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JP2014039240A - 半導体装置、および警報装置 - Google Patents

半導体装置、および警報装置 Download PDF

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Abstract

【課題】消費電力の低減が図られた警報装置を提供する。特に、警報装置に設けられたマイクロコンピュータの消費電力の低減が図られた警報装置を提供する。
【解決手段】警報装置に設けられたマイクロコンピュータにおいて、センサが設けられた検出部やCPUへの電力の供給および遮断は、パワーゲートコントローラによって制御されたパワーゲートによって行われる。さらに、CPUに揮発性記憶部と不揮発性記憶部を設け、CPUの電源を遮断する前に揮発性記憶部のデータを不揮発性記憶部に退避させ、CPUに電源を供給した後に不揮発性記憶部のデータを揮発性記憶部に復帰させる。これにより、測定期間の合間に検出部やCPUへの電源供給を遮断することができ、常時電源供給を行う場合より消費電力の低減を図ることができる。
【選択図】図1

Description

開示する発明は、半導体装置に関する。また、半導体装置として、例えば、異常に係る物理量を検知して警報に係る信号を発する警報装置に関する。また、特に火災報知器として機能する警報装置に関する。
本明細書中において、警報装置とは、異常に係る物理量を検知して警報に係る信号を発する装置全般を示すものであり、例えば、火災警報装置(以下、火災報知器ともよぶ)、ガス警報装置、盗難警報装置、防犯警報装置などを含むものとする。
火災警報装置、ガス警報装置、盗難警報装置、防犯警報装置など、様々な種類の警報装置が存在している。これらの警報装置では、警報に係る異常に応じて、光量、温度などの物理量を選択的に計測しており、用途に応じて多種多様なセンサが警報装置に用いられている。
例えば火災警報装置、すなわち火災報知器は、火災を感知する方式として煙検知式、熱検知式など様々な方式のものがある。煙検知式の火災報知器としては、煙による光の散乱を利用した光電式のものが代表的である。
光電式煙感知器は、円形の容器の中に指向性の強い光を放出する発光素子と、フォトダイオードなどの受光素子と、が設けられた構造となっている。(例えば、特許文献1参照)。さらに、容器中の煙を検出する空間と仕切られて、上記発光素子および受光素子を制御し、計測データの演算や電気信号の発信を行う回路基板が設けられている。
火災報知器には、容器の中に煙が存在しない場合は、発光素子から放出された光が、受光素子に入射しないように、発光素子と受光素子が配置されている。しかし、容器の中に煙が存在する場合には、発光素子から放出された光が煙によって散乱されて受光素子に入射できるようになる。このように発光素子の光が受光素子に入射することによって、火災報知器で火災が検知される。
特開平5−73785号公報
警報装置とは、光量や温度などの物理量を測定し、異常の発生を検知した場合に警報を発報する装置である。つまり、異常が発生した場合に早急に警報を発報する必要はあるが、異常が発生していないときに光量や温度などの物理量を常時測定し続ける必要はなく、定期的に測定を行えば、異常事態に十分備えることができる。
しかしながら、例えば、火災報知器では、通常、光量や温度の測定を常時行って、火災による煙や熱の発生に備えている。よって、火災報知器に設けられた制御用マイクロコンピュータ、センサ、アンプなどは、電力を常時消費し続けている。
火災報知器は、電力供給を電池だけで行っているものも多いため、このように電力を常時消費し続けて電池の消耗が早まると、代替の電池や、電池交換などのメンテナンスも多く必要となる。特に、火災報知器は一般的に天井などの高所に設置されるため、メンテナンスに専門の人員が必要となる場合がある。よって、火災報知器を維持するにあたって、単純に消費電力や電池の費用だけでなく、人件費などの維持費が増加するという問題があった。
このような問題に対して、火災報知器で定期的に測定を行い、当該測定の合間に、火災報知器に設けられる回路素子への電源供給を遮断することにより消費電力の低減を図ることができる。例えば、特許文献1に示す光電式煙感知器では、発光素子の発光間隔を長くすることによって、消費電力の低減を図っていた。しかし、発光制御回路やカウンタ回路などの、制御回路や演算回路などでは常に電力が消費されていた。
上述の問題に鑑み、開示する発明の一態様では、消費電力の低減が図られた警報装置を提供することを目的の一とする。特に、警報装置に設けられたマイクロコンピュータの消費電力の低減が図られた警報装置を提供することを目的の一とする。
開示する発明では、警報装置に設けられたマイクロコンピュータにおいて、センサが設けられた検出部やCPUへの電力の供給および遮断は、パワーゲートコントローラによって制御されたパワーゲートによって行われる。よって、異常に係る物理量を測定する期間に検出部やCPUへの電源供給を行い、測定期間の合間には検出部やCPUへの電源供給を遮断することにより、常時電源供給を行う場合より消費電力の低減を図ることができる。
さらに、CPUに揮発性記憶部と不揮発性記憶部を設け、CPUの電源を遮断する前に揮発性記憶部のデータを不揮発性記憶部に退避させ、CPUに電源を供給した後に不揮発性記憶部のデータを揮発性記憶部に復帰させる。これにより電源供給再開後CPUは速やかに測定に係る演算処理を開始することができる。
開示する発明の一態様は、マイクロコンピュータを有し、マイクロコンピュータは、電源線と電気的に接続されたパワーゲートコントローラと、電源線およびパワーゲートコントローラと電気的に接続されたパワーゲートと、パワーゲートと電気的に接続されたCPUと、パワーゲートおよびCPUと電気的に接続された検出部と、が設けられ、パワーゲートコントローラはタイマーを有し、当該タイマーに従ってパワーゲートを制御し、パワーゲートは、パワーゲートコントローラの制御に従って、CPUおよび検出部に電源線から供給される電源を供給または遮断し、検出部は、物理量を計測して計測値をCPUに送信し、CPUは、計測値を演算処理し、当該演算結果に基づく信号を発信し、CPUには、揮発性記憶部と不揮発性記憶部と、が含まれ、パワーゲートが電源を遮断する前に、揮発性記憶部のデータを不揮発性記憶部に退避させ、パワーゲートが電源を供給すると、不揮発性記憶部のデータを揮発性記憶部に復帰させる警報装置である。
開示する発明の他の一態様は、取り込み口が設けられた筐体と、当該筐体内に設けられたマイクロコンピュータと、を有し、マイクロコンピュータは、電源線と電気的に接続されたパワーゲートコントローラと、電源線およびパワーゲートコントローラと電気的に接続されたパワーゲートと、パワーゲートと電気的に接続されたCPUと、パワーゲートおよびCPUと電気的に接続された検出部と、が設けられ、パワーゲートコントローラはタイマーを有し、当該タイマーに従ってパワーゲートを制御し、パワーゲートは、パワーゲートコントローラの制御に従って、CPUおよび検出部に電源線から供給される電源を供給または遮断し、検出部は、火災に係る物理量を計測して計測値をCPUに送信し、CPUは、計測値を演算処理し、当該演算結果に基づく信号を発信し、CPUには、揮発性記憶部と不揮発性記憶部と、が含まれ、パワーゲートが電源を遮断する前に、揮発性記憶部のデータを不揮発性記憶部に退避させ、パワーゲートが電源を供給すると、不揮発性記憶部のデータを揮発性記憶部に復帰させる警報装置である。
上記において、不揮発性記憶部に酸化物半導体膜を用いたトランジスタが設けられることが好ましい。
また上記において、さらに筐体内に設けられた発光素子を有し、検出部は、火災に係る物理量として光量を計測する光センサを含み、発光素子および光センサは、パワーゲートが当該検出部に電源を供給したときに動作する構成とすることが好ましい。また、発光素子から放出される光は、筐体内に煙が侵入して当該光が散乱されることにより光センサに検出される構成とすることが好ましい。また、光センサに酸化物半導体膜を用いたトランジスタが設けられる構成としてもよい。
また上記において、検出部は、火災に係る物理量として温度を計測する温度センサを含み、温度センサは、パワーゲートが当該検出部に電源を供給したときに温度を計測する構成とすることが好ましい。また、温度センサに酸化物半導体を用いた半導体素子と、シリコン半導体を用いた半導体素子と、が設けられる構成としても良い。
また、電源線に電池から電源が供給される構成としても良い。
なお、本明細書等において、「高電位H」の用語は、ゲート電極に与えることにより、プロセッサに設けられたnチャネル型トランジスタがオン状態となり、pチャネル型トランジスタがオフ状態となるのに十分な程度以上の電位を指す。また、本明細書等において、「低電位L」の用語は、ゲート電極に与えることにより、プロセッサに設けられたnチャネル型トランジスタがオフ状態となり、pチャネル型トランジスタがオン状態となるのに十分な程度以下の電位を指す。
なお、本明細書等において「上」や「下」の用語は、構成要素の位置関係が「直上」または「直下」であることを限定するものではない。例えば、「ゲート絶縁層上のゲート電極」の表現であれば、ゲート絶縁層とゲート電極との間に他の構成要素を含むものを除外しない。
また、本明細書等において「電極」や「配線」の用語は、これらの構成要素を機能的に限定するものではない。例えば、「電極」は「配線」の一部として用いられることがあり、その逆もまた同様である。さらに、「電極」や「配線」の用語は、複数の「電極」や「配線」が一体となって形成されている場合なども含む。
また、「ソース」や「ドレイン」の機能は、異なる極性のトランジスタを採用する場合や、回路動作において電流の方向が変化する場合などには入れ替わることがある。このため、本明細書等においては、「ソース」や「ドレイン」の用語は、入れ替えて用いることができるものとする。
なお、本明細書等において、「電気的に接続」には、「何らかの電気的作用を有するもの」を介して接続されている場合が含まれる。ここで、「何らかの電気的作用を有するもの」は、接続対象間での電気信号の授受を可能とするものであれば、特に制限を受けない。
例えば、「何らかの電気的作用を有するもの」には、電極や配線をはじめ、トランジスタなどのスイッチング素子、抵抗素子、インダクタ、キャパシタ、その他の各種機能を有する素子などが含まれる。
開示する発明の一態様は、消費電力の低減が図られた警報装置を提供することができる。特に、警報装置に設けられたマイクロコンピュータの消費電力の低減が図られた警報装置を提供することができる。
開示する発明の一態様に係る警報装置のブロック図。 開示する発明の一態様に係る警報装置の平面図。 開示する発明の一態様に係る警報装置の断面図。 開示する発明の一態様に係る警報装置の一部の等価回路図。 開示する発明の一態様に係る警報装置の一部の等価回路図。 開示する発明の一態様に係る警報装置の動作を示す図。 開示する発明の一態様に係る警報装置の一部の等価回路図。 開示する発明の一態様に係る警報装置の一部の等価回路図。 開示する発明の一態様に係る警報装置の一部の作製工程を示す断面図。 開示する発明の一態様に係る警報装置の一部の作製工程を示す断面図。 開示する発明の一態様に係る警報装置の一部の作製工程を示す断面図。 開示する発明の一態様に係る警報装置の一部の作製工程を示す断面図。 開示する発明の一態様に係る警報装置の一部の作製工程を示す断面図。 開示する発明の一態様に係る警報装置の一部の作製工程を示す断面図。 開示する発明の一態様に係る警報装置が有する、マイクロコンピュータの構成を示すブロック図。
本発明の実施の形態の一例について、図面を用いて以下に説明する。但し、本発明は以下の説明に限定されず、本発明の趣旨およびその範囲から逸脱することなくその形態および詳細を様々に変更し得ることは当業者であれば容易に理解される。従って、本発明は以下に示す実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。
なお、図面等において示す各構成の、位置、大きさ、範囲などは、理解の簡単のため、実際の位置、大きさ、範囲などを表していない場合がある。このため、開示する発明は、必ずしも、図面等に開示された位置、大きさ、範囲などに限定されない。
なお、本明細書等における「第1」、「第2」、「第3」などの序数は、構成要素の混同を避けるために付すものであり、数的に限定するものではないことを付記する。
(実施の形態1)
本実施の形態では、開示する発明の一態様に係る警報装置の構成および動作について説明する。本実施の形態では、警報装置の例として火災報知器の構成および動作について、図1乃至図6を用いて説明する。
なお、本明細書中において、火災報知器とは、火災の発生を急報する装置全般を示すものであり、例えば、住宅用火災警報器や、自動火災報知設備や、当該自動火災報知設備に用いられる火災感知器なども火災報知器に含むものとする。
開示する発明の一態様に係る警報装置の構成を図1のブロック図に示す。また、当該警報装置の平面図を図2(A)および図2(B)に、断面図を図3に示す。なお、図2(A)の平面図では、筐体10に煙が侵入していないときの警報装置を示し、図2(B)の平面図では、筐体10に煙が侵入したときの警報装置を示している。
図1に示すように、警報装置は、マイクロコンピュータ100を少なくとも有する。ここで、マイクロコンピュータ100は、取り込み口12が設けられた筐体10の内部に設けられている。マイクロコンピュータ100には、高電位電源線VDDと電気的に接続されたパワーゲートコントローラ103と、高電位電源線VDDおよびパワーゲートコントローラ103と電気的に接続されたパワーゲート104と、パワーゲート104と電気的に接続されたCPU105と、パワーゲート104およびCPU105と電気的に接続された検出部109と、が含まれる。また、CPU105には、揮発性記憶部106と不揮発性記憶部107と、が含まれる。
また、CPU105は、インターフェース108を介してバスライン102と電気的に接続されている。インターフェース108もCPU105と同様にパワーゲート104と電気的に接続されている。インターフェース108のバス規格としては、例えば、ICバスなどを用いることができる。また、本実施の形態に示す警報装置には、インターフェース108を介してパワーゲート104と電気的に接続される発光素子130が設けられる。
発光素子130は指向性の強い光を放出するものが好ましく、例えば、有機EL素子、無機EL素子、LED(Light Emitting Diode)などを用いることができる。
パワーゲートコントローラ103はタイマーを有し、当該タイマーに従ってパワーゲート104を制御する。パワーゲート104は、パワーゲートコントローラ103の制御に従って、CPU105、検出部109およびインターフェース108に高電位電源線VDDから供給される電源を供給または遮断する。ここで、パワーゲート104としては、例えば、トランジスタなどのスイッチング素子を用いることができる。
このようなパワーゲートコントローラ103およびパワーゲート104を用いることにより、光量や温度などを測定する期間に検出部109、CPU105およびインターフェース108への電源供給を行い、測定期間の合間には検出部109、CPU105およびインターフェース108への電源供給を遮断することができる。このように警報装置を動作させることにより、上記の各構成に常時電源供給を行う場合より消費電力の低減を図ることができる。
また、パワーゲート104としてトランジスタを用いる場合、後述する不揮発性記憶部107に用いられる、極めてオフ電流の低いトランジスタ、例えば酸化物半導体を用いたトランジスタを用いることが好ましい。このようなトランジスタを用いることにより、パワーゲート104で電源を遮断する際にリーク電流を低減し、消費電力の低減を図ることができる。
本実施の形態に示す警報装置に直流電源101を設け、直流電源101から高電位電源線VDDに電源を供給しても良い。直流電源101の高電位側の電極は、高電位電源線VDDと電気的に接続され、直流電源101の低電位側の電極は、低電位電源線VSSと電気的に接続される。低電位電源線VSSはマイクロコンピュータ100に電気的に接続される。ここで、高電位電源線VDDは、高電位Hが与えられている。また、低電位電源線VSSは、例えば接地電位(GND)などの低電位Lが与えられている。
直流電源101として電池を用いる場合は、例えば、高電位電源線VDDと電気的に接続された電極と、低電位電源線VSSに電気的に接続された電極と、当該電池を保持することができる筐体と、を有する電池ケースを筐体10に設ける構成とすればよい。なお、本実施の形態に示す警報装置は、必ずしも直流電源101を設ける必要はなく、例えば、当該警報装置の外部に設けられた交流電源から配線を介して電源を供給する構成としても良い。
また、上記電池として、二次電池、例えば、リチウムイオン二次電池(また、リチウムイオン蓄電池、あるいは単に、リチウムイオン電池、さらにあるいはリチウムイオンバッテリーとも呼ぶ)を用いることもできる。また、当該二次電池を充電できるように太陽電池を設けることが好ましい。
検出部109は、異常に係る物理量を計測して計測値をCPU105に送信する。異常に係る物理量は、警報装置の用途によって異なり、火災報知器として機能する警報装置では、火災に係る物理量を計測する。故に、検出部109には、火災に係る物理量として光量を計測し、煙の存在を感知する光検出部110と、火災に係る物理量として温度を計測し、熱の存在を感知する温度検出部120とが設けられる。よって、光検出部110および温度検出部120を有する警報装置は、煙検知式および熱検知式の火災報知器として機能する。
光検出部110は、パワーゲート104と電気的に接続された光センサ111と、パワーゲート104と電気的に接続されたアンプ112と、パワーゲート104およびCPU105と電気的に接続されたADコンバータ113と、を有する。発光素子130、および光検出部110に設けられた光センサ111、アンプ112並びにADコンバータ113は、パワーゲート104が光検出部110に電源を供給したときに動作する。ここで、光センサ111は、例えば、フォトダイオードなどの光電変換素子が設けられたものを用いることができる。
ここで、図2(A)、図2(B)および図3を用いて火災報知器として機能する警報装置がどのように煙を検知するか説明する。図2(A)、図2(B)および図3に示すように、火災報知器として機能する警報装置は、第1の円筒部の片方の面に中心軸を揃えて、当該第1の円筒部より小さな半径の第2の円筒部が設けられた形状の筐体10を有する。筐体10の第2の円筒部の側面に取り込み口12が設けられ、筐体10の第1の円筒部の内壁に接してマイクロコンピュータ100および発光素子130が設けられた構造となっている。ただし、マイクロコンピュータ100と発光素子130は、第1の円筒部の底面の中心点に対して対向しないように設けられている。なお、本実施の形態に係る警報装置の筐体10はこの形状に限られるものではなく、当該警報装置の用途や設置条件などに合わせて適宜変更することができる。
図2(A)、(B)において、実線矢印はそれぞれ光である。図2(A)に示すように、発光素子130は指向性の高い光13を放出するが、発光素子130とマイクロコンピュータ100とは対向して設けられていないので、発光素子130から放出された光13は、マイクロコンピュータ100が設けられた方向とは違う方向に放出される。よって、筐体10に煙が存在していないとき、発光素子130から放出された光13は、マイクロコンピュータ100に設けられた光センサ111に入射されない。
しかし、図2(B)に示すように、取り込み口12から筐体10の内部に煙14が侵入すると、発光素子130から放出された光13は、煙14によって散乱されてマイクロコンピュータ100に設けられた光センサ111に入射する。光センサ111に光13が入射すると、光センサ111からは、受光した光量に応じた電位がアンプ112に入力され、アンプ112で増幅された電位がADコンバータ113に入力され、ADコンバータ113でアナログ信号からデジタル信号へ変換された電位が、CPU105に送信される。このようにして、光検出部110を有する警報装置は、火災に係る煙を検出する。
また、温度検出部120は、パワーゲート104と電気的に接続された温度センサ121と、パワーゲート104と電気的に接続されたアンプ122と、パワーゲート104およびCPU105と電気的に接続されたADコンバータ123と、を有する。温度検出部120に設けられた温度センサ121、アンプ122並びにADコンバータ123は、パワーゲート104が温度検出部120に電源を供給したときに動作する。ここで、温度センサ121としては、例えば、サーミスタ(温度によって抵抗値の変化する抵抗体)やIC化温度センサ(NPNトランジスタのベース−エミッタ間電圧の温度特性を利用)を用いることが可能である。また、温度特性の異なる2種類以上の半導体素子を用いて温度センサ121を形成することもできる。
温度センサ121に温度が入力されると、入力された温度に応じた電位がアンプ122に入力され、アンプ122で増幅された電位がADコンバータ123に入力され、ADコンバータ123でアナログ信号からデジタル信号へ変換された電位が、CPU105に送信される。このようにして、温度検出部120を有する警報装置は、火災に係る熱を検出する。
このように、検出部109に煙検知式の光検出部110と熱検知式の温度検出部120の両方を設けることによって、火災の感知精度を高めることができる。
なお、本実施の形態に示す警報装置は、検出部109として必ずしも光検出部110および温度検出部120を設ける必要はない。例えば、光検出部110または温度検出部120のいずれか一方のみを設ける構成としても良い。また、光検出部110および温度検出部120のどちらも検出部109に設けない構成とすることもできる。この場合、検出部109に、光量および温度とは異なる、物理量を計測するセンサを設ければよく、紫外線、赤外線、一酸化炭素などを計測できるセンサを設けることができる。例えば、赤外線を検出する場合、シリコンとは光の吸収波長が異なるゲルマニウムを用いた光電変換素子を用いることができる。
なお、光検出部110を設けない構成とする場合、発光素子130も設ける必要はない。
また、本実施の形態に係る警報装置は、火災報知器に限られるものではなく、例えば、ガス警報装置、盗難警報装置、防犯警報装置など、様々な警報装置に用いることができる。火災報知器とは異なる警報装置として、本実施の形態に示す警報装置を用いる場合、当該警報装置が警戒すべき異常に応じた物理量を計測することができるセンサを、検出部109に設ければよい。
また、本実施の形態に係る警報装置は、マイクロコンピュータ100に温度検出部120および光検出部110を含む検出部109が設けられた構成となっているが、本発明に係る警報装置は、これに限られるものではない。マイクロコンピュータ100の外に検出部109が設けられ、検出部109とマイクロコンピュータ100とが配線などで電気的に接続される構成とすることもできる。
また、検出部109の一部の構成だけをマイクロコンピュータ100の外に設けることもできる。例えば、本実施の形態に係るマイクロコンピュータ100において、光検出部110のADコンバータ113と温度検出部120のADコンバータ123とをマイクロコンピュータ100の内部に設けて、光検出部110の光センサ111およびアンプ112と、温度検出部120の温度センサ121およびアンプ122と、をマイクロコンピュータ100の外部に設ける構成とすることができる。
CPU105は、計測値を演算処理し、当該演算結果に基づく信号を発信する。CPU105から発信された信号はインターフェース108を介してバスライン102へと出力される。本実施の形態に係る警報装置を自動火災報知設備における火災感知器として用いる場合、当該信号は自動火災報知設備の受信機へと送られ、当該受信機から警報が発報される。また、本実施の形態に係る警報装置を住宅用火災警報器として用いる場合、バスライン102の代わりにCPU105と電気的に接続された警報装置へと信号が送られ、警報が発報される。ここで、警報装置の警報方式としては、音声やブザー音を用いるもの、発光によるもの、発臭によるものなどを用いることができる。
また、上記受信機や警報装置への信号の送信は必ずしも有線で行われる必要はなく、無線で行われる構成としても良い。例えば、警報装置に無線チップを設けるような構成としても良い。
また、CPU105には、揮発性記憶部106と不揮発性記憶部107と、が含まれ、パワーゲート104が電源を遮断する前に、揮発性記憶部106のデータを不揮発性記憶部107に退避させ、パワーゲート104が電源を供給すると、不揮発性記憶部107のデータを揮発性記憶部106に復帰させる。
揮発性記憶部106は、複数の揮発性記憶素子を含んでおり、当該複数の揮発性記憶素子の制御関連の回路なども含む。なお、揮発性記憶部106に含まれる揮発性記憶素子は、少なくとも後述する不揮発性記憶部107に含まれる不揮発性記憶素子よりアクセス速度が速いものとする。
上記揮発性記憶素子を構成するトランジスタに用いる半導体材料は特に限定されないが、後述する不揮発性記憶素子に用いるオフ電流が低減されたトランジスタに用いる半導体材料とは、異なる禁制帯幅を持つ材料とすることが好ましい。このような半導体材料としては、例えば、シリコン、ゲルマニウム、シリコンゲルマニウム、またはガリウムヒ素等を用いることができ、単結晶半導体を用いることが好ましい。データの処理速度を向上させるという観点からは、例えば、単結晶シリコンを用いたトランジスタなど、スイッチング速度の高いトランジスタを適用するのが好適である。
不揮発性記憶部107は、複数の不揮発性記憶素子を含んでおり、当該複数の不揮発性記憶素子の制御関連の回路なども含む。不揮発性記憶素子は、揮発性記憶素子のデータに対応する電荷が保持されたノードと電気的に接続されており、電源が遮断されている間に揮発性記憶素子のデータを退避させるために用いる。よって、不揮発性記憶部107に含まれる不揮発性記憶素子は、少なくとも電源が供給されていないときの上記揮発性記憶素子よりデータの保持時間が長いものとする。
ここで、不揮発性記憶部107に設けられる不揮発性記憶素子の構成例について、図4(A)乃至図4(C)に示す回路図を用いて説明する。
図4(A)に示す不揮発性記憶部107は、トランジスタ140と、容量素子141と、を有しており、トランジスタ140を介して揮発性記憶部106と電気的に接続されている。なお本実施の形態において、トランジスタ140は、nチャネル型トランジスタであるものとして説明するが、適宜pチャネル型トランジスタを用いてもよく、その場合は適宜ゲート電極に与える電位を入れ替えて用いればよい。
具体的には、トランジスタ140のソース電極(またはドレイン電極)と、揮発性記憶部106のデータに対応する電荷が保持されたノードとが電気的に接続されている。また、トランジスタ140のドレイン電極(またはソース電極)と、容量素子141の一方の電極と、が電気的に接続されている(以下、トランジスタ140の当該ドレイン電極をノードM1と呼ぶ場合がある)。また、トランジスタ140のゲート電極には、書き込み制御信号WEが与えられており、トランジスタ140は書き込み制御信号WEの電位に応じてオン状態またはオフ状態となる。また、容量素子141の他方の電極には、所定の電位が与えられている。ここで、所定の電位とは、例えば接地電位(GND)などである。このように、容量素子141を設けることにより、ノードM1に多くの電荷を保持することができ、データの保持特性を向上させることができる。
トランジスタ140としては、オフ電流が極めて低いトランジスタを用いることが好ましい。オフ電流が極めて低いトランジスタは、単結晶シリコンよりもバンドギャップが広く、真性キャリア密度が単結晶シリコンよりも低い、ワイドバンドギャップ半導体を、チャネル形成領域に含むことが好ましい。例えば、当該ワイドバンドギャップ半導体のバンドギャップは、1.1eVより大きく、好ましくは2.5eV以上4eV以下、より好ましくは3eV以上3.8eV以下とすればよい。このようなワイドバンドギャップ半導体の一例として、炭化珪素(SiC)、窒化ガリウム(GaN)などの化合物半導体、In−Ga−Zn−O系酸化物半導体などの金属酸化物でなる酸化物半導体などを適用することができる。また、アモルファスシリコンや微結晶シリコンなどを用いたトランジスタは、単結晶シリコンを用いたトランジスタよりオフ電流を低くすることもできるので、アモルファスシリコンや微結晶シリコンなどをトランジスタ140に用いる構成としても良い。
ここで、単結晶シリコンのバンドギャップは1.1eV程度であり、ドナーやアクセプタによるキャリアが全く存在しない状態(真性半導体)であっても、熱励起キャリアの濃度は1×1011cm−3程度である。それに対して、上記のワイドバンドギャップ半導体であるIn−Ga−Zn−O系酸化物半導体のバンドギャップは、3.2eV程度であり、熱励起キャリア濃度は1×10−7cm−3程度となる。トランジスタのオフ抵抗(トランジスタがオフ状態の時における、ソースとドレイン間の抵抗をいう。)は、チャネル形成領域における熱励起キャリアの濃度に反比例するので、In−Ga−Zn−O系酸化物半導体のオフ時の抵抗率は、シリコンと比較して18桁も大きいことになる。
このようなワイドバンドギャップ半導体をトランジスタ140に用いることにより、例えば、室温(25℃)でのオフ電流(ここでは、単位チャネル幅(1μm)あたりの値)は100zA(1zA(ゼプトアンペア)は1×10−21A)以下、より好ましくは10zA以下となる。
例えば、トランジスタ140の室温(25℃)でのオフ電流(ここでは、単位チャネル幅(1μm)あたりの値)が10zA以下である場合には、10秒以上の期間データ保持を行うことも可能である。なお、当該保持時間が、トランジスタ140の特性や当該トランジスタ140の電極に設けられた容量などの容量値によって変動することはいうまでもない。
本実施の形態において、トランジスタ140としては、オフ電流の極めて低い酸化物半導体を含むトランジスタを用いる。
揮発性記憶部106からデータの退避を行う際は、書き込み制御信号WEとして高電位Hを与えてトランジスタ140をオン状態とすることにより、揮発性記憶部106のデータに対応する電荷が保持されたノードの電位が、ノードM1に与えられる。その後、書き込み制御信号WEの電位として低電位Lを与えてトランジスタ140をオフ状態とすることにより、ノードM1に与えられた電荷が保持される。ここで、トランジスタ140のオフ電流は極めて低いので、ノードM1の電荷は長時間にわたって保持される。
また、揮発性記憶部106にデータの復帰を行う際は、書き込み制御信号WEとして高電位Hを与えてトランジスタ140をオン状態とすることにより、ノードM1の電位が、揮発性記憶部106のデータに対応する電荷が保持されるノードに与えられる。
このように、ワイドバンドギャップ半導体などをトランジスタ140に用いることにより、トランジスタ140におけるオフ電流を極めて小さくすることができる。よって、トランジスタ140をオフ状態とすることで、ノードM1の電位を極めて長時間にわたって保持することが可能である。このような構成とすることにより、不揮発性記憶部107を電源の供給なしでデータを保持することができる不揮発型の記憶素子として用いることができる。
また不揮発性記憶部107は図4(B)に示すように、図4(A)の構成に、さらにトランジスタ142を設けた構成としても良い。トランジスタ142は、ゲート電極とノードM1とが電気的に接続されており、ドレイン電極(またはソース電極)と揮発性記憶部106のデータに対応する電荷が保持されたノードとが電気的に接続されており、ソース電極(またはドレイン電極)に所定の電位が与えられている。
図4(B)に示す不揮発性記憶部107では、上記データの退避でノードM1に保持された電位に応じてトランジスタ142の状態が異なる。すなわち、上記データの退避で高電位Hが与えられた場合には、トランジスタ142が「オン状態」となり、低電位Lが与えられた場合には、トランジスタ142が「オフ状態」となる。
データの復帰においては、トランジスタ142のドレイン電極の電位が、揮発性記憶部106のデータに対応する電荷が保持されるノードに与えられる。すなわち、上記データの退避でノードM1に高電位Hが与えられた場合には、トランジスタ142が「オン状態」となっておりトランジスタ142のソース電極の電位が揮発性記憶部106に与えられる。また、上記データの退避でノードM1に低電位Lが与えられた場合には、トランジスタ142が「オフ状態」となっておりトランジスタ142のソース電極の電位は揮発性記憶部106に与えられない。
また、トランジスタ142は、情報の読み出し速度を向上させるという観点から、上述の揮発性記憶素子に用いたトランジスタと同様のトランジスタを用いることが好ましい。
なお、トランジスタ142のソース電極と容量素子141の他方の電極とは、同じ電位としても良いし、異なる電位としても良い。トランジスタ142のソース電極と容量素子141の他方の電極とが電気的に接続されている構成としても良い。また、容量素子141は必ずしも設ける必要はなく、例えば、トランジスタ142の寄生容量が大きい場合は、当該寄生容量で容量素子141の代替とすることができる。
ここで、トランジスタ140のドレイン電極およびトランジスタ142のゲート電極、すなわちノードM1は、不揮発性メモリ素子として用いられるフローティングゲート型トランジスタのフローティングゲートと同等の作用を奏する。しかしながら、トランジスタ140のオン・オフで直接的にデータの書き換えを行うことができるので、高電圧を用いてのフローティングゲート内への電荷の注入およびフローティングゲートからの電荷の引き抜きが不要である。つまり、不揮発性記憶部107では、従来のフローティングゲート型トランジスタにおいて書き込みや消去の際に必要であった高電圧が不要である。よって、本実施の形態に記載の不揮発性記憶部107を用いることにより、データの退避の際に必要な消費電力の低減を図ることができる。
また同様の理由により、データの書き込み動作や消去動作に起因する動作速度の低下を抑制することができるので、不揮発性記憶部107の動作の高速化が実現される。また同様の理由により、従来のフローティングゲート型トランジスタにおいて指摘されているゲート絶縁膜(トンネル絶縁膜)の劣化という問題が存在しない。つまり、本実施の形態に記載の不揮発性記憶部107は、従来のフローティングゲート型トランジスタと異なり、原理的な書き込み回数の制限が存在しないことを意味する。以上により、不揮発性記憶部107は、レジスタなどの多くの書き換え回数や高速動作を要求される記憶装置としても十分に用いることができる。
また不揮発性記憶部107は図4(C)に示すように、図4(B)の構成に、さらにトランジスタ143を設けた構成としても良い。トランジスタ143は、ゲート電極に読み出し制御信号RDが与えられており、ドレイン電極(またはソース電極)と揮発性記憶部106のデータに対応する電荷が保持されたノードとが電気的に接続されており、ソース電極(またはドレイン電極)とトランジスタ142のドレイン電極とが電気的に接続されている。
ここで読み出し制御信号RDは、上記データの復帰を行う際にトランジスタ143のゲート電極に高電位Hを与える信号であり、このときにトランジスタ143をオン状態とすることができる。これにより、データの復帰を行う際にトランジスタ142のオン状態またはオフ状態に応じた電位を、揮発性記憶部106のデータに対応する電荷が保持されるノードに与えることができる。
なお、トランジスタ143は、情報の読み出し速度を向上させるという観点から、上述の揮発性記憶部106の揮発性記憶素子に用いたトランジスタと同様のトランジスタを用いることが好ましい。
図5に、図4(C)に示す不揮発性記憶部107を適用した1ビットのデータを保持可能な、不揮発性を有するレジスタの回路構成の一例を示す。なお、図5において、図4(C)に示す構成と対応するものについては、同符号を用いる。
図5に示すレジスタは、フリップフロップ148と、不揮発性記憶部107と、セレクタ145と、を含む。なお、図5に示すレジスタは、図4(C)に示す揮発性記憶部106をフリップフロップ148としたものである。
フリップフロップ148には、リセット信号RST、クロック信号CLK、及びデータ信号が与えられる。フリップフロップ148は、クロック信号CLKに従って入力されるデータ信号Dのデータを保持し、データ信号Qとして出力する機能を有する。
不揮発性記憶部107には、書き込み制御信号WE、読み出し制御信号RD、及びデータ信号Qが与えられる。
不揮発性記憶部107は、書き込み制御信号WEに従って、入力されるデータ信号Qのデータを記憶し、読み出し制御信号RDに従って、記憶されたデータをデータ信号Qとして出力する機能を有する。
セレクタ145は、読み出し制御信号RDに従って、データ信号Dまたは不揮発性記憶部107から出力されるデータ信号Qを選択して、フリップフロップ148に入力する。
また図5に示すように不揮発性記憶部107には、トランジスタ140及び容量素子141が設けられている。
トランジスタ140は、nチャネル型トランジスタである。トランジスタ140のソース電極及びドレイン電極の一方は、フリップフロップ148の出力端子に電気的に接続されている。トランジスタ140は、書き込み制御信号WEに従ってフリップフロップ148から出力されるデータ信号の保持を制御する機能を有する。
トランジスタ140としては、図4(C)に示す構成と同様にオフ電流の低い、酸化物半導体を有するトランジスタを用いることができる。
容量素子141の一対の電極の一方はトランジスタ140のソース電極及びドレイン電極の他方に電気的に接続されている(以下、当該ノードをノードM1と呼ぶ場合がある)。また、容量素子141の一対の電極の他方には低電位Lが与えられる。容量素子141は、記憶するデータ信号Dのデータに基づく電荷をノードM1に保持する機能を有する。トランジスタ140のオフ電流が非常に低いため、電源電圧の供給が停止してもノードM1の電荷は保持され、データが保持される。
トランジスタ144は、pチャネル型トランジスタである。トランジスタ144のソース電極及びドレイン電極の一方には高電位Hが与えられ、ゲート電極には、読み出し制御信号RDが入力される。高電位Hと低電位Lの差が電源電圧となる。
トランジスタ143は、nチャネル型トランジスタである。トランジスタ143のソース電極及びドレイン電極の一方は、トランジスタ144のソース電極及びドレイン電極の他方に電気的に接続されている(以下、当該ノードをノードM2と呼ぶ場合がある)。また、トランジスタ143のゲート電極には、読み出し制御信号RDが入力される。
トランジスタ142は、nチャネル型トランジスタである。トランジスタ142のソース電極及びドレイン電極の一方は、トランジスタ143のソース電極及びドレイン電極の他方に電気的に接続されており、ソース電極及びドレイン電極の他方には、低電位Lが与えられる。
インバータ146の入力端子は、トランジスタ144のソース電極及びドレイン電極の一方に電気的に接続されている。また、インバータ146の出力端子は、セレクタ145の入力端子に電気的に接続される。
容量素子147の一対の電極の一方はインバータ146の入力端子に電気的に接続され、他方には低電位Lが与えられる。容量素子147は、インバータ146に入力されるデータ信号のデータに基づく電荷を保持する機能を有する。
以上のような構成を有する図5に示すレジスタは、フリップフロップ148からデータの退避を行う際は、書き込み制御信号WEとして高電位Hを与えてトランジスタ140をオン状態とすることにより、フリップフロップ148のデータ信号Qのデータに基づく電荷が、ノードM1に与えられる。その後、書き込み制御信号WEの電位として低電位Lを与えてトランジスタ140をオフ状態とすることにより、ノードM1に与えられた電荷が保持される。また、読み出し制御信号RDの電位として低電位Lが与えられている間は、トランジスタ143がオフ状態、トランジスタ144がオン状態となり、ノードM2の電位は高電位Hになる。
フリップフロップ148からデータの復帰を行う際は、読み出し制御信号RDとして高電位Hを与えてトランジスタ144がオフ状態、トランジスタ143がオン状態となり、ノードM1に保持された電荷に応じた電位がノードM2に与えられる。ノードM1にデータ信号Qの高電位Hに対応する電荷が保持されている場合、トランジスタ142がオン状態であり、ノードM2に低電位Lが与えられ、インバータ146を介して高電位Hがフリップフロップ148に戻される。また、ノードM1にデータ信号Qの低電位Lに対応する電荷が保持されている場合、トランジスタ142がオフ状態であり、読み出し制御信号RDの電位として低電位Lが与えられていたときのノードM2の高電位Hが保持されており、インバータ146を介して低電位Lがフリップフロップ148に戻される。
上述のように、CPU105に揮発性記憶部106と不揮発性記憶部107を設けることにより、CPU105への電源供給が遮断される前に、揮発性記憶部106から不揮発性記憶部107にデータを退避させることができ、CPU105への電源供給が再開されたときに、不揮発性記憶部107から揮発性記憶部106にデータを素早く復帰させることができる。
このようにデータの退避および復帰を行うことによって、電源遮断が行われるたびに揮発性記憶部106が初期化された状態からCPU105を起動し直す必要がなくなるので、電源供給の再開後CPU105は速やかに測定に係る演算処理を開始することができる。
なお、上記において不揮発性記憶部107は、図4(A)乃至図4(C)および図5に示す構成に限られるものではない。例えば、相変化メモリ(PCM:Phase Change Memory)、抵抗変化型メモリ(ReRAM:Resistance Random Access Memory)、磁気抵抗メモリ(MRAM:Magnetoresistive Random Access Memory)、強誘電体メモリ(FeRAM:Ferroelectric Random Access Memory)、フラッシュメモリなどを用いることができる。
また、揮発性記憶部106に含まれる複数の揮発性記憶素子は、例えばバッファレジスタや、汎用レジスタなどのレジスタを構成することができる。また、揮発性記憶部106にSRAM(Static Random Access Memory)などからなるキャッシュメモリを設けることもできる。これらのレジスタやキャッシュメモリは上記不揮発性記憶部107にデータを退避させることができる。
次に、本実施の形態に係る警報装置の動作について図6を用いて説明する。図6は、電源供給期間Tonおよび電源遮断期間Toffにおける、パワーゲート104の状態と、マイクロコンピュータ100の動作を示す図である。
本実施の形態に係る警報装置は、パワーゲート104がオン状態であり、CPU105、検出部109およびインターフェース108へと電源が供給されている、電源供給期間Tonと、パワーゲート104がオフ状態であり、CPU105、検出部109およびインターフェース108への電源供給が遮断されている、電源遮断期間Toffと、に分けて動作する。
パワーゲート104がオン状態の電源供給期間Tonにおけるマイクロコンピュータ100の動作について説明する。まず、パワーゲートコントローラ103の制御によりパワーゲート104がオン状態となり、電源立ち上げが行われる。このとき、パワーゲート104を介して、高電位電源線VDDから、CPU105、検出部109およびインターフェース108への電源供給が開始される。検出部109に光検出部110を設けている場合は、光センサ111、アンプ112、ADコンバータ113および発光素子130への電源供給も開始される。また、検出部109に温度検出部120を設けている場合は、温度センサ121、アンプ122およびADコンバータ123への電源供給も開始される。
なお、CPU105、検出部109およびインターフェース108への電源供給は必ずしも同時に行われる必要はない。例えば、CPU105、光検出部110、温度検出部120、インターフェース108を使用するタイミングに合わせて、異なるタイミングで電源を供給することもできる。
次に、CPU105において、不揮発性記憶部107から揮発性記憶部106へのデータ復帰が行われる。データ復帰の詳細に関しては、上記図4(A)乃至図4(C)および図5に関する記載を参酌することができる。このようにCPU105において、データ復帰が行われることにより、電源供給期間Tonになるたびに揮発性記憶部106が初期化された状態からCPU105を起動し直す必要がなくなるので、電源供給の再開後CPU105は速やかに演算処理を開始することができる。
次に、検出部109において、異常に係る物理量の計測が行われる。火災報知器として機能する警報装置では、光検出部110においては、発光素子130の光が光センサ111で受光され、光センサ111から、受光光量に応じた電位がアンプ112に入力され、アンプ112で増幅された電位がADコンバータ113に入力される。ADコンバータ113でアナログ信号からデジタル信号へ変換された電位が、光検出部110における計測値としてCPU105に送信される。
また、温度検出部120においては、温度センサ121から、温度に応じた電位がアンプ122に入力され、アンプ122で増幅された電位がADコンバータ123に入力される。ADコンバータ123でアナログ信号からデジタル信号へ変換された電位が、CPU105に送信される。
次に、CPU105において、検出部109から送信された計測値の演算処理が行われる。例えば、当該演算処理においては、検出部109から送信された計測値から火災が発生しているか否かの判定が行われ、火災発生時の信号または火災が発生していないときの信号が発信される。
次に、CPU105から当該演算の結果に基づく信号がインターフェース108を介してバスライン102へと発信される。本実施の形態に係る警報装置を自動火災報知設備における火災感知器として用いる場合、当該信号は自動火災報知設備の受信機へと発信され、当該信号が火災発生時の信号の場合、当該受信機から警報が発報される。
また、本実施の形態に係る警報装置を住宅用火災警報器として用いる場合、バスライン102の代わりにCPU105と電気的に接続された警報装置へと信号が送られ、当該信号が火災発生時の信号の場合、警報装置から警報が発報される。
次に、CPU105において、揮発性記憶部106から不揮発性記憶部107へのデータ退避が行われる。データ退避の詳細に関しては、上記図4(A)乃至図4(C)および図5に関する記載を参酌することができる。
次に、パワーゲートコントローラ103の制御によりパワーゲート104がオフ状態となり、電源立ち下げが行われる。このとき、パワーゲート104を介して、高電位電源線VDDから、CPU105、検出部109およびインターフェース108へ供給されていた電源が遮断される。検出部109に光検出部110を設けている場合は、光センサ111、アンプ112、ADコンバータ113および発光素子130への電源も遮断される。また、検出部109に温度検出部120を設けている場合は、温度センサ121、アンプ122およびADコンバータ123への電源も遮断される。
なお、CPU105、検出部109およびインターフェース108への電源の遮断は必ずしも同時に行われる必要はない。例えば、CPU105、光検出部110、温度検出部120、インターフェース108の使用が終了したタイミングに合わせて、異なるタイミングで電源を遮断することもできる。
以上のようにして電源供給期間Tonが終了すると、電源遮断期間Toffが開始される。ここで、パワーゲートコントローラ103は、パワーゲート104をオフ状態とすると、内部のタイマーを稼働させ、時間の計測を開始する。タイマーで一定時間の経過を計測すると、パワーゲートコントローラ103は、再びパワーゲート104をオン状態とし、電源供給期間Tonが再開される。なお、上記タイマーの計測期間はソフトで変更できるようにしてもよい。
このように、パワーゲートコントローラ103およびパワーゲート104を用いて、電源供給期間Tonと電源遮断期間Toffに分けて警報装置を動作させることにより、常時電源供給を行う場合と比較して消費電力の低減を図ることができる。例えば、火災検出のための計測が30秒に1回で十分であり、電源供給期間Tonは0.1秒以下で十分なので、電源遮断期間Toffは残りの29.9秒となる。このように、電源遮断期間Toffは、電源供給期間Tonと比較して十分長くとることができるので、消費電力の低減を十分図ることができる。
電池だけで電源供給をおこなっている警報装置では、このように十分消費電力の低減を図って電池の消耗を抑えることにより、代替の電池や、電池交換などのメンテナンスを削減させることができる。特に、火災報知器は一般的に天井などの高所に設置されるため、メンテナンスに専門の人員が必要となる場合があるが、このように電池の消耗を抑えることにより、人件費などの維持費も削減させることができる。
さらに、CPU105に揮発性記憶部106と不揮発性記憶部107を設けることにより、CPU105への電源供給が遮断される前に、揮発性記憶部106から不揮発性記憶部107にデータを退避させることができ、CPU105への電源供給が再開されたときに、不揮発性記憶部107から揮発性記憶部106にデータを素早く復帰させることができる。これにより電源供給再開後CPU105は速やかに測定に係る演算処理を開始することができる。
このように、データの退避および復帰を行うことができる揮発性記憶部106と不揮発性記憶部107を設けることにより、電源供給期間Tonと電源遮断期間Toffに分けてCPU105の消費電力の低減を図っても、CPU105の起動に必要な時間を大幅に増やすことなく、警報装置を動作させることができる。
以上、本実施の形態に示す構成、方法などは、他の実施の形態に示す構成、方法などと適宜組み合わせて用いることができる。
(実施の形態2)
本実施の形態では、先の実施の形態に示す光検出部、特に光センサ111の構成例について、図7を用いて説明する。
開示する発明の一態様に係る、警報装置の光検出部の回路構成の一例を図7に示す。なお、図7において、図1に示す構成と対応するものについては、同符号を用いる。
図7に示す光検出部は、光センサ111と、アンプ112と、ADコンバータ113と、が設けられており、光センサ111は、光電変換素子114と、容量素子115と、トランジスタ116と、トランジスタ117と、トランジスタ118と、トランジスタ119と、を含む。ここで光電変換素子114としては、例えば、フォトダイオードなどを用いることができる。
光電変換素子114の端子の一方は、低電位電源線VSSと電気的に接続され、端子の他方は、トランジスタ117のソース電極およびドレイン電極の一方に電気的に接続される。トランジスタ117のゲート電極は、電荷蓄積制御信号Txが与えられ、ソース電極およびドレイン電極の他方は、容量素子115の一対の電極の一方と、トランジスタ116のソース電極およびドレイン電極の一方と、トランジスタ119のゲート電極と電気的に接続される(以下、当該ノードをノードFDと呼ぶ場合がある)。容量素子115の一対の電極の他方は、低電位電源線VSSと電気的に接続される。トランジスタ116のゲート電極は、リセット信号Resが与えられ、ソース電極およびドレイン電極の他方は、高電位電源線VDDと電気的に接続される。トランジスタ119のソース電極およびドレイン電極の一方は、トランジスタ118のソース電極およびドレイン電極の一方と、アンプ112と電気的に接続される。また、トランジスタ119のソース電極およびドレイン電極の他方は、高電位電源線VDDと電気的に接続される。トランジスタ118のゲート電極は、バイアス信号Biasが与えられ、ソース電極およびドレイン電極の他方は、低電位電源線VSSと電気的に接続される。
光センサ111は以下のように動作する。まず、リセット信号Resとしてトランジスタ116がオン状態となる電位を与え、トランジスタ116をオン状態とする。これにより、ノードFDに高電位電源線VDDの高電位Hが与えられ、光センサ111がリセットされる。
次にトランジスタ116をオフ状態とし、トランジスタ117に電荷蓄積制御信号Txとしてトランジスタ117がオン状態となる電位を与える。これにより、光電変換素子114に先の実施の形態に示す発光素子130の光13が入射すると、入射した光量に応じて光電変換素子114に光電流が流れ、容量素子115は光電流に応じて放電を行う。よって光電流に応じてノードFDの電位は低下することになる。なお、発光素子130の光13が入射しない場合は、発光素子130の光13が入射した場合と比較して流れる光電流が微量なので、ノードFDの電位の低下も微量となる。
一定時間後にトランジスタ117をオフとすると、容量素子115の放電が止まり、ノードFDの電位が確定する。ソースフォロワ回路を構成するトランジスタ118およびトランジスタ119から当該ノードFDの電位がアンプ112へと出力される。アンプ112で増幅された電位がADコンバータ113に入力され、ADコンバータ113でアナログ信号からデジタル信号へ変換された電位が、光検出部における計測値として先の実施の形態に示すCPU105に送信される。
以上のような光検出部を実施の形態1に示す低消費電力化が図られた警報装置に用いることができる。
本実施の形態に示す光検出部は、先の実施の形態に示すマイクロコンピュータ100に内蔵して設けることができるので、部品数を削減し、筐体10を縮小することができる。
なお、容量素子115は必ずしも設ける必要はなく、例えば、トランジスタ119などの寄生容量が十分大きい場合、容量素子115を設けない構成としても良い。また、トランジスタ116およびトランジスタ117に先の実施の形態に示す、極めてオフ電流の低いトランジスタを用いることが好ましい。また、極めてオフ電流の低いトランジスタとしては、先の実施の形態に示したように、酸化物半導体を含むトランジスタを用いることが好ましい。このような構成とすることによりノードFDの電位を長時間保持することが可能となる。
また、本実施の形態に示す光検出部の構成は一例に過ぎず、当該警報装置の条件などに合わせて構成を適宜変更することができる。
以上、本実施の形態に示す構成、方法などは、他の実施の形態に示す構成、方法などと適宜組み合わせて用いることができる。
(実施の形態3)
本実施の形態では、先の実施の形態に示す温度検出部、特に温度センサ121の構成例について、図8を用いて説明する。
開示する発明の一態様に係る、警報装置の温度検出部の回路構成の一例を図8に示す。なお、図8において、図1に示す構成と対応するものについては、同符号を用いる。
図8に示す温度検出部には、温度センサ121と、アンプ122と、ADコンバータ123と、が設けられており、温度センサ121は、酸化物半導体が用いられた半導体素子124と、温度依存性が酸化物半導体よりも高い半導体が用いられた半導体素子125と、定電流回路126と、定電流回路127と、を含む。
半導体素子124の端子の一方は、低電位電源線VSSと電気的に接続され、端子の他方は、定電流回路126の端子の一方と、アンプ122の端子の一方と電気的に接続される。定電流回路126の端子の他方は、高電位電源線VDDと電気的に接続される。半導体素子125の端子の一方は、低電位電源線VSSと電気的に接続され、端子の他方は、定電流回路127の端子の一方と、アンプ122の端子の他方と電気的に接続される。定電流回路127の端子の他方は、高電位電源線VDDと電気的に接続される。
半導体素子124に用いる酸化物半導体としては、例えば、先の実施の形態において、極めてオフ電流の低いトランジスタに用いた酸化物半導体などを用いることができる。半導体素子124は、例えば、トランジスタのゲート電極とドレイン電極をショートさせて形成することができる。また、半導体素子125に用いる半導体としては、温度依存性が酸化物半導体よりも高い半導体、例えば単結晶、多結晶、微結晶、アモルファスなどの結晶状態を有するシリコンなどが用いられているが、これには限定されない。半導体素子125は、例えば、トランジスタのゲート電極とドレイン電極をショートさせて形成してもよいし、単純なPN接合を用いてもよい。
定電流回路126および定電流回路127から一定の電流を流すと、半導体素子124および半導体素子125のそれぞれの両端に電圧が生じる。ここで、酸化物半導体を用いた半導体素子124は温度による電気特性の変化が小さく、半導体素子125は、それが大きい。よって、半導体素子124の両端に生じる電圧は温度の影響を受けにくく、半導体素子125の両端に生じる電圧は温度の影響を顕著に反映している。
よって、半導体素子124の両端に生じた電圧と半導体素子125の両端に生じた電圧と、を差動増幅回路として機能するアンプ122に入力して増幅することにより、温度に応じた電位が得られる。アンプ122で増幅された電位がADコンバータ123に入力され、ADコンバータ123でアナログ信号からデジタル信号へ変換された電位が、温度検出部における計測値として先の実施の形態に示すCPU105に送信される。
なお、CPU105に、ADコンバータ123の出力電位と検出対象の温度情報とが関連付けされたデータの集合体を保存した、ルックアップテーブルを設けておいてもよい。当該ルックアップテーブルに保存されたデータを参照して、演算を行って温度に対応したデータを得ることもできる。
以上のような温度検出部を先の実施の形態に示す、低消費電力化が図られた警報装置に用いることができる。
本実施の形態に示す温度検出部は、実施の形態1に示すマイクロコンピュータ100に内蔵して設けることができるので、部品数を削減し、筐体10を縮小することができる。
また、本実施の形態に示す温度検出部の構成は一例に過ぎず、当該警報装置の条件などに合わせて構成を適宜変更することができる。
以上、本実施の形態に示す構成、方法などは、他の実施の形態に示す構成、方法などと適宜組み合わせて用いることができる。
(実施の形態4)
本実施の形態においては、先の実施の形態に示す警報装置に設けられるマイクロコンピュータ100の作製方法の一例について、図9乃至図13を用いて説明する。例として図4(B)に示す不揮発性記憶部107のトランジスタ140およびトランジスタ142の作製方法について説明する。なお、図9乃至図12において、A−Bに示す断面図は、ワイドバンドギャップ半導体として酸化物半導体を有するトランジスタ140、nチャネル型のトランジスタ142が形成される領域の断面図に相当し、C−Dに示す断面図は、酸化物半導体膜を有するトランジスタ140のドレイン電極(またはソース電極)とnチャネル型のトランジスタ142のゲート電極とが接続されたノードM1における断面図に相当する。
なお、先の実施の形態に示す、揮発性記憶部などに設けられる、シリコンなどを用いて形成されるトランジスタは、トランジスタ142と同様の材料および同様の方法で形成することができる。また、先の実施の形態に示す、不揮発性記憶部などに設けられる、酸化物半導体などを用いて形成されるトランジスタは、トランジスタ140と同様の材料および同様の方法で形成することができる。
まず、図9(A)に示すように、p型の半導体基板201に素子分離領域203を形成する。
p型の半導体基板201としては、p型の導電型を有する単結晶シリコン基板(シリコンウェハー)、化合物半導体基板(SiC基板、GaN基板等)を用いることができる。
また、p型の半導体基板201の代わりに、SOI(Silicon On Insulator)基板として、鏡面研磨ウェハーに酸素イオンを注入した後、高温加熱することにより、表面から一定の深さに酸化層を形成させるとともに、表面層に生じた欠陥を消滅させて作られた所謂SIMOX(Separation by IMplanted OXygen)基板や、水素イオン注入により形成された微小ボイドの熱処理による成長を利用して半導体基板を劈開するスマートカット法や、ELTRAN法(Epitaxial Layer Transfer:キャノン社の登録商標)等を用いて形成したSOI基板を用いてもよい。
素子分離領域203は、LOCOS(Local Oxidation of Silicon)法またはSTI(Shallow Trench Isolation)法等を用いて形成する。
また、同一基板上にpチャネル型のトランジスタを形成する場合、p型の半導体基板201の一部にnウェル領域を形成してもよい。nウェル領域は、リン、ヒ素等のn型を付与する不純物元素を添加して形成される。
なお、ここでは、p型の半導体基板を用いているが、n型の半導体基板を用いて、pチャネル型のトランジスタを形成してもよい。その場合、n型の半導体基板にp型を付与するホウ素等の不純物元素が添加されたpウェル領域を形成して、同一基板上にnチャネル型のトランジスタを形成してもよい。
次に、図9(B)に示すように、半導体基板201上にゲート絶縁膜207およびゲート電極209を形成する。
熱処理を行い半導体基板201の表面を酸化した酸化シリコン膜を形成する。または、熱酸化法により酸化シリコン膜を形成した後に、窒化処理を行うことによって酸化シリコン膜の表面を窒化させることにより、酸化シリコン膜と酸素と窒素を有するシリコン膜(酸化窒化シリコン膜)との積層構造で形成する。次に、酸化シリコン膜または酸窒化シリコン膜の一部を選択的にエッチングして、ゲート絶縁膜207を形成する。若しくは、厚さ5〜50nmの酸化シリコン、酸化窒化シリコン、高誘電率物質(high−k材料ともいう)であるタンタル酸化物、酸化ハフニウム、酸化ハフニウムシリケート、酸化ジルコニウム、酸化アルミニウム、酸化チタンなどの金属酸化物、または酸化ランタンなどの希土類酸化物等を、CVD法、スパッタリング法等を用いて形成した後、選択的に一部をエッチングして、ゲート絶縁膜207を形成する。
ゲート電極209は、タンタル、タングステン、チタン、モリブデン、クロム、ニオブ等から選択された金属、またはこれらの金属を主成分とする合金材料若しくは化合物材料を用いることが好ましい。また、リン等の不純物を添加した多結晶シリコンを用いることができる。また、金属窒化物膜と上記の金属膜の積層構造でゲート電極209を形成してもよい。金属窒化物としては、窒化タングステン、窒化モリブデン、窒化チタンを用いることができる。金属窒化物膜を設けることにより、金属膜の密着性を向上させることができ、剥離を防止することができる。
ゲート電極209は、導電膜をスパッタリング法、CVD法等により形成した後、該導電膜の一部を選択的にエッチングして形成される。
ここでは、熱処理を行い、半導体基板201上の表面を酸化した酸化シリコン膜を形成し、該酸化シリコン膜上に窒化タンタル膜及びタングステン膜が積層された導電膜をスパッタリング法により形成した後、酸化シリコン膜及び導電膜のそれぞれ一部を選択的にエッチングして、ゲート絶縁膜207およびゲート電極209を形成する。
なお、高集積化を実現するためには、ゲート電極209の側面にサイドウォール絶縁層を有しない構成とすることが望ましい。一方で、トランジスタの特性を重視する場合には、ゲート電極209の側面にサイドウォール絶縁層を設けることもできる。
次に、図9(C)に示すように、半導体基板201にn型を付与する不純物元素を添加して、n型の不純物領域211a、n型の不純物領域211bを形成する。また、同一基板上にnウェル領域を形成している場合、当該領域にp型を付与する不純物元素を添加してp型の不純物領域を形成する。n型の不純物領域211a、n型の不純物領域211bおよびp型の不純物領域におけるn型を付与する不純物元素及びp型を付与する不純物元素の濃度は、1×1019/cm以上1×1021/cm以下とすることが好ましい。n型を付与する不純物元素及びp型を付与する不純物元素は、イオンドーピング法、イオン注入法等を適宜用いて、半導体基板201及びnウェル領域に添加する。
また、ゲート電極209の側面にサイドウォール絶縁層を設ける場合、当該サイドウォール絶縁層と重畳する領域に、n型の不純物領域211a、n型の不純物領域211bおよびp型の不純物領域とは異なる不純物濃度の不純物領域を形成することができる。
次に、図9(D)に示すように、半導体基板201、素子分離領域203、ゲート絶縁膜207およびゲート電極209上に、スパッタリング法、CVD法等により、絶縁膜215および絶縁膜217を形成する。
絶縁膜215および絶縁膜217は、酸化シリコン、酸化窒化シリコン、窒化酸化シリコン、窒化シリコン、酸化アルミニウム、酸化窒化アルミニウム、窒化酸化アルミニウム、窒化アルミニウムなどを用いればよく、積層または単層で設ける。なお、絶縁膜215をCVD法により形成することで、絶縁膜215の水素含有量が高まる。このような絶縁膜215を用いて加熱処理を行うことにより、半導体基板を水素化し、水素によりダングリングボンドを終端させ、当該半導体基板中の欠陥を低減することができる。
また、絶縁膜217として、BPSG(Borophosphosilicate Glass)などの無機材料、または、ポリイミド、アクリルなどの有機材料を用いて形成することで、絶縁膜217の平坦性を高めることができる。
絶縁膜215または絶縁膜217を形成した後、n型の不純物領域211a、n型の不純物領域211bおよびp型の不純物領域に添加された不純物元素を活性化するための熱処理を行う。
以上の工程により、図9(D)に示すように、nチャネル型のトランジスタ142を作製することができる。ここで、トランジスタ142は、単結晶シリコンなどの酸化物半導体とは異なる半導体を用いて形成されるので、十分な高速動作が可能となる。これにより、十分高速なアクセスが可能なCPUの揮発性記憶部を形成することができる。
次に、絶縁膜215および絶縁膜217の一部を選択的にエッチングして、開口部を形成する。次に、開口部にコンタクトプラグ219aおよびコンタクトプラグ219bを形成する。代表的には、スパッタリング法、CVD法等により導電膜を形成した後、CMP(Chemical Mechanical Polishing)法やエッチングなどにより平坦化処理を行い、導電膜の不要な部分を除去して、コンタクトプラグ219aおよびコンタクトプラグ219bを形成する。
コンタクトプラグ219aおよびコンタクトプラグ219bとなる導電膜は、WFガスとSiHガスからCVD法でタングステンシリサイドを形成し、開口部に埋め込むことで形成される。
次に、絶縁膜217及びコンタクトプラグ219aおよびコンタクトプラグ219b上に、スパッタリング法、CVD法等により絶縁膜を形成した後、該絶縁膜の一部を選択的にエッチングし、溝部を有する絶縁膜221を形成する。次に、スパッタリング法、CVD法等により導電膜を形成した後、CMP法やエッチングなどにより平坦化処理を行い、該導電膜の不要な部分を除去して、配線223aおよび配線223bを形成する(図10(A)参照)。
絶縁膜221は、絶縁膜215と同様の材料を用いて形成することができる。
配線223aおよび配線223bとして、アルミニウム、チタン、クロム、ニッケル、銅、イットリウム、ジルコニウム、モリブデン、銀、タンタル、またはタングステンからなる単体金属、またはこれを主成分とする合金を単層構造または積層構造として用いる。例えば、シリコンを含むアルミニウム膜の単層構造、アルミニウム膜上にチタン膜を積層する二層構造、タングステン膜上にチタン膜を積層する二層構造、銅−マグネシウム−アルミニウム合金膜上に銅膜を積層する二層構造、チタン膜と、そのチタン膜上に重ねてアルミニウム膜を積層し、さらにその上にチタン膜を形成する三層構造などがある。なお、酸化インジウム、酸化錫または酸化亜鉛を含む透明導電材料を用いてもよい。
次に、絶縁膜221、配線223aおよび配線223b上にスパッタリング法、CVD法等により絶縁膜220を形成して、当該絶縁膜220上に、スパッタリング法、CVD法等により絶縁膜を形成した後、該絶縁膜の一部を選択的にエッチングし、溝部を有する絶縁膜222を形成する。次に、スパッタリング法、CVD法等により導電膜を形成した後、CMP法やエッチングなどにより平坦化処理を行い、該導電膜の不要な部分を除去して、電極224を形成する(図10(B)参照)。
ここで、絶縁膜220および絶縁膜222は、絶縁膜215と同様の材料を用いて形成することができる。ただし、絶縁膜220は絶縁膜222のエッチングに対して選択性を有する材料とすることが好ましい。
ここで、電極224は、後述するトランジスタ140のバックゲート電極として機能する電極である。このような電極224を設けることにより、トランジスタ140のしきい値電圧の制御を行うことができる。電極224は、電気的に絶縁しているフローティングの状態であっても良いし、電位が他から与えられている状態であっても良い。トランジスタ140のしきい値電圧の制御に応じて適宜設定することができる。なお、電極224の材料としては、後述するゲート電極233と同様の材料を用いることができる。
なお、本実施の形態では、電極224を配線223aおよび配線223b上に設ける構成としているが、これに限られることなく、例えば、電極224を配線223aおよび配線223bと同じ導電層で形成する構成としても良い。
平坦化された絶縁膜222、電極224を用いることで、後に形成する酸化物半導体膜を有するトランジスタにおける電気特性のばらつきを低減することができる。また、酸化物半導体膜を有するトランジスタを歩留まり高く形成することができる。
次に、加熱処理またはプラズマ処理により、絶縁膜221、配線223a、配線223b、絶縁膜220、絶縁膜222および電極224に含まれる水素を脱離させることが好ましい。この結果、後の加熱処理において、後に形成される絶縁膜及び酸化物半導体膜中に水素が拡散することを防ぐことができる。なお、加熱処理は、不活性雰囲気、減圧雰囲気または乾燥空気雰囲気にて、100℃以上基板の歪み点未満で行う。また、プラズマ処理は、希ガス、酸素、窒素または酸化窒素(亜酸化窒素、一酸化窒素、二酸化窒素など)を用いる。
次に、絶縁膜222および電極224上に、スパッタリング法、CVD法等により、絶縁膜225を形成する。絶縁膜225としては、酸化シリコン、酸化窒化シリコン、窒化酸化シリコン、酸化ガリウム、酸化ハフニウム、酸化イットリウム、酸化アルミニウム、酸化窒化アルミニウムを単層または積層して形成する。また、絶縁膜225として、加熱により酸素の一部が脱離する酸化絶縁膜を用いて形成することが好ましい。加熱により酸素の一部が脱離する酸化絶縁膜としては、化学量論比を満たす酸素よりも多くの酸素を含む酸化絶縁膜を用いる。加熱により酸素の一部が脱離する酸化絶縁膜は、加熱により酸素が脱離するため、後の工程で行う加熱により酸化物半導体膜に酸素を拡散させることができる。
また、絶縁膜225を積層構造とする場合、下側の絶縁膜を下層から拡散される不純物の混入を防ぐ、バリア膜として機能する絶縁膜とすることが好ましい。特に半導体基板201として単結晶シリコン基板、SOI基板、またはシリコンなどの半導体素子が設けられた基板などを用いる場合、基板に含まれる水素などが拡散して後に形成される酸化物半導体膜に混入するのを防ぐことができる。このような絶縁膜としては、例えば、プラズマCVD法またはスパッタリング法等を用いて成膜した、窒化シリコン膜、窒化酸化シリコン膜、または酸化アルミニウム膜などを用いることができる。
また、絶縁膜225は、CMP処理などを行って平坦化を図ることが望ましい。絶縁膜225の表面の平均面粗さ(Ra)は、1nm以下、好ましくは0.3nm以下、より好ましくは0.1nm以下とする。
なお、本明細書などにおいて平均面粗さ(Ra)とは、JISB0601:2001(ISO4287:1997)で定義されている算術平均粗さを、曲面に対して適用できるよう三次元に拡張したものであり、基準面から指定面までの偏差の絶対値を平均した値で表現される。
平均面粗さ(Ra)は、指定面をZ=F(X,Y)で表すとき、基準面から指定面までの偏差の絶対値を平均した値で表現され、次の式で与えられる。
ここで、指定面とは、粗さ計測の対象となる面であり、座標(X,Y,F(X,Y))(X,Y,F(X,Y))(X,Y,F(X,Y))(X,Y,F(X,Y))で表される4点により囲まれる四角形の領域とし、指定面をXY平面に投影した長方形の面積をS、基準面の高さ(指定面の平均の高さ)をZとする。平均面粗さ(Ra)は原子間力顕微鏡(AFM:Atomic Force Microscope)にて測定可能である。
上記CMP処理は、1回行ってもよいし、複数回行ってもよい。複数回に分けてCMP処理を行う場合は、高い研磨レートの一次研磨を行った後、低い研磨レートの仕上げ研磨を行うのが好ましい。このように研磨レートの異なる研磨を組み合わせることによって、絶縁膜225の表面の平坦性をさらに向上させることができる。
また、絶縁膜225を平坦化させる処理としては、プラズマ処理を用いることもできる。プラズマ処理は、真空のチャンバーに不活性ガス、例えばアルゴンガスなどの希ガスを導入し、被処理面を陰極とする電界をかけて行う。その原理としてはプラズマドライエッチ法と同等であるが、不活性ガスを用いて行う。すなわち、このプラズマ処理は、被処理面に不活性ガスのイオンを照射して、スパッタリング効果により表面の微細な凹凸を平坦化する処理である。このことから、当該プラズマ処理を「逆スパッタ処理」と呼ぶこともできる。
このプラズマ処理時、プラズマ中には電子とアルゴンの陽イオンが存在し、陰極方向にアルゴンの陽イオンが加速される。加速されたアルゴンの陽イオンは被処理面をスパッタする。このとき、該被処理面の凸部から優先的にスパッタされる。被処理面からスパッタされた粒子は、被処理面の別の場所に付着する。このとき、該被処理面の凹部に優先的に付着する。このように凸部を削り、凹部を埋めることで被処理面の平坦性が向上する。なお、プラズマ処理とCMP処理と併用することにより絶縁膜225のさらなる平坦化を図ることができる。
なお、当該プラズマ処理によって、絶縁膜225表面に付着した酸素、水分、有機物などの不純物をスパッタリングの効果で除去することも可能である。
なお、酸化物半導体の成膜を行う前に、処理室の加熱および排気を行って、処理室中の水素、水、水酸基、水素化物などの不純物を除去しておくことが好ましい。特に処理室の内壁に吸着して存在するこれらの不純物を除去することが重要である。ここで、加熱処理は、例えば、100℃以上450℃以下で行えばよい。また、処理室の排気は、ドライポンプなどの粗引きポンプと、スパッタイオンポンプ、ターボ分子ポンプ及びクライオポンプなどの高真空ポンプとを適宜組み合わせて行うとよい。ターボ分子ポンプは大きいサイズの分子の排気が優れる一方、水素や水の排気能力が低い。さらに、水の排気能力の高いクライオポンプまたは水素の排気能力の高いスパッタイオンポンプを組み合わせることが有効となる。またこのとき、不活性ガスを導入しながら不純物の除去を行うと、排気するだけでは脱離しにくい水などの脱離速度をさらに大きくすることができる。このような処理を行って酸化物半導体の成膜前に処理室の不純物を除去することにより、酸化物半導体への水素、水、水酸基、水素化物などの混入を低減することができる。
また、酸化物半導体膜をスパッタリング装置で成膜する前に、スパッタリング装置にダミー基板を搬入し、ダミー基板上に酸化物半導体膜を成膜して、ターゲット表面、または防着板に付着した水素、水分を取り除く工程を行ってもよい。
次に、絶縁膜225上に、スパッタリング法、塗布法、印刷法、蒸着法、PCVD法、PLD法、ALD法またはMBE法等を用いて酸化物半導体膜227を形成する(図10(C)参照)。ここでは、酸化物半導体膜227として、スパッタリング法により、1nm以上50nm以下、好ましくは3nm以上20nm以下の厚さで酸化物半導体膜を形成する。酸化物半導体膜227の厚さを上記厚さとすることで、トランジスタの微細化に伴って発生するおそれのある短チャネル効果を抑制することができる。
酸化物半導体膜227に用いる酸化物半導体としては、少なくともインジウム(In)あるいは亜鉛(Zn)を含むことが好ましい。特にInとZnを含むことが好ましい。また、該酸化物半導体を用いたトランジスタの電気特性のばらつきを減らすためのスタビライザーとして、それらに加えてガリウム(Ga)を有することが好ましい。また、スタビライザーとしてスズ(Sn)を有することが好ましい。また、スタビライザーとしてハフニウム(Hf)を有することが好ましい。
また、他のスタビライザーとして、ランタノイドである、ランタン(La)、セリウム(Ce)、プラセオジム(Pr)、ネオジム(Nd)、サマリウム(Sm)、ユウロピウム(Eu)、ガドリニウム(Gd)、テルビウム(Tb)、ジスプロシウム(Dy)、ホルミウム(Ho)、エルビウム(Er)、ツリウム(Tm)、イッテルビウム(Yb)、ルテチウム(Lu)のいずれか一種あるいは複数種を有してもよい。
例えば、酸化物半導体として、酸化インジウム、酸化スズ、酸化亜鉛、In−Zn系酸化物、Sn−Zn系酸化物、Zn−Mg系酸化物、Sn−Mg系酸化物、In−Mg系酸化物、In−Ga系酸化物、In−Ga−Zn系酸化物(IGZOとも表記する)、In−Sn−Zn系酸化物、Sn−Ga−Zn系酸化物、In−Hf−Zn系酸化物、In−La−Zn系酸化物、In−Ce−Zn系酸化物、In−Pr−Zn系酸化物、In−Nd−Zn系酸化物、In−Sm−Zn系酸化物、In−Eu−Zn系酸化物、In−Gd−Zn系酸化物、In−Tb−Zn系酸化物、In−Dy−Zn系酸化物、In−Ho−Zn系酸化物、In−Er−Zn系酸化物、In−Tm−Zn系酸化物、In−Yb−Zn系酸化物、In−Lu−Zn系酸化物、In−Sn−Ga−Zn系酸化物、In−Hf−Ga−Zn系酸化物、In−Sn−Hf−Zn系酸化物を用いることができる。また、上記酸化物半導体に酸化シリコンを含んでもよい。ここで、例えば、In−Ga−Zn系酸化物とは、インジウム(In)、ガリウム(Ga)、亜鉛(Zn)を主成分として有する酸化物という意味であり、InとGaとZnの比率は問わない。また、InとGaとZn以外の金属元素が入っていてもよい。このとき、上記酸化物半導体においては、化学量論比に対し、酸素を過剰にすると好ましい。酸素を過剰にすることで酸化物半導体膜の酸素欠損に起因するキャリアの生成を抑制することができる。
また、酸化物半導体として、InMO(ZnO)(m>0、且つ、mは整数でない)で表記される材料を用いてもよい。なお、Mは、Ga、Fe、Mn及びCoから選ばれた一の金属元素または複数の金属元素を示す。また、酸化物半導体として、InSnO(ZnO)(n>0、且つ、nは整数)で表記される材料を用いてもよい。
なお、酸化物半導体膜227において、アルカリ金属またはアルカリ土類金属の濃度は、1×1018atoms/cm以下、さらに好ましくは2×1016atoms/cm以下であることが望ましい。アルカリ金属及びアルカリ土類金属は、酸化物半導体と結合するとキャリアが生成されることがあり、トランジスタのオフ電流の上昇の原因となるためである。
また、酸化物半導体膜227には、5×1018atoms/cm以下の窒素が含まれてもよい。
なお、酸化物半導体膜227に用いることが可能な酸化物半導体は、シリコン半導体よりもバンドギャップが広く、真性キャリア密度がシリコンよりも低い、ワイドバンドギャップ半導体とする。例えば、当該ワイドバンドギャップ半導体のバンドギャップは、2.5eV以上4eV以下、好ましくは3eV以上3.8eV以下とすればよい。このように、エネルギーギャップの広い酸化物半導体を用いることで、トランジスタのオフ電流を低減することができる。
酸化物半導体膜227は、単結晶構造であってもよいし、非単結晶を有してもよい。非単結晶は、例えば、CAAC(C Axis Aligned Crystal)、多結晶、微結晶、非晶質部を有する。非晶質部は、微結晶、CAACよりも欠陥準位密度が高い。また、微結晶は、CAACよりも欠陥準位密度が高い。なお、CAACを有する酸化物半導体を、CAAC−OS(C Axis Aligned Crystalline Oxide Semiconductor)と呼ぶ。
アモルファス状態の酸化物半導体は、比較的容易に平坦な表面を得ることができるため、これを用いてトランジスタを作製した際の界面散乱を低減でき、比較的容易に、比較的高い移動度を得ることができる。
また、結晶性を有する酸化物半導体では、よりバルク内欠陥を低減することができ、表面の平坦性を高めればアモルファス状態の酸化物半導体以上の移動度を得ることができる。表面の平坦性を高めるためには、平坦な表面上に酸化物半導体を形成することが好ましく、上述のように、絶縁膜225の表面の平均面粗さ(Ra)を、1nm以下、好ましくは0.3nm以下、より好ましくは0.1nm以下とし、その上に酸化物半導体膜227を形成することが好ましい。
ここでは、酸化物半導体膜227をスパッタリング法により形成する。ターゲットとしては、上記酸化物に対応したものを用いることができる。
酸化物半導体としてIn−Ga−Zn−O系の材料を用いる場合、ターゲットは上記の酸化物半導体膜227の材料およびその組成に合わせて適宜設定すればよい。例えば、In:Ga:Zn=1:1:1、In:Ga:Zn=1:3:2、In:Ga:Zn=3:1:2、あるいはIn:Ga:Zn=2:1:3の原子数比のIn−Ga−Zn系酸化物やその組成の近傍の酸化物をターゲットとして用いるとよい。ただし、ターゲットは、これらの材料及び組成に限定されるものではない。
しかし、これらに限られず、必要とする半導体特性(移動度、しきい値、ばらつき等)に応じて適切な組成のものを用いればよい。また、必要とする半導体特性を得るために、キャリア濃度や不純物濃度、欠陥密度、金属元素と酸素の原子数比、原子間距離、密度等を適切なものとすることが好ましい。また、組成に代表されるこれらの条件が互いに異なる酸化物半導体膜を、積層する構成としても良いし、チャネル形成領域とソース領域およびドレイン領域とに適宜設ける構成としても良い。
例えば、酸化物半導体膜227を、第1の酸化物半導体膜、第2の酸化物半導体膜および第3の酸化物半導体膜の積層として、各々を異なる組成としてもよい。例えば、第1の酸化物半導体膜および第3の酸化物半導体膜に三元系金属の酸化物を用い、第2の酸化物半導体膜に二元系金属の酸化物を用いてもよい。好ましくは、第1の酸化物半導体膜乃至第3の酸化物半導体膜が同一成分を含む材料を用いることが望ましい。同一成分を含む材料を用いる場合、第1の酸化物半導体膜の結晶層を種として第1の酸化物半導体膜上に第2の酸化物半導体膜を形成できるため、第2の酸化物半導体膜の結晶成長が行いやすくなる。なお、第3の酸化物半導体膜についても同様のことが言える。また、同一成分を含む材料である場合には、密着性などの界面物性や電気的特性も良好である。
また、第1の酸化物半導体膜、第2の酸化物半導体膜および第3の酸化物半導体膜の構成元素を同一とし、組成を異ならせてもよい。例えば、第1の酸化物半導体膜および第3の酸化物半導体膜の原子数比をIn:Ga:Zn=1:1:1とし、第2の酸化物半導体膜の原子数比をIn:Ga:Zn=3:1:2としてもよい。また、第1の酸化物半導体膜および第3の酸化物半導体膜の原子数比をIn:Ga:Zn=1:3:2とし、第2の酸化物半導体膜の原子数比をIn:Ga:Zn=3:1:2としてもよい。
なお、スパッタリングガスは、希ガス(代表的にはアルゴン)雰囲気、酸素雰囲気、希ガス及び酸素の混合ガスを適宜用いる。なお、希ガス及び酸素の混合ガスの場合、希ガスに対して酸素のガス比を高めることが好ましい。また、スパッタリングガスは、酸化物半導体膜への水素、水、水酸基、水素化物などの混入を防ぐために、水素、水、水酸基、水素化物などの不純物が十分に除去された高純度ガスを用いた雰囲気とすることが望ましい。
スパッタリング法において、プラズマを発生させるための電源装置は、RF電源装置、AC電源装置、DC電源装置等を適宜用いることができる。
なお、酸化物半導体膜を成膜する処理室は、リークレートを1×10−10Pa・m/秒以下とすることが好ましく、それによりスパッタリング法により成膜する際、膜中への不純物の混入を低減することができる。このように、酸化物半導体膜の成膜工程において、更に好ましくは酸化絶縁膜の成膜工程において、処理室の圧力、処理室のリークレートなどにおいて、不純物の混入を極力抑えることによって、酸化物半導体膜に含まれる水素を含む不純物の混入を低減することができる。また、酸化絶縁膜から酸化物半導体膜への水素などの不純物の拡散を低減することができる。
また、酸化物半導体膜227は、例えば結晶部分を有するCAAC−OS(C Axis Aligned Crystalline Oxide Semiconductor)を有してもよい。CAAC−OSは、例えば、c軸配向し、a軸または/およびb軸はマクロに揃っていない。
酸化物半導体膜227は、例えば微結晶を有してもよい。なお、微結晶を有する酸化物半導体を、微結晶酸化物半導体と呼ぶ。微結晶酸化物半導体膜は、例えば、1nm以上10nm未満のサイズの微結晶(ナノ結晶ともいう。)を膜中に含む。
酸化物半導体膜227は、例えば非晶質部を有してもよい。なお、非晶質部を有する酸化物半導体を、非晶質酸化物半導体と呼ぶ。非晶質酸化物半導体膜は、例えば、原子配列が無秩序であり、結晶成分を有さない。または、非晶質酸化物半導体膜は、例えば、完全な非晶質であり、結晶部を有さない。
なお、酸化物半導体膜227が、CAAC−OS、微結晶酸化物半導体、非晶質酸化物半導体の混合膜であってもよい。混合膜は、例えば、非晶質酸化物半導体の領域と、微結晶酸化物半導体の領域と、CAAC−OSの領域と、を有する。また、混合膜は、例えば、非晶質酸化物半導体の領域と、微結晶酸化物半導体の領域と、CAAC−OSの領域と、の積層構造を有してもよい。
なお、酸化物半導体膜227は、例えば、単結晶を有してもよい。
酸化物半導体膜227は、複数の結晶部を有し、当該結晶部のc軸が被形成面の法線ベクトルまたは表面の法線ベクトルに平行な方向に揃っていることが好ましい。なお、異なる結晶部間で、それぞれa軸およびb軸の向きが異なっていてもよい。そのような酸化物半導体膜の一例としては、CAAC−OS膜がある。
CAAC−OS膜に含まれる結晶部は、一辺が100nm未満の立方体内に収まる大きさであることが多い。また、透過型電子顕微鏡(TEM:Transmission Electron Microscope)による観察像では、CAAC−OS膜に含まれる結晶部と結晶部との境界は明確ではない。また、TEMによってCAAC−OS膜には粒界(グレインバウンダリーともいう。)は確認できない。そのため、CAAC−OS膜は、粒界に起因する電子移動度の低下が抑制される。
CAAC−OS膜に含まれる結晶部は、c軸が、CAAC−OS膜の被形成面の法線ベクトルまたは表面の法線ベクトルに平行な方向になるように揃い、かつab面に垂直な方向から見て金属原子が三角形状または六角形状に配列し、c軸に垂直な方向から見て金属原子が層状または金属原子と酸素原子とが層状に配列している。なお、異なる結晶部間で、それぞれa軸およびb軸の向きが異なっていてもよい。本明細書において、単に垂直と記載する場合、80°以上100°以下、好ましくは85°以上95°以下の範囲も含まれることとする。また、単に平行と記載する場合、−10°以上10°以下、好ましくは−5°以上5°以下の範囲も含まれることとする。
なお、CAAC−OS膜において、結晶部の分布が一様でなくてもよい。例えば、CAAC−OS膜の形成過程において、酸化物半導体膜の表面側から結晶成長させる場合、被形成面の近傍に対し表面の近傍では結晶部の占める割合が高くなることがある。また、CAAC−OS膜へ不純物を添加することにより、当該不純物添加領域において結晶部が非晶質化することもある。
CAAC−OS膜に含まれる結晶部のc軸は、CAAC−OS膜の被形成面の法線ベクトルまたは表面の法線ベクトルに平行な方向になるように揃うため、CAAC−OS膜の形状(被形成面の断面形状または表面の断面形状)によっては互いに異なる方向を向くことがある。また、結晶部は、成膜したとき、または成膜後に加熱処理などの結晶化処理を行ったときに形成される。従って、結晶部のc軸の方向は、CAAC−OS膜が形成されたときの被形成面の法線ベクトルまたは表面の法線ベクトルに平行になるように揃う。
CAAC−OS膜を用いたトランジスタは、可視光や紫外光の照射による電気特性の変動が小さい。よって、当該トランジスタは、信頼性が高い。
なお、酸化物半導体膜を構成する酸素の一部は窒素で置換されてもよい。
また、CAAC−OSのように結晶部を有する酸化物半導体では、よりバルク内欠陥を低減することができ、表面の平坦性を高めればアモルファス状態の酸化物半導体以上の移動度を得ることができる。表面の平坦性を高めるためには、平坦な表面上に酸化物半導体を形成することが好ましく、具体的には、平均面粗さ(Ra)が1nm以下、好ましくは0.3nm以下、より好ましくは0.1nm以下の表面上に形成するとよい。
酸化物半導体膜227をCAAC−OS膜とする場合は、例えば、多結晶である酸化物半導体スパッタリング用ターゲットを用い、スパッタリング法によって成膜する。当該スパッタリング用ターゲットにイオンが衝突すると、スパッタリング用ターゲットに含まれる結晶領域がa−b面から劈開し、a−b面に平行な面を有する平板状またはペレット状のスパッタリング粒子として剥離することがある。この場合、当該平板状のスパッタリング粒子が、結晶状態を維持したまま基板に到達することで、スパッタリング用ターゲットの結晶状態が基板に転写され、CAAC−OS膜を成膜することができる。
また、CAAC−OS膜を成膜するために、以下の条件を適用することが好ましい。
成膜時の不純物濃度を低減することで、不純物によって結晶状態が崩れることを抑制できる。例えば、成膜室内に存在する不純物(水素、水、二酸化炭素および窒素など)を低減すればよい。また、成膜ガス中の不純物を低減すればよい。具体的には、露点が−80℃以下、好ましくは−100℃以下である成膜ガスを用いる。
また、成膜時の基板加熱温度を高めることで、基板付着後にスパッタリング粒子のマイグレーションが起こる。具体的には、基板加熱温度を100℃以上740℃以下、好ましくは200℃以上500℃以下として成膜する。成膜時の基板加熱温度を高めることで、平板状のスパッタリング粒子が基板に到達した場合、基板上でマイグレーションが起こり、平らな面が基板に付着する。
また、成膜ガス中の酸素割合を高め、電力を最適化することで成膜時のプラズマダメージを軽減すると好ましい。成膜ガス中の酸素割合は、30体積%以上、好ましくは100体積%とする。
スパッタリング用ターゲットの一例として、In−Ga−Zn−O化合物ターゲットについて以下に示す。
InO粉末、GaO粉末およびZnO粉末を所定の比率で混合し、加圧処理後、1000℃以上1500℃以下の温度で加熱処理をすることで多結晶であるIn−Ga−Zn−O化合物ターゲットとする。なお、X、YおよびZは任意の正数である。ここで、所定の比率は、例えば、InO粉末、GaO粉末およびZnO粉末が、2:2:1、8:4:3、3:1:1、1:1:1、4:2:3または3:1:2のmol数比である。なお、粉末の種類、およびその混合する比率は、作製するスパッタリング用ターゲットによって適宜変更すればよい。
酸化物半導体膜227形成後、酸化物半導体膜227に対して、熱処理を行ってもよい。熱処理を行うことによって、酸化物半導体膜227中に含まれる水素原子を含む物質をさらに除去し、酸化物半導体膜227の構造を整え、エネルギーギャップ中の欠陥準位を低減することができる。当該熱処理は不活性ガス雰囲気下で行い、熱処理の温度は、300℃以上700℃以下、好ましくは450℃以上600℃以下、また、基板が歪み点を有する場合は基板の歪み点未満とする。不活性ガス雰囲気としては、窒素、または希ガス(ヘリウム、ネオン、アルゴン等)を主成分とする雰囲気であって、水、水素などが含まれない雰囲気を適用するのが望ましい。例えば、熱処理装置に導入する窒素や、ヘリウム、ネオン、アルゴン等の希ガスの純度を、6N(99.9999%)以上、好ましくは7N(99.99999%)以上(すなわち、不純物濃度が1ppm以下、好ましくは0.1ppm以下)とする。
当該熱処理は、例えば、抵抗発熱体などを用いた電気炉に半導体基板201を導入し、窒素雰囲気下、450℃、1時間の条件で行うことができる。
また、熱処理装置は電気炉に限られず、加熱されたガスなどの媒体からの熱伝導、または熱輻射によって、被処理物を加熱する装置を用いても良い。例えば、LRTA(Lamp Rapid Thermal Annealing)装置、GRTA(Gas Rapid Thermal Annealing)装置等のRTA(Rapid Thermal Annealing)装置を用いることができる。LRTA装置は、ハロゲンランプ、メタルハライドランプ、キセノンアークランプ、カーボンアークランプ、高圧ナトリウムランプ、高圧水銀ランプなどのランプから発する光(電磁波)の輻射により、被処理物を加熱する装置である。GRTA装置は、高温のガスを用いて熱処理を行う装置である。ガスとしては、アルゴンなどの希ガス、または窒素のような、熱処理によって被処理物と反応しない不活性気体が用いられる。なお、加熱処理装置としてGRTA装置を用いる場合には、その熱処理時間が短いため、650℃〜700℃の高温に加熱した不活性ガス中で基板を加熱してもよい。
また、上記熱処理で酸化物半導体膜227を加熱した後、同じ炉に高純度の酸素ガス、高純度のNOガス、又は超乾燥エア(CRDS(キャビティリングダウンレーザー分光法)方式の露点計を用いて測定した場合の水分量が20ppm(露点換算で−55℃)以下、好ましくは1ppm以下、好ましくは10ppb以下の空気)とすることが好ましい。特にこれらのガスには、水、水素などが含まれないことが好ましい。また、同じ炉に導入する酸素ガスまたはNOガスの純度を、6N以上好ましくは7N以上(即ち不純物濃度を1ppm以下、好ましくは0.1ppm以下)とすることが好ましい。酸素ガスまたはNOガスの作用によって、脱水化または脱水素化処理による不純物の排除工程で低減してしまった酸化物半導体を構成する主成分材料の一つである酸素を供給することができる。
なお、上述の熱処理には水素や水などを除去する効果があるため、当該熱処理を、脱水化または脱水素化などと呼ぶこともできる。当該熱処理は、例えば、酸化物半導体層を島状に加工する前、ゲート絶縁膜の形成後などのタイミングにおいて行うことも可能である。また、このような脱水化または脱水素化の熱処理は、一回に限らず複数回行っても良い。
次に、酸化物半導体膜227の一部を選択的にエッチングして、電極224と重畳するように酸化物半導体膜229を形成する(図11(A)参照)。
次に、酸化物半導体膜229上に接して導電膜を成膜し、当該導電膜の一部を選択的にエッチングして、酸化物半導体膜229上に接して一対の電極241a、電極241bを形成する(図11(B)参照)。
一対の電極241a、電極241bは配線223aおよび配線223bと同様の材料を適宜用いて形成することができる。なお、一対の電極241a、電極241bは配線としても機能させてもよい。
一対の電極241a、電極241bは、スパッタリング法、CVD法、蒸着法等で導電膜を形成した後、該導電膜の一部を選択的にエッチングして、一対の電極241a、電極241bを形成する。また、一対の電極241a、電極241bは、印刷法またはインクジェット法を用いて形成される。
次に、酸化物半導体膜229、電極241aおよび電極241b上に、スパッタリング法、CVD法等によりゲート絶縁膜231を形成する。そして、ゲート絶縁膜231上に酸化物半導体膜229と重畳してゲート電極233を形成する(図11(C)参照)。
また、μ波(例えば周波数2.45GHz)を用いた高密度プラズマCVDは、緻密で絶縁耐圧の高い高品質な絶縁層を形成できるので、後にゲート絶縁膜として用いられるゲート絶縁膜231の形成に用いることが好ましい。高純度化された酸化物半導体と高品質ゲート絶縁膜とが密接することにより、界面準位を低減して界面特性を良好なものとすることができるからである。
ゲート絶縁膜231は、例えば酸化シリコン、酸化窒化シリコン、窒化酸化シリコン、窒化シリコン、酸化アルミニウム、酸化ハフニウム、酸化ガリウムまたはGa−Zn−O系金属酸化物膜などを用いればよく、積層または単層で設ける。また、ゲート絶縁膜231は、絶縁膜225に示すような、加熱により酸素が脱離する酸化絶縁膜を用いてもよい。ゲート絶縁膜231に加熱により酸素が脱離する膜を用いることで、後の加熱処理により酸化物半導体膜229に生じる酸素欠損を修復することができ、トランジスタの電気特性の劣化を抑制できる。
また、ゲート絶縁膜231として、ハフニウムシリケート(HfSiO)、窒素が添加されたハフニウムシリケート(HfSi)、窒素が添加されたハフニウムアルミネート(HfAl)、酸化ハフニウム、酸化イットリウムなどのhigh−k材料を用いることでゲート絶縁膜の厚さを薄くしてもゲートリークを低減できる。
ゲート絶縁膜231の厚さは、1nm以上300nm以下、より好ましくは5nm以上50nm以下、より好ましくは10nm以上30nm以下とするとよい。
ゲート電極233は、アルミニウム、クロム、銅、タンタル、チタン、モリブデン、タングステンから選ばれた金属元素、または上述した金属元素を成分とする合金か、上述した金属元素を組み合わせた合金などを用いて形成することができる。また、マンガン、ジルコニウムのいずれか一または複数から選択された金属元素を用いてもよい。また、ゲート電極233は、単層構造でも、二層以上の積層構造としてもよい。例えば、シリコンを含むアルミニウム膜の単層構造、アルミニウム膜上にチタン膜を積層する二層構造、窒化チタン膜上にチタン膜を積層する二層構造、窒化チタン膜上にタングステン膜を積層する二層構造、窒化タンタル膜上にタングステン膜を積層する二層構造、チタン膜と、そのチタン膜上にアルミニウム膜を積層し、さらにその上にチタン膜を形成する三層構造などがある。また、アルミニウムに、チタン、タンタル、タングステン、モリブデン、クロム、ネオジム、スカンジウムから選ばれた元素の膜、または複数組み合わせた合金膜、もしくは窒化膜を用いてもよい。
また、ゲート電極233は、インジウム錫酸化物、酸化タングステンを含むインジウム酸化物、酸化タングステンを含むインジウム亜鉛酸化物、酸化チタンを含むインジウム酸化物、酸化チタンを含むインジウム錫酸化物、インジウム亜鉛酸化物、酸化ケイ素を添加したインジウム錫酸化物などの透光性を有する導電性材料を適用することもできる。また、上記透光性を有する導電性材料と、上記金属元素の積層構造とすることもできる。
ゲート電極233は、印刷法またはインクジェット法により形成される。若しくは、スパッタリング法、CVD法、蒸着法等で導電膜を形成した後、該導電膜の一部を選択的にエッチングして形成される。
なお、ゲート電極233とゲート絶縁膜231との間に、ゲート絶縁膜231に接する材料層として、窒素を含むIn−Ga−Zn−O膜や、窒素を含むIn−Sn−O膜や、窒素を含むIn−Ga−O膜や、窒素を含むIn−Zn−O膜や、窒素を含むSn−O膜や、窒素を含むIn−O膜や、金属窒化膜(InN、ZnNなど)を設けることが好ましい。これらの膜は5eV以上、好ましくは5.5eV以上の仕事関数を有し、トランジスタのしきい値電圧をプラスにすることができ、所謂ノーマリーオフのスイッチング素子を実現できる。例えば、窒素を含むIn−Ga−Zn−O膜を用いる場合、少なくとも酸化物半導体膜229より高い窒素濃度、具体的には7原子%以上の窒素を含むIn−Ga−Zn−O膜を用いる。
なお、ゲート絶縁膜231の成膜後に、不活性ガス雰囲気下、または酸素雰囲気下で熱処理を行ってもよい。熱処理の温度は、200℃以上450℃以下とするのが好ましく、250℃以上350℃以下とするのがより好ましい。このような熱処理を行うことによって、トランジスタの電気的特性のばらつきを軽減することができる。また、酸化物半導体膜229と接するゲート絶縁膜231または絶縁膜225が酸素を含む場合、酸化物半導体膜229に酸素を供給し、該酸化物半導体膜229の酸素欠損を補填することもできる。このように、上述の熱処理には酸素を供給する効果があるため、当該熱処理を、加酸化(加酸素化)などと呼ぶこともできる。
なお、本実施の形態では、ゲート絶縁膜231の形成後に加酸化の熱処理を行っているが、加酸化の熱処理のタイミングはこれに限定されず、ゲート絶縁膜231の形成後に適宜行えばよい。
上述のように、脱水化または脱水素化の熱処理と加酸化の熱処理を適用し、酸化物半導体膜229中の不純物を低減し、酸素欠損を補填することで、酸化物半導体膜229を、その主成分以外の不純物が極力含まれないように高純度化することができる。
次に、図12(A)に示すように、スパッタリング法、CVD法、塗布法、印刷法等により、絶縁膜243及び絶縁膜245を形成する。
絶縁膜243、絶縁膜245は、酸化シリコン、酸化窒化シリコン、窒化酸化シリコン、窒化シリコン、酸化アルミニウム、酸化窒化アルミニウム、窒化酸化アルミニウム、窒化アルミニウムなどを用いればよく、積層または単層で設ける。なお、絶縁膜245として、外部への酸素の拡散を防ぐ絶縁膜を用いることで、絶縁膜243から脱離する酸素を酸化物半導体膜に供給することができる。外部への酸素の拡散を防ぐ絶縁膜の代表例としては、酸化アルミニウム、酸化窒化アルミニウム等がある。また、絶縁膜245として、外部からの水素の拡散を防ぐ絶縁膜を用いることで、外部から酸化物半導体膜への水素の拡散を低減することが可能であり、酸化物半導体膜の欠損を低減することができる。外部からの水素の拡散を防ぐ絶縁膜の代表例としては、窒化シリコン、窒化酸化シリコン、窒化アルミニウム、窒化酸化アルミニウム等がある。また、絶縁膜243を、加熱により酸素の一部が脱離する酸化絶縁膜、外部への酸素の拡散を防ぐ絶縁膜と、酸化絶縁膜との3層構造とすることで、効率よく酸化物半導体膜へ酸素を拡散すると共に、外部への酸素の脱離を抑制することが可能であり、温度及び湿度の高い状態でも、トランジスタの特性の変動を低減することができる。
以上の工程により、図12(A)に示すように、酸化物半導体膜を有するトランジスタ140を作製することができる。
上述のように、酸化物半導体膜229は水素などの不純物が十分に除去され、十分な酸素が供給されて酸素が過飽和の状態とされることにより、高純度化されたものであることが望ましい。具体的には、酸化物半導体膜229の水素濃度は5×1019atoms/cm以下、望ましくは5×1018atoms/cm以下、より望ましくは5×1017atoms/cm以下とする。なお、上述の酸化物半導体膜229中の水素濃度は、二次イオン質量分析法(SIMS:Secondary Ion Mass Spectrometry)で測定されるものである。このように、水素濃度が十分に低減されて高純度化され、十分な酸素の供給により酸素欠乏に起因するエネルギーギャップ中の欠陥準位が低減された酸化物半導体膜229をトランジスタ140に用いることにより、例えば、室温(25℃)でのオフ電流(ここでは、単位チャネル幅(1μm)あたりの値)は100zA以下、より好ましくは10zA以下となる。このように、i型化(真性化)または実質的にi型化された酸化物半導体膜229を用いることで、極めて優れたオフ電流特性のトランジスタ140を得ることができる。
なお、本実施の形態でトランジスタ140をトップゲート構造としたが、本発明はこれに限られるものではなく、例えばボトムゲート構造としても良い。
次に、絶縁膜215、絶縁膜217、絶縁膜221、絶縁膜225、絶縁膜243、絶縁膜245のそれぞれ一部を選択的にエッチングし、開口部を形成して、ゲート電極209、電極241aおよび電極241bのそれぞれ一部を露出する。次に、開口部に導電膜を成膜した後、該導電膜の一部を選択的にエッチングして、電極241bに接して配線249を、電極241aに接して配線250を形成する。配線249および配線250は、コンタクトプラグ219aおよびコンタクトプラグ219bに示す材料を適宜用いることができる。
ここで、配線249は、トランジスタ140のドレイン電極とトランジスタ142のゲート電極209とを電気的に接続するノードM1として機能する。また、配線250は、トランジスタ140のソース電極として機能し、図4(B)に示す揮発性記憶部106と電気的に接続される。なお、図4(B)に示す容量素子141を設ける場合には、例えば、配線249上に絶縁膜と、当該絶縁膜を介して配線249と重畳する導電膜を設ければよい。
また、図12(B)においては、トランジスタ140のドレイン電極と、トランジスタ142のゲート電極209とを配線249を介して接続する構成としているが、本実施の形態に示す構成はこれに限られるものではない。例えば、トランジスタ142上に設けられた絶縁膜の上面にトランジスタ142のゲート電極の上面が露出されるような構造とし、当該ゲート電極の上面に直接接するようにトランジスタ140のソース電極またはドレイン電極の一方を設ける構成としても良い。
なお、上記の工程の後には、さらに電極や配線、半導体層、絶縁層などを形成する工程を含んでいても良い。配線の構造として、絶縁層および導電層の積層構造でなる多層配線構造を採用して、高度に集積化した半導体装置を実現することも可能である。例えば、図13に示すように、配線249および配線250上に絶縁膜251、配線252、配線253および絶縁膜254を形成し、多層配線構造をとってもよい。ここで、絶縁膜251および絶縁膜254は、絶縁膜245と同様の材料および方法を用いて形成することができ、配線252および配線253は、配線249および配線250と同様の材料および方法を用いて形成することができる。
以上の工程により、トランジスタ140およびトランジスタ142を有する、マイクロコンピュータ100のCPU105を作製することができる。
また、トランジスタ140の少なくとも一部と、トランジスタ142の少なくとも一部と、が重畳して設けられることが好ましい。酸化物半導体膜229の少なくとも一部と、n型の不純物領域211aまたはn型の不純物領域211bの少なくとも一部と、が重畳して設けられることがより好ましい。このような平面レイアウトを採用することにより、酸化物半導体のようなワイドバンドギャップ半導体を用いたトランジスタを設けることによるCPUの占有面積の増大を抑制することができる。
以上のように、トランジスタのオフ電流を十分に小さくすることができる材料、例えば、ワイドバンドギャップ半導体である酸化物半導体材料を用いて、不揮発性記憶素子のトランジスタを形成する。トランジスタのオフ電流を十分に小さくすることができる半導体材料を用いることで、電力供給がなくとも長期間にわたって電位を保持することが可能であるため、パワーゲートによって電源が遮断されている間も、不揮発性記憶素子においてデータを保持することができる。
このような不揮発性記憶部を有するCPUを設けることにより、CPUも含めてパワーゲートによる電源の遮断を行うことができる。これにより、消費電力の低減が図られた警報装置を提供することができる。
また、本実施の形態に示すトランジスタの作製方法を用いて形成されるのは、揮発性記憶部や不揮発性記憶部などのCPUだけでなく、図7に示す光センサや図8に示す温度センサも同様の方法を用いて形成することができる。
図12(B)に示す構成を用いて、図7に示す光センサ111の光電変換素子114、トランジスタ117およびトランジスタ119を形成した断面図を図14に示す。ここで、図14に示すトランジスタ119およびトランジスタ117は、図12(B)に示すトランジスタ142およびトランジスタ140に対応しており、構造も一致するので、詳細については、図9乃至図12に関する記載を参酌することができる。
図14に示す構成は、トランジスタ117と電気的に接続して、絶縁膜225上に光電変換素子114が設けられている点において、図12(B)に示す構成と異なる。
光電変換素子114は、絶縁膜225上に設けられた半導体膜260と、半導体膜260上に接して設けられた一対の電極241a、電極241cと、を有する。電極241aはトランジスタ117のソース電極またはドレイン電極として機能する電極であり、光電変換素子114とトランジスタ117とを電気的に接続している。
半導体膜260、電極241aおよび電極241c上には、ゲート絶縁膜231、絶縁膜243および絶縁膜245が設けられている。また、絶縁膜245上に配線256が設けられており、ゲート絶縁膜231、絶縁膜243および絶縁膜245に設けられた開口を介して電極241cと接する。
電極241cは、電極241aおよび電極241bと、配線256は、配線249と同様の工程で作成することができる。
半導体膜260としては、光電変換を行うことができる半導体膜を設ければよく、例えば、シリコンやゲルマニウムなどを用いることができる。半導体膜260にシリコンを用いた場合は、可視光を検知する光センサとして機能する。また、シリコンとゲルマニウムでは吸収できる電磁波の波長が異なるため、半導体膜260にゲルマニウムを用いる構成とすると、赤外線を検知するセンサとして用いることができる。
以上のように、図7に示す光センサや図8に示す温度センサも上記の方法を用いて形成することができる。よって、実施の形態1に示すマイクロコンピュータ100に、光検出部や温度検出部を内蔵して設けることができるので、部品数を削減し、警報装置の筐体を縮小することができる。
以上、本実施の形態に示す構成、方法などは、本実施の形態に示す構成、方法どうしで組み合わせて用いることもできるし、他の実施の形態に示す構成、方法などと適宜組み合わせて用いることもできる。
(実施の形態5)
本実施の形態では、発明の一態様に係る警報装置が有するマイクロコンピュータの、図1とは異なる構成例について説明する。
図15に、マイクロコンピュータ300の構成をブロック図で示す。図15に示すマイクロコンピュータ300は、パワーゲートコントローラ103と、割り込みコントローラ302と、発振回路303と、タイマー304と、パワーゲート104と、CPU105と、CR発振回路305と、記憶装置306と、IOポート307と、コンパレータ308と、外部記憶装置用のIF(インターフェース)309とを有する。
なお、図15では、水晶振動子311などをその構成要素に含む発振子310を、マイクロコンピュータ300に電気的に接続させている場合のブロック図を例示している。
また、図15では、タイマー304をパワーゲートコントローラ103とは別に設けている場合のマイクロコンピュータ300の構成を例示しているが、図1に示すマイクロコンピュータ100の様に、パワーゲートコントローラ103が、タイマーの機能を有していても良い。
上記実施の形態で示した検出部109から出力されるデジタル信号は、IOポート307から、マイクロコンピュータ300に入力される。IOポート307は、検出部109から上記デジタル信号が入力されると、信号P0IRQを生成する。
なお、上記実施の形態では、検出部109からデジタル信号が出力される場合を例示しているが、検出部109からアナログ信号が出力されていても良い。この場合、検出部109から出力されるアナログ信号は、コンパレータ308に入力される。コンパレータ308は、上記アナログ信号の電位を基準となる電位と比較し、その比較した結果を含むデジタル信号を生成する機能を有する。また、コンパレータ308は、上記アナログ信号が入力されると、信号C0IRQを生成する。
発振回路303は、発振子310によって定められた発振周波数に従って、クロック信号TCLKを生成する機能を有する。タイマー304は、クロック信号TCLKを用いて、時間を計測する機能を有する。そして、タイマー304は、計測された時間を情報として含む信号T0IRQを生成する機能を有する。
また、マイクロコンピュータ300に入力されたデータDATAと、アドレス情報を含む信号ADDとは、IF309を介して外部記憶装置に送られる。
記憶装置306は、CPU105からの命令に従って、IF309を介して入力されたデータを、信号ADDによって指定されたアドレスに格納する機能を有する。また、記憶装置306は、CPU105からの命令に従って、信号ADDによって指定されたアドレスから読み出されたデータを、CPU105に送る機能を有する。このようにして記憶装置306に格納されたプログラムに従って、マイクロコンピュータ300の動作を制御することができる。具体的に、記憶装置306は、図4に示した不揮発性記憶部107を各ビットに有する、不揮発性の記憶装置であることが望ましい。
割り込みコントローラ302は、信号C0IRQ、信号P0IRQ、信号T0IRQに従って、CPU105への割り込み要求を行うか否かを判断する機能を有する。割り込みが行われる場合、割り込み信号INTを生成する機能を有する。なお、割り込み信号INTは、割り込みコントローラ302において生成されても良いし、マイクロコンピュータ300の外部から、パワーゲートコントローラ103及び割り込みコントローラ302に入力されても良い。
CR発振回路305は、クロック信号MCLKを生成する機能を有する。クロック信号MCLKは、CPU105、パワーゲートコントローラ103、及び割り込みコントローラ302に供給される。
パワーゲートコントローラ103は、パワーゲート104が有するパワースイッチ104a及びパワースイッチ104bの、オン状態またはオフ状態を制御する機能を有する。
パワースイッチ104aがオン状態にあるとき、高電位電源線VDDから、発振回路303及びタイマー304への、高電位Hの供給が行われる。また、パワースイッチ104aがオフ状態にあるとき、高電位電源線VDDから、発振回路303及びタイマー304への、高電位Hの供給が停止される。
パワースイッチ104bがオン状態にあるとき、高電位電源線VDDから、CR発振回路305、CPU105、記憶装置306、IOポート307、コンパレータ308、及びIF309への、高電位Hの供給が行われる。また、パワースイッチ104bがオフ状態にあるとき、高電位電源線VDDから、CR発振回路305、CPU105、記憶装置306、IOポート307、コンパレータ308、及びIF309への、高電位Hの供給が停止される。
下記の表1に、パワースイッチ104a及びパワースイッチ104bがオン状態にあるとき(Activeと表記する)と、パワースイッチ104aがオン状態でパワースイッチ104bがオフ状態のとき(Noff1と表記する)と、パワースイッチ104a及びパワースイッチ104bがオフ状態のとき(Noff2と表記する)の、マイクロコンピュータ300の動作状態を示す。なお、表1では、高電位Hの供給が行われている状態をONとして示し、高電位Hの供給が行われていない状態を−で示す。
以上、本実施の形態に示す構成、方法などは、他の実施の形態に示す構成、方法などと適宜組み合わせて用いることができる。
10 筐体
12 取り込み口
13 光
14 煙
100 マイクロコンピュータ
101 直流電源
102 バスライン
103 パワーゲートコントローラ
104 パワーゲート
105 CPU
106 揮発性記憶部
107 不揮発性記憶部
108 インターフェース
109 検出部
110 光検出部
111 光センサ
112 アンプ
113 ADコンバータ
114 光電変換素子
115 容量素子
116 トランジスタ
117 トランジスタ
118 トランジスタ
119 トランジスタ
120 温度検出部
121 温度センサ
122 アンプ
123 ADコンバータ
124 半導体素子
125 半導体素子
126 定電流回路
127 定電流回路
130 発光素子
140 トランジスタ
141 容量素子
142 トランジスタ
143 トランジスタ
144 トランジスタ
145 セレクタ
146 インバータ
147 容量素子
148 フリップフロップ
201 半導体基板
203 素子分離領域
207 ゲート絶縁膜
209 ゲート電極
211a 不純物領域
211b 不純物領域
215 絶縁膜
217 絶縁膜
219a コンタクトプラグ
219b コンタクトプラグ
220 絶縁膜
221 絶縁膜
222 絶縁膜
223a 配線
223b 配線
224 電極
225 絶縁膜
227 酸化物半導体膜
229 酸化物半導体膜
231 ゲート絶縁膜
233 ゲート電極
241a 電極
241b 電極
241c 電極
243 絶縁膜
245 絶縁膜
249 配線
250 配線
251 絶縁膜
252 配線
253 配線
254 絶縁膜
256 配線
260 半導体膜
300 マイクロコンピュータ
302 コントローラ
303 発振回路
304 タイマー
305 CR発振回路
306 記憶装置
307 IOポート
308 コンパレータ
309 IF
310 発振子
311 水晶振動子

Claims (10)

  1. マイクロコンピュータを有し、
    前記マイクロコンピュータは、
    電源線と電気的に接続されたパワーゲートコントローラと、
    前記電源線および前記パワーゲートコントローラと電気的に接続されたパワーゲートと、
    前記パワーゲートと電気的に接続されたCPUと、
    前記パワーゲートおよび前記CPUと電気的に接続された検出部と、が設けられ、
    前記パワーゲートコントローラはタイマーを有し、当該タイマーに従って前記パワーゲートを制御し、
    前記パワーゲートは、前記パワーゲートコントローラの制御に従って、前記CPUおよび前記検出部に前記電源線から供給される電源を供給または遮断し、
    前記検出部は、物理量を計測して計測値を前記CPUに送信し、
    前記CPUは、前記計測値を演算処理し、当該演算結果に基づく信号を発信し、
    前記CPUには、揮発性記憶部と不揮発性記憶部と、が含まれ、前記パワーゲートが電源を遮断する前に、前記揮発性記憶部のデータを前記不揮発性記憶部に退避させ、前記パワーゲートが電源を供給すると、前記不揮発性記憶部のデータを前記揮発性記憶部に復帰させる半導体装置。
  2. 取り込み口が設けられた筐体と、当該筐体内に設けられたマイクロコンピュータと、を有し、
    前記マイクロコンピュータは、
    電源線と電気的に接続されたパワーゲートコントローラと、
    前記電源線および前記パワーゲートコントローラと電気的に接続されたパワーゲートと、
    前記パワーゲートと電気的に接続されたCPUと、
    前記パワーゲートおよび前記CPUと電気的に接続された検出部と、が設けられ、
    前記パワーゲートコントローラはタイマーを有し、当該タイマーに従って前記パワーゲートを制御し、
    前記パワーゲートは、前記パワーゲートコントローラの制御に従って、前記CPUおよび前記検出部に前記電源線から供給される電源を供給または遮断し、
    前記検出部は、火災に係る物理量を計測して計測値を前記CPUに送信し、
    前記CPUは、前記計測値を演算処理し、当該演算結果に基づく信号を発信し、
    前記CPUには、揮発性記憶部と不揮発性記憶部と、が含まれ、前記パワーゲートが電源を遮断する前に、前記揮発性記憶部のデータを前記不揮発性記憶部に退避させ、前記パワーゲートが電源を供給すると、前記不揮発性記憶部のデータを前記揮発性記憶部に復帰させる警報装置。
  3. さらに前記筐体内に設けられた発光素子を有し、
    前記検出部は、前記火災に係る物理量として光量を計測する光センサを含み、
    前記発光素子および前記光センサは、前記パワーゲートが当該検出部に電源を供給したときに動作する、請求項2に記載の警報装置。
  4. 前記発光素子から放出される光は、前記筐体内に煙が侵入して当該光が散乱されることにより前記光センサに検出される請求項3に記載の警報装置。
  5. 前記光センサに酸化物半導体膜を用いたトランジスタが設けられる請求項3または4に記載の警報装置。
  6. 前記検出部は、前記火災に係る物理量として温度を計測する温度センサを含み、
    前記温度センサは、前記パワーゲートが当該検出部に電源を供給したときに温度を計測する請求項2乃至5のいずれか一に記載の警報装置。
  7. 前記温度センサに酸化物半導体を用いた半導体素子と、シリコン半導体を用いた半導体素子と、が設けられる請求項6に記載の警報装置。
  8. 前記電源線に電池から電源が供給される請求項2乃至7のいずれか一に記載の警報装置。
  9. 前記不揮発性記憶部に酸化物半導体膜を用いたトランジスタが設けられる請求項1に記載の半導体装置。
  10. 前記不揮発性記憶部に酸化物半導体膜を用いたトランジスタが設けられる請求項2乃至8のいずれか一に記載の警報装置。
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