JP2014011248A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】半導体基板の裏面から表面まで貫通するバンプ電極と、このバンプ電極と半導体基板の第1の主面側で接続されるパッド電極とのコンタクト面積が、バンプ電極がパッド電極を突き抜けて形成されることで減少する。
【解決手段】半導体素子が表面側に形成された半導体基板1と、基板1上に形成された層間絶縁膜3と、その上に形成された配線層5と、その最下層として形成されたパッド電極4と、基板1の裏面から基板及び層間絶縁膜3を貫通し、パッド電極4に接する第1のバンプ電極8とを備え、パッド電極4の第1のバンプ電極8側に、両者の接続部から接続部外に連続する導電性の凸部9を設ける。
【選択図】図2
【解決手段】半導体素子が表面側に形成された半導体基板1と、基板1上に形成された層間絶縁膜3と、その上に形成された配線層5と、その最下層として形成されたパッド電極4と、基板1の裏面から基板及び層間絶縁膜3を貫通し、パッド電極4に接する第1のバンプ電極8とを備え、パッド電極4の第1のバンプ電極8側に、両者の接続部から接続部外に連続する導電性の凸部9を設ける。
【選択図】図2
Description
本発明は半導体装置及びその製造方法に関し、詳しくは貫通電極を備えた半導体装置及びその製造方法に関する。
半導体デバイスの高集積化と高速化を実現する実装技術として、近年では、半導体基板のシリコンに設けた貫通孔へ導電材料を埋め込んだシリコン貫通電極(以降TSV[Through Silicon Via]と称する。)が用いられている。TSVは、半導体基板を垂直方向に貫通する電極であり、通常は、半導体基板の裏面側のバンプ電極(以下、裏面バンプともいう)として形成され、半導体基板の第1の主面側に形成した配線とそれに接続される表面側のバンプ電極(以下、表面バンプという)とを併せて貫通電極と呼ぶ。積層した半導体チップにおいて露出した貫通電極の端部同士(表面バンプと裏面バンプ(TSV))を接続することで、占有面積当りにおける集積度を向上させるとともに、各々の半導体チップ間における配線長を低減させて高速化を図っている。半導体基板中における裏面バンプの端部は、配線層の最下層のパッド電極に接続(以降、接続部という)されており、さらに配線層を介して半導体素子の集積回路に接続されている。
特許文献1には貫通電極(TSV)のショート不良を引き起こすことなく、TSV(裏面バンプ)とパッド電極との密着性を向上させる目的で、予め開口パターンの形成されたパッド電極に対して、貫通電極と反対側にストッパ絶縁膜を配置しておき、貫通電極を形成するための基板エッチングにおいてストッパ絶縁膜でエッチングストップさせることが開示されている。あるいは、パッド電極の上方に離間したストッパ電極を設けて、TSVをパッド電極及びストッパ電極と接触させることが示されている。
図1は、従来の貫通電極形成後の状態を示す図であり、(a)は概略断面図、(b)は部分拡大図、(c)は図1(b)のA−A線での横断面図を示す。
半導体基板1の第1の主面側(表面側)には第1層間絶縁膜3上に配線層5が形成されており、さらに配線層5には、第1の主面側に露出する表面バンプ電極7が設けられている。配線層5の最下層には、パッド電極4が設けられている。半導体基板1の裏面側から半導体基板1及び第1層間絶縁膜3を貫通し、電極パッド4に達する裏面バンプ電極(TSV)8が設けられる。TSV8の外周には半導体基板の第1の主面側に形成した半導体素子(不図示)への電気的影響を抑制するために、絶縁材料からなる環状の絶縁分離部2(以下、絶縁リングという)が設けられる。表面バンプ電極7は、シード層7a、主に銅を含むメタル層7b、Niや半田などの接着層7cを含む。同様にTSV8はシード層8a、主に銅を含むメタル層8b、Niや半田などの接着層8cを含む。6は配線層を構成する層間絶縁膜群及び第1の主面側の保護絶縁膜を含む絶縁層を示す。
TSV8は半導体基板1の第2の主面側(裏面側)からエッチングしてTSVホールを形成した後、シード層8aをスパッタ法などで形成し、その後、電解めっきなどの方法でメタル層8b、接着層8cを形成する。このホールエッチングの際に、ウェハ面内均一性を確保するオーバーエッチングが施される。このとき、オーバーエッチングの進行の速い部分では、パッド電極4を突き抜ける場合がある(図1(b)参照)。パッド電極4を突き抜けた部分ではTSV8とパッド電極4との接触は、TSV8の側面の一部に限定され、コンタクト面積の減少によりコンタクト抵抗が上昇してしまうという問題がある。また、半導体デバイスの微細化により、TSVの径も小さくなり、パッド電極を突き抜けない場合でも、接続部面積の減少によるコンタクト抵抗の上昇が問題となる。
特許文献1の方法は、パッド電極がほとんどエッチングされないことを前提としているが、微細化に伴うパッド電極の薄膜化により同様の問題が発生し、開口部形成によりさらにコンタクト面積が減少してしまうという問題がある。
すなわち、本発明の一実施形態によれば、
半導体素子が形成された半導体基板の第1の主面上に形成された層間絶縁膜と、
前記層間絶縁膜上に形成された配線層と、
前記配線層の最下層として形成されたパッド電極と、
前記半導体基板の前記第1の主面と対向する第2の主面から前記半導体基板及び前記層間絶縁膜を貫通し、前記パッド電極に接する第1のバンプ電極とを備え、
前記パッド電極の前記第1のバンプ電極側に、前記第1のバンプ電極と前記パッド電極との接続部から該接続部より外れた領域まで連続して前記パッド電極の一部と重なる導電性の凸部を有する半導体装置、が提供される。
半導体素子が形成された半導体基板の第1の主面上に形成された層間絶縁膜と、
前記層間絶縁膜上に形成された配線層と、
前記配線層の最下層として形成されたパッド電極と、
前記半導体基板の前記第1の主面と対向する第2の主面から前記半導体基板及び前記層間絶縁膜を貫通し、前記パッド電極に接する第1のバンプ電極とを備え、
前記パッド電極の前記第1のバンプ電極側に、前記第1のバンプ電極と前記パッド電極との接続部から該接続部より外れた領域まで連続して前記パッド電極の一部と重なる導電性の凸部を有する半導体装置、が提供される。
また、本発明の別の実施形態によれば、
半導体素子が形成された半導体基板の第1の主面上に層間絶縁膜を形成する工程と、
前記層間絶縁膜に凹部を形成する工程と、
前記凹部に第1の導電材料を埋め込み、導電性の凸部を形成する工程と、
前記導電性の凸部と接続し、前記層間絶縁膜上にパッド電極を形成する工程と、
前記半導体基板の前記第1の主面と対向する第2の主面から前記半導体基板及び前記層間絶縁膜を貫通し、前記パッド電極に達する孔を形成する工程と、
前記孔に、前記パッド電極及び前記導電性の凸部に電気的に接続されるとともに、前記半導体基板の前記第2の主面側に引き出された第1のバンプ電極を形成する工程と、
を備え、
前記導電性の凸部は、前記孔内に露出する部分から露出しない部分にかけて前記パッド電極と一部重なるように連続して形成されていることを特徴とする半導体装置の製造方法、が提供される。
半導体素子が形成された半導体基板の第1の主面上に層間絶縁膜を形成する工程と、
前記層間絶縁膜に凹部を形成する工程と、
前記凹部に第1の導電材料を埋め込み、導電性の凸部を形成する工程と、
前記導電性の凸部と接続し、前記層間絶縁膜上にパッド電極を形成する工程と、
前記半導体基板の前記第1の主面と対向する第2の主面から前記半導体基板及び前記層間絶縁膜を貫通し、前記パッド電極に達する孔を形成する工程と、
前記孔に、前記パッド電極及び前記導電性の凸部に電気的に接続されるとともに、前記半導体基板の前記第2の主面側に引き出された第1のバンプ電極を形成する工程と、
を備え、
前記導電性の凸部は、前記孔内に露出する部分から露出しない部分にかけて前記パッド電極と一部重なるように連続して形成されていることを特徴とする半導体装置の製造方法、が提供される。
本発明による半導体装置では、一部に導電性の凸部が残ることでパッド電極と合わせてコンタクト面積の増大をはかることができる。また、裏面バンプ形成時のホールエッチングの際に導電性の凸部が遮蔽物となり、パッド電極をホール全面が突き抜けることを防止でき、コンタクト面積の減少を抑制できる。さらに、裏面バンプとの接続部が楔状になることで接合強度が向上する。
以下、図面を参照して本発明の実施形態例について具体的に説明するが、本発明はこれらの実施形態例のみに限定されるものではない。
(実施形態例1)
図2は、本発明の第1の実施形態例にかかる半導体装置の模式的断面図(a)とその部分拡大図(b)を示す。図1と同じ部位に対しては同じ符号を付している。
図2は、本発明の第1の実施形態例にかかる半導体装置の模式的断面図(a)とその部分拡大図(b)を示す。図1と同じ部位に対しては同じ符号を付している。
図1との違いは、パッド電極4の第1のバンプ電極(TSV)8側に導電性の凸部9が形成されている点にある。つまり、導電性の凸部9がTSVホールエッチングの際の遮蔽物となり、凸部9上のパッド電極4がエッチングされることを防止することができる。また、エッチング後も残存する凸部9によりコンタクト面積の増大が図れる。
導電性の凸部9は、TSV8とパッド電極4との接続部から外れた領域から連続する構造であればよく、図3(a)に示すような所定の間隔で配置された複数のラインパターン、図3(b)に示すような所定の開口部を複数有する格子状パターンなど、パッド電極4の一部に重なる様々な形状とすることができる。導電性の凸部9は、TSV8を形成するためのTSVホールエッチングの際にエッチングに曝されて、特にホール中央部ほど多くエッチングされる。導電性の凸部9の形成された部位のパッド電極4はエッチングされずに残り、導電性の凸部9の形成されていない部位のパッド電極4はエッチングされて貫通している。ここで、導電性の凸部9がTSV8とパッド電極4との接続部内のみに形成されている場合には、導電性の凸部9と重なる部位のパッド電極4はエッチングされずに残るが、ホール端部では外部のパッド電極4と分離されるため、コンタクト抵抗の低減には寄与しない。従って、導電性の凸部9は、TSV8とパッド電極4との接続部から外れた領域(エッチングに曝されない領域)から連続する構造であることが必要である。
次に、図4を参照して、図2の半導体装置の製造方法について説明する。ここでは、主要部の概略のみを示し、その他の部分は省略している。
まず、図4(a)に示すように、半導体基板(シリコン基板)1の第1の主面(表面)1A側に図示しない領域に半導体素子等(不図示)を形成した後、第1層間絶縁膜3を形成する。そして、図示するTSV領域に導電性の凸部9を埋め込むための凹部3A、例えば、図3(a)のようなラインパターンを形成する場合には複数の溝を形成する。なお、凹部3Aの深さは同図では第1層間絶縁膜3を貫通しない深さに形成しているが、これに限定されず、第1層間絶縁膜3を貫通してシリコン基板1に達していてもよい。また、凹部3Aの深さは、後工程で形成するパッド電極4の膜厚よりも大きいことが好ましい。
次に、図4(b)に示すように、凹部3A内に第1の導電材料、例えばタングステンを埋め込み導電性の凸部9を形成する。素子形成領域におけるコンタクトプラグ形成工程と共通する工程で形成する場合などでは、TiN/Ti積層膜などのバリア膜形成後にタングステンを埋め込んでもよい。この場合、エッチングされる部分でバリア膜がエッチングされてなくなる場合があるが、エッチングに曝されない部分ではバリア膜を有する凸部9が残る。
次に、図4(c)に示すように、導電性の凸部9に接してパッド電極4を形成する。パッド電極4としては、導電性の凸部9を構成している第1の導電材料と異なる第2の導電材料、例えば、窒化チタン(TiN)やポリシリコンなどを用いることができる。
パッド電極形成後、配線層5、絶縁層6、第2のバンプ電極(表面バンプ)7を形成し、第1の主面側の形成工程を終了する。
次に、第2の主面側(裏面側)の形成工程を実施する。まず、シリコン基板1(ウェハ)の表面側を適当な保持具で固定した後、シリコン基板1を所定の厚みまで研削する。例えば、図2に示す絶縁リング2を表面側から形成した場合には、絶縁リング2の底部が露出する厚みまで研削してシリコン基板1を薄化する。研削後のシリコン基板1の裏面を裏面1Bとする。裏面1B上に図示しない裏面保護膜を形成した後、図4(d)に示すように、TSVホール10を形成する。このとき、ウェハ面内ですべてのTSVホールがパッド電極4に到達するようにエッチングするため、オーバーエッチングを行う。このとき、導電性の凸部9の形成された部分では導電性の凸部9はエッチングされるがパッド電極4はエッチングされずに残る。導電性の凸部9の形成されていない部分では、パッド電極4がエッチングされて絶縁層6側に突き抜ける。もちろん、ウェハ面内の一部のTSVホールがパッド電極4を突き抜けない場合もあるが、コンタクト抵抗を一定にそろえるためには、すべてのTSVホールがパッド電極4を突き抜けるようにオーバーエッチング量を設定することが好ましい。なお、本発明におけるTSVホールエッチングはドライエッチングにより実施され、ウェットエッチングは自然酸化膜の除去等の目的で実施されることはあるが、基本的には含まない。
その後、図2に示すように、シード層8a、メタル層8b、接着層8cを形成する。これら一連の工程は、ウェハ状態で複数の半導体チップに対して同時に行った後、各チップ毎に切り分ける。
(実施形態例2)
上記実施形態例1では、導電性の凹部9をパッド電極4とは別材料で構成する例を示したが、本実施形態例では同材料で一体に形成する例を説明する。
上記実施形態例1では、導電性の凹部9をパッド電極4とは別材料で構成する例を示したが、本実施形態例では同材料で一体に形成する例を説明する。
まず、図4(a)と同様に第1層間絶縁膜3に導電性の凸部9を形成するための凹部3Aを形成し(図5(a))、続いて、パッド電極としてタングステンを成膜し、凸部9(4A)と一体にパッド電極4を形成する(図5(b))。その後、図4(d)と同様に裏面側からTSVホール10を形成する(図5(c))。
このように導電性の凸部9をパッド電極4と一体に形成することで工程数を削減することができる。
(応用例)
本応用例における半導体装置の構成について、半導体装置がDRAM(Dynamic Random Access Memory)の場合を一例にして説明する。
本応用例における半導体装置の構成について、半導体装置がDRAM(Dynamic Random Access Memory)の場合を一例にして説明する。
図6(a)は半導体素子領域DAの断面図、図2(b)は貫通電極領域TSVAの断面図であり、ここでは図6(a)と図6(b)を並べて示すことによって、夫々の構成要素の位置関係を明確にしている。なおこれ以降、貫通電極領域TSVAも含めて半導体デバイス100と称する。
図6に示すように、半導体デバイス100は、半導体素子領域DAと貫通電極領域TSVAで構成されており、半導体素子領域DAはメモリセル部MCと周辺回路部PCで構成されている。貫通電極領域TSVAは、半導体素子領域DAの外周部に設けられているが、ここでは説明の都合で右側だけに記載している。半導体素子領域DAには、半導体メモリ素子のDRAMを記載しているが、メモリ素子に限ることなく、ロジック素子としても良いし、メモリ素子とロジック素子を混在させることもできる。なお、半導体素子領域DAにおける半導体デバイスの構成は、公知のメモリ素子あるいはロジック素子である。貫通電極領域TSVAにおける貫通電極は、主として、シリコン基板1を貫通した裏面バンプ(TSV)8と、配線層5と、銅電極である表面バンプ電極7で構成されている。TSV8は紙面上方に、チタン(Ti)と銅(Cu)を順次積層したシード層8aが設けられており、銅(Cu)電極であるメタル層8b、さらに紙面下方はニッケル(Ni)を主成分とした裏面接着層8cで覆われている。TSV8の紙面上方は、導電性の凸部9及び第1配線51A(パッド電極4)に接続されている。表面バンプ電極7は、紙面下方にチタン(Ti)と銅(Cu)を順次積層したシード層7aが設けられており、銅(Cu)電極であるメタル層7b、さらに紙面上方は半田(例えばSnPb)を主成分とした表面接着層7cで覆われている。
半導体素子領域DAは、シリコン基板1に形成されたSTI11で区画された活性領域にトランジスタが形成される。メモリセル部MCでは、埋め込みゲート電極21、埋め込み絶縁層22、ソース・ドレイン23a〜23cを有する埋め込みゲートトランジスタが形成される。周辺回路部PCではポリシリコンなどの第1導電層32、WやWNなどのメタル膜からなる第2導電層33を含むプレーン型のゲート電極と、キャップ層34を備えたトランジスタが形成される。
メモリセル部の第1層間絶縁膜3中には、周辺回路部PCのゲート電極と同層に形成されたビット線35が形成されており、ビット線35は、ソース・ドレイン23bに接続されている。ソース・ドレイン23a及び23cは容量コンタクトとしての第1コンタクトプラグ31に接続され、容量パッドとなる上層の第1配線51とを接続している。容量パッド上にはキャパシタの下部電極71が形成されており、容量絶縁膜72、上部電極73と合わせてキャパシタを構成している。キャパシタは第2層間絶縁膜61で覆われており、上部電極73には第2コンタクトプラグ52を介して第2配線53と接続されている。周辺回路部PCでは第2層間絶縁膜61を貫通して第2コンタクトプラグ52が設けられており、第1配線51と第2配線53とが接続される。さらに、第2配線52は、第3層間絶縁膜62で覆われており、第3コンタクトプラグ54を介して第3配線55と接続される。第3配線55を覆って第4層間絶縁膜63が形成され、第4層間絶縁膜63上にはプラグ一体型の第4配線56が設けられている。第4配線56は保護絶縁膜64で覆われている。貫通電極領域TSVAにも同様にパッド電極4としての第1配線51A、第2コンタクトプラグ52A、第2配線53A、第3コンタクトプラグ54A、第3配線55A、第4配線56Aが形成されており、第4配線56Aには表面バンプ電極7が接続されている。半導体デバイスの最表面にはパッシベーション膜65が形成されている。
TSV8とパッド電極4との接続部は、上記の実施形態例で示したように導電性の凸部9が設けられており、凹凸形状によるコンタクト面積の増大と、パッド電極4を突き抜けて楔状に接合することで接合強度も向上している。
この例では、導電性の凸部9は、半導体素子領域DAの第1コンタクトプラグ31と同工程で形成してもよい。また、パッド電極4は半導体素子領域DAの第1配線51と同層で形成される第1配線51Aを用いており、図示するようなクラウン形状のキャパシタを形成する場合、下部電極の型枠となるコア絶縁膜の除去を行うため、窒化シリコン膜等の絶縁性のエッチングストッパ膜(不図示)で覆われている。このようにエッチングストッパ膜で覆われている場合には、特許文献1と同様にパッド電極4は突き抜けるが、エッチングストッパ膜により上層の層間絶縁膜のエッチングを防止あるいは抑制することができる。
得られた半導体デバイス100(以下、半導体チップ501という)は図7に示すように、一つの半導体チップ501Cの裏面側のTSV8と別の半導体チップ501Dの表面バンプ電極7とを位置合わせして、一定の圧力で押し付けながら、半田の融点以上で300℃程度までの温度を加えて、半田膜(接着層7c)をリフローさせる。以上により、貫通電極502が相互に接合される。接合時に加える圧力(荷重)は、TSV構造、特に配線構造5に対して影響しない範囲で実施する。例えば、1つのバンプ電極あたり10〜150g程度となるように設定すればよい。また、加熱の手段は、リフロー炉やオーブンの使用、ハロゲンランプの熱輻射、加熱体の接触等から選択すればよく、特に限定されない。なお、水素プラズマ処理後、半田リフローによる接合までの間、各半導体チップは酸素を含む雰囲気(例えば大気)に曝露させないことが好ましい。
最後に、各半導体チップ間にアンダーフィル樹脂503を充てんする。続いて、最下層の半導体チップ501Hの貫通電極の外部端子をパッケージ基板504に接続し、モールド樹脂506、ソルダーボールからなるボールグリッドアレイ(BGA)505を形成することで、図7に示す半導体モジュール500が完成する。図7(a)は、半導体チップ501の8個(501A〜501H)を積層した場合の概略断面図を示しており、図7(b)は一部分の拡大図を示している。
半導体モジュール500を構成する半導体チップ501のうち最上段に積層されたチップ(501A)は、下段チップから供給される信号や電源を自チップの端子を介して取り込むことができれば良く、他のチップに更に転送/供給する必要が無い。従って、最上段の半導体チップ501Aは、貫通電極502を有していなくても良い。例えば、表面バンプ7を持たない構成、あるいは裏面バンプ8を持たない構成が挙げられる。最上段に裏面バンプ8、すなわちTSV8を持たない構成では、通常、各半導体チップ501は半導体素子の形成される第1の主面側を下向きにして積層される。これは、最上段のみを上下逆転すると、最上段のチップの回路パターンの設計を他のチップと異なる設計とする必要があるためである。このようにTSV8を持たないチップでは、他の半導体チップのように貫通電極502を形成し易くするためのチップ薄板化が必要なくなる。この場合、最上段のチップは下段のチップよりも厚い構成となっていても良い。薄板化が不要な半導体チップでは、チップ積層時の熱応力によるチップの変形を抑制することができる。この場合であっても、下段の貫通電極502を有する半導体チップ501においては、本発明を適用して同様に効果的である。なお、全ての半導体チップを同様に形成できるという観点では、図7の半導体モジュール500のように、最上段の半導体チップも下段のものと同様に貫通電極502を有していても良い。
また、図7の半導体モジュール500では8枚の半導体チップ(501A〜501H)を積層した例を開示したが、本発明は、貫通電極を備えた半導体チップを有する半導体モジュールであれば適用して同様に効果的であり、半導体チップの積層枚数に依らない。
また、本実施の形態では、第1のバンプ電極(TSV)8を囲む絶縁リングを最初の工程で形成した後、素子形成、配線層形成、TSV形成を経て、裏面研削およびTSVを形成する構成に、本願発明の導電性の凸部9を適用する例を示した。ここで、本発明はTSVを有する半導体チップに適用して効果的なのであって、絶縁リングやTSVの構造やそれらを形成するタイミングは上記の例示に限定されない。例えば、素子、配線層、表面バンプを形成した後に、裏面研削を経て絶縁リングおよびTSVを形成する構成や、TSVに対して基板を隔てて一重の絶縁リングが配置された構造ばかりでなく、TSVの側壁に直接絶縁リングが配置された構造や、絶縁リングが多重リングである構造なども想定され、このような構造に本発明を適用しても同様に効果的である。
1 半導体基板(シリコン基板)
1A 第1の主面(表面)
1B 第2の主面(裏面)
2 絶縁リング
3 第1層間絶縁膜
4 パッド電極
5 配線層
6 絶縁層
7 第2のバンプ電極(表面バンプ)
7a シード層
7b メタル層
7c 接着層
8 第1のバンプ電極(TSV)
8a シード層
8b メタル層
8c 接着層
9 導電性の凸部
10 TSVホール
11 STI
12 裏面保護膜
31 第1コンタクトプラグ
51 第1配線
51A パッド電極
52、52A 第2コンタクトプラグ
53、53A 第2配線
54、54A 第3コンタクトプラグ
55、55A 第3配線
56、56A 第4配線
61 第2層間絶縁膜
62 第3層間絶縁膜
63 第4層間絶縁膜
64 保護絶縁膜
65 パッシベーション膜
100 半導体デバイス
500 半導体モジュール
501 半導体チップ
502 貫通電極
503 アンダーフィル樹脂
504 パッケージ基板
505 ボールグリッドアレイ
506 モールド樹脂
1A 第1の主面(表面)
1B 第2の主面(裏面)
2 絶縁リング
3 第1層間絶縁膜
4 パッド電極
5 配線層
6 絶縁層
7 第2のバンプ電極(表面バンプ)
7a シード層
7b メタル層
7c 接着層
8 第1のバンプ電極(TSV)
8a シード層
8b メタル層
8c 接着層
9 導電性の凸部
10 TSVホール
11 STI
12 裏面保護膜
31 第1コンタクトプラグ
51 第1配線
51A パッド電極
52、52A 第2コンタクトプラグ
53、53A 第2配線
54、54A 第3コンタクトプラグ
55、55A 第3配線
56、56A 第4配線
61 第2層間絶縁膜
62 第3層間絶縁膜
63 第4層間絶縁膜
64 保護絶縁膜
65 パッシベーション膜
100 半導体デバイス
500 半導体モジュール
501 半導体チップ
502 貫通電極
503 アンダーフィル樹脂
504 パッケージ基板
505 ボールグリッドアレイ
506 モールド樹脂
Claims (20)
- 半導体素子が形成された半導体基板の第1の主面上に形成された層間絶縁膜と、
前記層間絶縁膜上に形成された配線層と、
前記配線層の最下層として形成されたパッド電極と、
前記半導体基板の前記第1の主面と対向する第2の主面から前記半導体基板及び前記層間絶縁膜を貫通し、前記パッド電極に接する第1のバンプ電極とを備え、
前記パッド電極の前記第1のバンプ電極側に、前記第1のバンプ電極と前記パッド電極との接続部から該接続部より外れた領域まで連続して前記パッド電極の一部と重なる導電性の凸部を有する半導体装置。 - 前記導電性の凸部の前記接続部から外れた領域における基板垂直方向の厚みが、前記パッド電極の基板垂直方向の厚みよりも厚いことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
- 前記導電性の凸部は、前記パッド電極と別材料で別体に形成されている請求項1又は2に記載の半導体装置。
- 前記導電性の凸部は、前記パッド電極と同材料で一体に形成されている請求項1又は2に記載の半導体装置。
- 前記導電性の凸部は、所定の間隔で配置された複数のラインパターンである請求項1乃至4のいずれか1項に記載の半導体装置。
- 前記導電性の凸部は、所定の開口部を含む格子状パターンである請求項1乃至4のいずれか1項に記載の半導体装置。
- 前記導電性の凸部は、タングステンを含む金属材料で構成される請求項1乃至6のいずれか1項に記載の半導体装置。
- 前記第1のバンプ電極は、前記導電性の凸部と前記パッド電極とが重ならない領域で前記パッド電極を突き抜けて形成される請求項1乃至7のいずれか1項に記載の半導体装置。
- 前記導電性の凸部は、前記第1のバンプ電極と前記パッド電極との接続部における基板垂直方向の厚みが、前記接続部から外れる領域の基板垂直方向の厚みと異なる請求項1乃至8に記載の半導体装置。
- 前記配線層の最上層に接続され、前記半導体基板の第1の主面側に露出する第2のバンプ電極を有する請求項1乃至9に記載の半導体装置。
- 請求項10の半導体装置の複数を、各半導体装置の第1のバンプ電極と隣接する半導体装置の第2のバンプ電極とを接合して積層した構成を含む半導体モジュール。
- 半導体素子が形成された半導体基板の第1の主面上に層間絶縁膜を形成する工程と、
前記層間絶縁膜に凹部を形成する工程と、
前記凹部に第1の導電材料を埋め込み、導電性の凸部を形成する工程と、
前記導電性の凸部と接続し、前記層間絶縁膜上にパッド電極を形成する工程と、
前記半導体基板の前記第1の主面と対向する第2の主面から前記半導体基板及び前記層間絶縁膜を貫通し、前記パッド電極に達する孔を形成する工程と、
前記孔に、前記パッド電極及び前記導電性の凸部に電気的に接続されるとともに、前記半導体基板の前記第2の主面側に引き出された第1のバンプ電極を形成する工程と、
を備え、
前記導電性の凸部は、前記孔内に露出する部分から露出しない部分にかけて前記パッド電極と一部重なるように連続して形成されていることを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 前記凹部の深さは、前記パッド電極の厚みより大きいことを特徴とする請求項12に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記凹部を含む前記層間絶縁膜上に第1の導電材料を成膜した後、前記層間絶縁膜上面を露出し、前記凹部に第1の導電材料が残存するように前記第1の導電材料を除去した後、第2の導電材料を成膜して前記パッド電極を形成する請求項12又は13に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記凹部に導電材料を埋め込むと共に、前記層間絶縁膜上に所定の厚みに形成して、前記導電性の凸部と前記パッド電極とを一体に形成する請求項12又は13に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記導電性の凸部が所定の間隔で配置された複数のラインパターンとなるように、前記凹部が形成される請求項12乃至15のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記導電性の凸部が所定の開口部を含む格子状パターンとなるように、前記凹部が形成される請求項12乃至15のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記第1の導電材料は、タングステンを含む請求項12乃至17のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記半導体基板の前記第2の主面から前記半導体基板及び前記層間絶縁膜を貫通し、前記パッド電極に達する孔は、前記導電性の凸部と重ならない領域の前記パッド電極を突き抜けて形成される請求項12乃至18のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記バッド電極上の絶縁層と、該絶縁層内に配置される配線層と、前記配線層の最上層に接続され、前記絶縁層から前記半導体基板の第1の主面側に露出する第2のバンプ電極を形成する工程をさらに含む請求項12乃至19のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
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2012
- 2012-06-28 JP JP2012145507A patent/JP2014011248A/ja active Pending
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