JP2015185683A - 半導体装置および半導体装置の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】欠陥を容易に短時間で検出することができる半導体装置を提供する。また、欠陥を容易に短時間で検出することができる半導体装置の製造方法を提供する。【解決手段】基板2と、平面視において基板2の周辺に接して設けられた第1電極3と、第1電極3を覆って設けられた絶縁層4と、平面視において基板2の周辺に接し、かつ絶縁層4を挟んで第1電極3と対向して設けられた第2電極5と、第1電極3に接続された第1端子7と、第2電極5に接続された第2端子8と、を有する半導体装置1。【選択図】図1
Description
本発明は、半導体装置および半導体装置の製造方法に関するものである。
一般に、半導体装置は、ウエハ上に複数個をまとめて形成した後に、ダイシングと呼ばれる分割工程で個別に切り分けることで製造される。ダイシング後、得られた個別の半導体装置について、品質検査が行われる(例えば、特許文献1,2参照)。
上述のダイシング工程においては、切り分けられた半導体装置の端部が欠けてしまうという機械的な欠陥が生じることがある。また、ダイシングブレードの劣化等に起因して、スクライブラインがずれ、設定通りのダイシングができなかった結果、設計とは異なる形状・大きさの半導体装置となる、といった欠陥が生じることがある。
このような欠陥は、外観検査や目視検査により検出する方法が一般的である。しかし、そのような方法は、手間と時間がかかる上に、検査結果に検査を行う者の主観が入りやすく、正確性に欠ける。また、検査を行う者が異なる場合に再現性に欠ける。
そのため、容易に短時間で半導体装置の欠陥を検出することができる技術が求められていた。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって、欠陥を容易に短時間で検出することができる半導体装置を提供することを目的とする。また、欠陥を容易に短時間で検出することができる半導体装置の製造方法を提供することをあわせて目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明の一態様は、基板と、平面視において前記基板の周辺に接して設けられた第1電極と、前記第1電極を覆って設けられた絶縁層と、平面視において前記基板の周辺に接し、かつ前記絶縁層を挟んで前記第1電極と対向して設けられた第2電極と、前記第1電極に接続された第1端子と、前記第2電極に接続された第2端子と、を有する半導体装置を提供する。
本発明の一態様においては、前記第1電極および前記第2電極は、平面視において前記基板の2辺に接して設けられている構成としてもよい。
本発明の一態様においては、前記基板において内部回路が設けられた領域の周囲を囲むシールリングを有し、前記第1電極および前記第2電極は、平面視において、前記シールリングで囲まれた領域の外側の領域に配置されている構成としてもよい。
本発明の一態様においては、前記基板は、平面視矩形を呈し、前記第1電極および前記第2電極は、平面視において前記基板の隣り合う2辺に接して設けられ、前記シールリングは、平面視において前記第1電極および前記第2電極の延在方向に沿った辺を有する構成としてもよい。
また、本発明の一態様は、ウエハ上に複数の集積回路を形成する工程と、予め設定されたスクライブラインに沿って前記ウエハを切断し、前記集積回路を有する半導体装置ごとに切り分ける工程と、前記半導体装置ごとに検査を行う工程と、を有し、前記複数の集積回路は、第1電極と絶縁層と第2電極との積層構造を有する容量部を備えた検査用集積回路を含み、前記切り分ける工程では、前記容量部の一部と平面的に重なって設定された前記スクライブラインに沿って前記ウエハを切断し、前記検査を行う工程では、前記検査用集積回路ごとに前記容量部の容量を測定し、前記第1電極および前記第2電極の平面視形状に対応して変化する前記容量の測定値に基づいて、切り分けた前記半導体装置の良否を判定する半導体装置の製造方法を提供する。
本発明の一態様においては、前記集積回路を形成する工程では、前記ウエハ上において2つの前記検査用集積回路を隣り合って設け、かつ前記2つの検査用集積回路にまたがって、前記スクライブラインと交差するように前記絶縁層を挟持する一対の電極を形成し、前記切り分ける工程において、前記一対の電極を分割して前記第1電極および前記第2電極とし、前記スクライブラインを挟んで隣り合う2つの前記容量部を形成する製造方法としてもよい。
本発明の一態様においては、前記集積回路を形成する工程では、前記ウエハ上において4つの前記検査用集積回路を行列状に配列して設け、かつ前記4つの検査用集積回路にまたがって、前記スクライブラインと交差するように前記絶縁層を挟持する一対の電極を形成し、前記切り分ける工程において、前記一対の電極を分割して前記第1電極および前記第2電極とし、行列方向に設定された前記スクライブラインの交点の周囲に4つの前記容量部を形成する製造方法としてもよい。
本発明の一態様においては、前記集積回路を形成する工程では、前記スクライブラインごとに少なくとも1つの前記検査用集積回路を形成する製造方法としてもよい。
本発明の一態様によれば、欠陥を容易に短時間で検出することができる半導体装置を提供することができる。また、本発明の一態様によれば、欠陥を容易に短時間で検出することができる半導体装置の製造方法を提供することができる。
以下、図を参照しながら、本実施形態に係る半導体装置および半導体装置の製造方法について説明する。なお、以下の全ての図面においては、図面を見やすくするため、各構成要素の寸法や比率などは適宜異ならせてある。
[半導体装置]
本実施形態の半導体装置は、基板と、平面視において前記基板の周辺に接して設けられた第1電極と、前記第1電極を覆って設けられた絶縁層と、平面視において前記基板の周辺に接し、かつ前記絶縁層を挟んで前記第1電極と対向して設けられた第2電極と、前記第1電極に接続された第1端子と、前記第2電極に接続された第2端子と、を有するものである。
本実施形態の半導体装置は、基板と、平面視において前記基板の周辺に接して設けられた第1電極と、前記第1電極を覆って設けられた絶縁層と、平面視において前記基板の周辺に接し、かつ前記絶縁層を挟んで前記第1電極と対向して設けられた第2電極と、前記第1電極に接続された第1端子と、前記第2電極に接続された第2端子と、を有するものである。
図1は、本実施形態の半導体装置1を示す模式図である。図1(a)は平面図であり、図1(b)は図1(a)に示す線分Ib−Ibにおける矢視断面図である。
図1(a)に示すように、半導体装置1は、平面視で矩形を呈しており、基板2上に形成された集積回路を有している。また、半導体装置1の角部には、容量部10を有している。なお、本明細書において「平面視」とは、基板2の法線方向上方から下方に向けて見た視野を指す。
以下の説明においては、半導体装置1が有する回路構造全体を「集積回路」と称し、容量部10は、集積回路に含まれる回路構造の一部であることとする。また、集積回路は、容量部の他に、ロジック回路、アナログ回路、メモリ回路等、演算処理や記憶等の各機能を有する回路素子を含んでいる。
半導体装置1には、平面視矩形のシールリング20が設けられている。シールリング20で囲まれた領域(内部領域20a)には、集積回路のうち上述の回路素子が形成され、シールリング20で囲まれた領域の外側(外部領域20b)には、容量部10が形成されている。
内部領域20aには、平面視で3×3に行列状に配列した複数の接続端子30が設けられている。半導体装置1は、複数の接続端子30を用いて、パッケージ基板(不図示)に対してフリップチップボンディングを行って接続する構成となっている。
外部領域20bには、平面視で矩形を呈する半導体装置1の辺に接して、容量部10が設けられている。符号5は、容量部10を構成する第2電極(後述)である。図1(a)では、容量部10(第2電極5)は、半導体装置1の角1cの近傍において、角1cを挟んで連続する辺1aおよび辺1bに接するように設けられている。
図1(b)に示すように、半導体装置1は、基板2、第1電極3、絶縁層4、第2電極5、第1端子7、第2端子8を有している。
基板2は、シリコンを形成材料としており、一面には集積回路が形成されている。
第1電極3は、アルミニウムや銅を形成材料とし、基板2の一面に設けられている。第1電極3は、基板2の一面に設けられ、外部領域20bから内部領域20aに延在する配線31と接続している。第1電極3と配線31とは、同時に成形することとしてもよく、個別に成形することとしてもよい。
絶縁層4は、第1電極3を覆って、基板2の一面側の全面に設けられている。絶縁層4は、例えば、酸化ケイ素(SiO2)や、SiO2の他にホウ素(B)やリン(P)を含むBPSG(Boron Phosphor Silicate Glass)を形成材料としている。このような絶縁層4は、例えば通常知られたCVD法を用いて基板2上に成膜することで形成することができる。
絶縁層4は、単層であってもよいが、通常は基板2上に形成する集積回路が多層積層構造を有しているため、絶縁層4も多層積層構造となっている。図では、絶縁層4は、層4a,4b,4cが積層したものとして示している。
第2電極5は、アルミニウムや銅を形成材料とし、絶縁層4の一面に設けられている。第2電極5は、絶縁層4の一面に設けられ、外部領域20bから内部領域20aに延在する配線51と接続している。第2電極5と配線51とは、同時に成形することとしてもよく、個別に成形することとしてもよい。また、第2電極5は、第1電極3と絶縁されている。
このような第1電極3、絶縁層4および第2電極5は、容量部10を形成している。第1電極3および第2電極5は、同形状を有しており、第2電極5は、絶縁層4を挟んで第1電極3と対向して設けられている。
図1(a)に示すように、本実施形態の第2電極5の形状は、平面視で台形を有している。図1(a)において不図示の第1電極3も第2電極5と同形状を有している。また、第2電極5は、2つの斜辺が半導体装置1の辺1aおよび辺1bに接するように設けられている。不図示の第1電極3も、第2電極5と同じ配置となっている。
絶縁膜6は、第2電極5を覆って、絶縁層4全面に設けられている。絶縁膜6の形成材料としては、上述の絶縁層4と同様のものを用いることができる。また、エポキシ系樹脂、アクリル系樹脂あるいはポリイミド系樹脂等の絶縁性を有する樹脂材料を用いることとしてもよい。
第1端子7および第2端子8は、アルミニウムや銅を形成材料とし、絶縁膜6の表面に設けられている。第1端子7は、絶縁層4に形成された貫通孔47内のビア71を介して配線31と接続し、配線31を介して第1電極3と接続している。また、第2端子8は、絶縁層4に形成された貫通孔48内のビア81を介して配線51と接続し、配線51を介して第2電極5と接続している。
このような構成により、第1端子7および第2端子8から容量部10の容量を測定することが可能となっている。
さらに、容量部10には、第1電極3と第2電極5との間に配置される電極を有していてもよい。本実施形態の半導体装置1では、図1(b)に示すように、第1電極3と第2電極5との間に電極91,92が配置されることとしている。電極91は、層4aと層4bとに挟まれ、電極92は、層4bと層4cとに挟まれている。電極91,92の有無により、容量部10の容量値を制御することができる。
シールリング20は、層4bを貫通する貫通孔41bの内部に設けられた導電パターン20xと、層4cを貫通する貫通孔41cの内部に設けられた導電パターン20yと、が互いに接続されて形成されている。シールリング20は、アルミニウムや銅を形成材料としている。第2電極5と接続する配線51は、絶縁層4の表面においてシールリング20と接続している。
本実施形態の半導体装置1は、以上のような構成となっている。
本実施形態の半導体装置1は、以上のような構成となっている。
[半導体装置の製造方法]
本実施形態の半導体装置の製造方法は、ウエハ上に複数の集積回路を形成する工程と、予め設定されたスクライブラインに沿って前記ウエハを切断し、前記集積回路を有する半導体装置ごとに切り分ける工程と、前記半導体装置ごとに検査を行う工程と、を有し、前記複数の集積回路は、第1電極と絶縁層と第2電極との積層構造を有する容量部を備えた検査用集積回路を含み、前記切り分ける工程では、前記容量部の一部と平面的に重なって設定された前記スクライブラインに沿って前記ウエハを切断し、前記検査を行う工程では、前記検査用集積回路ごとに前記容量部の容量を測定し、前記第1電極および前記第2電極の平面視形状に対応して変化する前記容量の測定値に基づいて、切り分けた前記半導体装置の良否を判定するものである。
本実施形態の半導体装置の製造方法は、ウエハ上に複数の集積回路を形成する工程と、予め設定されたスクライブラインに沿って前記ウエハを切断し、前記集積回路を有する半導体装置ごとに切り分ける工程と、前記半導体装置ごとに検査を行う工程と、を有し、前記複数の集積回路は、第1電極と絶縁層と第2電極との積層構造を有する容量部を備えた検査用集積回路を含み、前記切り分ける工程では、前記容量部の一部と平面的に重なって設定された前記スクライブラインに沿って前記ウエハを切断し、前記検査を行う工程では、前記検査用集積回路ごとに前記容量部の容量を測定し、前記第1電極および前記第2電極の平面視形状に対応して変化する前記容量の測定値に基づいて、切り分けた前記半導体装置の良否を判定するものである。
図2〜4は、半導体装置1の製造方法を示す説明図である。以下、図を参照しながら、半導体装置1の製造方法を説明する。
(集積回路を形成する工程)
まず、図2(a)に示すように、シリコンウエハ(ウエハW)上に複数の集積回路を形成する。図2(a)では、シールリング20と、シールリング20の内部領域20aに設けられた複数の接続端子30と、を含む半導体装置の単位構造100が、行列状に複数配列して設けられていることとして示している。
まず、図2(a)に示すように、シリコンウエハ(ウエハW)上に複数の集積回路を形成する。図2(a)では、シールリング20と、シールリング20の内部領域20aに設けられた複数の接続端子30と、を含む半導体装置の単位構造100が、行列状に複数配列して設けられていることとして示している。
図2(a)に集積回路は図示していないが、上述したように、シールリング20の内部領域20aには、集積回路を構成する回路素子が形成されている。すなわち、ウエハW上には、積層構造を有する絶縁層や、絶縁層の層間に設けられた配線等を適宜形成し、集積回路が形成されている。単位構造100には、シールリング20、複数の接続端子30、不図示の集積回路を含む。
また、図2(b)に示す拡大図のように、2×2の行列状に隣り合う4つシールリング20の間の領域には、平面視で矩形環状の第2環状電極5Xが設けられている。また、第2環状電極5Xと平面的に重なって、第2環状電極5Xと同形状の第1環状電極が設けられている。第1環状電極と第2環状電極5Xとは、不図示の絶縁層を挟持している。第1環状電極と第2環状電極5Xとは、本発明における「一対の電極」に該当する。
第2環状電極5Xは、周囲を囲んで配置されている4つのシールリング20と、それぞれ配線51を介して接続されている。配線51は、各シールリング20内に設けられた第2端子8と接続している。ウエハW上に形成する複数の単位構造100のうち、第1環状電極と第2環状電極5Xとが接続された単位構造100に含まれる集積回路は、本発明における「検査用集積回路」に該当する。また、検査用集積回路を有する半導体装置は、上述の半導体装置1に該当する。
(半導体装置ごとに切り分ける工程)
次いで、図3(a)に示すように、複数の単位構造100の間の領域(シールリング20の間の領域)に沿って設定されたスクライブラインSLに沿って、ウエハWを切断する。ウエハWを切断することにより、複数の集積回路を集積回路ごとに切り分ける(ダイシング)。これにより、複数の半導体装置が形成される。
次いで、図3(a)に示すように、複数の単位構造100の間の領域(シールリング20の間の領域)に沿って設定されたスクライブラインSLに沿って、ウエハWを切断する。ウエハWを切断することにより、複数の集積回路を集積回路ごとに切り分ける(ダイシング)。これにより、複数の半導体装置が形成される。
このとき、図3(b)に示す拡大図のように、スクライブラインSLは、第1環状電極と第2環状電極5Xとの一部と平面的に重なって設定されている。これにより、第2環状電極5XとはスクライブラインSLに沿って分割され、4つの第2電極5が形成される。同様に、第1環状電極も4つに分割され、4つの第1電極が形成される。この結果、スクライブラインSLの交点の周囲には、4つの容量部10が形成される。なお、ウエハWをスクライブラインSLに沿って分割される集積回路のうち、容量部10を有する集積回路は、本発明における「検査用集積回路」に該当する。
(半導体装置ごとに検査を行う工程)
次いで、切り分けた半導体装置について品質検査を行う。品質検査は、容量部10の容量を測定することにより行う。容量部10の容量は、図1に示す第1端子7および第2端子8を介して容易に測定することができる。
次いで、切り分けた半導体装置について品質検査を行う。品質検査は、容量部10の容量を測定することにより行う。容量部10の容量は、図1に示す第1端子7および第2端子8を介して容易に測定することができる。
ここで、ウエハWを切り分けて半導体装置を製造する場合、切り分けられた半導体装置の端部が欠けてしまうという機械的な欠陥が生じることがある。また、ダイシングブレードの劣化等に起因して、スクライブラインSLがずれ、設定通りのダイシングができなかった結果、設計とは異なる形状・大きさの半導体装置となる、といった欠陥が生じることがある。
本実施形態の半導体装置の製造方法においては、「検査用集積回路」を有する半導体装置において、容量部10の容量を測定することにより、容易に上記欠陥を検出することができる。
図4は、半導体装置の検査工程を説明する説明図である。図4(a)は良品の半導体装置1を示す。図4(b)は、スクライブラインのずれにより、設計よりも小さく切断された半導体装置1xを示す。図4(c)は端部の欠けを有する半導体装置1yを示す。
まず、図4(a)に示すような良品の半導体装置1においては、所定形状の平面視形状を有する容量部10が形成されるため、容量部10の容量の測定値は、第1電極3と第2電極5との形状や、絶縁層4(図1参照)の層厚、誘電率等に基づいた設計値に近い値を示すこととなる。
一方、図4(b)に示すように、スクライブラインのずれにより設計よりも小さく切断されると、容量部10の第2電極5も端部が切削され、設計通りの平面視形状とならないことがある。
また、図4(c)に示すように、端部が欠けた半導体装置1yにおいては、容量部10の第2電極5も端部が欠け、設計通りの平面視形状とならないことがある。
そのため、半導体装置1x、1yでは、容量部10の容量を測定すると設計値からは大きくずれた値を示すこととなる。
このように、容量部10を有する半導体装置においては、スクライブラインのずれや半導体装置の端部の欠けが生じた場合、容量部10を構成する電極(第1電極、第2電極)の平面視形状が変化し、容量部10の容量の測定値が変化する。そのため、容量部10の容量値について、予め許容範囲を設定しておき、測定値が許容範囲に含まれるものを良品、許容範囲に含まれないものを不良品と判断することで、容易に半導体装置の良否を判定することができる。
本実施形態の半導体装置の製造方法は、以上のようになっている。
本実施形態の半導体装置の製造方法は、以上のようになっている。
以上のような構成の半導体装置1によれば、欠陥を容易に短時間で検出することができる半導体装置を提供することができる。
また、以上のような構成の半導体装置の製造方法によれば、欠陥を容易に短時間で検出することができる半導体装置の製造方法を提供することができる。
なお、本実施形態の半導体装置1においては、容量部10が平面視で角部に設けられることとしているが、これに限らない。容量部10は、基板の周辺の形状変化に伴って平面視形状が変化することで、容量が変化する。そして、当該容量の変化に基づいて半導体装置の良否判定を行う。このことから、容量部10は、基板の周辺(基板の平面視形状における輪郭線)に接して設けられているとよい。容量部10は、必ずしも2辺に接する必要はなく、1辺にのみ接することとしてもよい。
また、本実施形態の半導体装置1は、シールリング20を有することとしたが、シールリング20を備えない構成とすることもできる。
また、本実施形態の半導体装置1においては、第2電極5がシールリング20と接続していることとしたが、これに限らず、第1電極3がシールリング20と接続し、第2電極5がシールリング20と接続していない構成としてもよい。また、第1電極3と第2電極5の両方が、シールリング20と接続していない構成としてもよい。
また、本実施形態の半導体装置1は、容量部10を1つのみ備えることとしたが、複数有することとしてもよい。例えば、平面視矩形の半導体装置において、対角にそれぞれ容量部を設け、各容量部が隣り合う辺に接することとすると、2つの容量部により、すべての辺についての形状変化を検出することが可能となる。
また、本実施形態の半導体装置の製造方法においては、2×2の行列状に隣り合う4つシールリング20の間の領域に、平面視で矩形環状の第1環状電極および第2環状電極5Xを設けることとし、第1環状電極および第2環状電極5Xを分割することで4つの容量部を形成することとしたが、これに限らない。
例えば、図5に示すように、ウエハ上において2つの集積回路(検査用集積回路)を隣り合って設けることとし、2つの集積回路にまたがって、絶縁層を挟持する一対の電極(不図示の第1電極および第2電極5Y)を形成した後に、スクライブラインSLに沿って当該一対の電極を分割することで、2つの容量部を形成することとしてもよい。
または、ウエハ上に形成する検査用集積回路は、それぞれ独立したものとしてもよい。
また、ウエハ上に形成する集積回路は、すべての集積回路が容量部を有する検査用集積回路であってもよい。この場合、製造される半導体装置には、すべて容量部が設けられることとなるため、製造されるすべての半導体装置について、電気的な欠陥検査が可能となる。
また、ウエハ上に形成する集積回路は、スクライブラインごとに少なくとも1つの検査用集積回路が対応するように形成し、残りは、容量部を有さない集積回路であってもよい。この場合、検査用集積回路がスクライブラインごとに配置されているため、製造される半導体装置(検査用集積回路を有する半導体装置)について容量部の容量を測定することで、スクライブラインのずれを検出することが可能となる。
スクライブラインのずれは、当該ずれたスクライブラインに沿って切り分けられる全ての半導体装置に影響がある。そのため、あるスクライブラインに対応する半導体装置について、容量部の容量が許容範囲に含まれないことが検出されると、対応するスクライブラインに沿った全ての半導体装置について、欠陥を有すると推定することができる。必要に応じて、ずれたスクライブラインに沿った全ての半導体装置について外観検査や目視検査を行ってもよい。
(変形例)
本実施形態の半導体装置1においては、容量部10の平面視形状に対応して変化する容量部10の容量を測定し、測定値に基づいて半導体装置の検査を容易に行うことができる構成となっている。そのため、容量部10の平面視形状は、上記実施形態で示した平面視台形の形状に限らず、種々の構成を採用することができる。
本実施形態の半導体装置1においては、容量部10の平面視形状に対応して変化する容量部10の容量を測定し、測定値に基づいて半導体装置の検査を容易に行うことができる構成となっている。そのため、容量部10の平面視形状は、上記実施形態で示した平面視台形の形状に限らず、種々の構成を採用することができる。
図6は、半導体装置の変形例を示す図であり、容量部の拡大図である。
半導体装置が有する容量部は、図6(a)〜(c)に示す容量部10A〜10Cのように、基板の角1cにまで延在して設けられていてもよい。容量部10Aでは、平面視三角形状としたが、図6(b)に示す容量部10Bのような多角形状であってもよく、図6(c)に示す容量部10Cのように扇形であってもよい。
また、図6(d)(e)に示す容量部10D,10Eのように、平面視で複数本(図6(d)(e)では2本)の第2電極を有することとしてもよい。その場合、図6(d)に示す容量部10Dのように、複数の第2電極5Dの幅が同じであってもよく、図6(e)に示す容量部10Eのように、複数の第2電極5Eの幅が異なっていてもよい。
図7は、半導体装置の別の変形例を示す図であり、容量部の拡大図である。
図7に示す半導体装置1Aにおいて、シールリング20は、平面視で容量部10の延在方向(第1電極3および第2電極5の延在方向)に沿った辺21を有する。このような構成とすることで、シールリング20に囲まれた内部領域20aを広げ、外部領域20bを狭めることができる。そのため、半導体装置の高集積化や、ウエハから製造する半導体装置の歩留まりの向上を図ることが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明に係る好適な実施の形態例について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。上述した例において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
1,1A…半導体装置、1a,1b…辺、2…基板、3…第1電極、4…絶縁層、5,5D,5E,5Y…第2電極、7…第1端子、8…第2端子、W…ウエハ、10,10A,10B,10C,10D,10E…容量部、20…シールリング、SL…スクライブライン
Claims (8)
- 基板と、
平面視において前記基板の周辺に接して設けられた第1電極と、
前記第1電極を覆って設けられた絶縁層と、
平面視において前記基板の周辺に接し、かつ前記絶縁層を挟んで前記第1電極と対向して設けられた第2電極と、
前記第1電極に接続された第1端子と、
前記第2電極に接続された第2端子と、を有する半導体装置。 - 前記第1電極および前記第2電極は、平面視において前記基板の2辺に接して設けられている請求項1に記載の半導体装置。
- 前記基板において内部回路が設けられた領域の周囲を囲むシールリングを有し、
前記第1電極および前記第2電極は、平面視において、前記シールリングで囲まれた領域の外側の領域に配置されている請求項1または2に記載の半導体装置。 - 前記基板は、平面視矩形を呈し、
前記第1電極および前記第2電極は、平面視において前記基板の隣り合う2辺に接して設けられ、
前記シールリングは、平面視において前記第1電極および前記第2電極の延在方向に沿った辺を有する請求項3に記載の半導体装置。 - ウエハ上に複数の集積回路を形成する工程と、
予め設定されたスクライブラインに沿って前記ウエハを切断し、前記集積回路を有する半導体装置ごとに切り分ける工程と、
前記半導体装置ごとに検査を行う工程と、を有し、
前記複数の集積回路は、第1電極と絶縁層と第2電極との積層構造を有する容量部を備えた検査用集積回路を含み、
前記切り分ける工程では、前記容量部の一部と平面的に重なって設定された前記スクライブラインに沿って前記ウエハを切断し、
前記検査を行う工程では、前記検査用集積回路ごとに前記容量部の容量を測定し、前記第1電極および前記第2電極の平面視形状に対応して変化する前記容量の測定値に基づいて、切り分けた前記半導体装置の良否を判定する半導体装置の製造方法。 - 前記集積回路を形成する工程では、前記ウエハ上において2つの前記検査用集積回路を隣り合って設け、かつ前記2つの検査用集積回路にまたがって、前記スクライブラインと交差するように前記絶縁層を挟持する一対の電極を形成し、
前記切り分ける工程において、前記一対の電極を分割して前記第1電極および前記第2電極とし、前記スクライブラインを挟んで隣り合う2つの前記容量部を形成する請求項5に記載の半導体装置の製造方法。 - 前記集積回路を形成する工程では、前記ウエハ上において4つの前記検査用集積回路を行列状に配列して設け、かつ前記4つの検査用集積回路にまたがって、前記スクライブラインと交差するように前記絶縁層を挟持する一対の電極を形成し、
前記切り分ける工程において、前記一対の電極を分割して前記第1電極および前記第2電極とし、行列方向に設定された前記スクライブラインの交点の周囲に4つの前記容量部を形成する請求項5に記載の半導体装置の製造方法。 - 前記集積回路を形成する工程では、前記スクライブラインごとに少なくとも1つの前記検査用集積回路を形成する請求項5から7のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
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