JP2015128184A - 半導体装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ゲート絶縁膜の耐圧が向上する半導体装置を提供することを目的とする。
【解決手段】実施形態の半導体装置は第1と第2の主面を有する第1導電型の炭化珪素基板と、第1の主面上に形成された第1導電型の炭化珪素層と、炭化珪素層の表層部に形成された第2導電型の第1の炭化珪素領域と、第1の炭化珪素領域の表層部に形成された第1導電型の第2の炭化珪素領域と、を備える。そして、第1および第2の炭化珪素領域を貫通して形成されたトレンチと、トレンチの底部および側面部に形成され、第1の炭化珪素領域に接し、トレンチと炭化珪素層の間に挟まれて形成された第2導電型の第3の炭化珪素領域と、を備える。さらに、トレンチ内に形成されたゲート絶縁膜と、ゲート絶縁膜上に形成されたゲート電極と、第2の炭化珪素領域上に形成される第1の電極と、第2の主面上に形成される第2の電極と、を備える。
【選択図】 図1
【解決手段】実施形態の半導体装置は第1と第2の主面を有する第1導電型の炭化珪素基板と、第1の主面上に形成された第1導電型の炭化珪素層と、炭化珪素層の表層部に形成された第2導電型の第1の炭化珪素領域と、第1の炭化珪素領域の表層部に形成された第1導電型の第2の炭化珪素領域と、を備える。そして、第1および第2の炭化珪素領域を貫通して形成されたトレンチと、トレンチの底部および側面部に形成され、第1の炭化珪素領域に接し、トレンチと炭化珪素層の間に挟まれて形成された第2導電型の第3の炭化珪素領域と、を備える。さらに、トレンチ内に形成されたゲート絶縁膜と、ゲート絶縁膜上に形成されたゲート電極と、第2の炭化珪素領域上に形成される第1の電極と、第2の主面上に形成される第2の電極と、を備える。
【選択図】 図1
Description
実施形態は、半導体装置に関する。
次世代のパワー半導体デバイス材料として期待されている炭化珪素(SiC)は、シリコン(珪素、Si)と比較して、バンドギャップが3倍、破壊電界強度が約10倍、及び熱伝導率が約3倍と優れた物性値を有している。この特性を活用すれば、超低損失かつ高温動作可能なパワー半導体デバイスを実現することができる。
このような炭化珪素の特性を利用した高耐圧半導体装置は、種々存在するが、ウェル領域とソース領域をイオン注入で形成するDouble Implantation MOSFET(以下、DIMOSFETと称する)がよく知られている。DIMOSFETは、イオン注入法により精度良くチャネル形成ができるプレーナプロセスを用いるため、製造が容易である。また、ゲ−ト駆動が電圧制御であるためドライブ回路の電力を小さくでき、並列動作にも適した素子である。
しかしながら、シリコンMOSFETの製造で行われている熱拡散によるセルフアラインプロセスが、炭化珪素では利用できない。このため、炭化珪素MOSFETのチャネル領域を形成する際、チャネル長を決定するウェル領域、ソース領域を2枚のマスクを用いて、個別にイオン注入を行っている。オン抵抗を低減するためには、チャネル部分の抵抗低減が必要である。しかしながら、チャネル長を2枚のマスクを用いて規定する際の合わせずれによるチャネル長のばらつきが生じ微細化の妨げとなっていた。
これに対し、ドライエッチングによりトレンチを形成し、その側壁にMOSチャネルを設けるトレンチMOSFETの製造においては、トレンチとpウェル領域の重なった領域がチャネルとなる。このため、チャネル長はマスクの合わせ精度に依らない。したがって、pウェル領域とn+ソース領域のイオン注入の深さを変更することによって、短チャネル化を容易に実現できる。しかしながら、トレンチ底部および端部のゲート絶縁膜に過大な電界が印加されるため、ゲート絶縁膜の絶縁破壊が懸念される。
J.Tan et al.IEEE Electoron Device Lett.,Vol.19,p.487,1998
本発明が解決しようとする課題は、ゲート絶縁膜の耐圧が向上する半導体装置およびその製造方法を提供することにある。
実施形態の半導体装置は、第1と第2の主面を有する第1導電型の炭化珪素基板と、炭化珪素基板の第1の主面上に形成された第1導電型の炭化珪素層と、炭化珪素層の表層部に形成された第2導電型の第1の炭化珪素領域と、第1の炭化珪素領域の表層部に形成された第1導電型の第2の炭化珪素領域と、を備える。そして、第1および第2の炭化珪素領域を貫通して形成されたトレンチと、トレンチの底部および側面部に形成され、第1の炭化珪素領域に接し、トレンチと炭化珪素層の間に挟まれて形成された第2導電型の第3の炭化珪素領域と、を備える。さらに、トレンチ内の第1の炭化珪素領域、第2の炭化珪素領域、および、第3の炭化珪素領域上に形成されたゲート絶縁膜と、ゲート絶縁膜上に形成されたゲート電極と、第2の炭化珪素領域上に形成される第1の電極と、第2の主面上に形成される第2の電極と、を備える。
以下、図面を参照しつつ実施形態について説明する。なお、図面は模式的なものであり、形状、厚みと平面寸法との関係、各層の厚みの比率などは、現実のものと異なる。ここでは、第1導電型をn型、第2導電型をp型として、nチャネル型MOSFETの例を挙げるが、ドーパント等を適切に変更すれば、第1導電型をp型、第2導電型をn型として、pチャネル型MOSFETにも適用可能である。また、文中の「上側」、「下側」とは、図面を基準としている。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態の半導体装置を示す模式図である。図1(a)は断面図、図1(b)は斜視図である。
図1は、第1の実施形態の半導体装置を示す模式図である。図1(a)は断面図、図1(b)は斜視図である。
本実施形態の半導体装置100は、炭化珪素(SiC)のnチャネル型の縦型MOSFETである。図1に示すように、半導体装置100は、第1と第2の主面を備えるドレイン層(炭化珪素基板)10を備えている。ここで、第1の主面はドレイン層10の図の上側の面、第2の主面は図の下側の面である。ドレイン層10は、たとえば、不純物濃度が5×1018〜1×1019cm−3程度のn+型の六方晶炭化珪素である。
ドレイン層(炭化珪素基板)10の第1の主面上には、n型のドリフト層(炭化珪素層)12が形成される。ドリフト層12は、たとえば、不純物濃度5×1015〜2×1016cm−3程度のn―型の六方晶炭化珪素である。
ドリフト層(炭化珪素層)12の表層部には、p型のpウェル領域(第1の炭化珪素領域)14が形成されている。pウェル領域14は、たとえば、不純物濃度が1×1017〜5×1017cm−3程度のp型の六方晶炭化珪素である。
pウェル領域(第1の炭化珪素領域)14の表層部には、n型のソース領域(第2の炭化珪素領域)16が形成されている。ソース領域16は、たとえば、不純物濃度1×1020程度のn+型の六方晶炭化珪素である。
そして、pウェル領域(第1の炭化珪素領域)14およびソース領域(第2の炭化珪素領域)16を貫通するトレンチ18が形成されている。
さらに、トレンチ18の底部および側面部には、p型の電界緩和領域(第3の炭化珪素領域)20が形成されている。電界緩和領域20は、pウェル領域14にpウェル領域14の下側で接し、トレンチ18とドリフト層12の間に挟まれて形成されている。電界緩和領域20は、例えば、不純物濃度が1×1016〜5×1017cm−3程度のp型の六方晶炭化珪素である。
トレンチ18内のpウェル領域14(第1の炭化珪素領域)、ソース領域(第2の炭化珪素領域)16、および、電界緩和領域(第3の炭化珪素領域)20上に、ゲート絶縁膜22が形成されている。ゲート絶縁膜22は、例えば、シリコン酸化膜である。ゲート絶縁膜22としては、シリコン酸化膜の他にも、たとえば、シリコン窒化膜、シリコン酸窒化膜を適用することが可能である。また、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜、または、シリコン酸窒化膜のいずれかの膜の2層以上の積層膜を適用することも可能である。また、ゲート絶縁膜22として、たとえば、タンタル酸化膜、ハフニウム酸化膜等の高誘電体膜を適用することも可能である。
ゲート絶縁膜22上にはゲート電極24が形成される。ゲート電極24は、たとえば、n型の多結晶シリコンである。なお、ゲート電極24として、たとえば、アルミニウム(Al)等の金属電極を用いてもかまわない。
ソース領域16上には、ソース電極(第1の電極)26が形成される。ソース電極26は、たとえば、バリアメタルとなるニッケルとアルミニウムの積層膜で形成される。
ドレイン層10の第2の主面上には、ドレイン電極(第2の電極)28が形成される。ドレイン電極28は、たとえば、バリアメタルとなるニッケルとアルミニウムの積層膜で形成される。
また、半導体装置100は、pウェル領域14に電位を与えるための図示しないpウェル電極を備えていてもかまわない。
なお、本実施形態において、n型不純物は、例えば、窒素(N)やリン(P)が好ましいが、ヒ素(As)等を適用することも可能である。また、p型不純物は、例えば、アルミニウム(Al)が好ましいが、ボロン(B)等を適用することも可能である。
半導体装置100は、ノーマリーオフ型の縦型MOSFETである。ソース領域16とドレイン層10との間に電圧が印可され、ゲート電極24の印可電圧を制御することにより、ソース領域16とドレイン層10間に流れる電流が制御される。
特に、オフ状態の時にゲート絶縁膜22に高電界が印可されるため、ゲート絶縁膜22の絶縁破壊あるいはリーク電流の増大等が懸念される。特に、トレンチ18底の角部では電界集中が生じることによる絶縁破壊あるいはリーク電流の増大が懸念される。
本実施形態の半導体装置100では、トレンチ18の底部および側面部に、p型の電界緩和領域(第3の炭化珪素領域)20を設けることにより、ゲート絶縁膜22に印加される電界を緩和する。
図2は、本実施形態の半導体装置における空乏層の伸びを示す模式図である。図2は、pウェル領域14および電界緩和領域20とドリフト層12との間のpn接合に形成される空乏層のうち、pウェル領域14および電界緩和領域20側の空乏層の等ポテンシャル線を点線で示している。
本実施形態では、トレンチ18の下部、すなわち、トレンチ18底部とトレンチ18底部近傍のトレンチ18側面部を、p型の電界緩和領域20で囲んでいる。これにより、トレンチ18の下部のゲート絶縁膜22が、直接ドリフト層12に接することのないように構成している。
なお、pウェル領域14と電界緩和領域20は、pウェル領域14の下側で直接接することで、pウェル領域14の電圧が電界緩和領域20にも印加されることになる。
この構成により、ゲート電極24とドレイン電極28間に電圧が印可された場合であっても、p型の電界緩和領域20とドリフト層12とのpn接合に空乏層が形成されることで空乏層内に電界が形成され、ゲート絶縁膜に印加される電界が減少する。したがって、ゲート絶縁膜の絶縁破壊耐性が向上するとともにリーク電流の増大も抑制される。
半導体装置100において、p型の電界緩和領域(第3の炭化珪素領域)20のp型不純物濃度がpウェル領域(第2の炭化珪素領域)14のp型不純物濃度よりも低いことが望ましい。電界緩和領域20のp型不純物濃度がpウェル領域14よりも高くなると、電界緩和領域20でのMOSFETの閾値がpウェル領域14よりも高くなり、オン電流が低減したり、MOSFETがターンオンしなくなったりするおそれがあるからである。
なお、電界緩和領域20のp型不純物濃度は、トレンチ18側面部の電界緩和領域20の最大不純物濃度、pウェル領域14のp型不純物濃度はpウェル領域14の最大不純物濃度で代表させるものとする。
図3は、図1のAA線におけるポテンシャル分布を示す図である。図中点線がトレンチ18側面部の電界緩和領域20にp型中性領域が形成される場合の伝導帯下端のポテンシャルを示す。また、図中実線が、p型中性領域が形成されない場合の伝導帯下端のポテンシャルを示す。
半導体装置100において、トレンチ18側面部のp型の電界緩和領域20では、MOSFETがオン状態となる際に、トレンチ18側面部にp型中性領域が形成されないことが望ましい。これは、p型中性領域が形成されると、pウェル領域14のゲート絶縁膜22下に形成されるチャネル領域から、ドリフト層12に流れる電荷に対するポテンシャル障壁が大きくなり、オン電流が低下する恐れがあるからである。
オン状態で、電界緩和領域20にp型中性領域が形成されないようにするためには、トレンチ18側面部のp型の電界緩和領域20の厚さt(図1(a)参照)が、熱平衡状態、すなわち、電界緩和領域20とドリフト層12間がゼロバイアスの場合において、下記(式1)をみたすことが望ましい。
t≦(2εsψbiNd/qNa(Na+Nd))1/2・・・(式1)
ただし、ψbi=(kT/q)×ln(NdNa/ni2)、Ndはドルフト層(炭化珪素層)12の不純物濃度、Naは電界緩和領域(第3の炭化珪素領域)20の不純物濃度、niは真性キャリア密度、qは素電荷、Tは絶対温度、kはボルツマン定数、εsは炭化珪素の誘電率である。
t≦(2εsψbiNd/qNa(Na+Nd))1/2・・・(式1)
ただし、ψbi=(kT/q)×ln(NdNa/ni2)、Ndはドルフト層(炭化珪素層)12の不純物濃度、Naは電界緩和領域(第3の炭化珪素領域)20の不純物濃度、niは真性キャリア密度、qは素電荷、Tは絶対温度、kはボルツマン定数、εsは炭化珪素の誘電率である。
不等式の右辺は、ドリフト層12側から電界緩和領域20に伸びる空乏層幅を示す。熱平衡状態において(式1)がみたされていれば、電界緩和領域20とドリフト層12間にバイアス電圧が印可された場合でも、より空乏層が伸びるため、p型中性領域が形成されないことが保証される。
なお、Ndはドリフト層(炭化珪素層)12の最大不純物濃度、Naは電界緩和領域(第3の炭化珪素領域)20のトレンチ側面部での最大不純物濃度で代表させるものとする。
以上、本実施形態の半導体装置100によれば、トレンチ18下部にp型の電界緩和領域20を設けることにより、電界緩和領域20とドリフト層12との間のpn接合に空乏層が形成される。このため、ゲート絶縁膜22に印加される電界が、電界緩和領域20を設けない場合に比較して緩和される。よって、ゲート絶縁膜22の耐圧が向上し、ゲート絶縁膜22のリーク電流も低減する。また、ゲート絶縁膜22の信頼性も向上する。
(第2の実施形態)
本実施形態は、第1の実施形態の半導体装置100の製造方法の一例である。図4〜図8は本実施形態の半導体装置の製造方法を示す工程断面図である。以下、図4〜図8を参照しつつ、本実施形態について説明する。第1の実施形態と重複する内容については記述を省略する。
本実施形態は、第1の実施形態の半導体装置100の製造方法の一例である。図4〜図8は本実施形態の半導体装置の製造方法を示す工程断面図である。以下、図4〜図8を参照しつつ、本実施形態について説明する。第1の実施形態と重複する内容については記述を省略する。
まず、図4に示すように、第1と第2の主面を備えるn型の炭化珪素基板10の第1の主面上に、n型のドリフト層(炭化珪素層)12をエピタキシャル成長により形成する。n型の炭化珪素基板10はドレイン層10となる。ドリフト層12は、たとえば、厚さが5〜10μm程度である。
そして、n型のドリフト層(炭化珪素層)12上に、たとえば、シリコン窒素化膜のマスク材30を堆積し、パターニングする。このマスク材30をマスクに、たとえば、RIE(Reactive Ion Etching)法より、トレンチ18を形成する。
次に、図5に示すように、トレンチ18内を、炭化珪素と比較してイオン注入時のイオン阻止能の低い埋め込み材32、たとえば、シリコン酸化膜で埋め込む。なお、炭化珪素と比較してイオン注入時のイオン阻止能の低い埋め込み材であれば、シリコン酸化膜以外の埋め込み材を適用できる。
次に、図6に示すように、ドリフト層(炭化珪素層)12にp型の不純物、たとえば、アルミニウム(Al)をイオン注入して、pウェル領域(第1の炭化珪素領域)14を形成する。pウェル領域14の深さが、トレンチ18の浅くなるようにイオン注入条件を設定する。
イオン注入は、炭化珪素の結晶性を劣化させないように、たとえば、300℃〜600℃での高温イオン注入によることが望ましい。また、pウェル領域14を形成するイオン注入は、深さをかえて複数回に分けて行われてもかまわない。
このイオン注入の際、トレンチ18内には、炭化珪素と比較してイオン注入時のイオン阻止能の低い埋め込み材が埋め込まれている。このため、トレンチ18近傍では、トレンチ18より深い領域までp型不純物が導入される。これにより、pウェル領域(第1の炭化珪素領域)12と同時に、かつ、自己整合的にp型の電界緩和領域(第3の炭化珪素領域)20が形成される。電界緩和領域20は、トレンチ18の底部および側面部に形成され、pウェル領域(第1の炭化珪素領域)14に接し、トレンチ18とドリフト層(炭化珪素層)12の間に挟まれる。
なお、トレンチ18下部の側面部にも十分な厚さおよび濃度でp型の電界緩和領域20が形成されるように、p型不純物の導入は斜めイオン注入によることが望ましい。
また、電界緩和領域20の厚さや濃度は、たとえば、埋め込み材32のトレンチ18内の量を調整することにより制御可能である。たとえば、同一のイオン注入条件で電界緩和領域20の厚さを厚くし、濃度を濃くしたい場合には、トレンチ18上部の埋め込み材32をエッチバックプロセスにより除去した後に、イオン注入すればよい。
次に、図7に示すように、ドリフト層(炭化珪素層)12にn型の不純物、たとえば、窒素(N)をイオン注入して、ウェル領域(第1の炭化珪素領域)14よりも浅いn型のソース領域(第2の炭化珪素領域)16を形成する。pウェル領域14とソース領域16との深さの差が半導体装置100のチャネル長となる。
次に、図8に示すように、マスク材30と埋め込み材32を、たとえば、ウェットエッチングにより剥離する。そして、たとえば、1700℃〜1900℃の温度でアニール処理を行い、イオン注入により導入した不純物を活性化する。
その後、トレンチ18内に、たとえば、熱酸化法によりシリコン酸化膜のゲート絶縁膜22を形成する。そしてゲート絶縁膜上22に、たとえば、CVD法により多結晶シリコンを堆積してパターニングすることでゲート電極24を形成する。
さらに、たとえば、図示しない保護絶縁膜を形成した後、ソース領域16(第2の炭化珪素領域)上の保護絶縁膜にコンタクトホールを形成する。そして、ソース領域16(第2の炭化珪素領域)上にソース電極(第1の電極)26が形成される。また、ドレイン層10の第2の主面上には、ドレイン電極(第2の電極)28が形成される。
以上の製造方法により、図1に示す半導体装置100が製造される。本実施形態の半導体装置の製造方法によれば、図1に示す半導体装置100のp型の電界緩和領域(第3の炭化珪素領域)20を、自己整合的に少ないプロセスステップで形成することが可能である。よって、ゲート絶縁膜22の耐圧が向上し、ゲート絶縁膜22のリーク電流も低減し、ゲート絶縁膜22の信頼性が向上する半導体装置100を容易に製造することが可能である。
また、本実施形態の半導体装置の製造方法によれば、均一濃度のn型領域をエッチングして、トレンチ18が形成される。したがって、トレンチ18側面のラフネスを抑制することができ、ゲート絶縁膜22の信頼性の向上、チャネル領域での移動度劣化の抑制による閾値安定性の向上も実現する。
(第3の実施形態)
本実施形態の半導体装置は、電界緩和領域がn型である点、トレンチ底部とドリフト層との間にドリフト層と接して上側に凸に形成される点で第1の実施形態と異なっている。以下、第1の実施形態と重複する内容については一部記述を省略する。
本実施形態の半導体装置は、電界緩和領域がn型である点、トレンチ底部とドリフト層との間にドリフト層と接して上側に凸に形成される点で第1の実施形態と異なっている。以下、第1の実施形態と重複する内容については一部記述を省略する。
図9は、第2の実施形態の半導体装置を示す模式図である。図9(a)は断面図、図9(b)は斜視図である。
本実施形態の半導体装置200は、炭化珪素(SiC)のnチャネル型の縦型MOSFETである。図9に示すように、半導体装置200は、第1と第2の主面を備えるドレイン層(炭化珪素基板)10を備えている。ここで、第1の主面はドレイン層10の図の上側の面、第2の主面は図の下側の面である。ドレイン層10は、たとえば、不純物濃度が5×1018〜1×1019cm−3程度のn+型の六方晶炭化珪素である。
ドレイン層(炭化珪素基板)10の第1の主面上にはn型のドリフト層(炭化珪素層)12が形成される。ドリフト層12は、たとえば、不純物濃度5×1015〜2×1016cm−3程度のn―型の六方晶炭化珪素である。
ドリフト層(炭化珪素層)12の表層部には、p型のpウェル領域(第1の炭化珪素領域)14が形成されている。pウェル領域14は、たとえば、不純物濃度が1×1017〜5×1017cm−3程度のp型の六方晶炭化珪素である。
pウェル領域(第1の炭化珪素領域)14の表層部には、n型のソース領域(第2の炭化珪素領域)16が形成されている。ソース領域16は、たとえば、不純物濃度1×1020程度のn+型の六方晶炭化珪素である。
そして、ソース領域(第2の炭化珪素領域)16を貫通するトレンチ18が形成されている。トレンチ18は、pウェル領域(第1の炭化珪素領域)14より浅く形成される。
さらに、トレンチ18下側には、n型の電界緩和領域(第3の炭化珪素領域)40が設けられている。電界緩和領域40は、トレンチ18の底部とドリフト層(炭化珪素層)12の間に挟まれ、かつ、電界緩和領域40の側面をpウェル領域(第1の炭化珪素領域)14に挟まれて形成される。
n型のドリフト層12の上側に接してn型の電界緩和領域40を設けることで、n型領域がトレンチ底部で上側に凸状に突出する形状となっている。電界緩和領域40は、たとえば、不純物濃度5×1015〜2×1016cm−3程度のn―型の六方晶炭化珪素である。
トレンチ18内のpウェル領域14(第1の炭化珪素領域)、ソース領域(第2の炭化珪素領域)16、および、電界緩和領域(第3の炭化珪素領域)40上にゲート絶縁膜22が形成されている。ゲート絶縁膜22は、例えば、シリコン酸化膜である。ゲート絶縁膜22としては、シリコン酸化膜の他にも、たとえば、シリコン窒化膜、シリコン酸窒化膜を適用することが可能である。また、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜、または、シリコン酸窒化膜のいずれかの膜の2層以上の積層膜を適用することも可能である。また、ゲート絶縁膜22として、たとえば、タンタル酸化膜、ハフニウム酸化膜等の高誘電体膜を適用することも可能である。
ゲート絶縁膜22上にはゲート電極24が形成される。ゲート電極24は、たとえば、n型の多結晶シリコンである。なお、ゲート電極24として、たとえば、アルミニウム(Al)等の金属電極を用いてもよい。
ソース領域16上には、ソース電極(第1の電極)26が形成される。ソース電極は、たとえば、バリアメタルとなるニッケルとアルミニウムの積層膜で形成される。
ドレイン層10の第2の主面上には、ドレイン電極(第2の電極)28が形成される。ドレイン電極28は、バリアメタルとなるニッケルとアルミニウムの積層膜で形成される。
また、半導体装置200は、pウェル領域14に電位を与えるための図示しないpウェル電極を備えていてもかまわない。
なお、本実施形態において、n型不純物は例えば、窒素(N)やリン(P)が好ましいが、ヒ素(As)等を適用することも可能である。また、p型不純物は例えば、アルミニウム(Al)が好ましいが、ボロン(B)等を適用することも可能である。
半導体装置200は、ノーマリーオフ型の縦型MOSFETである。ソース領域16とドレイン層10との間に電圧が印可され、ゲート電極22の印可電圧を制御することにより、ソース領域16とドレイン層10間に流れる電流が制御される。
特に、オフ状態の時にゲート絶縁膜22に高電界が印可されるため、ゲート絶縁膜22の絶縁破壊あるいはリーク電流の増大等が懸念される。特に、トレンチ18底の角部では電界集中が生じることによる絶縁破壊あるいはリーク電流の増大が懸念される。
本実施形態の半導体装置200では、トレンチ18の底部とドリフト層12との間に、n型の電界緩和領域(第3の炭化珪素領域)40を設けることにより、ゲート絶縁膜22に印加される電界を緩和する。
図10は、本実施形態の半導体装置200における空乏層の伸びを示す模式図である。図10は、pウェル領域14と、ドリフト層12および電界緩和領域40との間のpn接合に形成される空乏層のうち、ドリフト層12および電界緩和領域40側の空乏層の等ポテンシャル線を点線で示している。
本実施形態では、トレンチ18の下部、すなわち、トレンチ18底部とドリフト層12との間に、トレンチ18底部およびドリフト層12に接するn型の電界緩和領域40を設けている。
そして、ドリフト層12と電界緩和領域40は、ドリフト層12の上側で直接接することで、ドリフト層12の電圧が電界緩和領域40にも印加されることになる。
この構成により、ゲート電極24とドレイン電極28間にバイアス電圧が印可された場合であっても、pウェル領域14側、すなわち、電界緩和領域40の側面側からn型の電界緩和領域40に空乏層が伸びることで、トレンチ18底部のポテンシャルが持ち上がり、ゲート絶縁膜22に印加される電界が減少する。したがって、ゲート絶縁膜22の絶縁破壊耐性が向上するとともにリーク電流の増大も抑制される。
図11は、図9のBB線におけるポテンシャル分布を示す図である。図中点線が、電界緩和領域40の両側面からトレンチ18底部に伸びる空乏層が、トレンチ18底部で互いに接しない場合の伝導帯下端のポテンシャルを示す。また、図中実線が、電界緩和領域40の両側面からトレンチ18底部に伸びる空乏層が、トレンチ18底部で互いに接する場合の伝導帯下端のポテンシャルを示す。
トレンチ18底部のゲート絶縁膜22全体にかかる電界を緩和する観点から、電界緩和領域40の両側面からトレンチ18底部に伸びる空乏層が、トレンチ18底部で互いに接することが望ましい。これは、空乏層が接しない領域が存在すると、その領域のゲート絶縁膜22に印可される電界が緩和されないからである。
電界緩和領域40の両側面から伸びる空乏層が接するためには、トレンチ18底部の幅w(図9(a)参照))が、熱平衡状態、すなわち、電界緩和領域とpウェル領域間がゼロバイアスの場合において、下記(式1)をみたすことが望ましい。
w≦2×(2εsψbiNa/qNd(Na+Nd))1/2・・・(式2)
ただし、ψbi=(kT/q)×ln(NdNa/ni2)、Ndは電界緩和領域(第3の炭化珪素領域)の不純物濃度、Naはpウェル領域(第1の炭化珪素領域)の不純物濃度、niは真性キャリア密度、qは素電荷、Tは絶対温度、kはボルツマン定数、εsは炭化珪素の誘電率である。
w≦2×(2εsψbiNa/qNd(Na+Nd))1/2・・・(式2)
ただし、ψbi=(kT/q)×ln(NdNa/ni2)、Ndは電界緩和領域(第3の炭化珪素領域)の不純物濃度、Naはpウェル領域(第1の炭化珪素領域)の不純物濃度、niは真性キャリア密度、qは素電荷、Tは絶対温度、kはボルツマン定数、εsは炭化珪素の誘電率である。
不等式の右辺は、pウェル領域14側から電界緩和領域40に伸びる空乏層幅の2倍の長さを示す。熱平衡状態において(式2)がみたされていれば、電界緩和領域40とpウェル領域14間に電圧が印可された場合でも、より空乏層が伸びるため、電界緩和領域40の両側面からトレンチ18底部に伸びる空乏層が、トレンチ底部で互いに接することが保証される。
なお、Ndは電界緩和領域(第3の炭化珪素領域)40の最大不純物濃度、Naはpウェル領域(第1の炭化珪素領域)14の最大不純物濃度で代表させるものとする。
電界緩和領域(第3の炭化珪素領域)40のn型不純物濃度は、電界緩和領域40の両側面からトレンチ18底部に伸びる空乏層が、トレンチ18底部で互いに接しやすくする観点から、低い方が望ましい。電界緩和領域(第3の炭化珪素領域)40のn型不純物濃度がドリフト層(炭化珪素層)12のn型不純物濃度よりも低いことが望ましい。
もっとも、n型不純物濃度が低すぎると、MOSFETがオンした状態の際にドレイン側の寄生抵抗が大きくなりすぎるため望ましくない。この観点から、n型不純物濃度が不純物濃度1×1015cm−3以上であることが望ましい。
また、ソース領域16と電界緩和領域40とのパンチスルーを抑制する観点から、ソース領域16以深のトレンチ18深さd(図9(a)参照)が、MOSFETのオフ状態のバイアス条件下で、下記(式3)をみたすことが望ましい。
d>(2εs(ψbi+V)Nd/qNa(Na+Nd))1/2・・・(式3)
ただし、ψbi=(kT/q)×ln(NdNa/ni2)、Ndは電界緩和領域(第3の炭化珪素領域)40の不純物濃度、Naはpウェル領域(第1の炭化珪素領域)14の不純物濃度、niは真性キャリア密度、qは素電荷、Tは絶対温度、kはボルツマン定数、εsは炭化珪素の誘電率である。
d>(2εs(ψbi+V)Nd/qNa(Na+Nd))1/2・・・(式3)
ただし、ψbi=(kT/q)×ln(NdNa/ni2)、Ndは電界緩和領域(第3の炭化珪素領域)40の不純物濃度、Naはpウェル領域(第1の炭化珪素領域)14の不純物濃度、niは真性キャリア密度、qは素電荷、Tは絶対温度、kはボルツマン定数、εsは炭化珪素の誘電率である。
不等式の右辺は、電界緩和領域40側からソース領域16側に向けて、pウェル領域14を伸びる空乏層幅の長さを示す。上記(式3)が充足されることで、MOSFETのオフ状態でのソース領域と電界緩和領域とのパンチスルーが抑制される。
以上、本実施形態の半導体装置200によれば、トレンチ18下部にn型の電界緩和領域40を設けることにより、電界緩和領域40中にpウェル領域14側から伸びる空乏層が形成される。このため、ゲート絶縁膜22に印加される電界が電界緩和領域40を設けない場合に比較して緩和される。よって、ゲート絶縁膜22の耐圧が向上し、ゲート絶縁膜22のリーク電流も低減する。また、ゲート絶縁膜22の信頼性も向上する。
(第4の実施形態)
本実施形態は、第3の実施形態の半導体装置200の製造方法の一例である。図12〜図16は本実施形態の半導体装置の製造方法を示す工程断面図である。以下、図12〜図16を参照しつつ、本実施形態について説明する。第2の実施形態と重複する内容については一部記述を省略する。
本実施形態は、第3の実施形態の半導体装置200の製造方法の一例である。図12〜図16は本実施形態の半導体装置の製造方法を示す工程断面図である。以下、図12〜図16を参照しつつ、本実施形態について説明する。第2の実施形態と重複する内容については一部記述を省略する。
まず、図12に示すように、第1と第2の主面を備えるn型の炭化珪素基板10の第1の主面上に、n型のドリフト層(炭化珪素層)12をエピタキシャル成長により形成する。n型の炭化珪素基板10はドレイン層10となる。ドリフト層12は、たとえば、厚さが5〜10μm程度である。
そして、n型のドリフト層(炭化珪素層)12上に、たとえば、シリコン窒化膜のマスク材30を堆積し、パターニングする。このマスク材30をマスクに、たとえば、RIE(Reactive Ion Etching)法より、トレンチ18を形成する。
次に、図13に示すように、トレンチ18内を、炭化珪素と比較してイオン注入時のイオン阻止能の高い埋め込み材42、たとえば、シリコン窒化膜で埋め込む。シリコン窒化膜は炭化珪素よりもイオン注入時のイオン阻止能が約1.3倍高い。なお、炭化珪素と比較してイオン注入時のイオン阻止能の高い埋め込み材であれば、シリコン窒化膜以外の埋め込み材を適用できる。
次に、図14に示すように、ドリフト層(炭化珪素層)12にp型の不純物、たとえば、アルミニウム(Al)をイオン注入して、pウェル領域(第1の炭化珪素領域)14を形成する。pウェル領域14の深さが、トレンチ18より深くなるようにイオン注入条件を設定する。
イオン注入は、炭化珪素の結晶性を劣化させないように、たとえば、300℃〜600℃での高温イオン注入によることが望ましい。また、pウェル領域14を形成するイオン注入は、深さをかえて複数回に分けて行われてもかまわない。
このイオン注入の際、トレンチ18内には、炭化珪素と比較してイオン注入時のイオン阻止能の高い埋め込み材42が埋め込まれている。このため、トレンチ18底部では、p型不純物の導入が完全にまたは一部阻止される。これにより、pウェル領域(第1の炭化珪素領域)14と同時に、かつ、自己整合的にn型の電界緩和領域(第3の炭化珪素領域)40が形成される。電界緩和領域40は、トレンチの底部とドリフト層(炭化珪素層)12の間に挟まれ、かつ、側面をpウェル領域(第1の炭化珪素領域)14に挟まれて形成される。
また、電界緩和領域40の濃度は、たとえば、埋め込み材42のトレンチ18内の量を調整することにより制御可能である。たとえば、トレンチ18底部に導入されるp型不純物の量を増やし、同一のイオン注入条件で電界緩和領域40のn型濃度を薄くしたい場合には、トレンチ18上部の埋め込み材42をエッチバックプロセスにより除去した後に、イオン注入すればよい。
また、埋め込み材42だけでは、p型不純物のイオン注入の阻止能が所望の電界緩和領域40形成のために十分でない場合には、さらに、埋め込み材42の上に、マスクとなる材料、たとえばシリコン酸化膜やシリコン窒化膜をパターニングして形成してもよい。
次に、図15に示すように、ドリフト層(炭化珪素層)12にn型の不純物、たとえば、窒素(N)をイオン注入して、pウェル領域(第1の炭化珪素領域)14よりも浅いn型のソース領域(第2の炭化珪素領域)16を形成する。電界緩和領域40とソース領域16との距離が半導体装置200のチャネル長となる。
次に、図16に示すように、マスク材30と埋め込み材42を、たとえば、ウェットエッチングにより剥離する。そして、たとえば、1700℃〜1900℃の温度でアニール処理を行い、イオン注入により導入した不純物を活性化する。
その後、トレンチ18内に、たとえば、熱酸化法によりシリコン酸化膜のゲート絶縁膜22を形成する。そしてゲート絶縁膜上22に、たとえば、CVD法により多結晶シリコンを堆積してパターニングすることでゲート電極24を形成する。
さらに、たとえば、図示しない保護絶縁膜を形成した後、ソース領域16(第2の炭化珪素領域)上の保護絶縁膜にコンタクトホールを形成する。そして、ソース領域16(第2の炭化珪素領域)上にソース電極(第1の電極)26が形成される。また、ドレイン層10の第2の主面上には、ドレイン電極(第2の電極)28が形成される。
以上の製造方法により、図9に示す半導体装置200が製造される。本実施形態の半導体装置の製造方法によれば、図9に示す半導体装置200のn型の電界緩和領域(第3の炭化珪素領域)40を、自己整合的に、少ないプロセスステップで形成することが可能である。よって、ゲート絶縁膜22の耐圧が向上し、ゲート絶縁膜22のリーク電流も低減し、ゲート絶縁膜22の信頼性が向上する半導体装置を容易に製造することが可能である。
また、本実施形態の半導体装置の製造方法によれば、均一濃度のn型領域をエッチングして、トレンチ18が形成される。したがって、トレンチ18側面のラフネスを抑制することができ、ゲート絶縁膜22の信頼性の向上、チャネル領域での移動度劣化の抑制による閾値安定性の向上も実現する。
以上、具体例を参照しつつ本発明の実施形態について説明した。上記、実施形態はあくまで、例として挙げられているだけであり、本発明を限定するものではない。また、実施形態の説明においては、半導体装置や半導体装置の製造方法等で、本発明の説明に直接必要としない部分等については記載を省略したが、必要とされる半導体装置や半導体装置の製造方法等に関わる要素を適宜選択して用いることができる。
たとえば、イオン注入により形成した層や領域をエピタキシャル成長によって形成しても良い。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々な発明を形成できる。たとえば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態による構成要素を適宜組み合わせても良い。
その他、本発明の要素を具備し、当業者が適宜設計変更しうる全ての半導体装置および半導体装置の製造方法が、本発明の範囲に包含される。本発明の範囲は、特許請求の範囲およびその均等物の範囲によって定義されるものである。
10 ドレイン層(炭化珪素基板)
12 ドリフト層(炭化珪素層)
14 pウェル領域(第1の炭化珪素領域)
16 ソース領域(第2の炭化珪素領域)
18 トレンチ
20 p型の電界緩和領域(第3の炭化珪素領域)
22 ゲート絶縁膜
24 ゲート電極
26 ソース電極(第1の電極)
28 ドレイン電極(第2の電極)
32 埋め込み材
40 n型の電界緩和領域(第3の炭化珪素領域)
42 埋め込み材
100 半導体装置
200 半導体装置
12 ドリフト層(炭化珪素層)
14 pウェル領域(第1の炭化珪素領域)
16 ソース領域(第2の炭化珪素領域)
18 トレンチ
20 p型の電界緩和領域(第3の炭化珪素領域)
22 ゲート絶縁膜
24 ゲート電極
26 ソース電極(第1の電極)
28 ドレイン電極(第2の電極)
32 埋め込み材
40 n型の電界緩和領域(第3の炭化珪素領域)
42 埋め込み材
100 半導体装置
200 半導体装置
Claims (6)
- 第1と第2の主面を有する第1導電型の炭化珪素基板と、
前記炭化珪素基板の前記第1の主面上に形成された第1導電型の炭化珪素層と、
前記炭化珪素層の表層部に形成された第2導電型の第1の炭化珪素領域と、
前記第1の炭化珪素領域の表層部に形成された第1導電型の第2の炭化珪素領域と、
前記第1および第2の炭化珪素領域を貫通して形成されたトレンチと、
前記トレンチの底部および側面部に形成され、前記第1の炭化珪素領域に接し、前記トレンチと前記炭化珪素層の間に挟まれて形成された第2導電型の第3の炭化珪素領域と、
前記トレンチ内の前記第1の炭化珪素領域、前記第2の炭化珪素領域、および、前記第3の炭化珪素領域上に形成されたゲート絶縁膜と、
前記ゲート絶縁膜上に形成されたゲート電極と、
前記第2の炭化珪素領域上に形成される第1の電極と、
前記第2の主面上に形成される第2の電極と、
を備えることを特徴とする半導体装置。 - 前記トレンチの側面部の前記第3の炭化珪素領域に、前記トレンチの側面部の前記第3の炭化珪素領域の厚さ以上の空乏層が形成されていることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
- 前記第3の炭化珪素領域の不純物濃度が前記第1の炭化珪素領域の不純物濃度よりも低いことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の半導体装置。
- 第1と第2の主面を有する第1導電型の炭化珪素基板と、
前記炭化珪素基板の前記第1の主面上に形成された第1導電型の炭化珪素層と、
前記炭化珪素層の表層部に形成された第2導電型の第1の炭化珪素領域と、
前記第1の炭化珪素領域の表層部に形成された第1導電型の第2の炭化珪素領域と、
前記第2の炭化珪素領域を貫通し前記第1の炭化珪素領域より浅く形成されたトレンチと、
前記トレンチの底部と前記炭化珪素層の間に挟まれ、かつ、側面を前記第1の炭化珪素領域に挟まれて形成された第1導電型の第3の炭化珪素領域と、
前記トレンチ内の前記第1の炭化珪素領域、前記第2の炭化珪素領域、および、前記第3の炭化珪素領域上に形成されたゲート絶縁膜と、
前記ゲート絶縁膜上に形成されたゲート電極と、
前記第2の炭化珪素領域上に形成される第1の電極と、
前記第2の主面上に形成される第2の電極と、
を備えることを特徴とする半導体装置。 - 前記第3の炭化珪素領域の両側面の前記第1の炭化珪素領域から前記第3の炭化珪素領域に伸びる空乏層が、接していることを特徴とする請求項4記載の半導体装置。
- 前記第3の炭化珪素領域の不純物濃度が前記炭化珪素層の不純物濃度よりも低いことを特徴とする請求項4又は請求項5記載の半導体装置。
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| JP2011052787 | 2011-03-10 | ||
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Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102018118875A1 (de) | 2017-09-13 | 2019-03-14 | Hitachi, Ltd. | Halbleitervorrichtung und Verfahren zu ihrer Herstellung |
| CN112186027A (zh) * | 2020-08-28 | 2021-01-05 | 派恩杰半导体(杭州)有限公司 | 一种带有栅极沟槽结构的碳化硅mosfet |
Citations (2)
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-
2015
- 2015-03-06 JP JP2015045347A patent/JP2015128184A/ja active Pending
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