JP2014112638A - 基板冷却部材、基板処理装置及び基板処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】基板処理装置において基板を冷却するための処理室の構成を簡単にする。
【解決手段】ウエハWにプラズマ処理を施すプラズマ処理装置10において、プラズマ処理されたウエハWをロードロック室13に搬入し、ウエハWの表面にガス噴射部材25からガスを噴射してウエハWを冷却する。ガス噴射部材25は、平板部材31の一方の平板面に複数のガス噴射ノズル35が形成された構造を有し、ガス噴射ノズル35は、円柱状の渦流生成室41と、渦流生成室41の底壁52で開口してガスを噴射するノズル孔42を有する。ウエハWの平板面と平板部材31においてガス噴射ノズル35が形成された平板面とを所定間隔で平行に配置し、ノズル孔42からウエハWに向けてパージガスを噴射し、噴射したパージガスに渦を巻く流れを生じさせることによりウエハWを冷却すると同時に、ロードロック室13内を真空雰囲気から大気圧雰囲気へと切り替える。
【選択図】図3
【解決手段】ウエハWにプラズマ処理を施すプラズマ処理装置10において、プラズマ処理されたウエハWをロードロック室13に搬入し、ウエハWの表面にガス噴射部材25からガスを噴射してウエハWを冷却する。ガス噴射部材25は、平板部材31の一方の平板面に複数のガス噴射ノズル35が形成された構造を有し、ガス噴射ノズル35は、円柱状の渦流生成室41と、渦流生成室41の底壁52で開口してガスを噴射するノズル孔42を有する。ウエハWの平板面と平板部材31においてガス噴射ノズル35が形成された平板面とを所定間隔で平行に配置し、ノズル孔42からウエハWに向けてパージガスを噴射し、噴射したパージガスに渦を巻く流れを生じさせることによりウエハWを冷却すると同時に、ロードロック室13内を真空雰囲気から大気圧雰囲気へと切り替える。
【選択図】図3
Description
本発明は、半導体ウエハ等の基板を冷却する基板冷却部材、この基板冷却部材を備える基板処理装置及びこの基板冷却部材による基板処理方法に関する。
半導体ウエハ等の基板を真空(減圧)雰囲気において高温にて処理する真空処理室を備える基板処理装置が知られている。このような基板処理装置では、真空処理室で処理された基板を、所定の温度に下げて、大気圧下にある外部(例えば、複数枚の基板を収容する容器等)に搬出する必要があり、そのために、次のようなプロセスが知られている。
即ち、真空処理室で処理された基板を、真空雰囲気に保持された搬送室(以下「真空搬送室」という)内に設けられた搬送装置により、基板を載置するために真空雰囲気に保持された中間搬送室に搬入し、この中間搬送室に配置された冷却テーブル上に載置する。ここで、中間搬送室は、真空搬送室と大気圧に保持された別の搬送室(以下「大気搬送室」という)との間に配置されており、これらの搬送室との間で雰囲気の隔離及び連通が可能となっている。
そこで、真空処理室で処理された基板を大気搬送室とは隔離されて真空雰囲気に保持された中間搬送室内に搬入した後、中間搬送室を真空搬送室からも隔離した状態にして、窒素ガス等のパージガスを導入して中間搬送室内を大気圧に戻し、その間に、冷却プレートにより基板を冷却する。中間搬送室内が大気圧となり、且つ、基板が十分に冷却されると、中間搬送室と真空搬送室との間の隔離状態を維持したまま、中間搬送室と大気搬送室を連通させ、大気搬送室に設けられた搬送装置により中間搬送室から基板を取り出し、基板を収容する容器に搬入する(例えば、特許文献1参照)。
上記従来技術では、中間搬送室内を真空雰囲気から大気圧にするまでの時間を利用し、基板を載置する冷却テーブルに冷却水を流すことによって基板を冷却している。このように冷却テーブルを含めた冷却システムを必要とする基板処理装置では、構造が複雑になってしまうという問題や中間搬送室の容積が大きくなって装置が大型化してしまうという問題があり、また、冷却システムの必要性によって基板処理装置がコストアップしてしまうという問題がある。
また、中間搬送室内を真空雰囲気から大気圧へ切り替えるために中間搬送室に導入されるパージガスは、従来、中間搬送室内を真空雰囲気から大気圧へ切り替える目的にのみ用いられているため、パージガスを基板の冷却に用いることができれば、冷却テーブル等の冷却装置が不要な構成を簡単に実現することができる。なお、従来、パージガスは、中間搬送室内のパーティクルがパージガスによって巻き上げられて基板に付着する等することのないように、ブレークフィルタを通して中間搬送室内に導入されるが、ブレークフィルタを用いずにパージガスを中間搬送室内に導入することができれば、基板処理装置のコストダウンが可能になる。
ところで、中間搬送室において真空処理室で処理されて所定温度に加熱された基板を冷却テーブルに載置する際には、基板を搬送する基板搬送装置と冷却テーブルに設けられる昇降ピンとの間で基板の受け渡しが行われる。昇降ピンが基板を支持した状態では、例えば、基板の自重によって外周部が中心部よりも垂れた状態(つまり、上に凸となる山なり形状)になりやすい。また、基板は、その中心部が外周部よりも冷え難い。そのため、基板が山なり形状のままで冷却テーブルに載置されると、冷えやすい基板の外周部は冷却テーブルに接して更に冷却されるが、中心部は冷却テーブルから浮いた状態となって冷却されずに、基板に生じる温度分布が大きくなり、これに起因して基板に変形が生じるおそれがある。このような基板の変形は、基板裏面に傷を発生させ、また、基板の表面に形成されたパターン(素子)にダメージを与える等するおそれがある。
この問題は、近年の基板の大型化によって、より顕著になるものと考えられる。この問題への対処方法としては、基板の冷却速度を遅くする方法が考えられるが、この方法では、スループットが低下(生産性が低下)してしまう。そこで、基板の変形を抑制しつつ、速やかに基板を冷却する方法が望まれる。
本発明の目的は、基板を冷却するための処理室を備える基板処理装置において、この処理室の構成を簡単にして小型化することが可能な基板処理装置を提供することにある。また、本発明の目的は、基板の変形を抑制しつつ、スループットを低下させずに、基板を冷却することができる基板処理装置を提供することにある。更に、本発明の目的は、基板を冷却するために処理室に配置される基板冷却部材を提供すること、及び、この基板冷却部材による基板処理方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1記載の基板冷却部材は、平板状の形状を有し、その一方の平板面に複数のガス噴射ノズルが形成され、前記複数のガス噴射ノズルから基板に向けてガスを噴射して前記基板を冷却する基板冷却部材であって、前記複数のガス噴射ノズルはそれぞれ、前記基板冷却部材の前記一方の平板面において開口する円柱状の空間部と、前記空間部を形成する円形の底壁において開口し、前記空間部に向けてガスを噴射するノズル孔とを有し、前記基板冷却部材において前記複数のガス噴射ノズルが形成された前記一方の平板面を基板の平板面と対向させた状態で前記ノズル孔から前記空間部を通して前記基板に向けてガスを噴射したときに、前記ノズル孔から噴射されたガスに前記空間部において渦を巻く流れを生じさせることにより前記基板を冷却することを特徴とする。
請求項2記載の基板冷却部材は、請求項1記載の基板冷却部材において、前記ノズル孔から噴射されたガスは、前記空間部において前記一方の平板面と直交する面内で渦を巻く流れを生じることを特徴とする。
請求項3記載の基板冷却部材は、請求項1又は2記載の基板冷却部材において、前記ノズル孔は、前記空間部を形成する前記底壁と略直交する方向に前記ガスを噴射することを特徴とする。
請求項4記載の基板冷却部材は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の基板冷却部材において、前記空間部を形成する側壁と前記底壁が交わる部分は所定の曲率の曲面で構成されていることを特徴とする。
請求項5記載の基板冷却部材は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の基板冷却部材において、前記空間部を形成する円形の底壁の中心において前記空間部に突出するように設けられた突起部を有し、前記ノズル孔は前記突起部において開口していることを特徴とする。
請求項6記載の基板冷却部材は、請求項5記載の基板冷却部材において、前記空間部を形成する前記底壁と前記突起部の側壁とが交わる部分は所定の曲率の曲面で構成されていることを特徴とする。
請求項7記載の基板冷却部材は、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の基板冷却部材において、前記空間部の直径をD、前記空間部の深さをh、前記ガス噴射ノズルが形成された前記一方の平板面と前記基板の平板面との間のクリアランスをCLとしたときに、1.63<D/(h+CL)<2.57、の関係が成立することを特徴とする。
請求項8記載の基板冷却部材は、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の基板冷却部材において、前記基板冷却部材は、前記複数のノズル孔と連通するバッファ室を有し、
前記バッファ室に供給されたガスが前記複数のノズル孔から噴射されることを特徴とする。
前記バッファ室に供給されたガスが前記複数のノズル孔から噴射されることを特徴とする。
請求項9記載の基板冷却部材は、請求項8記載の基板冷却部材において、前記バッファ室は隔壁により複数のブロックに分割され、前記複数のブロックのそれぞれに独立してガスを供給するためのガス供給口が設けられていることを特徴とする。
請求項10記載の基板冷却部材は、請求項9記載の基板冷却部材において、前記複数のブロックは、前記基板の中心部と対向する第1のブロックと、前記第1のブロックの外周に設けられる第2のブロックであることを特徴とする。
請求項11記載の基板冷却部材は、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の基板冷却部材において、前記複数のガス噴射ノズルは、前記基板の中心部と対向する領域に設けられていることを特徴とする。
上記課題を解決するために、請求項12記載の基板処理装置は、基板に対して基板温度の上昇を伴う所定の処理を行う基板処理室と、前記基板処理室で処理された基板を冷却する基板冷却室とを備える基板処理装置であって、前記基板冷却室は、前記基板を支持する支持部材と、平板状の形状でその一方の平板面に複数のガス噴射ノズルが形成され、前記複数のガス噴射ノズルから前記支持部材に支持された基板に向けてガスを噴射する基板冷却部材とを備え、前記複数のガス噴射ノズルはそれぞれ、前記基板冷却部材の前記一方の平板面において開口する円柱状の空間部と、前記空間部を形成する円形の底壁において開口し、前記空間部に向けてガスを噴射するノズル孔とを有し、前記基板冷却部材において前記複数のガス噴射ノズルが形成された前記一方の平板面を前記支持部材に支持された基板の平板面と対向させた状態で前記ノズル孔から前記空間部を通して前記基板にガスを噴射したときに、前記ノズル孔から噴射されるガスに前記空間部において渦を巻く流れを生じさせることにより前記基板を冷却することを特徴とする。
請求項13記載の基板処理装置は、請求項12記載の基板処理装置において、前記基板冷却室は、真空雰囲気にある処理室と大気雰囲気にある処理室との間で基板を搬送するために室内が選択的に大気圧雰囲気又は真空雰囲気に切り替え可能に構成されており、前記基板冷却部材は、前記基板冷却室を真空雰囲気から大気圧雰囲気へ切り替えるために前記基板冷却室に導入されるガスを前記複数のガス噴射ノズルから噴射することにより前記基板を冷却することを特徴とする。
請求項14記載の基板処理装置は、請求項13記載の基板処理装置において、前記真空雰囲気にある処理室は、前記基板処理室、或いは、前記基板処理室と前記基板冷却室との間に配置されて前記基板処理室と前記基板冷却室との間で基板を搬送する第1の搬送装置が配置された第1の基板搬送室であり、前記大気雰囲気にある処理室とは、前記基板を収容する容器と前記基板冷却室との間で基板を搬送する第2の搬送装置が配置された第2の基板搬送室であることを特徴とする。
上記課題を解決するために、請求項15記載の基板処理装置は、真空雰囲気に保持され、内部に収容された基板に対して基板温度の上昇を伴う所定の処理を行う基板処理室と、大気圧雰囲気に保持され、外部から前記基板処理室で処理する基板が搬入される基板搬入室と、真空雰囲気にある前記基板処理室と大気雰囲気にある前記基板搬入室との間で基板を搬送するために室内が選択的に大気圧雰囲気又は真空雰囲気に切り替え可能に構成された中間搬送室とを備える基板処理装置であって、前記中間搬送室は、前記基板を支持する支持部材と、平板状の形状でその一方の平板面に複数のガス噴射ノズルが形成され、前記複数のガス噴射ノズルから前記支持部材に支持された基板に向けてガスを噴射する基板冷却部材とを有し、前記複数のガス噴射ノズルはそれぞれ、前記基板冷却部材の前記一方の平板面において開口する円柱状の空間部と、前記空間部を形成する円形の底壁において開口し、前記空間部に向けてガスを噴射するノズル孔とを有し、前記基板冷却部材において前記複数のガス噴射ノズルが形成された前記一方の平板面を前記基板処理室での処理後に前記支持部材に支持された基板の平板面と対向させた状態で前記ノズル孔から前記空間部を通して前記基板に向けてガスを噴射することにより、前記ノズル孔から噴射されたガスに前記空間部において渦を巻く流れを生じさせることにより前記基板を冷却すると同時に、前記中間搬送室を真空雰囲気から大気圧雰囲気へ切り替えることを特徴とする。
請求項16記載の基板処理装置は、請求項15記載の基板処理装置において、前記基板処理室は、前記基板にプラズマ処理を施すプラズマ処理室であることを特徴とする。
請求項17記載の基板処理装置は、請求項12乃至16のいずれか1項に記載の基板処理装置において、前記ノズル孔から噴射されたガスは、前記空間部において前記一方の平板面と直交する面内で渦を巻く流れを生じることを特徴とする。
請求項18記載の基板処理装置は、請求項12乃至17のいずれか1項に記載の基板処理装置において、前記ノズル孔は、前記空間部を形成する前記底壁と略直交する方向に前記ガスを噴射することを特徴とする。
請求項19記載の基板処理装置は、請求項12乃至18のいずれか1項に記載の基板処理装置において、前記複数のガス噴射ノズルはそれぞれ、前記空間部を形成する円形の底壁の中心において前記空間部に突出するように設けられた突起部を有し、前記ノズル孔は前記突起部において開口していることを特徴とする。
請求項20記載の基板処理装置は、請求項12乃至19のいずれか1項に記載の基板処理装置において、前記ガス噴射ノズルについて、前記空間部の直径をD、前記空間部の深さをhとし、且つ、前記ガス噴射ノズルが形成された前記基板冷却部材の前記一方の平板面と前記支持部材に支持された基板の平板面との間のクリアランスをCLとしたときに、1.63<D/(h+CL)<2.57、の関係が成立することを特徴とする。
請求項21記載の基板処理装置は、請求項12乃至20のいずれか1項に記載の基板処理装置において、前記基板冷却部材は、前記複数のノズル孔と連通するバッファ室を有し、前記バッファ室に供給されたガスが前記複数のノズル孔から噴射されることを特徴とする。
請求項22記載の基板処理装置は、請求項21記載の基板処理装置において、前記バッファ室は隔壁により複数のブロックに分割され、前記複数のブロックのそれぞれに独立してガスを供給するためのガス供給口が設けられていることを特徴とする。
請求項23記載の基板処理装置は、請求項22記載の基板処理装置において、前記複数のブロックは、前記基板の中心部と対向する第1のブロックと、前記第1のブロックの外周に設けられる第2のブロックであることを特徴とする。
請求項24記載の基板処理装置は、請求項22又は23記載の基板処理装置において、前記複数のガス噴射ノズルのうち前記支持部材に支持された基板の中心部と対向するガス噴射ノズルから噴射されるガスの流速と前記基板の外周部と対向するガス噴射ノズルから噴射されるガスの流速とが異なるように、前記バッファ室が複数のブロックに分割されると共に、前記複数のブロックに供給されるガス流量を制御するガス供給部を備えることを特徴とする。
請求項25記載の基板処理装置は、請求項12乃至20のいずれか1項に記載の基板処理装置において、前記複数のガス噴射ノズルは、前記基板の中心部と対向する領域に設けられていることを特徴とする。
請求項26記載の基板処理装置は、請求項12乃至25のいずれか1項に記載の基板処理装置において、前記基板冷却部材の平板面の大きさは、前記支持部材に支持される基板の平板面の大きさと略同一であることを特徴とする。
上記課題を解決するために、請求項27記載の基板処理方法は、平板状の形状を有し、その一方の平板面に複数のガス噴射ノズルが形成された基板冷却部材を用い、前記複数のガス噴射ノズルから基板に向けてガスを噴射することにより前記基板を冷却する基板処理方法であって、前記基板冷却部材において前記複数のガス噴射ノズルが形成された前記一方の平板面を前記基板の平板面と対向させた状態で前記ガス噴射ノズルから前記基板に向けてガスを噴射し、前記ガスに前記基板の平板面と直交する面内において渦を巻く流れを生じさせることにより前記基板を冷却することを特徴とする。
請求項28記載の基板処理方法は、請求項27記載の基板処理方法において、前記複数のガス噴射ノズルを、前記基板冷却部材の前記一方の平板面において開口するように円柱状の空間部を形成すると共に、前記空間部を形成する円形の底壁において開口して前記空間部に向けてガスを噴射するノズル孔を設けた構造とすることにより、前記空間部内において前記渦を巻く流れを生じさせることを特徴とする。
請求項29記載の基板処理方法は、請求項27又は28記載の基板処理方法において、前記複数のガス噴射ノズルが前記基板の中心部と対向する領域に設けられた基板冷却部材を用いて、前記複数のガス噴射ノズルから前記基板に向けてガスを噴射することを特徴とする。
請求項30記載の基板処理方法は、請求項29記載の基板処理方法において、前記基板の中心部は、前記基板の中心から前記基板の半径の1/2の半径の範囲内であることを特徴とする。
請求項31記載の基板処理方法は、請求項27乃至30のいずれか1項に記載の基板処理方法において、選択的に大気圧雰囲気又は真空雰囲気に切り替え可能に構成されている処理室内に前記基板冷却部材を配置して、真空雰囲気にある前記処理室内において前記ガス噴射ノズルから前記基板に向けてガスを噴射することによって、前記基板を冷却すると同時に、前記処理室内を大気圧雰囲気に切り替えることを特徴とする。
請求項32記載の基板処理方法は、請求項31記載の基板処理方法において、前記基板を前記処理室に設けられた支持部材に支持した状態で前記複数のガス噴射ノズルから前記基板に向けてガスを噴射しつつ、前記支持部材を前記処理室に設けられた冷却テーブルの内部に沈めることによって前記支持部材に支持された基板を前記冷却テーブル上に載置して前記基板を冷却することを特徴とする。
請求項33記載の基板処理方法は、請求項32記載の基板処理方法において、前記冷却テーブルに冷却水を循環させることを特徴とする。
本発明では、基板冷却部材から基板に向けてガスを噴射し、噴射されたガスに渦を巻く流れを生じさせることにより、基板を効率的に冷却する。これにより、従来の水冷システムが不要となるため、基板を冷却するための処理室の構造が簡単になり、処理室を小型化させることができ、ひいては、基板処理装置の小型化とコストダウンが可能になる。また、真空雰囲気と大気圧雰囲気との間で雰囲気調整される処理室を備える基板処理装置の場合、この処理室を真空雰囲気から大気圧雰囲気へと切り替える際に処理室に導入されるパージガスを基板冷却に用いることができる。これにより、従来、パージガスを処理室に導入するために必要とされていたブレークフィルタが不要になるため、基板処理装置のコストダウンが可能になる。更に、本発明では、複数のガス噴射ノズルを基板の中心部と対向する領域に設けて、基板に対してガスを噴射する。これにより、基板において外周部よりも冷却され難い中心部の冷却をアシストすることにより、基板の変形を抑制しつつ、スループットを低下させずに、基板を冷却することができる。
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。ここでは、本発明に係る基板処理装置として、半導体ウエハ(以下「ウエハ」という)にプラズマ処理を施すプラズマ処理装置を取り上げることとする。
図1は、本発明の実施の形態に係るプラズマ処理装置10の概略構成を示す平面図である。プラズマ処理装置10は、直径がφ450mmのウエハWを所定枚数収容した不図示のキャリアであるフープ(FOUP)を載置するために設けられた3つのロードポート16を備える。
プラズマ処理装置10では、ロードポート16に隣接して、フープに対してウエハWの搬入出を行うためのローダーモジュール14が配置されており、ローダーモジュール14には、ウエハWの位置合わせを行う位置合わせ機構17が隣接配置されている。また、ローダーモジュール14を挟んでロードポート16の反対側には、2つのロードロック室13が配置されている。ローダーモジュール14の内部は常に大気圧雰囲気にあり、ローダーモジュール14内にはウエハ搬送装置18が配置されている。ウエハ搬送装置18は、ロードポート16に載置されたフープ、位置合わせ機構17及びロードロック室13の間でウエハWを搬送する。
ロードロック室13は、その内部を真空雰囲気と大気圧雰囲気とで切り換え可能に構成され、ロードロック室13の内部は、ローダーモジュール14と連通する際には大気圧雰囲気とされ、後述の真空搬送室11と連通する際には真空雰囲気とされる。なお、ロードロック室13の詳細な構造については後述する。
ロードロック室13を挟んで、ローダーモジュール14の反対側には、平面視八角形を呈する真空搬送室11が配置されており、真空搬送室11の周りには、放射状に配置されて真空搬送室11に接続される5つの真空処理室12が配置されている。真空搬送室11の内部は常に所定の真空度に保たれており、ウエハWを搬送するスカラロボット15が配置されている。また、真空処理室12の内部は所定の真空度に真空に保たれており、ウエハWをその内部に収容して、ウエハWに所定のプラズマ処理、例えば、プラズマエッチング処理を施す。
なお、図1には不図示であるが、各ユニット(真空搬送室11、真空処理室12、ロードロック室13、ローダーモジュール14、ロードポート16及び位置合わせ機構17)の間にはゲートバルブが配置され、ゲートバルブは必要に応じて開閉動作を行う。ロードロック室13は、ローダーモジュール14と真空搬送室11との間でウエハWを搬送するための中間搬送室として役割と、真空処理室12で処理されたウエハWを冷却するための基板冷却室としての役割を担う。
プラズマ処理装置10では、概略、以下の順序で、ウエハWにプラズマ処理が施される。なお、プラズマ処理装置10では、複数のウエハWが同時に処理されるが、ここでは1枚のウエハWの処理について、時系列に従って説明する。
先ず、フープがロードポート16に載置されると、ロードポート16に設けられたゲートバルブがフープの蓋を保持して開き、ウエハ搬送装置18がフープからウエハWを取り出して、保持したウエハWを位置合わせ機構17に搬入する。位置合わせ機構17にて位置合わせされたウエハWは、ウエハ搬送装置18によって大気圧雰囲気に保持されたロードロック室13に搬入される。このとき、ロードロック室13の真空搬送室11側のゲートバルブは閉じられている。ロードロック室13のローダーモジュール14側のゲートバルブを閉じた後、ロードロック室13は所定の真空度に減圧される。
ロードロック室13内が所定の真空度に到達すると、真空搬送室11側のゲートバルブが開き、スカラロボット15がロードロック室13からウエハWを搬出して、保持したウエハWを真空処理室12に搬入し、真空処理室12においてウエハWに所定のプラズマ処理が施される。真空処理室12での処理が終了したウエハWは、プラズマ処理によって温度が上昇している。この温度の高いウエハWは、スカラロボット15によって真空処理室12から搬出され、ロードロック室13に搬入される。ロードロック室13の真空搬送室11側のゲートバルブを閉じて、ロードロック室13を大気圧雰囲気にするために、ロードロック室13に窒素ガス等のパージガスが導入される。本実施の形態では、このパージガスをウエハWの冷却に用いる。その詳細については後述する。
ロードロック室13内が大気圧雰囲気となり、且つ、ウエハWが所定温度まで下げられると、ロードロック室13のローダーモジュール14側のゲートバルブが開いて、ウエハ搬送装置18がロードロック室13からウエハWを取り出し、フープの所定位置へ搬入する。こうして、プラズマ処理装置10でのウエハWに対する処理が終了する。
次に、ロードロック室13の構造について説明する。図2は、ロードロック室13の概略構造を示す断面図である。ロードロック室13の真空搬送室11側にはゲートバルブ21が配置され、ロードロック室13のローダーモジュール14側にはゲートバルブ22が配置されている。ロードロック室13の底壁には排気管24が接続され、排気管24には真空ポンプ等の排気装置(不図示)が接続されており、排気装置を駆動することにより、排気管24を通してロードロック室13内を所定の真空度に減圧することができる。
ロードロック室13の底壁を鉛直方向(底壁と直交する方向)に貫通するように、ウエハWを支持する支持部材としての昇降ピン23が昇降装置(不図示)により昇降自在に設けられている。なお、図2での昇降ピン23周りの真空封止構造の図示は省略する。また、昇降ピン23の数は、ウエハWを安定して支持することができるように3本以上で設定される。ローダーモジュール14に配置されたウエハ搬送装置18或いは真空搬送室11に配置されたスカラロボット15とウエハWの受け渡しを行う破線位置(受け渡し位置)と、ウエハWを後述の平板状の形状を有するガス噴射部材25により冷却する実線位置(冷却処理位置)との間で昇降する。
ロードロック室13内の天井側には、基板冷却部材であるガス噴射部材25が配置されている。ガス噴射部材25にはガス供給源(不図示)から窒素ガス(N2)等のパージガスがガス供給管26を通じて供給される。真空処理室12で処理されたウエハWがロードロック室13に搬入されて昇降ピン23に受け渡されて昇降ピン23がウエハWを冷却処理位置で保持し、ゲートバルブ21が閉じられると、ガス噴射部材25が昇降ピン23に支持されたウエハWに向けてパージガスを噴射する。これにより、パージガスとウエハWとの間で熱交換が行われて、ウエハWが所定温度に冷却されると同時に、ロードロック室13内は真空雰囲気から大気圧雰囲気へと切り替えられる。
図3は、ガス噴射部材25の構造を示す斜視図及び断面図である。ガス噴射部材25は、平板状の円板部材31を有し、円板部材31の一方の主面(平板面)である下面(ウエハWの主面(平板面)と対向する面)側には、複数のガス噴射ノズル35が形成されている。ガス噴射ノズル35の構造の詳細については、図4等を参照して後に説明する。
円板部材31の直径はウエハWの直径と同等とすることが好ましく、これにより、ウエハWの表面全体にパージガスを噴射して、ウエハWを冷却することができる。図3には、一例として、直径がφ450mmの円板部材31に、直径がφ45mmの円柱状の空間部である渦流生成室41を有する61個のガス噴射ノズル35を50mmピッチで等間隔に並べた構造を示している。
円板部材31の上面側には凹部32が形成されている。円板部材31の上面は円板状の蓋部材33によって覆われており、こうして、円板部材31と蓋部材33との間にバッファ室34が形成されている。蓋部材33にはガス供給管26が取り付けられており、ガス供給管26を通してガス噴射部材25に供給されるパージガスは、バッファ室34内で略均一圧とされた後に、ガス噴射ノズル35から噴射される。なお、図3(b)には、単一の円板部材31に凹部32とガス噴射ノズル35を形成した構造を示しているが、複数の部材を接合することによって、このような構造が実現されていてもよい。
図4は、ガス噴射ノズル35の構造を示す断面図である。ガス噴射ノズル35は、円柱状の空間部である渦流生成室41を形成する側壁51及び底壁52を有する。側壁51は、渦流生成室41の円柱面を形成し、円板部材31の下面と直交しており、底壁52は、円形で、側壁51と直交(円板部材31の下面と平行)している。底壁52の中心部には渦流生成室41に向けて突出した突起部53が形成されている。そして、バッファ室34と連通するように、円板部材31を底壁52の中心の突起部53において底壁52と直交する方向(鉛直方向)に貫通するように、ノズル孔42が形成されている。
ガス噴射ノズル35において、側壁51と底壁52とが交わる領域は、一定の曲率の曲面54で構成されており、同様に、突起部53の側壁と底壁52とが交わる領域も、一定の曲率の曲面55で構成されている。なお、突起部53を設けること及び曲面54,55を形成することは必ずしも必要ではないが、後述するように、突起部53及び曲面54,55を設けることにより、ノズル孔42から噴射されるパージガスに渦流を生じさせ易くする効果が認められる。
図5は、ガス噴射ノズル35から噴射されるパージガスの流れを模式的に示す図である。ノズル孔42からウエハWに向けて鉛直方向に窒素ガス等のパージガスが噴射されると(矢印a1)、ウエハWに衝突したパージガスの一部がガス噴射部材25の下面とウエハWとの間の隙間(クリアランス)から外部へ逃げる(矢印a2)。同時に、パージガスの一部は、概ね、側壁51に沿って底壁52へ向けて略鉛直方向に上昇した後(矢印a3)、底壁52に沿って底壁52の外周部から中心部へと流れ(矢印a4)、ノズル孔42から噴射されるパージガスと同調して、再びウエハWに向けて鉛直方向に流れる(矢印a5)。
こうして、渦流生成室41内に、鉛直方向の流れを含むパージガスの渦流、即ち、ウエハWの表面と直交する面内で渦を巻くパージガスの流れを生じさせて、ウエハWとパージガスとの間の熱交換によりウエハWを冷却する。パージガスに渦流を生じさせることで、ガス噴射部材25の下面とウエハWとの間のクリアランスからパージガスが逃げるまでの間にパージガスがウエハWと衝突する回数を増やすことができるため、パージガスを効率的に利用してウエハWを冷却することができる。その際に、渦流を形成するパージガスの流れの遅い方が、熱交換を効果的に行うことができる。
なお、本実施形態における「パージガスの渦流」は、パージガスの全量が渦流を形成しなくてはならないというものではなく、また、パージガスが何度も、つまり、多数回にわたって、循環するような渦を巻く流れを形成しなくてはならないというものでもなく、パージガスがウエハWと衝突した後に速やかにウエハWの表面から排出されるような流れと比較して、ウエハWと衝突したパージガスの少なくとも一部が再びウエハWと衝突する流れであって、渦流生成室41内で生ずる流れを指す。
ノズル孔42から渦流生成室41内へのパージガスの噴射条件としては、渦流生成室41内に均一にパージガスの渦流が良好に形成されると共に、その流速が速くなり過ぎないことが挙げられる。パージガスの流速が速くなり過ぎないことが望ましいのは、流速が速くなり過ぎると、パージガスが十分に熱交換されずにガス噴射部材25の下面とウエハWとの間のクリアランスから排出されてしまうこととなり、また、こうして排出されたパージガスがロードロック室13の底壁等に付着しているパーティクルを巻き上げてしまうおそれがあるからである。
ガス噴射ノズル35の形状及びパージガスのガス流量は、このような条件が満たされるように、ロードロック室13の内容積やプラズマ処理装置10のスループット等をも考慮して適切に決定されるが、概ね、ウエハWの温度を250℃から150℃へ下げる際に、約4℃/秒〜9℃/秒の降温速度が得られるように設計される。そこで、以下に、ガス噴射ノズル35の形状設計に資するパージガスの流れについてのシミュレーション結果について説明する。
図6乃至図15は、1つのガス噴射ノズル35について、図5に示すパージガスの流れをシミュレーションにより確認した結果を示す図である。なお、図6乃至図15の原図では、パージガスの流速の違いを色彩の違いで表現しており、流速の速い部分を赤、流速の遅い部分を青、これらの間を赤から青へ向けて、赤→オレンジ→黄色→緑→水色→青というように、可視光の波長変化に伴うグラデーション色変化で表している。しかしながら、添付図面では表現が白黒に限られている。そこで、図6乃至図15では、原図をモノクロ化したものを示しているため、パージガスの流速を明瞭に示すことができず、例えば、流速の速い赤の部分と流速の遅い青の部分とが同じように黒で示され、中間流速の部分(黄色〜黄緑〜水色)が図面に表れ難くなっている。そこで、図6乃至図15の各図の説明においては、必要に応じて、パージガスの流速分布について補足することとする。
図6乃至図15の各図に示されるパラメータは、図4に示されているパラメータと対応する。即ち、渦流生成室径Dは渦流生成室41の直径を、深さhは渦流生成室41の深さ(底壁52と円板部材31の下面との間の長さ)を、管径dはノズル孔42の直径を、曲率Rは曲面54,55の曲率を、突起高さdhは突起部53の高さを、突起径d2は突起部53の上面の直径(ガス噴射口側の外径)をそれぞれ表している。また、流量Lはノズル孔42から噴射されるパージガスの流量を示しており、ガス噴射部材25の下面とウエハWとの間のクリアランス(隙間幅)CLは5mmとした。
図6は、管径dを2mm〜4mmの範囲で変化させたシミュレーション結果を示している。パージガス流量Lは一定であるため、ノズル孔42内でのパージガスの流速は、ノズル孔42の管径dが大きくなるに従って遅くなる。そのため、上述した流速と原図における表現色との関係から、ノズル孔42内でのパージガスの流速線は、概ね、ノズル孔42の管径dが短いと濃く表現され、管径dが長いと薄く表現され、ノズル孔42から噴射された後に渦流生成室41内に生じた流速の遅い流れは、再び濃く表現されることとなる。このことは、図7でも同様である。
図6に示したパラメータ条件では、管径dが2mm以上3mm未満のときに、渦流生成室41内に流速の遅い良好な渦流の生成が認められるが、管径dが3mm以上になると、渦流は生じるものの、図示の通りに流速の遅いガス流速線の密度が低くなってしまうという結果が得られ、この場合、冷却効率が低下するものと推測される。
図6では、曲面54,55の曲率Rを5/mm、突起部高さdhを5mmとした。これに対して、図7に、曲率Rを3/mm、突起部高さdhを3mmとして、管径dを1mm〜3mmの範囲で変化させたシミュレーション結果を示す。図7に示したパラメータ条件では、管径dが2mm又は3mmのときに流速の遅い良好な渦流の生成が認められるが、図6の結果で良好とされた管径dが2.5mmの場合には渦流が生じ難いという結果が得られた。このような結果から、パージガスに渦流を良好に生じさせることができるノズル孔42の管径dは、曲率R及び突起部高さdhの影響を受けると考えられる。
なお、前述したように、原図において概ね黄色〜黄緑〜水色で表されるパージガスの流れは、流速線として図に表れ難くなる。そのため、例えば、図6で管径dが4mmの場合や図7で管径dが1mm、1.5mm、2.5mmの場合では、ノズル孔42から噴射する流速から殆ど変化しない流速で外部へ流れ出るパージガスが表現されていない。
なお、パージガスの流れをシミュレーションする際に、あるパラメータがパージガスの流れに与える影響を調べるためには、そのパラメータを可変パラメータとした上で、その他のパラメータを固定する必要がある。そのため、図6及び図7のシミュレーション結果からは、管径dがパージガスの渦流の生成に影響を及ぼすパラメータであると判断されるが、図6及び図7のシミュレーション結果は、ガス噴射ノズル35における管径dが常に2mm以上3mm未満に限定されることを示すものではない。図8乃至図15に示す結果についても、所定のパラメータが固定された条件で、可変パラメータの好適な条件が示される。
図8は、渦流生成室41の深さhを10mm〜22.5mmの範囲で変化させたシミュレーション結果を示している。図8に示したパラメータ条件では、特に、深さhが15mm以上20mm以下のときに流速の遅い良好な渦流が生成するという結果が得られた。なお、深さhが22.5mmの場合には、ノズル孔42から噴射される流速の速いパージガスがそのまま外部へ流出している状態が示されている。
図8では、曲面54,55の曲率Rを5/mm、突起部高さdhを5mmとした。これに対して、図9に、曲率Rを3/mm、突起部高さdhを3mmとして、深さhを10mm〜20mmの範囲で変化させたシミュレーション結果を示す。図9に示したパラメータ条件では、深さhが12.5mm以上15mm以下のときに流速の遅い良好な渦流が生成されるという結果が得られた。図8及び図9の各シミュレーション結果を比較すると、突起部高さdhが低く、且つ、曲率Rが小さい場合には、深さhが低い条件でも、流速の遅い渦流の生成が可能になるものと考えられる。なお、深さhが17.5mmの場合には、ノズル孔42から噴射される流速の速いパージガスがそのまま外部へ流出している状態が示されている。
図10及び図11は、曲率Rを0/mm〜10/mmの範囲で変化させ、曲率Rに応じて突起部高さdhを変化させたシミュレーション結果を示している。ここで、曲率Rが0/mmのときの突起部高さdhは5mmとしており、その他では、曲率Rの曲面を形成することができる最小高さを突起部高さdhとしており、例えば、曲率Rが1/mmのときの突起部高さdhは1mmとなる。図10及び図11に示すパラメータ条件では、曲率Rが3/mm以上6/mm以下のときに流速の遅い良好な渦流の生成が認められる。
図12は、突起部高さdhを10mmに固定して、曲率Rを0/mm〜10/mmの範囲で変化させたシミュレーション結果を示している。図10及び図11のシミュレーション結果に対して、図12のシミュレーション結果では、曲率Rの曲面54,55を形成することの渦流の生成に及ぼす明確な効果は表れなかった。このことから、曲面54,55を形成することによって渦流が生じやすくなるが、その効果の大きさは突起部高さdhの設定条件に依存すると考えられる。
図13は、突起部高さdhを0mm〜15mmの範囲で変化させたシミュレーション結果を示している。図10に示されるパラメータ条件では、突起部高さdhが0mm,4mm,10mm,14mmのときに流速の遅い良好な渦流が生成するという結果が得られ、突起部高さdhと渦流の形成との間に明確な関係は表れなかった。
図14は、パージガスの流量Lを0.5L/min〜3L/minの範囲で変化させたシミュレーション結果を示している。パージガスの流量Lが小さい場合には、必然的に、パージガスの流速は遅くなる。図14では、パージガスの流量Lが大きくなると、渦流生成室41内において流速の速い流れが多くなるが、この流れが原図の色(黄色〜黄緑)に起因して図14には表れていない。
ここで設定されたパラメータ条件では、流量Lが0.5L/min〜3L/minの範囲で渦流が生成するが、特に、0.5L/min〜1.5L/minのときに流速の遅い良好な渦流が生じ、2.0L/min〜3.0L/minでは、渦流の流速が速くなり、また、図示の通りにガス流速線の密度が低くなってしまうとの結果が得られた。
図15は、突起径d2を2mm〜6mmの範囲で変化させたシミュレーション結果を示している。図15に示したパラメータ条件では、突起径d2が3mm〜5mmのときに良好な渦流が生成し、特に突起径d2を4mmとすることが好ましいとの結果が得られた。
以上の図6乃至図15のシミュレーション結果から、ガス噴射ノズル35の形状を適切に設計することにより、ノズル孔42から噴射されるパージガスに渦流を生成させて、ウエハWとの熱交換によりウエハWを効率的に冷却することが可能になることが示された。
なお、具体的なガス噴射ノズル35の形状は、ロードロック室13に所定時間内に導入すべきガス量、プラズマ処理装置10全体でのスループットを考慮したウエハWの冷却速度等を考慮して適切に設計されるが、例えば、図8のシミュレーション結果等を考慮すると、渦流生成室径D、深さh及びクリアランスCLとの間に、1.63(=45/(22.5+5))<D/(h+CL)<2.57(=45/(12.5+5))、好ましくは、1.8(=45/(20+5))<D/(h+CL)<2.25(=45/(15+5))の関係が成立するように形状設計を行うことが好ましく、これにより、パージガスの渦流生成に与える他のパラメータの影響を小さくして、パージガスの渦流を生成させることが容易になる。
ところで、ガス噴射部材25の厚みを薄くすることで、軽量化とコストダウンを図ると共に、ロードロック室13をコンパクトに構成することが可能になる。しかし、ガス噴射部材25の厚みを薄くすると、渦流生成室41の深さhを十分に取ることができなくなる。そのため、上記の通りに、比D/(h+CL)を設定しようとすると、深さhが小さくなるに従って、渦流生成室41の渦流生成室径Dも小さくする必要がある。その場合、円板部材31に形成すべきガス噴射ノズル35の数を多くすることや、ノズル孔42の管径dを小さくすること等が必要になる。
以上の説明の通り、本実施の形態では、ガス噴射ノズル35からウエハWの表面にパージガスを噴射してウエハWを冷却する際に、パージガスに渦流を生成させてパージガスの分子とウエハWとの衝突回数を多くして、パージガスとウエハWとの間で熱交換を行うことにより、ウエハWを効率よく冷却することができる。また、これと同時に、ロードロック室13を真空雰囲気から大気圧雰囲気へと切り替えることができるため、従来はロードロック室13内を真空雰囲気から大気圧雰囲気へ切り替えるためにだけに用いられていたパージガスを有効に利用することができ、しかも、従来用いていたブレークフィルタが不要となるため、プラズマ処理装置10のコストダウンを図ることができる。更に、ウエハWを冷却するために従来用いていた水冷テーブルを含む水冷装置が不要となるために、ロードロック室13の構造を簡単にして、内容積を小さくすることができる。これにより、漏水トラブルの発生を回避することができ、また、プラズマ処理装置10のコストダウンを図ることができる。
次に、ガス噴射部材25によるガス噴射制御の変形例について説明する。図16は、ガス噴射部材25の変形例であるガス噴射部材25Aの概略構造を示す断面図である。ガス噴射部材25Aでは、ガス噴射部材25のバッファ室34内に隔壁となる円筒部材36を配置することにより、バッファ室34を、中心部の第1バッファ室34Aと外周部の第2バッファ室34Bの2ブロックに分けている。そして、第1バッファ室34Aへはガス供給管26Aからパージガス(N2等)が供給され、第2バッファ室34Bへはガス供給管26Bからパージガス(N2等)が供給される構成としている。
ガス噴射部材25Aでは、不図示のガス供給部からガス供給管26A,26Bを通して供給される各ガス流量を調整することにより、第1バッファ室34Aと連通するガス噴射ノズル35のノズル孔42から噴射されるガス流量と、第2バッファ室34Bと連通するガス噴射ノズル35のノズル孔42から噴射されるガス流量とを独立して制御することができる。例えば、冷却され難いウエハWの中心部と対向する第1バッファ室34Aと連通するノズル孔42から噴射されるガス流量を、第2バッファ室34Bと連通するノズル孔42から噴射されるガス流量よりも大きくする等のガス流量制御を行うことにより、ウエハWの冷却の面内均一性を高めることができる。
なお、ガス噴射部材25Aでは、第1バッファ室34Aと第2バッファ室34Bの2ブロックのバッファ室を有する構造としたが、より多くのブロックを設けて、各ブロックに独立してガス供給が行われる構成としてもよい。更に、バッファ室を形成せずに、ノズル孔42から噴射されるガス流量をガス噴射ノズル35毎に制御する構成としてもよく、より細かなガス流量制御を行うことにより、パージガスを効率的に利用して、ウエハWの冷却均一性を高めることができる。
また、ガス噴射部材25,25Aでは、ガス噴射ノズル35を等間隔で形成しているが、これに限られず、複数のガス噴射ノズル35のうち、一部のガス噴射ノズルは等間隔で配置されているが、これらのガス噴射ノズルは他の一部のガス噴射ノズルとは異なる間隔で配置された構成としてもよい。更に、複数のガス噴射ノズル35のうち、一部のガス噴射ノズルの大きさを、他のガス噴射ノズルの大きさと異ならしめた構成としてもよい。
図17は、ガス噴射部材25の変形例であるガス噴射部材25Bの概略構造と、ウエハWの冷却方法を模式的に示す断面図である。図17(a)には、ロードロック室13の内部にウエハWが搬入され、ウエハWが昇降ピン23に支持された状態が示されている。ロードロック室13は、ウエハWを載置する載置台37を備え、昇降ピン23は、載置台37から突出した状態と載置台37の内部へ沈んだ状態とを取り得る。
なお、昇降ピン23がウエハWの中心側を保持する構成としているのは、昇降ピン23とスカラロボット15との間でのウエハWの受け渡しを考慮し、また、スカラロボット15が真空処理室12で処理されたウエハWを脱落させることなく安定に保持した状態で搬送することを目的として、スカラロボット15をウエハWの外周側近くを保持する構成としていることによる(図1参照)。
特に、ウエハWのサイズが大きくなると、図17(a)に示すように、ウエハWの自重によって外周部が中心部よりも垂れた状態(上に凸となる山なり形状)になりやすい。このような状態でウエハWを載置台37に載置すると、ウエハWの外周側が中心側よりも早く冷却されてしまい、ウエハWの中心部が膨張したまま外周部が収縮することで、ウエハWの撓みが大きくなる可能性があり、ウエハWの裏面に傷が生じ、また、ウエハWの表面に形成されたパターン(素子)にダメージが加わるおそれがある。一方、例えば、昇降ピン23に支持されたウエハWに対して、ガス噴射部材25を用いてウエハW全体にガスを供給してウエハWを冷却すると、ウエハWの外周部が中心部よりも冷却されやすいため、ウエハWの中心部が膨張したまま外周部が収縮し、これにより、ウエハWの撓みが大きくなるおそれがある。
そこで、ガス噴射部材25Bは、図17(b)に示すように、ウエハWの中心部と対向する領域にのみ、ガス噴射ノズル35を設けた構造を有しており、冷却され難いウエハWの中心部にガス噴射ノズル35からガスを吹き付けることにより、ウエハWの中心部の冷却をアシストする。ガス噴射部材25Bのガス噴射ノズル35からのガス噴射は、ウエハWが昇降ピン23に支持され、スカラロボット15がロードロック室13から退出して、ロードロック室13が密閉された後、速やかに行われる。これにより、ウエハWの撓みが大きくなることを抑制することができ、或いは、ウエハWの撓みを小さくすることができる。ウエハWの中心部は、具体的には、ウエハWの中心からウエハWの半径の1/2の半径の範囲内とする。
ここで、ウエハWの中心部にのみガスを供給してウエハWを冷却した場合、それだけでは、ウエハWの冷却速度が遅くなるために、ロードロック室13に載置台37を設けている。図17(c)に示すように、ガス噴射部材25Bのガス噴射ノズル35からのガス噴射を継続した状態で、昇降ピン23を降下させ、ウエハWを載置台37に載置することで、ウエハWから載置台37への熱伝達を利用して、ウエハWを冷却する。これにより、ウエハWを均一に冷却して、ウエハWの面内に温度分布が生じることを抑制して、ウエハWの変形を抑制することができる。このとき、より冷却効率を高めるために、載置台37を水冷構造とすることも好ましい。
なお、図17(b),(c)に示したウエハWの冷却方法は、ガス噴射部材25Bに代えて、ガス噴射部材25Aを用いて、第1バッファ室34Aのみからガス噴射を行うことによって実行することもできる。また、ガス噴射部材25Bは、ガス噴射ノズル35を備えるとしたが、ガス噴射ノズル35を図18(c)を参照して後述するガス噴射ノズル35Cに代えた構成としてもよい。ガス噴射ノズル35を用いた場合には、ガス噴射ノズル35Cを用いた場合と比較して、ウエハWの面内温度均一性を高めることができる。一方、ガス噴射ノズル35Cを用いた場合には、ガス噴射ノズル35を用いた場合と比較して、冷却速度を上げることができることが確認されている。
次に、ガス噴射ノズル35の変形例について説明する。図18は、ガス噴射ノズル35の変形例であるガス噴射ノズル35A〜35Cの概略構造を示す断面図である。図18(a)に示すガス噴射ノズル35Aは、円板部材31の下面に開口するように円柱状の渦流生成室61を形成し、ノズル孔63の開口位置を渦流生成室61の底壁62の外周部に設けている。ガス噴射ノズル35Aの断面形状は、図4の断面図に示すガス噴射ノズル35の断面形状の右半分と同等である。そのため、ガス噴射ノズル35Aでは、上述した比D/(h+CL)を約1に設定することが好ましく、これにより、ノズル孔63から噴射されるパージガスに、渦流生成室61内において渦流を生成させることが容易となる。
図18(a)のガス噴射ノズル35Aでは、ノズル孔63の長さ方向が渦流生成室61の底壁62と直交する方向である鉛直方向と平行となるようにノズル孔63を形成している。これに対して、図18(b)に示すガス噴射ノズル35Bでは、ノズル孔64を、その長さ方向が渦流生成室61の底壁62と直交する方向と角度θだけずれるように形成している。このような構造としても、渦流生成室61内においてノズル孔63から噴射されるパージガスに渦流を生成させることができる。
図18(c)のガス噴射ノズル35Cは、渦流生成室61の側壁に沿う螺旋状の渦流を形成させるように、底壁52と略平行な方向にパージガスを噴射するノズル孔65を備える。ノズル孔65から噴射されるパージガスには、螺旋状の渦流が生じると共に、ウエハWの表面から底壁62の中心に向かって循環する流れが生じ、これにより、パージガスのガス分子がウエハWと衝突する頻度を高めて、熱交換を促進することができる。
なお、ガス噴射ノズル35Cの変形例として、渦流生成室61を設けずに、円板部材31の下面とウエハWとの間の隙間に螺旋状の渦流が形成されるようにパージガスを噴射するノズルを円板部材31の下面に設けた構成とすることによっても、螺旋状の渦流によりウエハWの冷却を行いながら、ロードロック室13を真空雰囲気から大気圧雰囲気へと切り替えることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。例えば、上記の実施の形態では、基板処理装置としてプラズマ処理装置を取り上げたが、これに限られず、基板に対して基板温度が上昇する処理を実行する基板処理室と、基板処理室で処理された基板を大気圧下にある外部へ搬送するために内部を真空雰囲気と大気雰囲気とで切り替えることができる中間搬送室を備える基板処理装置に適用することができる。即ち、このような基板処理装置が備える中間搬送室にガス噴射部材25を配置することができる。
また、上記の実施の形態では、昇降ピン23に支持されたウエハWに対してガス噴射部材25からパージガスを供給することによってウエハWを冷却するとしたが、冷却処理中のウエハWの姿勢を安定させるために、ロードロック室13にウエハWを載置する載置台を設け、ウエハWが載置台上に支持された状態で、ガス噴射部材25による冷却を行う構成としてもよい。このとき、載置台として、水冷テーブル等の冷却性能の高いものを用いると、水冷テーブルによる冷却作用とガス噴射部材25による冷却作用とが相まって、冷却速度を高めて、ウエハWを高速に冷却することが可能になる。
更に、上記の実施の形態では、真空雰囲気で処理された基板を冷却するとしたが、大気圧下での処理によって高温となった基板を大気圧下で冷却する処理を行う基板処理装置にも、ガス噴射部材25を用いることができる。この場合でも、従来の水冷テーブルを用いた構造と比較すると、漏水等のトラブルが発生しないこと、装置構造が簡単になって装置の設計自由度が高まること、装置コストを下げることができること等の点で有利である。
上記実施の形態では、基板として半導体ウエハを取り上げたが、これに限定されず、ガス噴射部材25による冷却対象は、その他の基板、例えば、フラットパネルディスプレイ(FPD)用のガラス基板或いはセラミックス基板等であってもよい。
10 プラズマ処理装置
11 真空搬送室
13 ロードロック室
14 ローダーモジュール
23 昇降ピン
25,25A,25B ガス噴射部材
26 ガス供給管
31 円板部材
32 凹部
33 蓋部材
34,34A,34B バッファ室
35,35A〜35C ガス噴射ノズル
41,61 渦流生成室
42,63〜65 ノズル孔
51 (渦流生成室の)側壁
52 (渦流生成室の)底壁
54,55 曲面
W 半導体ウエハ
11 真空搬送室
13 ロードロック室
14 ローダーモジュール
23 昇降ピン
25,25A,25B ガス噴射部材
26 ガス供給管
31 円板部材
32 凹部
33 蓋部材
34,34A,34B バッファ室
35,35A〜35C ガス噴射ノズル
41,61 渦流生成室
42,63〜65 ノズル孔
51 (渦流生成室の)側壁
52 (渦流生成室の)底壁
54,55 曲面
W 半導体ウエハ
Claims (33)
- 平板状の形状を有し、その一方の平板面に複数のガス噴射ノズルが形成され、前記複数のガス噴射ノズルから基板に向けてガスを噴射して前記基板を冷却する基板冷却部材であって、
前記複数のガス噴射ノズルはそれぞれ、
前記基板冷却部材の前記一方の平板面において開口する円柱状の空間部と、
前記空間部を形成する円形の底壁において開口し、前記空間部に向けてガスを噴射するノズル孔とを有し、
前記基板冷却部材において前記複数のガス噴射ノズルが形成された前記一方の平板面を基板の平板面と対向させた状態で前記ノズル孔から前記空間部を通して前記基板に向けてガスを噴射したときに、前記ノズル孔から噴射されたガスに前記空間部において渦を巻く流れを生じさせることにより前記基板を冷却することを特徴とする基板冷却部材。 - 前記ノズル孔から噴射されたガスは、前記空間部において前記一方の平板面と直交する面内で渦を巻く流れを生じることを特徴とする請求項1記載の基板冷却部材。
- 前記ノズル孔は、前記空間部を形成する前記底壁と略直交する方向に前記ガスを噴射することを特徴とする請求項1又は2記載の基板冷却部材。
- 前記空間部を形成する側壁と前記底壁が交わる部分は所定の曲率の曲面で構成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の基板冷却部材。
- 前記空間部を形成する円形の底壁の中心において前記空間部に突出するように設けられた突起部を有し、
前記ノズル孔は前記突起部において開口していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の基板冷却部材。 - 前記空間部を形成する前記底壁と前記突起部の側壁とが交わる部分は所定の曲率の曲面で構成されていることを特徴とする請求項5記載の基板冷却部材。
- 前記空間部の直径をD、前記空間部の深さをh、前記ガス噴射ノズルが形成された前記一方の平板面と前記基板の平板面との間のクリアランスをCLとしたときに、1.63<D/(h+CL)<2.57、の関係が成立することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の基板冷却部材。
- 前記基板冷却部材は、前記複数のノズル孔と連通するバッファ室を有し、
前記バッファ室に供給されたガスが前記複数のノズル孔から噴射されることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の基板冷却部材。 - 前記バッファ室は隔壁により複数のブロックに分割され、前記複数のブロックのそれぞれに独立してガスを供給するためのガス供給口が設けられていることを特徴とする請求項8記載の基板冷却部材。
- 前記複数のブロックは、前記基板の中心部と対向する第1のブロックと、前記第1のブロックの外周に設けられる第2のブロックであることを特徴とする請求項9記載の基板冷却部材。
- 前記複数のガス噴射ノズルは、前記基板の中心部と対向する領域に設けられていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の基板冷却部材。
- 基板に対して基板温度の上昇を伴う所定の処理を行う基板処理室と、前記基板処理室で処理された基板を冷却する基板冷却室とを備える基板処理装置であって、
前記基板冷却室は、前記基板を支持する支持部材と、平板状の形状でその一方の平板面に複数のガス噴射ノズルが形成され、前記複数のガス噴射ノズルから前記支持部材に支持された基板に向けてガスを噴射する基板冷却部材とを備え、
前記複数のガス噴射ノズルはそれぞれ、
前記基板冷却部材の前記一方の平板面において開口する円柱状の空間部と、
前記空間部を形成する円形の底壁において開口し、前記空間部に向けてガスを噴射するノズル孔とを有し、
前記基板冷却部材において前記複数のガス噴射ノズルが形成された前記一方の平板面を前記支持部材に支持された基板の平板面と対向させた状態で前記ノズル孔から前記空間部を通して前記基板にガスを噴射したときに、前記ノズル孔から噴射されるガスに前記空間部において渦を巻く流れを生じさせることにより前記基板を冷却することを特徴とする基板処理装置。 - 前記基板冷却室は、真空雰囲気にある処理室と大気雰囲気にある処理室との間で基板を搬送するために室内が選択的に大気圧雰囲気又は真空雰囲気に切り替え可能に構成されており、
前記基板冷却部材は、前記基板冷却室を真空雰囲気から大気圧雰囲気へ切り替えるために前記基板冷却室に導入されるガスを前記複数のガス噴射ノズルから噴射することにより前記基板を冷却することを特徴とする請求項12記載の基板処理装置。 - 前記真空雰囲気にある処理室は、前記基板処理室、或いは、前記基板処理室と前記基板冷却室との間に配置されて前記基板処理室と前記基板冷却室との間で基板を搬送する第1の搬送装置が配置された第1の基板搬送室であり、
前記大気雰囲気にある処理室とは、前記基板を収容する容器と前記基板冷却室との間で基板を搬送する第2の搬送装置が配置された第2の基板搬送室であることを特徴とする請求項13記載の基板処理装置。 - 真空雰囲気に保持され、内部に収容された基板に対して基板温度の上昇を伴う所定の処理を行う基板処理室と、
大気圧雰囲気に保持され、外部から前記基板処理室で処理する基板が搬入される基板搬入室と、
真空雰囲気にある前記基板処理室と大気雰囲気にある前記基板搬入室との間で基板を搬送するために室内が選択的に大気圧雰囲気又は真空雰囲気に切り替え可能に構成された中間搬送室とを備える基板処理装置であって、
前記中間搬送室は、
前記基板を支持する支持部材と、
平板状の形状でその一方の平板面に複数のガス噴射ノズルが形成され、前記複数のガス噴射ノズルから前記支持部材に支持された基板に向けてガスを噴射する基板冷却部材とを有し、
前記複数のガス噴射ノズルはそれぞれ、
前記基板冷却部材の前記一方の平板面において開口する円柱状の空間部と、
前記空間部を形成する円形の底壁において開口し、前記空間部に向けてガスを噴射するノズル孔とを有し、
前記基板冷却部材において前記複数のガス噴射ノズルが形成された前記一方の平板面を前記基板処理室での処理後に前記支持部材に支持された基板の平板面と対向させた状態で前記ノズル孔から前記空間部を通して前記基板に向けてガスを噴射することにより、前記ノズル孔から噴射されたガスに前記空間部において渦を巻く流れを生じさせることにより前記基板を冷却すると同時に、前記中間搬送室を真空雰囲気から大気圧雰囲気へ切り替えることを特徴とする基板処理装置。 - 前記基板処理室は、前記基板にプラズマ処理を施すプラズマ処理室であることを特徴とする請求項15記載の基板処理装置。
- 前記ノズル孔から噴射されたガスは、前記空間部において前記一方の平板面と直交する面内で渦を巻く流れを生じることを特徴とする請求項12乃至16のいずれか1項に記載の基板処理装置。
- 前記ノズル孔は、前記空間部を形成する前記底壁と略直交する方向に前記ガスを噴射することを特徴とする請求項12乃至17のいずれか1項に記載の基板処理装置。
- 前記複数のガス噴射ノズルはそれぞれ、前記空間部を形成する円形の底壁の中心において前記空間部に突出するように設けられた突起部を有し、
前記ノズル孔は前記突起部において開口していることを特徴とする請求項12乃至18のいずれか1項に記載の基板処理装置。 - 前記ガス噴射ノズルについて、前記空間部の直径をD、前記空間部の深さをhとし、且つ、前記ガス噴射ノズルが形成された前記基板冷却部材の前記一方の平板面と前記支持部材に支持された基板の平板面との間のクリアランスをCLとしたときに、1.63<D/(h+CL)<2.57、の関係が成立することを特徴とする請求項12乃至19のいずれか1項に記載の基板処理装置。
- 前記基板冷却部材は、前記複数のノズル孔と連通するバッファ室を有し、
前記バッファ室に供給されたガスが前記複数のノズル孔から噴射されることを特徴とする請求項12乃至20のいずれか1項に記載の基板処理装置。 - 前記バッファ室は隔壁により複数のブロックに分割され、前記複数のブロックのそれぞれに独立してガスを供給するためのガス供給口が設けられていることを特徴とする請求項21記載の基板処理装置。
- 前記複数のブロックは、前記基板の中心部と対向する第1のブロックと、前記第1のブロックの外周に設けられる第2のブロックであることを特徴とする請求項22記載の基板処理装置。
- 前記複数のガス噴射ノズルのうち前記支持部材に支持された基板の中心部と対向するガス噴射ノズルから噴射されるガスの流速と前記基板の外周部と対向するガス噴射ノズルから噴射されるガスの流速とが異なるように、前記バッファ室が複数のブロックに分割されると共に、前記複数のブロックに供給されるガス流量を制御するガス供給部を備えることを特徴とする請求項22又は23記載の基板処理装置。
- 前記複数のガス噴射ノズルは、前記基板の中心部と対向する領域に設けられていることを特徴とする請求項12乃至20のいずれか1項に記載の基板処理装置。
- 前記基板冷却部材の平板面の大きさは、前記支持部材に支持される基板の平板面の大きさと略同一であることを特徴とする請求項12乃至25のいずれか1項に記載の基板処理装置。
- 平板状の形状を有し、その一方の平板面に複数のガス噴射ノズルが形成された基板冷却部材を用い、前記複数のガス噴射ノズルから基板に向けてガスを噴射することにより前記基板を冷却する基板処理方法であって、前記基板冷却部材において前記複数のガス噴射ノズルが形成された前記一方の平板面を前記基板の平板面と対向させた状態で前記ガス噴射ノズルから前記基板に向けてガスを噴射し、前記ガスに前記基板の平板面と直交する面内において渦を巻く流れを生じさせることにより前記基板を冷却することを特徴とする基板処理方法。
- 前記複数のガス噴射ノズルを、前記基板冷却部材の前記一方の平板面において開口するように円柱状の空間部を形成すると共に、前記空間部を形成する円形の底壁において開口して前記空間部に向けてガスを噴射するノズル孔を設けた構造とすることにより、前記空間部内において前記渦を巻く流れを生じさせることを特徴とする請求項27記載の基板処理方法。
- 前記複数のガス噴射ノズルが前記基板の中心部と対向する領域に設けられた基板冷却部材を用いて、前記複数のガス噴射ノズルから前記基板に向けてガスを噴射することを特徴とする請求項27又は28記載の基板処理方法。
- 前記基板の中心部は、前記基板の中心から前記基板の半径の1/2の半径の範囲内であることを特徴とする請求項29記載の基板処理方法。
- 選択的に大気圧雰囲気又は真空雰囲気に切り替え可能に構成されている処理室内に前記基板冷却部材を配置して、真空雰囲気にある前記処理室内において前記ガス噴射ノズルから前記基板に向けてガスを噴射することによって、前記基板を冷却すると同時に、前記処理室内を大気圧雰囲気に切り替えることを特徴とする請求項27乃至30のいずれか1項に記載の基板処理方法。
- 前記基板を前記処理室に設けられた支持部材に支持した状態で前記複数のガス噴射ノズルから前記基板に向けてガスを噴射しつつ、前記支持部材を前記処理室に設けられた冷却テーブルの内部に沈めることによって前記支持部材に支持された基板を前記冷却テーブル上に載置して前記基板を冷却することを特徴とする請求項31記載の基板処理方法。
- 前記冷却テーブルに冷却水を循環させることを特徴とする請求項32記載の基板処理方法。
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