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JP2014099319A - 電磁継電器 - Google Patents

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Abstract

【課題】1枚の板材を折り曲げてヨークを構成する場合、プレス加工が容易ではない。また、1枚の板材の両端に形成されて可動板に対向する一対のフランジ部は、コイル軸方向位置のずれが発生しやすいため、電磁吸引力のばらつきが大きくなってしまう。そこで、ヨークのプレス加工を容易にし、且つ、電磁吸引力のばらつきを小さくすることを目的とする。
【解決手段】ヨークを複数の板材14、15にて構成して、プレス加工を容易にする。また、第1板材15は、励磁コイル12の軸方向一端側を覆って可動板16に対向するヨーク対向板部を含む。これにより、ヨーク対向板部は、可動板側から見たときに分割された形状になっていないため、換言すると、1枚もので連続しているため、従来のようなコイル軸方向位置のずれが発生しない。したがって、電磁吸引力のばらつきが小さくなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気回路を開閉する電磁継電器に関する。
特許文献1に示された従来の電磁継電器は、励磁コイルへの通電により可動板と固定コアとの対向面間に電磁吸引力が発生し、その電磁吸引力により可動板が固定コア側に吸引されるようになっている。
そして、励磁コイルの外周側および励磁コイルの軸方向両端を覆うヨークは、1枚の板材を折り曲げて構成され、励磁コイルの軸方向一端側に位置して可動板に対向するフランジ部と、励磁コイルの軸方向他端側に位置する底板部と、励磁コイルの外周側に位置する筒部とを備えている。
また、フランジ部は、1枚の板材の両端にそれぞれ形成されており、可動板側から見たときには分割された形状になっている。
さらに、可動板とヨークとの間に非磁性体よりなる板が介在されている。そして、コイル通電時の可動板の移動範囲がこの板により規制されることにより、コイル通電時に可動板はヨークおよび固定コアの何れにも当接しないようになっている。すなわち、コイル通電時に、可動板とヨークとの間にエアギャップが形成されると共に、可動板と固定コアとの間にエアギャップが形成される。
特開2012−54048号公報
しかしながら、従来の電磁継電器におけるヨークは、1枚の板材を折り曲げて構成されるため、プレス加工が容易ではない。
また、フランジ部は1枚の板材の両端に形成されるため、一方のフランジ部における可動板に対向する面のコイル軸方向位置と、他方のフランジ部における可動板に対向する面のコイル軸方向位置の、ずれが発生しやすい。したがって、一方のフランジ部と可動板との距離と、他方のフランジ部と可動板との距離の、ばらつきが大きくなり、ひいては電磁吸引力のばらつきが大きくなってしまう。
さらに、エアギャップ寸法はばらつきやすいため、電磁吸引力のばらつきが大きくなってしまう。
本発明は上記点に鑑みて、ヨークのプレス加工を容易にし、且つ、電磁吸引力のばらつきを小さくすることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、通電時に磁界を形成する励磁コイル(12)と、励磁コイルの内部に配置され、磁気回路を構成する柱状の固定コア(13)と、励磁コイルの外周側および励磁コイルの軸方向両端を覆うように配置され、磁気回路を構成するヨーク(14、15)と、励磁コイルの軸方向一端側に配置され、励磁コイルへの通電時に固定コア側に吸引される板状の可動板(16)とを備える電磁継電器において、ヨークは、複数の板材にて構成され、複数の板材は、励磁コイルの軸方向一端側を覆って可動板に対向するヨーク対向板部を含む第1板材(15)と、励磁コイルの軸方向他端側を覆う部位を含む第2板材(14)とを備えることを特徴とする。
これによると、ヨークを複数の板材にて構成するため、ヨークを1枚の板材で構成する場合よりも、プレス加工が容易である。
また、ヨーク対向板部は、可動板側から見たときに分割された形状になっていないため、換言すると、1枚もので連続しているため、従来のような、一方のフランジ部における可動板に対向する面のコイル軸方向位置と、他方のフランジ部における可動板に対向する面のコイル軸方向位置の、ずれが発生するという問題が発生しない。したがって、電磁吸引力のばらつきが小さくなる。
請求項2に記載の発明のように、請求項1に記載の電磁継電器において、可動板を、固定コアおよびヨーク対向板部に対向させることができる。
請求項3に記載の発明のように、請求項1または2に記載の電磁継電器において、固定コアの断面形状をT字状にすることができる。
請求項4に記載の発明では、請求項1ないし3のいずれか1つに記載の電磁継電器において、可動板は、励磁コイルへの通電時に、固定コアおよびヨーク対向板部のうちヨーク対向板部のみに当接することを特徴とする。
これによると、励磁コイルへの通電時に可動板とヨーク対向板部との間にエアギャップは形成されないため、従来のような、エアギャップ寸法のばらつきによる電磁吸引力のばらつきは発生しない。
また、励磁コイルへの通電時に可動板が固定コアおよびヨーク対向板部のうち固定コアのみに当接する構成であると、励磁コイルへの通電時に可動板が固定コアに衝突した衝撃で可動板が傾いて、可動板がヨーク対向板部に当接する場合がある。そして、可動板がヨーク対向板部に当接すると吸引力が増加するため、可動板がヨーク対向板部に当接する場合と当接しない場合とで吸引力がばらついてしまう。
これに対し、励磁コイルへの通電時に可動板がヨーク対向板部に当接する構成にすると、励磁コイルへの通電時に可動板がヨーク対向板部に衝突しても可動板は傾かないため、可動板が固定コアに当接せず、電磁吸引力のばらつきが小さくなる。
請求項5に記載の発明のように、請求項1ないし4のいずれか1つに記載の電磁継電器において、第1板材が励磁コイルの外周側を覆う部位を含むようにしてもよいし、請求項6に記載の発明のように、第2板材が励磁コイルの外周側を覆う部位を含むようにしてもよい。
請求項7に記載の発明では、請求項1ないし6のいずれか1つに記載の電磁継電器において、ヨークが一体的に組み付けられるベース(20)を備え、可動板とヨーク対向板部との間に脱着可能なスペーサを挟持させた状態で、ベースに対するヨークの位置決めを行う電磁継電器であって、ベースは、スペーサを可動板とヨーク対向板部との間に抜き差しする際にスペーサが通過するスペーサ通し部(204)を備えることを特徴とする。
これによると、スペーサの抜き差しを容易に行うことができる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の第1実施形態に係る電磁継電器の構成を示す正面断面図である。 図1の電磁継電器の他の作動状態を示す正面断面図である。 図1の電磁継電器の分解斜視図である。 (a)は図1の固定コア13の平面図、(b)は(a)のA−A断面である。 図1の電磁継電器における通電遮断時の作動状態を示す要部の正面断面図である。 図1の電磁継電器における通電時の作動状態を示す要部の正面断面図である。 図1の第1板材15の平面図である。 図2においてケース11を取り去った状態における要部のD矢視図である。 本発明の第2実施形態に係る電磁継電器における第1板材15の平面図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について説明する。
図1〜図3、および図7に示すように、樹脂製のケース11内には、通電時に磁界を形成する円筒状の励磁コイル12が配置されている。励磁コイル12の径方向中心部の孔には、磁性体金属材料よりなる固定コア13が配置されている。固定コア13は、励磁コイル12の中心部孔に挿入される円柱状のコア軸部131、および励磁コイル12の外部に位置しコア軸部131よりも大径の円柱状のコア鍔部132を備えている。
磁性体金属材料よりなる板材を略U字状に折り曲げた第2板材14により、励磁コイル12の外周側および励磁コイル12の軸方向一端側が覆われている。
磁性体金属材料よりなる矩形平板状の第1板材15により、励磁コイル12の軸方向他端側が覆われている。また、第1板材15は、後述する可動板16に対向している。なお、第1板材15は、本発明のヨーク対向板部に相当する。
第1板材15には、中心部に貫通したヨーク孔151が形成されており、このヨーク孔151内にコア鍔部132が配置されている。固定コア13と第2板材14が接合され、第2板材14と第1板材15が接合されている。なお、第2板材14および第1板材15は、本発明のヨークを構成している。
このように、ヨークを複数の板材にて構成することにより、ヨークを1枚の板材で構成する場合よりも、プレス加工が容易になる。
コア鍔部132および第1板材15に対向する位置には、磁性体金属材料よりなる板状の可動板16が配置されている。換言すると、可動板16は、固定コア13および第1板材15に対向している。なお、固定コア13、第2板材14、第1板材15、および可動板16は、励磁コイル12により誘起された磁束の磁気回路を構成する。
励磁コイル12と可動板16との間には、可動板16を反固定コア側に付勢する復帰ばね17が配置されている。そして、励磁コイル12への通電により、可動板16は電磁吸引力により復帰ばね17に抗して固定コア13側に吸引される。
可動板16には、金属製のシャフト18が結合されている。より詳細には、可動板16の中心部に形成された可動板孔161にシャフト18が挿入され、シャフト18の一端に形成されたシャフト鍔部181と、シャフト18に嵌合された第1止め輪19とによって、可動板16とシャフト18が結合されている。
なお、可動板16とシャフト18は、シャフト18の径方向および軸方向に相対移動可能なように、所定のガタを持って結合されている。このように、ガタを持たせることにより、可動板16が固定コア13側に吸引された際に、可動板16を第1板材15に確実に接触させることができる。
シャフト18は、その中間部が樹脂製のベース20に摺動自在に挿入されている。シャフト18におけるベース20から突出した部位には、第2止め輪21が嵌合されるとともに、導電金属製の板状の可動子22が摺動自在に装着されている。
シャフト18の他端に嵌合された第3止め輪23と可動子22との間には、可動子22を固定コア13側(すなわち、第2止め輪21側)に付勢する接圧ばね24が配置されている。可動子22には、導電金属製の可動接点25が2個かしめ固定されている。
導電金属製の板状の第1固定端子26に、導電金属製の第1固定接点27がかしめ固定され、導電金属製の板状の第2固定端子28に、導電金属製の第2固定接点29がかしめ固定されている。
第1固定端子26および第2固定端子28は、ベース20に固定されている。第1固定接点27は一方の可動接点25に対向して配置され、第2固定接点29は他方の可動接点25に対向して配置されている。
そして、可動子22および可動接点25が可動板16に追従して移動し、それにより可動接点25が第1固定接点27および第2固定接点29と接離して、第1固定接点27と第2固定接点29との間が電気的に導通または遮断されるようになっている。
図3、図8に示すように、ベース20は、平板状の基板部201、基板部201に対して垂直でシャフト18が挿入される第1保持板部202、可動板移動方向に沿って延びる第2保持板部203を備えている。第1保持板部202には、後述するスペーサが通過するスペーサ通し部としての切欠き部204が形成されている。第2保持板部203には、第2板材14の端部が挿入される溝205が形成されている。そして、第2板材14の端部を溝205に圧入して固定することにより、第2板材14がベース20に一体的に組み付けられる。
次に、図4〜図6に基づいて、固定コア13および可動板16について詳述する。
なお、以下の説明では、励磁コイル12への通電開始により可動板16が移動する向きを通電開始時移動向きBといい、励磁コイル12への通電遮断により可動板16が移動する向きを通電遮断時移動向きCという。また、通電開始時移動向きBおよび通電遮断時移動向きCを合わせて、可動板移動方向という。
図4に示すように、固定コア13は、その軸方向の断面の形状がT字状になっている。そして、固定コア13におけるコア鍔部132には、その軸方向端部に固定コア第1対向面133が形成されている。この固定コア第1対向面133は、可動板移動方向に対して略垂直な面である。
コア鍔部132の外周面には、可動板移動方向に対して非垂直な面である固定コア第2対向面134が形成されている。より詳細には、固定コア第2対向面134は、可動板移動方向と平行に延びる面である円柱状の対向面134aと、円柱状の対向面134aにおける通電開始時移動向きB側の端部から、通電開始時移動向きBに向かって先細りとなるテーパ状の対向面134bとを有する。
図5、図6に示すように、可動板16は、固定コア第1対向面133に対向する可動板第1対向面162が形成された円板状の可動板第1板部163を備えている。この可動板第1対向面162は、可動板移動方向に対して略垂直な面である。
可動板16は、固定コア第2対向面134に対向する可動板第2対向面164が形成された可動板第2板部165を備えている。この可動板第2板部165は、可動板第1板部163の外縁部から折り曲げられ、通電開始時移動向きBに向かって延びており、円筒状になっている。また、可動板第2板部165の内径は、コア鍔部132の外径よりも大であり、可動板16が電磁吸引力により固定コア13側に吸引された際に、可動板第2板部165の内側空間にコア鍔部132が侵入するようになっている。
可動板第2対向面164は、可動板移動方向に対して非垂直な面であり、より詳細には、可動板移動方向と略平行に延びる面である。したがって、可動板第1対向面162と可動板第2対向面164とのなす角は略90°になっている。そして、可動板第1対向面162と可動板第2対向面164とのなす角を90°以上にすることにより、可動板16をプレス加工により形成する場合、その加工を容易に行うことができる。
また、固定コア第2対向面134と可動板第2対向面164は、可動板移動方向に沿って見たときに重ならないように配置されている。
可動板16は、可動板第2板部165の先端部から折り曲げられて、通電遮断時移動向きCおよび外側に向かって延びる可動板第3板部166を備えている。そして、可動板16が電磁吸引力により固定コア13側に吸引された際に、可動板第2板部165および可動板第3板部166がヨーク孔151内に侵入するようになっている。
可動板16は、可動板第3板部166の先端部から折り曲げられて、可動板移動方向に対して略垂直な方向に延びる可動板第4板部167を備えている。この可動板第4板部167は、第1板材15に対向している。
そして、可動板16は、電磁吸引力により固定コア13側に吸引された際に、固定コア3には当接せず、第1板材15におけるヨーク孔151の周囲に当接するようになっている。
ここで、ヨーク対向板部である第1板材15は、可動板16側から見たときに分割された形状になっていないため、換言すると、1枚もので連続しているため、従来のような、一方のフランジ部における可動板に対向する面のコイル軸方向位置と、他方のフランジ部における可動板に対向する面のコイル軸方向位置の、ずれが発生するという問題が発生しない。したがって、電磁吸引力のばらつきが小さくなる。
また、第1板材15は1枚もので連続しているため、第1板材15と可動板16との対向面積が増加し、電磁吸引力が増加する。
次に、本実施形態に係る電磁継電器の作動を説明する。
まず、励磁コイル12への通電が遮断されると、可動板16やシャフト18や可動子22が復帰ばね17により通電遮断時移動向きCに駆動される。これにより、可動接点25が第1固定接点27および第2固定接点29から離れて、第1固定接点27と第2固定接点29との間が電気的に遮断状態となる(図1参照)。
ここで、金属製の可動板16は樹脂製のベース20に衝突して停止する。したがって、金属部品同士の衝突による耳障りな高周波の衝突音は発生しない。また、可動板16は通電遮断時移動向きCに移動する際に空気抵抗を受けて速度が減衰されるため、可動板16とベース20との衝突音を低減することができる。さらに、可動板16の剛性がアップするため、可動板16の振動が抑制され、可動板16とベース20との衝突音を低減することができる。
一方、励磁コイル12に通電すると、可動板16が電磁吸引力により復帰ばね17に抗して固定コア13側に吸引され、シャフト18や可動子22が可動板16に追従して通電開始時移動向きBに移動し、それにより可動接点25が第1固定接点27および第2固定接点29に当接して、第1固定接点27と第2固定接点29との間が電気的に導通状態となる(図2参照)。
ここで、可動板16は通電開始時移動向きBに移動する際に空気抵抗を受けて速度が減衰されるため、可動板16と第1板材15との衝突音を低減することができる。また、可動板16の剛性がアップするため、可動板16の振動が抑制され、可動板16と第1板材15との衝突音を低減することができる。
ところで、電磁吸引力は、対向面積に比例し、エアギャップの2乗に反比例する。ここで、固定コア第1対向面133と可動板第1対向面162とのエアギャップを第1エアギャップL1とし、固定コア第2対向面134と可動板第2対向面164とのエアギャップを第2エアギャップL2とすると、図5に示すように、励磁コイル12への通電が遮断されている状態、すなわち、可動板16が固定コア13から最も離れた位置にあるときには、L1>L2に設定されている。また、固定コア第1対向面133と可動板第1対向面162との対向面積をS1、固定コア第2対向面134と可動板第2対向面164との対向面積をS2とすると、S1/L12<S2/L22の関係になっている。
したがって、励磁コイル12への通電が開始された直後、すなわち吸引開始時には、L1>L2であるため、磁束は固定コア第2対向面134と可動板第2対向面164との間を主に通り、固定コア第2対向面134と可動板第2対向面164との間に大きな電磁吸引力が発生する。そして、その電磁吸引力を受けて可動板16は通電開始時移動向きBに移動し始める。
吸引途中でL1≒(S1/S2)1/2×L2に近づくと、固定コア第1対向面133と可動板第1対向面162との間に発生する電磁吸引力が次第に大きくなり、その電磁吸引力を受けて可動板16は通電開始時移動向きBにさらに移動する。
吸引完了時、すなわち、図6に示すように可動板16が第1板材15に当接して可動板16が固定コア13に最も近づいた位置にあるときには、L1<L2となる。これにより、磁束は、固定コア第1対向面133と可動板第1対向面162との間を主に通り、固定コア第2対向面134と可動板第2対向面164との間は殆ど通らないため、サイドフォースは殆ど発生しない。
また、吸引完了時に可動板16と第1板材15との間にエアギャップは形成されないため、従来のような、エアギャップ寸法のばらつきによる電磁吸引力のばらつきは発生しない。
さらに、励磁コイル12への通電時に可動板16が固定コア13および第1板材15のうち固定コア13のみに当接する構成であると、励磁コイル12への通電時に可動板16が固定コア13に衝突した衝撃で可動板16が傾いて、可動板16が第1板材15に当接する場合がある。そして、可動板16が第1板材15に当接すると吸引力が増加するため、可動板16が第1板材15に当接する場合と当接しない場合とで吸引力がばらついてしまう。
これに対し、励磁コイル12への通電時に可動板16が第1板材15に当接する構成にすると、励磁コイル12への通電時に可動板16が第1板材15に衝突しても可動板16は傾かないため、可動板16が固定コア13に当接せず、電磁吸引力のばらつきが小さくなる。
次に、図3、図8に基づいて、ベース20に対する第2板材14および第1板材15の可動板移動方向の位置決め調整について説明する。
ベース20に対する第2板材14および第1板材15の可動板移動方向の位置決め調整は、ケース11がない状態で行われる。まず、所定の厚さの板状のスペーサを、切欠き部204を通して、可動板16における可動板第4板部167(図6参照)と第1板材15との間に挿入する。なお、図8には、スペーサが挿入される部位を、便宜的に斜線で示している。
続いて、励磁コイル12に通電して、可動板16と第1板材15との間にスペーサを挟持させるとともに、可動接点25を第1固定接点27および第2固定接点29に当接させる。
続いて、励磁コイル12に通電したまま、第2板材14を溝205内で通電遮断時移動向きCに移動させて、第2板材14や第1板材15等をベース20に対して通電遮断時移動向きCに相対移動させる。
そして、可動接点25が第1固定接点27および第2固定接点29から離れたところで、第2板材14や第1板材15等の移動を停止し、溝205内に接着剤を注入して、第2板材14とベース20との相対位置を決定する。
続いて、励磁コイル12への通電を遮断し、スペーサを切欠き部204を通して抜き出す。
以上により、ベース20に対する第2板材14および第1板材15の可動板移動方向の位置決め調整が完了する。
ここで、可動接点25が第1固定接点27および第2固定接点29に当接してから可動板16が第1板材15に当接するまでの間の接圧ばね24の圧縮量増加量は、スペーサの厚さと等しくなり、この位置決め調整により吸引完了時の接点圧力が精度よく調整される。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。図9に示すように、矩形平板状の第1板材15には、ヨーク孔151から外縁まで連続する1つの切欠き部152が形成されている。
本実施形態の第1板材15は1枚もので連続しているため、第1実施形態と同様に、電磁吸引力のばらつきが小さくなるとともに、電磁吸引力が増加する。
(他の実施形態)
上記各実施形態では、第2板材14により励磁コイル12の外周側および励磁コイル12の軸方向一端側を覆い、第1板材15により励磁コイル12の軸方向他端側を覆うようにしたが、第2板材14を矩形平板状にして、第2板材14により励磁コイル12の軸方向一端側を覆い、第1板材15を略U字状に折り曲げて、第1板材15により励磁コイル12の外周側および励磁コイル12の軸方向他端側(可動板側)を覆うようにしてもよい。この場合、第1板材15における励磁コイル12の軸方向他端側を覆う部位は、可動板第4板部167に対向し、本発明のヨーク対向板部に相当する。
また、上記各実施形態では、固定子13に、別部材の固定接点27、29をかしめ固定したが、固定子13に、可動子23側に向かって突出する突起部を例えばプレス加工にて形成し、その突起部を固定接点としてもよい。
同様に、上記各実施形態では、可動子23に、別部材の可動接点25をかしめ固定したが、可動子23に、固定子13側に向かって突出する突起部を例えばプレス加工にて形成し、その突起部を可動接点としてもよい。
さらに、固定接点および可動接点を廃止し、固定子13と可動子23とを直接接離させて電気回路を開閉するようにしてもよい。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。
また、上記各実施形態は、互いに無関係なものではなく、組み合わせが明らかに不可な場合を除き、適宜組み合わせが可能である。
また、上記各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。
また、上記各実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではない。
また、上記各実施形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その形状、位置関係等に限定されるものではない。
12 励磁コイル
13 固定コア
14 第2板材(ヨーク)
15 第1板材(ヨーク)
16 可動板

Claims (7)

  1. 通電時に磁界を形成する励磁コイル(12)と、
    前記励磁コイルの内部に配置され、磁気回路を構成する柱状の固定コア(13)と、
    前記励磁コイルの外周側および前記励磁コイルの軸方向両端を覆うように配置され、磁気回路を構成するヨーク(14、15)と、
    前記励磁コイルの軸方向一端側に配置され、前記励磁コイルへの通電時に前記固定コア側に吸引される板状の可動板(16)とを備える電磁継電器において、
    前記ヨークは、複数の板材にて構成され、
    前記複数の板材は、前記励磁コイルの軸方向一端側を覆って前記可動板に対向するヨーク対向板部を含む第1板材(15)と、前記励磁コイルの軸方向他端側を覆う部位を含む第2板材(14)とを備えることを特徴とする電磁継電器。
  2. 前記可動板は、前記固定コアおよび前記ヨーク対向板部に対向していることを特徴とする請求項1に記載の電磁継電器。
  3. 前記固定コアは、断面形状がT字状であることを特徴とする請求項1または2に記載の電磁継電器。
  4. 前記可動板は、前記励磁コイルへの通電時に、前記固定コアおよび前記ヨーク対向板部のうち前記ヨーク対向板部のみに当接することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の電磁継電器。
  5. 前記第1板材は、前記励磁コイルの外周側を覆う部位を含むことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の電磁継電器。
  6. 前記第2板材は、前記励磁コイルの外周側を覆う部位を含むことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の電磁継電器。
  7. 前記ヨークが一体的に組み付けられるベース(20)を備え、
    前記可動板と前記ヨーク対向板部との間に脱着可能なスペーサを挟持させた状態で、前記ベースに対する前記ヨークの位置決めを行う電磁継電器であって、
    前記ベースは、前記スペーサを前記可動板と前記ヨーク対向板部との間に抜き差しする際に前記スペーサが通過するスペーサ通し部(204)を備えることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の電磁継電器。
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