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JP2016158340A - 交流−交流変換装置 - Google Patents

交流−交流変換装置 Download PDF

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JP2016158340A
JP2016158340A JP2015033455A JP2015033455A JP2016158340A JP 2016158340 A JP2016158340 A JP 2016158340A JP 2015033455 A JP2015033455 A JP 2015033455A JP 2015033455 A JP2015033455 A JP 2015033455A JP 2016158340 A JP2016158340 A JP 2016158340A
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正和 宗島
Masakazu Muneshima
正和 宗島
一徳 森田
Kazunori Morita
一徳 森田
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

【課題】従来の交流−交流変換器よりも同数以下のスイッチング素子数で従来と同等以上の線間電圧レベルをもつ交流−交流変換装置を提供する。【解決手段】三相交流電源と三相各相の入力端子R,S,Tの間に三相の入力リアクトル11R,11S,11Tを各々接続し、前記入力端子R,S,Tと三相各相の出力端子U,V,Wの間に、単相インバータ20を各相毎に複数個カスケード接続し、第1の相側の、互いに隣接するいずれか2つの単相インバータどうしの共通接続点(端子R’とU’の共通接続点)と、第2の相側の、互いに隣接するいずれか2つの単相インバータどうしの共通接続点(端子S’とV’の共通接続点)と、第3の相側の、互いに隣接するいずれか2つの単相インバータどうしの共通接続点(端子T’とW’の共通接続点)とに、三相インバータ30の各相の端子U”,V”,W”を各々接続した。【選択図】図1

Description

本発明は、交流入力電圧を複数レベルの交流出力電圧に変換する多重構成の交流−交流変換装置に関する。
従来、交流−交流変換装置の一例として非特許文献1に記載のものが提案されていた。非特許文献1に示されているモジュラーマトリックスコンバータは、三相交流電源R相、S相、T相にLCフィルタを介して単位変換器を入力し、三相交流U相、V相、W相を出力する交流−交流変換器である。
図4に、モジュラーマトリックスコンバータに用いる単位変換器を示す。図4において、単位変換器は、4個のスイッチング素子S1〜S4をブリッジ接続し、橋絡点間に1個のコンデンサC1を接続してHブリッジ回路を構成し(図4(b))、そのHブリッジ回路を相毎に多段接続して構成されている(図4(a))。
R相、S相、T相の各入力端子に前記Hブリッジ回路をN個(Nは2以上の正数)カスケード接続し、3相の各最終段のHブリッジ回路の出力をY結線し、その中点を出力端子OUTに接続している。
図中のS5〜S8は最終段のスイッチング素子であり、C2は最終段のコンデンサである。尚、スイッチング素子S1〜S8には、IGBTなどの自己消弧形電力用半導体が用いられる。
図4の単位変換器を3組用いることにより、図5のように三相交流−三相交流変換器を実現できる。図5は非特許文献1に示されているモジュラーマトリックスコンバータと同じ構成である。
図5の構成によれば、単位変換器のHブリッジ回路をN個カスケード接続した場合に、スイッチング素子数36N個、コンデンサ数9N個で三相交流−三相交流変換器を実現できる。
ここで、図4、図5における電圧レベル数について説明する。
図4の単位変換器の各Hブリッジ回路のコンデンサC1、C2、…の電圧をすべてVcとすると、この単位変換器のR端子〜OUT端子間の電圧レベル数は、N×Vc、(N−1)×Vc、…、0、…、−(N−1)×Vc、−N×Vcの(2N+1)レベルとなる。
N=2の場合の、各スイッチング素子S1〜S8のスイッチングパターンとR端子〜OUT端子間の電圧レベルの例を表1に示す。
Figure 2016158340
表1において、スイッチング素子S2、S3、S6、S7がオンするモードでは、コンデンサC1、C2の電圧が加算されて2Vcとなる。また、スイッチング素子S1、S3、S6、S7がオンするモードでは、コンデンサC2の電圧のみが出現するためVcとなる。また、スイッチング素子S1、S3、S5、S7がオンするモードでは、電流がスイッチング素子のみを通過するため零となる。また、スイッチング素子S1、S4、S5、S7がオンするモードでは、コンデンサC1の電圧のみが出現するため−Vcとなる。また、スイッチング素子S1、S4、S5、S8がオンするモードでは、コンデンサC2、C1の電圧が加算されて−2Vcとなる。
単位変換器のS端子〜OUT端子間、T端子〜OUT端子間も表1と同様の電圧レベルとなる。
したがって、図5の三相交流−三相交流変換器の線間出力電圧(各単位変換器のOUT端子間の電圧)のレベル数は、例えばUV相の線間出力電圧Vuvであれば、Vuv=Vu-r−Vv-r(Vu-r:U相単位変換器のOUT端子〜R端子間の電圧、Vv-r:V相単位変換器のOUT端子〜R端子間の電圧)のように、各出力相の相電圧の差分で表されるため、2N×Vc、(2N−1)×Vc、…、0、…、−(2N−1)×Vc、−2N×Vcの、(4N+1)レベルとなる。
同様に、図5の三相交流−三相交流変換器の線間入力電圧(各単位変換器のR端子〜S端子間の電圧、など)のレベル数も、(4N+1)レベルとなる。
宗島正和、他4名、「モジュラーマトリックスコンバータの制御」、平成24年度産業応用部門大会、論文番号1−48,I−237−240、2012年8月
図4、図5のようなモジュラーマトリックスコンバータは、Hブリッジ回路をN段カスケード接続した場合に、スイッチング素子数36N個で三相交流−三相交流変換器が実現される。このため、多数のスイッチング素子を必要とし、交流−交流変換器のコストおよび寸法の面で問題があった。
本発明は上記課題を解決するものであり、その目的は、従来の交流−交流変換器よりも同数以下のスイッチング素子数で従来の交流−交流変換器と同等以上の線間電圧レベルをもつ交流−交流変換装置を提供することにある。
上記課題を解決するための請求項1に記載の交流−交流変換装置は、交流入力電圧を複数レベルの交流出力電圧に変換する交流−交流変換装置であって、
三相交流電源と三相各相の入力端子の間に三相の入力リアクトルを各々接続し、
前記三相各相の入力端子と三相各相の出力端子の間に、単相インバータを各相毎に複数個カスケード接続し、
前記三相のうち第1の相側に接続された単相インバータであって、互いに隣接するいずれか2つの単相インバータどうしの共通接続点と、第2の相側に接続された単相インバータであって、互いに隣接するいずれか2つの単相インバータどうしの共通接続点と、第3の相側に接続された単相インバータであって、互いに隣接するいずれか2つの単相インバータどうしの共通接続点とに、三相インバータの各相の端子を各々接続した、
ことを特徴としている。
また、請求項2に記載の交流−交流変換装置は、請求項1において、前記三相各相の出力端子に接続される負荷が誘導負荷ではない場合に、前記三相各相の出力端子と負荷の間に接続された三相の出力リアクトルを備えたことを特徴としている。
また、請求項3に記載の交流−交流変換装置は、請求項1又は2において、前記単相インバータは、三相各相毎に、M(M≧2)個カスケード接続され、前記三相インバータの各相の端子は、前記第1の相側に接続されたk(1≦k<M)番目の単相インバータおよびk+1番目の単相インバータの共通接続点と、前記第2の相側に接続されたk(1≦k<M)番目の単相インバータおよびk+1番目の単相インバータの共通接続点と、前記第3の相側に接続されたk(1≦k<M)番目の単相インバータおよびk+1番目(但し前記kはすべて同一数)の単相インバータの共通接続点とに、各々接続されていることを特徴としている。
また、請求項4に記載の交流−交流変換装置は、請求項1ないし3のいずれか1項において、前記単相インバータは、第1および第2のスイッチング素子の直列体と、第3および第4のスイッチング素子の直列体と、第1のコンデンサとを並列に接続して構成され、
前記三相インバータは、第5および第6のスイッチング素子の直列体と、第7および第8のスイッチング素子の直列体と、第9および第10のスイッチング素子の直列体と、第2のコンデンサとを並列に接続した2レベル変換器で構成されていることを特徴としている。
上記構成によれば、従来の交流−交流変換器(モジュラーマトリックスコンバータ)のスイッチング素子数よりも少ない素子数で、同等の線間電圧レベルをもつ交流−交流変換装置を実現することができる。これによって、変換装置の小型化、低コスト化が達成される。
また、請求項5に記載の交流−交流変換装置は、請求項1ないし3のいずれか1項において、前記単相インバータは、第1および第2のスイッチング素子の直列体と、第3および第4のスイッチング素子の直列体と、第1のコンデンサとを並列に接続して構成され、
前記三相インバータは、第11〜第14のスイッチング素子の直列体と、第15〜第18のスイッチング素子の直列体と、第19〜第22のスイッチング素子の直列体と、第3および第4のコンデンサの直列体とを並列に接続し、前記第11および第12のスイッチング素子の共通接続点と第13および第14のスイッチング素子の共通接続点の間に第1および第2のダイオードを直列に接続し、前記第15および第16のスイッチング素子の共通接続点と第17および第18のスイッチング素子の共通接続点の間に第3および第4のダイオードを直列に接続し、前記第19および第20のスイッチング素子の共通接続点と第21および第22のスイッチング素子の共通接続点の間に第5および第6のダイオードを直列に接続し、前記第1および第2のダイオードの共通接続点と、第3および第4のダイオードの共通接続点と、第5および第6のダイオードの共通接続点と、前記第3および第4のコンデンサの共通接続点とを接続して中性点とした3レベル変換器で構成されていることを特徴としている。
上記構成によれば、従来の交流−交流変換器(モジュラーマトリックスコンバータ)のスイッチング素子数よりも同等もしくは少ない素子数で、より高い線間電圧レベルをもつ交流−交流変換装置を実現することができる。これによって、変換装置の小型化、低コスト化が達成される。
(1)請求項1〜5に記載の発明によれば、従来の交流−交流変換器よりも同数以下のスイッチング素子数で従来の交流−交流変換器と同等以上の線間電圧レベルをもつ交流−交流変換装置を実現することができる。これによって、変換装置の小型化、低コスト化が達成される。
(2)請求項4に記載の発明によれば、従来の交流−交流変換器のスイッチング素子数よりも少ない素子数で、同等の線間電圧レベルをもつ交流−交流変換装置を実現することができる。
(3)請求項5に記載の発明によれば、従来の交流−交流変換器のスイッチング素子数よりも同等もしくは少ない素子数で、より高い線間電圧レベルをもつ交流−交流変換装置を実現することができる。
また、より高い線間電圧レベルが得られるため、各々の電圧の高調波歪をより抑制することができる。さらに、高調波歪の抑制により、入力リアクトル、出力リアクトルを小型化できる効果が得られる。
本発明の実施形態例を示す構成図。 本発明の実施例で用いる単位変換器を表し、(a)は実施例1、2で用いる単相インバータの回路図、(b)は実施例1で用いる三相インバータの回路図。 本発明の実施例2で用いる単位変換器(三相インバータ)の回路図。 従来のモジュラーマトリックスコンバータの単位変換器の構成図。 従来の三相交流−三相交流変換器の一例を示す構成図。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明するが、本発明は下記の実施形態例に限定されるものではない。本実施形態例では、単相インバータと三相インバータを図1のように組み合わせることで、従来の交流−交流変換器よりも同数以下のスイッチング素子数で従来の交流−交流変換器と同等以上の線間電圧レベルをもつ交流−交流変換装置を実現した。
図1において、100は三相交流−三相交流変換器100であり、その三相各相の入力端子R,S,Tと外部入力端子R0,S0,T0の間には、入力リアクトル11R,11S,11Tが各々接続されている(三相の入力リアクトルをLinと称する)。
外部入力端子R0,S0,T0には、図示省略の三相交流電源が接続される。三相交流−三相交流変換器100の第1の相の入力端子Rと出力端子Uの間には、例えば後述する図2(a)の4個のスイッチング素子と1個のコンデンサから成る単相インバータ20が複数個(複数段、M個(M≧2))カスケード接続され、第2の相の入力端子Sと出力端子Vの間には、前記単相インバータ20が複数個(複数段、M個(M≧2))カスケード接続され、第3の相の入力端子Tと出力端子Wの間には、前記単相インバータ20が複数個(複数段、M個(M≧2))カスケード接続されている。
カスケード接続された単相インバータ20…の、各相の、互いに隣接するいずれか2つの単相インバータどうしの共通接続点には、三相インバータ30の各相の端子U”,V”,W”が各々接続されている。
すなわち、各相のM個の単相インバータ20のうち、入力端子(R,S,T)側のk(1≦k<M)番目の単相インバータ20の、出力端子(U,V,W)側の端子R’,S’,T’と、出力端子(U,V,W)側のk+1番目の単相インバータ20の、入力端子(R,S,T)側の端子U’,V’,W’との各共通接続点には、三相インバータ30の各相の端子U”,V”,W”が各々接続されている。
本実施形態例では、入力端子(R,S,T)側の単相インバータ20のカスケード接続個数と出力端子(U,V,W)側の単相インバータ20のカスケード接続個数を同一としている(すなわち、三相インバータ30の接続点を、カスケード接続された単相インバータ20…の中間点としている)(例えば各相ともにカスケード接続個数Mを4としkを2としている)が、これに限らず両者を異なる接続個数としてもよい。
すなわち、各相の単相インバータ20のカスケード接続個数Mを3としkを1又は2とする、Mを4としkを1又は2又は3とする等に構成してもよい。
三相交流−三相交流変換器100の出力端子U,V,Wと外部出力端子U0,V0,W0の間には、出力リアクトル11U,11V,11Wが各々接続されている(三相の出力リアクトルをLOUTと称する)。外部出力端子U0,V0,W0には図示省略の負荷が接続される。尚、誘導性の負荷が接続される場合は、前記出力リアクトルLOUTを省略することができる。
以上のように本実施形態例は、複数個の単相インバータ20と1個の三相インバータ30を組み合わせ、および、入力のインダクタンス成分(入力リアクトルLin)と出力のインダクタンス成分(出力リアクトルLOUT又は誘導性負荷のインダクタンス)を利用して、単相インバータ20のコンデンサ電圧を制御し、三相インバータ30からの出力電圧に各単相インバータの電圧を加減算することで、入力端子R,S,T、出力端子U,V,Wにマルチレベル電圧波形を発生させるように構成している。
以下、具体的な実施例を説明する。
本実施例1では、図1の単相インバータ20…に、図2(a)に示す単位変換器を各々用い、図1の三相インバータ30に、図2(b)に示す2レベル変換器を用いて、三相交流−三相交流変換器100を構成した。
図2(a)における、単相インバータ20は、スイッチング素子S1およびS2の直列体と、スイッチング素子S3およびS4の直列体と、コンデンサC1とを並列に接続することで、4個のスイッチング素子と1個のコンデンサから成るHブリッジ回路を構成している。
図2(b)における三相インバータ30は、スイッチング素子S5およびS6の直列体と、スイッチング素子S7およびS8の直列体と、スイッチング素子S9およびS10の直列体と、コンデンサC2とを並列に接続することで、6個のスイッチング素子と1個のコンデンサから成る2レベル変換器を構成している。
尚、スイッチング素子S5およびS6の共通接続点はU相の端子U”に接続され、スイッチング素子S7およびS8の共通接続点はV相の端子V”に接続され、スイッチング素子S9およびS10の共通接続点はW相の端子W”に接続されている。
また、下アーム側のスイッチング素子S6,S8,S10およびコンデンサC2の共通接続点を中性点端子Nとしている。本実施例1におけるスイッチング素子S1〜S10は、例えばIGBTなどの自己消弧形電力用半導体が用いられる。
三相各相にカスケード接続された単相インバータ20の個数を、入力側(図1の端子R,S,TとR’,S’,T’の間に接続された単相インバータ20)、出力側(図1の端子U,V,WとU’,V’,W’の間に接続された単相インバータ20)それぞれk個とすると、スイッチング素子は、各相の入力側に4k個、出力側に4k個、三相インバータ30に6個必要となる。
したがって、三相交流−三相交流変換器100としては24k+6個のスイッチング素子で実現可能である。
次に、本実施例1の回路の電圧レベル数について説明する。
図2(a)の回路を適用した図1の各単相インバータ20のコンデンサC1の電圧をVc、図2(b)を適用した三相インバータ30のコンデンサC2の電圧をVcとする。
単相インバータ20の出力電圧(スイッチング素子S1およびS2の共通接続点と、スイッチング素子S3およびS4の共通接続点との間の電圧)のレベル数はVc、0、−Vcの3レベルであり、そのスイッチングパターン例を表2に示す。
Figure 2016158340
表2において、出力電圧レベルは、スイッチング素子S1,S4がオンするモードではコンデンサC1の電圧が出現するためVcとなり、スイッチング素子S1,S3がオンするモードおよびスイッチング素子S2,S4がオンするモードでは電流がスイッチング素子のみを通過するため零となり、スイッチング素子S2,S3がオンするモードではコンデンサC1の前記と逆向きの電圧が出現するため−Vcとなる。
また、三相インバータ30のU相出力電圧(U”端子〜N端子間の電圧)のレベル数はVc,0の2レベルであり、そのスイッチングパターン例を表3に示す。
Figure 2016158340
表3において、出力電圧レベルは、スイッチング素子S5,S8,S10がオンするモードではコンデンサC2の電圧が出現するためVcとなり、スイッチング素子S6,S7,S9がオンするモードでは電流がスイッチング素子のみを通過するため零となる。
V相出力電圧(V”端子〜N端子間の電圧)およびW相出力電圧(W”端子〜N端子間の電圧)も同様となる。
よって、三相インバータ30のN端子と図1の出力端子(U端子もしくはV端子もしくはW端子)間の電圧(各出力相の相電圧)のレベル数は、(k+1)×Vc、k×Vc、…、0、…、−k×Vcの、(2k+2)レベルとなる。
すなわち、k=1の場合は2Vc、Vc、0、−Vcの4レベルとなる。またk=2の場合は3Vc、2Vc、Vc、0、−Vc、−2Vc、の6レベルとなる。またk=3の場合は4Vc、3Vc、2Vc、Vc、0、−Vc、−2Vc、−3Vcの8レベルとなる。
したがって、図1の三相交流−三相交流変換器100の線間出力電圧(U端子〜V端子間の電圧など)のレベル数は、各出力相の相電圧(U”端子〜N端子間の電圧など)の差分で表されるため、(2k+1)×Vc、2k×Vc、…、0、…、−2k×Vcの、(4k+2)レベルとなる。
すなわちk=1の場合は3Vc、2Vc、Vc、0、−Vc、−2Vc、の6レベルとなる。またk=2の場合は5Vc、4Vc、3Vc、2Vc、Vc、0、−Vc、−2Vc、−3Vc、−4Vcの10レベルとなる。
但し、線間出力電圧波形の正極側波形と負極側波形の均等性を考慮すると、(2k+1)×Vcの電圧は、対応する負極側の電圧レベル−(2k+1)×Vcが無いため、(2k+1)×Vcを適用することができず、実施例1における適用可能な線間出力電圧レベル数は(4k+2)−1=(4k+1)レベルとなる。
すなわち、例えばk=1の場合、3Vc、2Vc、Vc、0、−Vc、−2Vc、には、3Vcに対応する−3Vcが存在しないため3Vcを適用することができず、また例えばk=2の場合、5Vc、4Vc、3Vc、2Vc、Vc、0、−Vc、−2Vc、−3Vc、−4Vcには、5Vcに対応する−5Vcが存在しないため5Vcを適用することができない。
同様に、図1の三相交流−三相交流変換器100の線間入力電圧(R端子〜S端子間の電圧など)のレベル数も(4k+1)レベルとなる。
本実施例1(図1、図2の構成)と図5の従来回路の、スイッチング素子数、線間入力電圧レベル数、線間出力電圧レベル数を比較すると表4となる。
Figure 2016158340
例として表4にk=1、N=1を代入すると、本実施例1ではスイッチング素子数=30、電圧レベル数=5となる。従来回路ではスイッチング素子数=36、電圧レベル数=5となる。
表4から、本実施例1は、従来回路よりも少ないスイッチング素子数で同等の線間入力電圧レベル数および線間出力電圧レベル数を実現できることがわかる。
本実施例2では、図1の単相インバータ20…に、図2(a)に示す単位変換器を各々用い、図1の三相インバータ30に、図3に示す3レベル変換器を用いて、三相交流−三相交流変換器100を構成した。
図3における三相インバータ30は、次のように構成されている。スイッチング素子S11〜S14の直列回路と、スイッチング素子S15〜S18の直列回路と、スイッチング素子S19〜S22の直列回路と、コンデンサC3およびC4の直列回路は並列に接続されている。
スイッチング素子S11およびS12の共通接続点とスイッチング素子S13およびS14の共通接続点の間には図示極性のダイオードD1およびD2が直列に接続され、スイッチング素子S15およびS16の共通接続点とスイッチング素子S17およびS18の共通接続点の間には図示極性のダイオードD3およびD4が直列に接続され、スイッチング素子S19およびS20の共通接続点とスイッチング素子S21およびS22の共通接続点の間には図示極性のダイオードD5およびD6が直列に接続されている。
ダイオードD1およびD2の共通接続点と、ダイオードD3およびD4の共通接続点と、ダイオードD5およびD6の共通接続点と、コンデンサC3およびC4の共通接続点は、中性点端子Nに各々接続されている。
スイッチング素子S12およびS13の共通接続点はU相の端子U”に接続され、スイッチング素子S16およびS17の共通接続点はV相の端子V”に接続され、スイッチング素子S20およびS21の共通接続点はW相の端子W”に接続されている。
本実施例2におけるスイッチング素子S11〜S22は、例えばIGBTなどの自己消弧形電力用半導体が用いられる。
三相各相にカスケード接続された単相インバータ20の個数を、入力側(図1の端子R,S,TとR’,S’,T’の間に接続された単相インバータ20)、出力側(図1の端子U,V,WとU’,V’,W’の間に接続された単相インバータ20)それぞれk個とすると、各相の入力側に4k個、出力側に4k個、三相インバータ30に12個のスイッチング素子と、三相インバータ30に6個のダイオードが必要となる。
したがって、三相交流−三相交流変換器100としては24k+12個のスイッチング素子と6個のダイオードとで実現可能である。
次に、本実施例2の回路の電圧レベル数について説明する。
図2(a)の回路を適用した図1の各単相インバータ20のコンデンサC1の電圧をVc、図3を適用した三相インバータ30のコンデンサC3、C4の電圧を各々Vcとする。
単相インバータ20の出力電圧レベルは、実施例1と同じ図2(a)の回路を用いているので、(Vc、0、−Vc)の3レベルである。三相インバータ30のU相電圧(U”端子〜N端子間の電圧)のレベル数は、(Vc、0、−Vc)の3レベルであり、そのスイッチングパターン例を表5に示す。
Figure 2016158340
表5において、出力電圧レベルは、スイッチング素子S11,S12がオンするモードではコンデンサC3の電圧が出現するためVcとなり、スイッチング素子S12,S13がオンするモードでは電流がスイッチング素子のみを通過するため零となり、スイッチング素子S13,S14がオンするモードではコンデンサC4の前記と逆向きの電圧が出現するため−Vcとなる。
V相出力電圧(V”端子〜N端子間の電圧)およびW相出力電圧(W”端子〜N端子間の電圧)も同様となる。
よって、三相インバータ30のN端子と図1の出力端子(U端子もしくはV端子もしくはW端子)間の電圧(各出力相の相電圧)のレベル数は、(k+1)×Vc、k×Vc、…、0、…、−k×Vc、−(k+1)×Vcの、(2k+3)レベルとなる。
すなわち、k=1の場合は2Vc、Vc、0、−Vc、−2Vcの5レベルとなる。またk=2の場合は3Vc、2Vc、Vc、0、−Vc、−2Vc、−3Vcの7レベルとなる。またk=3の場合は4Vc、3Vc、2Vc、Vc、0、−Vc、−2Vc、−3Vc、−4Vcの9レベルとなる。
したがって、図1の三相交流−三相交流変換器100の線間出力電圧(U端子〜V端子間の電圧など)のレベル数は、各出力相の相電圧(U”端子〜N端子間の電圧など)の差分で表されるため、2(k+1)×Vc、(2k+1)×Vc、…、0、…、−(2k+1)×Vc、−2(k+1)×Vcの、(4k+5)レベルとなる。
すなわちk=1の場合は、4Vc、3Vc、2Vc、Vc、0、−Vc、−2Vc、−3Vc、−4Vcの9レベルとなる。またk=2の場合は、6Vc、5Vc、4Vc、3Vc、2Vc、Vc、0、−Vc、−2Vc、−3Vc、−4Vc、−5Vc、−6Vcの13レベルとなる。
同様に、図1の三相交流−三相交流変換器100の線間入力電圧(R端子〜S端子間の電圧など)のレベル数も(4k+5)レベルとなる。
本実施例2(図1、図2(a)、図3の構成)と図5の従来回路の、スイッチング素子数、線間入力電圧レベル数、線間出力電圧レベル数を比較すると表6となる。
Figure 2016158340
例として表6にk=1、N=1を代入すると、本実施例2ではスイッチング素子数=36、電圧レベル数=9となる。従来回路ではスイッチング素子数=36、電圧レベル数=5となる。
表6から、本実施例2は、従来回路と同数(k=N=1の場合)、又は少ないスイッチング素子数でより高い線間入力電圧レベル数および線間出力電圧レベル数を実現できることがわかる。
また実施例1と比較すると、スイッチング素子数は増加するが、線間入力電圧および線間出力電圧のレベル数が増加しており、各々の電圧の高調波歪をより抑制できる効果を有する。さらに、電圧の高調波歪の抑制は、入力リアクトルLinおよび出力リアクトルLOUTの小型化の効果ももたらす。
尚、実施例2では、三相インバータ30に図3の3レベル変換器を用いたが、そのスイッチング素子数(図3では12個)が同数以下であれば、他の回路構成の3レベル変換器を三相インバータ30に適用してもよい。
本実施例3では、図1の回路構成において、三相インバータ30として、2レベル以上の電圧を出力可能な任意のマルチレベル変換器を、図2(b)(実施例1)および図3(実施例2)の三相インバータの代わりに適用するものである。
このように構成することで、三相インバータ30に、例えば3レベル以上の電圧を出力可能なマルチレベル変換器を用いた場合、より高い線間入力電圧レベル数および線間出力電圧レベル数を実現することができる。
11R,11S,11T,Lin…入力リアクトル
11U,11V,11W,LOUT…出力リアクトル
20…単相インバータ
30…三相インバータ
100…三相交流−三相交流変換器
R,S,T…入力端子
R0,S0,T0…外部入力端子
U,V,W…出力端子
U0,V0,W0…外部出力端子
U”,V”,W”…三相インバータの各相端子
C1〜C4…コンデンサ
D1〜D6…ダイオード
N…中性点端子
S1〜S22…スイッチング素子

Claims (5)

  1. 交流入力電圧を複数レベルの交流出力電圧に変換する交流−交流変換装置であって、
    三相交流電源と三相各相の入力端子の間に三相の入力リアクトルを各々接続し、
    前記三相各相の入力端子と三相各相の出力端子の間に、単相インバータを各相毎に複数個カスケード接続し、
    前記三相のうち第1の相側に接続された単相インバータであって、互いに隣接するいずれか2つの単相インバータどうしの共通接続点と、第2の相側に接続された単相インバータであって、互いに隣接するいずれか2つの単相インバータどうしの共通接続点と、第3の相側に接続された単相インバータであって、互いに隣接するいずれか2つの単相インバータどうしの共通接続点とに、三相インバータの各相の端子を各々接続した、
    ことを特徴とする交流−交流変換装置。
  2. 前記三相各相の出力端子に接続される負荷が誘導負荷ではない場合に、前記三相各相の出力端子と負荷の間に接続された三相の出力リアクトルを備えたことを特徴とする請求項1に記載の交流−交流変換装置。
  3. 前記単相インバータは、三相各相毎に、M(M≧2)個カスケード接続され、
    前記三相インバータの各相の端子は、前記第1の相側に接続されたk(1≦k<M)番目の単相インバータおよびk+1番目の単相インバータの共通接続点と、前記第2の相側に接続されたk(1≦k<M)番目の単相インバータおよびk+1番目の単相インバータの共通接続点と、前記第3の相側に接続されたk(1≦k<M)番目の単相インバータおよびk+1番目(但し前記kはすべて同一数)の単相インバータの共通接続点とに、各々接続されている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の交流−交流変換装置。
  4. 前記単相インバータは、第1および第2のスイッチング素子の直列体と、第3および第4のスイッチング素子の直列体と、第1のコンデンサとを並列に接続して構成され、
    前記三相インバータは、第5および第6のスイッチング素子の直列体と、第7および第8のスイッチング素子の直列体と、第9および第10のスイッチング素子の直列体と、第2のコンデンサとを並列に接続した2レベル変換器で構成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の交流−交流変換装置。
  5. 前記単相インバータは、第1および第2のスイッチング素子の直列体と、第3および第4のスイッチング素子の直列体と、第1のコンデンサとを並列に接続して構成され、
    前記三相インバータは、第11〜第14のスイッチング素子の直列体と、第15〜第18のスイッチング素子の直列体と、第19〜第22のスイッチング素子の直列体と、第3および第4のコンデンサの直列体とを並列に接続し、前記第11および第12のスイッチング素子の共通接続点と第13および第14のスイッチング素子の共通接続点の間に第1および第2のダイオードを直列に接続し、前記第15および第16のスイッチング素子の共通接続点と第17および第18のスイッチング素子の共通接続点の間に第3および第4のダイオードを直列に接続し、前記第19および第20のスイッチング素子の共通接続点と第21および第22のスイッチング素子の共通接続点の間に第5および第6のダイオードを直列に接続し、前記第1および第2のダイオードの共通接続点と、第3および第4のダイオードの共通接続点と、第5および第6のダイオードの共通接続点と、前記第3および第4のコンデンサの共通接続点とを接続して中性点とした3レベル変換器で構成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の交流−交流変換装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112421944A (zh) * 2020-11-04 2021-02-26 杭州富特科技股份有限公司 兼容单相交流电和三相交流电的电源变换器及其控制方法
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