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JP2014061682A - ガスバリア性包装袋およびそれを用いたガスバリア性包装体の製造方法 - Google Patents

ガスバリア性包装袋およびそれを用いたガスバリア性包装体の製造方法 Download PDF

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JP2014061682A JP2012209456A JP2012209456A JP2014061682A JP 2014061682 A JP2014061682 A JP 2014061682A JP 2012209456 A JP2012209456 A JP 2012209456A JP 2012209456 A JP2012209456 A JP 2012209456A JP 2014061682 A JP2014061682 A JP 2014061682A
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Tokiko Tanaka
淑希子 田中
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Abstract

【課題】硫黄化合物を含有し、加熱処理する被包装物を包装するガスバリア包装袋において、加熱処理後でも、高いガスバリア性を維持し、かつレトルト臭の少ないガスバリア性包装袋を提供することを目的とする。
【解決手段】硫黄化合物を含有し、加熱処理する被包装物を包装するガスバリア包装袋において、少なくとも、耐熱性のプラスチックフィルムからなる基材層とガスバリア層とシーラント層が積層されてなる積層体を用いたガスバリア性包装袋であって、前記ガスバリア層が、無機酸化物蒸着層と被覆層とからなり、前記被覆層が、ポリカルボン酸系重合体と、化学式RSi(ORで示すシランカップリング剤あるいはその加水分解物およびそれらの縮合物からなる少なくとも1種の珪素含有化合物と、が混合されてなる第一層と、多価金属化合物を有する第二層が順次積層されてなることを特徴とするガスバリア性包装袋である。
【選択図】図1

Description

本発明は、加熱殺菌する食品を包装するガスバリア性包装袋に関する。加熱殺菌後でも高いガスバリア性を維持すると共に、内容物の味覚変化を抑制することができるガスバリア性包装袋に関するものである。
従来、ボイル食品やレトルト食品、ゼリー飲料や、ペットフード、液体調味料、輸液、経腸栄養剤などにおいて、ガスバリア性包装袋が多く流通している。ガスバリア性包装袋のガスバリア層としては、アルミニウム箔が使用されてきたが、最近になって、透明性、廃棄性などから無機酸化物蒸着層を使用したものが多くなっている。
しかし、無機酸化物蒸着層は、例えば製袋時などで局所的に外部からの力や圧によって、微細クラックが発生する場合があり、加熱殺菌の際に、内圧が上昇した時など大きくガスバリア性が低下する場合がある。
また、内容物からの臭気として、例えば、内容物に魚介類等の肉製品、卵製品及び米飯類に含まれるタンパク質を構成するアミノ酸に占める含硫アミノ酸(シスチン及びメチオニン)を多く含む食品を、ボイル殺菌またはレトルト殺菌した場合、いわゆるレトルト臭と呼ばれる特有の臭いがある。これらはタンパク質を構成する含硫アミノ酸の加水分解によって発生する硫化水素、メチルメルカプタン、エチルメルカプタン等の硫黄化合物、アンモニア、トリメチルアミンなどのアミン類による生臭さ、脂質の酸化によって発生する揮発性カルボニル化合物による酸化臭が原因となっている。
これらの臭気を吸収するために、鉄粉を主剤とし、塩化ナトリウム、塩化カルシウムなどのハロゲン化アルカリ金属又はハロゲン化アルカリ土類金属を酸化促進剤とした酸素吸収剤を使用した酸素吸収層を含む構成が報告されているが、鉄系の脱酸素剤成分は酸素吸収に伴い、錆の発生で粒径が大きくなる為、異物発生の可能性が払拭できないという問題があった(特許文献1)。
さらに、酸素ガスバリア層の上にポリカルボン酸系重合体層と亜鉛化合物の層を形成することによってレトルト臭の少ない包装材の提案があるが、レトルト殺菌後の初期のガスバリア性が低く、長期保存には向かなかった(特許文献2)。
特開2000−7047号公報 特開2008−254765号公報
硫黄化合物を含有し、加熱処理する被包装物を包装するガスバリア包装袋において、
加熱処理後でも、高いガスバリア性を維持し、かつレトルト臭の少ないガスバリア性包装袋を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、発明者は鋭意検討を行い、本発明を完成した。
本発明の請求項1に係る発明は、硫黄化合物を含有し、加熱処理する被包装物を包装するガスバリア包装袋において、
少なくとも、耐熱性のプラスチックフィルムからなる基材層とガスバリア層とシーラント層が積層されてなる積層体を用いたガスバリア性包装袋であって、
前記ガスバリア層が、無機酸化物蒸着層と被覆層とからなり、
前記被覆層が、ポリカルボン酸系重合体と、化学式RSi(ORで示すシランカップリング剤あるいはその加水分解物およびそれらの縮合物からなる少なくとも1種の珪素含有化合物と、が混合されてなる第一層と、多価金属化合物を有する第二層が順次積層されてなることを特徴とするガスバリア性包装袋である。
本発明の請求項2に係る発明は、前記加熱処理が、ボイル殺菌またはレトルト殺菌であることを特徴とする請求項1記載のガスバリア性包装袋である。
本発明の請求項3に係る発明は、前記多価金属化合物が、亜鉛化合物であることを特徴とした請求項1または2記載のガスバリア性包装袋である。
本発明の請求項4に係る発明は、前記無機酸化物蒸着層が、酸化珪素または酸化アルミニウムであることを特徴とする請求項1〜3にいずれか1項に記載のガスバリア性包装袋である。
本発明の請求項5に係る発明は、前記ガスバリア性包装袋が、自立性袋、ガゼット包装袋、背貼り包装袋のいずれかであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のガスバリア性包装袋である。
本発明の請求項6に係る発明は、前記ガスバリア性包装袋が、口栓またはチャックが装着されていることを特徴とする請求項1〜5いずれか1項に記載のガスバリア性包装袋である。
本発明の請求項7に係る発明は、請求項1〜6のいずれか1項に記載のガスバリア性包装袋に内容物を充填、シールした後、加熱処理を施すガスバリア性包装体の製造方法である。
本発明のガスバリア性包装袋は、無機酸化物蒸着層/被覆層をガスバリア層とした積層体からなり、硫黄化合物を含有し、加熱処理する被包装物を包装するガスバリア性包装袋である。加熱処理後でも、高いガスバリア性を維持し、かつレトルト臭の少ない包装袋である。
本発明の請求項1によれば、無機酸化物蒸着層/被覆層をガスバリア層とした積層体からなり、被覆層が、ポリカルボン酸系重合体と、化学式RSi(ORで示すシランカップリング剤あるいはその加水分解物およびそれらの縮合物からなる少なくとも1種の珪素含有化合物と、が混合されてなる第一層と、多価金属化合物を有する第二層を順次積層したものからなることにより、加熱処理後でも、高いガスバリア性を維持し、かつレトルト臭の少ない包装袋ができる。
本発明の請求項2によれば、加熱処理が、ボイル殺菌またはレトルト殺菌であることにより、これらの熱により高いガスバリア性を維持することができる。
本発明の請求項3によれば、多価金属化合物が亜鉛化合物であることにより、硫黄化合物を吸着しレトルト臭を低減させることができる。
本発明の請求項4によれば、無機酸化物蒸着層が、酸化珪素または酸化アルミニウムであることにより、加熱処理後、透明性およびアルミニウム箔なみのガスバリア性を有することができる。
本発明の請求項5によれば、ガスバリア性包装袋が、自立性袋、ガゼット包装袋、背貼り包装袋のいずれかであっても、加熱処理後、高いガスバリア性を維持し、かつレトルト臭の少ない包装袋を得ることができる。
本発明の請求項6によれば、ガスバリア性包装袋が、口栓またはチャックが装着されていても、加熱処理後、高いガスバリア性を維持し、かつレトルト臭の少ない包装袋を得ることができる。
本発明の請求項7によれば、請求項1〜6のいずれか1項に記載のガスバリア性包装袋に内容物を充填、シールした後、ボイル殺菌またはレトルト殺菌などの加熱処理を施すことで、高いガスバリア性を有し、かつレトルト臭の少ないガスバリア性包装体を得ることができる。
本発明の積層体の層構成の一例を示す断面図である。 本発明の自立性包装袋の一例を示す斜視図である。 本発明のガゼット包装袋の一例を示す斜視図である。 本発明の背貼り包装袋の一例を示す斜視図である。 本発明の口栓を装着した自立性包装袋の一例を示す斜視図である。 本発明のチャックを装着した自立性包装袋の一例を示す斜視図である。 本発明の口栓を装着したガゼット包装袋の一例を示す斜視図である。
以下に、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の積層体の層構成の一例を示す断面図である。積層体1は、耐熱性のプラスチックフィルムからなる基材層2に、ガスバリア層3、シーラント層4が順次積層されて形成されている。ガスバリア層3は、無機酸化物蒸着層5と被複層6が順次形成されている。被覆層6は、ポリカルボン酸系重合体9と、化学式RSi(ORで示すシランカップリング剤あるいはその加水分解物およびそれらの縮合物からなる少なくとも1種の珪素含有化合物(以下、珪素化合物10という)とが混合されてなる第一層7と、多価金属化合物11を有する第二層8が積層されて形成されている。
本発明では、内容物にボイル殺菌またはレトルト殺菌などの加熱処理を施す際、第一層7に含まれるポリカルボン酸系重合体9のカルボキシ基が第二層8に含まれる多価金属化合物11と反応し、多価金属イオンとイオン架橋を形成する。また珪素化合物10により無機酸化物蒸着層5と第一層7が強固に接着される。これにより第一層のガスバリア性能が格段に向上する。よって製袋時や内容物の充填時などで局所的に外部からの力や圧により、無機酸化物蒸着層に微細クラックが発生した場合でも、内容物に加熱処理を施す際の熱でガスバリア性を回復させることができる。よって加熱処理後でも、初期から高いガスバリア性を維持することができる。
また、第二層を形成する多価金属化合物11を亜鉛化合物にすることにより、内容物から発生するレトルト臭の原因である硫黄化合物、特に硫化水素を吸着しレトルト臭を低減することができる。
本発明のガスバリア性包装袋は、ボイル殺菌またはレトルト殺菌などの加熱処理を施されてもレトルト臭を抑制し、内容物の味覚(香り、味)の劣化を防ぎ、かつ長期保存することができる。
本発明のガスバリア性包装袋は、例えば、製袋時に、折り曲げ角度が90°以上折れ曲がる部分を有する包装袋に好適に使用できる。例えば、図2に示すような自立性包装袋40、図3に示すようなガゼット包装袋50、図4に示すような背貼り包装袋60、などがある。
また飲み口用の口栓または再封用のチャックを装着した包装袋にも好適である。例えば、図5に示すような口栓20を装着した自立性包装袋70、図6に示すようなチャック30を装着した自立性包装袋80、図7に示すような口栓20を装着したガゼット包装袋90、などがある。
本発明の実施の形態を更に詳しく説明する。
無機酸化物蒸着層を形成する無機酸化物としては、酸素バリア性を付与する無機酸化物を適宜選択でき、例えば、酸化アルミニウム、酸化珪素、酸化マグネシウム、酸化錫などが挙げられる。これらの中でも、透明性を有し、かつ、酸素バリア性に優れることから、酸化アルミニウム、酸化珪素、酸化マグネシウム又はそれらのいずれか2種以上の混合物が好ましい。これら無機酸化物を蒸着して無機酸化物蒸着層を形成することができる。
無機酸化物蒸着層の厚さは5〜100nmの範囲内であることが好ましく、10〜50nmの範囲内がより好ましい。厚さが5nm未満になると均一な薄膜が形成されず、ガスバリアの機能を充分に果たすことができない。また厚さが100nmを超えると、フレキシビリティが低下し、成膜後に折り曲げ、引っ張りなどの外的要因により亀裂を生じる恐れがある。
次に、第一層を形成するポリカルボン酸系重合体とは、カルボキシ基の一部が予め塩基性化合物で中和されており、該重合体の分子内に2個以上のカルボキシ基を有するものである。例えば、エチレン性不飽和カルボン酸の(共)重合体、エチレン性不飽和カルボン酸と他のエチレン性不飽和単量体との共重合体、アルギン酸、カルボキシメチルセルロース、ペクチン等の分子内にカルボキシ基を有する酸性多糖類などが挙げられる。
また、エチレン性不飽和カルボン酸としては、アクリル酸、マレイン酸、メタクリル酸、イタコン酸、フマル酸及びクロトン酸からなる群から選ばれる少なくとも1種の重合性単量体から誘導される構成単位を含む重合体も挙げることができる。
エチレン性不飽和カルボン酸と共重合可能なエチレン性不飽和単量体としては、例えば、エチレン、プロピレン、酢酸ビニル等の飽和カルボン酸ビニルエステル類、アルキルアクリレート類、アルキルメタクリレート類、アルキルイタコネート類、塩化ビニル、塩化ビニリデン、スチレン、アクリルアミド、アクリロニトリルなどが挙げられる。これらのポリカルボン酸系重合体は1種を単独で用いても、2種以上を混合して用いてもよい。
ポリカルボン酸系重合体としては、上記の中でも、得られるガスバリア性の観点から、アクリル酸、マレイン酸、メタクリル酸、イタコン酸、フマル酸及びクロトン酸からなる群から選ばれる少なくとも1種の重合性単量体から誘導される構成単位を含む重合体が好ましく、アクリル酸、マレイン酸、メタクリル酸及びイタコン酸からなる群から選ばれる少なくとも1種の重合性単量体から誘導される構成単位を含む重合体が特に好ましい。
また、該重合体においては、アクリル酸、マレイン酸、メタクリル酸及びイタコン酸からなる群から選ばれる少なくとも1種の重合性単量体から誘導される構成単位の割合は、80mol%以上であることが好ましく、90mol%以上であることがより好ましい(ただし該重合体を構成する全構成単位の合計を100mol%とする)。該重合体は、単独重合体でも、共重合体でもよい。該重合体が、上記構成単位以外の他の構成単位を含む共重合体である場合、他の構成単位としては、例えば前述のエチレン性不飽和カルボン酸と共重合可能なエチレン性不飽和単量体から誘導される構成単位などが挙げられる。
ポリカルボン酸系重合体の数平均分子量は、2,000〜10,000,000の範囲内が好ましく、5,000〜1,000,000がより好ましい。数平均分子量が2,000未満では、得られるガスバリア性積層体は充分な耐水性を達成できず、水分によってガスバリア性や透明性が悪化する場合や、白化の発生が起こる場合がある。数平均分子量が10,000,000を超えると、塗工によって第一層を形成する際に、粘度が高くなり塗工性が損なわれる場合がある。尚、上記数平均分子量は、ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)により求めた、ポリスチレン換算の数平均分子量である。
ポリカルボン酸系重合体は、カルボキシ基の一部が予め塩基性化合物で中和されているものである。該ポリカルボン酸系重合体の有するカルボキシ基の一部を予め中和することにより、積層体の耐水性や耐熱性をさらに向上させることができる。
また塩基性化合物としては、多価金属化合物、一価金属化合物およびアンモニアからなる群から選択される少なくとも1種の塩基性化合物が好ましい。
多価金属化合物としては、後に第二層の説明で挙げる多価金属化合物と同様のものが挙げられ、例えば、酸化亜鉛、炭酸カルシウム、炭酸ナトリウムなどが挙げられる。一価金属化合物である塩基性化合物としては、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどが挙げられる。
カルボキシ基の中和度としては、第一層を、ポリカルボン酸系重合体と珪素化合物が混合されたコーティング液からなる塗布形成する場合は、該コーティング液の塗工性や塗液安定性の観点から、30mol%以下であることが好ましく、25mol%以下であることがより好ましい。ポリカルボン酸系重合体は、1種単独で用いてもよく、2種以上を混合して用いてもよい。
また、第一層を形成する珪素化合物は、少量でも、無機酸化物蒸着層と第一層との密着性を向上させ、耐熱性、耐水性などを向上させることができる。尚、化学式RSi(ORは、(Rはグリシジルオキシ基又はアミノ基を含む有機基であり、Rはアルキル基であり、3はn数)を示している。3個のRはそれぞれ同一であっても異なっていてもよい。
化学式中、Rにおける有機基としては、例えば、グリシジルオキシアルキル基、アミノアルキル基などが挙げられる。Rのアルキル基としては、炭素数1〜6のアルキル基が好ましく、メチル基またはエチル基が特に好ましい。シランカップリング剤の具体例としては、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシランなどが挙げられる。これらの中でも、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリメトキシシランが好ましい。
また、珪素化合物は、シランカップリング剤自体であってもよく、該シランカップリン
グ剤が加水分解した加水分解物でもよく、これらの縮合物であってもよい。加水分解物としては、前記化学式中の3つのORのうち少なくとも1つがOHとなったものが挙げられる。縮合物としては、少なくとも2分子の加水分解物のSi−OH同士が縮合してSi−O−Si結合を形成したものが挙げられる。尚、以下においては、シランカップリング剤の加水分解物が縮合したものを、加水分解縮合物という。
また、例えば、ゾルゲル法を用いて、シランカップリング剤の加水分解および縮合反応を行ったものを用いることができる。通常、シランカップリング剤は、加水分解が容易におこり、また、酸、アルカリ存在下では容易に縮合反応がおこるため、シランカップリング剤のみ、その加水分解物のみ、またはそれらの縮合物のみで存在することは稀である。即ち、通常、シランカップリング剤、その加水分解物、およびこれらの縮合物が混在している。また、加水分解物には、部分加水分解物、完全加水分解物が含まれる。
珪素化合物は、少なくとも加水分解縮合物を含むことが好ましい。加水分解縮合物を製造する際の方法としては、シランカップリング剤を、ポリカルボン酸系重合体および水を含む液に直接混合してもよく、シランカップリング剤に水を加えることによって、加水分解およびそれに続く縮合反応を行い、ポリカルボン酸系重合体と混合する前に、加水分解縮合物を得てもよい。
次に、第一層には、各種の添加剤が含まれていてもよい。添加剤としては可塑剤、樹脂、分散剤、界面活性剤、柔軟剤、安定剤、アンチブロッキング剤、膜形成剤、粘着剤、酸素吸収剤などが挙げられる。
可塑剤としては、公知の可塑剤から適宜選択して使用することが可能である。例えば、エチレングリコール、トリメチレングリコール、プロピレングリコール、テトラメチレングリコール、1,3−ブタンジオール、2,3−ブタンジオール、ペンタメチレングリコール、ヘキサメチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコール、エチレン−ビニルアルコール共重合体、ポリエチレンオキサイド、ソルビトール、マンニトール、ズルシトール、エリトリトール、グリセリン、乳酸、脂肪酸、澱粉、フタル酸エステルなどを例示することができる。これらは必要に応じて、混合物で用いてもよい。これらの中でも、ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコール、エチレン−ビニルアルコール共重合体、グリセリン、澱粉が、延伸性とガスバリア性の観点から好ましい。このような可塑剤が含まれる場合には、ガスバリア層前駆体の延伸性が向上するため、ガスバリア性前駆積層体の耐虐待性をさらに向上させることができる。
また添加剤としてポリビニルアルコールなどの水酸基を2つ以上有する化合物を含む場合、該化合物の水酸基と、ポリカルボン酸系重合体のカルボキシ基の一部とがエステル結合を形成していてもよい。
第一層に添加剤が含まれている場合には、ポリカルボン酸系重合体と添加剤との質量比は、通常は(70:30)〜(99.9:0.1)の範囲であり、(80:20)〜(98:2)であることが好ましい。
第一層の厚さは、ガスバリア性の観点から、好ましくは0.01〜5μmの範囲であり、より好ましくは0.02〜3μmの範囲であり、さらに好ましくは0.04〜1.2μmの範囲である。
第一層は、通常、コーティング液を用いてコーティング法により形成することができる。公知のコーティング法の中から適宜選択でき、例えば、ロールコート法、グラビアコー
ト法、スクリーンコート法、リバースコート法、スプレーコート法、ダイコート法、カーテンコート法などを用いることができる。
コーティング液に用いる溶媒としては、ポリカルボン酸系重合体および珪素化合物を溶解し得るものであれば特に限定は無いが、通常、シランカップリング剤の加水分解反応を行うための水が必要であることから、水または水と有機溶媒との混合溶媒などが好ましい。ポリカルボン酸系重合体の溶解性、コストの点では、水が最も好ましい。アルコール等の有機溶媒は、シランカップリング剤の溶解性、コーティング液の塗工性を向上する点で好ましい。水としては、精製された水が好ましく、例えば蒸留水、イオン交換水などを用いることができる。
有機溶媒としては、炭素数1〜5のアルコールおよび炭素数3〜5のケトンからなる群から選択される少なくとも1種の有機溶媒などを用いることが好ましい。このような有機溶媒としては、具体的には、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノール、イソブタノール、sec−ブタノール、tert−ブタノール、アセト
ン、メチルエチルケトンなどが挙げられる。水と有機溶媒との混合溶媒としては、上述した水と有機溶媒との混合溶媒が好ましく、水と炭素数1〜5のアルコールとの混合溶媒がより好ましい。混合溶媒としては、水が20〜95質量%の量で存在し、有機溶媒が80〜5質量%の量で存在する(ただし、水と有機溶媒との合計を100重量%とする)ものが好ましい。
次に、第二層は、多価金属化合物から形成される。多価金属化合物とは、金属イオンの価数が2以上の多価金属の化合物である。多価金属としては、例えば、ベリリウム、マグネシウム、カルシウムなどのアルカリ土類金属;チタン、ジルコニウム、クロム、マンガン、鉄、コバルト、ニッケル、銅、亜鉛などの遷移金属;アルミニウム、珪素が挙げられる。特に耐熱性、耐水性、透明性の観点から、亜鉛またはカルシウムが好ましく、特に亜鉛が好ましい。即ち、多価金属化合物として、亜鉛化合物またはカルシウム化合物が好ましく、特に亜鉛化合物が好ましい。これを使用することにより、レトルト臭の原因となる硫黄化合物、特に硫化水素を吸着することができる。
また多価金属化合物としては、例えば多価金属の単体、酸化物、水酸化物、炭酸塩、有機酸塩(例えば、酢酸塩)もしくは無機酸塩、多価金属酸化物のアンモニウム錯体もしくは2〜4級アミン錯体、またはそれらの炭酸塩もしくは有機酸塩が挙げられる。これらの多価金属化合物の中でも、ガスバリア性、高温水蒸気や熱水に対する耐性、製造性の観点から、アルカリ土類金属、コバルト、ニッケル、銅、亜鉛、アルミニウムまたは珪素の酸化物、水酸化物、塩化物、炭酸塩または酢酸塩、銅または亜鉛のアンモニウム錯体またはそれらの炭酸塩を用いることが好ましい。これらの中でも、工業的生産性の観点から、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、水酸化カルシウム、炭酸カルシウム、酢酸亜鉛、酢酸カルシウムが好ましく、特に酸化亜鉛が好ましい。
多価金属化合物を含有するコーティング液から第二層を形成する場合、多価金属化合物の形態は、粒子状であっても、非粒子状であっても、溶解していてもよいが、分散性、生産性、ガスバリア性の観点からは、粒子状であることが好ましい。また、粒子の平均粒子径は、特に限定されないが、コーティング適性、ガスバリア性の観点から、平均粒子径が5μm以下であることが好ましく、1μm以下であることがより好ましく、0.1μm以下であることが特に好ましい。
第二層には、必要に応じて、本発明の効果を損なわない範囲で、多価金属化合物のほかに、各種添加剤を含有してもよい。添加剤としては、例えば、コーティング液に用いる溶
媒に可溶又は分散可能な樹脂、該溶媒に可溶又は分散可能な分散剤、界面活性剤、柔軟剤、安定剤、膜形成剤、増粘剤などを含有してもよい。
樹脂としては、例えば、アルキッド樹脂、メラミン樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、フェノール樹脂、アミノ樹脂、フッ素樹脂、エポキシ樹脂、イソシアネート樹脂などが挙げられる。これにより、コーティング液の塗工性、製膜性が向上する。
分散剤としては、アニオン系界面活性剤や、ノニオン系界面活性剤を用いることができる。該界面活性剤としては、(ポリ)カルボン酸塩、アルキル硫酸エステル塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、アルキルスルフォコハク酸塩、アルキルジフェニルエーテルジスルホン酸塩、アルキルリン酸塩、芳香族リン酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェノールエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエステル、アルキルアリル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキルリン酸エステル、ソルビタンアルキルエステル、グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、蔗糖脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタンアルキルエステル、ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル、ポリオキシエチレン誘導体、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル、ポリオキシ脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルアミンなどの各種界面活性剤が挙げられる。これらの界面活性剤は単独で用いても、二種以上を混合して用いてもよい。これにより、多価金属化合物の分散性が向上する。
第二層の厚さは、ガスバリア性の観点から、好ましくは0.01〜5μmの範囲であり、より好ましくは0.03〜3μmの範囲であり、さらに好ましくは0.1〜1.2μmの範囲である。
第二層の形成方法としては、例えば、コーティング法が挙げられる。例えばロールコート法、グラビアコート法、スクリーンコート法、リバースコート法、スプレーコート法、ダイコート法、カーテンコート法などを用いることができる。
以下、コーティング法により第二層を形成する場合について説明する。コーティング液に含まれる多価金属化合物としては、前記と同様なものを用いることができ、カルシウム化合物または亜鉛化合物が好ましい。
コーティング液に用いる溶媒としては、例えば、水、メチルアルコール、エチルアルコール、イソプロピルアルコール、n−プロピルアルコール、n−ブチルアルコール、n−ペンチルアルコール、ジメチルスルフォキシド、ジメチルフォルムアミド、ジメチルアセトアミド、トルエン、ヘキサン、ヘプタン、シクロヘキサン、アセトン、メチルエ
チルケトン、ジエチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、酢酸エチル、酢酸ブチルが挙げられる。また、これらの溶媒は1種単独で用いても、2種以上を混合して用いてもよい。
これらの中でも、塗工性の観点から、メチルアルコール、エチルアルコール、イソプロピルアルコール、トルエン、酢酸エチル、メチルエチルケトン、水が好ましい。また製造性の観点から、メチルアルコール、エチルアルコール、イソプロピルアルコール、水が好ましい。なお、第一層は耐水性が優れているために、コーティング液に用いる溶媒として水を用いることができる。
コーティング適性の観点から、コーティング液中の多価金属化合物及び添加剤の合計含有量が、コーティング液の総重量に対して1〜50質量%の範囲であることが好ましく、
3〜45質量%の範囲であることがより好ましく、5〜40質量%の範囲であることが特に好ましい。
このコーティング液を、第一層の上に塗工して塗膜を形成する。乾燥方法としては、特に限定は無く、例えば熱風乾燥法、熱ロール接触法、赤外線加熱法、マイクロ波加熱法等の方法が挙げられる。これらの方法はいずれかを単独で用いても2種以上を組み合わせてもよい。
乾燥温度としては特に限定は無いが、溶媒として上述した水や、水と有機溶媒との混合溶媒を用いる場合には、通常、50〜160℃が好ましい。また乾燥の際の圧力は、通常、常圧または減圧下で行い、設備の簡便性の観点から常圧で行うことが好ましい。
耐熱性を有するプラスチックフィルムからなる基材層としては、包装袋を構成する基材となることから、例えばポリエステル系、ポリアミド系、ポリプロピレン系、ポリカーボネート系等のフィルムを用いることができる。二軸方向に延伸した延伸フィルムが好ましい。これらのフィルムの片面(内面)に無機酸化物を蒸着し無機酸化物蒸着層を設ければよい。フィルムの厚みとしては基材としての強度、剛性などについて必要最低限に保持され得る厚さであればよく、12〜25μm程度が適当である。
シーラント層としては、例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状(線状)低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマー樹脂、エチレンーアクリル酸共重合体、エチレンーアクリル酸メチル共重合体、エチレンーメタクリル酸共重合体、エチレンープロピレン共重合体などの樹脂からなり熱によって溶融し相互に融着し得るものが挙げられる。これらは単体または2種以上使用しても良く、樹脂およびこれらをフィルム化したシートを使用しても良い。厚みとしては10〜150μmが望ましく、30〜50μmがより好ましい。ボイル殺菌またはレトルト殺菌をするには、ポリプロピレン樹脂が好ましい。
本発明においては、ガスバリア層とシーラント層の間に中間層を設けてもよい。例えばポリエチレンテレフタレート、ポリアミド、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、ポリビニルアルコール、エチレンープロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物などのフィルムを使用できる。これらのフィルムを中間層に設けることにより、酸素バリア性、水蒸気バリア性、機械的強度、耐屈曲性、耐突き刺し性、耐衝撃性、耐磨耗性、耐寒性、耐熱性、耐薬品性、耐遮光性などを向上させることが可能となる。
本発明のガスバリア性包装袋は、例えば、製袋時に、折り曲げ角度が90°以上折れ曲がる部分を有する包装袋に好適である。加熱処理後でも、高いガスバリア性を維持し、かつレトルト臭の少ない包装袋である。
また口栓またはチャックを装着したガスバリア性包装袋に好適である。加熱処理後でも、高いガスバリア性を維持し、かつレトルト臭の少ない包装袋である。
本発明のガスバリア性包装袋に内容物を充填し、シール後、ボイル殺菌またはレトルト殺菌などの加熱処理を施されたガスバリア性包装体は、高いガスバリア性を維持し、かつレトルト臭の少ないものである。
以下に、本発明の具体的実施例について詳細に説明する。
二軸延伸ポリエチレンテレフタレート(PET:東レ(株)製、ルミラー、厚さ12μm)フィルム上にイソシアネート系のアンカーコート液を乾燥後の厚さが0.2μmになるようにバーコーターで塗布し、150℃で1分間乾燥させアンカーコート層を形成した。
続いて電子線加熱方式による真空蒸着装置により、上記アンカーコート面に金属アルミニウムを蒸発させ、そこに酸素ガスを導入し、酸化アルミニウムを蒸着して厚さ20nmの無機酸化物蒸着層を形成した。
次に上記無機酸化物蒸着層の上に、以下に示す処方のコーティング液を、乾燥後の厚さが1μmとなるようにバーコーターを用いて塗工した後、80℃で5分間乾燥し、その後50℃で3日間熟成処理し、さらに200℃で5分間熱処理を施して第一層を形成した。<コーティング液>
数平均分子量200,000ポリアクリルアミド(PAA)水溶液(東亜合成(株)製、アロンA−10H、固形分濃度25質量%)20gを蒸留水58.9gで溶解した。その後アミノプロピルトリメトキシシラン(APTMS:シグマアルドリッチジャパン(株)製)0.44gを添加し、均一な溶液を作成した。
次に、第一層の上に、以下に示す処方のコーティング液を、乾燥後の厚さが1μmとなるようにバーコーターを用いて塗工した後、90℃で2分間乾燥させて第二層を形成した。これらにより、バリア性フィルムを得た。
<コーティング液>
微粒子酸化亜鉛分散液(住友大阪セメント(株)製ZS303、平均粒子径0.02μm、固形分濃度30質量%、分散溶液トルエン)である。
次に、第二層上に、未延伸ポリプロピレンフィルム(CPP:東レフィルム加工(株)製、トレファンNO ZK93KM、厚さ60μm)を、接着剤(三井化学(株)製A620/A65)を用いて、ドライラミネート法によってラミネートして積層体を得た。
次に、該積層体を10cm×10cmの大きさに2枚切り出し、続いて内容物として鶏ひき肉(含有アミノ酸比率、可食部100gあたり700mg)を充填した後、レトルト殺菌を行い、ガスバリア性包装袋を作成した。レトルト殺菌は、貯湯式レトルト釜を用いて0.2MPa、120℃、30分間保持で行った。
バリア性フィルムとCPPフィルムの間にナイロンフィルム(NY:三菱樹脂(株)製、サントニール、厚さ15μm)を設けた以外は、実施例1と同様に行いレトルト殺菌されたガスバリア性包装袋を作成した。
以下、本発明の比較例について説明する。
<比較例1>
実施例2の無機酸化物蒸着層を設けない以外は、実施例2と同様に行い包装袋を作成した。
<比較例2>
実施例1のPET/無機酸化物蒸着層のフィルムの両面に、厚さ12μmのPETフィルム、上記ナイロンフィルム、上記CPPフィルムを、PETフィルム/PET/無機酸化物蒸着層/ナイロンフィルム/CPPフィルムとなるようにドライラミネート法によってラミネートして積層体を得た。ドライラミネートに使用した接着剤は、二液反応型ウレタ
ン系接着剤を用いた。その他は実施例1と同様に行い包装袋を作成した。
<比較例3>
比較例2のナイロンフィルムの代わりに酸素バリアフィルム(三菱樹脂(株)製、ダイアミロンMF−CA、厚さ25μm)を設けた以外は、比較例2と同様に行い包装袋を作成した。
<評価方法>
実施例1、2のガスバリア性包装袋および比較例1〜3の包装袋の酸素透過度および水蒸気透気度を、レトルト殺菌前(未処理)、レトルト殺菌後において測定した。
・酸素透過度は、測定条件:MOCON社のOX−TRAN2/20型を用いて30℃/70%RHの条件で測定した。
・水蒸気透気度は、測定条件:MOCON社のPERMATRAN−W3/33型を用いて40℃/90%RHの条件で測定した。
レトルト殺菌後の包装袋の内面の臭気および内容物の味覚を官能により評価した。
<臭気>
5:わずかに臭いが感じられるが問題なし、4:やや臭いが感じられるが問題なし、3:臭いがやや強く問題あり、2:臭いが強く問題あり、1:臭いがかなり強く問題あり。
<味覚>
5:うまみを感じる、4:ややうまみが低減しているが問題なし、3:うまみがなく味の劣化を感じ問題あり、2:味の劣化があり問題あり、1:味の劣化が著しく問題あり。
評価結果を表1に示す。
Figure 2014061682
実施例1,2のガスバリア性包装袋は、レトルト殺菌後でも酸素透過度、水蒸気透気度の低下は観られなかった。またレトルト殺菌後の包装袋の内面の臭気および内容物の味覚でも、問題なしのレベルであった。本発明のガスバリア性包装袋の効果が確認できた。
1 積層体
2 基材層
3 ガスバリア層
4 シーラント層
5 無機酸化物蒸着層
6 被複層
7 第一層
8 第二層
9 ポリカルボン酸系重合体
10 珪素化合物(化学式RSi(ORで示すシランカップリング剤あるいはその加水分解物およびそれらの縮合物からなる少なくとも1種の珪素含有化合物)
11 多価金属化合物
20 口栓
30 チャック
40 自立性包装袋
50 ガゼット包装袋
60 背貼り包装袋
70 口栓が装着された自立性包装袋
80 チャックが装着された自立性包装袋
90 口栓が装着されたガゼット包装袋

Claims (7)

  1. 硫黄化合物を含有し、加熱処理する被包装物を包装するガスバリア包装袋において、
    少なくとも、耐熱性のプラスチックフィルムからなる基材層とガスバリア層とシーラント層が積層されてなる積層体を用いたガスバリア性包装袋であって、
    前記ガスバリア層が、無機酸化物蒸着層と被覆層とからなり、
    前記被覆層が、ポリカルボン酸系重合体と、化学式RSi(ORで示すシランカップリング剤あるいはその加水分解物およびそれらの縮合物からなる少なくとも1種の珪素含有化合物と、が混合されてなる第一層と、多価金属化合物を有する第二層が順次積層されてなることを特徴とするガスバリア性包装袋。
  2. 前記加熱処理が、ボイル殺菌またはレトルト殺菌であることを特徴とする請求項1記載のガスバリア性包装袋。
  3. 前記多価金属化合物が、亜鉛化合物であることを特徴とした請求項1または2記載のガスバリア性包装袋。
  4. 前記無機酸化物蒸着層が、酸化珪素または酸化アルミニウムであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のガスバリア性包装袋。
  5. 前記ガスバリア性包装袋が、自立性袋、ガゼット包装袋、背貼り包装袋のいずれかであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のガスバリア性包装袋。
  6. 前記ガスバリア性包装袋が、口栓またはチャックが装着されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のガスバリア性包装袋。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のガスバリア性包装袋に内容物を充填、シールした後、加熱処理を施すガスバリア性包装体の製造方法。
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