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JP2015071754A - 軟質ポリウレタンフォームの製造方法 - Google Patents

軟質ポリウレタンフォームの製造方法 Download PDF

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JP2015071754A
JP2015071754A JP2014181259A JP2014181259A JP2015071754A JP 2015071754 A JP2015071754 A JP 2015071754A JP 2014181259 A JP2014181259 A JP 2014181259A JP 2014181259 A JP2014181259 A JP 2014181259A JP 2015071754 A JP2015071754 A JP 2015071754A
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English (en)
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泉 田口
Izumi Taguchi
泉 田口
西山 健司
Kenji Nishiyama
健司 西山
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Sanyo Chemical Industries Ltd
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Sanyo Chemical Industries Ltd
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Abstract

【課題】 振動特性に優れ、耐久性の高い軟質ポリウレタンフォームの製造方法を提供すること。【解決手段】 下記ポリオール(A1)を含有するポリオール成分(A)と有機ポリイソシアネート成分(B)とを、触媒、発泡剤及び整泡剤の存在下に反応させる軟質ポリウレタンフォームの製造方法であって、得られるフォームの400mm?400mm?100mmの寸法のフォーム試料の共振周波数値が3.4Hz以下で、共振伝達率が3.0以下である軟質ポリウレタンフォームの製造方法。ポリオール(A1):数平均官能基数が3〜4、全末端水酸基に占める1級水酸基の割合が80モル%以上、水酸基価(mgKOH/g)が25〜40、末端オキシエチレン単位含有量が8〜12重量%、モノオール含量が0.04meq/g以下、及びジオール含量が8〜20重量%のポリエーテルポリオール。【選択図】 なし

Description

本発明は、軟質ポリウレタンフォームの製造方法に関するものであり、さらに詳しくは、自動車等の乗り物に設置されるシート用クッション材等の用途に適した軟質ポリウレタンフォームの製造方法;該製造方法によって得られた軟質ポリウレタンフォームに関するものである。
軟質ポリウレタンフォームは、自動車等の車両座席用クッション材に一般的に使用されている。しかし近年、クッション材として従来から求められている機能に加えて、乗り心地の向上を目的に、振動特性の良好なシートが求められている。シートの乗り心地を良好にするためには、JASCO B−407規定の振動伝達特性に関し、人が不快と感じる振動領域(4〜10Hz)での振動伝達率を低下させることが必要である。そのためには、共振周波数を低下させ、且つ共振周波数における振動伝達率(共振倍率)を低下させることが有効であるとされている。振動特性を良好にするために、不飽和度の低い特定のポリオールを用いると共に、有機処理された無機充填材を配合する手法が知られている(特許文献1参照)。
特開2008−127514号公報
しかしながら、軽量化の観点から薄肉化を実現しようとすると、耐久性が低下するという問題があり、薄肉化と振動吸収特性の両立が困難であった。そこで、本発明は、振動特性に優れ、耐久性の高い軟質ポリウレタンフォームの製造方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、これらの問題点を解決すべく鋭意検討の結果、特定の構造を有するポリオールを用いたポリウレタンフォームの製造方法により、振動特性に優れ、かつ薄肉化した場合の耐久性も満足する軟質ウレタンフォームが得られることを見出し、本発明に到達した。
すなわち、本発明は、下記ポリオール(A1)を含有するポリオール成分(A)と有機ポリイソシアネート成分(B)とを、触媒(C)、発泡剤(D)及び整泡剤(E)の存在下に反応させる軟質ポリウレタンフォームの製造方法であって、得られるフォームの400mm×400mm×100mmの寸法のフォーム試料の共振周波数値が3.4Hz以下で、共振伝達率が3.0以下である軟質ポリウレタンフォームの製造方法;上記の製造方法によって得られる軟質ポリウレタンフォーム;並びに、上記の軟質ポリウレタンフォームから構成される車両用座席クッション;である。
ポリオール(A1):下記(1)〜(6)を満たすポリエーテルポリオール。
(1)数平均官能基数が3〜4である。
(2)全末端水酸基に占める1級水酸基の割合が80モル%以上である。
(3)水酸基価(mgKOH/g)が25〜40である。
(4)(A1)の重量を基準として、末端オキシエチレン単位の含有量が8〜12重量%である。
(5)モノオール含量が0.04meq/g以下である。
(6)ジオール含量が8〜20重量%である。
本発明の製造方法で得られた本発明の軟質ポリウレタンフォームは、振動特性が良好であり、高耐久性を示す特徴を有する。
本発明に用いるポリオール成分(A)は、前記(1)〜(6)を満たすポリオール(A1)を含有する。ポリオール(A1)は、ポリエーテルポリオルである。
ポリオール(A1)としては、3価以上(好ましくは3〜4価)の活性水素含有化合物(例えば、多価アルコール、アミン、多価フェノール及びこれらの混合物)に、後述する方法でアルキレンオキサイド(以下AOと略記する。)が付加された構造の化合物が挙げられる。
上記多価アルコールとしては、炭素数3〜20の3価アルコール(脂肪族トリオール、例えば、グリセリン、トリメチロールプロパン、トリメチロールエタン及びヘキサントリオールなどのアルカントリオール);炭素数5〜20の4〜8価又はそれ以上の多価アルコール(脂肪族ポリオール、例えば、ペンタエリスリトール、ソルビトール、マンニトール、ソルビタン、ジグリセリン及びジペンタエリスリトールなどのアルカンポリオール及びそれら又はアルカントリオールの分子内又は分子間脱水物;並びにショ糖、グルコース、マンノース、フルクトース及びメチルグルコシドなどの糖類及びその誘導体)が挙げられる。
アミンとしては、アルカノールアミン、ポリアミン、及びモノアミンが挙げられる。
アルカノールアミンとしては、炭素数2〜20のモノ−、ジ−及びトリ−アルカノールアミン(例えば、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン及びイソプロパノールアミン)などが挙げられる。
ポリアミン(1,2級アミノ基の数:2〜8個又はそれ以上)としては、脂肪族アミンとして、炭素数2〜6のアルキレンジアミン(例えば、エチレンジアミン、プロピレンジアミン及びヘキサメチレンジアミン)、炭素数4〜20のポリアルキレンポリアミン(アルキレン基の炭素数が2〜6のジアルキレントリアミン、ヘキサアルキレンヘプタミン、例えば、ジエチレントリアミン及びトリエチレンテトラミン)などが挙げられる。
また、炭素数6〜20の芳香族ポリアミン(例えば、フェニレンジアミン、トリレンジアミン、キシリレンジアミン、ジエチルトルエンジアミン、メチレンジアニリン及びジフェニルエーテルジアミン);炭素数4〜20の脂環式ポリアミン(例えば、イソホロンジアミン、シクロヘキシレンジアミン及びジシクロヘキシルメタンジアミン);炭素数4〜20の複素環式ポリアミン(例えば、ピペラジン及びアミノエチルピペラジン)等が挙げられる。
モノアミンとしては、アンモニアが挙げられる。
多価(3〜8価又はそれ以上)フェノールとしては、ピロガロール及びフロログルシン等の単環多価フェノール;フェノールとホルムアルデヒドの縮合物(ノボラック);たとえば米国特許第3265641号明細書に記載のポリフェノール等が挙げられる。
これらの活性水素含有化合物は2種以上を併用してもよい。これらの中で3〜4価の多価アルコールが好ましい。
上記活性水素含有化合物に付加させるAOとしては、プロピレンオキサイド(以下POと略称する。)及びエチレンオキサイド(以下EOと略称する。)が好ましい。AOは、これらのみを含有することが好ましいが、AO中10重量%以下(以下、%はとくに断りのない場合、重量%を意味する。)、更に好ましくは5%以下の範囲で他のAOを併用してもよい。他のAOとしては、炭素数4〜8のものが好ましく、1,2−、1,3−、1,4−及び2,3−ブチレンオキサイド並びにスチレンオキサイド等が挙げられ、2種以上用いてもよい。
PO及びEOを含むAOの付加形式としては、PO、EOの順序でブロック付加したものが好ましい。
本発明に用いるポリオール(A1)の水酸基価(mgKOH/g、以下の水酸基価も同じ)は、振動特性および、耐久性の観点から、25〜40であり、好ましくは28〜35である。水酸基価が25未満では耐久性が低下し、40を超えると共振振動数が低下する。
なお本発明において、水酸基価はJIS K1557−1に準拠して測定される。
ポリオール(A1)の末端オキシエチレン単位(以下、オキシエチレン単位をEO単位と記載する。)の含有量は、十分に硬化させる、及び独立気泡を低減する観点から8〜12%であり、好ましくは8〜10%である。
(A1)の内部EO単位の含有量は、フォームの圧縮永久歪率の観点から、3%以下が好ましく、さらに好ましくは0%である。ここで、内部EO単位とは、ポリオール全体のEO単位のうち末端EO単位以外のEO単位をさす。
ポリオール(A1)中のモノオール含量は、引張り強度の観点から0.04meq/g以下であり、好ましくは0.03〜0.01meq/gである。モノオール含量は、JISK−1557により求められる。
モノオールは、活性水素含有化合物にAOを付加させてポリオール(A1)を製造する際に、副生成物として発生し(A1)中に含まれるものである。
ポリオール(A1)中のジオール含量は8〜20%であり、好ましくは、12〜18%である。ジオール含量が8%未満であると伸び率が低下し、20%を超えると、圧縮残留歪率が悪化する。
ジオールは、(A1)の製造時に、活性水素含有化合物にAOを付加させる際、あるいはAO付加後の触媒除去のための後処理工程中に、副生成物として発生し(A1)中に含まれるものをそのまま用いてもよいが、ジオール含量が上記の範囲外の場合は、その量を調整する。
ジオール含量が上限を超えた場合は、ポリオール(A1)を減圧蒸留し、低沸点ジオールを除去して調整できる。
また、ジオール含量が下限未満の場合には、ポリオール(A1)中にジオールを添加して調整することができる。添加するジオールとしては、炭素数2〜20の2価アルコール(エチレングリコール、プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール等)のAO付加物(水酸基価:20〜400)等が挙げられる。
本発明において、ジオール含量は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)を用いて以下の条件で測定される。
装置(一例) : 東ソー(株)製 HLC−8120
カラム(一例) : TSK GEL GMH6 2本 〔東ソー(株)製〕
測定温度 : 40℃
試料溶液 : 0.25%のTHF(テトラヒドロフラン)溶液
溶液注入量 : 100μl
検出装置 : 屈折率検出器
基準物質 : 東ソー(株)製 標準ポリスチレン(TSKstandard POLYSTYRENE)12点(分子量 500 1050 2800 5970 9100 18100 37900 96400 190000 355000 1090000 2890000)
また、試料をTHFに溶解し、不溶解分をグラスフィルターでろ別したものを試料溶液とする。
ポリオール(A1)の1分子当たりの数平均官能基数は、フォームの硬化速度及び圧縮永久歪率の観点から3〜4であり、好ましくは4である。官能基数が5以上のものが含まれていても、数平均官能基数が3〜4となればよい(他のポリエーテルポリオールの平均官能基数についても同様)。なお、本発明において、ポリエーテルポリオールの官能基数は、出発物質の活性水素含有化合物の官能基数と同一であるとみなす。また、本発明において平均官能基数とは、数平均官能基数を意味する。
なお、ポリオール(A1)は、主として副生成物に由来する特定量のジオールを含有するため、実質的な数平均官能基数が3未満となる(A1)を用いる場合も、本発明に含まれる。
(A1)の全末端水酸基に占める1級水酸基価の割合は、フォームの振動特性の観点から80モル%以上であり、好ましくは86モル%以上である。
本発明において、全末端水酸基に占める1級水酸基の割合(末端水酸基の1級OH化率)は、予め試料をエステル化の前処理をした後に1H−NMR法により求める。1H−NMR法の詳細を以下に具体的に説明する。
<試料調整法>
測定試料約30mgを直径5mmの1H−NMR用試料管に秤量し、約0.5mlの重水素化溶媒を加え溶解させる。その後、約0.1mlの無水トリフルオロ酢酸を添加し25℃で約5分間放置して、ポリオールをトリフルオロ酢酸エステルとし、分析用試料とする。
ここで重水素化溶媒とは、重水素化クロロホルム、重水素化トルエン、重水素化ジメチルスルホキシド、重水素化ジメチルホルムアミド等であり、試料に溶解させることができる溶媒を適宜選択する。
<NMR測定>
通常の条件で1H−NMR測定を行う。
<末端水酸基の1級OH化率の計算方法>
1級水酸基の結合したメチレン基由来の信号は4.3ppm付近に観測され、2級水酸基の結合したメチン基由来の信号は5.2ppm付近に観測されるから、末端水酸基の1級OH化率は下数式(1)により算出する。
1級OH化率(%)=〔r/(r+2s)〕×100 (1)
ただし、
r:4.3ppm付近の1級水酸基の結合したメチレン基由来の信号の積分値
s:5.2ppm付近の2級水酸基の結合したメチン基由来の信号の積分値
である。
ポリオール(A1)は、活性水素1個あたりのEOの平均付加モル数xと末端水酸基の1級OH化率y(%)が下記数式(2)の関係を満たすポリエーテルポリオールであることが、反応性の観点から好ましい。
y≧42.0x0.47(1−x/41) (2)
xとyの関係が上記数式(2)を満たすと、疎水性と反応性が共に良好となり、高い機械物性を有し、耐久性に優れたポリウレタンフォームが得られる。
なお、通常EOを付加する量が増えるほど、ポリエーテルポリオールの末端水酸基の1級OH化率が大きくなる。しかし、EOを付加する量が増えるほどポリエーテルポリオールの親水性が高くなり、得られるポリウレタンフォームの耐湿性が悪化する。したがって、EOの付加モル数が比較的小さいが1級OH化率が大きいポリエーテルポリオールが、ポリエーテルポリオールの反応性と疎水性の両立の面で好ましい。数式(2)は、その好ましい領域を表したものである。
末端水酸基の1級OH化率80%以上は、後述する酸触媒(α)を用いてPO付加後に、末端EO付加して得られるポリオールと、通常用いられる水酸化カリウム等のアルカリ触媒を用いて、同様の付加形式で得られるポリオールとが区別される。すなわち、(α)を用いて得られた(A1)が末端水酸基の1級OH化率80%以上を満たすのに対し、アルカリ触媒を用いて得られたポリオールは、通常満たさない。
このポリオール(A1)を得る方法としては、特定の酸触媒(α)の存在下で、前記活性水素含有化合物に、PO、EOの順序でAOを付加させる方法等が挙げられる。AO付加に通常用いられる水酸化カリウムなどのアルカリ触媒を用いた場合、末端EO単位の含有量が8〜12%で、且つ、末端水酸基の1級OH化率80モル%以上を満たすポリオールを得ることは非常に困難である。
(α)はPO付加時に用いるが、必ずしもPO付加の全段階に用いる必要はなく、後述する通常使用される他の触媒の存在下で一部のPOを付加後、付加反応後期のみに(α)を用いて、残りのPOを付加してもよい。
(α)としては、特開2000−344881号公報に記載のものが挙げられ、具体的には、BF3以外の、フッ素原子、(置換)フェニル基及び/又は3級アルキル基が結合したホウ素又はアルミニウム化合物であり、トリフェニルボラン、ジフェニル−t−ブチルボラン、トリ(t−ブチル)ボラン、トリフェニルアルミニウム、ジフェニル−t−ブチルアルミニウム、トリ(t−ブチル)アルミニウム、トリス(ペンタフルオロフェニル)ボラン、ビス(ペンタフルオロフェニル)−t−ブチルボラン、トリス(ペンタフルオロフェニル)アルミニウム及びビス(ペンタフルオロフェニル)−t−ブチルアルミニウムなどが挙げられる。
これらの中で好ましいものは、トリフェニルボラン、トリフェニルアルミニウム、トリス(ペンタフルオロフェニル)ボラン及びトリス(ペンタフルオロフェニル)アルミニウムであり、さらに好ましいのはトリス(ペンタフルオロフェニル)ボラン及びトリス(ペンタフルオロフェニル)アルミニウムである。
AOの付加条件についても上記公報に記載の方法と同様でよく、例えば、生成する開環重合体の重量に基づいて、好ましくは0.0001〜10%、さらに好ましくは0.001〜1%の上記触媒を用い、好ましくは0〜250℃、さらに好ましくは20〜180℃で反応させる。
上記のPO付加物に、さらにEOを付加させることでさらに1級OH化率の大きなポリオールが得られる。触媒(α)を用いた場合、EO付加させる前のポリオールの末端水酸基の1級OH化率は通常40モル%以上(好ましくは60モル%以上、さらに好ましくは70モル%以上)と極めて大きいため、少ないEO使用量で末端水酸基の1級OH化率を大きくできる。なお、上記EO付加に用いる触媒は、酸触媒(α)をそのまま用いても、それに代えて通常使用される他の触媒などを用いてもよい。
他の触媒としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化セシウム、炭酸カリウム及びトリエチレンジアミンなどのアルカリ触媒;三フッ化ホウ素、塩化スズ、トリエチルアルミニウム及びへテロポリ酸などの酸触媒;亜鉛ヘキサシアノコバルテート;フォスファゼン化合物などが挙げられる。これらの中ではアルカリ触媒が好ましい。触媒の使用量は特に限定されないが、生成する重合体の重量に基づいて、好ましくは0.0001〜10%、さらに好ましくは0.001〜1%である。
本発明に用いるポリオール成分(A)は、ポリオール(A1)以外に、3価以上の他のポリオール(A2)を含有してもよい。
他のポリオール(A2)としては、前記3価以上の活性水素含有化合物(A21)、3価以上の活性水素含有化合物に前記AOが付加された構造の化合物であって(A1)に該当しないポリエーテルポリオール(A22)、ポリエステルポリオール(A23)及びこれら以外のポリオール(A24)が挙げられる。
ポリエステルポリオール(A23)としては、多価水酸基含有化合物(前記の多価アルコール及び前記ポリエーテルポリオール等を含む)とポリカルボン酸(芳香族ポリカルボン酸及び脂肪族ポリカルボン酸)または無水物およびこの低級アルキル(アルキル基の炭素数が1〜4)エステル等のエステル形成性誘導体(無水フタル酸およびテレフタル酸ジメチル等)との縮合反応生成物;前記多価アルコールのカルボン酸無水物およびAOの付加反応物;これらのAO(EO、PO等)付加反応物;ポリラクトンポリオール{例えば前記多価アルコールを開始剤としてラクトン(ε−カプロラクトン等)を開環重合させることにより得られるもの};並びにポリカーボネートポリオール(例えば前記多価アルコールとアルキレンカーボネートとの反応物)等が挙げられる。
芳香族ポリカルボン酸としては、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、2,2‘−ビベンジルジカルボン酸、トリメリット酸、ヘミリット酸、トリメシン酸、ピロメリット酸及びナフタレン−1,4ジカルボン酸、ナフタレン−2,3,6トリカルボン酸、ジフェン酸、2,3−アントラセンジカルボン酸、2,3,6−アントラセントリカルボン酸およびピレンジカルボン酸等の炭素数8〜18の芳香族ポリカルボン酸が挙げられる。
脂肪族ポリカルボン酸としては、コハク酸、フマル酸、セバシン酸およびアジピン酸等が挙げられる。
これら以外の各種ポリオール(A24)としては、重合体ポリオール;ポリブタジエンポリオール等のポリジエンポリオールおよびそれらの水添物;アクリル系ポリオール、特開昭58−57413号公報および特開昭58−57414号公報等に記載された水酸基含有ビニル重合体;ヒマシ油等の天然油系ポリオール;天然油系ポリオールの変性物;等が挙げられる。
上述した重合体ポリオールは、ポリオール中にポリマー粒子が分散された重合体ポリオールである。
重合体ポリオールは、ポリオール中でビニルモノマーを公知の方法で重合して製造することができる。例えば、ポリオール中で、ラジカル重合開始剤の存在下、ビニルモノマーが重合され、得られたビニルモノマーの重合体が安定分散されたものが挙げられる。重合方法の具体例としては、米国特許第3383351号明細書及び特公昭39−25737号公報等に記載の方法が挙げられる。
ビニルモノマーとしては、スチレン及び/又はアクリロニトリルが好ましい。
これらの3価以上の他のポリオール(A2)の中では、活性水素含有化合物(A21)、ポリエーテルポリオール(A22)、及び(A24)のうち重合体ポリオールが好ましい。
ポリオール成分(A)の重量を基準とするポリオール(A1)の含有量は、共振周波数が小さくなる観点から、50〜100%が好ましく、さらに好ましくは50〜90%、特に好ましくは60〜80%である。なお、本発明においては、使用する重合体ポリオールにポリオール(A1)が含まれている場合も、ポリオール成分(A)にポリオール(A1)が含有されているものとして取り扱う。
本発明の軟質ポリウレタンフォームの製造方法において、ポリオール成分(A)と有機ポリイソシアネート成分(B)とを、触媒(C)、発泡剤(D)及び整泡剤(E)の存在下、密閉型枠中で反応させてポリウレタンフォームを形成させる。
有機ポリイソシアネート成分(B)としては、ポリウレタンフォームに使用される有機ポリイオシアネートはすべて使用でき、芳香族ポリイソシアネート、直鎖又は分岐の脂肪族ポリイソシアネート、脂環式ポリイソシアネート、芳香脂肪族ポリイソシアネート、これらの変性物(ウレタン基、カルボジイミド基、アロファネート基、ウレア基、ビューレット基、イソシアヌレート基及びオキサゾリドン基含有変性物等)及びこれらの2種以上の混合物が挙げられる。
芳香族ポリイソシアネートとしては、C(NCO基中の炭素を除く;以下のポリイソシアネートも同様)が6〜16の芳香族ジイソシアネート、C6〜20の芳香族トリイソシアネート及びこれらのイソシアネートの粗製物等が挙げられる。具体例としては、1,3−及び1,4−フェニレンジイソシアネート、2,4−及び2,6−トリレンジイソシアネート(TDI)、粗製TDI、2,4’−及び4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、ポリメチレンポリフェニレンポリイソシアネート(粗製MDI)、ナフチレン−1,5−ジイソシアネート並びにトリフェニルメタン−4,4’,4’’−トリイソシアネート等が挙げられる。
直鎖又は分岐の脂肪族ポリイソシアネートとしては、C6〜10の脂肪族ジイソシアネート等が挙げられる。具体例としては、1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート、2,2,4−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート及びリジンジイソシアネート等が挙げられる。
脂環式ポリイソシアネートとしては、C6〜16の脂環式ジイソシアネート等が挙げられる。具体例としては、イソホロンジイソシアネート、4,4’−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、1,4−シクロヘキサンジイソシアネート及びノルボルナンジイソシアネート等が挙げられる。
芳香脂肪族イソシアネートとしては、C8〜12の芳香脂肪族ジイソシアネート等が挙げられる。具体例としては、キシリレンジイソシアネート及びα,α,α’,α’−テトラメチルキシリレンジイソシアネート等が挙げられる。
変性ポリイソシアネートの具体例としては、カルボジイミド変性MDI等が挙げられる。
これらの中で好ましくは、芳香族ポリイソシアネートであり、さらに好ましくは、TDI、粗製TDI、MDI、粗製MDI、およびこれらのイソシアネートの変性物から選ばれる1種以上であり、とくに好ましくは、生産性向上などの理由から、MDI、粗製MDI、および/またはそれらの変性物の合計含有量(%)が10以上(とくに15〜80)で、他のポリイソシアネート(とくにTDI)の含有量(%)が90以下(とくに20〜85)のものである。有機ポリイソシアネート成分(B)全体としてのイソシアネート基含有量(NCO%)は25〜45が好ましい。
触媒(C)としては、ウレタン化反応を促進するすべての触媒を使用でき、3級アミン(トリエチレンジアミン、ビス(N,N−ジメチルアミノ−2−エチル)エーテル及びN,N,N’,N’−テトラメチルヘキサメチレンジアミン等)、カルボン酸金属塩(酢酸カリウム、オクチル酸カリウム、オクチル酸第一スズ、ジラウリル酸ジブチル第二スズ及びオクチル酸鉛等)が挙げられる。触媒の使用量は、引っ張り強度の観点から、ポリオール成分(A)の重量に基づいて、0.01〜5.0%が好ましく、さらに好ましくは0.2〜3.0%である
発泡剤(D)としては、水及び沸点が0〜50℃の低沸点化合物が含まれる。
低沸点化合物には、水素原子含有ハロゲン化炭化水素及び低沸点炭化水素等が含まれる。 水素原子含有ハロゲン化炭化水素及び低沸点炭化水素の具体例としては、塩化メチレン、HCFC(ハイドロクロロフルオロカーボン)(HCFC−123、HCFC−141b及びHCFC−142b等);HFC(ハイドロフルオロカーボン)(HFC−152a、HFC−356mff、HFC−236ea、HFC−245ca、HFC−245fa及びHFC−365mfc等)、ペンタン及びシクロペンタン等が挙げられる。
これらのうち、成形性の観点から、塩化メチレン、HCFC−141b、HFC−134a、HFC−356mff、HFC−236ea、HFC−245ca、HFC−245fa、HFC−365mfc及びこれらの2種以上の混合物が好ましい。
発泡剤(D)のうち、水のみを単独で用いる場合の水の使用量は、フォーム形成時のフォーム密度、スコーチ発生の抑制の観点から、ポリオール成分(A)の重量に基づいて、0.1〜30%が好ましく、さらに好ましくは0.5〜20%、とくに好ましくは1.5〜6%である。他の発泡剤と併用する場合の水の使用量は、ポリオール成分(A)の重量に基づいて、0.1〜10.0%が好ましく、さらに好ましくは2.0〜5.0%である。
低沸点化合物の使用量は、成形不良の観点から、ポリオール成分(A)の重量に基づいて、40%以下が好ましく、さらに好ましくは5〜30%である。
整泡剤(E)としては、通常のポリウレタンフォームの製造に用いられるものはすべて使用でき、ジメチルシロキサン系整泡剤[東レダウコーニングシリコーン(株)製の「SRX−253」、「PRX−607」及びEVONIK社製「TEGOSTAB B8737」等]及びポリエーテル変性ジメチルシロキサン系整泡剤[東レダウコーニングシリコーン(株)製の「L−540」、「SZ−1142」、「L−3601」、「SRX−294A」及びデグサジャパン(株)製「B−4900」等]が挙げられる。整泡剤の使用量は、引っ張り強度の観点から、ポリオール成分(A)の重量に基づいて、0.2〜3.0%が好ましく、さらに好ましくは0.5〜2.5%である。
本発明の製造方法においては、必要により、さらに以下に述べるその他の添加剤を用い、その存在下で反応させてもよい。
その他の添加剤としては、着色剤(染料及び顔料)、難燃剤(リン酸エステル及びハロゲン化リン酸エステル等)、老化防止剤(トリアゾール及びベンゾフェノン等)、酸化防止剤(ヒンダードフェノール及びヒンダードアミン等)等の公知の補助成分が挙げられる。
本発明の製造方法において、ポリウレタンフォームの製造に際してのイソシアネート指数(インデックス)[(NCO基/活性水素原子含有基)の当量比×100]は、成形性の観点から、70〜135が好ましく、さらに好ましくは75〜130、特に好ましくは80〜125である。
本発明の方法による軟質ポリウレタンフォームの製造方法の具体例の一例を示せば、下記の通りである。まず、ポリオール成分(A)、触媒(C)、発泡剤(D)、整泡剤(E)並びに必要によりその他の添加剤を所定量混合する。次いで軟質ポリウレタンフォーム発泡機又は攪拌機を使用して、この混合物(ポリオールプレミックス)と有機ポリイソシアネート成分(B)とを急速混合する。得られた混合液(発泡原液)を必要により加温した密閉型のモールド(金属製または樹脂製、型温20〜80℃)に注入し、ウレタン化反応を行わせ、所定時間硬化後、脱型して軟質ポリウレタンフォームを得ることができる。モールドフォームのパック率は100〜300%が好ましい。
本発明で得られる軟質ポリウレタンフォームは、コア密度(kg/m3)が40〜60であることが好ましく、さらに好ましくは、42〜58である。40以上であると湿熱圧縮残留歪率が良好となり、60以下であると軽量となり生産性良好となる。
反発弾性(%)は50〜70であることが好ましく、さらに好ましくは、55〜68である。反発弾性(%)が50〜70であると、車両座席用クッション材としたときのクッション感が良好である。
本発明の方法によれば、JASCO B−407規定の振動伝達特性で規定される、共振周波数が3.4Hz以下、共振周波数における振動伝達率(共振伝達率)が3.0以下の軟質ポリウレタンフォームを得ることができる。このようなフォームは、人が不快と感じる振動領域(4〜10Hz)での振動伝達率が十分に低いため、車両座席用クッション材とした場合の乗り心地が良好である。
以下、実施例により本発明をさらに説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。以下、特に定めない限り、部は重量部を示す。
<実施例1〜10、比較例1〜4>
実施例および比較例におけるポリウレタンフォーム原料のうち、ポリオール成分(A)は次の通りである。
(1) ポリオール(A1−1):ペンタエリスリトールにトリス(ペンタフルオロフェニル)ボランを触媒として用いてPOを付加し、次いでEOを付加させて得られた、官能基数4.0、水酸基価30、末端EO単位の含有量10.0%、末端水酸基の1級OH化率90%、モノオール含量0.03meq/g、ジオール含量16%のポリオキシエチレンポリオキシプロピレンポリオール。
(2) ポリオール(A1−2):ペンタエリスリトールにトリス(ペンタフルオロフェニル)ボランを触媒として用いてPOを付加し、次いでEOを付加させて得られた、官能基数4.0、水酸基価25、末端EO単位の含有量10.0%、末端水酸基の1級OH化率90%、モノオール含量0.03meq/g、ジオール含量18%のポリオキシエチレンポリオキシプロピレンポリオール。
(3) ポリオール(A1−3):ペンタエリスリトールにトリス(ペンタフルオロフェニル)ボランを触媒として用いてPOを付加し、次いでEOを付加させて得られた、官能基数4.0、水酸基価30、末端EO単位の含有量10.0%、末端水酸基の1級OH化率80%、モノオール含量0.04meq/g、ジオール含量13%のポリオキシエチレンポリオキシプロピレンポリオール。
(4) ポリオール(A1−4):ペンタエリスリトールにトリス(ペンタフルオロフェニル)ボランを触媒として用いてPOを付加し、次いでEOを付加させた後、減圧蒸留により低沸点ジオールを除去しジオール含量を調整して得られた、官能基数4.0、水酸基価40、末端EO単位の含有量10.0%、末端水酸基の1級OH化率90%、モノオール含量0.02meq/g、ジオール含量18%のポリオキシエチレンポリオキシプロピレンポリオール。
(5) ポリオール(A1−5):ペンタエリスリトールにトリス(ペンタフルオロフェニル)ボランを触媒として用いてPOを付加し、次いでEOを付加させて得られた、官能基数4.0、水酸基価30、末端EO単位の含有量12.0%、末端水酸基の1級OH化率93%、モノオール含量0.03meq/g、ジオール含量16%のポリオキシエチレンポリオキシプロピレンポリオール。
(6) ポリオール(A1−6):ペンタエリスリトールにトリス(ペンタフルオロフェニル)ボランを触媒として用いてPOを付加し、次いでEOを付加させた後、減圧蒸留により低沸点ジオールを除去しジオール含量を調整して得られた、官能基数4.0、水酸基価30、末端EO単位の含有量8.0%、末端水酸基の1級OH化率86%、モノオール含量0.03meq/g、ジオール含量18%のポリオキシエチレンポリオキシプロピレンポリオール。
(7) ポリオール(A1−7):グリセリンにトリス(ペンタフルオロフェニル)ボランを触媒として用いてPOを付加し、次いでEOを付加させて得られた、官能基数3.0、水酸基価30、末端EO単位の含有量10.0%、末端水酸基の1級OH化率90%、モノオール含量0.03meq/g、ジオール含量10%のポリオキシエチレンポリオキシプロピレンポリオール。
(8) ポリオール(A2−1):ペンタエリスリトールに水酸化カリウムを触媒として用いてPOを付加し、次いでEOを付加させて得られた、水酸基価30、末端EO単位の含有量10.0%、末端水酸基の1級OH化率70%、モノオール含量0.07meq/g、ジオール含量0.0%のポリオキシエチレンポリオキシプロピレンポリオール。
(9) ポリオール(A2−2):ペンタエリスリトールに水酸化カリウムを触媒として用いてPOを付加し、次いでEOを付加させて得られた、官能基数4.0、水酸基価30、末端EO単位の含有量14.0%、末端水酸基の1級OH化率82%、モノオール含量0.07meq/g、ジオール含量0.0%のポリオキシエチレンポリオキシプロピレンポリオール。
(10) ポリオール(A2−3):ペンタエリスリトールにトリス(ペンタフルオロフェニル)ボランを触媒として用いてPOを付加し、次いでEOを付加させて得られた、官能基数4.0、水酸基価30、末端EO単位の含有量5.0%、末端水酸基の1級OH化率76%、モノオール含量0.06meq/g、ジオール含量3%のポリオキシエチレンポリオキシプロピレンポリオール。
(11) ポリオール(A2−4):ペンタエリスリトールに水酸化カリウムを触媒として用いてPOとEOをブロック付加させて得られた平均官能基数4.0、水酸基価28、末端EO単位の含有量12.0%、末端水酸基の1級OH化率80%、モノオール含量0.07meq/g、ジオール含量0.0%のポリオキシエチレンポリオキシプロピレンポリオール、及びグリセリンに水酸化カリウムを触媒として用いてPOとEOをブロック付加させて得られた平均官能基数3.0、水酸基価34、末端EO単位の含有量14.0%、末端水酸基の1級OH化率82%、モノオール含量0.06meq/g、ジオール含量0.0%のポリオキシエチレンポリオキシプロピレンポリオールの混合物(重量比:20:80)中で、スチレンとアクリロニトリル(重量比:30/70)を共重合させた重合体ポリオール(重合体含量33.0%)、水酸基価22。
(12)ポリオール(A2−5):グリセリンに水酸化カリウムを触媒として用いてPOとEOをブロック付加させて得られた、平均官能基数3.0、水酸基価28.0、末端EO単位の含有量13.5%、末端水酸基の1級OH化率83%、モノオール含量0.08meq/g、ジオール含量0.0%のポリオキシエチレンポリオキシプロピレンポリオール中で、アクリロニトリルとスチレンを、アクリロニトリル/スチレン=67/33で共重合させた重合体ポリオール(重合体含量30.0%)、水酸基価20。
(13) ポリオール(A2−6):ソルビトールのPO付加物。水酸基価490。
(14) ポリオール(A2−7):トリエタノールアミン。水酸基価1120。
実施例及び比較例における軟質ポリウレタンフォームの原料のうち、ポリオール成分(A)以外の物は次の通りである。
1.触媒(C)
触媒(C−1):エアプロダクツジャパン(株)製「DABCO−33LV」(トリエチレンジアミンの33%ジプロピレングリコール溶液)
触媒(C−2):東ソー(株)製「TOYOCAT ET」(ビス(ジメチルアミノエチル)エーテルの70%ジプロピレングリコール溶液)
2.発泡剤(D)
発泡剤(D−1):水
3.整泡剤(E)
整泡剤(E−1):EVONIK社製「TEGOSTAB B8737」(ポリシロキサン系整泡剤)
4.有機ポリイソシアネート成分(B)
有機ポリイソシアネート(B−1):TDI−80(2,4−及び2,6−TDI、2,4−体の比率が80%)/粗製MDI(平均官能基数:2.9)=80/20(重量比)
表1に示す部数のポリオールプレミックスと、表1に示すNCO指数となる量の有機ポリイソシアネート成分(B)とを、下記の発泡条件により軟質ポリウレタンフォームを金型内で発泡してフォームを形成後、金型から取り出し一昼夜放置後の軟質ポリウレタンフォームの諸物性を測定した。物性の測定値も表1にそれぞれ記載した。
(発泡条件)
金型サイズ:400mm×400mm×100mm(高さ)
金型温度:65℃
金型材質:アルミ
ミキシング方法:高圧ウレタン発泡機(PEC社製)ポリオールプレミックスと有機ポリイソシアネートとを15MPaで混合。
Figure 2015071754
・フォーム物性の測定方法及び単位を以下に示す。
コア密度 :JIS K6400に準拠、単位はkg/m3
フォーム硬さ(25%−ILD):JISK6400に準拠、単位はN/314cm2
反発弾性:JIS K6400に準拠、単位は%。
圧縮残留ひずみ率:JIS K6400に準拠、単位は%。
湿熱圧縮残留ひずみ率:JIS K6400に準拠、温度50℃、湿度95%とした。単位は%。
・フォーム物性の振動特性試験方法及び単位を以下に示す。
JASO B407の試験方法に準拠し、このときの共振周波数(Hz)と共振伝達率について評価を実施した。
表1において、本発明の実施例1〜10のポリウレタンフォームは、比較例1〜4のポリウレタンフォームよりも、フォーム物性、特に振動特性の共振周波数及び、耐久性が向上する。
本発明の軟質ポリウレタンフォームの製造方法により得られる本発明の軟質ポリウレタンフォームは、従来のものに比べて、乗り心地が良好で耐久性に優れている。従って、車両用座席用高振動吸収クッション材として有用である。また、本発明の製造方法により得られた軟質ポリウレタンフォームは、これ以外にも通常軟質ポリウレタンフォームが用いられる用途に、広く用いることができるが、用途の詳細は、例えば、日刊工業新聞社刊「ポリウレタン樹脂ハンドブック」191〜195頁(1987年)に記載されている。

Claims (4)

  1. 下記ポリオール(A1)を含有するポリオール成分(A)と有機ポリイソシアネート成分(B)とを、触媒(C)、発泡剤(D)及び整泡剤(E)の存在下に反応させる軟質ポリウレタンフォームの製造方法であって、得られるフォームの400mm×400mm×100mmの寸法のフォーム試料の共振周波数値が3.4Hz以下で、共振伝達率が3.0以下である軟質ポリウレタンフォームの製造方法。
    ポリオール(A1):下記(1)〜(6)を満たすポリエーテルポリオール。
    (1)数平均官能基数が3〜4である。
    (2)全末端水酸基に占める1級水酸基の割合が80モル%以上である。
    (3)水酸基価(mgKOH/g)が25〜40である。
    (4)(A1)の重量を基準として、末端オキシエチレン単位の含有量が8〜12重量%である。
    (5)モノオール含量が0.04meq/g以下である。
    (6)ジオール含量が8〜20重量%である。
  2. ポリオール成分(A)の重量を基準として、ポリオール(A1)の含有量が50〜100重量%である請求項1に記載の軟質ポリウレタンフォームの製造方法。
  3. 請求項1又は2に記載の製造方法によって得られる軟質ポリウレタンフォーム。
  4. 請求項3に記載の軟質ポリウレタンフォームから構成される車両用座席クッション。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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