JP2014119050A - 積載ラック用固定治具及び積載ラック - Google Patents
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Abstract
【課題】積載物を所定の固定強度で固定したことを確認できる積載ラック用の固定治具及び積載ラックを提供する。
【解決手段】積載ラック用固定治具40は、パネル30と当接する当接部44と、積載ラック1に設けられたガイド部23に連結される軸部41と、軸部41長手方向に弾性を有する弾性部材46と、弾性部材46を収容する容器体45と、弾性部材46の伸縮に伴って移動する表示部47とを備える。軸部41は、ガイド部23からの当接部44側への突出量を変更可能な状態で、ガイド部23に連結される。容器体45は、弾性部材46の全長が所定長さ以上のとき、表示部47を容器体45外側から露出させ、弾性部材46の全長が所定長さ未満のとき、表示部47を容器体45の外壁面によって隠蔽させる。
【選択図】図4
【解決手段】積載ラック用固定治具40は、パネル30と当接する当接部44と、積載ラック1に設けられたガイド部23に連結される軸部41と、軸部41長手方向に弾性を有する弾性部材46と、弾性部材46を収容する容器体45と、弾性部材46の伸縮に伴って移動する表示部47とを備える。軸部41は、ガイド部23からの当接部44側への突出量を変更可能な状態で、ガイド部23に連結される。容器体45は、弾性部材46の全長が所定長さ以上のとき、表示部47を容器体45外側から露出させ、弾性部材46の全長が所定長さ未満のとき、表示部47を容器体45の外壁面によって隠蔽させる。
【選択図】図4
Description
本発明は、積載ラック用固定治具及び積載ラックに係り、特に、積載ラックに積載された、建物を構成する外壁パネルを固定するために用いられる、積載ラック用固定治具及び積載ラック用固定治具を備えた積載ラックに関する。
従来から、工場にて製造された幅や厚さの異なる外壁パネルを運搬等するために、外壁パネルを積載することが可能な積載ラックが知られている。
外壁パネルは、積載ラックに積載された状態で、トラック等の運搬車両に積み込まれ、建築現場に輸送される。輸送された外壁パネルは、積載ラックに積載された状態から、建築現場に据え付けられたクレーン等によって吊り上げられ、建物の所定位置に取り付けられる。
このとき、積載ラックに積載された外壁パネルの位置ずれや落下を防止するために、外壁パネルを積載ラックに固定する技術が種々提案されている(例えば、特許文献1参照)。
外壁パネルは、積載ラックに積載された状態で、トラック等の運搬車両に積み込まれ、建築現場に輸送される。輸送された外壁パネルは、積載ラックに積載された状態から、建築現場に据え付けられたクレーン等によって吊り上げられ、建物の所定位置に取り付けられる。
このとき、積載ラックに積載された外壁パネルの位置ずれや落下を防止するために、外壁パネルを積載ラックに固定する技術が種々提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のパネルの積載ラック101は、図6に示すように、パネル130を固定するための固定用金具140を備えている。
固定用金具140は、積載ラック101に設けられたパネル固定用ボルト孔102と、パネル130に設けられた組立用ボルト孔131の両方に挿通されるボルト部材141と、ボルト部材141に対して積載ラック101及びパネル130を挟持して締め付け可能なナット部材142とから構成されている。
ナット部材142は、ナット本体143と、ナット本体143に固着された回り止め部144と、回り止め部144に固着された座金145とを備えており、回り止め部144がナット本体143の中心軸に対して直角方向に延設されると共に、ナット本体143、回り止め部144、及び座金145が互いに回転しないように構成されている。
このように構成されているため、ボルト部材141がナット部材142に締着されるとき、又はその締着を解除するときに、回り止め部144が回転してパネル130に引っ掛かることで、ナット部材142の供回りを制止することができ、積載ラック101にパネル130を容易に固定させると共に、積載ラック101からパネル130を容易に取り外すことができる。
固定用金具140は、積載ラック101に設けられたパネル固定用ボルト孔102と、パネル130に設けられた組立用ボルト孔131の両方に挿通されるボルト部材141と、ボルト部材141に対して積載ラック101及びパネル130を挟持して締め付け可能なナット部材142とから構成されている。
ナット部材142は、ナット本体143と、ナット本体143に固着された回り止め部144と、回り止め部144に固着された座金145とを備えており、回り止め部144がナット本体143の中心軸に対して直角方向に延設されると共に、ナット本体143、回り止め部144、及び座金145が互いに回転しないように構成されている。
このように構成されているため、ボルト部材141がナット部材142に締着されるとき、又はその締着を解除するときに、回り止め部144が回転してパネル130に引っ掛かることで、ナット部材142の供回りを制止することができ、積載ラック101にパネル130を容易に固定させると共に、積載ラック101からパネル130を容易に取り外すことができる。
しかし、特許文献1のような積載ラックの固定用金具140は、ボルト部材141及びナット部材142の締め付けによって積載ラック101及びパネル130を挟持することで、積載ラック101にパネル130を固定する構成となっているものの、ボルト部材141及びナット部材142による締め付けトルクの設定及び確認については特に配慮されていなかった。そのため、締め付けトルクが設定値よりも高い場合には、積載ラック101及びパネル130が破損又は損傷する恐れがあり、締め付けトルクが設定値よりも低い場合には、パネル130が積載ラック101から外れてしまう恐れがあった。特に、外壁パネル、屋根パネル、ドアパネル等の異なるパネル130に対応させて締め付けトルクを設定し、さらに所定の締め付けトルクで固定したことを確認することが困難であった。
従って、積載ラックに積載された各種異なるパネルを固定する際に、パネルの固定強度を設定可能であって、作業者が所定の固定強度で固定したことを確認可能な、積載ラック用の固定治具が望まれていた。
また、特許文献1のような積載ラックの固定用金具140は、ボルト部材141及びナット部材142の複数部品から構成されているため、部品点数を削減して、積載ラック及びパネルに取り付ける作業性を向上させた積載ラック用の固定治具が望まれていた。
従って、積載ラックに積載された各種異なるパネルを固定する際に、パネルの固定強度を設定可能であって、作業者が所定の固定強度で固定したことを確認可能な、積載ラック用の固定治具が望まれていた。
また、特許文献1のような積載ラックの固定用金具140は、ボルト部材141及びナット部材142の複数部品から構成されているため、部品点数を削減して、積載ラック及びパネルに取り付ける作業性を向上させた積載ラック用の固定治具が望まれていた。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、積載ラックに積載された積載物を固定する際に、積載物の固定強度を設定可能であって、作業者が所定の固定強度で固定したことを確認可能な、積載ラック用の固定治具及び積載ラックを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、積載ラック及び積載物に取り付ける作業性を向上させた積載ラック用の固定治具及び積載ラックを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、積載ラック及び積載物に取り付ける作業性を向上させた積載ラック用の固定治具及び積載ラックを提供することにある。
前記課題は、本発明の積載ラック用固定治具によれば、積載ラックに積載された積載物を固定するための積載ラック用固定治具であって、前記積載物と当接する当接部と、該当接部反対側の端部側に設けられ、前記積載ラックに設けられたガイド部からの前記当接部側への突出量を変更可能な状態で、前記ガイド部に連結される軸部と、該軸部と前記当接部との間に、前記軸部の長さ方向に弾性を有する弾性部材と、該弾性部材に加わる圧力が所定値を超えたことを示す所定圧力表示手段と、を備えたこと、により解決される。
このように、積載ラック用固定治具は、軸部と当接部との間に、軸部の長さ方向に弾性を有する弾性部材と、弾性部材に加わる圧力が所定値を超えたことを示す所定圧力表示手段とを備えるため、積載ラック用固定治具が積載物を押圧する際に加わる圧力の所定値を作業者が確認することができる。
詳しく言うと、積載ラック用固定治具の軸部が積載ラックのガイド部に連結され、ガイド部から積載物側への軸部の突出量を調整することによって、積載ラック用固定治具が積載物を押圧して固定可能な構成となっている。
ここで、積載ラック用固定治具は、積載物を押圧する際に弾性部材に加わる所定圧力値を表示する手段を備えていることから、積載ラックに積載された積載物を押圧固定する際に、作業者が所定の固定強度で固定したことを確認可能な、積載ラック用の固定治具を提供することができる。
また、積載ラック用固定治具は、積載ラック及び積載物に単品部品として取り付けられる治具であることから、積載ラック及び積載物に取り付ける作業性を向上させた積載ラック用の固定治具を提供することができる。
詳しく言うと、積載ラック用固定治具の軸部が積載ラックのガイド部に連結され、ガイド部から積載物側への軸部の突出量を調整することによって、積載ラック用固定治具が積載物を押圧して固定可能な構成となっている。
ここで、積載ラック用固定治具は、積載物を押圧する際に弾性部材に加わる所定圧力値を表示する手段を備えていることから、積載ラックに積載された積載物を押圧固定する際に、作業者が所定の固定強度で固定したことを確認可能な、積載ラック用の固定治具を提供することができる。
また、積載ラック用固定治具は、積載ラック及び積載物に単品部品として取り付けられる治具であることから、積載ラック及び積載物に取り付ける作業性を向上させた積載ラック用の固定治具を提供することができる。
このとき、前記所定圧力表示手段は、前記弾性部材に加わる所定圧力によって、前記弾性部材の全長が所定長さより短くなったことを報知すると良い。
このように構成されるため、作業者が、所定の固定強度で積載物を押圧固定したことを確認する際に、弾性部材の全長が所定長さより短くなったことを確認すれば良いことから、積載物の固定強度を良好に確認できる。
このように構成されるため、作業者が、所定の固定強度で積載物を押圧固定したことを確認する際に、弾性部材の全長が所定長さより短くなったことを確認すれば良いことから、積載物の固定強度を良好に確認できる。
このとき、前記所定圧力表示手段は、前記軸部と前記当接部の間に配設され、前記弾性部材を収容する容器体と、前記弾性部材の伸縮に伴って移動する表示部と、を備え、前記容器体は、前記弾性部材の全長が前記所定長さ以上の状態において、前記表示部を前記容器体外側から視認可能に露出させ、前記弾性部材の全長が前記所定長さ未満の状態において、前記表示部を前記容器体の外壁面によって隠蔽させると良い。
このように、所定圧力表示手段によって、容器体は、弾性部材の全長が所定長さ以上の状態において、表示部を容器体外側から視認可能に露出させ、弾性部材の全長が所定長さ未満の状態において、表示部を容器体の外壁面によって隠蔽させるため、作業者が、所定の固定強度で積載物を押圧固定したことを確認する際に、表示部が容器体外側に露出されているか、又は表示部が容器体の外壁面によって隠蔽されているかのどちらかを確認すれば良いことから、積載物の固定強度を一層良好に確認できる。
このように、所定圧力表示手段によって、容器体は、弾性部材の全長が所定長さ以上の状態において、表示部を容器体外側から視認可能に露出させ、弾性部材の全長が所定長さ未満の状態において、表示部を容器体の外壁面によって隠蔽させるため、作業者が、所定の固定強度で積載物を押圧固定したことを確認する際に、表示部が容器体外側に露出されているか、又は表示部が容器体の外壁面によって隠蔽されているかのどちらかを確認すれば良いことから、積載物の固定強度を一層良好に確認できる。
このとき、前記表示部は、前記弾性部材の前記当接部反対側の端部に配設されていると良い。
このように、表示部が弾性部材の当接部反対側であって軸部側の端部に配設されているため、作業者が、積載ラック用固定治具の軸部を積載ラックのガイド部に連結させながら積載物を押圧固定していく際に、軸部側にある表示部を視認し易い状態で作業することができる。
このように、表示部が弾性部材の当接部反対側であって軸部側の端部に配設されているため、作業者が、積載ラック用固定治具の軸部を積載ラックのガイド部に連結させながら積載物を押圧固定していく際に、軸部側にある表示部を視認し易い状態で作業することができる。
このとき、前記軸部は、雄ネジ部を備え、該雄ネジ部は、前記ガイド部に設けられた雌ネジ部と螺合可能であると良い。
このように、積載ラック用固定治具の雄ネジ部が、積載ラックのガイド部に設けられた雌ネジ部と螺合されることで、ガイド部から積載物側への雄ネジ部の突出量を調整可能となり、シンプルな構成によって、積載ラックに積載された積載物を固定することが可能となる。
また、積載ラックに予め雌ネジ部を有するガイド部が設けられているため、部品点数を削減して、積載ラック及び積載物に取り付ける作業性を向上させた積載ラック用の固定ボルトとして提供できる。
このように、積載ラック用固定治具の雄ネジ部が、積載ラックのガイド部に設けられた雌ネジ部と螺合されることで、ガイド部から積載物側への雄ネジ部の突出量を調整可能となり、シンプルな構成によって、積載ラックに積載された積載物を固定することが可能となる。
また、積載ラックに予め雌ネジ部を有するガイド部が設けられているため、部品点数を削減して、積載ラック及び積載物に取り付ける作業性を向上させた積載ラック用の固定ボルトとして提供できる。
このとき、前記軸部のうち、前記雄ネジ部の前記表示部側の部分は、ネジ切りされていないと良い。
このように構成されているため、積載ラック用固定治具の雄ネジ部が積載ラックの雌ネジ部に所定位置まで螺合されると空転するようになる。そのため、積載ラックに積載ラック用固定治具を取り付ける際に、過剰な締め付けトルクによって積載ラック及び積載ラック用固定治具を破損又は損傷することを防止できる。
このように構成されているため、積載ラック用固定治具の雄ネジ部が積載ラックの雌ネジ部に所定位置まで螺合されると空転するようになる。そのため、積載ラックに積載ラック用固定治具を取り付ける際に、過剰な締め付けトルクによって積載ラック及び積載ラック用固定治具を破損又は損傷することを防止できる。
このとき、前記弾性部材は、皿バネからなり、該皿バネは、該皿バネの枚数によって、前記所定圧力表示手段が示す圧力の前記所定値を変更可能であると良い。
このように、皿バネの枚数によって、所定圧力表示手段が示す圧力の所定値を変更可能であるため、幅や厚さの異なる各種積載物に対応させて、皿バネの枚数を変更した積載ラック用固定治具を用意することにより、各種積載物の押圧固定の強度を自由に設定できると共に、作業者が容易に積載物の固定強度を確認できるようになる。
このように、皿バネの枚数によって、所定圧力表示手段が示す圧力の所定値を変更可能であるため、幅や厚さの異なる各種積載物に対応させて、皿バネの枚数を変更した積載ラック用固定治具を用意することにより、各種積載物の押圧固定の強度を自由に設定できると共に、作業者が容易に積載物の固定強度を確認できるようになる。
このとき、前記表示部は、識別可能な色を有する外表面を備えていると良い。
このように構成されるため、作業者が、積載物の固定強度を確認する際に、識別可能な色を有する外表面を表示部として確認すれば良いため、確認作業が一層容易になる。
このように構成されるため、作業者が、積載物の固定強度を確認する際に、識別可能な色を有する外表面を表示部として確認すれば良いため、確認作業が一層容易になる。
このとき、積載物を積載するための積載ラックであって、前記積載物の収容空間の土台を構成する基台部材と、対向する該基台部材上に立設され、該基台部材間を連結する積載物受け部材と、前記積載物を固定するための積載ラック用固定治具と、を備え、該積載ラック用固定治具は、前記積載物と当接する当接部と、該当接部反対側の端部側に設けられ、前記積載物受け部材に設けられたガイド部からの前記当接部側への突出量を変更可能な状態で、前記ガイド部に連結される軸部と、該軸部と前記当接部との間に、前記軸部の長さ方向に弾性を有する弾性部材と、該弾性部材に加わる圧力が所定値を超えたことを示す所定圧力表示手段と、を備えていると良い。
このように構成することにより、積載ラックに積載された積載物を固定する際に、積載物の固定強度を設定可能であって、作業者が所定の固定強度で固定したことを確認可能な、積載ラック用の固定治具を備えた積載ラックを提供できる。
また、積載ラック及び積載物に取り付ける作業性を向上させた、積載ラック用の固定治具を備えた積載ラックを提供できる。
このように構成することにより、積載ラックに積載された積載物を固定する際に、積載物の固定強度を設定可能であって、作業者が所定の固定強度で固定したことを確認可能な、積載ラック用の固定治具を備えた積載ラックを提供できる。
また、積載ラック及び積載物に取り付ける作業性を向上させた、積載ラック用の固定治具を備えた積載ラックを提供できる。
本発明の積載ラック用固定治具及び積載ラックによれば、積載ラックに積載された積載物を固定する際に、積載物の固定強度を設定可能であって、作業者が所定の固定強度で固定したことを確認可能な、積載ラック用固定治具及び積載ラックを提供することができる。
また、積載ラック及び積載物に取り付ける作業性を向上させた積載ラック用固定治具及び積載ラックを提供することができる。
また、積載ラック及び積載物に取り付ける作業性を向上させた積載ラック用固定治具及び積載ラックを提供することができる。
以下、本発明の実施形態について図を参照して説明する。なお、以下に説明する部材、配置等は、本発明を限定するものではなく、本発明の趣旨に沿って各種改変することができる。
図1は、本発明に係る積載ラックを示す概略斜視図である。図2は、本発明に係る積載ラック用固定治具を積載ラックに取り付ける前の状態を示す斜視図である。図3は、図2の積載ラック用固定治具の構造を示す上側断面図であり、(a)は、表示部が容器体外側から視認可能に露出した状態を示す図であり、(b)は、容器体内側に収容されて隠蔽した状態を示す図である。図4は、図2の積載ラック用固定治具を積載ラックに取り付け、パネルに当接させる前の状態を示す斜視図である。図5は、図2の積載ラック用固定治具をパネルに当接させた状態を示す斜視図である。図6は、従来例のパネルの積載ラックの説明図である。
なお、以下の説明におけるパネルの一端部とはパネルの組み付け時に上方部に相当する部分であり、パネルの他端部とはパネルの組み付け時に下方部に相当する部分である。また、前後方向とは積載ラックが組み立てられた状態における基台の長手方向であって、左右方向とは積載ラックが組み立てられた状態におけるパネル受け部材の長手方向である。積載ラックに対して積載ラック用固定治具を取り付ける側が左側となる。
なお、以下の説明におけるパネルの一端部とはパネルの組み付け時に上方部に相当する部分であり、パネルの他端部とはパネルの組み付け時に下方部に相当する部分である。また、前後方向とは積載ラックが組み立てられた状態における基台の長手方向であって、左右方向とは積載ラックが組み立てられた状態におけるパネル受け部材の長手方向である。積載ラックに対して積載ラック用固定治具を取り付ける側が左側となる。
本実施形態は、積載ラック用固定治具を取り付け可能であって、この積載ラック用固定治具が、積載されたパネルを押圧固定する際に、パネルを所定圧力値で固定したことを確認する表示部を備えていることを特徴とする積載ラックの発明に関するものである。
本実施形態に係る積載ラック1は、図1に示すように、積載ラック1の土台となる一対の基台部材10と、一対の基台部材10上に立設され、各基台部材10を連結するパネル受け部材20と、パネル受け部材20の内側面に取付けられる積載ラック用固定治具40と、を主に備えており、パネル受け部材20の上面に各種建物を構成するパネル30を積載可能な構成となっている。
本実施形態に係る積載ラック1は、図1に示すように、積載ラック1の土台となる一対の基台部材10と、一対の基台部材10上に立設され、各基台部材10を連結するパネル受け部材20と、パネル受け部材20の内側面に取付けられる積載ラック用固定治具40と、を主に備えており、パネル受け部材20の上面に各種建物を構成するパネル30を積載可能な構成となっている。
基台部材10は、積載ラック1の土台となる部材であって、金属材料から形成された角パイプ形状の長尺体からなり、図1に示すように、二本の基台部材10が、基台部材10の長手方向と直交方向に所定の間隔をおいて配置されている。
なお、本実施形態の基台部材10は、軽量化のために、二本の角パイプ形状の長尺体を用いているが、これに限定されることなく、所定幅の長尺な板体等を用いて剛性を高めても良い。
基台部材10の長手方向の両側端部の上面には、パネル受け部材20と嵌合させるための不図示の嵌合穴と、この嵌合穴よりも長手方向外側に形成された不図示のブレス取付用金具とが設けられている。
なお、本実施形態の基台部材10は、軽量化のために、二本の角パイプ形状の長尺体を用いているが、これに限定されることなく、所定幅の長尺な板体等を用いて剛性を高めても良い。
基台部材10の長手方向の両側端部の上面には、パネル受け部材20と嵌合させるための不図示の嵌合穴と、この嵌合穴よりも長手方向外側に形成された不図示のブレス取付用金具とが設けられている。
パネル受け部材20は、パネル30を積載する部材であって、金属材料の角パイプから形成された略H形状の長尺体からなり、図1に示すように、基台部材10の長手方向に所定の間隔をおいて二本立設されている。
パネル受け部材20は、基台部材10の長手方向と直交する方向に長尺なパネル受け部21と、パネル受け部21の左右両端部に溶接され、パネル受け部21に対して垂直に延出する分割支柱部22と、から主に構成されている。
なお、パネル受け部材20が、特許請求の範囲に記載の積載物受け部材に相当する。
パネル受け部材20は、基台部材10の長手方向と直交する方向に長尺なパネル受け部21と、パネル受け部21の左右両端部に溶接され、パネル受け部21に対して垂直に延出する分割支柱部22と、から主に構成されている。
なお、パネル受け部材20が、特許請求の範囲に記載の積載物受け部材に相当する。
分割支柱部22は、各基台部材10の上面に設けられた不図示の嵌合穴に対して着脱可能に挿嵌され、基台部材10の上方に延出するように配置されている。
分割支柱部22は、分割支柱部22の下端部に設けられた不図示の嵌合軸と、上端部に設けられた不図示の嵌合穴と、を備え、分割支柱部22同士が上下方向において互いに着脱可能に嵌合されており、複数の分割支柱部22が、基台部材10の上方に立設され、全体として積載ラック1の支柱部を構成するものである。
複数のパネル受け部材20から構成される高さ寸法は、積載ラック1を運搬車両の荷台に積み込んだときに、運搬車両の輸送高さ制限を越えない程度の高さになるように設定されている。
分割支柱部22は、分割支柱部22の下端部に設けられた不図示の嵌合軸と、上端部に設けられた不図示の嵌合穴と、を備え、分割支柱部22同士が上下方向において互いに着脱可能に嵌合されており、複数の分割支柱部22が、基台部材10の上方に立設され、全体として積載ラック1の支柱部を構成するものである。
複数のパネル受け部材20から構成される高さ寸法は、積載ラック1を運搬車両の荷台に積み込んだときに、運搬車両の輸送高さ制限を越えない程度の高さになるように設定されている。
一対の分割支柱部22のうち、一方の分割支柱部22aのパネル受け部21長手方向の外側面であって、パネル受け部21よりも上方部分には、分割支柱部22aの外側面から内側面に向って貫通した略円孔形状からなるガイド部23が形成されている。
ガイド部23は、図2に示すように、パネル受け部21の長手方向において分割支柱部22aの内側面側にナット部材24を備え、ナット部材24は、公知なTナットからなり、ナット本体部24aがガイド部23内部に嵌入されると共に、フランジ部24bがガイド部23の内側面と当接して連結されている。
他方の分割支柱部22bのパネル受け部21長手方向の内側面であって、パネル受け部21よりも上方部分には、図1に示すように、分割支柱部22bの内側面からガイド部23側に向って突出するように設けられた略コ字形状のパネルスペーサ25が溶接固定されている。
ガイド部23は、図2に示すように、パネル受け部21の長手方向において分割支柱部22aの内側面側にナット部材24を備え、ナット部材24は、公知なTナットからなり、ナット本体部24aがガイド部23内部に嵌入されると共に、フランジ部24bがガイド部23の内側面と当接して連結されている。
他方の分割支柱部22bのパネル受け部21長手方向の内側面であって、パネル受け部21よりも上方部分には、図1に示すように、分割支柱部22bの内側面からガイド部23側に向って突出するように設けられた略コ字形状のパネルスペーサ25が溶接固定されている。
一対のパネル受け部21の上面には、図1に示すように、一枚のパネル30が積載されるように構成されており、パネル30は、パネル受け部材20に下方から支持されると共に、パネル受け部材20の長手方向において積載ラック用固定治具40とパネルスペーサ25の間に挟み込まれるように支持されている。パネル30は、一対のパネル受け部材20よりも基台部材10の長手方向外側に突出するように積載されている。
本実施形態における積載ラック1は、基台部材10上にパネル受け部材20を立設させた構成となっているが、これに限定されることなく、パネルを積載可能な構成となっていれば適宜変更可能である。例えば、公知な基台部材と、この基台部材上に立設される複数の公知な支柱部材と、この支持部材に懸架するように配設される複数の公知な受け部材とから主に構成されていても良い。
また、本実施形態の積載ラック1は、フォークリフト等を用いて運搬車両に積み込み可能とするために、パネル受け部材20よりも剛性の高い基台部材10を備えており、フォークリフト等で基台部材10の底面を支持して持ち上げられるが、積載ラックに別途吊り具を取り付けて、直接積載ラックをクレーン等で吊り上げて運搬車両に積み込む場合には、基台部材10を不要の構成としても良い。
また、本実施形態の積載ラック1は、フォークリフト等を用いて運搬車両に積み込み可能とするために、パネル受け部材20よりも剛性の高い基台部材10を備えており、フォークリフト等で基台部材10の底面を支持して持ち上げられるが、積載ラックに別途吊り具を取り付けて、直接積載ラックをクレーン等で吊り上げて運搬車両に積み込む場合には、基台部材10を不要の構成としても良い。
パネル30は、建物の外壁を構成する矩形状の部材であって、図1に示すように、矩形状の面材31と、面材31に固定された矩形状のパネルフレーム32とから主に構成されている。
なお、パネル30が、特許請求の範囲に記載の積載物に相当する。
面材31は、セラミック系の外壁材や耐水合板等から形成され、面材31の外側端部31aが、パネルフレーム32の外側端部よりも外側に突出して設けられている。
面材31の建物の屋内側となる内面には、パネルフレーム32が不図示の結合用ビス等により固定されている。
なお、パネル30が、特許請求の範囲に記載の積載物に相当する。
面材31は、セラミック系の外壁材や耐水合板等から形成され、面材31の外側端部31aが、パネルフレーム32の外側端部よりも外側に突出して設けられている。
面材31の建物の屋内側となる内面には、パネルフレーム32が不図示の結合用ビス等により固定されている。
パネルフレーム32は、断面略コ字形状の金属製の長尺部材を溶接等して矩形状に枠組みすることにより形成されている。パネルフレーム32の外側面には、所定の間隔をおいて形成された不図示のパネル組み立て用のボルト穴が形成されている。
なお、枠組みされたパネルフレーム32によって囲まれる空間には、グラスウールや発泡ウレタン等から構成される不図示の断熱材が充填されている。
パネルフレーム32の一端側の外側面の所定位置には、パネル30を吊り上げる際に用いられる二本のパネル用吊り具33が取り付けられる。パネル用吊り具33は、金属材料からなり、ワイヤーロープ等の不図示の懸吊部材を取付可能な環状の懸吊部33a備えている。
なお、枠組みされたパネルフレーム32によって囲まれる空間には、グラスウールや発泡ウレタン等から構成される不図示の断熱材が充填されている。
パネルフレーム32の一端側の外側面の所定位置には、パネル30を吊り上げる際に用いられる二本のパネル用吊り具33が取り付けられる。パネル用吊り具33は、金属材料からなり、ワイヤーロープ等の不図示の懸吊部材を取付可能な環状の懸吊部33a備えている。
積載ラック用固定治具40は、パネル受け部材20に積載されたパネル30を押圧固定する部材であって、図2に示すように、パネル受け部材20のガイド部23と連結される雄ネジ部42を有する軸部41と、パネル30の外側面と当接する当接部44と、雄ネジ部42と当接部44の間に配置され、当接部44から連続して設けられた容器体45と、容器体45の内部に収容された弾性部材46と、雄ネジ部42と弾性部材46の間に配置され、弾性部材46から連続して設けられた表示部47と、から主に構成されている。
軸部41は、図2に示すように、ガイド部23側の連結方向に長尺な略円柱体からなり、軸部41のうち、当接部44反対側の端部に設けられ、軸部41の長手方向に長尺な雄ネジ部42と、雄ネジ部42から連続して形成された円筒部43と、を備えている。軸部41の当接部44側の端部は、図3に示すように、容器体45内部に収容されている。
雄ネジ部42は、図2に示すように、パネル受け部21の長手方向においてガイド部23の内側面側から外側面側に向って連結されており、ガイド部23の内側面側に固定されたナット部材24と螺合されて構成されている。
雄ネジ部42の先端部には、図3に示すように、当接部44側に向って窪んだ断面略六角穴形状からなる締結部42aが設けられている。
締結部42aは、六角ドライバーのような公知な工具と締結可能であって、図2に示すように、ガイド部23に連結された雄ネジ部42の締結部42aに対して、工具をガイド部23の外側面側からガイド部23内に挿入して締結させて、さらに工具の操作により雄ネジ部42を回転させることによって、雄ネジ部42をガイド部23側から当接部44側に向って突出させることが可能な構成となっている。
雄ネジ部42は、図2に示すように、パネル受け部21の長手方向においてガイド部23の内側面側から外側面側に向って連結されており、ガイド部23の内側面側に固定されたナット部材24と螺合されて構成されている。
雄ネジ部42の先端部には、図3に示すように、当接部44側に向って窪んだ断面略六角穴形状からなる締結部42aが設けられている。
締結部42aは、六角ドライバーのような公知な工具と締結可能であって、図2に示すように、ガイド部23に連結された雄ネジ部42の締結部42aに対して、工具をガイド部23の外側面側からガイド部23内に挿入して締結させて、さらに工具の操作により雄ネジ部42を回転させることによって、雄ネジ部42をガイド部23側から当接部44側に向って突出させることが可能な構成となっている。
なお、本実施形態の締結部42aは、断面略六角穴形状からなり、六角ドライバーと締結可能に形成されているが、これに限定されることなく、公知な工具と締結可能であれば適宜変更可能である。例えば、断面十字穴形状、断面多角穴形状等のほか、別途締結用凸部として突出形成されていても良い。また、締結する工具は、ドライバー、レンチ、スパナ等を適宜用いることが可能である。
円筒部43は、図2に示すように、雄ネジ部42の長手方向に延出するネジ切りされていない円筒部分からなり、ナット部材24の内部に挿入可能に配設されている。
円筒部43の雄ネジ部42長手方向の長さは、ガイド部23に固定されたナット部材24の長さと略同じになるように設定されており、また円筒部43の直径は、ナット部材24内に形成された雌ネジ部の内径よりもやや小さく設定されている。
このように構成されているため、積載ラック用固定治具40は、ガイド部23内側面と表示部47が当接する位置まで、ガイド部23に螺合して連結させたとき、積載ラック用固定治具40の長手方向において、円筒部43とナット部材24の位置が略同じ配置になり、積載ラック用固定治具40がガイド部23に対して空転するようになる。
円筒部43の雄ネジ部42長手方向の長さは、ガイド部23に固定されたナット部材24の長さと略同じになるように設定されており、また円筒部43の直径は、ナット部材24内に形成された雌ネジ部の内径よりもやや小さく設定されている。
このように構成されているため、積載ラック用固定治具40は、ガイド部23内側面と表示部47が当接する位置まで、ガイド部23に螺合して連結させたとき、積載ラック用固定治具40の長手方向において、円筒部43とナット部材24の位置が略同じ配置になり、積載ラック用固定治具40がガイド部23に対して空転するようになる。
当接部44は、図3に示すように、ウールやウレタン等のクッション材料から形成された略皿形状体であって、パネル30と当接する当接部本体44aと、当接部本体44aから容器体45側に突出形成され、容器体45に嵌め込まれた略リング形状の突起44bと、から構成されている。
容器体45は、公知な樹脂材料から形成された略円柱形状の中空体であって、図3に示すように、容器体45のうち、当接部44側の端部に形成され、略円形状に窪んだ凹部45aと、雄ネジ部42側の端部に形成された略円孔形状の開口部45bと、開口部45b側から凹部45a側に向って形成され、略円柱形状に窪んだ収容部45cと、外壁面に形成された窓部45dと、を備えた構成となっている。
凹部45aは、当接部44の突起44bと着脱可能に嵌合されている。
収容部45cは、軸部41の当接部44側の端部と、弾性部材46と、表示部47と、を収容可能な空間として形成されており、軸部41の当接部44側の端部及び表示部47は、開口部45b側から収容部45c内に収容され、弾性部材46は、窓部45d側から収容部45c内に収容される構成となっている。
凹部45aは、当接部44の突起44bと着脱可能に嵌合されている。
収容部45cは、軸部41の当接部44側の端部と、弾性部材46と、表示部47と、を収容可能な空間として形成されており、軸部41の当接部44側の端部及び表示部47は、開口部45b側から収容部45c内に収容され、弾性部材46は、窓部45d側から収容部45c内に収容される構成となっている。
弾性部材46は、略リング形状の公知な皿バネからなり、図3に示すように、複数の皿バネが軸部41の長手方向に重ねて配置され、軸部41の長手方向に弾性を有するようにして、収容部45c内に収容されている。また、弾性部材46の中心に形成されたリング穴には、軸部41が嵌通されており、弾性部材46は、円周方向に連続した状態で軸部41と容器体45の間に挟まれて構成されている。
なお、詳しく言うと、弾性部材46と軸部41の間には不図示の中空円筒体からなるパイプ部材が嵌め込まれており、弾性部材46と軸部41の接触による摩耗を防止可能な構成となっている。
弾性部材46は、図4に示すように、軸部41がガイド部23側からパネル30側に向って突出するように、雄ネジ部42をナット部材24に対して回転させたときに、軸部41の突出方向を付勢するように構成されている。
なお、本実施形態の弾性部材46は、複数の皿バネからなるが、これに限定されることなく、コイルバネのようなバネ部材のほか、ゴム部材等の弾性体を用いても良い。
なお、詳しく言うと、弾性部材46と軸部41の間には不図示の中空円筒体からなるパイプ部材が嵌め込まれており、弾性部材46と軸部41の接触による摩耗を防止可能な構成となっている。
弾性部材46は、図4に示すように、軸部41がガイド部23側からパネル30側に向って突出するように、雄ネジ部42をナット部材24に対して回転させたときに、軸部41の突出方向を付勢するように構成されている。
なお、本実施形態の弾性部材46は、複数の皿バネからなるが、これに限定されることなく、コイルバネのようなバネ部材のほか、ゴム部材等の弾性体を用いても良い。
表示部47は、略円柱形状の中空体からなり、図3に示すように、表示部本体47aと、軸部41長手方向において表示部本体47aの両側端部からそれぞれ突出形成されたフランジ47b、47cと、表示部本体47aの外表面に取り付けられたリング部材47dと、から構成されている。
表示部47のうち、当接部44側のフランジ47bは、軸部41長手方向において弾性部材46に当接可能に支持され、雄ネジ部42側のフランジ47cは、円筒部43と当接して支持されている。また、表示部47は、円周方向に連続した状態で軸部41と容器体45の間に挟まれて構成されている。
リング部材47dは、識別可能な色を有する外表面を備えた公知なリングからなり、フランジ47bとフランジ47cの間に挟まれて固定されている。
表示部47のうち、当接部44側のフランジ47bは、軸部41長手方向において弾性部材46に当接可能に支持され、雄ネジ部42側のフランジ47cは、円筒部43と当接して支持されている。また、表示部47は、円周方向に連続した状態で軸部41と容器体45の間に挟まれて構成されている。
リング部材47dは、識別可能な色を有する外表面を備えた公知なリングからなり、フランジ47bとフランジ47cの間に挟まれて固定されている。
表示部47は、図3(a)に示すように、軸部41長手方向において、弾性部材46によって雄ネジ部42側に付勢され、リング部材47dが容器体45外側に視認可能に露出された露出位置と、図3(b)に示すように、弾性部材46の付勢力に抗して容器体45内部に収容され、リング部材47dが容器体45の外壁面によって隠蔽された隠蔽位置との間を移動可能に構成されている。
言い換えると、表示部47が、図3(a)に示す露出位置に配置されるとき、弾性部材46の軸部41長手方向の全長が最も長くなる状態であって、図3(b)に示す隠蔽位置に配置されるとき、弾性部材46の全長が最も短くなる状態である。このとき、弾性部材46の全長が所定長さになると、リング部材47dが容器体45の外壁面によって隠蔽されることになる。
言い換えると、表示部47が、図3(a)に示す露出位置に配置されるとき、弾性部材46の軸部41長手方向の全長が最も長くなる状態であって、図3(b)に示す隠蔽位置に配置されるとき、弾性部材46の全長が最も短くなる状態である。このとき、弾性部材46の全長が所定長さになると、リング部材47dが容器体45の外壁面によって隠蔽されることになる。
次に、本実施形態の積載ラック用固定治具40が備える所定圧力表示手段を具体的に説明する。
積載ラック用固定治具40では、図4に示すように、軸部41がガイド部23側からパネル30側の突出量を変更可能なように、雄ネジ部42が、ガイド部23に固定されたナット部材24内部の雌ネジと螺合して構成されている。
そのため、作業者が、軸部41を弾性部材46の付勢力に抗してパネル30側に向かって突出させるときに、弾性部材46の全長が所定長さより短くなったことを確認することで、すなわち、表示部47のリング部材47dの表示を確認することで、弾性部材46に所定の圧力が加わったことを認識することができる。
弾性部材46に加わる圧力の所定値によって、積載ラック用固定治具40がパネル30を押圧したときの固定強度を算出することが可能となり、積載ラック1に積載されたパネル30を押圧固定する際に、作業者が所定の固定強度で固定したことを確認可能となる。
積載ラック用固定治具40では、図4に示すように、軸部41がガイド部23側からパネル30側の突出量を変更可能なように、雄ネジ部42が、ガイド部23に固定されたナット部材24内部の雌ネジと螺合して構成されている。
そのため、作業者が、軸部41を弾性部材46の付勢力に抗してパネル30側に向かって突出させるときに、弾性部材46の全長が所定長さより短くなったことを確認することで、すなわち、表示部47のリング部材47dの表示を確認することで、弾性部材46に所定の圧力が加わったことを認識することができる。
弾性部材46に加わる圧力の所定値によって、積載ラック用固定治具40がパネル30を押圧したときの固定強度を算出することが可能となり、積載ラック1に積載されたパネル30を押圧固定する際に、作業者が所定の固定強度で固定したことを確認可能となる。
なお、所定圧力表示手段は、本実施形態の積載ラック用固定治具40の構成に限定されることなく、適宜変更可能である。
すなわち、本実施形態の表示部47は、図3に示すように、雄ネジ部42と弾性部材46の間に配置され、弾性部材46から連続して設けられているが、この表示部47が弾性部材46の伸縮に伴って、露出位置と隠蔽位置との間を移動可能に構成されていれば、表示部47の配置を適宜変更しても良い。
例えば、表示部47を容器体45のうち、窓部45dを備えた部分に配置しても良いし、当接部44と弾性部材46の間に配置して弾性部材46から連続して設けられても良い。なお、表示部47が当接部44と弾性部材46の間に配置される場合には、容器体45の開口部45bが当接部44側に形成されると共に、弾性部材46が、軸部41長手方向において雄ネジ部42側の端部を固定させて当接部44側に伸縮可能な構成となっていると良い。
また、例えば、表示部47の代わりに、弾性部材46に加わる所定の圧力値を算出する算出部と、算出結果に応じた情報を表示画面に表示させるための表示データを生成する表示データ生成部と、を主な機能として有する表示システムを備えた構成として、積載ラック用固定治具40又は積載ラック1の所定位置に設けた表示画面に所定の圧力値を表示させても良い。
すなわち、本実施形態の表示部47は、図3に示すように、雄ネジ部42と弾性部材46の間に配置され、弾性部材46から連続して設けられているが、この表示部47が弾性部材46の伸縮に伴って、露出位置と隠蔽位置との間を移動可能に構成されていれば、表示部47の配置を適宜変更しても良い。
例えば、表示部47を容器体45のうち、窓部45dを備えた部分に配置しても良いし、当接部44と弾性部材46の間に配置して弾性部材46から連続して設けられても良い。なお、表示部47が当接部44と弾性部材46の間に配置される場合には、容器体45の開口部45bが当接部44側に形成されると共に、弾性部材46が、軸部41長手方向において雄ネジ部42側の端部を固定させて当接部44側に伸縮可能な構成となっていると良い。
また、例えば、表示部47の代わりに、弾性部材46に加わる所定の圧力値を算出する算出部と、算出結果に応じた情報を表示画面に表示させるための表示データを生成する表示データ生成部と、を主な機能として有する表示システムを備えた構成として、積載ラック用固定治具40又は積載ラック1の所定位置に設けた表示画面に所定の圧力値を表示させても良い。
次に、積載ラック1に積載されたパネル30を積載ラック用固定治具40によって固定する方法について、図4及び図5に基づいて説明する。
積載ラック1に積載されたパネル30を固定する方法では、最初に、図4に示すように、パネル受け部材20の分割支柱部22側面部に形成されたガイド部23に積載ラック用固定治具40を螺合させて取り付ける。
詳しく言うと、ガイド部23内側面に固定されたナット部材24側から、ガイド部23外側面側に向って、積載ラック用固定治具40をナット部材24内部の雌ネジと螺合させて取り付ける。
詳しく言うと、ガイド部23内側面に固定されたナット部材24側から、ガイド部23外側面側に向って、積載ラック用固定治具40をナット部材24内部の雌ネジと螺合させて取り付ける。
次に、パネル受け部材20のパネル受け部21上面に一枚のパネル30を積載する。積載されたパネル30は、パネル受け部21の長手方向において、積載ラック用固定治具40と図1に示すパネルスペーサ25の間に配置される。
次に、積載ラック用固定治具40の締結部42aに工具を締結させて、工具の操作により雄ネジ部42をガイド部23に固定されたナット部材24に対して回転させることによって、パネル受け部21の長手方向においてガイド部23側からパネル30側に向って積載ラック用固定治具40を突出させ、当接部44によってパネル30を押圧する。
次に、積載ラック用固定治具40のうち、表示部47に備えられたリング部材47dが、容器体45外側に露出しているか、又は容器体45内部に収容されて隠蔽されているか、のいずれかを確認する。
リング部材47dが容器体45外側に露出していることを確認する場合には、前工程に戻り、雄ネジ部42をガイド部23に対して回転させることにより、積載ラック用固定治具40をパネル30外側面側に向って突出させ、当接部44をパネル30に押圧させる。
リング部材47dが容器体45内部に収容されて隠蔽されていることを確認する場合には、積載ラック用固定治具40をパネル30外側面側に押圧する工程を終了する。
上記工程により、積載ラック1に積載されたパネル30の固定が完了する。
リング部材47dが容器体45外側に露出していることを確認する場合には、前工程に戻り、雄ネジ部42をガイド部23に対して回転させることにより、積載ラック用固定治具40をパネル30外側面側に向って突出させ、当接部44をパネル30に押圧させる。
リング部材47dが容器体45内部に収容されて隠蔽されていることを確認する場合には、積載ラック用固定治具40をパネル30外側面側に押圧する工程を終了する。
上記工程により、積載ラック1に積載されたパネル30の固定が完了する。
本実施形態の軸部41は、雄ネジ部42とガイド部23に固定されたナット部材24とが螺合することにより、ガイド部23からのパネル30側への突出量を変更可能な状態で、ガイド部23に連結されているが、これに限定されることなく、軸部41の突出量を変更可能な状態であれば、軸部41とガイド部23の連結機構を適宜変更しても良い。
例えば、軸部41の外表面に軸部41の長手方向に所定の間隔をおいて複数の凸部を設けると共に、ガイド部23の内表面に軸部41の長手方向に所定の間隔をおいて複数の凹部を設け、軸部41の突出量を変更可能な状態で、凸部と凹部の嵌合位置を移動可能な構成としても良い。
例えば、軸部41の外表面に軸部41の長手方向に所定の間隔をおいて複数の凸部を設けると共に、ガイド部23の内表面に軸部41の長手方向に所定の間隔をおいて複数の凹部を設け、軸部41の突出量を変更可能な状態で、凸部と凹部の嵌合位置を移動可能な構成としても良い。
本実施形態では、積載ラック1に積載されるパネル30として、外壁パネルを採用したが、これに限定されることなく、屋根パネル、ドアパネル等のように、建物に用いられる幅、長さ、及び厚みの異なったパネルのほか、種々の積載物を積載ラック1に自由な配置で積載可能である。
このとき、パネル30を積載するパネル受け部材20の形状又は配置を適宜変更可能である。
このとき、パネル30を積載するパネル受け部材20の形状又は配置を適宜変更可能である。
本実施形態では、主として本発明に係る積載ラック用固定治具を備えたパネルの積載ラックに関して説明した。
ただし、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするための一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
特に、積載ラック用固定治具40の形状又は構成について、上記の実施形態にて説明したものは、あくまで一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。
ただし、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするための一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
特に、積載ラック用固定治具40の形状又は構成について、上記の実施形態にて説明したものは、あくまで一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。
1 積載ラック
10 基台部材
20 パネル受け部材
21 パネル受け部
22 分割支柱部
22a 分割支柱部
22b 分割支柱部
23 ガイド部
24 ナット部材
24a ナット本体部
24b フランジ部
25 パネルスペーサ
30 パネル
31 面材
31a 外側端部
32 パネルフレーム
33 パネル用吊り具
33a 懸吊部
40 積載ラック用固定治具
41 軸部
42 雄ネジ部
42a 締結部
43 円筒部
44 当接部
44a 当接部本体
44b 突起
45 容器体
45a 凹部
45b 開口部
45c 収容部
45d 窓部
46 弾性部材
47 表示部
47a 表示部本体
47b、47c フランジ
47d リング部材
101 積載ラック
102 パネル固定用ボルト孔
130 パネル
131 組立用ボルト孔
140 固定用金具
141 ボルト部材
142 ナット部材
143 ナット本体
144 回り止め部
145 座金
10 基台部材
20 パネル受け部材
21 パネル受け部
22 分割支柱部
22a 分割支柱部
22b 分割支柱部
23 ガイド部
24 ナット部材
24a ナット本体部
24b フランジ部
25 パネルスペーサ
30 パネル
31 面材
31a 外側端部
32 パネルフレーム
33 パネル用吊り具
33a 懸吊部
40 積載ラック用固定治具
41 軸部
42 雄ネジ部
42a 締結部
43 円筒部
44 当接部
44a 当接部本体
44b 突起
45 容器体
45a 凹部
45b 開口部
45c 収容部
45d 窓部
46 弾性部材
47 表示部
47a 表示部本体
47b、47c フランジ
47d リング部材
101 積載ラック
102 パネル固定用ボルト孔
130 パネル
131 組立用ボルト孔
140 固定用金具
141 ボルト部材
142 ナット部材
143 ナット本体
144 回り止め部
145 座金
Claims (9)
- 積載ラックに積載された積載物を固定するための積載ラック用固定治具であって、
前記積載物と当接する当接部と、
該当接部反対側の端部側に設けられ、前記積載ラックに設けられたガイド部からの前記当接部側への突出量を変更可能な状態で、前記ガイド部に連結される軸部と、
該軸部と前記当接部との間に、前記軸部の長さ方向に弾性を有する弾性部材と、
該弾性部材に加わる圧力が所定値を超えたことを示す所定圧力表示手段と、を備えたことを特徴とする積載ラック用固定治具。 - 前記所定圧力表示手段は、
前記弾性部材に加わる所定圧力によって、前記弾性部材の全長が所定長さより短くなったことを報知することを特徴とする請求項1に記載の積載ラック用固定治具。 - 前記所定圧力表示手段は、
前記軸部と前記当接部の間に配設され、前記弾性部材を収容する容器体と、
前記弾性部材の伸縮に伴って移動する表示部と、を備え、
前記容器体は、
前記弾性部材の全長が前記所定長さ以上の状態において、前記表示部を前記容器体外側から視認可能に露出させ、
前記弾性部材の全長が前記所定長さ未満の状態において、前記表示部を前記容器体の外壁面によって隠蔽させることを特徴とする請求項1又は2に記載の積載ラック用固定治具。 - 前記表示部は、前記弾性部材の前記当接部反対側の端部に配設されていることを特徴とする請求項3に記載の積載ラック用固定治具。
- 前記軸部は、雄ネジ部を備え、
該雄ネジ部は、前記ガイド部に設けられた雌ネジ部と螺合可能であることを特徴とする請求項1乃至4いずれか記載の積載ラック用固定治具。 - 前記軸部のうち、前記雄ネジ部の前記表示部側の部分は、ネジ切りされていないことを特徴とする請求項5に記載の積載ラック用固定治具。
- 前記弾性部材は、皿バネからなり、
該皿バネは、該皿バネの枚数によって、前記所定圧力表示手段が示す圧力の前記所定値を変更可能であることを特徴とする請求項1乃至6いずれか記載の積載ラック用固定治具。 - 前記表示部は、識別可能な色を有する外表面を備えていることを特徴とする請求項3乃至7いずれか記載の積載ラック用固定治具。
- 積載物を積載するための積載ラックであって、
前記積載物の収容空間の土台を構成する基台部材と、
対向する該基台部材上に立設され、該基台部材間を連結する積載物受け部材と、
前記積載物を固定するための積載ラック用固定治具と、を備え、
該積載ラック用固定治具は、
前記積載物と当接する当接部と、
該当接部反対側の端部側に設けられ、前記積載物受け部材に設けられたガイド部からの前記当接部側への突出量を変更可能な状態で、前記ガイド部に連結される軸部と、
該軸部と前記当接部との間に、前記軸部の長さ方向に弾性を有する弾性部材と、
該弾性部材に加わる圧力が所定値を超えたことを示す所定圧力表示手段と、を備えたことを特徴とする積載ラック。
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|---|---|---|---|
| JP2012275408A JP2014119050A (ja) | 2012-12-18 | 2012-12-18 | 積載ラック用固定治具及び積載ラック |
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|---|---|---|---|
| JP2012275408A JP2014119050A (ja) | 2012-12-18 | 2012-12-18 | 積載ラック用固定治具及び積載ラック |
Publications (1)
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|---|---|
| JP2014119050A true JP2014119050A (ja) | 2014-06-30 |
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Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN109469675A (zh) * | 2017-08-08 | 2019-03-15 | B和R工业自动化有限公司 | 带有压力限制的安装元件 |
| CN114857156A (zh) * | 2022-04-24 | 2022-08-05 | 中石化江钻石油机械有限公司 | 一种双定位螺纹装配结构及方法 |
-
2012
- 2012-12-18 JP JP2012275408A patent/JP2014119050A/ja active Pending
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