JP2016000873A - 塗工ライナー、その塗工ライナーを用いた段ボールシート及び段ボールシートの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、プレプリント方式におけるインキ着肉性とニス光沢性に優れ、コルゲータにて段ボールシートを製造する際に印刷表面に傷がつき難い塗工ライナー、その塗工ライナーを用いた段ボールシート及び段ボールシートの製造方法を提供することを主な目的とする。【解決手段】ライナー原紙の片面に顔料と接着剤を含有する塗工層を備えた塗工ライナーにおいて、プレプリント方式で印刷される塗工ライナーであって、顔料として非焼成または焼成カオリンを含有し、カオリンの含有割合が塗工層中の全顔料の17〜75質量%であり、塗工層側表面のJIS P8151:2004に準じて、ソフトバッキングを使用し2MPaに加圧して測定したプリント・サーフ表面粗さが1.3〜2.5μmであることを特徴とする塗工ライナー。【選択図】なし
Description
本発明は、プレプリント方式で印刷される塗工ライナーに関するものである。
一般に、ライナーは2〜9層程度の多層抄きされた厚紙で、晒パルプを主原料とする原料が表層(ライナーの表面となる最外層)に使用されている白ライナーと、未晒パルプ(未晒パルプの色調は茶系色)を主原料とする原料が表層に使用されている未晒ライナー(以下、茶ライナーともいう)とに大別される。白ライナーの表層は、通常、バージンパルプや、脱墨処理あるいは漂白処理等が施された白色度が高い古紙パルプが用いられている。また、表層のみの対策はコストがかかることから、表下層(表層の直下の層)にもある程度白色度のあるパルプを用いて、中層の色を隠蔽する作用を持たせることもある。ライナーの表層以外の層には脱墨処理あるいは漂白処理等が施されていない古紙パルプが用いられている。
ライナーは、中芯紙と貼合されて段ボールシートに加工され、各種包装箱等に使用されるが、段ボール箱の機能が、商品を保管・輸送などの流通過程で受ける物理的な力から守るだけでなく、カラー印刷を施した段ボ−ル箱は、人の目を引く効果が高く、更に、内容物を忠実に表するために、内容物の優良性を強く訴えることが出来る優れた面がある。近年、量販店を中心に、店頭に段ボ−ル箱に製品を詰めたまま販売するということがよく見受けられるようになってきており、この点からも印刷面が美麗で鮮やかな美粧ライナーが求められている。
優れた白紙外観や印刷外観を有した美粧ライナーを得る方法として、ライナー表面の白色度と色相を所定の範囲に調整すること(特許文献1、2参照)が提案されている。しかしながら、これら特許文献1及び2に記載のライナーでは、ライナー表層の白色度を高めているが、ライナーが貼合されて段ボールシートに形成される前に印刷される、換言するとライナーに印刷を施した後に段ボールシートに形成される、いわゆるプレプリント方式で印刷を行うと、十分な印刷外観、美粧性が得られないといった問題がある。
印刷外観、美粧性を高めるため、印刷光沢を向上させるためにデラミネーテッドカオリンを含有した塗工層を塗工した塗工ライナー(特許文献3)、ライナー表面に顔料と接着剤を主成分とした塗被層を設けることで、平滑性を規定した塗工ライナー(特許文献4)、白色度と色相を規定したダル調の美粧ライナー(特許文献5)、白紙光沢と表面粗さを規定した塗工ライナー(特許文献6)、白色度とL*、a*、b*を規定し、焼成カオリンを含有した塗工層を塗工したマット調の塗工ライナー(特許文献7)が提案されている。
特許文献3、4及び6に記載されている塗工ライナーは、プレプリント方式の印刷を施すことにより印刷外観、美粧性は向上するが、コルゲータにて段ボールシートを製造する際に印刷表面に傷がつく恐れがある。また、特許文献5及び7は、コルゲータで印刷表面に傷はつき難いが、印刷光沢が低いため、印刷画像の鮮やかさに難点がある。
また、近年、段ボール業界においても環境意識の高まりから薄くて、軽い段ボールの要求があり、ライナーの軽量化が図られている。さらに、塗工ライナー表面の美粧性や表面保護のための表面加工として、ニス加工が施されるが、インキ乾燥性を高めるとニス光沢性が低下する問題がある。
本発明は、プレプリント方式におけるインキ着肉性とニス光沢性に優れ、コルゲータにて段ボールシートを製造する際に印刷表面に傷がつき難い塗工ライナー、その塗工ライナーを用いた段ボールシート及び段ボールシートの製造方法を提供することを主な目的とする。
本発明者等は、上記従来技術に鑑み、鋭意検討を重ねた結果、塗工層を有しており、顔料としてカオリンを含有し、特定の平滑性を有する塗工層を形成することにより、上記問題点を解決するに至った。即ち、本発明は、下記の塗工ライナーに係る。
項1:ライナー原紙の片面に顔料と接着剤を含有する塗工層を備えた塗工ライナーにおいて、プレプリント方式で印刷される塗工ライナーであって、前記顔料として非焼成または焼成カオリンを含有し、前記カオリンの含有割合が塗工層中の全顔料の17〜75質量%であり、塗工層側表面のJIS P8151:2004に準じて、ソフトバッキングを使用し2MPaに加圧して測定したプリント・サーフ表面粗さが1.3〜2.5μmであることを特徴とする塗工ライナー。
項2:前記塗工ライナーの透気度が1000秒以下である、項1に記載の塗工ライナー。
項3:前記カオリンの沈降方式により測定した平均粒子径d502が0.20〜1.50μmの範囲内である、項1または2に記載の塗工ライナー。
項4:前記塗工層の塗工量が3〜20g/m2である、項1〜3のいずれか1項に記載の塗工ライナー。
項5:前記ライナー原紙の坪量が100〜230g/m2である、項1〜4のいずれか1項に記載の塗工ライナー。
項6:前記プレプリント方式がフレキソ印刷である、項1〜5のいずれか1項に記載の塗工ライナー。
項7:項1〜6のいずれか1項に記載の塗工ライナーを用いた段ボールシート。
項8:ライナー原紙の片面に、非焼成または焼成カオリンを全顔料の17〜75質量%の割合で含む顔料と、接着剤とを含有する塗工層用塗液を用いて、エアナイフ塗工方式、バー塗工方式、またはカーテン塗工方式のいずれかで塗工した後、乾燥させて、JIS P8151:2004に準じて、ソフトバッキングを使用し2MPaに加圧して測定したプリント・サーフ表面粗さが1.3〜2.5μmである塗工層を有する塗工ライナーを形成する工程、前記塗工ライナーを用いて塗工層側表面にプレプリント方式で印刷した後、貼合させて段ボールシートを形成する工程を含む、前記項7に記載の段ボールシートの製造方法。
本発明の塗工ライナーは、プレプリント方式において、特にフレキソ印刷のインキ着肉性とニス光沢性に優れ、コルゲータにて段ボールシートを製造する際に印刷表面に傷がつき難い。また、軽量で薄く強度に優れる。
本発明におけるライナー原紙は、少なくとも第1紙層及び第2紙層からなる多層構造を有している。2層以上である場合、表層は段ボールシートの表面を形成し、裏層は段ボールシートの中芯と接着される裏面を形成する。表層と裏層との間に形成される中層、表層と中層との間に形成される表下層を備えていてもよい。
また、ライナー原紙は、表層を構成するパルプの白色度を60%以上、好ましくは70%以上、より好ましくは80%以上とするのが好ましい。これにより、表層上に塗工層を有する塗工ライナーの塗工層側の白色度を70%以上とすることができる。表層を構成するパルプとしては、白色系の晒パルプと白色度が高い古紙パルプ、例えば、製本、印刷工場等より発生する印刷用塗工紙の裁落を収集した古紙(以下、ケント古紙ともいう)、雑誌古紙、チラシ古紙、新聞古紙、オフィス古紙、情報用紙古紙等を脱墨して得られたパルプを主原料とすることが好ましい。
表層を構成するパルプ配合量は、資源保護の観点から、古紙パルプを多く配合するのが好ましく、針葉樹晒クラフトパルプ(以下、NBKPともいう)は強度を補うために少量配合するのが好ましい。古紙パルプの配合量は、表層パルプ中60〜100質量%程度が好ましい。
パルプの叩解度(CSF)は、特に限定されないが、250〜500ml程度が好ましい。叩解度を250ml以上とすることにより、強度を向上することができる。一方、500ml以下とすることにより、平滑性を向上させ、印刷適性を高めることができる。
白色度を低下させない程度であれば、上記以外のパルプを適宜配合してもよい。その他のパルプ種としては、例えば、段ボール古紙、板紙古紙、紙器古紙等の古紙を脱墨して得られたパルプ及び/または広葉樹晒クラフトパルプ(以下、LBKPともいう)等が挙げられる。
表層以外の裏層、中層及び表下層等を構成するパルプとしては、特に限定されず、例えば木材パルプである未晒、晒の化学パルプ、機械パルプ、非木材パルプ、及びケント古紙、雑誌古紙、チラシ古紙、新聞古紙、オフィス古紙、情報用紙古紙、段ボール古紙、板紙古紙、紙器古紙等の古紙を脱墨して得られたパルプ、マニラ麻等のパルプから選ばれる一種又は二種以上を適宜配合して使用される。2層の場合は裏層に、3層以上の場合は中層に、コストダウン及び省資源を目的として脱墨されない古紙パルプが一般に使用されるが、ライナーのグレードにより使用するパルプについて適宜選択して用いることが望ましい。例えば、強度が求められる場合には、未晒クラフトパルプまたは段ボール古紙を使用することが好ましい。また、表下層は、ライナー表層に接する層であるため表面の白色度に影響を及ぼしやすいことから、晒クラフトパルプもしくは脱墨パルプを使用することが好ましい。
内添薬品も必要に応じて使用でき、例えば、硫酸バンド、ロジン等のサイズ剤、ポリアミド、澱粉等の紙力増強剤、濾水歩留まり向上剤、ポリアミドポリアミンエピクロヒドリン等の耐水化剤、染料等が使用される。特に、塗工層が形成される第1紙層には、塗液の染み込みを抑える観点から、裏層には、段ボール貼合時の糊の浸み込みを抑える観点から、サイズ剤を添加することが好ましい。
本発明におけるライナー原紙は、2層以上のパルプを主原料とする紙層を抄き合わせて多層構造とするものであるが、公知の多層抄き抄紙機、例えば長網フォーマー、円網フォーマーを組み合わせた抄紙機によって製造することができる。抄き合わされる際の各層間に澱粉等の接着剤を噴霧または塗工することにより、各層間の強度を強めることも可能である。
本発明では、ライナー原紙の片面、好ましくは表層となる第1紙層上に、顔料と接着剤を含有する塗工層を備えている。塗工量は、乾燥重量で3〜20g/m2程度が好ましい。下限としては、好ましくは5g/m2以上、より好ましくは6g/m2以上、更に好ましくは7g/m2以上である。上限としては、好ましくは18g/m2以下、より好ましくは15g/m2以下、更に好ましくは13g/m2以下である。塗工量が3g/m2未満ではインキ着肉性、ニス光沢性が低くなり、所望の美粧性を付与することができない。20g/m2を超えるとインキ乾燥性が悪くなり、印刷作業性が低下したり、コルゲータにて段ボールシートを製造する際に印刷表面に傷がつき易くなる。
本発明における塗工層は、単層構造であってもよく、また多層構造であってもよい。2層以上の多層構造においては、各層を形成する塗液の組成は同一であってもよく、また異なっていてもよい。別言すると、1種の塗液を用いて2以上の塗工層を形成してもよく、また2種以上の塗液を層ごとに使い分けて2以上の塗工層を形成してもよい。
本発明における塗工層は、顔料として非焼成または焼成カオリンを含有している(以下、非焼成カオリンまたは焼成カオリンを単にカオリンともいう)。かかるカオリンの含有割合は、塗工層中の全顔料の17〜75質量%である。25〜65質量%程度含有するのがより好ましく、30〜50質量%程度含有するのが更に好ましい。
カオリンの含有割合を17質量%以上とすることにより、インキ着肉性、ニス光沢を向上させることができる。一方、75質量%以下とすることにより、インキ乾燥性を向上することができる。また、コルゲータにて段ボールシートを製造する際に印刷表面に傷がつき難くすることができる。本発明では、ニス光沢を高める観点から、顔料として非焼成カオリンを含有することが好ましい。
本発明中のカオリンとしては、アスペクト比が10以上であることが好ましく、15以上がより好ましい。アスペクト比が10以上のカオリンを含有することにより、被覆性、隠蔽の効果が優れ、優れた白紙面感を有し、インキ着肉性、ニス光沢に優れた塗工ライナーを得ることができる。一方、100以下とすることにより、塗工層用塗液の構造的な粘性が増大するのを抑えて塗工性を向上することができ、好ましい。アスペクト比の下限は、より好ましくは20以上、更に好ましくは30以上である。上限としては、より好ましくは80以下、更に好ましくは60以下である。
カオリンの中でもデラミネーテッドカオリンは、層状構造の塊状カオリンを単層に剥がすことで得られる粘土鉱物であって、アスペクト比が大きいことから、好ましく用いられる。一般に、デラミネーテッドカオリンの如き平板状粒子の個々の形状特性は、その長径dと厚さtとの比(アスペクト比:d/t)で規定することができる。本発明におけるアスペクト比は、顔料を電子顕微鏡で撮影し、粒子100個について、直径と最も短い軸の長さ(厚さ)から、平均値を求めている。
本発明では、特定のアスペクト比を有する平板状のカオリンの中でも、沈降方式により測定した平均粒子径d502が1.50μm以下であることが好ましい。より好ましくは0.60μm以下、更に好ましくは0.55μm以下である。一方、下限としては特に限定されないが、0.20μm以上が好ましく、0.25μm以上がより好ましい。これにより、印刷表面に傷がつき難く、またインキ濃度をより一層高めることができる。さらにまた、ニス光沢をより一層高める効果が得られる。
粒状特性の条件としては、カオリンの光散乱方式により測定した平均粒子径d501が1.5〜3.5μmの範囲内にあり、且つ沈降方式により測定した平均粒子径d502が0.25〜0.55μmの範囲内にあり、且つ平均粒子径d501と平均粒子径d502の比(d501/d502)が4以上であることが好ましい。この比は4.5以上がより好ましく、5以上が更に好ましい。一方、上限としては、特に限定されないが、塗工層用塗液の増粘を抑えて塗工性を向上する観点から10以下程度である。
光散乱方式による平均粒子径d501の測定では、個々の粒子が全て球形粒子に見なされてその径が計測される。一方、沈降方式による平均粒子径d502の測定では、粒子形状が沈降性に影響を及ぼすため、形状が平板状で沈降が遅い粒子ほど、見かけ上、その径が小さい粒子として計測される。従って、上記したアスペクト比が大きい粒子ほど、光散乱方式による平均粒子径d501と沈降方式による平均粒子径d502の比、d501/d502は、大きくなるものと考えられる。なお、本発明では、光散乱方式による平均粒子径の測定方法としてレーザー回折式粒度分布測定装置マイクロトラックHRAX−100(日機装社製)を使用し、沈降方式による平均粒子径の測定方法としてセディグラフ5100(マイクロメリティクス社製)を用いている。
本発明では、塗工ライナーの塗工層側表面のJIS P8151:2004に準じたソフトバッキングを使用し2MPaに加圧して測定したプリント・サーフ表面粗さが1.3〜2.5μmである。好ましくは1.5〜2.3μm、より好ましくは1.6〜2.2μm、更に好ましくは1.7〜2.1μmである。プリント・サーフ表面粗さが1.3μm未満のライナーは、インキ白抜けがなく、インキ着肉性が優れる印刷物を得ることができるが、コルゲータで段ボールシートを製造する際に熱板等で傷がつき易くなる。また、製函工程でも傷がつき易く、製品歩留りが低下する。一方、プリント・サーフ表面粗さが2.5μmを超えると、コルゲータでの印刷表面の傷はつき難くなるが、印刷物はインキ着肉性が悪くなり、インキ白抜けが多く見られ、美粧性が損なわれる。なお、プリント・サーフ表面粗さの値は、小さいほど表面の平滑性が高いことを意味する。
本発明では、塗工ライナーの透気度は1000秒以下であることが好ましい。より好ましくは700秒以下、更に好ましくは600秒以下である。これにより、インキの溶媒を原紙に吸収させて、優れたインキ乾燥性を得ることができる。透気度の下限は、特に限定されないが、インキ発色性を向上する観点から100秒以上であり、より好ましくは150秒以上、更に好ましくは200秒以上である。透気度を上記の範囲に調節する方法としては、塗工層中の顔料種類、塗工層の塗工量により調整すればよく、また、塗工方式を選択することによって調節してもよい。なお、本発明における透気度は、特に断らない限り、王研式透気度である。
本発明は、塗工層中に特定の顔料を含有させるものであるが、本発明の所望の効果を損なわない限りにおいて、その他の顔料も使用できる。具体的には、製紙分野で通常使用されている顔料、例えば、タルク、水酸化アルミニウム、重質炭酸カルシウム、軽質炭酸カルシウム、硫酸バリウム、酸化亜鉛、サチンホワイト、硫酸カルシウム等が挙げられる。これらの中でも、白色度を高め、フレキソインキ乾燥性を向上させる観点から軽質炭酸カルシウムを使用することが好ましい。軽質炭酸カルシウムの含有割合は、塗工層中の全顔料の20質量%以上が好ましい。20質量%以上とすることにより、白色度を高め、フレキソインキ乾燥性を向上させることができる。一方、70質量%以下とすることにより、インキ発色性及びニス光沢を向上することができる。より好ましくは25〜65質量%程度、更に好ましくは30〜50質量%程度である。軽質炭酸カルシウムの形状は、特に限定はなく、紡錘状、針状、立方状等を用いることができる。
更に塗工層中には、白色度、隠蔽性を向上させる観点から酸化チタンを含有させることが好ましい。酸化チタンの含有割合は、塗工層中の全顔料の3〜30質量%程度が好ましく、5〜20質量%程度がより好ましく、8〜15質量%程度が更に好ましい。3質量%以上とすることにより、隠蔽性を向上させ、白色度を高めることができる。酸化チタンを含有させることで隠蔽性は向上するが、含有割合を増やすと透気度が高くなり、フレキソインキ乾燥性が悪くなる傾向があり、30質量%を超えて含有させても隠蔽性向上効果が少なくなり、コスト、塗工性の観点から30質量%以下とすることが好ましい。なお、プラスチックピグメント等の有機顔料はフレキソインキ乾燥性が悪いので使用しないことが好ましい。
本発明では、インキ発色、ニス光沢及びインキ乾燥性のバランスを向上する観点から、塗工層中に顔料としてカオリンと軽質炭酸カルシウムを70:30〜20:80の質量比で含有することが好ましい。より好ましくは、55:45〜35:65である。
本発明における塗工層は、顔料として非焼成または焼成カオリン、必要により軽質炭酸カルシウムと酸化チタン、並びに接着剤を含有する塗工層用塗液をライナー原紙の片面に塗工した後、乾燥させて形成することができる。塗液中の接着剤としては、特に限定するものではなく、一般の塗被紙製造分野で使用されている公知の接着剤が適宜使用される。例えば、スチレン−ブタジエン共重合体ラテックス、メチルメタクリレート−ブタジエン共重合体ラテックス、スチレン−メチルメタクリレート−ブタジエン共重合体ラテックス等の共役ジエン系共重合体ラテックス、アクリル酸エステル及び/またはメタクリル酸エステルの重合体または共重合体ラテックス等のアクリル系重合体ラテックス、エチレン−酢酸ビニル重合体ラテックス等のビニル系重合体ラテックス、あるいはこれらの各種重合体ラテックスをカルボキシル基等の官能基含有単量体で変性した重合体または共重合体ラテックス等の水分散性接着剤、ポリビニルアルコール、オレフィン−無水マレイン酸樹脂等の合成樹脂系接着剤、酸化澱粉、陽性澱粉、エステル化澱粉、デキストリン等の澱粉類が挙げられる。これら水分散性及び/または水溶性接着剤から1種または2種以上を適宜選択して使用できる。接着剤の含有量は、塗工層中の全顔料100質量部に対して、8〜50質量部程度が好ましく、より好ましくは10〜40質量部程度である。接着剤の含有量を8質量部以上とすることにより、塗工層の強度を高めることができる。一方、50質量部以下とすることにより、塗工層中における顔料の比率を大きくして、フレキソインキ乾燥性、平滑性を向上することができる。
塗工層を形成する塗液中には、保水剤を含有させることが好ましい。これにより、塗液の粘度等の物性を調整でき、塗工適性を向上させることができる。保水剤としては、製紙分野で一般にCMCと呼ばれているカルボキシメチルセルロースのナトリウム塩、ヒドロキシエチルセルロース、合成保水剤と呼ばれている多価カルボン剤アクリル系共重合体やメタクリル酸とアクリル酸エステルの共重合体等が挙げられる。
インキ発色性、印刷均一性の仕上がりに関しての効果を阻害しない範囲において、塗液中に防滑剤、染料等の添加剤を含有させることもできる。
本発明の塗工層の塗工方式としては、特に限定はされないが、ライナー原紙表面のボコツキを抑えて白紙面感に優れ、透気度を低くしてインキ乾燥性を向上する観点からエアナイフ塗工方式、バー塗工方式、またはカーテン塗工方式のいずれかを用いることが好ましい。これにより、フレキソ印刷適性に対して優れたインキ乾燥性及びインキ発色性と印刷均一性を発揮することができる。特に、水性フレキソインキによるフレキソ印刷に好適に用いられる。
本発明におけるライナー原紙の坪量は、100〜230g/m2程度の範囲が好ましい。段ボールシートは、坪量100〜230g/m2程度の紙厚の薄いライナー原紙を用いると、軽量化できる反面、強度が低下する。一方、ライナー原紙の強度を向上する目的で未晒クラフトパルプまたは段ボール古紙を使用すると、白紙面感が劣り、インキ発色性が低下する。本発明では、特定の塗工層を備えることにより、軽量化、強度とインキ発色性の向上を同時に達成することができる。また、塗工ライナーの坪量としては、120〜250g/m2程度が好ましく、120〜200g/m2程度がより好ましい。
本発明におけるカーテン塗工方式とは、塗液を流下して自由落下させ支持体に非接触で塗工する方法であり、スライドカーテン法、カップルカーテン法、ツインカーテン法等の公知のものを採用することができ、特に制限されるものではない。また、ブレード塗工方式とは、ベベルタイプやベントタイプに代表されるブレードを使用した塗工法に限らず、ロッドブレード法やビルブレード法等も含む。
本発明における塗工ライナーは、塗工面や印刷適性をさらに向上させるために、弾性ロールにコットンロールを用いたスーパーカレンダーや弾性ロールに合成樹脂ロールを用いたソフトニップカレンダー、金属ロールを組み合わせたカレンダー等の装置により平滑化処理を行うことができる。ソフトニップカレンダーは、合成樹脂ロール表面の耐熱温度をコットンロールに比べて高く設定することが可能なため、高温での処理が可能であり、同一の平滑性を目標とした場合、スーパーカレンダーに比べて処理線圧を低く設定できるので好ましい態様である。
本発明における印刷方式としては、塗工ライナーに印刷を施した後に、印刷された塗工ライナーが貼合されて段ボールシートに形成される、いわゆるプレプリント方式と呼ばれるものである。
本発明では、プレプリント方式の中でも、フレキソ印刷が好適に用いられる。本発明における塗工ライナー上に印刷する際のフレキソインキとしては、特に制限はなく、アルコール型、コソルベント型、水性型、及びUV硬化型等があげられるが、これらのフレキソインキの中でも水性型が安全性、作業性及び経済性の面でも優れており、本発明の効果が最も顕著に表れる実施態様である。
また、使用されるフレキソ印刷機は、印刷ユニットの並び方により、スタック型、ライン型、セントラルインプレッション型の3タイプに分けられるが、いずれのタイプも使用できる。
上記の本発明により得られた塗工ライナーは、少なくとも一方の最外面に塗工層を備えた段ボールシート用ライナーとして用いることができ、本発明の段ボールシートが提供される。段ボールシートとしては、中芯の片面にのみライナーが貼合された片面段ボールシート、中芯の両面にライナーが貼合された両面段ボールシート、中芯/ライナーの積層体が複数段設けられた複数段の段ボールシートがあるが、本発明はいずれの段ボールシートにも適用可能である。
ライナーと共に段ボールシートを構成する波状部材の中芯としては特に制限はないが、本発明の塗工ライナーは従来のものより薄物であるため、一般の段ボールシートに使用されているものより圧縮強さ、引張強さが高い強化中芯を使用するのが好ましい。原料パルプとしては、セミケミカルパルプ(SCP)、ケミグラウンドパルプ(CGP)、段ボール古紙パルプ、雑誌古紙パルプ、未晒クラフトパルプ、クラフトパルプ、合成繊維等が使用でき、中でも、資源保護の観点から、段ボール古紙パルプや雑誌古紙パルプ等の古紙パルプを多く用いることが好ましい。中芯は積層紙であっても良く、さらには層間に合成樹脂接着剤層を有する積層紙であっても良い。
本発明における段ボールシートの製造方法としては、ライナー原紙の片面に、非焼成または焼成カオリンを全顔料の17〜75質量%の割合で含む顔料と、接着剤とを含有する塗工層用塗液を用いて、エアナイフ塗工方式、バー塗工方式、またはカーテン塗工方式のいずれかで塗工した後、乾燥させて、JIS P8151:2004に準じて、ソフトバッキングを使用し2MPaに加圧して測定したプリント・サーフ表面粗さが1.3〜2.5μmである塗工層を有する塗工ライナーを形成する工程、前記塗工ライナーを用いて塗工層側表面にプレプリント方式で印刷した後、貼合させて段ボールシートを形成する工程を含む製造方法である。
本発明における段ボールシートは、従来公知の段ボールの製造方法をそのまま適用でき、例えば、中芯とライナーとを、接着剤を介して貼合するコルゲータ処理を経て製造することができる。接着剤としては、澱粉糊や合成樹脂等が挙げられ、合成樹脂としては、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリエステル、エチレン−不飽和カルボン酸共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、ブタジエン−アクリロニトリル共重合体、スチレンーブタジエンーアクリロニトリル共重合体、ポリ酢酸ビニル、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリアクリル酸エステル系共重合体、スチレン−アクリル酸エステル共重合体等が挙げられる。
一般的には、(1)中芯を波形に形成し、中芯に合成樹脂等のエマルジョンや澱粉糊等の接着剤を塗工し、ライナーと貼合し、これを加圧及び加熱して接着する方法が挙げられるが、他の方法として、(2)中芯又はライナーの表面に、押出ラミネートや合成樹脂エマルジョンの塗工等により接着剤層を形成してから、これらを重ね合わせ、加圧及び加熱して接着する方法、(3)中芯/ライナー間に合成樹脂フィルムを介在させ、これを加圧及び加熱して接着する方法等もある。なお、(3)の方法においては、あらかじめ成形された合成樹脂フィルムを繰り出し、中芯/ライナー間に供給することもできるし、合成樹脂フィルムを溶融押出成形しながら、中芯/ライナー間に供給することもできる。
上記コルゲータ処理を1回実施することで、片面段ボールシートが製造され、複数回繰り返し実施することで、両面段ボールシートや複数段の段ボールシートが製造される。両面段ボールシートは、例えば、中芯とライナーとを加熱加圧ロールで貼合し片面段ボールシートとするシングルフェーサ(SF)と、SFで得られた片面段ボールシートの中芯側に更にライナーを重ね、加圧しながら熱盤上を走行させ貼合するダブルフェーサ(DF)とを有するコルゲータを用いて製造することができる。加熱加圧条件は特に制限はないが、例えば、SFの加熱温度120〜200℃、線圧20〜40kN/m、加圧時間0.01〜0.20秒、DFの加熱温度120〜200℃、線圧0.1〜1.0kN/m、加圧時間2〜7秒等が好ましい。
段ボールシートのフルートの種類としては、特に限定はなく、Aフルート、Bフルート、Eフルートが多く使用されている。
本発明を実施例により更に詳しく説明するが、本発明はこれらにより限定されるものではない。なお、特に断わらない限り、「部」及び「%」はそれぞれ「質量部」及び「質量%」を示す。
(光散乱方式による顔料の平均粒子径測定)
固形分濃度約10%の顔料希釈液を調製し、日機装社製のマイクロトラックHRAX−100を用いて光散乱法により顔料粒度分布を測定し、得られた顔料粒度分布から、粒度分布曲線の50累計質量%に該当する粒子径を、平均粒子径(d501)とした。
固形分濃度約10%の顔料希釈液を調製し、日機装社製のマイクロトラックHRAX−100を用いて光散乱法により顔料粒度分布を測定し、得られた顔料粒度分布から、粒度分布曲線の50累計質量%に該当する粒子径を、平均粒子径(d501)とした。
(沈降方式による顔料の平均粒子径測定)
各顔料の単独分散液に対してピロリン酸ソーダの0.1%液を添加して固形分濃度約4〜8%の顔料希釈分散液を調製し、さらに超音波洗浄装置により5分間分散処理して得られた顔料希釈分散液についてセディグラフ5100(マイクロメリティクス社製)を用いて沈降法により顔料粒度分布を測定し、得られた顔料粒度分布から、粒度分布曲線の50累計質量%に該当する粒子径を、平均粒子径(d502)とした。
各顔料の単独分散液に対してピロリン酸ソーダの0.1%液を添加して固形分濃度約4〜8%の顔料希釈分散液を調製し、さらに超音波洗浄装置により5分間分散処理して得られた顔料希釈分散液についてセディグラフ5100(マイクロメリティクス社製)を用いて沈降法により顔料粒度分布を測定し、得られた顔料粒度分布から、粒度分布曲線の50累計質量%に該当する粒子径を、平均粒子径(d502)とした。
実施例1
(白ライナー原紙の作製)
表層にケント古紙100%を配合し、カナディアンスタンダードフリーネス(CSF)340mlに調整したパルプを米坪40g/m2、表下層に雑誌古紙100%を配合し、CSF260mlに調整したパルプを米坪40g/m2、裏層に段ボール古紙100%を配合し、CSF300mlに調整したパルプを米坪50g/m2として、3層に抄き合わせた米坪130g/m2、表層側の白色度70.5%の白ライナー原紙を得た。表層にはパルプ100質量部に対して、サイズ剤(商品名:サイズパイン836、荒川化学工業社製)1.0部、硫酸バンド4.0部、紙力剤1(商品名:PT−1001、荒川化学工業社製)0.05部、紙力剤2(商品名:OM−3、荒川化学工業社製)2.3部を添加した。表下層にはパルプ100質量部に対して、硫酸バンド4.0部、紙力剤1(商品名:PT−1001、前出)0.05部、紙力剤2(商品名:OM−3、前出)2.0部を添加した。裏層にはパルプ100質量部に対して、サイズ剤(商品名:サイズパイン836、前出)0.2部、硫酸バンド4.0部、紙力剤1(商品名:PT−1001、前出)0.15部、紙力剤2(商品名:OM−3、前出)0.4部を添加した。
(白ライナー原紙の作製)
表層にケント古紙100%を配合し、カナディアンスタンダードフリーネス(CSF)340mlに調整したパルプを米坪40g/m2、表下層に雑誌古紙100%を配合し、CSF260mlに調整したパルプを米坪40g/m2、裏層に段ボール古紙100%を配合し、CSF300mlに調整したパルプを米坪50g/m2として、3層に抄き合わせた米坪130g/m2、表層側の白色度70.5%の白ライナー原紙を得た。表層にはパルプ100質量部に対して、サイズ剤(商品名:サイズパイン836、荒川化学工業社製)1.0部、硫酸バンド4.0部、紙力剤1(商品名:PT−1001、荒川化学工業社製)0.05部、紙力剤2(商品名:OM−3、荒川化学工業社製)2.3部を添加した。表下層にはパルプ100質量部に対して、硫酸バンド4.0部、紙力剤1(商品名:PT−1001、前出)0.05部、紙力剤2(商品名:OM−3、前出)2.0部を添加した。裏層にはパルプ100質量部に対して、サイズ剤(商品名:サイズパイン836、前出)0.2部、硫酸バンド4.0部、紙力剤1(商品名:PT−1001、前出)0.15部、紙力剤2(商品名:OM−3、前出)0.4部を添加した。
(塗工層用塗液の調製)
顔料として、カオリンA(商品名:カオファイン、シール社製、d501=0.50、d502=0.25、d501/d502=2.0、アスペクト比10)17部、紡錘状軽質炭酸カルシウム(商品名:TP−121−MC、奥多摩工業社製)73部、酸化チタン(商品名:KA100、韓国コスモケミカル社製)10部からなる顔料スラリーを調製した。顔料スラリー中に接着剤として酸化澱粉(商品名:MS4600、日本食品化工社製)3部、スチレン−ブタジエン共重合ラテックス(商品名:PA7017、日本エイアンドエル社製)12部(いずれも固形分換算)からなる組成物を混合し、さらに助剤として消泡剤及び染料を加えて固形分濃度60%の塗工層用塗液を得た。
顔料として、カオリンA(商品名:カオファイン、シール社製、d501=0.50、d502=0.25、d501/d502=2.0、アスペクト比10)17部、紡錘状軽質炭酸カルシウム(商品名:TP−121−MC、奥多摩工業社製)73部、酸化チタン(商品名:KA100、韓国コスモケミカル社製)10部からなる顔料スラリーを調製した。顔料スラリー中に接着剤として酸化澱粉(商品名:MS4600、日本食品化工社製)3部、スチレン−ブタジエン共重合ラテックス(商品名:PA7017、日本エイアンドエル社製)12部(いずれも固形分換算)からなる組成物を混合し、さらに助剤として消泡剤及び染料を加えて固形分濃度60%の塗工層用塗液を得た。
(塗工ライナーの作製)
塗工層用塗液を上記の白ライナー原紙の表層上にブレードコーターを用いてブレード塗工方式で、塗工量を乾燥重量で10g/m2(固形分)となるように塗工及び乾燥し、塗工層を形成した。その後、1nip×2スタックのカレンダー処理を施して、米坪140g/m2の塗工ライナーを得た。
塗工層用塗液を上記の白ライナー原紙の表層上にブレードコーターを用いてブレード塗工方式で、塗工量を乾燥重量で10g/m2(固形分)となるように塗工及び乾燥し、塗工層を形成した。その後、1nip×2スタックのカレンダー処理を施して、米坪140g/m2の塗工ライナーを得た。
実施例2
実施例1の塗工層用塗液の調製において、カオリンAの量を17部に代えて75部、紡錘状軽質炭酸カルシウムの量を73部に代えて15部、固形分濃度を60%に代えて40%として得られた塗被液を用いて、塗工ライナーの作製において、ブレード塗工方式に代えて、エアナイフコーターを用いてエアナイフ塗工方式で、塗工量を10g/m2に代えて15g/m2(固形分)とした以外は、実施例1と同様にして米坪145g/m2の塗工ライナーを得た。
実施例1の塗工層用塗液の調製において、カオリンAの量を17部に代えて75部、紡錘状軽質炭酸カルシウムの量を73部に代えて15部、固形分濃度を60%に代えて40%として得られた塗被液を用いて、塗工ライナーの作製において、ブレード塗工方式に代えて、エアナイフコーターを用いてエアナイフ塗工方式で、塗工量を10g/m2に代えて15g/m2(固形分)とした以外は、実施例1と同様にして米坪145g/m2の塗工ライナーを得た。
実施例3
実施例2の塗工層用塗液の調製において、カオリンAの量を75部に代えて25部、紡錘状軽質炭酸カルシウムの量を15部に代えて65部として得られた塗被液を用いて、塗工ライナーの作製において、塗工量を15g/m2に代えて13g/m2(固形分)とした以外は、実施例2と同様にして米坪143g/m2の塗工ライナーを得た。
実施例2の塗工層用塗液の調製において、カオリンAの量を75部に代えて25部、紡錘状軽質炭酸カルシウムの量を15部に代えて65部として得られた塗被液を用いて、塗工ライナーの作製において、塗工量を15g/m2に代えて13g/m2(固形分)とした以外は、実施例2と同様にして米坪143g/m2の塗工ライナーを得た。
実施例4
実施例2の塗工層用塗液の調製において、カオリンAの量を75部に代えて65部、紡錘状軽質炭酸カルシウムの量を15部に代えて25部として得られた塗被液を用いて、塗工ライナーの作製において、エアナイフ塗工方式に代えて、カーテンコーターを用いてカーテン塗工方式で、塗工量を15g/m2に代えて10g/m2(固形分)とした以外は、実施例2と同様にして米坪140g/m2の塗工ライナーを得た。
実施例2の塗工層用塗液の調製において、カオリンAの量を75部に代えて65部、紡錘状軽質炭酸カルシウムの量を15部に代えて25部として得られた塗被液を用いて、塗工ライナーの作製において、エアナイフ塗工方式に代えて、カーテンコーターを用いてカーテン塗工方式で、塗工量を15g/m2に代えて10g/m2(固形分)とした以外は、実施例2と同様にして米坪140g/m2の塗工ライナーを得た。
実施例5
実施例2の塗工層用塗液の調製において、カオリンAの量を75部に代えて30部、紡錘状軽質炭酸カルシウムの量を15部に代えて60部として得られた塗被液を用いて、塗工ライナーの作製において、塗工量を15g/m2に代えて10g/m2(固形分)とした以外は、実施例2と同様にして米坪140g/m2の塗工ライナーを得た。
実施例2の塗工層用塗液の調製において、カオリンAの量を75部に代えて30部、紡錘状軽質炭酸カルシウムの量を15部に代えて60部として得られた塗被液を用いて、塗工ライナーの作製において、塗工量を15g/m2に代えて10g/m2(固形分)とした以外は、実施例2と同様にして米坪140g/m2の塗工ライナーを得た。
実施例6
実施例2の塗工層用塗液の調製において、カオリンAの量を75部に代えて50部、紡錘状軽質炭酸カルシウムの量を15部に代えて40部として得られた塗被液を用いて、塗工ライナーの作製において、塗工量を15g/m2に代えて10g/m2(固形分)とした以外は、実施例2と同様にして米坪140g/m2の塗工ライナーを得た。
実施例2の塗工層用塗液の調製において、カオリンAの量を75部に代えて50部、紡錘状軽質炭酸カルシウムの量を15部に代えて40部として得られた塗被液を用いて、塗工ライナーの作製において、塗工量を15g/m2に代えて10g/m2(固形分)とした以外は、実施例2と同様にして米坪140g/m2の塗工ライナーを得た。
実施例7
実施例6の塗工層用塗液の調製において、カオリンAに代えてカオリンB(商品名:コンツァー1500、イメリス社製、d501=2.92、d502=0.47、d501/d502=6.2、アスペクト比59)として得られた塗被液を用いて、塗工ライナーの作製において、塗工量を10g/m2に代えて8g/m2(固形分)とし、エアナイフ塗工方式に代えて、バーコーターを用いてバー塗工方式とした以外は、実施例6と同様にして米坪138g/m2の塗工ライナーを得た。
実施例6の塗工層用塗液の調製において、カオリンAに代えてカオリンB(商品名:コンツァー1500、イメリス社製、d501=2.92、d502=0.47、d501/d502=6.2、アスペクト比59)として得られた塗被液を用いて、塗工ライナーの作製において、塗工量を10g/m2に代えて8g/m2(固形分)とし、エアナイフ塗工方式に代えて、バーコーターを用いてバー塗工方式とした以外は、実施例6と同様にして米坪138g/m2の塗工ライナーを得た。
実施例8
実施例7の塗工層用塗液の調製において、カオリンBの量を50部に代えて25部、紡錘状軽質炭酸カルシウムの量を40部に代えて75部として得られた塗被液を用いて、塗工ライナーの作製において、塗工量を8g/m2に代えて15g/m2(固形分)とした以外は、実施例7と同様にして米坪145g/m2の塗工ライナーを得た。
実施例7の塗工層用塗液の調製において、カオリンBの量を50部に代えて25部、紡錘状軽質炭酸カルシウムの量を40部に代えて75部として得られた塗被液を用いて、塗工ライナーの作製において、塗工量を8g/m2に代えて15g/m2(固形分)とした以外は、実施例7と同様にして米坪145g/m2の塗工ライナーを得た。
実施例9
実施例8の塗工層用塗液の調製において、カオリンBの25部に代えてカオリンC(商品名:コンツァーエクストリーム、イメリス社製、d501=1.82、d502=0.30、d501/d502=6.1、アスペクト比33)を45部、紡錘状軽質炭酸カルシウムの量を75部に代えて45部として得られた塗被液を用いて、実施例8と同様にして塗工ライナーを得た。
実施例8の塗工層用塗液の調製において、カオリンBの25部に代えてカオリンC(商品名:コンツァーエクストリーム、イメリス社製、d501=1.82、d502=0.30、d501/d502=6.1、アスペクト比33)を45部、紡錘状軽質炭酸カルシウムの量を75部に代えて45部として得られた塗被液を用いて、実施例8と同様にして塗工ライナーを得た。
実施例10
実施例6の白ライナー原紙の作製において、各紙層の米坪に代えて、米坪表層の米坪40g/m2、表下層の米坪60g/m2、裏層の米坪50g/m2として、米坪150g/m2のライナー原紙とし、塗工層用塗液の調製において、カオリンAに代えてカオリンD(商品名:カピムDG、イメリス社製、d501=1.95、d502=0.56、d501/d502=3.5、アスペクト比11)として得られた塗被液を用いた以外は、実施例6と同様にして米坪160g/m2の塗工ライナーを得た。
実施例6の白ライナー原紙の作製において、各紙層の米坪に代えて、米坪表層の米坪40g/m2、表下層の米坪60g/m2、裏層の米坪50g/m2として、米坪150g/m2のライナー原紙とし、塗工層用塗液の調製において、カオリンAに代えてカオリンD(商品名:カピムDG、イメリス社製、d501=1.95、d502=0.56、d501/d502=3.5、アスペクト比11)として得られた塗被液を用いた以外は、実施例6と同様にして米坪160g/m2の塗工ライナーを得た。
実施例11
実施例6の白ライナー原紙の作製において、各紙層の米坪に代えて、米坪表層の米坪50g/m2、表下層の米坪60g/m2、裏層の米坪60g/m2として、米坪170g/m2のライナー原紙とし、塗工層用塗液の調製において、カオリンAに代えてカオリンE(商品名:パラプリント、PPSA社製、d501=1.06、d502=0.48、d501/d502=2.2、アスペクト比13)として得れた塗被液を用いて、塗工ライナーの作製において、塗工量を10g/m2に代えて15g/m2(固形分)とした以外は、実施例6と同様にして米坪185g/m2の塗工ライナーを得た。
実施例6の白ライナー原紙の作製において、各紙層の米坪に代えて、米坪表層の米坪50g/m2、表下層の米坪60g/m2、裏層の米坪60g/m2として、米坪170g/m2のライナー原紙とし、塗工層用塗液の調製において、カオリンAに代えてカオリンE(商品名:パラプリント、PPSA社製、d501=1.06、d502=0.48、d501/d502=2.2、アスペクト比13)として得れた塗被液を用いて、塗工ライナーの作製において、塗工量を10g/m2に代えて15g/m2(固形分)とした以外は、実施例6と同様にして米坪185g/m2の塗工ライナーを得た。
実施例12
実施例7の塗工層用塗液の調製において、カオリンBに代えてカオリンF(商品名:バリサーフHX、イメリス社製、d501=6.45、d502=1.40、d501/d502=4.6、アスペクト比100)を用いた以外は、実施例7と同様にして塗工ライナーを得た。
実施例7の塗工層用塗液の調製において、カオリンBに代えてカオリンF(商品名:バリサーフHX、イメリス社製、d501=6.45、d502=1.40、d501/d502=4.6、アスペクト比100)を用いた以外は、実施例7と同様にして塗工ライナーを得た。
実施例13
実施例7の白ライナー原紙の作製において、各紙層の米坪に代えて、米坪表層の米坪50g/m2、表下層の米坪70g/m2、裏層の米坪60g/m2として、米坪180g/m2のライナー原紙とし、塗工層用塗液の調製において、カオリンBの量を50部に代えて40部、紡錘状軽質炭酸カルシウムの量を40部に代えて50部として得られた塗被液を用いて、塗工量を15g/m2に代えて10g/m2(固形分)とした以外は、実施例7と同様にして米坪190g/m2の塗工ライナーを得た。
実施例7の白ライナー原紙の作製において、各紙層の米坪に代えて、米坪表層の米坪50g/m2、表下層の米坪70g/m2、裏層の米坪60g/m2として、米坪180g/m2のライナー原紙とし、塗工層用塗液の調製において、カオリンBの量を50部に代えて40部、紡錘状軽質炭酸カルシウムの量を40部に代えて50部として得られた塗被液を用いて、塗工量を15g/m2に代えて10g/m2(固形分)とした以外は、実施例7と同様にして米坪190g/m2の塗工ライナーを得た。
比較例1
実施例7の塗工層用塗液の調製において、カオリンBの50部に代えて80部とし、紡錘状軽質炭酸カルシウムの量を40部に代えて10部とし、塗工ライナーの作製において、塗工量を8g/m2に代えて20g/m2(固形分)とした以外は、実施例7と同様にして米坪150g/m2の塗工ライナーを得た。
実施例7の塗工層用塗液の調製において、カオリンBの50部に代えて80部とし、紡錘状軽質炭酸カルシウムの量を40部に代えて10部とし、塗工ライナーの作製において、塗工量を8g/m2に代えて20g/m2(固形分)とした以外は、実施例7と同様にして米坪150g/m2の塗工ライナーを得た。
比較例2
実施例7の塗工層用塗液の調製において、カオリンBの50部に代えて15部とし、紡錘状軽質炭酸カルシウムの量を40部に代えて75部とし、塗工ライナーの作製において、塗工量を8g/m2に代えて7g/m2(固形分)とした以外は、実施例7と同様にして米坪137g/m2の塗工ライナーを得た。
実施例7の塗工層用塗液の調製において、カオリンBの50部に代えて15部とし、紡錘状軽質炭酸カルシウムの量を40部に代えて75部とし、塗工ライナーの作製において、塗工量を8g/m2に代えて7g/m2(固形分)とした以外は、実施例7と同様にして米坪137g/m2の塗工ライナーを得た。
比較例3
実施例1の白ライナー原紙の作製において、各紙層の米坪に代えて、米坪表層の米坪50g/m2、表下層の米坪60g/m2、裏層の米坪60g/m2として、米坪170g/m2のライナー原紙とし、塗工層用塗液の調製において、カオリンAの量を17部に代えて90部とし、紡錘状軽質炭酸カルシウムの量を73部に代えて10部として得れた塗被液を用いた以外は、実施例1と同様にして米坪180g/m2の塗工ライナーを得た。
実施例1の白ライナー原紙の作製において、各紙層の米坪に代えて、米坪表層の米坪50g/m2、表下層の米坪60g/m2、裏層の米坪60g/m2として、米坪170g/m2のライナー原紙とし、塗工層用塗液の調製において、カオリンAの量を17部に代えて90部とし、紡錘状軽質炭酸カルシウムの量を73部に代えて10部として得れた塗被液を用いた以外は、実施例1と同様にして米坪180g/m2の塗工ライナーを得た。
比較例4
実施例1の塗工ライナーの作製において、塗工層を設けず、白ライナー原紙を評価用サンプルとした。
実施例1の塗工ライナーの作製において、塗工層を設けず、白ライナー原紙を評価用サンプルとした。
かくして得られた塗工ライナー(比較例4の場合のみ非塗工ライナー)について、下記のプレプリント方式で印刷した後、貼合させて段ボールシートを形成した。
(プレプリント方式によるフレキソ印刷)
塗工ライナーをセントラルインプレション型フレキソ印刷機(商品名:プレファイン、Ficher&krecke社製)を用いて、アニロックスロール線数:600線/インチ、フレキソ印刷版線数:90線/インチ、水性フレキソインキ(サカタインク社製):墨→紅→藍→黄→ニスの順で印刷を行った。
塗工ライナーをセントラルインプレション型フレキソ印刷機(商品名:プレファイン、Ficher&krecke社製)を用いて、アニロックスロール線数:600線/インチ、フレキソ印刷版線数:90線/インチ、水性フレキソインキ(サカタインク社製):墨→紅→藍→黄→ニスの順で印刷を行った。
(段ボールシートの製造)
プレプリント方式によりフレキソ印刷を施した塗工ライナーを表ライナーとし、コルゲータ(三菱重工社製)で中芯(商品名:OND115、王子マテリア社製)と裏ライナー(商品名:ABO170、王子マテリア社製)を使用して貼合し、Bフルート形態で段ボールシートを形成した。
プレプリント方式によりフレキソ印刷を施した塗工ライナーを表ライナーとし、コルゲータ(三菱重工社製)で中芯(商品名:OND115、王子マテリア社製)と裏ライナー(商品名:ABO170、王子マテリア社製)を使用して貼合し、Bフルート形態で段ボールシートを形成した。
得られた塗工ライナー、白ライナー原紙及び段ボールシート(貼合シート)について、以下の評価を行った。その結果は、表1に示す通りであった。
(白色度)
塗工ライナーの塗工層側の白色度をJIS P 8148:2001に準じて、分光白色度測定計(SC−10WT,スガ試験機社製)を用いて測定した。
塗工ライナーの塗工層側の白色度をJIS P 8148:2001に準じて、分光白色度測定計(SC−10WT,スガ試験機社製)を用いて測定した。
(白紙光沢)
塗工ライナーの塗工層側の白紙光沢をJIS P 8142:2005に準じて、光沢度計(GM−26PRO,村上色彩研究所製)を用いて測定した。
塗工ライナーの塗工層側の白紙光沢をJIS P 8142:2005に準じて、光沢度計(GM−26PRO,村上色彩研究所製)を用いて測定した。
(プリント・サーフ表面粗さ)
塗工ライナーの塗工層側のプリント・サーフ表面粗さをJIS P8151:2004に準じて、PPS平滑度計(型式165、L&W製)を用いて、ソフトバッキングを使用し2MPaに加圧してPPS平滑度として測定した。
塗工ライナーの塗工層側のプリント・サーフ表面粗さをJIS P8151:2004に準じて、PPS平滑度計(型式165、L&W製)を用いて、ソフトバッキングを使用し2MPaに加圧してPPS平滑度として測定した。
(透気度)
塗工ライナーの透気度をJIS P 8117:2009に準じて、王研式透気度試験機(旭精工社製)を用いて王研式透気度を測定した。
塗工ライナーの透気度をJIS P 8117:2009に準じて、王研式透気度試験機(旭精工社製)を用いて王研式透気度を測定した。
(インキ乾燥性)
印刷速度を変化させて、印刷表面のインキ乾き具合を確認し、印刷可能速度の評価を行った。
○:印刷速度150m/分を超えてもインキ乾燥性は良好。
△:印刷速度100〜150m/分の範囲であれば、インキ乾燥性は問題ない。
×:印刷速度100m/分を超えるとインキ乾燥性が悪くなる。
印刷速度を変化させて、印刷表面のインキ乾き具合を確認し、印刷可能速度の評価を行った。
○:印刷速度150m/分を超えてもインキ乾燥性は良好。
△:印刷速度100〜150m/分の範囲であれば、インキ乾燥性は問題ない。
×:印刷速度100m/分を超えるとインキ乾燥性が悪くなる。
(インキ着肉性)
重色部のインキ着肉性について下記の基準で評価を行った。
○:インキ白抜けがなく、印刷仕上がりが良好。
△:インキ白抜けがやや見られるが、実用上問題ない。
×:インキ白抜けが多く、印刷仕上がりが悪く、実用上問題となる。
重色部のインキ着肉性について下記の基準で評価を行った。
○:インキ白抜けがなく、印刷仕上がりが良好。
△:インキ白抜けがやや見られるが、実用上問題ない。
×:インキ白抜けが多く、印刷仕上がりが悪く、実用上問題となる。
(インキ濃度)
カラー反射濃度計(Model404G、X−Rite社製)を用いて、墨部のブラックインキ濃度を計測した。数値が大きいほど、インク発色性に優れ、印刷仕上りが良好である。
カラー反射濃度計(Model404G、X−Rite社製)を用いて、墨部のブラックインキ濃度を計測した。数値が大きいほど、インク発色性に優れ、印刷仕上りが良好である。
(ニス光沢)
墨部を60°光沢度計(TC−108DPA、東京電色技術センター社製)を用いて、60°光沢を測定した。
墨部を60°光沢度計(TC−108DPA、東京電色技術センター社製)を用いて、60°光沢を測定した。
(ライナー印刷表面傷)
上記の段ボールシートの製造によって得られた段ボールシートのライナー印刷表面を下記の基準で評価した。
○:ライナー印刷表面に傷は、見られない。
△:ライナー印刷表面に傷は、ほとんど見られない。
×:ライナー印刷表面に傷が多く見られる。
上記の段ボールシートの製造によって得られた段ボールシートのライナー印刷表面を下記の基準で評価した。
○:ライナー印刷表面に傷は、見られない。
△:ライナー印刷表面に傷は、ほとんど見られない。
×:ライナー印刷表面に傷が多く見られる。
Claims (8)
- ライナー原紙の片面に顔料と接着剤を含有する塗工層を備えた塗工ライナーにおいて、プレプリント方式で印刷される塗工ライナーであって、前記顔料として非焼成または焼成カオリンを含有し、前記カオリンの含有割合が塗工層中の全顔料の17〜75質量%であり、塗工層側表面のJIS P8151:2004に準じて、ソフトバッキングを使用し2MPaに加圧して測定したプリント・サーフ表面粗さが1.3〜2.5μmであることを特徴とする塗工ライナー。
- 前記塗工ライナーの透気度が1000秒以下である、請求項1に記載の塗工ライナー。
- 前記カオリンの沈降方式により測定した平均粒子径d502が0.20〜1.50μmの範囲内である、請求項1または2に記載の塗工ライナー。
- 前記塗工層の塗工量が3〜20g/m2である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の塗工ライナー。
- 前記ライナー原紙の坪量が100〜230g/m2である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の塗工ライナー。
- 前記プレプリント方式がフレキソ印刷である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の塗工ライナー。
- 請求項1〜6のいずれか1項に記載の塗工ライナーを用いた段ボールシート。
- ライナー原紙の片面に、非焼成または焼成カオリンを全顔料の17〜75質量%の割合で含む顔料と、接着剤とを含有する塗工層用塗液を用いて、エアナイフ塗工方式、バー塗工方式、またはカーテン塗工方式のいずれかで塗工した後、乾燥させて、JIS P8151:2004に準じて、ソフトバッキングを使用し2MPaに加圧して測定したプリント・サーフ表面粗さが1.3〜2.5μmである塗工層を有する塗工ライナーを形成する工程、前記塗工ライナーを用いて塗工層側表面にプレプリント方式で印刷した後、貼合させて段ボールシートを形成する工程を含む、前記請求項7に記載の段ボールシートの製造方法。
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|---|---|---|---|
| JP2014120942A JP2016000873A (ja) | 2014-06-11 | 2014-06-11 | 塗工ライナー、その塗工ライナーを用いた段ボールシート及び段ボールシートの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019203051A (ja) * | 2018-05-22 | 2019-11-28 | 東洋インキScホールディングス株式会社 | 水性フレキソインキ、および印刷物の製造方法 |
| WO2020106712A1 (en) | 2018-11-21 | 2020-05-28 | Packaging And Crating Technologies, Llc | Fire suppressing pleated packaging paper and method of manufacturing |
| JP2021165444A (ja) * | 2020-04-06 | 2021-10-14 | 王子ホールディングス株式会社 | 板紙 |
-
2014
- 2014-06-11 JP JP2014120942A patent/JP2016000873A/ja active Pending
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| WO2020106712A1 (en) | 2018-11-21 | 2020-05-28 | Packaging And Crating Technologies, Llc | Fire suppressing pleated packaging paper and method of manufacturing |
| EP3867062A4 (en) * | 2018-11-21 | 2022-08-10 | Packaging and Crating Technologies, LLC | FIRE SUPPRESSIVE FOLDED PACKAGING PAPER AND METHOD OF MANUFACTURE |
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