JP2014203980A - ウエハ加熱ヒータ - Google Patents
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Abstract
【課題】 ウエハへのパーティクルの付着を少なくできるうえ、ウエハ面での均熱性を高めることができる加熱ヒータを提供する。【解決手段】 ウエハWに対して離間状態で対向させて加熱を行う加熱板11と、これを保持する保持板12と、これら加熱板11と保持板12との間に設けられた絶縁被覆された金属抵抗発熱体13とを含むウエハ加熱ヒータ10であって、加熱板11及び保持板12のうちのいずれか一方がセラミックス又は金属−セラミックス複合体で形成され、加熱板11、保持板12、及び金属抵抗発熱体13の絶縁被覆が、フッ素系流体に対して高い耐食性を有しているか又は高い耐食性を有する被膜材で覆われている。【選択図】 図1
Description
本発明は、半導体装置の製造工程で使用されるウエハ加熱ヒータに関する。
半導体デバイス等の半導体装置の製造工程には、ウエハ面上での成膜やレジストパターン用樹脂の硬化、回路形成、拡散工程等のため、ウエハを加熱する工程が含まれている。このウエハ加熱工程においては、ウエハを直接ヒータの上に載置して熱伝導によりウエハを加熱する方法が一般に採用されている。例えば特許文献1には、ウエハが載置されるヒータの表面をできるだけ平坦にして、ウエハとヒータを面接触させて加熱する技術が開示されている。このように、ヒータの上にウエハを載置して加熱する方法は、ウエハに直に接触した状態で加熱することができるため、効率的に加熱することができる。
近年、半導体装置の製造工程においては配線の微細化がますます進んでおり、上記の加熱工程において発生するパーティクルによる悪影響が問題になっている。しかしながら、例えば上記特許文献1の技術では、ウエハの背面をほぼ全面に亘ってヒータに面接触させるため、ウエハを短時間で効率よく加熱することができるものの、ヒータに付着しているパーティクルがウエハの背面に移りやすいという問題があった。また、ヒータ載置面の温度分布の影響を直接受けるうえ、ヒータのウエハ載置面やウエハ自身の反りの影響も受けやすいため、ウエハ面内においてばらつきのない均一な温度が得られにくいという問題があった。
本発明はかかる従来の問題に鑑みてなされたものであり、従来に比べてウエハへのパーティクルの付着を少なくできるうえ、ウエハ面での均熱性を高めることができる加熱ヒータを提供する事を目的としている。
上記目的を達成するため、本発明が提供するウエハ加熱ヒータは、ウエハに対して離間状態で対向させて加熱を行う加熱板と、これを保持する保持板と、これら加熱板と保持板との間に設けられた絶縁被覆された金属抵抗発熱体とを含むウエハ加熱ヒータであって、前記加熱板及び前記保持板のうちのいずれか一方が、セラミックス又は金属−セラミックス複合体で形成され、前記加熱板、前記保持板、及び前記絶縁被覆が、フッ素系流体に対して高い耐食性を有しているか又は高い耐食性を有する被膜材で覆われている。
本発明によれば、ウエハ加熱ヒータに付着したパーティクルがウエハに移るのを抑制することができるうえ、ウエハ面での均熱性を高めることが可能になる。
本発明の実施形態のウエハ加熱ヒータは、ウエハに対して離間状態で対向させて加熱を行う加熱板と、これを保持する保持板と、これら加熱板と保持板との間に設けられた絶縁被覆された金属抵抗発熱体とを含み、前記加熱板及び前記保持板のうちのいずれか一方がセラミックス又は金属−セラミックス複合体で形成され、前記加熱板、前記保持板、及び前記絶縁被覆が、フッ素系流体に対して高い耐食性を有しているか又は高い耐食性を有する被膜材で覆われている。かかる構成により、ウエハ加熱ヒータ10に付着したパーティクルがウエハWに移るのを抑制することができるうえ、ウエハW面での均熱性を高めることが可能になる。
上記本発明の実施形態のウエハ加熱ヒータにおいては、前記加熱板が、輻射率0.6以上、熱伝導率60W/m/K以上、ヤング率200GPa以上のセラミックスもしくは金属−セラミックス複合体で形成され、前記保持板が熱伝導率1W/m/K以下の断熱材料で形成されるのが好ましい。これにより、加熱板にウエハ加熱ヒータの剛性及びウエハの加熱の役割を担わせながら、保持板に断熱材の役割を担わせることが可能になる。
また、上記本発明の実施形態のウエハ加熱ヒータにおいては、前記加熱板が非接触状態でウエハの加熱を行うのが好ましい。これにより、ウエハ加熱ヒータに付着したパーティクルがウエハに移るのをより確実に抑制することが可能になる。
更に、上記本発明の実施形態のウエハ加熱ヒータにおいては、前記金属抵抗発熱体の絶縁被覆が、金属抵抗発熱体にフッ素樹脂を熱圧着したものであるのが好ましい。これにより、フッ素系のガス又は液体に対してより高い耐食性が得られる。
上記した本発明の実施形態のウエハ加熱ヒータについて、図1の具体例を参照しながら詳細に説明する。図1に示す本発明の一具体例のウエハ加熱ヒータ10は、ウエハWに対して離間状態で対向させて加熱を行う加熱板11と、この加熱板11を保持する保持板12と、これら加熱板11と保持板12との間に設けられた絶縁被覆された金属抵抗発熱体13とを含む。加熱板11及び保持板12のうちのいずれか一方がセラミックス又は金属−セラミックス複合体で形成され、加熱板11、保持板12、及び金属抵抗発熱体13の絶縁被覆は、フッ素系流体に対して高い耐食性を有しているか又は高い耐食性を有する被膜材で覆われている。
より具体的に説明すると、本発明の一具体例のウエハ加熱ヒータ10は、ウエハWと加熱板11との離間距離の上限は、10mm以下が好ましく、8.0mm以下がより好ましく、4.0mm以下が特に好ましい。これらが10mmを超えて離間すると、加熱体11の熱がウエハWに届きにくくなるので好ましくない。一方、ウエハWと加熱板11との離間距離の下限は、0.5mm以上が好ましく、1.0mm以上がより好ましい。ウエハWと加熱板11との離間距離が0.5mm未満になると、静電気の影響が顕著になり、加熱板11に付着しているパーティクルがウエハWに移る量が多くなるおそれがある。これらの離間距離の上限と下限の組み合わせの中では、昇温速度の向上とパーティクルの付着防止の関係から、1.0mm以上4.0mm以下が最も好適である。
図2(a)に示すように、加熱板21のウエハ対向面にエンボス加工を施すことにより、複数の突起部Bを周方向に略等間隔に配設してもよい。この場合は、これら複数の突起部Bの頂部でウエハWを支持することになる。突起部Bの高さや数には特に制限がないが、高さ20〜500μm程度の突起部Bを3〜20個程度形成するのが好適である。各突起部Bの形状にも特に制約はないが、四角柱や円柱が好ましい。
ウエハ加熱ヒータ10とウエハWの位置関係は、図1に示すようにウエハWがウエハ加熱ヒータ10の真上に位置するように配置してもよいし、ウエハWがウエハ加熱ヒータ10の真下に位置するように配置してもよい。ウエハを離間させた状態で対向させるには、例えば、図示しない複数の脚部をウエハ加熱ヒータ10の周りに周方向に均等に配置し、それらの先端部を内側(ウエハ加熱ヒータ10側)に屈曲させて、該屈曲部の上にウエハWの周縁部を載せたり引っ掛けたりしてウエハWを支持すればよい。
また、加熱板11に離間状態で対向するウエハWを加熱する際に、当該ウエハWをその中心軸を中心として所定の回転数で回転させてもよい。このようにウエハWを回転しながら加熱することで、ウエハ加熱ヒータ11の周方向の温度ムラを平均化することができる。よって、ウエハW面上により均一な膜を形成したり、ウエハW面の均熱性をより高めたりすることが可能になる。
更に、回転することによりウエハW面での均熱性は金属抵抗発熱体13の形状の影響を受けにくくなるので、絶縁被覆された金属抵抗発熱体13の構造を簡略化できるメリットも得られる。ウエハWの回転は、例えば上記した複数の脚部をウエハ加熱ヒータ10の周囲に設けた図示しない環状の回転台に設けて、この回転台を所定の回転数で回転すればよい。
本発明の一具体例のウエハ加熱ヒータ10に使用する金属抵抗発熱体13aについては特に制約はなく、ステンレス箔に所定の形状及び抵抗値を有するようにエッチング処理を施したものや、所定の抵抗値を有するニクロム線などを用いることができる。この金属抵抗発熱体13aに、電気絶縁性に優れた絶縁体を被覆すればよい。
かかる絶縁被覆の例としては、フッ素樹脂コートやフッ素樹脂熱圧着、マイカ圧着、ポリイミド熱圧着などを挙げることができる。特に、ポリテトラフルオロエチレン(以下、PTFEと称する)、ペルフルオロアルコキシフッ素樹脂(以下、PFAと称する)などのフッ素樹脂で被覆すると、フッ素系のガス又は液体に対して耐食性が高くなるので好ましい。
本発明の一具体例のウエハ加熱ヒータ10を構成する加熱板11や保持板12の材料には、テフロン(登録商標)やポリエーテルエーテルケトン(以下、PEEKと称する)などの樹脂、アルミニウムやステンレスなどの金属、SiCやAlNなどのセラミックス、Al−SiCやSi−SiCなどの金属−セラミックス複合体、又はテフロンコーティングされた金属やセラミックスを使用することができるが、加熱板11及び保持板12のうちのいずれか一方が、炭化珪素(SiC)や窒化アルミニウム(AlN)などのセラミックス、又はAl−SiCやSi−SiCなどの金属−セラミックス複合体で構成されることが必要である。
特に、加熱板11に輻射率が0.6以上、熱伝導率が60W/m/K以上、ヤング率が200GPa以上のSiC又はSi−SiCを使用し、保持板12にテフロン又はテフロンやフッ素樹脂コートされたマイカを使用する組み合わせが好ましい。その理由は、加熱板11に剛性が高く且つ輻射率及び熱伝導率が比較的高いセラミックスや金属−セラミックス複合体を使用し、保持板12に比較的断熱性の高い樹脂を使用することにより、加熱板11にウエハ加熱ヒータ10の剛性及びウエハWの加熱の役割を担わせながら、保持板12に断熱材の役割を担わせることができるからである。
すなわち、上記材料の組み合わせにより、ウエハ加熱ヒータ10の変形を抑えることができる上、金属抵抗発熱体13aで発生した熱がウエハ加熱ヒータ10の図示しない支持部材を介してチャンバーなどの周辺部に逃げるのを防ぐことができ、金属抵抗発熱体13aで発生した熱を加熱板11に効率よく伝えることができる。その結果、ウエハWの加熱の際の熱効率とウエハW面内での均熱性を高めることができる。
加熱板11、保持板12、及び金属抵抗発熱体13の絶縁被覆は、更にフッ素系流体(すなわち、フッ素系ガスやフッ素系液体)に対して高い耐食性をする材料で形成されるか、又は該フッ素系流体に対して高い耐食性を有する被膜材で覆われていることが必要である。これは、加熱板11、保持板12、及び絶縁被覆の材料に、フッ素樹脂であるPTFEやPFAを使用したり、セラミックスであるSiCを使用したり、金属−セラミックス複合体であるSi−SiCを使用したりすることで可能になる。
あるいは、加熱板11、保持板12、及び絶縁被覆の材料に、PEEK、ナイロン、プラスティックなどの樹脂にフッ素樹脂コートしたものを使用したり、アルミニウムやステンレスなどの金属にフッ素樹脂コートしたものを使用したり、AlNなどのセラミックスにフッ素樹脂コートしたものを使用したり、Al−SiCなどの金属−セラミックス複合体にフッ素樹脂コートしたものを使用したりすることでもよい。
ウエハ加熱ヒータの形状としては特に問わないが、比較的均一に温めたい場合は図3(a)のような円板形状が好ましく、ウエハの外周部を積極的に温めたいときは図3(b)のようなドーナツ形状(環状)を選ぶことができる。なお、ドーナツ形状にする場合は、図2(b)のように加熱板31のウエハ対向面にエンボス加工を施すことによって複数の突起部Bを周方向に略等間隔に配設してもよい。このように、ウエハ加熱ヒータの形状は、目的とする温度分布に応じた形状にすることができる。特に、ウエハ加熱ヒータの形状を上記環状にすることで、中心部に比べて温度が低下しやすいウエハの外縁部を効率的に温めることができる。
以上、本発明のウエハ加熱ヒータについて一具体例を挙げて説明したが、本発明は係る一具体例に限定されるものではなく、本発明の主旨から逸脱しない範囲の種々の態様で実施することが可能である。すなわち、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲およびその均等物に及ぶものである。
[実施例1]
図1に示すようなウエハ加熱ヒータ10を用いてその鉛直方向上側にウエハWを離間状態で対向させて加熱する実験を行った。具体的には、ウエハ加熱ヒータ10の加熱板11及び保持板12に、共に直径280mm、厚み10mmのSiC(熱伝導率150W/m/K、ヤング率300GPa)で形成される円板を使用した。この加熱板11のウエハ対向面11aにはエンボス加工を施すことによって、直径2mm、高さ50μmの円筒形突起部Bを複数個形成した。これら円筒形突起部Bは、図2(a)に示すように、P.C.D.280の位置に8個、P.C.D.140の位置に4個設けた。
図1に示すようなウエハ加熱ヒータ10を用いてその鉛直方向上側にウエハWを離間状態で対向させて加熱する実験を行った。具体的には、ウエハ加熱ヒータ10の加熱板11及び保持板12に、共に直径280mm、厚み10mmのSiC(熱伝導率150W/m/K、ヤング率300GPa)で形成される円板を使用した。この加熱板11のウエハ対向面11aにはエンボス加工を施すことによって、直径2mm、高さ50μmの円筒形突起部Bを複数個形成した。これら円筒形突起部Bは、図2(a)に示すように、P.C.D.280の位置に8個、P.C.D.140の位置に4個設けた。
金属抵抗発熱体13aには、ステンレス箔製の抵抗発熱体(全長900mm、幅2mm、厚み40μm、抵抗値10Ω)を用意し、その抵抗発熱体をPFAシート(厚み0.2mm)で包んで熱圧着した。この絶縁被覆された金属抵抗発熱体13を装着するため、保持板12において加熱板11との対向面側に、深さ0.4mmのザグリを形成した。更に、加熱板11と保持板12とをネジ止めで結合するため、ステンレス製のM3ネジが貫通する貫通孔を保持板12に6箇所形成し、加熱板11の対応する位置には当該M3ネジが螺合する雌ねじ部を螺刻した。
加熱板11にはウエハ加熱ヒータ10の温度を制御するためのPT100で形成される温度センサー14を埋め込んだ。また、この温度センサー14及び上記した絶縁被覆された金属抵抗発熱体13への電力供給用の電線15、16が貫通する貫通孔を、保持板12に形成した。そして、絶縁被覆された金属抵抗発熱体13を挟んで加熱板11と保持板12とネジ止めで結合してウエハ加熱ヒータ10を完成させた。
このウエハ加熱ヒータ10の周りに、高さ調整が可能な複数の脚部を等間隔に配設し、それらの先端部に設けられている屈曲部で、直径300mmのウエハ型温度計(KLA TENCOR社製、型番:3240A−12−8015−SA)の周縁部を支持した。このウエハ型温度計は、ウエハ面に複数の温度計が設けられており、ウエハ面内の温度分布を測定できるようになっている。
そして、上記脚部の高さを様々変えることによって下記表1に示すようにウエハ型温度計と加熱板11との離間距離を変えて、ウエハ型温度計を加熱する試験を行った。なお、試験1〜12では、ウエハ加熱ヒータ10の鉛直方向真上にウエハ型温度計を設置し、試験13ではウエハ加熱ヒータ10の鉛直方向真下にウエハ型温度計を設置した。各試験ではウエハの温度が300℃になるようにヒータの温度を調節し、そのときのウエハの温度分布を測定した。その測定終了後、ウエハ温度計の背面に付着したパーティクル(サイズ:0.8μm以上)の数量をJIS B9921−1989に基づいてカウントした。その結果を下記の表1に示す。
上記表1から分かるように、ウエハとウエハ加熱ヒータの加熱板との離間距離を1.0mm以上にすれば、ウエハに付着するパーティクルの数を大幅に減らすことが出来る事が分かる。また、離間距離を5.0mm以上にした場合は、昇温中の温度分布が大きくなりすぎ、良好な均熱性が得られないことが分かる。
[実施例2]
実施例1では離間距離1mmの場合が温度分布及びパーティクル数から判断して最も良好であったので、実施例2では離間距離を1mmに固定し、更にウエハ加熱ヒータを構成する加熱板と保持板の材質を様々変えた以外は実施例1と同様の方法で試験を行って、材質を変えたときのウエハ型温度計での温度分布及び周りの部材への放熱について試験を行った。
実施例1では離間距離1mmの場合が温度分布及びパーティクル数から判断して最も良好であったので、実施例2では離間距離を1mmに固定し、更にウエハ加熱ヒータを構成する加熱板と保持板の材質を様々変えた以外は実施例1と同様の方法で試験を行って、材質を変えたときのウエハ型温度計での温度分布及び周りの部材への放熱について試験を行った。
具体的には、加熱板の材料には、低熱伝導窒化アルミ(LT−AlN)(輻射率0.5、熱伝導率30W/m/K、ヤング率200GPa)、高熱伝導窒化アルミ(HT−AlN)(輻射率0.6、熱伝導率60W/m/K、ヤング率200GPa)、アルミニウムと炭化珪素の複合体Al−SiC(輻射率0.75、熱伝導率150W/m/K、ヤング率180GPa)、シリコンと炭化珪素の複合体Si−SiC(輻射率0.75、熱伝導率150W/m/K、ヤング率250GPa)、炭化珪素SiC(輻射率0.8、熱伝導率150W/m/K、ヤング率300GPa)、テフロンコートしたステンレス(SUS)(輻射率1.0、熱伝導率20W/m/K、ヤング率130GPa)の6種類を用意した。
一方、保持板の材料には、マイカ(輻射率1.0、熱伝導率0.5W/m/K、ヤング率1GPa)、PEEK(輻射率1.0、熱伝導率1W/m/K、ヤング率4GPa)、テフロンコートしたステンレス(SUS)(輻射率1.0、熱伝導率20W/m/K、ヤング率130GPa)、テフロン(輻射率1.0、熱伝導率0.2W/m/K、ヤング率0.5GPa)、Si−SiC(輻射率0.75、熱伝導率150W/m/K、ヤング率250GPa)の5種類を用意した。これらを下記表2に示すように組み合わせて試験14〜25の加熱試験を行った。なお、各試験では、ウエハ型温度計の周縁部の温度が200℃になるようにウエハ加熱ヒータの温度を調節しながらウエハ型温度計の温度分布を測定した。また、ウエハ加熱ヒータの下部に位置する処理装置(チャンバー)の壁温度を測定した。
その結果、上記表2から分かるように、保持板に熱伝導率1W/m/K以下の材料を用いれば、ウエハ加熱ヒータの下部に位置するチャンバー壁部の温度を低くできることが分かった。これは、保持板に熱伝導率1W/m/K以下の材料を使用することにより保持板が断熱材としての役割を果たすことになり、よって金属抵抗発熱の熱がウエハに効率よく伝わることを意味する。また、試験22の結果から、加熱板の熱伝導率がある程度低くても保持板の熱伝導率が高ければ、ウエハの温度分布が良くなることが分かった。
10 ウエハ加熱ヒータ
11 加熱板
11a ウエハ対向面
12 保持板
13 絶縁被覆された金属抵抗発熱体
13a 金属抵抗発熱体
13b 絶縁被覆
14 温度センサー
15 温度センサー用電線
16 金属抵抗発熱体用電線
W ウエハ
B 突起部
11 加熱板
11a ウエハ対向面
12 保持板
13 絶縁被覆された金属抵抗発熱体
13a 金属抵抗発熱体
13b 絶縁被覆
14 温度センサー
15 温度センサー用電線
16 金属抵抗発熱体用電線
W ウエハ
B 突起部
Claims (4)
- ウエハに対して離間状態で対向させて加熱を行う加熱板と、これを保持する保持板と、前記加熱板と前記保持板との間に設けられた絶縁被覆された金属抵抗発熱体とを含むウエハ加熱ヒータであって、
前記加熱板及び前記保持板のうちのいずれか一方がセラミックス又は金属−セラミックス複合体で形成され、前記加熱板、前記保持板、及び前記絶縁被覆が、フッ素系流体に対して高い耐食性を有しているか又は高い耐食性を有する被膜材で覆われているウエハ加熱ヒータ。 - 前記加熱板が、輻射率0.6以上、熱伝導率60W/m/K以上、ヤング率200GPa以上のセラミックスもしくは金属−セラミックス複合体で形成され、前記保持板が熱伝導率1W/m/K以下の断熱材料で形成される、請求項1に記載のウエハ加熱ヒータ。
- 前記加熱板が非接触状態でウエハの加熱を行う、請求項1又は請求項2に記載のウエハ加熱ヒータ。
- 前記金属抵抗発熱体の絶縁被覆が、金属抵抗発熱体にフッ素樹脂を熱圧着したものである、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のウエハ加熱ヒータ。
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|---|---|---|---|
| JP2013079127A JP2014203980A (ja) | 2013-04-05 | 2013-04-05 | ウエハ加熱ヒータ |
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2013
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160224 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20161122 |
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| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20161124 |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20170523 |