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JP2016016709A - 車両用ブレーキ装置 - Google Patents

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村山 隆
Takashi Murayama
隆 村山
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Abstract

【課題】部品点数の削減が図れると共に搭載性の悪化を招くことを抑制する。【解決手段】バキュームブースタ等の加圧助勢機能を備えずに、ブレーキ液圧制御用アクチュエータ50の加圧機能に基づいてブレーキペダル11の操作に基づくW/C圧を発生させる。そのときの目標W/C圧をM/C圧センサ80で検出されるM/C圧のみによって設定する。これにより、ストローク生成装置や踏力センサを備える必要がなく、部品点数の削減が図れると共に搭載性の悪化を招くことを抑制できる。【選択図】図1

Description

本発明は、ブレーキ操作に基づいてブレーキ液圧による制動力を発生させる車両用ブレーキ装置に関するものである。
従来より、車両用ブレーキ装置においては、バキュームブースタやハイドロブースタ等の倍力装置によってブレーキペダルに加えられる荷重(踏力)を加圧助勢し、マスタシリンダ(以下、M/Cという)内に高圧なM/C圧が発生させられるようにしている。これにより、ペダル荷重を加圧助勢した大きなブレーキ液圧をホイールシリンダ(以下、W/Cという)に発生させられ、大きな制動力を発生させることが可能となっている。
しかしながら、バキュームブースタやハイドロブースタ等では、加圧助勢の上限値に達した場合(例えばバキュームブースタの死点やハイドロブースタの加圧助勢に使用しているアキュムレータ圧の上限圧に達した場合)、その後、急にブレーキペダルが重くなる。つまり、ペダル荷重に対するW/C圧の関係が急変し、ブレーキペダルを踏み込んでも制動力が上がり難くなる。このため、ドライバに違和感を与えていた。例えば、図6に示すように、ペダル荷重が所定値に至るまではペダル荷重に対してW/C圧が比例的に上昇するが、その後は、その上昇勾配が急変するという関係となる。
このため、バキュームブースタ等の加圧助勢機構を備えるのではなく、M/CとW/Cの間に備えられるブレーキ液圧制御用アクチュエータの加圧機能に基づいて、ブレーキペダルの操作量に対応するW/C圧を発生させることが提案されている。例えば、特許文献1では、ストローク生成装置を設けてブレーキペダルの踏み込み初期のペダルストロークを確保しつつ、踏力センサでペダル荷重を検出し、ブレーキ液圧制御用アクチュエータの加圧機能に基づいてW/Cの増圧を行う装置が開示されている。このように、ストローク生成装置によって踏み込み初期のストロークを取り出し易くすることで、ブレーキフィーリングの向上を図っている。
特開2013−129363号公報
しかしながら、特許文献1では、ブレーキフィーリングの向上のためにストローク生成装置を備える必要があるのに加えて、ブレーキ液圧制御用アクチュエータの制御の為に踏力センサを別途設けなければならない。このため、部品点数が増えてコスト高になると共に、車両への搭載部品点数が増えて搭載性の悪化を招く。
本発明は上記点に鑑みて、部品点数の削減が図れると共に搭載性の悪化を招くことを抑制できる車両用ブレーキ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、制御手段(70)は、M/C圧に対してブレーキ操作部材(11)に加えられる荷重の関係を示す特性と該荷重に対するストロークの関係を示す特性およびストロークに対する目標W/C圧の関係を示す特性それぞれのマップもしくは演算式を有し、該マップもしくは演算式に基づいて、圧力センサで検出されたM/C圧に対応する荷重を算出すると共に該荷重に対応するストロークを算出したのち、さらにストロークに対応する目標W/C圧を算出し、算出した目標W/C圧となるようにモータ(60)を駆動すると共に差圧制御弁(16、36)により発生させる差圧を制御することを特徴としている。
このような構成の車両用ブレーキ装置では、バキュームブースタ等の加圧助勢機能を備えずに、ブレーキ液圧制御用アクチュエータ(50)の加圧機能に基づいてブレーキ操作部材の操作に基づくW/C圧を発生させるようにしている。そして、そのときの目標W/C圧を圧力センサ(80)で検出されるM/C圧のみによって設定できるようにしている。これにより、特許文献1に示されるようなストローク生成装置や踏力センサを備える必要がなく、部品点数の削減が図れると共に搭載性の悪化を招くことを抑制できる。
請求項2に記載の発明では、制御手段は、荷重に対するストロークの関係を示す特性として、荷重の上昇に対するストロークの上昇率が荷重が大きくなるほど徐々に小さくなる特性をマップもしくは演算式として記憶していることを特徴としている。
このように、荷重に対するストロークの関係をブレーキ操作部材の操作時にドライバに与える違和感が小さくできる関係の特性として、マップもしくは演算式で記憶している。このため、ドライバによるブレーキ操作に伴ってブレーキ操作部材に加えられる荷重が上昇しても、M/C圧の変動によるブレーキ操作部材のストローク速度の変化を抑制でき、ドライバに与える違和感を低減することが可能となる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係の一例を示すものである。
本発明の第1実施形態にかかる車両用ブレーキ装置1の概略構成を示した図である。 ペダルストロークに対するW/C圧の関係を示した特性図である。 ペダル荷重に対するペダルストロークの関係を示した特性図である。 ペダル荷重に対するM/C圧の関係を示した特性図である。 ペダル荷重に対するW/C圧の関係を示した特性図である。 従来のペダル荷重に対するW/C圧の関係を示した特性図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、同一符号を付して説明を行う。
(第1実施形態)
以下、本発明を図に示す実施形態について説明する。本発明の一実施形態にかかる車両用の車両用ブレーキ装置について説明する。図1は、本実施形態にかかる車両用ブレーキ装置1の基本構成を示した液圧回路図である。ここでは前後配管の液圧回路を構成する車両に本発明にかかるブレーキ装置1を適用した例について説明するが、X配管などの車両についても適用可能である。
図1に示すように、ドライバが操作するブレーキ操作部材としてのブレーキペダル11とブレーキ液圧の発生源となるM/C13とが接続されており、ブレーキペダル11が踏み込まれると、M/C13に配設されたマスタピストン13a、13bが押圧される。これにより、マスタピストン13a、13bによって区画されるプライマリ室13cとセカンダリ室13dとに同圧のM/C圧が発生する。M/C圧は、ブレーキ液圧制御用アクチュエータ50を通じて各W/C14、15、34、35に伝えられる。このM/C13には、プライマリ室13cおよびセカンダリ室13dそれぞれと連通する通路を有するマスタリザーバ13eが備えられている。
ブレーキ液圧制御用アクチュエータ50は、第1配管系統50aと第2配管系統50bとを備えた構成とされ、ブレーキ配管を形成した図示しないアルミ製などのブロックに各種部品が組み付けられることで一体化されている。第1配管系統50aは、左後輪RLと右後輪RRに加えられるブレーキ液圧を制御するリア系統、第2配管系統50bは、左前輪FLと右前輪FRに加えられるブレーキ液圧を制御するフロント系統とされる。
なお、各系統50a、50bの基本構成は同様であるため、以下では第1配管系統50aについて説明し、第2配管系統50bについては説明を省略する。
第1配管系統50aは、上述したM/C圧を左後輪RLに備えられたW/C14および右後輪RRに備えられたW/C15に伝達し、W/C圧を発生させる主管路となる管路Aを備える。
また、管路Aには、管路Aを連通状態と差圧状態に制御することで、上流側となるM/C13側の第1管路と下流側となるW/C14、15側の第2管路との間の差圧を制御する第1差圧制御弁16が備えられている。この第1差圧制御弁16は、ドライバがブレーキペダル11の操作を行う通常ブレーキ時(衝突回避などの自動ブレーキ制御や横滑り防止制御などの車両運動制御が実行されていない時)には連通状態となるように弁位置が調整されている。そして、第1差圧制御弁16に備えられるソレノイドコイルに電流が流されると、第1差圧制御弁16は、流された電流値が大きいほど大きな差圧状態となるように弁位置が調整される。
この第1差圧制御弁16が差圧状態のときには、W/C14、15側のブレーキ液圧がM/C圧よりも所定以上高くなった際にのみ、W/C14、15側からM/C13側へのブレーキ液の流動が許容される。このため、常時W/C14、15側がM/C13側よりも所定圧力以上高くならないように維持される。また、第1差圧制御弁16に対して並列に逆止弁16aが備えられている。
管路Aは、この第1差圧制御弁16よりも下流になるW/C14、15側において、2つの管路A1、A2に分岐する。管路A1にはW/C14へのブレーキ液圧の増圧を制御する第1増圧制御弁17が備えられ、管路A2にはW/C15へのブレーキ液圧の増圧を制御する第2増圧制御弁18が備えられている。
第1、第2増圧制御弁17、18は、連通・遮断状態を制御できるノーマルオープン型の2位置電磁弁により構成されている。具体的には、第1、第2増圧制御弁17、18は、第1、第2増圧制御弁17、18に備えられるソレノイドコイルへの制御電流がゼロとされる時(非通電時)には連通状態に制御される。また、第1、第2増圧制御弁17、18は、ソレノイドコイルに制御電流が流される時(通電時)に遮断状態に制御される。
管路Aにおける第1、第2増圧制御弁17、18および各W/C14、15の間と調圧リザーバ20とを結ぶ減圧管路としての管路Bには、第1減圧制御弁21と第2減圧制御弁22とがそれぞれ配設されている。これら第1、第2減圧制御弁21、22は、連通・遮断状態を制御できるノーマルクローズ型の2位置電磁弁により構成されている。具体的には、第1、第2減圧制御弁21、22は、第1、第2減圧制御弁21、22に備えられるソレノイドコイルへの制御電流がゼロとされる時(非通電時)には遮断状態に制御される。また、第1、第2減圧制御弁21、22は、ソレノイドコイルに制御電流が流される時(通電時)に連通状態に制御される。
調圧リザーバ20と主管路である管路Aとの間には還流管路となる管路Cが配設されている。この管路Cには調圧リザーバ20からM/C13側あるいはW/C14、15側に向けてブレーキ液を吸入吐出するモータ60によって駆動される自吸式のポンプ19が設けられている。モータ60は図示しないモータリレーに対する通電が制御されることで駆動される。
調圧リザーバ20とM/C13の間には補助管路となる管路Dが設けられている。この管路Dを通じ、ポンプ19にてM/C13からブレーキ液を吸入し、管路Aに吐出することで、車両運動制御時において、W/C14、15側にブレーキ液を供給し、対象となる車輪のW/C圧を加圧する。
なお、ここでは第1配管系統50aについて説明したが、第2配管系統50bも同様の構成であり、第1配管系統50aに備えられた各構成と同様の構成を第2配管系統50bも備えている。具体的には、第1差圧制御弁16および逆止弁16aと対応する第2差圧制御弁36および逆止弁36a、第1、第2増圧制御弁17、18と対応する第3、第4増圧制御弁37、38がある。また、第1、第2減圧制御弁21、22と対応する第3、第4減圧制御弁41、42、ポンプ19と対応するポンプ39、調圧リザーバ20と対応する調圧リザーバ40がある。さらに、リザーバ70および供給管路S1と対応するリザーバ80および供給管路S2、管路A〜Dと対応する管路E〜Hがある。ただし、各系統50a、50bがブレーキ液を供給するW/C14、15、34、35については、リア系統となる第1配管系統50aよりもフロント系統となる第2配管系統50bの方の容量に差があっても良い。このような構成とされる場合、フロント側においてより大きな制動力を発生させることができる。
また、車両用ブレーキ装置1には、制御手段に相当するブレーキ制御用の電子制御装置(以下、ブレーキECUという)70が備えられている。ブレーキECU70は、CPU、ROM、RAM、I/Oなどを備えた周知のマイクロコンピュータによって構成され、ROMなどに記憶されたプログラムに従って各種演算などの処理を実行し、各種車両運動制御を含むブレーキ制御を実行する。例えば、ブレーキECU70は、M/C圧に応じた検出信号を出力するM/C圧センサ(圧力センサ)80や図示しない他のセンサ類の検出信号に基づいて車両に発生している各種物理量を演算する。そして、その演算結果に基づいてブレーキ液圧制御用アクチュエータ50に備えられた各種部品が制御され、制御対象輪に対して所望の制動力を発生させるという車両運動制御が実行される。
続いて、上記のように構成された車両用ブレーキ装置1の作動の一例について説明する。なお、本実施形態では、通常時のブレーキ制御として、ブレーキペダル1が踏み込まれたときにブレーキ液圧制御用アクチュエータ50の加圧機能に基づいてM/C圧よりも大きなW/C圧を発生させるという制御を行うことを特徴としている。本実施形態の車両用ブレーキ装置1においても、アンチロックブレーキ制御や横滑り防止制御などの車両安定化のための各種車両運動制御を実行できるが、これらの制御については従来と同様であるため、ここでは通常時のブレーキ制御についてのみ説明する。
車両走行中に、M/C圧センサ80の検出信号が出力されると、それがブレーキECU70に入力されてM/C圧が演算される。そして、ブレーキECU70は、そのM/C圧の演算結果のみに基づいて通常時のブレーキ制御を行う。具体的には、ブレーキECU70には、各種特性を示すマップもしくは演算式が記憶されており、この各種特性に基づいてM/C圧に対応するW/C圧の目標値(以下、目標W/C圧という)を演算している。
一般的に、ブレーキペダルの操作によってM/C圧を発生させ、そのM/C圧をW/C圧として各W/Cに伝えるシステムでは、各W/Cでの消費液量とM/C内から各W/Cへのブレーキ液の供給量が一致する。このため、ペダルストロークとW/C圧の関係はシステム的に決まる一定の特性となり、ブレーキ制御による変化は付けられない。
これは、本実施形態のように、ブレーキペダル11の操作によってM/C圧を発生させ、ブレーキ液圧制御用アクチュエータ50の加圧機能によってM/C圧よりも大きなW/C圧を発生させるシステムでも同様である。すなわち、W/C14、15、34、35の消費液量とM/C13から各W/C14、15、34、35へのブレーキ液の供給量とは一致し、消費液量分だけM/C13内のブレーキ液が吸出されてブレーキペダル11がM/C13側に吸い込まれる状態となる。このため、ブレーキ液圧制御用アクチュエータ50での加圧機能を用いるか否かにかかわらず、ブレーキペダル11の操作量となるペダルストロークとW/C圧の関係はシステム的に決まった一定の特性となる。
一方、ブレーキペダル11の操作時にドライバに与える違和感はペダル荷重を上昇させる際に、M/C圧の変動によりペダルストローク速度が変化するために発生している。したがって、ブレーキペダル11の操作時にドライバに与える違和感が小さくできるペダルストロークとペダル荷重との関係を示した特性を予め用意し、その特性を示すマップもしくは演算式に基づいてブレーキ液圧制御用アクチュエータ50での加圧量を求める。これにより、M/C圧のみに基づいて、ドライバに与える違和感を小さくできるように、ブレーキ液圧制御用アクチュエータ50の加圧機能を用いたW/C圧の加圧を行う。
具体的には、図2〜図5に示す各種特性に基づいてブレーキ液圧制御用アクチュエータ50での加圧量を決定している。
図2は、ペダルストロークに対するW/C圧の関係を示した特性図である。この図に示されるように、ペダルストロークに所定の遊びが設けられたのち、ペダルストロークが上昇していくと比較的低勾配でW/C圧が徐々に増加し、ある程度ペダルストロークが発生すると比較的高勾配でW/C圧が徐々に増加するという特性となる。この図に示すペダルストロークに対するW/C圧の関係は、上記したようにシステム的に決まった一定の特性となるものであり、ブレーキ制御による変化は付けられない。
図3は、ペダル荷重に対するペダルストロークの関係を示した特性図である。この図に示す特性は、上記したように、ブレーキペダル11の操作時にドライバに与える違和感を小さくできるペダルストロークとペダル荷重との関係を示した特性である。この図に示されるように、ペダル荷重が増加するほど徐々にペダルストロークも上昇し、ペダル荷重の上昇に対するペダルストロークの上昇率が、ペダル荷重が大きくなるほど徐々に小さくなる特性とされている。このような特性は、ペダル荷重の上昇に対してペダルストロークが急変していないため、ペダル荷重が上昇する際におけるM/C圧の変動によるペダルストローク速度の変化が少ない。この図に示す特性を予め用意している。
図4は、ペダル荷重に対するM/C圧の関係を示した特性図である。ペダル荷重に対して発生させられるM/C圧は、M/C13のサイズ等によって決まっており、ほぼペダル荷重に対して比例的にM/C圧が上昇する関係となる。
図5は、ペダル荷重に対するW/C圧の関係を示した特性図である。図中、図4に示したペダル荷重に対するM/C13の関係についても一点鎖線で示してある。目標W/C圧は、図2に示したペダル荷重に対するペダルストロークの関係と図3に示すペダルストロークとW/C圧の関係とから決められる。つまり、図3に示したペダル荷重とペダルストロークとの関係からペダル荷重に対応するペダルストロークを求め、さらに求めたペダルストロークと対応する目標W/C圧を図2に示したペダルストロークと目標W/C圧の関係から求めると、図5に示す特性となる。この図5に示すように、ペダル荷重に対して発生させられるM/C圧は、M/C13のサイズによって決まっており、ほぼペダル荷重に対して比例的にM/C圧が上昇する一点鎖線の関係となる。これに対し、図5に示すように、所定の遊びが設けられたのち、ペダル荷重が大きくなるほど目標W/C圧が徐々に大きくなる。ペダル荷重が小さいときには比較的緩やかな勾配で目標W/C圧が増加し、その後、ペダル荷重が大きくなるに連れて徐々に増加勾配が大きくなったのち、さらにペダル荷重が大きくなると再び徐々に比較的緩やかな勾配になる。このときの勾配の変化は緩やかな変化とされ、従来の図6のように急に変化しない特性となる。
このように、図3に示す特性、つまりブレーキペダル11の操作時にドライバに与えるを違和感が小さくできる特性を予め用意しておき、システム的に決まる図2の特性や図4の特性と共にブレーキECU70に記憶している。このようにすれば、M/C圧が検出されたときに、そのM/C圧になるときに発生させられているであろうペダル荷重を図4の特性に基づいて算出できる。そして、算出されたペダル荷重と対応するペダルストロークを図3の特性に基づいて算出し、さらに算出されたペダルストロークに対応する目標W/C圧を図2の特性に基づいて算出すれば、発生したM/C圧に対応する目標W/C圧を特定できる。これにより、目標W/C圧を設定できると共に、その目標W/C圧からM/C圧を差し引けば、ブレーキ液圧制御用アクチュエータ50で必要な加圧量も演算できる。
したがって、M/C圧センサ80の検出信号に基づいて、ブレーキECU70でM/C圧が演算されると、図2〜図4に示す特性のマップもしくは演算式より、M/C圧に対応する目標W/C圧が演算される。そして、目標W/C圧とM/C圧との差を演算することにより、ブレーキ液圧制御用アクチュエータ50で発生させる加圧量の目標値を演算する。このとき、M/C圧からペダル荷重を算出し、そのペダル荷重から目標W/C圧を演算しても良いし、M/C圧から直接目標W/C圧を演算しても良い。
このようにして、ブレーキ液圧制御用アクチュエータ50で発生させる加圧量の目標値が演算されるため、これに基づいてブレーキ液圧制御用アクチュエータ50でW/C14、15、34、35を加圧する。具体的には、加圧量の目標値に応じた差圧が発生させられるように、第1、第2差圧制御弁16、36のソレノイドに差圧に応じた大きさの電流を流しつつ、ポンプ19、39を駆動する。これにより、W/C圧がM/C圧よりも第1、第2差圧制御弁16、36で発生させられる差圧分高くできる。
このとき、図3に示すペダル荷重に対するペダルストロークの関係をブレーキペダル11の操作時におけるドライバに与える違和感を小さくできる関係にしている。このため、ドライバによるブレーキ操作に伴ってペダル荷重が上昇しても、M/C圧の変動によるペダルストローク速度の変化を抑制でき、ドライバに与える違和感を低減することが可能となる。
以上説明したように、バキュームブースタ等の加圧助勢機能を備えずに、ブレーキ液圧制御用アクチュエータ50の加圧機能に基づいてブレーキペダル11の操作に基づくW/C圧を発生させるようにしている。そして、そのときの目標W/C圧をM/C圧センサ80で検出されるM/C圧のみによって設定できるようにしている。これにより、特許文献1に示されるようなストローク生成装置や踏力センサを備える必要がなく、部品点数の削減が図れると共に搭載性の悪化を招くことを抑制できる。特に、M/C圧センサ80の場合、ブレーキ液圧制御用アクチュエータ50を構成するユニットに組み付けることができることから、ブレーキ液圧制御用アクチュエータ50の一部として車両に搭載できる。したがって、搭載性の向上を図ることが可能となる。
(他の実施形態)
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、本発明が適用される車両用ブレーキ装置の構成の一例を示したが、ブレーキ液圧制御用アクチュエータ50が備えられていて、それの加圧機能に基づいてM/C圧よりも高いW/C圧を発生させられる構成であれば、他の構成でも良い。
また、ペダル荷重に対するペダルストロークの関係の一例として図3に示す関係を例に挙げたが、ブレーキペダル11の操作時にドライバに与える違和感が小さくできる関係であれば、他の関係であっても良い。
また、上記実施形態では、ブレーキ操作部材としてブレーキペダル11を例に挙げたが、ブレーキレバーなどであっても良い。その場合、ブレーキ操作部材に加えられる荷重としてペダル荷重の代わりにレバーに掛かる荷重が用いられることになる。
1…車両用ブレーキ装置、11…ブレーキペダル、13…M/C、14、15、34、35…W/C、16、36…第1、第2差圧制御弁、19、39…ポンプ、50…ブレーキ液圧制御用アクチュエータ、60…モータ、70…ブレーキECU、80…M/C圧センサ

Claims (2)

  1. ドライバによって操作されるブレーキ操作部材(11)と、
    前記ブレーキ操作部材の操作力に応じたマスタシリンダ圧を発生させるマスタシリンダ(13)と、
    前記マスタシリンダ圧を検出する圧力センサ(80)と、
    前記マスタシリンダ圧に基づいて制動力を発生させるホイールシリンダ(14、15、34、35)と、
    前記マスタシリンダと前記ホイールシリンダとを接続する主管路(A、E)と、前記マスタシリンダと前記ホイールシリンダの間の差圧を制御する差圧制御弁(16、36)と、前記マスタシリンダよりブレーキ液を吸入して前記主管路における前記差圧制御弁よりも前記ホイールシリンダ側に吐出するポンプ(19、39)と、前記ポンプを駆動するモータ(60)と、を有し、前記ホイールシリンダに加えられるホイールシリンダ圧を制御するブレーキ液圧制御用アクチュエータ(50)と、
    前記ブレーキ液圧制御用アクチュエータを制御するブレーキ制御用の制御手段(70)と、を備えたブレーキ装置であって、
    前記制御手段は、前記マスタシリンダ圧に対して前記ブレーキ操作部材に加えられる荷重の関係を示す特性と該荷重に対するストロークの関係を示す特性および前記ストロークに対する目標ホイールシリンダ圧の関係を示す特性のマップもしくは演算式を有し、該マップもしくは演算式に基づいて、前記圧力センサで検出された前記マスタシリンダ圧に対応する前記荷重を算出すると共に該荷重に対応する前記ストロークを算出したのち、さらに前記ストロークに対応する前記目標ホイールシリンダ圧を算出し、算出した前記目標ホイールシリンダ圧となるように前記モータを駆動すると共に前記差圧制御弁により発生させる差圧を制御することを特徴とする車両用ブレーキ装置。
  2. 前記制御手段は、前記荷重に対する前記ストロークの関係を示す特性として、前記荷重の上昇に対する前記ストロークの上昇率が、前記荷重が大きくなるほど徐々に小さくなる特性を前記マップもしくは演算式として記憶していることを特徴とする請求項1に記載の車両用ブレーキ装置。
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