JP2015089804A - 車体構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】上下のスポイラを、少ない取付部品によって車体に取付けることができると共に、取付工数も少なくてすむ技術を提供する。
【解決手段】樹脂製の下部スポイラ31と、この下部スポイラ31の上部に位置する樹脂製の上部スポイラ32と、下部スポイラ31及び上部スポイラ32を連結する連結部材30とによって、一体的に組み立てられた1つのスポイラユニット20を構成し、連結部材30は、インナパネル21に取付けるための第1取付部36と第2取付部42とを有し、スポイラユニット20は、ユニットに組み立てられた状態の第1取付部36と第2取付部42のみが、インナパネル21に直接に取付けられている。
【選択図】図10
【解決手段】樹脂製の下部スポイラ31と、この下部スポイラ31の上部に位置する樹脂製の上部スポイラ32と、下部スポイラ31及び上部スポイラ32を連結する連結部材30とによって、一体的に組み立てられた1つのスポイラユニット20を構成し、連結部材30は、インナパネル21に取付けるための第1取付部36と第2取付部42とを有し、スポイラユニット20は、ユニットに組み立てられた状態の第1取付部36と第2取付部42のみが、インナパネル21に直接に取付けられている。
【選択図】図10
Description
本発明は、車体後部にスポイラが備えられている車体構造の改良に関する。
空力性能を高める等の目的で、車体後部にリヤスポイラが備えられている技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1では、テールゲートに樹脂製のガーニッシュが取付けられ、このガーニッシュの上面に樹脂製のリヤスポイラが取付けられる。このように、テールゲートに2つの樹脂部材を重ねて取付けると、取付部品点数が増えると共に取付工数も嵩む。対応策として、ガーニッシュとリヤスポイラとを一体で成形し、一体成形したガーニッシュ・リヤスポイラを車体に一度に取付けることも考えられる。しかし、樹脂部材は金属に比べて剛性が低いため、単にガーニッシュとリヤスポイラを一体化することは難しい。
ところで、特許文献1の技術では、車体後部に樹脂製のリヤスポイラが1つ取付けられるが、車種によっては、車体後部に樹脂製の下部スポイラと樹脂製の上部スポイラの上下2つのスポイラが取付けられる場合がある。テールゲートに、樹脂製の上下2つのスポイラを、別々に取付けると、取付部品の数量が増加する。加えて、取付工数も嵩む。
本発明は、上下のスポイラを、少ない取付部品によって車体に取付けることができると共に、取付工数も少なくてすむ技術を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、樹脂製の下部スポイラと、この下部スポイラの上部に位置する樹脂製の上部スポイラと、下部スポイラ及び上部スポイラを連結する連結部材とによって、一体的に組み立てられた1つのスポイラユニットを構成し、連結部材は、車体に取付けるための取付部を有し、スポイラユニットは、ユニットに組み立てられた状態の取付部のみが、車体に直接に取付けられていることを特徴とする。
請求項2に係る発明では、連結部材は、車体に取付けられる第1取付部と、この第1取付部から起立した起立部と、この起立部の高さ方向の中間部から車幅方向内側に延びる延出部と、この延出部に設けられて車体に取付けられるための第2取付部とを含むことを特徴とする。
請求項3に係る発明では、下部スポイラは、第1取付部と第2取付部との間の領域において、連結部材に連結されていることを特徴とする。
請求項4に係る発明では、車体は、中間部に開口部を有する枠形状部と、この枠形状部の開口部を車幅方向に横切って枠形状部を仕切る横断部材とを有し、連結部材は、延出部を横断部材に沿わせるように配置され、第1取付部は、枠形状部に取付けられることを特徴とする。
請求項5に係る発明では、枠形状部は、車幅方向外側端部に、ヘミング加工されたフランジ部を有し、第1取付部は、フランジ部に取付けられることを特徴とする。
請求項6に係る発明では、連結部材は、上部スポイラに対して下方から当接し、且つ、連結していることを特徴とする。
請求項7に係る発明では、連結部材は、下部スポイラに下方から当接し、下部スポイラを支持することを特徴とする。
請求項8に係る発明では、連結部材は、上部スポイラが連結される第1部分と、下部スポイラが連結されると共に車体に連結される第2部分とからなり、第1部分は、第2部分に連結されていることを特徴とする。
請求項9に係る発明では、連結部材は、上部スポイラの車幅方向両端部に位置し、上部スポイラの両端部を支持することを特徴とする。
請求項10に係る発明では、連結部材は、車幅方向内側かつ上方から車幅方向外側且つ下方に傾斜する傾斜部を有し、当該傾斜部には、別体の外装部材が取付けられていることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、下部スポイラと上部スポイラとを連結部材とによって、一体化した1つのスポイラユニットを構成し、このスポイラユニットの取付部を車体に取付けるようにした。1つのスポイラユニットを構成することにより、樹脂製の上部スポイラと下部スポイラとを、一度に車体に組付けることができる。結果、車両の最終組立ラインにおいて、取付工数を低減することができる。しかも、上下のスポイラを車体に取付けるための取付部品の数量を少なくできる。さらには、下部スポイラもしくは上部スポイラが受けた力(風圧を含む)を、各々、連結部材を介して剛性の高い車体に十分に伝達することができる。このため、下部スポイラと上部スポイラの強度を十分に確保することができる。
請求項2に係る発明では、連結部材は、第1取付部とこの第1取付部の車幅方向内側に距離を置いて設けられる第2取付部とで車体に取付けられる。このような第1取付部と第2取付部とで車体に取付けられるので、車幅方向において連結部材を車体に強固に固定することができる。
請求項3に係る発明では、第1取付部と第2取付部との間の領域において、下部スポイラは連結部材に連結される。連結部材は、車幅方向に離間した2点で車体に取付けられているため、下部スポイラに作用した車幅方向の力は、連結部材で効率良く受けることができる。
請求項4に係る発明では、連結部材は、その延出部が横断部材に沿うように配置され、連結部材の第1取付部は、枠形状部に取付けられる。すなわち、枠形状部と横断部材とが接続される部分を連結部材で補強することとなる。結果、車体の枠形状部の剛性を向上させることができる。
請求項5に係る発明では、第1取付部は、枠形状部に備えられているフランジ部に取付けられる。パネルが複数重ね合わせられ剛性の高くなったフランジ部に、第1取付部が取付けられる。結果、連結部材を枠形状部に強固に取付けることができる。
請求項6に係る発明では、連結部材は、上部スポイラに下方から当接し、且つ、連結し、上部スポイラを支持する。上部スポイラに下向きの力が作用したときに、この下向きの力は、連結部材で受けることができる。結果、上部スポイラを強固に支持することができる。加えて、連結部材で上部スポイラを支持することで、連結している部分を視認し難くできる。結果、上部スポイラの外観性を高めることができる。
請求項7に係る発明では、連結部材は、下部スポイラに下方から当接し、且つ、連結している。下部スポイラに下向きの力が作用した場合、この下向きの力は、連結部材で受けることができる。結果、下部スポイラを強固に支持することができる。加えて、連結部材で下部スポイラを支持することで、連結している部分を視認し難くできる。結果、下部スポイラの外観性を高めることができる。
請求項8に係る発明では、連結部材は、第1部分と第2部分とからなり、第1部分は、第2部分に連結されている。車種によっては、上部スポイラが装備されないときがある。上部スポイラが装備されていないときには、第2部分のみを車体に連結すれば良く、上部スポイラが装備されるときは、第2部分に第1部分を連結したものを連結部材とすれば良い。かかる構成であれば、第2部分を共通部品にすることができ、部品品種の低減を図ることができる。
請求項9に係る発明では、連結部材は、上部スポイラの車幅方向両端部に設けられ、上部スポイラの両端部を支持するようにした。上部スポイラの両端部を支持することで、上部スポイラの車幅方向中間部を支持する場合に比べ、上部スポイラをより確実に支持できる。また、上部スポイラの両端部に連結部材を取付けることで、上部スポイラの高さ方向の取付スペースを確保する必要がなく、上部スポイラを高さ方向に無駄なくコンパクトに配置することができる。
請求項10に係る発明では、連結部材は、傾斜部を有し、当該傾斜部に別体の外装部材が取付けられる。これにより、連結部材を外から見えないように隠すことができる。また、外装部材は、上部スポイラと下部スポイラとは別部材としたので、上部スポイラ及び下部スポイラの形状設定に係る自由度を高めることができる。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。図中及び実施例において、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」は、各々、四輪車に乗車する運転者から見た方向を示す。
本発明の実施例1を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、車両10は、車体11の後面に開口部13が設けられ、この開口部13は、テールゲート12によって開閉自在に覆われる。
図1に示すように、車両10は、車体11の後面に開口部13が設けられ、この開口部13は、テールゲート12によって開閉自在に覆われる。
テールゲート12は、アウタパネル15と、このアウタパネル15の外面且つ高さ方向中間部に設けられる樹脂製のガーニッシュ16と、このガーニッシュ16の上方に設けられるリヤウインドガラス17uとを有する。このテールゲート12に、スポイラユニット20が取付けられている。このスポイラユニット20は、ガーニッシュ16とリヤウインドガラス17uの間に配置されている。前記アウタパネル15、前記ガーニッシュ16、リヤウインドガラス17u及びスポイラユニット20は、インナパネル21(図2参照)に取付けられている。
次図にて、車体11とスポイラユニット20の間の関係等について説明するが、理解を容易にするため、車体11のアウタパネルは省略されている。また、スポイラユニット20の取付部35は、ガーニッシュ16(図1参照)で覆われている。
図2に示すように、インナパネル21は、その中間部22に開口部23を有する。この開口部23の周囲は枠形状部24とされ、この枠形状部24の開口部23に、車幅方向に横切るように枠形状部24を仕切る横断部材25が延びている。開口部23は、横断部材25によって上部開口部27と下部開口部28とに仕切られている。
インナパネル21に取付けられているスポイラユニット20は、左右の連結部材30、30と、当該連結部材30、30に取付けられる下部スポイラ31及び上部スポイラ32とを主要素とする。連結部材30、30は、インナパネル21の高さ方向中間位置の横断部材25が延びている高さにて、且つ、インナパネル21の左右両端に取付けられている。下部スポイラ31及び上部スポイラ32は、いずれも樹脂部材である。一方、連結部材30、30は、プレス成形した金属部材である。
次に、左の連結部材30の詳細について説明する。なお、右の連結部材30は、車幅方向中心線に対して左右対称な構造のため、説明を省略する。
図3に示すように、連結部材30は、取付部35を有する。取付部35は、テールゲート12(インナパネル21)に取付けられる第1取付部36と、この第1取付部36から起立した起立部40と、この起立部40から車幅方向内側に延びる延出部38と、この延出部38に設けられてテールゲート12に取付けられるための第2取付部42とを含む。起立部40は、第1起立部37と、前記延出部38の車幅方向外端部38aから起立した第2起立部43とからなる。
図3に示すように、連結部材30は、取付部35を有する。取付部35は、テールゲート12(インナパネル21)に取付けられる第1取付部36と、この第1取付部36から起立した起立部40と、この起立部40から車幅方向内側に延びる延出部38と、この延出部38に設けられてテールゲート12に取付けられるための第2取付部42とを含む。起立部40は、第1起立部37と、前記延出部38の車幅方向外端部38aから起立した第2起立部43とからなる。
第2起立部43の上端には、車幅方向内側で上方へ傾斜するように延びる傾斜部44が設けられている。この傾斜部44の上端から車幅方向内方へ延びる支持延出部48が設けられている。支持延出部48の車幅方向内側端には、上部スポイラ取付部75が設けられている。この支持延出部48に上部スポイラ32が連結されている。第1取付部36と第2取付部42との間の領域において、連結部材30を構成する延出部38に下部スポイラ31が連結されている。下部スポイラ31の連結構造の詳細は後述する。
スポイラユニット20は、連結部材30の取付部35でテールゲート12に締結される。連結部材30は、テールゲート12に取付けるための取付部35を有する。当該取付部35は、第1取付部36と、第2取付部42とからなる。連結部材30の延出部38は、インナパネル21の構成要素である横断部材25に沿わせるように配置される。第1取付部36は、インナパネル21の構成要素である枠形状部24に取付けられる。
次に、連結部材30が2つの要素から構成される点について説明する。
図4に示すように、連結部材30は、上部スポイラ32(図2参照)が連結される第1部分51と、下部スポイラ31(図2参照)が連結されると共に車体に連結される第2部分52とからなる。第1部分51は、図矢印a方向へ移動され、第2部分52に連結される。第1部分51と第2部分52とは、別部材である。
図4に示すように、連結部材30は、上部スポイラ32(図2参照)が連結される第1部分51と、下部スポイラ31(図2参照)が連結されると共に車体に連結される第2部分52とからなる。第1部分51は、図矢印a方向へ移動され、第2部分52に連結される。第1部分51と第2部分52とは、別部材である。
連結部材30は、第1部分51と第2部分52とからなり、第1部分51は、第2部分52に連結されている。車種のバリエーションによっては、下部スポイラ31のみ装備され、上部スポイラが装備されていない場合がある。
上部スポイラが装備されていないときには、下部スポイラ31が装着される第2部分52のみを車体に連結すればよく、第1部分51の装着を省略することができる。上部スポイラ32が装備されるときは、第2部分52に第1部分51を連結したものを連結部材30とすれば良い。かかる構成であれば、第2部分52を共通部品にすることができ、部品品種の低減を図ることができる。
第2部分52は、第1取付部36と、この第1取付部36から起立する第1起立部37と、この第1起立部37から車幅方向内側に延びる延出部38と、この延出部38に設けられてテールゲート12(図3参照)に取付けられるための第2取付部42とからなる。
第1部分51は、第2起立部43と、この第2起立部43の上端から車幅方向内側で且つ上方に傾斜して延びて外装部材50(図5参照)が装着される傾斜部44と、この傾斜部44の上端から車幅方向内方へ延びて上部スポイラ32の端部を支持する支持延出部48とからなる。第1部分51は、第2部分52に、フランジ54でスポット溶接される。なお、前記スポット溶接に加え、MIG溶接もすると、取付剛性がさらに向上する。
図3に戻り、連結部材30は、第1取付部36とこの第1取付部36の車幅方向内側に距離を置いて設けられる第2取付部42とでテールゲート12(インナパネル21)に取付けられる。このような第1取付部36と第2取付部42とでインナパネル21に取付けられるので、車幅方向において連結部材30をインナパネル21に強固に固定することができる。
次に、第1取付部36の周辺部の構造等について説明する。図5に示すように、インナパネル21に補強部材57が載置され、この補強部材57にアウタパネル15が載置される。インナパネル21の端部は、アウタパネル15側に折り返すヘミング加工が施されている。すなわち、インナパネル21の端部を構成する枠形状部24は、車幅方向外側端部に、ヘミング加工されたフランジ部55を有する。
テールゲート12のフランジ部55に、連結部材30の構成要素である第1取付部36が取付けられる。第1取付部36の上面にウエルドナット59が接合され、下方から上方へ向けてボルト61aでテールゲート12へ第1取付部36が締結される。
連結部材30の延出部38に、下部スポイラ31が振動溶着される溶着部62が付設される。この溶着部62は、下部スポイラ31に下方から当接し、下部スポイラ31を支持している。下部スポイラ31は、第1取付部36と第2取付部42(図3参照)との間の領域において、連結部材30に連結される。
連結部材30は、車幅方向に離間した第1取付部36と第2取付部42という2点でテールゲート12に取付けられている。かかる構造により、下部スポイラ31に作用した車幅方向の力は、連結部材30で効率良く受けることができる。
連結部材30は、車幅方向内側かつ上方から車幅方向外側且つ下方に傾斜する傾斜部44を有し、当該傾斜部44に、別体の外装部材50が取付けられている。外装部材50に、連結部材30の下部外方を覆う樹脂製の脚部材65と、この脚部材65の上方に設けられ連結部材30の上部外方を覆う樹脂製のウィングサイド66と、このウィングサイド66の上端から下方に延びて連結部材30の上部内方を覆う樹脂製のウイングカバー67とを含む。
連結部材30は、傾斜部44を有し、当該傾斜部44に別体の外装部材50が取付けられる。これにより、連結部材30を外から見えないように隠すことができる。また、外装部材50は、上部スポイラ32と下部スポイラ31とは別部材としたので、上部スポイラ32及び下部スポイラ31の形状設定に係る自由度を高めることができる。
連結部材30は、下部スポイラ31に下方から当接し、且つ、連結している。下部スポイラ31に下向きの力が作用した場合、この下向きの力は、連結部材30で受けることができる。結果、下部スポイラ31を強固に支持することができる。
加えて、連結部材30で下部スポイラ31を支持することで、連結している部分を視認し難くできる。結果、下部スポイラ31の外観性を損なう心配はなく、下部スポイラ31の外観性を高めることができる。
なお、本実施例1では、下部スポイラ31の延出部38への連結手段は、振動溶着による。連結手段として振動溶着を利用したので、連結部材30に下部スポイラ31を強固に固定することが可能になる。この他の連結手段として、締結手段による締結や接着剤等により連結することは差し支えない。
次に、インナパネル21に連結部材30が取付けられる第2取付部42の構造等について説明する。図6に示すように、インナパネル21に含まれる横断部材25に、第2取付部42が取付けられる。第2取付部42は、板状を呈し、その上面にウエルナット59が接合され、下方から上方へ向けてボルト61bによってテールゲート12へ第2取付部42が締結される。なお、下部スポイラ31は、下部材71と、この下部材71に上から当てた上部材72とから構成されている。
次の図7〜9では、上部スポイラ32の支持構造と外装部材50の構成要素であるウイングサイド66の支持構造等について説明する。
図7に示すように、下部スポイラ31と上部スポイラ32の間に、連結部材30を覆うように外装部材50が配置される。外装部材50は、ウイングサイド66(図3参照)と脚部材65である。下部スポイラ31の端部は、サイドカバー68で覆われる。
図8に示すように、上部スポイラ32の車幅方向端部側に、金属製のコ字状部材74が挿入され固定される。このコ字状部材74の内面74aに、ウエルドナット60が接合される。コ字状部材74の外面74bに、連結部材30の上部スポイラ取付部75が当接され、この上部スポイラ取付部75に、車幅方向外方から内方へ向け締結部材63が差し込まれ締結されることで、連結部材30に上部スポイラ32が連結される。連結部材30は上部スポイラ32の車幅方向端部に位置し、上部スポイラ32の端部32aを支持する。
図9に示すように、ウイングサイド66の座部66aに、ナット部材77が締結可能に埋設されている。このウイングサイド66の座部66aに、連結部材30の傾斜部44の外方面44aを当接させ、車幅方向内方から外方に向け外装部材用締結部材64を差し込み締結することで、連結部材30にウイングサイド66が連結される。
以上に述べたスポイラユニット20の取付構造の作用を次に述べる。図10に示すように、スポイラユニット20は、下部スポイラ31と、この下部スポイラ31の上部に位置する上部スポイラ32と、下部スポイラ31及び上部スポイラ32を連結する2つの連結部材30とによって、一体的に組み立てられたものである。スポイラユニット20は、ユニットに組み立てられた状態の取付部35のみが、テールゲート12に直接に取付けられている。
仮に、車体に下部スポイラと上部スポイラとを、各々、別々に取付ける場合、取付部品点数が増加する。また取付工数も嵩む。この点、本発明では、下部スポイラ31と上部スポイラ32とを連結した左右2つの連結部材30とによって一体化した1つのスポイラユニット20を構成し、このスポイラユニット20を構成する取付部35をテールゲート12に取付けるようにした。
これにより、樹脂製の上部スポイラ32と下部スポイラ31とを、一度にテールゲート12に組付けることができる。結果、車両の最終組立ラインにおいて、取付工数を低減することができ、車両の最終組立ラインの負荷低減を図ることができる。
また、連結部材30に、下部スポイラ31と上部スポイラ32とが連結され、下部スポイラ31と上部スポイラ32とが連結された連結部材30がテールゲート12に直接取付けられる。下部スポイラ31もしくは上部スポイラ32が受けた力は、各々、金属製のプレス成形された連結部材を介して剛性の高いテールゲート12に伝達されるので、下部スポイラ31と上部スポイラ32の支持強度を高めることができる。
図3に戻り、連結部材30は、その延出部38が横断部材25に沿うように配置され、連結部材30の第1取付部36は、枠形状部24に取付けられる。すなわち、インナパネル21において、枠形状部24と横断部材25とが接続される部分を連結部材30で補強することとなる。結果、車体の剛性を向上させることができる。
図5に戻り、第1取付部36は、インナパネル21の枠形状部24に備えられているフランジ部55に取付けられる。パネルが複数重ね合わせられ剛性の高くなったフランジ部55に、第1取付部36が取付けられる。結果、連結部材30を枠形状部に強固に取付けることができる。
図8に戻り、連結部材30は、上部スポイラ32の車幅方向両端部に設けられ、上部スポイラ32の両端部を支持するようにした。上部スポイラ32の両端部を支持することで、上部スポイラ32の車幅方向中間部を支持する場合に比べ、上部スポイラ32をより確実に支持できる。また、上部スポイラ32の両端部に連結部材30を取付けることで、上部スポイラ32の高さ方向の取付スペースを確保する必要がなく、上部スポイラ32を高さ方向に無駄なくコンパクトに配置することができる。
本発明の実施例2を図面に基づいて説明する。図11に示すように、連結部材30は、上部スポイラ32の車幅方向両端部に位置し、このような連結部材30の上端に上部スポイラ取付部75が設けられる。この上部スポイラ取付部75は、車幅方向内方に延びており、当該上部スポイラ取付部75に、上部スポイラ32が支持される。実施例1と大きく異なる点は、上部スポイラ32は、連結部材30の一部分である略水平部79によって支持される点にある。その他、基本構造に大きく異なる点はなく説明を省略する。
図12に示すように、連結部材30の傾斜部44の上部にて、折り曲げられて車幅方向内方に延びている上部スポイラ取付部75に、複数の締結部材63で上部スポイラ32が締結される。連結部材30の上部スポイラ取付部75は、上部スポイラ32に対して下方から当接し、且つ、連結している。図5を併せて参照し、連結部材30は、下部スポイラ31に下方から当接し、下部スポイラ31を支持している。
次に、上部スポイラ取付部75の詳細について説明する。図13に示すように、上部スポイラ32の車幅方向端部且つ下面32bに、上部スポイラ取付部75に当接する当接部81が設けられ、この当接部81にナット部材77が埋設される。このような当接部81を連結部材30の上部スポイラ取付部75に載せ、下方から上方に向け締結部材63を差し込んで、連結部材30に上部スポイラ32を取付けるようにした。
連結部材30は、上部スポイラ32に下方から当接し、且つ、連結し、上部スポイラ32を支持する。上部スポイラ32に下向きの力が作用したときに、この下向きの力は、連結部材30の上部スポイラ取付部75で受けることができる。
結果、上部スポイラ32を強固に支持することができる。
加えて、連結部材30で上部スポイラ32を支持することで、連結している部分を視認し難くできる。結果、上部スポイラ32の外観性を損なう心配はなく、上部スポイラ32の外観性を高められる。
図11及び図12に戻り、連結部材30の延出部38は、下部スポイラ31に下方から当接し、且つ、連結している。下部スポイラ31に下向きの力が作用した場合、この下向きの力は、連結部材30で受けることができる。結果、下部スポイラ31を強固に支持することができる。
加えて、連結部材30で下部スポイラ31を支持することで、連結している部分を視認し難くできる。結果、下部スポイラ31の外観性を損なう心配はなく、下部スポイラ31の外観性を高めることができる。
次の図14〜16では、上部スポイラ32の形状等について説明する。
図14は車幅方向略中心近傍の断面を含み、図15は車幅方向略中心と車幅方向端面近傍の中間位置の断面を含み、図16は車幅方向端面近傍の断面を含んでいる。
図14は車幅方向略中心近傍の断面を含み、図15は車幅方向略中心と車幅方向端面近傍の中間位置の断面を含み、図16は車幅方向端面近傍の断面を含んでいる。
図14〜16において、上部スポイラ32は、ブロー成形により形成された中空部材であって、下に凸形状の上面85と、この上面85の車両前方側端部83と車両後方側端部84との間を迂回するように延びると共に下に凸形状の下面86とからなる。下面86は、最下点86bを境に車両前方へ延びる前下面87と、最下点86bを境に車両後方へ延びる後下面88とからなる。
下に凸形状の上面85は、後傾するように配置されるが、車幅方向略中心から車幅方向端面近傍に向かうにつれて、その後傾角度は緩やかになっている。また、車両後方側端部84から車両前方に向け斜め前下方に延びている後下面88は、車幅方向端部に向かうにつれて起立方向に向くように変化している。このような、上面85及び下面86の曲率が変化するように形成した上部スポイラ32によって、従来に比べ外観性の向上を図ることができる。
なお、本発明では、スポイラユニットは、テールゲートに取付けられる構成に限定されるものではなく、車体の任意の部位に取付ける構成であれば良い。
尚、本発明は、実施の形態では四輪車に適用したが、三輪車にも適用可能であり、一般の車両に適用することは差し支えない。
尚、本発明は、実施の形態では四輪車に適用したが、三輪車にも適用可能であり、一般の車両に適用することは差し支えない。
本発明は、リヤスポイラが備えられている四輪車に好適である。
11…車体、12…テールゲート、20…スポイラユニット、21…インナパネル、22…中間部、23…開口部、24…枠形状部、25…横断部材、30…連結部材、31…下部スポイラ、32…上部スポイラ、35…取付部、36…第1取付部、38…延出部、40…起立部、42…第2取付部、44…傾斜部、50…外装部材、51…第1部分、52…第2部分、55…フランジ部。
Claims (10)
- 樹脂製の下部スポイラと、この下部スポイラの上部に位置する樹脂製の上部スポイラと、前記下部スポイラ及び前記上部スポイラを連結する連結部材とによって、一体的に組み立てられた1つのスポイラユニットを構成し、
前記連結部材は、車体に取付けるための取付部を有し、
前記スポイラユニットは、ユニットに組み立てられた状態の前記取付部のみが、前記車体に直接に取付けられていることを特徴とする車体構造。 - 前記連結部材は、前記車体に取付けられる第1取付部と、この第1取付部から起立した起立部と、この起立部の高さ方向の中間部から車幅方向内側に延びる延出部と、この延出部に設けられて前記車体に取付けられるための第2取付部とを含むことを特徴とする請求項1記載の車体構造。
- 前記下部スポイラは、前記第1取付部と前記第2取付部との間の領域において、前記連結部材に連結されていることを特徴とする請求項2記載の車体構造。
- 前記車体は、中間部に開口部を有する枠形状部と、この枠形状部の前記開口部を車幅方向に横切って前記枠形状部を仕切る横断部材とを有し、
前記連結部材は、前記延出部を前記横断部材に沿わせるように配置され、
前記第1取付部は、前記枠形状部に取付けられることを特徴とする請求項3記載の車体構造。 - 前記枠形状部は、車幅方向外側端部に、ヘミング加工されたフランジ部を有し、
前記第1取付部は、前記フランジ部に取付けられることを特徴とする請求項4記載の車体構造。 - 前記連結部材は、前記上部スポイラに対して下方から当接し、且つ、連結していることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の車体構造。
- 前記連結部材は、前記下部スポイラに下方から当接し、前記下部スポイラを支持することを特徴とすることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の車体構造。
- 前記連結部材は、前記上部スポイラが連結される第1部分と、前記下部スポイラが連結されると共に前記車体に連結される第2部分とからなり、前記第1部分は、前記第2部分に連結されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の車体構造。
- 前記連結部材は、前記上部スポイラの車幅方向両端部に位置し、
前記上部スポイラの前記両端部を支持することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項記載の車体構造。 - 前記連結部材は、車幅方向内側かつ上方から車幅方向外側且つ下方に傾斜する傾斜部を有し、
当該傾斜部には、別体の外装部材が取付けられていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項記載の車体構造。
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| JP2013231526A JP2015089804A (ja) | 2013-11-07 | 2013-11-07 | 車体構造 |
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Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019111186A1 (en) * | 2017-12-05 | 2019-06-13 | Magna Exteriors Inc. | Multi surface spoiler |
| FR3085025A1 (fr) | 2018-08-14 | 2020-02-21 | Psa Automobiles Sa | Vehicule avec becquet fixe sur la lunette arriere |
-
2013
- 2013-11-07 JP JP2013231526A patent/JP2015089804A/ja active Pending
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