JP2014110352A - 検出装置の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】画素アレイにわたって光電変換層が配された検出装置において有利な技術を提供する。
【解決手段】検出装置の製造方法が提供される。本製造方法は、アレイ状に配された複数の第1電極を基板の上に形成する第1電極形成工程と、複数の第1電極の上に、第1不純物半導体層及び第1真性半導体層をこの順に成膜する第1成膜工程と、第1真性半導体層及び第1不純物半導体層をパターニングして、複数の第1電極のそれぞれを個別に覆うように第1真性半導体層及び第1不純物半導体層を分割するパターニング工程と、パターニング後の第1真性半導体層の上に、第2真性半導体層及び第2不純物半導体層をこの順に成膜する第2成膜工程と、第2不純物半導体層の上に第2電極を形成する第2電極形成工程とを有する。
【選択図】図3A
【解決手段】検出装置の製造方法が提供される。本製造方法は、アレイ状に配された複数の第1電極を基板の上に形成する第1電極形成工程と、複数の第1電極の上に、第1不純物半導体層及び第1真性半導体層をこの順に成膜する第1成膜工程と、第1真性半導体層及び第1不純物半導体層をパターニングして、複数の第1電極のそれぞれを個別に覆うように第1真性半導体層及び第1不純物半導体層を分割するパターニング工程と、パターニング後の第1真性半導体層の上に、第2真性半導体層及び第2不純物半導体層をこの順に成膜する第2成膜工程と、第2不純物半導体層の上に第2電極を形成する第2電極形成工程とを有する。
【選択図】図3A
Description
本発明は検出装置の製造方法に関する。
近年、薄膜トランジスタ(TFT)を用いた液晶パネルの製造技術が検出装置に利用されている。このような検出装置ではTFTを覆う位置に変換素子を形成することで、開口率の向上を実現する。変換素子は例えばP型半導体層、真性半導体層及びN型半導体層が積層されたPIN構造を有し、真性半導体層が光電変換層として機能する。特許文献1では、電荷量やSNRを向上するために、画素アレイにわたって光電変換層を配するとともに、光電変換層で発生した電荷を収集するための電極を画素ごとに配することによって、開口率が100%である検出装置を提案する。特許文献1ではこのような検出装置を製造するために、個別電極を形成した後、個別電極を覆う不純物半導体層を成膜する。その後、不純物半導体層をパターニングして画素ごとに分割し、パターニングされた不純物半導体層の上に真性半導体層を成膜する。
特許文献1に記載された製造方法には以下の問題がある。一般に、変換素子を構成する不純物半導体層の膜厚は数十nmであるので、不純物半導体層をパターニングするためのエッチング工程において、不純物半導体層の膜剥がれが生じる可能性がある。そこで、本発明は、画素アレイにわたって光電変換層が配された検出装置において有利な技術を提供することを目的とする。
上記課題に鑑みて、本発明の1つの側面は、検出装置の製造方法であって、アレイ状に配された複数の第1電極を基板の上に形成する第1電極形成工程と、前記複数の第1電極の上に、第1不純物半導体層及び第1真性半導体層をこの順に成膜する第1成膜工程と、前記第1真性半導体層及び前記第1不純物半導体層をパターニングして、前記複数の第1電極のそれぞれを個別に覆うように前記第1真性半導体層及び前記第1不純物半導体層を分割するパターニング工程と、パターニング後の前記第1真性半導体層の上に、第2真性半導体層及び第2不純物半導体層をこの順に成膜する第2成膜工程と、前記第2不純物半導体層の上に第2電極を形成する第2電極形成工程とを有することを特徴とする製造方法を提供する。
上記手段により、画素アレイにわたって光電変換層が配された検出装置において有利な技術が提供される。
添付の図面を参照しつつ本発明の実施形態について以下に説明する。様々な実施形態を通じて同様の要素には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する。また、各実施形態は適宜変更、組み合わせが可能である。本発明は一般に、複数の画素を含む画素アレイにわたって変換層が配された検出装置に適用可能である。以下の説明では変換素子がPIN構造を有する場合を例として扱うが、変換素子は導電型が逆のNIP構造を有してもよい。同様に、以下の説明ではトランジスタがボトムゲート型の薄膜トランジスタである場合を例として扱うが、トランジスタはトップゲート型の薄膜トランジスタであってもよい。トランジスタはアモルファスシリコンで形成されてもよいし、ポリシリコンで形成されてもよい。また、本明細書において、電磁波は可視光、赤外光等の光の波長帯からX線、α線、β線、γ線等の放射線の波長帯までを含む。
図1を参照して、本発明の1つの実施形態に係る検出装置100の全体構成を説明する。検出装置100は、画素アレイ110、共通電極駆動回路120、ゲート駆動回路130及び信号処理回路140を含む。画素アレイ110には複数の画素がアレイ状に配される。画素アレイ110は例えば3000行3000列程度の画素を有するが、図1では説明のために5行5列の画素を有するものとして示される。
各画素は変換素子111とトランジスタ112とを含む。変換素子111は検出装置100が受けた電磁波に応じた電荷を発生する。変換素子111は、シンチレータによって放射線から変換された可視光を電荷に変換する光電変換素子であってもよいし、検出装置100に照射された放射線を直接に電荷に変換する変換素子であってもよい。トランジスタ112は例えば薄膜トランジスタである。変換素子111とトランジスタ112の第1主電極(ソース又はドレイン)とは互いに電気的に接続されている。図1では変換素子111とトランジスタ112とが基板表面に対して平行な方向に隣接するように描かれているが、後述するように変換素子111とトランジスタ112とは基板表面に対して直交する方向に重なって配される。画素アレイ110はさらに、複数の画素に対して共通に配された共通電極113を含む。
共通電極駆動回路120は駆動線121を介して共通電極113に接続されており、共通電極113に供給する駆動電圧を制御する。ゲート駆動回路130はゲート線131を介してトランジスタ112のゲートに接続されており、トランジスタ112の導通状態を制御する。信号処理回路140は信号線141を介してトランジスタ112の第2主電極(ドレイン又はソース)に接続されており、変換素子111からの信号を読み出す。
続いて、図2を参照して、検出装置100の画素の詳細な構成を説明する。図2(a)は画素アレイ110に含まれる隣接する2つの画素PXa、PXbに着目した平面図であり、図2(b)は図2(a)のA−A´線断面図である。画素アレイ110の各画素の構成は同一であってもよいので、以下では画素PXaの構成を中心に説明する。
画素アレイ110は基板201上に配され、画素アレイ110の各画素は変換素子111及びトランジスタ112を有する。画素PXaは変換素子111として変換素子111aを含み、トランジスタ112としてトランジスタ112aを含む。トランジスタ112aは、ゲート電極202、絶縁層203、真性半導体層204、不純物半導体層205、第1主電極206及び第2主電極207で構成される。ゲート電極202は画素ごとに個別に配される。絶縁層203は、各画素のゲート電極202を覆うように、画素アレイ110にわたって配される。絶縁層203のうちゲート電極202を覆う部分はトランジスタ112aのゲート絶縁膜として機能する。真性半導体層204は絶縁層203を介してゲート電極202を覆う位置に、画素ごとに個別に配される。真性半導体層204にトランジスタ112aのチャネルが形成される。第1主電極206は、その一端が不純物半導体層205を介して真性半導体層204の上に配され、他端が信号線141に接続される。第2主電極207は、その一端が不純物半導体層205を介して真性半導体層204の上に配され、他端が真性半導体層204の外側まで延びる。不純物半導体層205は真性半導体層204と第1主電極206及び第2主電極207との間のコンタクト抵抗を低減する。
検出装置100は、トランジスタ112を覆うように、画素アレイ110にわたって配された保護層208をさらに含む。保護層208は第2主電極207の一部を露出させる開口を有する。保護層208の上に、画素アレイ110にわたって平坦化層209が配される。平坦化層209は保護層208の開口を露出させ、その結果として第2主電極207の一部を露出させる開口を有する。平坦化層209は変換素子111aを安定して形成できるようにするとともに、トランジスタ112aと変換素子111aとの間の寄生容量を低減できる。
検出装置100は、基板201に近い順に、個別電極210a、N型半導体層211a、真性半導体層212、P型半導体層213及び共通電極(第2電極)113を含み、これらの要素により変換素子111aが構成される。すなわち、変換素子111aはPIN構造を有する。個別電極210a(第1電極)及びN型半導体層(第1不純物半導体層)211aは画素ごとに個別に配される。真性半導体層212、P型半導体層213(第2不純物半導体層)及び共通電極(第2電極)113は、画素アレイ110にわたって配される。保護層208の開口及び平坦化層209の開口を通じて、個別電極210aはトランジスタ112aの第2主電極207と接触し、これにより個別電極210aとトランジスタ112aとが電気的に接続される。真性半導体層212は変換層として機能し、受けた電磁波に応じた電荷を発生する。真性半導体層212のうち個別電極210aを覆う部分で発生した電荷は個別電極210aに収集される。検出装置100は、変換素子111を覆うように、画素アレイ110にわたって配された保護層214をさらに含む。
続いて、図3A及び図3Bを参照して、図1の検出装置100の製造方法の一例を説明する。図3A及び図3Bの各図は、図2(b)の断面図に対応する各製造工程における断面図を示す。まず、図3A(a)に示されるように、基板201の上にトランジスタ112のゲート電極202を形成し、その上に絶縁層203を成膜する。ゲート電極202は例えばスパッタ装置で基板201全面に成膜された金属層をパターニングすることによって形成される。この金属層の厚さは例えば150nm〜700nmであり、材料として、Al、Cu、Mo、W等の低抵抗な金属やこれらの合金又はこれらの積層を用いる。絶縁層203は例えばシリコン窒化膜(SiN)で形成される。トランジスタ112の耐圧を例えば200V程度に維持しつつ、ゲート絶縁膜の容量を高くするために、絶縁層203の膜厚は例えば150nm〜600nmである。
次に、図3A(b)に示されるように、絶縁層203の上に真性半導体層204を形成し、その上に不純物半導体層205を形成する。真性半導体層204は、真性半導体層を成膜した後に、これを島状にエッチングすることによって形成される。真性半導体層204の厚さは、トランジスタ112の直列抵抗を小さくしつつ、不純物半導体層205を形成する際のエッチングで除去されない程度の厚さになるように、例えば100nm〜250nmである。不純物半導体層205は、不純物半導体層を形成した後、島状にエッチングし、さらに中央部分(チャネル領域を覆う部分)を除去することで形成される。不純物半導体層205の厚さは、真性半導体層204と第1主電極206及び第2主電極207との間の接合が取れる厚さであればよく、例えば20nm〜70nmである。
次に、図3A(c)に示されるように、信号線141、第1主電極206及び第2主電極207を形成し、その上に保護層208を形成する。信号線141、第1主電極206及び第2主電極207は、例えばスパッタ装置で基板201全面に成膜された金属層をパターニングすることによって形成される。この金属層の厚さは例えば150nm〜800nmであり、材料として、Al、Cu、Mo、W等の低抵抗な金属やこれらの合金又はこれらの積層を用いる。保護層208は、基板201全面に絶縁層を成膜し、第2主電極207の一部を露出させるように、この絶縁層の一部を除去することによって形成される。保護層208の膜厚は例えば200nm〜500nmである。
次に、図3A(d)に示されるように、平坦化層209を形成する。平坦化層209は、基板201全面に有機層を成膜し、保護層208の開口を露出させるように、この有機層の一部を除去することによって形成される。上述の平坦化層209の機能を果たすように、平坦化層209の膜厚は例えば1μm〜5μmである。
次に、図3A(e)に示されるように、個別電極210a、210bを形成する(第1電極形成工程)。個別電極210a、210bは、例えば基板201全面に成膜された金属層をパターニングすることによって形成される。個別電極210a、210bはITOなどを材料とした透明電極であってもよく、この場合に厚さを数十nm程度にできる。または、個別電極210a、210bは、Al、Cu、Mo、W等の低抵抗な金属やこれらの合金又はこれらの積層を材料として用いてもよく、この場合に厚さを例えば50nm〜300nmにできる。
次に、図3A(f)に示されるように、基板201全面にN型半導体層301を形成し、その上に基板201全面に真性半導体層302(第1真性半導体層)を形成する(第1成膜工程)。N型半導体層301及び真性半導体層302は同一の成膜装置(例えば、CVD装置)で大気開放せずに成膜される。まず、図3A(e)の工程終了後の基板201を成膜装置に設置し、例えば10nm〜100nmの厚さとなるようにN型半導体層301を成膜する。その後、基板201を成膜装置に入れたままガスの切り替えを行い、例えば30nm〜100nmの厚さとなるように真性半導体層302を成膜する。
次に、図3B(g)に示されるように、N型半導体層301及び真性半導体層302をパターニングして、個別電極210a、210bが形成されていない部分を覆う部分を除去する。これにより、N型半導体層301が画素ごとのN型半導体層211a、211bに分割される。
次に、図3B(h)に示されるように、基板201全面に真性半導体層303(第2真性半導体層)を形成し、その上に基板201全面にP型半導体層213を形成する(第2成膜工程)。真性半導体層303及びP型半導体層213は同一の成膜装置(例えば、CVD装置)で大気開放せずに成膜される。まず、図3B(g)の工程終了後の基板201を成膜装置に設置し、例えば300nm〜2000nmの厚さとなるようにパターニング後の真性半導体層302の上に真性半導体層303を成膜する。その後、基板201を成膜装置に入れたままガスの切り替えを行い、例えば数十nm程度の厚さとなるようにP型半導体層213を成膜する。上述の2つの真性半導体層302、303が図2の真性半導体層212を構成する。
次に、図3B(i)に示されるように、共通電極113を形成し(第2電極形成工程)、その上に基板201全面に保護層214を形成する。共通電極113は例えば基板201全面に金属層を成膜することによって形成される。共通電極113はITOなどを材料とした透明電極であってもよく、この場合に厚さを数十nm程度にできる。または、共通電極113は、Al、Cu、Mo、W等の低抵抗な金属やこれらの合金又はこれらの積層を材料として用いてもよく、この場合に厚さを例えば300nm〜700nmにできる。保護層214は例えば基板201全面に絶縁層を成膜することによって形成される。その後、例えば周知の方法で残りの構成要素を形成することで、図2(b)に示された断面構造を有する検出装置100が製造される。
上述の方法のように真性半導体層212を真性半導体層302と真性半導体層303とに分けて成膜し、N型半導体層301と真性半導体層302とを同一の成膜装置で大気開放せずに成膜する。これにより、N型半導体層301の表面に自然酸化膜が発生することを抑制できる。これにより、N型半導体層301と真性半導体層302との間の接合の悪化を抑制できる。また、N型半導体層301を成膜後にN型半導体層301をパターニングする場合に、N型半導体層301の膜厚が薄いので、膜剥がれが発生する場合がある。しかし、上述の方法のように、N型半導体層301と真性半導体層302とを成膜した後にパターニングした場合には、これらの層の膜厚の合計が少なくとも30nmはあるので、膜剥がれが発生する可能性は低い。
N型半導体層301及び真性半導体層302をパターニングする際に、真性半導体層302の表面に自然酸化膜401(図4)が発生してしまう。しかし、一般に真性半導体層の酸化速度はN型半導体層の酸化速度よりも遅いので、N型半導体層301の表面に自然酸化膜が発生する場合と比較して、自然酸化膜の膜厚を低減でき、接合抵抗を小さくできる。さらに、真性半導体層302に形成される自然酸化膜401は個別電極210aから遠くに位置するので、光電変換により蓄積された電荷を例えばトランジスタ112aで転送する場合に、電荷の蓄積されている電極近傍への影響が低減される。自然酸化膜401を個別電極210aと共通電極113との両方から遠ざけるために、N型半導体層301と真性半導体層302とを互いに同程度の厚さにしてもよい。例えば、それぞれの膜厚を300nm〜1000nmとしてもよい。
自然酸化膜401の膜厚を低減するために、図3B(g)でN型半導体層301及び真性半導体層302をパターニングした後、図3B(h)で真性半導体層303を形成するために、真性半導体層302にフッ酸処理を行ってもよい。このフッ酸処理によって、真性半導体層302の表面の自然酸化膜401を除去でき、真性半導体層302と真性半導体層303との間のコンタクト抵抗を低減できる。フッ酸として、例えばバッファードフッ酸やフッ化アンモニウムなどが用いられる。真性半導体層302をパターニングした後のフッ酸処理に代えて、又はこのフッ酸処理に加えて、パターニング前の真性半導体層302にフッ酸処理を施してもよい。
続いて、図5、図6を参照して、本発明の別の実施形態に係る検出装置の製造方法を説明する。図5は、上述の実施形態において、図3B(g)でN型半導体層301及び真性半導体層302をパターニングした後の画素PXa、PXbの境界付近に着目した図である。ただし、個別電極210a、210b、N型半導体層211a、211b及び真性半導体層302の側面の位置関係が上述の実施形態とは異なる。具体的には、図2の構成では個別電極210a、210bの縁がN型半導体層211a、211bで覆われているが、図5の構成では個別電極210a、210bの縁がN型半導体層211a、211bで覆われていない。
真性半導体層302の一部及びN型半導体層301の一部をエッチングによって除去する場合に、この除去される部分の下にある平坦化層209の一部501もエッチングされてしまう。この場合、平坦化層209に凹凸が生じたり、平坦化層209に不純物が混入することで、平坦化層209と、その後に形成される真性半導体層303との密着力が低下したり、リークパスが生成されたりする。また、平坦化層209が有機材料で形成された有機絶縁層である場合に、有機汚染の原因になる。
また、個別電極210a、210bの上にN型半導体層211a、211bを形成すると、個別電極210a、210bの上面の酸化物がN型半導体と結合して、個別電極210a、210bとN型半導体層211a、211bとの間に酸化物が生じる。この状態において、真性半導体層302の自然酸化膜401を除去するためにフッ酸処理を行うと、個別電極210a、210bとN型半導体層211a、211bとの間にフッ酸が染み込み、N型半導体層211a、211bの膜剥がれの原因となる。本実施形態では、平坦化層209のエッチングやN型半導体層211a、211bの膜剥がれを防止するために、後述する保護膜601を形成する。
図6を参照して、本実施形態に係る検出装置の製造方法を説明する。まず、図3A(a)〜図3A(e)と同様の工程を行って個別電極210a、210bまで形成する。その後、図6(a)に示されるように、平坦化層209のうち個別電極210a、210bに覆われていない部分と、個別電極210a、210bの縁とを覆う位置に保護膜601を形成する。保護膜601は、N型半導体層301をエッチングする際のエッチング停止層として機能するとともに、耐フッ酸性を有する材料を用いうる。保護膜601として、例えば無機絶縁層を用いうる。
次に、図6(b)に示されるように、図3A(f)と同様にしてN型半導体層301及び真性半導体層302を形成する。そして、図6(c)に示されるように、図3B(g)と同様にしてN型半導体層301の一部及び真性半導体層302の一部をエッチングによって除去する。この場合に保護膜601がエッチング停止層として機能するので、保護膜601の下の平坦化層209がエッチングされることを抑制できる。この際に、N型半導体層301のうち、保護膜601の縁を覆う部分が残るようにエッチングする。これによって、個別電極210a、210bとN型半導体層211a、211bとの界面が保護膜601によって覆われて保護される。
その後、真性半導体層302の表面に形成された自然酸化膜を除去するためにフッ酸処理を行ってもよい。図6(c)に示されるように、個別電極210a、210bとN型半導体層211a、211bとの界面は保護膜601で覆われているので、この界面からフッ酸が染み込むことはなく、N型半導体層211a、211bの剥離を防止できる。その後、図6(d)に示されるように、図3B(h)、(i)と同様にして、真性半導体層303、P型半導体層213、共通電極113及び保護層214を形成し、その他の構成要素を形成して検出装置が完成する。
上述の例では平坦化層209のうち個別電極210a、210bに覆われていない部分と、個別電極210a、210bの縁とを覆う位置に保護膜601を形成した。しかし、少なくとも個別電極210a、210bの縁を覆う位置に保護膜601を形成すれば、個別電極210a、210bとN型半導体層211a、211bとの界面へのフッ酸の染み込みを防止できる。
図7は本発明に係る放射線用の検出装置のX線診断システム(放射線検出システム)への応用例を示した図である。X線チューブ6050(放射線源)で発生した放射線としてのX線6060は、被験者又は患者6061の胸部6062を透過し、シンチレータを本発明の検出装置の上部に配置した検出装置6040に入射する。ここで、シンチレータを上部に配置した検出変換装置は放射線用の検出装置を構成する。この入射したX線には患者6061の体内部の情報が含まれている。X線の入射に対応してシンチレータは発光し、これを光電変換して、電気的情報を得る。この情報はデジタル信号に変換され信号処理部となるイメージプロセッサ6070により画像処理され制御室の表示部となるディスプレイ6080で観察できる。なお、放射線検出システムは、検出装置と、検出装置からの信号を処理する信号処理部とを少なくとも有する。
また、この情報は電話回線6090等の伝送処理部により遠隔地へ転送でき、別の場所のドクタールームなど表示部となるディスプレイ6081に表示もしくは光ディスク等の記録部に保存することができ、遠隔地の医師が診断することも可能である。また記録部となるフィルムプロセッサ6100により記録媒体となるフィルム6110に記録することもできる。
Claims (9)
- 検出装置の製造方法であって、
アレイ状に配された複数の第1電極を基板の上に形成する第1電極形成工程と、
前記複数の第1電極の上に、第1不純物半導体層及び第1真性半導体層をこの順に成膜する第1成膜工程と、
前記第1真性半導体層及び前記第1不純物半導体層をパターニングして、前記複数の第1電極のそれぞれを個別に覆うように前記第1真性半導体層及び前記第1不純物半導体層を分割するパターニング工程と、
パターニング後の前記第1真性半導体層の上に、第2真性半導体層及び第2不純物半導体層をこの順に成膜する第2成膜工程と、
前記第2不純物半導体層の上に第2電極を形成する第2電極形成工程とを有することを特徴とする製造方法。 - 前記第1成膜工程において、前記第1不純物半導体層が成膜された後、大気開放せずに前記第1真性半導体層が成膜されることを特徴とする請求項1に記載の製造方法。
- 前記第2成膜工程において、前記第2真性半導体層が成膜された後、大気開放せずに前記第2不純物半導体層が成膜されることを特徴とする請求項1又は2に記載の製造方法。
- 前記製造方法は、前記第2成膜工程の前に、前記第1真性半導体層の表面の酸化膜をフッ酸処理により除去する工程をさらに有することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の製造方法。
- 前記製造方法は、前記第1電極形成工程の前に、前記基板の上に複数のトランジスタを形成し、前記複数のトランジスタを覆う絶縁層を形成する工程をさらに有し、
前記第1電極形成工程において、前記絶縁層の上に前記複数の第1電極が形成され、前記複数の第1電極が前記複数のトランジスタに電気的に接続されることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の製造方法。 - 前記絶縁層は有機絶縁層であり、
前記製造方法は、前記第1成膜工程の前に、前記絶縁層のうち前記複数の第1電極によって覆われていない部分を覆う無機絶縁層を形成する工程をさらに有し、
前記無機絶縁層は、前記第1不純物半導体層をパターニングする際のエッチング停止層として機能することを特徴とする請求項5に記載の製造方法。 - 前記無機絶縁層は、前記複数の第1電極の縁を覆うように形成され、
前記パターニング工程において、パターニング後の前記第1不純物半導体層が前記無機絶縁層の縁を覆うように前記第1不純物半導体層がパターニングされることを特徴とする請求項6に記載の製造方法。 - 前記パターニング工程において、パターニング後の前記第1不純物半導体層が前記複数の第1電極の縁を覆うように前記第1不純物半導体層がパターニングされることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の製造方法。
- 前記第1真性半導体層の厚さと前記第2真性半導体層の厚さとは互いに等しいことを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の製造方法。
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