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JP2016032031A - 放熱構造およびこれを備えた電子機器 - Google Patents

放熱構造およびこれを備えた電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】放熱効率を向上できる放熱構造およびこれを備えた電子機器を提供する。
【解決手段】センターフレーム2の隆起部8に設けられ、電子部品6と隆起部8との間に配置された放熱シート7の側面の全周または一部に接触する放熱補助部(リブまたは凹部の内壁)を備える。
【選択図】図4

Description

この発明は、熱伝導が良好な材質からなる放熱用シート部材(以下、放熱シートと呼ぶ)を利用した発熱素子の放熱構造およびこれを備えた電子機器に関する。
従来から、高発熱の電子部品と放熱部材との間に放熱シートを挟んで配置して電子部品からの熱を放熱部材に放熱する放熱構造が知られている。
例えば、特許文献1に記載される電子機器の放熱構造においては、放熱シートの上下のシート面の一方に高発熱の電子部品を接触させ、もう一方に金属ベース基板(放熱部材)を接触させている。これにより、電子部品からの熱を放熱シートの厚み方向の経路で放熱部材へ伝熱している。
特開2006−135202号公報
近年では、電子機器の高機能化によって集積度が向上した集積回路(IC)チップなどの電子部品が使用され、また電子機器の小型化に伴い機器内の小さなスペースに上記電子部品が高密度に配置されている。この場合、個々の電子部品が高発熱となり、電子部品間で熱の影響を受けやすく、放熱シートを利用した放熱構造においても放熱効率のさらなる向上が求められている。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、放熱効率を向上できる放熱構造およびこれを備えた電子機器を得ることを目的とする。
この発明に係る放熱構造は、放熱用シート部材の対向する一方のシート面を電子部品に接触させ、もう一方のシート面を放熱部材に接触させて電子部品と放熱部材との間に放熱用シート部材を配置し、放熱用シート部材を通して電子部品からの熱を放熱部材に放熱する放熱構造において、放熱部材に設けられ、電子部品と放熱部材との間に配置された放熱用シート部材の側面の全周または一部に接触する放熱補助部を備える。
この発明によれば、放熱効率を向上できるという効果がある。
この発明の実施の形態1に係る放熱構造を備えた電子機器を示す斜視図である。 図1の電子機器の分解斜視図である。 図1のA−A線で切った断面矢示図である。 図3の部分Bの拡大図である。 実施の形態1に係る放熱構造における放熱シートの配置の概要を示す図である。 実施の形態1に係る放熱構造における各構成の高さ方向の寸法を示す図である。 実施の形態1に係る放熱構造における各構成の対向する面の寸法(面積)を示す図である。 実施の形態1におけるリブの変形例を示す図である。 実施の形態1における凹部を示す図である。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る放熱構造を備えた電子機器を示す斜視図である。図2は図1の電子機器の分解斜視図である。図3は図1のA−A線で切った断面矢示図である。また、図4は図3の部分Bの拡大図である。
図1において、電子機器1は車載用ナビゲーション装置などの電子機器である。なお、図1では、センターフレーム2の上下にトップカバー3とボトムカバー4を組み合わせて構成される電子機器1を示している。また、電子機器1の内部には、図2に示すように、各種の電子部品を実装した基板5が収容される。
図2および図3に示すように、センターフレーム2には一方の面から隆起した隆起部8が形成されており、放熱シート7が隆起部8の端面8a上に配置される。
基板5は、電子部品6などの各種部品が実装された基板であり、センターフレーム2に設けられた支持部2aにねじ止めなどで固定されて支持される。また、基板5がセンターフレーム2に支持されると、基板5に実装された電子部品6は、隆起部8の端面8a上の放熱シート7に接触した状態となる。なお、電子部品6はICチップなどの高発熱の電子部品である。
センターフレーム2は、上述したように基板5を支持し、さらに放熱シート7から伝導された熱を放熱する放熱部材としての役割も有する。例えば、フレーム部材としての剛性を実現し、かつ熱伝導性が高い金属材料(マグネシウム合金やアルミニウム合金など)で構成される。
放熱シート7は、対向する一方のシート面に電子部品6が接触しもう一方のシート面に隆起部8が接触して電子部品6と隆起部8との間に配置される放熱用シート部材である。
なお、放熱シート7には、熱伝導性が高く、弾性を有した材料が用いられる。例えば、シリコンゴムを用いるとよい。
また、本発明では、図4を用いて後述するように放熱シート7の側面を介した熱伝導を行うので、放熱シート7は、側面からの放熱を期待できる厚さ(例えば、3mm程度)を有する方が効果的である。
リブ9は、図4に示すように隆起部8の端面8aから突出するように隆起部8と一体に形成され、電子部品6と隆起部8との間に配置された放熱シート7の側面に接触している。例えば、ダイカストまたは削り出しによって形成される。
本発明に係る放熱構造においては、電子部品6で発生した熱が放熱シート7の対向するシート面を介して隆起部8に伝導し、さらに放熱シート7のシート面の側面からリブ9に伝導する。そして、リブ9は、放熱シート7の側面から熱が伝導されて放熱シート7と接触していない外表面から放熱し、さらに隆起部8へ熱を伝導してセンターフレーム2から放熱が行われる。すなわち、リブ9は、放熱シート7の側面を介した熱伝導経路を新たに形成して放熱を補助する放熱補助部として機能する。
このようにリブ9によって新たな熱伝導経路が追加されるので、放熱シート7を用いた放熱構造の放熱効率を向上できる。
また、放熱シート7の位置決めにリブ9を用いてもよい。
図5は実施の形態1に係る放熱構造における放熱シートの配置の概要を示す図であり、四角形の放熱シート7を配置する場合を示している。基板5がセンターフレーム2に固定されたときに電子部品6が放熱シート7のシート面内に的確に接触するように、隆起部8の端面8aにおける放熱シート7の配置部位は予め決められている。
従来は、この配置部位を示すマーカーとして、配置部位の放熱シート7の外形に沿った立体線または溝線を端面8aに施して、このマーカーに合わせて放熱シート7を配置していた。この構成の場合、放熱シート7がマーカーを乗り越えて移動可能であるため、放熱シート7の位置ずれが発生しやすいという課題があった。
そこで、本発明では、例えば図5(a)に示すように、上記配置部位の放熱シート7の隣り合う2辺に沿ってリブ9を設けている。放熱シート7の角をリブ9の角に合わせて、放熱シート7を図5(a)の矢印方向にリブ9に押し付けるようにして端面8a上に配置する。これにより隆起部8の端面8a上の予め決められた配置部位に放熱シート7を容易に配置することができる。このとき、リブ9が、図5(b)に示すように放熱シート7の隣り合う2辺の各側面に接触した状態となり、端面8a上での放熱シート7の移動を規制する。従って、放熱シート7の位置ずれの発生を低減することができる。
なお、図5では放熱シート7の外形が四角形である場合を示したが、これに限定されるものではない。例えば、放熱シート7の外形が、四角形以外の三角形または五角形以上の多角形の場合であっても、端面8a上で放熱シート7の外形の隣り合う2辺に沿ってリブを設けることで、上述のような位置決めを行うことができる。
次に、電子部品6、放熱シート7およびリブ9の各寸法の関係について説明する。
図6は実施の形態1に係る放熱構造における各構成の高さ方向の寸法を示す図である。図6において、電子部品6の高さHAおよび放熱シート7の厚さHBは製品の規格によって予め決められた値であり変更できないが、放熱補助部であるリブ9の高さHCは変更可能である。
また図7は実施の形態1に係る放熱構造における各構成の対向する面の寸法(面積)を示す図である。図7において、放熱シート7に対向する電子部品6の外形面積SA(電子部品6の放熱シート7と接触する部分の面積)と放熱シート7のシート面の面積SBは、製品の規格によって予め決められた値であり変更できない。一方、隆起部8の端面8aで放熱シート7を配置する部分(上述した配置部位)の面積SCは変更可能である。
本発明に係る放熱構造においては、基板5に実装した電子部品6とセンターフレーム2の隆起部8とが対向して放熱シート7を挟んで配置される。このため、リブ9の高さHCによっては放熱シート7と電子部品6および隆起部8の端面8aとの接触が不十分になる可能性がある。
そこで、本発明では、電子部品6、放熱シート7およびリブ9を、例えば下記のような寸法関係aまたは寸法関係bとする。これにより、放熱シート7と電子部品6および隆起部8の端面8aとを確実に接触させることができる。
まず、寸法関係aとして、リブ9の高さHCを放熱シート7の厚さHBよりも低く形成する。このようにすることで、放熱シート7が端面8aの配置部位に配置されたときに、放熱シート7が電子部品6側にリブ9よりも突出した状態となる。従って、電子部品6が放熱シート7のシート面に接触するまでの間にリブ9が基板5に当たらないため、放熱シート7と電子部品6および隆起部8の端面8aとが確実に接触する。
また、寸法関係bでは、リブ9の高さHCを、放熱シート7の厚さHBよりも高くかつ電子部品6の高さHAに放熱シート7の高さを加算した値以下(HC≦HA+HB)にする。このとき、リブ9が基板5または電子部品6に接触しないように、放熱シート7が配置される部分の面積SCを、電子部品6の外形面積SAよりも広く形成する。
このように構成することで、電子部品6の高さHAがリブ9の高さHCと放熱シート7の厚さHBとの差分以上(HA≧HC−HB)となる。このため、基板5をセンターフレーム2に固定した際に電子部品6が放熱シート7に接触した状態または放熱シート7を押圧した状態になる。
放熱シート7が弾性を有する場合において、上述のように電子部品6が放熱シート7を押圧すると、放熱シート7が弾性拡張してリブ9に密着する。これにより、放熱シート7の側面とリブ9とを介した熱伝導経路の放熱効率を向上させることができる。
また、上述のように構成すると、放熱シート7を配置したときにリブ9から若干離れる位置ずれが発生しても、弾性拡張した放熱シート7がリブ9に接触する。
次に、本発明における放熱補助部の変形例について説明する。
図8は、実施の形態1におけるリブの変形例を示す図であり、放熱補助部がリブである場合について示している。また、図9は、実施の形態1における凹部を示す図であって、放熱補助部が凹部の内壁である場合を示している。
図8(a)に示すリブ9Aは、端面8aの配置部位における放熱シート7の外形の1辺に沿って形成されている。放熱シート7は、リブ9Aに押し付けるようにして端面8a上に配置される。このように構成しても、隆起部8の端面8a上の予め決められた配置部位に放熱シート7を容易に配置することができる。
また、電子部品6で発生した熱は、放熱シート7の対向するシート面を介して隆起部8に伝導し、さらに放熱シート7の上記1辺の側面からリブ9Aに伝導する。これにより、リブ9Aがない構造よりも放熱シート7を用いた放熱構造の放熱効率を向上できる。
図8(b)に示すリブ9Bは、端面8aの配置部位における放熱シート7の外形の対向する2辺に沿って形成されている。放熱シート7は対向するリブ9Bの間に配置される。このように構成しても、隆起部8の端面8a上の予め決められた配置部位に放熱シート7を容易に配置することができる。
また、電子部品6で発生した熱は、放熱シート7の対向するシート面を介して隆起部8に伝導し、さらに放熱シート7の上記2辺の各側面からリブ9Bに伝導する。
これにより、図8(a)の構造よりも熱伝導の経路が増加するので、放熱効率をさらに向上できる。
図8(c)に示すリブ9Cは、端面8aの配置部位における放熱シート7の外形の1辺を除いた3辺(連続する3辺)に沿って形成されている。
放熱シート7は、リブ9Cのない開放部分からリブ9Cで囲まれた部分に挿入して配置される。このように構成しても、隆起部8の端面8a上の予め決められた配置部位に放熱シート7を容易に配置することができる。
また、電子部品6で発生した熱は、放熱シート7の対向するシート面を介して隆起部8に伝導し、さらに放熱シート7の上記3辺の各側面からリブ9Cに伝導する。
これにより、図8(b)の構造よりも熱伝導の経路が増加するので、放熱効率をさらに向上できる。
図8(d)に示すリブ9Dは、端面8aの配置部位における放熱シート7の外形の全辺に沿って形成されている。放熱シート7はリブ9Dで囲まれた部分に嵌合することにより端面8a上に配置される。このように構成しても隆起部8の端面8a上の予め決められた配置部位に放熱シート7を容易に配置することができる。
また、電子部品6で発生した熱は、放熱シート7の対向するシート面を介して隆起部8に伝導し、さらに放熱シート7の上記4辺の各側面からリブ9Cに伝導する。これにより図8(c)の構造よりも熱伝導の経路が増加するので、放熱効率をさらに向上できる。
なお、上述したように放熱シート7を弾性拡張させる場合、リブ9Dに放熱シート7を隙間がある状態で配置してもよい。すなわち、放熱シート7が弾性を有しており、基板5をセンターフレーム2に固定したときに電子部品6から放熱シート7が押圧される場合、放熱シート7が弾性拡張してリブ9Dに接触する。
図8(e)に示すリブ9Eは、端面8aの配置部位における放熱シート7の外形の隣り合う2辺に沿って形成されており、さらに放熱シート7と接触しない外表面に凹凸部9E−1が形成されている。
放熱シート7は、図5と同様に放熱シート7の角をリブ9Eの角に合わせてリブ9Eに押し付けるようにして端面8a上に配置される。
また、電子部品6で発生した熱は、放熱シート7の対向するシート面を介して隆起部8に伝導し、さらに放熱シート7の上記2辺の各側面からリブ9Eに伝導する。
リブ9Eの外表面は凹凸部9E−1によって表面積が増加しており、図5の構成よりも効率よく放熱することが可能である。
なお、上述した凹凸部は、図8(a)から図8(d)までに示したリブ9A〜9Dや、後述する図8(f)に示すリブ9Fの放熱シート7と接触しない外表面に形成しても同様の効果を得ることができる。
図8(f)に示すリブ9Fは、端面8aの配置部位における円形状の放熱シート7A(図中で破線で示す)の外形に沿って形成されている。放熱シート7Aはリブ9Fに押し付けるようにして端面8a上に配置される。このように構成しても隆起部8の端面8a上の予め決められた配置部位に放熱シート7Aを容易に配置することができる。
また、電子部品6で発生した熱は、放熱シート7Aの対向するシート面を介して隆起部8に伝導し、さらに放熱シート7Aの側面からリブ9Fに伝導する。これによりリブ9Fがない構造よりも放熱シート7を用いた放熱構造の放熱効率を向上できる。
なお、図示は省略したが、リブ9Fを放熱シート7Aの外形の全周に沿って形成してもよい。この場合、図8(f)の構造よりも熱伝導経路が増えることから放熱効率をさらに向上させることができる。
これまでの説明では放熱補助部がリブである場合を示したが、本発明の放熱補助部は、図9に示すような凹部10の内壁10aであってもよい。
放熱シート7は、凹部10に嵌合されて凹部10の底面10b上に配置される。
また、電子部品6で発生した熱は、放熱シート7の対向するシート面を介して凹部10の底面10bに伝導し、さらに放熱シート7の側面から内壁10aに伝導する。
凹部10の内壁10aを介して放熱シート7の側面から隆起部8に熱が伝導され、センターフレーム2から放熱される。このように内壁10aを介して放熱シート7の側面全周が熱伝導経路として追加され、放熱シート7を用いた放熱構造の放熱効率を向上できる。
また、放熱補助部が凹部10の内壁10aである場合でも、図6と図7を用いて示した寸法関係aまたは寸法関係bで構成することができる。
すなわち、内壁10aの高さをHCとし、高さHCを放熱シート7の厚さHBより低く形成する(寸法関係a)。
このようにすることで、放熱シート7を凹部10に配置したときに放熱シート7が電子部品6側に突出した状態となる。従って電子部品6が放熱シート7のシート面に接触するまでの間に端面8aが基板5に当たることはなく、放熱シート7と電子部品6および凹部10の底面10bとが確実に接触する。
寸法関係bでは、内壁10aの高さHCを放熱シート7の厚さHBよりも高くかつ電子部品6の高さHAに放熱シート7の厚さHBを加算した値以下とし、さらに底面10bの面積SCを電子部品6の外形面積SAよりも広く形成する。これにより、基板5をセンターフレーム2に固定したときに電子部品6が放熱シート7に接触するまたは放熱シート7を押圧した状態となって放熱シート7と電子部品6および凹部10の底面10bとが確実に接触する。
放熱シート7が弾性を有する場合には、電子部品6の押圧によって放熱シート7が弾性拡張して内壁10aに密着する。これにより、放熱シート7の側面と内壁10aを介した熱伝導経路の放熱効率を向上させることができる。また、放熱シート7を配置したときに内壁10aから若干離れる位置ずれが発生した場合であっても、放熱シート7を弾性拡張させることによって内壁10aに接触させることが可能である。
以上のように、この実施の形態1によれば、センターフレーム2の隆起部8の端面8aに設けられ、電子部品6と隆起部8の端面8a(または凹部10の底面10b)との間に配置された放熱シート7の側面の全周または一部に接触する放熱補助部(リブ9、9A〜9Fまたは凹部10の内壁10a)を備える。
このように構成することで、電子部品6で発生した熱は、放熱シート7の対向するシート面を介して隆起部8に伝導し、さらに放熱シート7の側面から放熱補助部に伝導する。これにより、放熱シート7を用いた放熱構造の放熱効率を向上できる。
また、この実施の形態1によれば、リブ9は、多角形の放熱シート7の隣り合う2辺の各側面に接触する。このように構成することで、電子部品6で発生した熱は、放熱シート7の対向するシート面を介して隆起部8に伝導し、さらに放熱シート7の上記2辺の側面からリブ9に伝導する。これにより放熱シート7を用いた放熱構造の放熱効率を向上させることができる。また、放熱シート7の角をリブ9の角に合わせるだけで隆起部8の適切な配置部位に放熱シート7を容易に配置することができる。さらに、端面8a上での放熱シート7の移動はリブ9によって規制されるので、放熱シート7の位置ずれの発生を低減することができる。
さらに、この実施の形態1によれば、リブ9Eは、放熱シート7と接触しない外表面に凹凸部9E−1を形成した。このように構成することで、リブ9Eの放熱シート7と接触しない外表面の表面積が増加し、効率よく放熱することができる。
さらに、この実施の形態1によれば、放熱補助部(リブまたは凹部の内壁)の高さHCは放熱シート7の厚さHBより低い。このように構成することによって、放熱シート7を配置したときに放熱シート7が電子部品6側に突出した状態となる。従って、電子部品6が放熱シート7のシート面に接触するまでに基板5の移動が規制されず、放熱シート7と電子部品6および隆起部8とを確実に接触させることができる。
さらに、この実施の形態1によれば、放熱補助部(リブまたは凹部の内壁)の高さHCは、放熱シート7の厚さHB以上でかつ電子部品6の高さHAに放熱シート7の厚さHBを加算した値以下の高さであり、さらに隆起部8で放熱シート7が配置される部分の面積SCが放熱シート7に対向する電子部品6の外形面積SAよりも広い。
このように構成することで、基板5をセンターフレーム2に固定したときに電子部品6が放熱シート7に接触するまたは放熱シート7を押圧した状態となって、放熱シート7と電子部品6および隆起部8とを確実に接触させることができる。
さらに、この実施の形態1によれば、放熱シート7は弾性を有し、放熱補助部は、電子部品6から押圧されて弾性拡張した放熱シート7の側面に接触する。このように構成することで、電子部品6の押圧によって放熱シート7が弾性拡張して放熱補助部に密着する。 これにより、放熱シート7の側面と放熱補助部を介した熱伝導経路の放熱効率を向上させることができる。また、放熱シート7を配置したときに放熱補助部から若干離れる位置ずれが発生した場合であっても、放熱シート7を弾性拡張させることによって放熱補助部に接触させることが可能である。
さらに、この実施の形態1によれば、電子機器1が、上述した放熱構造を備えるので、内部の電子部品6で発生した熱を効率よく放熱することができる。
これにより、電子部品6からの熱に起因した不具合が減少するので電子機器1の信頼性を向上できる。
なお、本発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
1 電子機器、2 センターフレーム、3 トップカバー、4 ボトムカバー、5 基板、6 電子部品、7,7A 放熱シート、8 隆起部、8a 端面、9,9A〜9F リブ、9E−1 凹凸部、10 凹部、10a 内壁、10b 底面。

Claims (9)

  1. 放熱用シート部材の対向する一方のシート面を電子部品に接触させ、もう一方のシート面を放熱部材に接触させて前記電子部品と前記放熱部材との間に前記放熱用シート部材を配置し、前記放熱用シート部材を通して前記電子部品からの熱を前記放熱部材に放熱する放熱構造において、
    前記放熱部材に設けられ、前記電子部品と前記放熱部材との間に配置された前記放熱用シート部材の側面の全周または一部に接触する放熱補助部を備えたことを特徴とする放熱構造。
  2. 前記放熱補助部は、前記放熱部材の前記放熱用シート部材が配置される面から突出したリブであることを特徴とする請求項1記載の放熱構造。
  3. 前記放熱補助部は、前記放熱用シート部材が配置される凹部の内壁であることを特徴とする請求項1記載の放熱構造。
  4. 前記リブは、多角形の前記放熱用シート部材の隣り合う2辺の各側面に接触することを特徴とする請求項2記載の放熱構造。
  5. 前記リブは、前記放熱用シート部材と接触しない外表面に凹凸部を形成したことを特徴とする請求項2または請求項4記載の放熱構造。
  6. 前記放熱補助部は、前記放熱用シート部材の厚さより低い高さであることを特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれか1項記載の放熱構造。
  7. 前記放熱補助部は、前記放熱用シート部材の厚さ以上でかつ前記電子部品の高さに前記放熱用シート部材の厚さを加算した値以下の高さであり、
    前記放熱部材で前記放熱用シート部材を配置する部分の面積は、前記放熱用シート部材に対向する前記電子部品の外形面積よりも広いことを特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれか1項記載の放熱構造。
  8. 前記放熱用シート部材は、弾性を有しており、
    前記放熱補助部は、前記電子部品から押圧されて弾性拡張した前記放熱用シート部材の前記側面に接触することを特徴とする請求項7記載の放熱構造。
  9. 請求項1から請求項8のうちのいずれか1項記載の放熱構造を備えた電子機器。
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