JP2016030365A - インクジェット記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 インクタンク内のインク量検知センサに気泡の付着による誤検知を抑制できるインクジェット記録装置を提供する。
【解決手段】 第1のインクタンクと、インク流入口を有する第1室と検知手段を有する第2室とを備える第2のインクタンクと、を具備する。第2のインクタンク内に通常使用状態において最小インク容積のインクが入っているときのインク液面の高さである第1の高さからインク流入口の高さである第2の高さまでインク容積が変化したときの第2室内のインク容積変化量に対して、第2のインクタンク内の第2の高さよりも上方の容積がインク容積変化量以上となるような位置にインク流入口が設けられている。
【選択図】 図2
【解決手段】 第1のインクタンクと、インク流入口を有する第1室と検知手段を有する第2室とを備える第2のインクタンクと、を具備する。第2のインクタンク内に通常使用状態において最小インク容積のインクが入っているときのインク液面の高さである第1の高さからインク流入口の高さである第2の高さまでインク容積が変化したときの第2室内のインク容積変化量に対して、第2のインクタンク内の第2の高さよりも上方の容積がインク容積変化量以上となるような位置にインク流入口が設けられている。
【選択図】 図2
Description
本発明は、インクタンクから記録ヘッドに至る流路中に配置されたリザーブタンク内に、液面変化を検知する液面検知手段を備えたインクジェット記録装置に関する。
近年、インクジェット記録装置は、高画質化、大判印刷などの要求により、一枚の印刷でのインク消費量が多くなり、記録動作中にインクタンク内のインクが切れる問題が発生している。
インク切れ問題を解決するために、インクタンクと記録ヘッドの間のインク流路上にリザーブタンクを設けるインクジェット記録装置が提案されている。
例えば、図13(a)に示すインクジェット記録装置では、インクタンク5が第1の中空管8、リザーブタンク4及び供給チューブ2を通じて記録ヘッド1に接続される。インクタンク5内のインクが切れてもリザーブタンク4内のインクにて記録動作を一時的に継続でき、記録動作の継続(ストップレス記録)をしながらインクタンクの交換を行うことができる。
このようなインクジェット記録装置では、記録動作中においてリザーブタンク内のインク量を常に監視する必要がある。リザーブタンク内のインク量の低下を検知すると、インクタンクが空になったと推定し、ユーザーにインクタンクの交換を促すことができる。
なお、リザーブタンク内のインク量(インク残量)は、インクの液面が所定位置(H)を下回ったことを検知すること(インク液面の検知)により検出される。インク液面の検知に用いられる液面検知手段として、図13(a)に示すような電位差を検知する電極(421、422)や、光の反射特性を利用した光センサなどが知られている。
ところが、インクタンク内部で生じた気泡、或いはインクタンクの交換時等により液体流路内に進入した気泡がインクの流れと共にリザーブタンク内へ流入することがある。気泡がリザーブタンク内へ流入すると、液面検知手段が正しく作動しない、即ち誤検知が発生する恐れがある。
例えば、電極による液面検知の場合では、液面上に堆積される気泡によって二つの電極間の通電状態が解除されず、液面が低下しているにも関わらず液面変化(低下)を検知できないことがある。
また、光センサによる液面検知の場合でも同様である。即ち、光センサのプリズム表面に付着する気泡によって液体(インク)の有無に関わらず光線が反射されてしまい、液面変化を検知できないことがある。
このような気泡による誤検知問題の対策として、特許文献1のような発明が提案されている。
具体的には、特許文献1では、大気開放されたリザーブタンクの内部空間が仕切り板で二つの部屋に仕切られると共に、一方の部屋の下方にはインク流入口が設けられている。また、仕切り板には、仕切り板の両側の部屋内の液面を同一に維持するために、インク液面の上方と下方の2か所で二つの部屋を連通させる連通口が設けられている。また、インク流入口が設けられた部屋とは別の部屋に光センサを設けることにより、インク流入口から進入した気泡を遮蔽し、気泡と光センサを接触させないようにして誤検知を防止する方法が提案されていた。
しかしながら、図13(a)に示すインクジェット記録装置のリザーブタンク4に、特許文献1のような仕切り板41を設けようとすると、図13(b)に示すように、仕切り板41において液面の上方と下方にそれぞれ連通口41Aと41Bを設ける必要がある。
また、図13(b)のインクジェット記録装置の構成では、インクタンク5からリザーブタンク4へインクが流入するインク流入口8aがリザーブタンク4の上面(天面)に設けられている。このため、リザーブタンク4において上面までインクが流入(充填)された場合、空気が残存できる空間が存在しない。
一方、リザーブタンク4内にインクが天面まで充填された状態で、インクタンク5内のインクが無くなると、インクタンク5から空気(気泡)がリザーブタンク4に流入する。即ち、リザーブタンク4からヘッド側に流出したインクの体積と同体積の空気(気泡)がインクタンク5からリザーブタンク4に流入する。このため、リザーブタンク4内のインクの液面が低下するが、インク流入口8a側の部屋に液面上に堆積される気泡体積(高さ)が液面の低下分以上に増加している。この結果、図13(b)に示すように、上方の連通口41Bを通じて気泡が液面検知手段である電極(421、422)が設けられている部屋に進入し、電極に気泡が付着するリスク(確率)が高くなる。
故に、リザーブタンク4内の液面(インク残量)が低下しても、電極(421、422)が設けられた部屋に進入し液面上に堆積された気泡によって電極間(421、421)の電気的な導通状態が解消されない。よって、リザーブタンク内の液面の低下を正しく検知できない(誤検知する)恐れがある。
本発明は、このような気泡の付着によるタンク内のインク残量の誤検知を抑制するインクジェット記録装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するための本発明のインクジェット記録装置は、
インクを貯留する第1のインクタンクと、
前記第1のインクタンクからインクの供給を受ける第2のインクタンクであって、仕切り部と、前記仕切り部によって仕切られ前記第1のインクタンクからインクが流入するインク流入口を有する第1室と、前記仕切り部によって仕切られ前記第2のインクタンク内のインク量を検知するための検知手段を有する第2室と、前記第2のインクタンク内の下方に設けられ前記第1室と前記第2室を連通する第1連通口とを備える第2のインクタンクと、を具備するインクジェット記録装置であって、
前記第2のインクタンク内に通常使用状態において最小インク容積のインクが入っているときのインク液面の高さである第1の高さから前記インク流入口の高さである第2の高さまでインク容積が変化したときの前記第2室内のインク容積変化量に対して、前記第2のインクタンク内の前記第2の高さよりも上方の容積が前記インク容積変化量以上となるような位置に前記インク流入口が設けられ、
前記第2のインクタンク内において、前記第2の高さよりも上方に配置され前記第1室と前記第2室を連通する第2連通口が設けられていることを特徴とする。
インクを貯留する第1のインクタンクと、
前記第1のインクタンクからインクの供給を受ける第2のインクタンクであって、仕切り部と、前記仕切り部によって仕切られ前記第1のインクタンクからインクが流入するインク流入口を有する第1室と、前記仕切り部によって仕切られ前記第2のインクタンク内のインク量を検知するための検知手段を有する第2室と、前記第2のインクタンク内の下方に設けられ前記第1室と前記第2室を連通する第1連通口とを備える第2のインクタンクと、を具備するインクジェット記録装置であって、
前記第2のインクタンク内に通常使用状態において最小インク容積のインクが入っているときのインク液面の高さである第1の高さから前記インク流入口の高さである第2の高さまでインク容積が変化したときの前記第2室内のインク容積変化量に対して、前記第2のインクタンク内の前記第2の高さよりも上方の容積が前記インク容積変化量以上となるような位置に前記インク流入口が設けられ、
前記第2のインクタンク内において、前記第2の高さよりも上方に配置され前記第1室と前記第2室を連通する第2連通口が設けられていることを特徴とする。
また、本発明のインクジェット記録装置は、
インクを貯留する第1のインクタンクと、
上面、底面および前記上面と前記底面を接続する側面を有し、前記上面と前記底面と前記側面とで区画される内部空間に前記第1のインクタンクから供給されるインクを流入させるインク流入口を有する第2のインクタンクと、
前記第2のインクタンクの前記内部空間を第1室と第2室に仕切り、かつ前記底面側に前記第1室と前記第2室を連通させる第1連通口と、前記上面側に前記第1室と前記第2室を連通させる第2連通口とを備える仕切り部と、
前記第2室に配置され、前記第2のインクタンクのインク量を検知する検知手段と、を備えるインクジェット記録装置であって、
前記インク流入口の所在位置を含む水平面と前記側面と前記上面とで区画される部分の容積は、前記第2のインクタンク内のインクが通常使用状態において最小容積から最大容積に変動したときの前記第2室内におけるインク容積変化量以上となるように、前記インク流入口が前記第1室において前記上面の下方に配置され、
前記第2連通口が前記インク流入口よりも上方に配置されていることを特徴とする。
インクを貯留する第1のインクタンクと、
上面、底面および前記上面と前記底面を接続する側面を有し、前記上面と前記底面と前記側面とで区画される内部空間に前記第1のインクタンクから供給されるインクを流入させるインク流入口を有する第2のインクタンクと、
前記第2のインクタンクの前記内部空間を第1室と第2室に仕切り、かつ前記底面側に前記第1室と前記第2室を連通させる第1連通口と、前記上面側に前記第1室と前記第2室を連通させる第2連通口とを備える仕切り部と、
前記第2室に配置され、前記第2のインクタンクのインク量を検知する検知手段と、を備えるインクジェット記録装置であって、
前記インク流入口の所在位置を含む水平面と前記側面と前記上面とで区画される部分の容積は、前記第2のインクタンク内のインクが通常使用状態において最小容積から最大容積に変動したときの前記第2室内におけるインク容積変化量以上となるように、前記インク流入口が前記第1室において前記上面の下方に配置され、
前記第2連通口が前記インク流入口よりも上方に配置されていることを特徴とする。
また、本発明のインクジェット記録装置は、
記録ヘッドと、
第1のインクタンクと、
前記第1のインクタンクと前記記録ヘッドとの間のインク流路に設けられインクを貯留する第2のインクタンクと、
前記第1のインクタンクに設けられた大気開放口と、
前記第2のインクタンクの内部に配置され、前記第1のインクタンクからのインクが流入するインク流入口と、
前記第2のインクタンクから前記記録ヘッドへインクを供給するインク供給口と、
前記第2のインクタンク内のインク量を検知する検知手段と、
前記第2のインクタンクの内部空間を、前記インク流入口が囲まれた第1室と、前記検知手段が囲まれた第2室とに仕切る仕切部と、
前記仕切部に設けられ、前記第2のインクタンク内のインクが最小容積であるときのインク液面よりも下方で前記第1室と第2室を連通させる第1連通口と、
前記仕切部に設けられ、前記インク流入口よりも上方で前記第1室と前記第2室を連通させる第2連通口と、を備えるインクジェット記録装置において、
前記インク流入口は、通常使用状態において前記第2のインクタンク内のインクが最大容積であるときのインク液面の高さ以上に配置され、かつ前記インク流入口と前記第2のインクタンクの天面の間に、前記第2のインクタンク内のインクが最小容積から最大容積に変動したときの前記第2室におけるインク容積変化量以上の容積を持つ空間が形成されていることを特徴とする。
記録ヘッドと、
第1のインクタンクと、
前記第1のインクタンクと前記記録ヘッドとの間のインク流路に設けられインクを貯留する第2のインクタンクと、
前記第1のインクタンクに設けられた大気開放口と、
前記第2のインクタンクの内部に配置され、前記第1のインクタンクからのインクが流入するインク流入口と、
前記第2のインクタンクから前記記録ヘッドへインクを供給するインク供給口と、
前記第2のインクタンク内のインク量を検知する検知手段と、
前記第2のインクタンクの内部空間を、前記インク流入口が囲まれた第1室と、前記検知手段が囲まれた第2室とに仕切る仕切部と、
前記仕切部に設けられ、前記第2のインクタンク内のインクが最小容積であるときのインク液面よりも下方で前記第1室と第2室を連通させる第1連通口と、
前記仕切部に設けられ、前記インク流入口よりも上方で前記第1室と前記第2室を連通させる第2連通口と、を備えるインクジェット記録装置において、
前記インク流入口は、通常使用状態において前記第2のインクタンク内のインクが最大容積であるときのインク液面の高さ以上に配置され、かつ前記インク流入口と前記第2のインクタンクの天面の間に、前記第2のインクタンク内のインクが最小容積から最大容積に変動したときの前記第2室におけるインク容積変化量以上の容積を持つ空間が形成されていることを特徴とする。
本発明のインクジェット記録装置によれば、インク流入口より上方の空間に必要な容積を確保できるようにインク流入口の高さを設定することにより、第1インクタンクから第2インクタンクに気泡が流入したとしても、第1室にトラップされ液面上に堆積される気泡が容易に第1室から第2室へ流入することがない。また、第2室内に配置される検出手段に気泡が容易に付着されることもなく、気泡の付着による誤検知する問題も軽減される。
以下、図面を参照して本発明の実施例について具体的に説明する。
図1は、本発明に係る実施例のインクジェット記録装置を示す斜視図である。図1に示すように、インクジェット記録装置50(以下、単に「記録装置」と称する)は、互いに向き合った2つの脚部55の上端部に跨るように固定されている。キャリッジ60には、ヘッド(記録ヘッド)1が搭載されている。記録時は、搬送ロールホルダーユニット52にセットされた記録媒体が印字位置まで給紙(搬送)される。キャリッジ60がキャリッジモータ(不図示)及びベルト伝動手段62より主走査方向Bに往復移動すると共にヘッド1の各ノズルからインク滴が吐出される。キャリッジ60が記録媒体の一方端まで移動すると、搬送ローラ51が所定量だけ記録媒体を副走査方向Aへ搬送する。このように記録動作と搬送動作とを交互に繰り返すことにより記録媒体全体に画像を形成する。画像形成後は、不図示のカッターによって記録媒体をカットし、カットされた記録媒体はスタッカ53に積載される。
インク供給ユニット63には、黒、シアン、マゼンタ、イエローなどのインク色ごとに分かれた(装置に脱着可能な)インクタンク5(第1のインクタンク)が具えられており、各色のインクが貯留されている。また、インクタンク5が後述するリザーブタンク4(第2のインクタンク)を介して供給チューブ(インク流路)2に接続されている。また、供給チューブ(インク流路)2はキャリッジ60の往復運動の際に暴れることのないように、チューブガイド61によって束ねられている。
ヘッド1の記録媒体に対向した面には、主走査と略直交した方向に複数のノズル列(不図示)が備られており、ノズル列単位で前記供給チューブ(インク流路)2と接続している。
回復ユニット70が主走査方向において記録媒体範囲外で、かつヘッド1のノズル面に対向する位置に設けられている。回復ユニット70は、必要に応じてヘッド1の吐出ノズル表面からインク又は空気を吸い出してノズルのクリーニングを行ったり、ヘッド内部に溜まった空気を強制的に吸い出したりする吸引手段を備えている。
記録装置50の右側には操作パネル54が設けられており、ユーザーは記録装置50に対して指令を入力することができる。また、インクタンク内のインクが空になった際にユーザーに警告を出してインクタンク5の交換を促すこともできる。
図2は、本発明に係る実施例のインクジェット記録装置のインク流路概念図を示す。
図2に示すように、本実施例の記録装置50は、主に装置本体(不図示)に脱着可能なインクタンク5(第1のインクタンク)と、リザーブタンク4(第2のインクタンク)とを備えている。
インクタンク5は、内部にインクを貯留する内部空間と、底部に設けられたジョイント部を介して連結された第1の中空管8と第2の中空管9とを備えている。インクタンク5は、第1の中空管8を通じてリザーブタンク4と連通し、第2の中空管9を通じて大気連通室6と連通している。また、大気連通室6は更に大気連通路7を通じて大気開放されている。即ち、第2の中空管9と大気連通室6と大気連通路7とで本発明のインクタンク5の大気開放口が構成される。
リザーブタンク4は、インクを供給するインク流路2(供給チューブ)を通じて記録ヘッド1と連通している。なお、インク流路2には、容積変化可能な可撓性部材によって構成され、インク流路2を開放/閉塞することが可能な開閉弁3が備えられている。また、開閉弁3は、駆動機構(不図示)により駆動される。
(リザーブタンクの内部構成)
以下、本実施例のリザーブタンク4の内部構成について説明する。
以下、本実施例のリザーブタンク4の内部構成について説明する。
本実施例では、リザーブタンク4は、上面(天面)43Aと、底面43Bと、上面43Aと底面43Bを接続する側面43Cとを備える筐体で構成されており、筐体内に内部空間4Aが形成されている。即ち、リザーブタンク4の内部空間4Aは、上面43A底面43B及び側面43Cとで区画されている。なお、本実施例では、リザーブタンク4の筐体を方体形状として形成されているが、他の形状とすることもできる。
リザーブタンク4(筐体)の内部には、側面43Cと略平行するように配置される仕切壁41(仕切部)が設けられており、内部空間4Aが第1室4Bと第2室4Cの二つの部屋に仕切られている。仕切壁41は、上面側43Aに開口部41a(第2連通口)を備え、底面側43Bに開口部41b(第1連通口)を備えている。
開口部41a、41bを通じて、第1室4Bと第2室4が連通されている。よって、第1室4Bと第2室4C内の気圧が調和され、第1室4Bと第2室4C内それぞれのインク液面が同じ高さになっている。
なお、本実施例では、仕切壁41は板状であるが、目の微細なメッシュ状の板や、複数のリブ等で構成されても良い。
第1室4Bには、第1中空管8の一方の開口端から構成されインクをリザーブタンク4に流入させるためのインク流入口8aが配置されている。具体的に、第1の中空管8はリザーブタンク4の上面43Aから第1室4Bに突出して設けられ、インク流入口8aがリザーブタンク4の上面43Aの下方に配置されている。
後述するように、インク流入口8a(の所在位置)をリザーブタンク4の上面43Aよりも下方に配置することにより、リザーブタンク4内の液面がインク流入口8aの位置に達した際、インク流入口8aが液面で封止される。このとき、インク流入口8aの所在位置を含む水平面(液面)と上面43Aの間に気体が残存する空間Sが形成される。
一方、第2室4Cには、インク量を検知する金属製の電極ピン42a〜42c(検知手段)が配置されている。3本の電極ピン42a〜42cの内、電極ピン42aと電極ピン42c間の電圧の変化により、図2中の破線Hで示す液面位置(インクが満タンとして検知される高さ位置)が検知される。なお、電極ピン42aの下端位置は、H位置に対応する。また電極ピン42bと電極ピン42c間の電圧の変化により、図2中の破線Lで示す液面位置(最小容積のインク量とされる高さ位置)が検知される。なお、電極ピン42bの下端位置は、L位置に対応する。
インク液面を検知するには、本実施例のような複数の電極ピンによるものでなく、光センサ等の液面を検知できるセンサを用いても良い。
また、本実施例では、インク流入口8aは、仕切壁41の開口部41a(の下端)よりも下方に位置されている。言い換えれば、開口部41a(の下端)はインク流入口8aよりも上方に配置されている。
ここで、「最小容積のインク量とされる高さ(L位置)」は本発明の「第1の高さ」に対応する。また、「インク流入口8aの高さ(位置)」は本発明の「第2の高さ」に対応する。後述するように、インク流入口8aの高さ(位置)は「インクが満タンとして検知される高さ(H位置)」とほぼ同じであり、H位置より若干上方にある。また、「開口部41aの高さ(配置位置)」は本発明の「第3の高さ」に対応する。
本実施例では、第1室4Bの底面43B側には、インク供給口44が配置されている。具体的に、インク供給口44は、図2中の破線L位置よりも下方の底面43B側近傍に配置されている。即ち、インク供給口44は、電極ピン42b、42cにより検出可能な最小容積のインク量に対応するインクの液面(L位置)よりも下方に配置されている。なお、インク供給口44を第2室4Cに設けてもよい。
また、本実施例では、電極ピン42b、42cにより検出可能な最小容積のインク量に対応するインクの液面(L位置)よりも下方に開口部41bが配置されている。即ち、開口部41b(の上端)がL位置よりも下方に位置している。
(インクジェット記録装置の制御機構)
図3は、本発明に係る実施例の記録装置50の内部構成(制御機構)を示すブロック図である。
図3は、本発明に係る実施例の記録装置50の内部構成(制御機構)を示すブロック図である。
図3に示すように、本実施例の記録装置50は、主に記録装置を制御するCPU11、ユーザーが操作するキーや情報を表示する操作パネルを含むユーザーインターフェース12を備えている。また、記録装置50は、制御ソフトウエアを内蔵するROM13、制御ソフトウエアを動作させる際に一時的に使用するRAM14も備えている。更に、記録装置50は、駆動部I/O15、駆動部分16、リザーブタンク4の残量を検出するインク残量センサ17、インクタンクの脱着を検出するインクタンク装着センサ18も備えている。
なお、インク残量センサ17は、電極ピン42a、42b、42cの電流の電圧値からリザーブタンク4内の液面(残量)を検知している。また、インク残量センサ17は、インクタンク5内のインク残量を検知する構成を有してもよい。
インクタンク装着センサ18は、インクタンクに装着したEEPROM20の読み値で判断している。インクタンク装着センサ18を用いてEEPROM20の内容の読み書きを行う。
以下、本実施例の特徴であるリザーブタンク4内のインク挙動について、(A)充填時と(B)ストップレス記録動作時に分けて詳細に説明する。
(A)インク充填時のリザーブタンク内のインク挙動
図4〜7を用いて、装置本体にリザーブタンク4が設置された時のリザーブタンク4へのインク充填について説明する。
図4〜7を用いて、装置本体にリザーブタンク4が設置された時のリザーブタンク4へのインク充填について説明する。
図4は、本実施例の記録装置50のリザーブタンク4の充填動作シーケンスのフローチャートを示す。
図5(a)は、記録装置50の記録ヘッド1内にインクを充填する前の状態を示す。また、図5(b)は、記録ヘッド1内にインクを充填した状態を示す。
図6(a)は、記録装置50のリザーブタンク4内にインクを充填し始めた状態を示す。また、図5(b)は、リザーブタンク4内の空気を排出する状態を示す。
図7(a)は、記録装置50のタンク内のインク充填動作を示す。また、図7(b)は、記録装置50のリザーブタンク4内にインクが充填終了した状態を示す。
図5(a)に示すように、最初にインクタンク5が装置本体に装着されたとき、リザーブタンク4とヘッド1の間のインク流路2にはインクがまだ充填されていない状態である。
この状態から開閉弁3を閉鎖してヘッド1を回復ユニット70(図2を参照する)で吸引し、開閉弁3からヘッド1に至るインク流路に負圧を発生させる。
その後、開閉弁3を開放すると、負圧によってインクタンク5からリザーブタンク4を介してインクが吸い出され、開閉弁3からヘッド1に至るインク流路2にインクが充填される。
インク流路充填動作を同様に複数回繰り返すと、図5(b)に示すように開閉弁3からインク供給路2を経てヘッド1に至るインク流路2にインクが充填され、リザーブタンク4底面43B側に少量のインクが充填された状態になる。
図5(b)の状態になった後、図4に示すリザーブタンク充填制御動作により、リザーブタンク4内にインクが充填される。
図4に示すように、リザーブタンク充填制御が開始されると、S201において、開閉弁3が制御され、弁の開閉動作が繰り返される。
なお、本実施例では、開閉弁3の容積をV1、第1の中空管8の容積をV2とした際に、V1>V2の関係が成り立つように開閉弁3と第1の中空管8が構成されている。
図6(a)に示すように、開閉弁3を閉塞状態から開放状態に切替すると、開閉弁3の容積が増加し、開閉弁3へのインク流入により、容積V1―V2分のインクをインクタンク5からリザーブタンク4へ引き込むことができる。この容積をV3(=V1−V2)とする。この際、インクタンク5には大気連通室6からV3分の空気が引き込まれる。
次に、図6(b)に示すように、開閉弁3を開放状態から閉塞状態に切替すると、開閉弁3の容積が減少し、開閉弁3からインクの流出により、リザーブタンク4の上部に溜まった空気が容積V3分だけリザーブタンク4からインクタンク5へ押し出される。この際、インクタンク5から容積V3分のインクが大気連通室6へ押し出される。
なお、開閉弁3からヘッド1までのインク供給流路の圧損が、開閉弁3からインクタンク5までの圧損に比べてはるかに大きいため、開閉弁の開閉(開閉弁の容積変化)によって開閉弁3とヘッド1との間でインクが殆ど流れない。
このように、開閉弁3の開閉動作を繰り返すことにより、リザーブタンク内4の空気はインクタンク5のインクと置換されていく。
また、図7(a)に示すように、仕切壁41には二つの開口部41aと41bが設けられているため、空気とインクの置換と共に、第1室4Bと第2室4Cの液面は一致したまま上昇していく。
なお、図4に示すように、開閉弁3の開閉動作を繰り返す毎にリザーブタンク4内のインクが満たされたかどうかを確認する(S202)。即ち、電極ピン42a〜cを用いて、図7(a)中の破線HとLで示すインク液面を検知する。リザーブタンク4内のインク液面が液面H位置にあることが検知されると、リザーブタンク4は満タンであると判断される。
開閉弁3の開閉動作を繰り返すことにより、インクタンク5からリザーブタンク4に供給されたインクの液面がインク流入口8aまで上昇する。インク流入口8a(第2の高さ)が液面により封止されると、インクタンク5とリザーブタンク4の間での気液交換が終了し、リザーブタンク4へのインクの流入も停止する。このとき、リザーブタンク4内のインク量が通常使用状態における最大容積となる。
なお、リザーブタンク4内の液面が確実にH位置に到達したことを検知するために、インク液面H位置を検知する電極ピン42a(下端)を、インク流入口8aよりも若干下方に配置するとよい。
従って、図7(a)に示すように、電極ピン42aでインク液面が液面H位置に達したことを検知した際には、インク液面H位置とインク流入口8a位置の間には少しの空間(距離)が残る。このため、図4に示すように、リザーブタンク4がインクで満たされたと検知(判断)された後(S202)に、開閉弁の開閉動作をさらに複数回(本実施例では3回)行わせる(S203)。これにより、インク液面が確実にインク流入口8aを封止することができる。
なお、本実施例では、インク流入口8aの位置をインク液面H位置(インクが満たされたと判断される位置)よりも若干上方に配置していたが、インク流入口8aの位置とインク液面H位置を同じ高さとすることもできる。このとき、S203の制御動作を省略することもできる。
S203が終わると、図7(b)に示すように、インク液面はインク流入口8aと一致した位置になる。このように、インク流入口8aがリザーブタンク4の内部へ突出しているため、インク流入口8aとリザーブタンク4の上面43Aの間に、確実に空間Sが存在するようになる。即ち、インク流入口8aは、リザーブタンク4の上面43Aよりも下方に配置されることにより、上面43Aと側面43Cに囲まれてインク流入口8aと上面43Aの間において気体が残存する空間(S)が形成される。
なお、リザーブタンク4へインクの充填が終了後に、記録動作が開始されても、インクタンク5にインクがある場合、記録動作によりインクが消費された分、インクタンク5からインクがリザーブタンク4へ引き込まれる(補給される)。このため、リザーブタンク4内の液面はほとんど変化しない。
一方、図4に示すように、S202においてリザーブタンク4が満たされてない場合は、インクタンク5のインク残量を確認し(S204)、残量がある場合は、開閉弁3の開閉動作を繰り返す(S201)。インクタンク5の残量が無いと判断した場合は、インクタンクの交換を促す(S205)。
また、S206においてインクタンク5が交換されると、開閉弁3の開閉動作を繰り返す(S201)。なお、インクタンク5の残量は、インクタンク5のEEPROM20に記録されている残量によって判断される。
(B)ストップレス記録動作時リザーブタンク内のインク挙動
次に、図8〜10を用いて、インクタンク5のインクを使い切ってリザーブタンク4のインクを使用して画像形成するストップレス記録時の、リザーブタンク4内のインク挙動について説明する。
次に、図8〜10を用いて、インクタンク5のインクを使い切ってリザーブタンク4のインクを使用して画像形成するストップレス記録時の、リザーブタンク4内のインク挙動について説明する。
図8(a)は、記録装置のストップレス記録動作時におけるインクタンク5内のインクが消費され気泡がリザーブタンク4内に流入し始めた状態を示す。また、図8(b)は、リザーブタンク4内のインク量の低下に伴い気泡が第1室4Bに溜められた状態を示す。
図9(a)は、記録装置のストップレス記録動作時におけるインクタンク5交換後、リザーブタンク4内のインク充填動作を示す。また、図9(b)は、リザーブタンク内にインクが充填終了した状態を示す。
図10(a)は、記録装置のストップレス記録動作時における第2室内4Cのインク容積変化量Vと上部空間Sの容積(Vs)の関係を示す。また、図10(b)は、ストップレス記録動作時における第2室内4Cのインク容積変化量Vと上部空間Sのうち第1室にある空間S1の容積(Vs1)の関係を示す。
インクタンク5のインクが消費され使い切り状態となったとき、サブタンク4に貯留されたインクを使用してストップレス記録動作に移行することができる。なお、図11は、記録装置のストップレス記録動作シーケンスを示すフローチャート図である。
図11に示すように、ストップレス記録動作に移行すると、リザーブタンク4の満タン判定が行われる(S301)。インクが消費されてインク液面がH位置(満タン判定位置)を下回ると、S302において装置本体の操作パネル54に空になったインクタンク5の交換サインが表示される(警告を出す)。
なお、インクタンク5が交換されるまでの間、リザーブタンク4のインク液面が、図8(a)に示すL位置に至るまでは画像形成を許容し、記録を続行することができる。即ち、L位置は、通常使用状態においてリザーブタンク4内の最小インク容積に対応する高さ(第1の高さ)である。
図8(a)に示すように、インクタンク5内のインクが無くなれば、インクタンク5内部の気泡が空気と共にリザーブタンク4に流入する。インクタンク5が交換されずに、このままストップレス記録動作が継続されると、消費されたインクと同量(同容積)の気泡と空気の混合体がリザーブタンク4内へ流入する。
しかし、上述した通り、リザーブタンク4内の上部空間Sには、常に空気が存在(残存)する構成になっている。このため、図8(b)に示すように、リザーブタンク4内の液面の低下に伴い第1室4Bに気泡がインクタンク5から流入しても、気泡が第2室4Cに引き込まれることがない。一方、空間Sに存在する空気が開口部41aを通じて第1室4Bから第2室4Cへ移動することができる(矢印方向を参照する)。なお、第2室4Cの液面は、第1室4Bの液面と同一液面にあり、第1室4Bの液面と同様に低下する。
次に、図11に示すように、S303においてインクタンク5が交換されたと判断されると、S304において記録動作中であるか否かが判断される。
記録動作が停止(ページ間や記録動作完了)している場合に、S305にてリザーブタンク4の充填動作へ移行する。
リザーブタンク4の充填動作において、開閉弁3の開閉動作によってリザーブタンク4とインクタンク5の間で気泡とインクの置換が行われる。この時、図9(a)に示すように、リザーブタンク4内の液面の上昇と共に、第1室4Bの気泡はインクタンク5へ戻り、第2室4Cの空気は開口部41aを通じて第1室4Bの上部の空間へ移動する(矢印方向を参照する)。
また、図9(b)に示すように、リザーブタンク4内の液面が再びH位置まで上昇すると、電極ピン42a、42cによってリザーブタンク4のインクは満タンであることが検知される(S202と同様)。さらに、開閉弁3が3回の開閉動作を繰り返して充填動作が終了する(S203と同様)。充填動作が完了すると、リザーブタンク4は、空気が占める上部空間Sを残しつつ、インクで満たされた状態に回復する。
なお、図9(b)に示すように、完全に気泡とインクを置換できずに少量の気泡がリザーブタンク4内に残ることがある。しかし、これらの気泡はある程度の時間が経つと弾けて消滅するため、交換されたインクタンク5のインクを消費する間に自然に消泡できるので問題にはならない。
一方、図11に示すように、S303においてインクタンク5が交換されない場合は、S306にてリザーブタンク4内のインク液面がL位置(最小容積のインク量)に至ったと判断されるまでは記録動作(ストップレス記録)を続行することができる。
リザーブタンク4内のインク液面がL位置に到達した場合、記録動作を停止しないと、インク供給口44から空気がインク供給路2へ侵入し、ヘッド1へ空気が混入してインク吐出不良が発生する。このため、S307において直ちに記録動作を停止し、またS308にてインクタンク5の交換を促す。
次に、ストップレス記録動作時のリザーブタンク4内の液面変動と上部空間S容積の関係について説明する。
図10(a)に示すように、インクタンク5が空になっても、インクタンク5を交換せずにリザーブタンク4内のインクを消費(ストップレス記録動作)し続けると、リザーブタンク4の液面が低下する。液面の低下に伴い第1室4Bにおいて、L位置からインク流入口8a位置(またはH位置)に至る領域(X1)は気泡で満たされる。
一方、第2室4C内の液面も、同様にインク流入口8a位置(またはH位置)からL位置まで変動する。すなわち、図10(a)に斜線部で示す領域(X2)が、第2室4C中のインクが空気で置換されるときの最大の置換可能容積(インク容積変化量V)となる。
このインク容積変化量Vを空間Sの空気で置換できるよう、インク容積変化量Vに対し空間Sが十分大きくなるように構成すれば、気泡が第1室4Bから第2室4Cに流入する(矢印方向を参照する)問題が軽減される。
即ち、リザーブタンク4内に通常使用状態において最小インク容積のインクが入っているときのインク液面の高さであるL位置からインク流入口8a位置までインク容積が変化したときの第2室4C内のインク容積変化量(V)に対して、インク流入口8a位置よりも上方空間Sの容積(Vs)がインク容積変化量以上(即ち、Vs≧V)となるように設定すれば、気泡が第2室4Cに流入する問題が軽減され、誤検知問題が軽減される。
このように、ストップレス記録動作時、リザーブタンク4内のインクが消費され、第1室4Bに気泡が流入したとしても、上方空間Sに十分が容積(Vs)を設けることにより、従来のような上部空間が存在しない場合に比べ、気泡を一時的に収容する空間および気泡が消泡されるまでの時間(空間)を稼ぐことができる。
即ち、気泡が電極に付着する確率を低下させると共に電極に付着するまでの時間(気泡の移動経路長)を確保することができる。この結果、インクタンク5内の気泡がリザーブタンク4に流入したとしても、気泡が空間Sに配置された開口部41aを介して第1室4Bから第2室4Cに流入することが軽減される。
また、仮に第2室4Cに気泡が流入したとしても、空間Sに十分な容積(Vs)を持たせることにより、電極ピン(42a〜42c)に付着する確率が下がり、電極ピンに気泡の付着による誤検知問題が軽減される。
また、図10(b)に示すように、空間Sの内、第1室4Bにある部分(上部空間S1)の容積(Vs1)を、インク容積変化量V以上(Vs1≧V)に設定することができる。
即ち、第2室4C内のインク容積変化量(V)に対して、インク流入口8a位置(第2の高さ)よりも上方の空間Sのうち、第1室4B内の容積(Vs1)がインク容積変化量(V)以上(即ち、Vs1≧V)となるような位置にインク流入口8aを配置することができる。
これにより、リザーブタンク4内の液面がL位置に低下し、最大量の気泡がインクタンク5から第1室4Bに流入した状態でも、第1室4Bの上部空間S1には、確実に余る容積分(=Vs1−V)を残すことができる。従って、大量な気泡がリザーブタンク4に流入しても、第1室4Bの上部空間(S1)に気泡を十分に溜めることができ、気泡が第2室4Cへ進入することがより軽減される。
なお、仕切壁41の厚みがリザーブタンク4の幅に比べて無視できる範囲内であれば、第1室4Bにおける上部空間S1の容積(Vs1)を、仕切壁41の厚み方向の中心(面)を境界として上部空間Sの容積(Vs)から割り出して算出することができる。一方、仕切壁41の厚みが無視できない場合は、仕切壁41の側面から対向するリザーブタンク4の側面43Cとの間の距離および第1室4Bの底面積などに基づき上部空間S1の容積(Vs1)を算出することができる。
更に、上部空間S1のうち、インク流入口8aの位置からインク容積変化量(V)分の空間を除いて上方に残った空間(Vs1−V)の領域内で連通口41a(第2連通口)を配置することができる。
即ち、第2室4C内のインク容積変化量(V)に対して、インク流入口8a(第2の高さ)から連通口41a(第2連通口)の高さ(第3の高さ)までの第1室4B内の容積がインク容積変化量(V)以上となるような位置に連通口41a(第2連通口)を設けることができる。
これにより、リザーブタンク4から流出(消費)されたインクの容積分が仮に全て気泡としてインクタンク5からリザーブタンク4に流入した場合についても、気泡が上方の連通口41aを超えて第2室4Cへ進入することがない。従って、第1室4Bから第2室4Cへの気泡の流入をより効果的に防止することができる。よって、電極ピン(42a〜42c)に気泡の付着による誤検知もより確実に防止することができる。
以上に説明した通り、本発明によれば、大気連通口を持たないリザーブタンク4の内部に、インクタンク5から気泡が流入しても、検知手段が設けられた第2室4C側に気泡の流入を軽減することができる。よって、確実にリザーブタンク4内の液面変化を検知することができる。
(その他)
前述した実施例では、インク流入口8a(第1中空管8)はリザーブタンクの上面43Aより下方に突出して設けられている形態を示したが、インク流入口8aを別の形態として構成してもよい。例えば、図12に示すように、インク流入口8aを側面43Cに設けても良い。なお、この場合、インク流入口8aの最高位置までリザーブタンク4にインクが流入された後インク流入口8aが液面によって封止される。このため、インク流入口8aの最高位置より上方の空間Sの容積を第2室4Cのインク容積変化量(V)以上となるように設定すればよい。
前述した実施例では、インク流入口8a(第1中空管8)はリザーブタンクの上面43Aより下方に突出して設けられている形態を示したが、インク流入口8aを別の形態として構成してもよい。例えば、図12に示すように、インク流入口8aを側面43Cに設けても良い。なお、この場合、インク流入口8aの最高位置までリザーブタンク4にインクが流入された後インク流入口8aが液面によって封止される。このため、インク流入口8aの最高位置より上方の空間Sの容積を第2室4Cのインク容積変化量(V)以上となるように設定すればよい。
本実施例では、リザーブタンク4の筐体の上面43Aは平面として形成設けられているが、平面ではなく、複数の斜面あるいは球面などで構成されてもよい。上面43Aとインク流入口8aの間に十分な容積を有する上部空間Sが形成できればよい。
本実施例では、開口部41a、41bは仕切り壁41に設けられたが、リザーブタンク4の筐体に設けても良い。例えば、上面43Aおよび底面43Bにおいて第1室4Bと第2室4Cを連通する溝で開口部41a、41bを構成してもよい。
本実施例では、検知手段である電極ピン(42a〜42c)が第2室4Cに配置されたが、複数の電極ピンの少なく一部(例えば、電極ピン42a、42b)を第2室4Cに配置し、残りの電極ピン(例えば、電極ピン42c)を第1室4Bに配置してもよい。
なお、本発明における上下方向(上方、下方)は、記録装置の使用時の姿勢における高さ方向または重力方向を基準とする。
1 ヘッド
2 供給チューブ、インク流路
3 開閉弁
4 リザーブタンク
4A 内部空間
4B 第1室
4C 第2室
41 仕切板
41a〜b 開口部
42a〜c 電極ピン(検知手段)
44 インク供給口
5 インクタンク
6 大気連通室
7 大気連通口
8 第1の中空管
8a インク流入口
9 第2の中空管
50 (インクジェット)記録装置
2 供給チューブ、インク流路
3 開閉弁
4 リザーブタンク
4A 内部空間
4B 第1室
4C 第2室
41 仕切板
41a〜b 開口部
42a〜c 電極ピン(検知手段)
44 インク供給口
5 インクタンク
6 大気連通室
7 大気連通口
8 第1の中空管
8a インク流入口
9 第2の中空管
50 (インクジェット)記録装置
Claims (10)
- インクを貯留する第1のインクタンクと、
前記第1のインクタンクからインクの供給を受ける第2のインクタンクであって、仕切り部と、前記仕切り部によって仕切られ前記第1のインクタンクからインクが流入するインク流入口を有する第1室と、前記仕切り部によって仕切られ前記第2のインクタンク内のインク量を検知するための検知手段を有する第2室と、前記第2のインクタンク内の下方に設けられ前記第1室と前記第2室を連通する第1連通口とを備える第2のインクタンクと、を具備するインクジェット記録装置であって、
前記第2のインクタンク内に通常使用状態において最小インク容積のインクが入っているときのインク液面の高さである第1の高さから前記インク流入口の高さである第2の高さまでインク容積が変化したときの前記第2室内のインク容積変化量に対して、前記第2のインクタンク内の前記第2の高さよりも上方の容積が前記インク容積変化量以上となるような位置に前記インク流入口が設けられ、
前記第2のインクタンク内において、前記第2の高さよりも上方に配置され前記第1室と前記第2室を連通する第2連通口が設けられていることを特徴とするインクジェット記録装置。 - 前記第2室内のインク容積変化量に対して、前記第2の高さよりも上方の前記第1室内の容積が前記インク容積変化量以上となるような位置に前記インク流入口が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
- 前記第2室内のインク容積変化量に対して、前記第2の高さから前記第2連通口の高さである第3の高さまでの前記第1室内の容積が前記インク容積変化量以上となるような位置に前記第2連通口が設けられていることを特徴とする請求項2に記載のインクジェット記録装置。
- 前記第1連通口は、前記第1の高さよりも下方に配置されている請求項1〜3のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記仕切り部がメッシュ状の部材で構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記検知手段は、複数の電極で構成され、前記複数の電極のうち、少なくとも1つが前記第2室に配置されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記第2のインクタンク内の最大の液面の高さを検知する前記電極が、前記第2の高さよりも下方に配置されていることを特徴とする請求項6に記載のインクジェット記録装置。
- 前記第2のインクタンクは、インクを吐出する記録ヘッドにインクを供給するインク供給口を備え、前記インク供給口は、前記第1位置よりも下方に配置されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- インクを貯留する第1のインクタンクと、
上面、底面および前記上面と前記底面を接続する側面を有し、前記上面と前記底面と前記側面とで区画される内部空間に前記第1のインクタンクから供給されるインクを流入させるインク流入口を有する第2のインクタンクと、
前記第2のインクタンクの前記内部空間を第1室と第2室に仕切り、かつ前記底面側に前記第1室と前記第2室を連通させる第1連通口と、前記上面側に前記第1室と前記第2室を連通させる第2連通口とを備える仕切り部と、
前記第2室に配置され、前記第2のインクタンクのインク量を検知する検知手段と、を備えるインクジェット記録装置であって、
前記インク流入口の所在位置を含む水平面と前記側面と前記上面とで区画される部分の容積は、前記第2のインクタンク内のインクが通常使用状態において最小容積から最大容積に変動したときの前記第2室内におけるインク容積変化量以上となるように、前記インク流入口が前記第1室において前記上面の下方に配置され、
前記第2連通口が前記インク流入口よりも上方に配置されていることを特徴とするインクジェット記録装置。 - 記録ヘッドと、
第1のインクタンクと、
前記第1のインクタンクと前記記録ヘッドとの間のインク流路に設けられインクを貯留する第2のインクタンクと、
前記第1のインクタンクに設けられた大気開放口と、
前記第2のインクタンクの内部に配置され、前記第1のインクタンクからのインクが流入するインク流入口と、
前記第2のインクタンクから前記記録ヘッドへインクを供給するインク供給口と、
前記第2のインクタンク内のインク量を検知する検知手段と、
前記第2のインクタンクの内部空間を、前記インク流入口が囲まれた第1室と、前記検知手段が囲まれた第2室とに仕切る仕切部と、
前記仕切部に設けられ、前記第2のインクタンク内のインクが最小容積であるときのインク液面よりも下方で前記第1室と第2室を連通させる第1連通口と、
前記仕切部に設けられ、前記インク流入口よりも上方で前記第1室と前記第2室を連通させる第2連通口と、を備えるインクジェット記録装置において、
前記インク流入口は、通常使用状態において前記第2のインクタンク内のインクが最大容積であるときのインク液面の高さ以上に配置され、かつ前記インク流入口と前記第2のインクタンクの天面の間に、前記第2のインクタンク内のインクが最小容積から最大容積に変動したときの前記第2室におけるインク容積変化量以上の容積を持つ空間が形成されていることを特徴とするインクジェット記録装置。
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