JP2016171085A - ペースト及び電子素子を基板と結合する方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明の課題は、少なくとも1つの電子素子を少なくとも1つの基板と、コンタクト領域(その際、このコンタクト領域の少なくとも1つは卑金属を含む)を介して結合させることを可能にさせる、ペースト並びに方法を提供することであった。
【解決手段】前記課題は、(a)金属粒子、(b)少なくとも2個のカルボン酸単位を分子中に有する少なくとも1つの活性化剤、及び、(c)分散媒体、を含むペースト、並びに、前記ペーストを準備する工程を含む、少なくとも1つの電子素子と少なくとも1つの基板を、少なくとも1が卑金属を含むコンタクト領域を介して結合させるための方法により解決された。
【選択図】なし
【解決手段】前記課題は、(a)金属粒子、(b)少なくとも2個のカルボン酸単位を分子中に有する少なくとも1つの活性化剤、及び、(c)分散媒体、を含むペースト、並びに、前記ペーストを準備する工程を含む、少なくとも1つの電子素子と少なくとも1つの基板を、少なくとも1が卑金属を含むコンタクト領域を介して結合させるための方法により解決された。
【選択図】なし
Description
本発明は、電子素子を基板と結合させるためのペースト、及び、電子素子を基板と結合させるための方法に関する。
パワーエレクトロニクスの分野では、基板への電子素子の固定が特に挑戦されている。
そして、最終装置の運転中に発生する機械的負荷は、電子素子が基板から剥離しないように、電子素子と基板との間の結合が十分に高い強度を有することを要求する。したがって、従来では、結合技術のために、鉛含有はんだペーストが使用されており、このペーストは強度の観点で高い信頼性を示す結合層をはんだ付けプロセスで生じる。しかし、鉛の毒性及びこれと関連して健康を脅かすリスクのために、この鉛含有はんだペーストについては、適した代替品が模索されている。鉛はんだのための代用品として現在議論されている鉛フリーはんだペーストは、電子素子と基板の間に高い強度でもって結合層を作り出すのに適している。しかし、このはんだは、運転の際に電子素子が曝露される温度を十分に上回らない、低融点を有する。これによって、電子素子の運転の際に、この結合層は、強度に関して信頼性を著しく失うことになる。
電子素子と基板との間の結合強度に関する高い信頼性は、種々の接合剤及び接合方法によって達成される。しかし、これらはしばしば、高いプロセス温度及び高いプロセス圧を必要とし、このことは、結合すべき部分の損傷を生じ、かつ、材料装入の際の高排出速度(Ausschlussrate)をもたらす。
この理由から、接合方法に必要なプロセス温度及びプロセス圧を低下させようという試みが存在する。したがって、幾つかの適用では、この部分の結合のために、接着剤が使用される。接着剤では、一部、電子素子と基板との間の結合層の高い強度が達成できる。しかし、接着技術では、電子素子と基板の間に作り出されたコンタクト部位が、熱伝導率及び電気伝導率に関してしばしば不十分であるという欠点がある。
接合部位の信頼性並びに熱伝導率及び電気伝導率に関する要求を満足するために、電子素子及び基板を焼結により相互に結合させることが少し前から提案されている(例えば独国特許出願公開第102007046901号明細書を参照のこと)。焼結技術は、素子の安定な結合のための極めて簡易な方法である。この焼結方法を用いて、通常は、電子素子を基板と結合させることが、これらがそれぞれ1つの貴金属含有コンタクト領域を有する場合には、極めて良好に成功する。しかし、電子素子及び基板を少なくとも1つの卑金属コンタクト領域を介して相互に結合させることが、しばしば必要である。従来の焼結方法では、しばしば、この卑金属コンタクト領域を介しては安定な結合が製造されない。
さらに、電子素子及び基板の結合のために、最大100nmの粒径を有するナノ粒子を基礎とするペーストを使用することが既に提案されている。しかし、ナノ粒子の取り扱いは、健康上懸念すべきであり、したがって、作業場安全性の理由からしばしば回避される。
したがって、本発明の課題は、少なくとも1つの電子素子を少なくとも1つの基板と、コンタクト領域(その際、このコンタクト領域の少なくとも1つは卑金属を含む)を介して結合させることを可能にさせる、ペーストを提供することであった。このペーストを用いて、好ましくはさらに、電子素子と基板の間に、電子素子が運転の際に曝露されている温度で高い信頼性を保証する結合が作り出されることが望ましい。さらに、このペーストを用いて、好ましくは、先行技術から知られている他の欠点が克服されることが望ましい。
加えて、本発明の課題は、少なくとも1つの電子素子を少なくとも1つの基板と、コンタクト領域(その際、このコンタクト領域の少なくとも1つは卑金属を含む)を介して結合させるための方法を提供することであった。
この課題は、独立請求項の主題により解決される。
これに応じて、本発明は、(a)金属粒子、(b)少なくとも2個のカルボン酸単位を分子中に有する少なくとも1つの活性化剤、及び、(c)分散媒体、を含むペーストを提供する。
さらに、本発明は、次の工程:
(i)第1のコンタクト領域を有する基板と第2のコンタクト領域を有する電子素子を準備する工程、その際、これらコンタクト領域の少なくとも1つが卑金属を含む、
(ii)次のものを含むペーストを準備する工程、
(a)金属粒子、
(b)少なくとも2個のカルボン酸単位を分子中に有する少なくとも1つの活性化剤、及び
(c)分散媒体、
(iii)構造物を生じさせる工程、その際、基板の第1のコンタクト領域はペーストを介して電子素子の第2のコンタクト領域と接触している、及び、
(iv)構造物を焼結する工程、その際、焼結されたペーストを介して相互に結合している少なくとも基板及び電子素子を有するモジュールが製造される、
を含み、
少なくとも1つの電子素子を少なくとも1つの基板と、少なくとも1が卑金属を含むコンタクト領域を介して結合させるための方法を提供する。
(i)第1のコンタクト領域を有する基板と第2のコンタクト領域を有する電子素子を準備する工程、その際、これらコンタクト領域の少なくとも1つが卑金属を含む、
(ii)次のものを含むペーストを準備する工程、
(a)金属粒子、
(b)少なくとも2個のカルボン酸単位を分子中に有する少なくとも1つの活性化剤、及び
(c)分散媒体、
(iii)構造物を生じさせる工程、その際、基板の第1のコンタクト領域はペーストを介して電子素子の第2のコンタクト領域と接触している、及び、
(iv)構造物を焼結する工程、その際、焼結されたペーストを介して相互に結合している少なくとも基板及び電子素子を有するモジュールが製造される、
を含み、
少なくとも1つの電子素子を少なくとも1つの基板と、少なくとも1が卑金属を含むコンタクト領域を介して結合させるための方法を提供する。
本発明は、ペーストが少なくとも2個のカルボン酸単位を分子中に有する活性化剤を含む場合に、従来可能でなかった、卑金属を有する少なくとも1つのコンタクト領域を介した電子素子と基板との結合がペーストを用いた焼結によって可能になるという、完全に意外な知見を部分的に基礎とする。
本発明により、ペーストが提供される。
ペーストとの概念は、この場合に、更に制限されない。しかし、好ましくは、ペーストとは、通常の塗布技術を用いて、例えば印刷方法(例えば、スクリーン印刷又はステンシル印刷)、ディスペンサー技術(Dispenstechnik)、スプレー技術、ピントランスファー又は浸漬を用いて設けられることができ、かつ、次工程においてこの設けられたペーストの加工を可能にする十分な粘度及び凝集力(Kohaesion)を有する、分散物が理解される。
本発明のペーストは(a)金属粒子を含有する。
金属粒子とは、好ましくは、金属を含有する粒子が理解される。
好ましい一実施態様によれば、金属は、銅、銀、ニッケル及びアルミニウムからなる群から選択されている。特に好ましい一実施態様によれば、金属は銀である。
金属は、金属粒子中に、純粋な形で、例えば少なくとも99質量%の純度、少なくとも99.9質量%の純度、少なくとも99.99質量%の純度又は少なくとも99.999質量%の純度で存在できる。他方では、金属粒子は複数の金属を含有することもできる。同様に、金属粒子は、複数の金属からの合金又は金属間相を含有することもできる。
好ましい一実施態様によれば、金属粒子は主成分として、銀、銅、ニッケル及びアルミニウムからなる群から選択されている元素を有する。本発明によれば、主成分とは、考慮される金属粒子中に、この金属粒子中に含有されている他の全ての元素よりも、より多い質量割合で存在する元素が理解される。
特に好ましい一実施態様によれば、金属粒子は、銀粒子、銅粒子、ニッケル粒子又はアルミニウム粒子である。事情によっては、この金属粒子はその表面で部分的に又は完全に酸化されていることができる。
特にとりわけ好ましい一実施態様によれば、金属粒子は銀粒子である。
金属粒子の形は、更に制限されない。好ましくは、金属粒子は、フレークの形、楕円形又は丸形を有する。同様に、金属粒子が複数の形の混合物であることが可能である。特に好ましい一実施態様によれば、金属粒子はフレークの形を有する。フレークの割合は、この実施態様では、金属粒子の全質量に対して、好ましくは少なくとも70質量%、より好ましくは少なくとも80質量%、さらにより好ましくは少なくとも90質量%、特に好ましくは少なくとも99質量%である。
更なる好ましい一実施態様によれば、金属粒子は、1.0より多い縦横比(Laengenverhaeltnis)、より好ましくは1.2より多い縦横比、さらにより好ましくは1.5より多い縦横比、特に好ましくは2.0より多い縦横比を有する。金属粒子は、好ましくは、多くとも20の縦横比、より好ましくは多くとも15の縦横比、さらにより好ましくは多くとも10の縦横比を有する。縦横比とは、この場合に、金属粒子の断面の最も幅の広い部位を経過する距離(a)対、距離(a)に対して垂直な、この断面の最も幅の広い部位を経過する距離(b)の比が理解される。この場合に、断面は、最大面積でもって金属粒子を切った切断面である。金属粒子が例えば長方形の断面を有する場合には、この縦横比は断面の長さ対幅の比である。例えば、長さ2μm及び幅1μmを有する長方形の断面を有する金属粒子は、縦横比2を有する。
なお更なる好ましい一実施態様によれば、1.0より多い縦横比を有する金属粒子の割合、より好ましくは1.2より多い縦横比を有する金属粒子の割合、そしてさらにより好ましくは1.5より多い縦横比を有する金属粒子の割合は、金属粒子の全質量に対して、少なくとも70質量%、より好ましくは少なくとも80質量%、さらにより好ましくは少なくとも90質量%である。
このペーストに含まれている金属粒子は、様々な粒径分布を有してよい。
好ましい一実施態様によれば、金属粒子の平均粒径(d50値)は、少なくとも500nm、より好ましくは少なくとも650nm、さらにより好ましくは少なくとも1μmである。平均粒径(d50値)は、好ましくは多くとも20μm、より好ましくは多くとも15nm、さらにより好ましくは多くとも10μmである。これに応じて、平均粒径(d50値)は、好ましくは500nm〜20μmの範囲、より好ましくは650nm〜15μmの範囲、さらにより好ましくは1〜10μmの範囲にある。平均粒径(d50値)とは、金属粒子の50体積パーセントが下回り、かつ、金属粒子の50体積パーセントが上回る粒径が好ましくは理解される。
更なる好ましい一実施態様によれば、金属粒子の粒径d10(d10値)は、少なくとも150nm、より好ましくは少なくとも200nm、さらにより好ましくは少なくとも250nmである。粒径d10(d10値)は、好ましくは、多くとも5μm、より好ましくは多くとも4μm、さらにより好ましくは多くとも3μmである。これに応じて、粒径d10(d10値)は、好ましくは150nm〜5μmの範囲、より好ましくは200nm〜4μmの範囲、さらにより好ましくは250nm〜3μmの範囲にある。粒径d10(d10値)とは、金属粒子の10体積パーセントが下回り、かつ、金属粒子の90体積パーセントが上回る粒径が好ましくは理解される。
更なる好ましい一実施態様によれば、金属粒子の粒径d90(d90値)は、少なくとも1.75μm、より好ましくは少なくとも2μm、さらにより好ましくは少なくとも2.25μmである。粒径d90(d90値)は、好ましくは多くとも100μm、より好ましくは多くとも50μm、さらにより好ましくは多くとも25μmである。これに応じて、粒径d90(d90値)は、好ましくは1.75〜100μmの範囲、より好ましくは2〜50μmの範囲、さらにより好ましくは2.25〜25μmの範囲にある。粒径d90(d90値)とは、金属粒子の90体積パーセントが下回り、かつ、金属粒子の10体積パーセントが上回る粒径が好ましくは理解される。
粒径に関する前述の記載は、好ましくは、ISO 13320(2009)に応じたLALLS(Low Angle Laser Light Scattering)法による粒径測定のための分析に関する。測定機器として、この場合に、好ましくはMastersizer 2000(Malvern Instruments Ltd.,Worcestershire、英国)が使用される。この測定及び評価を、この場合に、適した条件下で行う(例えば、標準:屈折率0.14、吸収3.99を有する銀;分散媒体:屈折率1.36を有するエタノール;方法:粉末0.5グラムをエタノール200mlと混合し、この得られる懸濁液を5分間超音波処理し、かつ、この懸濁液の一部を測定のためにHydro AccessoryへとMastersizer 2000に移す;評価のための光学的モデル:ミー理論)。
好ましくは、金属粒子はBET(Brunauer、Emett、Teller)測定による比表面積を1〜5m2/gの範囲、より好ましくは1〜4m2/gの範囲に有する。BET測定をこの場合に、好ましくはDlN ISO 9277:2003−05に応じて行う。
金属粒子は、場合によって、金属粒子の複数のフラクション(Fraktion)の混合物として存在することもできる。このフラクションは、例えば、金属粒子の組成、形態又はサイズに応じて異なってよい。
金属粒子の割合は、ペーストの全質量に対して、好ましくは少なくとも50質量%、より好ましくは少なくとも60質量%、さらにより好ましくは少なくとも70質量%、特に好ましくは少なくとも80質量%である。好ましくは、金属粒子の割合は、ペーストの全質量に対して、多くとも95質量%、より好ましくは多くとも93質量%、さらにより好ましくは多くとも90質量%である。これに応じて、金属粒子の割合は、ペーストの全質量に対して、50〜95質量%の範囲、より好ましくは60〜93質量%の範囲、さらにより好ましくは70〜90質量%の範囲にある。
金属粒子は、コーティングを有することもできる。
金属粒子のコーティングとは、本発明によれば、金属粒子の表面に固着する(festhaftend)層が理解される。固着する層とは、好ましくは、この層が、既に重力が原因で金属粒子から剥離しないことを意味する。
金属粒子のコーティングは、通常は、少なくとも1つのコーティング化合物を含有する。
この少なくとも1つのコーティング化合物は、好ましくは、有機化合物である。
コーティング化合物は、好ましくは、飽和化合物、一カ所不飽和の化合物、複数箇所不飽和の化合物及びその混合物からなる群から選択されている。
好ましくは、コーティング化合物は、分枝した化合物、分枝していない化合物、及びその混合物からなる群から選択されている。
コーティング化合物は、好ましくは8〜28個、さらにより好ましくは12〜24個、特に好ましくは12〜18個の炭素原子を有する。
好ましい一実施態様によれば、コーティング化合物は、脂肪酸、脂肪酸塩及び脂肪酸エステルからなる群から選択されている。
脂肪酸塩として、好ましくは、そのアニオン性成分が脱プロトンした脂肪酸であり、かつ、そのカチオン性成分が、アンモニウムイオン、モノアルキルアンモニウムイオン、ジアルキルアンモニウムイオン、トリアルキルアンモニウムイオン、リチウムイオン、ナトリウムイオン、カリウムイオン、銅イオン及びアルミニウムイオンからなる群から選択されている、塩が考慮される。
好ましい脂肪酸エステルは、相応する脂肪酸から誘導され、その際、カルボン酸単位のヒドロキシル基は、アルキル基、特にメチル基、エチル基、プロピル基又はブチル基により置換されている。
好ましい一実施態様によれば、少なくとも1つのコーティング化合物は、カプリル酸(オクタン酸)、カプリン酸(デカン酸)、ラウリン酸(ドデカン酸)、ミリスチン酸(テトラデカン酸)、パルミチン酸(ヘキサデカン酸)、ステアリン酸(オクタデカン酸)、その混合物、並びに、その相応するエステル及び塩、並びにその混合物、からなる群から選択されている。
特に好ましい一実施態様によれば、少なくとも1つのコーティング化合物は、ラウリン酸(ドデカン酸)、ステアリン酸(オクタデカン酸)、ステアリン酸ナトリウム、ステアリン酸カリウム、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸銅、パルミチン酸ナトリウム及びパルミチン酸カリウムからなる群から選択されている。
好ましく使用されるコーティングされた金属粒子は、市販のものであってよい。相応するコーティング化合物は、当業界で通常の方式で金属粒子の表面に設けられてよい。
例えば、コーティング化合物、特に前述のステアラート又はパルミタートを溶媒中でスラリー化し、このスラリー化したコーティング化合物をボールミル中で金属粒子と一緒に破砕することが可能である。破砕後に、こうしてこのコーティング化合物でコーティングされた金属粒子を乾燥させ、引き続きダスト除去する。
好ましくは、脂肪酸、脂肪酸塩及び脂肪酸エステルからなる群から選択されている少なくとも1つのコーティング化合物の割合は、コーティングの全質量に対して、少なくとも80質量%、より好ましくは少なくとも90質量%、特に好ましくは少なくとも95質量%、特にとりわけ好ましくは少なくとも99質量%、とりわけ100質量%である。
好ましい一実施態様によれば、このコーティング化合物の全割合は、このコーティングされた金属粒子の全質量に対して、0.05〜3質量%、より好ましくは0.07〜2.5質量%、さらにより好ましくは0.1〜2.2質量%である。
コーティング度(金属粒子の表面に対するコーティング化合物の質量割合として定義されている)は、金属粒子表面積の1平方メートル(m2)あたり、好ましくは0.00005〜0.03g、より好ましくは0.0001〜0.02g、さらにより好ましくは0.0005〜0.02gのコーティング化合物である。
意外なことに、ペーストの金属粒子上へのコーティングが、電子素子と基板との間の結合の信頼性を強度に関して著しくより好ましいものにすることが見出された。
本発明により、ペーストは少なくとも1つの活性化剤(b)を含有する。
活性化剤は、分子中に少なくとも2個のカルボン酸単位を有する。これに応じて、活性化剤は2より多い、3より多い、又は4より多いカルボン酸単位を分子中に有してもよい。
分子中のカルボン酸単位の位置は、さらに制限されない。しかし、好ましくは、活性化剤のカルボン酸単位は末端に配置されている。
さらに、活性化剤のカルボン酸単位は、多くとも5個の炭素原子、より好ましくは多くとも4個の炭素原子、さらにより好ましくは多くとも3個の炭素原子、特に好ましくは多くとも2個の炭素原子、特にとりわけ好ましくは多くとも1個の炭素原子を介して相互に結合していることが好ましいことが判明した。好ましくは、さらに、活性化剤のカルボン酸単位は少なくとも1個の炭素原子を介して相互に結合している。活性化剤のカルボン酸単位が相互に結合するのを媒介する炭素原子の数を算出するときには、本発明の範囲では、カルボン酸単位の炭素原子自体は考慮しない。これに応じて、例えば、マロン酸(HOOCCH2COOH)の場合には、このカルボン酸単位は1個の炭素原子を介して相互に結合されており、その一方で、マレイン酸(HOOC(CH)2COOH)の場合には、このカルボン酸単位は2個の炭素原子を介して相互に結合されている。
好ましい一実施態様によれば、活性化剤は少なくとも2個の炭素原子、より好ましくは少なくとも3個の炭素原子を有する。活性化剤は、好ましくは多くとも18個の炭素原子、より好ましくは多くとも14個の炭素原子、さらにより好ましくは多くとも12個の炭素原子、特に好ましくは多くとも10個の炭素原子、特に好ましくは多くとも8個の炭素原子、特に多くとも6個の炭素原子を有する。これに応じて、活性化剤は、好ましくは2〜18個の炭素原子、より好ましくは2〜14個の炭素原子、さらにより好ましくは2〜12個の炭素原子、特に好ましくは2〜10個の炭素原子、特にとりわけ好ましくは2〜8個の炭素原子、特に2〜6個の炭素原子又は3〜6個の炭素原子を有する。
活性化剤は、飽和化合物又は不飽和化合物であってよい。
不飽和活性化剤は、好ましくは少なくとも1個の炭素−炭素−二重結合を分子中に有する。さらに、特に好ましい活性化剤は、cis異性体であることが判明した。
活性化剤は、分枝した化合物又は非分枝化合物であってよい。
分枝した活性化剤では、側鎖の長さ、種類及び位置はさらに制限されない。好ましくは、分枝した活性化剤は、1〜8個の炭素原子の長さを有する側鎖少なくとも1つを有する。通常は、この側鎖とは、場合によって置換されていてもよいアルキル鎖である。
活性化剤は、芳香族化合物又は脂肪族化合物であってよい。しかし、好ましくは、活性化剤は脂肪族化合物である。
カルボン酸単位中に含まれている酸素原子の他に、本発明の活性化剤は更なるヘテロ原子を有してよい。しかし、好ましくは、活性化剤は、カルボン酸単位の酸素原子の他に、ヘテロ原子を含まない。
活性化剤のカルボン酸単位は、好ましくは、脱プロトン化していない形でペースト中に存在する。したがって、カルボン酸単位の解離が生じないように分散媒体を選択することが好ましいことがあり得る。
種々の場合に、活性化剤が温度300℃未満、より好ましくは温度270℃未満、さらにより好ましくは温度240℃未満、特に好ましくは温度200℃未満の分解点を有することが好ましいことが判明した。この場合に、活性化剤の分解点は、好ましくは100〜300℃の範囲、より好ましくは110〜270℃の範囲、さらにより好ましくは120〜240℃の範囲、特に好ましくは130〜200℃の範囲にある。
種々の場合に、さらに、活性化剤の融点が少なくとも80℃、より好ましくは少なくとも90℃、さらにより好ましい場合には少なくとも100℃であることが好ましいことが判明した。好ましくは、融点はこの場合に、200℃を超えず、より好ましくは180℃を超えず、さらにより好ましくは160℃を超えない。これに応じて、活性化剤の融点は、好ましくは80℃〜200℃の範囲、より好ましくは90〜180℃の範囲、さらにより好ましくは100〜160℃の範囲にある。
活性化剤は、錯化していない形で存在していてよい。他方では、活性化剤は、錯化した形にあってもよく、好ましくは、元素の周期表の亜族元素との錯体として存在する。活性化剤が、錯化した形で存在する場合には、特に錯化したジカルボン酸であってよい。
好ましい一実施態様によれば、活性化剤は、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、cis−ブテン二酸(マレイン酸)、trans−ブテン二酸(フマル酸)、cis−2−ペンテン酸、trans−2−ペンテン酸及びジメチルマロン酸からなる群から選択されている。
特に好ましい一実施態様によれば、活性化剤は、シュウ酸、マロン酸、マレイン酸及びジメチルマロン酸からなる群から選択されている。
特にとりわけ好ましい一実施態様によれば、活性化剤は、シュウ酸、マロン酸、マレイン酸及びジメチルマロン酸からなる群から選択されている。
活性化剤の割合は、ペーストの全質量に対して、好ましくは少なくとも0.1質量%、より好ましくは少なくとも0.3質量%、さらにより好ましくは少なくとも0.5質量%、特に好ましくは少なくとも1質量%、特にとりわけ好ましくは少なくとも2質量%である。好ましくは、活性化剤の割合は、ペーストの全質量に対して、多くとも30質量パーセント、より好ましくは多くとも20質量%、さらにより好ましくは多くとも10質量%、特に好ましくは多くとも7質量%、特にとりわけ好ましくは多くとも5質量%である。これに相応して、活性化剤の割合は、ペーストの全質量に対して、好ましくは0.1〜30質量%の範囲、より好ましくは0.3〜20質量%の範囲、さらにより好ましくは0.5〜10質量%の範囲、特に好ましくは1〜7質量%の範囲、特にとりわけ好ましくは2〜5質量%の範囲にある。
本発明のペーストは、さらに、分散媒体(c)を含有する。
分散媒体(c)中では、好ましくは、金属粒子(a)が分散可能である。少なくとも1つの活性化剤(b)は、分散媒体(c)中で同様に分散可能であってよい。しかし、活性化剤(b)が分散媒体(c)中で溶解性であることも可能である。
分散媒体とは、当業界で通常の分散媒体であってよい。
これに相応して、分散媒体は1又は複数の溶媒を含有してよい。
この場合に、溶媒として例えば有機化合物が考慮される。
有機化合物は、好ましくは5〜50個の炭素原子、より好ましくは8〜32個の炭素原子、さらにより好ましくは18〜32個の炭素原子を含有する。
有機化合物は、分枝しているか又は非分枝であってよい。有機化合物は、環状化合物であってもよい。
有機化合物は、さらに、脂肪族又は芳香族の性質であってよい。
さらに、溶媒として使用される有機化合物は、飽和の又は1カ所又は複数箇所不飽和の化合物であってよい。
有機化合物は、さらに、ヘテロ原子、特に酸素原子又は窒素原子を有してもよい。このヘテロ原子は、官能基の一部であってよい。官能基として、例えばカルボン酸基、エステル基、ケト基、アルデヒド基、ヒドロキシル基、アミノ基、アミド基、アゾ基、イミド基、シアノ基又はニトリル基が考慮される。
これに応じて、溶媒として例えばα−テルピネオール((R)−(+)−α−テルピネオール、(S)−(−)−α−テルピネオール又はラセマート)、β−テルピネオール、γ−テルピネオール、δ−テルピネオール、前述のテルピネオールの混合物、N−メチル−2−ピロリドン、エチレングリコール、ジメチルアセトアミド、アルコール、特に5〜9個の炭素原子を有する非分枝の又は分枝した鎖を有するもの、1−ヘキサノール、1−オクタノール、1−ドデカノール、1−トリデカノール、2−トリデカノール、3−トリデカノール、4−トリデカノール、5−トリデカノール、6−トリデカノール、イソトリデカノール、二塩基性エステル(好ましくは、グルタル酸、アジピン酸又はコハク酸のジメチルエステル、又はその混合物)、グリセリン、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール又はその混合物が使用される。
更なる好ましい一実施態様によれば、分散媒体は少なくとも1つの非プロトン性溶媒を含有する。少なくとも1つの非プロトン性溶媒の割合が、温度25℃及び圧力1.1013barでペーストの液状成分全ての全質量に対して、少なくとも70質量%、より好ましくは少なくとも80質量%、さらにより好ましくは少なくとも90質量%、特に好ましくは少なくとも95質量%、特にとりわけ好ましくは99質量%を有することも好ましくあり得る。
非プロトン性溶媒は、好ましくは、脂肪族炭化水素化合物、カルボン酸エステル及びエーテルからなる群から選択されている。
特に好ましい一実施態様によれば、分散媒体は少なくとも1つの脂肪族炭化水素化合物を含有する。この脂肪族炭化水素化合物は、好ましくは5〜50個の炭素原子、より好ましくは8〜32個の炭素原子、さらにより好ましくは18〜32個の炭素原子を含有する。
脂肪族炭化水素化合物は、これに応じて、例えばパラフィンであってもよい。
分散媒体の割合は、ペーストの全質量に対して、好ましくは少なくとも5質量%、より好ましくは少なくとも8質量%、さらにより好ましくは少なくとも10質量%である。好ましくは、分散媒体の割合は、ペーストの全質量に対して、多くとも40質量%、より好ましくは多くとも30質量%、さらにより好ましくは多くとも20質量%、特に好ましくは多くとも15質量%である。これに応じて、分散媒体の割合は、ペーストの全質量に対して、好ましくは5〜40質量%の範囲、より好ましくは8〜30質量%の範囲、さらにより好ましくは10〜20質量%の範囲にある。
本発明のペーストは、金属粒子(a)、少なくとも1つの活性化剤(b)及び分散媒体(c)の他に、場合によって更なる物質を含有してよい。
更なる物質として、例えば、当業界で通常の希釈剤、増粘剤及び安定剤が考慮される。
好ましくは、(a)金属粒子、(b)分子中に少なくとも2個のカルボン酸単位を有する少なくとも1つの活性化剤及び(c)分散媒体以外の他の物質の割合は、ペーストの全質量に対して、多くとも20質量%、より好ましくは多くとも15質量%、さらにより好ましくは多くとも10質量%、特に好ましくは多くとも5質量%、特にとりわけ好ましくは多くとも3質量%、特に多くとも1質量%である。
本発明のペーストは、当業界で通常の方式で製造してよい。
例えば、ペーストは、金属粒子(a)、少なくとも2個のカルボン酸単位を分子中に有する少なくとも1つの活性化剤(b)及び分散媒体(c)の混合により製造してよい。
特別に好ましい一実施態様によれば、このペーストは複数の工程で製造される。
第1の工程において、この場合に、少なくとも1つの活性化剤(b)が破砕される。この破砕は、ミルにおいて行われ、そして、分散媒体(c)中での活性化剤の分散能を改善するために利用される。
次に、第2の工程において、この破砕された活性化剤(b)は、分散媒体(c)と合一にされてよい。通常は、この工程において、分散媒体(c)中の活性化剤(b)の均質な懸濁物が製造される。この均質な懸濁物の形成のために、この混合物は、場合によってミキサー、例えばウルトラチュラックスミキサーを用いて処理されてよい。
第3の工程において、最後に、第2の工程からの懸濁物は金属粒子(a)と合一にされてよい。場合によって、この得られる混合物は、この後、例えば手作業でスパチュラを用いて均質化される。これに続き、この混合物を、必要な場合には、複数回ローラーミル(Walzenstuhl)に供し、さらに均質化してよい。この後に、得られるペーストを意図する用途に使用できる。
本発明のペーストは、好ましくは、少なくとも1つの電子素子と少なくとも1つの基板との結合に使用される。
この場合に、少なくとも1つの電子素子を基板上に好ましくは固定する。
この固定を焼結により行う。焼結とは、本発明によれば、2又はそれより多くの素子を、液相を回避しつつ、加熱により結合することが理解される。これに応じて、焼結によって、好ましくは、少なくとも1つの電子素子と基板の間に材料結合部(stoffschluessige Verbindung)が製造される。
電子素子とは、当業界で通常は、エレクトロニクス装置の一部であってよい物品が理解される。好ましい一実施態様によれば、中でも、電子回路のコンポーネントとして利用されてよい、更に分解可能でない個々の部品が理解される。電子素子は、ユニットとして場合によって複数の構成部品からなってよい。電子素子とは、例えば、能動素子又は受動素子であってよい。特別な一実施態様によれば、電子素子はハイパワーエレクトロニクスにおいて使用される。好ましくは、電子素子は、ダイオード(例えば、LEDs、Light Emitting Diodes、発光ダイオード)、トランジスタ(例えば、IGBTs、Insulated−Gate Bipolar Transistors、絶縁ゲート電極を有するバイポーラトランジスタ)、集積回路、半導体チップ、ベアチップ(ダイ)、抵抗器、センサ、コンデンサ、コイル及び冷却体からなる群から選択されている。
基板とは、一般的な形で、電子素子と結合可能な物品が理解される。好ましい一実施態様によれば、基板は、リードフレーム、DCB基板(Direct−Copper−Bonded−Substrate)及びセラミック基板からなる群から選択されている。
好ましい一実施態様によれば、電子素子と基板とからの次の対が相互に結合させられる:LED/リードフレーム、LED/セラミック基板、ダイ/リードフレーム、ダイ/セラミック基板、ダイ/DCB基板、ダイオード/リードフレーム、ダイオード/セラミック基板、ダイオード/DCB基板、IGBT/リードフレーム、IGBT/セラミック基板、IGBT/DCB基板、集積回路/リードフレーム、集積回路/セラミック基板、集積回路/DCB基板、センサ/リードフレーム、センサ/セラミック基板、冷却体(好ましくは銅−又はアルミニウム冷却体)/DCB、冷却体(好ましくは銅−又はアルミニウム冷却体)/セラミック基板、冷却体/リードフレーム、コンデンサ(好ましくはタンタルコンデンサ、より好ましくはハウジングしていない状態にある)/リードフレーム。
更なる好ましい一実施態様によれば、基板と複数の電子素子が結合されることができる。電子素子を、基板の向かい側に配置することがさらに好ましくあり得る。
電子素子及び基板は、それぞれ少なくとも1つのコンタクト領域を有する。
コンタクト領域とは、この場合に、本発明によれば、本発明のペーストを介して基板の接触が行われる電子素子の領域、又は、本発明のペーストを介して電子素子の接触が行われる基板の領域、が理解される。相応して、電子素子のコンタクト領域は、好ましくは、基板との結合後にこれによって覆われているコンタクト表面を有する。同様に、基板のコンタクト領域は、好ましくは、電子素子との結合後にこれによって覆われているコンタクト表面を有する。好ましくは、電子素子のコンタクト領域は、電子素子のコンタクト領域のコンタクト表面積(コンタクト表面の幅及び長さにより定義される)と50nmの厚さによって定義されている体積を有する。同様に、基板のコンタクト領域は、好ましくは、基板のコンタクト領域のコンタクト表面積(コンタクト表面の幅及び長さにより定義される)と50nmの厚さによって定義されている体積を有する。電子素子及び基板のコンタクト領域のこの体積は、所定の質量を有する。この質量は、例えば、オージェ分光法を用いてこのコンタクト領域をスパッタリングにより取り除き、この後に、この取り除いた領域の質量を算出することによって、決定されることができる。
このコンタクト領域は、電子素子又は基板に設けられている領域であってよい。例えば、種々の場合に、電子素子の結合させるべき表面にメタライジングが設けられる。このメタライジングは種々の場合に100〜400nmの範囲の厚さをとってよい。このようなメタライジング又はこの領域は、本発明のコンタクト領域であってよい。
他方では、コンタクト領域は、電子素子と又は基板と一体化された部分であってもよい。例えば、本発明により、基板として、銅製のリードフレームが使用されてよい。このようなリードフレームは、数ミリメートルの範囲にある厚さを有してよい。このような場合には、このリードフレームの領域(必ずしも、材料上又は構造上、このリードフレームの他の領域と異なる必要はない)は、本発明のコンタクト領域であってよい。
電子素子及び基板のコンタクト領域の少なくとも1つは、少なくとも1つの卑金属を含む。
好ましい一実施態様によれば、卑金属を有する、電子素子及び基板の少なくとも1つのコンタクト領域は、(i)銅、アルミニウム、亜鉛及びニッケル、(ii)銅、アルミニウム、亜鉛及びニッケルから選択されている少なくとも1つの元素を有する合金、及び、(iii)銅、アルミニウム、亜鉛及びニッケルから選択されている少なくとも1つの元素を有する金属間相、からなる群から選択されている、少なくとも1つの元素を含有する。
少なくとも1つの卑金属、例えば、銅、アルミニウム、亜鉛及びニッケルからなる群から選択されている少なくとも1つの卑金属の割合は、卑金属を有するコンタクト領域の質量に対して、好ましくは少なくとも5質量%、より好ましくは少なくとも7質量%、さらにより好ましくは少なくとも10質量%、特に好ましくは少なくとも15質量%、特にとりわけ好ましくは少なくとも50質量%、特に少なくとも90質量%である。
好ましくは、卑金属、より好ましくは銅、アルミニウム、亜鉛及びニッケルからなる群から選択されている卑金属は、コンタクト領域の主成分を形成する。コンタクト領域の主成分とは、本発明によれば、コンタクト領域中で、このコンタクト領域中に含有されている他の元素よりも、より多い質量割合で存在する元素が理解される。
本発明の範囲では、卑金属を有するコンタクト領域は、さらに、他の元素、特に貴金属をも有してよい。
卑金属を有するコンタクト領域が、銅、アルミニウム、亜鉛及びニッケルから選択されている少なくとも1つの元素を有する合金を含有する場合には、この合金は、例えば、実質的に銅、ニッケル、亜鉛及び通常の不純物からなる合金、又は、実質的にスズ、金及び通常の不純物からなる合金であってよい。
本発明の方法の第1の工程において、第1のコンタクト領域を有する基板と第2のコンタクト領域を有する電子素子が提供され、その際、このコンタクト領域の少なくとも1つは卑金属を含有する。
これに応じて、基板のコンタクト領域、電子素子のコンタクト領域、又は、基板のコンタクト領域及び電子素子のコンタクト領域のいずれかが、卑金属を含有してよい。
定義によれば、基板が第1のコンタクト領域を、そして、電子素子が第2のコンタクト領域を有する。さらに、基板又は電子素子は、場合によって更なるコンタクト領域を有してよい。基板として例えばリードフレームが使用される場合には、このリードフレームは通常は、集成体を形成すべく、多数の電子素子との結合が予定されている、多数の(隣り合っている)コンタクト領域を含有する。
本発明の方法の次工程では、前もって定義したようなペーストが提供される。
したがって、このペーストは、(a)金属粒子、(b)少なくとも2個のカルボン酸単位を分子中に有する少なくとも1つの活性化剤、及び(c)分散媒体を含む。
本発明の方法の更なる工程において、構造物(Aufbau)が作成される。
この構造物は、少なくとも基板、電子素子及びペーストを含む。このペーストは、この場合に、基板の第1のコンタクト領域と、電子素子の第1のコンタクト領域の間にある。これに応じて、基板の第1の表面は、電子素子の第2の表面とペーストを介して接触する。
この構造物は、例えば、ペーストを基板の第1のコンタクト領域のコンタクト表面に設け、そして、この設けたペースト上に、第2のコンタクト領域のコンタクト表面でもって電子素子を配置することによって、作成することができる。同じように、この構造物は、ペーストを電子素子の第2のコンタクト領域のコンタクト表面に設け、そして、この設けたペースト上に、第1のコンタクト領域のコンタクト表面でもって基板を配置することによっても、作成することができる。ペーストは、好ましくは当業界で通常の塗布技術、例えば、例えば印刷方法(例えば、スクリーン印刷又はステンシル印刷)、ディスペンサー技術、スプレー技術、ピントランスファー又は浸漬を用いて、設けることができる。
基板の第1の表面と電子素子の第2の表面の間の間隔は、実質的にペーストの厚みにより決定されるが、構造物の作成直後に好ましくは20〜200μmの範囲、より好ましくは50〜100μmの範囲にある。
構造物の作成後に、これは場合によって乾燥されてよい。構造物の乾燥を、好ましくは80〜200℃の範囲の温度、より好ましくは100〜150℃の範囲の温度で実施する。この乾燥を、好ましくは2〜20分の期間、より好ましくは5〜10分の期間行う。乾燥は、所望の場合に、代わりに又は追加的に、そして好ましくは、前述の条件下で、構造物が作成される間に行うこともでき、例えば、基板に設けられたペーストに電子素子が配される前に、又は、電子素子に設けられたペーストに基板が配される前に、行われる。
本発明の方法の更なる工程において、基板、電子素子及びペーストを含有する構造物は、焼結される。
焼結の際には、ペースト中に含まれる金属粒子及びコンタクト領域の少なくとも一部のベーキング(Verbacken)が生じる。ペースト中に含まれる残りの成分は、例えば、場合によって事前の化学反応後に、蒸発されることによって、この過程の際に通常はペーストから除去される。焼結は、分散プロセスに基づいて行われ、その際、ペーストの金属粒子中に含有されている元素は、コンタクト領域へと拡散し、コンタクト領域中に含有されている元素は、ペーストの金属粒子により形成される中間室(Zwischenraum)へと拡散する。この過程の際に支配的である温度及び拡散速度に基づいて、安定な材料結合が形成される。
構造物の焼結は、好ましくは少なくとも150℃の温度、より好ましくは少なくとも175℃の温度、さらにより好ましくは少なくとも200℃の温度への加熱により行われる。好ましくは、構造物の焼結は、高くとも350℃の温度、より好ましくは高くとも300℃の温度への加熱により行われる。これに応じて、構造物の加熱は、好ましくは150〜350℃の範囲の温度、より好ましくは150〜300℃の範囲の温度、さらにより好ましくは175〜300℃の範囲の温度、特に好ましくは200〜300℃の範囲の温度で行われる。
加熱は、好ましくはプロセス圧の適用無しに行われ、すなわち、0kbarのプロセス圧で行われ、しかし、高められたプロセス圧、例えば1kbar以上のプロセス圧で実施されてもよい。
加熱を、好ましくは1〜60分の期間、より好ましくは2〜45分の期間行ってよい。
加熱が行われる雰囲気は、さらに制限されない。しかし、好ましくは加熱は酸素を含む雰囲気中で実施される。
焼結は、当業界で通常の、焼結に適した装置中で実施され、この中では好ましくは前述のプロセスパラメーターが調節される。
焼結後に、焼結されたペーストを介して相互に結合している少なくとも基板及び電子素子を有するモジュールが得られる。
特に好ましい一実施態様によれば、本発明の方法は、コンタクト領域を介した少なくとも1つの電子素子と少なくとも1つの基板との結合のために実施され、その際、少なくとも1つのこのコンタクト領域は卑金属として銅を含む。この場合に、(a)金属粒子、(b)活性化剤として、マロン酸、マレイン酸及びシュウ酸からなる群から選択されている少なくとも1つの化合物、及び、(c)分散媒体を含有するペーストを使用することが特に適していることが判明した。
更なる特に好ましい一実施態様によれば、本発明の方法は、コンタクト領域を介した少なくとも1つの電子素子と少なくとも1つの基板の結合のために実施され、その際、このコンタクト領域の少なくとも1つは卑金属としてニッケルを含む。この場合に、(a)金属粒子、(b)活性化剤として、ジメチルマロン酸及びシュウ酸からなる群から選択されている少なくとも1つの化合物、及び、(c)分散媒体を含有するペーストを使用することが特に適していることが判明した。
本発明を、以下において実施例をもとに説明するが、これにより保護範囲は限定されない。
6つの異なるアプローチ(ペースト1〜3及び比較ペースト1〜3に関する)において、それぞれの活性化剤をまずコーヒーミル中で微細に破砕し、この後に分散媒体に添加した。ウルトラチュラックスミキサーを用いて、この混合物から均質な懸濁物を製造した。この均質な懸濁物を、引き続き銀粉末に添加した。得られる混合物をまずスパチュラを用いて手作業で均質化し、この後に3回ローラーミルに供し、再度均質化して、ペースト1〜3及び比較ペースト1〜3を得た。
ペースト1〜3及び比較ペースト1〜3を、リードフレームと半導体チップとの結合のために使用した。
このために、銅又はニッケル製のリードフレーム及び銀メタライジングを備える半導体チップを使用した。
6つのアプローチにおいて、ペースト1〜3及び比較ペースト1〜3をそれぞれのリードフレームに設けた。この後に、この設けたペースト上に半導体チップを配した。リードフレームと半導体チップの向かい合う面の間の間隔は80μmであった。この得られる構造物を150℃の温度で5分間予備乾燥した。引き続き、この得られる構造物を無圧で250℃の温度で焼結した。
焼結プロセス後に、半導体チップとリードフレームとの間の結合の存在並びにこの結合の信頼性に関して評価を行った。
この試験は、安定な結合の形成が、本発明のペースト1〜3を使用した場合にだけ達成でき、比較ペースト1〜3を使用した場合には達成できないことを示す。
本発明は、以下の実施態様に関する:
実施態様1
(a)金属粒子、
(b)少なくとも2個のカルボン酸単位を分子中に有する少なくとも1つの活性化剤、及び
(c)分散媒体
を含むペースト。
実施態様2
前記金属粒子が銀粒子であることを特徴とする前記実施態様1記載のペースト。
実施態様3
前記活性化剤が、100〜300℃の範囲に分解点を有することを特徴とする前記実施態様1又は2に記載のペースト。
実施態様4
前記活性化剤が、ジカルボン酸及び錯化したジカルボン酸からなる群から選択されていることを特徴とする前記実施態様1から3までのいずれか1つに記載のペースト。
実施態様5
前記活性化剤が、マロン酸、マレイン酸、ジメチルマロン酸及びシュウ酸からなる群から選択されていることを特徴とする前記実施態様1から4までのいずれか1つに記載のペースト。
実施態様6
前記分散媒体が、脂肪族炭化水素化合物を含むことを特徴とする前記実施態様1から5までのいずれか1つに記載のペースト。
実施態様7
次の工程:
(i)第1のコンタクト領域を有する基板と第2のコンタクト領域を有する電子素子を準備する工程、その際、これらコンタクト領域の少なくとも1が卑金属を含む、
(ii)次のものを含むペーストを準備する工程、
(a)金属粒子、
(b)少なくとも2個のカルボン酸単位を分子中に有する少なくとも1つの活性化剤、及び
(c)分散媒体、
(iii)構造物を生じさせる工程、その際、基板の第1のコンタクト領域はペーストを介して電子素子の第2のコンタクト領域と接触している、及び、
(iv)構造物を焼結する工程、その際、焼結されたペーストを介して相互に結合している少なくとも基板及び電子素子を有するモジュールが製造される、
を含み、少なくとも1つの電子素子と少なくとも1つの基板とを、少なくとも1つが卑金属を含むコンタクト領域を介して結合させる方法。
実施態様8
前記コンタクト領域の少なくとも1つが、電子素子と又は基板と一体化された部分であることを特徴とする前記実施態様7に記載の方法。
実施態様9
前記卑金属が銅であり、かつ、前記活性化剤がマロン酸、マレイン酸及びシュウ酸からなる群から選択されていることを特徴とする前記実施態様7又は8に記載の方法。
実施態様10
前記卑金属がニッケルであり、かつ、前記活性化剤がジメチルマロン酸及びシュウ酸からなる群から選択されていることを特徴とする前記実施態様7又は8に記載の方法。
実施態様1
(a)金属粒子、
(b)少なくとも2個のカルボン酸単位を分子中に有する少なくとも1つの活性化剤、及び
(c)分散媒体
を含むペースト。
実施態様2
前記金属粒子が銀粒子であることを特徴とする前記実施態様1記載のペースト。
実施態様3
前記活性化剤が、100〜300℃の範囲に分解点を有することを特徴とする前記実施態様1又は2に記載のペースト。
実施態様4
前記活性化剤が、ジカルボン酸及び錯化したジカルボン酸からなる群から選択されていることを特徴とする前記実施態様1から3までのいずれか1つに記載のペースト。
実施態様5
前記活性化剤が、マロン酸、マレイン酸、ジメチルマロン酸及びシュウ酸からなる群から選択されていることを特徴とする前記実施態様1から4までのいずれか1つに記載のペースト。
実施態様6
前記分散媒体が、脂肪族炭化水素化合物を含むことを特徴とする前記実施態様1から5までのいずれか1つに記載のペースト。
実施態様7
次の工程:
(i)第1のコンタクト領域を有する基板と第2のコンタクト領域を有する電子素子を準備する工程、その際、これらコンタクト領域の少なくとも1が卑金属を含む、
(ii)次のものを含むペーストを準備する工程、
(a)金属粒子、
(b)少なくとも2個のカルボン酸単位を分子中に有する少なくとも1つの活性化剤、及び
(c)分散媒体、
(iii)構造物を生じさせる工程、その際、基板の第1のコンタクト領域はペーストを介して電子素子の第2のコンタクト領域と接触している、及び、
(iv)構造物を焼結する工程、その際、焼結されたペーストを介して相互に結合している少なくとも基板及び電子素子を有するモジュールが製造される、
を含み、少なくとも1つの電子素子と少なくとも1つの基板とを、少なくとも1つが卑金属を含むコンタクト領域を介して結合させる方法。
実施態様8
前記コンタクト領域の少なくとも1つが、電子素子と又は基板と一体化された部分であることを特徴とする前記実施態様7に記載の方法。
実施態様9
前記卑金属が銅であり、かつ、前記活性化剤がマロン酸、マレイン酸及びシュウ酸からなる群から選択されていることを特徴とする前記実施態様7又は8に記載の方法。
実施態様10
前記卑金属がニッケルであり、かつ、前記活性化剤がジメチルマロン酸及びシュウ酸からなる群から選択されていることを特徴とする前記実施態様7又は8に記載の方法。
Claims (8)
- 次の工程:
(i)第1のコンタクト領域を有する基板および第2のコンタクト領域を有する電子素子を準備する工程、その際、前記コンタクト領域の少なくとも1つが卑金属を含む、
(ii)次のものを含むペーストを準備する工程、
(a)主成分として、銀、銅、ニッケル及びアルミニウムからなる群から選択されている元素を有する金属粒子、
(b)少なくとも2個のカルボン酸単位を分子中に有する少なくとも1つの活性化剤、及び
(c)分散媒体、
(iii)構造物を生じさせる工程、その際、基板の第1のコンタクト領域はペーストを介して電子素子の第2のコンタクト領域と接触している、及び、
(iv)構造物を焼結し、焼結されたペーストを介して相互に結合している少なくとも基板及び電子素子を有するモジュールを製造する工程、
を含む、少なくとも1つの電子素子と少なくとも1つの基板とを、少なくとも1つが卑金属を含むコンタクト領域を介して結合させる方法。 - 前記金属粒子が銀粒子であることを特徴とする請求項1記載の方法。
- 前記活性化剤が、ジカルボン酸及び錯化したジカルボン酸からなる群から選択されていることを特徴とする請求項1または2記載の方法。
- 前記活性化剤が、マロン酸、マレイン酸、ジメチルマロン酸及びシュウ酸からなる群から選択されていることを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。
- 前記分散媒体が、脂肪族炭化水素化合物を含むことを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項記載の方法。
- 前記コンタクト領域の少なくとも1つが、電子素子と又は基板と一体化された部分であることを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項記載の方法。
- 前記卑金属が銅であり、かつ、前記活性化剤がマロン酸、マレイン酸及びシュウ酸からなる群から選択されていることを特徴とする請求項1から6までのいずれか1項記載の方法。
- 前記卑金属がニッケルであり、かつ、前記活性化剤がジメチルマロン酸及びシュウ酸からなる群から選択されていることを特徴とする請求項1から7までのいずれか1項記載の方法。
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