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JP2014086438A - 半導体装置及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置及び半導体装置の製造方法 Download PDF

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JP2014086438A JP2012231547A JP2012231547A JP2014086438A JP 2014086438 A JP2014086438 A JP 2014086438A JP 2012231547 A JP2012231547 A JP 2012231547A JP 2012231547 A JP2012231547 A JP 2012231547A JP 2014086438 A JP2014086438 A JP 2014086438A
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Abstract

【課題】SiC基板と電極金属層とのコンタクト抵抗の増大を抑制することができる技術を提供する。
【解決手段】
本明細書に開示する半導体装置の製造方法は、SiC半導体基板の表面の絶縁層6、7の開口部の内側に、電極材料となる金属を体積させて電極金属層52を形成する電極金属層形成工程を備えている。電極金属層形成工程の後に、絶縁層をエッチングして、絶縁層に形成された開口の内壁面と電極金属層との隙間を拡大させるエッチング工程を備えている。また、エッチング工程後にSiC半導体基板及び電極金属層を加熱して、電極金属層とSiC半導体基板をオーミック接合させるシンター処理工程を備えている。
【選択図】図1

Description

本明細書に開示の技術は、半導体装置及び半導体装置の製造方法に関する。
SiC半導体基板の表面に形成された絶縁層の一部をエッチングによって除去して開口部を形成し、その開口部内にSiC半導体基板とオーミック接合する金属電極を形成する技術が開発されている。特許文献1に記載の半導体装置の製造方法では、まず、SiC半導体基板の表面にシリコン酸化膜(SiO2膜)を形成し、そのシリコン酸化膜の表面にレジスト層を形成する。次に、レジスト層をパターニングして開口を形成し、開口に露出する範囲のシリコン酸化膜をエッチングにより除去する。次に、レジスト層を除去し、シリコン酸化膜及びSiC半導体基板の表面に金属(モリブデン)電極層を形成する。次に、金属電極層の表面にレジスト層を形成し、レジスト層をパターニングして電極として残す部分のみにレジスト層を形成する。次いで、金属電極層をエッチングにより除去し、レジスト層で保護された金属電極層のみとする。これにより、絶縁層の開口内に金属電極が形成される。
特開2011−176183号公報
特許文献1に記載の半導体装置の製造方法では、SiC半導体基板の、シリコン酸化膜(SiO2膜)が除去された範囲全体に金属電極が形成される。このため、金属電極とシリコン酸化膜とが接触した状態でシンター処理が行われ、金属電極とシリコン酸化膜SiO2とが反応して金属酸化物が生成することがある。その結果、SiC基板と金属電極のコンタクト抵抗が増加することがある。
本明細書は上記の課題を解決する技術を開示する。本明細書では、SiC基板と電極金属層とのコンタクト抵抗の増大を抑制することができる技術を提供する。
本明細書に開示する半導体装置の製造方法は、SiC半導体基板の表面に絶縁層を形成する絶縁層形成工程を備えている。また、形成された絶縁層の表面に、開口を有するレジスト層を形成するレジスト層形成工程を備えている。レジスト層の開口に露出する範囲の絶縁層を除去する絶縁層除去工程を備えている。絶縁層除去工程後、絶縁層上にレジスト層が形成された状態で、SiC半導体基板の表面及びレジスト層の表面に電極材料となる金属を体積させて電極金属層を形成する電極金属層形成工程を備えている。
さらに、本明細書に開示する半導体装置の製造方法は、電極金属層形成工程後に、電極金属層が堆積されたレジスト層を除去するレジスト層除去工程を備えている。レジスト層除去工程後、絶縁層をエッチングして、絶縁層に形成された開口の内壁面と電極金属層との隙間を拡大させるエッチング工程を備えている。エッチング工程後にSiC半導体基板及び電極金属層を加熱して、電極金属層とSiC半導体基板をオーミック接合させるシンター処理工程を備えている。
上記の製造方法によると、電極金属層と絶縁層との隙間が拡大された後にシンター処理が行われる。このため、電極金属層と絶縁膜とが接触した状態でシンター処理が行われることが抑制され、電極金属層に酸化金属が生成することが抑制される。その結果、SiC基板と電極金属層とのコンタクト抵抗が増大することが抑制される。
実施例の半導体装置の金属電極周辺を模式化して示す拡大断面図である。 実施例の半導体装置の金属電極周辺の製造方法を説明する拡大断面図である。 実施例の半導体装置の金属電極周辺の製造方法を説明する拡大断面図である。 実施例の半導体装置の金属電極周辺の製造方法を説明する拡大断面図である。 実施例の半導体装置の金属電極周辺の製造方法を説明する拡大断面図である。 実施例の半導体装置の金属電極周辺の製造方法を説明する拡大断面図である。 実施例の半導体装置の金属電極周辺の製造方法を説明する拡大断面図である。 実施例の半導体装置の金属電極周辺の製造方法を説明する拡大断面図である。 実施例の半導体装置の全体構成を示す断面図である。
以下、本明細書で開示する実施例の技術的特徴の幾つかを記す。なお、以下に記す事項は、各々単独で技術的な有用性を有している。
(特徴1)
本明細書に開示する半導体装置の製造方法では、電極金属層形成工程は、SiC半導体基板の表面及びレジスト層の表面に、SiC半導体基板とオーミック接合する金属材料を堆積させてオーミック電極層を形成するオーミック電極層形成ステップを備えていてもよい。また、オーミック電極層形成ステップ後に、オーミック電極層の表面側にオーミック電極層を保護する金属材料を堆積させて保護金属層を形成する保護金属層形成ステップを備えていてもよい。
上記の半導体装置の製造方法では、オーミック電極層上に保護金属層が形成された状態でエッチング工程が行われる。このため、オーミック電極層の表面(上面)がエッチングされてしまうことが抑制され、オーミック電極層の寸法が過度に減少することが抑制される。その結果、オーミック電極層とSiC半導体基板とのコンタクト抵抗が増加することを抑制することができる。
(特徴2)
本明細書に開示する半導体装置の製造方法のエッチング工程では、オーミック電極層の側壁がさらにエッチングされる一方、保護金属層はエッチングされなくてもよい。また、シンター処理が、保護金属層の融点以上の温度で実行されてもよい。
上記の半導体装置の製造方法では、保護金属層の下側に位置するオーミック電極層の側面がえぐれるように除去され、保護金属層がオーミック電極層より側方に突出した状態となる。この状態で、保護金属層の融点より高い温度でシンター処理が行われるため、保護金属層が溶融し、オーミック電極層の側面を覆う。このため、オーミック電極層が絶縁層と接触することがより抑制される。これによって、オーミック電極層に酸化金属が生成することがより抑制され、コンタクト抵抗の増加が抑制される。なお、本明細書において、「エッチングされない」とは、全くエッチングされないことまで意味するわけではなく、複数の層をエッチングしたときに、エッチングレートの差によって一方に対して他方が殆どエッチングされないような場合も含まれる。
(特徴3)
本明細書に開示する半導体装置の製造方法では、エッチング工程は、エッチング液を用いて絶縁層及び電極金属層をエッチングするウェットエッチング工程であってもよい。保護金属層のエッチング液に対するエッチングレートは、絶縁層のエッチング液に対するエッチングレートより小さく、かつ、オーミック電極層のエッチング液に対するエッチングレートより小さくてもよい。
上記の半導体装置の製造方法では、エッチング液に対する絶縁層、オーミック電極層及び保護金属層のエッチングレートを調整することで、ウェットエッチングという簡易な方法によってエッチング工程を実施することができる。
(特徴4)
本明細書で開示する半導体装置の製造方法では、電極金属層形成工程は、オーミック電極層形成ステップと保護金属層形成ステップの間に、オーミック電極層の表面に、炭素を吸着する金属材料を堆積させて炭素吸着金属層を形成する炭素吸着金属層形成ステップをさらに備えていてもよい。
上記の半導体装置の製造方法では、オーミック電極層と保護金属層の間に炭素吸着金属層が形成される。炭素吸着金属層によって、オーミック電極層と絶縁層のシリコンとが反応して副生されるカーボン(C)を吸着することができる。その結果、カーボンがSiC半導体基板とオーミック電極層との接合界面に堆積し、SiC半導体基板とオーミック電極層とのコンタクト抵抗が高くなることを抑制できる。
(特徴5)
本明細書は、新規な半導体装置を開示する。本明細書が開示する半導体装置は、SiC半導体基板と、SiC半導体基板の表面に配置され、SiC半導体基板の表面の一部を露出させる開口を有する絶縁膜と、絶縁膜の開口内に配置され、SiC半導体基板の表面にオーミック接合するオーミック電極層と、絶縁膜の開口内において、オーミック電極層の表面に配置された炭素吸着金属層と、絶縁膜の開口内において、炭素吸着金属層の表面、オーミック電極層の側面、及び炭素吸着金属層の側面に配置された保護金属層と、を備えている。
上記の半導体装置では、炭素吸着金属層によりカーボン(C)が吸着され、また、保護金属層によってオーミック電極金属層と絶縁層との接触が防止される。その結果、コンタクト抵抗の小さなオーミック電極が実現される。
まず、本実施例の半導体装置の製造方法で製造される半導体装置1について説明する。図9に示すように、半導体装置1は、縦型MOSFETである。半導体装置1は、ドレイン電極2、SiC半導体基板4と、絶縁層6、7と、ソース電極10と、アルミ蒸着層8とを備えている。ドレイン電極2は、アルミニウム等からなり、SiC半導体基板4の下面にオーミック接合されている。
SiC半導体基板4は、炭化ケイ素(SiC)を材料とするSiC半導体基板4である。SiC半導体基板4の最下層(ドレイン電極2の上側の層)には、N+型不純物を含有するドレイン領域14が形成されている。ドレイン領域14上にはN型不純物を含有するドリフト領域18 が形成されている。ドリフト領域18上にはP 型不純物を含有するベース領域20が形成されている。ベース領域20内にはN+ 型不純物を含有するソース領域22が選択的に形成されている。
SiC半導体基板4の上面には、トレンチ30(溝)が形成されている。トレンチ30 は、ソース領域22とベース領域20を貫通して、その下端がドリフト領域18に達すると共に、ドレイン領域14 までは達しない深さで形成されている。トレンチ30の内壁には、酸化シリコンからなるゲート絶縁膜26 が形成されている。ゲート絶縁膜26の内側には、ゲート電極24が埋設されている。ゲート電極24には、例えばポリシリコンを用いることができる。ゲート電極24は、ゲート絶縁膜26を介してソース領域22とベース領域20とドリフト領域18に対向している。
SiC半導体基板4の上側の表面にはキャップ絶縁層6が形成されている。キャップ絶縁層6は、ゲート電極24の上面を覆っている。キャップ絶縁層6によって、ゲート電極24とアルミ蒸着層8とが絶縁されている。SiC半導体基板4の表面には、層間絶縁層7がさらに形成されている。層間絶縁層7とキャップ絶縁層6の間には間隔が設けられ、両者の間にソース電極10(後で詳述)が形成されている。ソース電極10は、キャップ絶縁層6を挟んだ両側に形成されている。SiC半導体基板4の最上層には、キャップ絶縁層6、層間絶縁層7、ゲート電極24を覆うようにアルミ蒸着層8が形成されている。
次にソース電極周辺の構造を説明する。図1に示すように、ソース電極10は、キャップ絶縁層6と層間絶縁層7との間に形成されている。ソース電極10は、オーミック電極層52と、オーミック電極層52上に形成された炭素吸着金属層54と、炭素吸着金属層54の上面、炭素吸着金属層54の側面及びオーミック電極層52の側面に形成された保護金属層56を備えている。オーミック電極層52は、ソース電極10の最も下の層(SiC半導体基板4の上に位置する層)であり、SiC半導体基板4にオーミック接合している。具体的には、オーミック電極層52とSiC半導体基板4の界面にはシリサイド層62が形成され、オーミック電極層52とSiC半導体基板4はオーミック接合されている。オーミック電極層52には、ニッケル(Ni)、チタン(Ti)、アルミニウム(Al)からなる群から選ばれる少なくとも一種類の金属を用いることができる。本実施例では、ニッケル(Ni)が用いられている。炭素吸着金属層54には、鉄(Fe)、タングステン(W),チタン(Ti)からなる群から選ばれる少なくとも一種類の金属を用いることができる。本実施例では、鉄(Fe)が用いられている。保護金属層56には、金(Au)、銀(Ag),白金(Pt)からなる群から選ばれる少なくとも一種類の金属が用いることができる。本実施例では、金(Au)が用いられている。保護金属層56は、オーミック電極層52及び炭素吸着金属層54の上側及び側面を覆うように形成されている。保護金属層56とキャップ絶縁層6との間、及び、保護金属層56と層間絶縁層7との間にはそれぞれ隙間が形成されている。
以下に本実施例の半導体装置1の製造方法を説明する。なお、ソース電極10を製造する方法以外の部分については、従来公知の方法を用いることができるため、ここでは、ソース電極周辺の製造方法についてのみ説明する。ソース電極10の形成は、SiC半導体基板4にドレイン領域14、ドリフト領域18、ベース領域20、ソース領域22、ゲート電極24等がそれぞれ形成された後に行う。ただし、図1〜8において、これらの領域の図示は省略している。
(絶縁層形成工程)
まず、SiC半導体板基板4の表面に酸化ケイ素(SiO2)からなる絶縁層5を形成する(図2)。絶縁層5は、公知の方法(例えば、CVD等)によって形成することができる。絶縁層5の厚さは、例えば1.5μmとすることができる。次に、絶縁層5の表面の全体にスピンコート等によってレジスト層を形成し、そのレジスト層をパターニングすることでレジストマスク40を形成する(図3)。図3に示すように、レジストマスク40は、形成するゲート電極24の大きさに対応した開口部41を有する。
(絶縁層除去工程)
次に、ドライエッチングを行いレジストマスク40の開口部41に露出する範囲の絶縁層5を除去する(図4)。レジストマスク40の開口部41に位置する絶縁層5が除去されることで、開口部41の内側のSiC半導体基板4が露出する。開口部41の図左右方向の幅は、例えば2μmとすることができる。絶縁層5の一部が除去されることで、図4に示すように、キャップ絶縁層6と層間絶縁層7が形成される。
(電極金属層形成工程)
(オーミック電極層形成ステップ)
次に、キャップ絶縁層6、及び層間絶縁層7の上にレジストマスク40が残された状態で、SiC半導体基板4の表面及びレジストマスク40の表面に、スパッタリングによりニッケルを堆積しNi層52を形成する(図5)。Ni層52は、後に説明するようにシンター処理によってSiC半導体基板4とオーミック接合するオーミック電極層52である。Ni層52の厚さは、例えば50nmとすることができる。
(炭素吸着金属層形成ステップ)
次に、Ni層52の表面に、スパッタリングにより鉄を堆積してFe層54を形成する(図5)。図5に示すように、Fe層54は、Ni層52の表面の全体に形成される。このため、Fe層54は、レジストマスク40の上方にも形成される。Fe層54は、後に説明するシンター処理によってオーステナイトとなり、カーボン(C)を吸着する炭素吸着層である。Fe層54の厚さは、例えば50nmとすることができる。
(保護金属層形成ステップ)
次に、Fe層54の表面に金を堆積してAu層56を形成する(図5)。Au層56も、Fe層54の表面の全体に形成され、レジストマスク40の上方にも形成される。Au層56は、後に説明するサイドエッチング工程において、Ni層52、Fe層54を保護する保護金属層である。Au層の厚さは、例えば50nmとすることができる。
(リフトオフ工程)
次に、有機剥離剤を用いてレジストマスク40を除去する(図6)。このとき、レジストマスク40の表面に蒸着されているNi層52、Fe層54、Au層56も除去される。これによって、SiC半導体基板4の表面の開口部41の内側の範囲に、Ni層52、Fe層54、Au層56が積層された金属層が形成される。
(エッチング工程)
次に、レジストマスク40が除去されたSiC半導体基板4をウェットエッチングする。ウェットエッチングのエッチング液には、例えば希フッ酸(DHF)を用いることができる。エッチング液に対するエッチングレートは、絶縁層6、7、Ni層52及びFe層54で大きく、Au層56で小さい。このため、図7に示すように、ウェットエッチングによって絶縁層6、7は、その上面及び開口部41の側面が除去される。絶縁層6、7の側面が除去されることで、開口部41の幅(絶縁層6と絶縁層7の間隔)が広がる。また、Au層56のエッチングレートは小さいので、Au層56の形状はほとんど変化しない。一方、Ni層52、Fe層54のエッチングレートは大きいので、エッチング液と接触するNi層52、Fe層54の側面は除去される。このため、図7に示すように、Ni層52及びFe層54に対してAu層56が側方に突出した状態となる。なお、後述のコンタクト抵抗の増加を抑制する効果を得るためには、Ni層52、Fe層54の側面がエッチングされる長さが、Ni層52とFe層54の厚さの合計の1.5倍程度(150nm)となることが好ましい。
(シンター処理工程)
次に、SiC半導体基板4を、加熱装置によって加熱するシンター処理を行う(図8)。加熱装置として、例えば赤外線ランプRTA(Rapid Thermal Anneal)装置(図示しない)が使用できる。なお、加熱装置は、大気開放型のものであってもよい。ここで、シンター処理は、Au層56の融点(1065℃)以上の温度で、かつ、Fe層54がオーステナイトとなる温度領域で行う。加熱時間は例えば1分である。シンター処理によって、図8に示すように、Ni層52とSiC半導体基板4の炭化ケイ素とが反応しニッケルシリサイド62(Ni2Si)が形成され、Ni層52とSiC半導体基板4とのコンタクト抵抗が減少し、Ni層52とSiC半導体基板4とはオーミック接合する。
また、シンター処理によって、Ni層52及びFe層54に対して側方に突出したAu層56が溶融する。このため、図8に示すように、溶融したAu層56により、Ni層52、Fe層54の側面が覆われる。Au層56が溶融した後の状態で、Au層56とキャップ絶縁層6との間、及び、Au層56と層間絶縁層7との間にはそれぞれ隙間が形成されている。
最後に、ゲート電極24、キャップ絶縁層6、層間絶縁層を覆うように、アルミ蒸着層8を形成する。アルミ蒸着層8は、スパッタリングによりチタン(Ti)を500nm蒸着し、その上にアルミニウム(Al)を4μm蒸着することで形成する。アルミ蒸着層8を形成すると図1の状態となる。
上記の半導体装置1の製造方法では、Ni層52と絶縁層(SiO2)6、7との間に隙間が形成された状態でシンター処理が行われる。このため、シンター処理の際にNi層52が絶縁層6又は絶縁層7と接触して酸化金属(例えば(酸化ニッケル(NiO))が生成し、Ni層52とSiC半導体基板4とのコンタクト抵抗が増加することを抑制することができる。
また、上記の半導体装置1の製造方法では、Au層56がFe層54及びNi層52の上側の表面を覆う。このため、サイドエッチング工程においてNi層52の側面のみが除去され、上側の表面がエッチングされることが抑制される。これにより、Ni層52が過度にエッチングされず、Ni層52とSiC半導体基板4とのコンタクト抵抗が増加することを抑制することができる。
上記の半導体装置1の製造方法では、サイドエッチング工程によってAu層56の下側に位置するNi層52及びFe層54の側面がえぐれるように除去され、Au層56が側方に突出した状態となる。このAu層がシンター処理工程によって溶融することで、Ni層52及びFe層54の側面を覆う。すなわち、Au層56がNi層52及びFe層54のSiC半導体基板4上に露出している部分の表面を覆う。このため、Ni層52が絶縁層(SiO2)6、7と接触して酸化金属(例えばNiO)が生成し、コンタクト抵抗が増加することを抑制することができる。
また、Au層56がNi層52及びFe層54のSiC半導体基板4上に露出している部分の表面を覆うため、シンター処理の際に、Ni層52及びFe層54が酸化することが抑制される。従って、シンター処理を有酸素環境下で行うことができる。このため、シンター装置は、高価な真空機構を備えている必要が無く、装置のコストが低減される。また、処理時にシンター装置内を真空にするためのパージを行う必要はなく、シンター処理に要する時間を短くすることができる。
また、SiC半導体基板4とNi層52が接する状態で高温のシンター処理を行うと、Ni層52とSiC半導体基板4のシリコン(Si)が反応してニッケルシリサイド(例えばNi2Si)が形成され、SiC半導体基板4からカーボン(C)が副生する。副生したカーボン等がNi層52とSiC半導体基板4との界面等に偏析すると、副生成物層が形成される。この副生成物層によって、SiC半導体基板4とNi層52とのコンタクト抵抗が高くなる。
本実施例の半導体装置1では、ソース電極10は、Fe層54を有している。Fe層54は、オーステナイトまたはマルテンサイトを少なくともその一部に有しているため、SiC半導体基板4から副生するカーボンをFe層54中に固溶させることができる。これによって、カーボンがSiC半導体基板4とNi層52との接合界面に堆積し、SiC半導体基板4とNi層52とのコンタクト抵抗が高くなることを抑制することができる。
なお、上記の実施例では、オーミック電極層52としてNi層52を用いた。しかし、オーミック電極層52には、チタン(Ti)層、又はアルミニウム(Al)層を用いてもよい。
また、上記の実施例では、保護金属層56がAu層56であったが、保護金属層56には、銀(Ag)層、又は白金(Pt)層を用いてもよい。この場合は、シンター処理の温度をそれぞれ銀の融点(960℃)以上、又は、白金の融点(1770℃)以上とすればよい。
上記の実施例では、炭素吸着金属層54としてFe層54を用いたが、炭素吸着金属層54として、タングステン(W)層、又はチタン(Ti)層を用いてもよい。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項に記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数の目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
1 半導体装置
2 ドレイン電極
4 半導体基板
5 絶縁層
6 キャップ絶縁層
7 層間絶縁層
8 アルミ蒸着層
10 ソース電極
14 ドレイン領域
18 ドリフト領域
20 ベース領域
22 ソース領域
24 ゲート電極
26 ゲート絶縁膜
30 トレンチ
40 レジストマスク
41 開口部
52 Ni層
54 Fe層
56 Au層

Claims (6)

  1. 半導体装置を製造する方法であり、
    SiC半導体基板の表面に絶縁層を形成する絶縁層形成工程と、
    形成された絶縁層の表面に、開口を有するレジスト層を形成するレジスト層形成工程と、
    レジスト層の開口に露出する範囲の絶縁層を除去する絶縁層除去工程と、
    絶縁層除去工程後、絶縁層上にレジスト層が形成された状態で、SiC半導体基板の表面及びレジスト層の表面に電極材料となる金属を体積させて電極金属層を形成する電極金属層形成工程と、
    電極金属層形成工程後に、電極金属層が堆積されたレジスト層を除去するレジスト層除去工程と、
    レジスト層除去工程後、絶縁層をエッチングして、絶縁層に形成された開口の内壁面と電極金属層との隙間を拡大させるエッチング工程と、
    エッチング工程後にSiC半導体基板及び電極金属層を加熱して、電極金属層とSiC半導体基板をオーミック接合させるシンター処理工程と、を備える半導体装置の製造方法。
  2. 電極金属層形成工程は、
    SiC半導体基板の表面及びレジスト層の表面に、SiC半導体基板とオーミック接合する金属材料を堆積させてオーミック電極層を形成するオーミック電極層形成ステップと、
    オーミック電極層形成ステップ後に、オーミック電極層の表面側にオーミック電極層を保護する金属材料を堆積させて保護金属層を形成する保護金属層形成ステップと、
    を備える請求項1の半導体装置の製造方法。
  3. エッチング工程では、オーミック電極層の側壁がさらにエッチングされる一方、保護金属層はエッチングされず、
    シンター処理が、保護金属層の融点以上の温度で実行される請求項2の半導体装置の製造方法。
  4. エッチング工程は、エッチング液を用いて絶縁層及び電極金属層をエッチングするウェットエッチング工程であり、
    保護金属層のエッチング液に対するエッチングレートは、絶縁層のエッチング液に対するエッチングレートより小さく、かつ、オーミック電極層のエッチング液に対するエッチングレートより小さい、請求項1〜3のいずれか一項の半導体装置の製造方法。
  5. 電極金属層形成工程は、オーミック電極層形成ステップと保護金属層形成ステップの間に、オーミック電極層の表面に、炭素を吸着する金属材料を堆積させて炭素吸着金属層を形成する炭素吸着金属層形成ステップをさらに備える請求項1〜4のいずれか一項の半導体装置の製造方法。
  6. SiC半導体基板と、
    SiC半導体基板の表面に配置され、SiC半導体基板の表面の一部を露出させる開口を有する絶縁膜と、
    絶縁膜の開口内に配置され、SiC半導体基板の表面にオーミック接合するオーミック電極層と、
    絶縁膜の開口内において、オーミック電極層の表面に配置された炭素吸着金属層と、
    絶縁膜の開口内において、炭素吸着金属層の表面、オーミック電極層の側面、及び炭素吸着金属層の側面に配置された保護金属層と、を備えている半導体装置。
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