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JP2014229850A - 太陽電池の製造方法 - Google Patents

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JP2014229850A
JP2014229850A JP2013110564A JP2013110564A JP2014229850A JP 2014229850 A JP2014229850 A JP 2014229850A JP 2013110564 A JP2013110564 A JP 2013110564A JP 2013110564 A JP2013110564 A JP 2013110564A JP 2014229850 A JP2014229850 A JP 2014229850A
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Ken Mishina
健 三科
厚文 大岸
Atsufumi Ogishi
厚文 大岸
猿渡 哲也
Tetsuya Saruwatari
哲也 猿渡
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Abstract

【課題】性能の太陽電池を製造することができる太陽電池の製造方法を提供する。【解決手段】太陽電池の製造方法は、水素を含む前処理ガスを用いてプラズマを発生させて、基板に対して前処理を行うステップS5と、材料ガスを用いてプラズマを発生させることで、前処理を行った後の基板上に薄膜を成膜するステップS6と、薄膜が成膜された基板に対して、導電性のパターンを形成するステップS7と、導電性のパターンを600℃以下の温度で電極とするステップS8と、を備えた太陽電池の製造方法。【選択図】図2

Description

本発明は、太陽電池の製造方法に関する。
半導体デバイスの製造工程において、高精度のプロセス制御が容易であるという利点から、成膜、エッチング、アッシング等の処理において、プラズマ処理装置が用いられている。プラズマ処理装置としては、平行平板型プラズマCVD(Chemical Vapor Deposition)が知られている。
一般的なプラズマCVD成膜装置の構成を図11に示す。図11に示すように、プラズマCVD成膜装置は、真空チャンバ110と、放電のための平行平板電極111と、高周波電源113と、インピーダンスのマッチングを取るためのマッチングボックス114とを有している。さらに、プラズマCVD成膜装置は、放電用のガス供給機構115と、ガス排気機構116とを有している。
ガス供給機構115は、一定量の反応ガスを供給する。ガス排気機構116は、ガス調圧弁を有している。ガス調圧弁が、プロセス中における真空チャンバ110内の圧力を一定にする。平行平板電極111は、高周波電極117と対向電極118とを有している。高周波電極117には、高周波電源113からの高周波がマッチングボックス114を介して供給されている。したがって、反応ガス供給時には、平行平板電極間に放電が生じる。放電によって反応ガスはプラズマ状態になる。
また、対向電極118は、基板が載置される基板ホルダとなる。よって、プラズマ中の励起種を基板表面で反応させることによって、基板上に薄膜を形成することができる。結晶系シリコンの太陽電池の反射防止膜には、窒化シリコン薄膜が使用される。特許文献1には、高周波電源に100〜400kHzの低い周波数電源を用いる成膜装置が開示されている。さらに、特許文献1では、水素ガス又はアンモニアガスを導入して、パッシベーション処理を行った後に、反射防止膜を形成している(段落0047)。また、特許文献1の成膜装置は、ホローカソードを用いて、放電を発生させている。
特開2009−272428号公報
このような太陽電池の製造方法では、反射防止膜を形成した後に、Agペーストをスクリーン印刷することで電極がパターニングされる。そして、Agペーストを焼成することで電極が形成される。しかしながら、特許文献1には、Agペーストを焼成する時の温度については何ら開示していない。例えば、焼成時のアニール温度によっては、キャリアライフタイムが劣化してしまうという問題点がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、高性能の太陽電池を製造することができる太陽電池の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係る太陽電池の製造方法では、成膜処理の前に、水素を含む前処理ガスを用いてプラズマを発生させて、基板に対して前処理を行っているので、600℃以下の温度で電極を形成した場合でも、キャリアライフタイムの劣化を防ぐことができる。よって、高性能の太陽電池を製造することができる。
例えば、600℃以下でアニールすることで、前記導電性のパターンを前記不純物層と導通させて、前記導電性のパターンを電極とすることができる。比較的低いアニール温度で、製造することが可能となる。
前記薄膜は、例えば、不純物層上に設けられた反射防止膜、又は前記不純物層が設けられた面と反対側の面に設けられたパッシベーション膜である。さらに、前記薄膜は、例えば、窒化シリコン膜である。
前記前処理を行うステップと前記薄膜を成膜するステップでは、前処理ガスを供給しながらプラズマを発生させることで、前処理を行った後、前処理ガスの供給を停止した状態で、前記真空チャンバを排気する。さらに、真空チャンバを排気した後に、成膜ガスを供給しながらプラズマを発生することで、薄膜を成膜するようにしてもよい。このようにすることで、確実に処理することができる。
本発明によれば、高性能の太陽電池を製造することができる太陽電池の製造方法を提供することを目的とする。
太陽電池の断面構造の一例を示す図である。 本実施の形態にかかる太陽電池の製造方法を示すフローチャートである。 実施の形態1にかかるプラズマ処理装置の構成を模式的に示す図である。 プラズマ処理装置でのプラズマの発生過程を説明するための図である。 プラズマ処理装置でのプラズマの発生過程を説明するための図である。 プラズマ処理装置でのプラズマの発生過程を説明するための図である。 プラズマ処理装置でのプラズマの発生過程を説明するための図である。 プラズマ処理装置でのプラズマ状態、及びカソードの形状を説明するための図である。 プラズマ処理装置における、前処理と成膜処理とを示すフローチャートである。 実施の形態2にかかるプラズマ処理装置の構成を模式的に示す図である。 プラズマ処理装置の構成を示す概略図である。
(太陽電池)
太陽電池の一例を説明する。図1は、太陽電池の基板の断面構造を示す図である。なお、図1に示す断面構造において、上側の面を表面とし、下側の面を裏面として説明する。すなわち、表面側から入射した光によって光起電力が発生する。また、図1ではp型シリコン基板を用いた太陽電池の断面構造を示している。
太陽電池は、図1に示すように、p型半導体層11と、n型拡散層12と、p+型拡散層13と、反射防止膜14と、表面電極15a,15bと、裏面電極16a,16bとを備えている。
n型拡散層12は、p型半導体層11の表面上に配置されている。n型拡散層12は、不純物を含む不純物層である。n型拡散層12の表面拡散濃度は、例えば、1.0×1018〜1.0×1022/cmである。p型半導体層11の上には、反射防止膜14が設けられている。反射防止膜14は、入射する光が反射するのを防止する。反射防止膜14の屈折率は、例えば、1.8〜3.0である。また、反射防止膜14の膜厚は、例えば、50nm〜150nmである。
表面電極15a、15bは、n型拡散層12の表面上に配置されている。また、表面電極15a、15bはそれぞれ、反射防止膜14を貫通して、p型半導体層11に導通している。さらに、半田層17a、17bは、表面電極15a、15bの上にそれぞれ配置されている。
p型半導体層11の裏面上には、p+型拡散層13が配置される。p+型拡散層13の裏面上には、裏面電極16a、16bが配置される。また、裏面電極16a、16bはp+型拡散層13と接触している。さらに、裏面電極16a、16bの裏面上には、半田層18a、18bがそれぞれ配置されている。
p型半導体層11とn型拡散層12とは、pn接合を構成している。すなわち、p型半導体層11とn型拡散層12との界面がpn接合の接合面となる。反射防止膜14としては、例えば、シリコン窒化膜(Si膜)が使用可能である。反射防止膜14は、後述するプラズマ処理装置を用いて成膜される。表面電極15a,15b及び裏面電極16a,16bとしては銀(Ag)やアルミニウム(Al)等が使用可能である。
太陽電池のpn接合面に光が入射すると、伝導電子、及び正孔が発生する。そしで、伝導電子、及び正孔をそれぞれ表面電極15a、15b、及び裏面電極16a、16bから取り出す。こうすることで、起電力が発生する。ここで、太陽電池の性能としては、キャリア(電子、及び正孔)のライフタイムが挙げられる。例えば、キャリアライフタイムが長い程、出力が大きくなる。従って、長いキャリアライフタイムを有する太陽電池の製造が望まれる。
なお、上記の説明では、p型シリコン基板を用いたが、n型シリコン基板を用いることも可能である。この場合、各層の導電型が反転する構成となる。すなわち、各層において、p型とn型が入れ替わる構造となる。なお、p型シリコン基板の代わりにn型シリコン基板を用いた場合、n型拡散層12に対応するp型拡散層では、例えば、表面拡散濃度が1.0×1018〜1.0×1022/cmとなっている。
(太陽電池の製造方法)
次に、実施の形態に係る太陽電池の製造方法について、図2のフローチャートを参照しながら説明する。
まず、p型シリコン基板を用意して、表面処理を行う(ステップS1)。例えば、アルカリ水溶液によるエッチングや反応性イオンエッチング(RIE)法等により表面処理を行う。これにより、p型シリコン基板の表面に微細凹凸構造を形成する。p型シリコン基板表面の光の反射を抑えることができる。
次に、n型ドーパントの拡散処理を行う(ステップS2)。例えば、オキシ塩化リン(POCl)を用いた気相拡散法、燐酸(P)を用いた塗布拡散法、又はリン(P)イオンを直接拡散させるイオン注入法等を行う。こうすることで、リン(P)をn型ドーパントとしてp型シリコン基板の表面から拡散させることができる。これにより、図1に示した、n型拡散層12を形成することができる。n型拡散層12の表面拡散濃度は、例えば、1.0×1018〜1.0×1022/cmとなっている。
そして、n型ドーパントが拡散されたp型シリコン基板の裏面に対して、エッチング処理を行う(ステップS3)。すなわち、p型シリコン基板の一方の面に設けられたn型拡散層をエッチングする。これにより、p型シリコン基板の裏面から、n型拡散層が除去され、表面にのみn型拡散層12が形成された構成となる。なお、ステップS3において、表面のみにしかn型拡散層を形成しない場合、ステップS3を省略することが可能である。
さらに、p型ドーパントの拡散処理を行う(ステップS4)。例えば、n型拡散層がエッチングされたp型シリコン基板の裏面上にAlペーストを塗布し、熱処理を行う。こうすることによって、p型シリコン基板の裏面側からアルミニウム(Al)等のp型ドーパントが拡散する。これにより、p型半導体層11の裏面側にp+型拡散層13を形成することができる。
次に、反射防止膜14を形成する前に、水素ガスを用いた前処理を行う(ステップS5)。そして、n型拡散層12の上に反射防止膜14を形成する(ステップS6)。反射防止膜14としては、例えば、窒化シリコン膜を用いることができる。結晶系の太陽電池の反射防止膜及びパッシベーション膜として、屈折率1.9〜2.4、膜厚70〜100nm程度の窒化シリコン膜を用いることが好ましい。太陽電池の変換効率などの性能は、窒化シリコン膜の膜質で変動する。すなわち、良質の窒化シリコン膜では、変換効率が高くなる。
水素ガスを用いた前処理を行った後に、n型拡散層12の上に窒化シリコンを成膜する。こうすることで、n型拡散層12の上に反射防止膜14が形成される。なお、水素ガスを用いたプラズマによる前処理工程と、反射防止膜14の成膜工程については、後述する。また、反射防止膜14の形成前、あるいは形成後において、p+型拡散層13の裏面上に、保護膜を形成してもよい。保護膜には、窒化シリコン膜を用いることができる。保護膜は、反射防止膜14と同様の工程によって形成される。
そして、電極のパターニングを行う(ステップS7)。例えば、Ag粉、バインダ、フリットを含むAgペーストをp型シリコン基板にスクリーン印刷する。これにより、Agペーストのパターニングを行う。Agペーストは、太陽電池の効率を高めるために例えば櫛型パターンに形成される。Agペーストのパターンは、反射防止膜14の表面上、及びp+型拡散層13の裏面上にそれぞれ形成される。
次に、印刷されたAgペーストを焼成して、電極を形成する(ステップS8)。ここでは、ファイヤースルー法を用いることができる。例えば、600℃以下の温度で、Agペーストが形成されたシリコン基板をアニールする。これにより、Agペーストが焼成される。さらに、Agが窒化シリコンを貫通して、n型拡散層12と導通する。これにより、反射防止膜14の上に、表面電極15a、15bを形成することができる。表面電極15a、15bは、反射防止膜14を貫通して、n型拡散層12と導通している。よって、表面電極15a、15bは、n型拡散層12と導通している。よって、pn接合面で発生したキャリアを、表面電極15a、15bから取り出すことができる。
また、この工程で、p+型拡散層13の上にも裏面電極16a、16bが形成される。裏面電極16a、16bは、p+型拡散層13と導通している。よって、pn接合面で発生したキャリアを裏面電極16a、16bから取り出すことができる。なお、p+型拡散層13の上に保護膜を形成した場合、表面側と同様に、Agが窒化シリコンを貫通する。よって、p+型拡散層13と裏面電極16aとを導通させることができる。
そして、半田層17a、17b、及び半田層18a、18bをそれぞれ形成する(ステップS9)。例えば、半田ディップ法を用いて、裏面電極16a、及び裏面電極16bの裏面上に、半田層18a、半田層18bをそれぞれ形成する。同様に、表面電極15a、及び表面電極15bの表面上に、半田層17a、17bをそれぞれ形成する。なお、半田層17a、17b、及び半田層18a、18bを形成する順番は特に限定されるものではない。このようにして、結晶系の太陽電池が製造される。
(プラズマ処理装置)
本実施の形態にかかるプラズマ処理装置について、図3を用いて説明する。図3は、ステップS6において、反射防止膜を成膜するプラズマ処理装置の構成を模式的に示す図である。また、図3に示すプラズマ処理装置において、ステップS5の前処理も実行される。図3に示すプラズマ処理装置は、縦型のプラズマ処理装置である。すなわち、縦方向に配置された平行平板電極を有している。そして、シリコン基板40が縦方向に沿って配置された状態で、成膜処理や前処理等のプラズマ処理が実行される。
図3に示すように、プラズマ処理装置は、プロセスチャンバ30と、ガス導入ノズル31と、排気口32と、排気速度調整バルブ33と、圧力センサ34と、高周波電源35と、カソード36と、アノード37と、ヒータ44と、マッチングボックス46とを備えている。
プロセスチャンバ30は、カソード36、アノード37、ヒータ44を収納している。アノード37は、シリコン基板40を保持する基板保持部となる。アノード37は、例えば、鉛直方向に沿って設けられた金属板である。そして、アノード37は、シリコン基板40を鉛直方向に沿った状態で保持する。ここでは、2つのアノード37がプロセスチャンバ30に収容されている。そして、2つのアノード37の対向する面に、シリコン基板40が配置される。
そして、2つのアノード37の間に、カソード36が配置されている。換言すると、カソード36の両側にアノード37が配置されるよう、カソード36とアノード37が対向配置されている。そして、2つのアノード37のカソード36側の面には、シリコン基板40が配置される。カソード36は、鉛直方向に沿って設けられた金属板である。従って、カソード36とアノード37は平行平板電極となる。カソード36とアノード37の間のプロセス空間に高周波電界が発生する。また、カソード36は、複数の貫通穴39を有している。
カソード36は高周波電源35に接続されている。また、高周波電源35とカソード36との間には、インピーダンスを整合させるためのマッチングボックス46が設けられている。高周波電源35は、100kHz〜400kHzの高周波電力を出力する。アノード37はグランドに接続されている。高周波電源35は、平行平板間に高周波の交流電力を供給する。すると、カソード36とアノード37との間のプロセス空間に、プラズマ38が生成される。従って、カソード36とアノード37との間のプロセス空間では、シリコン基板40に対してプラズマ処理が行われる。
また、アノード37のカソード36と反対側には、ヒータ44が設けられている。なお、アノード37は、ヒータ44を内蔵していてもよい。ヒータ44を加熱することで、シリコン基板40を所定の温度とした状態で、プラズマ処理を行うことができる。
プロセスチャンバ30は、真空チャンバであり、排気口32を有している。排気口32は、図示しない真空ポンプに接続されている。従って、排気口32からプロセスチャンバ30内の気体が排気される。排気口32には、排気速度を調整するための排気速度調整バルブ33が設けられている。すなわち、排気速度調整バルブ33が開口率を変えることで、プロセスチャンバ30でのプロセス圧力を調整することができる。
プロセスチャンバ30には、所望のガスを供給するためのガス導入ノズル31が取り付けられている。ガス導入ノズル31からは、NH、N、H、SiH等のプロセスガスが導入される。窒化シリコン膜の形成時には、反応ガスとして、モノシラン、アンモニア、窒素、水素、アルゴン、ヘリウム等のガスが使用される。また、窒化シリコン膜形成前の前処理時には、水素ガスを含む前処理ガスが供給される。ガス導入ノズル31は、2個以上並設することが好ましい。そして、全てのプロセスガスを混合した混合ガスをそれぞれの系統から供給する。
また、プロセスチャンバ30には、プロセスチャンバ30内の圧力を測定するための圧力センサ34が取り付けられている。圧力センサ34は、例えば、キャパシンタンスゲージである。圧力センサ34を用いて、プロセスチャンバ30の所定のプロセス圧力となるように、排気速度調整バルブ33が調整される。
ここでは、プロセスチャンバ30の下側に、ガス導入ノズル31が設けられている。そして、プロセスチャンバ30上側に排気口32が設けられている。従って、プロセス中には、ガス導入ノズル31から噴出されたプロセスガスが、平行平板間を通って、排気口32から排気される。また、カソード36の両側のプロセス空間の圧力が等しくなるように、ガス導入ノズル31、及び排気口32を対称に配置することが好ましい。
上記したように、カソード36には、貫通穴39が複数設けられている。従って、カソード36の両側のプロセス空間は、貫通穴39を介して連通する。すなわち、カソード36の左側のプロセス空間に存在していたガス等が、貫通穴39を通って、カソード36の右側のプロセス空間に移動する。カソード36に貫通穴39を設けることで、ホローカソード放電を利用することができる。プラズマ38は貫通穴39内にも生成される。
ホローカソード構造を用いることで、カソード36の両側において、高密度で均一なプラズマを生成することができる。よって、複数のシリコン基板を一度に処理することができ、生産性を向上することができる。さらに、マルチホローカソード電極を用いることで、低い周波数帯を用いることができる。13.56MHzなどのVHF帯RF電極を使用した場合と同等以上の均一な高密度プラズマを得ることができる。
そして、プラズマ処理装置によって、前処理、及び成膜処理を行う。前処理では、水素を含む前処理ガスを用いてプラズマを発生させることで、シリコン基板に対して前処理を行う。一方、成膜処理では、成膜される薄膜の材料となる材料ガスを用いて、プラズマを発生させる。ここで、基板に形成される薄膜は、窒化シリコン膜とすることができる。すなわち、窒化シリコンからなる反射防止膜、又は保護膜を、シリコン基板に形成する際に、水素ガスを用いた前処理を行う。
(ホローカソード放電)
次に、プラズマCVD装置における、ホローカソード放電の原理について、図4〜図7を用いて説明する。図4〜図7は、ホローカソード放電によるプラズマの発生を説明するための図であり、それぞれ貫通穴39の周辺の構成を拡大して示す断面図である。
高周波電源35が高周波電圧をアノード37カソード36との間に印加すると、プラズマが発生する。具体的には、図4に示すように、アノード37とカソード36との間のプロセス空間がグロー放電領域41となる。すなわち、カソード36とアノード37とで形成される平行平板間には、グロー放電が生じる。一方、貫通穴39の中の空間はホロー放電領域42となる。さらに、アノード37とカソード36等の導体の表面近傍は、シース43となる。
図5に示すように、貫通穴39に侵入したイオン50は、シース43によって加速され、カソード36の壁面に衝突する。すなわち、イオン50は、貫通穴39の内壁に衝突する。すると、図6に示すように、カソード36の壁面からは二次電子51が放出される。この二次電子51は、シース43の電界で壁面と垂直な方向に加速される。シース電界で加速され、十分なエネルギーを得た二次電子51は、中性のガス分子52に衝突する。ガス分子52に二次電子51が衝突することで、電子なだれを起こして、電子密度が急速に増大する。
図7に示すように、貫通穴39の内壁面から放射された二次電子51は、貫通穴39に閉じ込められる。具体的には、貫通穴39の内壁面で発生した二次電子51は、反対側のシース43の電界で反発して、プラズマ中に押し戻される。すなわち、二次電子51は、対向する内壁面に入射することなく、反発、反跳を繰り返す。貫通穴39の内壁に発生する陰極降下によって、電子は、内壁に入射消失することなくデバイ遮蔽される。貫通穴39の対向する内壁面ではじき返される振り子(Pendulum)効果によって、貫通穴39内での電子の存在確率が飛躍的に増加する。これらの作用によって、貫通穴39内は、高電子密度で維持される。従って、ホロー放電領域42は、平行平板間に形成されたグロー放電領域41とは異なるプラズマ構造となる。
具体的には、高電子密度状態のホロー放電領域42にガス分子52が侵入すると、ガス分子52に電子が衝突する。電子は、ガス分子52に非弾性衝突をして、電離を維持、促進する。これらの電子は、ガス分子52等との衝突により、あらゆる方向に散乱して、電離増幅と累積電離を繰り返す。ガス分子52は電離と再結合を繰り返す。なお、ガス分子52の再結合時には高輝度の発光が観測される。高密度プラズマ中で生成された前駆体は、ラジカル種53である。ラジカル種53は、中性であるため、電極電位に関係なく、貫通穴39の外側に拡散する。そして、ラジカル種53は、アノード37側において、シリコン基板40の表面での薄膜形成に寄与する。
また、カソード36の両側の空間は、貫通穴39を介して連通している。従って、プラズマの両極性拡散の性質によって、濃淡は自動的に補正される。よって、カソード両面でのプラズマ密度の差を軽減することができる。すなわち、カソード36の両側でのプラズマ密度は均一に保たれる。また、電極周囲から導入するプロセスガスと、貫通穴39内部に閉じ込められた高エネルギー高密度電子とが、プラズマ生成を維持する。
ここで、均一な高電子密度を効率よく得るためには、貫通穴39を適切な形状、大きさにする必要がある。貫通穴39の直径は、圧力、温度、ガス種とその電子の平均自由工程から考察される。また、上記の原理により、貫通穴39の内壁面は、二次電子51の放出率の良好な材料とすることが望ましい。さらには、二次電子の放出率が良好となるように、カソード36に対して表面処理を行うことが望ましい。金属酸化膜が容易に形成されるアルミニウム合金が、カソード36に適した材料である。もちろん、カソード36として、銅、銅合金、ステンレス合金などを用いてもよい。
ここで、効率的なホロー放電を形成するための空間寸法を決定するために、電子の挙動を考察する。まず、電子の平均自由工程は雰囲気温度、圧力、ガス分子の大きさで決定される。温度をT[K]、圧力をP[Pa]、分子の直径をD[m]とすると、ガス分子の平均自由工程λg=3.11×10−24×T4/(P×D)となる。電子の平均自由工程λe=λg×4×21/2となる。所定の空間で、効率よく電子の振り子効果を利用して、ホロー放電を生成する必要がある。
ここで、図8を参照して、貫通穴39の好適な寸法について説明する。図8は、プロセスチャンバ30の一部の構造を示す模式図である。なお、図8に示すように、プロセスチャンバ30内の放電は、陽光柱61、ファラディ暗部62、陽極グロー63、陽極暗部64、負グロー65、陰極暗部66、陰極グロー67、アストン暗部68を有する構造となっている。
図8に示すように、貫通穴39の直径をd、デバイ長をld、電子の平均自由工程をb、アノードとカソード間の距離をsとする。また、貫通穴の長さ、すなわち、カソード36の厚さをtとする。d=a+2ld=c+2b+2ldとなる。c=d−2b−2ldとなる。
c=0の場合、十分な運動エネルギーを持った電子の移動空間を確保することができない。従って、貫通穴39内部にプラズマ生成空間を確保することができない。
c>5の場合、高密度プラズマは、壁面に貼りつくように生成され、貫通穴39の中央部のプラズマ密度は希薄になる。すなわち、貫通穴39の中心軸近傍が希薄プラズマ空間となってしまう。
従って、0<c≦5とすることが好ましい。このようにすることで、十分な運動エネルギーを持った電子の移動空間が確保され、さらに十分なボリュームを持つ高密度プラズマ生成空間が確保される。もちろん、前処理時と成膜時との両方において、cが0より大きく、5以下とすることが好ましい。なお、プロセス圧力や温度などを適切に設定することによって、cを最適値にすることができる。
また、貫通穴39の密度を高くして、開口率を高くすることが好ましい。開口率を高くする場合、カソード36となる電極板が十分な強度に維持できるように、開口率を決定すればよい。
(プラズマ処理)
次に、プラズマ処理装置での処理方法について、図9を用いて説明する。図9は、プラズマ処理装置での処理を示すフローチャートである。図9に示すように、プラズマ処理装置での処理は、前処理と成膜処理に大別される。
まず、ロボット等がプロセスチャンバ30にシリコン基板40を搬送する(ステップS11)。例えば、ヒータ室において、所定温度まで加熱されたシリコン基板40がプロセスチャンバ30に搬送される。そして、シリコン基板40が搬送されたら、ガス導入ノズル31がプロセスチャンバ30にHガスを供給する(ステップS12)。なお、ステップS12では、Hガスとその他のガスを含む混合ガスを前処理ガスとして用いてもよい。そして、プロセスチャンバ30の圧力を調整する(ステップS13)。例えば、排気速度調整バルブ33を所定の開口率とすることで、Hガスが所定のプロセス圧力で一定となる。前処理のプロセス圧力は、例えば、60Pa〜100Paとすることができる。
調圧が終了したら、高周波電源35をオンする(ステップS14)。これにより、アノード37とカソード36との間に高周波電界が形成され、水素プラズマが生成する。よって、水素プラズマによる前処理を行うことができる。すなわち、シリコン基板40の表面における未結合手が水素で終端される。例えば、高周波電力密度を1800mW/cmとすることができる。なお、プロセスチャンバ30における基板温度は、例えば400℃〜500℃とすることができる。
そして、所定のプロセス時間が経過したら、高周波電源35をオフする(ステップS15)。ここでは、プロセス時間を5秒程度にしている。これにより、前処理のプロセスが完了する。次に、プロセスチャンバ30を高真空排気する(ステップS16)。すなわち、ガス導入ノズル31からガス導入を停止した状態で、排気口32からプロセスチャンバ30内に残留している水素ガスを排気する。プロセスチャンバ30内のガスを所定時間排気して、圧力センサ34が所定の圧力以下となったら成膜処理に移行する。
次に、ガス導入ノズル31がプロセスチャンバ30に成膜ガスを供給する(ステップS17)。薄膜の材料となる材料ガス、例えば、SiHやNHの混合ガスをガス導入ノズル31がプロセスチャンバ30に供給する。そして、プロセスチャンバ30の圧力を調整する(ステップS18)。例えば、排気速度調整バルブ33を所定の開口率とすることで、混合ガスが所定のプロセス圧力で一定となる。成膜処理のプロセス圧力は、前処理と同程度とし、例えば、60Pa〜100Paとすることができる。
調圧が終了したら、高周波電源35をオンする(ステップS19)。アノード37とカソード36との間に高周波電界が形成され、プラズマが生成する。これにより、成膜が開始する。シリコン基板40上に窒化シリコン膜が堆積して、反射防止膜14が形成される。成膜時の高周波電力密度が、前処理の高周波電力密度よりも低くなっている。例えば、高周波電力密度を1400mW/cmとすることができる。基板温度は、前処理と同様とすることができる。
そして、所定のプロセス時間が経過したら、高周波電源35をオフする(ステップS20)。ここでは、プロセス時間を5秒程度にしている。これにより、成膜が終了する。このようにして、所望の膜厚の反射防止膜14を形成することができる。次に、プロセスチャンバ30を高真空排気する(ステップS21)。すなわち、ガス導入ノズル31からガス導入を停止して、排気口32からプロセスチャンバ30内に残留している成膜ガスを排気する。プロセスチャンバ30内のガスを所定時間排気したら、処理済み基板が搬出される。そして、プラズマ処理装置は、次のシリコン基板40が搬送されるまで待機する。
プラズマ処理装置の同じプロセスチャンバ30において、前処理と成膜処理が連続して行われる。こうすることで、処理時間を短縮することができる。さらに、成膜処理の前に、水素ガスを用いた前処理が行われる。すなわち、水素ガスを用いたプラズマを生成して、シリコン基板表面の未結合手を終端させている。そして、前処理の後に成膜処理が実行される。こうすることで、キャリアライフタイムの長い太陽電池を製造することができる。さらに、本件特許出願の発明者らは、種々の実験を行った結果、前処理を行うことで、低温での電極形成が可能となることを発見した。電極を形成するために低い温度でアニールした場合でも、キャリアライフタイムが短くなるのを防ぐことができる。よって、低温での焼成が可能となり、製造プロセスの自由度を向上することができる。
具体的には、成膜前のシリコン基板表面を水素プラズマに曝す。こうすることによって、水素プラズマ中の水素ラジカルが基板の未結合手(ダングリングボンド)と結合する。これにより、シリコン基板のパッシベーション効果を高めることができ、シリコン基板中でのキャリアライフタイムを長くすることができる。従って、太陽電池の変換効率を向上することができ、高性能な太陽電池を製造することが可能になる。さらに、低温での焼成した場合でも、長いキャリアライフタイムを得ることができる。従って、600℃よりも高い温度での焼成が不要となるため、生産効率を向上することができる。低温焼成が可能になり、製造工程のプロセス自由度を向上することができる。
(実験結果)
以下、本件特許出願の発明者らによる実験の結果の一例について説明する。ここでは、水素ガスを用いた前処理を行った場合において、アニール温度とキャリアライフタイムの相関を説明する。さらに、成膜前の前処理を行わない場合と、アンモニアガスを用いて前処理を行った場合についても説明する。なお、ここで説明する実験結果は、上記したホローカソード構造のプラズマ処理装置を用いた場合の結果である。
実験では、単結晶シリコン基板の両面に、窒化シリコン膜を成膜している。すなわち、単結晶シリコン基板の両面に、ステップS5、ステップS6の処理を行っている。なお、この実験では、n型拡散層12、p+型拡散層13を形成していない。そして、アニール温度を変えた時のキャリアライフタイムを測定している。具体的には、シリコン基板のアニール温度を800℃、700℃、600℃と変えた時のキャリアライフタイムを測定している。さらに、アニールしていないシリコン基板のキャリアライフタイムを測定している。キャリアライフタイムの測定には、マイクロ波を用いている。すなわち、マイクロ波をシリコン基板に照射して、シリコン基板で反射したマイクロ波を検出する。反射するマイクロ波は、キャリアに応じて変化するため、キャリアライフタイムを測定することができる。
前処理のプロセス条件は、圧力67Pa、処理時間5秒、高周波電源35の電力密度1800mW/cm、周波数250kHzとしている。成膜時には、電力密度を1400mW/cmにしている。
本実施形態のように、Hガスを用いて前処理を行った場合、キャリアライフタイムは、アニール無しで5581μmsec、アニール温度600℃で4933μmsec、アニール温度700℃で5647μmsec、アニール800℃で3688μmsecである。このように、アニール温度700℃の場合よりも、アニール温度600℃の場合の方のキャリアライフタイムが長くなっている。さらに、アニール無しの場合のキャリアライフタイムは、アニール温度700℃の場合と、ほとんど変わらない。よって、600℃以下のアニール温度で、電極を焼成したとしても、キャリアライフタイムの劣化を防ぐことができる
NHガスで前処理を行った場合、すなわち、Hガスを用いないで前処理を行った場合、キャリアライフタイムは、アニール無しで2585μmsec、アニール温度600℃で6121μmsec、アニール温度700℃で6806μmsec、アニール800℃で3688μmsecである。このように、アニール温度が600℃、あるいはアニール無しの場合、キャリアライフタイムは、アニール温度700℃の場合よりも劣化してしまう。従って、アニール温度が低くなるほど、キャリアライフタイムが劣化していってしまうと推察される。
また、前処理を行わない場合、キャリアライフタイムは、アニール無しで1234μmsec、アニール温度700℃で1141μmsecである。前処理を行わない場合のキャリアライフタイムは、前処理を行った場合のキャリアライフタイムよりも低くなってしまう。
このように、Hガスを用いた前処理を行うことで、アニール温度を下げた場合でも、キャリアライフタイムの劣化を防ぐことができる。すなわち、アニール温度が600℃以下となっても、キャリアライフタイムはほとんど変化せずに、維持される。よって、不純物層と導電性のパターンを導通させるための電極形成工程(ファイアスルー工程)を600℃以下のアニール温度で行うことができる。これにより、製造方法におけるプロセスの自由度を高くすることができる。
実施の形態2.
実施の形態2では、実施の形態1と異なる構造のプラズマ処理装置を用いている。このプラズマ処理装置について、図10を用いて説明する。図10は、プラズマ処理装置の構成を模式的に示す図である。なお、実施の形態1と重複する内容については適宜、説明を省略する。
プラズマ処理装置は、プロセスチャンバ30と、ガス導入ノズル31と、排気口32と、排気速度調整バルブ33と、圧力センサ34と、高周波電源35と、カソード36と、アノード37と、マッチングボックス46と、を備えている。プロセスチャンバ30には、カソード36とカソード36とが収納されている。また、プロセスチャンバ30には、排気口32とガス導入ノズル31が接続されている。
本実施の形態にかかるプラズマ処理装置は、横方向(水平方向)にシリコン基板40を配置している点で、実施の形態1と異なっている。すなわち、実施の形態2にかかるプラズマ処理装置は、横型のプラズマCVD装置である。従って、アノード37とカソード36とが水平方向に沿って配置される。アノード37は、シリコン基板を保持する基板ステージとなる。すなわち、アノード37上にシリコン基板が載置される。そして、カソード36は、シリコン基板40の上方に配置されている。アノード37とカソード36とは、平行平板電極となる。
アノード37には、ヒータが内蔵されている。よって、プロセス中のシリコン基板40を所定の温度に維持することができる。カソード36は、マッチングボックス46を介して、高周波電源35に接続されている。カソード36とプロセスチャンバ30はグランドに接続されている。よって、カソード36とアノード37との間のプロセス空間には、プラズマを発生させるための高周波電界が発生する。
カソード36の内部には中空部36aが設けられている。中空部36aは、ガス導入ノズル31と接続されている。従って、中空部36aには、ガス導入ノズル31からのガスが供給される。また、カソード36の下面には、凹部45が形成されている。凹部45は、長円筒状に形成されている。カソード36には、複数の凹部45は格子状に配列さている。そして、複数の凹部45の底面には、中空部36aにつながる穴45aが設けられている。
従って、中空部36aに供給されたプロセスガスは、凹部45から噴出される。これにより、カソード36とアノード37との間のプロセス空間にプロセスガスが供給される。また、排気口32は、プロセスチャンバ30内のガスを排気している。また、排気口32には、実施の形態1と同様に排気速度調整バルブ33が設けられている。よって、プロセスチャンバ30内の圧力を、所定のプロセス圧力にすることができる。従って、カソード36とアノード37との間のプロセス空間には、前処理、又は成膜処理を行うためのプラズマが発生する。
このような構成のプラズマ処理装置において、反射防止膜14、又はパッシベーション膜を形成する前に、水素プラズマによる前処理を行う。こうすることで、実施の形態1と同様に、600℃以下で、電極形成を行うことができる。よって、製造プロセスの自由度を高くすることができる。
尚、本発明は上記実施の形態に限られるものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能なものである。
11 p型半導体層、 12 n型拡散層、 13 p+型拡散層
14 反射防止膜、 15a 表面電極、 15b 表面電極 16a 裏面電極
16b 裏面電極、 17a 半田層、 17b 半田層 18a 半田層
18b 半田層
30 プロセスチャンバ、 31 ガス導入ノズル、 32 排気口
33 排気速度調整バルブ、 34 圧力センサ、 35 高周波電源
36 カソード、 37 アノード、 38 プラズマ、 39 貫通穴
40 シリコン基板、 41 グロー放電領域、 42 ホロー放電領域
43 シース、 44 ヒータ、 45 穴、 46 マッチングボックス
50 イオン、 51 二次電子、 52 ガス分子、 53 ラジカル
110 真空チャンバ、 111 平行平板電極、 113 高周波電源
114 マッチングボックス、 115 ガス供給機構、 116 ガス排気機構
117 高周波電極、 118 対向電極

Claims (5)

  1. 水素を含む前処理ガスを用いてプラズマを発生させて、基板に対して前処理を行うステップと、
    材料ガスを用いてプラズマを発生させることで、前記前処理を行った後の前記基板上に薄膜を成膜するステップと、
    前記薄膜が成膜された基板に対して、導電性のパターンを形成するステップと、
    600℃以下で、前記導電性のパターンを電極とするステップと、を備えた太陽電池の製造方法。
  2. 前記薄膜の下には、n型又はp型の不純物を含む不純物層が設けられ、
    600℃以下でアニールすることで、前記導電性のパターンを前記不純物層と導通させて、前記導電性のパターンを電極としていることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池の製造方法。
  3. 前記薄膜が、不純物層上に設けられた反射防止膜、又は前記不純物層が設けられた面と反対側の面に設けられたパッシベーション膜であることを特徴とする請求項1、又は2に記載の太陽電池の製造方法。
  4. 前記薄膜が窒化シリコン膜である請求項1〜3のいずれか1項に記載の太陽電池の製造方法。
  5. 前記前処理を行うステップと前記薄膜を成膜するステップでは、
    真空チャンバに基板を搬送した状態で、前処理ガスを供給しながらプラズマを発生させることで、前記前処理を行い、
    前記前処理が終わった後、前記真空チャンバへの前処理ガスの供給を停止した状態で、前記真空チャンバを排気し、
    前記真空チャンバを排気した後に、前記材料ガスを供給しながらプラズマを発生することで、前記薄膜を成膜する請求項1〜4のいずれか1項に記載の太陽電池の製造方法。
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