JP2014066120A - 便器洗浄装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】静音化を図り、かつ便器洗浄を良好に行うことができる便器洗浄装置を提供する。
【解決手段】便器洗浄装置は水洗式便器に給水路1を介して洗浄水を供給する。洗浄水を貯留し、貯留した洗浄水が下流側に連通する給水路1へ流出する排水口15を有したタンク10と、排水口15から洗浄水を排水する初期段階は洗浄水を少ない流量で排水し、タンク10内の洗浄水の水位低下が作用して排水口15から排水する洗浄水の流量を多くする排水装置30を備えている。
【選択図】図1
【解決手段】便器洗浄装置は水洗式便器に給水路1を介して洗浄水を供給する。洗浄水を貯留し、貯留した洗浄水が下流側に連通する給水路1へ流出する排水口15を有したタンク10と、排水口15から洗浄水を排水する初期段階は洗浄水を少ない流量で排水し、タンク10内の洗浄水の水位低下が作用して排水口15から排水する洗浄水の流量を多くする排水装置30を備えている。
【選択図】図1
Description
本発明は便器洗浄装置に関する。
特許文献1の図4には従来の便器洗浄装置が開示されている。この便器洗浄装置は、洗浄水を貯留し、貯留した洗浄水を排水する排水口を有したタンクと、排水口を開閉する開閉弁とを備えている。排水口は下流側に給水路を連通している。この便器洗浄装置は給水路を介して洗浄水を水洗式便器に供給する。開閉弁は同じ回転軸を中心に回動する親弁と子弁とで構成されている。親弁は子弁と共に回動して排水口を開閉する。親弁は排水口より開口面積が小さい開口部を設けている。子弁は単独で回動して親弁に設けた開口部を開閉する。子弁は開放操作用の線材を連結している。子弁と親弁とは線材で連結されている。
この便器洗浄装置は、便器洗浄を実行する際、子弁に連結した線材を引き上げる。すると、先ず、子弁が上昇して親弁の開口部を開放する。これによって、洗浄水が少ない流量(流量とは単位時間当たりに流れる洗浄水量をいう。以下同じ。)で排水口から排水され、給水路に流出する。この際、給水路内の残留水及び残留空気が水洗式便器内へ押し出される。その後、子弁に連結した線材をさらに引き上げると、子弁と親弁とを連結した線材が引き上げられ、親弁が上昇して排水口を開放する。これによって、排水口から排水される洗浄水の流量が多くなる。この時点では、給水路内の残留水及び残留空気は水洗式便器内へ押し出されているため、流量の多い洗浄水が給水路内を流れて水洗式便器内に吐水されることによって生じる騒音を軽減することができる。
しかし、上記した従来の便器洗浄装置は、子弁に連結した線材の引上げ速度によって、子弁及び親弁の引上げタイミングが変動する。つまり、子弁のみが引き上げられ、流量の少ない洗浄水が排水口から排水される時間が変動する。流量の少ない洗浄水が排水口から排水される時間が短いと、給水路内の残留水及び残留空気を充分に水洗式便器内に押し出すことができず、流量の多い洗浄水が給水路内を流れて水洗式便器内に吐水されることによって生じる騒音を軽減することができないおそれがある。また、流量の少ない洗浄水が排水口から排水される時間が長いと、給水路内の残留水及び残留空気を確実に押し出すことができるが、流量の多い洗浄水が排水口から排水され、給水路を介して水洗式便器に吐水される洗浄水量が少なくなり、便器洗浄を良好に行うことができないおそれがある。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、静音化を図り、かつ便器洗浄を良好に行うことができる便器洗浄装置を提供することを解決すべき課題としている。
本発明の便器洗浄装置は、水洗式便器に給水路を介して洗浄水を供給する便器洗浄装置であって、
前記洗浄水を貯留し、貯留した前記洗浄水が下流側に連通する前記給水路へ流出する排水口を有したタンクと、
前記排水口から前記洗浄水を排水する初期段階は前記洗浄水を少ない流量で排水し、前記タンク内の前記洗浄水の水位低下が作用して前記排水口から排水する前記洗浄水の流量を多くする排水装置を備えていることを特徴とする。
前記洗浄水を貯留し、貯留した前記洗浄水が下流側に連通する前記給水路へ流出する排水口を有したタンクと、
前記排水口から前記洗浄水を排水する初期段階は前記洗浄水を少ない流量で排水し、前記タンク内の前記洗浄水の水位低下が作用して前記排水口から排水する前記洗浄水の流量を多くする排水装置を備えていることを特徴とする。
この便器洗浄装置は、タンクの排水口から洗浄水を排水する初期段階において、洗浄水を少ない流量でし、給水路内の残留水及び残留空気を押し出す。このため、その後に流量の多い洗浄水を排水口から排水しても給水路内を流れて水洗式便器内に吐水されることによって生じる騒音を軽減することができる。
また、この便器洗浄装置は、初期段階に排水口から洗浄水を少ない流量で排水することによって生じるタンク内の洗浄水の水位低下が作用して排水口から排水する洗浄水の流量を多くする。このように、タンク内の洗浄水の水位が設定水位になるまで洗浄水を少ない流量で排水口から排水する。このため、初期段階に少ない流量で排水口から排水する洗浄水量を常に一定にすることができる。このため、その後に多い流量で排水口から排水する洗浄水量も常に一定にすることができる。よって、初期段階で少ない流量の洗浄水で排水口から洗浄水を排水することによって、給水路内の残留水及び残留空気を確実に押し出すことができ、その後に多い流量で洗浄水を排水口から洗浄水を排水することによって、便器洗浄を良好に行うことができる。
したがって、本発明の便器洗浄装置は、静音化を図り、かつ便器洗浄を良好に行うことができる。
本発明における好ましい実施の形態を説明する。
前記排水装置は、上下動して前記排水口を開閉する排水弁と、前記排水口から前記洗浄水を排水する初期段階は下降せず、前記タンク内の前記洗浄水の水位が設定水位以下になると下降を開始する錘部材と、一方の端部に前記排水弁を連結し、他方の端部に前記錘部材を連結した連結具と、この連結具の両端を両側に垂下させ、前記排水弁と前記錘部材とを吊下げ状態に支持する支持具とを具備し得る。
この場合、排水口から洗浄水を排水する初期段階は、錘部材が下降せず、便器洗浄装置は洗浄水を少ない流量で排水口から排水する。その後、タンク内の洗浄水の水位が設定水位以下になると錘部材が下降を開始するため、排水弁が連結具によって引き上げられ、排水口を開放し、便器洗浄装置は排水口から排水する洗浄水の流量を多くする。このように、この便器洗浄装置は、タンク内の洗浄水の水位低下が作用して(タンク内の洗浄水の水位が設定水位以下になると)、排水口から排水する洗浄水が少ない流量から多い流量に変化する。タンク内の洗浄水の水位によって、排水口から排水する洗浄水を少ない流量から多い流量に変化させるため、各流量における排水口から排水する洗浄水量の夫々を毎回の便器洗浄において同じにすることができる。このため、このため、給水路内の残留水及び残留空気を確実に押し出すことができ、流量の多い洗浄水で便器洗浄を良好に行うことができる。
前記錘部材は、底面部と、この底面部から立ち上がった側面部と、下部に設けた内外を連通する小孔と、上部で開口した上部開口とを有しており、最も上昇した上昇位置において、前記上部開口が前記タンク内の前記洗浄水の最高水位よりも下方に開口しており、前記上部開口から前記洗浄水が流入し、下降途中から最も下降した下降位置において、前記小孔から前記洗浄水が流出し得る。
この場合、便器洗浄を待機している状態では、錘部材は、洗浄水を貯留した状態で、タンク内に貯留した洗浄水内に水没している。このため、便器洗浄を実行して、タンク内の洗浄水の水位が設定水位以下になると、洗浄水の水圧による排水弁を下方に押さえ付けている力が錘部材の重量よりも小さくなる。これによって、錘部材が下降し、排水弁が引き上げられ、排水口を開放することができる。また、錘部材は、下降途中から下降位置において貯留した洗浄水を小孔から流出し、重量が軽くなる。このため、排水弁が排水口を閉鎖した状態を維持したまま、連結具によって錘部材を上昇位置に引き上げることができる。
前記排水装置は、前記支持具を上下動させる移動装置を具備しており、前記錘部材が前記下降位置で停止した状態で前記移動装置が前記支持具を下降させることによって、前記排水弁が前記排水口を閉鎖し得る。この場合、移動装置によって支持具が下降すると、錘部材が下降位置で停止した状態で、連結具の錘部材の反対側に連結した排水弁が下降し、排水口を閉鎖することができる。
前記移動装置は、前記支持具に連結しており、前記タンク内の前記洗浄水の水位変化に応動するフロート部材を有し得る。この場合、タンク内の洗浄水の水位が下降すると、フロート部材及び支持具が下降するため、排水弁が下降して排水口を閉鎖することができる。また、排水弁が排水口を閉鎖した状態で、タンク内の洗浄水の水位が上昇すると、フロート部材及び支持部材が上昇するため、錘部材を下降位置から上昇位置に上昇させることができる。
前記移動装置は、下孔を貫設した底面部と、この底面部から立ち上がった側面部と、前記タンク内の前記洗浄水の水位の変化に応動して前記下孔を開閉するフロート弁とを有し、上端開口から前記フロート部材を挿入して収納した容器を備えており、前記容器内に前記洗浄水が流入して、前記フロート部材が上昇し、前記支持具と前記錘部材とが上昇し得る。
この場合、排水弁が排水口を閉鎖してタンク内の洗浄水が上昇する過程において、容器の底面部に貫設した下孔はフロート弁によって閉鎖される。このため、容器内に流入する洗浄水のほとんどが容器の上端開口から流入する。容器の上端開口から洗浄水が流入し、フロート部材が上昇する際には、容器の上端位置までタンク内の洗浄水の水位が上昇しているため、タンク内に貯留した洗浄水の水圧が排水口を閉鎖している排水弁を下方に押さえ付ける力が大きくなっている。この状況において、フロート部材の上昇と共に支持具が上昇すると、連結具の一方の端部に連結した排水弁が上昇することなく、連結具の他方の端部に連結した錘部材を下降位置から上昇位置に上昇させることができる。
前記排水装置は前記錘部材の前記下降位置を規定する下ストッパーを具備し得る。この場合、錘部材が下ストッパーによって下降位置に停止する。この状態で、支持具が下降することによって、連結具の一方の端部に連結した排水弁が下降して排水口を閉鎖させることができる。
前記排水弁は、外周面に外側に突出する凸部を有し、下端にシール面を形成した外形が円柱状の弁体と、下辺が緩やかに上方向に傾斜した第1上昇溝、この第1上昇溝の一端部から連続して上方向に延びた第2上昇溝、及びこの第2上昇溝の上端部に連続して前記第1上昇溝の他端部に延びて連続した下降溝とを内周面に有し、前記第1上昇溝、第2上昇溝、下降溝の順に前記凸部が嵌合した状態で移動するように前記弁体の周囲に配置した円筒状のガイド部材とを具備し得る。
この場合、弁体の凸部が第1上昇溝に沿って移動するように、弁体を回転させると、弁体が僅かに上昇するため、洗浄水を少ない流量で排水口から排水することができる。そして、錘部材が下降すると排水弁の凸部が連結具によって第2上昇溝に沿って引き上げられ、排水弁が排水口をさらに開放するため、洗浄水を多い流量で排水口から排水することができる。そして、連結具の引上げ力がなくなると、排水弁の凸部が下降溝に沿って移動し、排水弁が排水口を閉鎖する。このように、この便器洗浄装置は排水弁の上昇及び下降を良好に行うことができる。
前記第2上昇溝は斜めに傾斜して延びており、前記下降溝は鉛直方向に延び得る。この場合、斜めに傾斜して延びた第2上昇溝に沿って排水弁の凸部が上昇するため、排水弁を引き上げる力を小さくすることができる。また、鉛直方向に延びた下降溝に沿って排水弁の凸部が移動するため、排水弁が確実に下降し、排水口を確実に閉鎖することができる。
次に、本発明の便器洗浄装置を具体化した実施例1、2について、図面を参照しつつ説明する。
<実施例1>
実施例1の便器洗浄装置は、図1に示すように、水洗式便器に給水路1を介して洗浄水を供給する。便器洗浄装置は、洗浄水を貯留するタンク10と、排水装置30とを備えている。タンク10は、底部11と、底部11の周縁から立ち上がった側壁部13とを有している。タンク10は底部11を貫通し、貯留した洗浄水を排水する排水口15を有している。排水口15は下流側に給水路1を連通している。タンク10は底部11を貫通した連結孔から立ち上がったオーバーフロー管17を有している。オーバーフロー管17はタンク10内の洗浄水の最高水位よりも上方に上端開口17Aが位置している。タンク10は吐水口19を有する図示しないボールタップによって供給された洗浄水を貯留することができる。タンク10は水洗式便器の便器本体3の後部上面に載置され固定されている。
実施例1の便器洗浄装置は、図1に示すように、水洗式便器に給水路1を介して洗浄水を供給する。便器洗浄装置は、洗浄水を貯留するタンク10と、排水装置30とを備えている。タンク10は、底部11と、底部11の周縁から立ち上がった側壁部13とを有している。タンク10は底部11を貫通し、貯留した洗浄水を排水する排水口15を有している。排水口15は下流側に給水路1を連通している。タンク10は底部11を貫通した連結孔から立ち上がったオーバーフロー管17を有している。オーバーフロー管17はタンク10内の洗浄水の最高水位よりも上方に上端開口17Aが位置している。タンク10は吐水口19を有する図示しないボールタップによって供給された洗浄水を貯留することができる。タンク10は水洗式便器の便器本体3の後部上面に載置され固定されている。
排水装置30は、排水弁40、錘部材50、連結具60、支持具70、移動装置80、錘部材50の上昇位置を規定する上ストッパー91、及び錘部材50の下降位置を規定する下ストッパー92を具備している。
排水弁40は親弁41と子弁45とから構成されている。親弁41はタンク10の排水口15の全体を塞ぐ大きさに形成されたフラッパー弁である。親弁41はタンク10の底部11の上面に排水口15に隣接して設けた軸部41Aに回動自在に軸支されている。親弁41は下面に円環状のシール面42を形成している。このシール面42はタンク10の排水口15の上端に当接する。親弁41は排水口15よりも開口面積が小さい貫通孔43が形成されている。子弁45はこの貫通孔43を開閉することができるフラッパー弁である。子弁43は親弁41の上面に貫通孔43に隣接して設けた軸部45Aに回動自在に軸支されている。子弁45は下面に円環状のシール面46を形成している。このシール面46は親弁41の貫通孔43の周縁部の上面に当接する。子弁45は上面に子弁45を引き上げる引上げ具47である玉鎖が連結している。この玉鎖(引上げ具47)は上端を洗浄ハンドル48の引上げレバー48Aの先端部に連結している。親弁41は軸部41Aの反対側の上面に連結具60である玉鎖の一方の端部が連結している。
錘部材50は、底面部51と、底面部51の周縁から立ち上がった側面部53とを有している。底面部51は小孔51Aが貫設されている。錘部材50は側面部53の上端が上方に開放した上部開口55を形成している。錘部材50は連結具60である玉鎖の他方の端部が連結している。
支持具70は円盤状の滑車で形成されている。この支持具70は玉鎖(連結具60)の両端を両側に垂下させており、玉鎖(連結具60)の一方の端部に連結した親弁41と、玉鎖(連結具60)の他方の端部に連結した錘部材50とを吊下げ状態で支持している。
移動装置80は、支持具70を連結したフロート部材81と、フロート部材81を収納した容器83とを有している。フロート部材81は、鉛直方向に軸心が延びた円柱形状であり、上端面から棒部材85が上方に延びている。この棒部材85の上端部に支持具70である滑車が回転自在に固定されている。フロート部材81を収納する容器83は、下孔87Aを貫設した円形状の底面部87と、底面部87の外周縁から立ち上がり、フロート部材81の外形状より僅かに大きい円筒状の側面部89と、底面部87の下孔87Aを開閉するフロート弁88とを有している。容器83は上端開口89Aからフロート部材81挿入して収納している。容器83は、側面部89がフロート部材81の上下動をガイドする。容器83の上端開口89Aは下ストッパー92よりも下方に開口している。フロート弁88は、容器83の底面部87の下方から下孔87Aを覆うように形成した円盤状の弁本体88Aと、弁本体88Aの上面から下孔87Aを挿通して、上端が外側に拡がった複数の係止部88Bとを有している。
上ストッパー91及び下ストッパー92はタンク10の側壁部13から内側に平行に延びた平板状の凸部によって形成されている。錘部材50が上昇した際、錘部材50の側面部53の上端縁が上ストッパー91の下面に当接し、錘部材50がそれより上方に上昇することを阻止し、錘部材50の上昇位置を規定している。また、錘部材50が下降した際、錘部材50の底面部の下面が下ストッパー92の上面に当接し、錘部材50がそれより下方に下降することを阻止し、錘部材50の下降位置を規定する。このように錘部材50は上ストッパー91と下ストッパー92との間を往復移動する。
次に、このような構成を有する便器洗浄装置の便器洗浄動作について説明する。
<便器洗浄待機状態>
この便器洗浄装置において、便器洗浄を待機している状態は、図1に示すように、排水弁40が排水口15を閉鎖しており、タンク10内に洗浄水が貯留されている。タンク10内の洗浄水の水位は最高水位である。また、錘部材50は、上昇位置でタンク10内に貯留した洗浄水内に水没し、洗浄水を貯留している。支持具70及びフロート部材81はフロート部材81の浮力によって上昇している。フロート弁88は、その浮力によって上昇しており、移動装置80の容器83の下孔87Aを閉鎖している。
この便器洗浄装置において、便器洗浄を待機している状態は、図1に示すように、排水弁40が排水口15を閉鎖しており、タンク10内に洗浄水が貯留されている。タンク10内の洗浄水の水位は最高水位である。また、錘部材50は、上昇位置でタンク10内に貯留した洗浄水内に水没し、洗浄水を貯留している。支持具70及びフロート部材81はフロート部材81の浮力によって上昇している。フロート弁88は、その浮力によって上昇しており、移動装置80の容器83の下孔87Aを閉鎖している。
<便器洗浄開始及び洗浄初期段階>
便器洗浄を開始するには、先ず、図2に示すように、洗浄ハンドル48を操作して、子弁45に連結した玉鎖(引上げ具47)を引き上げる。これによって、子弁45が上昇し、親弁41に形成した貫通孔43を開放する。すると、排水口15から少ない流量(以下、実施例1において「小流量」という。)の洗浄水が給水路1に流出し、図3に示すように、タンク10内の洗浄水の水位が徐々に低下する。ここで、小流量とは、給水路1内に流出した際、残留水及び残留空気を良好に押し流すために必要な流量であり、かつその際に騒音が発生しない流量をいう。
便器洗浄を開始するには、先ず、図2に示すように、洗浄ハンドル48を操作して、子弁45に連結した玉鎖(引上げ具47)を引き上げる。これによって、子弁45が上昇し、親弁41に形成した貫通孔43を開放する。すると、排水口15から少ない流量(以下、実施例1において「小流量」という。)の洗浄水が給水路1に流出し、図3に示すように、タンク10内の洗浄水の水位が徐々に低下する。ここで、小流量とは、給水路1内に流出した際、残留水及び残留空気を良好に押し流すために必要な流量であり、かつその際に騒音が発生しない流量をいう。
このように、排水口15から洗浄水を排水する初期段階において、錘部材50が下降せず、小流量の洗浄水を排水口15から排水し、給水路1内の残留水及び残留空気を押し出すため、この後に多い流量(以下、実施例1において「大流量」という。)の洗浄水が排水口15から排水しても、給水路1を介して水洗式便器内に吐水される際に生じる騒音を軽減することができる。ここで、大流量とは水洗式便器内の汚物等を良好に排出するために必要な流量をいう。また、タンク10内の洗浄水の水位が低下するため、親弁41を下方に押さえ付けている水圧が低下する。さらに、タンク10内の洗浄水の水位が錘部材50よりも低下すると玉鎖(連結具60)にかかる錘部材50の重量が徐々に増加する。
<大流量排水段階>
さらに、タンク10内の洗浄水の水位が低下して設定水位になると、図4に示すように、洗浄水の水圧による親弁41を下方に押さえ付けている力が錘部材50の重量よりも小さくなる。このため、錘部材50が下降位置に下降し、親弁41が上昇して排水口15を開放する。すると、大流量の洗浄水が排水口15から給水路1に流出する。
さらに、タンク10内の洗浄水の水位が低下して設定水位になると、図4に示すように、洗浄水の水圧による親弁41を下方に押さえ付けている力が錘部材50の重量よりも小さくなる。このため、錘部材50が下降位置に下降し、親弁41が上昇して排水口15を開放する。すると、大流量の洗浄水が排水口15から給水路1に流出する。
このように、この便器洗浄装置は、タンク10内の洗浄水の水位が設定水位になるまで(初期段階)、小流量の洗浄水を排水口15から排水し、タンク10内の洗浄水の水位が設定水位より低下すると大流量の洗浄水を排水口15から排水する。つまり、この便器洗浄装置は、タンク10内の洗浄水の水位低下が作用して、排水口15から排水する洗浄水が小流量から大流量に変化する。このため、初期段階に小流量で排水口から排水する洗浄水量を常に一定にすることができる。このため、その後に大流量で排水口から排水する洗浄水量も常に一定にすることができる。よって、初期段階で小流量の洗浄水で排水口から洗浄水を排水することによって、給水路内の残留水及び残留空気を確実に押し出すことができ、その後に大流量で洗浄水を排水口から洗浄水を排水することによって、便器洗浄を良好に行うことができる。
したがって、実施例1の便器洗浄装置は、静音化を図り、かつ便器洗浄を良好に行うことができる。
<便器洗浄終了段階>
大流量の洗浄水が排水口15から排水されると、タンク10内の洗浄水の水位がさらに低下する。すると、図5に示すように、移動装置80の容器83の下孔を閉鎖していたフロート弁が下方に移動し、下孔が開放され、容器83内の洗浄水が流出する。これによって、フロート部材81及び支持具70が下降する。また、玉鎖(連結具60)の他方の端部に連結した錘部材50は下ストッパー92によって下降位置に停止し、それより下方に下降しない。このため、玉鎖(連結具60)の一方の端部に連結した親弁41が下降し、排水口15を閉鎖する。これによって、給水路1を介して水洗式便器へ洗浄水が供給されなくなり、便器洗浄が終了する。この間、錘部材50は、下降途中から下降位置において、貯留した洗浄水を小孔51Aから流出し、重量が軽くなる。
大流量の洗浄水が排水口15から排水されると、タンク10内の洗浄水の水位がさらに低下する。すると、図5に示すように、移動装置80の容器83の下孔を閉鎖していたフロート弁が下方に移動し、下孔が開放され、容器83内の洗浄水が流出する。これによって、フロート部材81及び支持具70が下降する。また、玉鎖(連結具60)の他方の端部に連結した錘部材50は下ストッパー92によって下降位置に停止し、それより下方に下降しない。このため、玉鎖(連結具60)の一方の端部に連結した親弁41が下降し、排水口15を閉鎖する。これによって、給水路1を介して水洗式便器へ洗浄水が供給されなくなり、便器洗浄が終了する。この間、錘部材50は、下降途中から下降位置において、貯留した洗浄水を小孔51Aから流出し、重量が軽くなる。
<洗浄水貯留段階>
排水弁40が排水口15を閉鎖した状態で、ボールタップの吐水口19から洗浄水がタンク10内に供給されると、タンク10内の洗浄水の水位が上昇する。図6及び図7に示すように、移動装置80の容器83の下孔87Aはフロート弁88によって閉鎖されるため、容器83内に流入する洗浄水のほとんどが容器83の上端開口89Aから流入する。容器83内に洗浄水が流入し、フロート部材81が上昇する際には、容器83の上端開口89Aまでタンク10内の洗浄水の水位が上昇している。このため、タンク10内に貯留した洗浄水の水圧が排水口15を閉鎖している排水弁40を下方に押さえ付ける力が大きくなっている。この状況において、フロート部材81の上昇と共に支持具70が上昇すると、玉鎖(連結具60)の一方の端部に連結した排水弁40が上昇することなく、玉鎖(連結具60)の他方の端部に連結した錘部材50を下降位置から上昇位置に上昇する。
排水弁40が排水口15を閉鎖した状態で、ボールタップの吐水口19から洗浄水がタンク10内に供給されると、タンク10内の洗浄水の水位が上昇する。図6及び図7に示すように、移動装置80の容器83の下孔87Aはフロート弁88によって閉鎖されるため、容器83内に流入する洗浄水のほとんどが容器83の上端開口89Aから流入する。容器83内に洗浄水が流入し、フロート部材81が上昇する際には、容器83の上端開口89Aまでタンク10内の洗浄水の水位が上昇している。このため、タンク10内に貯留した洗浄水の水圧が排水口15を閉鎖している排水弁40を下方に押さえ付ける力が大きくなっている。この状況において、フロート部材81の上昇と共に支持具70が上昇すると、玉鎖(連結具60)の一方の端部に連結した排水弁40が上昇することなく、玉鎖(連結具60)の他方の端部に連結した錘部材50を下降位置から上昇位置に上昇する。
さらに、ボールタップの吐水口19から洗浄水がタンク10内に供給されると、タンク10内の洗浄水の水位が上昇し、図8に示すように、錘部材50の側面部53の上端から洗浄水が錘部材50内に流入する。そして、タンク10内の洗浄水の水位が最高水位になると、ボールタップの吐水口19からの洗浄水の供給が停止し、便器洗浄装置は、図1に示す便器洗浄待機状態に復帰する。
<実施例2>
実施例2の便器洗浄装置は、図9に示すように、排水装置30の排水弁140の形態が実施例1と相違する。他の点は実施例1と同様であり、同一の構成は同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
実施例2の便器洗浄装置は、図9に示すように、排水装置30の排水弁140の形態が実施例1と相違する。他の点は実施例1と同様であり、同一の構成は同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
この便器洗浄装置において、排水弁140は外径が円柱状の弁体141と、弁体141の周囲に配置した円筒状のガイド部材143とを具備している。弁体141は外周面の反対面に外側に突出する一対の円柱状の凸部141Aを有している。弁体141は下端にシール面142を形成している。このシール面142はタンク10の排水口15に上端に当接する。弁体141は上面の中央部から上方に延びた円柱状の操作軸145を有している。弁体141と操作軸145とは同心に形成されている。弁体141は連結具60である玉鎖の一方の端部が連結している。
ガイド部材143は、内周面の対向する位置に軸対象に形成された第1上昇溝151、第2上昇溝152、及び下降溝153を有している。第1上昇溝151は下辺151Aが他端部から一端部に向けて緩やかに上方向に傾斜している。第2上昇溝152は、第1上昇溝151の一端部に連続し、第1上昇溝151の他端部の上方に向けて上方向に斜めに傾斜して延びている。下降溝153は、第2上昇溝152の上端部に連続し、鉛直下方に延びており、第1上昇溝151の他端部に連続している。第1上昇溝151と第2上昇溝152との境界部には下方に凹んだ段部154を形成している。
また、第2上昇溝152の下辺152Aと下降溝153の内側辺153Aが交差する部分に軸部163を有し、この軸部163を中心として両側に延びる第1片161と第2辺162とを有するストッパー160を有している。ストッパー160は軸部163で屈曲し、第1片161が第2辺162よりも重く形成されている。そして、ストッパー160は、常時、第1片161は、第2上昇溝152の下辺152Aに沿って配置されており、第2片162は下降溝153の内側辺153Aから上方に延びた仮想延長線上に配置されている。このストッパー160によって、弁体141の凸部141Aは、第2上昇溝152に沿って、上方から下方に移動することが阻止されている。このため、弁体141の凸部141Aは、第1上昇溝151、第2上昇溝152、下降溝153の順にこれら溝151、152、153に嵌合した状態で移動することができる。
次に、このような構成を有する便器洗浄装置の便器洗浄動作について説明する。
<便器洗浄待機状態>
この便器洗浄装置において、便器洗浄を待機している状態は、図9に示すように、弁体141が排水口15を閉鎖しており、タンク10内に洗浄水が貯留されている。タンク10内の洗浄水の水位は最高水位である。また、錘部材50は、上昇位置でタンク10内に貯留した洗浄水内に水没し、洗浄水を貯留している。支持具70及びフロート部材81はフロート部材81の浮力によって上昇している。フロート弁88は、その浮力によって上昇しており、移動装置80の容器83の下孔87Aを閉鎖している。排水弁140の弁体141の凸部141Aは第1上昇溝151の他端部側の最も低い部分に位置している。
この便器洗浄装置において、便器洗浄を待機している状態は、図9に示すように、弁体141が排水口15を閉鎖しており、タンク10内に洗浄水が貯留されている。タンク10内の洗浄水の水位は最高水位である。また、錘部材50は、上昇位置でタンク10内に貯留した洗浄水内に水没し、洗浄水を貯留している。支持具70及びフロート部材81はフロート部材81の浮力によって上昇している。フロート弁88は、その浮力によって上昇しており、移動装置80の容器83の下孔87Aを閉鎖している。排水弁140の弁体141の凸部141Aは第1上昇溝151の他端部側の最も低い部分に位置している。
<便器洗浄開始及び洗浄初期段階>
便器洗浄を開始するには、先ず、図10に示すように、操作軸145を上方から見て時計方向に回転し、弁体141の凸部141Aが第1上昇溝151の他端部から一端部側に第1上昇溝151に沿って移動させ、段部154に位置させる。これによって、弁体141が僅かに上昇し、排水口15を開放する。すると、排水口15から少ない流量(以下、実施例2において「小流量」という。)の洗浄水が給水路1に流出し、図11に示すように、タンク10内の洗浄水の水位が徐々に低下する。ここで、小流量とは、給水路1内に流出した際、残留水及び残留空気を良好に押し流すために必要な流量であり、かつその際に騒音が発生しない流量をいう。
便器洗浄を開始するには、先ず、図10に示すように、操作軸145を上方から見て時計方向に回転し、弁体141の凸部141Aが第1上昇溝151の他端部から一端部側に第1上昇溝151に沿って移動させ、段部154に位置させる。これによって、弁体141が僅かに上昇し、排水口15を開放する。すると、排水口15から少ない流量(以下、実施例2において「小流量」という。)の洗浄水が給水路1に流出し、図11に示すように、タンク10内の洗浄水の水位が徐々に低下する。ここで、小流量とは、給水路1内に流出した際、残留水及び残留空気を良好に押し流すために必要な流量であり、かつその際に騒音が発生しない流量をいう。
このように、排水口15から洗浄水を排水する初期段階において、錘部材50が下降せず、小流量の洗浄水を排水口15から排水し、給水路1内の残留水及び残留空気を押し出すため、この後に多い流量(以下、実施例2において「大流量」という。)の洗浄水を排水口15から排水しても、給水路1を介して水洗式便器内に吐水される際に生じる騒音を軽減することができる。ここで、大流量とは水洗式便器内の汚物等を良好に排出するために必要な流量をいう。また、タンク10内の洗浄水の水位が低下するため、弁体141を下方に押さえ付けている水圧が低下する。さらに、タンク10内の洗浄水の水位が錘部材50よりも低下すると玉鎖(連結具60)にかかる錘部材50の重量が徐々に増加する。
<大流量排水段階>
さらに、タンク10内の洗浄水の水位が低下して設定水位になると、図12に示すように、洗浄水の水圧による弁体141を下方に押さえ付けている力が錘部材50の重量よりも小さくなる。このため、錘部材50が下降位置に下降し、弁体141がさらに上昇し、排水口15を大きく開放する。すると、大流量の洗浄水が排水口15から給水路1に流出する。
さらに、タンク10内の洗浄水の水位が低下して設定水位になると、図12に示すように、洗浄水の水圧による弁体141を下方に押さえ付けている力が錘部材50の重量よりも小さくなる。このため、錘部材50が下降位置に下降し、弁体141がさらに上昇し、排水口15を大きく開放する。すると、大流量の洗浄水が排水口15から給水路1に流出する。
このように、この便器洗浄装置は、タンク10内の洗浄水の水位が設定水位になるまで(初期段階)、小流量の洗浄水を排水口15から排水し、タンク10内の洗浄水の水位が設定水位より低下すると大流量の洗浄水を排水口15から排水する。つまり、この便器洗浄装置は、タンク10内の洗浄水の水位低下が作用して、排水口15から排水する洗浄水が小流量から大流量に変化する。このため、初期段階に小流量で排水口から排水する洗浄水量を常に一定にすることができる。このため、その後に大流量で排水口から排水する洗浄水量も常に一定にすることができる。よって、初期段階で小流量の洗浄水で排水口から洗浄水を排水することによって、給水路内の残留水及び残留空気を確実に押し出すことができ、その後に大流量で洗浄水を排水口から洗浄水を排水することによって、便器洗浄を良好に行うことができる。
したがって、実施例2の便器洗浄装置も、静音化を図り、かつ便器洗浄を良好に行うことができる。
また、弁体141の凸部141Aは、第1上昇溝151の一端部の段部154から第2上昇溝152に沿って移動し、第2上昇溝152と下降溝153との境界部であって最上端部に位置する。第2上昇溝152が斜めに傾斜しているため、弁体141を引き上げる力を小さくすることができる。また、この移動の際、凸部141Aはストッパーの第2辺に当接する。すると、ストッパーは軸部を中心にして回動し、軸部はストッパーを通りこす。その後、ストッパーが元の位置に戻るため、凸部141Aが第2上昇溝152に沿って上方から下方に移動することを阻止している。
<便器洗浄終了段階>
大流量の洗浄水が排水口15から排水されると、タンク10内の洗浄水の水位がさらに低下する。すると、図13に示すように、移動装置80の容器83の下孔を閉鎖していたフロート弁が下方に移動し、下孔が開放され、容器83内の洗浄水が流出する。これによって、フロート部材81及び支持具70が下降する。また、玉鎖(連結具60)の他方の端部に連結した錘部材50は下ストッパー92によって下降位置に停止し、それより下方に下降しない。このため、玉鎖(連結具60)の一方の端部に連結した弁体141が下降し、排水口15を閉鎖する。つまり、弁体141の凸部141Aは下降溝153に沿って下降し、下降溝153の下部(第1上昇溝151の他端部側の最も低い部分)に位置する。これによって、給水路1を介して水洗式便器へ洗浄水が供給されなくなり、便器洗浄が終了する。この間、錘部材50は、下降途中から下降位置において、貯留した洗浄水を小孔51Aから流出し、重量が軽くなる。
大流量の洗浄水が排水口15から排水されると、タンク10内の洗浄水の水位がさらに低下する。すると、図13に示すように、移動装置80の容器83の下孔を閉鎖していたフロート弁が下方に移動し、下孔が開放され、容器83内の洗浄水が流出する。これによって、フロート部材81及び支持具70が下降する。また、玉鎖(連結具60)の他方の端部に連結した錘部材50は下ストッパー92によって下降位置に停止し、それより下方に下降しない。このため、玉鎖(連結具60)の一方の端部に連結した弁体141が下降し、排水口15を閉鎖する。つまり、弁体141の凸部141Aは下降溝153に沿って下降し、下降溝153の下部(第1上昇溝151の他端部側の最も低い部分)に位置する。これによって、給水路1を介して水洗式便器へ洗浄水が供給されなくなり、便器洗浄が終了する。この間、錘部材50は、下降途中から下降位置において、貯留した洗浄水を小孔51Aから流出し、重量が軽くなる。
<洗浄水貯留段階>
弁体141が排水口15を閉鎖した状態で、ボールタップの吐水口19から洗浄水がタンク10内に供給されると、タンク10内の洗浄水の水位が上昇する。図14に示すように、移動装置80の容器83の下孔87Aはフロート弁88によって閉鎖されるため、容器83内に流入する洗浄水のほとんどが容器83の上端開口89Aから流入する。容器83内に洗浄水が流入し、フロート部材81が上昇する際には、容器83の上端開口89Aまでタンク10内の洗浄水の水位が上昇している。このため、タンク10内に貯留した洗浄水の水圧が排水口15を閉鎖している弁体141を下方に押さえ付ける力が大きくなっている。この状況において、フロート部材81の上昇と共に支持具70が上昇すると、玉鎖(連結具60)の一方の端部に連結した弁体141が上昇することなく、玉鎖(連結具60)の他方の端部に連結した錘部材50を下降位置から上昇位置に上昇する。
弁体141が排水口15を閉鎖した状態で、ボールタップの吐水口19から洗浄水がタンク10内に供給されると、タンク10内の洗浄水の水位が上昇する。図14に示すように、移動装置80の容器83の下孔87Aはフロート弁88によって閉鎖されるため、容器83内に流入する洗浄水のほとんどが容器83の上端開口89Aから流入する。容器83内に洗浄水が流入し、フロート部材81が上昇する際には、容器83の上端開口89Aまでタンク10内の洗浄水の水位が上昇している。このため、タンク10内に貯留した洗浄水の水圧が排水口15を閉鎖している弁体141を下方に押さえ付ける力が大きくなっている。この状況において、フロート部材81の上昇と共に支持具70が上昇すると、玉鎖(連結具60)の一方の端部に連結した弁体141が上昇することなく、玉鎖(連結具60)の他方の端部に連結した錘部材50を下降位置から上昇位置に上昇する。
さらに、ボールタップの吐水口19から洗浄水がタンク10内に供給されると、タンク10内の洗浄水の水位が上昇し、図15に示すように、錘部材50の側面部53の上端から洗浄水が錘部材50内に流入する。そして、タンク10内の洗浄水の水位が最高水位になると、ボールタップの吐水口19からの洗浄水の供給が停止し、便器洗浄装置は、図9に示す便器洗浄待機状態に復帰する。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)実施例1及び2では、錘部材の底面部に小孔を設け、側面部の上端が上部開口を形成したが、側面部の下部に小孔を形成したり、錘部材の上方を覆う上面部を有する容器にし、上部に上部開口を設けたりしてもよい。
(2)実施例1及び2では、錘部材を底面部と側面部とを有する容器状に形成したが、洗浄水を吸排水することができる吸収体等であってもよい。
(3)実施例1及び2では、支持具が上下動したが、上下動しなくてもよい。
(4)実施例1及び2では、支持具をフロート部材で上下動させたが、他の手段で上下動させてもよい。
(5)実施例1及び2では、上ストッパーを具備していたが、具備しなくてもよい。
(6)実施例1及び2では、下ストッパーを具備していたが、具備しなくてもよい。
(7)実施例1では子弁を洗浄ハンドルを操作して引き上げたが、モーター等を利用して自動的に引き上げてもよい。
(8)実施例2のガイド部材の第1上昇溝、第2上昇溝、下降溝は、図16に示すように、第2上昇溝252を鉛直方向に伸ばし、下降溝253を斜めに傾斜して延ばしてもよい。図16において、実施例2と同一の構成は同一の符号を付す。
(9)実施例2の排水弁の弁体は、図16に示すように、下面が傾斜していてもよい。この場合、弁体241の下面にシール面242を形成し、傾斜した排水口215の上端に当接させる。
(1)実施例1及び2では、錘部材の底面部に小孔を設け、側面部の上端が上部開口を形成したが、側面部の下部に小孔を形成したり、錘部材の上方を覆う上面部を有する容器にし、上部に上部開口を設けたりしてもよい。
(2)実施例1及び2では、錘部材を底面部と側面部とを有する容器状に形成したが、洗浄水を吸排水することができる吸収体等であってもよい。
(3)実施例1及び2では、支持具が上下動したが、上下動しなくてもよい。
(4)実施例1及び2では、支持具をフロート部材で上下動させたが、他の手段で上下動させてもよい。
(5)実施例1及び2では、上ストッパーを具備していたが、具備しなくてもよい。
(6)実施例1及び2では、下ストッパーを具備していたが、具備しなくてもよい。
(7)実施例1では子弁を洗浄ハンドルを操作して引き上げたが、モーター等を利用して自動的に引き上げてもよい。
(8)実施例2のガイド部材の第1上昇溝、第2上昇溝、下降溝は、図16に示すように、第2上昇溝252を鉛直方向に伸ばし、下降溝253を斜めに傾斜して延ばしてもよい。図16において、実施例2と同一の構成は同一の符号を付す。
(9)実施例2の排水弁の弁体は、図16に示すように、下面が傾斜していてもよい。この場合、弁体241の下面にシール面242を形成し、傾斜した排水口215の上端に当接させる。
1…給水路
10…タンク
15…排水口
30、130…排水装置
40、140…排水弁
50…錘部材
51…底面部
51A…小孔
53…側面部
55…上部開口
60…連結具(玉鎖)
70…支持具(滑車)
80…移動装置
81…フロート部材
83…容器
87…底面部
87A…下孔
88…フロート弁
89…側面部
92…下ストッパー
141…弁体
141A…凸部
142…シール面
143…ガイド部材
151…第1上昇溝
152…第2上昇溝
153…下降溝
10…タンク
15…排水口
30、130…排水装置
40、140…排水弁
50…錘部材
51…底面部
51A…小孔
53…側面部
55…上部開口
60…連結具(玉鎖)
70…支持具(滑車)
80…移動装置
81…フロート部材
83…容器
87…底面部
87A…下孔
88…フロート弁
89…側面部
92…下ストッパー
141…弁体
141A…凸部
142…シール面
143…ガイド部材
151…第1上昇溝
152…第2上昇溝
153…下降溝
Claims (9)
- 水洗式便器に給水路を介して洗浄水を供給する便器洗浄装置であって、
前記洗浄水を貯留し、貯留した前記洗浄水を下流側に連通する前記給水路へ流出する排水口を有したタンクと、
前記排水口から前記洗浄水を排水する初期段階は前記洗浄水を少ない流量で排水し、前記タンク内の前記洗浄水の水位低下が作用して前記排水口から排水する前記洗浄水の流量を多くする排水装置を備えていることを特徴とする便器洗浄装置。 - 前記排水装置は、
上下動して前記排水口を開閉する排水弁と、
前記排水口から前記洗浄水を排水する初期段階は下降せず、前記タンク内の前記洗浄水の水位が設定水位以下になると下降を開始する錘部材と、
一方の端部に前記排水弁を連結し、他方の端部に前記錘部材を連結した連結具と、
この連結具の両端を両側に垂下させ、前記排水弁と前記錘部材とを吊下げ状態に支持する支持具とを具備していることを特徴とする請求項1記載の便器洗浄装置。 - 前記錘部材は、
底面部と、この底面部から立ち上がった側面部と、下部に設けた内外を連通する小孔と、上部で開口した上部開口とを有しており、
最も上昇した上昇位置において、前記上部開口が前記タンク内の前記洗浄水の最高水位よりも下方に開口して、前記洗浄水が流入し、
下降途中から最も下降した下降位置において、前記小孔から前記洗浄水が流出することを特徴とする請求項2記載の便器洗浄装置。 - 前記排水装置は、前記支持具を上下動させる移動装置を具備しており、
前記錘部材が前記下降位置で停止した状態で前記移動装置が前記支持具を下降させることによって、前記排水弁が前記排水口を閉鎖することを特徴とする請求項2又は3記載の便器洗浄装置。 - 前記移動装置は、前記支持具に連結しており、前記タンク内の前記洗浄水の水位変化に応動するフロート部材を有していることを特徴とする請求項4記載の便器洗浄装置。
- 前記移動装置は、下孔を貫設した底面部と、この底面部から立ち上がった側面部と、前記タンク内の前記洗浄水の水位の変化に応動して前記下孔を開閉するフロート弁とを有し、上端開口から前記フロート部材を挿入して収納した容器を備えており、
前記容器内に前記洗浄水が流入して、前記フロート部材が上昇し、前記支持具と前記錘部材とが上昇することを特徴とする請求項5記載の便器洗浄装置。 - 前記排水装置は前記錘部材の前記下降位置を規定する下ストッパーを具備していることを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項記載の便器洗浄装置。
- 前記排水弁は、
外周面に外側に突出する凸部を有し、下端にシール面を形成した外形が円柱状の弁体と、
下辺が緩やかに上方向に傾斜した第1上昇溝、この第1上昇溝の一端部から連続して上方向に延びた第2上昇溝、及びこの第2上昇溝の上端部に連続して前記第1上昇溝の他端部に延びて連続した下降溝とを内周面に有し、前記第1上昇溝、第2上昇溝、下降溝の順に前記凸部が嵌合した状態で移動するように前記弁体の周囲に配置した円筒状のガイド部材とを具備していることを特徴とする請求項2乃至7のいずれか1項記載の便器洗浄装置。 - 前記第2上昇溝は斜めに傾斜して延びており、前記下降溝は鉛直方向に延びていることを特徴とする請求項8記載の便器洗浄装置。
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Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017133345A (ja) * | 2016-01-22 | 2017-08-03 | Toto株式会社 | 水洗大便器装置 |
| CN114000572A (zh) * | 2021-10-11 | 2022-02-01 | 李智伟 | 一种节水马桶 |
-
2012
- 2012-09-27 JP JP2012214197A patent/JP2014066120A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2017133345A (ja) * | 2016-01-22 | 2017-08-03 | Toto株式会社 | 水洗大便器装置 |
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