JP2016035641A - 画像処理装置、画像処理装置の制御方法及び制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】リブートを要する障害が発生した場合のユーザの利便性の低下を抑えること。
【解決手段】ジョブを取得してジョブキュー記憶部114に記憶させると共に、ジョブキューに基づいてジョブの実行を制御するジョブ制御部111と、装置を構成する複数のユニットのいずれかにリブートを要する障害が発生したことを検知するSC検知部112と、リブートを要する障害が発生した場合、ジョブキューのうち、検知された障害に応じてリブートが必要なユニット以外のユニットで実行可能な実行命令を実行させた後に、リブートを実行制御するリブート判断部113とを含むことを特徴とする。
【選択図】図4
【解決手段】ジョブを取得してジョブキュー記憶部114に記憶させると共に、ジョブキューに基づいてジョブの実行を制御するジョブ制御部111と、装置を構成する複数のユニットのいずれかにリブートを要する障害が発生したことを検知するSC検知部112と、リブートを要する障害が発生した場合、ジョブキューのうち、検知された障害に応じてリブートが必要なユニット以外のユニットで実行可能な実行命令を実行させた後に、リブートを実行制御するリブート判断部113とを含むことを特徴とする。
【選択図】図4
Description
本発明は、画像処理装置、画像処理装置の制御方法及び制御プログラムに関する。
近年、情報の電子化が推進される傾向にあり、電子化された情報の出力に用いられるプリンタやファクシミリ及び書類の電子化に用いるスキャナ等の画像処理装置は欠かせない機器となっている。このような画像処理装置は、撮像機能、画像形成機能及び通信機能等を備えることにより、プリンタ、ファクシミリ、スキャナ、複写機として利用可能な複合機として構成されることが多い。
このような画像処理装置において、装置の構成要素に障害が発生した場合のシステムのリブートを工夫することにより、ユーザの利便性を高める方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に開示された方法においては、原稿の読取処理の実行中に障害によるリブートが発生した場合に、リブート前に読み取りが完了した原稿のを再度読み取ることなく画像形成出力を実行する。
特許文献1に開示された技術の場合、装置を構成するユニットに障害が発生した場合に、装置全体をリブートすることが前提となっている。他方、上述した複合機のように複数の機能を含む装置の場合、ユーザによって入力されたジョブに必要となるユニットは正常であり、他のユニットに障害が発生しているような場合もあり得る。
そのような場合であっても、装置の仕様によっては、障害が発生しているユニットのリブートを実行している間、他のユニットの動作も不可能となってしまう場合がある。従って、障害が発生した場合に直ちにリブートを実行する場合、ユーザによって入力されたジョブは直ちに実行可能であるにも関わらず、ユーザは他のユニットのリブートを待つこととなってしまい、ユーザに不要な待ち時間が発生してしまう。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、リブートを要する障害が発生した場合のユーザの利便性の低下を抑えることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、装置を構成する複数のユニットの少なくとも1つを用いた処理の実行命令を取得して記憶媒体に記憶させると共に、前記記憶媒体に記憶させた実行命令に基づいて前記ユニットに処理を実行させるジョブ制御部と、装置を構成する複数のユニットのいずれかにリブートを要する障害が発生したことを検知する障害検知部と、前記障害が検知された場合に前記リブートの実行を制御するリブート制御部とを含む画像処理装置であって、前記リブート制御部は、リブートを要する障害が発生した場合、前記記憶媒体に記憶されている実行命令のうち、検知された障害に応じてリブートが必要なユニット以外のユニットで実行可能な実行命令を実行させた後に、前記リブートが必要なユニットのリブートを実行制御することを特徴とする。
本発明によれば、リブートを要する障害が発生した場合のユーザの利便性の低下を抑えることができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。本実施形態においては、PC(Personal Computer)等の情報処理装置や、ディスプレイパネルに対する操作によって入力される処理の実行命令であるジョブに従って各種の処理を実行する画像処理装置を例として説明する。図1は、本実施形態に係る画像処理装置1の運用形態を示す図である。図1に示すように、本実施形態に係る画像処理装置1は、PC2とネットワークを介して接続されている。
PC2は、ユーザが操作する情報処理端末である。PC2は、インストールされたプリンタドライバの機能によって印刷ジョブ、即ち画像処理装置1に画像形成出力を実行させるための画像形成出力命令を生成し、画像処理装置1に画像形成出力を実行させる。また、PC2は、画像処理装置1に画像情報を格納するためのジョブや、画像処理装置1にスキャンを実行させるためのジョブ等、様々なジョブを生成して画像処理装置1に送信する。
画像処理装置1は、撮像機能、画像形成機能及び通信機能等を備えることにより、プリンタ、ファクシミリ、スキャナ、複写機として利用可能なMFP(MultiFunction Peripheral:複合機)である。
次に、本実施形態に係るPC2及び画像処理装置1等の情報処理装置のハードウェア構成について図2を参照して説明する。尚、画像処理装置1は、図2に示すハードウェア構成に加えて、スキャナ、プリンタ等を実現するためのエンジンを備える。
図2に示すように、本実施形態に係る情報処理装置は、一般的なサーバやPC等と同様の構成を含む。即ち、本実施形態に係る情報処理装置は、CPU(Central Processing Unit)10、RAM(Random Access Memory)20、ROM(Read Only Memory)30、HDD(Hard Disk Drive)40及びI/F50がバス80を介して接続されている。また、I/F50にはLCD(Liquid Crystal Display)60及び操作部70が接続されている。
CPU10は演算手段であり、情報処理装置全体の動作を制御する。RAM20は、情報の高速な読み書きが可能な揮発性の記憶媒体であり、CPU10が情報を処理する際の作業領域として用いられる。ROM30は、読み出し専用の不揮発性記憶媒体であり、ファームウェア等のプログラムが格納されている。HDD40は、情報の読み書きが可能な不揮発性の記憶媒体であり、OS(Operating System)や各種の制御プログラム、アプリケーション・プログラム等が格納される。
I/F50は、バス80と各種のハードウェアやネットワーク等を接続し制御する。LCD60は、ユーザが情報処理装置の状態を確認するための視覚的ユーザインタフェースである。操作部70は、キーボードやマウス等、ユーザが情報処理装置に情報を入力するためのユーザインタフェースである。
このようなハードウェア構成において、ROM30に格納されたプログラムや、HDD40若しくは図示しない光学ディスク等の記憶媒体からRAM20に読み出されたプログラムに従ってCPU10が演算を行うことにより、ソフトウェア制御部が構成される。このようにして構成されたソフトウェア制御部と、ハードウェアとの組み合わせによって、本実施形態に係るPC2、画像処理装置1の機能を実現する機能ブロックが構成される。
次に、本実施形態に係る画像処理装置1の機能構成について、図3を参照して説明する。図3は、本実施形態に係る画像処理装置1の機能構成を示すブロック図である。図3に示すように、本実施形態に係る画像処理装置1は、コントローラ100、ADF(Auto Documennt Feeder:原稿自動搬送装置)101、スキャナユニット102、排紙トレイ103、ディスプレイパネル104、給紙テーブル105、プリントエンジン106、排紙トレイ107及びネットワークI/F108を有する。
また、コントローラ100は、主制御部110、エンジン制御部120、画像処理部130、操作表示制御部140及び入出力制御部150を含む。図3に示すように、本実施形態に係る画像処理装置1は、スキャナユニット102、プリントエンジン106を有する複合機として構成されている。尚、図3においては、電気的接続を実線の矢印で示しており、用紙の流れを破線の矢印で示している。
ディスプレイパネル104は、画像処理装置1の状態を視覚的に表示する出力インタフェースであると共に、タッチパネルとしてユーザが画像処理装置1を直接操作し、若しくは画像処理装置1に対して情報を入力する際の入力インタフェースでもある。即ち、ディスプレイパネル104は、ユーザによる操作を受けるための画像を表示する機能を含む。ディスプレイパネル104は、図2に示すLCD60及び操作部70によって実現される。
ネットワークI/F108は、画像処理装置1がネットワークを介してPC2等の他の機器と通信するためのインタフェースであり、Ethernet(登録商標)やUSB(Universal Serial Bus)インタフェースが用いられる。ネットワークI/F108は、TCP/IPプロトコルによる通信が可能である。また、ネットワークI/F108は、画像処理装置1がファクシミリとして機能する際に、ファクシミリ送信を実行するためのインタフェースとしても機能する。そのため、ネットワークI/F108は、電話回線にも接続されている。ネットワークI/F108は、図2に示すI/F50によって実現される。
コントローラ100は、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせによって構成される。具体的には、ROM30に格納されたプログラムや、HDD40若しくは図示しない光学ディスク等の記憶媒体からRAM20に読み出されたプログラムに従ってCPU10が演算を行うことにより構成されるソフトウェア制御部と集積回路などのハードウェアによってコントローラ100が構成される。コントローラ100は、画像処理装置1全体を制御する制御部として機能する。
主制御部110は、コントローラ100に含まれる各部を制御する役割を担い、コントローラ100の各部に命令を与える。エンジン制御部120は、プリントエンジン106やスキャナユニット102等を制御若しくは駆動する駆動手段としての役割を担う。画像処理部130は、主制御部110の制御に従い、印刷出力すべき画像情報に基づいて描画情報を生成する。この描画情報とは、画像形成部であるプリントエンジン106が画像形成動作において形成すべき画像を描画するための情報である。
また、画像処理部130は、スキャナユニット102から入力される撮像データを処理し、画像データを生成する。この画像データとは、スキャナ動作の結果物として画像処理装置1の記憶領域に格納され若しくはネットワークI/F108を介して他の情報処理端末や記憶装置に送信される情報である。
操作表示制御部140は、ディスプレイパネル104に情報表示を行い若しくはディスプレイパネル104を介して入力された情報を主制御部110に通知する。入出力制御部150は、ネットワークI/F108を介して入力される情報を主制御部110に入力する。また、主制御部110は、入出力制御部150を制御し、ネットワークI/F108及びネットワークを介して他のネットワークに接続された機器にアクセスする。
画像処理装置1がプリンタとして動作する場合は、まず、入出力制御部150がネットワークI/F108を介して印刷ジョブを受信する。即ち、入出力制御部150が画像形成出力命令取得部として機能する。入出力制御部150は、受信した印刷ジョブを主制御部110に転送する。主制御部110は、印刷ジョブを受信すると、画像処理部130を制御して印刷ジョブに含まれる文書情報若しくは画像情報に基づいて描画情報を生成させる。
画像処理部130によって描画情報が生成されると、エンジン制御部120は、プリントエンジン106を制御し、上記生成された描画情報に基づき、給紙テーブル105から搬送される用紙に対して画像形成を実行させる。即ち、画像処理部130、エンジン制御部120及びプリントエンジン106が画像形成出力部として機能する。
画像処理装置1がスキャナとして動作する場合は、ユーザによるディスプレイパネル104の操作若しくはネットワークI/F108を介してPC2等の他の端末から入力されるスキャン実行指示に応じて、操作表示制御部140若しくは入出力制御部150が主制御部110にスキャン実行信号を転送する。主制御部110は、受信したスキャン実行信号に基づき、エンジン制御部120を制御する。
エンジン制御部120は、ADF101を駆動し、ADF101にセットされた撮像対象原稿をスキャナユニット102に搬送する。また、エンジン制御部120は、スキャナユニット102を駆動し、ADF101から搬送される原稿を撮像する。また、ADF101に原稿がセットされておらず、スキャナユニット102に直接原稿がセットされた場合、スキャナユニット102は、エンジン制御部120の制御に従い、セットされた原稿を撮像する。即ち、スキャナユニット102が撮像部として動作すると共に、エンジン制御部120が、読取制御部として機能する。
撮像動作においては、スキャナユニット102に含まれるCCD等の撮像素子が原稿を光学的に走査し、光学情報に基づいて生成された撮像情報が生成される。エンジン制御部120は、スキャナユニット102が生成した撮像情報を画像処理部130に転送する。画像処理部130は、主制御部110の制御に従い、エンジン制御部120から受信した撮像情報に基づき画像情報を生成する。
画像処理部130が生成した画像情報は主制御部110が取得し、主制御部110がHDD40等の画像処理装置1に装着された記憶媒体に保存する。即ち、スキャナユニット102、エンジン制御部120及び画像処理部130が連動して、画像入力部として機能する。画像処理部130によって生成された画像情報は、ユーザの指示に応じてそのままHDD40等に格納され若しくは入出力制御部150及びネットワークI/F108を介してPC2等の外部の装置に送信される。
また、画像処理装置1が複写機として動作する場合は、エンジン制御部120がスキャナユニット102から受信した撮像情報若しくは画像処理部130が生成した画像情報に基づき、画像処理部130が描画情報を生成する。その描画情報に基づいてプリンタ動作の場合と同様に、エンジン制御部120がプリントエンジン106を駆動する。尚、描画情報と撮像情報との情報形式が同一である場合は、撮像情報をそのまま描画情報として用いることも可能である。
次に、本実施形態の要旨に係る機能として、主制御部110によって実現される機能について図4を参照して説明する。図4に示すように、本実施形態に係る主制御部110は、ジョブ制御部111、SC(Service Call)検知部112、リブート判断部113、ジョブキュー記憶部114及びSCテーブル記憶部115を含む。
ジョブ制御部111は、入出力制御部150や操作表示制御部140を介して入力されるジョブを取得し、ジョブの内容に基づいて画像処理部130やエンジン制御部120を制御することにより、ジョブを実行させる。その際、取得したジョブをジョブキュー記憶部114に記憶させる。また、本実施形態に係るジョブ制御部111は、SC検知部112によってサービスコールが検知されている間のジョブの実行制御を行う機能を有する。
SC検知部112は、画像処理装置1各部のユニットによって通知されるサービスコールを取得する。即ち、SC検知部112が障害検知部として機能する。サービスコールとは、ユニットに障害が発生したことを知らせる通知であり、障害が発生したユニットや障害の内容に応じた識別子を有する。SC検知部112は、取得したサービスコールの情報をリブート判断部113に通知する。
リブート判断部113は、SC検知部112からサービスコールの情報を取得すると、SCテーブル記憶部115に記憶されたSCテーブルに基づいて装置の強制終了の要否や、リブートの要否、ジョブの実行の可否などを判断してジョブ制御部111に通知する。また、判断結果に応じてエンジン制御部120を制御することにより対象のユニットをリブートする。即ち、リブート判断部113がリブート制御部として機能する。
ジョブキュー記憶部114は、画像処理装置1に入力されたジョブを記憶している記憶部である。図5を参照して、ジョブキュー記憶部114においてジョブの一覧が管理されているジョブキューテーブルについて説明する。図5に示すように、ジョブキューテーブルは、“ジョブID”、“ジョブ状態”、“ジョブタイプ”、“ジョブ進捗情報”の項目を含む。
“ジョブID”は、ジョブを一意に識別する識別子である。“ジョブ状態”は、「実行中」、「待機中」等、ジョブの実行状態を示す情報である。「実行中」、「待機中」の他、本実施形態に係る画像処理装置1においては、実行中にSCが発生したことによりジョブが中断されたことを示す「停止中」という状態がある。
“ジョブタイプ”は、「印刷」、「文書蓄積」、「スキャン」等、ジョブの内容を示す項目である。この“ジョブタイプ”に基づき、実行に必要なユニットが判断される。“ジョブ進捗情報”は、例えばプリントアウトやコピーにおけるページ数や、スキャンにおける原稿の枚数等、ジョブが実行されることにより更新される情報である。
ジョブ制御部111は、新たなジョブを受信すると、受信したジョブに対応するレコードを図5に示すようにジョブキューテーブルに追加する。また、ジョブを実行制御することによりエンジン制御部120を介してリアルタイムに情報を取得し、“ジョブ進捗情報”を更新する。
SCテーブル記憶部115は、画像処理装置1において発生する可能性のあるサービスコールの一覧情報であるSCテーブルを格納している記憶部である。図6を参照して、本実施形態に係るSCテーブルの内容について説明する。図6に示すように、本実施形態に係るSCテーブルは、“SCID”、“対象ユニット”、“強制終了”、“SCリブート対象”の項目を含む。
“SCID”は、サービスコールを一意に識別する識別子である。“対象ユニット”は、「スキャナ」、「プロッタ」、「ADF」等、夫々のサービスコールにおいて障害が発生したユニットを示す項目である。“強制終了”は、以降の装置の動作が不可能となるため、装置をシャットダウンする必要があるか否かを示す項目である。
“SCリブート対象”は、対象のユニットをリブートすることによって装置の動作を継続させる対象のサービスコールであるか否かを示す項目である。リブートによって解消可能な障害であれば“YES”となっており、リブートの必要が無い場合や、リブートでは解消不可能な障害の場合には“NO”となっている。
このように、SCテーブルは、障害の種類とリブートの必要なユニットとが関連付けられた情報である。即ち、SCテーブルが障害情報として用いられ、SCテーブル記憶部115が障害情報記憶部として機能する。
次に、本実施形態に係る画像処理装置1における主制御部110の動作について、図7のシーケンス図を参照して説明する。図7に示すように、まずはジョブ制御部111がジョブを受信する(S701)。ジョブ制御部111は、ジョブを受信すると、受信したジョブのキューをジョブキュー記憶部114に図5に示すように格納する(S702)。そして、画像処理部130やエンジン制御部120を制御してジョブの実行制御を行う(S703)。
他方、SC検知部112は、エンジン制御部120等の画像処理装置1の各部からの通知によりサービスコールを検知し、その情報をリブート判断部113に通知する(S704)。サービスコールの情報を取得したリブート判断部113は、図6において説明したSCテーブルを参照し(S705)、まずは強制終了の対象のサービスコールであるか否かを判断する(S706)。
強制終了が不要であれば、次にリブート判断部113は、ジョブキューテーブルのジョブキューを参照し(S707)、発生したサービスコールの内容と実行中若しくは待機中のジョブに基づいてジョブの続行可否を判断する(S708)。素子、リブート判断部113は、ジョブの続行可否の判断結果に応じた制御を実行する(S709)。
次に、本実施形態に係るリブート判断部113の動作について、図8のフローチャートを参照して詳細に説明する。図8に示すようにリブート判断部113は、SC検知部112からの通知によりサービスコールの発生を検知すると(S801)、SCテーブルを参照し(S802)、“強制終了”の項目に基づいて発生したサービスコールは強制終了の対象か否か判断する(S803)。
強制終了の対象であった場合(S803/YES)、リブート判断部113は、画像処理装置1のシャットダウンを実行して(S811)、処理を終了する。他方、強制終了の対象ではない場合(S803/NO)、リブート判断部113は、“SCリブート対象”の項目に基づいて発生したサービスコールはリブートの対象であるか否か判断する(S804)。
S804の判断の結果、リブートの対象でなかった場合(S804/NO)、リブート判断部113は、通常の装置動作を続行してサービスコールの処理を終了する。他方、リブートの対象であった場合(S804/YES)、リブート判断部113は、ジョブキュー記憶部114のジョブキューを参照する(S805)。
ジョブキューを参照した結果、ジョブキューが蓄積されていなければ(S806/NO)、リブート判断部113は、対象のユニットのリブートを実行し(S810)、処理を終了する。他方、ジョブキューが蓄積されていた場合(S806/YES)、リブート判断部113は、蓄積されているジョブキューの“ジョブタイプ”と、発生したサービスコールの“対象ユニット”とに基づき、リブート前のジョブの実行が可能か否か判断する(S807)。
S807の判断の結果、ジョブが実行可能であれば(S807/YES)、リブート判断部113はジョブIDを指定してリブート前の実行が可能であることをジョブ制御部111に通知してジョブの実行制御を行う(S808)。その後、リブート判断部113はS805からの処理を繰り返す。
他方、ジョブの実行が不可能であった場合(S807/NO)、リブート判断部113は、リブート前に実行可能なジョブがジョブキューに蓄積されていないか否か判断し(S809)、未だ判断していないジョブキューがあれば(S809/NO)、S805からの処理を繰り返す。他方、リブート前に実行可能なジョブがジョブキューになければ(S809/YES)、リブート判断部113は、対象のユニットのリブートを実行し(S810)、処理を終了する。このような処理により、本実施形態に係るサービスコールの処理動作が完了する。
このように、本実施形態に係るリブート判断部113の機能によれば、サービスコールが発生した場合に、SCテーブルに登録された情報に基づいて対象のユニットを判断した上で、ジョブを継続可能な場合にはジョブを継続し、実行可能なジョブのキューが無くなった時点で対象のユニットをリブートする。換言すると、サービスコールが発生し、リブートを要するユニット以外のユニットで実行可能な実行命令を実行させた後に、リブートが必要なユニットのリブートを実行制御する。従って、障害が発生したユニットと無関係なジョブについては、障害が発生したユニットのリブートを待つことなく完了することが可能であり、ユーザの利便性を向上することが出来る。
尚、図8の動作の実行中にも新たなジョブが画像処理装置1に入力されることがあり得る。その場合、ジョブ制御部111は、図7のS701、S702と同様に、受信したジョブをジョブキュー記憶部114に格納する。リブート判断部113は、サービスコールが発生する以前からジョブキュー記憶部114に蓄積されていたジョブキューと同様に、新たに蓄積されたジョブキューについても図8のS805において順次参照し、以下同様に処理を行う。
尚、S806の判断においてジョブキューが蓄積されていないと判断された場合や、S809において、実行可能なジョブがないと判断された場合、リブート判断部113は、即座にS810でリブートを実行するのではなく、多少の待機期間を設けた上でリブートを行っても良い。これにより、この待機期間の間に、新たなジョブであってリブート前に実行可能なジョブが入力された場合には、リブートを待つことなくジョブを実行することが可能となり、ユーザの利便性を向上することが出来る。
次に、図9を参照して、リブートが完了した後のジョブ制御部111の動作について説明する。ジョブ制御部111は、リブート判断部113から通知を受けることにより、リブートの完了を認識する(S901)。リブートが完了すると、ジョブ制御部111は、ジョブキュー記憶部114のジョブキューを参照する(S902)。
ジョブキューを参照したジョブ制御部111は、まず、“ジョブ状態”の項目に基づき、サービスコールの発生によって中断された停止中のジョブの有無を確認する(S903)。停止中のジョブがあった場合(S903/YES)、ジョブ制御部111は、“ジョブ進捗情報”の項目に基づき、途中からジョブを再開する(S904)。
再開したジョブが完了した場合、若しくは、停止中のジョブが無かった場合(S903/NO)、ジョブ制御部111は、更にジョブキューが蓄積されているか否か確認する(S905)。そして、ジョブキューが蓄積されている場合(S905/YES)、蓄積されているジョブを実行し(S906)、処理を終了する。他方、ジョブキューが蓄積されていなかった場合(S905/NO)、そのまま処理を終了する。
このように、リブート完了後の処理においては、「停止中」のジョブを優先的に再開することにより、リブート前に実行されたジョブとの連続性を保つことが可能となる。
以上、説明したように、本実施形態に係る画像処理装置1のリブートの制御によれば、リブートを要する障害が発生した場合において、既に入力されているジョブのうち、リブートを行うことなく実行可能なジョブを実行した後にリブートを実行するため、リブートを要する障害が発生した場合のユーザの利便性の低下を抑えることが出来る。
1 画像形成装置
2 PC
10 CPU
20 RAM
30 ROM
40 HDD
50 I/F
60 LCD
70 操作部
80 バス
100 コントローラ
101 ADF
102 スキャナユニット
103 排紙トレイ
104 ディスプレイパネル
105 給紙テーブル
106 プリントエンジン
106a ドットピン
106b インクリボン
107 排紙トレイ
108 ネットワークI/F
110 主制御部
111 ジョブ制御部
112 SC検知部
113 リブート判断部
114 ジョブキュー記憶部
115 SCテーブル記憶部
120 エンジン制御部
130 画像処理部
140 操作表示制御部
150 入出力制御部
2 PC
10 CPU
20 RAM
30 ROM
40 HDD
50 I/F
60 LCD
70 操作部
80 バス
100 コントローラ
101 ADF
102 スキャナユニット
103 排紙トレイ
104 ディスプレイパネル
105 給紙テーブル
106 プリントエンジン
106a ドットピン
106b インクリボン
107 排紙トレイ
108 ネットワークI/F
110 主制御部
111 ジョブ制御部
112 SC検知部
113 リブート判断部
114 ジョブキュー記憶部
115 SCテーブル記憶部
120 エンジン制御部
130 画像処理部
140 操作表示制御部
150 入出力制御部
Claims (6)
- 装置を構成する複数のユニットの少なくとも1つを用いた処理の実行命令を取得して記憶媒体に記憶させると共に、前記記憶媒体に記憶させた実行命令に基づいて前記ユニットに処理を実行させるジョブ制御部と、
装置を構成する複数のユニットのいずれかにリブートを要する障害が発生したことを検知する障害検知部と、
前記障害が検知された場合に前記リブートの実行を制御するリブート制御部とを含む画像処理装置であって、
前記リブート制御部は、リブートを要する障害が発生した場合、前記記憶媒体に記憶されている実行命令のうち、検知された障害に応じてリブートが必要なユニット以外のユニットで実行可能な実行命令を実行させた後に、前記リブートが必要なユニットのリブートを実行制御することを特徴とする画像処理装置。 - 障害の種類とリブートの必要なユニットとが関連付けられた障害情報を記憶している障害情報記憶部を含み、
前記リブート制御部は、前記障害情報を参照することにより、前記記憶媒体に記憶されている実行命令について、検知された障害に応じてリブートが必要であるか否か判断することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記ジョブ制御部は、前記実行命令に基づいて前記ユニットの処理を実行させる際、処理の進捗を示す進捗情報を記憶媒体に記憶させ、検知された障害に応じてリブートが必要となったユニットのリブートが完了した後、前記進捗情報に基づいて前記処理を途中から再開することを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
- 前記リブート制御部は、検知された障害に応じてリブートが必要なユニット以外のユニットで実行可能な実行命令が前記記憶媒体に記憶されていない場合に前記リブートが必要なユニットのリブートを実行制御し、前記リブートの実行制御に際して処理の待機期間を設けることを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項に記載の画像処理装置。
- 装置を構成する複数のユニットの少なくとも1つを用いた処理の実行命令を取得して記憶媒体に記憶させると共に、前記記憶媒体に記憶させた実行命令に基づいて前記ユニットに処理を実行させるジョブ制御部と、
装置を構成する複数のユニットのいずれかにリブートを要する障害が発生したことを検知する障害検知部と、
前記障害が検知された場合に前記リブートの実行を制御するリブート制御部とを含む画像処理装置の制御方法であって、
リブートを要する障害が発生した場合、前記記憶媒体に記憶されている実行命令のうち、検知された障害に応じてリブートが必要なユニット以外のユニットで実行可能な実行命令を実行させた後に、前記リブートが必要なユニットのリブートを実行制御することを特徴とする画像処理装置の制御方法。 - 装置を構成する複数のユニットの少なくとも1つを用いた処理の実行命令を取得して記憶媒体に記憶させると共に、前記記憶媒体に記憶させた実行命令に基づいて前記ユニットに処理を実行させるステップと、
装置を構成する複数のユニットのいずれかにリブートを要する障害が発生したことを検知するステップと、
リブートを要する障害が発生した場合、前記記憶媒体に記憶されている実行命令のうち、検知された障害に応じてリブートが必要なユニット以外のユニットで実行可能な実行命令を実行させた後に、前記リブートが必要なユニットのリブートを実行制御するステップとを情報処理装置に実行させることを特徴とする画像処理装置の制御プログラム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2014157877A JP2016035641A (ja) | 2014-08-01 | 2014-08-01 | 画像処理装置、画像処理装置の制御方法及び制御プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2014157877A JP2016035641A (ja) | 2014-08-01 | 2014-08-01 | 画像処理装置、画像処理装置の制御方法及び制御プログラム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2016035641A true JP2016035641A (ja) | 2016-03-17 |
Family
ID=55523464
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2014157877A Pending JP2016035641A (ja) | 2014-08-01 | 2014-08-01 | 画像処理装置、画像処理装置の制御方法及び制御プログラム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2016035641A (ja) |
-
2014
- 2014-08-01 JP JP2014157877A patent/JP2016035641A/ja active Pending
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