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JP2016020048A - 熱転写受像シート、熱転写受像シートと熱転写シートとの組み合わせ及び画像形成方法 - Google Patents

熱転写受像シート、熱転写受像シートと熱転写シートとの組み合わせ及び画像形成方法 Download PDF

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JP2016020048A JP2014144142A JP2014144142A JP2016020048A JP 2016020048 A JP2016020048 A JP 2016020048A JP 2014144142 A JP2014144142 A JP 2014144142A JP 2014144142 A JP2014144142 A JP 2014144142A JP 2016020048 A JP2016020048 A JP 2016020048A
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Mami Tabuchi
麻未 田淵
高橋 徹
Toru Takahashi
徹 高橋
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Abstract

【課題】 印画濃度を高くすることができ、熱転写シートと熱転写受像シートとの加熱時の離型性に優れ、また高温保存下での印画物の画像滲みを抑制でき、さらに印画物の耐光性も良好となる熱転写受像シート、その熱転写受像シートと熱転写シートとの組み合わせ、さらにその熱転写受像シートと熱転写シートとの組み合わせ用いて画像を形成する画像形成方法を提供する。【解決手段】 基材シート2の一方の面に、染料受容層3が設けられた熱転写受像シート1において、前記染料受容層3は、エチレン由来の構成単位を含む高分子可塑剤と、ヒンダードアミン系光安定剤とを含有する構成とした。【選択図】 図1

Description

本発明は、熱転写受像シート、その熱転写受像シートと熱転写シートとの組み合わせ、さらにそれらの熱転写受像シートと熱転写シートとを組み合わせて、熱転写受像シート上に画像を形成する画像形成方法に関わるものである。
従来、種々の熱転写記録方法が知られているが、それらの中でも、昇華転写用染料を記録材とし、これをポリエステルフィルム等の基材上に適当なバインダーで担持させた染料層を有する熱転写シートから、昇華染料で染着可能な被転写材、例えば、紙やプラスチックフィルム等に染料受容層を形成した熱転写受像シート上に昇華染料を熱転写し、各種のフルカラー画像を形成する方法が提案されている。この場合には、加熱手段として、プリンターのサーマルヘッドによる加熱によって、3色または4色の多数の加熱量が調整された色ドットを熱転写受像シートの受容層に転移させ、該多色の色ドットによりフルカラー画像を再現するものである。このように形成された画像は、使用する色材が染料であることから、非常に鮮明で、かつ透明性に優れているため、得られる画像は中間色の再現性や階調性に優れ、従来のオフセット印刷やグラビア印刷による画像と同様であり、かつフルカラー写真画像に匹敵する高品質画像の形成が可能である。
熱転写受像シートにおいて、染料受容層の染料転写感度及び熱転写で形成された画像の各種耐久性や保存安定性は、染料受容層を形成しているバインダー樹脂に大きく依存している。例えば、形成された画像の耐光性は、受容層樹脂の組成構造に大きく依存し、最適な樹脂組成を選択する必要がある。また、染料の転写感度を良好にする手段として、熱転写時の染料の拡散性を向上させればよく、ガラス転移温度の低い樹脂を受容層樹脂として用いる方法や、受容層中に可塑剤を添加する方法等がある。
例えば、エチレン構造を含む可塑剤(EVA系高分子可塑剤、エルバロイ741P)を染料受容層に含有させて、印画濃度や堅牢性を高めることが、特許文献1に記載されている。
しかしながら、上記のエチレン構造を含む可塑剤を染料受容層に添加した場合、高温保存下で、印字物の熱転写画像に滲みが生じやすいことが分かってきた。
特開平10−81075号公報
本発明はこのような状況においてなされたものであり、印画濃度を高くすることができ、熱転写シートと熱転写受像シートとの加熱時の離型性に優れ、また高温保存下での印画物の画像滲みを抑制でき、さらに印画物の耐光性も良好となる熱転写受像シート、その熱転写受像シートと熱転写シートとの組み合わせ、さらにその熱転写受像シートと熱転写シートとの組み合わせ用いて画像を形成する画像形成方法を提供することを目的とする。
上記目的は以下の本発明によって達成される。即ち、本発明は基材シートの一方の面に、染料受容層が設けられた熱転写受像シートにおいて、前記染料受容層は、エチレン由来の構成単位を含む高分子可塑剤と、ヒンダードアミン系光安定剤とを含有することを特徴とする熱転写受像シートの構成とした。
また、前記ヒンダードアミン系光安定剤の融点が80℃以上であることを特徴とする熱転写受像シートの構成とした。
また、基材シートの一方の面に、染料受容層が設けられた熱転写受像シートと、基材の一方の面に、染料とバインダー樹脂とを含む染料層が設けられ、前記基材の他方の面に耐熱滑性層が設けられた熱転写シートとの組み合わせであって、前記熱転写受像シートの染料受容層は、エチレン由来の構成単位を含む高分子可塑剤と、ヒンダードアミン系光安定剤とを含有しており、前記熱転写シートの染料層は、前記基材の一方の面に1種設けられているか、又は2種以上が面順次に繰り返し設けられており、前記染料層の少なくとも1種が、前記バインダー樹脂として、当該バインダー樹脂の固形分総量に対して、50質量%以上100質量%以下の範囲内でニトロセルロースを含有することを特徴とする熱転写シートと熱転写受像シートとの組み合わせである。
また、基材シートの一方の面に染料受容層が設けられた熱転写受像シートと、基材の一方の面に染料層が設けられ、前記基材の他方の面に耐熱滑性層が設けられた熱転写シートとを、組合せて使用して前記熱転写受像シート上に画像を形成する画像形成方法であって、前記熱転写受像シートの染料受容層は、エチレン由来の構成単位を含む高分子可塑剤と、ヒンダードアミン系光安定剤とを含有しており、前記熱転写シートの染料層は、染料と、バインダー樹脂とを含有し、前記基材の一方の面に1種設けられているか、又は2種以上が面順次に設けられており、前記染料層の少なくとも1種が、前記バインダー樹脂として、当該バインダー樹脂の固形分総量に対して50質量%以上100質量%以下の範囲内でニトロセルロースを含有することを特徴とする、画像形成方法である。
本発明によれば、印画濃度を高くすることができ、熱転写シートと熱転写受像シートとの加熱時の離型性に優れ、また高温保存下での印画物の画像滲みを抑制でき、さらに印画物の耐光性も良好となる。
本発明の熱転写受像シートの一つの実施形態を示す概略断面図である。 本発明の熱転写受像シートと熱転写シートとの組み合わせの一つの実施形態を示す概略断面図である。 本発明で適用される熱転写シートの一つの実施形態を示す概略断面図である。
次に、発明の実施の形態について、詳述する。
図1は本発明の熱転写受像シートの一つの実施形態を示す。図示した熱転写受像シート1は、基材シート2の一方の面に染料受容層3を設け、基材シート2の他方の面には裏面層4を設けた構成である。図示したものに限らず、本発明の熱転写受像シートは、裏面層は必須ではなく、省くことができる。また基材シートと染料受容層との間に、必要に応じて帯電防止層、クッション層、白色顔料および蛍光増白剤を添加した中間層や易接着層等の層を形成してもよい。また、裏面層の上に、帯電防止層等の層を形成してもよい。
図2は本発明の熱転写受像シートと熱転写シートとの組み合わせの一つの実施形態を示す。図示したものは、熱転写シート11と熱転写受像シート1の組み合わせからなるもので、熱転写シート11は基材12の一方の面に染料層13を設け、その基材12の他方の面に耐熱滑性層14を備えている。尚、熱転写受像シート1は、図1で示した構成の熱転写受像シートと同様の構成である。図示したものに限らず、熱転写シートは、基材と染料層との間に、必要に応じて易接着層等を設ける、あるいは耐熱滑性層の上に帯電防止層等の層を形成してもよい。
図3は、本発明で使用される熱転写シートの一つの実施形態を示す概略断面図であり、基材12の一方の面に、Y(イエロー)染料層、M(マゼンタ)染料層、C(シアン)染料層、転写性保護層15を面順次に繰り返し設けた構成である。
以下、本発明の熱転写受像シートの各構成について、説明する。
(基材シート)
熱転写受像シートの基材シート2としては、染料受容層及び必要に応じて設けられたその他の層を支持し、熱転写時の加熱に耐えられるものであれば特に限定されない。例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等の耐熱性の高いポリオレフィン、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリカーボネート、酢酸セルロース、ポリエチレン誘導体、ポリアミド、ポリメチルペンテン等のプラスチックの延伸または未延伸フィルムや、これらの合成樹脂に白色顔料や充填剤を加えて成膜した白色不透明フィルムも使用できる。これ以外にも、上質紙、コート紙、アート紙、キャストコート紙、板紙等の材料も使用することができる。また、これらの材料を2種以上積層した複合フィルムも使用することができる。代表的な積層体の例として、セルロース繊維紙と合成紙或いはセルロース合成紙とプラスチックフィルムと合成紙が挙げられる、本発明においては、市販の基材を用いることもでき、例えば、RC紙ペーパー(三菱製紙(株)製、商品名:STF−150)等が好ましい。
基材シートの厚さは、その強度および耐熱性等が適切になるように材料に応じて適宜選択することができるが、通常1μm〜300μm、好ましくは60μm〜200μm程度である。
(染料受容層)
染料受容層3は、熱転写シートから移行してくる染料を受容し、形成された画像を維持するためのものである。本発明における染料受容層は、エチレン由来の構成単位を含む高分子可塑剤と、ヒンダードアミン系光安定剤とを含有するものである。この染料受容層は、エチレン由来の構成単位を含む高分子可塑剤を含有するので、印画濃度が高く、印画物の耐光性も高いものとなるが、高温保存下での印字物の熱転写画像に滲みが生じやすい点を、ヒンダードアミン系光安定剤を添加することで改善することを見出した。またヒンダードアミン系光安定剤を加えることで、印画濃度と耐光性の性能がより向上することができた。
[塩化ビニル系樹脂]
染料受容層のバインダー樹脂は、塩化ビニル系樹脂などを用いることができる。塩化ビニル系樹脂は、塩化ビニル由来の構成単位を含有する重合体である。本発明に用いられる塩化ビニル系樹脂は塩化ビニル由来の構成単位のみからなるものであってもよく、あるいは、塩化ビニルと、共重合可能なモノマーとが共重合されたものであってもよい。本発明においては、中でも塩化ビニル由来の構成単位と、他のモノマー由来の構成単位を含む共重合体が好ましい。たとえば、上記他の構造単位の種類や、共重合比を適宜選択、調整することにより、本発明に用いられる染料受容層の離型性や、印画濃度等を所望の範囲内に調整することが容易になるからである。
本発明においては、塩化ビニル系樹脂を染料受容層のバインダー樹脂として選択したことにより、組み合わせて使用する熱転写シートの染料層のバインダー樹脂のニトロセルロース樹脂等との相溶性が悪く、染料層と染料受容層との熱融着を防止する効果が高くなり、且つ優れた印画濃度を得ることができると思われる。
塩化ビニルと共重合するモノマーには特に限定はなく、塩化ビニルと共重合できればよく、酢酸ビニル、ビニルアルコール、プロピオン酸ビニルなどのビニルアルコール誘導体;アクリル酸およびメタクリル酸およびそれらのメチル、エチル、プロピル、ブチル、2−エチルヘキシルエステルなどのアクリル酸およびメタクリル酸エステル;マレイン酸、マレイン酸ジエチル、マレイン酸ジブチル、マレイン酸ジオクチルなどのマレイン酸誘導体;メチルビニルエーテル、ブチルビニルエーテル、2−エチルヘキシルビニルエーテルなどのビニルエーテル誘導体;アクリロニトリル、メタクリロニトリル、スチレン等が挙げられるが、共重合成分としては、酢酸ビニルが特に好ましい。
したがって、染料受容層に用いる塩化ビニル系樹脂としては、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体が特に好適に用いられるが、当該塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体としては、塩化ビニル由来の構成単位と酢酸ビニル由来の構成単位のみを含む共重合体である場合に限らず、本発明の目的を妨げない範囲のアクリル酸およびメタクリル酸誘導体由来の構成単位、ビニルアルコール由来の構成単位、マレイン酸由来の構成単位等を含むものであってもよい。具体的には例えば、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−アクリル酸エステル共重合体、エチレン−塩化ビニル−アクリル酸エステル共重合体、エチレン−酢酸ビニル−塩化ビニル共重合体等を挙げることができる。共重合体中の塩化ビニルおよび酢酸ビニルの成分比は任意の比率でよいが、塩化ビニル成分が共重合体中で50質量%以上であるのが好ましい。中でも、塩化ビニルと酢酸ビニルの成分の質量比は、85/15〜90/10であることが好ましい。また、先に挙げた塩化ビニルや酢酸ビニル以外の成分は10質量%以下であるのが好ましい。
塩化ビニル系樹脂の市販品として、例えば塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体を挙げると、ソルバインC、ソルバインCL、ソルバインCH、ソルバインCN、ソルバインC5、ソルバインM、ソルバインMF、ソルバインA、ソルバインAL、ソルバインTA5R、ソルバインTAO、ソルバインMK6、ソルバインTA2(いずれも商品名、日信化学工業(株)製)、エスレックA、エスレックC、エスレックM(いずれも商品名、積水化学工業(株)(株)製)、ビニライトVAGH、ビニライトVYHH、ビニライトVMCH、ビニライトVYHD、ビニライトVYLF、ビニライトVYNS、ビニライトVMCC、ビニライトVMCA、ビニライトVAGD、ビニライトVERR、ビニライトVROH(いずれも商品名、ユニオンカーバイド社製)、デンカビニル1000GKT、デンカビニル1000L、デンカビニル1000CK(いずれも商品名、電気化学工業(株)製)等が挙げられる。
本発明に用いられる塩化ビニル系樹脂の分子量としては、本発明における染料受容層の離型性を所望の程度にできる範囲内であれば特に限定されるものではないが、なかでも数平均分子量が、30000以上であることが好ましく、さらに35000以上であることが特に好ましい。数平均分子量がこのような範囲内である塩化ビニル系樹脂を用いることにより、本発明に用いられる染料受容層の離型性をさらに向上させることができるからである。なお、本発明に用いられる塩化ビニル系樹脂は、1種類のみであってもよく、あるいは、2種類以上であってもよい。塩化ビニル系樹脂の含有量は、染料受容層用材料全体の50〜98質量%(固形分換算)が好ましく、更に70〜95質量%が好ましい。なお、本発明において「固形分」とは、溶剤以外のすべての成分を意味する。
[エチレン由来の構成単位を含む高分子可塑剤]
エチレン由来の構成単位を含む高分子可塑剤は、エチレン由来の構成単位を含有する重合体である。当該高分子可塑剤は、塩化ビニル系樹脂の高分子鎖間に入り込み,凝集力を弱めて可塑性を与えることにより、本発明の染料受容層に染料受容能を向上すると共に耐光性を向上し、更にニトロセルロースに対する非相溶性を高め、熱転写シートの染料層との離型性を向上して異常転写を抑制する機能を有するものである。
エチレン由来の構成単位を含む高分子可塑剤は、耐光性の点から、ガラス転移温度が−30℃以下であることが好ましい。一方、離型性の点からは、ガラス転移温度が−60℃以上であることが好ましい。なお、ここでのガラス転移温度は、動的粘弾性法により測定したものである。エチレン由来の構成単位を含む高分子可塑剤は、耐光性の点から、融点が80℃以下であることが好ましく、更に75℃以下であることが好ましい。一方、離型性の点からは、融点が50℃以上であることが好ましく、更に55℃以上であることが好ましい。なお、ここでの融点は、JIS K7121 1999に基づいて測定したものである。
本発明で用いられるエチレン由来の構成単位を含む高分子可塑剤としては、中でも、エチレンと不飽和カルボン酸アルキルエステルと一酸化炭素との三元共重合体、及び、エチレンと酢酸ビニルと一酸化炭素との三元共重合体よりなる群から選択される1種以上の共重合体が、異常転写を抑制する機能の点から好ましく、更に、エチレンと不飽和カルボン酸アルキルエステルと一酸化炭素との三元共重合体が好ましい。
前記三元共重合体において、不飽和カルボン酸アルキルエステルにおける不飽和カルボン酸としては、(メタ)アクリル酸、エタクリル酸、イタコン酸、無水イタコン酸、フマル酸、クロトン酸、マレイン酸、無水マレイン酸、マレイン酸モノエステル(マレイン酸モノメチル、マレイン酸モノエチル等)、無水マレイン酸モノエステル(無水マレイン酸モノメチル、無水マレイン酸モノエチル等)等の炭素数4〜8の不飽和カルボン酸などが挙げられる。中でも、(メタ)アクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、マレイン酸モノエステル、無水マレイン酸モノエステルが好ましく、(メタ)アクリル酸が特に好ましい。なお、本発明において、(メタ)アクリル酸は、アクリル酸またはメタクリル酸を表す。
前記不飽和カルボン酸アルキルエステルにおけるアルキル部位としては、炭素数1〜12のものが好適に用いられ、より具体的には、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、sec−ブチル、t−ブチル、2−エチルヘキシル、イソオクチル等のアルキル基を例示することができる。本発明では、不飽和カルボン酸アルキルエステルとして、特にアクリル酸又はメタクリル酸のメチルエステル、エチルエステル、n−ブチルエステル、イソブチルエステルのような(メタ)アクリル酸の低級アルキルエステル(アルキル部位の炭素数1〜6)が好ましい。
前記三元共重合体において、共重合比には特に限定されないが、三元共重合体の全質量に対し、不飽和カルボン酸アルキルエステル又は酢酸ビニルに由来する構造単位の含有量が5〜50質量%であり、かつ、一酸化炭素に由来する構造単位の含有量が3〜20質量%であることが好ましく、不飽和カルボン酸アルキルエステル又は酢酸ビニルに由来する構造単位の含有量が20〜40質量%であり、かつ、一酸化炭素に由来する構造単位の含有量が5〜15質量%であることが、更に好ましい。なお前記三元共重合体は、例えば、それ自体公知の高圧ラジカル共重合により製造される。
エチレン由来の構成単位を含む高分子可塑剤は、市販品を用いても良く、例えば、前記三元共重合体の市販品としては、エルバロイシリーズ(商品名、三井・デュポンポリケミカル(株)製)等を挙げることができる。なお、エチレン由来の構成単位を含む高分子可塑剤の含有量は、染料受容層用材料全体の1〜20質量%(固形分換算)が好ましく、更に3〜15質量%が好ましい。また、塩化ビニル系樹脂とエチレン由来の構成単位を含む高分子可塑剤との含有比率は、異常転写耐性及び耐光性の点から、98:2〜80:20であることが好ましい。中でも特に、転写濃度も高くなる点から、92:8〜85:15であることが好ましい。
[ヒンダードアミン系光安定剤]
染料受容層に含有するヒンダードアミン系光安定剤は、紫外線により引き起こされる光酸化の激しい高分子材料の部材表面において、ラジカル種を効率的に補足して、光安定性を付与する役割を果たすことができる。
ヒンダードアミン系光安定剤は、ピペリジン環の2位と6位の炭素上の全ての水素がメチル基に置換された化合物である。例えば、テトラキス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)−1,2,3,4−ブタンテトラカルボキシレート、1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル−トリデシル−1,2,3,4−ブタンテトラカルボキシレート、1,2,3,4−ブタンテトラカルボン酸と1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジノールとβ,β,β’,β’−テトラメチル−3,9−(2,4,8,10−テトラオキサスピロ[5,5]ウンデカン)ジエタノールとの縮合物、ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)セバケート、2−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)−2−n−ブチルマロン酸ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)、コハク酸−ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)エステル、コハク酸ジメチル・1−(2−ヒドロキシエチル)−4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン重縮合物、ポリ[{6−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)アミノ−1,3,5−トリアジン−2,4−ジイル}{(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)イミノ}ヘキサメチレン{(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)イミノ}]、N,N’−ビス(3−アミノプロピル)エチレンジアミン・2,4−ビス[N−ブチル−N−(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)アミノ]−6−クロロ−1,3,5−トリアジン縮合物等が挙げられる。
上記のような構造を有するヒンダードアミン系光安定剤の市販品としては、旭電化工業(株)製の商品名“アデカスタブLA−52”、“アデカスタブLA−57”、“アデカスタブLA−62”、“アデカスタブLA−67”、“アデカスタブLA−63”、“アデカスタブLA−68LD”、“アデカスタブLA−77”、“アデカスタブLA−82”及び“アデカスタブLA−87”、日本チバガイギー製の商品名“Tinuvin622LD”、“Tinuvin770DF”、“Tinuvin780FF”、“Tinuvin144”、“Chimassorb944FL”、“Chimassorb944LD”及び“Chimassorb119FL”、三共(株)製の商品名“SanolLS770”、B.F.Goodrich(株)製の商品名“GoogdriteUV−3034”等が挙げられる。
染料受容層に含有するヒンダードアミン系光安定剤は、その融点が80℃以上であることが、好ましい。さらに好ましくは融点が100℃以上である。融点が80℃未満であるヒンダードアミン系光安定剤を用いると、離型性が低下する。なお、ヒンダードアミン系光安定剤の融点は、約150℃以下であることが好ましい。上記ヒンダードアミン系光安定剤の配合量は、塩化ビニル系樹脂100質量部に対して、好ましくは0.1〜10質量部、より好ましくは0.5〜7質量部である。ヒンダードアミン系光安定剤の配合量が、0.1質量部未満では屋外暴露時の変色を防止する効果(耐光性)が不十分になる傾向があり、一方10質量部を越えると、保護層転写性が低下したり、また印画濃度の低下が生じやすくなる等の不具合が起こりやすい。
[シリコーンオイル]
本発明の熱転写受像シートの染料受容層においては、シリコーンオイルが含有されていることが好ましい。シリコーンオイルとしては、染料受容層に含有されることにより、染料受容層に所望の離型性を付与できるものが好ましく用いられる。本発明に用いられるシリコーンオイルとしては、例えば、エポキシ変性シリコーンオイル、アルキル変性シリコーンオイル、アミノ変性シリコーンオイル、フッ素変性シリコーンオイル、フェニル変性シリコーンオイル、ポリエーテル変性シリコーンオイル、ビニル変性シリコーンオイル、ハイドロジェン変性シリコーンオイル等の変性シリコーンオイル等を挙げることができる。中でも、剥離性が良好になり、異常転写の耐性が高くなる点から、アミノ変性シリコーンオイル、エポキシ変性シリコーンオイルが好ましく、アミノ変性シリコーンオイルがより好ましく、中でも、ジアミンで変性されたジアミン変性シリコーンオイルがより好ましい。なお、シリコーンオイルの添加量は、染料受容層用材料全体の0.1〜10質量%(固形分換算)が好ましく、更に0.5〜5質量%が好ましい。
[その他の成分]
上記以外に、本発明の効果を妨げない範囲で染料受容層に添加することができる任意の化合物としては、例えば、酸化防止剤、紫外線吸収剤、フィラー、顔料、帯電防止剤、可塑剤、熱溶融性物質等を挙げることができる。また、本発明の効果を妨げない範囲で、シリコーンオイル以外の離型剤を併用しても良い。このような離型剤としては、ポリエチレンワックス、アミドワックス、テフロン(登録商標)パウダー等の固形ワックス類、フッ素系またはリン酸エステル系界面活性剤等が挙げられる。また、本発明の効果を妨げない範囲で、塩化ビニル系樹脂以外のバインダー樹脂を併用しても良い。このようなバインダー樹脂としては、例えば、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ウレタン系樹脂等が挙げられる。塩化ビニル系樹脂以外のバインダー樹脂を併用する場合であっても、塩化ビニル系樹脂がバインダー樹脂の主成分、すなわち、バインダー樹脂の合計の50質量%以上となるようにし、更にバインダー樹脂の合計の70質量%以上であることが好ましく、90質量%以上であることがより好ましい。
染料受容層の形成に際し、染料受容層用塗工液の塗工量は、特に限定されないが、上記に挙げた成分を有し、乾燥状態で0.5〜10g/m2とすることが好ましい。
上記の熱転写受像シートと組み合わせて使用する熱転写シート11は、基材12の一方の面に、染料とバインダー樹脂とを含む染料層13を設け、その基材12の他方の面に耐熱滑性層14を設けた構成である。以下、熱転写シートの構成について、説明する。
(基材)
本発明の熱転写シート11に用いられる基材12は、本発明の熱転写シートにおける必須の構成であり、染料層13、及び耐熱滑性層14を保持するために設けられる。基材12の材料については特に限定されないが、染料層13の染料を熱転写受像シート上に転写する際にサーマルヘッドにより加えられる熱に耐え、取り扱い上支障のない機械的特性を有することが望ましい。このような基材12として、例えば、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル、ポリアリレート、ポリカーボネート、ポリウレタン、ポリイミド、ポリエーテルイミド、セルロース誘導体、ポリエチレン、エチレン・酢酸ビニル共重合体、ポリプロピレン、ポリスチレン、アクリル、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラール、ナイロン、ポリエーテルエーテルケトン、ポリサルフォン、ポリエーテルサルフォン、テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル、ポリビニルフルオライド、テトラフルオロエチレン・エチレン、テトラフルオロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン、ポリクロロトリフルオロエチレン、ポリビニリデンフルオライド等の各種プラスチックフィルムまたはシートを挙げることができる。また、基材12の厚さは、その強度及び耐熱性が適切になるように材料に応じて適宜設定することができ、2.5μm〜100μm程度が一般的で、好ましくは1μm〜10μmである。
(染料層)
染料層は、染料と、バインダー樹脂を主体として、構成される。
<染料>
染料層13に含有される染料の材料は、従来公知の染料を使用することができるが、印画材料として良好な特性を有するもの、例えば、十分な着色濃度を有し、光、熱、温度等により変退色しないものが好ましい。昇華型の熱転写シートの染料層13に使用可能な昇華性染料としては、例えば、ジアリールメタン系染料、トリアリールメタン系染料、チアゾール系染料、メロシアニン染料、ピラゾロン染料、ピラゾロンメチン、ピリドンメチン等のメチン系染料、インドアニリン系染料、インドナフトール系染料、アセトフェノンアゾメチン、ピラゾロアゾメチン、ピラゾロンアゾメチン、ピラゾロトリアゾールアゾメチン、イミダゾルアゾメチン、イミダゾアゾメチン、ピリドンアゾメチン等のアゾメチン系染料、キサンテン系染料、オキサジン系染料、ジシアノスチレン、トリシアノスチレン等のシアノスチレン系染料、チアジン系染料、アジン系染料、アクリジン系染料、ベンゼンアゾ系染料、ピリドンアゾ、チオフェンアゾ、チアゾールアゾ、イソチアゾールアゾ、ピロールアゾ、ピラゾールアゾ、イミダゾールアゾ、チアジアゾールアゾ、トリアゾールアゾ、ジスアゾ等のアゾ系染料、スピロピラン系染料、インドリノスピロピラン系染料、フルオラン系染料、ローダミンラクタム系染料、ナフトキノン系染料、アントラキノン系染料、キノフタロン系染料、アミノピラゾール系染料、ピラゾロトリアゾール系染料、ジシアノスチリル、トリシアノスチリツ等のスチリル系染料等が挙げられる。具体的には、ディスパースレッド60、ディスパースバイオレット26、CeresRed 7B、Samaron Red F3BS等の赤色染料、ディスパースイエロー231、PTY−52、マクロレックスイエロー6G等の黄色染料、ソルベントブルー63、ワクソリンブルーAP−FW、ホロンブリリアントブルーS−R、MSブルー100、C.I.ソルベントブルー22等の青色染料等を挙げることができる。
<バインダー樹脂>
染料層のバインダー樹脂としては、例えば、ポリビニルアセタール樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、ニトロセルロース、エチルセルロース、メチルセルロース、酢酸セルロース、酪酸セルロース、セルロースアセテートプロピオネート、セルロースアセテートブチレート、ポリ酢酸ビニル樹脂、ポリアクリルアミド樹脂等のビニル系樹脂、ポリエステル系樹脂等を挙げることができる。なお、これらのバインダー樹脂は単独で用いてもよく、2種以上を組合せて用いることもできる。
上記に説明した本発明の熱転写受像シートと組み合わせて使用する熱転写シートの染料層は、熱転写シートの基材の一方の面に1種設けられているか、又は2種以上が面順次に繰り返し設けることが好ましい。そして、その染料層の少なくとも1種が、バインダー樹脂として、当該バインダー樹脂の固形分総量に対して、50質量%以上100質量%以下の範囲内でニトロセルロースを含有することが好ましい。なお、当該バインダー樹脂の固形分総量とは、ニトロセルロースを含む1種の染料層における、ニトロセルロースを含むバインダー樹脂の固形分総量を意味する。つまり、2種以上の染料層が面順次に設けられている場合には、少なくとも1種の染料層がニトロセルロースを含む染料層であり、他の少なくとも1種がニトロセルロースを含まない染料層であっても良く、少なくとも1種のニトロセルロースを含む染料層において、バインダー樹脂として、当該バインダー樹脂の固形分総量に対して50質量%以上100質量%以下の範囲内でニトロセルロースを含有していればよい。
例えば、高い印画濃度を達成し難い少なくとも1種の染料に対して、バインダー樹脂の固形分総量に対して50質量%以上100質量%以下の範囲内でニトロセルロースを含有するようなバインダー樹脂と組合せることにより、高い印画濃度を達成し難い染料に対しても、印画濃度を向上することができる。そしてバインダー樹脂の固形分総量に対して50質量%以上100質量%以下の範囲内でニトロセルロースを含有するような染料層を少なくとも1種含むと、上述のような異常転写の問題が生じやすくなるため、前記特定の熱転写受像シートと組合せることが好ましいのである。しかし、バインダー樹脂の固形分総量に対して50質量%以上に達していない量でニトロセルロースを含む場合でも、染料によっては十分な印画濃度を達成できる場合もあるため、少なくとも1種の染料層においてバインダー樹脂として、当該バインダー樹脂の固形分総量に対して50質量%以上100質量%以下の範囲内でニトロセルロースを含有していれば、ニトロセルロースを含有している別の染料層において当該バインダー樹脂の固形分総量に対して50質量%未満の範囲でニトロセルロースを含有していても良い。この場合であっても、ニトロセルロースを含有する効果を得るためには、当該バインダー樹脂の固形分総量に対して20質量%以上ニトロセルロースを含有していることが好ましい。
[ニトロセルロース]
バインダー樹脂としてのニトロセルロースは染料保持力が高いため、染料とニトロセルロースとの質量比率(D/B比(染料/バインダー樹脂))(以下D/B比という)が高くなっても、保存安定性を満足させることができ、地汚れや、キック及びバックの発生を防止できる。また、染料転写効率がよいため、転写効率を上げるために塗工量を少なくした場合であっても、高い印画濃度を得ることができる。
ニトロセルロースの粘度について特に限定はないが、染料層13に、JIS K−6703による粘度が1/16未満のニトロセルロースを含有させた場合には、保存安定性が低下する傾向にある。一方、染料層2にJIS K−6703による粘度が120を超えるニトロセルロースを含有させる場合には、染料層13の形成時にインキミスト等が発生する恐れが生じうる。
この点を考慮すると、染料層13には、JIS K−6703による粘度で、1/16以上120以下のニトロセルロースが含有されていることが好ましく、1/8以上120以下のニトロセルロースが含有されていることが更に好ましい。
粘度が上記範囲内のニトロセルロースは市販品をそのまま用いることができる。粘度が上記範囲内のものとしては、例えば、太平化学製品(株)製のJIS K−6703で指定される種類及び粘度記号で、H1/16,H1/8,L1/8,H1/4,L1/4,H1/2,H1,H5,H20,H60,H120のものを挙げることができる。これ以外にも、稲畑産業(株)製のDHX3−5,DHX5−10,DHX8−13,DHX11−16,DHX30−50,DHX40−70,DHL25−45,DHL120−170,H20(160−210),DHM10−25,SL−1,DLX3−5,DLX5−8,DLX8−13,DLX30−50等も使用可能である。
また、ニトロセルロースは、窒素分(硝化度)が10%以上であることが好ましい。また、取り扱いの安全性を考慮すると窒素分は12.3%以下であることが好ましい。窒素分が10%以上のニトロセルロースを染料層13に含有させることで、転写効率の更なる向上が見込まれる。
また、染料層13には、染料及びバインダー樹脂のほか、染料層の染料転写性、印画濃度等の適性を損なわない範囲で、無機微粒子、有機微粒子等の添加剤が含有されていてもよい。無機微粒子としては、カーボンブラック、アルミニウム、二硫化モリブデン等が挙げられ、有機微粒子としては、ポリエチレンワックス等が挙げられる。また、染料層13には、本発明の趣旨を妨げない範囲内で、他の離型剤が含有されていてもよい。他の離型剤としては、従来公知のシリコーンやリン酸エステル等を挙げることができる。
染料層13の形成方法についても特に限定はなく、染料、バインダー樹脂、更に必要に応じて添加剤、例えば、離型剤や無機微粒子などを加えて、トルエン、メチルエチルケトン、イソプロピルアルコール、エタノール、シクロヘキサノン、DMFなどの適当な有機溶剤に溶解、あるいは有機溶剤や水に分散した塗工液をグラビア印刷、ダイコート印刷、バーコート印刷、スクリーン印刷、又はグラビア版を用いたリバースロールコーティング印刷等の手段により塗工、及び乾燥して形成することができる。
また、本発明では、染料層13の塗工量が乾燥時で0.50g/m2以下の範囲とすることが好ましい。染料層13の塗工量をこの範囲内とすることで、転写時の染料転写効率を向上させることができ、染料層13に含まれる染料を無駄なく熱転写受像シート上に移行させることができ、且つ、保存安定性の要求を満足させることができる。なお、染料層13の塗工量が乾燥時で0.50g/m2を超えると染料転写効率が低下する恐れがある。染料層13の下限値について特に限定はないが、染料層の塗工量が乾燥時で0.13g/m2未満である場合には、ニトロセルロースに対する昇華性染料の配合比率を多くしても十分な印画濃度を得られない場合がある。したがって、この点を考慮すると、染料層の塗工量は、乾燥時で0.13g/m2以上0.50g/m2以下であることが好ましい。
染料層13に含まれる染料の含有量が少ない場合には十分な印画濃度を得ることができない場合がある。この点を考慮すると、バインダー樹脂の固形分総量に対して50質量%以上100質量%以下の範囲内でニトロセルロースを含有する1種の染料層においては、中に含まれる染料とバインダー樹脂との質量比率(D/B比(染料/バインダー樹脂))は、十分な印画濃度の印画物を得ることができる点から、1.8以上であることが好ましい。なお、通常D/B比が1.8以上である場合には、これまで用いられてきた従来公知のバインダー樹脂では昇華性染料を保持することができないが、バインダー樹脂の固形分総量に対して50質量%以上100質量%以下の範囲内でニトロセルロースを含有する1種の染料層においては、染料層13に所定量のニトロセルロースが含まれることからD/B比が1.8以上であっても染料を十分に保持することができ、保存安定性に優れる。D/B比の好ましい上限値について特に限定はないが、D/B比が3.5を超える場合には、バインダー樹脂に対する染料の染料量が多くなりすぎ、バインダーが染料を保持しきれず保存安定性が低下する場合がある。したがって、この点を考慮すると、D/B比は1.8以上3.5以下の範囲内であることが好ましく、2.0以上3.5以下の範囲内であることがより好ましい。
(染料プライマー層)
本発明においては、基材と染料層との間に染料プライマー層15を設けることができる。染料プライマー層を設けることで、基材と染料層との密着性を向上させ、熱転写時に熱転写受像シートへの染料層の異常転写の防止性を高めることができる。
染料プライマー層を構成する樹脂としては、例えばポリエステル系樹脂、ポリビニルピロリドン樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、ヒドロキシエチルセルロース、ポリアクリル酸エステル系樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、スチレンアクリレート系樹脂、ポリアクリルアミド系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエーテル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリビニルアセトアセタールやポリビニルブチラール等のポリビニルアセタール系樹脂等が挙げられる。
また、染料プライマー層をコロイド状無機顔料超微粒子から構成することもできる。これにより熱転写時の熱転写受像シートへ染料層の異常転写を防止できるだけでなく、印画時の染料層から染料プライマー層への染料の移行を防止し、熱転写受像シートの染料受容層側への染料拡散を有効に行なうことができ、印画濃度を高める効果がある。
コロイド状無機顔料超微粒子として、従来公知の化合物が使用できる。例えば、シリカ(コロイダルシリカ)、アルミナ或はアルミナ水和物(アルミナゾル、コロイダルアルミナ、カチオン性アルミニウム酸化物又はその水和物、疑ベーマイト等)、珪酸アルミニウム、珪酸マグネシウム、炭酸マグネシウム、酸化マグネシウム、酸化チタン等が挙げられる。特に、コロイダルシリカ、アルミナゾルが好ましく用いられる。これらのコロイド状無機顔料超微粒子の大きさは、一次平均粒径で100nm以下、好ましくは50nm以下で用いることが好ましい。
染料プライマー層は、上記で例示した樹脂や、コロイド状無機顔料超微粒子を適当な溶媒に溶解或いは分散したプライマー層用塗工液をグラビアコーティング法、ロールコート法、スクリーン印刷法、グラビア版を用いたリバースロールコーティング法等の従来から公知の形成手段により、塗工・乾燥して形成することができる。プライマー層用塗工液の塗工量は、乾燥時で0.02〜1.0g/m2程度であることが好ましい。
(耐熱滑性層)
耐熱滑性層14は、サーマルヘッド等の加熱デバイスと基材12との熱融着を防止し、走行を滑らかに行なう主目的で設けることができる。この耐熱滑性層に用いる樹脂としては、例えば、エチルセルロース、ヒドロキシセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルセルロース、酢酸セルロース、酢酪酸セルロース、ニトロセルロース等のセルロース系樹脂、ポリビニルアルコール、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルブチラール、ポリビニルアセタール、ポリビニルピロリドン等のビニル系樹脂、ポリメタクリル酸メチル、ポリアクリル酸エチル、ポリアクリルアミド、アクリロニトリルースチレン共重合体等のアクリル系樹脂、ポリアミド樹脂、ポリビニルトルエン樹脂、クマロンインデン樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリウレタン樹脂、シリコーン変性又はフッ素変性ウレタン等の天然又は合成樹脂の単体又は混合物が用いられる。耐熱滑性層の耐熱性をより高めるために上記の樹脂のうち、水酸基系の反応性基を有している樹脂を使用し、架橋剤としてポリイソシアネート等を併用して、架橋樹脂層とすることが好ましい。
さらに、サーマルヘッドとの摺動性を付与するために、耐熱滑性層に固形あるいは液状の離型剤又は滑剤を加えて耐熱滑性をもたせてもよい。離型剤又は滑剤としては、例えば、ポリエチレンワックス、パラフィンワックス等の各種ワックス類、高級脂肪族アルコール、オルガノポリシロキサン、アニオン系界面活性剤、カチオン系界面活性剤、両性界面活性剤、ノニオン系界面活性剤、フッ素系界面活性剤、有機カルボン酸およびその誘導体、フッ素系樹脂、シリコーン系樹脂、タルク、シリカ等の無機化合物の微粒子等を用いることができる。耐熱滑性層に含有される離型剤や滑剤の量は5〜50質量%、好ましくは10〜30質量%程度である。このような耐熱滑性層の厚みは、従来公知の手段で、塗工、乾燥させて、乾燥時で0.1〜10g/m2程度、好ましくは0.5〜5g/m2程度とすることができる。
(転写性保護層)
本発明で使用される熱転写シートにおいて、上記で説明した染料層と転写性保護層18とを面順次に設けることもできる(例えば、後述の実施例で示す図3)。
転写性保護層18は、多層構造をとっていてもよいし、単層構造をとっていてもよい。多層構造をとる場合には、画像に各種の耐久性を付与するための主体となる主保護層16のほか、転写性保護層と印画物の受像面との接着性を高めるために転写性保護層の最表面に配置される接着層17や、補助的な保護層や、保護層本体の機能以外の機能を付加するための層などが含まれていてもよい。主保護層とその他の層の順序は任意であるが、通常は、転写後に主保護層16が受像面の最表面層となるように、接着層17と主保護層16との間に他の層を配置することが好ましい。
多層構造の転写性保護層を構成する主保護層又は単層構造の転写性保護層は、従来から保護層形成用樹脂として知られている各種の樹脂で形成することができる。保護層形成用樹脂としては、例えば、ポリエステル樹脂、ポリスチレン樹脂、アクリル樹脂、ポリウレタン樹脂、アクリルウレタン樹脂、これらの各樹脂をシリコーン変性させた樹脂、これらの各樹脂の混合物、電離放射線硬化性樹脂、紫外線遮断性樹脂等を例示することができる。電離放射線硬化性樹脂を含有する保護層は、耐可塑剤性や耐擦過性が特に優れている。電離放射線硬化性樹脂としては公知のものを使用することができ、例えば、ラジカル重合性のポリマー又はオリゴマーを電離放射線照射により架橋、硬化させ、必要に応じて光重合開始剤を添加し、電子線や紫外線によって重合架橋させたものを使用することができる。
紫外線遮断性樹脂を含有する保護層は、印画物に耐光性を付与することを主目的とする。紫外線遮断性樹脂としては、例えば、反応性紫外線吸収剤を熱可塑性樹脂又は上記の電離放射線硬化性樹脂に反応、結合させて得た樹脂を使用することができる。より具体的には、サリシレート系、ベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾール系、置換アクリロニトリル系、ニッケルキレート系、ヒンダートアミン系のような従来公知の非反応性の有機系紫外線吸収剤に、付加重合性二重結合(例えばビニル基、アクリロイル基、メタアクリロイル基など)、アルコール性水酸基、アミノ基、カルボキシル基、エポキシ基、イソシアネート基のような反応性基を導入したものを例示することができる。
単層構造の転写性保護層又は多層構造の転写性保護層中に設けられた主保護層は、保護層形成用樹脂の種類にもよるが、通常は0.5〜10μm程度の厚さであることが好ましい。
転写性保護層の最表面には接着層が形成されていてもよい。接着層は、例えば、アクリル樹脂、塩化ビニル系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、塩化ビニル/酢酸ビニル共重合樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂のような加熱時接着性の良好な樹脂で形成することができる。接着層の厚さは、従来公知の手段で、塗工、乾燥させて、乾燥時で通常0.1〜5g/m2程度である。また、転写性保護層の多層構造における任意の場所に前記染料プライマー層が形成されていてもよいし、前記染料プライマー層が形成されていなくてもよい。
(画像形成方法)
本発明の画像形成方法は、基材シートの一方の面に染料受容層が設けられた熱転写受像シートと、基材の一方の面に染料層が設けられ、前記基材の他方の面に耐熱滑性層が設けられた熱転写シートとを、組合せて使用して前記熱転写受像シート上に画像を形成する方法であって、前記熱転写受像シートの染料受容層は、エチレン由来の構成単位を含む高分子可塑剤と、ヒンダードアミン系光安定剤とを含有しており、前記熱転写シートの染料層は、染料と、バインダー樹脂とを含有し、前記基材の一方の面に1種設けられているか、又は2種以上が面順次に設けられており、前記染料層の少なくとも1種が、前記バインダー樹脂として、当該バインダー樹脂の固形分総量に対して50質量%以上100質量%以下の範囲内でニトロセルロースを含有することを特徴とするものである。
つまり、本発明の画像形成方法は、上記本発明の組合せで説明したエチレン由来の構成単位を含む高分子可塑剤と、ヒンダードアミン系光安定剤とを含有する染料受容層を基材シートの一方の面に設けた熱転写受像シート1と、染料とバインダー樹脂とを含む染料層が基材の一方の面に1種設けられているか、又は2種以上が面順次に繰り返し設けられた構成で、その染料層の少なくとも1種が、そのバインダー樹脂として、当該バインダー樹脂の固形分総量に対して、50質量%以上100質量%以下の範囲内でニトロセルロースを含有する特徴を有する熱転写シート11とを組合せて画像を形成する点を特徴とするものである。上記で説明した熱転写シート11の染料層13と、熱転写受像シート1の染料受容層3とを重ね合わせ、サーマルヘッドにより熱転写シート11の背面側(耐熱滑性層側)から熱を印加して、染料層13に含まれる染料を染料受容層3に移行させることで画像形成が行われる。
染料層のバインダー樹脂として、ニトロセルロースを主体に用いた熱転写シートは、染料転写効率が高く、印画濃度を向上させるべく、バインダー樹脂に対する染料の比率を大きくした場合であっても、保存安定性に優れるものだが、熱転写受像シートの染料受容層との離型性が悪化し、染料層と染料受容層とが熱融着を起こす場合や、染料受容層から染料層を引きはがすときに印画物に剥離痕を生じさせる場合も多く、熱融着や、剥離痕によって印画物の品質の低下が生じる問題が発生しやすい。上述したように、本発明の画像形成方法においては、このような熱転写シートに対して、染料受容層が、塩化ビニル系樹脂と、エチレン由来の構成単位を含む高分子可塑剤と、ヒンダードアミン系光安定剤と、シリコーンオイルとを含有する熱転写受像シートを組合せることにより、上記のような異常転写を抑制して熱融着や剥離痕などの印画物の品質の低下を防止し、且つ、印画物の耐光性を良好にし、さらに高温保存下での印画物の画像滲みを抑制することができる。本発明の画像形成方法で用いられる熱転写受像シートと、熱転写シートは、上記本発明の組合せで説明した通りであり、ここでの詳細な説明は省略する。
本発明に係る画像形成方法によれば、上述した特定の熱転写受像シートと、特定の熱転写シートとを使用するため、印画速度0.5〜1.5msec/lineの高速印画においても、高濃度印画を実現することができる。なお、本発明に係る画像形成方法において、解像度は例えば300dpiとすることができる。
次に実施例及び比較例を挙げて本発明を更に具体的に説明する。なお、文中の「部」は特に断りのない限り質量基準である。
(実施例1)
(1)熱転写シートの作製
基材12として厚さ5μmのポリエチレンテレフタレートフィルムを用い、この上に、下記組成の耐熱滑性層用塗工液を乾燥時0.5g/m2になるように塗工、乾燥して耐熱滑性層14を形成した。次いで、前記基材12の耐熱滑性層14を設けた側とは反対の面の一部に、下記組成の転写性保護層の主保護層用塗工液を、乾燥塗工量が1.0g/m2になるように塗工、乾燥して、転写性保護層18を形成する領域に転写性保護層用主保護層16を形成した。次いで、前記基材12の耐熱滑性層14を設けた側とは反対の面の全面に、下記組成の染料プライマー層用塗工液を乾燥時0.1g/m2になるように塗工、乾燥して染料プライマー層15を形成した。次いで、該プライマー層15上に、下記組成のイエロー染料層用塗工液1、マゼンタ染料層用塗工液1、シアン染料層用塗工液1を、及び転写性保護層用の接着層用塗工液、各染料層13が乾燥時0.5g/m2、転写性保護層用接着層17の乾燥塗工量が1.0g/m2になるように、この順で面順次に繰り返して塗工、乾燥してイエロー染料層(Y)、マゼンタ染料層(M)、シアン染料層(C)を形成し、さらに転写性保護層用主保護層16、染料プライマー層15、転写性保護層用接着層17を積層した転写性保護層18を形成することで、図3のような実施例1で使用する熱転写シートを得た。
<耐熱滑性層用塗工液>
・ポリビニルアセタール樹脂(エスレックKS−1 積水化学工業(株)製)60.8部
・ポリイソシアネート(バーノックD750 大日本インキ化学工業(株)製)4.2部
・ステアリルリン酸亜鉛(LBT−1830精製 堺化学工業(株)製) 10部
・ステアリン酸亜鉛(SZ−PF 堺化学工業(株)製) 10部
・ポリエチレンワックス(ポリワックス3000 東洋ペトロライト(株)製) 10部
・メチルエチルケトン 200部
・トルエン 100部
<転写性保護層用主保護層用塗工液>
・アクリル樹脂 20部
(ダイヤナールBR87、三菱レイヨン(株)製)
・メチルエチルケトン 40部
・トルエン 40部
<染料プライマー層用塗工液>
・アルミナゾル(固形分10%、日産化学工業(株)製) 30部
・ポリビニルピロリドン樹脂(K−90 ISP社製) 3部
・水 50部
・イソプロピルアルコール 17部
<イエロー染料層用塗工液1>
・分散染料(下記化学式(A)で示される染料) 2.5部
・分散染料(下記化学式(B)で示される染料) 2.5部
・ポリビニルアセトアセタール樹脂(KS−5 積水化学工業(株)製) 2.8部
・ポリエチレンワックス(ACumist 1204 Honeywell社製)
0.1部
・メチルエチルケトン 45.0部
・トルエン 45.0部
Figure 2016020048

Figure 2016020048
<マゼンタ染料層用塗工液1>
・分散染料(下記化学式(C)で示される染料) 3.5部
・ニトロセルロース樹脂(固形分70% H40相当、硝化度 11.7〜12.2%)
(DHM10−25 稲畑産業(株)製) 2.0部(固形分1.4部)
・ポリエチレンワックス(ACumist 1204 Honeywell社製)
0.1部
・メチルエチルケトン 45.0部
・トルエン 45.0部
Figure 2016020048
<シアン染料層用塗工液1>
・分散染料(下記化学式(D)で示される染料) 2.5部
・分散染料(下記化学式(E)で示される染料) 2.5部
・ポリビニルアセトアセタール樹脂(KS−5 積水化学工業(株)製) 4.5部
・ポリエチレンワックス 0.1部
・メチルエチルケトン 45.0部
・トルエン 45.0部
Figure 2016020048

Figure 2016020048
<転写性保護層用接着層用塗工液>
・ポリエステル樹脂 20部
(バイロン200 東洋紡(株)製)
・紫外線吸収剤共重合樹脂 10部
(UVA−635L BASF社製)
・メチルエチルケトン/トルエン(質量比1:1) 80部
(2)熱転写受像シートの作製
基材シートとして、RC原紙(155g/m2、厚さ151μm)(三菱製紙(株))上に、断熱層として多孔質ポリエチレンフィルム(トヨパール−SS P4255 東洋紡績(株)製 厚さ35μm)を、ウレタン系接着剤を使用して(塗工量5g/m2)ドライラミネーションすることで、基材シートと断熱層とが積層された支持体を得た。次いで、その支持体上の断熱層側に、下記組成の中間層用塗工液を1.0g/m2の厚さとなるように塗工し中間層を形成した。次いで、中間層上に下記組成の染料受容層用塗工液1を2.5g/m2の厚さとなるように塗工し染料受容層を形成し、基材シート/断熱層/中間層/染料受容層がこの順で積層されてなる実施例1の熱転写受像シートを得た。
<中間層用塗工液>
・ポリエステル樹脂(ポリエスターWR−905 日本合成化学工業(株)製) 50部
・酸化チタン(TCA888 (株)トーケムプロダクツ製) 20部
・蛍光増白剤(ユビテックスBACチバ・スペシャリティーケミカルズ(株)製)
1.2部
・水/イソプロピルアルコール=1/1(質量比) 28.8部
<染料受容層用塗工液1>
・塩化ビニル系樹脂(塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂 ソルバインC 日信化学工業(株)) 95部
・エチレン由来の構成単位を含む高分子可塑剤(エルバロイHP661 三井・デュポンポリケミカル(株)、ガラス転移温度−42℃、融点60℃) 5部
・アミノ変性シリコーンオイル(KF−857 信越化学工業(株)) 1部
・ヒンダードアミン系光安定剤(Tinuvin144 日本チバガイギー製、数平均分子量685、融点146〜150℃) 5部
・メチルエチルケトン(MEK)−トルエン混合溶剤(質量比1:1) 500部
(実施例2)
実施例1で作製した熱転写受像シートにおける染料受容層用塗工液1を下記組成の染料受容層用塗工液2に代えた以外は実施例1と同様にして、熱転写受像シートを作製した。なお、熱転写シートは実施例1の条件のとおりで、変更はない。
<染料受容層用塗工液2>
・塩化ビニル系樹脂(塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂 ソルバインC 日信化学工業(株)) 95部
・エチレン由来の構成単位を含む高分子可塑剤(エルバロイHP661 三井・デュポンポリケミカル(株)、ガラス転移温度−42℃、融点60℃) 5部
・アミノ変性シリコーンオイル(KF−857 信越化学工業(株)) 1部
・ヒンダードアミン系光安定剤(Chimassorb944FDL 日本チバガイギー製、数平均分子量2000〜3100、融点100〜135℃) 5部
・メチルエチルケトン(MEK)−トルエン混合溶剤(質量比1:1) 500部
(実施例3)
実施例1で作製した熱転写受像シートにおける染料受容層用塗工液1を下記組成の染料受容層用塗工液3に代えた以外は実施例1と同様にして、熱転写受像シートを作製した。なお、熱転写シートは実施例1の条件のとおりで、変更はない。
<染料受容層用塗工液3>
・塩化ビニル系樹脂(塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂 ソルバインC 日信化学工業(株)) 95部
・エチレン由来の構成単位を含む高分子可塑剤(エルバロイHP661 三井・デュポンポリケミカル(株)、ガラス転移温度−42℃、融点60℃) 5部
・アミノ変性シリコーンオイル(KF−857 信越化学工業(株)) 1部
・ヒンダードアミン系光安定剤(アデカスタブLA−63P 旭電化工業(株)製、数平均分子量約2000、融点85〜105℃) 5部
・メチルエチルケトン(MEK)−トルエン混合溶剤(質量比1:1) 500部
(実施例4)
実施例1で作製した熱転写受像シートにおける染料受容層用塗工液1を下記組成の染料受容層用塗工液4に代えた以外は実施例1と同様にして、熱転写受像シートを作製した。なお、熱転写シートは実施例1の条件のとおりで、変更はない。
<染料受容層用塗工液4>
・塩化ビニル系樹脂(塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂 ソルバインC 日信化学工業(株)) 95部
・エチレン由来の構成単位を含む高分子可塑剤(エルバロイHP661 三井・デュポンポリケミカル(株)、ガラス転移温度−42℃、融点60℃) 5部
・アミノ変性シリコーンオイル(KF−857 信越化学工業(株)) 1部
・ヒンダードアミン系光安定剤(Chimassorb2020FDL 日本チバガイギー製、数平均分子量2600〜3400、融点130〜136℃) 5部
・メチルエチルケトン(MEK)−トルエン混合溶剤(質量比1:1) 500部
(実施例5)
実施例1で作製した熱転写受像シートにおける染料受容層用塗工液1を下記組成の染料受容層用塗工液5に代えた以外は実施例1と同様にして、熱転写受像シートを作製した。なお、熱転写シートは実施例1の条件のとおりで、変更はない。
<染料受容層用塗工液5>
・塩化ビニル系樹脂(塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂 ソルバインC 日信化学工業(株)) 95部
・エチレン由来の構成単位を含む高分子可塑剤(エルバロイHP661 三井・デュポンポリケミカル(株)、ガラス転移温度−42℃、融点60℃) 5部
・アミノ変性シリコーンオイル(KF−857 信越化学工業(株)) 1部
・ヒンダードアミン系光安定剤(Tinuvin770DF 日本チバガイギー製、数平均分子量481、融点81〜85℃) 5部
・メチルエチルケトン(MEK)−トルエン混合溶剤(質量比1:1) 500部
(比較例1)
実施例1で作製した熱転写受像シートにおける染料受容層用塗工液1を下記組成の染料受容層用塗工液6に代えた以外は実施例1と同様にして、熱転写受像シートを作製した。なお、熱転写シートは実施例1の条件のとおりで、変更はない。
<染料受容層用塗工液6>
・塩化ビニル系樹脂(塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂 ソルバインC 日信化学工業(株)) 100部
・アミノ変性シリコーンオイル(KF−857 信越化学工業(株)) 1部
・メチルエチルケトン(MEK)−トルエン混合溶剤(質量比1:1) 500部
(比較例2)
実施例1で作製した熱転写受像シートにおける染料受容層用塗工液1を下記組成の染料受容層用塗工液7に代えた以外は実施例1と同様にして、熱転写受像シートを作製した。なお、熱転写シートは実施例1の条件のとおりで、変更はない。
<染料受容層用塗工液7>
・塩化ビニル系樹脂(塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂 ソルバインC 日信化学工業(株)) 100部
・アミノ変性シリコーンオイル(KF−857 信越化学工業(株)) 1部
・ヒンダードアミン系光安定剤(Tinuvin144 日本チバガイギー製、数平均分子量685、融点146〜150℃) 5部
・メチルエチルケトン(MEK)−トルエン混合溶剤(質量比1:1) 500部
(比較例3)
実施例1で作製した熱転写受像シートにおける染料受容層用塗工液1を下記組成の染料受容層用塗工液8に代えた以外は実施例1と同様にして、熱転写受像シートを作製した。なお、熱転写シートは実施例1の条件のとおりで、変更はない。
<染料受容層用塗工液8>
・塩化ビニル系樹脂(塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂 ソルバインC 日信化学工業(株)) 90部
・エチレン由来の構成単位を含む高分子可塑剤(エルバロイHP661 三井・デュポンポリケミカル(株)、ガラス転移温度−42℃、融点60℃) 10部
・アミノ変性シリコーンオイル(KF−857 信越化学工業(株)) 1部
・メチルエチルケトン(MEK)−トルエン混合溶剤(質量比1:1) 500部
(比較例4)
実施例1で作製した熱転写受像シートにおける染料受容層用塗工液1を下記組成の染料受容層用塗工液9に代えた以外は実施例1と同様にして、熱転写受像シートを作製した。なお、熱転写シートは実施例1の条件のとおりで、変更はない。
<染料受容層用塗工液9>
・塩化ビニル系樹脂(塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂 ソルバインC 日信化学工業(株)) 95部
・エチレン由来の構成単位を含む高分子可塑剤(エルバロイHP661 三井・デュポンポリケミカル(株)、ガラス転移温度−42℃、融点60℃) 5部
・アミノ変性シリコーンオイル(KF−857 信越化学工業(株)) 1部
・紫外線吸収剤(Tinuvin111FDL 日本チバガイギー製、HALSブレンド品) 5部
・メチルエチルケトン(MEK)−トルエン混合溶剤(質量比1:1) 500部
(比較例5)
実施例1で作製した熱転写受像シートにおける染料受容層用塗工液1を下記組成の染料受容層用塗工液10に代えた以外は実施例1と同様にして、熱転写受像シートを作製した。なお、熱転写シートは実施例1の条件のとおりで、変更はない。
<染料受容層用塗工液10>
・塩化ビニル系樹脂(塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂 ソルバインC 日信化学工業(株)) 100部
・アミノ変性シリコーンオイル(KF−857 信越化学工業(株)) 1部
・紫外線吸収剤(Tinuvin111FDL 日本チバガイギー製、HALSブレンド品) 10部
・メチルエチルケトン(MEK)−トルエン混合溶剤(質量比1:1) 500部
上記の実施例1〜5と比較例1〜5で作製した熱転写受像シートと熱転写シートとを組み合わせて、以下のとおりに評価を行なった。その結果を表1に示す。
(1)印画濃度
上記の作製した熱転写受像シートと、熱転写シートを用いて、昇華型熱転写プリンター(シチズン・システムズ株式会社製、型式:CW−02)にて、RGB値が15*n(n=0〜17)のグレーの18階調グラデーション画像を印画した。光学濃度計(グレタグマクベス社製 spectrolino)による光学反射濃度を測定し、その最大エネルギーが印加されている部分(ODmax)の濃度を測定し、下記の評価基準に基づいて印画濃度の評価を行なった。
(印画濃度の評価)
◎;最高濃度は2.0以上であり、転写感度が非常に高いものである。
○;最高濃度は1.8以上であり、転写感度が高いものである。
△;最高濃度は1.6以上1.8未満であり、転写感度が少し低いものである。
×;最高濃度は1.6未満であり、転写感度が低いものである。
(2)離型性
上記の作製した熱転写受像シートの染料受容層にテストプリンター(サーマルヘッド解像度:300dpi、送り速度:2.0mmsec/Line、ヘッド電圧21V)にて、対応する熱転写シートのマゼンタ染料層でベタ印画し、熱転写シートに接した状態の熱転写受像シートをHEIDON SURFACE PROPERTY TESTER TYPE:14RDにて、引張速度200mm/分の条件で剥離させ、熱転写シートの熱転写受像シートに対する離型性を評価した。評価基準は、以下の通り。
◎:熱融着が全く無く、剥離も非常に軽い。
〇:熱融着が無く、剥離が軽い。
△:熱融着が無いが、剥離が少し重い。
(3)保護層転写性
上記の印画濃度を調べる際に形成したグラデーション画像上に、各対応する保護層を転写形成した。上記のグラデーション画像を有する印画物について、実施例および比較例の各対応する熱転写シートの転写性保護層を、その転写性保護層の接着層面と、印画物の受像面とを対向させて重ね合わせ、下記印字条件でサーマルヘッドにより、印画面全面に保護層を転写して形成した。
(保護層転写条件)
・サーマルヘッド
・発熱体平均抵抗値:5300(Ω)
・主走査方向印字密度:300dpi
・副走査方向印字密度:300dpi
・印加電力:0.10(w/dot)
・1ライン周期:2(msec.)
・印字開始温度:25(℃)
・階調制御方法:1ライン周期中に、1ライン周期を256に等分割したパルス長を持つ分割パルスの数を0から255個まで可変できるマルチパルス方式のテストプリンターを用い、各分割パルスのDuty比を90%固定とし、また、階調を256に固定し印画した。
上記の保護層転写の際、保護層転写性の評価を以下の基準にて行なった。
◎:保護層が熱転写受像シートへ正常に転写せずに、保護層の基材側と融着することが全くなく、また印画物の転写された保護層表面が粗面化することがなく、保護層表面は平滑であった。
〇:保護層の基材側と融着することがなく、保護層が熱転写受像シートへ正常に転写しており、また印画物の転写された保護層表面は平滑であった。
△:保護層は基材側と融着することはないが、印画物の転写された保護層表面は少し粗面化している。(肉眼での観察)
(4)高温保存下の画像滲み耐性
上記のグラデーション画像を有し、また画像上に保護層が転写された印画物を用い、その印画物を60℃の雰囲気下に1週間保存した。その保存後の表面状態を目視で観察した。その画像滲み耐性の評価を以下の基準にて行なった。
◎:グラデーション画像に滲みが全く認められない。
〇:グラデーション画像に滲みが認められない。
×:グラデーション画像に滲みが認められる。
(5)耐光性
上記のグラデーション画像を有し、また画像上に保護層が転写された印画物を用い、以下に示す条件で、ランプ照射し、耐光性評価を行なった。
・照射試験器:アトラス社製Ci35
・光源:キセノンランプ
・フィルター:内側=IRフィルター 外側=ソーダライムガラス
・ブラックパネル温度:45(℃)
・照射強度:1.2(W/m2)−420(nm)での測定値
・照射エネルギー:400(kJ/m2)−420(nm)での積算値
上記の耐光性条件の照射前後の光学反射濃度の変化を光学濃度計(グレタグマクベス社製 spectrolino)により測定し、照射前の光学反射濃度が1.0近傍のステップについて、下記式により残存率を算出し、この残存率を基に下記評価基準で耐光性を評価した。
(耐光性の評価基準)
残存率(%)=(照射後の光学反射濃度/照射前の光学反射濃度)×100
評価基準
◎:残存率が90%以上で、耐光性が非常に良好である。
○:残存率が80%以上90%未満で耐光性が良好である。
×:残存率が60%〜70%であり、耐光性が劣る。
上記の印画物の印画濃度、離型性、保護層転写性、高温保存下の画像滲み耐性及び耐光性における各評価結果を下記の表1に示す。
Figure 2016020048
上記結果に示すように、実施例1〜5の熱転写受像シート、さらにその熱転写シートと熱転写受像シートとの組み合わせによれば、印画物の印画濃度が高く、熱転写シートと熱転写受像シートとの加熱時の離型性に優れ、印画物における保護層の転写性にも優れ、また高温保存下での印画物の画像滲みを抑制でき、さらに印画物の耐光性も良好であった。
それに対し、比較例1の熱転写受像シートによれば、印画物の印画濃度及び耐光性の評価が、不良の結果であり、離型性の評価が良くなかった。比較例2の熱転写受像シートによれば、印画物の印画濃度の評価が、不良の結果であり、離型性の評価が良くなかった。
比較例3、4の熱転写受像シートによれば、高温保存下の画像滲み耐性の評価が悪かった。また比較例4の熱転写受像シートによれば、離型性の評価が良くなかった。
比較例5の熱転写受像シートによれば、印画物の印画濃度及び高温保存下の画像滲み耐性の評価が悪かった。
1 熱転写受像シート
2 基材シート
3 染料受容層
4 裏面層
10 熱転写受像シートと熱転写シートの組合せ
11 熱転写シート
12 基材
13 染料層
14 耐熱滑性層
15 染料プライマー層
16 転写性保護層用主保護層
17 転写性保護層用接着層
18 転写性保護層

Claims (4)

  1. 基材シートの一方の面に、染料受容層が設けられた熱転写受像シートにおいて、前記染料受容層は、エチレン由来の構成単位を含む高分子可塑剤と、ヒンダードアミン系光安定剤とを含有することを特徴とする熱転写受像シート。
  2. 前記ヒンダードアミン系光安定剤の融点が80℃以上であることを特徴とする請求項1に記載の熱転写受像シート。
  3. 基材シートの一方の面に、染料受容層が設けられた熱転写受像シートと、
    基材の一方の面に、染料とバインダー樹脂とを含む染料層が設けられ、前記基材の他方の面に耐熱滑性層が設けられた熱転写シートとの組み合わせであって、
    前記熱転写受像シートの染料受容層は、エチレン由来の構成単位を含む高分子可塑剤と、ヒンダードアミン系光安定剤とを含有しており、
    前記熱転写シートの染料層は、前記基材の一方の面に1種設けられているか、又は2種以上が面順次に繰り返し設けられており、
    前記染料層の少なくとも1種が、前記バインダー樹脂として、当該バインダー樹脂の固形分総量に対して、50質量%以上100質量%以下の範囲内でニトロセルロースを含有することを特徴とする熱転写シートと熱転写受像シートとの組み合わせ。
  4. 基材シートの一方の面に染料受容層が設けられた熱転写受像シートと、
    基材の一方の面に染料層が設けられ、前記基材の他方の面に耐熱滑性層が設けられた熱転写シートとを、
    組合せて使用して前記熱転写受像シート上に画像を形成する画像形成方法であって、
    前記熱転写受像シートの染料受容層は、エチレン由来の構成単位を含む高分子可塑剤と、ヒンダードアミン系光安定剤とを含有しており、
    前記熱転写シートの染料層は、染料と、バインダー樹脂とを含有し、前記基材の一方の面に1種設けられているか、又は2種以上が面順次に設けられており、
    前記染料層の少なくとも1種が、前記バインダー樹脂として、当該バインダー樹脂の固形分総量に対して50質量%以上100質量%以下の範囲内でニトロセルロースを含有することを特徴とする、画像形成方法。
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