JP2015076781A - 画像符号化装置、画像復号装置、画像符号化方法及び画像復号方法 - Google Patents
画像符号化装置、画像復号装置、画像符号化方法及び画像復号方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015076781A JP2015076781A JP2013212730A JP2013212730A JP2015076781A JP 2015076781 A JP2015076781 A JP 2015076781A JP 2013212730 A JP2013212730 A JP 2013212730A JP 2013212730 A JP2013212730 A JP 2013212730A JP 2015076781 A JP2015076781 A JP 2015076781A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- prediction
- image
- block
- unit
- color component
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
Abstract
【解決手段】画像における第1の色成分については、前記第1の色成分の符号化済み領域内の位置情報で指定される位置のブロックから予測画像を生成するとともに、前記画像における前記第1の色成分以外の色成分については、該色成分の符号化済み領域内の位置情報で指定される位置のブロックから予測画像を生成する、あるいは、符号化済みの同一ピクチャに含まれる該色成分以外の符号化済み色成分の局部復号画像を用いて、フレーム間予測を実施することで予測画像を生成する予測画像生成部を備える。
【選択図】図40
Description
また、その符号化ブロックをさらに細かい予測ブロックに分割し、その予測ブロックに対する画面内予測や動き補償予測を実施することで予測誤差を生成する。
また、その予測誤差を符号化ブロック内で階層的に変換ブロックに分割し、それぞれの変換係数をエントロピー符号化することで高い圧縮率を達成している。
また、この発明は、符号化効率の改善が図られている符号化データから正確に動画像を復号することができる画像復号装置及び画像復号方法を得ることを目的とする。
図1はこの発明の実施の形態1による画像符号化装置を示す構成図である。
この実施の形態1の画像符号化装置が処理対象とする映像信号は、輝度信号と2つの色差信号からなるYUV信号や、ディジタル撮像素子から出力されるRGB信号等の任意の色空間のカラー映像信号のほか、モノクロ画像信号や赤外線画像信号など、映像フレームが水平・垂直2次元のディジタルサンプル(画素)列から構成される任意の映像信号である。
各画素の諧調は8ビットでもよいし、10ビット、12ビットなどの諧調であってもよい。
なお、映像の各フレームに対応する処理データ単位を「ピクチャ」と称し、この実施の形態1では、「ピクチャ」は順次走査(プログレッシブスキャン)された映像フレームの信号として説明を行う。ただし、映像信号がインタレース信号である場合、「ピクチャ」は映像フレームを構成する単位であるフィールド画像信号であってもよい。
また、符号化制御部1は利用可能な1以上の符号化モード(1以上のイントラ符号化モード、1以上のインター符号化モード)の中から、階層的に分割される各々の符号化ブロックに適する符号化モードを選択する処理を実施する。
また、符号化制御部1は各々の符号化ブロック毎に、差分画像が圧縮される際に用いられる量子化パラメータ及び変換ブロックサイズを決定するとともに、予測処理が実施される際に用いられるイントラ予測パラメータ又はインター予測パラメータを決定する処理を実施する。量子化パラメータ及び変換ブロックサイズを示す変換ブロック分割フラグは、予測差分符号化パラメータに含まれて、変換・量子化部7、逆量子化・逆変換部8及び可変長符号化部13等に出力される。
なお、符号化制御部1は符号化制御手段を構成している。
変換ブロックサイズは、図13に示すように、符号化ブロックを四分木状に階層分割することによって決定される。
例えば、変換ブロックを分割する場合と変換ブロックを分割しない場合での符号量や、符号化誤差を加味した評価尺度などに基づいて、評価値が最小になるように変換ブロックを分割するか否かを決定することで、符号量と符号化誤差のトレードオフの観点から最適な変換ブロックの分割形状を決定することができる。
一方、輝度信号の予測ブロックの形状が長方形である予測モードが符号化ブロックの符号化モードとして選択された場合、符号化ブロックが1つまたは複数の長方形の変換ブロックに階層的に分割されるように構成する。
一方、輝度信号の予測ブロックの形状が長方形である予測モードが符号化ブロックの符号化モードとして選択されていれば、輝度信号と同様に、符号化ブロックが1つまたは複数の長方形の変換ブロックに階層的に分割されるように構成する。この場合、色差信号の変換ブロックサイズは、対応する輝度信号の変換ブロックの縦横ともに半分のサイズとなる。
また、図14に示すように、入力信号フォーマットが4:4:4信号である場合には、色差信号の変換ブロックは、常に輝度信号の変換ブロックと同様の分割を行い、同じサイズの変換ブロックとなるように構成する。
輝度信号の変換ブロックの分割情報は、階層毎に分割するか否かを示す変換ブロック分割フラグとして可変長符号化部13に出力する。
切替スイッチ3は符号化制御部1により選択された符号化モードがイントラ符号化モードであれば、ブロック分割部2により分割された符号化ブロックをイントラ予測部4に出力し、符号化制御部1により選択された符号化モードがインター符号化モードであれば、ブロック分割部2により分割された符号化ブロックを動き補償予測部5に出力する処理を実施する。
即ち、イントラ予測部4は、ブロック分割部2により分割された符号化ブロックにおける輝度成分については、その輝度成分のフレーム内予測を実施して、輝度成分に対する予測画像を生成する。
一方、ブロック分割部2により分割された符号化ブロックにおける色差成分については、入力信号フォーマットがYUV4:2:0信号又はYUV4:2:2信号である場合には、符号化制御部1により選択された符号化モードが、輝度信号と同じイントラ予測モードを適用することを示す輝度色差共通イントラ予測モードであれば、ブロック分割部2により分割された符号化ブロックにおける色差成分に対して、輝度信号と同じイントラ予測モードによるフレーム内予測を実施して、色差成分に対する予測画像を生成する。
また、符号化制御部1により選択された符号化モードが、イントラ符号化モードにおける輝度相関利用色差信号予測モードであれば、その符号化ブロックを構成している画素のうち、水平方向及び垂直方向に隣接している複数の画素に係る輝度成分を用いて、輝度成分と色差成分の相関を示す相関パラメータを算出し、その相関パラメータと処理対象となる色差成分符号化ブロックに対応する輝度成分を用いて、色差成分に対する予測画像を生成する。
4:4:4信号では、色成分間のエッジ位置に高い相関関係があるため、YUVの輝度信号に相当する第一の色成分と異なる方向性予測モードをその他の色成分信号に適用することを禁止することにより、その他の色成分信号のイントラ予測モードの情報量を削減して、符号化効率を高めることができる。
当然、その他の色成分信号に対しても、輝度信号とは異なる方向性予測モードを選択できるように構成してもよい。
なお、切替スイッチ3、イントラ予測部4及び動き補償予測部5から予測画像生成部が構成されている。
変換・量子化部7は符号化制御部1から出力された予測差分符号化パラメータに含まれている変換ブロック分割フラグから特定される変換ブロックサイズ単位で、減算部6により生成された差分画像の変換処理(例えば、DCT(離散コサイン変換)やDST(離散サイン変換)、予め特定の学習系列に対して基底設計がなされているKL変換等の直交変換処理)を実施するとともに、その予測差分符号化パラメータに含まれている量子化パラメータを用いて、その差分画像の変換係数を量子化することで、量子化後の変換係数を差分画像の圧縮データとして出力する処理を実施する。
一方、輝度信号の予測ブロックの形状が長方形である予測モードが符号化ブロックの符号化モードとして選択されていれば、符号化ブロックが1つまたは複数の長方形の変換ブロックに階層的に分割されるように構成する。
一方、輝度信号の予測ブロックの形状が長方形である予測モードが符号化ブロックの符号化モードとして選択されていれば、輝度信号と同様に、符号化ブロックが1つまたは複数の長方形の変換ブロックに階層的に分割されるように構成する。この場合、色差信号の変換ブロックサイズは、対応する輝度信号の変換ブロックの縦横ともに半分のサイズとなる。
また、入力信号フォーマットがYUV4:4:4信号である場合には、色差信号の変換ブロックは、常に輝度信号の変換ブロックと同様の分割を行い、同じサイズの変換ブロックとなるように構成する。
変換・量子化部7はブロック分割部2による分割後のブロック単位で差分画像の変換・量子化処理を実施する。
なお、変換・量子化部7は画像圧縮手段を構成している。
イントラ予測用メモリ10はイントラ予測部4により次回のイントラ予測処理で用いられる画像として、加算部9により生成された局所復号画像信号が示す局所復号画像を格納するRAMなどの記録媒体である。
動き補償予測フレームメモリ12は動き補償予測部5により次回の動き補償予測処理で用いられる参照画像として、ループフィルタ部11によるフィルタリング処理後の局所復号画像を格納するRAMなどの記録媒体である。
入力カラー画像の信号フォーマットがYUV4:2:2である場合、入力カラー画像の色差信号における各変換係数のコンテキスト値として、信号フォーマットがYUV4:2:0である場合の色差信号における各変換係数のコンテキスト値と同一のコンテキスト値が、周波数位置の垂直方向に2個ずつ繰り返し割り当てられているYUV4:2:2用のコンテキスト値情報を参照して、その色差信号における各変換係数のコンテキスト値を特定し、上記変換係数のコンテキスト値に対応する生起確率を用いて、その色差信号における各変換係数を算術符号化する。
なお、可変長符号化部13は可変長符号化手段を構成している。
画像符号化装置がコンピュータで構成される場合、イントラ予測用メモリ10及び動き補償予測フレームメモリ12をコンピュータのメモリ上に構成するとともに、符号化制御部1、ブロック分割部2、切替スイッチ3、イントラ予測部4、動き補償予測部5、減算部6、変換・量子化部7、逆量子化・逆変換部8、加算部9、ループフィルタ部11及び可変長符号化部13の処理内容を記述しているプログラムの全部又は一部を当該コンピュータのメモリに格納し、当該コンピュータのCPUが当該メモリに格納されているプログラムを実行するようにすればよい。
図2はこの発明の実施の形態1による画像符号化装置の処理内容を示すフローチャートである。
図3において、変換係数可変長符号化部21は変換・量子化部7から出力された圧縮データである直交変換係数を可変長符号化する処理を実施する。
符号化パラメータ可変長符号化部22は入力信号フォーマット情報、符号化制御部1から出力された符号化モード及び変換ブロック分割フラグを含む予測差分符号化パラメータ、イントラ予測部4から出力されたイントラ予測パラメータ又は動き補償予測部5から出力されたインター予測パラメータ及び動き情報、符号化ブロックの分割状況を示すブロック分割情報などの符号化パラメータを可変長符号化する処理を実施する。
変換係数可変長符号化部21により可変長符号化された圧縮データの符号化データと、符号化パラメータ可変長符号化部22により可変長符号化された符号化パラメータとは多重化されてビットストリームが生成される。
図4において、可変長復号部41はイントラ予測処理又は動き補償予測処理が実施される際の処理単位となる符号化ブロックの最大サイズ及び最大サイズの符号化ブロックから階層的に分割されている符号化ブロックの階層数を特定することで、ビットストリームに多重化されている符号化データの中で、最大サイズの符号化ブロック及び階層的に分割されている符号化ブロックに係る符号化データを特定し、各々の符号化データから符号化ブロックに係る圧縮データ、入力信号フォーマット情報、符号化モード、変換ブロック分割フラグを含む予測差分符号化パラメータ、イントラ予測パラメータ/インター予測パラメータ、動き情報などを可変長復号して、その圧縮データ及び予測差分符号化パラメータを逆量子化・逆変換部45に出力するとともに、その符号化モード及びイントラ予測パラメータ/インター予測パラメータを切替スイッチ42に出力する処理を実施する。
入力フォーマット情報が示す信号フォーマットがYUV4:2:2である場合、入力カラー画像の色差信号における各変換係数のコンテキスト値として、信号フォーマットがYUV4:2:0である場合の色差信号における各変換係数のコンテキスト値と同一のコンテキスト値が、周波数位置の垂直方向に2個ずつ繰り返し割り当てられているYUV4:2:2用のコンテキスト値情報を参照して、その色差信号における各変換係数のコンテキスト値を特定し、その変換係数のコンテキスト値に対応する生起確率を用いて、その色差信号における各変換係数を算術復号する。
なお、可変長復号部41は可変長復号手段を構成している。
イントラ予測部43はイントラ予測用メモリ47により格納されている符号化ブロックに隣接している復号済みの画素を用いて、切替スイッチ42から出力されたイントラ予測パラメータに基づいて、符号化ブロックに対するフレーム内予測処理を実施することで予測画像を生成する処理を実施する。
一方、符号化ブロックにおける色差成分については、入力信号フォーマットがYUV4:2:0信号又はYUV4:2:2信号である場合には、可変長復号部41により可変長復号された符号化モードが、輝度信号と同じイントラ予測モードを適用することを示す輝度色差共通イントラ予測モードであれば、符号化ブロックにおける色差成分に対して、輝度信号と同じイントラ予測モードによるフレーム内予測を実施して、色差成分に対する予測画像を生成する。
また、可変長復号部41により可変長復号された符号化モードが、イントラ符号化モードにおける輝度相関利用色差信号予測モードであれば、その符号化ブロックを構成している画素のうち、水平方向及び垂直方向に隣接している複数の画素に係る輝度成分を用いて、輝度成分と色差成分の相関を示す相関パラメータを算出し、その相関パラメータと処理対象となる色差成分符号化ブロックに対応する輝度成分を用いて、色差成分に対する予測画像を生成する。
YUV4:4:4信号では、輝度信号と色差信号のエッジ位置に高い相関関係があるため、輝度信号と異なる方向性予測モードを色差信号に適用することを禁止することにより、その色差信号のイントラ予測モードの情報量を削減して、符号化効率を高めることができる。
当然、色差信号に対して、輝度信号とは異なる方向性予測モードを選択できるように構成してもよい。
なお、切替スイッチ42、イントラ予測部43及び動き補償部44から予測画像生成部が構成されている。
即ち、逆量子化・逆変換部45は可変長復号部41から出力された予測差分符号化パラメータに含まれている変換ブロック分割フラグに基づいて階層的に分割された輝度信号の変換ブロック形状を特定し、変換ブロック単位で逆量子化処理・逆変換処理を行う。
一方、輝度信号の予測ブロックの形状が長方形である予測モードが符号化ブロックの符号化モードである場合、符号化ブロックが1つまたは複数の長方形の変換ブロックに階層的に分割されるように構成する。
一方、輝度信号の予測ブロックの形状が長方形である予測モードが符号化ブロックの符号化モードであれば、輝度信号と同様に、符号化ブロックが1つまたは複数の長方形の変換ブロックに階層的に分割されるように構成する。この場合、色差信号の変換ブロックサイズは、対応する輝度信号の変換ブロックの縦横ともに半分のサイズとなる。
また、入力信号フォーマットがYUV4:4:4信号である場合には、色差信号の変換ブロックは、常に輝度信号の変換ブロックと同様の分割を行い、同じサイズの変換ブロックとなるように構成する。
なお、逆量子化・逆変換部45は差分画像生成手段を構成している。
イントラ予測用メモリ47はイントラ予測部43により次回のイントラ予測処理で用いられる画像として、加算部46により生成された復号画像信号が示す復号画像を格納するRAMなどの記録媒体である。
動き補償予測フレームメモリ49は動き補償部44により次回の動き補償予測処理で用いられる参照画像として、ループフィルタ部48によるフィルタリング処理後の復号画像を格納するRAMなどの記録媒体である。
画像復号装置がコンピュータで構成される場合、イントラ予測用メモリ47及び動き補償予測フレームメモリ49をコンピュータのメモリ上に構成するとともに、可変長復号部41、切替スイッチ42、イントラ予測部43、動き補償部44、逆量子化・逆変換部45、加算部46及びループフィルタ部48の処理内容を記述しているプログラムの全部又は一部を当該コンピュータのメモリに格納し、当該コンピュータのCPUが当該メモリに格納されているプログラムを実行するようにすればよい。
図5はこの発明の実施の形態1による画像復号装置の処理内容を示すフローチャートである。
図6において、変換係数可変長復号部51はビットストリームに多重化された符号化データから圧縮データである直交変換係数を可変長復号する処理を実施する。
符号化パラメータ可変長復号部52はビットストリームに多重化された符号化データから入力信号フォーマット情報、符号化モード、予測差分符号化パラメータ、イントラ予測パラメータ/インター予測パラメータ、動き情報、ブロック分割情報などの符号化パラメータを可変長復号する処理を実施する。
最初に、図1の画像符号化装置の処理内容を説明する。
まず、符号化制御部1は、イントラ予測処理(フレーム内予測処理)又は動き補償予測処理(フレーム間予測処理)が実施される際の処理単位となる符号化ブロックの最大サイズを決定するとともに、最大サイズの符号化ブロックが階層的に分割される際の上限の階層数を決定する(図2のステップST1)。
また、入力カラー画像の局所的な動きの複雑さの違いをパラメータとして定量化しておき、動きの激しいピクチャでは最大サイズを小さな値に決定し、動きが少ないピクチャでは最大サイズを大きな値に決定する方法などが考えられる。
上限の階層数については、例えば、入力カラー画像の動きが激しい程、階層数を深くして、より細かい動きが検出できるように設定し、入力カラー画像の動きが少なければ、階層数を抑えるように設定する方法が考えられる。
ただし、後述するブロック分割部2により階層的に分割された各々の符号化ブロックが更にパーティション単位に分割される場合は、各々のパーティションに対応する符号化モードを選択することが可能である。
以下、この実施の形態1では、各々の符号化ブロックが更にパーティション単位に分割されるものとして説明する。
符号化制御部1による符号化モードの選択方法は、公知の技術であるため詳細な説明を省略するが、例えば、利用可能な任意の符号化モードを用いて、符号化ブロックに対する符号化処理を実施して符号化効率を検証し、利用可能な複数の符号化モードの中で、最も符号化効率がよい符号化モードを選択する方法などがある。
符号化制御部1は、量子化パラメータ及び変換ブロックサイズを含む予測差分符号化パラメータを変換・量子化部7、逆量子化・逆変換部8及び可変長符号化部13に出力する。また、予測差分符号化パラメータを必要に応じてイントラ予測部4に出力する。
ここで、図7は最大サイズの符号化ブロックが階層的に複数の符号化ブロックに分割される様子を示す説明図である。
図7の例では、最大サイズの符号化ブロックは、第0階層の符号化ブロックB0であり、輝度成分で(L0,M0)のサイズを有している。
また、図7の例では、最大サイズの符号化ブロックB0を出発点として、4分木構造で、別途定める所定の深さまで階層的に分割を行うことによって、符号化ブロックBnを得ている。
ただし、LnとMnは同じであってもよいし異なっていてもよいが、図7の例ではLn=Mnのケースを示している。
以降、符号化ブロックBnのサイズは、符号化ブロックBnの輝度成分におけるサイズ(Ln,Mn)と定義する。
ブロック分割部2では、4分木分割を行うため、常に(Ln+1,Mn+1)=(Ln/2,Mn/2)が成立する。
ただし、RGB信号などのように、全ての色成分が同一サンプル数を有するカラー映像信号(4:4:4フォーマット)では、全ての色成分のサイズが(Ln,Mn)になるが、4:2:0フォーマットを扱う場合、対応する色差成分の符号化ブロックのサイズは(Ln/2,Mn/2)である。
以降、第n階層の符号化ブロックBnで選択しうる符号化モードをm(Bn)と表記する。
符号化モードm(Bn)には、1つないし複数のイントラ符号化モード(総称して「INTRA」)、1つないし複数のインター符号化モード(総称して「INTER」)があり、符号化制御部1は、上述したように、当該ピクチャで利用可能な全ての符号化モードないしは、そのサブセットの中から、符号化ブロックBnに対して最も符号化効率がよい符号化モードを選択する。
以降、符号化ブロックBnに属するパーティションをPi n(i: 第n階層におけるパーティション番号)と表記する。図8は符号化ブロックBnに属するパーティションPi nを示す説明図である。
符号化ブロックBnに属するパーティションPi nの分割がどのようになされているかは符号化モードm(Bn)の中に情報として含まれる。
パーティションPi nは、すべて符号化モードm(Bn)に従って予測処理が行われるが、パーティションPi n毎に、個別の予測パラメータを選択することができる。
図9(a)の斜線部分は分割後のパーティションの分布を示し、また、図9(b)は階層分割後のパーティションに符号化モードm(Bn)が割り当てられる状況を4分木グラフで示している。
図9(b)において、□で囲まれているノードが、符号化モードm(Bn)が割り当てられたノード(符号化ブロックBn)を示している。
また、符号化制御部1は、分割後のパーティションに対して、前述の通りに、変換ブロックの分割形状を決定する。
以下、この明細書では、Pi nはパーティションを示し、(Pi n)はパーティションPi nの予測画像を示すものとする。
なお、イントラ予測パラメータとして選択できるイントラ予測方向数は、処理対象となるブロックのサイズに応じて異なるように構成してもよい。
大きいサイズのパーティションでは、イントラ予測の効率が低下するため、選択できるイントラ予測方向数を少なくし、小さいサイズのパーティションでは、選択できるイントラ予測方向数を多くするように構成することができる。
例えば、4×4画素パーティションや8×8画素パーティションでは34方向、16×16画素パーティションでは17方向、32×32画素パーティションでは9方向などのように構成してもよい。
図10は符号化ブロックBnに属する各パーティションPi nにおいて選択可能なイントラ予測パラメータ(イントラ予測モード)の一例を示す説明図である。
図10の例では、イントラ予測モードに対応する予測方向ベクトルを示しており、選択可能なイントラ予測モードの個数が増えるに従って、予測方向ベクトル同士の相対角度が小さくなるように設計されている。
以下、輝度成分に対する予測画像の生成処理を具体的に説明するが、ここでは、イントラ予測部4が、パーティションPi nの輝度信号に対するイントラ予測パラメータ(イントラ予測モード)に基づいて、その輝度信号のイントラ予測信号を生成するイントラ処理について説明する。
説明の便宜上、パーティションPi nのサイズをli n×mi n画素とする。
図11の例では、パーティションPi nに隣接している符号化済みの上パーティションの画素((2×li n+1)個の画素)と、左パーティションの画素((2×mi n)個の画素)を予測に用いる参照画素としているが、予測に用いる画素は、図11に示す画素より多くても少なくてもよい。
また、図11の例では、隣接している1行又は1列分の画素を予測に用いているが、2行又は2列分の画素、あるいは、それ以上の画素を予測に用いてもよい。
イントラ予測モードのインデックス値が2(平均値予測)以外の場合には、インデックス値が示す予測方向ベクトルvp=(dx,dy)に基づいて、パーティションPi n内の画素の予測値を生成する。
予測値を生成する画素(予測対象画素)のパーティションPi n内の相対座標(パーティションの左上画素を原点とする)を(x,y)とすると、予測に用いる参照画素の位置は、下記に示すLと、隣接画素の交点となる。
ただし、kは正のスカラ値である。
図11の例では、参照画素が整数画素位置にないので、参照画素に隣接する2画素の平均値を予測値としている。
なお、隣接する2画素のみではなく、隣接する2画素以上の画素から補間画素を生成して予測値としてもよい。
イントラ予測画像(Pi n)の生成に用いているイントラ予測パラメータは、上述したように、ビットストリームに多重化するために可変長符号化部13に出力される。
図12は色差信号のイントラ予測パラメータと色差イントラ予測モードの対応例を示す説明図である。
入力信号フォーマットがYUV4:2:0信号又はYUV4:2:2信号である場合には、符号化制御部1により選択された符号化モードが、輝度信号と同じイントラ予測モードを適用することを示す輝度色差共通イントラ予測モードであれば、ブロック分割部2により分割された符号化ブロックにおける色差成分に対して、輝度信号と同じイントラ予測モードによるフレーム内予測を実施して、色差成分に対する予測画像を生成する。
また、符号化制御部1により選択された符号化モードが、イントラ符号化モードにおける輝度相関利用色差信号予測モードであれば、その符号化ブロックを構成している画素のうち、水平方向及び垂直方向に隣接している複数の画素に係る輝度成分を用いて、輝度成分と色差成分の相関を示す相関パラメータを算出し、その相関パラメータと処理対象となる色差成分符号化ブロックに対応する輝度成分を用いて、色差成分に対する予測画像を生成する。
YUV4:4:4信号では、輝度信号と色差信号のエッジ位置に高い相関関係があるため、輝度信号と異なる方向性予測モードを色差信号に適用することを禁止することにより、その色差信号のイントラ予測モードの情報量を削減して、符号化効率を高めることができる。
当然、色差信号に対して、輝度信号とは異なる方向性予測モードを選択できるように構成してもよい。
即ち、動き補償予測部5は、動き補償予測フレームメモリ12により格納されている1フレーム以上の参照画像を用いて、符号化制御部1から出力されたインター予測パラメータに基づいて、その符号化ブロックに対する動き補償予測処理を実施することで、インター予測画像(Pi n)を生成する。
インター予測画像(Pi n)の生成に用いられるインター予測パラメータは、画像復号装置側でも、全く同じインター予測画像(Pi n)を生成する必要があるため、可変長符号化部13によってビットストリームに多重化される。
即ち、変換・量子化部7は、減算部6が予測差分信号ei nを生成すると、予測差分信号ei nの輝度信号に対する変換・量子化処理を実施する場合、ブロック分割部2により分割された符号化ブロックをさらに階層的に分割して、分割後のブロック単位で輝度信号の変換・量子化処理を実施する。
つまり、輝度信号の予測ブロックの形状が正方形である予測モードが符号化ブロックの符号化モードとして選択された場合、符号化ブロックが1つまたは複数の正方形の変換ブロックに階層的に分割されるように構成する。
一方、輝度信号の予測ブロックの形状が長方形である予測モードが符号化ブロックの符号化モードとして選択された場合、符号化ブロックが1つまたは複数の長方形の変換ブロックに階層的に分割されるように構成する。
一方、輝度信号の予測ブロックの形状が長方形である予測モードが符号化ブロックの符号化モードとして選択されていれば、輝度信号と同様に、符号化ブロックが1つまたは複数の長方形の変換ブロックに階層的に分割されるように構成する。この場合、色差信号の変換ブロックサイズは、対応する輝度信号の変換ブロックの縦横ともに半分のサイズとなる。
また、図14に示すように、入力信号フォーマットがYUV4:4:4信号である場合には、色差信号の変換ブロックは、常に輝度信号の変換ブロックと同様の分割を行い、同じサイズの変換ブロックとなるように構成する。
また、イントラ予測用メモリ10には、イントラ予測に用いるために、当該局所復号画像が格納される。
ここで、符号化歪は、変換ブロックの境界に沿って発生するため、変換ブロックの境界に対して符号化歪の補償を行う。小さい変換ブロックについては、変換ブロックの境界の符号化歪が目立ちにくいので、ヘッダで最小ループフィルタ適用ブロックサイズをシグナリングし、変換ブロックサイズが最小ループフィルタ適用ブロックサイズより大きいブロックに対してのみ、符号化歪補償を適用するように構成してもよい。このようにすれば、不要な符号化歪補償を省略することができるので、画質を保ちつつ演算量を削減することができる。
このような符号化歪に対しては、所定のブロック毎に、局部復号画像のエッジ方向や画素値の分布などを分析し、エッジ方向又は画素値のレベル情報である適応画素オフセットタイプを決定するとともに、当該ブロック内のエッジの種類や画素値のサブレベル毎に、画素値のオフセットとして発生した符号化歪みを補償する画素オフセット値を決定し、その画素オフセット値を局部復号画像に加算することで符号化歪みを補償するように構成してもよい。
この場合には、上記の適応画素オフセットタイプ及び画素オフセット値を可変長符号化部13で可変長符号化するようにする。
テクスチャタイプがエッジ部分を示す場合には、全色成分で共通のエッジ方向を決定して(例えば、各色成分のエッジ方向の中で、符号化効率が最高になるエッジ方向を全色成分で共通のエッジ方向に決定する)、そのエッジ方向を示すエッジ方向情報を可変長符号化部13で可変長符号化するとともに、全色成分で共通のエッジの種類を決定し、エッジの種類毎に各色成分独立に画素オフセット値を決定して(例えば、エッジの種類に対応する画素オフセット値を記録しているテーブルを参照して、画素オフセット値を決定する)、その画素オフセット値を可変長符号化部13で可変長符号化する。
また、各色成分独立に当該ブロック内の画素値のサブレベル毎に画素オフセット値を決定して(例えば、画素値のレベルを更に細かくサブレベル(例えば、16のレベル)に分類し、そのサブレベルに対応する画素オフセット値を記録しているテーブルを参照して、画素オフセット値を決定する)、その画素オフセット値を可変長符号化部13で可変長符号化する。
なお、ループフィルタ部11によるフィルタリング処理は、入力される局所復号画像信号の最大符号化ブロックあるいは個々の符号化ブロック単位で行ってもよいし、1画面分のマクロブロックに相当する局所復号画像信号が入力された後に1画面分まとめて行ってもよい。
可変長符号化部13は、入力信号フォーマット情報、変換・量子化部7から出力された圧縮データ、符号化制御部1から出力された符号化モード及び変換ブロック分割フラグを含む予測差分符号化パラメータ、イントラ予測部4から出力されたイントラ予測パラメータ又は動き補償予測部5から出力されたインター予測パラメータ及び動き情報などを可変長符号化して、その入力信号フォーマット情報、圧縮データ、符号化モード、予測差分符号化パラメータ、イントラ予測パラメータ/インター予測パラメータ、動き情報などの符号化データが多重化されているビットストリームを生成する(ステップST13)。
可変長符号化部13は、図3に示すように、変換・量子化部7から出力された圧縮データである直交変換係数を可変長符号化する変換係数可変長符号化部21と、入力信号フォーマット情報、符号化モード、変換ブロック分割フラグを含む予測差分符号化パラメータ、イントラ予測パラメータ/インター予測パラメータ、動き情報、ブロック分割情報などの符号化パラメータを可変長符号化する符号化パラメータ可変長符号化部22とから構成されており、変換係数可変長符号化部21により可変長符号化された圧縮データの符号化データと、符号化パラメータ可変長符号化部22により可変長符号化された符号化パラメータとは多重化されてビットストリームが生成される。
即ち、変換係数可変長符号化部21は、輝度成分、YUV4:2:0フォーマットの色差成分又はYUV4:4:4フォーマットの色差成分の変換ブロックを次のように算術符号化してブロック符号化データとして出力する。
(2)PosLastの水平成分であるPosLastXと、PosLastの垂直成分であるPosLastYを算術符号化する。
(3)斜めスキャンと逆順である逆斜めスキャン順(図16を参照)に、PosLastから以下の(4)〜(8)の処理を行う。
(5)逆斜めスキャン順に、significant_coeff_flagが非零である旨を示している周波数成分位置の直交変換係数については、その直交変換係数の絶対値が1より大きいか否かを示すcoeff_abs_level_greater1_flagを算術符号化する。
(6)逆斜めスキャン順に、coeff_abs_level_greater1_flagが、直交変換係数の絶対値が1より大きい旨を示している周波数成分位置の直交変換係数については、その直交変換係数の絶対値が2より大きいか否かを示すcoeff_abs_level_greater2_flagを算術符号化する。
(7)逆斜めスキャン順に、significant_coeff_flagが非零である旨を示している周波数成分位置の直交変換係数については、その直交変換係数の正負の符号を示すcoeff_sign_flagを算術符号化する。
(8)逆斜めスキャン順に、coeff_abs_level_greater2_flagが、直交変換係数の絶対値が2より大きい旨を示している周波数成分位置の直交変換係数については、その直交変換係数の絶対値から3を減じた値であるcoeff_abs_level_minus3を算術符号化する。
(9)最後のサブブロックに至るまで(3)を繰り返し実施する。
ここで、significant_coeff_flagの算術符号化に用いる生起確率としては、画素サイズが4×4や8×8のサイズであれば、例えば、図17に示すようなYUV4:2:0用のコンテキストインデックス値(コンテキスト値情報)を参照して、色差信号における各変換係数のコンテキストインデックス値を特定し、そのコンテキストインデックス値に対応する生起確率(例えば、図示せぬ確率状態メモリの各領域には、周波数位置毎に定められたコンテキストインデックス値に対応する生起確率が格納されている)を用いる。
YUV4:2:2用のコンテキストインデックス値は、上記の確率状態メモリの領域を示すコンテキストインデックス値の割り当てが垂直方向に2個ずつ繰り返し適用されている。
このようにすれば、入力信号がYUV4:2:2フォーマットである場合でも、YUV4:2:0フォーマットの色差成分のコンテキストインデックス値の割り当て表を再利用することができ、少ない回路規模で圧縮効率を高めることができる。
可変長復号部41は、図1の画像符号化装置により生成されたビットストリームを入力すると、そのビットストリームに対する可変長復号処理を実施して(図5のステップST41)、1フレーム以上のピクチャから構成されるシーケンス単位あるいはピクチャ単位にフレームサイズを復号する。
可変長復号部41は、フレームサイズを復号すると、図1の画像符号化装置で決定された最大符号化ブロックサイズ(イントラ予測処理又は動き補償予測処理が実施される際の処理単位となる符号化ブロックの最大サイズ)と、分割階層数の上限(最大サイズの符号化ブロックから階層的に分割されている符号化ブロックの階層数)を画像符号化装置と同様の手順で決定する(ステップST42)。
画像符号化装置によって、符号化ブロックの最大サイズ及び符号化ブロックの階層数がビットストリームに多重化されている場合には、そのビットストリームから符号化ブロックの最大サイズ及び符号化ブロックの階層数を復号する。
そして、可変長復号部41は、その符号化モードに含まれている符号化ブロックBnに属するパーティションPi nの分割情報を参照して、ビットストリームに多重化されている符号化データの中で、各パーティションPi nに係る符号化データを特定する(ステップST43)。
可変長復号部41は、各パーティションPi nに係る符号化データから圧縮データ、変換ブロック分割フラグを含む予測差分符号化パラメータ、イントラ予測パラメータ/インター予測パラメータを可変長復号して、その圧縮データ及び予測差分符号化パラメータを逆量子化・逆変換部45に出力するとともに、符号化モード及びイントラ予測パラメータ/インター予測パラメータを切替スイッチ42に出力する(ステップST44)。
これにより、画像符号化装置側で、イントラ予測パラメータの符号量を削減している場合でも、イントラ予測パラメータを正しく復号することができる。
可変長復号部41は、図6に示すように、ビットストリームに多重化された符号化データから圧縮データである直交変換係数を可変長復号する変換係数可変長復号部51と、ビットストリームに多重化された符号化データから入力信号フォーマット情報、符号化モード、予測差分符号化パラメータ、イントラ予測パラメータ/インター予測パラメータ、動き情報、ブロック分割情報などの符号化パラメータを可変長復号する符号化パラメータ可変長復号部52とから構成されている。
即ち、変換係数可変長復号部51は、輝度成分、YUV4:2:0フォーマットの色差成分又はYUV4:4:4フォーマットの色差成分の変換ブロックを次のように算術復号する。
SigCoeffGroupFlagが当該サブブロック内に非零の直交変換係数が含まれている旨を示している場合、以下の(2)〜(6)の処理を行う。
(2)逆斜めスキャン順に、各周波数成分の位置にある直交変換係数が非零であるか否かを示すsignificant_coeff_flagを算術復号する。
coeff_abs_level_greater1_flagが、直交変換係数の絶対値が1より大きくないことを示す場合には、当該周波数成分位置の直交変換係数の絶対値として1を出力する。
(4)逆斜めスキャン順に、coeff_abs_level_greater1_flagが、直交変換係数の絶対値が1より大きい旨を示している周波数成分位置の直交変換係数については、その直交変換係数の絶対値が2より大きいか否かを示すcoeff_abs_level_greater2_flagを算術復号する。
coeff_abs_level_greater2_flagが、直交変換係数の絶対値が2より大きくないことを示す場合には、当該周波数成分位置の直交変換係数の絶対値として2を出力する。
(6)逆斜めスキャン順に、coeff_abs_level_greater2_flagが、直交変換係数の絶対値が2より大きい旨を示している周波数成分位置の直交変換係数については、その直交変換係数の絶対値から3を減じた値であるcoeff_abs_level_minus3を算術復号する。
当該周波数成分位置の直交変換係数の絶対値をcoeff_abs_level_minus3の値に3を加えた値とし、coeff_sign_flagにより当該周波数成分位置の直交変換係数の絶対値に対する正負の符号を決定する。
YUV4:2:2用のコンテキストインデックス値は、上記の確率状態メモリの領域を示すコンテキストインデックス値の割り当てが垂直方向に2個ずつ繰り返し適用されている。
このようにすれば、入力信号がYUV4:2:2フォーマットである場合でも、YUV4:2:0フォーマットの色差成分のコンテキストインデックス値の割り当て表を再利用することができ、少ない回路規模で圧縮効率を高めることができる。
即ち、イントラ予測部43は、可変長復号部41からイントラ予測パラメータを受けると、図1のイントラ予測部4と同様に、例えば、パーティションPi nに対するイントラ予測モードのインデックス値が2(平均値予測)である場合、上パーティションの隣接画素と左パーティションの隣接画素の平均値をパーティションPi n内の画素の予測値として予測画像を生成する。
イントラ予測モードのインデックス値が2(平均値予測)以外の場合には、インデックス値が示す予測方向ベクトルvp=(dx,dy)に基づいて、パーティションPi n内の画素の予測値を生成する。
イントラ予測部43は、同様の手順で、パーティションPi n内の輝度信号のすべての画素に対する予測画素を生成し、その生成したイントラ予測画像(Pi n)を出力する。
即ち、動き補償部44は、動き補償予測フレームメモリ49により格納されている1フレーム以上の参照画像を用いて、そのインター予測パラメータに基づくパーティションPi nに対する動き補償予測処理を実施することで、インター予測画像(Pi n)を生成する。
また、イントラ予測用メモリ47には、イントラ予測に用いるために、当該復号画像が格納される。
ここで、符号化歪は、変換ブロックの境界に沿って発生するため、変換ブロックに境界に対して符号化歪の補償を行う。小さい変換ブロックについては、変換ブロックの境界の符号化歪が目立ちにくいので、ヘッダで最小ループフィルタ適用ブロックサイズをシグナリングし、変換ブロックサイズが最小ループフィルタ適用ブロックサイズより大きいブロックに対してのみ符号化歪補償を適用するように構成してもよい。このようにすれば、不要な符号化歪補償を省略することができるので、画質を保ちつつ演算量を削減することができる。
このような符号化歪に対しては、所定のブロック毎に、可変長復号部41が適応画素オフセットタイプ及び画素オフセット値を可変長復号し、その適応画素オフセットタイプがエッジ部分の画素オフセット値を補償することを示している場合には、当該ブロック内のエッジの種類毎の画素値のオフセット値を復号画像に加算することで符号化歪みを補償する。
また、その適応画素オフセットタイプがエッジ部分でない部分の画素オフセット値を補償することを示している場合には、当該ブロック内の画素値のサブレベル毎の画素オフセット値を復号画像に加算することで符号化歪を補償する。
テクスチャタイプがエッジ部分を示す場合には、全色成分で共通のエッジ方向情報を可変長復号部41で可変長復号するとともに、全色成分で共通のエッジの種類を決定して、エッジの種類毎に各色成分独立に画素オフセット値を可変長復号部41で可変長復号し、画素オフセットの補償処理を実施する。
このようにすれば、図1の画像符号化装置で符号化された4:4:4フォーマットの符号化データを好適に復号することができる。
なお、ループフィルタ部48によるフィルタリング処理は、入力される復号画像信号の最大符号化ブロックあるいは個々の符号化ブロック単位で行ってもよいし、1画面分のマクロブロックに相当する復号画像信号が入力された後に1画面分まとめて行ってもよい。
ステップST43〜ST49の処理は、全ての符号化ブロックBnに属するパーティションPi nに対する処理が完了するまで繰り返し実施される(ステップST51)。
実施の形態2の画像符号化装置では、YUV信号の輝度成分(Y成分)に相当する第一の色成分については、信号フォーマットが4:0:0フォーマットであるとした場合の実施の形態1の処理(図1)と同様の処理を実施する。すなわち、フレーム内予測符号化を実施するか、あるいは、符号化済みの他のピクチャに含まれている第一の色成分の局部復号画像を参照画像として利用してフレーム間予測符号化を実施することで予測画像を生成する処理を実施する。
また、YUV信号の他の色成分(U成分およびV成分)に相当する第二の色成分及び第三の色成分については、図19に示す画像符号化装置による符号化処理を実施する。図19において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。相関利用予測部61は符号化制御部1により決定された符号化モードが相関利用予測モードである場合、符号化済みの同一ピクチャに含まれている第一の色成分の局部復号画像を参照画像として利用してフレーム間予測符号化を実施することで予測画像を生成する処理を実施する。
なお、相関利用予測部61は予測画像生成部を構成している。
画像符号化装置がコンピュータで構成される場合、イントラ予測用メモリ10及び動き補償予測フレームメモリ12をコンピュータのメモリ上に構成するとともに、符号化制御部1、ブロック分割部2、切替スイッチ3、相関利用予測部61、動き補償予測部5、減算部6、変換・量子化部7、逆量子化・逆変換部8、加算部9、ループフィルタ部11及び可変長符号化部13の処理内容を記述しているプログラムの全部又は一部を当該コンピュータのメモリに格納し、当該コンピュータのCPUが当該メモリに格納されているプログラムを実行するようにすればよい。
図20において、相関算出部62は参照画像内で当該予測対象ブロックと同じ位置にあるブロックの上端及び左端に隣接している画素値である画面間参照画素Rec’L(図22(a)において、斜線が施されている画素)と、予測対象ブロックの上端及び左端に隣接している当該処理対象信号の復号済の画素値であるイントラ予測用メモリ10に格納された画面内参照画素RecC(図22(b)において、斜線が施されている画素)とを用いて、予測に用いる相関パラメータα,βを算出する処理を実施する。
相関利用予測画像生成部63は相関算出部62により算出された相関パラメータα,βと画面間参照画素Rec’Lを用いて予測画像PredCを生成する処理を実施する。
また、YUV信号の他の色成分(U成分およびV成分)に相当する第二の色成分及び第三の色成分については、図23に示す画像復号装置による復号処理を実施する。図23において、図4と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。相関利用予測部71は可変長復号部41により可変長復号された符号化モードが相関利用予測モードである場合、復号済みの同一ピクチャに含まれている第一の色成分の復号画像を参照画像として利用してフレーム間予測復号を実施することで予測画像を生成する処理を実施する。
なお、相関利用予測部71は予測画像生成部を構成している。
画像復号装置がコンピュータで構成される場合、イントラ予測用メモリ47及び動き補償予測フレームメモリ49をコンピュータのメモリ上に構成するとともに、可変長復号部41、切替スイッチ42、相関利用予測部71、動き補償部44、逆量子化・逆変換部45、加算部46及びループフィルタ部48の処理内容を記述しているプログラムの全部又は一部を当該コンピュータのメモリに格納し、当該コンピュータのCPUが当該メモリに格納されているプログラムを実行するようにすればよい。
図24において、相関算出部72は参照画像内で当該予測対象ブロックと同じ位置にあるブロックの上端及び左端に隣接している画素値である画面間参照画素Rec’L(図22(a)において、斜線が施されている画素)と、予測対象ブロックの上端及び左端に隣接している当該処理対象信号の復号済の画素値であるイントラ予測用メモリ47に格納された画面内参照画素RecC(図22(b)において、斜線が施されている画素)とを用いて、予測に用いる相関パラメータα,βを算出する処理を実施する。
相関利用予測画像生成部73は相関算出部72により算出された相関パラメータα,βと画面間参照画素Rec’Lを用いて予測画像PredCを生成する処理を実施する。
また、予測構成フラグが4:4:4フォーマットのそれぞれの色成分をYUV4:0:0フォーマットのピクチャとしてピクチャ単位に符号化を行う構成で符号化を行うことを示す場合、上記のように生成された3つのYUV4:0:0画像をまとめて、表示などのためのアクセスの単位となる1つのピクチャ(アクセスユニット)と認識するための情報であるアクセスユニットデリミタをピクチャの先頭に多重化する。
また、可変長符号化部13は、相関利用予測が使用可能か否かを示すフラグをヘッダ情報として可変長符号化するようにしても良い。このようにすることで、色成分間の相関を利用した予測の効率が低い映像では予め使用不可とすることで符号化モードとして相関利用予測モードを用意せずに済み、符号化ブロック単位の符号化モードの符号量を削減することができる。
次のピクチャでは、図21に示すように、Y成分に相当する第一の色成分については、動き補償予測フレームメモリ12に格納された前ピクチャの第一の色成分の局部復号画像を参照画像として利用して、YUV4:0:0フォーマットとして符号化する。
U成分及びV成分に相当するその他の色成分については、前ピクチャと同様に、当該ピクチャの第一の色成分の局部復号画像を参照画像として利用して、それぞれ符号化を行う。
あるいは、U成分及びV成分に相当する色成分の動き補償予測処理においては、Y成分に相当する第一の色成分と同様に動き補償予測フレームメモリ12に格納された同一色成分の局部復号画像を参照画像とし、当該ピクチャの第一の色成分の局部復号画像も含めた参照ピクチャリストの中から参照ピクチャを選択して動き補償予測を実施しても良い。このとき、どのピクチャを参照したかの参照画像選択情報と動きベクトルを可変長符号化する。ただし、当該ピクチャの第一の色成分の局部復号画像を参照する場合は、動きベクトルの可変長符号化は行わない。また、U成分及びV成分に相当する色成分の動き補償予測処理において、当該ピクチャの第一の色成分の局部復号画像の参照を禁止し、相関利用信号予測でのみ当該ピクチャの第一の色成分の局部復号画像を参照できるよう構成してもよい。
最初に、画像符号化装置の処理内容を説明する。
ただし、イントラ予測部4の代わりに、相関利用予測部61を設けている点以外は、上記実施の形態1と同様であるため、ここでは、相関利用予測部61の処理内容だけを説明する。
相関利用予測部61の相関算出部62は、符号化制御部1により決定された符号化モードが相関利用予測モードである場合、図22に示すように、参照画像内で当該予測対象ブロックと同じ位置にあるブロックの上端及び左端に隣接している画素値である画面間参照画素Rec’L(図22(a)において、斜線が施されている画素)と、予測対象ブロックの上端及び左端に隣接している当該処理対象信号の復号済の画素値であるイントラ予測用メモリ10に格納された画面内参照画素RecC(図22(b)において、斜線が施されている画素)とを用いて、下記の式(1)及び式(2)に示すように、予測に用いる相関パラメータα,βを算出する処理を実施する。
式(1),(2)において、Iは処理対象となる予測ブロックの1辺の画素数の2倍の値である。
また、輝度成分の符号化回路のみで4:4:4フォーマットの画像を高効率に圧縮することができる。
なお、上記相関パラメータα,βは算出せず、処理対象の色成分と参照画像の色成分との組み合わせ毎に固定値を定めておいても良いし、色成分に関わらず特定の値(例えばα=1,β=0)に固定化しても良い。このようにすることで予測効率は低下するが演算量が少なくなるため、低演算性が強く求められる場合は相関パラメータα,βを固定化した方が好ましい。
また、画面間参照画素Rec’Lについては白黒反転した値を用いても良い。これは、色成分間で色黒が反転(ネガポジ反転)したような相関関係を有する場合があるためである。具体的には、画面間参照画素Rec’Lの取り得る輝度値の最小値をVAL_MIN、最大値をVAL_MAXとした場合、
(反転後の値)=VAL_MAX−(反転前の値)+VAL_MIN
となる。画面間参照画素Rec’Lに対して上記反転処理を行うか否かについては各色成分のヘッダ情報にフラグとして符号化・復号しても良いし、相関利用予測で参照する色成分と符号化対象の色成分の組み合わせによって固定的に決定しても良い。ヘッダ情報にフラグとして符号化・復号する場合は、符号化装置側で最適な方を選択することができる点が利点である。一方、固定的に決定する場合は、フラグ符号化するための符号量が発生しないことと、符号化装置側での選択処理が不要となるため装置化が容易になる点が利点である。
可変長復号部41が符号化データから予測構成フラグを復号し、その予測構成フラグが4:4:4フォーマットの各色成分間で予測符号化を行う構成にすることを示していれば、アクセスユニットデリミタを復号することで、3つのYUV4:0:0フォーマットの画像を、表示などのためのアクセスの単位となる1つのピクチャ(アクセスユニット)として認識する。
そして、第一の色成分をYUV4:0:0フォーマットとして復号して、第一の色成分の復号画像を動き補償予測フレームメモリ49に格納し、その動き補償予測フレームメモリ49に格納された第一の色成分の復号画像を参照画像として利用して、その他の色差成分(例えばU成分およびV成分)の画像をYUV4:0:0フォーマットであるとみなして復号するように構成する。
符号化モード情報が符号化モードとして、インター予測モードを適用する旨を示す場合には、第一の色成分を参照画像として、動きベクトルが零で特定される領域のブロックを予測値として動き補償予測処理を行う。従って、色成分間のインター予測モードの場合には、動きベクトル及び参照画像選択情報の可変長復号は行わない。あるいは、U成分及びV成分に相当する色成分の動き補償予測処理においては、Y成分に相当する第一の色成分と同様に当該ピクチャと同一色成分の復号画像を参照画像とし、当該ピクチャの第一の色成分の復号画像も含めた参照ピクチャリストの中から参照ピクチャを選択して動き補償予測を実施するように本実施の形態2の画像符号化装置が構成されている場合、対応する画像復号装置も同様の処理を実施する。このとき、どのピクチャを参照したかの参照画像選択情報と動きベクトルを可変長復号する。ただし、可変長復号した参照画像選択情報が、当該ピクチャの第一の色成分の復号画像を参照することを示す場合は、動きベクトルの可変長復号は行わない。
符号化モード情報が符号化モードとして、相関利用予測モードを適用する旨を示す場合には、上記の相関利用予測処理を行うことによって予測画像を生成する。
即ち、この実施の形態2の画像復号装置では、U成分及びV成分に相当する色成分における符号化モードとして、インター予測モードと相関利用予測モードを備える。その他の処理は、上記実施の形態1の画像復号装置と同様の処理を行う。
ただし、U成分及びV成分に相当する色成分の動き補償予測処理において、当該ピクチャの第一の色成分の復号画像の参照を禁止し、相関利用信号予測でのみ当該ピクチャの第一の色成分の復号画像を参照できるように本実施の形態2の画像符号化装置が構成されている場合、対応する画像復号装置も同様の処理を実施する。
図26はこの発明の実施の形態2による画像符号化装置の相関利用適応予測部81を示す構成図である。
図26において、切替スイッチ82は符号化制御部1により決定された符号化モードがイントラ予測モードである場合、画面内参照画素をイントラ予測部83に出力し、その符号化モードが相関利用予測モードである場合、画面内参照画素を相関利用予測部84に出力する処理を実施する。
相関利用予測部84は符号化制御部1により決定された符号化モードが相関利用予測モードである場合、図19の相関利用予測部61と同様の相関利用予測処理を実施してイントラ予測画像を生成する処理を実施する。
したがって、イントラ予測部4の代わりに、相関利用適応予測部81を実装すると、符号化制御部1により決定された符号化モードがイントラ予測モードであれば、上記実施の形態1の方法でイントラ予測画像が生成され、符号化制御部1により決定された符号化モードが相関利用予測モードであれば、この実施の形態2の方法(相関利用予測)でイントラ予測画像が生成される。
この場合、可変長符号化部13で符号化する符号化モードは、イントラ予測モード、相関利用予測モード、インター符号化モードのいずれを適用するかを示す符号化モード情報を示す。
図28はこの発明の実施の形態2による画像復号装置の相関利用適応予測部91を示す構成図である。
図28において、切替スイッチ92は可変長復号部41により可変長復号された符号化モードがイントラ予測モードである場合、画面内参照画素をイントラ予測部93に出力し、その符号化モードが相関利用予測モードである場合、画面内参照画素を相関利用予測部94に出力する処理を実施する。
相関利用予測部94は可変長復号部41により可変長復号された符号化モードが相関利用予測モードである場合、図23の相関利用予測部71と同様の相関利用予測処理を実施してイントラ予測画像を生成する処理を実施する。
したがって、イントラ予測部43の代わりに、相関利用適応予測部91を実装すると、可変長復号部41により可変長復号された符号化モードがイントラ予測モードであれば、上記実施の形態1の方法でイントラ予測画像が生成され、可変長復号部41により可変長復号された符号化モードが相関利用予測モードであれば、この実施の形態2の方法でイントラ予測画像が生成される。
また、この実施の形態2では、4:4:4フォーマットの画像を例として説明したが、当然、それぞれの色成分のサイズが等しければ、マルチチャンネル画像やハイパースペクトル画像などといった複数の色成分を持つ画像フォーマットについて同様の処理を行うことができる。
さらに、スケーラブル符号化のようにそれぞれの色成分のサイズが異なる場合においても、それぞれの色成分を符号化する際に予測参照する色成分を符号化対象の色成分のサイズの拡大または縮小して用いることで同様の処理を行うことができる。
実施の形態3では、上記実施の形態2で説明した符号化、復号処理とは別の符号化、復号処理について説明する。
図19は、本実施の形態3による画像符号化装置を示す構成図であるが、上記実施の形態2で説明した画像符号化装置を示す構成図と同一であるため、説明を省略する。
図20は、上記実施の形態2で説明した相関利用予測部61を示す構成図と同一であるが、本実施の形態3において、相関利用予測部61の相関算出部62は、符号化制御部1により決定された符号化モードが相関利用予測モードである場合、予測に用いる相関パラメータα、βを符号化済の画素値を用いて算出するか(相関パラメータα、βのビットストリームへの多重が不要なモード)、予測に用いる相関パラメータα、βを符号化対象ブロック内の画素値を用いて算出するか(相関パラメータα、βのビットストリームへの多重が必要なモード)、いずれかの処理を実施する。
相関利用予測画像生成部63は相関算出部62により算出された相関パラメータα、βと画面間参照画素Rec’Lを用いて予測画像PredCを生成する処理を実施する。
図24は、上記実施の形態2で説明した相関利用予測部71を示す構成図と同一であるが、本実施の形態3において、相関利用予測部71の相関算出部72は、可変長復号部より復号された符号化モードが相関利用予測モードで予測に用いる相関パラメータα、βを復号済の画素値を用いて算出するモードの場合(相関パラメータα、βのビットストリームへの多重が不要なモード)、予測に用いる相関パラメータα、βを復号済の画素値を用いて算出し、算出した相関パラメータα、βを相関利用予測画像生成部73へ出力する。可変長復号部より復号された符号化モードが相関利用予測モードで予測に用いる相関パラメータα、βがビットストリームに多重化されているモードの場合に(相関パラメータα、βのビットストリームへの多重が必要なモード)、可変長復号部より復号された相関パラメータα、βを、相関利用予測画像生成部73へ出力する。
相関利用予測画像生成部73は相関算出部72より出力された相関パラメータα、βと画面間参照画素Rec’Lを用いて予測画像PredCを生成する処理を実施する。
最初に画像符号化装置の処理内容を説明する。ただし、画像符号化装置の構成、相関利用予測部61の構成は、上記実施の形態2と同様である。
本実施の形態3の相関利用予測部61の相関算出部62は、符号化制御部1により決定された符号化モードが相関利用予測モードである場合、予測に用いる相関パラメータα、βを復号済の画素値を用いて算出するか(相関パラメータα、βのビットストリームへの多重が不要なモード)、予測に用いる相関パラメータα、βを符号化対象ブロック内の画素値を用いて算出するか(相関パラメータα、βのビットストリームへの多重が必要なモード)、いずれかの処理を実施する。
相関パラメータα、βを復号済の画素値を用いて算出するモードの場合には(相関パラメータα、βのビットストリームへの多重が不要なモード)、図22に示すように、参照画像内で当該予測対象ブロックと同じ位置にあるブロックの上端及び左端に隣接している画素値である画面間参照画素Rec’L(図22(a)において、斜線が施されている画素)と、予測対象ブロックの上端及び左端に隣接している当該処理対象信号の復号済の画素値であるイントラ予測用メモリ10に格納された画面内参照画素RecC(図22(b)において、斜線が施されている画素)とを用いて、上記実施の形態2と同様に、式(1)及び式(2)に示すように、予測に用いる相関パラメータα、βを算出する処理を実施する。
式(1)、(2)において、Iは処理対象となる予測ブロックの1辺の画素数の2倍の値である。
相関パラメータα、βを符号化対象ブロック内の画素値を用いて算出するモードの場合には(相関パラメータα、βのビットストリームへの多重が必要なモード)、復号済の参照ブロック内の画素Rec’L(図29(a)において、網掛けが施されている画素)と、符号化対象ブロック内の画素RecC(図29(b)において、網掛けが施されている画素)とを用いて、上記の式(1)及び式(2)に示すように、予測に用いる相関パラメータα、βを算出する処理を実施する。
予測に用いる相関パラメータα、βを符号化対象ブロック内の画素値を用いて算出するモードの場合には、復号側で用いる相関パラメータα、βをビットストリームに多重化する必要があるため、相関パラメータα、βを可変長符号化部へ出力する。
なお、予測に用いる相関パラメータα、βを復号済の画素値を用いて算出するモードの場合には(相関パラメータα、βのビットストリームへの多重が不要なモード)、復号側で符号化側と同様の処理を実施することにより相関パラメータα、βを算出することができるため、相関パラメータα、βをビットストリームに多重化する必要はない。
予測に用いる相関パラメータα、βを復号済の画素値を用いて算出するモードと、予測に用いる相関パラメータα、βを符号化対象ブロック内の画素値を用いて算出するモードのいずれを選択するかは、符号化制御部1により決定される。
相関利用予測部61の相関利用予測画像生成部63は、相関算出部62が相関パラメータα、βを算出すると、その相関パラメータα、βと画面間参照画素Rec’Lを用いて、上記実施の形態2と同様に、式(3)に示すように、予測画像PredCを生成する。
また、相関パラメータα、βを符号化対象ブロック内の画素値を用いて算出する方法(相関パラメータα、βのビットストリームへの多重が必要なモード)の別の実施の形態として、相関パラメータα、βの値を直接多重化せずに、相関パラメータα、βの候補値をインデックス化し、そのインデックスを多重化するようにしてもよい。このようにすることで相関パラメータα、βに関する符号量を抑えることができる。
なお、上記の動作以外の符号化処理の動作については、上記実施の形態2と同様であるため、説明は省略する。
可変長復号部41の動作については、上記実施の形態2と同様であるため、説明は省略する。
以下、可変長復号部より復号された符号化モードが相関利用予測モードである場合について説明する。
相関利用予測部71の相関算出部72は、予測に用いる相関パラメータα、βを復号済の画素値を用いて算出するモードである場合(相関パラメータα、βのビットストリームへの多重が不要なモード)、図22に示すように、参照画像内で当該予測対象ブロックと同じ位置にあるブロックの上端及び左端に隣接している画素値である画面間参照画素Rec’L(図22(a)において、網掛け(斜線)が施されている画素)と、予測対象ブロックの上端及び左端に隣接している当該処理対象信号の復号済の画素値であるイントラ予測用メモリ47に格納された画面内参照画素RecC(図22(b)において、網掛け(斜線)が施されている画素)とを用いて、上記の式(1)及び式(2)に示すように、予測に用いる相関パラメータα、βを算出する処理を実施する。
式(1)、(2)において、Iは処理対象となる予測ブロックの1辺の画素数の2倍の値である。
予測に用いる相関パラメータα、βをビットストリームより復号するモードの場合には、可変長復号部41にて復号された相関パラメータα、βを相関利用予測画像生成部73へ出力する。
なお、画面間参照画素Rec’Lについては白黒反転した値を用いても良い。これは、色成分間で色黒が反転(ネガポジ反転)したような相関関係を有する場合があるためである。具体的には、画面間参照画素Rec’Lの取り得る輝度値の最小値をVAL_MIN、最大値をVAL_MAXとした場合、
(反転後の値)=VAL_MAX−(反転前の値)+VAL_MIN
となる。画面間参照画素Rec’Lに対して上記反転処理を行うか否かについては各色成分のヘッダ情報にフラグとして符号化・復号しても良いし、相関利用予測で参照する色成分と符号化対象の色成分の組み合わせによって固定的に決定しても良い。ヘッダ情報にフラグとして符号化・復号する場合は、符号化装置側で最適な方を選択することができる点が利点である。一方、固定的に決定する場合は、フラグ符号化するための符号量が発生しないことと、符号化装置側での選択処理が不要となるため装置化が容易になる点が利点である。
また、上記では図19の画像符号化装置及び図23の画像復号装置による実施の形態について説明したが、実施の形態2で説明した図25の画像符号化装置及び図27の画像復号装置の構成とする場合も上記と同様の処理を実施する。すなわち、本実施の形態3では、図26の相関利用予測部84は本実施の形態3の相関利用予測部61と同様の処理を実施し、図28の相関利用予測部94は本実施の形態3の相関利用予測部71と同一の処理を実施する。
実施の形態4では、上記実施の形態2、3で説明した符号化、復号処理とは別の符号化、復号処理について説明する。
なお以下の説明においては、特に断らない限り、入力される映像信号が、YUV4:4:4信号であるとし、第1、第2、第3色成分がそれぞれY、U、V成分であるとして説明するが、入力される映像信号はRGB信号であるとし、第1、第2、第3色成分は3成分のいずれの組み合わせであってもよい。また入力される映像信号が3原色より更に多くの色成分を含む信号であってもよく、第4以降の色成分については、第2、第3色成分と同様の処理手順を適用することができる。
また、本実施の形態4は、特に断らない限り、それぞれの色成分をYUV4:0:0フォーマットであるとみなして符号化する。
インター予測部101は符号化制御部1により決定された符号化モードがインター予測モードである場合、YUV信号の輝度成分(Y成分)に相当する第1の色成分については、符号化済みの異なるPOC(Picture Order Count)を持つ第1の色成分の局部復号画像を参照画像として利用してフレーム間予測符号化を実施することで予測画像を生成する処理を実施する。
また、YUV信号のU成分およびV成分に相当する第2の色成分及び第3の色成分について、符号化済みの同じPOCを持つ異なる色成分の局部復号画像を参照画像として利用してフレーム間予測符号化を実施することで予測画像を生成するか、符号化済みの異なるPOCを持ち、符号化対象の色成分と同じ色成分の局部復号画像を参照画像として利用して、フレーム間予測符号化を実施することで予測画像を生成する処理を実施する。
なお、インター予測部101は予測画像生成部を構成している。
図32において、動き補償予測部5は動き補償予測フレームメモリ12に格納され、符号化対象の色成分と同じ色成分で異なるPOCを持つ局部復号画像を参照画像として利用してフレーム間予測符号化を実施することで予測画像を生成する処理を実施する。
相関利用予測部61は動き補償予測フレームメモリ12に格納され、符号化対象の色成分と異なる色成分で、同じPOCを持つ局部復号画像を参照画像として利用してフレーム間予測符号化を実施することで予測画像生成する処理を実施する。
なお、図32の相関利用予測部61は、上記実施の形態2、3で説明した相関利用予測部61を示す構成図と同一であるため、説明を省略する。ただし、予測に用いる相関パラメータα、βを復号済の画素値を用いて算出する場合(相関パラメータα、βのビットストリームへの多重が不要な場合)には、相関利用予測部61にイントラ予測用メモリ10に格納された画面内参照画素RecCを入力するように画像符号化装置を構成する必要がある。また、実施の形態2で説明したように、上記相関パラメータα,βは算出せず、処理対象の色成分と参照画像の色成分との組み合わせ毎に固定値を定めておいても良いし、色成分に関わらず特定の値(例えばα=1,β=0)に固定化しても良い。このようにすることで予測効率は低下するが演算量が少なくなるため、低演算性が強く求められる場合は相関パラメータα,βを固定化した方が好ましい。
また、図38は、本実施の形態4による画像復号装置を示す構成図であり、図において、図4と同一符号は同一または相当分を示すので説明を省略する。
インター予測部111は可変長復号部41にて復号された符号化モードがインター予測モードである場合、YUV信号の輝度成分(Y成分)に相当する第1の色成分については、復号済みの異なるPOCを持つ第1の色成分の復号画像を参照画像として利用して、フレーム間予測符号化を実施することで予測画像を生成する処理を実施する。
また、YUV信号のU成分およびV成分に相当する第2の色成分および第3の色成分について、復号済みの同じPOCを持つ異なる色成分の復号画像を参照画像として利用して、フレーム間予測符号化を実施することで予測画像を生成するか、復号済みの異なるPOCを持ち、復号対象の色成分と同じ色成分の復号画像を参照画像として利用して、フレーム間予測を実施することで予測画像を生成する処理を実施する。
また、図39はこの発明の実施の形態4による画像復号装置のインター予測部111を示す構成図である。
図39において、動き補償部44は動き補償予測フレームメモリ49に格納され、復号対象の色成分と同じ色成分で異なるPOCを持つ復号画像を参照画像として利用してフレーム間予測を実施することで予測画像を生成する処理を実施する。
相関利用予測部71は動き補償予測フレームメモリ49に格納され、復号対象の色成分と異なる色成分で、同じPOCを持つ復号画像を参照画像として利用してフレーム間予測を実施することで予測画像を生成する処理を実施する。ただし、予測に用いる相関パラメータα、βを復号済の画素値を用いて算出する場合(相関パラメータα、βのビットストリームへの多重が不要な場合)には、相関利用予測部71にイントラ予測用メモリ47に格納された画面内参照画素RecCを入力するように画像符号化装置を構成する必要がある。また、本実施の形態4の画像符号化装置が、上記相関パラメータα,βを算出せずに処理対象の色成分と参照画像の色成分との組み合わせ毎や、色成分に関わらず特定の値に固定化している場合、画像復号装置でも同一の固定値を用いるように構成する。
V成分に相当する第3の色成分のみから構成されるピクチャ(以下第3色成分ピクチャ)については、第1の色成分の動き補償予測と同様に、動き補償予測フレームメモリに格納された符号化対象と同じ色成分ピクチャ(第3色成分ピクチャ)の局部復号画像を参照画像(時間方向予測参照画像)として利用して予測画像を生成するか、動き補償予測フレームメモリに格納された同じPOCを持つ第1色成分ピクチャの局部復号画像を参照画像(色成分間予測参照画像)として利用して、予測画像を生成する。
U成分に相当する第2の色成分のみから構成されるピクチャ(以下第2色成分ピクチャ)については、第1の色成分の動き補償予測と同様に、動き補償予測フレームメモリに格納された符号化対象と同じ色成分ピクチャ(第2色成分ピクチャ)の局部復号画像を参照画像(時間方向予測参照画像)として利用して予測画像を生成するか、動き補償予測フレームメモリに格納された同じPOCを持つ第1または第3色成分ピクチャの局部復号画像を参照画像(色成分間予測参照画像)として利用して、予測画像を生成する。このとき、第1または第3色成分ピクチャの局部復号画像のどちらを参照するかはシーケンスレベル、ピクチャレベル、スライスレベルのヘッダ情報として決定するようにしてもよいし、予めいずれか一方に固定するようにしてもよい。なお、ヘッダ情報として用意する場合は、画像符号化装置で本ヘッダ情報を符号化し、画像復号装置で復号するように構成する。
なお時間方向予測参照画像を用いて予測画像を生成する処理は動き補償予測部5にて行い、色成分間予測参照画像を用いて予測画像を生成する処理は相関利用予測部61にて行う。
また、上記の通り、相関利用予測部61による、色成分間予測参照画像を用いて予測画像を生成する処理は第1の色成分以外の色成分のみで行うことができる。
最初に、画像符号化装置の処理内容を説明する。
ただし、動き補償予測部5の代わりに、インター予測部101を設け、インター予測部101の中に動き補償予測部5と相関利用予測部61を設けている点以外は、上記実施の形態1と同様である。実施の形態2における相関利用予測部61は、参照画像内で当該予測対象ブロックと同じ位置にあるブロックを参照ブロックとしているが、本実施の形態4における相関利用予測部61は、参照画像内の任意の位置にあるブロックを参照ブロックとする点が異なる。すなわち動き補償予測フレームメモリ12に格納された符号化対象と同じ色成分ピクチャの局部復号画像を参照画像(時間方向予測参照画像)として利用して予測画像を生成する動き補償予測部5と同様、参照ブロックの位置を示す動きベクトル(インター予測パラメータに含まれる)が可変長符号化部13にて符号化される。実施の形態2における相関利用予測部61と同様、参照画像内で当該予測対象ブロックと同じ位置にあるブロックを参照ブロックとすることにし、すなわち動きベクトルを零に固定とし、動きベクトルの可変長符号化を行わないようにしてもよい(動きベクトルも、参照画像インデックスも可変長符号化しないモード)。
このように相関利用予測では予測対象ブロックと同じ位置にあるブロックのみを参照するようにした場合、符号化ブロック内の全色成分を一つの符号化単位としたブロック単位の符号化処理を行う画像符号化装置を構成することもできる。このとき、同一符号化ブロックの各色成分の符号化モードを個別に設定しても良いし、共通としてもよい。個別に設定した場合、各色成分で適切な予測を選択することができ画像の品質を改善することができる。一方、共通とした場合は符号化モードの符号量を削減できると共に、各色成分での符号化モードの最適な組み合わせを算出する必要がなく、符号化装置を簡易化することができる。なお、符号化モードを個別とする場合も共通とする場合も、第1色成分では相関利用予測の参照色成分が存在しないため、相関利用予測を利用できない。したがって、個別とする場合は、第1色成分以外の色成分で相関利用予測が選択可能となる。一方、共通とする場合は第1色成分以外の色成分で相関利用予測を行うか否かの情報を符号化ブロックあるいは予測ブロック単位に別途符号化する必要がある。上記ブロック単位の相関利用予測の有無情報は第1色成分以外の全ての色成分で共通でも良いし、色成分毎に独立でも良い。独立に設定した場合、各色成分で適切な予測を選択することができ画像の品質を改善することができる。一方、共通とした場合は上記ブロック単位の相関利用予測の有無情報の符号量を削減することができる。
また、相関利用予測において動きベクトルを零に固定するか否かはシーケンスレベル、ピクチャレベル、スライスレベル等のヘッダ情報として符号化するようにしてもよい。このようにすることで相関利用予測における動きベクトルの有無を適応的に制御でき、符号化効率を改善することができる。
なおNの値および内挿フィルタ係数を色成分ごとに異なる値に設定するようにしてもよい。
相関利用予測部61においても動き補償予測部5と同様に、動きベクトルは1/4画素精度まで表現でき、小数画素位置の画素値は、隣接する整数画素から補間して生成する。内挿補間画素を生成する際のNの値および内挿フィルタ係数を動き補償予測部と同様に色成分によって切り替えるようにしてもよいし、参照画像(色成分間予測参照画像)の色成分によって切り替えるようにしてもよい。
Nの値を増やすことにより、演算量の増大または1つの小数画素を生成するために必要な参照画素数が増えるため、メモリバンド幅の増大になるが、より正確に画素を予測することができるため、動き補償予測効率や相関利用予測効率が高まる。逆にNの値を減らすことにより、演算量およびメモリバンド幅を抑えることができる。従って各色成分の持つ特徴に応じてNの値および内挿フィルタ係数を切り替えることで、回路規模を抑えて符号化効率を高めることができる。
別の実施の形態として、相関利用予測部61においては、小数画素の精度を切り替えて、例えば1/2画素精度まで、あるいは整数画素のみにする、逆に1/8画素精度まで利用できるようにするなどしてもよい。
また、輝度成分の符号化回路のみで4:4:4フォーマットの画像を高効率に圧縮することができる。
可変長符号化部13は、図3に示すように、変換・量子化部7から出力された圧縮データである直交変換係数を可変長符号化する変換係数可変長符号化部21と、入力信号フォーマット情報、符号化モード、変換ブロック分割フラグを含む予測差分符号化パラメータ、イントラ予測パラメータ/インター予測パラメータ、ブロック分割情報などの符号化パラメータを可変長符号化する符号化パラメータ可変長符号化部22とから構成されており、変換係数可変長符号化部21により可変長符号化された圧縮データの符号化データと、符号化パラメータ可変長符号化部22により可変長符号化された符号化パラメータとは多重化されてビットストリームが生成される。
インター予測部101より出力されるインター予測パラメータには、予測ブロック(Prediction Unit:以下PU)の単位にマージモード指示フラグやマージモード動きベクトル指示情報、予測方向指示情報、参照画像識別情報、予測ベクトル指示情報、差分動きベクトル情報などのインター予測に必要なパラメータが含まれる。
マージモードとは、符号化対象の予測ブロック(以下、カレントPU)に関わるインター予測パラメータを空間的に隣接する周囲のPUまたは参照画像のPUのインター予測パラメータにて代用するモードである。なおインター予測パラメータを参照するための参照画像のことを、予測画像を生成するための参照画像と区別するため、インター予測パラメータ参照画像と呼ぶこととする。マージモードが選択された場合(マージモード指示フラグがカレントPUがマージモードであることを指示する値である場合)には、空間的に隣接する周囲のPUまたはインター予測パラメータ参照画像のPUのインター予測パラメータからマージ候補リストを生成し、リストの中からカレントPUに代用するインター予測パラメータとして最適なインター予測パラメータを選択し、そのインデックス(マージモード動きベクトル指示情報)を符号化する。マージ候補リストに登録するインター予測パラメータの候補数の上限は、ピクチャまたはスライスごとに決定される。
図34にマージ候補リストに登録するPUのうち、空間的に隣接するPUの画素位置を示す。図34に示す6つの画素位置のPUのインター予測パラメータをマージ候補リストに登録する。なお図34に示す隣接PUのうち、符号化済みではないPUやイントラ符号化モードで符号化されたPUの場合や、登録済みの候補と同一のインター予測パラメータの場合には候補として登録しない。
次にインター予測パラメータ参照画像上でカレントPUと同一空間位置にあるPUをマージ候補リストに登録する。選択可能なインター予測パラメータ参照画像は、色成分によって異なる。第1の色成分の場合には、図35に示すように第1の色成分の参照画像(時間方向予測参照画像)の中からインター予測パラメータ参照画像(時間近傍参照画像)が選択される(時間方向予測のみを用いたマージモード)。時間近傍参照画像上でカレントPUと同一空間位置にあるPUをマージ候補PUとする。時間近傍参照画像上のマージ候補PUのインター予測パラメータがカレントPUのインター予測パラメータとして適用される場合には、マージ候補PUの動きベクトルは、時間近傍参照画像とマージ候補PUの参照画像の距離(POCの差分値)(td)とカレントピクチャとカレントPUの参照画像の距離(POCの差分値)(tb)に基づいて、マージ候補PUの動きベクトル(mvcol)はスケーリングされ、スケーリング後の動きベクトル(mvmerge_cand)がカレントPUの動きベクトルとして適用される(時間方向予測のみを用いたマージモードでスケーリング有)。
第1の色成分以外の色成分である第2または第3の色成分の場合には、第1の色成分と同様に時間近傍参照画像をインター予測パラメータ参照画像とするか(時間方向予測のみを用いたマージモード)、色成分間予測に用いる参照画像の中からインター予測パラメータ参照画像(色成分間参照画像)を選択する(時間方向予測及び色成分間予測を用いたマージモード)。色成分間参照画像上で第1の色成分以外の色成分である第2または第3の色成分のカレントPUと同一空間位置にある第1の色成分のPUをマージ候補PUとする。色成分間参照画像上のマージ候補PUのインター予測パラメータがカレントPUのインター予測パラメータとして適用される場合には、マージ候補PUの動きベクトルは、色成分間参照画像とマージ候補PUの参照画像の距離(POCの差分値)(tf)とカレントピクチャとカレントPUの参照画像の距離(POCの差分値)(tb)に基づいて、マージ候補PUの動きベクトル(mvcol)はスケーリングされ、スケーリング後の動きベクトル(mvmerge_cand)がカレントPUの動きベクトルとして適用される(時間方向予測及び色成分間予測を用いたマージモードでスケーリング有)。なおtfとtbが等しい場合にはスケーリングは不要であり、mvcolがmvmerge_candとしてそのまま適用される(時間方向予測及び色成分間予測を用いたマージモードでスケーリング無)。なおカレントPUの時間方向予測参照画像の中から、マージ候補PUの参照画像と同じPOCを持つ参照画像をカレントPUの参照画像として選択し、スケーリング処理が常に不要になるようにしてもよい(時間方向予測及び色成分間予測を用いたマージモードで常にスケーリング無)。
マージモードが選択されない場合(マージモード指示フラグが、当該PUがマージモードではないことを指示する値である場合)には(マージモードを用いずにインター予測を行うモード)、当該PUに用いられるインター予測パラメータ(当該PUの予測方向指示情報や動きベクトル情報、参照画像識別情報)が直接符号化される。なお動きベクトルの符号化では、空間的に隣接する周囲のPUまたは参照画像のPUの動きベクトルから動きベクトル候補リストを生成し、リストの中から最適な予測値候補を選択し、そのインデックス(予測ベクトル指示情報)と選択された予測値と動きベクトルの差分値(差分動きベクトル情報)を符号化する。動きベクトル候補リストの生成方法は、マージ候補リストの生成方法と同様である。
なおマージ候補リストまたは動きベクトル候補リストの生成に用いるインター予測パラメータ参照画像は、ピクチャ単位に選択できるようにし、ピクチャやスライスヘッダでインター予測パラメータ参照画像指示情報を符号化する。
なおsignificant_coeff_flagなど、変換ブロックを構成する変換係数パラメータの算術符号化に用いる生起確率が、色成分ごとに異なる場合には、色成分ごとに異なるコンテキストインデックス値(コンテキスト情報)を割り当てるようにしてもよい(コンテキスト情報を色成分ごとに切り替えるモード)。
ただし、動き補償部44の代わりにインター予測部111を設け、インター予測部111の中に動き補償部44と相関利用予測部71を設けている点以外は、上記実施の形態1と同様である。
可変長復号部41が符号化データから予測構成フラグを復号し、その予測構成フラグが4:4:4フォーマットの各色成分間で予測符号化を行う構成にすることを示していれば、アクセスユニットデリミタを復号することで、3つのYUV4:0:0フォーマットの画像を、表示などのためのアクセスの単位となる1つのアクセスユニットとして認識する。
そして1つのアクセスユニットに含まれ第1の色成分のみから構成されるピクチャ(第1色成分ピクチャ)をYUV4:0:0フォーマットとして復号して、第1色成分ピクチャの復号画像を動き補償予測フレームメモリ49に格納し、その動き補償予測フレームメモリ49に格納された第1色成分ピクチャの復号画像を参照画像として利用して、第1の色成分以外の色差成分(例えばU成分およびV成分)の画像をYUV4:0:0フォーマットであるとみなして復号するように構成する。
このとき、画像復号装置で各4:0:0フォーマットのピクチャがどの色成分であるか識別できるように、色成分識別情報をヘッダ情報として画像符号化装置で符号化し、画像復号装置で復号するようにしてもよい。これにより、復号される情報のみでカラー画像を正しく表示することができる。
予測構成フラグが4:4:4フォーマットの各色成分間で予測符号化を行う構成にすることを示している場合の各色成分ピクチャの可変長復号処理内容について具体的に説明する。
符号化パラメータ可変長復号部52のインター予測パラメータを復号する処理について説明する。
可変長復号部41にて復号されるインター予測パラメータには、予測ブロック(PU)の単位にマージモード指示フラグやマージモード動きベクトル指示情報、予測方向指示情報、参照画像識別情報(参照画像インデックス)、予測ベクトル指示情報、差分動きベクトル情報などのインター予測に必要なパラメータが含まれる。
まずピクチャまたはスライスの単位にマージ候補リストまたは動きベクトル候補リストの生成に用いるインター予測パラメータの予測参照候補を指示する情報(インター予測パラメータ参照画像指示情報)が可変長復号される。インター予測パラメータ参照画像指示情報は、第1色成分ピクチャの復号時には、時間近傍参照画像の中から予測参照候補を指示する情報であるが、第1の色成分以外の色成分である第2または第3色成分ピクチャの復号時には、時間近傍参照画像及び色成分間参照画像の中から予測参照候補を指示する情報である。
次にPUの単位に可変長復号されたマージモード指示フラグが、カレントPUがマージモードであることを示している場合には、インター予測パラメータ参照画像指示情報に基づき特定されたインター予測パラメータ参照画像を用いて、マージ候補リストを生成する。
図34にマージ候補リストに登録するPUのうち、空間的に隣接するPUの画素位置を示す。図34に示す6つの画素位置のPUのインター予測パラメータをマージ候補リストに登録する。なお図34に示す隣接PUのうち、復号済みではないPUやイントラ符号化モードで符号化されたPUの場合や、登録済みの候補と同一のインター予測パラメータの場合には候補として登録しない。
次にインター予測パラメータ参照画像上でカレントPUと同一空間位置にあるPUをマージ候補リストに登録する。図35に示すように第1の色成分の場合のインター予測パラメータ参照画像は時間近傍参照画像である(時間方向予測のみを用いたマージモード)。時間近傍参照画像上でカレントPUと同一空間位置にあるPUをマージ候補PUとする。時間近傍参照画像上のマージ候補PUのインター予測パラメータがカレントPUのインター予測パラメータとして適用される場合には、マージ候補PUの動きベクトルは、時間近傍参照画像とマージ候補PUの参照画像の距離(POCの差分値)(td)とカレントピクチャとカレントPUの参照画像の距離(POCの差分値)(tb)に基づいて、マージ候補PUの動きベクトル(mvcol)はスケーリングされ、スケーリング後の動きベクトル(mvmerge_cand)がカレントPUの動きベクトルとして適用される(時間方向予測のみを用いたマージモードでスケーリング有)。なおカレントPUの時間方向予測参照画像の中から、マージ候補PUの参照画像と同じPOCを持つ参照画像をカレントPUの参照画像として選択し、スケーリング処理が常に不要になるようにしてもよい(時間方向予測のみを用いたマージモードで常にスケーリング無)。
第1の色成分以外の色成分である第2または第3の色成分の場合にはインター予測パラメータ参照画像は、時間近傍参照画像(時間方向予測のみを用いたマージモード)か色成分間参照画像(時間方向予測及び色成分間予測を用いたマージモード)のいずれかである。色成分間参照画像が用いられる場合においても第1の色成分以外の色成分である第2または第3の色成分のカレントPUと同一空間位置にある第1の色成分のPUをマージ候補PUとする。色成分間参照画像上のマージ候補PUのインター予測パラメータがカレントPUのインター予測パラメータとして適用される場合には、マージ候補PUの動きベクトルは、色成分間参照画像とマージ候補PUの参照画像の距離(POCの差分値)(tf)とカレントピクチャとカレントPUの参照画像の距離(POCの差分値)(tb)に基づいて、マージ候補PUの動きベクトル(mvcol)はスケーリングされ、スケーリング後の動きベクトル(mvmerge_cand)がカレントPUの動きベクトルとして適用される(時間方向予測及び色成分間予測を用いたマージモードでスケーリング有)。なおtfとtbが等しい場合にはスケーリングは不要であり、mvcolがmvmerge_candとしてそのまま適用される(時間方向予測及び色成分間予測を用いたマージモードでスケーリング無)。なおカレントPUの時間方向予測参照画像の中から、マージ候補PUの参照画像と同じPOCを持つ参照画像をカレントPUの参照画像として選択し、スケーリング処理が常に不要になるようにしてもよい(時間方向予測及び色成分間予測を用いたマージモードで常にスケーリング無)。
マージモード動きベクトル指示情報に基づいて、生成されたマージ候補リストの中からマージ候補PUを選択し、選択されたマージ候補PUのインター予測パラメータからカレントPUに適用する予測方向指示情報、動きベクトルと参照画像インデックスが導出される。
マージモード指示フラグが、カレントPUがマージモードではないことを示している場合には(マージモードを用いずにインター予測を行うモード)、マージ候補リストと同様の手順で動きベクトル候補リストを生成し、可変長復号された予測ベクトル指示情報に基づいて、動きベクトル候補リストの中からカレントPUの動きベクトル予測値を導出する。動きベクトル予測値と可変長復号された差分動きベクトル情報に基づいてカレントPUの動きベクトルが導出される。
なおsiginificant_coeff_flagなど、変換ブロックを構成する変換係数パラメータに対し、色成分ごとに異なるコンテキストインデックス値(コンテキスト情報)を参照して、変換係数パラメータの算術復号に用いる生起確率を特定するようにしてもよい(コンテキスト情報を色成分ごとに切り替えるモード)。
このように相関利用予測では予測対象ブロックと同じ位置にあるブロックのみを参照し、符号化ブロック内の全色成分を一つの符号化単位としたブロック単位の符号化処理を行うように本実施の形態4の画像符号化装置が構成されている場合、画像復号装置も同様にブロック単位の復号処理を行う。このとき、画像符号化装置が同一符号化ブロックの各色成分の符号化モードを個別に設定している場合、画像復号装置は各色成分それぞれで符号化モードを復号することで復号画像を正しく復号することできる。一方、画像符号化装置が符号化モードを共通としている場合、画像復号装置は全色成分で符号化ブロック単位に一つの符号化モードを復号すると共に、第1色成分以外の色成分で相関利用予測を行うか否かの情報を符号化ブロックあるいは予測ブロック単位に復号することで復号画像を正しく復号することできる。
また、相関利用予測において動きベクトルを零に固定するか否かをシーケンスレベル、ピクチャレベル、スライスレベル等のヘッダ情報として符号化する画像符号化装置が構成されている場合、画像復号装置では上記ヘッダ情報を復号し相関利用予測における動きベクトルの有無を識別することで復号画像を正しく復号することができる。
予測方式情報が予測モードとして、動き補償予測モードを適用する旨を示す場合には、動き補償予測フレームメモリ49に格納された時間方向予測参照画像の中から参照画像インデックスが指し示す画像を参照画像として利用して、動きベクトルで特定される位置にあるブロックを予測画像とする(動きベクトルと参照画像インデックスは可変長復号部にて可変長復号されたインター予測パラメータに含まれる)。
予測方式情報が予測モードとして、相関利用予測モードを適用する旨を示す場合には、上記の相関利用予測処理を行うことによって予測画像を生成する(動きベクトルは可変長復号部にて可変長復号されたインター予測パラメータに含まれる。)。
なお、上記予測方式情報は画像符号化装置及び画像復号装置において、参照画像インデックスの一部として構成しても良い。すなわち、参照画像インデックスの中の特定のインデックスを、相関利用予測モードを適用することを示すインデックスと定義することで上記予測方式情報と参照画像インデックスを統合することができる。
なおNの値および内挿フィルタ係数を色成分ごとに異なる値に設定するようにしてもよい。
相関利用予測部71においても動き補償部44と同様に、動きベクトルは1/4画素精度まで表現でき、小数画素位置の画素値は、隣接する整数画素から補間して生成する。内挿補間画素を生成する際のNの値および内挿フィルタ係数を動き補償予測部と同様に色成分によって切り替えるようにしてもよいし、参照画像(色成分間予測参照画像)の色成分によって切り替えるようにしてもよい。
Nの値を増やすことにより、演算量の増大または1つの小数画素を生成するために必要な参照画素数が増えるため、メモリバンド幅の増大になるが、より正確に画素を予測することができるため、動き補償予測効率や相関利用予測効率が高まる。逆にNの値を減らすことにより、演算量およびメモリバンド幅を抑えることができる。従って各色成分の持つ特徴に応じてNの値および内挿フィルタ係数を切り替えることで、回路規模を抑えて符号化効率を高めることができる。
別の実施の形態として、相関利用予測部71においては、小数画素の精度を切り替えて、例えば1/2画素精度まで、あるいは整数画素のみにする、逆に1/8画素精度まで利用できるようにするなどしてもよい。
この実施の形態4の画像復号装置では、予測モードとして、動き補償予測モードと相関利用予測モードを備える。
これにより、この実施の形態4の画像符号化装置、画像復号装置では、上記のようにして圧縮された符号化データを輝度成分の復号回路のみで好適に復号することができるため、回路規模を小さく抑えつつ、符号化効率を高めることができる。なお、本実施の形態4の特徴部分は、予測画像生成部であり、この予測画像生成部があれば、本実施の形態4の画像符号化装置、画像復号装置の上記効果を得ることができる。
実施の形態5では、上記実施の形態2、3、4で説明した符号化、復号処理とは別の符号化、復号処理について説明する。
なお以下の説明においては、特に断らない限り、入力される映像信号が、YUV4:4:4信号であるとし、第1、第2、第3色成分がそれぞれY、U、V成分であるとして説明するが、入力される映像信号はRGB信号であるとし、第1、第2、第3色成分は3成分のいずれの組み合わせであってもよい。また入力される映像信号が3原色より更に多くの色成分を含む信号であってもよく、第4以降の色成分については、第2、第3色成分と同様の処理手順を適用することができる。
また、本実施の形態5は、特に断らない限り、それぞれの色成分をYUV4:0:0フォーマットであるとみなして符号化する。
イントラ適応予測部201は符号化制御部1により決定された符号化モードがイントラ予測モードである場合、図1のイントラ予測部4と同様のイントラ予測処理を実施することで予測画像を生成するか、符号化対象ピクチャの符号化済み画素領域内の指定される位置情報(画面内シフトベクトル)で定まるブロックをコピーする画面内コピー予測処理を実施することで予測画像を生成する処理を実施する。図41は画面内コピー予測処理の例を示す説明図であり、符号化対象ピクチャの符号化済み画素のうち、画面内シフトベクトルの分移動した先の画素を予測画像として用いることを示している。
なお、イントラ適応予測部201は予測画像生成部を構成している。
イントラ適応予測部211は可変長復号部41にて復号された符号化モードがイントラ予測モードである場合、図38のイントラ予測部43と同様のイントラ予測処理を実施することで予測画像を生成するか、符号化対象ピクチャの符号化済み画素領域内の指定される位置情報(画面内シフトベクトル)で定まるブロックをコピーする画面内コピー処理を実施することで予測画像を生成する処理を実施する。
最初に、画像符号化装置の処理内容を説明する。
ただし、イントラ予測部4の代わりに、イントラ適応予測部201を設け、イントラ適応予測部201の中にイントラ予測部4と画面内コピー予測部203を設けている点以外は、上記実施の形態4と同様である。
一方、相関利用予測は同一時刻の同一位置のブロックを参照できるため、色成分間に信号電力差やネガポジ反転のような信号値分布が生じていない場合、同一オブジェクトを参照していることから絵柄の一致度が高く、画面内コピー予測と比較して非常に予測効率の高い予測画像が得られる。
以上より、本実施の形態5では、相関利用予測は予測対象ブロックと同じ位置にあるブロックを参照ブロックとするように、すなわち、動きベクトルを零に固定とするように画像符号化装置を構成しても良い。このようにすることで、相関利用予測の動きベクトルの可変長符号化を行なわずに済み、符号化の必要なパラメータを削減することができると共に、動きベクトルが非零の場合は画面内コピー予測で代用可能なため本制限による予測効率低下を防ぐことができる。さらに、相関利用予測の探索処理が不要となるため、画像符号化装置の演算量を削減することができる。
また、輝度成分の符号化回路のみで4:4:4フォーマットの画像を高効率に圧縮することができる。
ただし、イントラ予測部43の代わりにイントラ適応予測部211を設け、イントラ適応予測部211の中にイントラ予測部43と画面内コピー予測部213を設けている点以外は、上記実施の形態4と同様である。
可変長復号部41が符号化データから予測構成フラグを復号し、その予測構成フラグが4:4:4フォーマットの各色成分間で予測符号化を行う構成にすることを示していれば、アクセスユニットデリミタを復号することで、3つのYUV4:0:0フォーマットの画像を、表示などのためのアクセスの単位となる1つのアクセスユニットとして認識する。
そして1つのアクセスユニットに含まれ第1の色成分のみから構成されるピクチャ(第1色成分ピクチャ)をYUV4:0:0フォーマットとして復号して、第1色成分ピクチャの復号画像を動き補償予測フレームメモリ49に格納し、その動き補償予測フレームメモリ49に格納された第1色成分ピクチャの復号画像を参照画像として利用して、第1の色成分以外の色差成分(例えばU成分およびV成分)の画像をYUV4:0:0フォーマットであるとみなして復号するように構成する。
Claims (4)
- 画像の各色成分において同一の変換ブロックサイズで変換処理を行う画像符号化装置であって、
前記画像における第1の色成分については、前記第1の色成分の符号化済み領域内の位置情報で指定される位置のブロックから予測画像を生成するとともに、前記画像における前記第1の色成分以外の色成分については、該色成分の符号化済み領域内の位置情報で指定される位置のブロックから予測画像を生成する、あるいは、符号化済みの同一ピクチャに含まれる該色成分以外の符号化済み色成分の局部復号画像を用いて、フレーム間予測を実施することで予測画像を生成する予測画像生成部を備えることを特徴とする画像符号化装置。 - 画像の各色成分において同一の変換ブロックサイズで変換処理を行う画像復号装置であって、
前記画像における第1の色成分については、前記第1の色成分の復号済み領域内の位置情報で指定される位置のブロックから予測画像を生成するとともに、前記画像における前記第1の色成分以外の色成分については、該色成分の復号済み領域内の位置情報で指定される位置のブロックから予測画像を生成する、あるいは、復号済みの同一ピクチャに含まれる該色成分以外の復号済み色成分の局部復号画像を用いて、フレーム間予測を実施することで予測画像を生成する予測画像生成部を備えることを特徴とする画像復号装置。 - 画像の各色成分において同一の変換ブロックサイズで変換処理を行う画像符号化方法であって、
前記画像における第1の色成分については、前記第1の色成分の符号化済み領域内の位置情報で指定される位置のブロックから予測画像を生成するとともに、前記画像における前記第1の色成分以外の色成分については、該色成分の符号化済み領域内の位置情報で指定される位置のブロックから予測画像を生成する、あるいは、符号化済みの同一ピクチャに含まれる該色成分以外の符号化済み色成分の局部復号画像を用いて、フレーム間予測を実施することで予測画像を生成する予測画像生成ステップを備えることを特徴とする画像符号化方法。 - 画像の各色成分において同一の変換ブロックサイズで変換処理を行う画像復号方法であって、
前記画像における第1の色成分については、前記第1の色成分の復号済み領域内の位置情報で指定される位置のブロックから予測画像を生成するとともに、前記画像における前記第1の色成分以外の色成分については、該色成分の復号済み領域内の位置情報で指定される位置のブロックから予測画像を生成する、あるいは、復号済みの同一ピクチャに含まれる該色成分以外の復号済み色成分の局部復号画像を用いて、フレーム間予測を実施することで予測画像を生成する予測画像生成ステップを備えることを特徴とする画像復号方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2013212730A JP2015076781A (ja) | 2013-10-10 | 2013-10-10 | 画像符号化装置、画像復号装置、画像符号化方法及び画像復号方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2013212730A JP2015076781A (ja) | 2013-10-10 | 2013-10-10 | 画像符号化装置、画像復号装置、画像符号化方法及び画像復号方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2015076781A true JP2015076781A (ja) | 2015-04-20 |
Family
ID=53001320
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2013212730A Pending JP2015076781A (ja) | 2013-10-10 | 2013-10-10 | 画像符号化装置、画像復号装置、画像符号化方法及び画像復号方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2015076781A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016208366A (ja) * | 2015-04-24 | 2016-12-08 | 株式会社東芝 | 画像復号装置 |
| CN109804625A (zh) * | 2016-10-04 | 2019-05-24 | 韩国电子通信研究院 | 对图像编码/解码的方法和装置及存储比特流的记录介质 |
| CN113365083A (zh) * | 2021-07-08 | 2021-09-07 | 广州市保伦电子有限公司 | 一种基于h.265实现yuv444图像编解码方法 |
| CN114205621A (zh) * | 2018-02-28 | 2022-03-18 | 三星电子株式会社 | 编码方法及其装置以及解码方法及其装置 |
| CN116760983A (zh) * | 2023-08-09 | 2023-09-15 | 中国科学技术大学 | 用于视频编码的环路滤波方法及装置 |
Citations (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06113291A (ja) * | 1992-09-25 | 1994-04-22 | Olympus Optical Co Ltd | 画像符号化及び復号化装置 |
| JP2008306719A (ja) * | 2007-06-11 | 2008-12-18 | Samsung Electronics Co Ltd | インターカラー補償を利用した映像の符号化方法及び装置、復号化方法及び装置 |
| JP2009518940A (ja) * | 2006-07-04 | 2009-05-07 | サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド | 画像の符号化方法及び装置、復号化方法及び装置 |
| US20120008684A1 (en) * | 2010-07-09 | 2012-01-12 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method and apparatus of encoding and decoding video signal |
| JP2012142844A (ja) * | 2011-01-05 | 2012-07-26 | Seikei Gakuen | カラー動画像符号化方法及びカラー動画像符号化装置 |
| WO2012176387A1 (ja) * | 2011-06-24 | 2012-12-27 | 三菱電機株式会社 | 動画像符号化装置、動画像復号装置、動画像符号化方法及び動画像復号方法 |
| WO2013114992A1 (ja) * | 2012-01-30 | 2013-08-08 | 三菱電機株式会社 | カラー動画像符号化装置、カラー動画像復号装置、カラー動画像符号化方法及びカラー動画像復号方法 |
| JP2015019257A (ja) * | 2013-07-11 | 2015-01-29 | 三菱電機株式会社 | カラー動画像符号化装置、カラー動画像復号装置、カラー動画像符号化方法及びカラー動画像復号方法 |
-
2013
- 2013-10-10 JP JP2013212730A patent/JP2015076781A/ja active Pending
Patent Citations (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06113291A (ja) * | 1992-09-25 | 1994-04-22 | Olympus Optical Co Ltd | 画像符号化及び復号化装置 |
| JP2009518940A (ja) * | 2006-07-04 | 2009-05-07 | サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド | 画像の符号化方法及び装置、復号化方法及び装置 |
| JP2008306719A (ja) * | 2007-06-11 | 2008-12-18 | Samsung Electronics Co Ltd | インターカラー補償を利用した映像の符号化方法及び装置、復号化方法及び装置 |
| US20120008684A1 (en) * | 2010-07-09 | 2012-01-12 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method and apparatus of encoding and decoding video signal |
| JP2012142844A (ja) * | 2011-01-05 | 2012-07-26 | Seikei Gakuen | カラー動画像符号化方法及びカラー動画像符号化装置 |
| WO2012176387A1 (ja) * | 2011-06-24 | 2012-12-27 | 三菱電機株式会社 | 動画像符号化装置、動画像復号装置、動画像符号化方法及び動画像復号方法 |
| WO2013114992A1 (ja) * | 2012-01-30 | 2013-08-08 | 三菱電機株式会社 | カラー動画像符号化装置、カラー動画像復号装置、カラー動画像符号化方法及びカラー動画像復号方法 |
| JP2015019257A (ja) * | 2013-07-11 | 2015-01-29 | 三菱電機株式会社 | カラー動画像符号化装置、カラー動画像復号装置、カラー動画像符号化方法及びカラー動画像復号方法 |
Non-Patent Citations (4)
| Title |
|---|
| AKIRA MINEZAWA ET AL.: "AHG5/AHG8: Improvement of MV-HEVC-based RGB coding for screen contents", JOINT COLLABORATIVE TEAM ON VIDEO CODING (JCT-VC) OF ITU-T SG 16 WP 3 AND ISO/IEC JTC 1/SC 29/WG 11, vol. JCTVC-O0085_r1, JPN6017015336, October 2013 (2013-10-01), pages 1 - 7, ISSN: 0003548242 * |
| JUNGHYE MIN ET AL.: "Non-RCE3: Intra motion compensation for screen contents", JOINT COLLABORATIVE TEAM ON VIDEO CODING (JCT-VC) OF ITU-T SG 16 WP 3 AND ISO/IEC JTC 1/SC 29/WG 11, vol. JCTVC-N0285, JPN6017015333, July 2013 (2013-07-01), pages 1 - 3, ISSN: 0003548241 * |
| MADHUKAR BUDAGAVI AND DO-KYOUNG KWON: "AHG8: Video coding using Intra motion compensation", JOINT COLLABORATIVE TEAM ON VIDEO CODING (JCT-VC) OF ITU-T SG 16 WP 3 AND ISO/IEC JTC 1/SC 29/WG 11, vol. JCTVC-M0350-v2, JPN6017015331, April 2013 (2013-04-01), pages 1 - 5, ISSN: 0003548240 * |
| SIU-LEONG YU AND CHRISTOS CHRYSAFIS: "New Intra Prediction using Intra-Macroblock Motion Compensation", JOINT VIDEO TEAM (JVT) OF ISO/IEC MPEG & ITU-T VCEG(ISO/IEC JTC1/SC29/WG11 AND ITU-T SG16 Q.6), vol. JVT-C151d1, JPN6017015328, May 2002 (2002-05-01), pages 1 - 3, ISSN: 0003548239 * |
Cited By (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10306247B2 (en) | 2015-04-24 | 2019-05-28 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image decoding apparatus and method |
| US10200704B2 (en) | 2015-04-24 | 2019-02-05 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image decoding apparatus and method |
| JP2016208366A (ja) * | 2015-04-24 | 2016-12-08 | 株式会社東芝 | 画像復号装置 |
| US12382019B2 (en) | 2016-10-04 | 2025-08-05 | Lx Semicon Co., Ltd. | Method and device for encoding/decoding image, and recording medium storing bit stream |
| CN109804625A (zh) * | 2016-10-04 | 2019-05-24 | 韩国电子通信研究院 | 对图像编码/解码的方法和装置及存储比特流的记录介质 |
| US12341955B2 (en) | 2016-10-04 | 2025-06-24 | Lx Semicon Co., Ltd | Method and device for encoding/decoding image, and recording medium storing bit stream |
| US12375647B2 (en) | 2016-10-04 | 2025-07-29 | Lx Semicon Co., Ltd. | Method and device for encoding/decoding image, and recording medium storing bit stream |
| US12341954B2 (en) | 2016-10-04 | 2025-06-24 | Lx Semicon Co., Ltd | Method and device for encoding/decoding image, and recording medium storing bit stream |
| US12088795B2 (en) | 2016-10-04 | 2024-09-10 | Lx Semicon Co., Ltd. | Method and device for encoding/decoding image, and recording medium storing bit stream |
| US12155821B2 (en) | 2016-10-04 | 2024-11-26 | Lx Semicon Co., Ltd. | Method and device for encoding/decoding image, and recording medium storing bit stream |
| US12184838B2 (en) | 2016-10-04 | 2024-12-31 | Lx Semicon Co., Ltd. | Method and device for encoding/decoding image, and recording medium storing bit stream |
| CN114205621A (zh) * | 2018-02-28 | 2022-03-18 | 三星电子株式会社 | 编码方法及其装置以及解码方法及其装置 |
| US12225208B2 (en) | 2018-02-28 | 2025-02-11 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Encoding method and device thereof, and decoding method and device thereof |
| CN113365083A (zh) * | 2021-07-08 | 2021-09-07 | 广州市保伦电子有限公司 | 一种基于h.265实现yuv444图像编解码方法 |
| CN113365083B (zh) * | 2021-07-08 | 2022-10-11 | 广州市保伦电子有限公司 | 一种基于h.265实现yuv444图像编解码方法 |
| CN116760983B (zh) * | 2023-08-09 | 2023-11-28 | 中国科学技术大学 | 用于视频编码的环路滤波方法及装置 |
| CN116760983A (zh) * | 2023-08-09 | 2023-09-15 | 中国科学技术大学 | 用于视频编码的环路滤波方法及装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP6615287B2 (ja) | 画像復号装置 | |
| KR101829594B1 (ko) | 동화상 복호 장치, 동화상 복호 방법, 동화상 부호화 장치, 동화상 부호화 방법 및 기록 매체 | |
| JP6218896B2 (ja) | 画像復号装置及び画像復号方法 | |
| JP5709996B2 (ja) | 画像復号装置及び画像復号方法 | |
| JP6716836B2 (ja) | 動画像符号化データ | |
| KR20190046704A (ko) | 비대칭 서브 블록 기반 영상 부호화/복호화 방법 및 장치 | |
| JPWO2013065402A1 (ja) | 動画像符号化装置、動画像復号装置、動画像符号化方法及び動画像復号方法 | |
| JPWO2014163200A1 (ja) | カラー画像符号化装置、カラー画像復号装置、カラー画像符号化方法及びカラー画像復号方法 | |
| JP2019154074A (ja) | 画像符号化装置、動画像復号装置、動画像符号化データ及び記録媒体 | |
| WO2013114992A1 (ja) | カラー動画像符号化装置、カラー動画像復号装置、カラー動画像符号化方法及びカラー動画像復号方法 | |
| JP2015076781A (ja) | 画像符号化装置、画像復号装置、画像符号化方法及び画像復号方法 | |
| JP6362370B2 (ja) | 画像符号化装置、画像復号装置、画像符号化方法及び画像復号方法 | |
| JP6373008B2 (ja) | 画像符号化装置、画像復号装置、画像符号化方法及び画像復号方法 | |
| JP2015019257A (ja) | カラー動画像符号化装置、カラー動画像復号装置、カラー動画像符号化方法及びカラー動画像復号方法 | |
| JPWO2014049982A1 (ja) | 動画像符号化装置、動画像復号装置、動画像符号化方法及び動画像復号方法 | |
| JP6555856B2 (ja) | 画像符号化装置、画像復号装置、画像符号化方法及び画像復号方法 | |
| JP2014168107A (ja) | 動画像符号化装置、動画像復号装置、動画像符号化方法及び動画像復号方法 | |
| CN119996688A (zh) | 图像编码/解码方法和设备 | |
| JP2014007643A (ja) | 動画像符号化装置、動画像復号装置、動画像符号化方法及び動画像復号方法 | |
| JP2013098715A (ja) | 動画像符号化装置、動画像復号装置、動画像符号化方法及び動画像復号方法 | |
| JP2018166329A (ja) | 画像符号化装置および画像復号装置 | |
| JPWO2014051080A1 (ja) | カラー動画像符号化装置、カラー動画像復号装置、カラー動画像符号化方法及びカラー動画像復号方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160930 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170419 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170509 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170630 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20170808 |