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JP2016012005A - 光導波路、光電気混載基板および電子機器 - Google Patents

光導波路、光電気混載基板および電子機器 Download PDF

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JP2016012005A
JP2016012005A JP2014132694A JP2014132694A JP2016012005A JP 2016012005 A JP2016012005 A JP 2016012005A JP 2014132694 A JP2014132694 A JP 2014132694A JP 2014132694 A JP2014132694 A JP 2014132694A JP 2016012005 A JP2016012005 A JP 2016012005A
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佑紀 油家
Yuki Aburaya
佑紀 油家
章弘 堀元
Akihiro Horimoto
章弘 堀元
幹也 兼田
Mikiya Kaneda
幹也 兼田
匠 久保田
Takumi Kubota
匠 久保田
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Abstract

【課題】光路変換に伴うクロストークの発生を抑制し、高品質な光通信を行い得る光導波路、および、かかる光導波路を備えた光電気混載基板および電子機器を提供すること。
【解決手段】光導波路1は、長尺状のコア部14と、コア部14の端部141を囲うように設けられた側面クラッド部15と、端部141と側面クラッド部15との間に設けられ、側面クラッド部15より屈折率の低い低屈折率部16と、が形成されたコア層13と、コア層13の一部に設けられた空洞部170A(光反射部)であって、コア部14の光軸C1に対して斜めに接する傾斜面171(境界面)を備え、コア部14を伝搬する光を傾斜面171において反射する空洞部170Aと、を有し、コア層13の平面視において、コア部14の端部141のうち長手方向の端141aが空洞部170Aの内側に位置し、かつ、低屈折率部16と空洞部170Aの外縁とが重なっている。
【選択図】図3

Description

本発明は、光導波路、光電気混載基板および電子機器に関するものである。
近年、光信号を一地点から他地点に導くための手段として、光導波路が普及しつつある。この光導波路は、線状のコア部と、その周囲を覆うように設けられたクラッド部とを有している。コア部は、光に対して実質的に透明な材料によって構成され、クラッド部は、コア部より屈折率が低い材料によって構成されている。
光導波路では、コア部の一端から導入された光が、クラッド部との境界で反射しながら他端に搬送される。光導波路の入射側には、半導体レーザー等の発光素子が配置され、出射側には、フォトダイオード等の受光素子が配置される。発光素子から入射された光は光導波路を伝搬し、受光素子により受光され、受光した光の明滅パターンもしくはその強弱パターンに基づいて通信を行う。
このような光導波路によって例えば信号処理基板内の電気配線が置き換えられると、高周波ノイズの発生、電気信号の劣化といった電気信号に特有の課題が解消され、信号処理基板のさらなる高スループット化が可能になると期待されている。
電気配線を光導波路に置き換える際には、電気信号と光信号との相互変換を行う必要があることから、発光素子および受光素子とこれらの間を光学的に接続する光導波路とを備えた光導波路モジュールが開発されている。
例えば、特許文献1には、プリント基板と、プリント基板上に搭載された発光素子と、プリント基板の下面側に設けられた光導波路と、を有する光インターフェースが開示されている。そして、光導波路と発光素子との間は、プリント基板に形成された、光信号を伝送するための貫通孔であるスルーホールを介して光学的に接続されている。
上述したような光インターフェースにおいては、発光素子の発光部から出射した信号光を光導波路のコア部に入射させるべく、光導波路に形成されたミラーで光路を変換する必要がある。
このようなミラーとしては、例えば、コア部の一部を除去して空洞部を形成し、その空洞部の内壁面を反射面として利用することにより、コア部の光路を変換するものが知られている。
特開2005−294407号公報
近年、1つの光導波路に形成されるコア部の数が増える傾向にあり、並列するコア部同士の間隔も狭くなっている。ところが、その結果、ミラーで光路を変換した際に、隣り合うミラーやコア部に光が侵入してしまう現象が起こり易くなっている。このような現象はクロストークと呼ばれ、光通信のS/N比を低下させる原因の1つとなっている。
本発明の目的は、光路変換に伴うクロストークの発生を抑制し、高品質な光通信を行い得る光導波路、および、かかる光導波路を備えた光電気混載基板および電子機器を提供することにある。
このような目的は、下記(1)〜(7)の本発明により達成される。
(1) 長尺状のコア部と、前記コア部の少なくとも一方の端部を囲うように設けられた側面クラッド部と、前記端部に対し少なくとも前記コア部の短手方向において隣り合うように前記端部と前記側面クラッド部との間に設けられ、前記側面クラッド部より屈折率の低い低屈折率部と、が形成されたコア層と、
前記コア層の一部に設けられた光反射部であって、前記光反射部と前記コア層との境界に位置し前記コア部の光軸に対して斜めに接する境界面を備え、前記コア部を伝搬する光が前記境界面において反射されるように構成されている光反射部と、
を有し、
前記コア層をその厚さ方向から見た平面視において、前記端部のうち前記コア部の長手方向の端が前記光反射部の内側に位置しており、かつ、前記低屈折率部と前記光反射部の外縁とが重なっていることを特徴とする光導波路。
(2) 前記光反射部は、前記コア部より屈折率が低い低屈折率材料で構成されている上記(1)に記載の光導波路。
(3) 前記光反射部は、前記コア層の一部に設けられた空洞で構成されている上記(1)または(2)に記載の光導波路。
(4) 前記コア部は、その幅が相対的に広い広幅部と、前記コア部の長手方向において前記広幅部に隣接し前記広幅部より幅が相対的に狭い狭幅部と、を有し、
前記平面視において、前記端部が、前記広幅部の一部または全部と重なっている上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の光導波路。
(5) 前記側面クラッド部の最高屈折率と前記低屈折率部の最低屈折率との差は、0.002〜0.05である上記(1)ないし(4)のいずれかに記載の光導波路。
(6) 上記(1)ないし(5)のいずれかに記載の光導波路を備えることを特徴とする光電気混載基板。
(7) 上記(1)ないし(5)のいずれかに記載の光導波路を備えることを特徴とする電子機器。
本発明によれば、光路変換に伴うクロストークの発生を抑制し、高品質な光通信を行い得る光導波路が得られる。
また、本発明によれば、かかる光導波路を備える信頼性の高い光電気混載基板および電子機器が得られる。
本発明の光導波路の第1実施形態を示す斜視図である。 図1に示す光導波路のうち、光反射部およびコア部の輪郭を透視して示す図である。 図3(a)は、図1に示す光導波路の平面図であり、図3(b)は、図3(a)のA−A線断面図である。 図3に示す光導波路のうち、光反射部を太線で強調して示す図である。 本発明の光導波路の第1実施形態を示す平面図であって、本発明の効果を説明するための図である。 図6(a)は、図3のB−B線断面図のうちのコア層の断面であり、図6(b)は、コア層中の屈折率分布の例である。 本発明の光導波路の第2実施形態を示す斜視図であって、光反射部およびコア部の輪郭を透視して示す図である。 図8(a)は、図7に示す光導波路の平面図であり、図8(b)は、図8(a)のA−A線断面図である。 図9(a)は、本発明の光導波路の第3実施形態を示す平面図であり、図9(b)は、図9(a)のA−A線断面図である。 本発明の光導波路の第4実施形態を示す平面図である。 本発明の光導波路の第5実施形態を示す平面図である。 本発明の光導波路の第6実施形態を示す平面図である。 本発明の光導波路の第7実施形態を示す平面図である。 図14(a)は、本発明の光導波路の第8実施形態を示す平面図であり、図14(b)は、図14(a)のA−A線断面図である。 本発明の光電気混載基板の実施形態を示す縦断面図である。 比較例1で得られた光導波路を示す平面図である。 比較例2で得られた光導波路を示す平面図である。 比較例3で得られた光導波路を示す平面図である。
以下、本発明の光導波路、光電気混載基板および電子機器について添付図面に示す好適実施形態に基づいて詳細に説明する。
<光導波路>
≪第1実施形態≫
まず、本発明の光導波路の第1実施形態について説明する。
図1は、本発明の光導波路の第1実施形態を示す斜視図である。図2は、図1に示す光導波路のうち、光反射部およびコア部の輪郭を透視して示す図である。図3(a)は、図1に示す光導波路の平面図であり、図3(b)は、図3(a)のA−A線断面図である。図4は、図3に示す光導波路のうち、光反射部を太線で強調して示す図である。図5は、本発明の光導波路の第1実施形態を示す平面図であって、本発明の効果を説明するための図である。なお、以下の説明では、図3(b)における下方を「下」といい、図3(b)における上方を「上」という。
図1に示す光導波路1は、帯状をなしており、光入射部と光出射部との間で光信号を伝送し、光通信を行う。
光導波路1は、図3(b)に示すように、下からクラッド層11、コア層13およびクラッド層12を積層してなる積層体10を備えている。コア層13中には、長尺状のコア部14とその側面に隣接して設けられた側面クラッド部15とが形成されている。なお、図2、3では、クラッド層12越しにコア層13を透視したときに見えるコア部14や側面クラッド部15を図示している。
コア部14の幅および高さ(コア層13の厚さ)は、特に限定されないが、1〜200μm程度であるのが好ましく、5〜100μm程度であるのがより好ましい。これにより、コア部14の伝送効率を高めつつコア部14の高密度化を図ることができる。すなわち、単位面積当たりに敷設可能なコア部14の数を多くすることができるので、小面積であっても大容量の光通信を行うことができる。
また、光導波路1の幅方向における屈折率分布および厚さ方向における屈折率分布は、それぞれ、屈折率が不連続的に変化したいわゆるステップインデックス(SI)型の分布であってもよく、屈折率が連続的に変化したいわゆるグレーデッドインデックス(GI)型の分布であってもよい。
また、コア部14は、平面視で直線状であっても曲線状であってもよい。さらに、コア部14は、途中で分岐していたり互いに交差していたりしてもよい。
さらに、コア部14の横断面形状は、特に限定されず、例えば、真円、楕円形、長円形等の円形、三角形、四角形、五角形、六角形等の多角形であってもよいが、四角形(矩形状)であることにより、安定した品質のコア部14を効率よく製造することができる。
一方、クラッド層11は、コア層13の下方に設けられ、クラッド層12は、コア層13の上方に設けられている。
クラッド層11、12の平均厚さは、コア層13の平均厚さの0.05〜1.5倍程度であるのが好ましく、0.1〜1.25倍程度であるのがより好ましい。具体的には、クラッド層11、12の平均厚さは、それぞれ1〜200μm程度であるのが好ましく、3〜100μm程度であるのがより好ましく、5〜60μm程度であるのがさらに好ましい。これにより、光導波路1が必要以上に厚膜化するのを防止しつつ、クラッド部としての機能が確保される。
なお、クラッド層11、12は、必要に応じて設けられればよく、省略することもできる。この場合でも、例えば外気がクラッド層として機能する。
光導波路1には、その一部を除去することによって形成された凹部170が設けられている。すなわち、光導波路1は、積層体10とそれに形成された凹部170とを備えたものである。図1に示す凹部170は、コア部14の長手方向の途中に位置している。凹部170の内側面の一部は、コア部14の光軸C1(図3(b)参照)に対して傾斜しつつ接する傾斜面171になっている。すなわち、凹部170のうち、コア層13に対応する部分(コア層13の延長に含まれる部分)の内側面が、傾斜面171である。この傾斜面171は、凹部170とコア部14との境界面といえる。
また、凹部170内は、空洞になっている。換言すれば、凹部170は、コア部14より屈折率が低い空気で満たされているといえる。したがって、凹部170のうち、コア層13に対応する部分を「空洞部170A」とすると、この空洞部170Aとコア部14との境界面では、凹部170の構成材料とコア部14の構成材料との屈折率差に基づいて光の反射が生じる。その結果、かかる境界面を面内に含んでいる傾斜面171は、コア部14の光路を変換するミラーとして機能する。すなわち、傾斜面171は、例えばコア部14内において図3(b)の右端から入射して左方に向かう光を、下に向けて反射することにより、伝搬方向を変換することができる。したがって、空洞部170Aは、「光反射部」であるといえる。なお、図4では、空洞部170A(光反射部)の輪郭を太線で示すとともに、空洞部170A(光反射部)の空間を互いに交差する斜線により示している。
凹部170の縦断面形状は、図3(b)に示すように、上底が下底より長い台形をなしている。なお、この縦断面形状は、特に限定されず、例えば三角形や平行四辺形等であってもよい。
また、傾斜面171は、図1、2に示すように、クラッド層12からコア層13を経てクラッド層11の途中に至るまでの間に連続して形成された平坦面である。また、凹部170の内側面のうち、傾斜面171に対向する位置には、別の傾斜面172が設けられている。この傾斜面172も、傾斜面171と同様、クラッド層12からコア層13を経てクラッド層11の途中に至るまでの間に連続して形成された平坦面である。
一方、凹部170の内側面のうち、コア部14の光軸とほぼ平行な2つの面は、それぞれクラッド層12の上面に対してほぼ垂直な直立面173、174である。
上述したような2つの傾斜面171、172と2つの直立面173、174とにより、凹部170の内側面が構成されている。
また、凹部170の開口の形状は、図3(a)に示すように長方形をなしている。なお、この開口の形状は、特に限定されず、例えばその他の四角形(台形、平行四辺形等を含む。)、五角形、六角形のような多角形であってもよく、長円形のような円形であってもよい。
なお、傾斜面171および傾斜面172とクラッド層12の上面とが接してなる線分(稜線)は、それぞれ凹部170の長方形をなす開口の短辺に相当する。一方、直立面173および直立面174とクラッド層12の上面とが接してなる線分(稜線)は、それぞれ凹部170の長方形をなす開口の長辺に相当する。
傾斜面171は、上述したように、コア部14の光軸に対して傾斜しつつ接しているが、傾斜面171の傾斜角度に応じて光軸の変換方向が変わることになる。このため、傾斜面171の傾斜角度は、光導波路1の外部に設けられコア部14と光学的に接続される光学部品の位置に応じて適宜設定される。
例えば、図3(b)に示す光軸C1に沿って、コア部14を右から左に伝搬する光は、傾斜面171で下方に反射される。そして、反射した光を、傾斜面171の下方に設けられる図示しない光学部品に入射させることができる。
ところが、光導波路1中に複数のコア部14が隣り合っている場合、例えば、図5に示すように、側面クラッド部15を介してコア層13中に2本のコア部14が併設されている場合には、各コア部14に対応して設けられた傾斜面171同士が、側面クラッド部15を介して隣り合うこととなる。このような場合に、コア部14の併設密度が高くなると、傾斜面171同士の離間距離も自ずと短くなる。その結果、傾斜面171で反射した光が、隣り合う傾斜面171やコア部14に侵入する確率が高くなり、クロストークが発生し易くなるという問題があった。
そこで、本発明者は、このような光路変換に伴うクロストークの発生を抑制する方法について鋭意検討を重ねた。そして、コア層13においてコア部14と側面クラッド部15との間に、側面クラッド部15より屈折率が低い低屈折率部16を設け、平面視において、凹部170のうち、特にコア層13に対応する部分の空洞部170Aと、コア部14および低屈折率部16との位置関係を最適化することにより、光路変換に伴うクロストークの発生を抑制し得ることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明では、図3(a)に示すように光導波路1を平面視したとき(コア層13をその厚さ方向から平面視したとき)、コア部14の端部141のうち、コア部14の長手方向(図3では左右方向)の端141aが、空洞部170A(光反射部)の内側に位置するように構成されている。このようにコア部14の長手方向の端141aが、空洞部170Aの内側に位置するように構成することで、コア部14の長手方向において、図4に太線で示す空洞部170Aの外縁とコア部14の端部141との距離を比較的長く確保することができる。なお、光導波路1に応力変化が生じる場合、通常、短手方向よりも長手方向における伸縮に基づく応力変化がより支配的になるため、コア部14の長手方向において、空洞部170Aの外縁と端部141との距離を確保することは、応力変化が傾斜面171の反射特性に及ぼす影響を最小限に抑えるにあたって有効である。このようにして端部141における応力変化を抑えることにより、傾斜面171の変形を抑え、傾斜面171によって光が意図しない方向に反射するのを抑制することができる。その結果、光路変換に伴うクロストークの発生を抑制することができる。
それとともに、本発明では、光導波路1を平面視したとき、端部141の短手方向に隣り合う低屈折率部16と、空洞部170Aの外縁とが重なるように構成されている。上述したように、コア部14と側面クラッド部15との間に低屈折率部16を設けることにより、端部141は、その短手方向の両側を、従来よりもさらに屈折率の低い低屈折率部16の壁で挟まれた状態となる。このような状態では、仮に、意図しない外部の光学部品(例えば隣り合うコア部に合わせて設置された光学部品等)から傾斜面171に光が入射しようとしたときでも、その光が傾斜面171により入射し難くなる。同様に、コア部14を伝搬してきた光が傾斜面171で意図しない方向へ反射したときでも、その光が隣り合う傾斜面171に対して入射し難くなる。その結果、光路変換に伴うクロストークの発生を抑制することができる。なお、図3〜5では、コア部14に対して密なドットを付し、低屈折率部16に対して疎なドットを付している。
また、形成方法にもよるが、側面クラッド部15や低屈折率部16は、コア部14に比べて屈折率が低い反面、機械的強度はコア部14に比べて高いことが多い。このため、前述した長手方向の端141aを空洞部170Aの内側に位置させるとともに、低屈折率部16を空洞部170Aの外縁に重ねることは、応力変化が起き易い空洞部170Aの外縁を機械的強度の高い領域に対応させることに等しいので、応力変化に対する耐性を高めるという観点からも、上記のような位置関係を有することは有用である。加えて、低屈折率部16を設けることで、応力変化の影響を弱める効果も期待される。このため、前述した応力変化の発生を抑制するという作用と相まって、傾斜面171がより変形し難くなり、光路変換に伴うクロストークの発生をより確実に抑制することができる。
さらに、低屈折率部16と空洞部170Aの外縁とが重なるように構成することで、傾斜面171の多くの領域がコア部14の断面で占められることになる。このため、例えば機械加工やレーザー加工等により凹部170(空洞部170A)を形成し、傾斜面171を得る場合に、構成材料の違いによる加工レートのバラツキが発生し難くなる。その結果、より面精度の高い傾斜面171を得ることができ、傾斜面171における光の反射効率を高めることに寄与する。
以上のことから、本発明によれば、光路変換に伴うクロストークの発生を抑制し、S/N比の低下が抑えられた高品質な光通信を行い得る光導波路が得られる。
なお、コア部14の端部141とは、コア部14の長手方向における一方の端およびその近傍の部分のことをいう。具体的には、図3に示すコア部14の長手方向の端141aから、コア部14の長手方向に沿って長さL1の範囲を指す。コア部14の端部141とは、コア部14の長手方向の端141aから、コア部14の厚さtの距離の部分と定義される。この端部141は、傾斜面171に隣接する部分に近いことから、この部分に応力分布の変化が及ぶと、傾斜面171における反射特性に大きく影響してしまうおそれがある。したがって、本発明によれば、コア部14の端部141に生じる応力変化を抑えることにより、傾斜面171における反射特性の低下を最小限に抑えられる。
また、本発明では、上述したように、光導波路1を平面視したとき、コア部14の端部141における長手方向の端141aが空洞部170Aの内側にあればよいが、コア部14と空洞部170Aとがこのような位置関係にあるとき、傾斜面171にはコア部14が露出することになる。したがって、傾斜面171は、側面クラッド部15に比べて屈折率が高いコア部14と空気とが隣接する境界面、すなわち屈折率差が十分に大きい部位同士の境界面を含むことになるので、十分な反射特性を有する。
よって、本発明によれば、温度が変化した場合等に傾斜面171における反射特性が低下するのを抑制するとともに、傾斜面171において十分な屈折率差を確保してそれによる高い反射特性を得ることができる。その結果、光導波路1では、外部の光学部品と光学的に接続する際、高い光結合効率で接続することが可能になる。
なお、本発明では、光導波路1を平面視したとき、コア部14の端部141における長手方向の端141aが、空洞部170Aの内側に位置し、かつ、端部141の短手方向に隣り合っている低屈折率部16が、空洞部170Aの外縁(図4の太線参照)と重なっていればよいが、例えば長手方向の端141aが空洞部170Aのどの程度内側に位置しているか等、端部141と空洞部170Aとの位置関係の最適化についても考慮される。
具体的には、コア部14の長手方向において、コア部14の長手方向の端141aと空洞部170Aの外縁(輪郭)との最短距離をL2(図3参照)とし、空洞部170Aの最大長さをL3(図3参照)としたとき、最短距離L2は最大長さL3の5〜90%程度であるのが好ましく、7〜85%程度であるのがより好ましく、10〜70%程度であるのがさらに好ましい。最大長さL3に対する最短距離L2の割合をこのように設定することで、少なくとも傾斜面172側における応力変化の影響がコア部14の端部141に波及し難くなる。このため、傾斜面171における反射特性の低下をより確実に抑制することができる。なお、最短距離L2が前記下限値を下回ると、各部の寸法によっては、上述した効果が限定的になってしまうおそれがあり、一方、最短距離L2が前記上限値を上回ると、各部の寸法によっては、傾斜面171に対して十分な空間を確保することができず、傾斜面171の傾斜角度が限定的になるおそれがある。
なお、最短距離L2とは、光導波路1を平面視したとき、コア部14の長手方向において、コア部14の端部141の先端側(図3では端部141から左側)に位置する空洞部170Aの外縁と端部141の長手方向の端141aとの最短距離のことである。また、最大長さL3とは、光導波路1を平面視したとき、コア部14の長手方向において空洞部170Aがとり得る最も長い部分の長さのことである。
ここで、コア部14は、側面クラッド部15やクラッド層11、12より屈折率が高い部位である。これらクラッド部とコア部14との屈折率差は0.3%以上であるのが好ましく、0.5%以上であるのがより好ましい。なお、上限値は特に設定されないが、好ましくは5.5%程度とされる。また、前記屈折率差とは、コア部14の屈折率をAとし、クラッド部の屈折率をBとしたとき、次式で表される。
屈折率差(%)=|A/B−1|×100
一方、低屈折率部16は、側面クラッド部15よりもさらに屈折率が低い部位である。低屈折率部16の最低屈折率と側面クラッド部15の最高屈折率との差は、特に限定されないものの、0.002〜0.05程度であるのが好ましく、0.005〜0.03程度であるのがより好ましい。屈折率差をこのように設定することで、低屈折率部16を設けた場合の前述したような効果がより確実に発揮される。すなわち、低屈折率部16の最低屈折率と側面クラッド部15の最高屈折率との差が前記下限値を下回ると、屈折率差が小さ過ぎるため、隣り合うコア部14同士の間隔が狭い場合等には、前述したような低屈折率部16を設ける効果が低減するおそれがある。一方、前記上限値を上回った場合、前述したような効果には影響しないものの、コア部14の平面視形状によっては、屈折率差の空間的な均一性が低下し、例えばコア部14ごとの個体差が大きくなるといった不具合を招くおそれがある。
低屈折率部16は、少なくとも端部141のうち短手方向において隣り合う位置に設けられていればよいが、図3に示す光導波路1では、コア部14を囲うようにコア部14と側面クラッド部15との間に設けられている。このため、コア部14と低屈折率部16との間では、低屈折率部16がない場合に比べて屈折率差が大きくなり、コア部14の伝送損失を低減させることができる。
図6(a)は、図3のB−B線断面図のうちのコア層の断面であり、図6(b)は、コア層中の屈折率分布の例である。図6に示す屈折率分布の例では、コア部14の中心に近づくにつれて徐々に高くなるように屈折率分布が形成されている。また、コア部14に隣接する低屈折率部16では、その中心に向かうにつれて徐々に低くなるような屈折率分布が形成されている。また、側面クラッド部15では、屈折率がほぼ一定になっている。
このような屈折率分布では、コア部14と低屈折率部16との間、および、低屈折率部16と側面クラッド部15との間で、緩やかに変化するように屈折率が分布している。このため、これらの界面では、構造上あるいは物性上の変化の度合いも緩やかになっており、前述した応力変化を抑える観点からも有効である。
このような屈折率分布を有するコア層13は、例えばナノインプリント法、直接描画法、直接露光自己形成法等により製造することができる。このうち、直接描画法では、光等の放射線の照射により露光領域と非露光領域との間に屈折率差を形成し得る屈折率変調能を有する被膜に向けて局所的に放射線を照射し、屈折率差を形成することにより、コア部14、側面クラッド部15および低屈折率部16を形成する。
屈折率変調の原理には、例えばモノマーディフュージョン、フォトブリーチング、光異性化、光二量化等が挙げられ、これらのうちの1種または2種以上を組み合わせたものが用いられる。このうち、屈折率変調の原理としては、特にモノマーディフュージョンが好ましく採用される。モノマーディフュージョンでは、ポリマー中にこのポリマーと屈折率の異なる光重合性モノマーが分散してなる材料で構成された被膜に対して部分的に光を照射(露光)し、光重合性モノマーの重合を生起させるとともに、それに伴って光重合性モノマーを移動、偏在させることにより、被膜内に屈折率の偏りを生じさせる。これにより、被膜の露光領域と非露光領域との間に屈折率差が生じ、コア部14、側面クラッド部15および低屈折率部16を形成することができる。
なお、モノマーディフュージョンを生じる材料としては、例えば、特開2010−090328号公報に記載された感光性樹脂組成物等が挙げられる。また、モノマーディフュージョンでは、光重合性モノマーの移動の過程で、コア部14と側面クラッド部15との間に光重合性モノマーが偏在する場合がある。この場合、光重合性モノマーとしてポリマーよりも屈折率の低いものを用いることで、コア部14と側面クラッド部15との間に側面クラッド部15よりも屈折率が低い領域、すなわち低屈折率部16が形成される。したがって、モノマーディフュージョンによれば、コア層13を所望のパターンで効率よく形成することができる。
一方、フォトブリーチング、光異性化および光二量化といった原理による屈折率変調の場合、照射する光の照射量(放射線の照射量)に応じて屈折率の変化量の調整が可能である。フォトブリーチングでは、光の照射によって材料中の分子構造が切断され、離脱性基が主鎖から離脱する。これにより材料の屈折率を変化させることができる。また、光異性化および光二量化では、光の照射によって材料の光異性化または光二量化を生じ、材料の屈折率が変化する。
フォトブリーチングを生じる材料としては、例えば、特開2009−145867号公報に記載されたコアフィルム材料等が挙げられる。
また、光異性化を生じる材料としては、例えば、特開2005−164650号公報に記載されたノルボルネン系樹脂等が挙げられる。
また、光二量化を生じる材料としては、例えば、特開2011−105791号公報に記載された感光性樹脂組成物等が挙げられる。
さらに、ポリマー中に屈折率調整剤を拡散させ、その際、屈折率調整剤の濃度を連続的に変化させることによって屈折率差を形成するようにしてもよい。ポリマー中に屈折率調整剤を供給する方法としては、例えば、塗布、噴霧、付着、浸漬、堆積等の方法が挙げられる。このような供給方法で屈折率調整剤を供給する際、領域ごとの供給量を調整することによって、任意の屈折率分布を形成することができる。なお、屈折率調整剤としては、例えば、特開2006−276735号公報に記載されたものが挙げられる。
なお、図3に示す低屈折率部16は、平面視において帯状をなしているが、その幅は、コア部14の幅の2〜60%程度であるのが好ましく、5〜50%程度であるのがより好ましい。低屈折率部16の幅を前記範囲内に設定することで、低屈折率部16による前述したような効果を発揮させつつ、光導波路1を安定して製造することができる。すなわち、低屈折率部16の幅が前記下限値を下回ると、低屈折率部16の幅が不十分になるため、コア部14の幅によっては効果が限定的になるおそれがある。一方、低屈折率部16の幅が前記上限値を上回ると、低屈折率部16の幅が広すぎるため、低屈折率部16の屈折率が不安定になり易く、製造容易性が低下するとともに、低屈折率部16を設ける分だけコア部14同士の間隔を広げる必要があるため、コア部14の形成密度が低下するおそれがある。
なお、凹部170内には、必要に応じて、コア部14より屈折率が低い材料(低屈折率材料)が充填されていてもよい。この場合でも、傾斜面171では、凹部170の構成材料とコア部14の構成材料との屈折率差に基づいて光が反射する。また、低屈折率材料が固体である場合、凹部170内に異物が侵入するのを防止したり、光導波路1の外部環境の影響が直接凹部170近傍に及び難くすることができるので、光導波路1の耐候性を高めることができる。
低屈折率材料は、コア部14の屈折率に応じて適宜選択され、何ら限定されないが、例えば、シリコーン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリエステル系樹脂のような各種樹脂材料等が挙げられる。低屈折率材料の屈折率は、コア部14の屈折率より低ければ低いほどよく、0.01以上低いことが好ましい。なお、本明細書では、低屈折率材料に空気等の気体も含むものとする。
また、傾斜面171には、必要に応じて、光反射性を有する材料、例えば金属光沢を有する金属材料等が成膜されていてもよい。この場合は、凹部170内に各種材料が充填されていてもよく、その材料の屈折率等は特に限定されない。
金属材料としては、例えば、アルミニウム、銀、ニッケルのような金属の単体または化合物等が挙げられる。
なお、凹部170内が空洞であることにより、凹部170内を何らかの固体材料で充填する場合に比べて、傾斜面171において隣接する材料同士の屈折率差を最大化することができるので、傾斜面171における反射効率を特に高めることができる。
また、傾斜面171は、前述したようにコア部14と光学的に接続される光学部品の位置に応じて適宜設定されるが、コア層13の下面を基準面としたとき、基準面と傾斜面171とがなす角度は、30〜60°程度であるのが好ましく、40〜50°程度であるのがより好ましい。傾斜角度を前記範囲内に設定することにより、傾斜面171においてコア部14の光路を効率よく変換し、光路変換に伴う損失を抑制することができる。
また、基準面と傾斜面172とがなす角度は、特に限定されないが、20〜90°程度であるのが好ましく、傾斜面171の傾斜角度と同じにするのがより好ましい。これにより、凹部170近傍に応力が発生したとき、応力が偏在し難くなり、応力集中による不具合の発生を特に抑制することができる。なお、基準面と傾斜面171、172とがなす角度とは、基準面と傾斜面171、172とがなす角度のうち、凹部170側とは反対側における角度のことをいう。
一方、基準面と直立面173、174とがなす角度は、それぞれ好ましくは60〜90°程度とされ、より好ましくは70〜90°程度とされ、さらに好ましくは80〜90°程度とされる。基準面と直立面173、174とがなす角度を前記範囲内に設定することにより、特にクラッド層11とコア層13との界面にかかる応力を抑制することができる。なお、各図では、ほぼ90°として図示している。また、基準面と直立面173、174とがなす角度とは、基準面と直立面173、174とがなす角度のうち、凹部170側とは反対側における角度のことをいう。
また、直立面173、174を備える凹部170は、その占める幅が最小限に抑えられるので、複数の凹部170を隣り合わせて形成したとき、その間隔を最小化することができる。したがって、基準面と直立面173、174とがなす角度を前記範囲内に収めることは、狭いピッチで併設されたコア部14に対しても凹部170を高密度に配置し得るという点で有用である。また、基準面と直立面173、174とがなす角度を前記範囲内に収めることにより、直立面173、174近傍において各層を構成する材料の物性差による応力集中が特に抑えられるため、光導波路1の信頼性を特に高めることができる。
なお、凹部170の最大深さは、積層体10の厚さから適宜設定されるものであり、特に限定されないが、光導波路1の機械的強度や可撓性といった観点から、好ましくは1〜500μm程度とされ、より好ましくは5〜400μm程度とされる。そして、凹部170は、少なくともコア層13に達していればよく、クラッド層11には達していなくてもよい。
また、コア部14のピッチは、3〜500μm程度であるのが好ましく、5〜300μm程度であるのがより好ましい。これにより、コア部14同士の間でのクロストークを十分に抑えつつ、コア部14が高密度に集積された光導波路1が得られる。
上述したようなコア層13およびクラッド層11、12の構成材料(主材料)は、例えば、アクリル系樹脂、メタクリル系樹脂、ポリカーボネート、ポリスチレン、エポキシ系樹脂やオキセタン系樹脂のような環状エーテル系樹脂、ポリアミド、ポリイミド、ポリベンゾオキサゾール、ポリシラン、ポリシラザン、シリコーン系樹脂、フッ素系樹脂、ポリウレタン、ポリオレフィン系樹脂、ポリブタジエン、ポリイソプレン、ポリクロロプレン、PETやPBTのようなポリエステル、ポリエチレンサクシネート、ポリサルフォン、ポリエーテル、また、ベンゾシクロブテン系樹脂やノルボルネン系樹脂等の環状オレフィン系樹脂のような各種樹脂材料等を用いることができる。なお、環状オレフィン系樹脂としては、例えば、特開2010−090328号公報に記載されたものが用いられる。
また、樹脂材料は、異なる組成のものを組み合わせた複合材料であってもよい。これらは、比較的加工が容易であるため、凹部170が形成されるコア層13やクラッド層11、12の構成材料として好適である。
なお、上述した端部141は、コア部14の長手方向の少なくとも一方の端部に適用されていればよく、双方の端部に適用されていてもよい。また、上述した端部141がコア部14の一方の端部に適用され、他方の端部にはコネクター等が装着されコネクターを介して外部の光学部品に接続されていてもよい。
また、光導波路1に複数本のコア部が形成され、そのうちの少なくとも1本が上述したコア部14であれば、隣り合う傾斜面同士において光路変換に伴うクロストークの発生が抑制される。
1つの光導波路1に形成されるコア部の本数は、特に限定されないが、例えば2〜100本程度とされる。
≪第2実施形態≫
次に、本発明の光導波路の第2実施形態について説明する。
図7は、本発明の光導波路の第2実施形態を示す斜視図であって、光反射部およびコア部の輪郭を透視して示す図である。図8(a)は、図7に示す光導波路の平面図であり、図8(b)は、図8(a)のA−A線断面図である。なお、以下の説明では、図8(b)における下方を「下」といい、図8(b)における上方を「上」という。また、図8では、コア部14に対して密なドットを付し、低屈折率部16に対して疎なドットを付している。
以下、第2実施形態について説明するが、以下の説明では、第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項についてはその説明を省略する。
第2実施形態に係る光導波路1は、コア部14の平面視形状が異なる以外、第1実施形態に係る光導波路1と同様である。
すなわち、図7、8に示す光導波路1は、平面視においてコア部14の端部141の幅が、コア部14の長手方向において端部141に隣接する部位の幅よりも広くなっている。ここで、図7、8に示す端部141を「広幅部145」とし、この広幅部145に隣接する部位を、広幅部145より相対的に幅が狭い部位であることから「狭幅部146」とする。換言すれば、本実施形態では、コア部14の端部141の全部が広幅部145に対応している。なお、図8(a)では、クラッド層12を透過するように図示している。
このような光導波路1では、広幅部145(端部141)が、コア部14に光を入射する入射部またはコア部14からの光が出射する出射部として機能する。一方、狭幅部146は、コア部14に入射した光が伝搬する機能を有する。本実施形態のように、コア部14に対して、相対的に幅が広い広幅部145と相対的に幅が狭い狭幅部146とを設けることにより、コア部14に対する光の入出射効率と伝送効率とを両立させることができる。すなわち、光が入射する広幅部145では、広い入射面を有するので、拡散する光であっても受光し易く、受光漏れを減少させ易い。また、広幅部145に隣接するように狭幅部146が設けられているため、広幅部145から出射する光についても、それほど拡散することなく出射し、外部の光学部品に対する光結合効率の著しい低下を抑えることができる。一方、狭幅部146では、伝搬角が小さくなるため、いわゆる高次モードの発生を抑えることができ、コア部14から低屈折率部16に漏れ出る漏れ光を減少させ易い。このため、より長距離での伝送効率を高めることができる。したがって、広幅部145と狭幅部146とを備えることで、外部の光学部品に対する高い光結合効率と高い伝送効率とが両立した光導波路1が得られる。
また、広幅部145の幅(短手方向の長さ)は、狭幅部146の幅の1.01〜5倍程度であるのが好ましく、1.05〜3倍程度であるのがより好ましい。これにより、広幅部145の幅と狭幅部146の幅とのバランスが最適化されるため、広幅部145における光結合効率を維持しつつ、狭幅部146における伝送効率の低下を抑えることができる。また、光導波路1にコア部14を複数形成する場合に、その形成密度が低下し難くなる。したがって、広幅部145の幅が前記下限値を下回ると、広幅部145を設ける意味が薄れてしまうので、光結合効率の向上が不十分になるおそれがある。一方、広幅部145の幅が前記上限値を上回ると、狭幅部146の幅によっては、広幅部145と狭幅部146との間で幅の差が大きくなり過ぎて伝送損失が発生し易くなるとともに、広幅部145の幅が広くなり過ぎて、コア部14の形成可能な密度が低下するおそれがある。
なお、本実施形態においても、光導波路1を平面視したとき、コア部14の端部141における長手方向の端141aが、空洞部170Aの内側に位置し、かつ、端部141の短手方向に隣り合っている低屈折率部16が、空洞部170Aの外縁と重なっている。これにより、光導波路1と外部の光学部品とを光学的に接続する際、傾斜面171での光路変換に伴うクロストークの発生を抑制することができる。その結果、S/N比が高く、高品質な光通信を行い得る光導波路1が得られる。
その他、第2実施形態においても、第1実施形態と同様の作用、効果が得られる。すなわち、光導波路1に複数本のコア部が形成され、そのうちの少なくとも1本が上述したコア部14であれば、隣り合う傾斜面同士において光路変換に伴うクロストークの発生が抑制される。
≪第3実施形態≫
次に、本発明の光導波路の第3実施形態について説明する。
図9(a)は、本発明の光導波路の第3実施形態を示す平面図であり、図9(b)は、図9(a)のA−A線断面図である。なお、以下の説明では、図9(b)における下方を「下」といい、図9(b)における上方を「上」という。また、図9では、コア部14に対して密なドットを付し、低屈折率部16に対して疎なドットを付している。
以下、第3実施形態について説明するが、以下の説明では、第1、第2実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項についてはその説明を省略する。
第3実施形態に係る光導波路1は、凹部170の平面視形状が異なる以外、第1、第2実施形態に係る光導波路1と同様である。
すなわち、図9に示す光導波路1は、平面視において凹部170の開口の形状が丸みを帯びている。より具体的には、図9に示す凹部170の開口は、角部が丸みを帯びた長方形をなしている。凹部170の開口がこのような丸みを帯びた形状をなしていることにより、光導波路1の周囲の温度が変化した場合に、開口近傍における応力分布の変化がより抑えられる。このため、コア部14に波及する応力分布の変化量の低減が図られ、傾斜面171における光の反射効率の低下をより小さく抑えることができる。
また、図9に示す凹部170では、クラッド層12とコア層13との界面における凹部170の断面形状、コア層13とクラッド層11との界面における凹部170の断面形状、および、凹部170の底面の形状も、それぞれ丸みを帯びた形状であるのが好ましい。これにより、各界面や底面においても、応力分布の変化をより抑えることができる。その結果、傾斜面171における光の反射効率の低下をより小さく抑えることができる。
なお、凹部170の開口形状、断面形状および底面形状の最小曲率半径は、それぞれ1〜500μm程度であるのが好ましく、3〜400μm程度であるのがより好ましく、10〜350μm程度であるのがさらに好ましい。これにより、傾斜面171における光の反射効率の低下をより十分に抑えることができる。また、開口形状等の最小曲率半径が前記上限値を上回った場合には、開口等の面積が広くなり過ぎて、複数の凹部170を形成する場合の形成密度が低下するおそれがある。
また、第3実施形態においても、第1、第2実施形態と同様の作用、効果が得られる。すなわち、光導波路1に複数本のコア部が形成され、そのうちの少なくとも1本が上述したコア部14であれば、隣り合う傾斜面同士において光路変換に伴うクロストークの発生が抑制される。
≪第4実施形態≫
次に、本発明の光導波路の第4実施形態について説明する。
図10は、本発明の光導波路の第4実施形態を示す平面図である。なお、図10では、コア部14に対して密なドットを付し、低屈折率部16に対して疎なドットを付している。
以下、第4実施形態について説明するが、以下の説明では、第1〜第3実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項についてはその説明を省略する。
第4実施形態に係る光導波路1は、コア部14の本数と凹部170の平面視形状とが異なる以外、第1〜第3実施形態に係る光導波路1と同様である。
すなわち、図10に示す光導波路1は、2本のコア部14を備えている。各コア部14は、広幅部145と狭幅部146とを備えている。また、コア部14の端部141と広幅部145とが一致している。
一方、光導波路1は、その平面視において、2本のコア部14の端部141における長手方向の端141aが、いずれも図10に示す空洞部170Aの内側に位置するように構成されている。すなわち、1つの空洞部170Aが、複数のコア部14の端部141に跨るように設けられている。
また、光導波路1は、その平面視において、端部141の短手方向に隣り合っている低屈折率部16が、空洞部170Aの外縁と重なるように構成されている。
このような光導波路1によれば、外部の光学部品と光学的に接続される際、2つの傾斜面171の間で互いに光信号が混信すること、すなわち光路変換に伴うクロストークが発生すること、を抑制することができる。その結果、S/N比が高く、高品質な光通信を行い得る光導波路1が得られる。
また、本実施形態では、1つの空洞部170Aにおいて、複数のコア部14の光路変換を担っている。このため、傾斜面171の傾斜角度や表面粗さ等が、コア部14ごとで揃い易くなり、コア部14ごとの光路変換角度のバラツキが抑えられる。その結果、各コア部14における外部の光学部品に対する光結合効率の均一化を図り、光導波路1の信頼性をより高めることができる。また、空洞部170Aの形成作業の回数が削減されるので、光導波路1の製造工程の簡略化を図ることができる。
なお、1つの空洞部170Aが跨るコア部14の本数は、特に限定されず、3本以上であってもよい。
また、第4実施形態においても、第1〜第3実施形態と同様の作用、効果が得られる。
≪第5実施形態≫
次に、本発明の光導波路の第5実施形態について説明する。
図11は、本発明の光導波路の第5実施形態を示す平面図である。なお、図11では、コア部14に対して密なドットを付し、低屈折率部16に対して疎なドットを付している。
以下、第5実施形態について説明するが、以下の説明では、第1〜第4実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項についてはその説明を省略する。
第5実施形態に係る光導波路1は、コア部14の端部141(広幅部145)の平面視形状が異なる以外、第4実施形態に係る光導波路1と同様である。
すなわち、図11に示す光導波路1も、図10に示す光導波路1と同様、2本のコア部14を備えているものの、この2本のコア部14の端部141同士が繋がっている点で相違している。これにより、第2実施形態に比べて、この端部141(広幅部145)の幅をより広げることができる。その結果、広幅部145における入出射効率が高くなり、外部の光学部品に対する光結合効率をより高めることができる。
また、前記各実施形態と同様、光導波路1は、その平面視において、端部141における長手方向の端141aが、図11に示す空洞部170Aの内側に位置するように構成されている。
また、光導波路1は、その平面視において、端部141の短手方向に隣り合っている低屈折率部16が、空洞部170Aの外縁と重なるように構成されている。
このような光導波路1によれば、外部の光学部品と光学的に接続される際、この傾斜面171とそれに隣り合う傾斜面(図示せず)との間で、互いに光信号が混信すること、すなわち光路変換に伴うクロストークが発生すること、を抑制することができる。その結果、S/N比が高く、高品質な光通信を行い得る光導波路1が得られる。
さらに、傾斜面171の多くの領域がコア部14の断面で占められることになる。このため、例えば機械加工やレーザー加工等により凹部170を形成する場合に、構成材料の違いによる加工レートのバラツキが発生し難くなる。その結果、より面精度の高い傾斜面171が得られることとなり、傾斜面171における光の反射効率を高めることに寄与する。
なお、第5実施形態においても、第1〜第4実施形態と同様の作用、効果が得られる。
≪第6実施形態≫
次に、本発明の光導波路の第6実施形態について説明する。
図12は、本発明の光導波路の第6実施形態を示す平面図である。なお、図12では、コア部14に対して密なドットを付し、低屈折率部16に対して疎なドットを付している。
以下、第6実施形態について説明するが、以下の説明では、第1〜第5実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項についてはその説明を省略する。
第6実施形態に係る光導波路1は、コア部14の広幅部145の平面視形状が異なる以外、第3実施形態に係る光導波路1と同様である。
すなわち、図12に示す広幅部145は、図9に示す広幅部145に比べて、コア部14の長手方向における長さが長くなっている。このため、光導波路1の平面視において、広幅部145の一部は空洞部170Aの輪郭から外側にはみ出すことになっている。しかしながら、この場合であっても、コア部14の端部141における長手方向の端141aは、空洞部170Aの内側に位置しているとともに、端部141の短手方向に隣り合っている低屈折率部16は、空洞部170Aの外縁と重なっている。換言すれば、本実施形態では、端部141が広幅部145の一部と重なっており、この端部141(広幅部145の一部)空洞部170Aの内側に位置しているものの、広幅部145の他部は空洞部170Aの外側にはみ出している。このため、本実施形態においても、第3実施形態と同様の作用、効果が得られる。
≪第7実施形態≫
次に、本発明の光導波路の第7実施形態について説明する。
図13は、本発明の光導波路の第7実施形態を示す平面図である。なお、図13では、コア部14に対して密なドットを付し、低屈折率部16に対して疎なドットを付している。
以下、第7実施形態について説明するが、以下の説明では、第1〜第6実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項についてはその説明を省略する。
第7実施形態に係る光導波路1は、凹部170の幅(短手方向の長さ)が、凹部170の開口から底面に向かうにつれて徐々に短くなるように構成されている。これに対し、第3実施形態に係る光導波路1は、凹部170の幅が、凹部170の開口から底面に向かうにつれて一定になるように構成されている。
すなわち、図9に示す凹部170では、その内側面が傾斜面171、172と直立面173、174とに分かれているのに対し、図13に示す凹部170では、その内側面が全て傾斜面になっており、図9における直立面173、174に対応して、傾斜面173’、174’が設けられている。このような図13に示す凹部170は、比較的形成し易いことから、製造効率の観点から有用である。
なお、このような第7実施形態においても、第1〜第6実施形態と同様の作用、効果が得られる。
≪第8実施形態≫
次に、本発明の光導波路の第8実施形態について説明する。
図14(a)は、本発明の光導波路の第8実施形態を示す平面図であり、図14(b)は、図14(a)のA−A線断面図である。なお、図14では、図13では、コア部14に対して密なドットを付し、低屈折率部16に対して疎なドットを付している。
以下、第8実施形態について説明するが、以下の説明では、第1〜第7実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項についてはその説明を省略する。
前述した第3実施形態に係る光導波路1(図9)では、平面視において傾斜面171と対向するように傾斜面172が設けられているのに対し、第8実施形態に係る光導波路1(図14)では、傾斜面172に対応して、直立面172’が設けられている。このような図14に示す凹部170は、凹部170を形成する際に、加工量が少なくて済むことから、製造効率の観点から有用である。
なお、このような第8実施形態においても、第1〜第7実施形態と同様の作用、効果が得られる。
<光電気混載基板>
次に、本発明の光電気混載基板の実施形態について説明する。
図15は、本発明の光電気混載基板の実施形態を示す縦断面図である。
図15に示す光電気混載基板100は、光導波路1と、その上方に積層された電気配線基板5と、これらの間に介挿され両者を接着する接着層90と、を有している。以下、光電気混載基板100の各部の構成について順次説明する。
なお、図15に示す光導波路1は、積層体10に加え、積層体10の下方に設けられた支持フィルム2と、積層体10の上方に設けられたカバーフィルム3と、を備えている。これらのフィルムを設けることで、積層体10を外部環境や外力から保護することができ、光導波路1の信頼性をより高めることができる。
支持フィルム2およびカバーフィルム3の構成材料としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレン、ポリプロピレンのようなポリオレフィン、ポリイミド、ポリアミド等の各種樹脂材料が挙げられる。
また、支持フィルム2およびカバーフィルム3の平均厚さは、特に限定されないが、5〜500μm程度であるのが好ましく、10〜400μm程度であるのがより好ましい。これにより、外力や外部環境から積層体10をより確実に保護することができる。
図15に示す電気配線基板5は、コア基板51とその両面に積層されたビルドアップ層52とを備えた多層基板50と、この多層基板50を貫通する貫通孔53と、を有している。
コア基板51の構成材料としては、例えば、ポリイミド系樹脂、ポリアミド系樹脂、エポキシ系樹脂、各種ビニル系樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂等のポリエステル系樹脂等の各種樹脂材料が挙げられる。この他、紙、ガラス布、樹脂フィルム等を基材とし、この基材に、フェノール系樹脂、ポリエステル系樹脂、エポキシ系樹脂、シアネート樹脂、ポリイミド系樹脂、フッ素系樹脂等の樹脂材料を含浸させたもの、具体的には、ガラス布・エポキシ銅張積層板、ガラス不織布・エポキシ銅張積層板等のコンポジット銅張積層板に使用される絶縁性基板の他、ポリエーテルイミド樹脂基板、ポリエーテルケトン樹脂基板、ポリサルフォン系樹脂基板等の耐熱・熱可塑性の有機系リジッド基板や、アルミナ基板、窒化アルミニウム基板、炭化ケイ素基板等のセラミックス系リジッド基板等であってもよい。
また、コア基板51には、その両面に積層されたビルドアップ層52同士を電気的に接続する貫通配線が形成されている。
一方、ビルドアップ層52は、絶縁層521と導体層522とを交互に積層することにより形成される。導体層522にはパターニングが施され、電気配線が形成されている。また、絶縁層521には、その両面に設けられた電気配線同士を接続する貫通配線が形成されている。
これらの導体層522および貫通配線は、それぞれ、銅、アルミニウム、ニッケル、クロム、亜鉛、錫、金、銀のような金属単体、またはこれらの金属元素を含む合金等の導電性材料で構成される。
また、絶縁層521は、酸化ケイ素、窒化ケイ素のようなケイ素化合物、ポリイミド系樹脂、エポキシ系樹脂のような樹脂材料等により構成される。
このようにして、ビルドアップ層52内には、面方向のみでなく厚さ方向にも広がる電気回路を構築することができ、電気回路の高密度化を図ることができる。
なお、このような多層基板50は、いかなる工法で形成されたものであってもよいが、一例としてアディティブ法、セミアディティブ法、サブトラクティブ法等の各種ビルドアップ工法により形成される。
また、本発明の光電気混載基板が備える電気配線基板は、上述した電気配線基板5のような多層基板を含むものに限定されず、例えば多層基板を単層の電気配線基板(リジッド基板)で代替したものであってもよく、ポリイミド基板、ポリエステル基板、アラミドフィルム基板のような各種フレキシブル基板で代替したものであってもよい。また、多層基板50は、コア基板51を含まないコアレスの多層基板で代替することもできる。なお、フレキシブル基板の場合、それ自体が十分な光透過性を有しているので、光スルーホールとして機能する貫通孔53は形成されていなくてもよい。
また、図15に示す電気配線基板5は、多層基板50の上面に設けられたソルダーレジスト層54を有している。なお、ソルダーレジスト層54のうち、導体層522との接続部には開口が形成されている。
ソルダーレジスト層54は、各種樹脂材料で構成され、必要に応じて無機フィラーを含む。ソルダーレジスト層54の平均厚さは、特に限定されないが10〜100μm程度であるのが好ましく、20〜50μm程度であるのがより好ましい。
以上のような光導波路1と電気配線基板5とが接着層90を介して接着されることにより、光電気混載基板100が得られる。
また、この光電気混載基板100に光素子6を搭載することにより、光モジュール1000が得られる。図15に示す光素子6は、素子本体60と、素子本体60の下面に設けられた受発光部61および端子62と、端子62から下方に突出するよう設けられたバンプ63と、を有している。なお、受発光部とは、受光部または発光部、あるいはその双方の機能を有するものを指す。
光素子6は、受発光部61の光軸とコア部14の光軸とが傾斜面171を介して一致するよう配置されている。これにより、光導波路1と光素子6とが光学的に接続され、光導波路1を伝搬する光信号を光素子6に受光させたり、光素子6から出射された光信号を光導波路1に入射したりすることができる。
また、バンプ63は、導体層522に接続されている。これにより、光素子6が機械的に固定されるとともに、光素子6の端子62と導体層522とが電気的に接続され、光素子6の動作を電気配線基板5側から制御し得るよう構成されている。
光素子6としては、例えば、面発光レーザー(VCSEL)、発光ダイオード(LED)、有機EL素子等の発光素子、フォトダイオード(PD、APD)等の受光素子が挙げられる。
また、図15に示す光電気混載基板100には、図示しない電気素子が搭載されていてもよい。電気素子としては、例えば、IC、LSI、RAM、ROM、コンデンサー、コイル、抵抗、ダイオード等が挙げられる。
なお、接着層90は、光路上にあるため、透光性を有しているものが好ましい。接着層90の構成材料としては、例えば、エポキシ系樹脂、イミド系樹脂、シリコーン系樹脂、フェノール系樹脂、ユリア系樹脂等の樹脂材料が挙げられる。
このような光電気混載基板100および光モジュール1000では、傾斜面171を介して受発光部61とコア部14とを光学的に接続する際、隣り合う傾斜面の間で、光路変換に伴うクロストークの発生を抑制することができる。これにより、光通信におけるS/N比の低下を抑制し、高品質な光通信を実現することができる。したがって、光電気混載基板100および光モジュール1000は、信頼性の高いものとなる。
<電子機器>
上述したような本発明に係る光導波路は、光路変換に伴うクロストークの発生が抑制されたものとなる。このため、本発明の光導波路を備えることにより、高品質の光通信を行い得る信頼性の高い電子機器(本発明の電子機器)が得られる。
本発明の光導波路を備える電子機器としては、例えば、携帯電話、ゲーム機、ルーター装置、WDM装置、パソコン、テレビ、ホーム・サーバー等の電子機器類が挙げられる。これらの電子機器では、いずれも、例えばLSI等の演算装置とRAM等の記憶装置との間で、大容量のデータを高速に伝送する必要がある。したがって、このような電子機器が本発明の光導波路を備えることにより、電気配線に特有なノイズ、信号劣化等の不具合が解消され、その性能の飛躍的な向上が図られ、また、電子機器の低コスト化に貢献することができる。
さらに、光導波路部分では、電気配線に比べて発熱量が大幅に削減される。このため、冷却に要する電力を削減することができ、電子機器全体の消費電力を削減することができる。
以上、本発明の光導波路、光電気混載基板および電子機器について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、前記各実施形態に係る光導波路および光電気混載基板には、任意の構成物が付加されていてもよい。
次に、本発明の具体的実施例について説明する。
1.光導波路の製造
(実施例1)
(1)ノルボルネン系樹脂の合成
水分および酸素濃度がいずれも1ppm以下に制御され、乾燥窒素で満たされたグローブボックス中において、ヘキシルノルボルネン(HxNB)7.2g(40.1mmol)、ジフェニルメチルノルボルネンメトキシシラン12.9g(40.1mmol)を500mLバイアル瓶に計量し、脱水トルエン60gと酢酸エチル11gを加え、シリコン製のシーラーを被せて上部を密栓した。
次に、100mLバイアルビン中にNi触媒1.56g(3.2mmol)と脱水トルエン10mLを計量し、スターラーチップを入れて密栓し、触媒を十分に撹拌して完全に溶解させた。
このNi触媒溶液1mLをシリンジで正確に計量し、上記2種のノルボルネンを溶解させたバイアル瓶中に定量的に注入し室温で1時間撹拌したところ、著しい粘度上昇が確認された。この時点で栓を抜き、テトラヒドロフラン(THF)60gを加えて撹拌を行い、反応溶液を得た。
100mLビーカーに無水酢酸9.5g、過酸化水素水18g(濃度30%)、イオン交換水30gを加えて撹拌し、その場で過酢酸水溶液を調製した。次にこの水溶液全量を上記反応溶液に加えて12時間撹拌してNiの還元処理を行った。
次に、処理の完了した反応溶液を分液ロートに移し替え、下部の水層を除去した後、イソプロピルアルコールの30%水溶液を100mL加えて激しく撹拌を行った。静置して完全に二層分離が行われた後で水層を除去した。この水洗プロセスを合計で3回繰り返した後、油層を大過剰のアセトン中に滴下して生成したポリマーを再沈殿させ、ろ過によりろ液と分別した後、60℃に設定した真空乾燥機中で12時間加熱乾燥を行うことにより、ポリマー#1を得た。ポリマー#1の分子量分布は、GPC測定により、Mw=10万、Mn=4万であった。また、ポリマー#1中の各構造単位のモル比は、NMRによる同定により、ヘキシルノルボルネン構造単位が50mol%、ジフェニルメチルノルボルネンメトキシシラン構造単位が50mol%であった。
(2)コア層形成用組成物の製造
精製した上記ポリマー#1 10gを100mLのガラス容器に秤量し、これにメシチレン40g、酸化防止剤Irganox1076(チバガイギー社製)0.01g、シクロヘキシルオキセタンモノマー(東亜合成製 CHOX、CAS#483303−25−9、分子量186、沸点125℃/1.33kPa)2g、重合開始剤(光酸発生剤) RhodorsilPhotoinitiator 2074(Rhodia社製、CAS# 178233−72−2)(0.025g、酢酸エチル0.1mL中)を加え均一に溶解させた後、0.2μmのPTFEフィルターによりろ過を行い、清浄なコア層形成用組成物を得た。
(3)クラッド層形成用組成物の製造
精製した上記ポリマー#1の各構造単位のモル比を、ヘキシルノルボルネン構造単位80mol%、ジフェニルメチルノルボルネンメトキシシラン構造単位20mol%にそれぞれ変更したものを、前記ポリマー#1に代えて用いるようにした以外はコア層形成用組成物と同様にしてクラッド層形成用組成物を得た。
(4)第1クラッド層の作製
離型層を形成した基材フィルム上に、(3)で製造したクラッド層形成用組成物をドクターブレードにより均一に塗布した後、50℃の乾燥機に10分間投入した。溶媒を完全に除去した後、UV露光機で全面に紫外線を照射し、塗布した組成物を硬化させた。これにより、厚さ10μmの無色透明な第1クラッド層を得た。なお、紫外線の積算光量は500mJ/cmとした。
(5)コア層の作製
離型層を形成した基材フィルム上に、コア層樹脂組成物をドクターブレードにより均一に塗布した後、45℃の乾燥機に5分間投入した。溶媒を完全に除去して被膜とした後、得られた被膜上に、ライン、スペースの直線パターンが全面に描かれたフォトマスクを圧着した。そして、フォトマスク上から平行露光機により紫外線を照射した。なお、紫外線の積算光量は800mJ/cmとした。
次いで、フォトマスクを取り去り、150℃のオーブンに20分間投入した。オーブンから取り出すと、被膜には鮮明な導波路パターンが現れているのが確認された。なお、得られたコア層の厚さは50μm、コア部の本数は8本とした。
ここで、コア層については複数作製し、このうちの1つの横断面について、干渉顕微鏡により屈折率分布を取得した。その結果、コア層の横断面には、図6に示すような屈折率分布が認められた。そこで、屈折率分布の曲線が極大を示している領域をコア部とし、その領域の両側に位置し屈折率分布の曲線が極小を示している領域を低屈折率部とし、低屈折率部のコア部側とは反対側に位置し低屈折率部よりも屈折率が高い領域を側面クラッド部として、各部の寸法を求めた。その結果、コア部の幅が50μm、低屈折率部の幅が10μmであった。また、低屈折率部の最低屈折率と側面クラッド部の最高屈折率との差を表中に「屈折率差」として示す。
(6)第2クラッド層の作製
離型層を形成した基材フィルム上に、(4)と同様にしてクラッド層形成用組成物を塗布し、厚さ10μmの無色透明な第2クラッド層を得た。
(7)積層体の製造
次いで、第1クラッド層上にコア層を重ねた。そして、コア層に付いていた基材フィルムを剥離した。
次いで、コア層上に第2クラッド層を重ねた。そして、第2クラッド層に付いていた基材フィルムを剥離した。
その後、第1クラッド層、コア層および第2クラッド層を加圧し、各層を互いに圧着した。これにより、積層体を得た。
(8)凹部の形成
次に、レーザー加工によりコア部の両端部にそれぞれ空洞部(光反射部)を形成した。これにより、全長10cmの光導波路を得た。なお、形成した空洞部の形状は、図1〜3に示す通りである。また、空洞部とコア部との位置関係に基づく各部の寸法は、以下に示す通りである。
<空洞部とコア部との位置関係に基づく各部の寸法>
・長さL1 : 50μm
・最短距離L2:100μm
・最大長さL3:150μm
(実施例2)
コア層の作製に際し、紫外線を照射するのに用いるフォトマスクを変更し、図7、8に示す形状のコア部を形成するようにした以外は、実施例1と同様にして光導波路を得た。なお、コア部の端部の寸法は、広幅部の長さ50μm、広幅部の幅70μm、狭幅部の幅50μmとした。また、コア部を取り囲むように低屈折率部が形成されており、低屈折率部の幅は20μmであった。さらに、コア部の形状変更に合わせて、空洞部の作製に用いるレーザー加工用マスクの形状も変更した。
(実施例3)
空洞部の作製に際し、レーザー加工用マスクの形状を変更し、図9に示す形状の空洞部を形成するようにした以外は、実施例2と同様にして光導波路を得た。なお、レーザー加工用マスクの形状の最小曲率半径は、20μmとした。
(実施例4〜8)
コア部の寸法、空洞部とコア部との位置関係に基づく各部の寸法、および対応図面が表1、2に示す値になるようにした以外は、それぞれ実施例3と同様にして光導波路を得た。
(実施例9)
凹部にシリコーン材料を充填するようにした以外は、実施例3と同様にして光導波路を得た。なお、シリコーン材料には、コア部より屈折率が約0.1小さいものを用いた。
(実施例10)
(1)クラッド層形成用組成物の製造
ダイセル化学工業(株)製の脂環式エポキシ樹脂、セロキサイド2081 20g、(株)ADEKA製のカチオン重合開始剤、アデカオプトマーSP−170 0.6g、およびメチルイソブチルケトン80gを撹拌混合して溶液を調製した。
次いで、得られた溶液を0.2μm孔径のPTFEフィルターでろ過して清浄で無色透明なクラッド層形成用組成物を得た。
(2)感光性樹脂組成物の製造
エポキシ系ポリマーとして新日鐵化学(株)製のフェノキシ樹脂、YP−50S 20g、光重合性モノマーとしてダイセル化学工業(株)製のセロキサイド2021P 5g、および重合開始剤として(株)ADEKA製のアデカオプトマーSP−170 0.2gを、メチルイソブチルケトン80g中に投入し、撹拌溶解して溶液を調製した。
次いで、得られた溶液を0.2μm孔径のPTFEフィルターでろ過して清浄で無色透明な感光性樹脂組成物を得た。
(3)下側クラッド層の作製
クラッド層形成用組成物をドクターブレードにより厚さ25μmのポリイミドフィルム上に均一に塗布した後、50℃の乾燥機に10分間投入した。溶媒を完全に除去した後、UV露光機で全面に紫外線を照射し、塗布した樹脂組成物を硬化させた。これにより、厚さ10μmの無色透明な下側クラッド層を得た。なお、紫外線の積算光量は500mJ/cmとした。
(4)コア層の作製
作製した下側クラッド層上に感光性樹脂組成物をドクターブレードにより均一に塗布した後、40℃の乾燥機に10分間投入した。溶媒を完全に除去して被膜とした後、得られた被膜上に、ライン、スペースの直線パターンを描くように、マスクレス露光装置により紫外線を照射した。なお、紫外線の積算光量は1300mJ/cmとした。
次いで、露光後の被膜を150℃のオーブンに30分間投入した。オーブンから取り出すと、被膜には鮮明な複数の導波路パターンが現れているのが確認された。なお、得られたコア層の厚さは50μm、コア部の本数は8本とした。
ここで、コア層については複数作製し、このうちの1つの横断面について、干渉顕微鏡により屈折率分布を取得した。その結果、コア層の横断面には、図6に示すような屈折率分布が認められた。そこで、屈折率分布の曲線が極大を示している領域をコア部とし、その領域の両側に位置し屈折率分布の曲線が極小を示している領域を低屈折率部とし、低屈折率部のコア部側とは反対側に位置し低屈折率部よりも屈折率が高い領域を側面クラッド部として、各部の寸法を求めた。その結果、コア部の幅が50μm、低屈折率部の幅が20μmであった。
(5)上側クラッド層の作製
作製したコア層上に、(3)と同様にしてクラッド層形成用組成物を塗布し、厚さ10μmの無色透明な上側クラッド層を得た。
(6)凹部の形成
次に、レーザー加工によりコア部の両端部にそれぞれ空洞部(光反射部)を形成した。これにより、全長10cmの光導波路を得た。なお、形成した空洞部の形状は表2に示す通りである。また、空洞部とコア部との位置関係に基づく各部の寸法も表2に示す通りである。
(比較例1)
空洞部とコア部との位置関係が図16に示す関係になるようにした以外は、実施例10と同様にして光導波路を得た。ただし、コア層の形成において、形成条件を変更し、光重合性モノマーの移動量を調整することによって、低屈折率部が形成されないようにした。
(比較例2)
空洞部とコア部との位置関係が図17に示す関係になるようにした以外は、実施例10と同様にして光導波路を得た。ただし、コア層の形成において、形成条件を変更し、光重合性モノマーの移動量を調整することによって、低屈折率部が形成されないようにした。
なお、図16および図17に示す光導波路9は、空洞部970Aとコア部94の端部941との位置関係が異なるとともに、低屈折率部を備えていないこと以外、図3に示す光導波路1と同様である。この光導波路9は、図16(a)および図17(a)に示すように、コア部94の端部941のうち、コア部94の長手方向の端941aが、空洞部970Aの外側に位置している。すなわち、図16に示すコア部94の長手方向の端941aは、空洞部970Aの左側に位置しており、一方、図17に示すコア部94の長手方向の端941aは、空洞部970Aの右側に位置している。
(比較例3)
空洞部とコア部との位置関係が図18に示す関係になるようにした以外は、実施例10と同様にして光導波路を得た。
なお、図18に示す光導波路9は、空洞部970Aとコア部94の端部941との位置関係が異なる以外、図3に示す光導波路1と同様である。すなわち、図18に示す光導波路9は、図3に示す側面クラッド部15に対応する側面クラッド部95と、低屈折率部16に対応する低屈折率部96と、を備えている。そして、図18に示す端部941の短手方向において、空洞部970Aの外縁は、低屈折率部ではなく、コア部94に重なっている。
2.光導波路の評価
2.1 光路変換に伴うクロストークの評価
各実施例および各比較例で得られた光導波路のうち、一方の端部の傾斜面に合わせて、それぞれ直径50μmの入射側光ファイバーを配置した。この入射側光ファイバーは、光導波路に光を入射するための発光素子に接続されており、その光軸と光ファイバーの光軸とが一致している。
一方、光導波路の他方の端部には、傾斜面に合わせて直径50μmの出射側光ファイバーを配置した。この出射側光ファイバーは、光導波路から出射する光を受光するための受光素子に接続されており、その光軸と光ファイバーとの光軸とが一致している。
クロストークの評価にあたっては、まず、8本のコア部のうち、1本に対して光を入射した。次いで、光を入射したコア部に隣り合うコア部において、出射光の光強度を測定した。この出射光には、光路変換に伴うクロストークによる漏れ光と、光伝搬に伴うクロストークによる漏れ光とが含まれていると考えられる。そこで、コア部の端部を切り落としたテストピースを作製し、光伝搬に伴うクロストークによる漏れ光のみを測定した。そして、前述の出射光の光強度から、光伝搬に伴うクロストークによる漏れ光の光強度を差し引き、光路変換に伴うクロストークによる漏れ光の光強度を算出した。
次いで、入射光の光強度に対する、算出した光路変換に伴うクロストークによる漏れ光の光強度の強度比を、以下の評価基準にしたがって評価した。
<強度比の評価基準>
A:強度比が−30[dB]以下である
B:強度比が−30[dB]超−25[dB]以下である
C:強度比が−25[dB]超−20[dB]以下である
D:強度比が−20[dB]超−15[dB]以下である
E:強度比が−15[dB]超−10[dB]以下である
F:強度比が−10[dB]超である
以上の評価結果を表1、2に示す。
2.2 挿入損失およびミラー損失の評価
各実施例および各比較例で得られた光導波路について、社団法人 日本電子回路工業会が規定した「高分子光導波路の試験方法(JPCA−PE02−05−01S−2008)」の4.6.1挿入損失の測定方法に準拠して傾斜面(ミラー)を介した光路の挿入損失を測定した。
次いで、各実施例および各比較例で得られた光導波路について、上記試験方法の4.6.2単位長さあたりの光伝搬損失の測定方法に準拠して光伝搬損失を測定した。
その結果、各実施例および各比較例で得られた光導波路のいずれにおいても、光伝搬損失はほぼ同等であることが認められた。
光導波路の挿入損失は、光伝搬損失とミラー損失との和であると考えられることから、各実施例および各比較例で得られた光導波路についてミラー損失を求めた。そして、求めたミラー損失は、以下の評価基準にしたがって評価した。
<ミラー損失の評価基準>
A:ミラー損失が小さい(0.5dB未満)
B:ミラー損失がやや小さい(0.5dB以上1.0dB未満)
C:ミラー損失がやや大きい(1.0dB以上1.5dB未満)
D:ミラー損失が大きい(1.5dB以上2dB未満)
E:ミラー損失が非常に大きい(2dB以上)
以上の評価結果を表1、2に示す。
2.3 温度に対する耐久性の評価
各実施例および各比較例で得られた光導波路を温度サイクル試験に供した。なお、温度サイクル試験の試験条件は以下に示す通りである。
<温度サイクル試験の試験条件>
・温度 :−60〜150℃
・サイクル数 :500サイクル(高温、低温各30分間)
・評価特性 :挿入損失
次いで、試験前と試験後とで挿入損失を比較した。そして、試験後の挿入損失の増分を以下の評価基準にしたがって評価した。なお、試験後の被検体について、単位長さあたりの光伝搬損失を測定したところ、試験前とほとんど変化が認められなかったことから、挿入損失の増分のほとんどはミラー損失の増加によるものと考えられる。
<温度サイクル試験による挿入損失の増分の評価基準>
A:増分が非常に小さい(0.2dB未満)
B:増分が小さい(0.2dB以上0.5dB未満)
C:増分がやや小さい(0.5dB以上1.0dB未満)
D:増分がやや大きい(1.0dB以上1.5dB未満)
E:増分が大きい(1.5dB以上2dB未満)
F:増分が非常に大きい(2dB以上)
以上の評価結果を表1、2に示す。
Figure 2016012005
Figure 2016012005
表1、2から明らかなように、各実施例で得られた光導波路では、いずれも、光路変換に伴うクロストークの発生が抑制されていることが認められた。
また、各実施例で得られた光導波路では、ミラー損失や、温度サイクル試験に供された場合のミラー損失の増加等も抑えられており、外部の光学部品との光学的接続の信頼性が高いことが認められた。
1 光導波路
2 支持フィルム
3 カバーフィルム
5 電気配線基板
6 光素子
9 光導波路
10 積層体
11 クラッド層
12 クラッド層
13 コア層
14 コア部
15 側面クラッド部
16 低屈折率部
50 多層基板
51 コア基板
52 ビルドアップ層
53 貫通孔
54 ソルダーレジスト層
60 素子本体
61 受発光部
62 端子
63 バンプ
90 接着層
94 コア部
95 側面クラッド部
96 低屈折率部
100 光電気混載基板
141 端部
141a 長手方向の端
141b 短手方向の端
145 広幅部
146 狭幅部
170 凹部
170A 空洞部
171 傾斜面
172 傾斜面
172’ 直立面
173 直立面
173’ 傾斜面
174 直立面
174’ 傾斜面
521 絶縁層
522 導体層
941 端部
941a 長手方向の端
970A 空洞部
1000 光モジュール
C1 光軸

Claims (7)

  1. 長尺状のコア部と、前記コア部の少なくとも一方の端部を囲うように設けられた側面クラッド部と、前記端部に対し少なくとも前記コア部の短手方向において隣り合うように前記端部と前記側面クラッド部との間に設けられ、前記側面クラッド部より屈折率の低い低屈折率部と、が形成されたコア層と、
    前記コア層の一部に設けられた光反射部であって、前記光反射部と前記コア層との境界に位置し前記コア部の光軸に対して斜めに接する境界面を備え、前記コア部を伝搬する光が前記境界面において反射されるように構成されている光反射部と、
    を有し、
    前記コア層をその厚さ方向から見た平面視において、前記端部のうち前記コア部の長手方向の端が前記光反射部の内側に位置しており、かつ、前記低屈折率部と前記光反射部の外縁とが重なっていることを特徴とする光導波路。
  2. 前記光反射部は、前記コア部より屈折率が低い低屈折率材料で構成されている請求項1に記載の光導波路。
  3. 前記光反射部は、前記コア層の一部に設けられた空洞で構成されている請求項1または2に記載の光導波路。
  4. 前記コア部は、その幅が相対的に広い広幅部と、前記コア部の長手方向において前記広幅部に隣接し前記広幅部より幅が相対的に狭い狭幅部と、を有し、
    前記平面視において、前記端部が、前記広幅部の一部または全部と重なっている請求項1ないし3のいずれか1項に記載の光導波路。
  5. 前記側面クラッド部の最高屈折率と前記低屈折率部の最低屈折率との差は、0.002〜0.05である請求項1ないし4のいずれか1項に記載の光導波路。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の光導波路を備えることを特徴とする光電気混載基板。
  7. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の光導波路を備えることを特徴とする電子機器。
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