JP2016000579A - 自動車用の燃料タンクのクッション部材の取付構造 - Google Patents
自動車用の燃料タンクのクッション部材の取付構造 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】燃料タンクとフロアパネルとの間に取付けるクッション部材がずれることがなく、取付けも容易な自動車用の燃料タンクのクッション部材の取付構造を提供する。【解決手段】自動車のフロアパネル1の下に取付けられる自動車用の燃料タンク10のクッション部材20の取付構造において、燃料タンク10とフロアパネル1の間にクッション部材20を取付ける。クッション部材20は、クッション層22と粘着シート層21を有する。燃料タンク10の上面のフロアパネル1に対向する部分にクッション部材20の粘着シート層21を取付けるクッション座面12を形成し、クッション座面12に複数のクッション座面溝13を形成する。複数のクッション座面溝13は、少なくとも2方向以上の異なった方向にそれぞれ複数本形成されるとともに、クッション座面溝13は所定の間隔を置いてクッション座面12の略全面に広がって形成される。【選択図】図1
Description
本発明は、自動車のフロアパネルの下に取付けられる自動車用の燃料タンクのクッション部材の取付構造に関するものである。
従来、自動車用の燃料タンクは、スペースの関係上、フロアパネルの下に取付けられることが多い。この場合は、フロアパネルと燃料タンクが直接接触すると、自動車の走行時に振動や撓みにより、フロアパネルと燃料タンクが摩耗したり、異音が発生したりする問題があった。また、フロアパネル塗装の剥がれや、衝突時の燃料タンクの傷付きを防止する必要もあった。
そのため、図6に示すように、燃料タンク110を取付バンド3で車体2に取付け、燃料タンク110の上面とフロアパネル1との間にクッション部材130を取付けるものがある(例えば、特許文献1参照。)。このクッション部材130は、燃料タンク110の表面にブチルテープ等で直接接着するため、燃料タンク110の上面の形状によりフロアパネル1と接触する面が均一ではなく、接触面積を確保するため、大きなクッション部材130が必要であった。
さらに、図7に示すように、燃料タンク210の上面にクッション座面212を形成し、クッション座面212に両面接着テープ220を貼り付けておき、クッション部材230を取付けるときに、両面接着テープ220の表面の離型紙を剥がして、クッション部材230を張り付けるものもある。
この場合には、クッション座面212は、平坦であり、両面接着テープ220が引っ掛かるような形状もなく、燃料タンク210を車体に搭載したときに、燃料タンク210の内圧が昇降して、燃料タンク210が膨張したり収縮したりして、フロアパネル1との摩擦により、クッション部材230がずれたり、外れたりする場合がある。
また、クッション座面212の周囲に突起を形成して、クッション部材230がずれないようにするものもあるが、ずれを防止するには不十分であった。
また、クッション座面212の周囲に突起を形成して、クッション部材230がずれないようにするものもあるが、ずれを防止するには不十分であった。
また、図8に示すように、クッション部材330を取付けるクッション座面312に座面凹部313を形成し、座面凹部313に接着剤320を注入し、クッション部材330を取付けるものがある(例えば、特許文献2参照。)。この場合においても、座面凹部313に接着剤320を注入する手間がかかりコストアップとなっていた。
本発明は、燃料タンクとフロアパネルとの間に取付けるクッション部材がずれることがなく、取付けも容易な自動車用の燃料タンクのクッション部材の取付構造を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための請求項1の本発明は、自動車のフロアパネルの下に取付けられる自動車用の燃料タンクのクッション部材の取付構造において、
燃料タンクとフロアパネルの間にクッション部材を取付け、
クッション部材は、クッション層と粘着シート層を有し、
燃料タンクの上面のフロアパネルに対向する部分に、クッション部材の粘着シート層を取付けるクッション座面を形成し、クッション座面に複数のクッション座面溝を形成し、複数のクッション座面溝は、少なくとも2方向以上の異なった方向にそれぞれ複数本形成されるとともに、クッション座面溝は所定の間隔を置いてクッション座面の略全面に広がって形成されたことを特徴とする自動車用の燃料タンクのクッション部材の取付構造である。
燃料タンクとフロアパネルの間にクッション部材を取付け、
クッション部材は、クッション層と粘着シート層を有し、
燃料タンクの上面のフロアパネルに対向する部分に、クッション部材の粘着シート層を取付けるクッション座面を形成し、クッション座面に複数のクッション座面溝を形成し、複数のクッション座面溝は、少なくとも2方向以上の異なった方向にそれぞれ複数本形成されるとともに、クッション座面溝は所定の間隔を置いてクッション座面の略全面に広がって形成されたことを特徴とする自動車用の燃料タンクのクッション部材の取付構造である。
請求項1の本発明では、自動車のフロアパネルの下に取付けられる自動車用の燃料タンクのクッション部材の取付構造において、燃料タンクとフロアパネルの間にクッション部材を取付けている。このため、車両の走行時等で燃料タンクとフロアパネルが接触や当接しても、衝撃を吸収することができるとともに、燃料タンクの騒音や振動をクッション部材で吸収することができる。
クッション部材は、クッション層と粘着シート層を有するため、クッション層で、衝撃、振動や騒音を吸収するとともに、粘着シート層で燃料タンクのクッション座面にクッション部材を粘着させることができる。粘着シート層をクッション座面に押圧することのみで取付けることができ、取付が容易である。
燃料タンクの上面のフロアパネルに対向する部分にクッション部材を取付けるクッション座面を形成し、クッション座面に複数のクッション座面溝を形成した。このため、クッション座面にクッション部材を安定して取付けることができるとともに、粘着シート層がクッション座面溝に入り込んで、クッション座面と粘着シート層が強固に粘着することができる。
複数のクッション座面溝は、少なくとも2方向以上の異なった方向にそれぞれ複数本形成される。このため、燃料タンクの膨張や収縮、或いは振動等で、クッション部材がクッション座面とずれようとする場合に、クッション座面溝は、少なくとも2方向以上の異なった方向にそれぞれ複数本形成されているので、どの方向にずれても、ずれの方向と異なるクッション座面溝があるため、クッション座面溝がクッション部材のずれを効果的に止めることができる。
クッション座面溝は所定の間隔を置いてクッション座面の略全面に広がって形成されたため、クッション座面のクッション座面溝に粘着シート層の全面で入り込んで、クッション座面の全面で、広く、バランスよくクッション部材のずれを止めることができる。
請求項2の本発明は、クッション座面溝の深さは、1〜2mmであり、クッション座面溝の幅は、1.5〜3mmである自動車用の燃料タンクのクッション部材の取付構造である。
請求項2の本発明では、クッション座面溝の深さは、1〜2mmであり、クッション座面溝の幅は、1.5〜3mmであるため、クッション座面にクッション部材を取付けたときに、粘着シート層がクッション座面溝の内部に入り込んで、クッション部材のずれを防止することができる。クッション座面溝の深さが1mm未満で、幅が1.5mm未満の場合には、粘着シート層の入り込みが少なく、クッション部材のずれを防止する作用が小さく、クッション座面溝の深さが2mmを超えて、幅が3mmを超える場合には、クッション座面の強度が低下する恐れがある。
請求項3の本発明は、クッション座面溝は、ハ字形に異なった2方向に形成された自動車用の燃料タンクのクッション部材の取付構造である。
請求項3の本発明では、クッション座面溝は、ハ字形に異なった2方向に形成されたため、クッション部材が横方向や縦方向にずれた場合には、ハ字形のクッション座面溝がずれの方向を打ち消すように働き、クッション部材のずれ方向がハ字形の一方の方向と同じであっても、他方のクッション座面溝がずれを防止することができる。
請求項4の本発明は、クッション座面溝は、交差するように異なった2方向に形成された自動車用の燃料タンクのクッション部材の取付構造である。
請求項4の本発明では、クッション座面溝は、交差するように異なった2方向に形成されたため、クッション部材が横方向や縦方向にずれた場合には、ずれる方向が、横方向あるいは縦方向と同じであっても、他方のクッション座面溝がずれを防止することができる。
請求項5の本発明は、クッション座面溝とクッション座面溝の間隔は、7〜15mmである自動車用の燃料タンクのクッション部材の取付構造である。
請求項5の本発明では、クッション座面溝とクッション座面溝の間隔は、7〜15mmであるため、クッション座面溝がクッション部材のずれを確実に防止できる。クッション座面溝の間隔が7mm未満の場合には、溝の数が無駄であり、クッション座面溝の間隔が15mmを超える場合には、クッション座面溝がずれを防止する作用が小さくなる。
請求項6の本発明は、クッション部材のクッション層はソリッドゴムシート部材で形成され、粘着シート層は、ブチルゴムテープ層で形成された自動車用の燃料タンクのクッション部材の取付構造である。
請求項6の本発明では、クッション部材のクッション層はソリッドゴムシート部材で形成されているため、柔軟性と弾性を有するため、燃料タンクからの振動を確実に吸収することができ、フロアパネルと燃料タンクの上面を傷つけることがなくなるとともに耐久性に優れている。粘着シート層は、ブチルゴムテープ層で形成されているため、粘着力が強く、耐久性に優れている。
請求項7の本発明は、粘着シート層の内部に、補強線維が埋設された自動車用の燃料タンクのクッション部材の取付構造である。
請求項7の本発明では、粘着シート層の内部に補強線維が埋設されているため、粘着シート層の引っ張り力に対する変形が小さく、クッション部材のずれに対する抵抗力が大きい。
請求項8の本発明は、クッション座面は、燃料タンクの上面に複数個形成された自動車用の燃料タンクのクッション部材の取付構造である。
請求項8の本発明では、クッション座面は、燃料タンクの上面に複数個形成されたため、燃料タンクの上面の複数の部分で、燃料タンクとフロアパネルの形状に合わせてクッション座面を設けることができるとともに、フロアパネルと当接して、燃料タンクからフロアパネルへの荷重を分散させることができる。
請求項9の本発明は、クッション部材は、クッション座面と略同じ大きさである自動車用の燃料タンクのクッション部材の取付構造である。
請求項9の本発明では、クッション部材は、クッション座面と略同じ大きさであるため、クッション部材がクッション座面に確実に保持されて、フロアパネルと当接することができるとともに、クッション部材がクッション座面からはみ出ることがなく、燃料タンクを車体に取付けるときに、クッション部材が邪魔になることがない。
請求項10の本発明は、燃料タンクは、合成樹脂又は鉄で形成された自動車用の燃料タンクのクッション部材の取付構造である。
請求項10の本発明では、燃料タンクは、合成樹脂又は鉄で形成されたため、合成樹脂で形成された場合には、燃料タンクを軽くすることができるとともに、ブロー成形や射出成型により燃料タンクの型成形をするときに、成形金型でクッション座面の形成が容易であり、鉄で形成された場合には、強度の大きな燃料タンクを形成することができるとともに、燃料タンクの形成をプレス成形するときに、同時にクッション座面の形成が容易である。
複数のクッション座面溝は、少なくとも2方向以上の異なった方向にそれぞれ複数本形成されるため、どの方向にずれても、ずれの方向と異なるクッション座面溝があるため、クッション座面溝がクッション部材のずれを効果的に止めることができる。
クッション座面溝は所定の間隔を置いてクッション座面の略全面に広がって形成されたため、クッション座面のクッション座面溝に粘着シート層が全面の部分で入り込んで、クッション座面の全面でクッション部材のずれを止めることができる。
クッション座面溝は所定の間隔を置いてクッション座面の略全面に広がって形成されたため、クッション座面のクッション座面溝に粘着シート層が全面の部分で入り込んで、クッション座面の全面でクッション部材のずれを止めることができる。
本発明の実施の形態である自動車用の燃料タンク10のクッション部材20の取付構造について、図1〜図5に基づき説明する。
図5に示すように、本発明の実施の形態に使用する燃料タンク10は、その燃料タンク10の上部壁11に、その燃料タンク10に燃料ポンプ(図示せず)等を出し入れするためにポンプユニット50が上面に取付けられて、燃料を燃料タンク10から送り出すホースが取付けられている。
図5に示すように、本発明の実施の形態に使用する燃料タンク10は、その燃料タンク10の上部壁11に、その燃料タンク10に燃料ポンプ(図示せず)等を出し入れするためにポンプユニット50が上面に取付けられて、燃料を燃料タンク10から送り出すホースが取付けられている。
さらに、燃料タンク10には車体2に設けられた給油口(図示せず)から燃料を燃料タンク10内に注入するインレットパイプ(図示せず)と接続するフィラーホース40が取付けられている。また、燃料ポンプを駆動する電気コードや燃料タンク10内の蒸発燃料を調整する各種のパイプが取付けられている。
燃料タンク10は、金属製や合成樹脂製のものがあるが、本件発明においては、いずれの燃料タンク10も使用することができる。本実施の形態においては、合成樹脂製の燃料タンク10を例にとり説明する。
金属製の燃料タンク10の場合には、鉄又はステンレススチール等を使用することができる。
金属製の燃料タンク10の場合には、鉄又はステンレススチール等を使用することができる。
合成樹脂製の燃料タンク10の場合は、車体2の取り付け部分の空間に合わせた形状に形成され、高密度ポリエチレン(HDPE)の一層で形成されたものや、表皮層、バリヤ層と本体層の多層構造で形成されたものを使用することができる。多層構造の場合は、表皮層、本体層は、耐衝撃性が大きく、燃料油に対しても剛性が維持される熱可塑性合成樹脂から形成され、高密度ポリエチレン(HDPE)から形成されることが好ましい。バリヤ層を構成する熱可塑性合成樹脂は、例えば、エチレンビニルアルコール共重合体(EVOH)、ポリブチレンテレフタレート、ポリフェニレンサルファイド(PPS)等を使用することが好ましい。
次に、自動車の車体2の下部に形成されたフロアパネル1について説明する。フロアパネル1は、自動車の車室内の下面を形成するパネルであり、鉄板で形成されている。フロアパネル1の下側で、図6に示すように、車体2に取付バンド3やボルト、ナット等で燃料タンク10が取付けられている。
次に、フロアパネル1と燃料タンク10の間に取付けられるクッション部材20について説明する。図1と図4に示すように、クッション部材20は、粘着シート層21とクッション層22とを有する。クッション層22が、フロアパネル1に当接して、クッション層22で、走行時の燃料タンク10から衝撃、振動や騒音が車体内に伝達されないように、吸収する。
粘着シート層21は、後述する燃料タンク10の上部壁11に形成されたクッション座面12に粘着されて、クッション部材20を燃料タンク10に粘着させることができる。クッション部材20の取付は、粘着シート層21をクッション座面12に押圧することのみで取付けることができ、取付が容易である。
クッション部材20のクッション層22はソリッドゴムシート部材で形成することが好ましい。この場合には、柔軟性と弾性を有するため、燃料タンク10からの振動を確実に吸収することができるとともに、フロアパネル1と燃料タンク10の上面を傷つけることがない。ソリッドゴムは、EPDM等の耐久性のあるゴムを使用することができる。
粘着シート層21は、粘着性のあるゴムシート等を使用することができる。例えば、ブチルゴムテープ層で形成することが好ましい。この場合には、粘着力が強く、耐久性に優れている。
粘着シート層21の内部に補強線維が埋設することが好ましい。この場合には、粘着シート層21の引っ張り力に対する変形が小さく、クッション部材20のずれに対する抵抗力が大きい。
粘着シート層21の内部に補強線維が埋設することが好ましい。この場合には、粘着シート層21の引っ張り力に対する変形が小さく、クッション部材20のずれに対する抵抗力が大きい。
図4に示すように、燃料タンク10をフロアパネル1の下部に取付けたときに、クッション座面12とクッション部材20は平面状に形成されているため、平面状のフロアパネル1の裏面と当接するクッション部材20がフロアパネル1の裏面と平行に位置して、フロアパネル1との当接を安定させて、自動車の振動等で、燃料タンク10からフロアパネル1への単位面積当たりの荷重を分散させることができる。
クッション部材20は、クッション座面12と略同じ大きさであることが好ましい。この場合は、クッション部材20がクッション座面12に確実に保持されることができる。また、クッション部材20がクッション座面12からはみ出ることがなく、燃料タンク10を車体に取付けるときに、クッション部材20が車体等の部分に接触することがなく、邪魔になることがない。
次に、図5に基づき、本発明に使用する燃料タンク10の上面について説明する。燃料タンク10の上部壁11には、平面状に形成されたクッション座面12が複数個形成されている。本実施の形態では、クッション座面12は、5つ形成されている。クッション座面12は、フロアパネル1と対向して後述するクッション部材20を介してフロアパネル1と当接するように平面状に形成されている。
クッション座面12は、燃料タンク10の上面に複数個形成されることが好ましい。この場合には、燃料タンク10の上面の複数の部分で、燃料タンク10とフロアパネル1の形状に合わせてクッション座面12を設けることができ、安定して燃料タンク10をフロアパネル1に当接させるとともに、フロアパネル1と当接して、燃料タンク10からフロアパネル1への荷重を分散させることができる。
クッション座面12の大きさは、例えば縦60mm、横60mm程度に形成することができるが、その大きさはクッション座面12を設ける部分により適宜変更することができる。クッション座面12は、燃料タンク10の上部壁11の面よりも10〜20mm程度外方に突出して設けることが好ましい。これによりクッション座面12が設けられていない燃料タンク10の上部壁11とフロアパネル1との接触を防止することができる。10mm未満では、充分な接触防止効果を得ることがなく、20mmを超える場合には、フロアパネル1と燃料タンク10との間の隙間が大きくなり、燃料タンク10の取付スペースが大きくなってしまうこととなる。
第1の実施の形態では、図1と図2に示すように、燃料タンク10の上部壁11のフロアパネル1に対向する部分にクッション部材20を取付けるクッション座面12を形成し、クッション座面12のそれぞれに、複数のクッション座面溝13を形成している。このため、後述するクッション部材20の粘着シート層21がクッション座面溝13に入り込んで、クッション座面12と粘着シート層21が強固に粘着することができる。
クッション座面12のそれぞれに形成された複数のクッション座面溝13は、少なくとも2方向以上の異なった方向にそれぞれ複数本形成されている。このため、燃料タンク10の膨張や収縮、或いは振動等で、フロアパネル1に当接するクッション部材20が燃料タンク10のクッション座面12とずれようとする場合に、クッション座面溝13は、少なくとも2方向以上の異なった方向にそれぞれ複数本形成されているので、どの方向にずれても、ずれの方向と異なるクッション座面溝13があるため、クッション座面溝13がクッション部材20のずれを効果的に止めることができる。
本発明の第1の実施の形態では、図2に示すように、クッション座面12に形成されたクッション座面溝13は、ハ字形に異なった2方向に形成されている。クッション部材20が横方向や縦方向にずれた場合には、ハ字形のクッション座面溝13は斜めに形成された方向が逆であるため、図2の上側に形成されたクッション座面溝13と下側に形成されたクッション座面溝13が、ずれの方向を打ち消すように働くことができる。また、クッション部材20が斜めにずれて、クッション部材20のずれ方向がハ字形の一方の方向と同じであっても、他方のクッション座面溝13がずれを防止することができる。
本発明の第2の実施の形態では、図3に示すように、クッション座面溝13は、上下方向と横方向に直角に交差するように異なった2方向に形成されている。クッション部材20が横方向や縦方向にずれた場合には、ずれる方向が、クッション座面溝13が形成された横方向あるいは縦方向と同じであっても、他方のクッション座面溝13がずれを防止することができる。
また、クッション部材20が斜めにずれた場合でも、横方向と縦方向に形成されたクッション座面溝13がずれの方向を打ち消すように働くことができる。
また、クッション部材20が斜めにずれた場合でも、横方向と縦方向に形成されたクッション座面溝13がずれの方向を打ち消すように働くことができる。
クッション座面溝13は所定の間隔を置いてクッション座面12を広く覆うように、全面に広がって形成する。その場合には、クッション座面12の全面に亘りクッション座面溝13に粘着シート層21が入り込んで、クッション座面12の全面でクッション部材20のずれを止めることができる。
クッション座面溝13とクッション座面溝13の間隔は、7〜15mmであることが好ましい。この場合には、クッション部材20がクッション座面12に強固に粘着されるとともに、クッション座面溝13がクッション部材20のずれを確実に防止できる。クッション座面溝13の間隔が7mm未満の場合には、ずれ防止の効果は増加することがなく、溝の数が無駄であり、クッション座面溝13の間隔が15mmを超える場合には、クッション座面溝13がずれを防止する作用が小さくなる。
クッション座面溝13の深さは、1〜2mmであり、クッション座面溝13の幅は、1.5〜3mmであることが好ましい。この場合には、クッション座面12にクッション部材20を取付けたときに、粘着シート層21がクッション座面溝13の内部に入り込んで、クッション部材20のずれを防止することができる。
クッション座面溝13の深さが1mm未満で、幅が1.5mm未満の場合には、粘着シート層21のクッション座面溝13への入り込みが少なく、クッション部材20のずれを防止する作用が小さい。クッション座面溝13の深さが2mmを超えて、幅が3mmを超える場合には、クッション座面12を形成した燃料タンク10の上部壁11の強度が低下する恐れがある。
1 フロアパネル
10 燃料タンク
12 クッション座面
13 クッション座面溝
20 クッション部材
21 粘着シート層
22 クッション層
10 燃料タンク
12 クッション座面
13 クッション座面溝
20 クッション部材
21 粘着シート層
22 クッション層
Claims (10)
- 自動車のフロアパネルの下に取付けられる自動車用の燃料タンクのクッション部材の取付構造において、
上記燃料タンクと上記フロアパネルの間にクッション部材を取付け、
該クッション部材は、クッション層と粘着シート層を有し、
上記燃料タンクの上面のフロアパネルに対向する部分に、上記クッション部材の粘着シート層を取付けるクッション座面を形成し、該クッション座面に複数のクッション座面溝を形成し、複数の該クッション座面溝は、少なくとも2方向以上の異なった方向にそれぞれ複数本形成されるとともに、上記クッション座面溝は所定の間隔を置いて上記クッション座面の略全面に広がって形成されたことを特徴とする自動車用の燃料タンクのクッション部材の取付構造。 - 上記クッション座面溝の深さは、1〜2mmであり、上記クッション座面溝の幅は、1.5〜3mmである請求項1に記載の自動車用の燃料タンクのクッション部材の取付構造。
- 上記クッション座面溝は、ハ字形に異なった2方向に形成された請求項1又は請求項2に記載の自動車用の燃料タンクのクッション部材の取付構造。
- 上記クッション座面溝は、交差するように異なった2方向に形成された請求項1又は請求項2に記載の自動車用の燃料タンクのクッション部材の取付構造。
- 上記クッション座面溝とクッション座面溝の間隔は、7〜15mmである請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の自動車用の燃料タンクのクッション部材の取付構造。
- 上記クッション部材の上記クッション層はソリッドゴムシート部材で形成され、上記粘着シート層は、ブチルゴムテープ層で形成された請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の自動車用の燃料タンクのクッション部材の取付構造。
- 上記粘着シート層の内部に、補強線維が埋設された請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の自動車用の燃料タンクのクッション部材の取付構造。
- 上記クッション座面は、上記燃料タンクの上面に複数個形成された請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の自動車用の燃料タンクのクッション部材の取付構造。
- 上記クッション部材は、上記クッション座面と略同じ大きさである請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の自動車用の燃料タンクのクッション部材の取付構造。
- 上記燃料タンクは、合成樹脂又は鉄で形成された請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の自動車用の燃料タンクのクッション部材の取付構造。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2014121096A JP2016000579A (ja) | 2014-06-12 | 2014-06-12 | 自動車用の燃料タンクのクッション部材の取付構造 |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2014121096A JP2016000579A (ja) | 2014-06-12 | 2014-06-12 | 自動車用の燃料タンクのクッション部材の取付構造 |
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| JP2014121096A Pending JP2016000579A (ja) | 2014-06-12 | 2014-06-12 | 自動車用の燃料タンクのクッション部材の取付構造 |
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Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019031238A (ja) * | 2017-08-09 | 2019-02-28 | トヨタ自動車株式会社 | 車両下部構造 |
| CN113147373A (zh) * | 2021-04-14 | 2021-07-23 | 合肥丰科汽车部件有限公司 | 一种便于安装的铝合金油箱护板 |
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2014
- 2014-06-12 JP JP2014121096A patent/JP2016000579A/ja active Pending
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