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JP2016039311A - コイル部品 - Google Patents

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JP2016039311A
JP2016039311A JP2014162816A JP2014162816A JP2016039311A JP 2016039311 A JP2016039311 A JP 2016039311A JP 2014162816 A JP2014162816 A JP 2014162816A JP 2014162816 A JP2014162816 A JP 2014162816A JP 2016039311 A JP2016039311 A JP 2016039311A
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bending
coil
bent
flat wire
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JP2014162816A
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博史 大野
Hiroshi Ono
博史 大野
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Toyota Industries Corp
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Abstract

【課題】第1のコイル要素と第2のコイル要素とを容易に繋ぐことができるコイル部品を提供する。【解決手段】コイル部品20は、一本の平角線30で第1のコイル要素21、第1のコイル要素21とは逆向きに巻かれた第2のコイル要素22および第1のコイル要素21の内周端と第2のコイル要素22の内周端とを繋ぐ連結部40が、それぞれフラットワイズ曲げで形成されている。【選択図】図4

Description

本発明は、コイル部品に関するものである。
第1のコイル要素(導線の巻回部)と第2のコイル要素(導線の巻回部)を有するコイル部品として、特許文献1ではエッジワイズ曲げにより構成している。また、特許文献2ではフラットワイズ曲げにより構成している。
特開2007−305803号公報 特開2004−119682号公報
特許文献1のようにエッジワイズ曲げによりコイル部品を構成した場合には、エッジワイズ曲げではコイル要素の軸方向に大きくなるとともに内周部の巻太りが生じたり外周部の絶縁膜に割れが生じたり曲げにくいといったことがある。また、特許文献2のようにフラットワイズ曲げによりコイル部品を構成した場合には、2つのコイル要素を接続するには第1のコイル要素の端部と第2のコイル要素の端部とを溶接して一体化する必要がある。
本発明の目的は、第1のコイル要素と第2のコイル要素とを容易に繋ぐことができるコイル部品を提供することにある。
請求項1に記載の発明では、一本の平角線で第1のコイル要素、第1のコイル要素とは逆向きに巻かれた第2のコイル要素および第1のコイル要素の内周端と第2のコイル要素の内周端とを繋ぐ連結部が、それぞれフラットワイズ曲げで形成されていることを要旨とする。
請求項1に記載の発明によれば、第2のコイル要素は、第1のコイル要素とは逆向きに巻かれている。連結部により第1のコイル要素の内周端と第2のコイル要素の内周端とが繋がれる。一本の平角線で、第1のコイル要素、第2のコイル要素および連結部がそれぞれフラットワイズ曲げで形成されている。よって、第1のコイル要素と第2のコイル要素とを容易に繋ぐことができる。
請求項2に記載のように、請求項1に記載のコイル部品において、前記連結部は、8箇所のフラットワイズ曲げで形成されているとよい。
請求項3に記載のように、請求項1に記載のコイル部品において、前記連結部は、4箇所のフラットワイズ曲げで形成されているとよい。
請求項4に記載のように、請求項2に記載のコイル部品において、前記連結部は、前記平角線の延設方向に対して45度傾斜する曲げ線で曲げられた4箇所の曲げ部と、前記平角線の延設方向に対して90度傾斜する曲げ線で曲げられた4箇所の曲げ部を有するとよい。
請求項5に記載のように、請求項3に記載のコイル部品において、前記連結部は、前記平角線の延設方向に対して45度傾斜する曲げ線で曲げられた2箇所の曲げ部と、前記平角線の延設方向に対して90度傾斜する曲げ線で曲げられた2箇所の曲げ部を有するとよい。
本発明によれば、第1のコイル要素と第2のコイル要素とを容易に繋ぐことができる。
第1の実施形態におけるリアクトルの斜視図。 リアクトルの平面図。 リアクトルの背面図。 コイル部品の斜視図。 コイル部品の平面図。 コイル部品の正面図。 コイル部品の背面図。 (a),(b),(c)はコイル部品の成形工程を説明するための説明図。 第2の実施形態におけるコイル部品の斜視図。 コイル部品の平面図。 図10の11−11線での縦断面図。 図10の12−12線での縦断面図。 (a),(b),(c)はコイル部品の成形工程を説明するための説明図。
(第1の実施形態)
以下、本発明を具体化した第1の実施形態を図面に従って説明する。
なお、図面において、水平面を、直交するX,Y方向で規定するとともに、上下方向をZ方向で規定している。
まず、本実施形態におけるリアクトル10について説明する。図1はリアクトル10の斜視図であり、図1のリアクトル10のA矢視図(平面図)を図2に、図1のリアクトル10のB矢視図(背面図)を図3に示す。リアクトル10は、例えばDC/DCコンバータの構成部品として用いられる。
図1,2,3に示すように、リアクトル10は、コイル部品20とUU型コア60を備えている。UU型コア60はU型コア61とU型コア62により構成されている。U型コア61は断面が四角形状をなし、U字状をなしている。同様に、U型コア62も断面が四角形状をなし、U字状をなしている。図3に示すように、U型コア61は一方の端面61aと他方の端面61bを有し、U型コア62は一方の端面62aと他方の端面62bを有する。そして、U型コア61の端面61aとU型コア62の端面62aとが突き合わされるとともにU型コア61の端面61bとU型コア62の端面62bとが突き合わされ、U型コア61における両端面61a,61bとU型コア62における両端面62a,62bとが接近して対向配置されている。
コイル部品20は、一本の平角線30により構成されている。平角線30は銅よりなり、表面が絶縁膜で被覆されている。コイル部品20は、平角線30が巻回された第1のコイル要素21と、平角線30が巻回された第2のコイル要素22を有している。
U型コア61の端面61aとU型コア62の端面62aとが対向配置される部位の付近における周囲には四角環状のコイル要素21が巻回されている。また、U型コア61の端面61bとU型コア62の端面62bとが対向配置される部位の付近における周囲には四角環状のコイル要素22が巻回されている。図3に示すように、コイル部品20の平角線30の通電に伴いUU型コア60に磁束φが発生してUU型コア60において閉回路が形成される。
次に、コイル部品20について説明する。図4はコイル部品20の斜視図であり、図4のコイル部品20のC矢視図(平面図)を図5に、図4のコイル部品20のD矢視図(正面図)を図6に、図4のコイル部品20のE矢視図(背面図)を図7に示す。
第1のコイル要素21は角筒状をなし、図5の平面視において、2つの長辺21a,21bと2つの短辺21c,21dを有する。第2のコイル要素22も角筒状をなし、図5の平面視において、2つの長辺22a,22bと2つの短辺22c,22dを有する。コイル要素21,22は、断面長方形の平角線の長辺がZ方向(上下方向)を向くように配置される。コイル要素21の軸線L1およびコイル要素22の軸線L2はZ方向に延び、軸線L1と軸線L2とは平行である(図7参照)。第1のコイル要素21と第2のコイル要素22は、同一のXY平面において(同じ高さ位置において)X方向に離間して配置されている。第2のコイル要素22は、第1のコイル要素21とは逆向きに巻かれている。つまり、図5に示す平面図において、第1のコイル要素21の巻き方向(電流が流れる方向)が反時計回りであり、第2のコイル要素22の巻き方向(電流が流れる方向)が時計回りである。
コイル部品20は、平角線30の連結部40を有し、連結部40は、第1のコイル要素21における短辺21cでの内周端と第2のコイル要素22における短辺22cでの内周端とを繋いでいる。第1のコイル要素21の短辺21cと第2のコイル要素22の短辺22cとは、X方向に延びる一本の直線上に位置している。
一本の平角線30で、第1のコイル要素21、第2のコイル要素22および連結部40が、それぞれ、フラットワイズ曲げで形成されている。第1のコイル要素21の端が電流の入力端(IN)であり、第2のコイル要素22の端が電流の出力端(OUT)である。
コイル部品20の連結部40は、図8(a)に示すように、真っ直ぐに延びる平角線30における中央寄りの部位において、離間した曲げ線41aおよび曲げ線42aで曲げられることにより図8(b)に示すように曲げ部41,42が形成される。詳しくは、平角線30の延設方向に対して45度傾斜する曲げ線41aでフラットワイズ曲げにより折り返されるとともに平角線30の延設方向に対して45度傾斜する曲げ線42aでフラットワイズ曲げにより折り返されることにより曲げ部41,42が形成される。曲げ部41,42は、平角線30の延設方向に対して45度傾斜する曲げ線41a,42aで曲げられた曲げ部である。そして、曲げ部41と曲げ部42との間に連結部40が区画される。
さらに、図8(b)での一本の平角線30における曲げ部41よりも先端側がフラットワイズ巻により巻回されて図8(c)に示すように第1のコイル要素21が形成される。同様に、図8(b)での一本の平角線30における曲げ部42よりも先端側がフラットワイズ巻により巻回されて図8(c)に示すように第2のコイル要素22が形成される。そして、曲げ部41が図4に示すように第1のコイル要素21における短辺21cで内周端に位置し、第1のコイル要素21から曲げ部41で上方に向きが変えられる。曲げ部42が図4に示すように第2のコイル要素22における短辺22cの内周端に位置し、第2のコイル要素22から曲げ部42で下方に向きが変えられる。
さらには、図8(c)に示すように、連結部40の中央寄りの部位において、平角線30の延設方向に対して45度傾斜する曲げ線43aでフラットワイズ曲げにより折り返される。連結部40の中央寄りの部位において、曲げ線43aとは離間した位置において平角線30の延設方向に対して45度傾斜する曲げ線44aでフラットワイズ曲げにより折り返される。曲げ線43aで折り曲げることにより曲げ部43が形成される。曲げ線44aで折り曲げることにより曲げ部44が形成される。曲げ部43,44は、平角線30の延設方向に対して45度傾斜する曲げ線43a,44aで曲げられた曲げ部である。そして、図7に示すように曲げ部43と曲げ部44との間が渡り部49となって、コイル要素21,22の外周部において第1のコイル要素21の短辺21cと第2のコイル要素22の短辺22cとの間を渡っている。即ち、図7に示すように、渡り部49は第1のコイル要素21の軸線L1および第2のコイル要素22の軸線L2に直交する方向に延びている。曲げ部43が第1のコイル要素21における短辺21cで外周端となり、曲げ部43で、第1のコイル要素21の短辺21cの外周において渡り部49から上方に向きが変えられる。また、曲げ部44が第2のコイル要素22における短辺22cで外周端となり、曲げ部44で、第2のコイル要素22の短辺22cの外周において渡り部49から下方に向きが変えられる。
また、図8(c)での平角線30における曲げ線43a(曲げ部43)と第1のコイル要素21との間の部位において平角線30の延設方向に対して90度傾斜する曲げ線45aでフラットワイズ曲げにより90度折り曲げられて曲げ部45が形成される。平角線30における曲げ線43a(曲げ部43)と第1のコイル要素21との間の部位において、曲げ線45aとは離間した位置において平角線30の延設方向に対して90度傾斜する曲げ線46aでフラットワイズ曲げにより90度折り曲げられて曲げ部46が形成される。同様に、図8(c)での平角線30における曲げ線44a(曲げ部44)と第2のコイル要素22との間の部位において平角線30の延設方向に対して90度傾斜する曲げ線47aでフラットワイズ曲げにより90度折り曲げられて曲げ部47が形成される。平角線30における曲げ線44a(曲げ部44)と第2のコイル要素22との間の部位において、曲げ線47aとは離間した位置において平角線30の延設方向に対して90度傾斜する曲げ線48aでフラットワイズ曲げにより90度折り曲げられて曲げ部48が形成される。
曲げ部45,46,47,48は、平角線30の延設方向に対して90度傾斜する曲げ線45a,46a,47a,48aで曲げられた曲げ部である。そして、曲げ部45と曲げ部46との間の部位が図4に示すように第1のコイル要素21の短辺21cの上面において内周端と外周端との間に延設され、曲げ部45で第1のコイル要素21における短辺21cの上面と内周面に沿わせ、図7に示すように、曲げ部46で第1のコイル要素21における短辺21cの上面と外周面に沿わせている。また、曲げ部47と曲げ部48との間の部位が図5,7に示すように第2のコイル要素22の短辺22cの下面において内周端と外周端との間に延設され、曲げ部47で第2のコイル要素22における短辺22cの下面と内周面に沿わせ、曲げ部48で第2のコイル要素22における短辺22cの下面と外周面に沿わせている。
このように、一本の平角線30で第1のコイル要素21、第2のコイル要素22および連結部40が、それぞれフラットワイズ曲げで形成されている。連結部40は、8箇所のフラットワイズ曲げで形成されている。詳しくは、連結部40は、平角線30の延設方向に対して45度傾斜する曲げ線41a,42a,43a,44aで曲げられた4箇所の曲げ部41,42,43,44と、平角線30の延設方向に対して90度傾斜する曲げ線45a,46a,47a,48aで曲げられた4箇所の曲げ部45,46,47,48を有する。
次に、リアクトル10の作用を製造方法とともに説明する。
まず、コイル部品20の成形方法について述べる。
図8(a)に示すように、真っ直ぐに延びる平角線30における中央寄りの部位において曲げ線41aと曲げ線42aで曲げて図8(b)に示すように曲げ部41,42を形成する。詳しくは、曲げ線41aでフラットワイズ曲げにより折り返すとともに曲げ線42aでフラットワイズ曲げにより折り返すことにより曲げ部41,42を形成する。
そして、図8(b)に示すように、平角線30における曲げ部41よりも先端側をフラットワイズ巻により巻回して図8(c)に示すように第1のコイル要素21を形成する。同様に、図8(b)に示すように平角線30における曲げ部42よりも先端側をフラットワイズ巻により巻回して図8(c)に示すように第2のコイル要素22を形成する。
引き続き、連結部40において、図8(c)に示すように、平角線30の曲げ線43aでフラットワイズ曲げにより折り返すとともに平角線30の曲げ線44aでフラットワイズ曲げにより折り返す。
また、図8(c)に示す平角線30の曲げ線45aでフラットワイズ曲げにより90度折り曲げて曲げ部45を形成するとともに平角線30の曲げ線46aでフラットワイズ曲げにより90度折り曲げて曲げ部46を形成する。同様に、図8(c)での平角線30の曲げ線47aでフラットワイズ曲げにより90度折り曲げて曲げ部47を形成するとともに曲げ線48aでフラットワイズ曲げにより90度折り曲げて曲げ部48を形成する。
このようにして図4に示したコイル部品20が成形される。このとき、平角線30を巻く作業を一連で行うことができる(作業を1つにできる)。このコイル部品20および図1に示したU型コア61,62を用いて、図3に示すように、コイル要素21,22にU型コア61,62の端面61a,61b,62a,62bを挿入してU型コア61,62における端面61a,62a同士および端面61b,62b同士を接近して対向配置させる。これにより、リアクトル10が製造される。
コイル部品をエッジワイズ曲げにより構成した場合(特許文献1)に比べ、本実施形態で製造されたコイル部品20においてはフラットワイズ曲げで構成している。よって、断面長方形の平角線の長辺の長さがコイル部品の高さとなり、コイル部品をエッジワイズ曲げにより構成した場合(特許文献1)に比べ、ターン数が多くなっても高さを低く抑えることができる。
特許文献1のようにエッジワイズ曲げによりコイル部品を構成した場合にはコイル要素の軸方向に大きくなる、内周部の巻太りが生じる、外周部の絶縁膜に割れが生じる、曲げにくい等が生じる。また、特許文献2のようにフラットワイズ曲げによりコイル部品を構成した場合には、2つのコイル要素を接続すべく第1のコイル要素の端部と第2のコイル要素の端部とを溶接して一体化する必要がある。これに対し本実施形態では、フラットワイズ曲げで成形することによりエッジワイズ曲げで成形する場合の巻太りや割れ等の発生を防止できるとともに、フラットワイズ曲げにより一度にコイル要素21,22を巻けるので低コスト化が図られ、また、2つのコイル要素の接続(溶接など)も不要になる。
以上のごとく、第1の実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)コイル部品20の構造として、一本の平角線30で第1のコイル要素21、第1のコイル要素21とは逆向きに巻かれた第2のコイル要素22および第1のコイル要素21の内周端と第2のコイル要素22の内周端とを繋ぐ連結部40が、それぞれフラットワイズ曲げで形成されている。よって、第2のコイル要素22は第1のコイル要素21とは逆向きに巻かれ、連結部40により第1のコイル要素21の内周端と第2のコイル要素22の内周端とが繋がれる。一本の平角線30で、第1のコイル要素21、第2のコイル要素22および連結部40がそれぞれフラットワイズ曲げで形成されている。これにより、第1のコイル要素21と第2のコイル要素22とを容易に繋ぐことができる。
(2)連結部40は、8箇所のフラットワイズ曲げで形成されている。よって、実用的である。
(3)連結部40は、平角線30の延設方向に対して45度傾斜する曲げ線41a,42a,43a,44aで曲げられた4箇所の曲げ部41,42,43,44と、平角線30の延設方向に対して90度傾斜する曲げ線45a,46a,47a,48aで曲げられた4箇所の曲げ部45,46,47,48を有する。よって、実用的である。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態を、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
本実施形態のコイル部品70について説明する。図9はコイル部品70の斜視図であり、図9のコイル部品70のF矢視図(平面図)を図10に、図10の11−11線での縦断面を図11に、図10の12−12線での縦断面を図12に示す。
図9,10,11,12に示すように、コイル部品70は、一本の平角線80により構成されている。平角線80は銅よりなり、表面が絶縁膜で被覆されている。コイル部品70は、平角線80が巻回された第1のコイル要素71と、平角線80が巻回された第2のコイル要素72を有している。第1のコイル要素71および第2のコイル要素72は、それぞれ、平角線80をフラットワイズ曲げすることにより構成されている。
第1のコイル要素71は角筒状をなし、図10の平面視において、2つの長辺71a,71bと2つの短辺71c,71dを有する。第2のコイル要素72も角筒状をなし、図10の平面視において、2つの長辺72a,72bと2つの短辺72c,72dを有する。コイル要素71の軸線L1とコイル要素72の軸線L2とはZ方向に延び、軸線L1と軸線L2とは平行である(図9参照)。第1のコイル要素71と第2のコイル要素72は、同一のXY平面において(同じ高さ位置において)X方向に離間して配置されている。第2のコイル要素72は、第1のコイル要素71とは逆向きに巻かれている。つまり、図10に示す平面図において、第1のコイル要素71の巻き方向(電流が流れる方向)が反時計回りであり、第2のコイル要素72の巻き方向(電流が流れる方向)が時計回りである。
コイル部品70は、平角線80の連結部90を有し、連結部90は、第1のコイル要素71における長辺71bでの内周端と第2のコイル要素72における長辺72bでの内周端とを繋いでいる。第1のコイル要素71の長辺71a,71bおよび第2のコイル要素72の長辺72a,72bは、それぞれY方向に延び、4つの長辺71a,71b,72a,72bのうち第1のコイル要素71の長辺71bと第2のコイル要素72の長辺72bとは互いに接近して配置された2つの辺である。
一本の平角線30で、第1のコイル要素71、第2のコイル要素72および連結部90が、それぞれ、フラットワイズ曲げで形成されている。第1のコイル要素71の端が電流の入力端(IN)であり、第2のコイル要素72の端が電流の出力端(OUT)である。
コイル部品70の連結部90は、図13(a)に示すように、真っ直ぐに延びる平角線80における中央寄りの部位において、離間した曲げ線91aおよび曲げ線92aで曲げることにより図13(b)に示すように曲げ部91,92が形成される。詳しくは、平角線80の延設方向に対して45度傾斜する曲げ線91aでフラットワイズ曲げにより折り返されて曲げ部91が形成されるとともに平角線80の延設方向に対して45度傾斜する曲げ線92aでフラットワイズ曲げにより折り返されて曲げ部92が形成される。曲げ部91,92は、平角線80の延設方向に対して45度傾斜する曲げ線91a,92aで曲げられた曲げ部である。そして、曲げ部91と曲げ部92との間に連結部90が区画される。
さらに、図13(b)での一本の平角線80における曲げ部91よりも先端側がフラットワイズ巻により巻回されて図13(c)に示すように第1のコイル要素71が形成される。同様に、図13(b)での一本の平角線80における曲げ部92よりも先端側がフラットワイズ巻により巻回されて図13(c)に示すように第2のコイル要素72が形成される。そして、曲げ部91が図11に示すように第1のコイル要素71における長辺71bで内周端に位置し、第1のコイル要素71から曲げ部91で上方に向きが変えられる。曲げ部92が図12に示すように第2のコイル要素72における長辺72bで内周端に位置し、第2のコイル要素72から曲げ部92で上方に向きが変えられる。
さらには、図13(c)に示すように、連結部90の中央寄りの部位において、平角線80の延設方向に対して90度傾斜する曲げ線93aでフラットワイズ曲げにより折り曲げられる。連結部90の中央寄りの部位において、曲げ線93aとは離間した位置において平角線30の延設方向に対して90度傾斜する曲げ線94aでフラットワイズ曲げにより折り曲げられる。曲げ線93aで折り曲げることにより曲げ部93が形成される。曲げ線94aで折り曲げることにより曲げ部94が形成される。曲げ部93,94は、平角線30の延設方向に対して90度傾斜する曲げ線93a,94aで曲げられた曲げ部である。そして、図9に示すように、連結部40における曲げ部93と曲げ部94との間が渡り部95となって、コイル要素21,22の上面において第1のコイル要素71の長辺71bの中央部の内周端と第2のコイル要素72の長辺72bの中央部の内周端との間を渡っている。即ち、図9に示すように、渡り部95は第1のコイル要素71の軸線L1および第2のコイル要素72の軸線L2に直交する方向に延びている。曲げ部93で、第1のコイル要素71の上面において渡り部95から第1のコイル要素71における長辺71bの内周側下方に向きが変えられる。また、曲げ部94で、第2のコイル要素72の上面において渡り部95から第2のコイル要素72における長辺72bの内周側下方に向きが変えられる。
このように、連結部90は、4箇所のフラットワイズ曲げで形成されている。詳しくは、連結部90は、平角線80の延設方向に対して45度傾斜する曲げ線91a,92aで曲げられた2箇所の曲げ部91,92と、平角線30の延設方向に対して90度傾斜する曲げ線93a,94aで曲げられた2箇所の曲げ部93,94を有する。
次に、リアクトル10の製造方法について説明する。
まず、コイル部品70の成形方法について述べる。
図13(a)に示すように、真っ直ぐに延びる平角線80における中央寄りの部位において曲げ線91aと曲げ線92aで曲げて図13(b)に示すように曲げ部91,92を形成する。詳しくは、曲げ線91aでフラットワイズ曲げにより折り返すとともに曲げ線92aでフラットワイズ曲げにより折り返すことにより曲げ部91,92を形成する。
そして、図13(b)に示すように、平角線80における曲げ部91よりも先端側をフラットワイズ巻により巻回して図13(c)に示すように第1のコイル要素71を形成する。同様に、図13(b)に示すように平角線80における曲げ部92よりも先端側をフラットワイズ巻により巻回して図13(c)に示すように第2のコイル要素72を形成する。
引き続き、連結部90において、図13(c)に示すように、平角線80の曲げ線93aでフラットワイズ曲げにより90度折り曲げて曲げ部93を形成するとともに平角線80の曲げ線94aでフラットワイズ曲げにより90度折り曲げて曲げ部94を形成する。
このようにして図9に示したコイル部品70が成形される。このコイル部品70および図1に示したU型コア61,62を用いて、コイル要素71,72にU型コア61,62の端面61a,61b,62a,62bを挿入してU型コア61,62における端面61a,62a同士および端面61b,62b同士を接近して対向配置させる。これにより、リアクトルが製造される。
以上のごとく、第2の実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(4)コイル部品70の構造として、一本の平角線80で第1のコイル要素71、第1のコイル要素71とは逆向きに巻かれた第2のコイル要素72および第1のコイル要素71の内周端と第2のコイル要素72の内周端とを繋ぐ連結部90が、それぞれフラットワイズ曲げで形成されている。よって、一本の平角線80で第1のコイル要素71、第2のコイル要素72および連結部90がそれぞれフラットワイズ曲げで形成されているので、第1のコイル要素71と第2のコイル要素72とを容易に繋ぐことができる。
(5)連結部90は、4箇所のフラットワイズ曲げで形成されているので、実用的である。
(6)連結部90は、平角線80の延設方向に対して45度傾斜する曲げ線91a,92aで曲げられた2箇所の曲げ部91,92と、平角線80の延設方向に対して90度傾斜する曲げ線93a,94aで曲げられた2箇所の曲げ部93,94を有するので、実用的である。
実施形態は前記に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
・コイル要素21,22,71,72は角筒形状でなくてもよい。
20…コイル部品、21…第1のコイル要素、22…第2のコイル要素、30…平角線、40…連結部、41…曲げ部、41a…曲げ線、42…曲げ部、42a…曲げ線、43…曲げ部、43a…曲げ線、44…曲げ部、44a…曲げ線、45…曲げ部、45a…曲げ線、46…曲げ部、46a…曲げ線、47…曲げ部、47a…曲げ線、48…曲げ部、48a…曲げ線、70…コイル部品、71…第1のコイル要素、72…第2のコイル要素、80…平角線、90…連結部、91…曲げ部、91a…曲げ線、92…曲げ部、92a…曲げ線、93…曲げ部、93a…曲げ線、94…曲げ部、94a…曲げ線。

Claims (5)

  1. 一本の平角線で第1のコイル要素、前記第1のコイル要素とは逆向きに巻かれた第2のコイル要素および前記第1のコイル要素の内周端と前記第2のコイル要素の内周端とを繋ぐ連結部が、それぞれフラットワイズ曲げで形成されていることを特徴とするコイル部品。
  2. 前記連結部は、8箇所のフラットワイズ曲げで形成されていることを特徴とする請求項1に記載のコイル部品。
  3. 前記連結部は、4箇所のフラットワイズ曲げで形成されていることを特徴とする請求項1に記載のコイル部品。
  4. 前記連結部は、前記平角線の延設方向に対して45度傾斜する曲げ線で曲げられた4箇所の曲げ部と、前記平角線の延設方向に対して90度傾斜する曲げ線で曲げられた4箇所の曲げ部を有することを特徴とする請求項2に記載のコイル部品。
  5. 前記連結部は、前記平角線の延設方向に対して45度傾斜する曲げ線で曲げられた2箇所の曲げ部と、前記平角線の延設方向に対して90度傾斜する曲げ線で曲げられた2箇所の曲げ部を有することを特徴とする請求項3に記載のコイル部品。
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