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JP2016031490A - 露光方法および露光装置 - Google Patents

露光方法および露光装置 Download PDF

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JP2016031490A
JP2016031490A JP2014154614A JP2014154614A JP2016031490A JP 2016031490 A JP2016031490 A JP 2016031490A JP 2014154614 A JP2014154614 A JP 2014154614A JP 2014154614 A JP2014154614 A JP 2014154614A JP 2016031490 A JP2016031490 A JP 2016031490A
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Isamu Namose
勇 南百▲瀬▼
澁谷 宗裕
Munehiro Shibuya
宗裕 澁谷
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Abstract

【課題】被露光物の第1面側の露光パターンおよび第2面側の露光パターンの位置ずれを低減することができる露光方法および露光装置を提供すること。
【解決手段】 露光方法は、対向する表面201および裏面202を有する被露光基板200の表面201にレーザー光LL1を走査して照射し、裏面202にレーザー光LL2を走査して照射しつつ、レーザー光LL1の走査方向およびレーザー光LL2の走査方向と交わる方向へ被露光基板200を移動する照射工程を含み、レーザー光LL1の照射により露光される表面201側の露光パターンと、レーザー光LL2の照射により露光される裏面203側の露光パターンとが異なっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、露光方法および露光装置に関するものである。
例えばインクジェットプリンター等の液滴吐出装置が備える液滴吐出ヘッドは、液滴を吐出するための複数のノズル孔が形成されたノズルプレートを備えている。そして、液滴吐出ヘッドでは、吐出特性を向上するために、ノズル孔全体を一体の円筒状とするのではなく、小孔径部と大孔径部とからなる2段形状としたノズルプレートを用いること知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、一般的に、このような2段形状のノズル孔を形成するには、まず、基板の両面にレジストを塗布した後、小孔径部の形状に対応した露光マスクを用いて基板の一方の面側に塗布されたレジストを露光し、また、大孔径部の形状に対応した露光マスクを用いて基板の他方の面側に塗布されたレジストを露光する。その後、レジストを現像して小孔径部および大孔径部の形状にそれぞれ対応したレジストマスクを得た後、このレジストマスクを介して基板をエッチングする。これにより、小孔径部と大孔径部とを有するノズル孔を得ることができる。
しかしながら、前述したような2段階形状のノズル孔の形成では、基板の一方の面と他方の面とで異なる露光マスクを使用するので、これら露光マスクの基板に対する位置合わせや、露光マスク同士の位置合わせをすることが難しいという問題があった。そのため、これらマスクの相対位置がずれてしまうことで、理想とする形状のノズル孔を形成することが難しかった。
特開2007−313701号公報
本発明の目的は、被露光物の第1面側の露光パターンおよび第2面側の露光パターンの位置ずれを低減することができる露光方法および露光装置を提供することにある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
本発明の露光方法は、対向する第1面および第2面を有する被露光物の前記第1面に第1露光光を走査して照射し、前記第2面に第2露光光を走査して照射しつつ、前記第1露光光の走査方向と前記第2露光光の走査方向とに交わる方向へ前記被露光物を移動する照射工程を含み、
前記第1露光光の照射により露光される前記第1面の露光パターンと、前記第2露光光の照射により露光される前記第2面の露光パターンとが異なっていることを特徴とする。
これにより、露光マスクを用いずに、同一工程内にて第1面と第2面とで異なる露光パターンを形成することができる。そのため、露光マスクの被露光物に対する位置合わせや露光マスク同士の位置合わせが省略される。したがって、第1面側の露光パターンおよび第2面側の露光パターンのそれぞれの被露光物に対する相対位置のずれや、第1面側の露光パターンおよび第2面側の露光パターン同士の位置ずれを低減することができる。
[適用例2]
本発明の露光方法では、前記第1露光光の前記第1面での照射位置と、前記第2露光光の前記第2面での照射位置とが、前記被露光物の平面視で重なるように調整する調整工程を含むことが好ましい。
これにより、被露光物の第1面側の露光パターンおよび第2面側の露光パターンの位置ずれをさらに低減することができる。
[適用例3]
本発明の露光方法では、前記被露光物は、圧電材料を含むことが好ましい。
このような圧電材料を含むものでも、被露光物の第1面側の露光パターンおよび第2面側の露光パターンの位置ずれを低減することが特に容易である。
[適用例4]
本発明の露光方法では、前記被露光物のエッチング異方性に応じて、前記第1面の露光パターンと前記第2面の露光パターンとがずれていることが好ましい。
これにより、エッチング異方性に起因したオーバーエッチングをより低減することができる。
[適用例5]
本発明の露光方法では、前記被露光物は、
基板と、
前記基板の表面側および裏面側にそれぞれ設けられたレジスト層と、
前記基板と前記レジスト層との間に設けられた金属層と、
を有することが好ましい。
これにより、例えば、レジスト層を露光・現像した後に金属層をエッチングすることで、所望の位置に設けられた配線を得ることができる。
[適用例6]
本発明の露光装置は、対向する第1面および第2面を有する被露光物の第1面に第1露光光を走査して照射する第1照射部と、
前記第2面に第2露光光を走査して照射する第2照射部と、
前記第1露光光の走査方向および前記第2露光光の走査方向と交わる方向に前記被露光物を移動させる移動部と、
前記第1照射部、前記第2照射部および前記移動部をそれぞれ制御する制御部と、を有し、
前記制御部は、前記第1面への前記第1露光光を照射し、前記第2面への前記第2露光光を照射しつつ、前記被露光物を移動させ、かつ、前記第1露光光の照射により露光される前記第1面の露光パターンと、前記第2露光光の照射により露光される前記第2面の露光パターンとが異なるように制御することが可能であることを特徴とする。
これにより、露光マスクを用いずに、同一工程内にて第1面と第2面とで異なる露光パターンを形成することができる。そのため、露光マスクの被露光物に対する位置合わせや露光マスク同士の位置合わせが省略される。したがって、第1面側の露光パターンおよび第2面側の露光パターンのそれぞれの被露光物に対する相対位置のずれや、第1面側の露光パターンおよび第2面側の露光パターン同士の位置ずれを低減することができる。
本発明の好適な実施形態に係る露光装置の構成図である。 図1に示す露光装置のレーザー光の走査方向および被露光基板の移動方向を示す図である。 被露光基板を用いて得られたノズル基板を示す図であり、(a)が平面図、(b)が同図(a)のA−A線断面図である。 図3に示す被露光基板の露光方法に含まれる調整工程を説明するための断面図である。 図3に示す被露光基板の露光方法に含まれる露光工程(照射工程)を説明するための断面図である。 製造物の一例としてのインクジェットヘッドを示す断面図である。 製造物の一例としての振動素子を示し、(a)が平面図(表面図)、(b)が平面図(裏面図)、(c)が側面図である。 図7に示す振動素子が有する振動素子片の外形を形成する方法を説明するための図である。 図7に示す振動素子が有する接続配線のパターニング方法を説明するための図である。 製造物の一例としての波長可変フィルターを示す断面図である。 製造物の一例としての発光素子を示す断面図である。 図11中のB−B線断面図である。 製造物の一例としてのメタルマスクを有する基材を示す断面図である。 図13に示すメタルマスクの製造方法を示す断面図である。
以下、本発明の露光方法および露光装置を添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の好適な実施形態に係る露光装置の構成図である。図2は、図1に示す露光装置のレーザー光の走査方向および被露光基板の移動方向を示す図である。図3は、被露光基板を用いて得られたノズル基板を示す図であり、(a)が平面図、(b)が同図(a)のA−A線断面図である。図4は、図3に示す被露光基板の露光方法に含まれる調整工程を説明するための断面図である。図5は、図3に示す被露光基板の露光方法に含まれる露光工程(照射工程)を説明するための断面図である。なお、図1、図2、図4および図5では、説明の便宜上、互いに直交する3軸として、x軸、y軸およびz軸を図示している。また、以下では、x軸に平行な方向を「x軸方向」とも言い、y軸に平行な方向を「y軸方向」とも言い、z軸に平行な方向を「z軸方向」とも言う。
1.露光装置
図1に示す露光装置100は、被露光基板(露光物)200を露光するのに用いられる露光装置である。このような露光装置100は、保持した被露光基板200を移動させる保持ユニット(移動部)110と、被露光基板200の表面(第1面)201側にレーザー光(第1露光光)LL1を照射(入射)する第1照射部120Aと、被露光基板200の裏面(第2面)202側にレーザー光(第2露光光)LL2を照射(入射)する第2照射部120Bと、を有しており、被露光基板200の表面201および裏面202を同時に(同一工程内で)露光することのできる両面露光型の露光装置である。
[第1照射部]
第1照射部120Aは、レーザー光LL1を出射するレーザー光源130Aと、レーザー光LL1を光学補正する光学レンズ系150Aと、レーザー光LL1を走査するポリゴンミラー160Aと、を有している。
レーザー光源130Aは、制御部140によって制御され、表面201を決められたパターンで露光できるように所定タイミングでレーザー光LL1を出射する。レーザー光源130Aから出射されたレーザー光LL1は、ミラー170Aで反射した後、ポリゴンミラー160Aの反射面161に入射する。ポリゴンミラー160Aは、モーター等の図示しない駆動源によってほぼ一定速度で軸Jまわりに回転駆動しており、入射したレーザー光LL1を一次元的に走査する。
光学レンズ系150Aは、図1に示すように、レーザー光源130Aとミラー170Aとの間に配置されているコリメーターレンズ151、第1ズームレンズ152、第2ズームレンズ153および第1シリンドリカルレンズ154と、ポリゴンミラー160Aと保持ユニット110との間に配置されているfθレンズ155および第2シリンドリカルレンズ156と、を有している。
これらレンズのうち、コリメーターレンズ151は、レーザー光LL1を平行光とするためのレンズである。また、第1ズームレンズ152は、レーザー光LL1をz軸方向に拡大するレンズであり、第2ズームレンズ153は、レーザー光LL1をy軸方向に拡大するレンズである。レーザー光源130Aから出射されるレーザー光LL1の断面形状は、一般的に真円でない(楕円である)ため、第1、第2ズームレンズ152、153によってレーザー光LL1の断面形状(縦横比)を補正し、その断面形状をほぼ真円とする。また、第1シリンドリカルレンズ154および第2シリンドリカルレンズ156は、ポリゴンミラー160Aの反射面161の所謂「面倒れ」によるレーザー光LL1の走査位置のずれを補正し、面倒れの有無に関わらず、同じ位置にレーザー光LL1を結像させるためのレンズである。また、fθレンズ155は、レーザー光LL1を被露光基板200に等速で走査するためのレンズである。このような構成の光学レンズ系150Aを設けることで、被露光基板200に精度よくレーザー光LL1を照射することができる。
このような構成の第1照射部120Aでは、ポリゴンミラー160Aの1つの反射面161により、レーザー光LL1が表面201上でx軸方向に沿って1回走査(主走査)される(図2参照)。これにより、表面201を1次元的(線状)に露光することができる。以下では、1回の主走査によるレーザー光LL1の表面201上の軌跡を走査線L1とし、この走査線L1によって露光された部分を露光ラインL1’とする。
[第2照射部]
第2照射部120Bは、レーザー光LL2を出射するレーザー光源130Bと、レーザー光LL2を光学補正する光学レンズ系150Bと、レーザー光LL2を走査するポリゴンミラー160Bと、ミラー170Bと、を有している。このような第2照射部120Bは、上述した第1照射部120Aと同様の構成である。そのため、第2照射部120Bの詳細な説明は、省略する。
このような第2照射部120Bは、保持ユニット110(保持ユニット110に保持された被露光基板200)を介して第1照射部120Aと対向して配置されている。具体的に説明すると、保持ユニット110に保持された被露光基板200の表面201側に第1照射部120Aが位置し、裏面202側に第2照射部120Bが位置している。第1、第2照射部120A、120Bをこのような配置とすることで、被露光基板200の表面201側に第1照射部120Aからのレーザー光LL1を照射し、裏面202側に第2照射部120Bからのレーザー光LL2を照射することができ、被露光基板200を表面201側および裏面202側から同時露光(同一露光工程で露光)することができる。
また、このような第2照射部120Bは、レーザー光LL2の主走査方向がレーザー光LL1の主走査方向に沿うように配置されている。すなわち、レーザー光LL2が、裏面202上でx軸方向に沿って主走査され、これにより、裏面202を1次元的(線状)に露光することができる(図2参照)。このようにレーザー光LL1、LL2の主走査方向を揃えることで、保持ユニット110の移動方向に伴う被露光基板200の走査方向(副走査方向)を、各レーザー光LL1、LL2の主走査方向に対して直交させることができるので、被露光基板200を効率的に露光することができる。なお、以下では、1回の主走査によるレーザー光LL2の裏面202上の軌跡を走査線L2とし、この走査線L2によって露光された部分を露光ラインL2’とする。
また、第1照射部120Aからのレーザー光LL1は、そのビームウェスト(径が最も小さくなる部分(焦点))部分およびその近傍のビーム径が小さい領域が被露光基板200に照射されるように設計されており、同様に、第2照射部120Bからのレーザー光LL2は、そのビームウェスト部分およびその近傍のビーム径が小さい領域が被露光基板200に照射されるように設計されている。これにより、被露光基板200を微細に精度よく露光することができる。
また、レーザー光LL1による走査線L1と、レーザー光LL2による走査線L2とがほぼ等しい幅(副走査方向に沿った長さ)になるよう、レーザー光LL1の表面201でのスポット形状および面積と、レーザー光LL2の裏面202でのスポット形状および面積とがほぼ同等になるよう設計されている。
[保持ユニット]
保持ユニット110は、被露光基板200を保持した状態で、制御部140によって、レーザー光LL1、LL2の主走査方向に交差する方向(副走査方向)に移動する。したがって、保持ユニット110を副走査方向に移動させつつ、レーザー光LL1、LL2を主走査方向に走査することで、保持ユニット110に保持された被露光基板200に対して2次元的にレーザー光LL1、LL2がそれぞれ照射され、これにより、レジスト膜Rを所定パターンで露光することができる。
なお、保持ユニット110の移動方向(副走査方向)は、特に限定されないが、鉛直方向に近い程好ましい。これにより、保持ユニット110に保持された被露光基板200が水平面に対して立った状態となるため、例えば、被露光基板200が水平面に沿った状態と比較して、被露光基板200の撓みを低減することができる。したがって、被露光基板200に対して精度よくレーザー光LL1、LL2を照射することができ、被露光基板200を精度よく露光することができる。
このような保持ユニット110の形状としては、特に限定されないが、本実施形態では、被露光基板200の縁部を保持する構成となっている。これにより、被露光基板200の表面201および裏面202を共に露出させることができる。
[制御部]
図1に示す制御部140は、露光装置100の各部の制御を行う。例えば、制御部140は、表面201および裏面202を所定のパターンで露光するように、レーザー光源130A、130B、ポリゴンミラー160A、160Bおよび保持ユニット110の駆動をそれぞれ制御する。
以上、露光装置100の構成について簡単に説明した。このような露光装置100によれば、保持ユニット110の移動とレーザー光LL1、LL2の出射タイミングとを同期させることにより、被露光基板200を所定パターンで露光することができる。そのため、従来から知られているような露光装置(例えば、特開2006−210426に記載の装置)で用いられるような露光マスクが不要となり、露光マスクの製造期間および製造コスト等を省くことができる。したがって、露光装置100は、前記従来の露光装置に対して、安価にかつ迅速に露光を行うことができる。
なお、露光装置100の構成は、光を走査して被露光基板200を露光することができれば、上記の構成に限定されない。例えば、光学レンズ系150A、150Bは、それぞれ、上記の各種レンズの内の少なくとも1つのレンズが省略されていてもよいし、上記各種レンズ以外の機能を有するレンズが含まれていてもよい。また、レーザー光LL1、LL2を走査する手段として、ポリゴンミラー160A、160Bに替えて、ミラー面を軸Jまわりに回動させて光走査を行うSiMEMSデバイスを用いてもよい。また、上記の構成では、第1、第2照射部120A、120Bに対して保持ユニット110の姿勢が一定に定められているが、保持ユニット110が傾斜・回転可能になっていてもよい。また、反対に、保持ユニット110に対して第1、第2照射部120A、120Bが傾斜・回転する構成となっていてもよい。また、上記の構成では、第1、第2照射部120A、120Bに対して保持ユニット110が副走査方向に移動する構成となっているが、反対に、保持ユニット110に対して第1、第2照射部120A、120Bが副走査方向に移動する構成となっていてもよい。また、保持ユニット110および第1、第2照射部120A、120Bがともに副走査方向に移動する構成となっていてもよい。
2.露光方法およびノズルプレートの製造方法
次に、露光装置100を用いて、被露光基板200から、例えば図3(a)に示すようなノズルプレート80を製造する方法について説明する。
被露光基板200は、基板20と、基板20の表裏面にそれぞれ成膜されたレジスト膜Rと、を有している
また、製造されるノズルプレート80は、図3(a)に示すように、平面視で長方形状をなす板状部材であり、多数のノズル孔85を有している。これらノズル孔85は、図3(b)に示すように、開口径が小さい小径孔部851と、小径孔部851よりも開口径が大きい大径孔部852とで構成されている。
このような構成のノズルプレート80は、被露光基板200のレジスト膜Rを露光・現像してレジストマスク(図示せず)を得た後、このレジストマスクを介して基板20をエッチングすることにより得ることができる。そして、被露光基板200の露光に、本発明の露光方法が適用されている。
以下、被露光基板200の露光方法について詳述する。
被露光基板200の露光方法は、調整工程と、露光工程(照射工程)とを有している。 なお、被露光基板200が備えるレジスト膜Rは、露光された部分(レーザー光LL1またはLL2が照射された部分)が除去されるポジ型であってもよいし、露光された部分が残るネガ型であってもよいが、以下では、ポジ型の場合について代表して説明する。
[調整工程]
まず、被露光基板200を露光する前に、テストピース90を用いてレーザー光LL1の照射位置とレーザー光LL2の照射位置との位置ずれを低減するよう調整する。すなわち、レーザー光LL1、LL2の照射位置の平面視での重ね合わせ精度を高めるよう調整する。
具体的には、まず、被露光基板200と同様の構成のテストピース90、すなわち図4(a)に示すような基板9と、基板9の表裏面にそれぞれ塗布されたレジスト膜R9とを備えるテストピース90を用意する。そして、このテストピース90を保持ユニット110に保持する。
次に、保持ユニット110の移動とレーザー光LL1、LL2のそれぞれの照射のタイミングとの同期を取りながら、レーザー光LL1、LL2をそれぞれ主走査しつつ、保持ユニット110を副走査方向へ移動する。具体的には、2つのポリゴンミラー160A、160Bがそれぞれ1回転すると、レーザー光LL1、LL2の主走査がそれぞれポリゴンミラー160Aの反射面161の数である8回行われるとともに、テストピース90の副走査方向への移動が8走査線L1、L2分行われる。これにより、走査線L1、L2に対応する部分が露光される。その結果、図4(b)に示すように、8本の露光ラインL1’、L2’がそれぞれ副走査方向に沿って配列され、テストピース90の表面201側および裏面202側のレジスト膜R9に2次元的(例えば、平面視で四角形状)な露光パターンがそれぞれ形成される。
次に、テストピース90のレジスト膜R9を現像してレジストマスク(図示せず)を得た後、このレジストマスクを介して基板9をエッチングする。その後、レジストマスクを除去することにより、図4(c)のように、基板9に2つの開口部(貫通孔)95、96を形成する。なお、開口部95は、レーザー光LL1の照射により露光された部分に対応し、開口部96は、レーザー光LL2の照射により露光された部分に対応している。
次に、光学顕微鏡を用いて、例えば開口部95の中心と開口部96の中心とが平面視で重なっているかを確認する。図4(c)に示すように重なっていない場合には、開口部95の中心と開口部96の中心との距離(離間距離)dを計測する。この計測した距離dと、主走査の回数(露光ラインL1’、L2’の本数)とに基づいて、レーザー光LL1、LL2の照射位置のずれ(差)を求める。そして、このレーザー光LL1、LL2の照射位置のずれを基にして、例えば第1、第2照射部120A、120Bの配置や保持ユニット110の配置(角度等)等を調整し、レーザー光LL1、LL2の照射位置がほぼ重なるようにする。これにより、レーザー光LL1、LL2の照射位置が重なっていない場合であっても、レーザー光LL1、LL2の照射位置を平面視で一致またはそれに近い状態にすることができる。
また、光学顕微鏡にて、開口部95の縁951および開口部96の縁961のシャープさ(丸み、鈍さ等)を観察することで、レーザー光LL1、LL2の各スポット形状および面積や露光量の差異を確認することもできる。そして、縁951、961のシャープさが異なるようなら、レーザー光LL1、LL2の各スポット形状および面積や露光量がほぼ同等になるように、レーザー光LL1、LL2の被露光基板200に対する入射角や、レーザー光LL1、LL2の強度等を調整する。これにより、得られた表面201側の露光パターンと裏面202側の露光パターンとをより均質にすることができる。
なお、本調整工程において、開口部95と開口部96とが平面視で重なっている場合には、例えば第1、第2照射部120A、120Bの配置や保持ユニット110の配置(角度等)等を調整することは省略してもよい。
また、本調整工程では、主走査および副走査を8回行ったが、主走査および副走査の回数は、これに限定されず、1回でも、8回以外の複数回であってもよい。
また、本調整工程では、テストピース90を露光・現像してエッチングすることで得られた開口部95、96の相対位置を確認することで、レーザー光LL1、LL2の照射位置のずれを確認したが、レーザー光LL1、LL2の照射位置のずれを確認する方法は、これに限定されない。例えば、透明性を有する基板9を備えるテストピース90であれば、基板9に開口部95、96を形成せずとも、レジスト膜を露光・現像することで得られたレジストマスク(図示せず)の縁を確認することで、レーザー光LL1、LL2の照射位置のずれを確認することも可能である。
[露光工程]
次に、被露光基板200にレーザー光LL1、LL2を照射して、表面201および裏面202を露光する。
具体的には、まず、図5(a)に示すような被露光基板200を用意し、これを保持ユニット110に保持する。
次に、保持ユニット110の移動とレーザー光LL1、LL2のそれぞれの照射のタイミングとの同期を取りながら、レーザー光LL1、LL2をそれぞれ主走査しつつ、保持ユニット110を副走査方向へ移動させて被露光基板200を副走査する。このようにして、レジスト膜Rのレーザー光LL1、LL2が照射された部分が、露光される。具体的には、レーザー光LL1によって、表面201側のレジスト膜Rが大径孔部852の形状に対応するように露光され、レーザー光LL2によって、裏面202側のレジスト膜Rが小径孔部851の形状に対応するように露光される。これにより、図5(b)に示すように、大径孔部852の形状に対応する露光パターン211Pと、小径孔部851の形状に対応する212Pとが形成される。
このようにして、レーザー光LL1、LL2を走査しつつ、被露光基板200を副走査することで、従来の露光方法で用いられていた露光マスクを用いずに、表面201と裏面202とで異なる露光パターン211P、212Pを形成することができる。そのため、従来のように、露光マスクの基板に対する位置合わせや、露光マスク同士の位置合わせを省略できる。したがって、本実施形態では、互いに異なる露光パターン211P、212Pの位置ずれを低減することができる。すなわち、露光パターン211P、212Pのそれぞれの被露光基板200に対する相対位置のずれや、露光パターン211P、212P同士の位置ずれを低減することができる。
さらに、本実施形態では、前記調整工程にて、レーザー光LL1の表面201への照射位置と、レーザー光LL2の裏面202への照射位置との平面視での位置ずれが低減されるように調整されている。このため、露光パターン211P、212Pの位置ずれをより低減することができる。
また、前記調整工程にて、レーザー光LL1、LL2の各スポット形状および面積や露光量が、より均等になるように調整されているため、表面201および裏面202間での露光不足の部分や露光過多の部分の発生のバラツキを低減でき、表面201および裏面202をより均質に露光することができる。そのため、得られた露光パターン211P、212Pをより均質にすることができる。
なお、前述したように、本露光工程後に、レジスト膜Rを現像してレジストマスク(図示せず)を得た後、このレジストマスクを介して基板20をエッチングして、レジストマスクを除去することにより、図3に示すようなノズルプレート80を得ることができる。
以上、本発明の露光方法および露光装置を図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本発明に、他の任意の構成物が付加されていてもよい。
また、前記では、本発明の露光装置や露光方法を用いて製造することのできる製造物(被露光基板を含む物)としてノズルプレート80について説明したが、前記製造物としては、ノズルプレート80に限定されない。以下、前記製造物の具体的な例を幾つか例示する。ただし、製造物としては、下記に挙げる例に限定されるものではない。
≪インクジェットヘッド≫
図6は、製造物の一例としてのインクジェットヘッドを示す断面図である。
図6に示すインクジェットヘッド800は、前述したノズルプレート80を備えるものであり、流路形成基板812、振動板813、リザーバー形成基板814およびコンプライアンス基板815が順に積層された積層基板810と、振動板813上に配置された複数の圧電素子820と、圧電素子820を覆うように振動板813上に設けられた配線形成部830と、配線形成部830上に配置されたICパッケージ840とを有している。このようなインクジェットヘッド800は、圧電素子820が振動板813を振動させることで、圧力発生室890内の圧力を変化させ、ノズルプレート80に形成されたノズル孔(吐出口)85からインクIを液滴として吐出するように構成されている。
配線形成部830は、例えば、シリコン基板をウエットエッチング(異方性エッチング)することで、リザーバー形成基板814と一括形成されている。このような配線形成部830は、一対の傾斜面831、832と、傾斜面831、832の上端同士を連結する上面833とを有し、傾斜面831、832の傾斜角が約54°となっている。また、配線形成部830は、下面に開口する凹部を有し、この凹部と振動板813とで画成された空間に圧電素子820が配置されている。また、配線形成部830の上面833および傾斜面831、832には配線839が配置されており、この配線839が圧電素子820に電気的に接続されている。
ICパッケージ840は、各圧電素子820の駆動を独立して制御することができる回路を含み、半田や金バンプ等の導電性固定部材を介して配線形成部830の上面に固定されると共に、配線839と電気的に接続されている。
以上のようなインクジェットヘッド800においては、前述したノズルプレート80以外に、例えば、配線839を上述した露光装置100および露光方法を用いて形成することができる。なお、具体的な露光方法については、前述したノズルプレート80および後述する振動素子500とほぼ同様の手順であるため、その説明を省略する。
≪振動素子≫
図7は、製造物の一例としての振動素子を示し、(a)が平面図(表面図)、(b)が平面図(裏面図)、(c)が側面図である。図8は、図7に示す振動素子が有する振動素子片の外形を形成する方法を説明するための図である。図9は、図7に示す振動素子が有する接続配線のパターニング方法を説明するための図である。なお、図7、図8には、水晶の結晶軸をとして、互いに直交するX軸、Y’軸およびZ’軸が図示されており、これら図示した各矢印の先端側を「+(プラス)」、基端側を「−(マイナス)」とする。
図7(a)および同図(b)に示す振動素子500は、所謂、振動モードが厚みすべり振動で振動する回転Yカット水晶基板であって、例えば、ATカット水晶基板で構成された振動素子片50を有している。この振動素子片50には、+Y’軸側の主面に第1励振電極530が形成されており、−Y’軸側の主面に第2励振電極540が形成されている。また、+Y’軸側の主面には、第1励振電極530に接続された第1接続配線532が形成されており、−Y’軸側の主面には、第2励振電極540に接続された第2接続配線542が形成されている。そして、−Y’軸側の主面には、第1接続配線532を介して第2励振電極530に電気的に接続された第1接続電極531と、第2接続配線542を介して第2励振電極540に電気的に接続された第2接続電極541と、が並んで形成されている。
以上のような振動素子500においては、振動素子片50や、第1、第2接続配線532、542を上述した露光装置100および露光方法を用いて形成することができる。
例えば、振動素子片50の外形を形成する場合、まず、図8(a)に示すような、ATカット水晶基板で構成された基板55と、基板55の両主面に成膜されたポジ型のレジスト膜Rとを有する被露光基板5を用意する。
次に、レジスト膜Rを上述した露光方法で露光することで、図8(b)に示すような露光パターン551P、552Pを形成する。ここで、ATカット水晶基板で構成された基板55は、エッチングに対して異方性(エッチング異方性)を有しており、結晶軸に対するエッチング方向によってエッチングレートが異なる。そのため、レジスト膜Rを露光する際には、エッチング異方性を考慮した露光パターン551P、552Pを得るように、レーザー光LL1、LL2をレジスト膜Rに照射する。
次に、図8(c)に示すように、露光パターン551P、552Pを現像してレジストマスクRM1、RM2を得た後、レジストマスクRM1、RM2を介して基板55をエッチングする。その後、レジストマスクRM1、RM2を除去することで、振動素子片50の外形を形成することができる。
このように、上述したような露光方法を用いて振動素子片50の外形を形成すれば、露光パターン551P、552Pの位置ずれを低減することができるため、基板55のエッチング異方性を考慮した露光パターン551P、552Pを所望の位置に形成することができる。そのため、エッチング異方性に起因するパターンずれが低減することができ、よって、所望の形状の振動素子片50を得ることできる。
また、例えば、第1、第2接続配線532、542を製造する場合、まず、図9(a)に示すように、振動素子片50の両主面に金属膜Mおよびポジ型のレジスト膜Rを順に成膜したものを用意する。次に、レーザー光LL1、LL2を照射して、図9(b)に示すような第1、第2接続配線532、542の形状にぞれぞれ対応した露光パターン553P、554Pを形成する。次いで、図9(c)に示すように、露光パターン553P、554Pを現像して、レジストマスクRM3、RM4を得た後、レジストマスクRM3、RM4を介して金属膜Mをエッチングする。その後、レジストマスクRM3、RM4を除去することで、図7に示すような第1、第2接続配線532、542を得ることができる。
このように、上述したような露光方法を用いて第1、第2接続配線532、542を製造すれば、露光パターン553P、554Pの位置のずれを低減することができるため、所望の位置に第1、第2接続配線532、542を設けることができる。
なお、上述した説明では、第1、第2励振電極530、540を製造する場合について説明したが、第1、2励振電極530、540および第1、2接続電極531、541も上述したような方法で製造することができる。例えば、第1、第2励振電極530、540、第1、2接続電極531、541および第1、第2接続配線532、542は、同一工程内で一括して製造することが可能である。
また、図7では、ATカット水晶振動子について説明したが、振動子の構成はこれに限定されず、例えば、メサ型、逆メサ型等のATカット水晶振動子であってもよいし、音叉型、双音叉型の振動子であってもよいし、基部と、基部から一方側へ延出する一対の駆動腕と、基部から他方側-延出する一対の検出腕と、を有するH型の振動型ジャイロセンサー素子であってもよいし、基部と、基部から両側へ延出する一対の検出腕と、基部から一対の検出腕と直交する方向の両側へ延出する一対の接続腕と、一方の接続腕の先端部から両側へ延出する一対の駆動腕と、他方の接続腕の先端部から両側へ延出する一対の振動腕と、を有するWT型の振動型ジャイロセンサー素子であってもよい。
≪波長可変フィルター≫
図10は、製造物の一例としての波長可変フィルターを示す断面図である。
図10に示す波長可変フィルター600は、共にガラス板から形成されている固定基板610および可動基板620を備え、これらが対向して接合されている。また、固定基板610は、周囲から突出した凸状の反射膜設置部611を有し、反射膜設置部611の上面には固定反射膜630が設けられている。一方、可動基板620は、周囲よりも薄肉な環状の保持部621と、この保持部621の内側に位置し、保持部621を弾性変形させつつ固定基板610に対して変位可能な可動部622とを有し、可動部622の下面には可動反射膜640が設けられている。固定反射膜630および可動反射膜640は、ギャップG1を介して対向配置されており、このギャップG1は、静電アクチュエーター650で調整することができる。
静電アクチュエーター650は、固定基板610の上面に反射膜設置部611の周囲を囲むように配置された環状の固定電極651と、可動基板620の下面に固定電極651と対向するように配置された環状の可動電極652とを有し、固定電極651は、引出配線653によって引き出され、可動電極652は、引出配線654によって引き出されている。このような静電アクチュエーター650では、固定電極651および可動電極652の間に電圧を印加することにより発生する静電力を利用してギャップG1を調整することができる。このように、ギャップG1を調整することで、波長可変フィルター600に入射した検査対象光から所定の目的波長の光を取り出すことができる。
以上のような波長可変フィルター600においては、例えば、固定電極651および引出配線653を上述した露光装置100および露光方法を用いて形成することができる。また、同様に、可動電極652および引出配線654を上述した露光装置100および露光方法を用いて形成することができる。なお、具体的な露光方法については前述したノズルプレート80および振動素子500とほぼ同様の手順であるため、その説明を省略する。
≪発光素子≫
図11は、製造物の一例としての発光素子を示す断面図である。図12は、図11中のB−B線断面図である。
図11および図12に示す発光素子700は、SLD(スーパールミネッセントダイオード)であって、基板702と、第1クラッド層704と、活性層706と、第2クラッド層708と、コンタクト層709と、第1電極712と、第2電極714と、絶縁部720とが積層した構成となっている。
基板702は、例えばn型のGaAs基板である。また、第1クラッド層704は、例えばn型のInGaAlP層である。また、第2クラッド層708は、例えばp型のInGaAlP層である。また、活性層706は、例えばInGaPウェル層とInGaAlPバリア層とから構成される量子井戸構造を3つ重ねた多重量子井戸(MQW)構造である。
活性層706は、光出射部730が形成される第1側面731と、第1側面731に対して傾斜した第2側面732および第3側面733を有している。なお、第2、第3側面732、733は、それぞれ、発光素子700を貫通する貫通孔741、742の内周面で構成されている。このような活性層706の一部は、第1利得領域751、第2利得領域752および第3利得領域753からなる利得領域群750を構成し、この利得領域群が複数設けられている。
このような構成の発光素子700では、第1電極712と第2電極714との間に、第1クラッド層704、活性層706および第2クラッド層708からなるpinダイオードの順バイアス電圧を印加すると、活性層706に利得領域751、752、753を生じ、利得領域751、752、753において電子と正孔との再結合が起こって発光が生じる。この生じた光を起点として、連鎖的に誘導放出が起こり、利得領域751、752、753内で光の強度が増幅される。そして、強度が増幅された光は、光出射部730から光Lとして出射される。
コンタクト層709と第2クラッド層708の一部とは、柱状部722を構成する。柱状部722の平面形状は、利得領域群750の平面形状と同じである。言い換えれば、柱状部722の平面形状によって、第1、第2電極712、714間の電流経路が決定され、その結果、利得領域群750の平面形状が決定される。
第1電極712は、基板702の下の全面に形成されており、第2電極714は、コンタクト層709上に形成されている。第2電極714の平面形状は、例えば、利得領域群750の平面形状と同じである。これら第1、第2電極712、714は、例えば、Cr層、AuZn層、Au層の順で積層した金属積層体である。
以上のような発光素子700においては、例えば、第2電極714を上述した露光方法を用いて形成することができる。また、例えば、貫通孔741、742を上述した露光方法を用いて形成することができる。なお、具体的な露光方法については、前述したノズルプレート80および振動素子500とほぼ同様の手順であるため、その説明を省略する。
≪メタルマスク≫
図13は、製造物の一例としてのメタルマスクを有する基材を示す断面図である。図14は、図13に示すメタルマスクの製造方法を示す断面図である。
図13に示すメタルマスク910は、例えば、水晶基板やシリコン基板等の基材900をドライエッチングによりパターニングする際のマスクである。このようなメタルマスク910も上述した露光装置100および露光方法を用いて形成することができる。簡単に説明すると、まず、基材900を用意し、図14(a)に示すように、スパッタ、蒸着等によって基材900の表裏面にめっき成長用のシード層920を形成する。次に、シード層920上にレジスト膜Rを成膜し、このレジスト膜Rを上述した露光方法で露光することで、図14(b)に示すように、メタルマスク910の形状に対応した開口を有するレジストマスクRMを得る。次に、電解めっき、無電解めっき等によって、レジストマスクRMの開口内にめっき層930を成膜し、レジストマスクRMおよびめっき層930からはみ出ているシード層920を除去することで、図14(c)に示すように、メタルマスク910が得られる。
100……露光装置
110……保持ユニット
120A……第1照射部
120B……第2照射部
130A、130B……レーザー光源
140……制御部
150A、150B……光学レンズ系
151……コリメーターレンズ
152……第1ズームレンズ
153……第2ズームレンズ
154……第1シリンドリカルレンズ
155……fθレンズ
156……第2シリンドリカルレンズ
160A、160B……ポリゴンミラー
161……反射面
170A、170B……ミラー
200、5……被露光基板
20、55……基板
201……表面
202……裏面
211P、212P……露光パターン
90……テストピース
9……基板
95、96……開口部
951、961……縁
500……振動素子
50……振動素子片
530……第1励振電極
540……第2励振電極
531……第1接続電極
541……第2接続電極
532……第1接続配線
542……第2接続配線
551P、552P、553P、554P……露光パターン
600……波長可変フィルター
610……固定基板
611……反射膜設置部
620……可動基板
621……保持部
622……可動部
630……固定反射膜
640……可動反射膜
650……静電アクチュエーター
651……固定電極
652……可動電極
653……引出配線
654……引出配線
700……発光素子
702……基板
704……第1クラッド層
706……活性層
708……第2クラッド層
709……コンタクト層
712……第1電極
714……第2電極
720……絶縁部
722……柱状部
730……光出射部
731……第1側面
732……第2側面
733……第3側面
741、742……貫通孔
750……利得領域群
751……第1利得領域
752……第2利得領域
753……第3利得領域
800……インクジェットヘッド
810……積層基板
80……ノズルプレート
85……ノズル孔
851……小径孔部
852……大径孔部
812……流路形成基板
813……振動板
814……リザーバー形成基板
815……コンプライアンス基板
820……圧電素子
830……配線形成部
831、832……傾斜面
833……上面
839……配線
840……ICパッケージ
890……圧力発生室
900……基材
910……メタルマスク
920……シード層
930……めっき層
G1……ギャップ
I……インク
J……軸
LL1、LL2……レーザー光
L1、L2……走査線
L1’、L2’……露光ライン
d……距離
L……光
M……金属膜
R、R9……レジスト膜
RM、RM1、RM2、RM3、RM4……レジストマスク

Claims (6)

  1. 対向する第1面および第2面を有する被露光物の前記第1面に第1露光光を走査して照射し、前記第2面に第2露光光を走査して照射しつつ、前記第1露光光の走査方向と前記第2露光光の走査方向とに交わる方向へ前記被露光物を移動する照射工程を含み、
    前記第1露光光の照射により露光される前記第1面の露光パターンと、前記第2露光光の照射により露光される前記第2面の露光パターンとが異なっていることを特徴とする露光方法。
  2. 前記第1露光光の前記第1面での照射位置と、前記第2露光光の前記第2面での照射位置とが、前記被露光物の平面視で重なるように調整する調整工程を含む請求項1に記載の露光方法。
  3. 前記被露光物は、圧電材料を含む請求項1または2に記載の露光方法。
  4. 前記被露光物のエッチング異方性に応じて、前記第1面の露光パターンと前記第2面の露光パターンとがずれている請求項1ないし3のいずれか1項に記載の露光方法。
  5. 前記被露光物は、
    基板と、
    前記基板の表面側および裏面側にそれぞれ設けられたレジスト層と、
    前記基板と前記レジスト層との間に設けられた金属層と、
    を有する請求項1ないし4のいずれか1項に記載の露光方法。
  6. 対向する第1面および第2面を有する被露光物の第1面に第1露光光を走査して照射する第1照射部と、
    前記第2面に第2露光光を走査して照射する第2照射部と、
    前記第1露光光の走査方向および前記第2露光光の走査方向と交わる方向に前記被露光物を移動させる移動部と、
    前記第1照射部、前記第2照射部および前記移動部をそれぞれ制御する制御部と、を有し、
    前記制御部は、前記第1面への前記第1露光光を照射し、前記第2面への前記第2露光光を照射しつつ、前記被露光物を移動させ、かつ、前記第1露光光の照射により露光される前記第1面の露光パターンと、前記第2露光光の照射により露光される前記第2面の露光パターンとが異なるように制御することが可能であることを特徴とする露光装置。
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