JP2016059036A - 短絡保護用の回路、システム、及び方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】絶縁ゲートバイポーラトランジスタを短絡イベントから保護するためのシステム、回路及び方法を提供する。
【解決手段】スイッチ、抵抗、コンデンサー及びオプションとしての電流バッファを備える短絡保護回路804は、短絡イベントの検出に応答して絶縁ゲートバイポーラトランジスタQ1に強いプルダウンを提供し、その後、ターンオフ電流が減少する速さを制御し、これによって、絶縁ゲートバイポーラトランジスタQ1のピーク電圧を最小にする。
【選択図】図8
【解決手段】スイッチ、抵抗、コンデンサー及びオプションとしての電流バッファを備える短絡保護回路804は、短絡イベントの検出に応答して絶縁ゲートバイポーラトランジスタQ1に強いプルダウンを提供し、その後、ターンオフ電流が減少する速さを制御し、これによって、絶縁ゲートバイポーラトランジスタQ1のピーク電圧を最小にする。
【選択図】図8
Description
本開示は、一般的には、IGBT駆動回路及び短絡保護回路に関する。
絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)は、主に電子スイッチとして最近の装置において使用されている3端子電力半導体デバイスであり、効率が高くかつスイッチングが高速であることで知られている。IGBTは、可変周波数駆動装置(Variable-Frequency drives(VFDs)、電気自動車、電車、可変速冷蔵庫、ランプ安定器、エアコン、及びスイッチング・アンプを有するステレオシステムなどの多くの現代の機器において電力を切り換える。
IGBTは、しばしば、高電圧(たとえば600V以上)用途及び大電流電力変換器用途で使用される。これらのタイプの用途では、負荷線と電源との短絡は、IGBTに大電流を流す結果となり、これによって、IGBTを損傷する可能性がある。IGBTを損傷する可能性があるので、ゲート駆動回路によって、IGBTの短絡状態を検出して、IGBTを安全にオフにし、これによって、IGBTの損傷を防止する必要がある。
図1には、短絡保護機能がない一般的なIGBT駆動回路100が示されており、この場合、負荷112はIGBT108からの電流によって駆動され、該IGBTは、ゲートドライバ104によって駆動される。図示の回路100は、しばしば、ハーフブリッジ回路と呼ばれ、電力駆動装置にとっては最も重要な回路構成の一つである。図示の回路100は、該回路100の中間点において互いに接続された2つのIGBT108を備えており、負荷112は該中間点に接続されている。該中間点は回路ノードに対応し、該回路ノードにおいて、一方のIGBT108のエミッタEが、他方のIGBT108のコレクタCに接続されている。
問題は、図1に示されているように、回路100が(たとえば、グランドまたは共通電圧(共通の電圧)と回路100の中間点との間で)短絡した場合に、過度の電流が上側のIGBT108に流れ、これによって、大抵の場合、該IGBTが損傷することである。
図2は、短絡検出回路208を備える例示的な回路200を示しており、該検出回路208は、回路200内の第1のIGBT Q1に損傷を与える可能性がある短絡イベント(短絡事象)の検出を可能にする。第1のIGBT Q1を、図1に示されているIGBT108と同じかまたは類似の構成要素に対応付けることができることが理解されるべきである。同様に、回路200内に示されている第2のIGBT Q2を、図1に示されているIGBT108と同じかまたは類似の構成要素に対応付けることができる。
図1と同様に、回路200は、ハーフブリッジ構成で構成されており、該構成において、第1のドライバ204aが第1のIGBT Q1を駆動しており、第2のドライバ204cが第2のIGBT Q2を駆動している。図示の短絡検出回路208は、第1のIGBT Q1のコレクタ−エミッタ間電圧Vceを検出する第2のドライバ204bを備えている。短絡検出回路208が短絡イベントを検出した場合には、第2のドライバ204bの出力は、第1のドライバ204aに(それに関する)情報を提供する。ほとんどの場合、短絡検出回路208によって検出される短絡イベントは、ハーフブリッジ回路の中間点216とグランド(接地)との間の短絡に該当する。そのような状態が検出されたときには、第2のドライバ204bは、第1のドライバ204aをオフにする信号を第1のドライバ204aに提供する。(コレクタ−エミッタ電流Iceとして知られている)コレクタCからエミッタEに流れる電流の増加に起因する過熱及び/または損傷から第1のIGBT Q1を保護するために、第1のドライバ204aはオフにされる。
回路200における短絡イベントに関する短絡保護試験の間、第3のドライバ204cは非作動状態を維持し、これによって、下側の第2のIGBT Q2をオフ状態に維持する。図示の回路200は2つのIGBT Q1、Q2を備えているが、これより多くの数または少ない数のIGBTを有する回路も、短絡検出及び短絡保護技術によって利益を受けうることが理解されるべきである。
図3は、短絡イベントが短絡検出回路208によって検出され、その後第1のドライバ204aがオフにされるときの電流波形を示している。具体的には、短絡ターンオフ処理中に、第1のドライバ204aは、先ず、時刻t0で第1のIGBT Q1をオンにする。その後のある時点で、第1のIGBT Q1が短絡イベントに入り、コレクタ−エミッタ電流Iceが急速に増大する。時刻t1において、短絡検出回路208が、高いコレクタ−エミッタ間電圧Vceを検出して、短絡シャットダウンをトリガする。この短絡シャットダウンに応答して、ゲート−エミッタ間電圧Vgeが低下し始める。上昇しているコレクタ−エミッタ間電圧Vceによって、第1のIGBT Q1のコレクタ−ゲート間容量(コレクタ−ゲート間キャパシタンス)Cgcを流れるミラー電流(Miller current)が発生する。第1のIGBT Q1のゲートGに注入されるこのミラー電流によって、ゲート−エミッタ間電圧Vgeにミラープラトー(Miller Plateau)が発生する。
時刻t2において、ミラー電流は、ミラー容量(ミラーキャパシタンス)Cgcが急速に低減して、ゲート−コレクタ間電圧Vgcの逆バイアスが上昇するにつれて、減少する。これによって、ゲート−エミッタ間電圧Vgeが再び減少し始めて、第1のIGBT Q1をオフにする。この結果、コレクタ−エミッタ電流Iceが急激に減少して、ゲート−エミッタ間電圧Vgeが急速に低下する。コレクタ−エミッタ電流Iceのこの急激な減少と寄生配線インダクタンスLsによって、コレクタ−エミッタ間電圧Vceにスパイクが生じ、これによって、最終的に、コレクタ−エミッタ間電圧Vceが最大値Vce_peakに達する。
時刻t3において、ゲート−エミッタ間電圧Vgeが、第1のIGBT Q1のターンオフ閾値に達し、これによって、コレクタ−エミッタ電流Iceがゼロまで減少する。このことは、コレクタ−エミッタ間電圧Vceが終端バス電圧Vbusに落ち着くことを可能にし、ターンオフ処理が終了する。
以上のことを考慮すると、IGBTを利用することに関心がある回路設計者は、2つの主要な懸念を持っている。第1は、ピークコレクタ−エミッタ間電圧Vce_peakは、IGBTの規定された降伏電圧(または破壊電圧。たとえば650V)よりも小さくなければないことである。第2は、IGBTは、限られた短絡時間だけ耐えることができるが、これは、時刻t0と時刻t3の間の持続時間が、IGBTについて規定された時間(たとえば10マイクロ秒)よりも短くなければならないことを意味するということである。これまでのところ、コレクタ−エミッタ間電圧Vceを妥当な閾値未満に維持すると同時に、短絡時間(たとえば時刻t0と時刻t3の間の時間)を最小化するために、多くのシステムトレードオフを行わなければならない。
添付の図面に関連して本開示を説明する。添付の図面は必ずしも一定の縮尺で描かれているわけではない。
第1の従来技術の回路を表す回路図である。
第2の従来技術の回路を表す回路図である。
短絡イベント中に図2の回路で生成された電流及び電圧波形を示すタイミング図である。
従来技術において既知のソフトシャットダウン回路を表す回路図である。
短絡イベント中に図4の回路で生成された電流及び電圧波形を示すタイミング図である。
従来技術において既知のアクティブクランプダイオードを有するハードシャットダウン回路を表す回路図である。
図6の回路で生成された電流及び電圧波形を示すタイミング図である。
本開示の実施形態にしたがう回路構成を表す回路図である。
本開示の実施形態にしたがう短絡保護回路の第1の例を表す回路図である。
図9の回路で生成された電流及び電圧波形を示すタイミング図である。
本開示の実施形態にしたがう短絡保護回路の第2の例を表す回路図である。
本開示の実施形態にしたがう短絡イベントに応答するための処理を示すフローチャートである。
本開示の実施形態は、上記の課題に関して検討されたものである。具体的には、従来技術の短絡保護回路に伴う欠点を解消するシステム、回路、及び、そのような回路を動作させる方法が提供される。
本開示の実施形態は、主として、IGBTまたはIGBTを含む回路用の短絡保護回路に関連して説明されるが、本開示の実施形態は、それらには限定されないことが理解されるべきである。
本明細書では、本開示の種々の側面が、理想的な構成の概略図である図面を参照して説明される。本明細書では、特定の回路構成及び回路要素が記述されているが、本開示の実施形態は、本明細書及び図面に示されている例示的な回路構成及び/または回路要素には限定されないことが理解されるべきである。具体的には、本開示の範囲から逸脱することなく、同様の機能を達成するために、特定のタイプもしくは機能の回路要素を、1または複数の他の回路要素で置き換えることができることが理解されるべきである。
本明細書に記載されている実施形態を、任意の数のフォームファクターで実施できることも理解されるべきである。具体的には、本明細書に開示されている回路全体を、完全一体型のソリューション(たとえば、単一の集積回路(IC)チップまたは複数のICチップ)としてシリコンで実施することができ、または、それらを、プリント回路基板(PCB)に接続された個別の部品として実施することができる。
次に、図4及び図5を参照して、ソフトシャットダウン回路400について説明する。図示のソフトシャットダウン回路400は、負荷112を駆動することができるハーフブリッジ構成をなす(またはハーフブリッジ構成内に)2つのIGBT Q1、Q2を備えている。負荷112の非限定的な例には、VFDモーター、電気自動車用モーター、電車用モーター、産業用モーター、可変速冷蔵庫用モーター、ランプ安定器、エアコン、及び/または、スイッチング・アンプを有するステレオシステムを含めることができる。
従来技術の他のドライバ回路(駆動回路)と同様に、回路400は、短絡検出回路208を備えている。IGBT Q1における短絡イベントを検出するために、本技術分野において既知の任意のタイプの検出回路を使用できることが理解されるべきである。短絡検出回路208は、単に、例示的な回路として、及び、説明を簡単にするために使用されているに過ぎない。
ソフトシャットダウン回路400は、ターンオフ時間504(たとえば、時刻t2とt3の間の時間)を延ばし、これによってピーク電圧Vce_peakを低下させるために抵抗(抵抗器)R1及びスイッチM1を使用する。具体的には、Vce_peak=(Ls×Ice_peak/(t3−t2))+Vbusであるので、ターンオフ時間504が長くなると、第1のIGBT Q1のVce_peakを低下させることができる。Vce_peakのその他の要素(たとえば、Ls、Ice_peak、及びVbus)は、システム制約条件や適用要件によって決まり、そのため、通常は変更できない。
ソフトシャットダウン回路400は、代替の電流路を提供することによって、Vce_peakを低下させる(これによって、第1のIGBT Q1のゲートGの弱いプルダウン(weak pull-down)をもたらす)という望ましい目的を達成する。具体的には、短絡検出回路208によって短絡イベントが検出されると、スイッチM1がオンになると共に、第1のドライバ204aがオフになる。これによって、抵抗R1及びスイッチM1を電流が流れる。
スイッチM1は、NMOSトランジスタに合致ないし相当するものとして図示されているが、本開示の範囲から逸脱することなく、任意のスイッチング部品または部品の集合を使用できることが理解されるべきである。
図5は、回路400によって達成されたソフトシャットダウン中に得られた(実線で示されている)波形(電流及び電圧)を、回路200によって達成された通常のシャットダウン中の(点線で示されている)波形と比較して示している。抵抗R1によって設定された弱いプルダウンのために、ゲートターンオフ時間504(たとえば、時刻t2とt3の間の時間)が長くなり、それに合わせて電流Iceも減少する(たとえば、電流Iceの減少の度合いを表す傾きが小さくなる)。この弱いプルダウンの結果、スイッチM1及び抵抗R1がない場合に得られた波形に比べて、ピーク電圧Vce_peakが小さくなる。しかしながら、より大きな抵抗R1に起因して、ミラー容量Cgcを充電するのにより長い時間が必要になるので、ミラープラトー500の長さは長くなる。
要するに、ソフトシャットダウンは、短絡時間(たとえば、時刻t0とt3の間の時間)を長くするという犠牲の下で、ピーク電圧Vce_peakを減少させるという望ましい効果を達成する。このことは、比較的小さいIGBT(たとえば、定格の処理電圧が500V未満のIGBT)の場合は問題にはならないだろう。なぜなら、十分なタイミングマージンがあって、シャットダウン時間の延長を許容できるからである。しかしながら、比較的大電力のIGBTの場合は、ソフトシャットダウン回路400は、IGBTを適時にオフにするには弱すぎる可能性がある。
次に、図6及び図7を参照して、アクティブクランプダイオードを有するハードシャットダウン回路600について説明する。より大電力のIGBTの場合は、設計の優先事項は、短絡シャットダウン時間を指定された持続時間内に維持することである。該大電力のIGBT負荷に起因して、ハードシャットダウンが、シャットダウン時間要件を満たようにミラープラトー700を短く維持し、かつ、ピーク電流Ice_peakを小さくするために、しばしば使用される。しかしながら、短絡イベント中にIGBTをあまりに早くターンオフすると、ピーク電圧Vce_peakがより高くなりえ、これによって、IGBTが故障(ないし破壊)する可能性もある。
このため、図6に示すようなハードシャットダウン回路600を使用することができる。具体的には、過度電圧抑制(TVS:Transient Voltage Suppressor)ダイオード604が、第1のIGBT Q1のゲートGとコレクタCの間に接続されている。TVSダイオード604はまた、第2のドライバ204bの一方の入力と第1のIGBT Q1のゲートGの間に配置されている。TVSダイオード604は、回路600に、短絡イベント中にIGBTが故障(ないし破壊)するのを防止する機能を提供する。短絡イベントが検出されると、初めに、時刻t1において、第1のIGBT Q1がオフにされる。その後、ミラー電流が第1のIGBT Q1に流れ始めて、該IGBTの初期の強いプルダウンのために(持続時間が)短いミラープラトー700が生じる。時刻t2の後、電圧Vceが急速に上昇し始めるが、上述した他のシャットダウン回路とは異なり、電圧VceがTVSダイオード604の降伏電圧(または破壊電圧)を超えると、第1のIGBT Q1がオンになって、電圧Vceをクランプされた電圧704にクランプする。これは、電圧Vgeが減少する勾配を変更し(708)、これによって、ピーク電圧Vce_peakをクリップする。
有利なことに、TVSダイオード604は、全体的なシャットダウン時間(たとえば、時刻t0とt3の間の時間)について妥協することなく、ミラープラトー700を初期の強いプルダウンに起因して比較的短い状態に維持する。また、ピーク電圧Vce_peakが、TVSダイオード604を降伏(ブレークダウン)させることによって制限されて、ターンオフ処理の終了時付近において(または、ターンオフ処理の終わりに近づくにつれて)、第1のIGBT Q1のターンオフ(の速さ)が遅くなる。TVSダイオード604は、所定の閾値を越えるピーク電圧VceからIGBTを保護するのに有効であるが、TVSダイオード604を実装することによって、IGBTの実効使用電圧(または実効動作電圧)が低下する。これは、IGBTの使用電圧の定格が600Vである場合には、TVSダイオード604の導入によって、IGBTの使用電圧がそれより低い電圧(たとえば550V)に事実上制限されることを意味する。したがって、同じ用途に対しては、定格電圧がより高いIGBTを使用しなければならず、このことは、システムのコストを高くし、かつ、該システムの全体的な効率を低下させる。
次に、図8〜図12を参照して、上記の欠点を克服する(1以上の)改良された短絡保護回路について説明する。初めに図8を参照すると、図示の回路800は、第1のIGBT Q1のゲートGとエミッタEの間に配置された短絡保護回路804を有している。具体的には、短絡保護回路804は、第1のIGBT Q1のエミッタ、第1のIGBT Q1のゲートG、及び、第1のドライバ204aに接続されている。短絡保護回路804は、回路800に、ミラープラトー1000の期間中にハードシャットダウンを利用する機能を提供する。これは、時刻t1とt2の間の時間を比較的短くして、ピーク電流Ice_peakを小さくするように作用する。短絡保護回路804はまた、回路800が、ミラープラトー1000の終了時に第1のIGBT Q1のターンオフ(の速さ)を遅くすることができるようにする。ターンオフ1004の期間中のコレクタ電流Iceの変化の速さ(ないし変化率)を小さくすることによって、ピーク電圧Vce_peakは、ソフトシャットダウンを使用した場合よりも低い値に維持される。
短絡保護回路804は、短いターンオフ時間、及び低下したピーク電圧Vce_peakを可能にし、これによって、回路800が、IGBTの実効使用電圧を犠牲にする(たとえば低くする)ことなく、第2のドライバ204bによって検出された短絡イベントに対してより良好に応答できるようにする。
図9は、本開示の実施形態にしたがう短絡保護回路804の1例を示している。具体的には、図示の短絡保護回路804は、抵抗R1に並列に接続されたコンデンサーC1を備えている。コンデンサーC1の第1の端子及び抵抗R1の第1の端子は、第1のIGBT Q1のゲート(G)ノードに共通に直接接続されている。同様に、コンデンサーC1の第2の端子及び抵抗R1の第2の端子は、スイッチM1の入力に共通に直接接続されている。スイッチM1をNMOSトランジスタに合致ないし相当するものとすることができるが、NPNもしくはPNPトランジスタ、または、電気的スイッチング機能を実行することができる任意のタイプの他の電気部品とすることができることも理解されるべきである。
スイッチM1の第1の端子は、抵抗R1の第2の端子及びコンデンサーC1の第2の端子に共通に接続され、スイッチM1の第2の端子は、第1のドライバ204aに接続され、スイッチM1の第3の端子は、第1のIGBTのエミッタEに接続されている。スイッチM1の第3の端子はまた、2つのIGBT Q1、Q2によって形成されたハーフブリッジ回路の中間点に接続されていると見ることができる。
図9に示されている短絡保護回路804は、第2のドライバ204bによる短絡イベントの検出に応答して強いプルダウン(strong pull-down)を実施する能力を促進する。しかしながら、コンデンサーC1及び抵抗R1はまた、IGBT Q1に短絡電流が流れる時間を最小(最短)にするという望ましい効果を達成する。具体的には、短絡イベントが検出されると、第2のドライバ204bは、第1のドライバ204aをオフにする。この時点で、スイッチM1がオンに切り替わって強いプルダウンを提供する。抵抗R1は、コンデンサーC1及びゲート−エミッタ間容量(キャパシタンス)Cgeと共に、ターンオフ電流をプログラム(ないし設定)し、及びターンオフ時定数を設定するように接続されている。強いプルダウンの間(たとえば、時刻t1とt2の間)、ミラープラトー1000は、比較的短い時間(たとえば、ハードシャットダウン回路600を用いて達成されるミラープラトー700の持続時間と同程度の時間)に維持される。その後、ターンオフ時間1004(たとえば、時刻t2とt3の間の時間)が、コンデンサーC1の追加に起因して長くなる。ターンオフ時間が長くなるのは、電圧VgeのターンオフがR1×(C1+Cge)時定数によって決定されるからである。したがって、コンデンサーC1の追加によって実効ゲート−エミッタ間容量が大きくなると、ターンオフ時間1004はよりゆっくりと進行する。長くされたターンオフ時間1004は、回路900が、ピーク電圧Vce_peakをある閾値未満(たとえば、ハードシャットダウン回路600を用いて達成可能なピーク電圧Vce_peakと同程度の値)に維持することを可能にする。要するに、ピーク電圧Vce_peak及びターンオフ時間に関連する挙動は、TVSダイオード604の実施によって提供される挙動に類似している。しかしながら、回路600と比べた場合の回路900の利点は、IGBTの実効使用電圧が低下しないことである。したがって、定格が600VのIGBTを、600Vを必要とする用途で使用することができ、一方、TVSダイオード604が使用される場合には、同じ用途に対してはより大きなIGBTが必要になるだろう。
さらに、短絡保護回路804の抵抗R1は、ソフトシャットダウンにおけるR1が比較的大きい(たとえば、100オームよりも大きい)ことを除いて、ソフトシャットダウンで使用される抵抗R1に類似している。回路900では、ミラープラトー1000を短くするために、比較的小さい抵抗R1(たとえば、10〜50オーム)が使用される。
例示的な回路900には、1つの短絡保護回路804だけが示されているが、本開示の範囲から逸脱することなく、複数の短絡保護回路804を回路900に組み込むことができることが理解されるべきである。たとえば、第2の短絡保護回路804を、第2のIGBT Q2を保護するために実装することができる。さらに、回路900は、負荷112を駆動するために3以上のIGBTを備えることができ、その場合、追加のIGBTの各々に、短絡保護回路804を設けても設けなくてもよい。
図11は、本開示の実施形態にしたがう短絡保護回路804の別の例を示している。図11に示されている回路1100は、ターンオフ電流を増加させて、ミラープラトー1000の(持続)時間をさらに短くするために電流バッファQ3が設けられていることを除けば、図9の回路に類似している。電流バッファQ3はPNPトランジスタとして示されているが、任意のタイプのスイッチング素子を電流バッファQ3用に使用できることが理解されるべきである。図示の実施形態では、電流バッファQ3の第1の端子は、第1のIGBT Q1のゲートGに接続されている。電流バッファQ3の第2の端子は、抵抗R1及びコンデンサーC1の第1の端子に接続されている。したがって、この特定の実施例では、抵抗R1及びコンデンサーC1は、第1のIGBT Q1のゲートGに直接には接続されていない。電流バッファQ3の第3の端子は、第1のIGBT Q1のエミッタEに接続されており、すなわち換言すれば、電流バッファQ3の第3の端子は、第1のIGBT Q1のエミッタに接続されている。スイッチM1に対する抵抗R1及びコンデンサーC1の相対的な配置関係は、回路900内のものと同じままである。
回路1100は回路900と同じ利点をもたらすが、回路1100は、増幅されたターンオフ電流によってミラープラトー1000の持続時間(たとえば、時刻t1とt2の間の時間)を比較的短く維持するという追加の利点をもたらす。一方、電流バッファQ3は、第1のIGBT Q1をコンデンサーC1から分離する。これは、時定数が、抵抗R1とコンデンサーC1によって明確かつ厳密に決定されることを意味する。この設計では、IGBT負荷(たとえば容量(キャパシタンス)Cge)は、時刻t2からt3までのソフトシャットダウン時間の一環ないし一部として考慮されない。ここで、t2からt3までの時間の調整はIGBTとは無関係である。これは、t2とt3の間の時間がIGBTには依存しないことを事実上意味し、これによって、応用のための実装及び設計がはるかに容易になりかつ予測可能となる。
次に、図12を参照して、本開示の少なくともいくつかの実施形態にしたがう、短絡イベントを検出して該短絡イベントに応答する方法1200を説明する。該方法は、短絡イベントが検出されたときに開始する(ステップ1204)。この検出を、ドライバ204bを備える短絡検出回路208、または、本技術分野において知られている任意の他のタイプの短絡検出回路によって行うことができる。
該方法は、IGBT(たとえば第1のIGBT Q1)を駆動しているドライバ(たとえば第1のドライバ204a)を切り離すステップ(ステップ1208)に進む。その後、または、ステップ1208と同時に、スイッチM1を作動させて、IGBTに強いプルダウンを提供する(ステップ1212)。強いプルダウンに続いて、抵抗R1及びコンデンサーC1を、該IGBTのゲートGとエミッタE間に接続して、ターンオフ電流をプログラム(たとえば設定)し、及びターンオフ時間を制御する(ステップ1216)。ターンオフ電流を綿密に制御することによって、短絡保護回路804は、ピーク電圧Vce_peakを所定の電圧(たとえば最大動作電圧)未満に制限することが可能になる(ステップ1220)。
該方法はさらに、電流バッファQ3を用いて、ターンオフ電流を増加させて、ミラープラトー時間をさらに短くするためのオプションのステップ(ステップ1224)を含むことができる。いくつかの実施形態では、電流バッファQ3はさらに、コンデンサーC1を該IGBTから切り離すためのメカニズムを提供し、これによって、ターンオフ時間をIGBT負荷とは無関係にすることができる。
本説明において、実施形態を完全に理解できるようにするために特定の細部を提供した。しかしながら、当業者には、それらの特定の細部がなくてもそれらの実施形態を実施できることが明らかであろう。他の例では、それらの実施形態が不明瞭にならないようにするために、周知の回路、処理、アルゴリズム、構造、及び技術を不必要な細部を省いて示している場合がある。
本明細書において本開示の例示的な実施形態を詳しく説明したが、本発明の概念を別のやり方でさまざまに具現化して利用できること、及び、特許請求の範囲は、従来技術によって制限されるものを除いて、そのような変形形態を含むものとして解釈されるべきであることが理解されるべきである。
以下に、本発明の種々の構成要件の組み合わせからなる例示的な実施態様を示す。
1.ゲート、コレクタ、及びエミッタを有する少なくとも1つの絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)と、
前記少なくとも1つのIGBT用の第1のドライバであって、前記IGBTのゲートに駆動電流を提供するように構成された第1のドライバと、
前記少なくとも1つのIGBTのエミッタに接続された負荷と、
前記少なくとも1つのIGBTのゲートとエミッタ間に接続された短絡保護回路
とを備える回路であって、
前記短絡保護回路はさらに、前記第1のドライバに接続され、
前記短絡保護回路は、前記回路における短絡イベントの検出に応答して、前記少なくとも1つのIGBTに強いプルダウン(たとえば、グランドへの電流の強い引き込み)を提供するためのスイッチを備え、
前記短絡保護回路はさらに、前記少なくとも1つのIGBTのゲートに提供されるターンオフ電流を制御するコンデンサー及び抵抗を備えることからなる、回路。
2.前記抵抗と前記コンデンサーは、互いに並列に接続され、前記抵抗と前記コンデンサーの各々は、前記スイッチの第1の端子に接続された端子を有することからなる、上項1の回路。
3.前記スイッチの第2の端子は、前記第1のドライバに接続され、前記スイッチの第3の端子は、前記少なくとも1つのIGBTのエミッタに接続される、上項2の回路。
4.前記抵抗及び前記コンデンサーはさらに、前記少なくとも1つのIGBTのゲートに直接接続する端子を有することからなる、上項3の回路。
5.前記スイッチと前記IGBTの間に接続された電流バッファをさらに備える上項3の回路。
6.前記電流バッファは、前記少なくとも1つのIGBTのエミッタに接続された第1の端子と、前記抵抗の端子と前記コンデンサーの端子の両方に接続された第2の端子と、前記少なくとも1つのIGBTのエミッタに接続された第3の端子とを備えることからなる、上項5の回路。
7.前記電流バッファは、前記短絡イベント中に、前記少なくとも1つのIGBTのターンオフ電流を増加させ、及び、前記少なくとも1つのIGBTのミラープラトー時間を短くするトランジスタを備えることからなる、上項5の回路。
8.前記少なくとも1つのIGBTがピーク電圧に達した後、前記スイッチはオン状態を維持することからなる、上項1の回路。
9.前記スイッチは、NPNトランジスタから構成される、上項1の回路。
10.前記少なくとも1つのIGBTは、ハーフブリッジ回路構成をなすように構成された第1のIGBT及び第2のIGBTを備え、
前記短絡保護回路は、前記第1のIGBTのエミッタ、及び、前記第2のIGBTのコレクタに接続される、上項1の回路。
11.前記スイッチは、前記第1のドライバが前記少なくとも1つのIGBTから切り離されたことに応答してオンになる、上項1の回路。
12.前記短絡イベントは、前記少なくとも1つのIGBTのエミッタが、共通電圧とグランドの少なくとも一方に短絡している状態に対応する、上項1の回路。
13.短絡イベント中にIGBTの損傷を防ぐように構成された絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)短絡保護回路であって、
前記IGBTは、ドライバによって駆動され、前記ドライバから受信した信号に応答して負荷を駆動し、
前記IGBTは、ゲート、コレクタ、及びエミッタを備え、
前記短絡保護回路は、
前記短絡イベントの間オンになって、前記IGBTを通る電流経路の代替となる電流経路を提供するように構成されたスイッチと、
第1の端子及び第2の端子を有する抵抗と、
前記抵抗に並列に接続されたコンデンサー
を備え、
前記抵抗の第1の端子は、前記IGBTのゲートに接続された第1の回路ノードから電流を受け取り、
前記抵抗の第2の端子は、前記IGBTに接続された前記第1の回路ノードから受け取った電流を前記スイッチの第1の端子に提供することからなる、短絡保護回路。
14.前記抵抗及びコンデンサーは、前記IGBTのゲートに提供されるターンオフ電流を制御することからなる、上項13の短絡保護回路。
15.前記スイッチは、前記短絡イベントの検出に応答して、前記IGBTに強いプルダウンを提供することからなる、上項14の短絡保護回路。
16.前記抵抗の第2の端子及び前記コンデンサーの第2の端子は、前記スイッチの第1の端子に直接接続される、上項13の短絡保護回路。
17.前記スイッチの第2の端子は、前記ドライバから制御信号を受信し、該制御信号に応答して、前記抵抗及び前記コンデンサーと前記IGBTのエミッタとの間の伝導経路を閉じることからなる、上項16の短絡保護回路。
18.前記IGBTのゲートと、前記抵抗及び前記コンデンサーの組み合わせとの間に配置された電流バッファをさらに備える、上項13の短絡保護回路。
19.短絡保護回路を動作させるための方法であって、
回路内の短絡イベントの発生を検出するステップであって、前記回路は、ドライバ、短絡検出回路、及び、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)を備え、該IGBTは、ゲート、コレクタ、及びエミッタを有し、
前記方法が、
前記短絡イベントの発生を検出したことに応答して、前記ドライバを前記IGBTから切り離すステップと、
前記短絡イベントの発生を検出したことに応答して、前記短絡保護回路内のスイッチを作動させて、前記IGBTに強い電流プルダウンを提供するステップであって、前記強い電流プルダウンによって、前記IGBTの内部キャパシタンスが完全に充電されるまでの時間ミラー電流が前記IGBTを流れ、その後、前記IGBTのゲート−エミッタ間電圧が所定の速さで低下することからなる、ステップと、
前記IGBTのゲートと前記スイッチの間に接続された抵抗及びコンデンサーを用いて、前記IGBTのゲート−エミッタ間電圧が低下する前記速さを制御するステップであって、前記ミラー電流が前記IGBTを流れなくなったときと前記IGBTが完全にターンオフされたときとの間の時間を長くし、これによって、前記IGBTに提供されるピーク電圧が低下するようにするステップ
を含むことからなる、方法。
20.電流バッファを用いて前記IGBTのターンオフ電流を増加させ、これによって、前記ミラー電流が前記IGBTに提供される時間を短くするステップをさらに含む、上項19の方法。
1.ゲート、コレクタ、及びエミッタを有する少なくとも1つの絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)と、
前記少なくとも1つのIGBT用の第1のドライバであって、前記IGBTのゲートに駆動電流を提供するように構成された第1のドライバと、
前記少なくとも1つのIGBTのエミッタに接続された負荷と、
前記少なくとも1つのIGBTのゲートとエミッタ間に接続された短絡保護回路
とを備える回路であって、
前記短絡保護回路はさらに、前記第1のドライバに接続され、
前記短絡保護回路は、前記回路における短絡イベントの検出に応答して、前記少なくとも1つのIGBTに強いプルダウン(たとえば、グランドへの電流の強い引き込み)を提供するためのスイッチを備え、
前記短絡保護回路はさらに、前記少なくとも1つのIGBTのゲートに提供されるターンオフ電流を制御するコンデンサー及び抵抗を備えることからなる、回路。
2.前記抵抗と前記コンデンサーは、互いに並列に接続され、前記抵抗と前記コンデンサーの各々は、前記スイッチの第1の端子に接続された端子を有することからなる、上項1の回路。
3.前記スイッチの第2の端子は、前記第1のドライバに接続され、前記スイッチの第3の端子は、前記少なくとも1つのIGBTのエミッタに接続される、上項2の回路。
4.前記抵抗及び前記コンデンサーはさらに、前記少なくとも1つのIGBTのゲートに直接接続する端子を有することからなる、上項3の回路。
5.前記スイッチと前記IGBTの間に接続された電流バッファをさらに備える上項3の回路。
6.前記電流バッファは、前記少なくとも1つのIGBTのエミッタに接続された第1の端子と、前記抵抗の端子と前記コンデンサーの端子の両方に接続された第2の端子と、前記少なくとも1つのIGBTのエミッタに接続された第3の端子とを備えることからなる、上項5の回路。
7.前記電流バッファは、前記短絡イベント中に、前記少なくとも1つのIGBTのターンオフ電流を増加させ、及び、前記少なくとも1つのIGBTのミラープラトー時間を短くするトランジスタを備えることからなる、上項5の回路。
8.前記少なくとも1つのIGBTがピーク電圧に達した後、前記スイッチはオン状態を維持することからなる、上項1の回路。
9.前記スイッチは、NPNトランジスタから構成される、上項1の回路。
10.前記少なくとも1つのIGBTは、ハーフブリッジ回路構成をなすように構成された第1のIGBT及び第2のIGBTを備え、
前記短絡保護回路は、前記第1のIGBTのエミッタ、及び、前記第2のIGBTのコレクタに接続される、上項1の回路。
11.前記スイッチは、前記第1のドライバが前記少なくとも1つのIGBTから切り離されたことに応答してオンになる、上項1の回路。
12.前記短絡イベントは、前記少なくとも1つのIGBTのエミッタが、共通電圧とグランドの少なくとも一方に短絡している状態に対応する、上項1の回路。
13.短絡イベント中にIGBTの損傷を防ぐように構成された絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)短絡保護回路であって、
前記IGBTは、ドライバによって駆動され、前記ドライバから受信した信号に応答して負荷を駆動し、
前記IGBTは、ゲート、コレクタ、及びエミッタを備え、
前記短絡保護回路は、
前記短絡イベントの間オンになって、前記IGBTを通る電流経路の代替となる電流経路を提供するように構成されたスイッチと、
第1の端子及び第2の端子を有する抵抗と、
前記抵抗に並列に接続されたコンデンサー
を備え、
前記抵抗の第1の端子は、前記IGBTのゲートに接続された第1の回路ノードから電流を受け取り、
前記抵抗の第2の端子は、前記IGBTに接続された前記第1の回路ノードから受け取った電流を前記スイッチの第1の端子に提供することからなる、短絡保護回路。
14.前記抵抗及びコンデンサーは、前記IGBTのゲートに提供されるターンオフ電流を制御することからなる、上項13の短絡保護回路。
15.前記スイッチは、前記短絡イベントの検出に応答して、前記IGBTに強いプルダウンを提供することからなる、上項14の短絡保護回路。
16.前記抵抗の第2の端子及び前記コンデンサーの第2の端子は、前記スイッチの第1の端子に直接接続される、上項13の短絡保護回路。
17.前記スイッチの第2の端子は、前記ドライバから制御信号を受信し、該制御信号に応答して、前記抵抗及び前記コンデンサーと前記IGBTのエミッタとの間の伝導経路を閉じることからなる、上項16の短絡保護回路。
18.前記IGBTのゲートと、前記抵抗及び前記コンデンサーの組み合わせとの間に配置された電流バッファをさらに備える、上項13の短絡保護回路。
19.短絡保護回路を動作させるための方法であって、
回路内の短絡イベントの発生を検出するステップであって、前記回路は、ドライバ、短絡検出回路、及び、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)を備え、該IGBTは、ゲート、コレクタ、及びエミッタを有し、
前記方法が、
前記短絡イベントの発生を検出したことに応答して、前記ドライバを前記IGBTから切り離すステップと、
前記短絡イベントの発生を検出したことに応答して、前記短絡保護回路内のスイッチを作動させて、前記IGBTに強い電流プルダウンを提供するステップであって、前記強い電流プルダウンによって、前記IGBTの内部キャパシタンスが完全に充電されるまでの時間ミラー電流が前記IGBTを流れ、その後、前記IGBTのゲート−エミッタ間電圧が所定の速さで低下することからなる、ステップと、
前記IGBTのゲートと前記スイッチの間に接続された抵抗及びコンデンサーを用いて、前記IGBTのゲート−エミッタ間電圧が低下する前記速さを制御するステップであって、前記ミラー電流が前記IGBTを流れなくなったときと前記IGBTが完全にターンオフされたときとの間の時間を長くし、これによって、前記IGBTに提供されるピーク電圧が低下するようにするステップ
を含むことからなる、方法。
20.電流バッファを用いて前記IGBTのターンオフ電流を増加させ、これによって、前記ミラー電流が前記IGBTに提供される時間を短くするステップをさらに含む、上項19の方法。
本開示は、一般的には、IGBT駆動回路及び短絡保護回路に関する。
絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)は、主に電子スイッチとして最近の装置において使用されている3端子電力半導体デバイスであり、効率が高くかつスイッチングが高速であることで知られている。IGBTは、可変周波数駆動装置(Variable-Frequency drives(VFDs)、電気自動車、電車、可変速冷蔵庫、ランプ安定器、エアコン、及びスイッチング・アンプを有するステレオシステムなどの多くの現代の機器において電力を切り換える。
IGBTは、しばしば、高電圧(たとえば600V以上)用途及び大電流電力変換器用途で使用される。これらのタイプの用途では、負荷線と電源との短絡は、IGBTに大電流を流す結果となり、これによって、IGBTを損傷する可能性がある。IGBTを損傷する可能性があるので、ゲート駆動回路によって、IGBTの短絡状態を検出して、IGBTを安全にオフにし、これによって、IGBTの損傷を防止する必要がある。
図1には、短絡保護機能がない一般的なIGBT駆動回路100が示されており、この場合、負荷112はIGBT108からの電流によって駆動され、該IGBTは、ゲートドライバ104によって駆動される。図示の回路100は、しばしば、ハーフブリッジ回路と呼ばれ、電力駆動装置にとっては最も重要な回路構成の一つである。図示の回路100は、該回路100の中間点において互いに接続された2つのIGBT108を備えており、負荷112は該中間点に接続されている。該中間点は回路ノードに対応し、該回路ノードにおいて、一方のIGBT108のエミッタEが、他方のIGBT108のコレクタCに接続されている。
問題は、図1に示されているように、回路100が(たとえば、グランドまたは共通電圧(共通の電圧)と回路100の中間点との間で)短絡した場合に、過度の電流が上側のIGBT108に流れ、これによって、大抵の場合、該IGBTが損傷することである。
図2は、短絡検出回路208を備える例示的な回路200を示しており、該検出回路208は、回路200内の第1のIGBT Q1に損傷を与える可能性がある短絡イベント(短絡事象)の検出を可能にする。第1のIGBT Q1を、図1に示されているIGBT108と同じかまたは類似の構成要素に対応付けることができることが理解されるべきである。同様に、回路200内に示されている第2のIGBT Q2を、図1に示されているIGBT108と同じかまたは類似の構成要素に対応付けることができる。
図1と同様に、回路200は、ハーフブリッジ構成で構成されており、該構成において、第1のドライバ204aが第1のIGBT Q1を駆動しており、第2のドライバ204cが第2のIGBT Q2を駆動している。図示の短絡検出回路208は、第1のIGBT Q1のコレクタ−エミッタ間電圧Vceを検出する第2のドライバ204bを備えている。短絡検出回路208が短絡イベントを検出した場合には、第2のドライバ204bの出力は、第1のドライバ204aに(それに関する)情報を提供する。ほとんどの場合、短絡検出回路208によって検出される短絡イベントは、ハーフブリッジ回路の中間点216とグランド(接地)との間の短絡に該当する。そのような状態が検出されたときには、第2のドライバ204bは、第1のドライバ204aをオフにする信号を第1のドライバ204aに提供する。(コレクタ−エミッタ電流Iceとして知られている)コレクタCからエミッタEに流れる電流の増加に起因する過熱及び/または損傷から第1のIGBT Q1を保護するために、第1のドライバ204aはオフにされる。
回路200における短絡イベントに関する短絡保護試験の間、第3のドライバ204cは非作動状態を維持し、これによって、下側の第2のIGBT Q2をオフ状態に維持する。図示の回路200は2つのIGBT Q1、Q2を備えているが、これより多くの数または少ない数のIGBTを有する回路も、短絡検出及び短絡保護技術によって利益を受けうることが理解されるべきである。
図3は、短絡イベントが短絡検出回路208によって検出され、その後第1のドライバ204aがオフにされるときの電流波形を示している。具体的には、短絡ターンオフ処理中に、第1のドライバ204aは、先ず、時刻t0で第1のIGBT Q1をオンにする。その後のある時点で、第1のIGBT Q1が短絡イベントに入り、コレクタ−エミッタ電流Iceが急速に増大する。時刻t1において、短絡検出回路208が、高いコレクタ−エミッタ間電圧Vceを検出して、短絡シャットダウンをトリガする。この短絡シャットダウンに応答して、ゲート−エミッタ間電圧Vgeが低下し始める。上昇しているコレクタ−エミッタ間電圧Vceによって、第1のIGBT Q1のコレクタ−ゲート間容量(コレクタ−ゲート間キャパシタンス)Cgcを流れるミラー電流(Miller current)が発生する。第1のIGBT Q1のゲートGに注入されるこのミラー電流によって、ゲート−エミッタ間電圧Vgeにミラープラトー(Miller Plateau)が発生する。
時刻t2において、ミラー電流は、ミラー容量(ミラーキャパシタンス)Cgcが急速に低減して、ゲート−コレクタ間電圧Vgcの逆バイアスが上昇するにつれて、減少する。これによって、ゲート−エミッタ間電圧Vgeが再び減少し始めて、第1のIGBT Q1をオフにする。この結果、コレクタ−エミッタ電流Iceが急激に減少して、ゲート−エミッタ間電圧Vgeが急速に低下する。コレクタ−エミッタ電流Iceのこの急激な減少と寄生配線インダクタンスLsによって、コレクタ−エミッタ間電圧Vceにスパイクが生じ、これによって、最終的に、コレクタ−エミッタ間電圧Vceが最大値Vce_peakに達する。
時刻t3において、ゲート−エミッタ間電圧Vgeが、第1のIGBT Q1のターンオフ閾値に達し、これによって、コレクタ−エミッタ電流Iceがゼロまで減少する。このことは、コレクタ−エミッタ間電圧Vceが終端バス電圧Vbusに落ち着くことを可能にし、ターンオフ処理が終了する。
以上のことを考慮すると、IGBTを利用することに関心がある回路設計者は、2つの主要な懸念を持っている。第1は、ピークコレクタ−エミッタ間電圧Vce_peakは、IGBTの規定された降伏電圧(または破壊電圧。たとえば650V)よりも小さくなければないことである。第2は、IGBTは、限られた短絡時間だけ耐えることができるが、これは、時刻t0と時刻t3の間の持続時間が、IGBTについて規定された時間(たとえば10マイクロ秒)よりも短くなければならないことを意味するということである。これまでのところ、コレクタ−エミッタ間電圧Vceを妥当な閾値未満に維持すると同時に、短絡時間(たとえば時刻t0と時刻t3の間の時間)を最小化するために、多くのシステムトレードオフを行わなければならない。
添付の図面に関連して本開示を説明する。添付の図面は必ずしも一定の縮尺で描かれているわけではない。
第1の従来技術の回路を表す回路図である。
第2の従来技術の回路を表す回路図である。
短絡イベント中に図2の回路で生成された電流及び電圧波形を示すタイミング図である。
従来技術において既知のソフトシャットダウン回路を表す回路図である。
短絡イベント中に図4の回路で生成された電流及び電圧波形を示すタイミング図である。
従来技術において既知のアクティブクランプダイオードを有するハードシャットダウン回路を表す回路図である。
図6の回路で生成された電流及び電圧波形を示すタイミング図である。
本開示の実施形態にしたがう回路構成を表す回路図である。
本開示の実施形態にしたがう短絡保護回路の第1の例を表す回路図である。
図9の回路で生成された電流及び電圧波形を示すタイミング図である。
本開示の実施形態にしたがう短絡保護回路の第2の例を表す回路図である。
本開示の実施形態にしたがう短絡イベントに応答するための処理を示すフローチャートである。
本開示の実施形態は、上記の課題に関して検討されたものである。具体的には、従来技術の短絡保護回路に伴う欠点を解消するシステム、回路、及び、そのような回路を動作させる方法が提供される。
本開示の実施形態は、主として、IGBTまたはIGBTを含む回路用の短絡保護回路に関連して説明されるが、本開示の実施形態は、それらには限定されないことが理解されるべきである。
本明細書では、本開示の種々の側面が、理想的な構成の概略図である図面を参照して説明される。本明細書では、特定の回路構成及び回路要素が記述されているが、本開示の実施形態は、本明細書及び図面に示されている例示的な回路構成及び/または回路要素には限定されないことが理解されるべきである。具体的には、本開示の範囲から逸脱することなく、同様の機能を達成するために、特定のタイプもしくは機能の回路要素を、1または複数の他の回路要素で置き換えることができることが理解されるべきである。
本明細書に記載されている実施形態を、任意の数のフォームファクターで実施できることも理解されるべきである。具体的には、本明細書に開示されている回路全体を、完全一体型のソリューション(たとえば、単一の集積回路(IC)チップまたは複数のICチップ)としてシリコンで実施することができ、または、それらを、プリント回路基板(PCB)に接続された個別の部品として実施することができる。
次に、図4及び図5を参照して、ソフトシャットダウン回路400について説明する。図示のソフトシャットダウン回路400は、負荷112を駆動することができるハーフブリッジ構成をなす(またはハーフブリッジ構成内に)2つのIGBT Q1、Q2を備えている。負荷112の非限定的な例には、VFDモーター、電気自動車用モーター、電車用モーター、産業用モーター、可変速冷蔵庫用モーター、ランプ安定器、エアコン、及び/または、スイッチング・アンプを有するステレオシステムを含めることができる。
従来技術の他のドライバ回路(駆動回路)と同様に、回路400は、短絡検出回路208を備えている。IGBT Q1における短絡イベントを検出するために、本技術分野において既知の任意のタイプの検出回路を使用できることが理解されるべきである。短絡検出回路208は、単に、例示的な回路として、及び、説明を簡単にするために使用されているに過ぎない。
ソフトシャットダウン回路400は、ターンオフ時間504(たとえば、時刻t2とt3の間の時間)を延ばし、これによってピーク電圧Vce_peakを低下させるために抵抗(抵抗器)R1及びスイッチM1を使用する。具体的には、Vce_peak=(Ls×Ice_peak/(t3−t2))+Vbusであるので、ターンオフ時間504が長くなると、第1のIGBT Q1のVce_peakを低下させることができる。Vce_peakのその他の要素(たとえば、Ls、Ice_peak、及びVbus)は、システム制約条件や適用要件によって決まり、そのため、通常は変更できない。
ソフトシャットダウン回路400は、代替の電流路を提供することによって、Vce_peakを低下させる(これによって、第1のIGBT Q1のゲートGの弱いプルダウン(weak pull-down)をもたらす)という望ましい目的を達成する。具体的には、短絡検出回路208によって短絡イベントが検出されると、スイッチM1がオンになると共に、第1のドライバ204aがオフになる。これによって、抵抗R1及びスイッチM1を電流が流れる。
スイッチM1は、NMOSトランジスタに合致ないし相当するものとして図示されているが、本開示の範囲から逸脱することなく、任意のスイッチング部品または部品の集合を使用できることが理解されるべきである。
図5は、回路400によって達成されたソフトシャットダウン中に得られた(実線で示されている)波形(電流及び電圧)を、回路200によって達成された通常のシャットダウン中の(点線で示されている)波形と比較して示している。抵抗R1によって設定された弱いプルダウンのために、ゲートターンオフ時間504(たとえば、時刻t2とt3の間の時間)が長くなり、それに合わせて電流Iceも減少する(たとえば、電流Iceの減少の度合いを表す傾きが小さくなる)。この弱いプルダウンの結果、スイッチM1及び抵抗R1がない場合に得られた波形に比べて、ピーク電圧Vce_peakが小さくなる。しかしながら、より大きな抵抗R1に起因して、ミラー容量Cgcを充電するのにより長い時間が必要になるので、ミラープラトー500の長さは長くなる。
要するに、ソフトシャットダウンは、短絡時間(たとえば、時刻t0とt3の間の時間)を長くするという犠牲の下で、ピーク電圧Vce_peakを減少させるという望ましい効果を達成する。このことは、比較的小さいIGBT(たとえば、定格の処理電圧が500V未満のIGBT)の場合は問題にはならないだろう。なぜなら、十分なタイミングマージンがあって、シャットダウン時間の延長を許容できるからである。しかしながら、比較的大電力のIGBTの場合は、ソフトシャットダウン回路400は、IGBTを適時にオフにするには弱すぎる可能性がある。
次に、図6及び図7を参照して、アクティブクランプダイオードを有するハードシャットダウン回路600について説明する。より大電力のIGBTの場合は、設計の優先事項は、短絡シャットダウン時間を指定された持続時間内に維持することである。該大電力のIGBT負荷に起因して、ハードシャットダウンが、シャットダウン時間要件を満たようにミラープラトー700を短く維持し、かつ、ピーク電流Ice_peakを小さくするために、しばしば使用される。しかしながら、短絡イベント中にIGBTをあまりに早くターンオフすると、ピーク電圧Vce_peakがより高くなりえ、これによって、IGBTが故障(ないし破壊)する可能性もある。
このため、図6に示すようなハードシャットダウン回路600を使用することができる。具体的には、過度電圧抑制(TVS:Transient Voltage Suppressor)ダイオード604が、第1のIGBT Q1のゲートGとコレクタCの間に接続されている。TVSダイオード604はまた、第2のドライバ204bの一方の入力と第1のIGBT Q1のゲートGの間に配置されている。TVSダイオード604は、回路600に、短絡イベント中にIGBTが故障(ないし破壊)するのを防止する機能を提供する。短絡イベントが検出されると、初めに、時刻t1において、第1のIGBT Q1がオフにされる。その後、ミラー電流が第1のIGBT Q1に流れ始めて、該IGBTの初期の強いプルダウンのために(持続時間が)短いミラープラトー700が生じる。時刻t2の後、電圧Vceが急速に上昇し始めるが、上述した他のシャットダウン回路とは異なり、電圧VceがTVSダイオード604の降伏電圧(または破壊電圧)を超えると、第1のIGBT Q1がオンになって、電圧Vceをクランプされた電圧704にクランプする。これは、電圧Vgeが減少する勾配を変更し(708)、これによって、ピーク電圧Vce_peakをクリップする。
有利なことに、TVSダイオード604は、全体的なシャットダウン時間(たとえば、時刻t0とt3の間の時間)について妥協することなく、ミラープラトー700を初期の強いプルダウンに起因して比較的短い状態に維持する。また、ピーク電圧Vce_peakが、TVSダイオード604を降伏(ブレークダウン)させることによって制限されて、ターンオフ処理の終了時付近において(または、ターンオフ処理の終わりに近づくにつれて)、第1のIGBT Q1のターンオフ(の速さ)が遅くなる。TVSダイオード604は、所定の閾値を越えるピーク電圧VceからIGBTを保護するのに有効であるが、TVSダイオード604を実装することによって、IGBTの実効使用電圧(または実効動作電圧)が低下する。これは、IGBTの使用電圧の定格が600Vである場合には、TVSダイオード604の導入によって、IGBTの使用電圧がそれより低い電圧(たとえば550V)に事実上制限されることを意味する。したがって、同じ用途に対しては、定格電圧がより高いIGBTを使用しなければならず、このことは、システムのコストを高くし、かつ、該システムの全体的な効率を低下させる。
次に、図8〜図12を参照して、上記の欠点を克服する(1以上の)改良された短絡保護回路について説明する。初めに図8を参照すると、図示の回路800は、第1のIGBT Q1のゲートGとエミッタEの間に配置された短絡保護回路804を有している。具体的には、短絡保護回路804は、第1のIGBT Q1のエミッタ、第1のIGBT Q1のゲートG、及び、第1のドライバ204aに接続されている。短絡保護回路804は、回路800に、ミラープラトー1000の期間中にハードシャットダウンを利用する機能を提供する。これは、時刻t1とt2の間の時間を比較的短くして、ピーク電流Ice_peakを小さくするように作用する。短絡保護回路804はまた、回路800が、ミラープラトー1000の終了時に第1のIGBT Q1のターンオフ(の速さ)を遅くすることができるようにする。ターンオフ1004の期間中のコレクタ電流Iceの変化の速さ(ないし変化率)を小さくすることによって、ピーク電圧Vce_peakは、ソフトシャットダウンを使用した場合よりも低い値に維持される。
短絡保護回路804は、短いターンオフ時間、及び低下したピーク電圧Vce_peakを可能にし、これによって、回路800が、IGBTの実効使用電圧を犠牲にする(たとえば低くする)ことなく、第2のドライバ204bによって検出された短絡イベントに対してより良好に応答できるようにする。
図9は、本開示の実施形態にしたがう短絡保護回路804の1例を示している。具体的には、図示の短絡保護回路804は、抵抗R1に並列に接続されたコンデンサーC1を備えている。コンデンサーC1の第1の端子及び抵抗R1の第1の端子は、第1のIGBT Q1のゲート(G)ノードに共通に直接接続されている。同様に、コンデンサーC1の第2の端子及び抵抗R1の第2の端子は、スイッチM1の入力に共通に直接接続されている。スイッチM1をNMOSトランジスタに合致ないし相当するものとすることができるが、NPNもしくはPNPトランジスタ、または、電気的スイッチング機能を実行することができる任意のタイプの他の電気部品とすることができることも理解されるべきである。
スイッチM1の第1の端子は、抵抗R1の第2の端子及びコンデンサーC1の第2の端子に共通に接続され、スイッチM1の第2の端子は、第1のドライバ204aに接続され、スイッチM1の第3の端子は、第1のIGBTのエミッタEに接続されている。スイッチM1の第3の端子はまた、2つのIGBT Q1、Q2によって形成されたハーフブリッジ回路の中間点に接続されていると見ることができる。
図9に示されている短絡保護回路804は、第2のドライバ204bによる短絡イベントの検出に応答して強いプルダウン(strong pull-down)を実施する能力を促進する。しかしながら、コンデンサーC1及び抵抗R1はまた、IGBT Q1に短絡電流が流れる時間を最小(最短)にするという望ましい効果を達成する。具体的には、短絡イベントが検出されると、第2のドライバ204bは、第1のドライバ204aをオフにする。この時点で、スイッチM1がオンに切り替わって強いプルダウンを提供する。抵抗R1は、コンデンサーC1及びゲート−エミッタ間容量(キャパシタンス)Cgeと共に、ターンオフ電流をプログラム(ないし設定)し、及びターンオフ時定数を設定するように接続されている。強いプルダウンの間(たとえば、時刻t1とt2の間)、ミラープラトー1000は、比較的短い時間(たとえば、ハードシャットダウン回路600を用いて達成されるミラープラトー700の持続時間と同程度の時間)に維持される。その後、ターンオフ時間1004(たとえば、時刻t2とt3の間の時間)が、コンデンサーC1の追加に起因して長くなる。ターンオフ時間が長くなるのは、電圧VgeのターンオフがR1×(C1+Cge)時定数によって決定されるからである。したがって、コンデンサーC1の追加によって実効ゲート−エミッタ間容量が大きくなると、ターンオフ時間1004はよりゆっくりと進行する。長くされたターンオフ時間1004は、回路900が、ピーク電圧Vce_peakをある閾値未満(たとえば、ハードシャットダウン回路600を用いて達成可能なピーク電圧Vce_peakと同程度の値)に維持することを可能にする。要するに、ピーク電圧Vce_peak及びターンオフ時間に関連する挙動は、TVSダイオード604の実施によって提供される挙動に類似している。しかしながら、回路600と比べた場合の回路900の利点は、IGBTの実効使用電圧が低下しないことである。したがって、定格が600VのIGBTを、600Vを必要とする用途で使用することができ、一方、TVSダイオード604が使用される場合には、同じ用途に対してはより大きなIGBTが必要になるだろう。
さらに、短絡保護回路804の抵抗R1は、ソフトシャットダウンにおけるR1が比較的大きい(たとえば、100オームよりも大きい)ことを除いて、ソフトシャットダウンで使用される抵抗R1に類似している。回路900では、ミラープラトー1000を短くするために、比較的小さい抵抗R1(たとえば、10〜50オーム)が使用される。
例示的な回路900には、1つの短絡保護回路804だけが示されているが、本開示の範囲から逸脱することなく、複数の短絡保護回路804を回路900に組み込むことができることが理解されるべきである。たとえば、第2の短絡保護回路804を、第2のIGBT Q2を保護するために実装することができる。さらに、回路900は、負荷112を駆動するために3以上のIGBTを備えることができ、その場合、追加のIGBTの各々に、短絡保護回路804を設けても設けなくてもよい。
図11は、本開示の実施形態にしたがう短絡保護回路804の別の例を示している。図11に示されている回路1100は、ターンオフ電流を増加させて、ミラープラトー1000の(持続)時間をさらに短くするために電流バッファQ3が設けられていることを除けば、図9の回路に類似している。電流バッファQ3はPNPトランジスタとして示されているが、任意のタイプのスイッチング素子を電流バッファQ3用に使用できることが理解されるべきである。図示の実施形態では、電流バッファQ3の第1の端子は、第1のIGBT Q1のゲートGに接続されている。電流バッファQ3の第2の端子は、抵抗R1及びコンデンサーC1の第1の端子に接続されている。したがって、この特定の実施例では、抵抗R1及びコンデンサーC1は、第1のIGBT Q1のゲートGに直接には接続されていない。電流バッファQ3の第3の端子は、第1のIGBT Q1のエミッタEに接続されており、すなわち換言すれば、電流バッファQ3の第3の端子は、第1のIGBT Q1のエミッタに接続されている。スイッチM1に対する抵抗R1及びコンデンサーC1の相対的な配置関係は、回路900内のものと同じままである。
回路1100は回路900と同じ利点をもたらすが、回路1100は、増幅されたターンオフ電流によってミラープラトー1000の持続時間(たとえば、時刻t1とt2の間の時間)を比較的短く維持するという追加の利点をもたらす。一方、電流バッファQ3は、第1のIGBT Q1をコンデンサーC1から分離する。これは、時定数が、抵抗R1とコンデンサーC1によって明確かつ厳密に決定されることを意味する。この設計では、IGBT負荷(たとえば容量(キャパシタンス)Cge)は、時刻t2からt3までのソフトシャットダウン時間の一環ないし一部として考慮されない。ここで、t2からt3までの時間の調整はIGBTとは無関係である。これは、t2とt3の間の時間がIGBTには依存しないことを事実上意味し、これによって、応用のための実装及び設計がはるかに容易になりかつ予測可能となる。
次に、図12を参照して、本開示の少なくともいくつかの実施形態にしたがう、短絡イベントを検出して該短絡イベントに応答する方法1200を説明する。該方法は、短絡イベントが検出されたときに開始する(ステップ1204)。この検出を、ドライバ204bを備える短絡検出回路208、または、本技術分野において知られている任意の他のタイプの短絡検出回路によって行うことができる。
該方法は、IGBT(たとえば第1のIGBT Q1)を駆動しているドライバ(たとえば第1のドライバ204a)を切り離すステップ(ステップ1208)に進む。その後、または、ステップ1208と同時に、スイッチM1を作動させて、IGBTに強いプルダウンを提供する(ステップ1212)。強いプルダウンに続いて、抵抗R1及びコンデンサーC1を、該IGBTのゲートGとエミッタE間に接続して、ターンオフ電流をプログラム(たとえば設定)し、及びターンオフ時間を制御する(ステップ1216)。ターンオフ電流を綿密に制御することによって、短絡保護回路804は、ピーク電圧Vce_peakを所定の電圧(たとえば最大動作電圧)未満に制限することが可能になる(ステップ1220)。
該方法はさらに、電流バッファQ3を用いて、ターンオフ電流を増加させて、ミラープラトー時間をさらに短くするためのオプションのステップ(ステップ1224)を含むことができる。いくつかの実施形態では、電流バッファQ3はさらに、コンデンサーC1を該IGBTから切り離すためのメカニズムを提供し、これによって、ターンオフ時間をIGBT負荷とは無関係にすることができる。
本説明において、実施形態を完全に理解できるようにするために特定の細部を提供した。しかしながら、当業者には、それらの特定の細部がなくてもそれらの実施形態を実施できることが明らかであろう。他の例では、それらの実施形態が不明瞭にならないようにするために、周知の回路、処理、アルゴリズム、構造、及び技術を不必要な細部を省いて示している場合がある。
本明細書において本開示の例示的な実施形態を詳しく説明したが、本発明の概念を別のやり方でさまざまに具現化して利用できること、及び、特許請求の範囲は、従来技術によって制限されるものを除いて、そのような変形形態を含むものとして解釈されるべきであることが理解されるべきである。
Claims (20)
- ゲート、コレクタ、及びエミッタを有する少なくとも1つの絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)と、
前記少なくとも1つのIGBT用の第1のドライバであって、前記IGBTのゲートに駆動電流を提供するように構成された第1のドライバと、
前記少なくとも1つのIGBTのエミッタに接続された負荷と、
前記少なくとも1つのIGBTのゲートとエミッタ間に接続された短絡保護回路
とを備える回路であって、
前記短絡保護回路はさらに、前記第1のドライバに接続され、
前記短絡保護回路は、前記回路における短絡イベントの検出に応答して、前記少なくとも1つのIGBTに強いプルダウンを提供するためのスイッチを備え、
前記短絡保護回路はさらに、前記少なくとも1つのIGBTのゲートに提供されるターンオフ電流を制御するコンデンサー及び抵抗を備えることからなる、回路。 - 前記抵抗と前記コンデンサーは、互いに並列に接続され、前記抵抗と前記コンデンサーの各々は、前記スイッチの第1の端子に接続された端子を有することからなる、請求項1の回路。
- 前記スイッチの第2の端子は、前記第1のドライバに接続され、前記スイッチの第3の端子は、前記少なくとも1つのIGBTのエミッタに接続される、請求項2の回路。
- 前記抵抗及び前記コンデンサーはさらに、前記少なくとも1つのIGBTのゲートに直接接続する端子を有することからなる、請求項3の回路。
- 前記スイッチと前記IGBTの間に接続された電流バッファをさらに備える請求項3の回路。
- 前記電流バッファは、前記少なくとも1つのIGBTのエミッタに接続された第1の端子と、前記抵抗の端子と前記コンデンサーの端子の両方に接続された第2の端子と、前記少なくとも1つのIGBTのエミッタに接続された第3の端子とを備えることからなる、請求項5の回路。
- 前記電流バッファは、前記短絡イベント中に、前記少なくとも1つのIGBTのターンオフ電流を増加させ、及び、前記少なくとも1つのIGBTのミラープラトー時間を短くするトランジスタを備えることからなる、請求項5の回路。
- 前記少なくとも1つのIGBTがピーク電圧に達した後、前記スイッチはオン状態を維持することからなる、請求項1の回路。
- 前記スイッチは、NPNトランジスタから構成される、請求項1の回路。
- 前記少なくとも1つのIGBTは、ハーフブリッジ回路構成をなすように構成された第1のIGBT及び第2のIGBTを備え、
前記短絡保護回路は、前記第1のIGBTのエミッタ、及び、前記第2のIGBTのコレクタに接続される、請求項1の回路。 - 前記スイッチは、前記第1のドライバが前記少なくとも1つのIGBTから切り離されたことに応答してオンになる、請求項1の回路。
- 前記短絡イベントは、前記少なくとも1つのIGBTのエミッタが、共通電圧とグランドの少なくとも一方に短絡している状態に対応する、請求項1の回路。
- 短絡イベント中にIGBTの損傷を防ぐように構成された絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)短絡保護回路であって、
前記IGBTは、ドライバによって駆動され、前記ドライバから受信した信号に応答して負荷を駆動し、
前記IGBTは、ゲート、コレクタ、及びエミッタを備え、
前記短絡保護回路は、
前記短絡イベントの間オンになって、前記IGBTを通る電流経路の代替となる電流経路を提供するように構成されたスイッチと、
第1の端子及び第2の端子を有する抵抗と、
前記抵抗に並列に接続されたコンデンサー
を備え、
前記抵抗の第1の端子は、前記IGBTのゲートに接続された第1の回路ノードから電流を受け取り、
前記抵抗の第2の端子は、前記IGBTに接続された前記第1の回路ノードから受け取った電流を前記スイッチの第1の端子に提供することからなる、短絡保護回路。 - 前記抵抗及びコンデンサーは、前記IGBTのゲートに提供されるターンオフ電流を制御することからなる、請求項13の短絡保護回路。
- 前記スイッチは、前記短絡イベントの検出に応答して、前記IGBTに強いプルダウンを提供することからなる、請求項14の短絡保護回路。
- 前記抵抗の第2の端子及び前記コンデンサーの第2の端子は、前記スイッチの第1の端子に直接接続される、請求項13の短絡保護回路。
- 前記スイッチの第2の端子は、前記ドライバから制御信号を受信し、該制御信号に応答して、前記抵抗及び前記コンデンサーと前記IGBTのエミッタとの間の伝導経路を閉じることからなる、請求項16の短絡保護回路。
- 前記IGBTのゲートと、前記抵抗及び前記コンデンサーの組み合わせとの間に配置された電流バッファをさらに備える、請求項13の短絡保護回路。
- 短絡保護回路を動作させるための方法であって、
回路内の短絡イベントの発生を検出するステップであって、前記回路は、ドライバ、短絡検出回路、及び、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)を備え、該IGBTは、ゲート、コレクタ、及びエミッタを有し、
前記方法が、
前記短絡イベントの発生を検出したことに応答して、前記ドライバを前記IGBTから切り離すステップと、
前記短絡イベントの発生を検出したことに応答して、前記短絡保護回路内のスイッチを作動させて、前記IGBTに強い電流プルダウンを提供するステップであって、前記強い電流プルダウンによって、前記IGBTの内部キャパシタンスが完全に充電されるまでの時間ミラー電流が前記IGBTを流れ、その後、前記IGBTのゲート−エミッタ間電圧が所定の速さで低下することからなる、ステップと、
前記IGBTのゲートと前記スイッチの間に接続された抵抗及びコンデンサーを用いて、前記IGBTのゲート−エミッタ間電圧が低下する前記速さを制御するステップであって、前記ミラー電流が前記IGBTを流れなくなったときと前記IGBTが完全にターンオフされたときとの間の時間を長くし、これによって、前記IGBTに提供されるピーク電圧が低下するようにするステップ
を含むことからなる、方法。 - 電流バッファを用いて前記IGBTのターンオフ電流を増加させ、これによって、前記ミラー電流が前記IGBTに提供される時間を短くするステップをさらに含む、請求項19の方法。
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