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JP2016160664A - ハニカム状立体補強材、ハニカム構造体及びハニカム構造体の施工方法 - Google Patents

ハニカム状立体補強材、ハニカム構造体及びハニカム構造体の施工方法 Download PDF

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Abstract

【課題】
本発明の目的は、ハニカム構造体最外部(側面部)をストリップ材の外部表面を覆い隠すように可撓性を有する材料からなる平面材のような専用部材を用いずに直線的に仕上げる方法を提供することである。
【解決手段】
複数の長片状の樹脂又は繊維シートからなるストリップ材を厚さ方向に並設し互いに所定の間隔で千鳥状に繰り返し部分的に接合し、これを厚さ方向に展張することによってハニカム状のセルを形成するハニカム状立体補強材であって、
当該ハニカム状立体補強材の最外部のストリップ材には隣接したストリップ材と接合している各接合部の間に分断部を含むハニカム状立体補強材。
【選択図】図8

Description

本発明は、複数の長片状の樹脂又は繊維シートからなるストリップ材を厚さ方向に並設し互いに所定の間隔で千鳥状に繰り返し部分的に接合し、これを前記厚さ方向と直交する方向に展張することによってハニカム状のセルを形成するハニカム状立体補強材及びこれを展帳して充填材を充填して作製するハニカム構造体及び当該ハニカム構造体を積層して構築するハニカム擁壁に関する。
従来より、複数の長片状の樹脂又は繊維シートからなるストリップ材を厚さ方向に並設し互いに所定の間隔で千鳥状に繰り返し部分的に接合し、これを前記厚さ方向と直交する方向に展張することによってハニカム状のセルを形成するハニカム状立体補強材は知られており、このハニカム状立体補強材は土砂・砕石等を充填して(以下、ハニカム状立体補強材に土砂・砕石等を充填した構造体を「ハニカム構造体」と記す)地盤の補強材、道路の路盤材、歩道の基礎材、架設道路、擁壁の資材に利用されてきた。
また、ハニカム構造体を一定の高さまで複数層に積層し擁壁として使用した構造体(以下、「ハニカム擁壁」と記す)もよく知られている(特許文献1、非特許文献1の119ページ)。下層のハニカム構造体層に対して、その上に載せるハニカム構造体層を下層よりも地山側に後退させることにより、階段状にハニカム構造体層を形成して階段状の法面を作ることができる。その際、後退幅を調節することにより、構築する法面の勾配を調整することができる。
ハニカム構造体やハニカム擁壁はその特徴的な形状から最外部(側面部)が波状の形状になってしまう。このためハニカム構造体の最外部(側面部)部分を直線的に仕上げたい場合にはその最外部(側面部)に直線的な補助部材を設ける必要があった。特許文献2では、ハニカム構造体の側面を構成するシートの外部表面を覆い隠すように、L字型ではなく、可撓性を有する材料からなる平面材を、係止手段を用いて該シートに固定することにより意匠性を高めることを提案している。
実用新案第2582267号公報 特開2013−011099号公報 「基礎工 1996年12月号」 総合土木研究所刊 119ページ
ハニカム構造体最外部(側面部)を直線的に仕上げる方法として、ハニカム構造体の側面を構成するシートの外部表面を覆い隠すように可撓性を有する材料からなる平面材を係止手段を用いて該シートに固定する方法では、ハニカム構造体とは別に専用部材を用意する必要があり、コストや施工性の面が課題であった。
本発明の目的は、ハニカム構造体最外部(側面部)をストリップ材の外部表面を覆い隠すように可撓性を有する材料からなる平面材のような専用部材を用いずに直線的に仕上げる方法を提供することである。
本発明者は、ハニカム構造体を構成するストリップ材のうち、ハニカム構造体の最外部(側面部)になるストリップ材の切れ目を入れ、当該切れ目部分を重ね合わせて曲線形状を直線形状になるように接続することで、ハニカム構造体最外部(側面部)をストリップ材の外部表面を覆い隠すように可撓性を有する材料からなる平面材のような専用部材を用いずに直線的に仕上げることを見いだした。
請求項1記載の発明は、
複数の長片状の樹脂又は繊維シートからなるストリップ材を厚さ方向に並設し互いに所定の間隔で千鳥状に繰り返し部分的に接合し、これを厚さ方向に展張することによってハニカム状のセルを形成するハニカム状立体補強材であって、
当該ハニカム状立体補強材の最外部のストリップ材には隣接したストリップ材と接合している各接合部の間に分断部を含むハニカム状立体補強材である。
すなわち本発明のハニカム状立体補強材は、ハニカム状立体補強材の最外部のストリップ材に分断部を設けることで、最外部が曲線形状ではなく直線形状になるハニカム構造体を施工可能にした点にある。分断部は、最外部ストリップ材と隣接するストリップ材とが接合している複数の接合部の間に設けられている。
請求項2記載の発明は、
請求項1記載のハニカム状立体補強材を展張し、
当該ハニカム状立体補強材を構成する最外部のストリップ材の、分断部を挟んで一方の片と他方の片を重ね合わせて最外部が略直線上になるように接続具で接続し、
当該ハニカム状立体補強材に充填材を充填して作製されるハニカム構造体である。
ハニカム状立体補強材の最外部のストリップ材に分断部を設けることで、ハニカム状立体補強材を展張してセル内に充填材を充填してハニカム構造体を施工する際に、最外部ストリップ材を分断部でスライドさせてずらして重ね合わせて接続具で接続して、曲線形状ではなく直線形状のハニカム構造体の外形を作製できる。
請求項3記載の発明は、
前記最外部のストリップ材の分断部を挟んで一方の片と他方の片を重ね合わせて接続する接続方法がビスによる接続方法である請求項2に記載のハニカム構造体である。
ストリップ材の分断部を挟んで一方の片と他方の片を接続する方法は様々考えられるが、接続具としてビスを用いてビス留めにする方法は簡単であり施工性がよい。
請求項4記載の発明は、
前記最外部のストリップ材の分断部を挟んで一方の片と他方の片を重ね合わせて接続する接続方法が結束ヒモによる接続方法である請求項2に記載のハニカム構造体である。
ストリップ材の分断部を挟んで一方の片と他方の片を接続する方法として、接続具として結束ヒモを用いる方法も簡単であり施工性がよい。結束ヒモとは、具体的にはインシュロック(ヘラマンタイトン社登録商標)、タイラップ(トーマスアンドベッツ社登録商標)などに代表される、樹脂製の紐状留め具で紐の一端にロック部品がついているものである。
請求項5記載の発明は、
請求項2から4のいずれかに記載のハニカム構造体を積層して構築されたハニカム擁壁である。
本発明のハニカム構造体を積層してハニカム擁壁を構築すると、壁面部が波上の曲線形状でなく直線形状になるために、他の構造物との取り合いが容易になる。
請求項6記載の発明は、
複数の長片状の樹脂又は繊維シートからなるストリップ材を厚さ方向に並設し互いに所定の間隔で千鳥状に繰り返し部分的に接合し、これを前記厚さ方向と直交する方向に展張することによってハニカム状のセルを形成するハニカム状立体補強材に充填材を充填したハニカム構造体の施工方法であって、
当該ハニカム状立体補強材は、最外部のストリップ材が隣接したストリップ材と接合している各接合部の間に分断部を含み、
当該ハニカム状立体補強材を施工位置に展張して設置し、
最外部ストリップ材の分断部を挟んで一方の片と他方の片を重ね合わせて接続して当該ハニカム構造体の最外部が略直線上になるよう成形し、
当該ハニカム状立体補強材のセルの充填材を充填してハニカム構造体を作製するハニカム構造体の施工方法である。
本発明によりハニカム構造体最外部(側面部)にストリップ材の外部表面を覆い隠すように可撓性を有する材料からなる平面材のような専用部材を用いずに直線的に仕上げる方法を提供することができる。
従来型のハニカム状立体補強材(3セル)の展張前の斜視図である。 従来型のハニカム状立体補強材(3セル)を展張した際の斜視図である。 従来型のハニカム擁壁(3セル)の斜視図である。 本発明のハニカム状立体補強材(3セル)の展張前の斜視図である。 本発明のハニカム状立体補強材(3セル)を展張した際の斜視図である。 本発明のハニカム状立体補強材で直線部分を作製する際(ストリップ材折りたたみ工程)の斜視図である。 本発明のハニカム状立体補強材で直線部分を作製する際(ストリップ材重ね合わせ時)の斜視図である。 本発明のハニカム状立体補強材で直線部分を作製する際(ストリップ材片のビス留めによる接続)の斜視図である。 本発明のハニカム状立体補強材で直線部分の作製の際のビス留めの手順を示した断面図である。 本発明のハニカム擁壁(3セル)の斜視図である。 本発明のハニカム状立体補強材で直線部分を作製する際(ストリップ材片の結束ヒモによる接続)の斜視図である。 本発明の結束ヒモの一例を図示した斜視図である。 本発明のハニカム状立体補強材で直線部分の作製の際の結束ヒモによる接続の手順を示した断面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。なお、すべての図面において、同様の構成要素には同一の符号を付し、適宜に説明を省略する。また、本実施形態は、本発明を実施するための一形態に過ぎず、本発明は本実施形態によって限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更実施の形態が可能である。
本発明は、ハニカム構造体を構成するストリップ材のうち、ハニカム構造体の最外部(側面部)になるストリップ材の切れ目を入れ、当該切れ目部分を重ね合わせて曲線形状を直線形状になるように接続することで、ハニカム構造体最外部(側面部)を専用部材を用いずに直線的に仕上げることを発明の要旨としているが、このような事例はこれまで知られていない。
すなわち本発明は、
複数の長片状の樹脂又は繊維シートからなるストリップ材を厚さ方向に並設し互いに所定の間隔で千鳥状に繰り返し部分的に接合し、これを厚さ方向に展張することによってハニカム状のセルを形成するハニカム状立体補強材であって、
当該ハニカム状立体補強材の最外部のストリップ材には隣接したストリップ材と接合している各接合部の間に分断部を含むハニカム状立体補強材である。
〔第1の実施形態〕
第1の実施形態を説明するにあたり、まずその比較対象として従来型のハニカム状立体補強材及びハニカム構造体を説明する。
図1は、従来型のハニカム状立体補強材(3セル)の展張前の斜視図である。ハニカム状立体補強材1は、複数の長片状の樹脂又は繊維シートからなるストリップ材2を厚さ方向に並設し互いに所定の間隔で千鳥状に繰り返し部分的に一定間隔の接合部4にて接合したものである。このハニカム状立体補強材1は展張方向aに展張してハニカム状のセル構造を形成する。ハニカム状立体補強材に利用される素材は樹脂が好ましく、樹脂の中でも高密度ポリエチレンが好適である。
ストリップ材2にはセル内に溜まる水を排出するために孔3を設ける場合がある。孔の大きさや形状はどのようなものでもよい。孔の数は多い方が良いが、多すぎるとストリップ材の強度が低下するため、ストリップ材の面積の40%を越えない程度の数がよい。また孔の配置は直列でも千鳥配置でもよい。ただし、法面部を構成する一番外側のストリップ材は孔を設けない方が見た目がよい。図1は一番外側のストリップ材に孔を設けない例を示している。
図2は、図1で示した従来型のハニカム状立体補強材(3セル)を展張した際の斜視図である。ハニカム状立体補強材1を展張すると、ハニカム状のセル5が形成される。一般的なハニカム状立体補強材1の使用方法としては、ハニカム状立体補強材セル5内にセルの高さまで充填材を充填して締め固めを行うことにより、剛性のあるハニカム構造体6を形成させる。
展帳したハニカム状立体補強材のセル5に充填する充填材としては、砂、土砂、砕石などどのような土質材料のものでも使用できる。また充填材には、コンクリート、モルタルのような固化するものも利用可能である。
図3は、従来型のハニカム構造体6を積層して構築したハニカム擁壁(3セル)の斜視図である。当該ハニカム構造体を略水平に積み重ねて施工することにより、ハニカム擁壁を形成することができる。ハニカム構造体6の積み重ねの際に、ステップを設けなければ直壁のハニカム擁壁が構築できる。また、ハニカム構造体6を積み重ねるたびに各層ごとに地山側に後退させると、勾配を有する法面を形成することができる。当該法面の勾配はハニカム構造体6の後退幅に応じて、様々な法面勾配を形成することができる。
ここまで従来例について説明したが、以下、第1の実施形態を説明する。
図4には、本発明のハニカム状立体補強材(3セル)の展張前の斜視図を示した。図1に示した従来型のハニカム状立体補強材と本発明のハニカム状立体補強材との相違点は、ハニカム状立体補強材を構成するストリップ材2のうちの直線的な意匠にしたい部分(ハニカム擁壁にした際の壁面部分など)のストリップ材(直線部ストリップ材2A)に分断部7が付されている点である。分断部7は、直線部ストリップ材2Aと隣接するストリップ材2との接合部である直線部ストリップ材接合部4Aの各部位の間に必ず設ける必要がある。分断部7は直線部ストリップ材2Aを完全に分けている。
分断部7の位置は、各直線部ストリップ材接合部4A間のどの位置でもよいが、後に行う分断部の接続の利便を考慮して位置を決定したほうがよい。すなわち、分断部7を接続する際に接続部材をうまく設置できるように考慮する。
直線部ストリップ材2Aの分断部7の作製は、ハニカム状立体補強材を工場にて生産するタイミングでもよいし、施工現場に分断部を有しないハニカム状立体補強材を持ち込んで施工と同時に分断部7を作製してもよい。分断部7の作製方法は、分断部7を有しない直線部ストリップ材含むハニカム状立体補強材を作製して、その後、直線部ストリップ材を切断して分断部を作製しても良い。また直線部ストリップ材を有しないハニカム状立体補強材を作製して、その後、予め分断されている直線部ストリップ材の分断片を接合箇所に接合していく方法でもよい。
図5は、図4で示した本発明のハニカム状立体補強材(3セル)を展張した際の斜視図である。図2に示した従来型のハニカム状立体補強材と本発明のハニカム状立体補強材との相違点は、ハニカム状立体補強材を構成するストリップ材2のうちの直線的な意匠にしたい部分(ハニカム擁壁にした際の壁面部分など)のストリップ材(直線部ストリップ材2A)に分断部7が付されている点であり、図に現れている。図5では、分断部が各直線部ストリップ材接合部4A間の中間にある例を示した。
図6は、本発明のハニカム状立体補強材で直線部分を作製する際(ストリップ材折りたたみ工程)の斜視図である。ハニカム状立体補強材の直線部分の作製は、分断部7を境にして左側のストリップ材(直線部左側片)2Bと右側のストリップ材(直線部右側片)2Cをセル側に折りたたむように(折りたたみ方向B)、ストリップ材(直線部左側片)2Bと右側のストリップ材(直線部右側片)2Cを重ね合わせる。この際、ストリップ材(直線部左側片)2Bと右側のストリップ材(直線部右側片)2Cはどちらがセル側になってもよい。
図7は、本発明のハニカム状立体補強材で直線部分を作製する際(ストリップ材重ね合わせ時)の斜視図である。図7では、ストリップ材(直線部左側片)2Bがセル側、ストリップ材(直線部右側片)2Cが外側になるように重ね合わせた例を示した。直線部の直線性を出すためには左側片2Bと右側片2Cをセル中央方向にしっかりと引っ張って、弛まないように施工することが好ましい。重ね合わせた2枚のストリップ材は次工程で接続させる。
図8は、本発明のハニカム状立体補強材で直線部分を作製する際(ストリップ材片のビス留めによる接続)の斜視図である。図8では、ストリップ材(直線部左側片)2Bとストリップ材(直線部右側片)2Cを2本のビス8で留めた完成図を示している。例示したビスの数は2本であるが何本でもよく、多ければ多いほど接続強度が増す。一方で多ければ多いほど施工手間が嵩むので、1箇所につき2〜3本が好適である。
図9は、本発明のハニカム状立体補強材で直線部分の作製の際のビス留めの手順を示した断面図である。
手順1は、ビスをストリップ材に通す前の断面図である。手順1で示すように、ストリップ材(直線部左側片)2Bとストリップ材(直線部右側片)2Cを重ね合わせた部分に、ストリップ材(直線部右側片)2C側(外側)よりビス8を通す。ビス8を通す部分には予めドリルなどで孔を設けておくと良い。ストリップ材(直線部左側片)2B側(セル側)にはビス8の先端部分を留めるキャップ9を予め用意しておく。
手順2は、ビス8をストリップ材(直線部左側片)2Bとストリップ材(直線部右側片)2Cを重ね合わせた部分に通した瞬間を図示したものである。
手順3は、ビス8がストリップ材(直線部左側片)2Bとストリップ材(直線部右側片)2Cを重ね合わせた部分を貫通した後、反対側よりビズ8の先端部分をキャップ9で留めた際の図である。
ビス8は、強度が十分であればどのようなビスでもよく、金属製でも樹脂製でもよい。接続部分で重ね合わせたストリップ材(直線部左側片)2Bとストリップ材(直線部右側片)2Cをしっかり固定するには、ストリップ材(直線部左側片)2Bとストリップ材(直線部右側片)2Cを重ね合わせた厚さよりも長いビスでなければならない。また、ビス8の頭部分はストリップ材(直線部左側片)2Bとストリップ材(直線部右側片)2Cにあけた孔よりも大きくないと抜け落ちてしまうため、孔径よりも大きくする。
キャップ9は、ビスを固定するために必要な部材であり、ビス8にしっかりはまり込むようなキャップ形状のものがよい。材質も強度が十分であればどのようなビスでもよく、金属製でも樹脂製でもよい。またナットのようなものでもよい。しかし最低限必要な条件はストリップ材(直線部左側片)2Bとストリップ材(直線部右側片)2Cにあけた孔よりも大きいことである。
ビス8にリベットのような材料を用いたときには必ずしもキャップ9は必要ない。すなわちリベットの場合は、ビス材をストリップ材(直線部左側片)2Bとストリップ材(直線部右側片)2Cにあけた孔に通した後、反対側の突出部をハンマーなどで叩いてつぶすことにより固定することが可能であるからである。
図9は、本発明のハニカム擁壁(3セル)の斜視図である。図9は、本発明のハニカム構造体を階段状に積層した際のハニカム擁壁を示した。図3と比較すれば明確なように、本発明のハニカム擁壁は従来のハニカム擁壁のように壁面部に波状の曲線構造が現れない。また、本発明のハニカム構造体を小段なしで積層すると、壁面部が直線の直壁を構築することができる。
〔第2の実施形態〕
次に第2実施形態について以下に述べる。
図12には本発明のハニカム状立体補強材で直線部分の作製の際の結束ヒモによる接続の手順を断面図に示した。
第2の実施形態のストリップ材の接続手段は、第1の実施形態はビス留めであったのに対して、結束ヒモを用いる点が異なるが、それ以外は第2の実施形態と同様であり、本実施形態のうち、図4〜図7までの手順は共通する。すなわち、段落0030〜段落0035に記載の手順と同様のため省略する。
図11は、本発明のハニカム状立体補強材で直線部分を作製する際に、ストリップ材片の結束ヒモによる接続を行った斜視図である。図11では、ストリップ材(直線部左側片)2Bとストリップ材(直線部右側片)2Cを結束ヒモで留めた完成図を示している。例示した結束ヒモの数は1本であるが何本でもよく、多ければ多いほど接続強度が増す。
結束ヒモ10は、強度が十分であればどのようなヒモでもよく、樹脂成形品でも組ヒモでも良い。とりわけ樹脂製の成形品で一方の端部を他方の端部で固定できるような結束バンドが好適である。このような結束バンドとしては、例えばインシュロックタイ(「インシュロック」はヘラマンタイトン社の登録商標)やタイラップ(トーマスアンドベッツ社の登録商標)などが挙げられる。
図12は、結束ヒモの一例を図示した斜視図である。特にインシュロックタイ(「インシュロック」はヘラマンタイトン社の登録商標)について図示した。
ヘラマンタイトン社の製造販売するインシュロックタイ(「インシュロック」はヘラマンタイトン社の登録商標)は、一体成形のプラスチック製帯状の結束バンドであり、一方の端部に差し込み部11を有し、他方の端部に口の字形状をした留め部12があり、差し込み部11と留め部12の間は裏面部分が山切りにギザギザとしたバンド部15を有している。また、留め部12の口の字部内には通し穴13と爪部14を有する。結束する際には、差し込み部11を留め部12の通し穴13に通し、バンド部15のギザギザの山部分で爪部14に固定する。一般的に一度結束すると取り外しが出来ない。
結束バンドの材質は樹脂製で、特にインシュロックタイ(「インシュロック」はヘラマンタイトン社の登録商標)の材質は、66ナイロン、46ナイロン、フッ素樹脂、ポリプロピレン、ポリエーテルエーテルケトン、ポリアセタール等であるが、他の結束バンドの樹脂もほぼ同様と考えて良い。
図13は、本発明のハニカム状立体補強材で直線部分の作製の際の結束ヒモ10を留める手順を示した断面図である。図13では、結束ヒモ10として図12で示したインシュロックタイ(「インシュロック」はヘラマンタイトン社の登録商標)を用いた例を示した。
手順1は、結束ヒモをストリップ材に通す前の断面図である。手順1で示すように、結束ヒモ10を通す部分には少なくとも2箇所、予めドリルなどで孔を設けておく。ストリップ材(直線部左側片)2Bとストリップ材(直線部右側片)2Cを重ね合わせた部分に、ストリップ材(直線部右側片)2C側(外側)より結束ヒモ10を通す。結束ヒモ10をストリップ材(直線部右側片)2C側(外側)より通すのは、のり面側に結束部分が露出しないようにするための工夫である。
手順2は、結束ヒモ10をストリップ材(直線部左側片)2Bとストリップ材(直線部右側片)2Cを重ね合わせた部分の孔に通した瞬間を図示したものである。
手順3は、結束ヒモ10がストリップ材(直線部左側片)2Bとストリップ材(直線部右側片)2Cを重ね合わせた部分を貫通した後、結束ヒモ10の一方の端部に差し込み部分を他方の端部に口の字形状をした留め部に差し込んで留めた際の図である。図12で示したように、差し込み部11を留め部12の通し穴13に通し、バンド部15のギザギザの山部分で爪部14に固定することで、ストリップ材(直線部左側片)2Bとストリップ材(直線部右側片)2Cを接続することができる。
本発明のハニカム構造体を構成するストリップ材のうち、ハニカム構造体の最外部(側面部)になるストリップ材の切れ目を入れ、当該切れ目部分を重ね合わせて曲線形状を直線形状になるように接続することで、ハニカム構造体最外部(側面部)をストリップ材の外部表面を覆い隠すように可撓性を有する材料からなる平面材のような専用部材を用いずに直線的に仕上げることができる。
1 ハニカム状立体補強材
2 ストリップ材
2A ストリップ材(直線部)
2B ストリップ材(直線部左側片)
2C ストリップ材(直線部右側片)
3 孔
4 接合部
4A 直線部ストリップ材接合部
5 セル
6 ハニカム構造体
7 分断部
8 ビズ
9 キャップ
10 結束ヒモ
11 差し込み部
12 留め部
13 通し穴
14 爪部
15 バンド部
a 展張方向
b 折りたたみ方向

Claims (6)

  1. 複数の長片状の樹脂又は繊維シートからなるストリップ材を厚さ方向に並設し互いに所定の間隔で千鳥状に繰り返し部分的に接合し、これを厚さ方向に展張することによってハニカム状のセルを形成するハニカム状立体補強材であって、
    当該ハニカム状立体補強材の最外部のストリップ材には隣接したストリップ材と接合している各接合部の間に分断部を含むハニカム状立体補強材。
  2. 請求項1記載のハニカム状立体補強材を展張し、
    当該ハニカム状立体補強材を構成する最外部のストリップ材の、分断部を挟んで一方の片と他方の片を重ね合わせて最外部が略直線上になるように接続具で接続し、
    当該ハニカム状立体補強材に充填材を充填して作製されるハニカム構造体。
  3. 前記最外部のストリップ材の分断部を挟んで一方の片と他方の片を重ね合わせて接続する接続方法がビスによる接続方法である請求項2に記載のハニカム構造体。
  4. 前記最外部のストリップ材の分断部を挟んで一方の片と他方の片を重ね合わせて接続する接続方法が結束ヒモによる接続方法である請求項2に記載のハニカム構造体。
  5. 請求項2から4のいずれかに記載のハニカム構造体を積層して構築されたハニカム擁壁。
  6. 複数の長片状の樹脂又は繊維シートからなるストリップ材を厚さ方向に並設し互いに所定の間隔で千鳥状に繰り返し部分的に接合し、これを前記厚さ方向と直交する方向に展張することによってハニカム状のセルを形成するハニカム状立体補強材に充填材を充填したハニカム構造体の施工方法であって、
    当該ハニカム状立体補強材は、最外部のストリップ材が隣接したストリップ材と接合している各接合部の間に分断部を含み、
    当該ハニカム状立体補強材を施工位置に展張して設置し、
    最外部ストリップ材の分断部を挟んで一方の片と他方の片を重ね合わせて接続して当該ハニカム構造体の最外部が略直線上になるよう成形し、
    当該ハニカム状立体補強材のセルの充填材を充填してハニカム構造体を作製するハニカム構造体の施工方法。
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