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JP2015044379A - 液体吐出装置とその制御方法 - Google Patents

液体吐出装置とその制御方法 Download PDF

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JP2015044379A
JP2015044379A JP2013177819A JP2013177819A JP2015044379A JP 2015044379 A JP2015044379 A JP 2015044379A JP 2013177819 A JP2013177819 A JP 2013177819A JP 2013177819 A JP2013177819 A JP 2013177819A JP 2015044379 A JP2015044379 A JP 2015044379A
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直晃 和田
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Abstract

【課題】液体吐出装置の輸送時等の液体の漏れを抑え、漏れ防止のために予め排出する液体の量を少なくする。
【解決手段】
液体吐出装置が、液体吐出ヘッド1と、液体タンク5と、液体タンク5と液体吐出ヘッド1の間のサブタンク4と、サブタンク4と液体吐出ヘッド1を接続する供給流路2と、大気連通路7を有し液体タンク5に接続された大気連通室6と、液体タンク5とサブタンク4の液体貯蔵量を検知する検知手段8〜10と、供給流路2内に設けられ開閉することによって液体タンク5からサブタンク4への液体の導入とサブタンク4から液体タンク5への気体の排出を行う開閉弁3と、液体吐出ヘッド1の吐出口1aから液体を吸引する吸引手段70と、検知手段8〜10による液体タンク5とサブタンク4の液体貯蔵量の検知結果に基づいて開閉弁3の開閉動作と吸引手段70の吸引動作を制御する制御部100を含む。
【選択図】図2

Description

本発明は、液体吐出装置とその制御方法に関する。
近年、液体吐出装置からなる記録装置が、高画質化および高速化に伴って、様々な製品の生産に用いられる生産設備の一部として使用され始めている。生産設備においてはダウンタイムの削減が重要である。そのため、サブタンクを有し、液体タンクが空になってもサブタンク内の液体を用いて記録を続けること(以下「ストップレス印字」と称する)が可能で、その間に液体タンクを交換できるシステムを有する記録装置が増えてきている。ストップレス印字の続行時間はサブタンクの容量によって決まる。サブタンクには、少なくとも、液体タンクが空になっていることにユーザが気づいて液体タンクを交換する間だけ記録を続行できる量の液体を収容できる容量が必要である。
また、レンタルビジネス等において大型の液体吐出装置を輸送する際に、液体吐出装置から液体が漏れるおそれがある。特に、液体タンクから押し出された液体を一時的に収容するための大気連通室(バッファ室)が設けられている液体吐出装置では、大気連通室内に残留した液体が漏れることがある。そこで、特許文献1では、液体吐出装置(インクジェット記録装置)を輸送する前に、液体タンク(インクタンク)を取り外して、その代わりに空のタンクなどの接続部材を装着する。そして、液体吐出ヘッド(記録ヘッド)を吸引キャップでキャッピングして吸引し、大気連通室内の液体を液体吐出ヘッドから排出する。これにより、大気連通室から液体吐出ヘッドに至る流路内の液体を排出できる。それから、液体タンクの代わりに装着した接続部材(空のタンク)を取り外すと、大気連通室および流路の内部に液体は残らないので、輸送中に液体吐出装置が傾いても液体が漏れることはない。
特開2003−89216号公報
特許文献1に記載の構成では、液体漏れを未然に防ぐために液体吐出装置の輸送前に排出された液体は再利用されない。特に、前記したストップレス印字のために液体吐出ヘッドと液体タンクの間にサブタンクを持つ構成では、液体吐出装置の輸送前に排出されて再利用されない液体の量が多く、不要なコストの上昇を招くとともに環境面から好ましくない。さらに、液体の排出に要する時間が長い。
そこで、本発明は、輸送時等の液体の漏れを抑えつつ、漏れ防止のために予め排出する液体の量を少なくできる液体吐出装置とその制御方法を提供することを目的とする。
本発明の液体吐出装置は、吐出口から液体を吐出する液体吐出ヘッドと、液体を貯蔵する液体タンクと、液体タンクと液体吐出ヘッドの間に位置して液体タンクに接続されているサブタンクと、サブタンクと液体吐出ヘッドとを接続してサブタンクから液体吐出ヘッドに液体を供給する供給流路と、大気に開放された大気連通路を有し液体タンクに接続されている大気連通室と、液体タンクとサブタンクの液体貯蔵量を検知する検知手段と、供給流路内に設けられ、供給流路を開閉することによって液体タンクからサブタンクへの液体の導入とサブタンクから液体タンクへの気体の排出を行うことができる開閉弁と、液体吐出ヘッドの吐出口から液体を吸引する吸引手段と、検知手段による液体タンクとサブタンクの液体貯蔵量の検知結果に基づいて、開閉弁による供給流路の開閉動作と吸引手段による液体の吸引動作を制御する制御部とを含む。
本発明の、液体タンク内に貯蔵された液体を、サブタンクおよび供給流路を介して液体吐出ヘッドに供給し、液体吐出ヘッドの吐出口から液体を吐出する、液体吐出装置の制御方法は、液体タンク内の液体がなくなった後に、サブタンク内の液体を供給流路を介して液体吐出ヘッドに供給して液体の吐出を続行し、液体吐出ヘッドへの供給によるサブタンク内の液体の減少に伴って、大気連通室に設けられた大気連通路から大気を取り入れて大気連通室および液体タンクを介してサブタンクに大気を導入するステップと、液体タンクとサブタンクの液体貯蔵量を検知し、液体タンクとサブタンクの液体貯蔵量の和が大気連通室の容積よりも大きい場合に、液体タンクが筐体に装着された状態で、大気連通室の容積と同量の液体を液体吐出ヘッドの吐出口から吸引し、それから、サブタンクと液体吐出ヘッドとを接続している供給流路を開閉弁によって遮断させ、サブタンクと供給流路の内部に液体を残留させた状態で、吐出口からの液体の吸引を終了させるステップと、を含む。
この液体吐出装置および制御方法によると、開閉弁を用いて供給流路を一時的に閉鎖できるとともに、開閉弁の開閉動作によるポンプ作用を利用して液体と気体の流通を行うことができ、また、液体タンクとサブタンクの液体貯蔵量を検知することができる。従って、液体タンクとサブタンクの液体貯蔵量に応じて液体吐出ヘッドの吐出口から排出される液体の量を調整して、サブタンクが空にならず、かつ大気連通室に液体が残らないようにすることができる。
本発明によると、サブタンクを空にせず、サブタンクから供給流路への空気の混入を防ぐとともに、排出する液体の量を抑えることができ、また、大気連通室に液体が残らないようにして、大気連通室からの液体の漏れを防ぐことができる。
本発明の一実施形態の液体吐出装置を示す斜視図である。 図1に示す液体吐出装置の要部を模式的に示す概略図である。 図1に示す液体吐出装置の制御部を示すブロック図である。 図1に示す液体吐出装置の液体タンクが空になった状態の概略図である。 図1に示す液体吐出装置のサブタンクへの液体充填を示す概略図である。 図1に示す液体吐出装置のストップレス印字のフローチャートである。 図6に示すストップレス印字中の液体充填のフローチャートである。 図1に示す液体吐出装置の温度変化による大気導入状態を示す概略図である 図1に示す液体吐出装置の液体貯蔵量が少ない状態を示す概略図である。 図1に示す液体吐出装置の液体貯蔵量が少ない状態を示す概略図である。 図1に示す液体吐出装置の輸送準備のフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を具体的に説明する。なお、各図面を通して同一または対応する部分には同一の符号を付与している。
[液体吐出装置の基本構造]
図1は、本発明の液体吐出装置の一例であるインクジェット記録装置を示している。図1に示す液体吐出装置50の筐体56は、互いに向かい合う2つの脚部55によって支持されている。この筐体56の内部には、液体吐出ヘッド1が搭載されたキャリッジ60が、キャリッジモータ(不図示)およびベルト伝動手段62によって主走査方向Bに往復移動可能に設けられている。液体吐出ヘッド1は液滴を吐出する吐出口1a(図2参照)を有している。また、筐体56の内部には、シート状の記録媒体を副走査方向Aに搬送するための搬送機構と、記録後の記録媒体を切断するカッター(不図示)と、記録されてカットされた記録媒体を収容するスタッカ53が設けられている。搬送機構は、搬送ローラ51と搬送ロールホルダーユニット52を含む。
本実施形態では、主走査方向Bに見て記録媒体が通過する部分の外側、すなわち液体吐出ヘッド1による記録範囲の外側であって、液体吐出ヘッド1の吐出口面が対向可能な位置に、回復ユニット70が設けられている。この回復ユニット70は、液体吐出ヘッドの内部に溜まった液体や空気を必要に応じて液体吐出ヘッド1の吐出口から強制的に吸い出す吸引手段を含むクリーニング機構を構成している。
筐体56の外表面には操作パネル54が設けられており、ユーザは操作パネル54から、液体吐出による記録のための様々な設定を行えるとともに、液体吐出装置50を輸送可能状態にするための輸送準備の指令を送ることができる。また、操作パネル54は、液体吐出ヘッド1に接続されている液体タンク5の内部の液体が無くなったことを示すワーニングメッセージ(警告)を表示してユーザに液体タンク5の交換を促すこともできる。
この液体吐出装置50により記録を行う際には、まず、搬送ロールホルダーユニット52にセットされた記録媒体を記録位置まで給紙する。それから、キャリッジ60がキャリッジモータ(不図示)およびベルト伝動手段62に駆動されて主走査方向Bに往復移動しながら、液体吐出ヘッド1の各吐出口1aから適宜のタイミングで記録媒体に液滴を吐出する。キャリッジ60が記録媒体の一方の端部まで移動するたびに、搬送ローラ51が記録媒体を副走査方向Aに所定量だけ搬送する。このように液滴吐出動作と搬送動作とを交互に繰り返すことにより記録媒体全体に画像形成(記録)を行う。画像形成後は、不図示のカッターによって記録媒体をカットし、カットされた記録媒体をスタッカ53に積載する。
[液体吐出ヘッドおよび液体供給ユニット]
本実施形態の液体吐出装置50は、例えば4色の液体インクを用いてカラー記録を行う。そのため、液体吐出ヘッド1に接続される液体供給ユニット63は、黒、シアン、マゼンタ、イエローなどのインク色ごとに分かれた、筐体56に着脱可能な複数の液体タンク5を備えている。各液体タンク5は、供給チューブ2aおよび液体溜まり部2bからなる供給流路2にそれぞれ接続されている。供給チューブ2aは、キャリッジ60の往復運動の際に暴れることがないように、チューブガイド61によって束ねられている。液体吐出ヘッド1の、記録媒体に対向する面(吐出口面)には、複数の吐出口1aが副走査方向Aに沿う列をなして設けられており、同色の液体を吐出する吐出口列ごとに同じ供給チューブ2aに接続されている。
図2に示すように、筐体56に脱着可能な液体タンク5は容積不変であり、底部に2つのジョイント部を有している。各ジョイント部には、後述するサブタンク4に設けられた第1の中空管8または大気連通室6に設けられた第2の中空管9がそれぞれ挿入されている。第1の中空管8および第2の中空管9は中空の金属針からなる。液体タンク5の内部の、第2の中空管9が挿入されるジョイント部には、挿入された第2の中空管9を囲むように液体タンク5の底面から起立している、隙間のない立ち壁42が形成されている。従って、立ち壁42よりも液体の液面の高さが低くなった場合には、第1の中空管8の周囲の液体と第2の中空管9の周囲の液体とが立ち壁42によって隔離される。第1の中空管8と第2の中空管9の間に微量な電流を流すと、前記したように第1の中空管8の周囲の液体と第2の中空管9の周囲の液体とが隔離された場合には、電流の抵抗値が上がり、それによって液体タンク5内の液体の減少を検出できる。このように、第1の中空管8と第2の中空管9は検知手段の一部を構成している。
大気連通室(バッファ室)6は、第2の中空管9を介して液体タンク5に接続され連通すると同時に、内部に設けられた大気連通路7が大気に開放されている。従って、液体タンク5は、大気連通室6を介して大気に連通する。
容積不変のサブタンク4の天面が、第1の中空管8によって液体タンク5の底面45に接続されている。サブタンク4の天面は、ほぼ全域が垂直方向下側にいくほど断面積が広がる傾斜面49で構成され、最も高い位置46に第1の中空管8が設けられている。そして、サブタンク4の内部には、金属製の中実管10が設けられている。少なくとも中実管10の先端は、天面の最も高い位置46よりも低い位置にある。第1の中空管8と中実管10との間に微弱な電流を流した際の抵抗値により、サブタンク4の内部の液体貯蔵量を検知できる。すなわち、サブタンク4内の液体の液面の高さが低くなった場合には、最も高い位置46に設けられた第1の中空管8が液体に触れなくなる。すると、第1の中空管8と中実管10との間の電流の抵抗値が上がるため、サブタンク4内の液体の減少を検出できる。このように第1の中空管8と中実管10は検知手段の一部を構成している。また、サブタンク4は供給流路2を介して液体吐出ヘッド1に連通している。供給流路2は、サブタンク4の側面47の最も低い位置48に接続されている。
サブタンク4の下流側には、供給チューブ2aおよび液体溜まり部2bが構成する供給流路2を開いたり閉じたりする開閉弁3が設けられている。この開閉弁3は、供給流路内に設けられた突起3aに対向する位置にある可撓性膜3bが、レバー39を介して圧縮バネ38により、突起3aから離れる方向に付勢されている構成である。そして、駆動源であるDCモータ35からギア36を介して回転駆動されるカム37によってレバー39が押し上げられると、レバー39が中心軸40を中心として回転して可撓性膜3bを押し下げて突起3aに密着させることにより、供給流路2を閉鎖する。カム37の位置はフォトセンサ41によって検知される。すなわち、可撓性膜3bは弾性変形によって、供給流路2の容積を部分的に拡張した状態と、供給流路2を閉じた状態を選択的にとることができる。
[制御部]
図3は液体吐出装置50の動作を制御する制御部100を示している。この制御部100は、主に、CPU11と、I/F12と、ROM13と、RAM14と、I/O15と、液体吐出装置50に内蔵された駆動部16と、液体残量センサ17と、液体タンク装着センサ18を有する。CPU(中央処理装置)11は液体吐出装置50の動作の全体を制御する。I/F(ユーザインターフェース)12は、ユーザが操作するキーや情報表示部を備えた操作パネル54を含む。ROM(Read Only Memory)13は制御ソフトウエアを内蔵するメモリである。RAM(Random Access Memory)14は制御ソフトウエアを動作させる際に一時的に使用されるメモリである。I/O(入出力部)15は、駆動部16とCPU11等を接続している。液体残量センサ17は、2本の金属針(第1の中空管8と第2の中空管9)に電流を流した時の抵抗値から液体タンク5の残量を検出するとともに、2本の金属針(第1の中空管8と中実管10)に電流を流した時の抵抗値からサブタンク4の残量を検出する。液体残量センサ17の検出結果から、液体タンク5の残量が少なくなったことや、サブタンク4の残量が少なくなったことを知ることができる。液体タンク装着センサ18は、液体タンク5に設けられた図示しないEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)20の内容の読み書きが可能である。そして、液体タンク装着センサ18は、EEPROMの読み取りによって液体タンク5の脱着を検出する。
[ストップレス印字]
本実施形態の液体吐出装置50は、液体タンク5内の液体インクを液体吐出ヘッド1から吐出して記録媒体に付着させて記録を行う。液体タンク5内の液体インクを使い切ってしまった後は、サブタンク4に収容されている液体インクを液体吐出ヘッド1から吐出して記録を続行する。本明細書ではこのような記録方法を「ストップレス印字」と称する。このストップレス印字と並行して、液体タンク5の内部に液体が存在しないことをユーザに警告し、新しい液体タンク5に交換することを促す。サブタンク4内の液体を用いるストップレス印字は、ユーザが液体タンク5を交換するまで行われることが望ましい。
図4〜5は、本実施形態において、液体タンク5内の液体を使い切った後に、サブタンク4内の液体を使用してストップレス印字を行っている状態を示しており、図6,7はこのストップレス印字の一連の流れを示している。図6はストップレス印字の全体のシーケンスを示すフローチャートであり、図7はストップレス印字中のサブタンク4への液体充填工程を示すフローチャートである。
液体タンク5の液体を使い切った後にサブタンク4の液体を用いて記録すると、サブタンク4内の液体が消費され、大気連通路7から、大気連通室6、第2の中空管9、液体タンク5、第1の中空管8を介して、サブタンク4内に大気が導入される。導入された大気はサブタンク4の上方に溜まる。同時に、第1の中空管8が液体に触れなくなり、第1の中空管8と中実軸10が液体を介して電気的に接続されなくなるため、電流が流れにくくなり、サブタンク4内の液体が減少していることがわかる(S201)。サブタンク4の液体が消費されて減少しているということは液体タンク5が既に空になっていることを意味するので、液体タンク5が空である(交換必要である)ことを操作パネル54に表示してユーザに警告する(S202)。
ユーザにより液体タンク5が交換されるまでの間、サブタンク4の液体を用いて記録(ストップレス印字)を続行する。この記録続行可能な時間は、サブタンク4内に収容された液体の量(液体貯蔵量)によって決まる。便宜上、これを「ストップレス印字許容量」と称する。本実施形態では、ストップレス印字許容量は、サブタンク4の容量と等しい約11mlであり、この液体吐出装置50において少なくとも1枚の最大サイズの用紙に100%の濃度で印字可能な量である。このストップレス印字許容量の液体を全て使いきったかどうかは次の手法にて判定される。すなわち、ストップレス印字許容量(サブタンク4の容量)を予め記憶しておいて、ストップレス印字時の液体吐出ヘッド1からの液体吐出回数をカウンタ(吐出量検知手段)によってカウントし、液体の消費量を計算する。そして、消費量とストップレス印字許容量を比較して、消費量がストップレス印字許容量以下であれば液体吐出を続行し、消費量がストップレス印字許容量を超えたら液体吐出を停止して液体タンク5の交換を待つ。
このように本実施形態では、サブタンク4内の液体がなくなったことを液体吐出回数のカウントによって推察する手法を用いているが、サブタンク4内に、液体がなくなったことを直接検知する検知手段を設けてもよい。
サブタンク4内の液体がなくなる前に液体タンク5を交換した場合(S203)には、例えば1ページ分の記録が完了して液体吐出を一時停止した際に(S204)、次の液体吐出を行う前にサブタンク4に液体を充填する(S205)。そして、その後に次の液体吐出(画像形成)を開始する(S206)。サブタンク4への液体の充填に関しては後述する。
液体タンクを交換する前に(S203)、サブタンク4内の液体(ストップレス印字許容量)を全て使い切ったら(S207)、直ちに液体吐出を終了して(S208)、液体タンク5の交換をさらに促す警告表示を行う(S209)。液体吐出を停止する理由は、液体タンク5から流路を介して液体吐出ヘッド1へ空気が混入して液体吐出が良好に行えず記録不良が発生することを防ぐためである。
図5はこのストップレス印字中のサブタンク4への液体の充填工程を示し、図5(a)は開閉弁3を開いた状態、図5(b)は開閉弁3を閉じた状態をそれぞれ示している。図7はその充填工程のフローチャートである。
サブタンク4の液体がなくなる前に液体タンク5を交換すると(S203)、開閉弁3を一旦閉じてから図5(a)に示すように開いた状態にする。開閉弁3の容積をV1(例えば約0.45ml)、第1の中空管8の容積をV1より小さいV2(例えば約0.09ml)とすると、開閉弁3の開放によりV3=V1−V2(約0.36ml)の液体が液体タンク5からサブタンク4へ引き込まれる。同時に、液体タンク5内に、大気連通室6からV3の量の気体(空気)が引き込まれる。その後、図5(b)に示すように、DCモータ35によってカム37を回転させてレバー39により可撓性膜3bを押し下げて開閉弁3を閉じる。すると、サブタンク4の上部に溜まった空気が、V3の量だけサブタンク4から液体タンク5へ押し出される。そして、V3の量の液体が液体タンク5から大気連通室6へ押し出される。この時、開閉弁3から液体吐出ヘッド1までの供給流路の圧力損失が、開閉弁3から液体タンク5までの供給経路の圧力損失に比べてはるかに大きいため、液体は液体吐出ヘッド1側へは殆ど流れて行かない。
その後、再びDCモータ35によってカム37を回転させてレバーの押し上げを解除すると、圧縮バネ38の付勢力により、図5(a)に示すようにレバー39が上昇して開閉弁3が開く。その際、大気連通室6からV3の量の液体が液体タンク5へ引き込まれると同時に、液体タンク5からV3の量の液体がサブタンク4へ引き込まれる。その後、再びDCモータ35を回転させて開閉弁3を開いた状態から閉じた状態にする。
本実施形態では、以上説明したような開閉弁3の開閉動作を繰り返し実施する(S301)。開閉弁3を開く度にV3の量の液体が液体タンク5からサブタンク4へ引き込まれ、開閉弁3を閉じる度にV3の量の空気がサブタンク4から液体タンク5へ押し出される。すなわち、開閉弁3がポンプのような作用をして、サブタンク4内の空気が少しずつ押し出されて液体が少しずつ充填される。そして、開閉弁3の開閉動作を行う度に、第1の中空管8と中実管10とからなる検知手段により、サブタンク4が液体で満たされたかどうかを確認する(S302)。サブタンク4が液体で満たされていない場合は、液体タンク5内の液体の有無を確認し(S304)、液体タンク5内に液体があれば、サブタンク4への液体充填のための開閉動作(S301)をさらに繰り返す。しかし、液体タンク5に液体が無いと判断された場合には、液体タンク5の交換を促す表示を再び行う(S305)。液体タンク5が交換されると(S306)、再びサブタンク4への液体充填のための開閉弁3の開閉動作(S301)を繰り返す。
サブタンク4が液体で満たされたことを検知すると(S302)、念のために、安全のためのマージンとして、サブタンク4への液体充填のための開閉弁3の開閉動作を所定の回数だけさらに行う(S303)。このマージンとしての開閉動作は、本実施例では3回行われるが、サブタンク4の容積に応じて回数を変更してもよい。
なお、サブタンク4が液体で満たされているか否かの確認(S302)は、主に第1の中空管8と中実管10に微小な電流を流した際の電気抵抗値を検知することによって行う。
液体タンク5内の液体の有無の確認(S304)は、主に第1〜2の中空管8,9に微小な電流を流した際の電気抵抗値を検知することによって行う。具体的には、第1〜2の中空管8,9の間の電気抵抗値が小さい場合には、液面が基準位置(立ち壁42の高さ)以上の高さに位置し、液体有りと判断される。第1〜2の中空管8,9の間の電気抵抗値が大きい場合には、液面が基準位置よりも低い位置にあるので、液体タンク5のEEPROM20に記録されている容量に基づいて判断する。すなわち、開閉弁3の1回の開閉動作によりV3の量(例えば約0.36ml)だけ液体タンク5からサブタンク4へ液体が移動するので、開閉動作の回数によって、液体タンク4から移送された液体の量がわかる。それを、EEPROM20に記録されている容量から差し引くことにより、液体貯蔵量が算出できる。
次に、本発明において、液体をできるだけ装置から排出せず、しかも液体が漏れることなく、液体吐出装置を輸送する方法について説明する。図2,8〜10は、本発明において液体吐出装置を輸送する方法の各工程を示す概略図である。図11は、その方法を示すフローチャートである。
従来、大型の液体吐出装置では、輸送時に傾斜することにより液体が漏れてしまうことがあった。特に、図2に示すように供給流路2が液体で満たされている状態で、仮に液体タンク5が取り外されると、液体吐出装置が傾いたときに大気連通室6から液体が漏れてしまうおそれがある。そこで、大気連通室6内の液体を除去してから輸送する必要がある。ただし、液体吐出装置が置かれている場所の環境温度の変化や液体の使われ方によって、大気連通室6内の液体量(大気連通室6内の液面高さ)は様々である。図2には液面高さの例として、高い位置sと、中間位置tと、低い位置uを示している。液体吐出装置の置かれている場所の環境温度が低下すると、液体タンク5の内部の空気が収縮し、収縮した分だけ、図8(a)〜(b)に示すように大気連通路7から空気が液体タンク5に流入する。一方、液体吐出装置の置かれている場所の環境温度が上昇すると、液体タンク5の内部の空気が膨張し、膨張した分だけ、図8(c)に示すように液体タンク5内の液体が大気連通室6に流出して貯蔵される。大気連通室6内の液体量は、温度変化や液体タンク5の内部の空気量によって変わる。また、大気連通室6は、第2の中空管9の下側に側壁21を有している。従って、大気連通室6内に液体が存在する状態で液体吐出をすると、まず大気連通室6内の液体が使用され、大気連通室6内の液体がなくなると、外部の空気が大気連通路7から液体タンク5内に入り、液体タンク5内の液体が消費されるようになる。したがって、大気連通室6内の液体量(大気連通室6内の液面高さ、例えばs,t,u)は、液体吐出装置が置かれている位置の環境温度の変化や、その後の液体の使われ方に応じて決まる。
本発明では、構成の簡略化のため、大気連通室6内の液体量を直接検知する手段を設けていない。したがって、ユーザが液体吐出装置50を輸送する前に、液体吐出装置50に対して、輸送準備の指令を送信したら(S401)、図2で最も条件が悪い、大気連通室6内の液体量が多く液面高さがsの場合を想定する。そして、液体タンク5を装置本体(筐体56)に装着した状態で、吸引手段70によって液体吐出ヘッド1から吸引することで大気連通室6内の液体を除去する。その際、第1〜2の中空管8,9および中実管10を含む検知手段によってサブタンク4内の液体貯蔵量と液体タンク5内の液体貯蔵量を検知し、その検知結果に応じて、液体吐出ヘッド1の吐出口1aからの吸引動作によって液体排出する。具体的には、サブタンク4内の液体貯蔵量と液体タンク5内の液体貯蔵量の和が、大気連通室6の容積よりも大きいかどうかを確認し(S402)、大きい場合には、大気連通室6の容積と同量の液体を吸引する(S403)。それにより、サブタンク4内の液体が排出されてサブタンク4内に液体タンク5から液体が流入する。サブタンク4と液体タンク5の液体貯蔵量の和が大気連通室6の容積よりも大きいため、サブタンク4が空になることはなく、開閉弁3より液体吐出ヘッド1側の供給流路2に空気が流入することはない。その後、開閉弁3を閉じて流路を遮断し(S404)、サブタンク4と供給チューブ2aの内部に液体が存在する状態で液体吐出装置を輸送する。輸送後は供給チューブ2a内に空気が混入していないため、前記したようにサブタンク4に液体を充填して、すぐに液体吐出装置を使用可能である。仮に、大気連通室6内の液体量が少なく、例えば液面高さが図2のuであったとしても、サブタンク4と液体タンク5の液体貯蔵量の和が大気連通室6の容積より大きいので、供給チューブ2aに空気が流入することはなく、同様の効果が得られる。
これに対し、サブタンク4と液体タンク5の液体貯蔵量の和が、大気連通室6の容積より小さい場合の液体吐出装置の輸送方法について説明する。サブタンク4と液体タンク5の液体貯蔵量の和が大気連通室6の容積より少ない場合(S402)には、まず、液体タンク5内に液体が残留しているかどうかを確認する(S405)。液体タンク5内に液体が存在する場合(図9(a)参照)には、開閉弁3を開閉して(S406)、液体タンク5からサブタンク4に液体を移動させ、液体タンク5内に液体が存在しない状態(図9(b)参照)にする(S405)。そして、液体タンク交換を警告する表示を行う(S407)。ユーザは、交換用の液体タンク5があるかどうか確認し(S408)、交換用の液体タンク5がある場合には、液体タンク5を交換する(図9(c)参照、S409)。交換後には、サブタンク4と液体タンク5の液体貯蔵量の和が大気連通室6の容積より大きくなる(S402)。そこで、大気連通室6の容積と同量の液体を吸引手段により液体吐出ヘッド1から吸引し(S403)、開閉弁3を閉じて流路を遮断し(S404)、サブタンク4内と供給流路2内に液体がある状態で液体吐出装置を輸送する。前記したのと同様に、輸送後に供給チューブ2a内に空気が混入していないため、サブタンク4に液体を充填したらすぐに液体吐出装置を使用可能である。
次に、サブタンク4と液体タンク5の液体貯蔵量の和が大気連通室6の容積よりも小さくて、交換用の液体タンク5が存在しない場合(図10(a)参照、S408)について説明する。そのような場合には、大気連通室6の容積と同量の液体を吸引手段70により液体吐出ヘッド1から吸引すると、供給流路2に空気が混入する可能性がある。そして、空気が混入したまま記録装置を輸送し、輸送後に液体を吐出すると良好な液体吐出が行えず、最悪の場合には液体吐出ヘッド1が使用不能になってしまう。そこで、サブタンク4と液体タンク5の液体貯蔵量の和が大気連通室6の容積より小さく、交換用の液体タンク5が存在しない場合には、大気連通室6、サブタンク4、供給流路2の全て液体を吸引手段により液体吐出ヘッド1から吸引する(S410)。その後、開閉弁3を閉じて流路を遮断し(S404)、液体が全く無い状態(図10(b)参照)で液体吐出装置を輸送する。輸送後に液体タンク5を交換したら、吸引手段により液体吐出ヘッド1から吸引して供給流路2に液体を充填させ、その後、前述したようにサブタンク4に液体を充填し、液体吐出装置を使用可能な状態にする。なお、サブタンク内の液体貯蔵量と液体タンク内の液体貯蔵量の和が大気連通室6の容積より少なくて、交換用の液体タンク5が存在しない場合には、液体吐出装置の輸送の要否をユーザが改めて判断するようにしてもよい。
前記した実施例では、大気連通室6内の液面高さが高い(図7の例ではs)場合を想定して、大気連通室6の容積と同量の液体を吸引した。しかし、液体吐出装置に、温度センサ(不図示)と、液体吐出ヘッド1から液体を吐出した量をカウントする手段(吐出量検知手段)を設けることで、液体吐出装置の輸送前に吸引手段によって吸引する液体の量をさらに低減することができる。すなわち、大気連通室6内に液体がある場合に液体吐出すると、まず大気連通室6内の液体が使用され、次に液体タンク5内の液体が使用される。液体吐出装置を輸送する前に一定の温度条件下で吐出した液体吐出量が、大気連通室6の容積以上である場合には、すでに大気連通室6内には液体は残っていないと解釈できるので、吸引手段70によって液体吐出ヘッド1から吸引する液体の量をゼロにする。したがって、吸引手段70によって液体吐出ヘッド1から液体を吸引することなく、開閉弁3で流路を遮断し、サブタンク4と供給流路2の内部に液体が存在する状態で液体吐出装置を輸送する。なお、吐出量検知手段は制御部100のCPU11内に設けられていてよい。
また、液体吐出装置を輸送する前に一定の温度条件下で吐出した液体吐出量が大気連通室6の容積未満の場合には、大気連通室6内に残っている液体の量は、最大で、大気連通室6の容積から液体吐出量を差し引いた値であると考えられる。そこで、吸引手段70により液体吐出ヘッド1から吸引しなければならない液体の量は、大気連通室6の容積から液体吐出量を差し引いた量にする。この量と、サブタンク4と液体タンク5の液体貯蔵量の和とを比較し、サブタンク4と液体タンク5の液体貯蔵量の和の方が大きい場合には、大気連通室6の容積から液体吐出量を差し引いた量の液体を吸引する。これにより、液体吐出装置を輸送する前の液体吸引量をさらに低減することができる。
以上、液体タンク5、サブタンク4、開閉弁3、供給流路2を含む1系統の流路について説明したが、本発明は、液体タンク5、サブタンク4、開閉弁3、供給流路2を含む液体供給ユニット63を複数備えている構成にも適用可能である。複数の液体供給ユニット63の液体を1つの吸引手段によって液体吐出ヘッド1から吸引する構成においては、液体供給ユニット63ごとに液体吐出装置輸送前に吸引すべき液体量を求め、そのうちの最も多い液体量だけ吸引手段によって液体を吸引する。
また、前記した実施例では、液体溜まり部2bの一部として開閉弁3が構成されているが、液体溜まり部2bとは別に開閉弁3を設けてもよい。その場合、液体溜まり部2bをサブタンク4と開閉弁3との間に設けることが望ましい。液体溜まり部2bは蛇腹形態やダイアフラム形態など、容積変化可能な可撓性部材で形成されたものであってもよい。
本発明の構成により、輸送前の液体吐出装置からの液体排出量をできるだけ減らし、しかも液体が漏れることなく液体吐出装置を輸送させることが可能である。
本発明はインクジェット記録装置に限られず、液体吐出ヘッドから液体を吐出する様々な種類の液体吐出装置に適用可能である。
1 液体吐出ヘッド
1a 吐出口
2 供給流路
3 開閉弁
4 サブタンク
5 液体タンク
6 大気連通室(バッファ室)
7 大気連通路
8 第1の中空管(検知手段)
9 第2の中空管(検知手段)
10 中実管(検知手段)
50 インクジェット記録装置(液体吐出装置)
63 液体供給ユニット
70 回復ユニット(吸引手段)
100 制御部

Claims (12)

  1. 吐出口から液体を吐出する液体吐出ヘッドと、液体を貯蔵する液体タンクと、前記液体タンクと前記液体吐出ヘッドの間に位置して前記液体タンクに接続されているサブタンクと、前記サブタンクと前記液体吐出ヘッドとを接続して前記サブタンクから前記液体吐出ヘッドに液体を供給する供給流路と、大気に開放された大気連通路を有し前記液体タンクに接続されている大気連通室と、前記液体タンクと前記サブタンクの液体貯蔵量を検知する検知手段と、前記供給流路内に設けられ、前記供給流路を開閉することによって前記液体タンクから前記サブタンクへの液体の導入と前記サブタンクから前記液体タンクへの気体の排出を行うことができる開閉弁と、前記液体吐出ヘッドの前記吐出口から液体を吸引する吸引手段と、前記検知手段による前記液体タンクと前記サブタンクの液体貯蔵量の検知結果に基づいて、前記開閉弁による前記供給流路の開閉動作と前記吸引手段による液体の吸引動作を制御する制御部とを含む、液体吐出装置。
  2. 前記開閉弁は、前記供給流路の一部を構成する可撓性膜を含み、前記可撓性膜の変形によって前記供給流路の容積を部分的に拡張した状態と、前記供給流路を閉じた状態を選択的にとることができる、請求項1に記載の液体吐出装置。
  3. 前記開閉弁は、前記供給流路内に設けられた液体溜まり部の一部を構成している、請求項1または2に記載の液体吐出装置。
  4. 前記液体タンクは筐体に着脱可能である、請求項1から3のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
  5. 前記大気連通室は前記サブタンクよりも容量が小さい、請求項1から4のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
  6. 液体吐出量を検知する吐出量検知手段をさらに有し、前記制御部は、検知された液体吐出量が前記大気連通室の容積以上の場合には、前記吸引手段による前記液体吐出ヘッドからの液体吸引量をゼロにし、検知された液体吐出量が前記大気連通室の容積未満の場合には、前記吸引手段による前記液体吐出ヘッドからの液体吸引量を、前記大気連通室の容積から前記検知された液体吐出量を差し引いた値に設定する、請求項1から5のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
  7. 前記液体タンクと前記サブタンクと前記供給流路と前記開閉弁とを含む液体供給ユニットを複数備えており、前記制御部は、前記液体供給ユニットごとに前記吸引手段による前記液体吐出ヘッドからの液体吸引量を求めた上で、そのうちの最も大きい液体吸引量だけ前記吸引手段によって前記液体吐出ヘッドから液体を吸引させる、請求項1から6のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
  8. 液体タンク内に貯蔵された液体を、サブタンクおよび供給流路を介して液体吐出ヘッドに供給し、前記液体吐出ヘッドの吐出口から液体を吐出する、液体吐出装置の制御方法であって、
    前記液体タンク内の液体がなくなった後に、前記サブタンク内の液体を前記供給流路を介して前記液体吐出ヘッドに供給して液体の吐出を続行し、前記液体吐出ヘッドへの供給による前記サブタンク内の液体の減少に伴って、大気連通室に設けられた大気連通路から大気を取り入れて前記大気連通室および前記液体タンクを介して前記サブタンクに大気を導入するステップと、
    前記液体タンクと前記サブタンクの液体貯蔵量を検知し、前記液体タンクと前記サブタンクの液体貯蔵量の和が前記大気連通室の容積よりも大きい場合に、前記液体タンクが筐体に装着された状態で、前記大気連通室の容積と同量の液体を前記液体吐出ヘッドの前記吐出口から吸引し、それから、前記サブタンクと前記液体吐出ヘッドとを接続している供給流路を開閉弁によって遮断させ、前記サブタンクと前記供給流路の内部に液体を残留させた状態で、前記吐出口からの液体の吸引を終了させるステップと、
    を含む液体吐出装置の制御方法。
  9. 前記液体タンクと前記サブタンクの液体貯蔵量の和が前記大気連通室の容積よりも小さい場合に、前記液体タンクに収容された液体を全て前記サブタンクに移動させて前記液体タンクの内部に液体が存在しない状態にして、前記液体タンクを交換し、交換後の前記液体タンクと前記サブタンクの液体貯蔵量の和が前記大気連通室の容積よりも大きくなるようにしてから、前記大気連通室の容積と同量の液体を前記液体吐出ヘッドの前記吐出口から吸引するステップをさらに含む、請求項8に記載の液体吐出装置の制御方法。
  10. 前記液体タンクと前記サブタンクの液体貯蔵量の和が前記大気連通室の容積よりも小さく、交換用の液体タンクが準備されていない場合には、前記大気連通室と前記サブタンクと前記供給流路の内部に存在する全ての液体を、前記液体吐出ヘッドの前記吐出口から吸引するステップをさらに含む、請求項8または9に記載の液体吐出装置の制御方法。
  11. 液体吐出量を検知して、検知された液体吐出量が前記大気連通室の容積以上の場合には、前記液体吐出ヘッドからの液体吸引量をゼロにし、検知された液体吐出量が前記大気連通室の容積未満の場合には、前記液体吐出ヘッドからの液体吸引量を、前記大気連通室の容積から前記検知された液体吐出量を差し引いた値に設定する、請求項8から10のいずれか1項に記載の液体吐出装置の制御方法。
  12. 前記液体タンクと前記サブタンクと前記供給流路と前記開閉弁とを含む液体供給ユニットを複数備えており、前記液体供給ユニットごとに前記液体吐出ヘッドからの液体吸引量を求めた上で、そのうちの最も大きい液体吸引量を前記液体吐出ヘッドからの液体吸引量として設定する、請求項8から11のいずれか1項に記載の液体吐出装置の制御方法。
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