JP2016031665A - 貨幣交換装置および貨幣パック - Google Patents
貨幣交換装置および貨幣パック Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016031665A JP2016031665A JP2014154171A JP2014154171A JP2016031665A JP 2016031665 A JP2016031665 A JP 2016031665A JP 2014154171 A JP2014154171 A JP 2014154171A JP 2014154171 A JP2014154171 A JP 2014154171A JP 2016031665 A JP2016031665 A JP 2016031665A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pack
- identifier
- money
- foreign currency
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
Abstract
【課題】貨幣パックの誤装填に適切に対応可能な貨幣交換装置およびそれに用いる貨幣パックを提供する。
【解決手段】外貨交換機は、内部に外貨を収容するとともに、内容物の種類を識別するための識別子が付された外貨パック10を用いる。外貨交換機は、外貨パック10が装填されるパック装填部103と、外貨パック10をパック装填部から搬出位置へと搬送するパック搬送部110と、パック搬送部110の搬送路105に設けられ、外貨パック10に配された識別子を検出する識別子センサ161、162と、識別子センサ161、162の検出結果に基づいて搬出位置に対する外貨パック10の搬送を遮断する制御部と、を備える。
【選択図】図8
【解決手段】外貨交換機は、内部に外貨を収容するとともに、内容物の種類を識別するための識別子が付された外貨パック10を用いる。外貨交換機は、外貨パック10が装填されるパック装填部103と、外貨パック10をパック装填部から搬出位置へと搬送するパック搬送部110と、パック搬送部110の搬送路105に設けられ、外貨パック10に配された識別子を検出する識別子センサ161、162と、識別子センサ161、162の検出結果に基づいて搬出位置に対する外貨パック10の搬送を遮断する制御部と、を備える。
【選択図】図8
Description
本発明は、一の貨幣を他の種類の貨幣に交換する貨幣交換装置およびそれに用いる貨幣パックに関する。
国内で流通する貨幣を外貨に交換する外貨交換機が、銀行等に設置されている。この種の外貨交換機では、外貨を収納した外貨パックが外貨交換機に装填される。外貨交換機には、異なる種類の外貨パックがそれぞれ装填される複数のパック装填部が設けられる。外貨パックは、対応するパック装填部に装填される。ユーザは、国内の貨幣を外貨交換機に投入し、交換したい外貨の種類を外貨交換機に入力する。これにより、外貨交換機から外貨を収容した外貨パックがユーザに提供される。この種の外貨交換機は、たとえば、特許文献1、2に開示されている。
外貨交換機では、外貨パックの誤装填が問題となる。不適切な種類の外貨パックが誤ってパック装填部に装填されると、ユーザが所望する種類および金額とは異なる外貨パックがユーザに提供される。このような場合、外貨の交換や返金等の手間をユーザに課する結果となる。また、外貨提供者の信用が低下することも懸念される。この問題は、一の貨幣を外貨以外の貨幣に交換する他の種類の貨幣交換装置においても同様に起こり得る。
かかる課題に鑑み、本発明は、貨幣パックの誤装填に適切に対応可能な貨幣交換装置およびそれに用いる貨幣パックを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、内部に貨幣を収容するとともに、内容物の種類を識別するための識別子が付された貨幣パックを用いる貨幣交換装置に関する。本態様に係る貨幣交換装置は、前記貨幣パックが装填されるパック装填部と、前記貨幣パックを前記パック装填部から搬出位置へと搬送するパック搬送部と、前記パック搬送部の搬送路に設けられ、前記貨幣パックに配された前記識別子を検出する検出部と、前記検出部の検出結果に基づいて前記搬出位置に対する前記貨幣パックの搬送を遮断する制御部と、を備える。
本発明の第2の態様は、内部に貨幣を収容するとともに、貨幣交換装置に装填される貨幣パックに関する。本態様に係る貨幣パックは、内容物の種類を識別するための識別子を備える。
本発明によれば、貨幣の種類を識別するための識別子が貨幣パックに付されるため、不適切な種類の貨幣パックが誤ってパック装填部に装填されたとしても、この誤装填が、検出部の検出結果に基づいて判別され、貨幣パックの搬出が遮断される。よって、誤った種類の貨幣パックがユーザに提供されることが回避される。
したがって、本発明によれば、貨幣パックの誤装填に適切に対応可能な貨幣交換装置およびそれに用いる貨幣パックを提供することができる。
本発明の効果ないし意義は、以下に示す実施の形態の説明により更に明らかとなろう。ただし、以下に示す実施の形態は、あくまでも、本発明を実施化する際の一つの例示であって、本発明は、以下の実施の形態に記載されたものに何ら制限されるものではない。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、各図には、便宜上、互いに直交するX軸、Y軸およびZ軸が付記されている。X−Y平面は水平面に平行で、Z軸方向は鉛直方向である。X軸正方向、Y軸正方向、Z軸正方向は、それぞれ、前方向、左方向、上方向である。
以下の実施の形態には、本発明を外貨交換機に適用した例が示されている。本実施の形態において、外貨交換機1および外貨パック10は、それぞれ、特許請求の範囲に記載の「貨幣交換装置」および「貨幣パック」に対応する。
図1(a)を参照して、外貨交換機1は、開閉可能な前面パネル1aを備える。前面パネル1aの上部には、交換対象の外貨を選択するための選択ボタン11が複数配置される。各選択ボタン11の真下の位置に、外貨パック10(図2(a)参照)を搬出するためのパック搬出口12が設けられている。また、前面パネル1aの中央には、硬貨を投入するための硬貨投入口13と、紙幣を投入するための紙幣投入口14が配置され、さらに、前記投入口13、14で投入した硬貨や紙幣のうち受け付けられなかったリジェクト硬貨・紙幣を排出したり、釣り銭を排出するための硬貨取出口15と紙幣取出口16が設けられている。この他、前面パネル1aには、各種表示と操作入力を行うためのタッチパネル17が配されている。
外貨交換を行う場合、ユーザは、硬貨投入口13および紙幣投入口14から貨幣を投入し、タッチパネル17の表示にしたがって、タッチパネル17および選択ボタン11に対する操作を行う。適正な入金と操作がなされると、ユーザにより選択された外貨パック10の一部がパック搬出口12から外部に押し出される。ユーザは、押し出された外貨パック10をパック搬出口12から引き抜く。これにより、ユーザは、所望の外貨を受け取ることができる。
図1(b)は、前面パネル1aが開かれた状態を示す図である。図1(b)を参照して、外貨交換機1の上部には、複数のパックユニット100が配置されている。パックユニット100は、2段に重ねられた状態でX軸方向に引出可能となるように、スライドレール18に支持されている。図1(b)には、左から3列目の2つのパックユニット100が引き出された状態が示されている。便宜上、引き出された上側のパックユニット100は、側面カバー102が取り外された状態で示されている。
パックユニット100は、外貨パック10を搬出するための開口101と、側面カバー102と、外貨パック10が装填されるパック装填部103とを備える。開口101は、前面パネル1aが閉じられた状態において、図1(a)に示すパック搬出口12に対向する。側面カバー102は、パック装填部103を側面から覆うように、パックユニット100の側面に開閉自在に装着される。すなわち、側面カバー102は、その上端部がパックユニット100の側面に軸支され、この上端部を中心に下端部を回動してパック装填部103の側面を開けるようになっている。
パック装填部103は、側面カバー102が装着された状態において、X軸正負側、Y軸正負側およびZ軸正負側が壁により区画された空間となっている。側面カバー102が開かれた状態において、パック装填部103のY軸正側より外貨パック10を挿入可能になる。外貨パック10は、表面(図2(a)参照)がZ軸正方向を向くようにして、パック装填部103内に装填される。こうして、外貨パック10は、Z軸方向に重なるようにして、パック装填部103に収容される。なお、側面カバー102は、パックユニット100の側面に着脱自在に装着されていてもよい。
パック装填部103のX軸正側の側面103aと底面103bとの間には、外貨パック10が通過可能な隙間が設けられている。パック装填部103に装填された外貨パック10は、最下位置にあるものから順に、X軸正方向に送られる。このとき、外貨パック10は、側面103aと底面103bとの間の隙間を通って開口101へと搬送される。その後、外貨パック10は、開口101を通って、パック搬出口12から外部に押し出される。
図2(a)は、外貨パック10の表面を示す図である。図2(a)を参照して、外貨パック10は平面視において長方形の輪郭を有する紙製の封筒からなっている。外貨パック10内に紙幣が収容され、外貨パック10が密封される。外貨パック10の表面には、所定の文字情報が印刷されている。文字情報には、内容物の種類、すなわち、外貨パック10に収容された外貨の種類および枚数と、内容物の総額が含まれている。図2(a)の例では、100米ドル札が5枚、外貨パック10に収容されていることが、文字により示されている。
外貨パック10は、内容物の種類に関わらず同じ輪郭を有している。外貨パック10は、パック装填部103に装填された後、長辺に平行な方向に搬送される。すなわち、長辺に平行な方向が、外貨パック10の搬送方向である。通常の装填状態では、図2(a)の右側が搬送方向前側である。
図2(b)は、図2(a)の状態から短辺方向に外貨パック10を裏返した状態を示す図である。図2(b)を参照して、外貨パック10の裏面には、搬送方向前側(同図右側)と搬送方向後側(同図左側)に、それぞれ、複数の識別子からなる識別子群10a、10bが配されている。識別子群10a、10bの識別子は、何れも、外貨パック10に収容された内容物の種類、すなわち、外貨パック10に収容された外貨の種類および枚数を特定可能に、所定のパターンで配列されている。識別子群10a、10bは、外貨パック10の裏面に黒のインクで印刷されている。
図3(a)は、識別子群10a、10bの配置を示す図である。図3(a)を参照して、識別子群10a、10bは、それぞれ、同数の識別子Sからなっている。外貨パック10の短辺の中心線L1と長辺の中心線L2との交点、すなわち、外貨パック10の裏面の中心をOとすると、識別子群10aの各識別子Sと識別子群10bの各識別子Sは、中心Oについて対称となるように配置されている。
図3(b)は、識別子群10aの構成を示す図である。図3(b)を参照して、識別子群10aの各識別子Sは、同じ長さと幅のバーからなっている。中心線L1に対して上側の列1と下側の列2に一定間隔で識別子Sの配置位置が設定される。ここでは、6つの配置位置が設定されている。以下、各配置位置を、搬送方向先頭から順に配置位置1〜6と称する。図3(b)には、配置位置1〜6を示す番号が付記されている。
配置位置1には、列1と列2の両方に識別子Sが配置される。このように列1と列2の両方に識別子Sが配置されるのは、配置位置1のみである。したがって、配置位置1の識別子Sを読み取ることによって、識別子群10aの開始が検出され得る。このように、配置位置1の識別子Sは、読取開始を示す機能を発揮する。以下、配置位置1の識別子Sを、特に、「開始バーS1」と称する。
配置位置2には、列1と列2の何れか一方に識別子Sが配置される。後続の配置位置3〜6に配置される識別子Sの総数が偶数である場合、配置位置2には、列2に識別子Sが配置される。また、後続の配置位置3〜6に配置される識別子Sの総数が奇数である場合、配置位置2には、列1に識別子Sが配置される。したがって、配置位置2の識別子Sが列1と列2の何れに配置されているかによって、後続の識別子Sの総数が偶数か奇数かが識別される。この識別結果と、実際に検出された後続の識別子Sの総数(偶数/奇数)とが一致するか否かによって、識別子Sの読取の適否が判定され得る。たとえば、図3(b)の場合、ゴミや汚れの付着によって配置位置3以降の識別子Sの検出総数が3や5(奇数)になると(識別子Sの上に白いゴミや汚れが付着して当該識別子Sが検出されずに検出総数が3になる。あるいは黒いゴミや汚れが付着してこれを識別子と誤認識した結果、検出総数が5になる)、識別子群10aに対する読み取りがエラーとされる。このように、配置位置2の識別子Sは、読取の適否を判定するための機能を発揮する。以下、配置位置2の識別子Sを、特に、「パリティバーS2」と称する。
配置位置3〜6には、列1と列2何れか一方に識別子Sが配置されるか、列1と列2の何れにも識別子Sが配置されない。ここでは、配置位置3以降に配置された識別子Sが搬送方向において列1と列2の何れに現れるかにより、配置位置3以降の識別子Sのパターンに特異性が持たされている。たとえば、図3(b)の例では、外貨パック10を搬送したときの配置位置3以降の識別子Sの出現順序は、「列2→列1→列1→列2」である。この出現順序は、他の種別の外貨パック10における識別子Sの配置パターンでは存在しない。したがって、配置位置3〜6の識別子Sによって外貨パック10の種別を識別することができる。このように、配置位置3〜6の識別子Sは、配置パターンの特異性により外貨パック10の種別を識別するため機能を発揮する。以下、配置位置3〜6の識別子Sを、特に、「識別バーS3」と称する。
上記のように識別子群10bは、中心Oについて識別子群10aと対称に配置される。よって、識別子群10bも、同様のパターンで、開始バーS1、パリティバーS2、識別バーS3を有する。
図2(c)は、識別子の配列パターンを示す図である。図2(c)において、「右側識別子群」が識別子群10aに対応し、「左側識別子群」が識別子群10bに対応する。
上記のように、識別子群10a、10bは、それぞれ、配置位置3〜6の識別子S(識別バーS3)によって、外貨パック10の種別、すなわち、外貨パック10の内容物の種類が特定される。ここでは、識別バーS3の配置パターンが16種類準備され、これら16の配置パターンに外貨パック10の種別が割り当て可能となっている。なお、種別9〜16では、所定の配置位置において列1と列2の両方に識別バーS3が配置されない配置パターンとなっている。種別9における識別バーS3の出現順序は「列1→列1→列1」であり、種別15における識別バーS3の出現順序は「列2」である。
このように識別バーS3の出現順序に特異性を持たせることにより、外貨パック10の搬送速度に関係なく、識別子群10aに対応する種別を識別することができる。すなわち、外貨パック10の搬送速度が識別バーS3の検出の途中で変化したとしても、識別バーS3の出現順序が変わることはない。よって、上記のように識別バーS3を構成することにより、外貨パック10の搬送速度が一定でなくとも、識別子群10aに対応する種別を識別することができる。
また、識別子群10a、10bの各識別子Sは、中心Oについて対称に配置されているため、外貨パック10が前後逆に装填され、識別子群10bが搬送方向前側に位置付けられても、識別子群10bの識別子Sの配置パターンは、外貨パック10が正常に装填された場合の識別子群10aの識別子Sの配置パターンと同じになる。よって、このように外貨パック10が前後逆に装填された場合も、識別子群10bを読み取ることにより、外貨パック10の種別を判別することができる。
図4は、パック搬送部110の要部構成を示す図である。パック搬送部110は、図1(b)に示すパックユニット100において、パック装填部103に装填された外貨パック10を開口101に向かう方向へ搬送する。図4に示すように、パック装填部103の底面103bは、パック搬送部110の搬送路の一部となっている。
パック搬送部110は、パック装填部103の底面103bに連結された搬送路104と、搬送路104に連結された搬送路105と、ローラ111〜117と、軸121〜126を備える。その他、パック搬送部110は、モータと、モータの駆動力を各軸に伝達するための伝達機構を備える。搬送路104は斜めに傾斜し、搬送路105は水平である。底面103bと搬送路104、105は、平面視において略長方形の輪郭を有する。底面103bと搬送路104、105のY軸方向の幅は同じである。
一対のローラ111と、一対のローラ112と、一対のローラ113が、底面103bから上方に突出している。一対のローラ111は軸121に固定され、一対のローラ112は軸122に固定され、一対のローラ113は軸123に固定されている。軸121、122は、共通のモータ(図示せず)によって同一方向に回転される。モータの駆動力が、図示しない連携機構とベルトによって軸121、122に伝達される。ローラ111、112、113は、表面がゴム製の素材となっている。パック搬送部110を構成するその他のローラ(ローラ117を除く)も同様である。ローラ117は金属製ベアリングである。
また、一対のローラ114が搬送路104から上方に突出している。一対のローラ114の直上には、僅かな隙間を開けて、一対のローラ115が配置されている。一対のローラ114は軸124に固定され、一対のローラ115は軸125に固定されている。軸125は、回動枠132に回動可能に支持されている。軸125は、モータ(図示せず)によって回転される。モータの駆動力が、図示しない連携機構とベルトによって軸125に伝達される。
さらに、ローラ116が搬送路105から上方に突出している。ローラ116の直上には、ローラ117が配置されている。ローラ116は軸126に固定されている。ローラ117は、図示しない支持手段に支持され、図示しない付勢手段によって、ローラ116に押し付けられている。軸123、124、126は、共通のモータ(図示せず)によって同一方向に回転される。モータの駆動力が、図示しない連携機構とベルトによって軸123、124、126に伝達される。
回動枠132は、シャーシ(図示せず)に固定された軸131に回動可能に軸支されている。回動枠132は、図示しないストッパーによって、Y軸正方向に見て時計方向の回転が規制される。これにより、一対のローラ114と一対のローラ115との間に隙間が設けられる。軸131には、回動枠132の他に、ゲートレバー140と回動部材151が軸支される。
図5(a)は、図4の構成から、回動枠132と一対のローラ115に関連する構成のみを残して図示したものである。図5(b)は、図4の構成から、ゲートレバー140に関連する構成のみを残して図示したものである。図5(c)は、図4の構成から、回動部材151に関連する構成のみを残して図示したものである。図5(d)は、図4の構成から、軸131に軸支された部材を省略した構成を図示したものである。
図5(b)に示すように、一対のゲートレバー140が軸131に軸支されている。一対のゲートレバー140は、回動枠132の内側に配置される。一対のゲートレバー140は、軸131に平行な方向において、互いに対称な形状を有する。ゲートレバー140の端部141は、底面103bに向かう方向に垂れ下がりながら、搬送路104に向かう方向に傾斜している。一対のゲートレバー140は、それぞれ、バネ133によって、Y軸正方向に見て時計方向に付勢される。ゲートレバー140に設けられた直線状の係合部142が軸125に当接することにより、ゲートレバー140の回動が規制される。これにより、ゲートレバー140の初期位置が設定される。
図5(c)に示すように、回動部材151が軸131に軸支されている。回動部材151は、一対のゲートレバー140に挟まれるように配置される。ローラ152が搬送路105から上方に突出している。ローラ152は、軸153によって回動可能に支持されている。回動部材151の端部にローラ154が回転可能に支持され、このローラ154がローラ152に当接している。回動部材151はバネ134によって、Y軸正方向に見て時計方向に付勢される。これにより、ローラ154がローラ152に押し付けられる。
図5(d)を参照して、搬送路105の幅方向(Y軸方向)中央には、開口105aが形成されている。この開口105aに搬送路105の裏側から透明カバー135が嵌め込まれて装着されている。透明カバー135は、搬送路105からやや突出している。透明カバー135の奥(下側)には、一対の識別子センサ161、162が配置されている。識別子センサ161、162は、反射型の光センサであり、透明カバー135を介してZ軸方向に光を出射し、その反射光を受光して検出信号を出力する。外貨パック10が搬送路105に沿って搬送されると、外貨パック10の裏面に配された各列の識別子Sがそれぞれ識別子センサ161、162の検出領域を通過する。こうして、識別子センサ161、162によって、外貨パック10の識別子が読み取られる。識別子センサ161、162からの検出信号をパルス信号に変換することにより、識別子群10a、10bの各列の識別子に対応したパルス列が生成される。
図5(a)の構成は、外貨パック10の過送出防止と、外貨パック10の逆送(パック装填部103への復帰)のために用いられる。パック装填部103から開口101に向かって外貨パック10が搬送される通常の搬送動作では、ローラ115は駆動されず停止状態が維持される。このため、たとえば、2つの外貨パック10が重なって搬送路105へと搬送されるような事態が起こると、上側の外貨パック10は、ローラ115に当接し、ローラ115から受ける摩擦力によって、下流側への進行が妨げられる。これにより、下側の外貨パック10のみが下流側へと搬送され、外貨パック10の過送出が防止される。また、万一、外貨パック10が外部に搬出されずに搬送路105に残留したような場合は、ローラ115が逆転されて、外貨パック10がパック装填部103に戻される。このとき、ローラ115に対向するローラ114も逆転され、さらに、ローラ111〜113(図4参照)も逆転される。ローラ115は、外貨パック10がローラ114とローラ115との間に挟まるなどした場合に、送り方向に回転(正転)して外貨パック10の挟まりを解放し、搬出位置へ送り出すことも可能である。
図5(b)の構成は、外貨パック10の過送出防止に用いられる。これについては、追って図10(a)〜(d)を参照して説明する。
図5(c)の構成は、外貨パック10の過送出防止(厚み判定)に用いられる。外貨パック10が搬送路105に沿って搬送されると、外貨パック10がローラ152とローラ154との間に挟まって、回動部材151がY軸正方向に見て反時計方向に回動する。このときの回動量は、外貨パック10の厚みに応じたものとなる。回動部材151の回動量は、アクチュエータ付きの変位センサ155(図4参照)によって検出される。変位センサ155は、アクチュエータ部分が回動部材151の上面に当接しており、回動部材151の回動量に応じた検出信号を出力する。したがって、変位センサ155からの検出信号に基づいて、搬送路105を通過する外貨パック10の厚みを検出することが可能である。この検出結果が、搬出されるべき外貨パック10の1個分の厚みの範囲から外れる場合には、搬出されるべき外貨パック10が重なって搬出されていると判定される。この場合、外貨パック10の搬送が中断される。これにより、外貨パック10の過送出が防止される。
なお、搬出されるべき外貨パック10とは異なる外貨パック10が搬出されている場合も、変位センサ155の検出信号は、搬出されるべき外貨パック10の1個分の厚みの範囲から外れることになる。したがって、この場合も、外貨パック10の搬送が中断され、外貨パック10の誤送出が防止される。
図5(d)の構成は、外貨パック10の誤送出防止(識別子による適否判定)に用いられる。上記のように、識別子センサ161、162からの検出信号に基づいて、外貨パック10裏面の識別子群10a、10bの各列(列1、列2:図3(b)参照)の識別子Sが検出される。したがって、この検出結果と図2(c)に示すパターンとを照合することにより、外貨パック10の種別が判別される。この判別結果が、搬出されるべき外貨パック10の種別と異なる場合、外貨パック10が不適切であると判定される。この場合、外貨パック10の搬送が中断される。これにより、外貨パック10の誤送出が防止される。
図6は、外貨交換機1の構成を示すブロック図である。外貨交換機1は、制御部21と、選択ボタン受付部22と、硬貨処理部23と、紙幣処理部24と、記憶部25と、センサ部26と、駆動部27を備え、さらに、図1(a)に示すタッチパネル17を備えている。
制御部21は、CPU等の演算処理ユニットを含み、記憶部25に記憶されたプログラムに従って各部を制御する。選択ボタン受付部22は、図1(a)に示す選択ボタン11と、選択ボタン11に対する操作を処理する回路部を含む。硬貨処理部23は、図1(a)に示す硬貨投入口13および硬貨取出口15と、硬貨投入口13から投入された硬貨を処理する機構部および回路部を含む。紙幣処理部24は、図1(a)に示す紙幣投入口14および紙幣取出口16と、紙幣投入口14から投入された紙幣を処理する機構部および回路部を含む。
記憶部25は、ROM、RAM等の記憶ユニットを含み、制御部21により実行されるプログラムを記憶する。記憶部25には、図2(c)に示す識別子Sの配列パターン(識別バーS3の出現順序)と外貨パック10の種別とを対応付ける情報が記憶されている。この他、記憶部25は、制御部21の演算処理におけるワーク領域としても利用される。センサ部26は、図4に示す変位センサ155や図5(d)に示す識別子センサ161、162の他、外貨交換機1の動作に必要な他のセンサを含む。駆動部27は、図4に示すパック搬送部110の駆動モータおよび伝達機構の他、外貨交換機1の動作に必要な他のモータや伝達機構を含む。
図7は、外貨パック10を搬出する際の制御を示すフローチャートである。この制御は、図6に示す制御部21によって行われる。
図7を参照して、制御部21は、外貨パック10の搬出指示を受け付けたか否かを判別する(S101)。図1(a)に示す硬貨投入口13および紙幣投入口14から適正な金額の貨幣が投入された後、所定の選択ボタン11が操作されると、制御部21は、外貨パック10の搬出指示を受け付けたと判定する。外貨パック10の搬出指示を受け付けると(S101:YES)、制御部21は、操作された選択ボタン11に対応するパックユニット100のパック搬送部110を駆動して、外貨パック10の搬送を開始する(S102)。これにより、パック装填部103の最下位置にある外貨パック10が開口101に向かって搬送される。詳述すると、ローラ111〜113がY軸正方向に見て反時計方向に回動して、最下位置にある外貨パックをローラ114とローラ115の間隙に向かって送り出す。各ローラの機能から、ローラ111〜113をキックローラ、ローラ114をフィードローラ、ローラ115をゲートローラともいう。
また、外貨パック10内には、金種によって大きさの異なる紙幣が封入されているが、取り扱う最も小さな紙幣(本実施の形態では5ユーロ紙幣)が外貨パック10内で片寄って封入されていても、一対のローラ111同士、112同士、113同士が共に紙幣に掛かるように、ローラ111〜113が配置されている。このことにより、各一対のローラ111同士〜113同士の一方のローラが外貨パック10のみに掛かり、他方のローラが外貨パック10内の紙幣に掛かることにより、外貨パック10に作用する繰り出し力がアンバランスとなることを防止している。従って中の紙幣の金種に関係なく、外貨パック10の搬送を円滑に行なうことができる。
また、制御部21は、変位センサ155を作動させて、外貨パック10に対する厚み検知を開始する(S103)。詳述すると、外貨パック10の搬送が進み、外貨パック10が図5(c)に示すローラ152とローラ154に挟まれると、回動部材151が、Y軸正方向に見て反時計方向に回動する。制御部21は、この回動量を図4に示す変位センサ155で検出することにより、外貨パック10の厚みを検知する。
さらに、制御部21は、識別子センサ161、162を作動させて、外貨パック10の識別子群10a、10bの読み取り動作を開始する(S104)。詳述すると、外貨パック10の搬送が進み、外貨パック10の裏面に配された搬送方向前側の識別子群10aが識別子センサ161、162を通過すると、識別子センサ161、162から識別子群10aに応じた波形の信号が出力される。制御部21は、波形信号に基づいて開始バーS1を検出することにより、識別子群10aの読み取りを開始する。制御部21は、波形信号を処理することにより、識別子Sの配列パターンを検出し、検出結果に応じて、外貨パック10の種別を判別する。なお、外貨パック10が前後逆にパック装填部103に装填されていた場合、識別子群10aよりも識別子群10bが先に、識別子センサ161、162を通過する。上記のように識別子群10a、10bは、中心O(図3(a)参照)について対称に配置されているため、このような場合も、制御部21は、先に通過する識別子群10bの読み取り結果に基づいて、外貨パック10の種別を同様に判別できる。
次に、制御部21は、変位センサ155からの検出信号に基づいて検知した外貨パック10の厚みが、S101において受け付けた外貨パック10の1個分の厚みに対応するか否かを判定する(S105)。外貨パック10の1個分の厚みは、外貨パック10に収容されている紙幣の枚数や紙幣の種類に応じて変化する。図6に示す記憶部25には、予め、外貨パック10の種別毎に、外貨パック10の1個分の厚みの許容範囲が保持されている。制御部21は、変位センサ155からの検出信号に基づいて検知した外貨パック10の厚みが、記憶部25の記憶された1個分の厚みの許容範囲に含まれるか否かを判定する。
搬送された外貨パック10の厚みが適正でない場合(S105:NO)、制御部21は、搬出されるべき外貨パック10が重なって搬出される惧れがあるとして、または、誤った種別の外貨パック10が搬出される惧れがあるとして、タッチパネル17に所定のエラー表示を行い(S110)、同時に、パック搬送部110による外貨パック10の搬送を中止する(S111)。これにより、外貨パック10がパック搬出口12から外部に押し出されることが回避される。
他方、搬送された外貨パック10の厚みが適正である場合(S105:YES)、制御部21は、識別子センサ161、162によって識別子群10aが正常に読み取られたか否かを判別する(S106)。この判別は、上述のように、図3(b)に示すパリティバーS2を用いて行われる。制御部21は、パリティバーS2が列1と列2の何れで検出されたかを判別し、さらに、識別バーS3の総数が偶数か奇数かを判別する。そして、制御部21は、パリティバーS2が検出された列(偶数/奇数)と、識別バーS3の総数(偶数/奇数)とが互いにマッチングするかによって、識別子群10aが正常に読み取られたか否かを判別する。識別子群10aが正常に読み取られなかった場合(S106:NO)、制御部21は、タッチパネル17に所定のエラー表示を行い(S110)、同時に、パック搬送部110による外貨パック10の搬送を中止する(S111)。
識別子群10aが正常に読み取られた場合(S106:YES)、制御部21は、識別子群10aの識別バーS3に基づいて識別された外貨パック10の種別が適正であるか否かを判別する(S107)。図6に示す記憶部25には、上記のように、図2(c)に示す識別子Sの配列パターン(識別バーS3の出現順序)と外貨パック10の種別とを対応付ける情報が記憶されている。制御部21は、識別子センサ161、162を介して取得した識別子Sの配列パターンと記憶部25に記憶されている配列パターンとを照合して、外貨パック10の種別を識別する。制御部21は、こうして識別した外貨パック10の種別が、選択ボタン11に対する操作によって指示された外貨パック10の種別と一致するか否かを判断し、一致しない場合に外貨パック10の種別が適正でないと判定する。
搬送された外貨パック10の種別が適正でない場合(S107:NO)、制御部21は、誤った種別の外貨パック10が搬出される惧れがあるとして、タッチパネル17に所定のエラー表示を行い(S110)、同時に、パック搬送部110による外貨パック10の搬送を中止する(S111)。これにより、外貨パック10がパック搬出口12から外部に押し出されることが回避される。
搬送された外貨パック10の種別が適正である場合(S107:YES)、制御部21は、外貨パック10の搬送を継続し、搬送方向後側の識別子群10bの開始バーS1が識別子センサ161、162によって検知されるのを待つ(S108)。外貨パック10の搬送が進み、やがて搬送方向後側の識別子群10bの開始バーS1が識別子センサ161、162によって検知されると(S108:YES)、制御部21は、パック搬送部110による外貨パック10の搬送を終了する(S109)。このタイミングでは、外貨パック10の前側が、図1(a)に示すパック搬出口12から外部に露出している。その後、制御部21は、変位センサ155と識別子センサ161、162の作動を終了し、厚み検知と識別子群10a、10bの読み取りを終了する(S112)。こうして、外貨パック10の搬出動作が終了する。
図8(a)〜図9(b)を参照して、識別子群10a、10bの読み取りに基づく外貨パック10の搬送動作を説明する。図8(a)、(b)は、それぞれ、外貨パック10に対する搬送が開始される直前の状態を模式的に示す平面図および側面図、図8(c)、(d)は、それぞれ、外貨パック10の識別子群10aが識別子センサ161、162の検知領域を通過した直後の状態を模式的に示す平面図および側面図、図9(a)、(b)は、それぞれ、外貨パック10が搬出位置に位置づけられたときの状態を模式的に示す平面図および側面図である。
パック搬送部110が駆動されると、外貨パック10は、図8(a)、(b)における初期位置P1から左方向に搬送される。その後、搬送が進むと、外貨パック10は、図8(c)、(d)に示すように、前側の識別子群10aが全て識別子センサ161、162の検出領域を通り過ぎた検出位置P2に位置づけられる。このタイミングにおいて、識別子群10aによる外貨パック10の種別判定が可能となる。識別子群10aの読み取りがエラーとなるか(図7、S106:NO)、識別子群10aの読み取りによって判別された外貨パック10の種別が不適正である場合(図7、S107:NO)、外貨パック10の搬送が中止される。よって、外貨パック10は、図8(c)、(d)に示す検出位置P2で停止する。このとき、外貨パック10は、パックユニット100内に留まっており、パック搬出口12から外部に露出することはない。パックユニット100内に留まった外貨パックを、側面カバー102を開けて取り出すことにより、運転再開が可能となる。外貨パック10の種別が適正であれば、搬送動作が継続される。
さらに搬送が進むと、外貨パック10は、図9(a)、(b)に示すように、後側の識別子群10bの開始バーS1が識別子センサ161、162の検出領域を通り過ぎた搬出位置P3に位置づけられる。このタイミングにおいて、外貨パック10の搬送が停止される。外貨パック10が搬出位置P3に位置づけられると、図9(b)に示すように、外貨パック10の前側がパック搬出口12から外部に露出する。ユーザは、外貨パック10の前側を掴んで外貨パック10をパック搬出口12から引き抜く。こうして、外貨パック10がユーザに取得される。
ところで前側の識別子群10aを識別子センサ161、162で読み取る際に、外貨パック10の進行方向前端が、特に外貨パック10の厚みが厚い場合に影となって、
識別子Sと誤認識することがある。この問題を解決するためには、識別子群10aを識別子センサ161、162で読み取って得られる信号を一旦記憶しておき、識別子群10aが識別子センサ161、162を通り過ぎた後、制御部21は、記憶した信号を逆方向から読み直し処理して、開始バーS1に相当する信号を読み取ったときに、読み直し終了とするようにすればよい。この場合開始バーS1は、終了バーの機能を果たす。読み直す処理を始めるタイミングは、外貨パック10が進行して外貨パック10の裏面の何の模様もない無地な箇所が識別子センサ161、162に位置するころが望ましい。このようにすれば、外貨パック10の進行方向前端の影の影響を受けることなく正確な判別ができる。
識別子Sと誤認識することがある。この問題を解決するためには、識別子群10aを識別子センサ161、162で読み取って得られる信号を一旦記憶しておき、識別子群10aが識別子センサ161、162を通り過ぎた後、制御部21は、記憶した信号を逆方向から読み直し処理して、開始バーS1に相当する信号を読み取ったときに、読み直し終了とするようにすればよい。この場合開始バーS1は、終了バーの機能を果たす。読み直す処理を始めるタイミングは、外貨パック10が進行して外貨パック10の裏面の何の模様もない無地な箇所が識別子センサ161、162に位置するころが望ましい。このようにすれば、外貨パック10の進行方向前端の影の影響を受けることなく正確な判別ができる。
次に、図10(a)〜(d)を参照して、ゲートレバー140の作用を説明する。図10(a)、(b)は、最大厚の外貨パック10が搬送されるときの状態を示し、図10(c)、(d)は、最小厚の外貨パック10が搬送されるときの状態を示す。
図10(a)を参照して、ローラ113と、ローラ114、115は、最大厚の外貨パック10がパック装填部103に装填された場合に、最下位置の外貨パック10の厚み方向の中心の高さが、ローラ114、115の間の隙間の中心に一致するように配置されている。また、図10(c)を参照して、ゲートレバー140の初期位置は、ゲートレバー140の端部141の最下端が、最下位置にある最小厚の外貨パック10の上面付近の高さとなるように設定されている。たとえば、初期位置において端部141の最下端は、最下位置にある最小厚の外貨パック10の上面の高さよりも僅かに下方で、この外貨パック10の厚み中心よりも上方に位置付けられる。
図10(a)、(b)を参照して、最大厚の外貨パック10が搬送される場合、最下位置にある外貨パック10がローラ113によって送られてゲートレバー140の端部141に当接する。図10(a)に示すように、端部141は丸みを帯びた傾斜面となっている。このため、端部141は、外貨パック10に押されてバネ133の付勢力に抗し上方向に回避し、外貨パック10の上面に乗り上げる。これにより、最下位置の外貨パック10はローラ114、115の間の隙間へと進む。
このとき、外貨パック10は、ゲートレバー140の重みやバネ133の付勢力によって、駆動源となるローラ114に押し付けられる。これにより、外貨パック10の裏面とローラ114との間の摩擦抵抗が増加し、外貨パック10の推進力が高められる。このため、最大厚の外貨パック10を円滑に下流側へ搬送することができる。なお、下から2つ目の外貨パック10は、図10(b)のように、ゲートレバー140の端部141によって進行が遮断される。よって、最下位置の外貨パック10のみを円滑に下流側へと搬送することができる。
図10(c)、(d)を参照して、最小厚の外貨パック10が搬送される場合、最下位置にある外貨パック10がローラ113によって送られてゲートレバー140の端部141の下方に潜り込む。こうして、外貨パック10は、駆動源となるローラ114に押し付けられて、ローラ114により下流側に送られ、ローラ114、115の間の隙間へと進む。これにより、外貨パック10は、ローラ114、115に挟まれながら、下流側へと搬送される。下から2つ目の外貨パック10は、図10(d)のように、ゲートレバー140の端部141によって進行が遮断される。よって、最下位置の外貨パック10のみを円滑に下流側へと搬送することができる。
<実施形態の効果>
本実施の形態によれば、以下の効果が奏され得る。
本実施の形態によれば、以下の効果が奏され得る。
内容物の種類を識別するための識別子群10a、10bが外貨パック10に付されるため、不適切な種類の外貨パック10が誤ってパック装填部103に装填されたとしても、この誤装填が、識別子センサ161、162の検出結果に基づいて判別され、外貨パック10の搬出が遮断される。よって、誤った種類の外貨パック10がユーザに提供されることが回避される。
識別子群10a、10bが外貨パック10の前側と後側にそれぞれ配され、識別子センサ161、162は、外貨パック10が前後逆にパック装填部103に装填された場合も識別子群10a、10bを検出可能に配されている。したがって、外貨パック10が前後逆にパック装填部103に装填された場合も、外貨パック10の種別を判定でき、誤った種類の外貨パック10の送出を回避できる。
識別子群10a、10bが、搬送方向に垂直な方向において、外貨パック10の中央位置にそれぞれ配されているため、搬送路105の幅方向の中央位置のみに、識別子センサ161、162を配すれば良い。よって、部品点数の削減と構成の簡素化を図ることができる。
識別子群10a、10bが、前後方向に対称な位置に配置され、識別子センサ161、162は、後側の識別子群10b(開始バーS1)が識別子センサ161、162の位置に位置付けられると、外貨パック10が搬出位置P3に位置付けられる位置に配置され、制御部21は、後側の識別子群10b(開始バーS1)を識別子センサ161、162が検出したことに基づいて、外貨パック10の搬送を終了させる。このように、後側の識別子群10bが搬送終了の指標として共用されるため、別途、搬出位置P3を検出するための検出手段を設ける必要が無い。よって、部品点数の削減と構成の簡素化を図ることができる。また、識別子群10a、10bが前後方向に対称な位置に配置されるため、前後逆に外貨パック10が装填された場合も、外貨パック10を搬出位置P3に位置付けることができる。
識別子群10a、10bは、搬送方向に垂直な方向に2列の識別子Sを備え、制御部21は、識別子センサ161、162によって検出された各列の識別子の出現順序に基づいて外貨パック10の種別を判別して送出の適否を判定し、送出が否である場合に、搬出位置P3に対する外貨パック10の搬送を遮断する。このように、検出された各列の識別子の出現順序に基づいて外貨パック10の種別が判別されるため、識別子群10a、10bの読み取り時に外貨パック10の搬送速度が変化しても、外貨パック10の識別が適正に行われ得る。
識別子群10a、10bは、外貨パック10裏面の中心Oに対して対称となるように配置され、制御部21は、搬送方向前側の識別子群10aに対する識別子センサ161、162の検出結果に基づいて、外貨パック10の送出の適否を判定する。このように、識別子群10a、10bを中心Oに対して対称となるように配置することにより、前後逆に外貨パック10が装填された場合にも、各列の識別子の出現順序が同じとなる。よって、特別な処理を行うことなく、円滑に、識別子群10a、10bの読み取りに基づいて、外貨パック10の種別を判別することができる。
識別子群10a、10bは、検出エラーチェックのための識別子(パリティバーS2)を含み、制御部21は、パリティバーS2の検出結果に基づいて、識別子センサ161、162により検出された識別子群10a、10bの適否を判定し、判定結果に基づいて、外貨パック10の搬送を制御する。このように、パリティバーS2を設けて読み取りの適否を判定することにより、外貨パック10の判別精度を高めることができる。よって、誤った種別の外貨パック10が搬出されることが、より確実に、回避され得る。
図8(a)、(b)に示すように、透明カバー135の上面が搬送路105の表面よりも上方に突出している。このため、透明カバー135の上面にゴミ等が付着しても、外貨パック10が搬送される際に、外貨パック10の裏面によって透明カバー135表面のゴミが拭き取られる。よって、識別子センサ161、162によって識別子群10a、10bが良好に読み取られ得る。
<変更例1>
上記実施の形態では、図7のS105〜107において異常が検出されると、外貨パック10の搬送が中止され、これにより、外貨パック10がパック搬出口12から送出されることが回避された。変更例1では、さらに、外貨パック10の搬出を規制するためのストッパーが設けられる。
上記実施の形態では、図7のS105〜107において異常が検出されると、外貨パック10の搬送が中止され、これにより、外貨パック10がパック搬出口12から送出されることが回避された。変更例1では、さらに、外貨パック10の搬出を規制するためのストッパーが設けられる。
図11(a)において、搬送路105の前側端部に、2つのストッパー201が設けられている。ストッパー201は、プランジャー等の駆動手段によって駆動される。初期状態において、ストッパー201の先端は、搬送路105上面よりも下方の位置にあり、駆動手段によって駆動されると先端が搬送路105の上面よりもZ軸正方向に突出する。ストッパー201は、外貨パック10が検出位置P2に位置付けられたときに、外貨パック10の前端よりも下流側の位置に配置されている。
図11(b)のフローチャートでは、S201が追加され、その他のステップは、図7と同様である。S105〜107の何れかのステップにおいて異常が検出されると、制御部21は、ストッパー201を突出させ(S201)、下流側への外貨パック10の搬送を遮断する。
変更例1によれば、ストッパー201によって外貨パック10の搬送が遮断されるため、誤った種別の外貨パック10が搬出されることが、より確実に回避され得る。
<変更例2>
上記実施の形態では、短辺方向の中央位置に識別子群10a、10bが配置されたが、識別子群10a、10bの配置方法はこれに限られるものではない。たとえば、図12(a)のように、中心Oを挟んで、たすき掛けの位置に、識別子群10a、10bが配置されても良い。この構成においても、識別子群10a、10bは、中心Oについて対称に識別子Sが配置されている。
上記実施の形態では、短辺方向の中央位置に識別子群10a、10bが配置されたが、識別子群10a、10bの配置方法はこれに限られるものではない。たとえば、図12(a)のように、中心Oを挟んで、たすき掛けの位置に、識別子群10a、10bが配置されても良い。この構成においても、識別子群10a、10bは、中心Oについて対称に識別子Sが配置されている。
この変更に応じて、図12(b)に示すように、識別子センサ161、162の他に、識別子センサ163、164が配置される。識別子センサ161、162は、識別子群10aが通過する位置に配置され、識別子センサ163、164は、識別子群10bが通過する位置に配置される。識別子センサ163、164の上面を覆う透明カバー136が設けられている。
変更例2では、識別子センサ161、162の検出結果に基づいて、外貨パック10の種別が判別される。また、識別子センサ163、164が識別子群10bの開始バーS1を検出したことに応じて、外貨パック10の搬送が終了される。これらの処理を、前後逆に外貨パック10が装填された場合にも、適正に行うことができる。
なお、図12(b)の構成では、識別子群10b(開始バーS1)の検出を搬送動作終了のトリガに共用するために、別途、識別子センサ163、164が配されたが、外貨パック10の種別判定のみを行う場合は、識別子センサ163、164が省略される。
<変更例3>
上記実施の形態では、後側の識別子群10b(開始バーS1)の検出が搬送動作終了のトリガに共用されたが、変更例3では、前側の識別子群10aに対する読み取りがエラーとなった場合に、後側の識別子群10bに対する読み取りが行われて、外貨パック10の種別判定が行われる。
上記実施の形態では、後側の識別子群10b(開始バーS1)の検出が搬送動作終了のトリガに共用されたが、変更例3では、前側の識別子群10aに対する読み取りがエラーとなった場合に、後側の識別子群10bに対する読み取りが行われて、外貨パック10の種別判定が行われる。
図13(a)に示すように、変更例3では、実施の形態に比べて、搬送方向における搬送路105の幅が広くなっている。搬送路105の中心付近に、一対のローラ301が追加されている。一対のローラ301は、搬送路105から上方に突出しており、ローラ113、114、116と同様に外貨パック10を搬送する。後側の識別子群10bが識別子センサ161、162を通過した直後のタイミングでは、外貨パック10の前端が、未だ、搬送路105の終端に到達しない。
図13(b)のフローチャートでは、S301〜S303が追加され、その他のステップは、図7と同様である。S106において、前側の識別子群10aの読み取りにエラーが生じたと判定されると(S106:NO)、外貨パック10の搬送が継続される。その後、後側の識別子群10bが識別子センサ161、162を通過すると、制御部21は、識別子群10bのパリティバーS2の検出結果に基づいて、識別子群10bに対する読み取りが正常であったか否かを判定する(S301)。読み取りが正常である場合(S301:YES)、制御部21は、識別子群10bの識別バーS3の検出結果に基づいて、外貨パック10の種別を判別し、外貨パック10の適否を判定する(S302)。外貨パック10が適正であると(S302:YES)、制御部21は、外貨パック10が搬出位置P3に到達するまで(S303)、外貨パック10の搬送を継続させる。識別子群10bに対する読み取りが正常でない場合(S301:NO)、および外貨パック10が適正でない場合(S302:NO)、制御部21は、エラー表示を行い(S110)、外貨パック10の搬送を中止する(S111)。
なお、この処理において、後側の識別子群10bは、識別子群10aに対する読み取り方向と反対方向に読み取られる。したがって、制御部21は、識別子群10bに対する読み取りの際には、読み取り方向が逆方向であるとして、識別子センサ161、162からの信号を処理し、読み取りの適否判定と、外貨パック10の種別判定を行う。また、変更例3では、別途、外貨パック10が搬出位置P3に到達したことを検出するセンサが設けられる。制御部21は、このセンサからの出力を参照して、S303の判定を行う。
変更例3によれば、前側の識別子群10aに対する読み取りがエラーとなっても、後側の識別子群10bを用いて外貨パック10の種別が判別される。よって、外貨パック10の送出がエラーとなる頻度を抑制でき、利便性を向上させることができる。
<変更例4>
上記実施の形態では、識別子群10a、10bの列数が2であったが、列数がこれに限られるものではない。たとえば、図14(a)、(b)に示すように、識別子群10a、10bの列数が3であっても良く、列数が4以上または1であっても良い。
上記実施の形態では、識別子群10a、10bの列数が2であったが、列数がこれに限られるものではない。たとえば、図14(a)、(b)に示すように、識別子群10a、10bの列数が3であっても良く、列数が4以上または1であっても良い。
図14(a)、(b)の構成例では、上記実施の形態と同様、識別子群10aにおいて、搬送方向先頭に開始バーS1が配置され、搬送方向2番目にパリティバーS2が配置される。図14(a)に示すようにパリティバーS2が中央の列にあれば、識別バーS3の総数が偶数であり、図14(b)に示すようにパリティバーS2が下側の列にあれば、識別バーS3の総数が奇数である。変更例4においても、識別バーS3の出現順序によって、外貨パック10の種別が特定される。また、識別子群10a、10bは、外貨パック10の裏面の中心Oに対して互いに対称となっている。変更例4の場合、列数が3であるため、3つの識別子センサが必要となる。
<変更例5>
上記実施の形態では、外貨パック10の裏面のみに識別子群10a、10bが配置されたが、図14(c)に示すように、外貨パック10の表面にも識別子群10c、10dが配置されても良い。この場合、識別子群10c、10dは、たとえば、不可視のインクで印刷することにより外貨パック10の表面に配置される。また、識別子センサ161、162は、不可視のインクによって形成された識別子群10c、10dを読み取り可能に構成される。裏面の識別子群10a、10bも不可視のインクで形成されても良い。また、識別子群10c、10dは外貨パック10の表面中心に対して対称となるように形成される。
上記実施の形態では、外貨パック10の裏面のみに識別子群10a、10bが配置されたが、図14(c)に示すように、外貨パック10の表面にも識別子群10c、10dが配置されても良い。この場合、識別子群10c、10dは、たとえば、不可視のインクで印刷することにより外貨パック10の表面に配置される。また、識別子センサ161、162は、不可視のインクによって形成された識別子群10c、10dを読み取り可能に構成される。裏面の識別子群10a、10bも不可視のインクで形成されても良い。また、識別子群10c、10dは外貨パック10の表面中心に対して対称となるように形成される。
このように、外貨パック10の表面にも識別子群10c、10dを配すれば、外貨パック10が表裏逆に装填された場合にも、外貨パック10の種別判定が可能となる。よって、誤った種別の外貨パック10が搬出されることが、より確実に、回避され得る。
<その他>
上記実施の形態では、黒の印刷によって識別子Sが設けられたが、識別子Sの形成方法はこれに限られない。たとえば、外貨パック10にスリット状に設けられた切り欠きや、外貨パック10内部に塗布された磁性材料によって、識別子Sが配されても良い。識別子Sの検出方法は、識別子Sの形態に応じて適宜変更され得る。たとえば、識別子Sが磁性材料により形成される場合は、磁気センサによって識別子Sが検出される。この他、静電容量式のセンサを用いて識別子Sを検出する形態も想定され得る。
上記実施の形態では、黒の印刷によって識別子Sが設けられたが、識別子Sの形成方法はこれに限られない。たとえば、外貨パック10にスリット状に設けられた切り欠きや、外貨パック10内部に塗布された磁性材料によって、識別子Sが配されても良い。識別子Sの検出方法は、識別子Sの形態に応じて適宜変更され得る。たとえば、識別子Sが磁性材料により形成される場合は、磁気センサによって識別子Sが検出される。この他、静電容量式のセンサを用いて識別子Sを検出する形態も想定され得る。
外貨パック10の内容物は、紙幣に限られず、硬貨であっても良い。また、外貨パック10は、商品券等、貨幣価値のある他の内容物を収容するものであっても良い。貨幣パックを用いて一の貨幣を所定の貨幣と交換する他の種類の貨幣交換装置にも、本発明が適用され得る。
外貨パック10の取出し方法は、外貨パック10の一部をパック搬出口12から露出させる方法の他、種々の方法が用いられ得る。たとえば、取出し口に外貨パック10を落下させることによって外貨パック10が取り出される形態であっても良い。この場合、パック搬送部110は、外貨パック10が落下を開始する位置まで外貨パック10を搬送する。この構成では、外貨パック10が落下を開始する位置が、特許請求の範囲に記載の「搬出位置」に相当する。
図7のS110では、表示によってエラーがユーザに報知されたが、報知の方法はこれに限られない。たとえば、音声によってエラーが報知されても良く、表示と音声の両方でエラーが報知されても良い。
上記実施の形態では、後側の識別子群10bの開始バーS1が検出されたことにより、外貨パック10の搬送が終了されたが、他の識別子Sを用いて外貨パック10の搬送が終了されても良い。たとえば、図2(c)のパターンでは、先頭から6番目の配置位置6に必ず識別子Sが配置される。したがって、配置位置6の識別子Sが検出されたことに応じて、外貨パック10の搬送が終了されても良い。
上記実施の形態では、ゲートレバー140は2本配されたが、ゲートレバー140の数はこれに限定されない。ゲートレバー140が1本の場合、ゲートレバー140の端部141は、搬送路105の幅方向の中心に位置付けられるのが望ましい。
またゲートレバー140の代わりに、ローラやベアリング状の形態にして、これらローラやベアリングを搬送されてくる外貨パック10の上から押さえるように付勢する構成にしてもよい。
また上記実施の形態では、図7のステップ(S105、S106、S107)で異常と判定された場合、外貨パック10の搬送を中止して(S111)、その都度パック装填部103より外貨パックを取出すようにしているが、S105、S106、S107で異常と判定された場合は、その異常と判定された外貨パック10を搬出位置ではなく別の搬送路に送って一時的に退避保管し、外貨交換機1の運転を止めることなく、引き続いて新たな外貨パック10を搬送するようにすることも可能である。この場合一時的に退避保管した外貨パック10は後で取出すようにすればよい。
特許請求の範囲の「搬出位置に対する前記貨幣パックの搬送を遮断する」とは、外貨パック10の搬送を中止する他に、このように一時的に退避保管することも含んでいる。
実施の形態では、識別子センサ161、162が搬送路105の裏側(Z軸負側)に設けられたが、識別子センサ161、162の配置はこれに限られない。たとえば、識別子センサ161、162を搬送路105の上方に配置し、上側から識別子群10a、10bを検出しても良い。この場合、識別子群10a、10bは、外貨パック10の表面に配置される。識別子センサ161、162は、外貨パック10が搬出位置P3に到達するまでの搬送路上に設けられれば良い。
実施の形態では、識別子群が2ヶ所設けられたが、識別子群が一カ所のみ設けられても良く、3個所以上設けられても良い。
以上、本発明の実施の形態および変更例について説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら制限されるものではない。また、本発明の実施の形態も上記以外に種々の変更が可能である。
なお、明細書および図面の開示から、ゲートレバー140の構成に関する発明も抽出され得る。この発明は、たとえば、「被搬送物が重ねて装填される装填部と、前記装填部に装填された前記被搬送物を搬送する搬送部と、前記搬送部の搬送路の上側に上下方向に回動可能に設けられ、下方向に付勢されたレバー部材とを備え、前記搬送部は、前記被搬送物の裏面に接触して前記被搬送物に推進力を付与する第1のローラと、前記第1のローラとともに前記被搬送物を挟む第2のローラと、前記被搬送物の裏面に接触して前記第1および第2のローラの挟持位置に前記被搬送物を送る第3のローラと、を備え、前記レバー部材は、支軸が前記挟持位置よりも搬送方向下流側に位置付けられるとともに、端部が前記挟持位置と前記第3のローラとの間に位置付けられ、前記端部には、下に向かうにつれて前記搬送方向下流側へと後退する傾斜面が設けられ、前記第3のローラによって前記被搬送物が送られると、前記被搬送物の前端が前記傾斜面に当接して前記レバー部材が上方向に回動し、前記端部が前記被搬送物の上面に乗り上げる。」との構成により特徴づけられる。この発明によれば、図10(a)〜(d)を参照して説明した効果と同様の効果が奏され得る。この発明によれば、被搬送物の厚みが異なっていても、過送出を抑制しながら円滑に被搬送物を搬送する、との目的が達成される。なお、被搬送物は、貨幣パックの他、切符等の他の被搬送物を含み得る。
1 … 外貨交換機(貨幣交換装置)
10 … 外貨パック(貨幣パック)
10a、10b、10c、10d … 識別子群
21 … 制御部
103 … パック装填部
105 … 搬送路
110 … パック搬送部
161、162、163、164 … 識別子センサ(検出部)
S … 識別子
P3 … 搬出位置
10 … 外貨パック(貨幣パック)
10a、10b、10c、10d … 識別子群
21 … 制御部
103 … パック装填部
105 … 搬送路
110 … パック搬送部
161、162、163、164 … 識別子センサ(検出部)
S … 識別子
P3 … 搬出位置
Claims (15)
- 内部に貨幣を収容するとともに、内容物の種類を識別するための識別子が付された貨幣パックを用いる貨幣交換装置において、
前記貨幣パックが装填されるパック装填部と、
前記貨幣パックを前記パック装填部から搬出位置へと搬送するパック搬送部と、
前記パック搬送部の搬送路に設けられ、前記貨幣パックに配された前記識別子を検出する検出部と、
前記検出部の検出結果に基づいて前記搬出位置に対する前記貨幣パックの搬送を遮断する制御部と、を備える、
ことを特徴とする貨幣交換装置。 - 前記識別子は、前記貨幣パックの搬送方向の前側と後側にそれぞれ配され、
前記検出部は、前記貨幣パックが前後逆に前記パック装填部に装填された場合も各位置の前記識別子を検出可能に配される、請求項1に記載の貨幣交換装置。 - 前記識別子は、前記搬送方向に垂直な方向において前記貨幣パックの中央位置にそれぞれ配され、
前記検出部は、前記パック搬送部の前記搬送路の幅方向の中央位置に配される、請求項2に記載の貨幣交換装置。 - 前記識別子は、前後方向に対称な位置に配置され、
前記検出部は、前記貨幣パックに配された後側の前記識別子が前記検出部に位置付けられると前記貨幣パックが前記搬出位置に位置付けられる位置に配置され、
前記制御部は、後側の前記識別子を前記検出部が検出したことに基づいて、前記パック搬送部による前記貨幣パックの搬送を終了させる、請求項2または3に記載の貨幣交換装置。 - 前記識別子は、前記搬送方向に垂直な方向に複数列配置され、
前記検出部は、各列の識別子を検出する構成を備え、
前記制御部は、前記検出部によって検出された各列の識別子の出現順序に基づいて前記貨幣パックの送出の適否を判定し、送出が否である場合に、前記搬出位置に対する前記貨幣パックの搬送を遮断する、請求項1ないし4の何れか一項に記載の貨幣交換装置。 - 前記識別子は、前記貨幣パックの搬送方向の前側と後側にそれぞれ配され、
前側と後側の前記識別子は、これら識別子が配された前記貨幣パックの面の中心に対して対称となるように配置され、
前記制御部は、搬送方向前側の識別子に対する前記検出部の検出結果に基づいて、前記貨幣パックの送出の適否を判定する、請求項5に記載の貨幣交換装置。 - 前記識別子は、検出エラーチェックのための識別子を含み、
前記制御部は、検出エラーチェックのための識別子に基づいて、前記検出部により検出された前記識別子の適否を判定し、判定結果に基づいて、前記パック搬送部による前記貨幣パックの搬送を制御する、請求項1ないし6の何れか一項に記載の貨幣交換装置。 - 内部に貨幣を収容するとともに、貨幣交換装置に装填される貨幣パックであって、
内容物の種類を識別するための識別子を備える、
ことを特徴とする貨幣パック。 - 前記識別子は、前記貨幣交換装置に前記貨幣パックが装填された際の、前記貨幣パックの搬送方向の前側と後側にそれぞれ配される請求項8に記載の貨幣パック。
- 前記識別子は、前記搬送方向に垂直な方向において前記貨幣パックの中央位置にそれぞれ配される、請求項9に記載の貨幣パック。
- 前記識別子は、前後方向に対称な位置に配置される、請求項9または10に記載の貨幣パック。
- 前記識別子は、前記搬送方向に垂直な方向に複数列配置され、
搬送方向における各列の前記識別子の出現順序に基づいて内容物の種類が特定される、請求項8ないし11の何れか一項に記載の貨幣パック。 - 前記識別子は、前記貨幣パックの搬送方向の前側と後側にそれぞれ配され、
前側と後側の前記識別子は、これら識別子が配された前記貨幣パックの面の中心に対して対称となるように配置される、請求項12に記載の貨幣パック。 - 前記識別子は、検出エラーチェックのための識別子を含む、請求項8ないし13の何れか一項に記載の貨幣パック。
- 前記識別子は、前記貨幣パックの表面と裏面の両方に配置される、請求項8ないし14の何れか一項に記載の貨幣パック。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2014154171A JP2016031665A (ja) | 2014-07-29 | 2014-07-29 | 貨幣交換装置および貨幣パック |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2014154171A JP2016031665A (ja) | 2014-07-29 | 2014-07-29 | 貨幣交換装置および貨幣パック |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2016031665A true JP2016031665A (ja) | 2016-03-07 |
Family
ID=55442001
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2014154171A Pending JP2016031665A (ja) | 2014-07-29 | 2014-07-29 | 貨幣交換装置および貨幣パック |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2016031665A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2023072293A (ja) * | 2021-11-12 | 2023-05-24 | 株式会社キャッチボール | 情報処理システム、情報処理方法、情報処理装置、及びプログラム |
Citations (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63147766U (ja) * | 1987-03-19 | 1988-09-29 | ||
| JPH01131983A (ja) * | 1987-07-14 | 1989-05-24 | Laurel Bank Mach Co Ltd | 貨幣束処理機 |
| JPH0235568A (ja) * | 1988-07-25 | 1990-02-06 | Omron Tateisi Electron Co | 有価証券交換装置 |
| JPH11185090A (ja) * | 1997-12-22 | 1999-07-09 | Glory Ltd | 有価証券パック自動交換機 |
| JP2006260396A (ja) * | 2005-03-18 | 2006-09-28 | Casio Comput Co Ltd | バーコード生成装置、バーコード生成方法、バーコード生成プログラム、バーコード読取装置、バーコード読取方法、バーコード読取プログラム及び印字装置 |
| JP2008015721A (ja) * | 2006-07-05 | 2008-01-24 | Hitachi Omron Terminal Solutions Corp | 通帳類取扱装置 |
| JP2008299772A (ja) * | 2007-06-04 | 2008-12-11 | Hitachi Omron Terminal Solutions Corp | 貨幣放出装置 |
-
2014
- 2014-07-29 JP JP2014154171A patent/JP2016031665A/ja active Pending
Patent Citations (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63147766U (ja) * | 1987-03-19 | 1988-09-29 | ||
| JPH01131983A (ja) * | 1987-07-14 | 1989-05-24 | Laurel Bank Mach Co Ltd | 貨幣束処理機 |
| JPH0235568A (ja) * | 1988-07-25 | 1990-02-06 | Omron Tateisi Electron Co | 有価証券交換装置 |
| JPH11185090A (ja) * | 1997-12-22 | 1999-07-09 | Glory Ltd | 有価証券パック自動交換機 |
| JP2006260396A (ja) * | 2005-03-18 | 2006-09-28 | Casio Comput Co Ltd | バーコード生成装置、バーコード生成方法、バーコード生成プログラム、バーコード読取装置、バーコード読取方法、バーコード読取プログラム及び印字装置 |
| JP2008015721A (ja) * | 2006-07-05 | 2008-01-24 | Hitachi Omron Terminal Solutions Corp | 通帳類取扱装置 |
| JP2008299772A (ja) * | 2007-06-04 | 2008-12-11 | Hitachi Omron Terminal Solutions Corp | 貨幣放出装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2023072293A (ja) * | 2021-11-12 | 2023-05-24 | 株式会社キャッチボール | 情報処理システム、情報処理方法、情報処理装置、及びプログラム |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US8579278B2 (en) | Paper sheet handling apparatus with first and second transport surfaces | |
| EP2410496A1 (en) | Paper money identification and counting device and paper money identification and counting method | |
| EP2503519B1 (en) | Money handling apparatus | |
| CN101430805B (zh) | 纸张类处理装置 | |
| US10410460B2 (en) | Paper sheet handling apparatus | |
| US8245830B2 (en) | Paper currency handling device | |
| JP5635968B2 (ja) | 紙幣取扱装置及び現金自動取引装置 | |
| US8215634B2 (en) | Paper sheet processing device | |
| JP5179424B2 (ja) | 搬送方向切替え装置および紙葉類搬送装置 | |
| JP6146229B2 (ja) | 媒体搬送装置及び媒体取引装置 | |
| JP2013203520A (ja) | 紙葉類搬送装置及び紙葉類取扱装置 | |
| JP2016031665A (ja) | 貨幣交換装置および貨幣パック | |
| JP6971862B2 (ja) | 紙葉類取扱装置、自動取引装置及び紙葉類取扱方法 | |
| JP6237911B2 (ja) | 媒体搬送識別装置及び媒体取引装置 | |
| JP2016062235A (ja) | 紙葉類繰出機構および紙葉類処理装置 | |
| JP4281085B2 (ja) | 紙幣処理装置 | |
| JP7544479B2 (ja) | 紙葉類処理装置 | |
| JP6615656B2 (ja) | 貨幣処理装置 | |
| JP2000331216A (ja) | 紙幣処理装置 | |
| JP5190321B2 (ja) | 紙葉類取扱い装置 | |
| JP2013011980A (ja) | 紙幣処理装置および紙幣処理方法 | |
| JP2020057234A (ja) | 貨幣処理装置および貨幣処理システム | |
| JP7342549B2 (ja) | 硬貨搬送装置 | |
| JP2018077700A (ja) | 紙幣処理装置 | |
| JP6248699B2 (ja) | 紙幣識別装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170510 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180227 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180223 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20180911 |