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JP2016018070A - 露光方法および露光装置 - Google Patents

露光方法および露光装置 Download PDF

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JP2016018070A
JP2016018070A JP2014140382A JP2014140382A JP2016018070A JP 2016018070 A JP2016018070 A JP 2016018070A JP 2014140382 A JP2014140382 A JP 2014140382A JP 2014140382 A JP2014140382 A JP 2014140382A JP 2016018070 A JP2016018070 A JP 2016018070A
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公介 高山
Kimisuke Takayama
公介 高山
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Asahi Glass Co Ltd
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Abstract

【課題】ワークの感光層の表面の異物を、円筒状フォトマスクの表面に付着する前に除去でき、円筒状フォトマスクの表面に付着した異物によって感光層に形成される潜像パターンに欠陥が生じにくい露光方法および露光装置を提供する。【解決手段】第1の粘着ロール16および円筒状フォトマスク10の軸方向に直交する方向にワーク100を移動させながら、感光層104と第1の粘着ロール16とを接触させることによって、感光層104の表面で第1の粘着ロール16を回転させて感光層104の表面をクリーニングし、かつ表面がクリーニングされた感光層104と円筒状フォトマスク10とを接触させることによって、感光層104の表面で円筒状フォトマスク10を回転させると同時に、円筒状フォトマスク10の内部に配置された放射線照射手段12から感光層104に放射線を照射する。【選択図】図1

Description

本発明は、基材の表面に感光層が形成されたワークの感光層を、感光層に接触する円筒状フォトマスクを介して露光し、円筒状フォトマスクのパターンに対応する潜像パターンを感光層に形成する露光方法および露光装置に関する。
基材の表面に感光層が形成されたワークを所定方向に移動させながら、感光層に接触する円筒状フォトマスクを感光層の表面で回転させると同時に、円筒状フォトマスクの内部に配置された放射線照射手段から感光層に放射線を照射することによって、感光層を、感光層に接触する円筒状フォトマスクを介して露光し、円筒状フォトマスクのパターンに対応する潜像パターンを感光層に形成する露光方法が提案されている(特許文献1)。
円筒状フォトマスクのパターンを、対応する潜像パターンとして感光層に精度よく転写するためには、感光層と円筒状フォトマスクとの接触部が、円筒状フォトマスクの軸方向に直交する方向にある程度の幅を有するように、かつ感光層と円筒状フォトマスクとが隙間なく密着するように、感光層と円筒状フォトマスクとを接触させる必要がある。そのため、円筒状フォトマスクの表面の材質は、柔軟なエラストマーとされている。
しかし、円筒状フォトマスクの表面の材質がエラストマーである場合、感光層の表面に異物が付着しているワークが搬入されると、感光層と円筒状フォトマスクとを接触させた際に、感光層の表面の異物が、密着性の高い円筒状フォトマスクの表面に移動し、付着する。円筒状フォトマスクの表面に異物が付着すると、異物が放射線照射手段からの放射線を遮光し、感光層に異物の影が転写されてしまうため、感光層に形成される潜像パターンに欠陥が生じる。よって、潜像パターンが形成された感光層を現像して、所望のパターンを有する製品を得た際に、製品のパターンに欠陥が生じ、製品の歩留まりが悪くなる。
そこで、円筒状フォトマスクの表面に異物が付着するたびに、一旦、露光装置の運転を止めて、円筒状フォトマスクの表面をクリーニングする必要がある。しかし、頻繁に露光装置の運転を止めてしまうと、製品の生産性が低下する。
特表2011−526069号公報
本発明は、ワークの感光層の表面の異物を、円筒状フォトマスクの表面に付着する前に除去でき、円筒状フォトマスクの表面に付着した異物を除去するために露光装置の運転を停止する必要がなく、円筒状フォトマスクの表面に付着した異物によって感光層に形成される潜像パターンに欠陥が生じにくい露光方法および露光装置を提供する。
本発明は、以下の構成を有する。
[1]基材の表面に感光層が形成されたワークの感光層を、感光層に接触する円筒状フォトマスクを介して露光し、円筒状フォトマスクのパターンに対応する潜像パターンを感光層に形成する露光方法であって、
第1の粘着ロールの軸方向に直交する方向で、かつ互いに逆方向にワークと第1の粘着ロールとを相対的に移動させながら、感光層と第1の粘着ロールとを接触させることによって、感光層の表面で第1の粘着ロールを回転させて第1の粘着ロールで感光層の表面をクリーニングし、
円筒状フォトマスクの軸方向に直交する方向で、かつ互いに逆方向にワークと円筒状フォトマスクとを相対的に移動させながら、表面がクリーニングされた感光層と円筒状フォトマスクとを接触させることによって、感光層の表面で円筒状フォトマスクを回転させると同時に、円筒状フォトマスクの内部に配置された放射線照射手段から感光層に放射線を照射する、露光方法。
[2]枚葉のワークが円筒状フォトマスクの下方に存在しないときには、円筒状フォトマスクを感光層の表面よりも高い位置に退避させ、
枚葉のワークが円筒状フォトマスクの下方に存在するときには、円筒状フォトマスクを下降させて感光層の表面に接触させる、[1]の露光方法。
[3]枚葉のワークが第1の粘着ロールの下方に存在しないときには、第1の粘着ロールを感光層の表面よりも高い位置に退避させ、
枚葉のワークが第1の粘着ロールの下方に存在するときには、第1の粘着ロールを下降させて感光層の表面に接触させる、[2]の露光方法。
[4]枚葉のワークの、円筒状フォトマスクと最初に接触する側の前方に、枚葉の第1のダミー基材を隣接して配置し、
枚葉のワークの、円筒状フォトマスクと最後に接触する側の後方に、枚葉の第2のダミー基材を隣接して配置し、
ワーク、第1のダミー基材および第2のダミー基材が円筒状フォトマスクの下方に存在しないときには、円筒状フォトマスクを感光層の表面よりも高い位置に退避させ、
第1のダミー基材が円筒状フォトマスクの下方に存在するときに、円筒状フォトマスクを下降させて第1のダミー基材の表面に接触させ、
引き続きワークの感光層と円筒状フォトマスクとを接触させ、
第2のダミー基材が円筒状フォトマスクの下方に存在するときに、円筒状フォトマスクを上昇させて第2のダミー基材の表面から離間させる、[1]の露光方法。
[5]ワーク、第1のダミー基材および第2のダミー基材が第1の粘着ロールの下方に存在しないときには、第1の粘着ロールを感光層の表面よりも高い位置に退避させ、
第1のダミー基材が粘着ロールの下方に存在するときに、第1の粘着ロールを下降させて第1のダミー基材の表面に接触させ、
引き続きワークの感光層と第1の粘着ロールとを接触させ、
第2のダミー基材が第1の粘着ロールの下方に存在するときに、第1の粘着ロールを上昇させて第2のダミー基材の表面から離間させる、[4]の露光方法。
[6]基材が、ガラス板である、[1]〜[5]のいずれかの露光方法。
[7]枚葉のワークの稜角が面取りされている、[1]〜[6]のいずれかの露光方法。
[8]枚葉のワークにおける基材の厚さが、0.3mm以上である、[1]〜[7]のいずれかの露光方法。
[9]第1の粘着ロールの表面に接触し、第1の粘着ロールの回転に追随して回転する、第1の粘着ロールよりも粘着力が高い強粘着ロールによって、第1の粘着ロールの表面をクリーニングする、[1]〜[8]のいずれかの露光方法。
[10]第1の粘着ロールと接触した後、かつ円筒状フォトマスクと接触する前の感光層の表面を除電する、[1]〜[9]のいずれかの露光方法。
[11]円筒状フォトマスクの表面に接触し、円筒状フォトマスクの回転に追随して回転する第2の粘着ロールによって、円筒状フォトマスクの表面をクリーニングする、[1]〜[10]のいずれかの露光方法。
[12]基材の表面に感光層が形成されたワークの感光層を、感光層に接触する円筒状フォトマスクを介して露光し、円筒状フォトマスクのパターンに対応する潜像パターンを感光層に形成する露光装置であって、
中心軸を回転軸として回転自在とされた円筒状フォトマスクと、
円筒状フォトマスクの内部に配置された放射線照射手段と、
円筒状フォトマスクが接触するよりも前に感光層の表面に接触できる位置に配置され、中心軸を回転軸として回転自在とされた第1の粘着ロールと、
円筒状フォトマスクの軸方向に直交する方向で、かつ互いに逆方向にワークと円筒状フォトマスクとを相対的に移動させ、第1の粘着ロールの軸方向に直交する方向で、かつ互いに逆方向にワークと第1の粘着ロールとを相対的に移動させる移動手段と
を備えた、露光装置。
[13]円筒状フォトマスクおよび第1の粘着ロールが、フリーロールである、[12]の露光装置。
[14]円筒状フォトマスクを昇降させる第1の昇降手段と、
第1の昇降手段を制御する制御手段と
をさらに備え、
制御手段が、
枚葉のワークが円筒状フォトマスクの下方に存在しないときには、円筒状フォトマスクを感光層の表面よりも高い位置に退避させ、
枚葉のワークが円筒状フォトマスクの下方に存在するときには、円筒状フォトマスクを下降させて感光層の表面に接触させる、[12]または[13]の露光装置。
[15]第1の粘着ロールを昇降させる第2の昇降手段をさらに備え、
前記制御手段が、第2の昇降手段を制御するものであり、かつ
枚葉のワークが第1の粘着ロールの下方に存在しないときには、第1の粘着ロールを感光層の表面よりも高い位置に退避させ、
枚葉のワークが第1の粘着ロールの下方に存在するときには、第1の粘着ロールを下降させて感光層の表面に接触させる、[14]の露光装置。
[16]円筒状フォトマスクを昇降させる第1の昇降手段と、
第1の昇降手段を制御する制御手段と
をさらに備え、
枚葉のワークの、円筒状フォトマスクと最初に接触する側の前方に、枚葉の第1のダミー基材を隣接して配置し、
枚葉のワークの、円筒状フォトマスクと最後に接触する側の後方に、枚葉の第2のダミー基材を隣接して配置した際には、
制御手段が、
ワーク、第1のダミー基材および第2のダミー基材が円筒状フォトマスクの下方に存在しないときには、円筒状フォトマスクを感光層の表面よりも高い位置に退避させ、
第1のダミー基材が円筒状フォトマスクの下方に存在するときに、円筒状フォトマスクを下降させて第1のダミー基材の表面に接触させ、
引き続きワークの感光層と円筒状フォトマスクとを接触させ、
第2のダミー基材が円筒状フォトマスクの下方に存在するときに、円筒状フォトマスクを上昇させて第2のダミー基材の表面から離間させる、[12]または[13]の露光装置。
[17]第1の粘着ロールを昇降させる第2の昇降手段をさらに備え、
前記制御手段が、第2の昇降手段を制御するものであり、かつ
ワーク、第1のダミー基材および第2のダミー基材が第1の粘着ロールの下方に存在しないときには、第1の粘着ロールを感光層の表面よりも高い位置に退避させ、
第1のダミー基材が第1の粘着ロールの下方に存在するときに、第1の粘着ロールを下降させて第1のダミー基材の表面に接触させ、
引き続きワークの感光層と第1の粘着ロールとを接触させ、
第2のダミー基材が第1の粘着ロールの下方に存在するときに、第1の粘着ロールを上昇させて第2のダミー基材の表面から離間させる、[16]の露光装置。
[18]第1の粘着ロールの表面に接触するように配置され、中心軸を回転軸として回転自在とされた、第1の粘着ロールよりも粘着力が高い強粘着ロールをさらに備えた、[12]〜[17]のいずれかの露光装置。
[19]第1の粘着ロールと接触した後、かつ円筒状フォトマスクと接触する前の感光層の表面を除電する除電手段をさらに備えた、[12]〜[18]のいずれかの露光装置。
[20]円筒状フォトマスクの表面に接触するように配置され、中心軸を回転軸として回転自在とされた第2の粘着ロールをさらに備えた、[12]〜[19]のいずれかの露光装置。
本発明の露光方法および露光装置によれば、ワークの感光層の表面の異物を、円筒状フォトマスクの表面に付着する前に除去でき、円筒状フォトマスクの表面に付着した異物を除去するために露光装置の運転を停止する必要がなく、円筒状フォトマスクの表面に付着した異物によって感光層に形成される潜像パターンに欠陥が生じにくい。
本発明の第1の実施形態に係る露光装置を示す断面概略図である。 本発明の第2の実施形態に係る露光装置におけるワーク、円筒状フォトマスクおよび各ロールの動きを示す概略図である。 本発明の第2の実施形態に係る露光装置におけるワーク、円筒状フォトマスクおよび各ロールの動きを示す概略図である。 本発明の第2の実施形態に係る露光装置におけるワーク、円筒状フォトマスクおよび各ロールの動きを示す概略図である。 本発明の第2の実施形態に係る露光装置におけるワーク、円筒状フォトマスクおよび各ロールの動きを示す概略図である。 本発明の第2の実施形態に係る露光装置におけるワーク、円筒状フォトマスクおよび各ロールの動きを示す概略図である。 本発明の第3の実施形態に係る露光装置におけるワーク、円筒状フォトマスクおよび各ロールの動きを示す概略図である。 本発明の第3の実施形態に係る露光装置におけるワーク、円筒状フォトマスクおよび各ロールの動きを示す概略図である。 本発明の第3の実施形態に係る露光装置におけるワーク、円筒状フォトマスクおよび各ロールの動きを示す概略図である。 本発明の第3の実施形態に係る露光装置におけるワーク、円筒状フォトマスクおよび各ロールの動きを示す概略図である。 本発明の第3の実施形態に係る露光装置におけるワーク、円筒状フォトマスクおよび各ロールの動きを示す概略図である。 本発明の第4の実施形態に係る露光装置におけるワーク、円筒状フォトマスクおよび各ロールの動きを示す概略図である。 本発明の第4の実施形態に係る露光装置におけるワーク、円筒状フォトマスクおよび各ロールの動きを示す概略図である。 本発明の第4の実施形態に係る露光装置におけるワーク、円筒状フォトマスクおよび各ロールの動きを示す概略図である。 本発明の第4の実施形態に係る露光装置におけるワーク、円筒状フォトマスクおよび各ロールの動きを示す概略図である。 本発明の第5の実施形態に係る露光装置におけるワーク、円筒状フォトマスクおよび各ロールの動きを示す概略図である。 本発明の第5の実施形態に係る露光装置におけるワーク、円筒状フォトマスクおよび各ロールの動きを示す概略図である。 本発明の第5の実施形態に係る露光装置におけるワーク、円筒状フォトマスクおよび各ロールの動きを示す概略図である。 本発明の第6の実施形態に係る露光装置におけるワーク、円筒状フォトマスクおよび各ロールの動きを示す概略図である。 本発明の第6の実施形態に係る露光装置におけるワーク、円筒状フォトマスクおよび各ロールの動きを示す概略図である。 本発明の第6の実施形態に係る露光装置におけるワーク、円筒状フォトマスクおよび各ロールの動きを示す概略図である。 本発明の他の実施形態に係る露光装置を示す断面概略図である。
以下の用語の定義は、本明細書および特許請求の範囲にわたって適用される。
「フォトマスク」とは、フォトリソグラフィにおけるパターン原版、すなわちこれを介して感光層に放射線を照射した際に、感光層をパターン状に露光し得るものを意味する。
「ワーク」とは、フォトリソグラフィにおいて、露光処理される対象物を意味する。
「潜像パターン」とは、感光層において露光された部分と露光されなかった部分とからなるパターンである。現像処理によって露光された部分および露光されなかった部分のいずれか一方が除去されることによって、所望のパターンが形成される。
「放射線」、「光」とは、紫外線、γ線、X線、電子線等の総称である。
「フリーロール」とは、ワークの移動、他のロールの回転等に追随して回転する、モータ等の回転駆動源を有しないロールを意味する。
「駆動ロール」とは、モータ等の回転駆動源からの駆動力によって回転駆動可能とされたロールを意味する。
円筒状フォトマスクまたは各ロールの下方に対象物が存在しない、存在する、または到達するとは、円筒状フォトマスクまたは各ロールの回転軸の下方に対象物が存在しない、存在する、または到達することを意味する。
円筒状フォトマスクと各ロールとの距離、または各ロール間の距離とは、回転軸間の距離を意味する。
〔第1の実施形態〕
<露光装置>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る露光装置を示す断面概略図である。
露光装置1は、基材102の表面に感光層104が形成されたワーク100の感光層104を、感光層104に接触する円筒状フォトマスク10を介して露光し、円筒状フォトマスク10のパターンに対応する潜像パターンを感光層104に形成するものである。
露光装置1は、中心軸を回転軸として回転自在とされた円筒状フォトマスク10と;円筒状フォトマスク10の中心軸が水平方向となるように円筒状フォトマスク10の回転軸を回転自在に支持する第1の支持手段(図示略)と;円筒状フォトマスク10の内部に配置された放射線照射手段12と;放射線照射手段12を覆うように円筒状フォトマスク10の内部に配置され、感光層104と円筒状フォトマスク10との接触部に向かって放射線が出射されるようにスリット14aが形成された遮光部材14と;円筒状フォトマスク10が接触するよりも前に感光層104の表面に接触できる位置に、かつ円筒状フォトマスク10との距離がワーク100の長さよりも短い距離となるように配置され、中心軸を回転軸として回転自在とされた第1の粘着ロール16と;第1の粘着ロール16の中心軸が水平方向となるように第1の粘着ロール16の回転軸を回転自在に支持する第2の支持手段(図示略)と;第1の粘着ロール16の表面に接触するように配置され、中心軸を回転軸として回転自在とされた第1の強粘着ロール18と;第1の強粘着ロール18の中心軸が第1の粘着ロール16の中心軸と平行となるように第1の強粘着ロール18の回転軸を回転自在に支持する第3の支持手段(図示略)と;円筒状フォトマスク10および第1の粘着ロール16の軸方向に直交する方向に枚葉のワーク100を移動させるステージ20(移動手段)と;第1の粘着ロール16と接触した後、かつ円筒状フォトマスク10と接触する前の感光層104の表面を除電する除電手段22とを備える。
(円筒状フォトマスク)
円筒状フォトマスク10は、円筒状基体の表面にマスクのパターンが直接形成されたものであってもよく、マスクのパターンが形成されたフィルムを円筒状基体の表面に貼り付けたものであってもよい。
円筒状基体は、光透過性を有する材質からなる。円筒状基体の材質としては、透明樹脂、ガラス、合成石英等が挙げられる。
円筒状フォトマスク10は、少なくともその表面の材質がエラストマーであることが好ましい。円筒状フォトマスク10の表面の材質がエラストマーであれば、(i)感光層104と円筒状フォトマスク10との接触部が、円筒状フォトマスク10の軸方向に直交する方向にある程度の幅を有することができる、(ii)感光層104と円筒状フォトマスク10とが隙間なく密着できる、(iii)円筒状フォトマスク10が感光層104の表面で滑らない。そのため、円筒状フォトマスク10のパターンを、対応する潜像パターンとして感光層104に精度よく転写できる。
エラストマーとしては、シリコーンゴム(ポリジメチルシロキサン等)、フッ素系透明エラストマー(旭硝子社製のアフラス(登録商標)、デュポン社製のカルレッツ(登録商標)#8002等)等の紫外線を透過するエラストマーが挙げられる。
フォトマスクの種類は、公知のフォトマスク(たとえば、特許文献1に記載されたフォトマスク)であればよく、特に限定されない。フォトマスクの種類としては、遮光部と光透過部とからなる2階調のバイナリーマスク;光の位相を変化させる部分(位相シフタ)をパターン状に形成したフォトマスクであって、位相シフタを透過して位相が変わった光と、位相シフタを透過せずに位相の変わっていない光との干渉現象を利用して感光層中に干渉パターンを形成する位相シフトマスク;表面プラズモン共鳴を生じる金属ナノ構造体からなるフォトマスク等が挙げられる。
円筒状フォトマスク10は、フリーロールであってもよく、駆動ロールであってもよい。駆動ロールの場合、モータ等の回転駆動源が別途必要になり、また、ワーク100の移動速度と円筒状フォトマスク10の回転速度とを同期させるための速度調整手段が別途必要になる。露光装置1の構成を簡略化できる点から、円筒状フォトマスク10は、ワーク100の移動に追随して回転するフリーロールが好ましい。
(放射線照射手段)
放射線照射手段12は、感光層104に放射線を照射し得る公知の放射線照射手段(たとえば、特許文献1に記載された放射線源)であればよく、特に限定されない。たとえば、外部の放射線源から供給された放射線を、レンズ、鏡、光導波路、回折格子およびこれらの組み合わせによって、円筒状フォトマスク10の内部から外部に向かって放射線を出射できるようにしたものであってもよく;円筒状フォトマスク10の内部に放射線源を配置したものであってもよい。
放射線照射手段12は、ワーク100の移動方向に直交する方向(幅方向)にわたって放射線を照射できる点から、ライン状の放射線照射手段が好ましい。
(第1の粘着ロール)
第1の粘着ロール16は、表面に粘着性を有するロールであり、感光層104の表面に接触することによって、感光層104の表面に付着した異物(ゴミ、塵等)を除去するものである。
第1の粘着ロール16は、その表面の粘着力が感光層104の表面の粘着力よりも高くされたものであればよい。第1の粘着ロール16の粘着力が感光層104の粘着力よりも小さい場合、異物を充分に除去できない。一方、第1の粘着ロール16の粘着力が極端に高い場合、感光層104の表面に第1の粘着ロール16が強く貼り付いてしまうため、ワーク100の移動を阻害したり、感光層104が剥離したりするおそれがある。また、第1の粘着ロール16の粘着力は、円筒状フォトマスク10の表面のエラストマーが有する粘着力よりも高いものが好ましい。第1の粘着ロール16の粘着力は、30〜90hPaが好ましい。
第1の粘着ロール16としては、少なくともその表面の材質がエラストマーであるものが挙げられる。エラストマーとしては、シリコーンゴム、ブチルゴム、ウレタンゴム、ニトリルゴム、クロロプレンゴム、天然ゴム、エチレン−プロピレンゴム等が挙げられる。
第1の粘着ロール16の市販品としては、TEKNEK社製のクリーナーXCH、CM、SLn;オサダコーポレーション社製のFCフィルムクリーナー、SCシートクリーナー;テクノロール社製のクリーンダッシュEロール;宮川ローラー社製のミモザロールシリーズ等が挙げられる。
第1の粘着ロール16の軸方向の長さは、ワーク100の表面における感光層104が形成されているエリアの、第1の粘着ロール16の軸方向の幅以上であることが好ましい。第1の粘着ロール16の軸方向の長さが感光層104のエリアの幅よりも短い場合、エリアの全面をクリーニングできないため、ワーク100において製品として利用できるエリアが小さくなってしまう。
第1の粘着ロール16は、フリーロールであってもよく、駆動ロールであってもよい。駆動ロールの場合、モータ等の回転駆動源が別途必要になり、また、ワーク100の移動速度と第1の粘着ロール16の回転速度とを同期させるための速度調整手段が別途必要になる。露光装置1の構成を簡略化できる点から、第1の粘着ロール16は、ワーク100の移動に追随して回転するフリーロールが好ましい。
(第1の強粘着ロール)
第1の強粘着ロール18は、表面に粘着性を有するロールであり、第1の粘着ロール16の表面に接触することによって、第1の粘着ロール16の表面に付着した異物(ゴミ、塵等)を除去するものである。第1の強粘着ロール18を有することによって、第1の粘着ロール16による感光層104のクリーニングを長時間実施できるため、露光装置1の長時間の運転が可能となり、製品の生産性が向上する。
第1の強粘着ロール18は、その表面の粘着力が第1の粘着ロール16の表面の粘着力と同じまたはそれよりも高くされたものであればよい。第1の強粘着ロール18の粘着力が第1の粘着ロール16の粘着力よりも小さい場合、異物を充分に除去できない。一方、第1の強粘着ロール18の粘着力が極端に高い場合、第1の粘着ロール16の表面に第1の強粘着ロール18が強く貼り付いてしまうため、第1の粘着ロール16の回転を阻害したり、第1の粘着ロール16の表面が剥離したりするおそれがある。第1の強粘着ロール18の粘着力は、第1の粘着ロール16の表面の材質がポリジメチルシロキサンの場合、100〜300hPaが好ましい。
第1の強粘着ロール18としては、芯のまわりに粘着フィルムを巻き回した粘着フィルムロール等が挙げられる。第1の強粘着ロール18の表面の粘着力が低下した場合には、最表面の粘着フィルムを剥がし取ることによって、新しい粘着フィルムの表面を露出させることができる。
第1の強粘着ロール18の軸方向の長さは、第1の粘着ロール16の軸方向の長さ以上であることが好ましい。第1の強粘着ロール18の軸方向の長さが第1の粘着ロール16の軸方向の長さよりも短い場合、第1の粘着ロール16の全面をクリーニングできない。
第1の強粘着ロール18は、フリーロールであってもよく、駆動ロールであってもよい。駆動ロールの場合、モータ等の回転駆動源が別途必要になり、また、第1の粘着ロール16の回転速度と第1の強粘着ロール18の回転速度とを同期させるための速度調整手段が別途必要になる。露光装置1の構成を簡略化できる点から、第1の強粘着ロール18は、第1の粘着ロール16の回転に追随して回転するフリーロールが好ましい。
露光装置1においては、第1の粘着ロール16の軸方向から見て、第1の強粘着ロール18の回転軸が、感光層104と第1の粘着ロール16との接触部の中心と、第1の粘着ロール16の回転軸とを結ぶ線の延長線上にあることが好ましい。
第1の強粘着ロール18がこのように配置されることによって、第1の強粘着ロール18の押し付け力が第1の粘着ロール16を介して感光層104にも伝わることによって、第1の粘着ロール16の自重以上の圧力を感光層104にかけることができる。その結果、感光層104と第1の粘着ロール16との接触圧力を充分に確保できる。
一方、第1の強粘着ロール18の回転軸が、前記延長線上からずれてしまうと、第1の強粘着ロール18の押し付け力の分力が第1の粘着ロール16の軸方向に直交する方向(水平方向)にもかかってしまい、第1の粘着ロール16が軸方向に直交する方向にずれやすくなる。
(除電手段)
除電手段22は、強く密着していた第1の粘着ロール16と感光層104とが離れる際に発生し、感光層104の表面に帯電した電荷を除去するものである。感光層104の表面が帯電した状態にあると、感光層104の表面に異物が再付着しやすくなる。
除電手段22としては、コロナ放電で生成したイオンを感光層104の表面に吹き付けるコロナ除電装置、柔X線や真空紫外線を利用した光照射式除電装置等が挙げられる。コロナ式除電装置においては、窒素や乾燥空気等の気体の流れを使って、生成したイオンを効率よく帯電部位まで搬送することが好ましい。
<露光方法>
本発明の第1の実施形態に係る露光装置1を用いた露光方法は、基材102の表面に感光層104が形成されたワーク100の感光層104を、感光層104に接触する円筒状フォトマスク10を介して露光し、円筒状フォトマスク10のパターンに対応する潜像パターンを感光層104に形成する方法である。
(ワーク)
ワーク100は、枚葉の基材102と、基材102の表面に感光層104とを有する。
基材102は、目的とする製品の種類に応じて適宜選定すればよく、特に限定されない。基材102の材質としては、ガラス、樹脂、金属、シリコン、半導体デバイス等が挙げられる。
感光層104は、フォトリソグラフィにおける放射線の照射によって潜像パターンを形成し得るものであればよく、特に限定されない。感光層104を形成するための材料としては、フォトレジスト等の公知の放射線感受性材料が挙げられる。
ワーク100は、円筒状フォトマスク10や第1の粘着ロール16と衝突した場合に円筒状フォトマスク10や第1の粘着ロール16の表面の破損を抑えるために、稜角が面取りされていることが好ましい。
(クリーニング)
第1の粘着ロール16の軸方向に直交する方向に、ワーク100を載置したステージ20を移動させながら、感光層104と第1の粘着ロール16とを接触させることによって、ワーク100の移動に追随させて感光層104の表面で第1の粘着ロール16を回転させ、感光層104の表面をクリーニングする。
この際、第1の強粘着ロール18を第1の粘着ロール16の表面に接触させることによって、第1の粘着ロール16の回転に追随して回転させ、第1の粘着ロール16の表面をさらにクリーニングする。
(除電)
粘着力によって強く密着していた第1の粘着ロール16と感光層104とが離れる際には、感光層104の表面に電荷が発生し、帯電する。
よって、第1の粘着ロール16と接触した後、かつ円筒状フォトマスク10と接触する前の感光層104の表面に、除電手段22のノズルからイオンを含む気体を吹き付けることによって、感光層104の表面を除電する。
(露光)
円筒状フォトマスク10の軸方向に直交する方向に、ワーク100を載置したステージ20を移動させながら、表面がクリーニングおよび除電された感光層104と円筒状フォトマスク10とを接触させることによって、ワーク100の移動に追随させて感光層104の表面で円筒状フォトマスク10を回転させる。
この際、円筒状フォトマスク10の内部に配置された放射線照射手段12から放射線を出射する。放射線照射手段12から出射された放射線のほとんどは、遮光部材14に遮られ、遮光部材14に形成されたスリット14aのみから、感光層104と円筒状フォトマスク10との接触部に向かって放射線が出射される。スリット14aから出射された放射線は、円筒状フォトマスク10を通過し、感光層104に照射される。
このようにして、感光層104が円筒状フォトマスク10を介して露光され、円筒状フォトマスク10のパターンに対応する潜像パターンが感光層104に形成される。
<作用機序>
以上説明した本発明の第1の実施形態にあっては、ワーク100を移動させながら、感光層104と第1の粘着ロール16とを接触させることによって、感光層104の表面で第1の粘着ロール16を回転させて第1の粘着ロール16で感光層104の表面をクリーニングしているため、円筒状フォトマスク10の表面への異物の付着を抑えることができる。そのため、円筒状フォトマスク10の表面に付着した異物を除去するために、露光装置1の運転を停止する必要がない。また、感光層104に形成される潜像パターンに、円筒状フォトマスク10の表面に付着した異物に由来する欠陥が生じにくい。
また、以上説明した本発明の第1の実施形態にあっては、第1の粘着ロール16の表面に接触して回転する第1の強粘着ロール18によって、第1の粘着ロール16の表面をクリーニングしているため、第1の粘着ロール16による感光層104のクリーニングを長時間実施できる。そのため、露光装置1の長時間の運転が可能となり、製品の生産性が向上する。
また、以上説明した本発明の第1の実施形態にあっては、第1の粘着ロール16と接触した後、かつ円筒状フォトマスク10と接触する前の感光層104の表面を除電手段22によって除電しているため、感光層104の表面に異物が再付着しにくくなる。
〔第2の実施形態〕
<露光装置>
図2は、本発明の第2の実施形態に係る露光装置を示す概略図である。
露光装置2は、基材102の表面に感光層104が形成されたワーク100の感光層104を、感光層104に接触する円筒状フォトマスク10を介して露光し、円筒状フォトマスク10のパターンに対応する潜像パターンを感光層104に形成するものである。
露光装置2は、中心軸を回転軸として回転自在とされた円筒状フォトマスク10と;円筒状フォトマスク10の中心軸が水平方向となるように円筒状フォトマスク10の回転軸を回転自在に支持する第1の支持手段(図示略)と;円筒状フォトマスク10の内部に配置された放射線照射手段(図示略)と;放射線照射手段を覆うように円筒状フォトマスク10の内部に配置され、感光層104と円筒状フォトマスク10との接触部に向かって放射線が出射されるようにスリットが形成された遮光部材(図示略)と;円筒状フォトマスク10が接触するよりも前に感光層104の表面に接触できる位置に、かつ円筒状フォトマスク10との距離がワーク100の長さよりも短い距離となるように配置され、中心軸を回転軸として回転自在とされた第1の粘着ロール16と;第1の粘着ロール16の中心軸が水平方向となるように第1の粘着ロール16の回転軸を回転自在に支持する第2の支持手段(図示略)と;第1の粘着ロール16の表面に接触するように配置され、中心軸を回転軸として回転自在とされた第1の強粘着ロール18と;第1の強粘着ロール18の中心軸が第1の粘着ロール16の中心軸と平行となるように第1の強粘着ロール18の回転軸を回転自在に支持する第3の支持手段(図示略)と;円筒状フォトマスク10を昇降させる第1の昇降手段(図示略)と;第1の粘着ロール16および第1の強粘着ロール18を昇降させる第2の昇降手段(図示略)と;第1の昇降手段および第2の昇降手段を制御する制御手段(図示略)と;円筒状フォトマスク10および第1の粘着ロール16の軸方向に直交する方向に枚葉のワーク100を移動させるステージ20(移動手段)とを備える。
以下、第1の実施形態に係る露光装置と同じ構成のものについては、図示されている場合には同じ符号を付す。また、第1の実施形態に係る露光装置と同じ構成のものについては、詳しい説明を省略する。
(制御手段)
制御手段は、第1の昇降手段および第2の昇降手段を制御するものであり、各昇降手段に下記の動作を行わせるものである。
(α)ワーク100が第1の粘着ロール16の下方に存在しないときには、第1の粘着ロール16および第1の強粘着ロール18を上昇させて、第1の粘着ロール16を感光層104の表面よりも高い位置に退避させる。
(β)ワーク100が円筒状フォトマスク10の下方に存在しないときには、円筒状フォトマスク10を上昇させて、円筒状フォトマスク10を感光層104の表面よりも高い位置に退避させる。
(γ)ワーク100が第1の粘着ロール16の下方に存在するときには、第1の粘着ロール16および第1の強粘着ロール18を下降させて、第1の粘着ロール16を感光層104の表面に接触させる。
(δ)ワーク100が円筒状フォトマスク10の下方に存在するときには、円筒状フォトマスク10を下降させて、円筒状フォトマスク10を感光層104の表面に接触させる。
制御手段は、処理部(図示略)とインターフェイス部(図示略)と記憶部(図示略)とを備える。
インターフェイス部は、第1の昇降手段、第2の昇降手段、ステージ20等と、処理部との間を電気的に接続するものである。
処理部は、記憶部に記憶された設定(ワーク100の大きさ、厚さ、設置位置等)、ステージ20の位置等に基づいて各昇降手段を制御するものである。
なお、該処理部は専用のハードウエアにより実現されるものであってもよく、また、該処理部はメモリおよび中央演算装置(CPU)によって構成され、処理部の機能を実現するためのプログラムをメモリにロードして実行することによりその機能を実現させるものであってもよい。
また、制御手段には、周辺機器として、入力装置、表示装置等が接続されるものとする。ここで、入力装置とは、ディスプレイタッチパネル、スイッチパネル、キーボード等の入力デバイスのことをいい、表示装置とは、CRT、液晶表示装置等のことをいう。
<露光方法>
本発明の第2の実施形態に係る露光装置2を用いた露光方法は、基材102の表面に感光層104が形成されたワーク100の感光層104を、感光層104に接触する円筒状フォトマスク10を介して露光し、円筒状フォトマスク10のパターンに対応する潜像パターンを感光層104に形成する方法である。
以下、第1の実施形態に係る露光方法と同じ動作については、詳しい説明を省略する。
(クリーニング、露光)
円筒状フォトマスク10および第1の粘着ロール16の軸方向に直交する方向にワーク100を載置したステージ20を移動させる。
(α)図2に示すように、ワーク100が第1の粘着ロール16の下方に存在しないときには、第1の粘着ロール16および第1の強粘着ロール18を上昇させて、第1の粘着ロール16を感光層104の表面よりも高い位置に退避させる。
(β)また、図2に示すように、ワーク100が円筒状フォトマスク10の下方に存在しないときには、円筒状フォトマスク10を上昇させて、円筒状フォトマスク10を感光層104の表面よりも高い位置に退避させる。
(γ)図3に示すように、ワーク100の先頭が第1の粘着ロール16の下方に到達したときに、第1の粘着ロール16および第1の強粘着ロール18を下降させて、第1の粘着ロール16を感光層104の表面に接触させる。
ワーク100を移動させながら、感光層104の表面と第1の粘着ロール16とを接触させることによって、感光層104の表面で第1の粘着ロール16を回転させて第1の粘着ロール16で感光層104の表面をクリーニングする。
(δ)図4に示すように、ワーク100の先頭が円筒状フォトマスク10の下方に到達したときに、円筒状フォトマスク10を下降させて、円筒状フォトマスク10を感光層104の表面に接触させる。
ワーク100を移動させながら、表面がクリーニングされた感光層104と円筒状フォトマスク10とを接触させることによって、感光層104の表面で円筒状フォトマスク10を回転させると同時に、円筒状フォトマスク10の内部に配置された放射線照射手段から感光層104に放射線を照射する。
このようにして、表面がクリーニングされた感光層104が円筒状フォトマスク10を介して露光され、円筒状フォトマスク10のパターンに対応する潜像パターンが感光層104に形成される。
(α)図5に示すように、ワーク100の最後尾が第1の粘着ロール16の下方に到達したときに、ワーク100を載置したステージ20の移動速度を変えないまま第1の粘着ロール16および第1の強粘着ロール18を上昇させて、第1の粘着ロール16を感光層104の表面から離間させる。
(β)図6に示すように、ワーク100の最後尾が円筒状フォトマスク10の下方に到達したときに、円筒状フォトマスク10を上昇させて、円筒状フォトマスク10を感光層104の表面から離間させる。
<作用機序>
以上説明した本発明の第2の実施形態にあっては、第1の実施形態と同じ構成を有し、第1の実施形態と同じ動作をする場合には、第1の実施形態と同じ作用機序を発揮する。
また、以上説明した本発明の第2の実施形態にあっては、枚葉のワーク100が円筒状フォトマスク10の下方に存在しないときには、円筒状フォトマスク10を感光層104の表面よりも高い位置に退避させ、枚葉のワーク100が円筒状フォトマスク10の下方に存在するときには、円筒状フォトマスク10を感光層104の表面に接触させているため、枚葉のワーク100の先頭が円筒状フォトマスク10に側方から衝突することがない。そのため、円筒状フォトマスク10の表面がワーク100の衝突によって破損することがない。
また、以上説明した本発明の第2の実施形態にあっては、枚葉のワーク100が第1の粘着ロール16の下方に存在しないときには、第1の粘着ロール16を感光層104の表面よりも高い位置に退避させ、枚葉のワーク100が第1の粘着ロール16の下方に存在するときには、第1の粘着ロール16を感光層104の表面に接触させているため、枚葉のワーク100の先頭が第1の粘着ロール16に側方から衝突することがない。そのため、第1の粘着ロール16の表面がワーク100の衝突によって破損することがない。
また、以上説明した本発明の第2の実施形態にあっては、第1の粘着ロール16と円筒状フォトマスク10との距離がワーク100の長さよりも短い距離とされているため、感光層104のクリーニングと露光とを短い移動距離で連続して行うことができ、露光処理の時間を短縮できる。
〔第3の実施形態〕
<露光装置>
図7は、本発明の第3の実施形態に係る露光装置を示す概略図である。
露光装置3は、基材102の表面に感光層104が形成されたワーク100の感光層104を、感光層104に接触する円筒状フォトマスク10を介して露光し、円筒状フォトマスク10のパターンに対応する潜像パターンを感光層104に形成するものである。
露光装置3は、第1の粘着ロール16と円筒状フォトマスク10との距離がワーク100の長さ以上とされている以外は、第2の実施形態に係る露光装置と同じものである。
以下、第1、2の実施形態に係る露光装置と同じ構成のものについては、図示されている場合には同じ符号を付す。また、第1、2の実施形態に係る露光装置と同じ構成のものについては、詳しい説明を省略する。
<露光方法>
本発明の第3の実施形態に係る露光装置3を用いた露光方法は、基材102の表面に感光層104が形成されたワーク100の感光層104を、感光層104に接触する円筒状フォトマスク10を介して露光し、円筒状フォトマスク10のパターンに対応する潜像パターンを感光層104に形成する方法である。
以下、第1の実施形態に係る露光方法と同じ動作については、詳しい説明を省略する。
(クリーニング、露光)
第1の粘着ロール16の軸方向に直交する方向にワーク100を載置したステージ20を移動させる。
(α)図7に示すように、ワーク100が第1の粘着ロール16の下方に存在しないときには、第1の粘着ロール16および第1の強粘着ロール18を上昇させて、第1の粘着ロール16を感光層104の表面よりも高い位置に退避させる。
(β)また、図7に示すように、ワーク100が円筒状フォトマスク10の下方に存在しないときには、円筒状フォトマスク10を上昇させて、円筒状フォトマスク10を感光層104の表面よりも高い位置に退避させる。
(γ)図8に示すように、ワーク100の先頭が第1の粘着ロール16の下方に到達したときに、第1の粘着ロール16および第1の強粘着ロール18を下降させて、第1の粘着ロール16を感光層104の表面に接触させる。
ワーク100を移動させながら、感光層104の表面と第1の粘着ロール16とを接触させることによって、感光層104の表面で第1の粘着ロール16を回転させて第1の粘着ロール16で感光層104の表面をクリーニングする。
(α)図9に示すように、ワーク100の最後尾が第1の粘着ロール16の下方に到達したときに、第1の粘着ロール16および第1の強粘着ロール18を上昇させて、第1の粘着ロール16を感光層104の表面から離間させる。
引き続き、円筒状フォトマスク10の軸方向に直交する方向にワーク100を載置したステージ20を移動させる。
(δ)図10に示すように、ワーク100の先頭が円筒状フォトマスク10の下方に到達したときに、円筒状フォトマスク10を下降させて、円筒状フォトマスク10を感光層104の表面に接触させる。
ワーク100を移動させながら、表面がクリーニングされた感光層104と円筒状フォトマスク10とを接触させることによって、感光層104の表面で円筒状フォトマスク10を回転させると同時に、円筒状フォトマスク10の内部に配置された放射線照射手段から感光層104に放射線を照射する。
このようにして、表面がクリーニングされた感光層104が円筒状フォトマスク10を介して露光され、円筒状フォトマスク10のパターンに対応する潜像パターンが感光層104に形成される。
(β)図11に示すように、ワーク100の最後尾が円筒状フォトマスク10の下方に到達したときに、円筒状フォトマスク10を上昇させて、円筒状フォトマスク10を感光層104の表面から離間させる。
<作用機序>
以上説明した本発明の第3の実施形態にあっては、第1、2の実施形態と同じ構成を有し、第1、2の実施形態と同じ動作をする場合には、第1、2の実施形態と同じ作用機序を発揮する。
また、以上説明した本発明の第3の実施形態にあっては、第1の粘着ロール16と円筒状フォトマスク10との距離がワーク100の長さ以上とされているため、クリーニングと露光とを別々のステップで段階的に行うことができる。そのため、第1の粘着ロール16の昇降時または円筒状フォトマスク10の昇降時に、ワーク100の移動を一時停止しても、第1の粘着ロール16や円筒状フォトマスク10が感光層104の表面に接触したまま停止することがない。そのため、感光層104の表面全体を均一にクリーニング、露光処理できる。
〔第4の実施形態〕
<露光装置>
図12は、本発明の第4の実施形態に係る露光装置を示す概略図である。
露光装置4は、基材102の表面に感光層104が形成されたワーク100の感光層104を、感光層104に接触する円筒状フォトマスク10を介して露光し、円筒状フォトマスク10のパターンに対応する潜像パターンを感光層104に形成するものである。
露光装置4においては、枚葉のワーク100の、円筒状フォトマスク10と最初に接触する側の前方に、枚葉の第1のダミー基材106を隣接して配置し、枚葉のワーク100の、円筒状フォトマスク10と最後に接触する側の後方に、枚葉の第2のダミー基材108を隣接して配置する。
露光装置4は、第1の粘着ロール16および円筒状フォトマスク10の昇降タイミングを変更した以外は、第2の実施形態に係る露光装置と同じものである。
以下、第1、2の実施形態に係る露光装置と同じ構成のものについては、図示されている場合には同じ符号を付す。また、第1、2の実施形態に係る露光装置と同じ構成のものについては、詳しい説明を省略する。
(制御手段)
制御手段は、第1の昇降手段および第2の昇降手段を制御するものであり、各昇降手段に下記の動作を行わせるものである。
(I)ワーク100、第1のダミー基材106および第2のダミー基材108が円筒状フォトマスク10の下方に存在しないときには、円筒状フォトマスク10、ならびに第1の粘着ロール16および第1の強粘着ロール18を上昇させて、円筒状フォトマスク10および第1の粘着ロール16を感光層104の表面よりも高い位置に退避させる。
(II)第1のダミー基材106が円筒状フォトマスク10の下方に存在するときに、円筒状フォトマスク10、ならびに第1の粘着ロール16および第1の強粘着ロール18を下降させて、円筒状フォトマスク10および第1の粘着ロール16を第1のダミー基材106の表面に接触させる。
(III)円筒状フォトマスク10および第1の粘着ロール16を第1のダミー基材106の表面に接触させた後、引き続きワーク100の感光層104と円筒状フォトマスク10および第1の粘着ロール16とを接触させる。
(IV)第2のダミー基材108が円筒状フォトマスク10の下方に存在するときに、円筒状フォトマスク10、ならびに第1の粘着ロール16および第1の強粘着ロール18を上昇させて、円筒状フォトマスク10および第1の粘着ロール16を第2のダミー基材108の表面から離間させる。
制御手段は、処理部(図示略)とインターフェイス部(図示略)と記憶部(図示略)とを備える。
インターフェイス部は、第1の昇降手段、第2の昇降手段、ステージ20等と、処理部との間を電気的に接続するものである。
処理部は、記憶部に記憶された設定(ワーク100の大きさ、厚さ、設置位置、各ダミー基材の大きさ等)、ステージ20の位置等に基づいて各昇降手段を制御するものである。
処理部の構成、周辺機器等については、第2の実施形態と同様である。
<露光方法>
本発明の第4の実施形態に係る露光装置4を用いた露光方法は、基材102の表面に感光層104が形成されたワーク100の感光層104を、感光層104に接触する円筒状フォトマスク10を介して露光し、円筒状フォトマスク10のパターンに対応する潜像パターンを感光層104に形成する方法である。
露光装置4を用いた露光方法においては、枚葉のワーク100の、円筒状フォトマスク10と最初に接触する側の前方に、枚葉の第1のダミー基材106を隣接して配置し、枚葉のワーク100の、円筒状フォトマスク10と最後に接触する側の後方に、枚葉の第2のダミー基材108を隣接して配置する。
以下、第1、2の実施形態に係る露光方法と同じ動作については、詳しい説明を省略する。
(ダミー基材)
第1のダミー基材106および第2のダミー基材108の厚さは、ワーク100の厚さと同じである。
第1のダミー基材106および第2のダミー基材108の材質は、基材102と同じものが好ましい。
(クリーニング、露光)
円筒状フォトマスク10および第1の粘着ロール16の軸方向に直交する方向に、ワーク100、第1のダミー基材106および第2のダミー基材108を載置したステージ20を移動させる。
(I)図12に示すように、ワーク100、第1のダミー基材106および第2のダミー基材108が円筒状フォトマスク10の下方に存在しないときには、円筒状フォトマスク10、ならびに第1の粘着ロール16および第1の強粘着ロール18を上昇させて、円筒状フォトマスク10および第1の粘着ロール16を感光層104の表面よりも高い位置に退避させる。
(II)図13に示すように、第1のダミー基材106の先頭が円筒状フォトマスク10の下方に到達したときに、円筒状フォトマスク10、ならびに第1の粘着ロール16および第1の強粘着ロール18を下降させて、円筒状フォトマスク10および第1の粘着ロール16を第1のダミー基材106の表面に接触させる。
ワーク100を移動させながら、第1のダミー基材106の表面と第1の粘着ロール16とを接触させることによって、第1のダミー基材106の表面で第1の粘着ロール16を回転させて第1の粘着ロール16で第1のダミー基材106の表面をクリーニングする。
(III)図14に示すように、引き続き、ワーク100を移動させながら、感光層104の表面と第1の粘着ロール16とを接触させることによって、感光層104の表面で第1の粘着ロール16を回転させて第1の粘着ロール16で感光層104の表面をクリーニングする。
また、ワーク100を移動させながら、表面がクリーニングされた感光層104と円筒状フォトマスク10とを接触させることによって、感光層104の表面で円筒状フォトマスク10を回転させると同時に、円筒状フォトマスク10の内部に配置された放射線照射手段から感光層104に放射線を照射する。
このようにして、表面がクリーニングされた感光層104が円筒状フォトマスク10を介して露光され、円筒状フォトマスク10のパターンに対応する潜像パターンが感光層104に形成される。
(IV)図15に示すように、第2のダミー基材108の先頭が円筒状フォトマスク10の下方に到達したときに、円筒状フォトマスク10、ならびに第1の粘着ロール16および第1の強粘着ロール18を上昇させて、円筒状フォトマスク10および第1の粘着ロール16を第2のダミー基材108の表面から離間させる。
<作用機序>
以上説明した本発明の第4の実施形態にあっては、第1、2の実施形態と同じ構成を有し、第1、2の実施形態と同じ動作をする場合には、第1、2の実施形態と同じ作用機序を発揮する。
また、以上説明した本発明の第4の実施形態にあっては、枚葉のワーク100の、円筒状フォトマスク10と最初に接触する側の前方に、枚葉の第1のダミー基材106を隣接して配置し、枚葉のワーク100の、円筒状フォトマスク10と最後に接触する側の後方に、枚葉の第2のダミー基材108を隣接して配置しているため、ワーク100の先頭および最後尾に第1の粘着ロール16が確実に接触できる。そのため、感光層104の全面を確実にクリーニングできる。また、第1のダミー基材106および第2のダミー基材108とワーク100とは、同じ厚みを有するため、第1の粘着ロール16および円筒状フォトマスク10がワーク100の前方端部および後方端部の上を通過する際に段差を乗り上げるまたは段差から落ちることによってダメージを受けることがない。また、円筒状フォトマスク10および第1の粘着ロール16の昇降は、第1のダミー基材106および第2のダミー基材108上にて行われるため、ワーク100を停止して昇降動作を行っても感光層104の表面全体を均一にクリーニング、露光処理でき、また、昇降動作の制御が簡単になる。また、この方法ではワーク100のサイズや設置位置に多少の誤差があった場合にも、感光層104の全面を確実にクリーニング、露光処理できる。
また、以上説明した本発明の第4の実施形態にあっては、円筒状フォトマスク10および第1の粘着ロール16を同時に昇降させているため、第1の昇降手段および第2の昇降手段を1つの昇降手段にまとめることができる。そのため、露光装置4の構成を簡略化できる。
なお、本発明の第4の実施形態においては、第1のダミー基材106の一部は、第1の粘着ロール16によってクリーニングされずに円筒状フォトマスク10に接触することになる。よって、ワーク100の設置や取り外し時に、第1のダミー基材106のクリーニングされない部分を囲ってクリーン度を局所的に上げ、オペレータが近づいた場合においても第1のダミー基材106に異物が付着しないようにしたり、円筒状フォトマスク10よりも粘着性の高い表面を有する第1のダミー基材106を用いたりして、第1のダミー基材106から円筒状フォトマスク10への異物の転移を抑えることが好ましい。
〔第5の実施形態〕
<露光装置>
図16は、本発明の第5の実施形態に係る露光装置を示す概略図である。
露光装置5は、基材102の表面に感光層104が形成されたワーク100の感光層104を、感光層104に接触する円筒状フォトマスク10を介して露光し、円筒状フォトマスク10のパターンに対応する潜像パターンを感光層104に形成するものである。
露光装置5は、第2の昇降手段をバネ機構24(ガス圧機構、油圧機構等でもよい。)に変更し、ステージ20、感光層104と接触する間は第1の粘着ロール16に常に下方に向かう圧力をかけ続け、ステージ20、感光層104のクリーニングを行うようにした以外は、第2の実施形態に係る露光装置と同じものである。
以下、第1、2の実施形態に係る露光装置と同じ構成のものについては、図示されている場合には同じ符号を付す。また、第1、2の実施形態に係る露光装置と同じ構成のものについては、詳しい説明を省略する。
(制御手段)
制御手段は、第1の昇降手段を制御するものであり、第1の昇降手段に下記の動作を行わせるものである。
(β)ワーク100が円筒状フォトマスク10の下方に存在しないときには、円筒状フォトマスク10を上昇させて、円筒状フォトマスク10を感光層104の表面よりも高い位置に退避させる。
(δ)ワーク100が円筒状フォトマスク10の下方に存在するときには、円筒状フォトマスク10を下降させて、円筒状フォトマスク10を感光層104の表面に接触させる。
制御手段は、処理部(図示略)とインターフェイス部(図示略)と記憶部(図示略)とを備える。
インターフェイス部は、第1の昇降手段、ステージ20等と、処理部との間を電気的に接続するものである。
処理部は、記憶部に記憶された設定(ワーク100の大きさ、厚さ、設置位置等)、ステージ20の位置等に基づいて第1の昇降手段を制御するものである。
処理部の構成、周辺機器等については、第2の実施形態と同様である。
<露光方法>
本発明の第5の実施形態に係る露光装置5を用いた露光方法は、基材102の表面に感光層104が形成されたワーク100の感光層104を、感光層104に接触する円筒状フォトマスク10を介して露光し、円筒状フォトマスク10のパターンに対応する潜像パターンを感光層104に形成する方法である。
以下、第1、2の実施形態に係る露光方法と同じ動作については、詳しい説明を省略する。
(クリーニング、露光)
円筒状フォトマスク10および第1の粘着ロール16の軸方向に直交する方向にワーク100を載置したステージ20を移動させる。
(β)図16に示すように、ワーク100が円筒状フォトマスク10の下方に存在しないときには、円筒状フォトマスク10を上昇させて、円筒状フォトマスク10を感光層104の表面よりも高い位置に退避させる。
図16に示すように、ステージ20のみが第1の粘着ロール16の下方に存在するとき、第1の粘着ロール16は、バネ機構24によってステージ20の表面に押し付けられる。ステージ20を移動させながら、ステージ20と第1の粘着ロール16とを接触させることによって、ステージ20の表面で第1の粘着ロール16を回転させて第1の粘着ロール16でステージ20の表面をクリーニングする。
ワーク100の先頭が第1の粘着ロール16に到達したときに、第1の粘着ロール16は、ワーク100に乗り上がり、バネ機構24によって感光層104の表面に押し付けられる。
ワーク100を移動させながら、感光層104の表面と第1の粘着ロール16とを接触させることによって、感光層104の表面で第1の粘着ロール16を回転させて第1の粘着ロール16で感光層104の表面をクリーニングする。
(δ)図17に示すように、ワーク100の先頭が円筒状フォトマスク10の下方に到達したときに、円筒状フォトマスク10を下降させて、円筒状フォトマスク10を感光層104の表面に接触させる。
ワーク100を移動させながら、表面がクリーニングされた感光層104と円筒状フォトマスク10とを接触させることによって、感光層104の表面で円筒状フォトマスク10を回転させると同時に、円筒状フォトマスク10の内部に配置された放射線照射手段から感光層104に放射線を照射する。
このようにして、表面がクリーニングされた感光層104が円筒状フォトマスク10を介して露光され、円筒状フォトマスク10のパターンに対応する潜像パターンが感光層104に形成される。
ワーク100の最後尾が第1の粘着ロール16の下方に到達したときに、第1の粘着ロール16は、ステージ20の表面に転がり落ち、バネ機構24によってステージ20の表面に押し付けられる。ステージ20を移動させながら、ステージ20と第1の粘着ロール16とを接触させることによって、ステージ20の表面で第1の粘着ロール16を回転させて第1の粘着ロール16でステージ20の表面をクリーニングする。
ステージ20の最後尾が第1の粘着ロール16を通過することによって、第1の粘着ロール16は、ステージ20の表面から離間する。
(β)図18に示すように、ワーク100の最後尾が円筒状フォトマスク10の下方に到達したときに、円筒状フォトマスク10を上昇させて、円筒状フォトマスク10を感光層104の表面から離間させる。
<作用機序>
以上説明した本発明の第5の実施形態にあっては、第1、2の実施形態と同じ構成を有し、第1の実施形態と同じ動作をする場合には、第1、2の実施形態と同じ作用機序を発揮する。
また、以上説明した本発明の第5の実施形態にあっては、バネ機構24によって第1の粘着ロール16を感光層104等の表面に押し付けているため、第2の昇降手段を設ける必要がない。そのため、露光装置5の構成を簡略化できる。
また、第1の粘着ロール16を第2の昇降手段によって昇降させる場合には、ワーク100の移動を一旦停止し、露光も停止する必要があるが、本発明の第5の実施形態にあっては、第2の昇降手段を設けないため、露光を停止することなく、連続して行うことができる。そのため、露光処理の時間を短縮できる。また、感光層104の表面全体を均一に露光処理できる。
なお、本発明の第5の実施形態においては、第1の粘着ロール16がワーク100に乗り上げる際またはワーク100から転げ落ちる際に、ワーク100の稜角に接触して、第1の粘着ロール16の表面が破損する場合がある。よって、ワーク100の稜角は、あらかじめ面取りされていることが好ましい。
〔第6の実施形態〕
<露光装置>
図19は、本発明の第6の実施形態に係る露光装置を示す概略図である。
露光装置6は、基材102の表面に感光層104が形成されたワーク100の感光層104を、感光層104に接触する円筒状フォトマスク10を介して露光し、円筒状フォトマスク10のパターンに対応する潜像パターンを感光層104に形成するものである。
露光装置6においては、枚葉のワーク100の、円筒状フォトマスク10と最初に接触する側の前方に、枚葉の第1のダミー基材106を隣接して配置し、枚葉のワーク100の、円筒状フォトマスク10と最後に接触する側の後方に、枚葉の第2のダミー基材108を隣接して配置する。
露光装置6は、ステージ20(移動手段)へのワーク100の載置およびステージ20(移動手段)からのワーク100の取り外しを行う作業室90と;ワーク100の感光層104を円筒状フォトマスク10を介して露光する露光室92と;作業室90と露光室92とを仕切る仕切り板94と;露光室92の給気口に取り付けられたクリーンエア供給装置96と;作業室90へのワーク100の搬入および作業室90からのワークの搬出を行う作業扉98と;円筒状フォトマスク10および第1の粘着ロール16の軸方向に直交する方向に、かつ作業室90と露光室92との間で枚葉のワーク100を移動させるステージ20(移動手段)とを備える。
露光装置6の露光室92には、中心軸を回転軸として回転自在とされた円筒状フォトマスク10と;円筒状フォトマスク10の中心軸が水平方向となるように円筒状フォトマスク10の回転軸を回転自在に支持する第1の支持手段(図示略)と;円筒状フォトマスク10の内部に配置された放射線照射手段(図示略)と;放射線照射手段を覆うように円筒状フォトマスク10の内部に配置され、感光層104と円筒状フォトマスク10との接触部に向かって放射線が出射されるようにスリットが形成された遮光部材(図示略)と;円筒状フォトマスク10の表面に接触するように配置され、中心軸を回転軸として回転自在とされた第2の粘着ロール26と;第2の粘着ロール26の中心軸が円筒状フォトマスク10の中心軸と平行となるように第2の粘着ロール26の回転軸を回転自在に支持する第4の支持手段(図示略)と;第2の粘着ロール26の表面に接触するように配置され、中心軸を回転軸として回転自在とされた第2の強粘着ロール28と;第2の強粘着ロール28の中心軸が第2の粘着ロール26の中心軸と平行となるように第2の強粘着ロール28の回転軸を回転自在に支持する第5の支持手段(図示略)と;円筒状フォトマスク10が接触するよりも前に感光層104の表面に接触できる位置に、かつ円筒状フォトマスク10との距離がワーク100の長さおよび第1のダミー基材106長さよりも短い距離となるように配置され、中心軸を回転軸として回転自在とされた第1の粘着ロール16と;第1の粘着ロール16の中心軸が水平方向となるように第1の粘着ロール16の回転軸を回転自在に支持する第2の支持手段(図示略)と;第1の粘着ロール16の表面に接触するように配置され、中心軸を回転軸として回転自在とされた第1の強粘着ロール18と;第1の強粘着ロール18の中心軸が第1の粘着ロール16の中心軸と平行となるように第1の強粘着ロール18の回転軸を回転自在に支持する第3の支持手段(図示略)と;円筒状フォトマスク10、第2の粘着ロール26および第2の強粘着ロール28を昇降させる第1の昇降手段(図示略)と;第1の粘着ロール16および第1の強粘着ロール18を昇降させる第2の昇降手段(図示略)と;第1の昇降手段および第2の昇降手段を制御する制御手段(図示略)とを備える。
以下、第1、2、4の実施形態に係る露光装置と同じ構成のものについては、図示されている場合には同じ符号を付す。また、第1、2、4の実施形態に係る露光装置と同じ構成のものについては、詳しい説明を省略する。
(作業室、露光室)
露光装置6は、仕切り板94によって作業室90と露光室92とに分けられている。仕切り板94を設けることによって、ステージ20へのワーク100の載置およびステージ20からのワーク100の取り外しを行う際に、円筒状フォトマスク10に異物が付着することを防止する。
露光室92の給気口にクリーンエア供給装置96(ヘパフィルター空気清浄機等)を取り付けることによって、露光室92のクリーンブース化を行う。また、露光室92を陽圧にすることによって、作業室90から露光室92に異物を含むエアが流れ込みにくくする。
(第2の粘着ロール、第2の強粘着ロール)
第2の粘着ロール26としては、第1の粘着ロール16と同様のものを用いればよい。
第2の強粘着ロール28としては、第1の強粘着ロール18と同様のものを用いればよい。
(制御手段)
制御手段は、第1の昇降手段および第2の昇降手段を制御するものであり、各昇降手段に下記の動作を行わせるものである。
(I)ワーク100、第1のダミー基材106および第2のダミー基材108が円筒状フォトマスク10の下方に存在しないときには、円筒状フォトマスク10、第2の粘着ロール26および第2の強粘着ロール28、ならびに第1の粘着ロール16および第1の強粘着ロール18を上昇させて、円筒状フォトマスク10および第1の粘着ロール16を感光層104の表面よりも高い位置に退避させる。
(II)第1のダミー基材106が円筒状フォトマスク10の下方に存在するときに、円筒状フォトマスク10、第2の粘着ロール26および第2の強粘着ロール28、ならびに第1の粘着ロール16および第1の強粘着ロール18を下降させて、円筒状フォトマスク10および第1の粘着ロール16を第1のダミー基材106の表面に接触させる。
(III)円筒状フォトマスク10および第1の粘着ロール16を第1のダミー基材106の表面に接触させた後、引き続きワーク100の感光層104と円筒状フォトマスク10および第1の粘着ロール16とを接触させる。
(IV)第2のダミー基材108が円筒状フォトマスク10の下方に存在するときに、円筒状フォトマスク10、第2の粘着ロール26および第2の強粘着ロール28、ならびに第1の粘着ロール16および第1の強粘着ロール18を上昇させて、円筒状フォトマスク10および第1の粘着ロール16を第2のダミー基材108の表面から離間させる。
制御手段は、処理部(図示略)とインターフェイス部(図示略)と記憶部(図示略)とを備える。
インターフェイス部は、第1の昇降手段、第2の昇降手段、ステージ20等と、処理部との間を電気的に接続するものである。
処理部は、記憶部に記憶された設定(ワーク100の大きさ、厚さ、設置位置、各ダミー基材の大きさ等)、ステージ20の位置等に基づいて各昇降手段を制御するものである。
処理部の構成、周辺機器等については、第2の実施形態と同様である。
<露光方法>
本発明の第6の実施形態に係る露光装置6を用いた露光方法は、基材102の表面に感光層104が形成されたワーク100の感光層104を、感光層104に接触する円筒状フォトマスク10を介して露光し、円筒状フォトマスク10のパターンに対応する潜像パターンを感光層104に形成する方法である。
露光装置6を用いた露光方法においては、枚葉のワーク100の、円筒状フォトマスク10と最初に接触する側の前方に、枚葉の第1のダミー基材106を隣接して配置し、枚葉のワーク100の、円筒状フォトマスク10と最後に接触する側の後方に、枚葉の第2のダミー基材108を隣接して配置する。
以下、第1、2、4の実施形態に係る露光方法と同じ動作については、詳しい説明を省略する。
(クリーニング、露光)
円筒状フォトマスク10および第1の粘着ロール16の軸方向に直交する方向に、かつ作業室90から露光室92に向かって、ワーク100、第1のダミー基材106および第2のダミー基材108を載置したステージ20を移動させる。
(I)図19に示すように、ワーク100、第1のダミー基材106および第2のダミー基材108が円筒状フォトマスク10の下方に存在しないときには、円筒状フォトマスク10、第2の粘着ロール26および第2の強粘着ロール28、ならびに第1の粘着ロール16および第1の強粘着ロール18を上昇させて、円筒状フォトマスク10および第1の粘着ロール16を感光層104の表面よりも高い位置に退避させる。
(II)図20に示すように、第1のダミー基材106の先頭が円筒状フォトマスク10の下方に到達したときに、円筒状フォトマスク10、第2の粘着ロール26および第2の強粘着ロール28、ならびに第1の粘着ロール16および第1の強粘着ロール18を下降させて、円筒状フォトマスク10および第1の粘着ロール16を第1のダミー基材106の表面に接触させる。
ワーク100を移動させながら、第1のダミー基材106の表面と第1の粘着ロール16とを接触させることによって、第1のダミー基材106の表面で第1の粘着ロール16を回転させて第1の粘着ロール16で第1のダミー基材106の表面をクリーニングする。
(III)引き続き、ワーク100を移動させながら、感光層104の表面と第1の粘着ロール16とを接触させることによって、感光層104の表面で第1の粘着ロール16を回転させて第1の粘着ロール16で感光層104の表面をクリーニングする。
また、ワーク100を移動させながら、表面がクリーニングされた感光層104と円筒状フォトマスク10とを接触させることによって、感光層104の表面で円筒状フォトマスク10を回転させると同時に、円筒状フォトマスク10の内部に配置された放射線照射手段から感光層104に放射線を照射する。
このようにして、表面がクリーニングされた感光層104が円筒状フォトマスク10を介して露光され、円筒状フォトマスク10のパターンに対応する潜像パターンが感光層104に形成される。
少なくとも感光層104と円筒状フォトマスク10とを接触させている間は、第2の粘着ロール26を円筒状フォトマスク10の表面に接触させることによって、円筒状フォトマスク10の回転に追随して回転させ、円筒状フォトマスク10の表面をクリーニングする。
この際、第2の強粘着ロール28を第2の粘着ロール26の表面に接触させることによって、第2の粘着ロール26の回転に追随して回転させ、第2の粘着ロール26の表面をさらにクリーニングする。
(IV)図21に示すように、第2のダミー基材108の先頭が円筒状フォトマスク10の下方に到達したときに、円筒状フォトマスク10、第2の粘着ロール26および第2の強粘着ロール28、ならびに第1の粘着ロール16および第1の強粘着ロール18を上昇させて、円筒状フォトマスク10および第1の粘着ロール16を第2のダミー基材108の表面から離間させる。
その後、円筒状フォトマスク10および第1の粘着ロール16の軸方向に直交する方向に、かつ露光室92から作業室90に向かってワーク100を載置したステージ20を移動させる。この際、円筒状フォトマスク10および第1の粘着ロール16を感光層104の表面よりも高い位置に退避させたままとする。
<作用機序>
以上説明した本発明の第6の実施形態にあっては、第1、2、4の実施形態と同じ構成を有し、第1、2、4の実施形態と同じ動作をする場合には、第1、2、4の実施形態と同じ作用機序を発揮する。
また、以上説明した本発明の第6の実施形態にあっては、ワーク100を移動させながら、感光層104と円筒状フォトマスク10とを接触させることによって、感光層104の表面で円筒状フォトマスク10を回転させると同時に、放射線照射手段12から感光層104に放射線を照射しつつ、円筒状フォトマスク10の表面に接触して回転する第2の粘着ロール26によって、円筒状フォトマスク10の表面をクリーニングしている。そのため、円筒状フォトマスク10の表面に付着した異物を露光装置1の運転を停止することなく除去できる。また、円筒状フォトマスク10の表面に付着した異物が常に除去された状態となるため、感光層104に形成される潜像パターンに、円筒状フォトマスク10の表面に付着した異物に由来する欠陥が生じにくい。
また、以上説明した本発明の第6の実施形態にあっては、第2の粘着ロール26の表面に接触して回転する第2の強粘着ロール28によって、第2の粘着ロール26の表面をクリーニングしているため、第2の粘着ロール26による円筒状フォトマスク10のクリーニングを長時間実施できる。そのため、露光装置1の長時間の運転が可能となり、製品の生産性が向上する。
〔他の実施形態〕
本発明の露光方法および露光装置は、ワークの感光層の表面に接触し、ワークの移動に追随して回転する第1の粘着ロールによって、感光層の表面をクリーニングする露光方法および露光装置であればよく、第1〜6の実施形態に限定されない。
たとえば、第1〜6の実施形態のうち、2つ以上の実施形態を組み合わせてもよい。
また、第1の強粘着ロール、除電手段、各昇降手段、第2の粘着ロール、第2の強粘着ロールは、必ずしも設けなくてもよい。
また、移動手段は、図示例のような移動可能なステージに限定されない。移動手段は、ワークを移動させない場合は、円筒状フォトマスクおよび第1の粘着ロールを移動させる移動手段であってもよい。また、ワークが枚葉の場合は、ベルトコンベアであってもよい。
また、第4、6の実施形態においてダミー基材を配置する代わりに、図22に示すように、ステージ20に、ワーク100に対応する大きさの凹部20aを設け、そこにワーク100を嵌め込んでもよい。これによって、第4、6の実施形態と同様の効果を得ることができる。
以下に、実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの例によって限定されない。
例1は実施例であり、例2は比較例である。
(例1)
図1に示す露光装置1を用意した。
円筒状フォトマスク10、第1の粘着ロール16、第1の強粘着ロール18、除電手段22を除く装置本体としては、SUSS社製、RML−2を用意した。
円筒状フォトマスク10としては、フィルム状の位相シフトマスク(材質:ポリジメチルシロキサン)を円筒状基体(材質:合成石英、長さ:30cm、外径:16cm、内径13cm、重さ:8kg)の表面に貼り付けたものを用意した。
第1の粘着ロール16および第1の強粘着ロール18としては、市販の粘着ロール(TEKNEK社製、SL300、粘着力:40hPa)を用意した。
除電手段22としては、エアノズル付きのコロナ除電装置(Keyence社製、超高速シースセンシングイオナイザSJ−H036、コロナ放電方式、パルスAC:7000V、エア供給:0.4MPa)を用意した。
ワーク100としては、基材(材質:ソーダライムガラス、縦:30cm、横:30cm、厚さ:2mm)の表面に、フォトレジスト(AZエレクトロニクス社製、AZ7904)を塗布し、乾燥させて感光層104(厚さ:450nm)を形成されたものを用意した。
ステージ20上にワーク100を載置し、移動速度:9cm/分で移動させながら、感光層104の表面に接触する第1の粘着ロール16によって感光層104の表面をクリーニングしつつ、感光層104の表面に接触する円筒状フォトマスク10を介して感光層104に紫外線を照射し、露光処理を行った。この際、円筒状フォトマスク10の内部に挿入したLEDアレイ光源が発する紫外線を、スリット14aを介して感光層104に照射した。なお、あらかじめ円筒状フォトマスク10と感光層104が隙間なく密着する幅を確認しておき、その幅よりも狭くなるようにスリット14aの幅を設定した。その後、現像処理を行い、基材の表面にレジストパターンを形成した。
50枚のワーク100について露光処理および現像処理を行い、レジストパターンにおける欠陥の有無を確認したところ、すべてのワーク100において欠陥は見られなかった。
(例2)
第1の粘着ロール16、第1の強粘着ロール18および除電手段22を設けない以外は、例1と同様にして、50枚のワーク100について露光処理および現像処理を行った。レジストパターンにおける欠陥の有無を確認したところ、35枚のワーク100において欠陥が見られた。
本発明の露光方法および露光装置は、基材の表面に感光層が形成されたワークの感光層を、感光層に接触するフォトマスクを介して露光し、フォトマスクのパターンに対応する潜像パターンを感光層に形成する露光方法および露光装置として有用である。
1〜8 露光装置
10 円筒状フォトマスク
12 放射線照射手段
14 遮光部材
14a スリット
16 第1の粘着ロール
18 第1の強粘着ロール
20 ステージ
20a 凹部
22 除電手段
26 第2の粘着ロール
28 第2の強粘着ロール
90 作業室
92 露光室
94 仕切り板
96 クリーンエア供給装置
98 作業扉
100 ワーク
102 基材
104 感光層
106 第1のダミー基材
108 第2のダミー基材

Claims (20)

  1. 基材の表面に感光層が形成されたワークの感光層を、感光層に接触する円筒状フォトマスクを介して露光し、円筒状フォトマスクのパターンに対応する潜像パターンを感光層に形成する露光方法であって、
    第1の粘着ロールの軸方向に直交する方向で、かつ互いに逆方向にワークと第1の粘着ロールとを相対的に移動させながら、感光層と第1の粘着ロールとを接触させることによって、感光層の表面で第1の粘着ロールを回転させて第1の粘着ロールで感光層の表面をクリーニングし、
    円筒状フォトマスクの軸方向に直交する方向で、かつ互いに逆方向にワークと円筒状フォトマスクとを相対的に移動させながら、表面がクリーニングされた感光層と円筒状フォトマスクとを接触させることによって、感光層の表面で円筒状フォトマスクを回転させると同時に、円筒状フォトマスクの内部に配置された放射線照射手段から感光層に放射線を照射する、露光方法。
  2. 枚葉のワークが円筒状フォトマスクの下方に存在しないときには、円筒状フォトマスクを感光層の表面よりも高い位置に退避させ、
    枚葉のワークが円筒状フォトマスクの下方に存在するときには、円筒状フォトマスクを下降させて感光層の表面に接触させる、請求項1に記載の露光方法。
  3. 枚葉のワークが第1の粘着ロールの下方に存在しないときには、第1の粘着ロールを感光層の表面よりも高い位置に退避させ、
    枚葉のワークが第1の粘着ロールの下方に存在するときには、第1の粘着ロールを下降させて感光層の表面に接触させる、請求項2に記載の露光方法。
  4. 枚葉のワークの、円筒状フォトマスクと最初に接触する側の前方に、枚葉の第1のダミー基材を隣接して配置し、
    枚葉のワークの、円筒状フォトマスクと最後に接触する側の後方に、枚葉の第2のダミー基材を隣接して配置し、
    ワーク、第1のダミー基材および第2のダミー基材が円筒状フォトマスクの下方に存在しないときには、円筒状フォトマスクを感光層の表面よりも高い位置に退避させ、
    第1のダミー基材が円筒状フォトマスクの下方に存在するときに、円筒状フォトマスクを下降させて第1のダミー基材の表面に接触させ、
    引き続きワークの感光層と円筒状フォトマスクとを接触させ、
    第2のダミー基材が円筒状フォトマスクの下方に存在するときに、円筒状フォトマスクを上昇させて第2のダミー基材の表面から離間させる、請求項1に記載の露光方法。
  5. ワーク、第1のダミー基材および第2のダミー基材が第1の粘着ロールの下方に存在しないときには、第1の粘着ロールを感光層の表面よりも高い位置に退避させ、
    第1のダミー基材が第1の粘着ロールの下方に存在するときに、第1の粘着ロールを下降させて第1のダミー基材の表面に接触させ、
    引き続きワークの感光層と第1の粘着ロールとを接触させ、
    第2のダミー基材が第1の粘着ロールの下方に存在するときに、第1の粘着ロールを上昇させて第2のダミー基材の表面から離間させる、請求項4に記載の露光方法。
  6. 基材が、ガラス板である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の露光方法。
  7. 枚葉のワークの稜角が面取りされている、請求項1〜6のいずれか一項に記載の露光方法。
  8. 枚葉のワークにおける基材の厚さが、0.3mm以上である、請求項1〜7のいずれか一項に記載の露光方法。
  9. 第1の粘着ロールの表面に接触し、第1の粘着ロールの回転に追随して回転する、第1の粘着ロールよりも粘着力が高い強粘着ロールによって、第1の粘着ロールの表面をクリーニングする、請求項1〜8のいずれか一項に記載の露光方法。
  10. 第1の粘着ロールと接触した後、かつ円筒状フォトマスクと接触する前の感光層の表面を除電する、請求項1〜9のいずれか一項に記載の露光方法。
  11. 円筒状フォトマスクの表面に接触し、円筒状フォトマスクの回転に追随して回転する第2の粘着ロールによって、円筒状フォトマスクの表面をクリーニングする、請求項1〜10のいずれか一項に記載の露光方法。
  12. 基材の表面に感光層が形成されたワークの感光層を、感光層に接触する円筒状フォトマスクを介して露光し、円筒状フォトマスクのパターンに対応する潜像パターンを感光層に形成する露光装置であって、
    中心軸を回転軸として回転自在とされた円筒状フォトマスクと、
    円筒状フォトマスクの内部に配置された放射線照射手段と、
    円筒状フォトマスクが接触するよりも前に感光層の表面に接触できる位置に配置され、中心軸を回転軸として回転自在とされた第1の粘着ロールと、
    円筒状フォトマスクの軸方向に直交する方向で、かつ互いに逆方向にワークと円筒状フォトマスクとを相対的に移動させ、第1の粘着ロールの軸方向に直交する方向で、かつ互いに逆方向にワークと第1の粘着ロールとを相対的に移動させる移動手段と
    を備えた、露光装置。
  13. 円筒状フォトマスクおよび第1の粘着ロールが、フリーロールである、請求項12に記載の露光装置。
  14. 円筒状フォトマスクを昇降させる第1の昇降手段と、
    第1の昇降手段を制御する制御手段と
    をさらに備え、
    制御手段が、
    枚葉のワークが円筒状フォトマスクの下方に存在しないときには、円筒状フォトマスクを感光層の表面よりも高い位置に退避させ、
    枚葉のワークが円筒状フォトマスクの下方に存在するときには、円筒状フォトマスクを下降させて感光層の表面に接触させる、請求項12または13に記載の露光装置。
  15. 第1の粘着ロールを昇降させる第2の昇降手段をさらに備え、
    前記制御手段が、第2の昇降手段を制御するものであり、かつ
    枚葉のワークが第1の粘着ロールの下方に存在しないときには、第1の粘着ロールを感光層の表面よりも高い位置に退避させ、
    枚葉のワークが第1の粘着ロールの下方に存在するときには、第1の粘着ロールを下降させて感光層の表面に接触させる、請求項14に記載の露光装置。
  16. 円筒状フォトマスクを昇降させる第1の昇降手段と、
    第1の昇降手段を制御する制御手段と
    をさらに備え、
    枚葉のワークの、円筒状フォトマスクと最初に接触する側の前方に、枚葉の第1のダミー基材を隣接して配置し、
    枚葉のワークの、円筒状フォトマスクと最後に接触する側の後方に、枚葉の第2のダミー基材を隣接して配置した際には、
    制御手段が、
    ワーク、第1のダミー基材および第2のダミー基材が円筒状フォトマスクの下方に存在しないときには、円筒状フォトマスクを感光層の表面よりも高い位置に退避させ、
    第1のダミー基材が円筒状フォトマスクの下方に存在するときに、円筒状フォトマスクを下降させて第1のダミー基材の表面に接触させ、
    引き続きワークの感光層と円筒状フォトマスクとを接触させ、
    第2のダミー基材が円筒状フォトマスクの下方に存在するときに、円筒状フォトマスクを上昇させて第2のダミー基材の表面から離間させる、請求項12または13に記載の露光装置。
  17. 第1の粘着ロールを昇降させる第2の昇降手段をさらに備え、
    前記制御手段が、第2の昇降手段を制御するものであり、かつ
    ワーク、第1のダミー基材および第2のダミー基材が第1の粘着ロールの下方に存在しないときには、第1の粘着ロールを感光層の表面よりも高い位置に退避させ、
    第1のダミー基材が第1の粘着ロールの下方に存在するときに、第1の粘着ロールを下降させて第1のダミー基材の表面に接触させ、
    引き続きワークの感光層と第1の粘着ロールとを接触させ、
    第2のダミー基材が第1の粘着ロールの下方に存在するときに、第1の粘着ロールを上昇させて第2のダミー基材の表面から離間させる、請求項16に記載の露光装置。
  18. 第1の粘着ロールの表面に接触するように配置され、中心軸を回転軸として回転自在とされた、第1の粘着ロールよりも粘着力が高い強粘着ロールをさらに備えた、請求項12〜17のいずれか一項に記載の露光装置。
  19. 第1の粘着ロールと接触した後、かつ円筒状フォトマスクと接触する前の感光層の表面を除電する除電手段をさらに備えた、請求項12〜18のいずれか一項に記載の露光装置。
  20. 円筒状フォトマスクの表面に接触するように配置され、中心軸を回転軸として回転自在とされた第2の粘着ロールをさらに備えた、請求項12〜19のいずれか一項に記載の露光装置。
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