JP2015178610A - 繊維強化熱可塑性樹脂成形品および繊維強化熱可塑性樹脂成形材料 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
炭素繊維(A)、有機繊維(B)、熱可塑性樹脂(C)およびカーボンブラック(D)の合計100重量部に対して、炭素繊維(A)を5〜45重量部、有機繊維(B)を1〜45重量部、熱可塑性樹脂(C)を20〜93重量部、カーボンブラック(D)を1〜10重量部含む繊維強化熱可塑性樹脂成形品。
【選択図】図1
Description
(1)炭素繊維(A)、有機繊維(B)、熱可塑性樹脂(C)およびカーボンブラック(D)の合計100重量部に対して、炭素繊維(A)を5〜45重量部、有機繊維(B)を1〜45重量部、熱可塑性樹脂(C)を20〜93重量部、カーボンブラック(D)を1〜10重量部含む繊維強化熱可塑性樹脂成形品。
(2)前記炭素繊維(A)の平均繊維長(LA)が0.3〜1.5mmであり、かつ、炭素繊維(A)の始点から終点までの平均繊維端部距離(DA)と平均繊維長(LA)が下記式[1]を満たし、有機繊維(B)の平均繊維長(LB)が1.5〜4mmであり、かつ、有機繊維(B)の始点から終点までの平均繊維端部距離(DB)と平均繊維長(LB)が下記式[2]を満たす(1)に記載の繊維強化熱可塑性樹脂成形品。
0.9×LA≦DA≦LA [1]
0.1×LB≦DB≦0.9×LB [2]
(3)前記有機繊維(B)の引張破断伸度が10〜50%である(1)または(2)に記載の繊維強化熱可塑性樹脂成形品。
(4)前記有機繊維(B)がポリエステル繊維、ポリアミド繊維およびポリアクリロニトリル系耐炎糸からなる群より選択される少なくとも1種である(1)〜(3)のいずれかに記載の繊維強化熱可塑性樹脂成形品。
(5)さらに、200℃における溶融粘度が熱可塑性樹脂(C)より低い化合物(E)を、炭素繊維(A)、有機繊維(B)、熱可塑性樹脂(C)およびカーボンブラック(D)の合計100重量部に対して1〜20重量部含む、(1)〜(4)のいずれかに記載の繊維強化熱可塑性樹脂成形品。
(6)炭素繊維(A)、有機繊維(B)、熱可塑性樹脂(C)およびカーボンブラック(D)の合計100重量部に対して、炭素繊維(A)を5〜45重量部、有機繊維(B)を1〜45重量部、熱可塑性樹脂(C)を20〜93重量部、カーボンブラック(D)を1〜10重量部含む繊維強化熱可塑性樹脂成形材料。
(7)前記有機繊維(B)の引張破断伸度が10〜50%である(6)に記載の繊維強化熱可塑性樹脂成形材料。
(8)前記有機繊維(B)がポリエステル繊維、ポリアミド繊維およびポリアクリロニトリル系耐炎糸からなる群より選択される少なくとも1種である(6)または(7)に記載の繊維強化熱可塑性樹脂成形材料。
(9)さらに、200℃における溶融粘度が熱可塑性樹脂(C)より低い化合物(E)を、炭素繊維(A)、有機繊維(B)、熱可塑性樹脂(C)およびカーボンブラック(D)の合計100重量部に対して1〜20重量部含む、(6)〜(8)のいずれかに記載の繊維強化熱可塑性樹脂成形材料。
(10)炭素繊維(A)と有機繊維(B)を含む繊維束(F)の外側に熱可塑性樹脂(C)を含み、さらに、繊維束(F)内および/またはその外側にカーボンブラック(D)を含み、繊維束(F)断面において炭素繊維(A)と有機繊維(B)が偏在し、繊維束(F)の長さと繊維強化熱可塑性樹脂成形材料の長さが実質的に同じである(6)〜(8)のいずれかに記載の繊維強化熱可塑性樹脂成形材料。
(11)炭素繊維(A)と有機繊維(B)を含む繊維束(F)に、200℃における溶融粘度が熱可塑性樹脂(C)より低い化合物(E)を含浸させてなる複合体(G)の外側に熱可塑性樹脂(C)を含み、さらに、複合体(G)内および/またはその外側にカーボンブラック(D)を含み、繊維束(F)断面において炭素繊維(A)と有機繊維(B)が偏在し、繊維束(F)の長さと繊維強化熱可塑性樹脂成形材料の長さが実質的に同じである(9)に記載の繊維強化熱可塑性樹脂成形材料。
(12)炭素繊維(A)、熱可塑性樹脂(C)、カーボンブラック(D)および200℃における溶融粘度が熱可塑性樹脂(C)より低い化合物(E)の合計100重量部に対して、炭素繊維(A)を5〜45重量部、熱可塑性樹脂(C)を35〜93重量部、カーボンブラック(D)を1〜10重量部、200℃における溶融粘度が熱可塑性樹脂(C)より低い化合物(E)を1〜20重量部含み、炭素繊維(A)に化合物(E)を含浸させてなる複合体(G)の外側に熱可塑性樹脂(C)およびカーボンブラック(D)を含み、炭素繊維(A)の長さと炭素繊維強化熱可塑性樹脂成形材料の長さが実質的に同じである炭素繊維強化熱可塑性樹脂成形材料(X)と、有機繊維(B)、カーボンブラック(D)、熱可塑性樹脂(H)および200℃における溶融粘度が熱可塑性樹脂(H)より低い化合物(I)の合計100重量部に対し、有機繊維(B)を1〜45重量部、カーボンブラック(D)を1〜10重量部、熱可塑性樹脂(H)を35〜93重量部、化合物(I)を1〜20重量部含む、有機繊維強化熱可塑性樹脂成形材料(Y)とを含む(6)〜(9)のいずれかに記載の繊維強化熱可塑性樹脂成形材料。
(13)有機繊維強化熱可塑性樹脂成形材料(Y)が有機繊維(B)、カーボンブラック(D)、熱可塑性樹脂(H)および200℃における溶融粘度が熱可塑性樹脂(H)より低い化合物(I)の溶融混練により得られる(12)に記載の繊維強化熱可塑性樹脂成形材料。
(14)(6)〜(13)のいずれかに記載の繊維強化熱可塑性樹脂成形材料を成形して得られる(1)〜(5)のいずれかに記載の繊維強化熱可塑性樹脂成形品。
引張破断伸度(%)=[(切断時の長さ(mm)−250)/250]×100 。
ηsp/c=[η]+0.45×[η]2c(但し[η]は極限粘度)
[η]=1.23×10−4M0.83
c=0.7 。
(溶融粘度変化率[%])={|(200℃にて2時間加熱前の200℃における溶融粘度−200℃にて2時間加熱後の200℃における溶融粘度)|/(200℃にて2時間加熱前の200℃における溶融粘度)}×100 。
0.9×LA≦DA≦LA [1]
0.1×LB≦DB≦0.9×LB [2] 。
平均繊維長=Σ(Mi2×Ni)/Σ(Mi×Ni)
Mi:繊維長(mm)
Ni:繊維長Miの炭素繊維の個数
平均繊維端部間距離=Σ(Mi’2×Ni’)/Σ(Mi’×Ni’)
Mi’:繊維端部間距離(mm)
Ni’:繊維端部間距離Mi’の炭素繊維の個数 。
平均繊維長=Σ(Mi2×Ni)/Σ(Mi×Ni)
Mi:繊維長(mm)
Ni:繊維長Miの有機繊維の個数
平均繊維端部間距離=Σ(Mi’2×Ni’)/Σ(Mi’×Ni’)
Mi’:繊維端部間距離(mm)
Ni’:繊維端部間距離Mi’の有機繊維の個数 。
各実施例および比較例に用いた熱可塑性樹脂(C)、化合物(E)について、40mmのパラレルプレートを用いて、0.5Hzにて、粘弾性測定器により200℃における溶融粘度を測定した。また、化合物(E)を200℃の熱風乾燥機に2時間静置した後、同様に200℃における溶融粘度を測定した。
成形品を300℃に設定したホットステージの上にガラス板間に挟んだ状態で加熱し、フィルム状にして均一分散させた。炭素繊維(A)および/または有機繊維(B)が均一分散したフィルムを、光学顕微鏡(50〜200倍)にて観察した。無作為に選んだ1000本の炭素繊維(A)と、同様に無作為に選んだ1000本の有機繊維(B)について、それぞれ繊維長と繊維端部間距離を計測して、下記式から平均繊維長および平均繊維端部間距離を算出した。
平均繊維長=Σ(Mi2×Ni)/Σ(Mi×Ni)
Mi:繊維長(mm)
Ni:繊維長Miの繊維の個数
平均繊維端部間距離=Σ(Mi’2×N’i)/Σ(Mi’×N’i)
Mi’:繊維端部間距離(mm)
Ni’:繊維端部間距離Mi’の繊維の個数 。
有機繊維(B)の引張破断伸度(%)は、標準状態(20℃、65%RH)の室内で、つかみ間隔250mm、引張速度300mm/分の条件で引張試験を行い、繊維切断時の長さを算出し(ただし、チャック近傍で切断した場合はチャック切れとしてデータから除く)、次式により小数点2桁まで算出し、小数点2桁目を四捨五入した。各有機繊維(B)についてデータn3の平均値を求め、引張破断伸度とした。
引張破断伸度(%)=[(切断時の長さ(mm)−250)/250]×100 。
各実施例および比較例により得られたISO型ダンベル試験片について、ISO 178に準拠し、3点曲げ試験冶具(圧子半径5mm)を用いて支点距離を64mmに設定し、試験速度2mm/分の試験条件にて曲げ強度を測定した。試験機として、“インストロン(登録商標)”万能試験機5566型(インストロン社製)を用いた。
各実施例および比較例により得られたISO型ダンベル試験片の平行部を切り出し、株式会社東京試験機製C1−4−01型試験機を用い、ISO179に準拠してVノッチ付きシャルピー衝撃試験を実施し、衝撃強度(kJ/cm2)を算出した。
各実施例および比較例により得られた80mm×80mm×2mm厚の落錘衝撃強度測定用試験片について、錘先端丸形状のタップを使用し、錘重量5.1356kg、落錘速度0.5m/秒、試験温度23℃の条件にて落錘衝撃試験を実施し、落錘衝撃強度(kJ/cm2)を測定した。また、同様に、試験温度−20℃の条件にて落錘衝撃試験を実施し、落錘衝撃強度(kJ/cm2)を測定した。
各実施例および比較例により得られたISO型ダンベル試験片を帯ノコで80mm×10mm×4mm厚の寸法に切断し、切断面を荒さ400番のサンドペーパーで平滑化し、体積抵抗率測定用試験片を得た。JIS K 6271(2008)に準拠し、抵抗計HIOKI3541を用いて、四端子法にて体積抵抗率(Ω・cm)を測定した。
各実施例および比較例により得られた150mm×150mm×3mm厚の電磁波遮蔽性評価用試験片について、マイクロウェーブ・ファクトリー社製の評価装置を用いて、KEC法に準拠し、近傍電界10(MHz)〜1(GHz)の領域において、下記式(1)により平均シールド効果(dB)を測定した。
SE=20×log10E0/EX (1)
SE:平均シールド効果(dB)
E0:シールド材がない場合の空間電界強度
EX:シールド材がある場合の空間電界強度 。
各実施例および比較例により得られた150mm×150mm×3mm厚の電磁波遮蔽性評価用試験片各10個を目視にて観察し、以下の基準で判定を行い、A,Bを合格とした。
A:表面光沢があり、成形品のそりもない
B:表面に凹凸が見られるが、成形品のそりはない
C:成形品にそりが生じている 。
各実施例および比較例により得られた落錘衝撃強度測定用試験片の表裏それぞれの面に存在する未分散CF束の個数を目視でカウントした。評価は50枚の成形品について行い、その合計個数について繊維分散性の判定を以下の基準で行い、Aを合格とした。
A:未分散CF束が1個未満
B:未分散CF束が1個以上。
ポリアクリロニトリルを主成分とする共重合体から紡糸、焼成処理、表面酸化処理を行い、総単糸数24,000本、単繊維径7μm、単位長さ当たりの質量1.6g/m、比重1.8g/cm3、表面酸素濃度比[O/C]0.2の連続炭素繊維を得た。この連続炭素繊維のストランド引張強度は4,880MPa、ストランド引張弾性率は225GPaであった。続いて、多官能性化合物としてグリセロールポリグリシジルエーテルを2重量%になるように水に溶解させたサイジング剤母液を調製し、浸漬法により炭素繊維にサイジング剤を付与し、230℃で乾燥を行った。こうして得られた炭素繊維のサイジング剤付着量は1.0重量%であった。
(B−1)
ポリエステル繊維(東レ(株)製、「“テトロン(登録商標)”2200T−480−705M」、単糸繊度:4.6dtex、融点:260℃)を用いた。該繊維の引張破断伸度を上記(3)に記載の方法により測定した結果、15%であった。
ポリアミド66繊維(東レ(株)製、「“プロミラン(登録商標)”470T−72−1781」、単糸繊度:6.5dtex、融点:265℃)を用いた。該繊維の引張破断伸度を上記(3)に記載の方法により測定した結果、22%であった。
PAN系耐炎化繊維(東邦テナックス(株)製、「“パイロメックス(登録商標)“CPX−1.6d」、単糸繊度:1.8dtex、融点:なし(不溶))を用いた。該繊維の引張破断伸度を上記(3)に記載の方法により測定した結果、18%であった。
公知の製法を用いて、カーボンブラックを10重量%含有するポリエステル系導電繊維を作製し、これを用いた。該繊維の引張破断伸度を上記(3)に記載の方法により測定した結果、13%であった。
(C−1)
ポリプロピレン樹脂(プライムポリマー(株)製“プライムポリプロ”(登録商標)J137)とマレイン酸変性ポリプロピレン樹脂(三井化学(株)製“アドマー”(登録商標)QE840)を重量比85/15でペレットブレンドしたものを用いた。200℃における溶融粘度を上記(1)に記載の方法により測定した結果、50Pa・sであった。
ポリカーボネート樹脂(帝人化成(株)製、「“パンライト”(登録商標)L−1225L」(C−2))を用いた。200℃における溶融粘度を上記(1)に記載の方法により測定した結果、14000Pa・sであった。
(D−1)
ファーネスブラック(三菱化学(株)製、「“三菱カーボンブラック”MA100)を用いた。
ファーネスブラック(三菱化学(株)製、「“ダイアブラック”(登録商標)#3030B」)を用いた。
(E−1)
固体の水添テルペン樹脂(ヤスハラケミカル(株)製“クリアロン”(登録商標)P125、軟化点125℃)を用いた。これを含浸助剤塗布装置内のタンク内に投入し、タンク内の温度を200℃に設定し、1時間加熱して溶融状態にした。この時の、200℃における溶融粘度を上記(1)に記載の方法により測定した結果、1Pa・sであり、また、溶融粘度変化率を算出した結果、1.2%であった。
固体のビスフェノールA型エポキシ樹脂(三菱化学(株)製 jER1004AF(E−2)、軟化点97℃)を、熱可塑性樹脂(C)にポリカーボネート樹脂を用いた際の化合物(E)に用いた。これを、前述したP125と同様にして、溶融粘度を上記(1)に記載の方法により測定した結果、1Pa・sであり、また、溶融粘度変化率を算出した結果、1.1%であった。
(株)日本製鋼所製TEX−30α型2軸押出機(スクリュー直径30mm、L/D=32)の先端に設置された電線被覆法用のコーティングダイを設置した長繊維強化樹脂ペレット製造装置を使用し、押出機シリンダー温度を220℃に設定し、上記に示した熱可塑性樹脂(C−1)とカーボンブラック(D−1)をメインホッパーから供給し、スクリュー回転数200rpmで溶融混練した。カーボンブラック(D−1)は、(A)〜(D)の合計100重量部に対し、5重量部とした。200℃にて加熱溶融させた化合物(E−1)を、(A)〜(D)の合計100重量部に対し、8重量部となるように吐出量を調整し、炭素繊維(A)および有機繊維(B−1)からなる繊維束(F)に付与した後、溶融した熱可塑性樹脂(C−1)とカーボンブラック(D−1)を含む組成物を吐出するダイス口(直径3mm)へ供給して、炭素繊維(A)および有機繊維(B−1)の周囲を被覆するように連続的に配置した。この時の繊維束(F)内部断面は、炭素繊維(A)および有機繊維(B−1)が偏在していた。偏在状態は、炭素繊維(A)、有機繊維(B−1)のそれぞれ少なくとも一部が、熱可塑性樹脂(C−1)に接していた。得られたストランドを冷却後、カッターでペレット長7mmに切断し、長繊維ペレットとした。この時、(A)〜(D)の合計100重量部に対し、炭素繊維(A)が20重量部、有機繊維(B−1)が10重量部となるように、引取速度を調整した。
(A)〜(D)の合計100重量部に対し、カーボンブラック(D−1)が10重量部、熱可塑性樹脂(C−1)が60重量部となるようにした以外は、実施例1と同様にして成形品を作製し、評価を行った。評価結果はまとめて表1に示した。
有機繊維(B)を(B−2)に変更した以外は、実施例1と同様にして成形品を作製し、評価を行った。評価結果はまとめて表1に示した。
有機繊維(B)を(B−3)に、熱可塑性樹脂(C)を(C−2)に、化合物(E)を(E−2)に変更し、さらに、成形温度を300℃に変更した以外は、実施例1と同様にして成形品を作製し、評価を行った。評価結果はまとめて表1に示した。
有機繊維(B)を(B−4)に変更した以外は、実施例1と同様にして成形品を作製し、評価を行った。評価結果はまとめて表1に示した。
カーボンブラック(D)を(D−2)に変更した以外は、実施例1と同様にして成形品を作製し、評価を行った。評価結果はまとめて表1に示した。
(A)〜(D)の合計100重量部に対し、有機繊維(B)が0重量部、熱可塑性樹脂(C)が75重量部、また、(A)〜(D)の合計100重量部に対し、化合物(E)が6重量部となるようにした以外は、実施例1と同様にして成形品を作製し、評価を行った。評価結果はまとめて表2に示した。
(A)〜(D)の合計100重量部に対し、炭素繊維(A)が50重量部、有機繊維(B)が0重量部、熱可塑性樹脂(C)が45重量部、また、(A)〜(D)の合計100重量部に対し、化合物(E)が12重量部となるようにした以外は、実施例1と同様にして成形品を作製し、評価を行った。評価結果はまとめて表2に示した。
(A)〜(D)の合計100重量部に対し、炭素繊維(A)が0重量部、熱可塑性樹脂(C)が85重量部、また、(A)〜(D)の合計100重量部に対し、化合物(E)が4重量部となるようにした以外は、実施例1と同様にして成形品を作製し、評価を行った。評価結果はまとめて表2に示した。
(A)〜(D)の合計100重量部に対し、熱可塑性樹脂(C)が70重量部、カーボンブラック(D)が0重量部となるようにした以外は、実施例1と同様にして成形品を作製し、評価を行った。評価結果はまとめて表2に示した。
(A)〜(D)の合計100重量部に対し、熱可塑性樹脂(C)が55重量部、カーボンブラック(D)が15重量部となるようにした以外は、実施例1と同様にして成形品を作製し、評価を行った。評価結果はまとめて表2に示した。
2 有機繊維
3 熱可塑性樹脂
4 炭素繊維
5 炭素繊維4の始点
6 炭素繊維4の終点
7 炭素繊維4の端部間の距離
8 有機繊維
9 有機繊維8の始点
10有機繊維8の終点
11有機繊維8の端部間の距離
Claims (14)
- 炭素繊維(A)、有機繊維(B)、熱可塑性樹脂(C)およびカーボンブラック(D)の合計100重量部に対して、炭素繊維(A)を5〜45重量部、有機繊維(B)を1〜45重量部、熱可塑性樹脂(C)を20〜93重量部、カーボンブラック(D)を1〜10重量部含む繊維強化熱可塑性樹脂成形品。
- 前記炭素繊維(A)の平均繊維長(LA)が0.3〜1.5mmであり、かつ、炭素繊維(A)の始点から終点までの平均繊維端部距離(DA)と平均繊維長(LA)が下記式[1]を満たし、有機繊維(B)の平均繊維長(LB)が1.5〜4mmであり、かつ、有機繊維(B)の始点から終点までの平均繊維端部距離(DB)と平均繊維長(LB)が下記式[2]を満たす請求項1に記載の繊維強化熱可塑性樹脂成形品。
0.9×LA≦DA≦LA [1]
0.1×LB≦DB≦0.9×LB [2] - 前記有機繊維(B)の引張破断伸度が10〜50%である請求項1または2に記載の繊維強化熱可塑性樹脂成形品。
- 前記有機繊維(B)がポリエステル繊維、ポリアミド繊維およびポリアクリロニトリル系耐炎糸からなる群より選択される少なくとも1種である請求項1〜3のいずれかに記載の繊維強化熱可塑性樹脂成形品。
- さらに、200℃における溶融粘度が熱可塑性樹脂(C)より低い化合物(E)を、炭素繊維(A)、有機繊維(B)、熱可塑性樹脂(C)およびカーボンブラック(D)の合計100重量部に対して1〜20重量部含む、請求項1〜4のいずれかに記載の繊維強化熱可塑性樹脂成形品。
- 炭素繊維(A)、有機繊維(B)、熱可塑性樹脂(C)およびカーボンブラック(D)の合計100重量部に対して、炭素繊維(A)を5〜45重量部、有機繊維(B)を1〜45重量部、熱可塑性樹脂(C)を20〜93重量部、カーボンブラック(D)を1〜10重量部含む繊維強化熱可塑性樹脂成形材料。
- 前記有機繊維(B)の引張破断伸度が10〜50%である請求項6に記載の繊維強化熱可塑性樹脂成形材料。
- 前記有機繊維(B)がポリエステル繊維、ポリアミド繊維およびポリアクリロニトリル系耐炎糸からなる群より選択される少なくとも1種である請求項6または7に記載の繊維強化熱可塑性樹脂成形材料。
- さらに、200℃における溶融粘度が熱可塑性樹脂(C)より低い化合物(E)を、炭素繊維(A)、有機繊維(B)、熱可塑性樹脂(C)およびカーボンブラック(D)の合計100重量部に対して1〜20重量部含む、請求項6〜8のいずれかに記載の繊維強化熱可塑性樹脂成形材料。
- 炭素繊維(A)と有機繊維(B)を含む繊維束(F)の外側に熱可塑性樹脂(C)を含み、さらに、繊維束(F)内および/またはその外側にカーボンブラック(D)を含み、繊維束(F)断面において炭素繊維(A)と有機繊維(B)が偏在し、繊維束(F)の長さと繊維強化熱可塑性樹脂成形材料の長さが実質的に同じである請求項6〜8のいずれかに記載の繊維強化熱可塑性樹脂成形材料。
- 炭素繊維(A)と有機繊維(B)を含む繊維束(F)に、200℃における溶融粘度が熱可塑性樹脂(C)より低い化合物(E)を含浸させてなる複合体(G)の外側に熱可塑性樹脂(C)を含み、さらに、複合体(G)内および/またはその外側にカーボンブラック(D)を含み、繊維束(F)断面において炭素繊維(A)と有機繊維(B)が偏在し、繊維束(F)の長さと繊維強化熱可塑性樹脂成形材料の長さが実質的に同じである請求項9に記載の繊維強化熱可塑性樹脂成形材料。
- 炭素繊維(A)、熱可塑性樹脂(C)、カーボンブラック(D)および200℃における溶融粘度が熱可塑性樹脂(C)より低い化合物(E)の合計100重量部に対して、炭素繊維(A)を5〜45重量部、熱可塑性樹脂(C)を35〜93重量部、カーボンブラック(D)を1〜10重量部、200℃における溶融粘度が熱可塑性樹脂(C)より低い化合物(E)を1〜20重量部含み、炭素繊維(A)に化合物(E)を含浸させてなる複合体(G)の外側に熱可塑性樹脂(C)およびカーボンブラック(D)を含み、炭素繊維(A)の長さと炭素繊維強化熱可塑性樹脂成形材料の長さが実質的に同じである炭素繊維強化熱可塑性樹脂成形材料(X)と、有機繊維(B)、カーボンブラック(D)、熱可塑性樹脂(H)および200℃における溶融粘度が熱可塑性樹脂(H)より低い化合物(I)の合計100重量部に対し、有機繊維(B)を1〜45重量部、カーボンブラック(D)を1〜10重量部、熱可塑性樹脂(H)を35〜93重量部、化合物(I)を1〜20重量部含む、有機繊維強化熱可塑性樹脂成形材料(Y)とを含む請求項6〜9のいずれかに記載の繊維強化熱可塑性樹脂成形材料。
- 有機繊維強化熱可塑性樹脂成形材料(Y)が有機繊維(B)、カーボンブラック(D)、熱可塑性樹脂(H)および200℃における溶融粘度が熱可塑性樹脂(H)より低い化合物(I)の溶融混練により得られる請求項12に記載の繊維強化熱可塑性樹脂成形材料。
- 請求項6〜13のいずれかに記載の繊維強化熱可塑性樹脂成形材料を成形して得られる請求項1〜5のいずれかに記載の繊維強化熱可塑性樹脂成形品。
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