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JP2016035078A - ポリイソシアネートから誘導されるポリマーシートを調整する方法 - Google Patents

ポリイソシアネートから誘導されるポリマーシートを調整する方法 Download PDF

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JP2016035078A JP2015242054A JP2015242054A JP2016035078A JP 2016035078 A JP2016035078 A JP 2016035078A JP 2015242054 A JP2015242054 A JP 2015242054A JP 2015242054 A JP2015242054 A JP 2015242054A JP 2016035078 A JP2016035078 A JP 2016035078A
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ラガーシ マテオ
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エイチ. レシュ ウィリアム
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  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
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Abstract

【課題】硬化非エラストマー性ポリマーシート調製方法を提供すること
【解決手段】
ポリイソシアネート誘導硬化非エラストマー性ポリマーシート調製方法を記載する。該方法は第1成分(20)及び第2別成分(22)を合せて反応混合物を形成する工程;予め加熱したシート型(10)に特定最低充填速度で反応混合物を導入する工程;反応混合物ゲル化工程;厚み少なくとも6.35mm(0.25in)硬化シートを得るのに十分な温度及び時間の反応混合物加熱工程;及び型から硬化シートを取出し非エラストマー性ポリマーシートを得る工程を含む。第2成分中の活性水素官能基がヒドロキシル基を含む場合第1及び第2成分を最初少なくとも50℃温度に加熱する。このようなプロセスで形成されたポリウレタンシートは最低光学欠陥を示しこのプロセスで以前可能だったよりも厚い優れたシートを製造できる。
【選択図】なし

Description

関連出願への相互参照
本出願は、2011年11月1日に出願された米国仮特許出願第61/554,023号からの優先権の利益を主張し、この出願は本明細書においてその全体が参照として援用される。
発明の分野
本発明は、硬化した非エラストマー性ポリマーシートを調製する方法に関する。
発明の背景
例えば、ディスプレイ、フロントガラス、サングラス、ファッションレンズ、度なしレンズおよび度つきレンズ、スポーツマスク、フェイスシールドおよびゴーグルのような種々の用途のために、耐久性および耐摩耗性を維持しつつ、許容され得る光学的品質を与えるポリウレタン、ポリ尿素およびポリチオ尿素物品が望まれる。
大きな寸法(例えば、少なくとも900cm)および少なくとも1/2インチの厚みを有するポリマーシートを注型することは、硬化サイクル中の反応物の流れる線および発熱によって生じる最終生成物中の条線に起因して、困難であることがわかっている。
光学物品の製造において、優れた特性(弾性、耐化学薬品性および耐衝撃性)に起因して、ポリウレタン含有材料およびポリウレタン−尿素が望ましい。これらの材料は、レンズ、スクリーンなどのための型への注型に使用されてきた。しかし、これらの使用は、同様の品質を有するより大きなポリウレタン含有ポリマーシートの調製が困難であるため、これらの小規模での用途に限定されてきた。このような困難性としては、短いゲル化時間および高い粘度が挙げられ、これによって熱伝達が遅くなり、これらの材料の従来の注型を非常に困難なものにする。
優れた光学特性および機械特性を利用するように、光学素子および物品で使用するための、ポリイソシアネートから誘導される欠陥のない材料を大きなシートの形で調製する方法を提供することが望ましい。
本発明によれば、硬化した非エラストマー性ポリマーシートを調製する方法が提供される。ポリマーシートは、ポリイソシアネートから誘導される。この方法によって、面積が少なくとも900cmであり、体積が少なくとも1600cmであるポリマーシートを調製することができる。この方法は、
(a)イソシアネート官能基を含む材料および場合により触媒を含む第1の成分を提供する工程;
(b)イソシアネートと反応性である活性水素官能基を含む材料および場合により触媒を含む第2の別個の成分を提供する工程であって、触媒が、第1の成分および第2の成分の少なくとも1つに存在し、第2の成分中の活性水素官能基がヒドロキシル基を含む場合、第1の成分および第2の成分を、最初に少なくとも50℃の温度まで加熱する工程;
(c)第1の成分と第2の成分とを合わせて反応混合物を形成する工程;
(d)少なくとも3000g/minの充填速度で、実質的に均一な厚みになるように反応混合物をシート型に導入する工程であって、前記シート型が少なくとも50℃の温度まであらかじめ加熱されている、工程;
(e)反応混合物がゲル化するのに十分な時間、もっと高い温度にさらに加熱することなく、反応混合物を保持する工程;
(f)厚みが少なくとも6.35mm(0.25インチ)の硬化したシートを得るのに十分な温度および時間、反応混合物を加熱する工程;および
(g)型から硬化したシートを取り出し、非エラストマー性ポリマーシートを得る工程を含む。
図1は、側壁の入口を備える、上部が開いた長方形の型の概略正面斜視図である。 図2は、底部の入口を備える、上部が開いた長方形の型の概略正面斜視図である。 図3は、底部の入口を備える、傾いた上部が開いた長方形の型の概略正面斜視図である。
なお、本明細書および添付の特許請求の範囲で用いられる場合、「1つの(a)」、「1つの(an)」および「その(the)」という単数形は、明示的に明確に1個の対象物に限定されている場合を除き、複数の対象物を含む。
本明細書の目的のために、別途の指示のない限り、本明細書および特許請求の範囲で用いられる成分、反応条件および他のパラメータの量を表す全ての数字は、あらゆる場合に、用語「約」で修飾されていると理解されるべきである。したがって、矛盾することが示されていない限り、以下の明細書および添付の特許請求の範囲に記載されている数値パラメータは概算値であり、本発明によって得られる望ましい特性によって変わることがある。少なくとも、特許請求の範囲に均等論を適用することを制限するつもりはなく、それぞれの数値パラメータは、少なくとも、報告されている有効桁数を考慮して、通常の丸め技術を適用することによって解釈されるべきである。
本明細書のあらゆる数値範囲は、列挙した数値範囲の中に含まれるあらゆる数値およびあらゆる数値の範囲を含む。本発明の広い範囲を記載する数値範囲およびパラメータは概算値であるが、具体例に記載する数値は、可能な限り正確に報告している。しかし、いかなる数値も、それぞれの試験測定でみられる標準偏差から必然的に生じるある一定の誤差を本質的に含む。
本明細書に提示される本発明の種々の実施形態および実施例は、それぞれ、本発明の範囲について非限定的であると理解される。
以下の記載および特許請求の範囲で使用する場合、以下の用語は、以下に示す意味を有する。
「硬化する」、「硬化した」または同様の用語は、硬化した組成物または硬化性組成物と関連して使用する場合、例えば、ある具体的な記載の「硬化した組成物」は、硬化性組成物を形成する重合性および/または架橋性成分の少なくとも一部が、少なくとも部分的に重合および/または架橋していることを意味する。「硬化性」という用語は、例えば、硬化性の膜形成組成物と関連して使用する場合、示されている組成物が、例えば、限定されないが、熱、触媒、電子線、化学物質を含まないラジカルによる開始、および/または光開始を含む手段によって、例えば、紫外線または他の化学線をあてることによって、重合可能であるか、または架橋可能であることを意味する。本発明において、「硬化した」組成物は、重合性成分または架橋性成分の利用可能性によっては、さらに引き続き硬化性であってもよい。
「非エラストマー性」という用語は、典型的なエラストマー挙動を示さない材料を指す。すなわち、これらは、簡単には可逆的に変形せず、または、元々の長さの少なくとも2倍まで伸びない。
「〜の上」、「〜に付けられる」、「〜に貼り付けられる」、「〜に結合する」、「〜に付着する」などの用語は、指定した物品(例えば、コーティング、膜または層)が、物体表面に直接的に接続する(上に載る)か、または、例えば、1つ以上の他のコーティング、膜または層によって物体表面に間接的に接続する(上に載る)ことを意味する。
「光学的品質」という用語は、例えば、ポリマー材料と関連して使用する場合、例えば、「光学的品質の樹脂」または「光学的品質の有機ポリマー材料」は、示した材料(例えば、ポリマー材料、樹脂、または樹脂組成物)が、その適切な光学特性のために、光学物品(例えば、眼用レンズ)として、または光学物品と組み合わせて使用可能な基材、層、膜またはコーティングであるか、またはこれらを形成することを意味する。
「剛性がある」という用語は、例えば、光学基材と関連して用いる場合、特定した物品が自立性であることを意味する。
「光学基材」という用語は、特定した基材が、少なくとも4%の光透過値を示し(入射光を透過させ)、例えば、例えば、Haze Gard Plus Instrumentを用い、550ナノメートルで測定した場合、(基材の厚みに依存して)5%未満、例えば、1%未満の曇り価を示すことを意味する。光学基材としては、限定されないが、光学物品、例えば、レンズ、光学層、例えば、光学樹脂層、光学膜および光学コーティング、および光に影響を及ぼす特性を有する光学基材が挙げられる。
「色のついた」という用語は、例えば、眼用要素および光学基材と関連して使用する場合、示した物品が、所定の光照射を吸収する剤、例えば、限定されないが、示した物品の表面または内部にある従来の着色染料、赤外線および/または紫外線を吸収する材料を含むことを意味する。色のついた物品は、化学線に応答して顕著には変わらない可視光での吸収スペクトルを有する。
「色がついていない」という用語は、例えば、眼用要素および光学基材と関連して使用する場合、示した物品が、所定の光照射を吸収する剤を実質的に含まないことを意味する。色がついていない物品は、化学線に応答して顕著には変わらない可視光での吸収スペクトルを有する。
「化学線」という用語は、紫外(「UV」)光範囲から、可視光範囲または赤外範囲にわたって、電磁放射線の波長を有する光を含む。本発明で使用するコーティング組成物を硬化させるために使用可能な化学線は、一般に、電磁放射線の波長範囲が150〜2,000ナノメートル(nm)、180〜1,000nm、または200〜500nmである。一実施形態では、10〜390nmの範囲の波長を有する紫外線照射を使用することができる。適切な紫外光源の例としては、水銀アーク、カーボンアーク、低圧、中圧または高圧の水銀ランプ、渦流プラズマアークおよび紫外光発光ダイオードが挙げられる。適切な紫外線発光ランプは、ランプ管の長さに沿った出力が200〜600ワット/インチ(79〜237ワット/センチメートル)の中圧水銀蒸気ランプである。
「透明」という用語は、例えば、基材、シート、膜、材料および/またはコーティングと関連して使用する場合、示した基材、シート、コーティング、膜および/または材料が、明らかに散乱することなく光を透過させ、その下にある物体が完全に見えるような特性を有することを意味する。
本発明によれば、硬化した非エラストマー性ポリマー膜を調製する方法が提供される。
この方法は、
(a)イソシアネート官能基を含む材料および場合により触媒を含む第1の成分20を提供する工程;
(b)イソシアネートと反応性である活性水素官能基を含む材料および場合により触媒を含む第2の成分22を提供する工程であって、触媒が、第1の成分および第2の成分の少なくとも1つに存在し、第2の成分中の活性水素官能基がヒドロキシル基を含む場合、第1の成分および第2の成分を、最初に少なくとも50℃の温度まで加熱する工程;
(c)第1の成分と第2の成分とを合わせて反応混合物を形成する工程;
(d)シート型10を少なくとも50℃の温度まであらかじめ加熱しておき、少なくとも3000g/minの充填速度で、実質的に均一な厚みになるように反応混合物をシート型10に導入する工程;
(e)反応混合物がゲル化するのに十分な時間、もっと高い温度にさらに加熱することなく、反応混合物を保持する工程;
(f)厚みが少なくとも6.35mm(0.25インチ)の硬化したシートを得るのに十分な温度および時間、反応混合物を加熱する工程;および
(g)型10から硬化したシートを取り出し、非エラストマー性ポリマーシートを得る工程
を含む。
本発明の方法を用い、最低限の光学欠陥(例えば、条線)を示しつつ、面積が少なくとも900cmであり、体積が少なくとも1600cmであるポリマーシートを調製することができる。
第1の成分で有用なポリイソシアネートは、数多く、幅広くさまざまである。非限定例としては、脂肪族ポリイソシアネート、脂環式ポリイソシアネート(1つ以上のイソシアナト基が、脂環式環に直接結合している)、脂環式ポリイソシアネート(1つ以上のイソシアナト基が、脂環式環に直接結合していない)、芳香族ポリイソシアネート(1つ以上のイソシアナト基が、芳香族環に直接結合している)および芳香族ポリイソシアネート(1つ以上のイソシアナト基が、芳香族環に直接結合していない)、およびこれらの混合物が挙げられる。芳香族ポリイソシアネートを使用する場合、一般に、ポリウレタンが着色(例えば、黄色)しない材料を選択することに注意をはらうべきである。
ポリイソシアネートとしては、限定されないが、脂肪族または脂環式ジイソシアネート、芳香族ジイソシアネート、これらの環状ダイマーおよび環状トリマー、およびこれらの混合物を挙げることができる。適切なポリイソシアネートの非限定例としては、Bayerから市販されるDesmodur N 3300(ヘキサメチレンジイソシアネートトリマー);Desmodur N 3400(60%ヘキサメチレンジイソシアネートダイマーおよび40%ヘキサメチレンジイソシアネートトリマー)を挙げることができる。非限定的な実施形態では、ポリイソシアネートとしては、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネートおよびこれらの異性体混合物を挙げることができる。本明細書および特許請求の範囲で使用する場合、「異性体混合物」という用語は、ポリイソシアネートのシス−シス異性体、トランス−トランス異性体、および/またはシス−トランス異性体の混合物を指す。本発明で使用する異性体混合物の非限定例としては、4,4’−メチレンビス(シクロヘキシルイソシアネート)のトランス−トランス異性体(本明細書で以下「PICM」(パライソシアナトシクロヘキシルメタン)と呼ぶ)、PICMのシス−トランス異性体、PICMのシス−シス異性体、およびこれらの混合物を挙げることができる。
本発明で使用するのに適した異性体としては、限定されないが、4,4’−メチレンビス(シクロヘキシルイソシアネート)の以下の3種類の異性体が挙げられる。
当該技術分野で周知の手順、例えば、米国特許第2,644,007号;第2,680,127号および第2,908,703号(参照によって本明細書に組み込まれる)に開示された手順によって、4,4’−メチレンビス(シクロヘキシルアミン)(PACM)をホスゲン化することによって、PICMを調製することができる。PACM異性体混合物をホスゲン化すると、室温で、液体相、部分的に液体の相または固体相のPICMを製造することができる。または、メチレンジアニリンの水素添加によって、および/または水およびアルコール、例えば、メタノールおよびエタノール存在下、PACM異性体混合物の分別晶出によって、PACM異性体混合物を得ることができる。
使用可能なさらなる脂肪族および脂環式ジイソシアネートとしては、Arco Chemicalから市販される3−イソシアナト−メチル−3,5,5−トリメチルシクロヘキシル−イソシアネート(「IPDI」)、およびCytec Industries Inc.からTMXDI(登録商標)(Meta)Aliphatic Isocyanateの商品名で市販されているメタ−テトラメチルキシレンジイソシアネート(1,3−ビス(1−イソシアナト−1−メチルエチル)−ベンゼン)が挙げられる。
本明細書および特許請求の範囲で使用する場合、「脂肪族および脂環式ジイソシアネート」という用語は、2個のジイソシアネート反応性末端基を含む、直鎖に連結しているか、または環化した6〜100個の炭素原子を指す。本発明の非限定的な実施形態では、本発明で使用するための脂肪族および脂環式ジイソシアネートとしては、TMXDIおよび式R−(NCO)(式中、Rは、脂肪族基または脂環式基を表す)の化合物を挙げることができる。
代替的に、またはさらに、第1の成分で使用するためのイソシアネート官能基を含む適切な材料としては、(i)上述のいずれかを含むポリイソシアネートと、(ii)イソシアネートと反応性である活性水素基を含む材料とから誘導されるポリウレタンプレポリマーが挙げられる。
第1の成分のイソシアネート官能性材料を調製するために使用される活性水素基を含む材料(ii)は、ヒドロキシル(OH)基を含み、望ましい場合、イソシアネートと反応性の他の活性水素基(例えば、一級アミン基および/または二級アミン基)を含む任意の化合物または化合物の混合物であってもよい。材料(ii)は、OH基、一級アミン基、二級アミン基、チオール基、および/またはこれらの組み合わせを含む少なくとも2個の活性水素基を含む化合物を含んでいてもよい。OH基を含む1種類の多官能性化合物を使用してもよく、同様に、混合した官能基を含む1種類の多官能性化合物を使用してもよい。同じ官能基または異なる官能基を含む混合物に数種類の異なる化合物を用いてもよく、例えば、2種類の異なるポリアミンを使用してもよく、ポリアミンと混合したポリチオールを使用してもよく、または、例えば、ヒドロキシル官能性ポリチオールと混合したポリアミンが適している。
第1の成分中のイソシアネート官能性プレポリマー材料を調製するときに本発明で使用するのに適切なOH含有材料としては、限定されないが、ポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオール、ポリカプロラクトンポリオール、ポリカーボネートポリオール、およびこれらの混合物を挙げることができる。
ポリエーテルポリオールの例は、以下の構造式

を有するものを含む、ポリアルキレンエーテルポリオールであり、式中、置換基R1は、水素であるか、または混合した置換基を含む、1〜5個の炭素原子を含む低級アルキルであり、nは、典型的には、2〜6であり、mは、8〜100、またはこれより大きい。ポリ(オキシテトラメチレン)グリコール、ポリ(オキシテトラエチレン)グリコール、ポリ(オキシ−1,2−プロピレン)グリコールおよびポリ(オキシ−1,2−ブチレン)グリコールが含まれる。アルキレンオキシドの非限定例としては、エチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシド、アミレンオキシド、アラルキレンオキシドを挙げることができ、例えば、限定されないが、スチレンオキシド、エチレンオキシドとプロピレンオキシドとの混合物が挙げられる。さらなる非限定的な実施形態では、ランダムまたは段階的オキシアルキル化を用い、アルキレンオキシドの混合物を用いてポリオキシアルキレンポリオールを調製することができる。
種々のポリオール、例えば、ジオール、例えば、エチレングリコール、1,6−ヘキサンジオール、ビスフェノールAなど、または他の高級ポリオール、例えば、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトールなどのオキシアルキル化から形成されるポリエーテルポリオールも有用である。上述のように利用可能な、もっと官能基が多いポリオールは、例えばスクロースまたはソルビトールのような化合物のオキシアルキル化によって製造することができる。一般的に利用されるあるオキシアルキル化方法は、酸触媒または塩基触媒の存在下での、ポリオールとアルキレンオキシド(例えば、プロピレンオキシドまたはエチレンオキシド)との反応である。具体的なポリエーテルとしては、E.I.Du Pont de Nemours and Company,Inc.から名称TERATHANEおよびTERACOLで販売されるもの、およびGreat Lakes Chemical Corp.の子会社であるQ O Chemicals,Inc.から入手可能なPOLYMEGが挙げられる。
本発明で使用するポリエーテルグリコールとしては、限定されないが、ポリテトラメチレンエーテルグリコールを挙げることができる。
ポリエーテル含有ポリオールは、エチレンオキシド−プロピレンオキシドおよび/またはエチレンオキシド−ブチレンオキシドのブロックを含むブロックコポリマーを含んでいてもよい。Pluronic R、Pluronic L62D、Tetronic RおよびTetronic(BASFから市販される)を本発明のポリエーテル含有ポリオール材料として使用することができる。
適切なポリエステルグリコールとしては、限定されないが、4〜10個の炭素原子を含む1つ以上のジカルボン酸、例えば、アジピン酸、コハク酸またはセバシン酸と、2〜10個の炭素原子を含む1つ以上の低分子量グリコール、例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、1,4−ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、1,6−ヘキサンジオールおよび1,10−デカンジオールとのエステル化生成物が挙げられる。非限定的な実施形態では、ポリエステルグリコールは、アジピン酸と、2〜10個の炭素原子を含むグリコールとのエステル化生成物であってもよい。
本発明で使用するのに適切なポリカプロラクトングリコールとしては、E−カプロラクトンと、上に列挙した1つ以上の低分子量グリコールとの反応生成物を挙げることができる。二官能性活性水素化合物(例えば、水)または上に列挙した少なくとも1つの低分子量グリコールの存在下でカプロラクトンを縮合することによって、ポリカプロラクトンを調製することができる。ポリカプロラクトングリコールの具体例としては、Solvay Corp.からCAPA(登録商標)2047およびCAPA(登録商標)2077として入手可能なポリカプロラクトンポリエステルジオールが挙げられる。
ポリカーボネートポリオールは、当該技術分野で公知であり、Ravecarb(商標)107(Enichem S.p.A.)のように市販されている。非限定的な実施形態では、有機グリコール(例えば、ジオール)とジアルキルカーボネートとを反応させることによって、例えば、米国特許第4,160,853号に記載されるようにポリカーボネートポリオールを製造することができる。非限定的な実施形態では、ポリオールとしては、種々の重合度を有するポリヘキサメチルカーボネートを挙げることができる。
グリコール材料は、低分子量ポリオール、例えば、分子量が500未満のポリオール、およびこれらの相溶性混合物を含んでいてもよい。本明細書で使用する場合、「相溶性」という用語は、グリコールが、単一相を形成するように互いに可溶性であることを意味する。これらのポリオールの非限定例としては、低分子量ジオールおよびトリオールを挙げることができる。使用する場合、トリオールの量は、ポリウレタンの高い架橋度を避けるように選択される。高い架橋度によって、中程度の熱および圧力によって形成することができない硬化性ポリウレタンを生じることがある。有機グリコールは、典型的には、2〜16個、または2〜6個、または2〜10個の炭素原子を含む。このようなグリコールの非限定例としては、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、1,2−ブタンジオール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオール、2−メチル−1,3−ペンタンジオール、1,3−ペンタンジオール、2,4−ペンタンジオール、1,5−ペンタンジオール、2,5−ヘキサンジオール、1,6−ヘキサンジオール、2,4−ヘプタンジオール、2−エチル−1,3−ヘキサンジオール、2,2−ジメチル−1,3−プロパンジオール、1,8−オクタンジオール、1,9−ノナンジオール、1,10−デカンジオール、1,4−シクロヘキサンジオール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、1,2−ビス(ヒドロキシエチル)−シクロヘキサン、グリセリン、テトラメチロールメタン、例えば、限定されないが、ペンタエリスリトール、トリメチロールエタンおよびトリメチロールプロパン;ならびにこれらの異性体を挙げることができる。
OH含有材料は、重量平均分子量が、例えば、少なくとも60、または少なくとも90、または少なくとも200であってもよい。さらに、OH含有材料は、重量平均分子量が、例えば、10,000未満、または7000未満、または5000未満、または2000未満であってもよい。
本発明で使用するためのOH含有材料としては、少なくとも1つの低分子量ジカルボン酸、例えば、アジピン酸から製造されるターエステルを挙げることができる。
本発明で使用するためのポリエステルグリコールおよびポリカプロラクトングリコールは、例えば、D.M.Young、F.Hostettlerら、「Polyesters from Lactone」、Union Carbide F−40、p.147に記載されるような公知のエステル化手順またはエステル交換手順を用いて調製することができる。
1,6−ヘキサンジオールとアジピン酸との反応;1,10−デカンジオールとアジピン酸との反応;または1,10−デカンジオールとカプロラクトンとの反応によって、ポリエステルグリコールを調製することもできる。
代わりとなる非限定的な実施形態では、本発明で使用するためのOH含有材料は、(a)アジピン酸と、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコールまたは1,10−デカンジオールから選択される少なくとも1つのジオールとのエステル化生成物;(b)E−カプロラクトンと、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコールまたは1,10−デカンジオールから選択される少なくとも1つのジオールとの反応生成物;(c)ポリテトラメチレングリコール;(d)脂肪族ポリカーボネートグリコールおよび(e)これらの混合物から選択されてもよい。
チオール含有材料を第2の成分として使用してもよく、または、高指数ポリウレタン含有膜(すなわち、比較的高い屈折率を有する膜)を調製するためのプレポリマー(例えば、硫黄を含有するイソシアネート官能性ポリウレタン)を第1の成分として製造するために使用してもよい。これらの実施形態では、第1の成分として使用されるポリウレタンプレポリマーは、ポリウレタンプレポリマーを調製するために用いられるポリチオールおよび/またはポリチオールオリゴマーに含まれるジスルフィド結合に起因して、ジスルフィド結合を含んでいてもよいことを注記しておく。
チオール含有材料は、少なくとも2個のチオール官能基を含んでいてもよく、ジチオール、またはジチオールと、2個より多いチオール官能基を含む化合物(高級ポリチオール)との混合物を含んでいてもよい。このような混合物は、ジチオールの混合物および/または高級ポリチオールの混合物を含んでいてもよい。チオール官能基は、典型的には、末端基であるが、少量の部分(すなわち、すべての基の50%未満)が、鎖に沿った側鎖であってもよい。化合物(a)は、さらに、少量の部分の他の活性水素官能基(すなわち、チオールとは異なる)、例えば、ヒドロキシル官能基をさらに含んでいてもよい。チオール含有材料は、直鎖状または分枝状であってもよく、環状基、アルキル基、アリール基、アラルキル基またはアルカリール基を含んでいてもよい。
チオール含有材料は、実質的に直鎖状のオリゴマーポリチオールを製造するように選択されてもよい。したがって、この材料は、ジチオールと、2個より多いチオール官能基を含む化合物との混合物を含み、2個より多いチオール官能基を含む化合物は、混合物の10重量%までの量で存在していてもよい。
適切なジチオールとしては、直鎖状または分枝状の脂肪族、脂環式、芳香族、ヘテロ環式、ポリマー性、オリゴマー性のジチオールおよびこれらの混合物を挙げることができる。ジチオールは、限定されないが、エーテル結合(−O−)、スルフィド結合(−S−)、ポリスルフィド結合(−S−、xは、少なくとも2、または2〜4)、およびこのような結合の組み合わせのような種々の結合を含んでいてもよい。
本発明で使用するのに適切なジチオールの非限定例としては、限定されないが、2,5−ジメルカプトメチル−1,4−ジチアン、ジメルカプトジエチルスルフィド(DMDS)、エタンジチオール、3,6−ジオキサ−1,8−オクタンジチオール、エチレングリコールジ(2−メルカプトアセテート)、エチレングリコールジ(3−メルカプトプロピオネート)、ポリ(エチレングリコール)ジ(2−メルカプトアセテート)およびポリ(エチレングリコール)ジ(3−メルカプトプロピオネート)、ベンゼンジチオール、4−tert−ブチル−1,2−ベンゼンジチオール、4,4’−チオジベンゼンチオールおよびこれらの混合物を挙げることができる。
ジチオールとしては、ジスルフィド結合を有するジチオールオリゴマー、例えば、以下の式:

によって表される材料を挙げることができ、式中、nは、1〜21の整数を表していてもよい。
当該技術分野で公知であるように、例えば、塩基性触媒存在下、2,5−ジメルカプトメチル−1,4−ジチアンと硫黄との反応によって、式Iによって表されるジチオールオリゴマーを調製することができる。
ポリチオール中のSH基の性質は、酸化カップリングを簡単に起こすことができ、ジスルフィド結合を形成するような性質である。種々の酸化剤によって、このような酸化カップリングを生じさせることができる。空気中の酸素は、ある場合には、ポリチオールの貯蔵中にこのような酸化カップリングを引き起こすことがある。チオール基の酸化カップリングの可能な機構は、チイルラジカルを形成し、次いで、前記チイルラジカルをカップリングし、ジスルフィド結合を形成することを含むと考えられる。さらに、ジスルフィド結合の形成は、限定されないが、遊離ラジカル開始を含む反応条件を含め、チイルラジカルの形成を引き起こすことができる条件で行うことができると考えられる。本発明のポリチオールの調製における化合物(a)として使用するためのポリチオールとしては、貯蔵中に形成されるジスルフィド結合を含む種を挙げることができる。
第1の成分中のイソシアネート官能性材料の調製における材料(ii)で使用するためのポリチオールとしては、ポリチオールの合成中に形成されるジスルフィド結合を含有する種も挙げることができる。
特定の実施形態では、本発明で使用するためのジチオールとしては、以下の構造式によって表される少なくとも1つのジチオールを挙げることができる。

米国特許第7,009,032 B2号に記載されるように、asym−ジクロロアセトンとジメルカプタンとを反応させ、次いで、この反応生成物と、ジメルカプトアルキルスルフィド、ジメルカプタンまたはこれらの混合物とを反応させることによって、1,3−ジチオランを含むスルフィド含有ジチオール(例えば、式IIおよびIII)または1,3−ジチアンを含むスルフィド含有ジチオール(例えば、式IVおよびV)を調製することができる。
asym−ジクロロアセトンとの反応で使用するための適切なジメルカプタンの非限定例としては、例えば、以下の式:

によって表される材料を挙げることができ、式中、Yは、CHまたは(CH−S−CH)を表していてもよく、nは、0〜5の整数であってもよい。本発明でのasym−ジクロロアセトンとの反応のためのジメルカプタンは、例えば、エタンジチオール、プロパンジチオールおよびこれらの混合物から選択されてもよい。
上述の反応を行うのに適したasym−ジクロロアセトンおよびジメルカプタンの量はさまざまであってもよい。例えば、asym−ジクロロアセトンおよびジメルカプタンは、反応混合物中に、ジクロロアセトンとジメルカプタンとのモル比を1:1〜1:10にすることができるような量で存在していてもよい。
asym−ジクロロアセトンとジメルカプタンとを反応させるのに適切な温度は、さまざまであってもよく、0〜100℃の範囲であることが多い。
asym−ジクロロアセトンとジメルカプタンとの反応生成物を用いた反応で使用するのに適したジメルカプタンの非限定例としては、限定されないが、上の一般式VIによって表される材料、芳香族ジメルカプタン、シクロアルキルジメルカプタン、ヘテロ環式ジメルカプタン、分枝状ジメルカプタン、およびこれらの混合物が挙げられる。
asym−ジクロロアセトンとジメルカプタンとの反応生成物を用いた反応で使用する
のに適したジメルカプトアルキルスルフィドの非限定例としては、以下の式:

によって表される材料を挙げることができ、式中、Xは、O、SまたはSeを表していてもよく、nは、0〜10の整数であってもよく、mは、0〜10の整数であってもよく、pは、1〜10の整数であってもよく、qは、0〜3の整数であってもよく、但し、(m+n)は、1〜20の整数である。
本発明で使用するのに適した適切なジメルカプトアルキルスルフィドの非限定例としては、分枝状ジメルカプトアルキルスルフィドを挙げることができる。
asym−ジクロロアセトンとジメルカプタンとの反応生成物を用いて反応させるのに適したジメルカプタン、ジメルカプトアルキルスルフィド、またはこれらの混合物の量は、さまざまであってもよい。典型的には、ジメルカプタン、ジメルカプトアルキルスルフィド、またはこれらの混合物は、反応混合物中に、反応生成物と、ジメルカプタン、ジメルカプトアルキルスルフィド、またはこれらの混合物との当量比を1:1.01〜1:2にすることができるような量で存在していてもよい。さらに、この反応を行うのに適切な温度は、0〜100℃の範囲でさまざまであってもよい。
asym−ジクロロアセトンとジメルカプタンとの反応は、酸触媒の存在下で行うことができる。酸触媒は、さまざまな種類の当該技術分野で公知のものから選択することができ、例えば、限定されないが、Lewis酸およびBronsted酸が挙げられる。適切な酸触媒の非限定例としては、Ullmann’s Encyclopedia of Industrial Chemistry、第5版、1992、Volume A21、pp.673〜674に記載されるものを挙げることができる。酸触媒は、多くは、三フッ化ホウ素エーテラート、塩化水素、トルエンスルホン酸およびこれらの混合物から選択される。酸触媒の量は、反応混合物の0.01〜10重量%でさまざまであってもよい。
または、asym−ジクロロアセトンとジメルカプタンとの反応生成物を、塩基存在下、ジメルカプトアルキルスルフィド、ジメルカプタンまたはこれらの混合物と反応させることができる。塩基は、さまざまな当該技術分野で公知のものから選択されてもよく、例えば、限定されないが、Lewis塩基およびBronsted塩基が挙げられる。適切な塩基の非限定例としては、Ullmann’s Encyclopedia of Industrial Chemistry、第5版、1992、Volume A21、pp.673〜674に記載されるものを挙げることができる。塩基は、水酸化ナトリウムであることが多い。塩基の量は、さまざまであってもよい。典型的には、塩基と、第1の反応の反応生成物との適切な当量比は、1:1〜10:1であってもよい。
asym−ジクロロアセトンとジメルカプタンとの反応は、溶媒存在下で行うことができる。溶媒は、限定されないが、有機溶媒から選択することができる。適切な溶媒の非限定例としては、限定されないが、クロロホルム、ジクロロメタン、1,2−ジクロロエタン、ジエチルエーテル、ベンゼン、トルエン、酢酸およびこれらの混合物を挙げることができる。
別の実施形態では、asym−ジクロロアセトンとジメルカプタンとの反応生成物を、溶媒が存在する状態で、または溶媒が存在しない状態で、ジメルカプトアルキルスルフィド、ジメルカプタンまたはこれらの混合物と反応させてもよく、溶媒は、限定されないが、有機溶媒から選択することができる。適切な有機溶媒の非限定例としては、アルコール、例えば、限定されないが、メタノール、エタノールおよびプロパノール;芳香族炭化水素溶媒、例えば、限定されないが、ベンゼン、トルエン、キシレン;ケトン、例えば、限定されないが、メチルエチルケトン;水;およびこれらの混合物を挙げることができる。
asym−ジクロロアセトンとジメルカプタンとの反応は、脱水試薬存在下で行うこともできる。脱水試薬は、さまざまな種類の当該技術分野で公知のものから選択することができる。この反応で使用するのに適切な脱水試薬としては、限定されないが、硫酸マグネシウムを挙げることができる。脱水試薬の量は、脱水反応の化学量論にしたがって広範囲に変わってもよい。
第1の成分中のイソシアネート官能性材料の調製において材料(ii)に使用するためのポリチオールを、2−メチル−2−ジクロロメチル−1,3−ジチオランとジメルカプトジエチルスルフィドとを反応させ、式IIIのジメルカプト−1,3−ジチオラン誘導体を製造することによって、特定の非限定的な実施形態で調製することができる。または、2−メチル−2−ジクロロメチル−1,3−ジチオランを、1,2−エタンジチオールと反応させ、式IIのジメルカプト−1,3−ジチオラン誘導体を製造することができる。2−メチル−2−ジクロロメチル−1,3−ジチアンを、ジメルカプトジエチルスルフィドと反応させ、式Vのジメルカプト−1,3−ジチアン誘導体を製造することができる。さらに、2−メチル−2−ジクロロメチル−1,3−ジチアンを、1,2−エタンジチオールと反応させ、式IVのジメルカプト−1,3−ジチアン誘導体を製造することができる。
材料(ii)として使用するのに適したジチオールの別の非限定的な例としては、以下のように、ジクロロ誘導体とジメルカプトアルキルスルフィドとを反応させることによって調製される少なくとも1つのジチオールオリゴマー

を挙げることができ、式中、Rは、CH、CHCO、C−C10アルキル、シクロアルキル、アリールアルキル、またはアルキル−COを表すことができ;Yは、C−C10アルキル、シクロアルキル、C−C14アリール、(CH(S)(CH、(CH(Se)(CH、(CH(Te)(CHを表すことができ、mは、1〜5の整数であってもよく、pおよびqは、それぞれ、1〜10の整数であってもよく;nは、1〜20の整数であってもよく;xは、0〜10の整数であってもよい。
ジクロロ誘導体とジメルカプトアルキルスルフィドとの反応は、塩基存在下で行うことができる。適切な塩基としては、上に開示したものに加え、当業者に公知の任意のものが挙げられる。
ジクロロ誘導体とジメルカプトアルキルスルフィドとの反応は、相間移動触媒の存在下で行うことができる。本発明で使用するのに適切な相間移動触媒が公知であり、さまざまである。非限定例としては、限定されないが、テトラアルキルアンモニウム塩およびテトラアルキルホスホニウム塩を挙げることができる。この反応は、相間移動触媒としてのテトラブチルホスホニウムブロミドの存在下で行われることが多い。相間移動触媒の量は、広範囲にさまざまであってもよく、ジメルカプトスルフィド反応物の0〜50当量%、または0〜10当量%、または0〜5当量%であってもよい。
材料(ii)で使用するためのポリチオールは、さらに、ヒドロキシル官能基を含んでいてもよい。ヒドロキシル基および複数の(1個より多い)チオール基を両方とも含む適切な材料の非限定例としては、限定されないが、グリセリンビス(2−メルカプトアセテート)、グリセリンビス(3−メルカプトプロピオネート)、1,3−ジメルカプト−2−プロパノール、2,3−ジメルカプト−1−プロパノール、トリメチロールプロパンビス(2−メルカプトアセテート)、トリメチロールプロパンビス(3−メルカプトプロピオネート)、ペンタエリスリトールビス(2−メルカプトアセテート)、ペンタエリスリトールトリス(2−メルカプトアセテート)、ペンタエリスリトールビス(3−メルカプトプロピオネート)、ペンタエリスリトールトリス(3−メルカプトプロピオネート)およびこれらの混合物を挙げることができる。
上に開示したジチオールに加え、適切なジチオールの具体例としては、1,2−エタンジチオール、1,2−プロパンジチオール、1,3−プロパンジチオール、1,3−ブタンジチオール、1,4−ブタンジチオール、2,3−ブタンジチオール、1,3−ペンタンジチオール、1,5−ペンタンジチオール、1,6−ヘキサンジチオール、1,3−ジメルカプト−3−メチルブタン、ジペンテンジメルカプタン、エチルシクロヘキシルジチオール(ECHDT)、ジメルカプトジエチルスルフィド(DMDS)、メチル置換ジメルカプトジエチルスルフィド、ジメチル置換ジメルカプトジエチルスルフィド、3,6−ジオキサ−1,8−オクタンジチオール、1,5−ジメルカプト−3−オキサペンタン、2,5−ジメルカプトメチル−1,4−ジチアン(DMMD)、エチレングリコールジ(2−メルカプトアセテート)、エチレングリコールジ(3−メルカプトプロピオネート)およびこれらの混合物を挙げることができる。
材料(ii)で使用するための適切な三官能性またはもっと多官能性のポリチオールは、さまざまな種類の当該技術分野で公知のものから選択することができる。非限定例としては、ペンタエリスリトールテトラキス(2−メルカプトアセテート)、ペンタエリスリトールテトラキス(3−メルカプトプロピオネート)、トリメチロールプロパントリス(2−メルカプトアセテート)、トリメチロールプロパントリス(3−メルカプトプロピオネート)、および/またはチオグリセロールビス(2−メルカプトアセテート)を挙げることができる。
例えば、ポリチオールは、以下の一般式

によって表される材料から選択されてもよく、式中、RおよびRは、それぞれ独立して、直鎖状または分枝状のアルキレン、環状アルキレン、フェニレンおよびC−Cアルキル置換フェニレンから選択されてもよい。直鎖状または分枝状のアルキレンの非限定例としては、メチレン、エチレン、1,3−プロピレン、1,2−プロピレン、1,4−ブチレン、1,2−ブチレン、ペンチレン、ヘキシレン、ヘプチレン、オクチレン、ノニレン、デシレン、ウンデシレン、オクタデシレンおよびイコシレンを挙げることができる。環状アルキレンの非限定例としては、シクロペンチレン、シクロヘキシレン、シクロヘプチレン、シクロオクチレン、およびそのアルキル置換誘導体を挙げることができる。二価の連結基RおよびRは、メチレン、エチレン、フェニレン、およびアルキル置換フェニレン、例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピルおよびノニル置換フェニレンから選択することができる。
具体的な実施形態では、(1)上述のジチオールのいずれかと、(2)少なくとも2個の二重結合を有する化合物(例えば、ジエン)とを反応させることによって、ポリチオールを調製してもよい。
少なくとも2個の二重結合を有する化合物(2)は、直鎖状および/または分枝状の脂肪族非環状ジエンを含む非環状ジエン、非芳香族環含有ジエン(二重結合が環の中に含まれていてもよく、または環に含まれていなくてもよく、またはこれらの組み合わせである非芳香族環含有ジエンであって、非芳香族環含有ジエンが、非芳香族単環式基または非芳香族多環式基、またはこれらの組み合わせを含んでいてもよい)を含む非芳香族環含有ジエン;芳香族環含有ジエン;またはヘテロ環含有ジエン;またはこのような非環状基および/または環状基の任意の組み合わせを含むジエンから選択することができる。ジエンは、場合により、チオエーテル、ジスルフィド、ポリスルフィド、スルホン、エステル、チオエステル、カーボネート、チオカーボネート、ウレタン、またはチオウレタン結合、またはハロゲン置換基、またはこれらの組み合わせを含んでいてもよく、但し、ジエンは、ポリチオールのSH基との反応を経ることができ、共有結合性のC−S結合を形成することができる二重結合を含んでいる。少なくとも2個の二重結合を有する化合物(2)は、互いに異なるジエンの混合物を含むことが多い。
少なくとも2個の二重結合を有する化合物(2)は、非環状非共役ジエン、非環状ポリビニルエーテル、アリル−(メタ)アクリレート ビニル−(メタ)アクリレート、ジオールのジ(メタ)アクリレートエステル、ジチオールのジ(メタ)アクリレートエステル、ポリ(アルキレングリコール)ジオールのジ(メタ)アクリレートエステル、単環式非芳香族ジエン、多環式非芳香族ジエン、芳香族環含有ジエン、芳香族環ジカルボン酸のジアリルエステル、芳香族環ジカルボン酸のジビニルエステル、および/またはこれらの混合物を含んでいてもよい。
非環状非共役ジエンの非限定例としては、以下の一般式:

によって表されるものを挙げることができ、式中、Rは、C−C30の直鎖状または分枝状の二価の飽和アルキレンラジカル、またはC−C30の二価の有機ラジカル、例えば、限定されないが、エーテル、チオエーテル、エステル、チオエステル、ケトン、ポリスルフィド、スルホンおよびこれらの組み合わせを含むものを表していてもよい。非環状非共役ジエンは、1,5−ヘキサジエン、1,6−ヘプタジエン、1,7−オクタジエンおよびこれらの混合物から選択されてもよい。
適切な非環状ポリビニルエーテルの非限定例としては、以下の構造式:
CH=CH−−O−−(−−R−−O−−)−−CH=CH
によって表されるものを挙げることができ、式中、Rは、C−Cn−アルキレン、C−C分枝状アルキレン基、または−−[(CH−−)−−O−−]−−(−−CH−−)−−であってもよく、mは、0〜10の有理数であってもよく、2であることが多く;pは、2〜6の整数であってもよく、qは、1〜5の整数であってもよく、rは、2〜10の整数であってもよい。
使用するのに適切なポリビニルエーテルモノマーの非限定例としては、ジビニルエーテルモノマー、例えば、エチレングリコールジビニルエーテル、ジエチレングリコールジビニルエーテル、トリエチレングリコールジビニルエーテルおよびこれらの混合物を挙げることができる。
直鎖状ジオールのジ(メタ)アクリレートエステルとしては、エタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,3−プロパンジオールジメタクリレート、1,2−プロパンジオールジ(メタ)アクリレート、1,4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,3−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,2−ブタンジオールジ(メタ)アクリレートおよびこれらの混合物を挙げることができる。
ジチオールのジ(メタ)アクリレートエステルとしては、例えば、1,2−エタンジチオールのジ(メタ)アクリレート(そのオリゴマーを含む)、ジメルカプトジエチルスルフィドのジ(メタ)アクリレート(すなわち、2,2’−チオエタンジチオールジ(メタ)アクリレート)(そのオリゴマーを含む)、3,6−ジオキサ−1,8−オクタンジチオールのジ(メタ)アクリレート(そのオリゴマーを含む)、2−メルカプトエチルエーテルのジ(メタ)アクリレート(そのオリゴマーを含む)、4,4’−チオジベンゼンチオールのジ(メタ)アクリレート、およびこれらの混合物を挙げることができる。
適切なジエンのさらなる非限定例としては、単環式脂肪族ジエン、例えば、以下の構造式:

によって表されるものを挙げることができ、式中、XおよびYは、それぞれ独立して、炭素原子および水素原子に加え、硫黄、酸素およびケイ素の群から選択される少なくとも1つの元素を含む、C1−10二価の飽和アルキレンラジカル;またはC1−5二価の飽和アルキレンラジカルを表していてもよく;Rは、H、またはC−C10アルキルを表していてもよく;

式中、XおよびRは、上に定義したとおりであってもよく、Rは、C−C10アルケニルを表していてもよい。単環式脂肪族ジエンとしては、1,4−シクロヘキサジエン、4−ビニル−1−シクロヘキセン、ジペンテンおよびテルピネンを挙げることができる。
多環式脂肪族ジエンの非限定例としては、5−ビニル−2−ノルボルネン;2,5−ノルボルナジエン;ジシクロペンタジエンおよびこれらの混合物を挙げることができる。
芳香族環含有ジエンの非限定例としては、以下の構造式:

によって表されるものを挙げることができ、式中、Rは、水素またはメチルを表していてもよい。芳香族環含有ジエンとしては、モノマー、例えば、ジイソプロペニルベンゼン、ジビニルベンゼンおよびこれらの混合物を挙げることができる。
芳香族環ジカルボン酸のジアリルエステルの例としては、限定されないが、以下の構造式:

によって表されるものを挙げることができ、式中、mおよびnは、それぞれ独立して、0〜5の整数であってもよい。芳香族環ジカルボン酸のジアリルエステルとしては、o−ジアリルフタレート、m−ジアリルフタレート、p−ジアリルフタレートおよびこれらの混合物を挙げることができる。
多くの場合、少なくとも2個の二重結合を有する化合物(2)は、5−ビニル−2−ノルボルネン、エチレングリコールジビニルエーテル、ジエチレングリコールジビニルエーテル、トリエチレングリコールジビニルエーテル、ブタンジオールジビニルエーテル、ビニルシクロヘキセン、4−ビニル−1−シクロヘキセン、ジペンテン、テルピネン、ジシクロペンタジエン、シクロドデカジエン、シクロオクタジエン、2−シクロペンテン−1−イル−エーテル、2,5−ノルボルナジエン、ジビニルベンゼン(1,3−ジビニルベンゼン、1,2−ジビニルベンゼンおよび1,4−ジビニルベンゼンを含む)、ジイソプロペニルベンゼン(1,3−ジイソプロペニルベンゼン、1,2−ジイソプロペニルベンゼンおよび1,4−ジイソプロペニルベンゼンを含む)、アリル(メタ)アクリレート、エタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,3−プロパンジオールジ(メタ)アクリレート、1,2−プロパンジオールジ(メタ)アクリレート、1,3−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,2−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジメルカプトジエチルスルフィドジ(メタ)アクリレート、1,2−エタンジチオールジ(メタ)アクリレート、および/またはこれらの混合物を含む。
適切なジ(メタ)アクリレートモノマーの他の非限定例としては、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,3−ブチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、2,3−ジメチル−1,3−プロパンジオールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、テトラプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、エトキシ化ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、プロポキシル化ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、アルコキシル化ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、ヘキシレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、チオジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、アルコキシル化ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、アルコキシル化ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、ペンタンジオールジ(メタ)アクリレート、シクロヘキサンジメタノールジ(メタ)アクリレートおよびエトキシ化ビス−フェノールAジ(メタ)アクリレートを挙げることができる。
第1の成分中のイソシアネート官能性材料の調製において材料(ii)で使用するためのポリチオールは、ポリイソシアネート(i)と反応させた場合、屈折率が少なくとも1.50、または少なくとも1.52、または少なくとも1.55、または少なくとも1.60、または少なくとも1.65、または少なくとも1.67の重合物を製造することができる。さらに、第1の成分中のポリウレタン材料の調製において材料(ii)で使用するためのポリチオールは、ポリイソシアネート(i)と反応させた場合、Abbe数が少なくとも30、または少なくとも35、または少なくとも38、または少なくとも39、または少なくとも40、または少なくとも44の重合物を製造することができる。屈折率およびAbbe数は、種々の公知の装置を用い、当該技術分野で公知の方法、例えばAmerican Standard Test法(ASTM)Number D 542−00によって決定することができる。以下:(i)第7.3章で特定される最低3種類の標本の代わりに、1〜2サンプル/標本を試験する;および(ii)第8.1章で特定される試験の前に、サンプル/標本をコンディショニングするのではなく、コンディショニングせずにサンプルを試験する、という例外はあるが、ASTM D 542−00にしたがって、屈折率およびAbbe数を測定することもできる。さらに、AtagoモデルDR−M2 Multi−Wavelengh Digital Abbe Refractometerを用い、サンプル/標本の屈折率およびAbbe数を測定することができる。
第1の成分中のイソシアネート官能性材料の調製において材料(ii)で使用するためのポリチオールは、ポリイソシアネート(i)と反応させた場合、マルテンス硬度が少なくとも20N/mm、または多くの場合少なくとも50、またはもっと多くの場合70〜200の重合物を製造することができる。このような重合物は、典型的には、エラストマー性ではなく、すなわち、これらの重合物は、剛性に起因して、実質的に可逆的に変形可能(伸展可能)ではなく、典型的には、ゴムおよび他のエラストマー性ポリマーの特性特徴を示さない。
第1の成分中のイソシアネート官能性材料を調製するために用いられる材料(ii)で、また、活性水素官能基を有する第2の成分として、使用するために、ポリアミンも適している。
第1の成分中のイソシアネート官能性材料を調製するために用いられる材料(ii)で使用するためのアミン官能基を有する適切な材料は、少なくとも2個の一級アミン基および/または二級アミン基を含んでいてもよい(ポリアミン)。適切なポリアミンの非限定例としては、窒素原子に結合したラジカルが、飽和または不飽和の、脂肪族、脂環式、芳香族、芳香族で置換された脂肪族、脂肪族で置換された芳香族およびヘテロ環式であってもよい一級または二級のジアミンまたはポリアミンが挙げられる。適切な脂肪族ジアミンおよび脂環式ジアミンの非限定例としては、1,2−エチレンジアミン、1,2−プロピレンジアミン、1,8−オクタンジアミン、イソホロンジアミン、プロパン−2,2−シクロヘキシルアミンなどが挙げられる。適切な芳香族ジアミンの非限定例としては、フェニレンジアミンおよびトルエンジアミン、例えば、o−フェニレンジアミンおよびp−トリレンジアミンが挙げられる。多核芳香族ジアミン、例えば、4,4’−ビフェニルジアミン、4,4’−メチレンジアニリンならびに4,4’−メチレンジアニリンのモノクロロ誘導体およびジクロロ誘導体も適している。
本発明で使用するのに適切なポリアミンとしては、限定されないが、以下の化学式:

を有する材料を挙げることができ、式中、RおよびRは、それぞれ独立して、メチル基、エチル基、プロピル基およびイソプロピル基から選択されてもよく、Rは、水素および塩素から選択されてもよい。本発明で使用するためのポリアミンの非限定例としては、Lonza Ltd.(バーゼル、スイス国)によって製造される以下の化合物が挙げられる。
LONZACURE(登録商標)M−DIPA:R=C;R=C;R=H
LONZACURE(登録商標)M−DMA:R=CH;R=CH;R=H
LONZACURE(登録商標)M−MEA:R=CH;R=C;R=H
LONZACURE(登録商標)M−DEA:R=C;R=C;R=H
LONZACURE(登録商標)M−MIPA:R=CH;R=C;R=H
LONZACURE(登録商標)M−CDEA:R=C;R=C;R=Cl
ここで、R、RおよびRは、上述の化学式に対応する。
ポリアミンとしては、ジアミン反応性化合物、例えば、米国でAir Products and Chemical,Inc.(アレンタウン、Pa.)から入手可能な4,4’−メチレンビス(3−クロロ−2,6−ジエチルアニリン)(Lonzacure(登録商標)M−CDEA);Albemarle Corporationから商品名Ethacure 100で市販されている2,4−ジアミノ−3,5−ジエチル−トルエン、2,6−ジアミノ−3,5−ジエチル−トルエンおよびこれらの混合物(まとめて「ジエチルトルエンジアミン」または「DETDA」);Albemarle Corporationから商品名Ethacure 300で市販されているジメチルチオトルエンジアミン(DMTDA);Kingyorker ChemicalsからMOCAとして市販されている4,4’−メチレン−ビス−(2−クロロアニリン)を挙げることができる。DETDAは、室温で液体であってもよく、25℃での粘度が156cPであってもよい。DETDAは、異性体であってもよく、2,4−異性体範囲は、75〜81%であり、一方、2,6−異性体範囲は、18〜24%であってもよい。Ethacure 100Sの名称で入手可能なEthacure 100の色が安定化した態様(すなわち、黄色を低下させる添加剤を含む配合物)を本発明で使用してもよい。
ポリアミンの他の例としては、エチレンアミンを挙げることができる。適切なエチレンアミンとしては、限定されないが、エチレンジアミン(EDA)、ジエチレントリアミン(DETA)、トリエチレンテトラミン(TETA)、テトラエチレンペンタミン(TEPA)、ペンタエチレンヘキサミン(PEHA)、ピペラジン、モルホリン、置換モルホリン、ピペリジン、置換ピペリジン、ジエチレンジアミン(DEDA)および2−アミノ−1−エチルピペラジンを挙げることができる。具体的な実施形態では、ポリアミンは、C−Cジアルキルトルエンジアミンの1つ以上の異性体から選択されてもよく、例えば、限定されないが、3,5−ジメチル−2,4−トルエンジアミン、3,5−ジメチル−2,6−トルエンジアミン、3,5−ジエチル−2,4−トルエンジアミン、3,5−ジエチル−2,6−トルエンジアミン、3,5−ジイソプロピル−2,4−トルエンジアミン、3,5−ジイソプロピル−2,6−トルエンジアミンおよびこれらの混合物から選択されてもよい。メチレンジアニリンおよびトリメチレングリコールジ(パラ−アミノベンゾエート)も適している。
適切なポリアミンのさらなる例としては、メチレンビスアニリン、アニリンスルフィドおよびビアニリンが挙げられ、これらのいずれも、ヘテロ置換されていてもよく、但し、置換基は、これらの反応物の間で起こるいかなる反応も妨害しない。具体例としては、4,4’−メチレン−ビス(2,6−ジメチルアニリン)、4,4’−メチレン−ビス(2,6−ジエチルアニリン)、4,4’−メチレン−ビス(2−エチル−6−メチルアニリン)、4,4’−メチレン−ビス(2,6−ジイソプロピルアニリン)、4,4’−メチレン−ビス(2−イソプロピル−6−メチルアニリン)および4,4’−メチレン−ビス(2,6−ジエチル−3−クロロアニリン)が挙げられる。
アミン官能基を含む頻繁に用いられる適切な材料としては、ジエチレントルエンジアミン、メチレンジアニリン、メチルジイソプロピルアニリン、メチルジエチルアニリン、トリメチレングリコールジ−パラアミノベンゾエート、4,4’−メチレン−ビス(2,6−ジイソプロピルアニリン)、4,4’−メチレン−ビス(2,6−ジメチルアニリン)、4,4’−メチレン−ビス(2−エチル−6−メチルアニリン)、4,4’−メチレン−ビス(2,6−ジエチルアニリン)、4,4’−メチレン−ビス(2−イソプロピル−6−メチルアニリン)、および/または4,4’−メチレン−ビス(2,6−ジエチル−3−クロロアニリン)の異性体が挙げられる。適切なジアミンも、米国特許第5,811,506号、第3欄第44行〜第5欄第25行に詳細に記載されており、この文献は、参照によって本明細書に組み込まれる。
本発明の具体的な実施形態では、第1の成分は、4,4’−メチレンビス(シクロヘキシルイソシアネート)と、ポリカプロラクトンポリオールおよび場合によりトリメチロールプロパンとを反応させることによって調製されたイソシアネート官能性ポリウレタンプレポリマーを含む。
本発明の特定の実施形態では、第1の成分中の材料にあるイソシアネート官能基は、少なくとも部分的にキャップされていてもよい。イソシアネート基がブロックされているか、またはキャップされている場合、当業者に公知の任意の適切な脂肪族、脂環式、または芳香族のアルキルモノアルコールまたはフェノール化合物をキャップ化剤として使用することができる。適切なブロック剤の例としては、高温でブロックがはずれる材料、例えば、メタノール、エタノールおよびn−ブタノールを含む低級脂肪族アルコール;脂環式アルコール、例えば、シクロヘキサノール;芳香族−アルキルアルコール、例えば、フェニルカルビノールおよびメチルフェニルカルビノール;およびフェノール系化合物、例えば、フェノール自体、および置換基がコーティング操作に影響を与えない置換フェノール、例えば、クレゾールおよびニトロフェノールが挙げられる。グリコールエーテルも、キャップ化剤として使用してもよい。適切なグリコールエーテルとしては、エチレングリコールブチルエーテル、ジエチレングリコールブチルエーテル、エチレングリコールメチルエーテルおよびプロピレングリコールメチルエーテルが挙げられる。他の適切なキャップ化剤としては、オキシム、例えば、メチルエチルケトオキシム、アセトンオキシムおよびシクロヘキサノンオキシム、ラクタム、例えば、イプシロン−カプロラクタム、ピラゾール、例えば、ジメチルピラゾール、およびアミン、例えば、ジイソプロピルアミンが挙げられる。
本発明の特定の実施形態では、第1の成分中にイソシアネート官能基を含むポリウレタン材料は、数平均分子量が、ポリエチレン標準を用いたゲル浸透クロマトグラフィーで決定する場合、少なくとも5000、例えば、6000〜8000、または少なくとも10,000であってもよい。
本発明のプロセスで使用される第2の成分は、イソシアネートと反応性の活性水素官能基を含む材料を含む。
活性水素官能基を含む適切な材料としては、第1の成分中にイソシアネート官能基を含むポリウレタンプレポリマーの調製において、材料(ii)として上に開示したいずれかのものを挙げることができる。多くの場合、第2の成分は、1,4−ブタンジオールとトリメチロールプロパンとの混合物を含む。
第1の成分中のイソシアネート基(キャップされたイソシアネート基を含む)と、第2の成分中の活性水素基との当量比は、第1の成分中のイソシアネート官能性材料の分子量に応じて、1.0:2.0〜2.0:1.0の範囲であってもよい。典型的には、第1の成分中のイソシアネート基と、第2の成分中の活性水素基との当量比は、1.0:1.5〜1.5:1.0の範囲である。
必要な場合、第1の成分20および第2の成分22を、合わせる前に、それぞれ少なくとも50℃の温度まで、多くの場合110℃の温度まで別個に加熱してもよい。個々の成分の予備的な加熱は、第2の成分が、ポリウレタンを製造するときのようにヒドロキシル官能性である場合に、特に有用である。
本発明の方法の工程(c)において、第1の成分20と第2の成分22を合わせ、反応混合物を形成する。典型的な実施形態では、第1の成分と第2の成分とが衝突点に導入され、そこで高剪断で混合され、これらが合わさって反応混合物が形成される。
本発明の特定の実施形態では、反応混合物は、さらに、界面活性剤を含んでいてもよい。適切な界面活性剤としては、Solutia,Inc.から入手可能なModaflow(登録商標)という名称で販売されるもの;BYK−Chemieから入手可能なBYK−307(登録商標)およびBYK−377(登録商標)、および/またはCytec Surface Specialtiesから入手可能なMultiflow(登録商標)を挙げることができる。界面活性剤は、反応混合物中に、反応混合物の樹脂固形分の合計重量を基準として、0.2重量%まで、または0.1重量%まで、または0.07重量%までの量で存在していてもよい。
本発明の代替的で非限定的な実施形態では、当該技術分野で公知の種々の添加剤を反応混合物で利用することができる。非限定例としては、種々の酸化防止剤、紫外線安定化剤、カラーブロッキング剤、蛍光増白剤および離型剤が挙げられる。本発明で使用可能な適切な酸化防止剤としては、限定されないが、多官能性ヒンダードフェノール型のものが挙げられる。多官能性ヒンダードフェノール型の酸化防止剤の1つの非限定例としては、Ciba Geigyから市販されているIrganox 1010を挙げることができる。本発明で使用するのに適切なUV安定化剤としては、限定されないが、ベンゾトリアゾールが挙げられる。ベンゾトリアゾールUV安定化剤の非限定例としては、Cyasorb 5411、Cyasorb 3604およびTinuvin 328が挙げられる。Cyasorb 5411および3604は、American Cyanamidから市販されており、Tinuvin 328は、Ciba Geigyから市販されている。
代替的で非限定的な実施形態では、ヒンダードアミン光安定化剤を加え、UV保護を強化してもよい。ヒンダードアミン光安定化剤の非限定例としては、Ciba−Geigyから市販されているTinuvin 765を挙げることができる。
本発明の特定の実施形態では、反応混合物は、さらに、イソシアネート官能基と活性水素官能基との反応を補助する触媒を含む。触媒を、最初に、第1の成分および/または第2の成分に加えてもよく、通常は、第2の成分は、イソシアネートと反応性の活性水素官能基を含む材料を含む。適切な触媒は、当該技術分野で公知のものから選択されてもよい。非限定例としては、三級アミン触媒、例えば、限定されないが、トリエチルアミン、トリイソプロピルアミン、ジメチルシクロヘキシルアミン、N,N−ジメチルベンジルアミンおよびこれらの混合物を挙げることができる。このような適切な三級アミンは、米国特許第5,693,738号の第10欄第6〜38行に開示されており、この開示内容は、参照によって本明細書に組み込まれる。他の適切な触媒としては、種々の反応性成分の性質に応じて、ホスフィン、三級アンモニウム塩、有機リン化合物、スズ化合物、例えば、ジブチルスズジラウレート、ジブチルスズジアセテート、またはこれらの混合物が挙げられる。
使用される触媒の量は、望ましい処理条件(例えば、操作温度)によって決定されてもよい。例えば、反応混合物を、硬化サイクル中にもっと低い温度まで加熱する場合には、もっと多い触媒量を使用してもよい。例示的な実施形態では、第2の成分中の80ppmのジブチルスズジアセテート触媒は、80℃の硬化温度でシートを調製するのに十分である。触媒の量を調節し、本発明のプロセスの特定の態様を制御してもよい。例えば、もっと多い量の触媒を用い、型の中の反応混合物のゲル化時間を短くしてもよい。
第1の成分20および第2の成分22を合わせて反応混合物を形成した後、反応混合物を、入口18を介してシート型10に導入する。シート型10を、典型的には、型10に反応混合物を導入する前に、少なくとも50℃、多くの場合60〜110℃の温度まであらかじめ加熱しておく。シート型10は、面積が少なくとも900cmであり、体積が少なくとも1600cmであるポリウレタンシートを調製することができる寸法を有する。
反応混合物を少なくとも3000g/minの流量でシート型10に導入し、実質的に均一な厚みを有するシートを得るような様式で行う。特定の実施形態では、例えば、面積が少なくとも1600cmであり、体積が少なくとも12,000cmであるシートを調製するために、反応混合物を少なくとも7000g/minの流量でシート型10に導入してもよい。もっと厚いシート(例えば、厚みが少なくとも10mm)を調製するときに、流量をもっと大きくするのが特に有用である。具体的な実施形態では、反応混合物を層流でシート型10に導入してもよい。これは、特に、面積が少なくとも1600cmであり、および/または体積が少なくとも12,000cmであるポリウレタンシートの調製に有用である。
型10は、面積が少なくとも900cmであり、体積が少なくとも1600cmの最終製品を得る体積の反応混合物を収容することができる限り、任意の望ましい形状、例えば、四角形、長方形、円形、楕円形、または形成されるポリウレタンシートの最終用途に応じて必要な任意の他の形状であってもよい。図1〜図3は、長方形の型を示す。型10は、典型的には、開いた上部、側壁16および側面14を有する。型は、図1および2に示されているように、型の側面14が平面であり、垂直に配向するように配向させられていてもよく、または、図3に示されているように、水平に対して任意の角度αになるように配向させられていてもよい。特定の実施形態では、型の側面14が、水平に対して少なくとも10°、例えば、少なくとも45°の角度になるように型が配向させられる。このことは、例えば、型を傾けることによって行われてもよい。
種々の入口18のうちの1つ以上を介し、シート型10に反応混合物を導入してもよい。反応混合物を型の開いた上部から導入してもよいが、ポリウレタンの製造において、このことは好ましくない。代わりに、図2または3に示されるように、型の床面に配置されていてもよい入口を介して反応混合物を型10に導入してもよく、または図1に示されるように、型の側壁16を介して導入してもよい。あるいは、側壁16またはそのセクションは、型に充填することができるように開いていてもよい。型の側壁または床面に配置されている入口を介して型に充填すると、最終製品の望ましい光学特性を維持しつつ、より厚い(例えば、厚みが少なくとも10mmの)シートを調製することができる。側面14のため、混合物の実質的に均一な厚みを維持しつつ、反応混合物を型に流し入れ、所望の容量まで型に充填する。本発明の特定の実施形態では、水平に対して少なくともαの角度になるように型を配向させてもよく、反応混合物を型10に導入するとき、混合物を、側面14の傾いた面から上方向へ流し入れ(図3のように、入口が型の床部12にある場合)、または下方向に流し入れて(型の高い方の端の近くに入口がある場合)型を充填し、実質的に均一な厚みを有するシートを形成する。
次いで、反応混合物は、反応混合物をゲル化するのに十分な時間、型の中で保持される。ゲル化時間は、典型的には、少なくとも10分であるが、反応物および型の初期温度、触媒の量および反応物自体の属性によっては、これより短くてもよい。通常は、この工程でさらなる加熱を行わない。
ゲル化した後、次いで、硬化したシートを得るのに十分な温度および時間、反応混合物を加熱する。反応物を型に導入するとき、温度を反応物の温度に維持してもよく、または、もっと高い温度に上げてもよい。例えば、加熱操作または硬化操作は、50℃〜210℃、例えば、100℃〜150℃の範囲の温度で100分〜24時間、例えば、6〜20時間行われてもよい。典型的な反応において、反応混合物を16時間かけて125℃の温度まで加熱する。
反応混合物を、典型的には、実質的に均一な厚みになるようにシート型に注型し、厚みが少なくとも6.35mmの硬化したシートを得る。例えば、12.7〜76.2mmの厚みのシートを本発明のプロセスを用いて得ることができる。硬化温度および滞留時間は、反応性基の種類、任意の触媒の量および属性などを含め、反応物の性質によって変わる。
有効な硬化操作の後、硬化したシートを型から取り出し、非エラストマー性ポリマーシートを得てもよい。
本発明の方法にしたがって調製した、硬化した非エラストマー性ポリマーシートは、条線欠陥を実質的に含まず、これを使用し、清澄性が必須の光学物品(例えば、板ガラス)を形成してもよい。
本発明における多くの改変および変形が当業者には明らかであるため、本発明を、説明のみを意図している以下の実施例にもっと具体的に記載する。
注型で用いるシート型は、型の側面14として機能する1/4インチ厚のガラス板で構築され、これらは、スペーサーとしての熱可塑性エラストマー系材料を用いて分離され、側壁16および型の床部12として機能した。面積および厚みといった寸法を変えたシートを得るために、スペーサーを寸法に合わせて作った。さらに、スペーサーは、入口18を通して型の異なる位置に反応混合物を注入することができるように構築された。組み立てた型を、注型の前に80℃まであらかじめ加熱しておいた。
PPG Industriesから入手可能なTrivex(登録商標)Lens Material Component TVX−20を第1の成分(成分A)として使用した。これは、イソシアネート含有量が約11.5%であるイソシアネート末端プレポリマーである。
窒素雰囲気下、60℃で、トリメチロールプロパンと1,4−ブタンジオールを3:7(w/w)の比率で均質になるまでブレンドすることによって、第2の成分(成分B)を調製した。さらに、80ppmのジブチルスズジアセテートと、4ppmのQuinizarin Blueも加えた。
Max Machinery製のUrethane Processor Model 601−000−346を用い、注型を達成した。このUrethane processorに成分Aおよび成分Bを加え、80℃まで加熱した。この成分は、モル比1:1を目標としており、次いで高剪断で短時間混合した。得られたブレンドした反応混合物を、選択した位置18からシート型10に注入した。ブレンドした混合物の計量は、型への注入速度が少なくとも3000g/minになるような量であった。調節可能な台で型を支え、その結果、ガラス表面の1つが、この台上に平らに置かれた。この台を水平に対して特定の角度αに維持した。一般に、型にほぼ半分充填したとき、直交位置に近くなるまで台を徐々に上げた。充填が終了すると、その後、ゲル化が起こるまで、型をこの位置に保持した。型を、温度125℃のオーブンに16時間入れた。冷却したら、ポリマーシートを型から取り出した。
実施例1および2のプロセスによって、目に見える条線を含まないポリマーシートを得た。実施例3および4は、実施例5および6と同様に、入口の位置のみが異なっていた。実施例3で調製したシートは、型に床部から充填したものであるが、条線を示さず、一方、比較例4で調製したシートは、開いた上部から型に充填したものであるが、底部に沿って大きな流線があった。実施例5で調製したシートは、下側の側壁から型に充填したものであるが、少量の条線のみを示し、一方、比較例6のシートは、開いた上部から型に充填したものであるが、条線を示した。
本発明の具体的な実施形態を説明の目的のために上に記載してきたが、添付の特許請求の範囲で定義される本発明から逸脱することなく、本発明の詳細の多くの改変を行ってもよいことが当業者には明らかである。
本発明の好ましい実施形態によれば、例えば、以下が提供される。
(項1)
面積が少なくとも900cm であり、体積が少なくとも1600cm である、ポリイソシアネートから誘導される、硬化した非エラストマー性ポリマーシートを調製する方法であって、この方法は、 (a)イソシアネート官能基を含む材料および場合により触媒を含む第1の成分を提供する工程;
(b)イソシアネートと反応性である活性水素官能基を含む材料および場合により触媒を含む第2の別個の成分を提供する工程であって、前記触媒が、前記第1の成分および前記第2の成分の少なくとも1つに存在し、前記第2の成分中の前記活性水素官能基がヒドロキシル基を含む場合、前記第1の成分および前記第2の成分は、最初に少なくとも50℃の温度まで加熱される工程;
(c)前記第1の成分と前記第2の成分とを合わせて反応混合物を形成する工程;
(d)少なくとも3000g/minの充填速度で、実質的に均一な厚みになるように前記反応混合物をシート型に導入する工程であって、前記シート型が少なくとも50℃の温度まであらかじめ加熱されている、工程;
(e)前記反応混合物がゲル化するのに十分な時間、もっと高い温度にさらに加熱することなく、前記反応混合物を保持する工程;
(f)厚みが少なくとも6.35mm(0.25インチ)の硬化したシートを得るのに十分な温度および時間、前記反応混合物を加熱する工程;および
(g)前記型から前記硬化したシートを取り出し、非エラストマー性ポリマーシートを得る工程を含む、方法。
(項2)
前記第1の成分が、イソシアネート官能基を含むウレタンプレポリマーを含む、上記項1に記載の方法。
(項3)
前記第2の成分が、少なくとも1つのポリオールを含む、上記項1に記載の方法。
(項4)
前記第2の成分が、トリメチロールプロパンと1,4−ブタンジオールとの混合物を含む、上記項2に記載の方法。
(項5)
前記触媒が、前記第2の成分中に存在する、上記項1に記載の方法。
(項6)
前記触媒が、ジブチルスズジアセテートを含む、上記項5に記載の方法。
(項7)
前記成分が、合わせられる前に110℃の温度まで加熱される、上記項1に記載の方法。
(項8)
前記反応混合物を型に導入する前に、前記シート型が110℃の温度まであらかじめ加熱される、上記項7に記載の方法。
(項9)
前記反応混合物が、少なくとも7000g/minの充填速度でシート型に導入される、上記項1に記載の方法。
(項10)
前記反応混合物が、層流で型に導入される、上記項1に記載の方法。
(項11)
前記反応混合物が、工程(e)中に少なくとも10分間保持される、上記項1に記載の方法。
(項12)
前記反応混合物が、工程(f)中に16時間で125℃の温度まで加熱され、硬化したシートを得る、上記項1に記載の方法。
(項13)
前記型の側面が、水平に対して少なくとも10°の角度になるように前記型が配向させられる、上記項1に記載の方法。
(項14)
前記型の側面が、水平に対して少なくとも45°の角度になるように前記型が配向させられる、上記項13に記載の方法。
(項15)
工程(f)で形成された前記硬化したシートの厚みが、12.7〜76.2mm(0.5〜3.0インチ)である、上記項1に記載の方法。
(項16)
前記反応混合物が、前記型の底面に配置された入口を通って前記シート型に導入される、上記項1に記載の方法。
(項17)
前記反応混合物が、前記型の側壁に配置された入口を通って前記シート型に導入される、上記項17に記載の方法。
(項18)
前記硬化したシートに、条線欠陥が実質的に存在しない、上記項1に記載の方法。

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