/mであり、好ましい範囲(32mN/m以上44mN/m以下)を満たしていなかった。この比較例1の異方性拡散層15の剥離強度は、1.46N/25mmであり、剥離強度が不十分であった。
一方、コロナ処理を行い、好ましい範囲(32mN/m以上44mN/m以下)内の濡れ張力を有する実施例1〜4の異方性拡散層15では、それぞれ、剥離強度が、21.5N/25mm、21.38N/25mm、20.82N/25mm、17.91N/25mmであり、いずれも10N/25mm以上であり、剥離強度が好ましい範囲を満たしていた。
従って、実施例1〜4の異方性拡散層15のように、所定の放電量により放電処理を行うことにより、異方性拡散層15の表面に十分な濡れ性を与えることができ、密着性が向上し、十分な剥離強度を有することができる。
一方、コロナ処理を行い、好ましい範囲(32mN/m以上44mN/m以下)内の濡れ張力を有する実施例1〜4の異方性拡散層15では、それぞれ、剥離強度が、21.5N/25mm、21.38N/25mm、20.82N/25mm、17.91N/25mmであり、いずれも10N/25mm以上であり、剥離強度が好ましい範囲を満たしていた。
従って、実施例1〜4の異方性拡散層15のように、所定の放電量により放電処理を行うことにより、異方性拡散層15の表面に十分な濡れ性を与えることができ、密着性が向上し、十分な剥離強度を有することができる。
次に、碁盤目試験法により、異方性拡散層15とその両面に接する層との密着性を評価した。ここでは、着色層17、等方性拡散層16、接合層19、異方性拡散層15、プライマ層14、レンズ層13に相当する紫外線硬化型樹脂層とが、一体に積層された積層体を試験片とし、碁盤目試験法(JIS K5600−5−6に準拠)により、密着性を評価した。
実施例5の試験片と、比較例2,3の試験片とでは、プライマ層14の主成分が異なる以外は、同一の構成である。
プライマ層14は、いずれも厚さが1μmであり、比較例2ではアクリル系樹脂製、比較例ではポリオレフィン系樹脂製、実施例5では、ポリウレタン系樹脂製とした。
実施例5の試験片と、比較例2,3の試験片とでは、プライマ層14の主成分が異なる以外は、同一の構成である。
プライマ層14は、いずれも厚さが1μmであり、比較例2ではアクリル系樹脂製、比較例ではポリオレフィン系樹脂製、実施例5では、ポリウレタン系樹脂製とした。
この試験に用いた着色層17、等方性拡散層16の厚みや材料等は、前述のピール試験に用いたものと同じである。また、他の共通する層に関しては、以下の通りである。
紫外線硬化型樹脂層:レンズ層13を形成する紫外線硬化型樹脂(エポキシアクリレート樹脂製)により形成された層。厚さは、略均一であり、50μm
異方性拡散層15:楕円球形状(短軸方向における径が平均約2.5μm、長軸方向における径が平均約10μm)であるポリオレフィン系樹脂製の拡散材を含有するポリオレフィン系樹脂製、厚さ140μm、コロナ処理における放電量が100W・min/m2、コロナ処理後1日経過、濡れ張力38mN/m
紫外線硬化型樹脂層:レンズ層13を形成する紫外線硬化型樹脂(エポキシアクリレート樹脂製)により形成された層。厚さは、略均一であり、50μm
異方性拡散層15:楕円球形状(短軸方向における径が平均約2.5μm、長軸方向における径が平均約10μm)であるポリオレフィン系樹脂製の拡散材を含有するポリオレフィン系樹脂製、厚さ140μm、コロナ処理における放電量が100W・min/m2、コロナ処理後1日経過、濡れ張力38mN/m
この碁盤目試験において形成されるマス目は、各試験片に対して紫外線硬化型樹脂層側から等方性拡散層16と接合層19との間まで切り込みを入れて形成され、その数が10×10=100個である。マス目が形成された試験片の紫外線硬化型樹脂層側の表面にテープ材を貼り付けて剥離し、剥離せずに残ったマス目の数が100個、即ち、1つも剥離しなかったものは密着性が良であり、1つでも剥離が生じたものは密着性が不可であるとした。
表2は、碁盤目試験の結果を示す表である。
比較例2,3の試験片では、適当な放電量で異方性拡散層15に対してコロナ処理を行ったにも関わらず、異方性拡散層15とプライマ層14との間で剥離が生じ、マス目が100個全てはがれて残数が0であり、異方性拡散層15とプライマ層14との密着性が低かった。
これに対して、適当な放電量で異方性拡散層15に対してコロナ処理を行い、かつ、適当なプライマ層14の主成分として適当な材料を選択した実施例5の試験片では、マス目のはがれがなく、残数が100であり、異方性拡散層15とプライマ層14との密着性が良好であった。
以上のことから、コロナ処理等の放電処理を行ったうえでも、プライマ層14として、異方性拡散層15との貼り合せ特性が良好な材料(ポリウレタン系樹脂)を主成分とするものを選択することが好ましい。
比較例2,3の試験片では、適当な放電量で異方性拡散層15に対してコロナ処理を行ったにも関わらず、異方性拡散層15とプライマ層14との間で剥離が生じ、マス目が100個全てはがれて残数が0であり、異方性拡散層15とプライマ層14との密着性が低かった。
これに対して、適当な放電量で異方性拡散層15に対してコロナ処理を行い、かつ、適当なプライマ層14の主成分として適当な材料を選択した実施例5の試験片では、マス目のはがれがなく、残数が100であり、異方性拡散層15とプライマ層14との密着性が良好であった。
以上のことから、コロナ処理等の放電処理を行ったうえでも、プライマ層14として、異方性拡散層15との貼り合せ特性が良好な材料(ポリウレタン系樹脂)を主成分とするものを選択することが好ましい。
従って、本実施形態のように、好ましい放電量(40〜120W・min/m2)でコロナ処理等の放電処理を行い、その表面の濡れ張力を32〜44mN/mの範囲内とした異方性拡散層15を用いることにより、異方性拡散層15と、それに接する層(接合層19及びプライマ層14)の密着性を向上させることができる。
また、そのような濡れ張力(濡れ性)を有する異方性拡散層15とすることにより、剥離強度も10N/25mm以上となり、異方性拡散層15とこれに接する層との層間での剥離が生じにくくなるので、剥離に起因する表示不良等を低減でき、反射型スクリーンの品位が向上する。
さらに、適当なプライマを選択することにより、密着性を向上させることができる。
また、異方性拡散層15を備えることにより、良好な視野角及び正面輝度を有する反射型スクリーン10及び映像表示システム1とすることができる。
従って、本実施形態によれば、十分な視野角と正面輝度を実現でき、かつ、品質の高いスクリーン、映像表示システム、スクリーンの製造方法を提供することができる。
また、そのような濡れ張力(濡れ性)を有する異方性拡散層15とすることにより、剥離強度も10N/25mm以上となり、異方性拡散層15とこれに接する層との層間での剥離が生じにくくなるので、剥離に起因する表示不良等を低減でき、反射型スクリーンの品位が向上する。
さらに、適当なプライマを選択することにより、密着性を向上させることができる。
また、異方性拡散層15を備えることにより、良好な視野角及び正面輝度を有する反射型スクリーン10及び映像表示システム1とすることができる。
従って、本実施形態によれば、十分な視野角と正面輝度を実現でき、かつ、品質の高いスクリーン、映像表示システム、スクリーンの製造方法を提供することができる。
上述のような結果から、本実施形態の反射型スクリーン10の実施例を以下のような構成とした。
表面層18:アクリル系紫外線硬化型樹脂製、厚さ約35μm。
着色層17:着色剤としてカーボンブラックを含有するMBS樹脂製、厚さ1.35mm、透過率70%
等方性拡散層16:拡散材としてシリコンビーズ(平均粒径約1μm)及びアクリルビーズ(平均粒径約10μm)を含有するMBS樹脂製、厚さ150μm
接合層19:紫外線硬化型の接着剤。アクリル系樹脂製、厚さ50μm
異方性拡散層15:楕円球形状(短軸方向における径が平均約2.5μm、長軸方向における径が平均約10μm)であるポリオレフィン系樹脂製の拡散材を含有するポリオレフィン系樹脂製、厚さ140μm。コロナ処理の放電量が100W・min/m2
プライマ層14:ポリウレタン系樹脂製、厚さ1μm
レンズ層13:エポキシアクリレート樹脂製
反射層12:アルミニウムの蒸着膜、膜厚約700Å
光吸収層11:カーボンブラック製(バインダとして、アクリル系樹脂を使用)、厚さ85μm程度
このような実施例の反射型スクリーンでは、異方性拡散層15と接合層19及びプライマ層14との密着性が良好であり、剥離したり、未接合となったりする部分等がなく、スクリーンの品位が向上し、また、剥離等に起因する表示不良も大幅に低減でき、良好なスクリーンとすることができた。
表面層18:アクリル系紫外線硬化型樹脂製、厚さ約35μm。
着色層17:着色剤としてカーボンブラックを含有するMBS樹脂製、厚さ1.35mm、透過率70%
等方性拡散層16:拡散材としてシリコンビーズ(平均粒径約1μm)及びアクリルビーズ(平均粒径約10μm)を含有するMBS樹脂製、厚さ150μm
接合層19:紫外線硬化型の接着剤。アクリル系樹脂製、厚さ50μm
異方性拡散層15:楕円球形状(短軸方向における径が平均約2.5μm、長軸方向における径が平均約10μm)であるポリオレフィン系樹脂製の拡散材を含有するポリオレフィン系樹脂製、厚さ140μm。コロナ処理の放電量が100W・min/m2
プライマ層14:ポリウレタン系樹脂製、厚さ1μm
レンズ層13:エポキシアクリレート樹脂製
反射層12:アルミニウムの蒸着膜、膜厚約700Å
光吸収層11:カーボンブラック製(バインダとして、アクリル系樹脂を使用)、厚さ85μm程度
このような実施例の反射型スクリーンでは、異方性拡散層15と接合層19及びプライマ層14との密着性が良好であり、剥離したり、未接合となったりする部分等がなく、スクリーンの品位が向上し、また、剥離等に起因する表示不良も大幅に低減でき、良好なスクリーンとすることができた。
(変形形態)
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の範囲内である。
(1)本実施形態では、異方性拡散層15を備えるスクリーン10は、反射型スクリーンである例を示したが、これに限らず、スクリーンの背面側から投射された映像光の映像を表示する透過型スクリーンとしてもよい。
図5は、変形形態のスクリーン及び映像表示システムの一例を示す図である。図5(a)は、変形形態のスクリーン30の画面上下方向に平行であって厚み方向に平行な断面の一部を拡大して示している。図5(b)は、このスクリーン30を備える映像表示システム3を示している。
このとき、透過型スクリーン30の層構成は、例えば、図5(a)に示すように、観察者側から順に、表面層18、着色層17、等方性拡散層16、接合層19a、異方性拡散層15、接合層19b、基板層31を備える形態としてもよい。基板層31は、スクリーンの平面性を維持するための部材であり、光透過性と十分な剛性を有している。なお、基板層31を備えない形態としてもよい。
なお、これに限らず、例えば、これら表面層18等が一体に積層された板状の部材の入光側に、さらにフレネルレンズシート等を備える透過型スクリーン等としてもよい。
また、映像表示システム(映像表示装置)3は、透過型スクリーン30と、透過型スクリーン30の背面側から映像光を投射する映像源LSとを筐体K内に備えるものであり、図5(b)に示すように、映像光LをミラーMで反射して透過型スクリーン30に投影する形態としてもよい。
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の範囲内である。
(1)本実施形態では、異方性拡散層15を備えるスクリーン10は、反射型スクリーンである例を示したが、これに限らず、スクリーンの背面側から投射された映像光の映像を表示する透過型スクリーンとしてもよい。
図5は、変形形態のスクリーン及び映像表示システムの一例を示す図である。図5(a)は、変形形態のスクリーン30の画面上下方向に平行であって厚み方向に平行な断面の一部を拡大して示している。図5(b)は、このスクリーン30を備える映像表示システム3を示している。
このとき、透過型スクリーン30の層構成は、例えば、図5(a)に示すように、観察者側から順に、表面層18、着色層17、等方性拡散層16、接合層19a、異方性拡散層15、接合層19b、基板層31を備える形態としてもよい。基板層31は、スクリーンの平面性を維持するための部材であり、光透過性と十分な剛性を有している。なお、基板層31を備えない形態としてもよい。
なお、これに限らず、例えば、これら表面層18等が一体に積層された板状の部材の入光側に、さらにフレネルレンズシート等を備える透過型スクリーン等としてもよい。
また、映像表示システム(映像表示装置)3は、透過型スクリーン30と、透過型スクリーン30の背面側から映像光を投射する映像源LSとを筐体K内に備えるものであり、図5(b)に示すように、映像光LをミラーMで反射して透過型スクリーン30に投影する形態としてもよい。
(2)本実施形態において、反射型スクリーン10の最背面側は光吸収層11である例を示したが、これに限らず、光吸収層11の背面側に、反射型スクリーン10を破損等から保護するための樹脂製のシート状の保護層等を設けてもよい。このとき、保護層を遮光層としたり、保護層にさらに遮光層を積層して設けたりしてもよい。
(3)本実施形態において、単位レンズ131は、図2等に示す断面形状が略三角形形状である例を示したが、これに限らず、例えば、スクリーン面に平行又は略平行な頂面を有する略台形形状であり、レンズ面と非レンズ面とが、頂面を挟んで対向する形態としてもよい。このとき、頂面は、映像光の反射に寄与しない領域に形成されることが好ましい。また、頂面上には、反射層12を形成してもよいし、映像光が入射しない場合には光吸収層11を形成してもよい。
(4)本実施形態において、反射型スクリーン10は、その背面側に設けられた支持板50に不図示の粘着材層等を介して接合されており、略平板状である例を示したが、これに限らず、例えば、支持板50を備えず、反射型スクリーン10が粘着材層等を介して壁面等に接合される形態としてもよいし、支持板50を裏面に接合した状態で壁面に固定されたり、フック等の支持部材で壁面に吊り下げされる形態等としてもよい。また、本実施形態において、反射型スクリーン10は、さらに、反射型スクリーン10の画面の平面性を維持するために、ガラス製や樹脂製である剛性の高い基板層を備える形態としてもよい。
さらに、本実施形態において、反射型スクリーン10は、使用時及び不使用時には略平板状である例を示したが、これに限らず、不使用時には巻き取って保管できる巻き取り可能な形態としてもよい。このような形態の場合には、支持板50等を設けず、反射型スクリーン10の背面側を、光を透過しにくい布製又は樹脂製の遮光幕や耐傷性を向上させる保護層等で被覆する形態としてもよい。
さらに、本実施形態において、反射型スクリーン10は、使用時及び不使用時には略平板状である例を示したが、これに限らず、不使用時には巻き取って保管できる巻き取り可能な形態としてもよい。このような形態の場合には、支持板50等を設けず、反射型スクリーン10の背面側を、光を透過しにくい布製又は樹脂製の遮光幕や耐傷性を向上させる保護層等で被覆する形態としてもよい。
(5)本実施形態において、映像源LSは、鉛直方向において反射型スクリーン10より下方に位置し、映像光Lが反射型スクリーン10の下方から斜めに投射される例を示したが、これに限らず、例えば、映像源LSが、鉛直方向において反射型スクリーン10より上方に位置し、映像光Lが反射型スクリーン10の上方から斜めに投射される形態としてもよい。
このとき、反射型スクリーン10は、図2等に示すレンズ層13の上下方向を反転させた形態とすればよい。
このとき、反射型スクリーン10は、図2等に示すレンズ層13の上下方向を反転させた形態とすればよい。
なお、本実施形態及び変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。また、本発明は以上説明した実施形態によって限定されることはない。
1 映像表示システム
10 反射型スクリーン
11 光吸収層
12 反射層
13 レンズ層
14 プライマ層
15 異方性拡散層
16 等方性拡散層
17 着色層
18 表面層
19 接合層
LS 映像源
10 反射型スクリーン
11 光吸収層
12 反射層
13 レンズ層
14 プライマ層
15 異方性拡散層
16 等方性拡散層
17 着色層
18 表面層
19 接合層
LS 映像源
Claims (5)
- 映像源から投影された映像光の映像を観察可能に表示するスクリーンであって、
少なくとも光拡散作用、光偏向作用、光透過作用、光吸収作用のいずれかの作用をそれぞれ備える光学機能層を複数積層し、
前記光学機能層の1つは、ポリオレフィン系樹脂により形成され、両面に放電処理が施され、異方性を有する光拡散作用を有する異方性拡散層であり、
前記異方性拡散層は、スクリーン画面左右方向における拡散作用が、スクリーン画面上下方向における拡散作用よりも大きく、
前記異方性拡散層とこれに積層される層との層間の剥離強度が10N/25mm以上であること、
を特徴とするスクリーン。 - 請求項1に記載のスクリーンと、
前記スクリーンに映像光を投射する映像源と、
を備える映像表示システム - 請求項1又は請求項2に記載のスクリーンの製造方法であって、
シート状に形成された前記異方性拡散層の両面に放電処理を行い、その表面を改質する放電処理工程と、
前記放電処理を行った前記異方性拡散層の片面に、他の前記光学機能層を積層する積層工程と、
を備え、
前記放電処理後の前記異方性拡散層の表面の濡れ張力は、32mN/m以上44mN/m以下であること、
を特徴とするスクリーンの製造方法。 - 請求項3に記載のスクリーンの製造方法において、
前記放電処理工程では、プラズマ処理又はコロナ処理を行うこと、
を特徴とするスクリーンの製造方法。 - 請求項3又は請求項4に記載のスクリーンの製造方法において、
前記積層工程において、前記異方性拡散層の表面にプライマ層を形成するプライマ層形成工程を行った後に、他の前記光学機能層を一体に積層すること、
を特徴とするスクリーンの製造方法。
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160705 |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20170110 |