JP2016082012A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ドレイン領域の付近で電界が集中するのを抑制した半導体装置を提供する。
【解決手段】N型ウェル13に形成されたN+型ドレイン領域19と、N型ウェルに形成されたP型ボディー領域15と、ボディー領域15に形成されたN+型ソース領域18と、ドレイン領域19とボディー領域15との間に位置するフィールド絶縁膜14と、ドレイン領域19とソース領域18との間に位置するゲート絶縁膜16と、フィールド絶縁膜14及びゲート絶縁膜16上に形成されたゲート電極17と、N型ウェル13に形成されたN型埋め込み拡散層21と、を具備し、a<b及びa<cの関係を満たす半導体装置である。
【選択図】図1
【解決手段】N型ウェル13に形成されたN+型ドレイン領域19と、N型ウェルに形成されたP型ボディー領域15と、ボディー領域15に形成されたN+型ソース領域18と、ドレイン領域19とボディー領域15との間に位置するフィールド絶縁膜14と、ドレイン領域19とソース領域18との間に位置するゲート絶縁膜16と、フィールド絶縁膜14及びゲート絶縁膜16上に形成されたゲート電極17と、N型ウェル13に形成されたN型埋め込み拡散層21と、を具備し、a<b及びa<cの関係を満たす半導体装置である。
【選択図】図1
Description
本発明は、半導体装置及びその製造方法に関する。
図5は、従来のNチャネルLDMOS(Lateral Diffused MOS)を説明するための断面図である。
NチャネルLDMOSはP型シリコン基板101を有し、このP型シリコン基板101にはN型埋め込み拡散層102が形成されている。
NチャネルLDMOSはP型シリコン基板101を有し、このP型シリコン基板101にはN型埋め込み拡散層102が形成されている。
N型埋め込み拡散層102上にはエピタキシャル層が形成され、そのエピタキシャル層にはN型ウェル103が形成されている。N型ウェル103上にはオフセット絶縁膜としてのフィールド絶縁膜104が形成されている。N型ウェル103にはP型ボディー領域拡散層105が形成されており、P型ボディー領域拡散層105にはP+型ボディーコンタクト領域拡散層105aが形成されている。N型ウェル103及びP型ボディー領域拡散層105上にはゲート絶縁膜106が形成されており、フィールド絶縁膜104及びゲート絶縁膜106上にはゲート電極107が形成されている。
N型ウェル103にはN+型ドレイン領域拡散層109がフィールド絶縁膜104に対して自己整合的に形成されている。P型ボディー領域拡散層105にはN+型ソース領域拡散層108がゲート電極107に対して自己整合的に形成されている。なお、上記のLDMOSと類似するLDMOSは特許文献1に開示されている。
高耐圧かつ能力が高いLDMOSでは、ドレイン領域拡散層109の付近に電界が集中しやすくなる。以下に詳細に説明する。
N型埋め込み拡散層102の電位は、ドレイン領域拡散層109の電位とソース領域拡散層108の電位の間の電位となる。また、N型埋め込み拡散層102の電位は、ソース領域拡散層108とN型埋め込み拡散層102との間と、ドレイン領域拡散層109とN型埋め込み拡散層102との間の寄生抵抗で分圧された電位となる。そのため、N型埋め込み拡散層102の電位は、レイアウトに依存することが大きく、不安定となることがある。従って、N型埋め込み拡散層102の電位がソース領域拡散層108の電位に近くなるとドレイン領域拡散層109の付近で電界集中しやすくなる。なお、一般的にドレイン領域拡散層109に比べボディー領域拡散層105の方が大きく、ゲート電極107がフィールドプレートとなるため、ソース領域拡散層108の方が電界集中しにくいといえる。
また、N型埋め込み拡散層102があるLDMOSでは、埋め込み拡散層102の電位をドレイン領域拡散層109の電位に固定して使う場合が多い。この場合、埋め込み拡散層102にドレイン電流が流れることで、埋め込み拡散層102の電位が不安定となり、ドレイン領域拡散層109での電界集中が顕著となる。
上記のドレイン領域拡散層109での電界集中を抑制するために以下の方法が考えられる。
エピタキシャル層に低抵抗のN型拡散層(plug)を設け、そのN型拡散層をガードリングのようにN型埋め込み拡散層102の外周に位置させる。そして、そのN型拡散層を介して埋め込み拡散層102にドレイン電位を印加して埋め込み拡散層102の電位をドレイン電位に固定化する。これにより、ドレイン領域拡散層109での電界集中を抑制することができる。
エピタキシャル層に低抵抗のN型拡散層(plug)を設け、そのN型拡散層をガードリングのようにN型埋め込み拡散層102の外周に位置させる。そして、そのN型拡散層を介して埋め込み拡散層102にドレイン電位を印加して埋め込み拡散層102の電位をドレイン電位に固定化する。これにより、ドレイン領域拡散層109での電界集中を抑制することができる。
しかし、上記の方法では、ガードリングのように設けるN型拡散層を低抵抗にするために大面積のN型拡散層を形成する必要がある。詳細には、N型拡散層を低抵抗に埋め込み拡散層102に接触させるためには、不純物イオンをエピタキシャル層の厚さ相当まで拡散させる必要がある。その結果、その不純物イオンは横方向にも高濃度に広がるため、大面積のN型拡散層が形成され、チップ面積を占有することになる。従って、素子を配置できない面積が増加するという欠点がある。
また、大面積のLDMOSでは、埋め込み拡散層102の電位をドレイン電位に固定化する上記の方法を用いても次の問題が発生することがある。大面積のLDMOSでは、埋め込み拡散層102も大面積になるため、埋め込み拡散層102の寄生抵抗によりドレイン電位が安定化しない。つまり、大面積のLDMOSでは、並列のトランジスターの数が多く、トランジスターのゲート幅が大きいため、ドレイン電流が大きくなる。埋め込み拡散層の中央はガードリングのように設けたN型拡散層までの距離が大きくなるために寄生抵抗が大きくなる。埋め込み拡散層にドレイン電流の一部が流れる。そのため、埋め込み拡散層の寄生抵抗によってドレイン電流が電圧降下し、埋め込み拡散層の中央の電位はソース領域拡散層の電位に近くなる。その結果、ドレイン領域拡散層の付近で電界集中しやすくなる。
本発明の幾つかの態様は、ドレイン領域の付近で電界が集中するのを抑制した半導体装置及びその製造方法に関連している。
本発明の一態様は、第1導電型の第1の半導体層と、前記第1の半導体層に形成された第1導電型のドレイン領域と、前記第1の半導体層に形成された第2導電型のボディー領域と、前記ボディー領域に形成された第1導電型のソース領域と、前記第1の半導体層上に形成され、前記ドレイン領域と前記ボディー領域との間に位置するフィールド絶縁膜と、前記第1の半導体層及び前記ボディー領域上に形成され、前記ドレイン領域と前記ソース領域との間に位置するゲート絶縁膜と、前記フィールド絶縁膜及び前記ゲート絶縁膜上に形成されたゲート電極と、前記第1の半導体層に形成された第1導電型の第1の不純物領域と、を具備し、前記第1の不純物領域は、少なくとも一部が前記ドレイン領域と平面視で重なり、前記フィールド絶縁膜の前記ソース領域側の端部と前記ドレイン領域との第1の距離よりも、前記フィールド絶縁膜の前記ソース領域側の端部と前記第1の不純物領域との第2の距離が大きく、前記フィールド絶縁膜の前記ソース領域側の端部と前記ドレイン領域との第1の距離よりも、前記ボディー領域と前記第1の不純物領域との第3の距離が大きいことを特徴とする半導体装置である。
上記本発明の一態様によれば、第1の不純物領域、ドレイン領域、フィールド絶縁膜及びボディー領域の相互の位置関係を上記のようにすることで、第1の不純物領域からドレイン領域までの電圧降下が小さくなる。それにより、第1の不純物領域の電圧が安定化し、ドレイン領域の付近で電界が集中するのを抑制できる。
なお、第1の半導体層とは、種々の半導体基板及びエピタキシャル層を含み、半導体基板またはエピタキシャル層に形成されたウェルまたは不純物拡散層も含む意味である。
また、上記本発明の一態様において、前記第1の不純物領域に接する第1導電型の第2の不純物領域を有し、前記第2の不純物領域は、平面視で前記ドレイン領域、前記ソース領域、前記ボディー領域及び前記ゲート電極と重なる。これにより、第1の不純物領域及び第2の不純物領域によってソース領域から第1及び第2の不純物領域を経由したドレイン電流を増加させることができる。
また、上記本発明の一態様において、前記第2の不純物領域は、前記第1の半導体層下に位置する第2の半導体層に形成されている。なお、第2の半導体層とは、種々の半導体基板及びエピタキシャル層を含み、半導体基板またはエピタキシャル層に形成されたウェルまたは不純物拡散層も含む意味である。
また、上記本発明の一態様において、前記第1の不純物領域は、前記ドレイン領域と接する。これにより、ドレイン領域での電界集中をより効果的に抑制することができる。
本発明の一態様は、半導体基板に第1導電型の第2の不純物領域を形成し、前記第2の不純物領域に第1導電型の第1の不純物領域を形成し、前記第1の不純物領域及び前記第2の不純物領域を含む前記半導体基板上にエピタキシャル層を形成し、前記エピタキシャル層に第1導電型のウェルを形成し、前記ウェルに前記第1の不純物領域の不純物を熱拡散させ、前記ウェル上にフィールド絶縁膜を形成し、前記ウェルに第2導電型のボディー領域を形成し、前記ウェル及び前記ボディー領域上にゲート絶縁膜を形成し、前記フィールド絶縁膜及び前記ゲート絶縁膜上にゲート電極を形成し、前記ウェルに第1導電型のドレイン領域を前記フィールド絶縁膜に対して自己整合的に形成し、且つ前記ボディー領域に第1導電型のソース領域をゲート電極に対して自己整合的に形成し、前記フィールド絶縁膜は、前記ドレイン領域と前記ボディー領域との間に位置し、前記第1の不純物領域は、少なくとも一部が前記ドレイン領域と平面視で重なり、前記フィールド絶縁膜の前記ソース領域側の端部と前記ドレイン領域との第1の距離よりも、前記フィールド絶縁膜の前記ソース領域側の端部と前記第1の不純物領域との第2の距離が大きく、前記フィールド絶縁膜の前記ソース領域側の端部と前記ドレイン領域との第1の距離よりも、前記ボディー領域と前記第1の不純物領域との第3の距離が大きいことを特徴とする半導体装置の製造方法である。
上記本発明の一態様によれば、第1の不純物領域、ドレイン領域、フィールド絶縁膜及びボディー領域の相互の位置関係を上記のようにすることで、第1の不純物領域からドレイン領域までの電圧降下が小さくなる。それにより、第1の不純物領域の電圧が安定化し、ドレイン領域の付近で電界が集中するのを抑制できる。
また、上記本発明の一態様において、前記第2の不純物領域は、平面視で前記ドレイン領域、前記ソース領域、前記ボディー領域及び前記ゲート電極と重なる。これにより、第1の不純物領域及び第2の不純物領域によってソース領域から第1及び第2の不純物領域を経由したドレイン電流を増加させることができる。
以下では、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。ただし、本発明は以下の説明に限定されず、本発明の趣旨及びその範囲から逸脱することなくその形態及び詳細を様々に変更し得ることは、当業者であれば容易に理解される。従って、本発明は以下に示す実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。
[実施の形態1]
図1(A)は、本発明の一態様に係る半導体装置を示す断面図である。図1(B)は、図1(A)の断面をA平面の矢印で切断した領域の平面図であり、図1(C)は、図1(A)の断面をB平面の矢印で切断した領域の平面図である。この半導体装置はNチャネルLDMOSである。
図1(A)は、本発明の一態様に係る半導体装置を示す断面図である。図1(B)は、図1(A)の断面をA平面の矢印で切断した領域の平面図であり、図1(C)は、図1(A)の断面をB平面の矢印で切断した領域の平面図である。この半導体装置はNチャネルLDMOSである。
図1(A)に示すように、P型シリコン基板(第2の半導体層ともいう)11の表面には第1のN型埋め込み拡散層(第2の不純物領域ともいう)12が形成されている。第1のN型埋め込み拡散層12上にはエピタキシャル層(第1の半導体層ともいう)が形成され、そのエピタキシャル層にはN型ウェル13が形成されている。N型ウェル13上にはオフセット絶縁膜としてのフィールド絶縁膜14が形成されている。フィールド絶縁膜14はLOCOS法によって形成されている。
N型ウェル13にはP型ボディー領域拡散層15が形成されており、P型ボディー領域拡散層15にはN+型ソース領域拡散層18が形成されている。N型ウェル13にはN+型ドレイン領域拡散層19が形成されている。N+型ソース領域拡散層18内には部分的にP型ボディー領域拡散層15に接続するためのP+型ボディーコンタクト領域15aが形成されている。
N型ウェル13及びP型ボディー領域拡散層15上にはゲート絶縁膜16が形成されており、フィールド絶縁膜14及びゲート絶縁膜16上にはゲート電極17が形成されている。
N型ウェル13にはN+型ドレイン領域拡散層19がフィールド絶縁膜14に対して自己整合的に形成されている。P型ボディー領域拡散層15にはN+型ソース領域拡散層18がゲート電極17に対して自己整合的に形成されている。ゲート絶縁膜16はドレイン領域拡散層19とソース領域拡散層18との間に位置している。
N型ウェル13には第2のN型埋め込み拡散層(第1の不純物領域ともいう)21が形成されており、第2のN型埋め込み拡散層21は第1のN型埋め込み拡散層12と接している。第2のN型埋め込み拡散層21の不純物濃度はN型ウェル13の不純物濃度より高い。
第2のN型埋め込み拡散層21、ドレイン領域拡散層19、フィールド絶縁膜14及びP型ボディー領域拡散層15の相互の位置関係は次のとおりである。第2のN型埋め込み拡散層21は、ドレイン領域拡散層19の下方に位置し、少なくとも一部がドレイン領域拡散層19と平面視で重なるように配置されている。フィールド絶縁膜14のソース領域側の端部とドレイン領域拡散層19との第1の距離aよりも、フィールド絶縁膜14のソース領域側の端部と第2のN型埋め込み拡散層21との第2の距離bは大きい(a<b)。フィールド絶縁膜14のソース領域側の端部とドレイン領域拡散層19との第1の距離aよりも、P型ボディー領域拡散層15と第2のN型埋め込み拡散層21との第3の距離cは大きい(a<c)(図1(A),(B),(C)参照)。
なお、図1(B),(C)に示す第1の距離a、第2の距離b及び第3の距離cの大小関係が上記の関係と相違するのは、図1(B),(C)が平面視で描かれているためである。従って、実際の距離の大小関係は図1に示すものとなる。
第1のN型埋め込み拡散層12は、平面視でドレイン領域拡散層19、ソース領域拡散層18、P型ボディー領域拡散層15及びゲート電極17と重なるように配置されている。
本実施の形態によれば、第2のN型埋め込み拡散層21、ドレイン領域拡散層19、フィールド絶縁膜14及びP型ボディー領域拡散層15の相互の位置関係を上記のようにa<b及びa<cとする。これにより、第2のN型埋め込み拡散層21からドレイン領域拡散層19までの電圧降下が小さくなり、第2のN型埋め込み拡散層21の電圧を安定化させることができる。LDMOSがオンの時にドレイン領域拡散層15の付近に電界が偏るという電界集中を抑制することができ、オン耐圧が向上する。
また、本実施の形態では、第1のN型埋め込み拡散層12を、平面視でドレイン領域拡散層19、ソース領域拡散層18、P型ボディー領域拡散層15及びゲート電極17と重なるように配置する。これにより、第1のN型埋め込み拡散層12によって他の素子から素子分離することができ、P型シリコン基板11のノイズの影響を低減することができる。また、第1のN型埋め込み拡散層12及び第2のN型埋め込み拡散層21によってソース領域拡散層18から第1及び第2のN型埋め込み拡散層12,21を経由したドレイン電流を増加させることができる。従って、LDMOSのオン抵抗を低減することができる。なお、本明細書において、「重なる」とは、上層のパターンと下層のパターンが平面視において重なることをいう。
また、第1のN型埋め込み拡散層12によってP型ボディー領域拡散層15とP型基板11との間のリークを抑制することができる。
また、第1のN型埋め込み拡散層12によってP型ボディー領域拡散層15とP型基板11との間のリークを抑制することができる。
また、第2のN型埋め込み拡散層21によって第1のN型埋め込み拡散層12の電位がソース領域拡散層18の電位に近づくのを抑制でき、ドレイン領域拡散層19の付近での電界集中を抑制できる。特に、第1のN型埋め込み拡散層12の電位をドレイン領域拡散層19の電位に固定してLDMOSを使用する場合に、第1のN型埋め込み拡散層12にドレイン電流が流れても、第1のN型埋め込み拡散層12の電位が不安定となるのを抑制でき、ドレイン領域拡散層19での電界集中を抑制できる。
なお、本実施の形態では、NチャネルLDMOSについて説明したが、Nチャネルに限定されるものではなく、導電型の配置を逆にすることで、PチャネルLDMOSについても実施することも可能である。
また、本実施の形態では、第2のN型埋め込み拡散層21をN+型ドレイン領域拡散層19と接しないように配置しているが、次のように変更して実施してもよい。第2のN型埋め込み拡散層21をN+型ドレイン領域拡散層19と接するように配置する。ただし、第2のN型埋め込み拡散層21は図1(A)に示す点線を越えないように配置するのが好ましい。このようにすることで、ドレイン領域拡散層19での電界集中をより効果的に抑制することができる。
[実施の形態2]
以下に、本発明の一態様に係る半導体装置の製造方法について図2及び図3を参照しつつ説明する。図2及び図3は、図1に示す半導体装置を製造する方法を説明する断面図である。
以下に、本発明の一態様に係る半導体装置の製造方法について図2及び図3を参照しつつ説明する。図2及び図3は、図1に示す半導体装置を製造する方法を説明する断面図である。
図2(A)に示すように、P型シリコン基板11にN型不純物イオンを導入することで、P型シリコン基板11の表面に第1のN型埋め込み拡散層12を形成する。
次に、図2(B)に示すように、第1のN型埋め込み拡散層12にN型不純物イオンを導入することで、第1のN型埋め込み拡散層12に第2のN型埋め込み拡散層21を形成する。第2のN型埋め込み拡散層21の不純物は、第1のN型埋め込み拡散層12の不純物より濃度が高く、拡散しやすい不純物であるとよく、例えばAs、Pであるとよい。
この後、図2(C)に示すように、第1及び第2のN型埋め込み拡散層12,21上にP型エピタキシャル層13aを形成する。なお、本実施の形態では、P型エピタキシャル層13aを形成するが、N型エピタキシャル層を形成してもよい。
次に、図2(D)に示すように、P型エピタキシャル層13aにN型不純物イオンを導入し、熱処理を施すことで、P型エピタキシャル層13aにN型ウェル13を形成する。この際の熱処理によって第1及び第2のN型埋め込み拡散層12,21の不純物イオンがN型ウェル13内に拡散される。第2のN型埋め込み拡散層21の不純物は第1のN型埋め込み拡散層12の不純物より濃度が高く、拡散しやすいため、第2のN型埋め込み拡散層21は第1のN型埋め込み拡散層12よりN型ウェル13の表面側に広がって拡散される。
この後、図3(A)に示すように、N型ウェル13にLOCOS法によりオフセット絶縁膜としてのフィールド絶縁膜14を形成する。
次に、図3(B)に示すように、フィールド絶縁膜14が形成されていないN型ウェル13の表面に熱酸化法によりゲート絶縁膜16を形成する。次いで、N型ウェル13にP型不純物を導入することにより、N型ウェル13にP型ボディー領域拡散層15を形成する。次いで、フィールド絶縁膜14及びゲート絶縁膜16を含む全面上にポリシリコン膜を形成し、このポリシリコン膜を加工することで、フィールド絶縁膜14及びゲート絶縁膜16上にゲート電極17を形成する。
次いで、N型ウェル13にN+型ドレイン領域拡散層19をフィールド絶縁膜14に対して自己整合的に形成し、且つP型ボディー領域拡散層15にN+型ソース領域拡散層18をゲート電極17に対して自己整合的に形成する。次いで、N+型ソース領域拡散層18内に、部分的にP型ボディー拡散層15に接続するためのP+型ボディーコンタクト領域15aを形成する。
図4の左側は、図3(B)に示すNチャネルLDMOSのオンブレーク時の電位分布のシミュレーション結果を示す図である。オンブレーク時の電位分布とはLDMOSが壊れる寸前の電位分布である。このシミュレーションでは、0Vから電圧を上げていき、壊れる寸前の電位分布を示しており、ドレイン電圧Vdが55.2Vでドレイン電流Idが2mA/μmの時の電位分布である。
これに対し、図4の右側は、比較例として図5に示すNチャネルLDMOSのオンブレーク時の電位分布のシミュレーション結果を示す図である。このシミュレーションでは、ドレイン電圧Vdが17.1Vでドレイン電流Idが0.5mA/μmの時の電位分布である。
図4の左側は、右側に比べてドレイン領域での等電位線の本数が減っており、ドレイン領域での電界集中が緩和され、本実施の形態のLDMOSの方が比較例に比べて壊れにくくなっていることが分かる。
なお、本発明において、特定のA(以下「A」という)の上(または下)に特定のB(以下「B」という)を形成する(Bが形成される)というとき、Aの上(または下)に直接Bを形成する(Bが形成される)場合に限定されない。Aの上(または下)に本発明の作用効果を阻害しない範囲で、他のものを介してBを形成する(Bが形成される)場合も含む。
11…P型シリコン基板、12…第1のN型埋め込み拡散層、13…N型ウェル、13a…P型エピタキシャル層、14…フィールド絶縁膜、15…P型ボディー領域拡散層、15a…P+型ボディーコンタクト領域、16…ゲート絶縁膜、17…ゲート電極、18…N+型ソース領域拡散層、19…N+型ドレイン領域拡散層、21…第2のN型埋め込み拡散層。
Claims (6)
- 第1導電型の第1の半導体層と、
前記第1の半導体層に形成された第1導電型のドレイン領域と、
前記第1の半導体層に形成された第2導電型のボディー領域と、
前記ボディー領域に形成された第1導電型のソース領域と、
前記第1の半導体層上に形成され、前記ドレイン領域と前記ボディー領域との間に位置するフィールド絶縁膜と、
前記第1の半導体層及び前記ボディー領域上に形成され、前記ドレイン領域と前記ソース領域との間に位置するゲート絶縁膜と、
前記フィールド絶縁膜及び前記ゲート絶縁膜上に形成されたゲート電極と、
前記第1の半導体層に形成された第1導電型の第1の不純物領域と、
を具備し、
前記第1の不純物領域は、少なくとも一部が前記ドレイン領域と平面視で重なり、
前記フィールド絶縁膜の前記ソース領域側の端部と前記ドレイン領域との第1の距離よりも、前記フィールド絶縁膜の前記ソース領域側の端部と前記第1の不純物領域との第2の距離が大きく、
前記フィールド絶縁膜の前記ソース領域側の端部と前記ドレイン領域との第1の距離よりも、前記ボディー領域と前記第1の不純物領域との第3の距離が大きいことを特徴とする半導体装置。 - 請求項1において、
前記第1の不純物領域に接する第1導電型の第2の不純物領域を有し、
前記第2の不純物領域は、平面視で前記ドレイン領域、前記ソース領域、前記ボディー領域及び前記ゲート電極と重なることを特徴とする半導体装置。 - 請求項2において、
前記第2の不純物領域は、前記第1の半導体層下に位置する第2の半導体層に形成されていることを特徴とする半導体装置。 - 請求項1乃至3のいずれか一項において、
前記第1の不純物領域は、前記ドレイン領域と接することを特徴とする半導体装置。 - 半導体基板に第1導電型の第2の不純物領域を形成し、
前記第2の不純物領域に第1導電型の第1の不純物領域を形成し、
前記第1の不純物領域及び前記第2の不純物領域を含む前記半導体基板上にエピタキシャル層を形成し、
前記エピタキシャル層に第1導電型のウェルを形成し、前記ウェルに前記第1の不純物領域の不純物を熱拡散させ、
前記ウェル上にフィールド絶縁膜を形成し、
前記ウェル上にゲート絶縁膜を形成し、
前記ウェルに第2導電型のボディー領域を形成し、
前記フィールド絶縁膜及び前記ゲート絶縁膜上にゲート電極を形成し、
前記ウェルに第1導電型のドレイン領域を前記フィールド絶縁膜に対して自己整合的に形成し、且つ前記ボディー領域に第1導電型のソース領域をゲート電極に対して自己整合的に形成し、
前記フィールド絶縁膜は、前記ドレイン領域と前記ボディー領域との間に位置し、
前記第1の不純物領域は、少なくとも一部が前記ドレイン領域と平面視で重なり、
前記フィールド絶縁膜の前記ソース領域側の端部と前記ドレイン領域との第1の距離よりも、前記フィールド絶縁膜の前記ソース領域側の端部と前記第1の不純物領域との第2の距離が大きく、
前記フィールド絶縁膜の前記ソース領域側の端部と前記ドレイン領域との第1の距離よりも、前記ボディー領域と前記第1の不純物領域との第3の距離が大きいことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 請求項5において、
前記第2の不純物領域は、平面視で前記ドレイン領域、前記ソース領域、前記ボディー領域及び前記ゲート電極と重なることを特徴とする半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
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| JP2014210451A JP2016082012A (ja) | 2014-10-15 | 2014-10-15 | 半導体装置及びその製造方法 |
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