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JP2014038144A - シート材搬送装置および画像形成装置 - Google Patents

シート材搬送装置および画像形成装置 Download PDF

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JP2014038144A
JP2014038144A JP2012179204A JP2012179204A JP2014038144A JP 2014038144 A JP2014038144 A JP 2014038144A JP 2012179204 A JP2012179204 A JP 2012179204A JP 2012179204 A JP2012179204 A JP 2012179204A JP 2014038144 A JP2014038144 A JP 2014038144A
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Shingo Nagatsuka
真吾 永塚
Akira Uematsu
瑛 植松
Yuto Suzuki
悠斗 鈴木
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Abstract

【課題】 シート材(用紙等)の搬送に異常があり、搬送路のうち所定箇所以外の箇所が搬送異常の原因である場合、所定箇所にあるシート材を下流の処理部へ搬送可能にする。
【解決手段】 画像形成装置では、搬送異常であるジャムを検知すると、残存する全用紙の搬送を停止させる(S1)。その後、ジャムをレジストセンサ又は定着出口センサで検知していない場合(S2)、所定箇所以外の箇所がジャムの原因であれば、レジストセンサ,定着出口センサ以外の残紙検知対象センサで残紙の検知を行う(S7,S4)。そして、残紙があれば(S5)、その位置を操作部上に表示して残紙除去を促す通知を行う(S6)。残紙がなくなると(S5)、所定箇所以外の箇所から搬送中の用紙除去を判断し、所定箇所にある用紙を下流の処理部である定着部20へ搬送する(S8〜S12)。
【選択図】 図4

Description

この発明は、シート材搬送装置と、それを備えた画像形成装置に関する。
例えば、電子写真方式の画像形成装置では、用紙を搬送する用紙搬送部と、像担持体である感光体の周囲に帯電,露光,現像,転写をそれぞれ行う各処理部を設けた作像部と、用紙上のトナー画像の定着を行う定着部とを備え、例えば次のような作像を含む一連の画像形成(以下「印刷」ともいう)処理を行っている。
すなわち、まず副走査方向に移動するドラム状又はベルト状の感光体を帯電部によって均一に帯電する。なお、ドラム状の感光体等の部材(回転部材)が副走査方向に移動することを「回転する」又は「回動する」ともいう。また、ベルト状の感光体等の部材(ベルト部材)が副走査方向に移動することを「回動する」ともいう。
次に、露光部においては、光源の発光素子から射出される画像データに応じて変調された光ビームを回転多面鏡等の偏向手段を用いて周期的に偏向させ、感光体の帯電面を副走査方向に直交する主走査方向に反復走査(主走査)して露光する。それによって、感光体の帯電面に光ビームによる静電画像が書き込まれる。そして、その静電画像を現像部からのトナーで現像してトナー画像(「トナー像」ともいう)とし、転写部により、シート材である用紙に転写する。そのトナー画像が転写された用紙は、定着部を通してそのトナー画像が定着され、機外に排出される。
このような画像形成処理を行う画像形成装置では、その画像形成処理中に搬送異常である用紙の紙詰まり(以下「ジャム」ともいう)が発生することがある。この場合、画像形成処理は自動的に停止し、ユーザにジャムの発生およびその発生位置、また搬送路上に残留する用紙(以下「残紙」ともいう)の位置が通知されるので、ユーザは残紙を除去して装置を復旧させる必要がある。
そのため、ジャムが発生したときには、搬送路(「搬送経路」ともいう)上の全ての残紙をユーザが1枚1枚引っ張り出さなければならず、手間となっていた。
そこで、残紙を自動的に搬送して機外に排紙する技術が考えられ、既に知られている。
また、例えば特許文献1〜4に記載の画像形成装置も開示されている。
特許文献1に記載の画像形成装置では、画像形成部と排紙部との間に設置され、装置内での異常発生によって印刷動作が停止したとき、印刷中もしくは印刷直後の印刷剤(トナー画像)が未定着の用紙を収容する。そして、その収容した用紙を、画像形成部の下流に設置された螺旋状ヒータ板に搬送して、その用紙に印刷剤を定着させる。
特許文献2に記載の画像形成装置では、機内残存用紙に対する未定着トナーの付着有無およびその付着範囲を検出するトナー付着検出部と、未定着トナーの付着範囲に基づいて定着部を定着温度に保持する定着保持時間を算出する定着保持時間算出部とを備えている。そして、未定着トナーの付着がある場合には、定着部を定着保持時間だけ定着温度に保持しつつ、機内残存用紙の定着処理および自動排出を行う一方、未定着トナーの付着がない場合には、直ちに機内残存用紙の自動排出を行う。
特許文献3に記載の画像形成装置では、ジャム検出時に、転写手段(定着部)に未定着トナー像の転写用紙が存在する場合、用紙上のトナー像後端位置が定着手段に進入するタイミングまで待って定着手段での用紙搬送を停止させる。
特許文献4に記載の画像形成装置では、定着装置(定着部)の搬送方向下流側に記録材(用紙)を積載部(排紙部)に搬送するための第一搬送経路と、片面に画像形成された後に記録材を反転させ、その記録材の反対側の面に画像形成するために記録材を搬送する第二搬送経路と、記録材を第一搬送経路又は第二搬送経路に案内するフラッパとを備えている。そして、入力された記録材のサイズと給紙収納部から給紙搬送された記録材のサイズが不一致の場合、片面モード時には画像形成された記録材を積載部に排出させ、両面モード時にはフラッパによって第二搬送経路に案内された記録材の後端が定着装置を通過した直後に搬送停止させる。
しかしながら、上述した残紙を自動的に搬送して機外に排紙する技術でも、定着部より下流でジャムが発生したときに、画像形成処理を自動停止するため、そのジャム紙より上流(つまり定着部より上流)に未定着のトナー画像が付着している残紙が存在する場合、それを定着部へ搬送できない。その場合、未定着のトナー画像が付着している残紙をユーザが除去する必要があり、その際に残紙上の未定着のトナー画像に手が触れて汚れてしまうという問題がある。
特許文献1に記載の画像形成装置では、ジャム発生後に印刷中もしくは印刷直後だった残紙上の未定着のトナー画像を定着できるが、そのジャム紙より上流にも未定着のトナー画像が付着している残紙が存在する場合、それを定着部へ搬送できないため、ユーザが残紙を除去(回収)する際に残紙上の未定着のトナー画像に手が触れて汚れてしまうという問題がある。
特許文献2に記載の画像形成装置では、未定着のトナー画像をユーザに触れさせないように残紙を搬送させることができるが、やはり特許文献1に記載の画像形成装置と同様の問題がある。
特許文献3に記載の画像形成装置では、未定着のトナー画像をユーザに触れさせずに残紙を搬送させることができるが、定着部より下流でジャムが発生したときに、そのジャム紙より上流に未定着のトナー画像が付着している残紙が存在する場合、それを定着部へ搬送できない。つまり、定着部の直後にジャム紙があった場合、定着部に残紙を通過させると、ジャム紙と追突してしまう。その結果、ジャム除去の手間が大幅に増えてしまうという問題がある。
特許文献4に記載の画像形成装置では、ジャム発生時(サイズ入力手段で入力された記録材のサイズと記録材検知手段で検知された記録材のサイズが不一致の場合)に残紙を搬送し、結果的にユーザに未定着のトナー画像に触れさせないようにすることができるが、搬送できない用紙が機内にある場合には、その制御を適用できない。
このような問題は、必ずしも未定着トナーに関するものに限られない。
この発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、シート材搬送装置において、シート材の搬送に異常が発生した場合のユーザによる復旧作業の負担を軽減することを目的とする。
この発明は、シート材を所定の搬送路に沿って複数の処理部に順次搬送するシート材搬送装置であって、上記の目的を達成するため、上記シート材の搬送異常を検出した場合に搬送を停止させる停止手段を設ける。また、上記搬送路のうち所定箇所以外の箇所が搬送異常の原因である場合には、上記停止手段がシート材の搬送を停止させた後、上記搬送路のうち上記所定箇所以外の箇所から搬送中のシート材が除去されたことを検出すると、上記所定箇所にあるシート材をその所定箇所の下流の処理部へ搬送するものである。
この発明のシート材搬送装置によれば、シート材の搬送に異常が発生した場合のユーザによる復旧作業の負担を軽減することができる。
この発明を実施するシート材搬送装置を含む画像形成装置の機構部の構成例を示す模式図である。 図1に示した画像形成装置1の制御部のハードウェア構成例を示すブロック図である。 図1に示した画像形成装置1のエンジン部内(機内)でジャムが発生した時に図2の操作部90の表示部に表示される表示画面の一例を示す平面図である。 図2に示したエンジン制御部110によるジャム除去制御の工程の第1例を示すフローチャートである。 図2に示したエンジン制御部110によるジャム除去制御の工程の第2例を示すフローチャートである。 図2に示したエンジン制御部110によるジャム除去制御の工程の第3例を示すフローチャートである。 図6のジャム除去制御の工程の残りを示すフローチャートである。 図2に示したエンジン制御部110によるジャム除去制御の工程の第4例を示すフローチャートである。 図8のジャム除去制御の工程の残りを示すフローチャートである。 図1に示した画像形成装置1のエンジン部内の用紙の状態を判断する方法の説明に供する説明図である。 図10の給紙センサ200aとレジストセンサ200cとの間の用紙搬送時間の予め定めた標準時間からのずれと状態との関係の一例を示す説明図である。
以下、この発明を実施するための形態を図面に基づいて具体的に説明する。
図1は、この発明を実施するシート材搬送装置を含む画像形成装置の機構部の構成例を示す模式図である。なお、一点鎖線が所定の搬送路を示している。
この画像形成装置1は、タンデム方式のカラープリンタであり、エンジン部を構成する作像部10、定着部20、給紙部30、レジスト部40、排紙部50、反転部60、両面部70、および残紙収納部80を備えている。これらが複数の処理部に相当し、これらによって印刷(画像形成)処理(シート材である用紙の搬送を含む)を行うことができる。
この画像形成装置1はまた、ユーザが印刷に関わる操作等を行う操作部90や、ここでは図示を省略するが、上記の各処理部による印刷処理の実行を制御する制御部(後述する)を備えている。
ここで、上記各部のうち、用紙(「転写紙」ともいう)の搬送およびその搬送制御を行う部分が、用紙を所定の搬送路に沿って複数の処理部に順次搬送するシート材搬送装置を構成する。
作像部10は、水平方向に隣接された4つの像担持体、つまりY(イエロー),C(シアン),M(マゼンタ),K(ブラック)のトナー画像を生成するための4つの感光体ドラム(以下単に「感光体」ともいう)11Y,11C,11M,11Kを備えている。また、それらと平行に接触し、Y,C,M,Kの感光体11Y,11C,11M,11Kとの接離機構を有する中間転写体である中間転写ベルト12、等を備えている。
各感光体11Y,11C,11M,11Kは、互いに異なる色のY,C,M,Kのトナーを用いるが、それ以外は同様の構成になっており、寿命到達時に交換される。
なお、図示は省略しているが、各感光体11Y,11C,11M,11Kの周囲にはそれぞれ、帯電,現像,1次(中間)転写,クリーニング,除電をそれぞれ行う各処理部(帯電部,現像部,1次転写部,クリーニング部,除電部)を設けている。
ここで、Kトナー画像を生成するための感光体11Kおよび各処理部の動作について説明する。
帯電部は、回転される感光体11Kの表面を一様に帯電する。一様に帯電された感光体11Kの表面は図示しない光書込部からのレーザ光によって露光走査され、そこにK用の静電潜像(静電画像)が形成される。
このKの静電潜像は、Kトナーを用いる現像部によってKトナー画像に現像される。そして、Kトナー画像は中間転写ベルト12の表面に1次転写部によって1次転写される。
その後、図示しないクリーニング部および除電部により、感光体10Kの表面がクリーニングされ、その表面の残留電荷が除電される。この除電により、感光体10Kの表面が初期化され、次の印刷に備えられる。
同様にして感光体11Y,11C,11Mの表面にそれぞれY,C,Mのトナー画像が形成され、中間転写ベルト12の表面に1次転写される。印刷順序は、ここではY,C,M,Kの順序とするが、その順序に限定されるものではなく、トナーの特性と最終的に用紙上に形成されるカラー画像の仕上り効果とに応じて決定すればよい。また、Y,C,M,Kのフルカラー印刷だけでなく、K等の単色印刷も可能である。
なお、光書込部は、例えば次のような動作を行う。つまり、後述するコントローラからの画像データに基づいて光書込部内のレーザ光源を変調駆動することにより、そのレーザ光源から対応するレーザ光を射出させ、そのレーザ光を回転するポリゴンミラーにより主走査方向に走査しながら、複数の光学レンズやミラーを介してそれぞれの感光体11Y,11C,11M,11Kの表面に照射して露光する。この露光により、感光体11Y,11C,11M,11Kの表面にそれぞれY,C,M,K用の静電潜像が形成される。
給紙部30は、サイズの異なる用紙がそれぞれセットされた複数の給紙トレイ31,32と、給紙ローラ33,34と、給紙センサ200a,200bとを備えている。
複数の給紙トレイ31,32にセットされた用紙は、それぞれ給紙ローラ33,34によって給紙され、レジスト部40に向けて搬送される。なお、実際には各給紙トレイ31又は32が選択され、そこから対応する給紙ローラによって用紙が給紙される。また、用紙以外のシート材、例えばOHPシートや布等を使用することもできる。
レジスト部40は、レジストローラ(位置決めローラ)対41と、レジストセンサ200cとを備えている。
このレジスト部40では、給紙部30から搬送されてくる用紙をレジストローラ対41によって一旦停止させて、たわみを作成することにより、用紙のスキュー補正を行う。また、その用紙を中間転写ベルト12上のトナー画像とタイミングをとって、作像部10の中間転写ベルト12と2次転写ローラ13との間の2次転写部へ向けて給送する。
中間転写ベルト12には、感光体11Y,11C,11M,11K上のY,C,M,Kのトナー画像が重ね合わされて1次転写される。
これにより、中間転写ベルト12上に4色重ね合わせトナー画像(4色トナー画像)が形成される。
2次転写ローラ13は、中間転写ベルト12との間に2次転写ニップを形成している。
中間転写ベルト12上に形成された4色トナー画像は、この2次転写ニップで用紙に転写される。
定着部20は、2次転写ニップから送り出された用紙が通過する際に、例えばヒータ内蔵の定着ローラ21による熱と加圧ローラ22による圧力とにより、その用紙の片面(表面又は裏面)に転写された4色トナー画像を定着する。この定着部20と作像部10とにより、画像形成部としての機能を果す。
排紙部50は、排紙ローラ対51,排紙トレイ52,および定着出口センサ200dを備えている。この排紙部50は、4色トナー画像が定着された用紙を、片面印刷モード(用紙の片面にのみ画像を形成するモード)時には、排紙ローラ対51によって機外の排紙トレイ52に排紙させる。両面印刷モード時には、搬送路上に設けている図示しない分岐爪により、用紙がこの画像形成装置1の下側に配設している反転部60に送り込む。
反転部60は、両面印刷モード時に、排紙部50から送られてくる片面に印刷された用紙を反転するものであり、その反転した用紙を両面部70へ送り込む。
両面部70は、両面出口センサ200eを備えている。この両面部70は、用紙の両面に印刷を行うためのものであり、反転部60によって反転されて搬送されてくる用紙を保留し、所定のタイミングで再給紙する。それによって、反転された用紙が再びレジストローラ対41に搬送され、今度は裏面にカラー画像が印刷された後に排紙ローラ対51等により排紙トレイ52上に排紙される。
残紙収納部80は、パージトレイ81を備えている。この残紙収納部80は、この画像形成装置1の搬送路上に残留した用紙(残紙)が搬送されてくると、その残紙をパージトレイ81に収納する。
操作部90は、ユーザによる印刷に関わる操作を含む各種操作の入力を受け付けるための入力部と、ユーザに情報を提示するための表示部とを備えている。なお、外付けの操作部を用いてもよいことは勿論である。
給紙センサ200a,200b、レジストセンサ200c、定着出口センサ200d、両面出口センサ200eはそれぞれ、用紙の搬送方向の先端又は後端を検知する用紙検知センサである。これらの用紙検知センサの符号は、個体を区別しない場合には符号200を用いる場合もある。また、用紙の搬送方向の先端を以下単に「用紙の先端」と、用紙の搬送方向の後端を以下単に「用紙の後端」と云う。
これらの用紙検知センサ200によって機内の用紙の状態を検知することができるが、例えばジャム(用紙の詰まり)や用紙のダメージの有無を判断(検知)する条件は以下の(1)と(2)に示す通りである。
(1)用紙が用紙検知センサ200を通過するはずのタイミングになっても、その用紙検知センサ200がオンにならない場合
(2)用紙検知センサ200がオンになってから一定時間経過しても、その用紙検知センサ200がオフにならない場合
なお、ジャムや用紙のダメージの有無を判断する具体的な方法については追って詳細に説明する。
図2は、図1に示した画像形成装置1の制御部のハードウェア構成例を示すブロック図である。なお、説明の便宜上、後述するI/O制御部114に接続されているセンサおよびモータとしては、用紙搬送モータ120,用紙検知センサ200,およびドア開閉検知センサ201しか示していないが、実際には印刷処理に関わる他のセンサやモータも存在する。
この画像形成装置1の制御部は、図2に示すように、コントローラ部100と、エンジン制御部110とを備えている。
コントローラ部100は、パーソナルコンピュータ等の外部装置からのデータに基づいて印刷用の画像データを生成する。
エンジン制御部110は、印刷処理(用紙の搬送を含む)の制御を行うものであり、CPU111、RAM112、ROM113、I/O制御部114、およびNVRAM115を備え、それらとコントローラ部100がバス105によって接続されている。
CPU111は、コントローラ部100から入力される画像データの受信および制御コマンドの送受信制御をはじめ、画像形成装置1全体の制御を行う。
CPU111はまた、ワーク用として用いるRAM112、プログラムを記憶するROM113、I/O制御部114、およびNVRAM115がバス105を介して相互に接続されているため、次の処理を行うことができる。つまり、プログラムを実行し、自己からの指示により、データのリード/ライト処理、用紙検知センサ200およびドア開閉検知センサ201の各出力の検知、および操作部90からの入力の検知を行い、それらの処理結果や検知結果に基づいて、用紙搬送に関わる用紙搬送モータ120の駆動制御を含む各種制御を行い、操作部90の表示部への必要な操作画面の表示制御等を行う。
用紙検知センサ200は、図1の給紙センサ200a,200b、レジストセンサ200c、定着出口センサ200d、両面出口センサ200eに相当するものである。なお、代表的なもののみ図示したが、搬送路上の用紙の位置が適切に検知できる程度に、随所に(例えばレジストセンサ200cと定着出口センサ200dとの間に)用紙検知センサ200を配置するとよい。
RAM112は、ROM113に記憶されているプログラムを実行する際のワークエリアとして使用される。
このRAM112は揮発性メモリのため、必要なパラメータ等のデータは不揮発性メモリであるNVRAM115に記憶しておく。
そして、電源オン時もしくは制御時に、CPU111がNVRAM115内のデータをRAM112上に展開する。
ユーザは、操作部90上の表示画面を参照することで、用紙の搬送状況やジャム発生状況(残紙の位置など)を把握することができる。
図3は、図1に示した画像形成装置1のエンジン部内(機内)でジャムが発生した時に図2の操作部90の表示部に表示される表示画面の一例を示す平面図である。
この例の表示画面では、画像形成装置1内のA,Bの箇所に用紙が残留していることを示している。ユーザは、この表示画面を見て残紙の位置を確認し、残紙を取り除き、回収する。
以下、図2に示したエンジン制御部110によるジャム発生からジャム除去完了までのジャム除去制御の工程(手順)の各実施例について説明する。
〔第1実施例〕
まず、第1実施例について説明する。
図4は、図2に示したエンジン制御部110によるジャム除去制御の工程の第1例を示すフローチャートである。
画像形成装置1のエンジン制御部110は、機内で搬送異常であるジャムが発生し、そのジャムを用紙検知センサ200によって検知した場合(ジャム有りと判断した場合)に、図4のジャム除去制御を開始する。
そして、まずステップS1で機内に残存する全ての用紙の搬送を停止させる。この処理を行う機能が、停止手段としての機能に相当する。
次に、ステップS2ヘ進み、ジャムを図1のレジストセンサ200c又は定着出口センサ200dで検知した(Yes)か否(No)かを判断する。この判断は、トナー画像が未定着の状態で付着している(未定着のトナー画像が付着している)残紙が搬送可能な状態にあるか否かを判断するために行う。
ここで、この実施形態では、搬送路のうち2次転写部に用紙の先端が入ってからその用紙の搬送方向後端が定着部20から出るまでの箇所が、用紙に転写されたトナー画像が未定着の状態でその用紙に付着している箇所(ここではこれを「所定箇所」とする)である。そして、ジャム発生時にレジストセンサ200c又は定着出口センサ200dにより検出される位置にある残紙に、未定着のトナー画像が付着しているものとして取り扱う。よって、ジャムをレジストセンサ200c又は定着出口センサ200dで検知した場合、ジャムとした残紙(ジャム紙)は未定着のトナー画像が付着しており、且つ搬送不可能な状態にあると判断することになる。
厳密には、レジストセンサ200c又は定着出口センサ200dによって検出されるからといって実際に未定着トナーが付着しているとは限らないが、実際に装置を動作させる上ではこのように取り扱って差し支えない。
なお、ジャムをレジストセンサ200cで検知する場合のうち、用紙の後端がレジストセンサ200cを想定通りのタイミングで抜けず(レジストセンサ200cが想定通りのタイミングでオフにならず)、ジャムとして検知した場合には、用紙の先端に未定着のトナー画像が転写されているとする。よって、レジストセンサ200cでジャムとして検知した残紙も、未定着のトナー画像が付着しており、且つ搬送不可能な状態であると判断することにする。
また、残紙への未定着のトナー画像の付着有無は、印刷動作中の用紙搬送速度と用紙が各センサに到達・通過してからの経過時間とに基づいて搬送路上の用紙位置を正確に算出し、その算出結果と搬送路上の2次転写部(中間転写ベルト12と2次転写ローラ13との間の転写部)と定着部20との位置関係とに基づいて判断しても良い。
エンジン制御部110は、図4のステップS2において、Yesと判断した場合にはステップS3へ進み、Noと判断した場合にはステップS7へ進む。
ステップS3では、上述の通り、未定着のトナー画像が付着している残紙も搬送不可能な状態であると判断して、機内の残紙検知対象センサを全ての用紙検知センサ200(全センサ)とし、ステップS4へ進む。
ステップS7では、搬送路のうち所定箇所以外の箇所がジャムの原因であるため、未定着のトナー画像が付着している残紙は搬送可能な状態であると判断して、機内の残紙検知対象センサをレジストセンサ200cおよび定着出口センサ200d以外の用紙検知センサ200として、ステップS4へ進む。
ステップS4では、機内の残紙検知対象センサにて残紙の検知を行う。
次のステップS5では、その検知結果に基づいて残紙の有無を判断(チェック)する。
そして、残紙があると判断した場合にはステップS6へ進み、機内の残紙の位置を操作部90の表示部91に表示して、その残紙を除去することを促す通知をユーザに対して行う。
すなわち、ステップS3で機内の残紙検知対象センサを全ての用紙検知センサ200とした場合には、ステップS4でその用紙検知センサ200によって検知した機内の全残紙の位置を操作部90の表示部91に表示して、その全残紙を除去することを促す通知をユーザに対して行う。ステップS7で機内の残紙検知対象センサをレジストセンサ200cおよび定着出口センサ200d以外の用紙検知センサ200とした場合には、レジストセンサ200cおよび定着出口センサ200dが検知した用紙を無視することにより、ステップS4でそれら以外の用紙検知センサ200によって検知した機内の未定着のトナー画像が付着している残紙以外の残紙の位置を操作部90の表示部91に表示して、その残紙を除去することを促す通知をユーザに対して行う。この処理を行う機能が、通知手段としての機能に相当する。
ステップS6の処理が完了した後は、ステップS4へ戻り、以後上述と同様の処理を行う。
その後、ステップS5で残紙がないと判断した場合には、搬送路のうちその時点の残紙検知対象センサが検出する箇所から搬送中の用紙(残紙)がユーザによって除去されたと判断して(除去されたことを検出して)ステップS8へ移行し、機内の残紙検知対象センサをレジストセンサ200cおよび定着出口センサ200dに変更して、ステップS9へ進む。
ステップS9では、機内の残紙検知対象センサにて残紙の検知を行う。
次のステップS10では、その検知結果に基づいて残紙の有無を判断する。
そして、残紙がないと判断した場合には、そのまま図4のジャム除去制御を終了する。
また、残紙があると判断した場合には、ステップS11へ進み、図1の定着部20を立ち上げて(定着ローラ21内のヒータへの通電をオンにして)未定着トナーを残紙に定着させられる状態にする。このとき、画質は問わないため、定着ローラ21の表面温度である定着温度を通常の印刷(搬送)時より低くしてもよい。
その後、ステップS12へ進み、残紙の搬送を再開させることにより、残紙を定着部20を通過させ、パージトレイ81へ搬送させて排紙させ、図4のジャム除去制御を終了する。
ここで、エンジン制御部110がステップS10で残紙があると判断するのは、ステップS2でNOとなり、残紙検知対象センサからレジストセンサ200c及び定着出口センサ200dを除いた状態でステップS5の判断を行ったケースである。
この場合、ステップS5でNOとなっても、レジストセンサ200c及び定着出口センサ200dにより検知する箇所には用紙が残っている可能性がある。そして、この位置の残紙は、トナー画像が未定着の状態で用紙に付着していると考えられる。一方、ステップS2でこの位置の残紙がジャムの原因でないことは確認済みであり、従って搬送を続けることが可能であると考えられる。
そこで、ステップS4〜S6の段階でこれらの用紙をユーザに除去させることなく、後でステップS11,S12の処理を行って、未定着のトナー画像を定着させた上でパージトレイ81に排紙することにより、ユーザが未定着のトナー画像に触れなくても、画像形成装置1をジャムのない状態に復帰させることができる。
逆に、ステップS2でYESとなった場合、ステップS5とS10では残紙検知対象センサが共通であるので、判断結果は同じになるはずであり、ステップS10でYESとなることはない。
このように、第1実施例によれば、画像形成装置1が、用紙(シート材)の搬送異常であるジャムを検出し、搬送路のうち所定箇所以外の箇所がジャムの原因である場合には、用紙の搬送を停止させた後、搬送路のうち所定箇所以外の箇所から搬送中の用紙が除去されたことを検出すると、所定箇所にある用紙をその所定箇所の下流の処理部である定着部20へ搬送する。したがって、所定箇所にある用紙にユーザが触れずに済むため、トナーで手が汚れることがなくなり、用紙の搬送に異常が発生した場合のユーザによる復旧作業の負担を軽減することができる。
また、搬送路のうち所定箇所以外の箇所が搬送異常の原因である場合に、用紙の搬送を停止させた後、搬送路上にある用紙の位置を検出し、ユーザに搬送路のうち所定箇所以外の箇所にある用紙を除去することを促す通知を行う。搬送路のうち所定箇所に用紙があっても、その用紙については除去することを促す通知を行わない。そうすれば、ユーザは所定箇所以外の箇所にある用紙のみを除去し、所定箇所の残紙の有無を確認することがないため、作業効率の向上につながる。
さらに、搬送路のうち所定箇所以外の箇所から搬送中の用紙が除去されたことを検出したことに応じて所定箇所の用紙を定着部20へ搬送する場合、その定着部20の定着温度を通常の搬送時よりも低くする。そうすれば、電力消費を低減することができる。
〔第2実施例〕
次に、第2実施例について説明する。
図5は、図2に示したエンジン制御部110によるジャム除去制御の工程の第2例を示すフローチャートである。
この第2実施例のジャム除去制御のうち、図5のステップS22〜S28,S32〜S36の処理および判断は図4のステップS1〜S12の処理および判断と同様である。
この第2実施例では、画像形成装置1のエンジン制御部110は、機内で搬送異常であるジャムが発生し、そのジャムを用紙検知センサ200によって検知した場合に、図5のジャム除去制御を開始する。
そして、まずステップS21でジャムは2次転写部より上流側の給紙センサ200a又は200bで検知した(Yes)か否(No)かを判断し、Noと判断すればステップS22〜S28,S32〜S36で図4のステップS1〜S12と同様の処理を行う。
また、ステップS21でYesと判断した場合には、ステップS29へ移行し、給紙中の残紙でジャムは発生したが、機内で先行する用紙の印刷動作は継続可能と判断して、給紙搬送のみ停止させる。
その後、ステップS30へ進み、給紙搬送以外の印刷動作、つまり機内で先行する用紙の印刷動作の完了を待つ。
そして、機内で先行する用紙の印刷動作が完了したと判断した場合に、ステップS31へ進んで、残紙検知対象センサを給紙センサ200aおよび200bとする。
その後、ステップS25〜S27の処理を行うことによって給紙中の残紙がユーザによって除去され、ステップS26で機内に残紙がないと判断した場合に、ステップS32以降の処理を行う。
ここで、ステップS29〜S30,S25〜S27の処理を行うことにより、2次転写部より上流側でジャムが発生した場合、そのジャム発生箇所より下流側では搬送完了まで用紙の搬送が続き、2次転写部より上流側に存在するジャム原因となった給紙中の残紙のみが給紙センサ200a,200bによって検知される。
そのため、このケースにおいてユーザは、給紙中の残紙のみ除去すれば、画像形成装置1をジャムのない状態に復帰させることができる。従って、除去すべき残紙の枚数は少なくて済むし、未定着のトナー像が形成された残紙を除去する必要もない。
このように、第2実施例によれば、第1実施例と同様の作用効果に加え、以下に示す作用効果を得ることもできる。
すなわち、画像形成装置1が、2次転写部より上流側で用紙の搬送異常であるジャムが発生した場合、搬送の停止に関わらず、そのジャム発生箇所より下流側では搬送完了まで用紙の搬送を続ける。そうすれば、ジャムが発生しても、可能な範囲で印刷動作中の用紙を印刷することができるため、除去すべき用紙の枚数や再印刷すべき用紙の枚数を低減し、ジャム解消のためのユーザの作業負担を低減することができる。
〔第3実施例〕
次に、第3実施例について説明する。
図6,図7は、図2に示したエンジン制御部110によるジャム除去制御の工程の第3例を示すフローチャートである。
この第3実施例のジャム除去制御のうち、図6,図7のステップS41,S42,S45〜S58の処理および判断は図5のステップS21〜S36の処理および判断と同様である。
この第3実施例では、画像形成装置1のエンジン制御部110は、図6のステップS42において機内に残存する全ての用紙の搬送を停止させた後、ステップS43へ進んで、再使用可能な位置である給紙センサ200a又は200bの位置に給紙中(搬送中)の残紙がある(Yes)か否(No)かを判断する。
そして、ステップS43でNoと判断した場合には、そのままステップS45へ進む。
また、ステップS43でYesと判断した場合には、ステップS44へ進み、給紙センサ200a又は200bの位置にある給紙中の残紙は白紙状態であるため、その残紙を給紙開始位置(搬送開始位置)にある給紙トレイ31又は32に戻すように逆搬送させた後、ステップS45へ進む。
なお、この第3実施例では、給紙センサ200a,200bの位置を再使用可能な位置として、その位置に残紙があるか否かを判断するようにしたが、給紙センサ200a,200bの位置以外の位置(但しジャムが発生した箇所よりも上流側で且つ給紙した用紙を給紙開始位置に戻せる位置とする)も再使用可能な位置とするようにしてもよい。
また、この第3実施例は第2実施例の図5に示したジャム除去制御に図6,図7のステップS43,S44の処理および判断を加えたものであるが、そのステップS43,S44の処理および判断を第1実施例の図4に示したジャム除去制御に加えることもできる。
第3実施例によれば、第1又は第2実施例と同様の作用効果に加え、以下に示す作用効果を得ることもできる。
すなわち、画像形成装置1が、用紙の搬送を停止させた後、用紙の搬送に異常が発生した箇所よりも上流側の再使用可能な位置に搬送中の用紙がある場合、そのシート材を上流側へ逆搬送して搬送開始位置へ戻す。そうすれば、一度搬送された用紙でも白紙状態であれば再利用することができ、用紙の節約につながる。
〔第4実施例〕
次に、第4実施例について説明する。
図8,図9は、図2に示したエンジン制御部110によるジャム除去制御の工程の第4例を示すフローチャートである。
この第3実施例のジャム除去制御のうち、図8,図9のステップS61〜S64,S66〜S70,S72〜S74,S76〜S81の処理および判断は、それぞれ図6,図7のステップS41〜S44,S45〜S49,S50〜S52,S53〜S58の処理と対応するものである。また、ステップS65,S71,S75の処理が、図6及び図7の処理に追加されている。
この第4実施例では、画像形成装置1のエンジン制御部110は、図8のステップS63でYesと判断した場合(給紙センサ200a又は200bの位置に給紙中の残紙がないと判断した場合)、もしくはNoと判断してステップS64で給紙中の残紙を給紙開始位置にある給紙トレイ31又は32に戻すように逆搬送させた後、ステップS65へ進んで、ジャムとした残紙にダメージがあるかないか(ジャム紙のダメージの有無)を判断する。
そして、ジャムとした残紙にダメージがあると判断した場合には、ステップS66へ進むが、ダメージがないと判断した場合には、ステップS71へ進む。
一方、図8のステップS74において、機内で先行する用紙の印刷動作が完了したと判断した場合に、ステップS75でもジャムとした残紙にダメージがあるかないかを判断する。
そして、ジャムとした残紙にダメージがあると判断した場合には、ステップS76へ進むが、ダメージがないと判断した場合には、ステップS71へ進む。
ステップS71では、機内の残紙検知対象センサを全ての用紙検知センサ200(全センサ)として、図9のステップS78へ進む。
よって、ステップS78〜S81の処理により、ジャムとした残紙も含め機内の残紙を全てパージトレイ81へ向けて搬送を再開することになる。
したがって、ジャムとした残紙のうち、ダメージがない残紙についてはパージトレイ81へ排紙されることになり、その分だけ第1〜第3実施例に比べてユーザが残紙を除去する手間を軽減できる。
次に、図1に示した画像形成装置1のエンジン部内(機内)の用紙の状態(ジャムの有無およびジャム紙のダメージの有無)を判断する方法について説明する。なお、説明の便宜上、用紙の状態を給紙センサ200aとレジストセンサ200cとを用いて判断する場合について説明するが、どの用紙検知センサ200を用いても用紙の状態を判断することができる。
図10は、機内の用紙の状態を判断する方法の説明に供する説明図である。
この図10において、「d1」は用紙500の搬送方向長を、「d2」は給紙センサ200aとレジストセンサ200cとの距離を示している。なお、用紙500の搬送速度(線速)を「v」とする。
図11は、図10の給紙センサ200aとレジストセンサ200cとの間の用紙搬送時間の予め定めた標準時間からのずれと状態との関係の一例を示す説明図である。
図2のエンジン制御部110内のROM113又はNVRAM115には、図10の給紙センサ200aとレジストセンサ200cとの間の用紙搬送時間の標準時間からのずれと状態との関係を示すデータが予め格納されている。
図2のエンジン制御部110のCPU111は、時間計測を行う機能を有しており、給紙センサ200aのオン検知(用紙500の先端の検知)からレジストセンサ200cのオン検知までの時間ta(d2/v)を計測する。また、レジストセンサ200cのオン検知からレジストセンサ200cのオフ検知(用紙500の後端の検知)までの時間tb(d1/v)を計測する。これら時間(用紙500の搬送状態)の計測(検出)を行う機能が、搬送状況検出手段としての機能に相当する。
ここで、CPU111がジャムの有無を判断するため、この範囲ならジャムが発生していないと判断できる実際の搬送時間の標準時間からのずれの許容範囲(以下「ジャム発生マージン」という)M1を「100msec」としている。それに対して、CPU111がジャム紙のダメージの有無を判断するため、この範囲なら用紙にダメージがないと判断できる実際の搬送時間の標準時間からのずれの許容範囲(以下「ダメージ発生マージン」という)M2を「130msec」としている。これは、本来のジャム発生時間よりも想定以上に用紙の搬送時間がずれた場合、その用紙は「蛇腹状」または「破損(泣き別れ)」の状態、つまり搬送不可能な状態になっているという考えに基づいている。
なお、標準時間については、d1、d2及びvの設計値に基づき、適宜キャリブレーションを行って定めることができる。
CPU111は、計測時間taと図11に示すデータ(但し「t=ta」とする)とに基づいて用紙500の状態を判断する。また、計測時間tbと図11に示すデータ(但し「t=tb」とする)とに基づいて用紙500の状態を判断する。
すなわち、計測時間ta,tbの標準時間からのずれWが100msec以内の場合には、用紙500の状態をジャム発生無しで且つダメージ無しと判断する。
また、計測時間ta又はtbの標準時間からのずれWが100msecを超えた場合には、用紙500の状態をジャム発生有りと判断する。この場合、例えば図8,図9のジャム除去制御を開始することになる。
さらに、計測時間ta又はtbの標準時間からのずれWが130msecを超えた場合には、用紙500の状態をダメージ有りと判断する。図8のステップS65又はS75では、ジャムとした残紙にダメージ有りと判断することになる。
さらにまた、計測時間ta又はtbの標準時間からのずれWが100msecを超えているが、130msec以内の場合には、用紙500の状態をダメージ無しと判断する。図8のステップS65又はS75では、ジャムとした残紙にダメージ無しと判断することになる。
なお、給紙ローラ33やレジストローラ対41のスリップ等により用紙の搬送タイミングが遅れると、トナー画像を用紙の適切な位置に転写できない。そのため、ダメージがなくても搬送タイミングが想定通りでなければジャム発生となる。
そのため、この実施形態におけるダメージがないジャム紙(ジャムとした残紙)とは、上記スリップ等により計測時間ta又はtbの標準時間からのずれWが100msecを超えるが、130msec以内となるジャム紙を想定しており、そのジャム紙であればそのまま搬送を再開できる。
また、この第4実施例は第3実施例の図6,図7に示したジャム除去制御に図8,図9のステップS65,S71,S75の処理および判断を加えたものであるが、そのステップS43,S44の処理および判断を第1実施例の図4に示したジャム除去制御又は第2実施例の図5に示したジャム除去制御に加えることもできる。
第4実施例によれば、第1〜第3実施例のいずれかと同様の作用効果に加え、以下に示す作用効果を得ることもできる。
すなわち、用紙の搬送を停止させた後、その用紙の搬送状態の検出結果に基づき、搬送路上に停止している用紙にダメージがないと判断した場合、その停止している用紙について搬送を再開する。そうすれば、ダメージの無い残紙をユーザが手動で取り除く手間がなくなる。
以上で実施形態の説明を終了するが、この発明において、各部の具体的な構成、処理の内容等は、実施形態で説明したものに限るものではない。
例えば、この発明を、シート材搬送装置を備え、複数個の感光体ドラム上にそれぞれ形成される複数個の静電潜像を複数色のトナー(現像剤)で色版毎に現像し、その各色版のトナー画像を中間転写ベルト上に順次重ね合わせて転写することによりカラー画像形成を行うカラープリンタに適用した実施形態について説明したが、この発明はこれに限らない。
すなわち、シート材搬送装置を備え、上記のようなカラー画像形成を行うデジタルカラー複写機,デジタルカラー複合機,又はカラーファクシミリ装置等の他の画像形成装置にこの発明を適用可能である。
また、シート材搬送装置を備え、1個の感光体ドラム上に順次形成される複数個の静電潜像を複数色のトナーで色版毎に順次現像し、その各色版のトナー画像を中間転写ベルト上に順次重ね合わせて転写することによりカラー画像形成を行う画像形成装置にもこの発明を適用可能である。
さらに、シート材搬送装置を備え、上記の感光体ドラムを感光体ベルトに、上記の中間転写ベルトを中間転写ドラムにした画像形成装置にも適用可能である。
さらにまた、シート材搬送装置を備えたモノクロ等の単色の画像形成装置や2色又は3色等の色数の画像形成装置にも、この発明を適用可能である。
また、画像形成装置以外の装置において用いるシート材搬送装置にもこの発明を適用することができる。
さらに、所定箇所は実施形態のものに限られない。トナーと無関係に定めてもよい。
さらにまた、以上説明してきた実施形態、動作例、および変形例の構成は、相互に矛盾しない限り任意に組み合わせて実施可能であることは勿論である。
1:画像形成装置 10:作像部 11Y,11C,11M,11K:感光体ドラム
12:中間転写ベルト 13:2次転写ローラ 20:定着部 21:定着ローラ
22:加圧ローラ 30:給紙部 31,32:給紙トレイ
33,34:給紙ローラ 40:レジスト部 41:レジストローラ対
50:排紙部 51:排紙ローラ対 52:排紙トレイ 60:反転部
70:両面部 80:残紙収納部 81:パージトレイ 90:操作部
91:表示部 100:コントローラ部 105:バス 110:エンジン制御部
111:CPU 112:RAM 113:ROM 114:I/O制御部
115:NVRAM 120:用紙搬送モータ 200:用紙検知センサ
201:ドア開閉検知センサ 200a,200b:給紙センサ
200c:レジストセンサ 200d:定着出口センサ 200e:両面出口センサ
特開2009−204722号公報 特開2006−065016号公報 特開2011−033905号公報 特開2008−268641号公報

Claims (9)

  1. シート材を所定の搬送路に沿って複数の処理部に順次搬送するシート材搬送装置であって、
    前記シート材の搬送異常を検出した場合に搬送を停止させる停止手段と、
    前記搬送路のうち所定箇所以外の箇所が搬送異常の原因である場合には、前記停止手段がシート材の搬送を停止させた後、前記搬送路のうち前記所定箇所以外の箇所から搬送中のシート材が除去されたことを検出すると、前記所定箇所にあるシート材を該所定箇所の下流の処理部へ搬送することを特徴とするシート材搬送装置。
  2. 請求項1に記載のシート材搬送装置において、
    前記搬送路のうち所定箇所以外の箇所が搬送異常の原因である場合に、前記停止手段がシート材の搬送を停止させた後、前記搬送路上にあるシート材の位置を検出し、ユーザに前記搬送路のうち前記所定箇所以外の箇所にあるシート材を除去することを促す通知を行う通知手段を備えることを特徴とするシート材搬送装置。
  3. 請求項2に記載のシート材搬送装置において、
    前記通知手段は、前記搬送路のうち前記所定箇所にシート材があっても、該シート材については除去することを促す通知を行わないことを特徴とするシート材搬送装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載のシート材搬送装置において、
    前記停止手段がシート材の搬送を停止させた後、前記シート材の搬送に異常が発生した箇所よりも上流側の再使用可能な位置に搬送中のシート材がある場合、そのシート材を上流側へ逆搬送して搬送開始位置へ戻す手段を備えることを特徴とするシート材搬送装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載のシート材搬送装置において、
    前記搬送路上のシート材の搬送状況を検出する搬送状況検出手段と、
    前記停止手段がシート材の搬送を停止させた後、前記搬送状況の検出結果に基づき、前記搬送路上に停止しているシート材にダメージがないと判断した場合、該停止しているシート材について搬送を再開することを特徴とするシート材搬送装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載のシート材搬送装置を備えた画像形成装置。
  7. 請求項6に記載の画像形成装置において、
    前記処理部として少なくとも、トナー画像を前記シート材に転写する転写部と、該転写したトナー画像を該シート材に定着させる定着部とを備え、
    前記搬送路のうち前記所定箇所は、前記シート材に転写されたトナー画像が未定着の状態で前記シート材に付着している箇所であることを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項7に記載の画像形成装置であって、
    前記転写部より上流側で前記シート材の搬送に異常が発生した場合、前記停止手段による搬送の停止に関わらず、その異常発生箇所より下流側では搬送完了までシート材の搬送を続けることを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項6又は7に記載の画像形成装置であって、
    前記搬送路のうち前記所定箇所以外の箇所から搬送中のシート材が除去されたことを検出したことに応じて前記所定箇所のシート材を前記下流の処理部である定着部へ搬送する場合、該定着部の定着温度を通常の搬送時よりも低くすることを特徴とする画像形成装置。
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