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JP2016038144A - 冷蔵庫 - Google Patents

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JP2016038144A
JP2016038144A JP2014161118A JP2014161118A JP2016038144A JP 2016038144 A JP2016038144 A JP 2016038144A JP 2014161118 A JP2014161118 A JP 2014161118A JP 2014161118 A JP2014161118 A JP 2014161118A JP 2016038144 A JP2016038144 A JP 2016038144A
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front plate
urethane foam
refrigerator
coating layer
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Pending
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JP2014161118A
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任彦 橋元
Takahiko Hashimoto
任彦 橋元
洋平 内山
Yohei Uchiyama
洋平 内山
真梨子 中尾
Mariko Nakao
真梨子 中尾
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Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
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Abstract

【課題】扉前面のガラス板を長期間に亘って接着保持できる扉付の冷蔵庫の提供。
【解決手段】透明前板25と発泡ウレタン26とを接着一体化して構成した扉を備える冷蔵庫であって、前記透明前板25は発泡ウレタン26側の面に塗膜層31を形成するとともに、この塗膜層31は発泡ウレタン26の独立気泡を破泡する消泡材を含まない構成としてある。これにより、発泡ウレタン26の塗膜層31と接着する面の独立気泡が消泡剤によって破泡されてボイドとなるのを防止できる。したがって、発泡ウレタンは塗膜層と接する面全体が独立気泡で形成されるスキン層のままとなって塗膜層に接着し、その接着強度は強力なものとなる。よって、長期間に亘って透明前板と発泡ウレタンとの接着強度を維持保証でき信頼性の高いものとすることができる。
【選択図】図8

Description

本発明は冷蔵庫に関し、特に冷蔵庫の扉構成に関するものである。
一般にこの種の冷蔵庫は、断熱性を有する冷蔵庫本体内に冷蔵室、冷凍室、野菜室等を設け、これら各冷蔵室、冷凍室、野菜室等は扉によって開閉可能に構成してある。
上記扉は、冷蔵庫本体の前面となる前板と、冷蔵室、冷凍室、野菜室等の内面となる内箱フレームと、これら前板と内箱フレームとを一体に連結する枠体と、の間にウレタンを充填発泡させて、冷蔵庫本体と同様断熱性を有するように構成してある。
このような冷蔵庫にあって、その扉の前板は冷蔵庫全体の見栄え、すなわち意匠に大きな影響を与え、その仕上がりは冷蔵庫全体の品位を大きく左右する。
そこでこの扉の意匠性を向上させるべく扉の前板をガラス板で構成したものが見られる(例えば、特許文献1参照)。
図12は上記特許文献1で提案された扉を示し、その前板101は着色模様等の塗膜層102をシルク印刷によって形成した着色ガラス板103で構成してあり、当該着色ガラス板103と内箱フレーム104と枠体105との間にウレタン106を充填発泡させて構成してある。
特許第3140110号公報
上記従来の構成によれば、塗膜層102の手前に着色ガラス板103の透明層が位置するため、塗膜層102による着色の色に深みが加わって質感が増し、金属製あるいは樹脂製の塗装前板に比べるとその意匠性が向上する利点がある。
しかしながら、上記従来の扉は枠体105にガラス板挿入部107を設け、このガラス板挿入部107に前記着色ガラス板103をはめ込んでいたため、このガラス板挿入部107の縁部が着色ガラス板103の前面周囲に露出し、着色ガラス板103を用いて向上させた意匠性を損なうという課題があった。
また、このガラス板挿入部107の縁部と着色ガラス板103との境界部にはごく微細な誇りや塵埃等が付着堆積していき、この微細なほこりや塵埃等は拭きとろうとしても完全にふき取ることができず、縁部に沿って線状に見え始めるようになる。これは着色ガラス板103の着色が白色系であれば短期間の使用で目立ちはじめ、使用期間が長くなるにつれて大きく目立つようになり、冷蔵庫の美観を大きく損ねる。
そこで出願人はこのような課題を解決すべく、枠体105のガラス挿入部107を廃止して、着色ガラス板103の端部をそのまま露出状態とすることが考えてみた。
このような構成とした場合、着色ガラス板103は発泡ウレタン106との接着力によ
ってのみ保持することになり、金属製あるいは樹脂製前板に比べ重量が大きい着色ガラス板103を長期間に亘って確実に発泡ウレタン106に接着保持させる保障が必要になってくる。
そこで出願人は上記着色ガラス板103と発砲ウレタン106との接着力の強化について種々検討してみた。その結果、次のような知見を得た。
すなわち、まず着色ガラス板103の表面に発泡ウレタン106を発泡させてこれら両者を直接接着一体化したものを作成し、その着色ガラス板103と発泡ウレタン106との接着面を剥がしてその接着状況を確認してみた。その結果、その幾つかのガラス板103と発泡ウレタン106との接着面にボイド(発泡ウレタンに形成される微細な独立気泡が破泡しこれらがつながって形成された空洞)が形成されている部分があるものが見られた。そして、このボイド発生の原因を追究していくと、次のようなことが判明した。
すなわち、一般的に発泡ウレタンはその発泡が独立気泡であって微細なものであるほど断熱性が高く接着力も強いものとなる。したがって発泡ウレタンには発泡時の泡が独立の微細なものとなるように整泡剤が配合されている。そしてこの整泡剤は主に疎水基ポリジメチルシロキサンと親水基からなる化学構造のシリコーン系整泡剤が用いられている。
一方、冷蔵庫の着色ガラス板はその表面に着色等のため塗膜層が形成してあり、この塗膜層を形成する有機溶剤系の塗料には、消泡剤が配合されている。この消泡剤はジメチルシリコーンオイル等のシリコーン系消泡剤が用いられていて、当該シリコーン系の消泡剤は塗料組成物との相溶性が悪く、塗装後生産に供するまでの間、すなわち時間の経過とともに塗膜表面に溶出してくる(ブリードアウト)。
そのため、前記シリコーン系消泡剤がブリードアウトした状態のガラス板の塗膜層上に発泡ウレタンを充填し発泡させると、前記発泡ウレタン中のシリコーン系整泡剤により微細な独立気泡を形成してもこの独立気泡が前記シリコーン系消泡剤により破泡され、これが塗膜表面に沿って広がり、ボイドが形成されていくことが判明した。したがってこの塗膜層の消泡剤による発泡ウレタンの破泡に起因するボイド発生を解消すれば着色ガラス板と発泡ウレタンとの接着力を強化することができることになる。
本発明はこのような知見に基づいてなしたもので、ガラス板等の透明前板と発泡ウレタンとの接着強度を向上させて長期間に亘ってその接着強度を維持保証できる信頼性の高い扉付の冷蔵庫を提供することを目的としたものである。
本発明は上記目的を達成するため、透明前板と発泡ウレタンとを接着一体化して構成した扉を備える冷蔵庫であって、前記透明前板は発泡ウレタン側の面に塗膜層を有するとともに、この塗膜層は発泡ウレタンの独立気泡を破泡する消泡材を含まない構成としてある。なお、上記消泡剤を含まないとは、実質的に消泡剤を含まないという意味であって、意図せずにわずかな消泡剤が混入しているものは含み、消泡剤を純粋にまったく含まないという意味ではない。
上記した構成により、この扉は、発泡ウレタンの独立気泡が消泡剤によって破泡されこれがつながってボイドが形成されるのを抑制することができる。したがって、発泡ウレタンはその接着面全体が独立気泡となったスキン層のままとなって透明前板に接着することになり、その接着強度は強力なものとなる。よって、長期間に亘って透明前板と発泡ウレタンとの接着強度を維持保証することができ信頼性の高いものとすることができる。
すなわち、発泡ウレタンと接する透明前板側に消泡剤があると、既述したようにこの消泡剤が発泡ウレタンの微細な独立気泡を破泡してしまい、この部分が空洞となって発泡ウレタンの接着面積が低減するが、前記発泡ウレタンと接着する塗膜層が消泡剤を含まないので、塗膜層の消泡剤が発泡ウレタンの独立気泡を破泡することがなくなり、その接着強度が強力なものとなるのである。これにより、長期間に亘って発泡ウレタンによる透明前板の接着強度を維持保障することができ、意匠性及び信頼性の高い冷蔵庫とすることができる。
本発明は、透明前板を用いて意匠性を高め、かつ、その透明前板と発泡ウレタンとの接着力も長期間に亘って維持保証でき、意匠性及び信頼性の高い扉付の冷蔵庫を提供することができる。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫の外観斜視図 同冷蔵庫の断面図 同冷蔵庫の扉の一つを示す斜視図 同冷蔵庫の扉の分解斜視図 同図3のA−A断面図 同図3のB−B断面図 同冷蔵庫の扉の拡大断面図 同図7のA部分の拡大断面図 同実施の形態3における冷蔵庫の扉における図7のA部分の拡大断面図 同実施の形態4における冷蔵庫の扉における図7のA部分の拡大断面図 同実施の形態5における冷蔵庫の扉における図7のA部分の拡大断面図 従来の冷蔵庫における扉の断面図
第1の発明は、透明前板と発泡ウレタンとを接着一体化して構成した扉を備える冷蔵庫であって、前記透明前板は発泡ウレタン側の面に塗膜層を有するとともに、この塗膜層は発泡ウレタンの独立気泡を破泡する消泡材を含まない構成としてある。なお、上記消泡剤を含まないとは、実質的に消泡剤を含まないという意味であって、意図せずにわずかな消泡剤が混入しているものは含み、消泡剤を純粋にまったく含まないという意味ではない。
上記した構成により、この扉は、発泡ウレタンの独立気泡が消泡剤によって破泡されこれがつながってボイドが形成されるのを抑制することができる。したがって、発泡ウレタンはその接着面全体が独立気泡となったスキン層のままとなって透明前板に接着することになり、その接着強度は強力なものとなる。よって、長期間に亘って透明前板と発泡ウレタンとの接着強度を維持保証することができ信頼性の高いものとすることができる。
すなわち、発泡ウレタンと接する透明前板側に消泡剤があると、既述したようにこの消泡剤が発泡ウレタンの微細な独立気泡を破泡してしまい、この部分が空洞となって発泡ウレタンの接着面積が低減するが、前記発泡ウレタンと接着する塗膜層が消泡剤を含まないので、塗膜層の消泡剤が発泡ウレタンの独立気泡を破泡することがなくなり、その接着強度が強力なものとなるのである。これにより、長期間に亘って発泡ウレタンによる透明前板の接着強度を維持保障することができ、意匠性及び信頼性の高い冷蔵庫とすることができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記透明前板の塗膜層よりも透明前板側に消泡剤入りの着色塗膜層を形成した構成としてある。
これにより、透明前板は外観からは消泡剤入りの着色塗膜層が見えるようになり、この消泡剤入りの着色塗膜層は塗装時に発生する泡を消泡剤で消泡するのでその塗膜表面は光沢のある艶やかなものとなり、その外観意匠性を一段と向上させることができる。
第3の発明は、第1または第2の発明において、前記透明前板に形成する塗膜層は蒸着層とした構成としてある。
これにより、蒸着層も消泡剤を含んでいないので、透明前板と発泡ウレタンとの接着強度は強力なものとなり、長期間に亘って透明前板と発泡ウレタンとの接着強度を維持保証することができるとともに、透明前板に蒸着層が持つ鏡面等の独特の意匠を付与することができ、その意匠性を一段と高めることができる。
第4の発明は、透明前板にフィルムを装着し、このフィルムを介して透明前板と発泡ウレタンとを接着一体化して構成した扉を備える冷蔵庫であって、前記フィルムは発泡ウレタン側の面に塗膜層を形成するとともに、この塗膜層は発泡ウレタンの独立気泡を破泡する消泡材を含まない構成としてある。なお、上記消泡剤を含まないとは、実質的に消泡剤を含まないという意味であって、意図せずにわずかな消泡剤が混入しているものは含み、消泡剤を純粋にまったく含まないという意味ではない。
これにより、この扉は、前記第1の発明と同様発泡ウレタンの独立気泡が消泡剤によって破泡されこれがつながってボイドが形成されるのを抑制することができる。したがって、発泡ウレタンはその接着面全体が独立気泡となったスキン層のままとなって透明前板のフィルムに接着することになり、その接着強度は強力なものとなる。よって、長期間に亘って透明前板と発泡ウレタンとの接着強度を維持保証することができ信頼性の高いものとすることができる。しかも、透明前板が外力を受けて万が一割れるようなことがあってもフィルムの存在によってその破片が飛び散るのを防止することができ、安全性が向上する。
第5の発明は、第4の発明において、前記フィルムはその塗膜層よりも透明前板側に消泡剤入りの着色塗膜層を形成した構成としてある。
これにより、透明前板は外観からはフィルムを透して消泡剤入りの着色塗膜層が見えるようになり、この消泡剤入りの塗膜層は塗装時に発生する泡を消泡剤で消泡するのでその塗膜表面は光沢のあるつややかなものとなり、その外観意匠性を一段と高いものとすることができる。
第6の発明は、第1〜第5の発明において、前記透明前板はその外周部を扉縁枠に接着した構成としてある。
これにより、透明前板は発泡ウレタンによる接着とともに縁枠との接着によっても保持されることになり、透明前板の接着保持をより確実なものとして維持保証することができる。
第7の発明は、前記第1〜第6の発明において、前記内箱フレームの縁枠のうち、少なくとも透明前板の下端面に位置する部分には当該透明前板の前面から前方に略飛び出すことなく透明前板下端面に重合する透明前板支持片を設けた構成としてある。
これにより、透明前板は内箱フレームの縁枠透明前板支持片によってその重量を支持されるので、透明前板のずれ等の異常事態を確実に防止でき安心感が大きく向上する上に、
当該透明前板支持片は透明前板前面より飛び出すことがないので、ガラス板挿入部のように扉前面から見えることもなく、意匠性は良好なまま維持できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の外観斜視図、図2は同冷蔵庫の断面図、図3は同冷蔵庫の扉の一つを示す斜視図、図4は同冷蔵庫の扉の分解斜視図、図5は同図3のA−A断面図、図6は同図3のB−B断面図、図7は同冷蔵庫の扉の拡大断面図、図8は同図7のA部分の拡大断面図である。
図1、図2において、冷蔵庫本体1は、前方に開口する金属製(例えば鉄板)の外箱2と、樹脂製(例えばABS)の内箱3と、これら外箱2と内箱3との間に発泡充填した硬質の発泡ウレタン等の発泡断熱材4からなる。上記冷蔵庫本体1はその内部に、冷蔵室5と、冷蔵室5の下に位置する切替室6及び切替室6に並設した製氷室7と、切替室6及び製氷室7の下部に位置する冷凍室8と、冷凍室8の下部に位置する野菜室9とを有する。また、前記冷蔵室5の前面は、例えば観音開き式の扉10,10により開閉自由に閉塞し、切替室6及び製氷室7と冷凍室8と野菜室9の前面部は引き出し式の扉11,12,13,14によって開閉自由に閉塞してある。
冷蔵庫本体1の背面には冷却室16があり、冷気を生成する冷却器17と、冷気を各室に供給する送風ファン18とが設けてある。また、上記冷蔵庫本体1の本体天面奥部には圧縮機19が設けてあり、コンデンサ(図示せず)と、放熱用の放熱パイプ20と、キャピラリーチューブ21と、前記した冷却器17とを順次環状に接続してなる冷凍サイクルに冷媒を封入し、冷却運転を行うように構成してある。
ここで、上記各扉10〜14は冷蔵庫本体1と同様硬質のウレタンを発泡充填して断熱性を持たせてあり、更に意匠性を向上させるべくその前面をガラス板等の透明前板で構成してある。
以下、扉10を例にしてその構成について図3〜図8を用いて説明する。なお、扉10以外の扉11〜14も同様の構成である。
図3〜図8において、23は冷蔵庫本体1の内側に位置することになる内箱フレームで゛、例えばABS樹脂で形成してある。24はこの内箱フレーム23の周端面に結合固定した縁枠で、ABS樹脂で形成してある。25は前記内箱フレーム23を覆うようにその縁枠24に積層配置したガラス板等の透明前板(以下、ガラス板と称す)で、この実施の形態では光沢のある強化ガラス板で形成してある。26は前記ガラス板25と内箱フレーム23と縁枠24との間の空間に充填発泡させた硬質の発泡ウレタンで、発泡によって内箱フレーム23及び縁枠24とともに前記ガラス板25に接着し、ガラス板25を接着保持している。27は前記ガラス板25と内箱フレーム23の縁枠24とを接着する両面テープである。
ここで、前記ガラス板25の内面、すなわち発泡ウレタン26との接着面には有機系塗料、例えばポリエステル樹脂からなる塗料でシルク印刷した塗膜層31が形成してある。この塗膜層31は従来配合されていた消泡剤を抜いたもの、すなわち消泡剤を含まないものとしてある。なお、ここでいう消泡剤を含まないとは、実質的に消泡剤を含まないという意味であって、意図せずにわずかな消泡剤が混入しているものは含み、消泡剤を純粋にまったく含まないという意味ではない。
一方、前記発泡ウレタン26はこれまで通り整泡剤32を有していて、独立気泡、特にガラス板25との接着面となる部分に微細な独立気泡を形成するようになっている。そして上記整泡剤32は既述したように主に疎水基ポリジメチルシロキサンと親水基からなる化学構造のシリコーン系整泡剤が用いられている。
また、前記内箱フレーム23の縁枠24は従来例で説明したようなガラス板挿入部を有しておらず、前記ガラス板25はその外周縁が図6に示すように縁枠24の端面24aと同一か若干内側に位置、この実施の形態では若干内側に位置させただけの構成としてある。
加えてこの実施の形態では、前記内箱フレーム23の縁枠24から前記ガラス板25の外周を囲む環状凸部33が形成してあり、図5に示すようにガラス板25の前面から前方に略飛び出すことのない程度の寸法(例えばガラス板25の前面から前方に2mm以内の飛び出し寸法)にて形成してあり、ガラス板下端面に重合する部分は透明前板支持片(以下、ガラス板支持片と称す)33bとなってガラス板25の重量を支える構成としてある。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作、作用を説明すると、この冷蔵庫の扉10は、ガラス板25内面の発泡ウレタン26との接着面に形成されている塗膜層31は消泡剤を含まないものであるので、発泡ウレタン26の塗膜層31と接着する面には微細な独立気泡が整然と形成されたスキン層状態となり、前記独立気泡が消泡剤によって破泡されこれがつながってボイドを形成するのを抑制される。したがって、発泡ウレタン26は塗膜層31と接する面全体が独立気泡で形成されるスキン層のままとなって塗膜層31に接着し、その接着強度は強力なものとなる。よって、長期間に亘ってガラス板25と発泡ウレタン26との接着強度を維持保証でき信頼性の高いものとすることができる。
すなわち、発泡ウレタン26と接するガラス板25側に消泡剤があると、既述したようにこの消泡剤が発泡ウレタン26の微細な独立気泡を消泡してしまい、この部分が空洞となって発泡ウレタン26の接着面積が低減するが、前記発泡ウレタン26と接着するガラス板25側に消泡剤を含まない塗膜層31を設けているので、消泡剤が発泡ウレタン26の独立気泡を破泡することがなくなり、その接着強度が強力なものとなるのである。これにより、長期間に亘って発泡ウレタン26によるガラス板25の接着強度を維持保障することができ、信頼性の高いものとすることができる。
更にこの実施の形態では、ガラス板25は、発泡ウレタン26との接着に加え、両面テープ27を介して縁枠24にも接着しているので、発泡ウレタン26と縁枠24の両方に強力に接着保持されることになり、より長期間に亘ってガラス板25の接着強度を維持保障することができ、更に信頼性の高いものとすることができる。
一方、上記扉は、上記接着強度の維持保障によって従来のガラス板周縁部を覆うガラス板挿入部等を廃止することができるから、ガラス板挿入部があるもののように意匠性を損なうことがなく、全面フラット感のあるすっきりとした外観にすることができる。また、ガラス板挿入部とガラス板表面との間の境界部にほこりや塵埃等が付着堆積してこれが線状に目立ってくることもなく、長期間に亘って初期の高い意匠性をそのまま維持することができる。
また、前記内箱フレーム23の縁枠24に設けた環状凸部33のうち、少なくともガラス板25の下端面に位置する部分はガラス板25下端面に重合していて、ガラス板25が
その重量で多少ずれたとしてもそのガラス板下端を受け止め支持するので、ガラス板25のずれ落ち等の異常事態を確実に防止でき安心感が大きく向上する上に、当該ガラス板支持片33bはガラス板25前面より飛び出すことがないので、ガラス板挿入部のように扉前面から見えることもなく、意匠性は良好なまま維持できる。
加えて、上記ガラス板25はその外周縁が縁枠24の端面24aより若干内側に位置する構成としてあるから、このガラス板25の外周縁を縁枠24の端面24a及び環状凸部33が保護することになる。よって、例えば生産ラインでの扉搬送時やユーザ宅における扉交換サービス時にガラス板25の外周縁が何らかの物に当たって割れたりするようなことを防止することもできる。
(実施の形態2)
この実施の形態2は前記実施の形態1で説明した塗膜層31を蒸着層で構成したものである。蒸着層としては、特に限定するものではないが、例えば、金、銀、プラチナ、アルミニュウム、チタンなどの金属や、シリカ、酸化チタン、五酸化ニオブ、フッ化マグネシウムなどの酸化物、フッ化物等による蒸着層があげられ、消泡剤は含んでいないものである。
この実施の形態の場合も前記実施の形態1と同様消泡剤による発泡ウレタン26の破泡がなくなるので、ガラス板25と発泡ウレタン26との接着強度を長期間に亘って維持保証することができる。しかも更に、ガラス板25に蒸着層が持つ独特の意匠、例えば銀の蒸着層であれば鏡面意匠を付与することができ、その意匠性を一段と高めることができる。
なお、その他の構成及び効果は前記実施の形態1と同様であり、説明は省略する。
(実施の形態3)
図9は実施の形態3における扉の図7A相当部分の拡大断面図である。
この実施の形態では、ガラス板25の塗膜層31よりもガラス板25側に消泡剤30入りの着色塗膜層29を形成した構成としてある。なおこの着色塗膜層31も有機系塗料、例えばポリエステル樹脂からなる塗料をシルク印刷して形成してある。
上記消泡剤30は一般的に塗料組成物とは相溶性がなく、その相溶性がないことによって塗料組成物中に形成される泡を破泡してその塗膜面を泡のないきれいなものとする。一方で前記消泡剤30は外観からはまったく視認できないものの、時間の経過とともに前記着色塗膜層29の塗膜表面にブリードアウトしてくるが、発泡ウレタン26との間には消泡剤を含まない塗膜層31が位置しているので発泡ウレタン26の整泡に対しては何ら影響を及ぼさない。なお、この実施の形態の着色塗膜層29の消泡剤30は有機溶剤系塗料用に最も一般的なシリコーン系の消泡剤例えばジメチルシリコーンオイルが用いられている。
上記構成において、この実施の形態の扉も前記実施の形態1と同様消泡剤による発泡ウレタン26の破泡がなくなるので、ガラス板25と発泡ウレタン26との接着強度を長期間に亘って維持保証することができる。しかもこの実施の形態の場合は、上記ガラス板25は塗膜層31よりもガラス板25側に消泡剤30入りの着色塗膜層29を形成しているので、外観からは消泡剤30入りの着色塗膜層29が見えるようになる。この消泡剤30入りの着色塗膜層29は塗装時に発生する泡を消泡剤30で消泡して泡が残らないので、その塗膜表面は光沢のある艶やかな光沢のあるものとなり、その外観意匠性は金属製あるいは樹脂製の塗装前板に比べると大きく向上する。
さらにこの実施の形態において、同図9の点線で示すように着色塗膜層29の更にガラス板25側に蒸着層28を形成すれば、蒸着層28の背面側に着色塗膜層29の色が透けて見える独特の意匠を作り出すことができ、更に意匠性の高いものとすることができる。
なお、その他の構成及び効果は前記実施の形態1と同様であり、説明は省略する。
(実施の形態4)
図10は実施の形態4における扉の図7A相当部分の拡大断面図である。
この実施の形態4ではガラス板25に透明なフィルム34を貼付け装着し、このフィルム34に消泡剤を含まない塗膜層31を印刷形成したものである。
この実施の形態の場合も前記実施の形態1と同様消泡剤による発泡ウレタン26の破泡がなくなるのでガラス板25と発泡ウレタン26との接着強度を長期間に亘って維持保証することができる。しかも更にフィルム34をガラス板25に貼付け装着しているので、ガラス板25が外力を受けて万が一割れることがあってもその破片が飛び散るのを防止することができ、安全性が向上する。
なお、その他の構成及び効果は前記実施の形態1と同様であり、説明は省略する。
(実施の形態5)
図11は実施の形態5における扉の図7A相当部分の拡大断面図である。
この実施の形態5ではガラス板25に透明なフィルム34を貼付け装着し、このフィルム34に消泡剤を含まない塗膜層31とともに、消泡剤30を含む着色塗膜層29を印刷形成たものである。
この実施の形態の場合も前記実施の形態3と同様消泡剤30による発泡ウレタン26の破泡がなくなるのでガラス板25と発泡ウレタン26との接着強度を長期間に亘って維持保証することができるうえに、着色塗膜層29を設けたことによりその意匠性を向上させることができ、しかもフィルム34をガラス板25に貼付け装着しているのでガラス板25が外力を受けて万が一割れることがあってもその破片が飛び散るのを防止でき、安全性が向上する。
なお、その他の構成及び効果は前記実施の形態1と同様であり、説明は省略する。
以上、本発明に係る冷蔵庫について、上記実施の形態を用いて説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。つまり、本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
以上のように本発明は、透明前板を用いて意匠性を高め、かつ、その透明前板と発泡スチロールとの接着力も長期間に亘って維持保証でき、意匠性及び信頼性の高い扉付の冷蔵庫を提供することができ、一般用はもちろん業務用の冷蔵庫やワインクーラーにも幅広く適用できる。
1 冷蔵庫本体
2 外箱
3 内箱
4 発泡断熱材
5 冷蔵室
6 切替室
7 製氷室
8 冷凍室
9 野菜室
10,11,12,13,14 扉
16 冷却室
17 冷却器
18 送風ファン
19 圧縮機
20 放熱パイプ
21 キャピラリーチューブ
23 内箱フレーム
24 縁枠
24a 端面
25 透明前板(ガラス板)
26 発泡ウレタン
27 両面テープ
28 蒸着層
29 着色塗膜層
30 消泡剤
31 塗膜層
32 整泡剤
33 環状凸部
33b 透明前板支持片(ガラス板支持片)
34 フィルム

Claims (7)

  1. 透明前板と発泡ウレタンとを接着一体化して構成した扉を備える冷蔵庫であって、前記透明前板は発泡ウレタン側の面に塗膜層を有するとともに、この塗膜層は発泡ウレタンの独立気泡を破泡する消泡材を含まない構成とした冷蔵庫。
  2. 透明前板の塗膜層よりも透明前板側に消泡剤入りの着色塗膜層を形成した請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 透明前板に形成する塗膜層は蒸着層とした請求項1又は2記載の冷蔵庫。
  4. 透明前板にフィルムを装着し、このフィルムを介して透明前板と発泡ウレタンとを接着一体化して構成した扉を備える冷蔵庫であって、前記フィルムは発泡ウレタン側の面に塗膜層を形成するとともに、この塗膜層は発泡ウレタンの独立気泡を破泡する消泡材を含まない構成とした冷蔵庫。
  5. フィルムはその塗膜層よりも透明前板側に消泡剤入りの着色塗膜層を形成した請求項4記載の冷蔵庫。
  6. 透明前板はその外周部を扉縁枠に接着した請求項1〜5のいずれか1項記載の冷蔵庫。
  7. 内箱フレームの縁枠のうち、少なくとも透明前板の下端面に位置する部分には当該透明前板の前面から前方に略飛び出すことなく透明前板下端面に重合する透明前板支持片を設けた請求項1〜6のいずれか1項記載の冷蔵庫。
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