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JP2014061675A - カートリッジ - Google Patents

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JP2014061675A
JP2014061675A JP2012209256A JP2012209256A JP2014061675A JP 2014061675 A JP2014061675 A JP 2014061675A JP 2012209256 A JP2012209256 A JP 2012209256A JP 2012209256 A JP2012209256 A JP 2012209256A JP 2014061675 A JP2014061675 A JP 2014061675A
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良太 ▲高▼橋
Ryota Takahashi
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Seiko Epson Corp
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Abstract

【課題】供給口をキャップで塞ぐときに、カートリッジとキャップとによって区画された空間が圧縮されても、インクを収容する収容部に供給口からの空気の流入を防ぐことのできるカートリッジの提供。
【解決手段】液体を収容する収容部を内包するケース57と、ケース57に設けられ、収容部に収容された液体を外部装置に供給する供給口55と、供給口55をケース57の外側から塞ぐカバー141と、ケース57においてカバー141が重なる領域に設けられ、カバー141とケース57とによって区画される空間とケース57の外部とを連通させる連通孔111と、カバー141のケース57側に設けられ、供給口55と連通孔111とを覆うシール部材143と、を有し、シール部材143に、供給口55とシール部材143とによって囲まれる領域のうち第1室167から第2室169に至る溝157が設けられているカートリッジ。
【選択図】図10

Description

本発明は、カートリッジ等に関する。
流動性を有する液状の物質である液体を収容するカートリッジにおいて、例えば、液体の一例であるインクをインクジェットプリンターに供給するためのカートリッジが知られている。このようなカートリッジでは、従来、カートリッジ内に収容するインクをインクジェットプリンターに供給する供給口をキャップで保護するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−112915号公報
しかしながら、供給口をキャップで塞ぐときに、カートリッジとキャップとによって区画された空間が圧縮され、カートリッジのうちインクを収容する収容部に供給口から空気(大気)が流入する可能性がある。供給口から収容部に空気が流入すると、流入した空気がインクに溶けたり、気泡としてインクに混入したりする。インクに溶けた空気や、インクに混入した気泡は、記録ヘッドにおけるインクの吐出性能を低下させる要因になることがある。
インクに溶けた空気は、インクの供給経路や記録ヘッド内で気泡として現れることがある。また、インクに混入していた気泡が記録ヘッドに到達することもある。記録ヘッド内のインクに気泡が混じっていると、気泡によってインクの吐出性能が低下することがある。吐出性能の低下としては、例えば、インク滴の量が規定範囲から外れたり、インク滴が吐出されなかったり、インク滴の進行方向がずれたりすることなどが挙げられる。
このような吐出性能の低下は、空気が混入したインクに起因するものである。吐出性能の低下を誘発するという観点から、空気が混入したインクは、品質が劣化しているとみなされ得る。このように、従来のカートリッジでは、液体の品質を保つことが困難であるという課題がある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現され得る。
[適用例1]液体を収容する収容部を内包するケースと、前記ケースに設けられ、前記収容部に収容された前記液体を外部装置に供給する供給口と、前記供給口を前記ケースの外側から塞ぐ蓋と、前記ケースにおいて、前記供給口を塞ぐ前記蓋が重なる領域に設けられ、前記蓋と前記ケースとによって区画される空間と前記ケースの外部とを連通させる連通口と、前記蓋の前記ケース側に設けられ、前記供給口と前記連通口とを覆うシール部材と、を有し、前記シール部材に、前記供給口に重なる領域から前記連通口に重なる領域に至る溝が設けられている、ことを特徴とするカートリッジ。
この適用例のカートリッジでは、供給口を塞ぐ蓋がケースに重なる領域に連通口が設けられている。このため、蓋は、供給口と連通口とを塞ぐ。蓋のケース側には、供給口と連通口とを覆うシール部材が設けられている。そして、シール部材に、供給口に重なる領域から連通口に重なる領域に至る溝が設けられている。供給口を蓋で塞ぐときに、ケースとキャップとによって区画された空間が圧縮されても、供給口とシール部材とによって挟まれた大気を、シール部材に設けられた溝を通って連通口からケースの外部に逃がすことができる。これにより、供給口から収容部に大気が流入することを避けやすい。このため、収容部内の液体に大気が混入することを避けやすいので、液体の品質を保ちやすい。
[適用例2]上記のカートリッジであって、前記溝の深さが、前記シール部材の厚みの半分よりも浅い、ことを特徴とするカートリッジ。
この適用例によれば、溝の深さがシール部材の厚みの半分よりも浅いので、溝の部位におけるシール部材の厚みを他の部位における厚みの半分以上に維持することができる。これにより、溝の部位から液体が蒸発することを抑えやすい。
[適用例3]上記のカートリッジであって、平面視で、前記溝の延在方向とは交差する方向である交差方向における前記溝の幅が、前記交差方向における前記シール部材の幅寸法の半分以下である、ことを特徴とするカートリッジ。
この適用例によれば、交差方向において、溝の幅がシール部材の幅寸法の半分以下なので、シール部材の幅寸法から溝の幅を除いた寸法を溝の幅よりも大きくすることができる。これにより、溝の部位から液体が蒸発することを抑えやすい。
本実施形態における液体噴射システムの構成を示す斜視図。 本実施形態におけるカートリッジの構成を示す外観斜視図。 本実施形態におけるカートリッジの構成を示す分解斜視図。 本実施形態におけるカートリッジ内の構成を説明する図。 本実施形態におけるカートリッジを示す底面図。 本実施形態におけるカートリッジの内部を模式的に示す図。 本実施形態におけるカートリッジの内部を模式的に示す図。 本実施形態におけるカートリッジの内部を模式的に示す図。 本実施形態におけるキャップを示す斜視図。 本実施形態におけるカートリッジにキャップを装着したときの部分断面図。
液体噴射システムを例に、実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、各図面において、それぞれの構成を認識可能な程度の大きさにするために、構成や部材の縮尺が異なっていることがある。
[液体噴射システムの構成]
液体噴射システム1は、図1に示すように、プリンター5と、液体としてのインクを収容する液体収容容器の一例であるカートリッジ7と、を有している。なお、図1には、相互に直交する座標軸であるXYZ軸が付されている。これ以降に示す図についても必要に応じてXYZ軸が付されている。図1では、プリンター5は、X軸方向とY軸方向とによって規定される水平な平面に配置されている。Z軸方向は、水平な平面に直交する方向であり、Z軸負方向が鉛直下方向となる。
プリンター5は、副走査送り機構と、主走査送り機構と、ヘッド駆動機構を有している。副走査送り機構は、図示しない紙送りモーターを動力とする紙送りローラー11を用いて印刷用紙Pを副走査方向に搬送する。主走査送り機構は、キャリッジモーター13の動力を用いて、駆動ベルト15に接続されたキャリッジ17を主走査方向に往復動させる。プリンター5の主走査方向はY軸方向であり、副走査方向はX軸方向である。ヘッド駆動機構は、キャリッジ17に備えられた印刷ヘッド19を駆動して液体としてのインクの吐出及びドット形成を実行する。プリンター5は、さらに、上述した各機構を制御するための制御部21を備えている。印刷ヘッド19は、フレキシブルケーブル23を介して制御部21に接続されている。
キャリッジ17は、ホルダー25と、印刷ヘッド19とを備えている。ホルダー25は、複数のカートリッジ7を装着可能に構成されており、印刷ヘッド19の上側に配置されている。本実施形態では、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの4種類のカートリッジ7が、ホルダー25に1つずつ装着される。4つのカートリッジ7は、それぞれ、ホルダー25に対して着脱可能に構成されている。なお、カートリッジ7の種類は、上記の4種類に限定されず、他の任意の種類も採用され得る。また、ホルダー25に装着可能なカートリッジ7の個数は、4つに限定されず、1つ以上の任意の個数が採用され得る。印刷ヘッド19は、インクを吐出することによりインクを噴射する液体噴射部として機能する。
[カートリッジの外観構成]
カートリッジ7は、図2に示すように、第1壁41と、第2壁43と、第3壁45と、第4壁47と、第5壁49と、第6壁51とを有する。第1壁41〜第6壁51のそれぞれの表面は、カートリッジ7の外壁を構成する。また、第1壁41〜第6壁51のそれぞれの裏面は、カートリッジ7の内壁を構成する。第1壁41と第2壁43とは互いに対向する。第3壁45と第4壁47とは互いに対向する。第5壁49と第6壁51とは互いに対向する。これらの外壁のうち、第5壁49と第6壁51の表面は、面積が最も大きい最大外壁である。本実施形態では、最大外壁である第5壁49または第6壁51に対して垂直な方向が、Y軸方向である。
第5壁49には、外部とカートリッジ7内部とが連通され、カートリッジ7の外側からカートリッジ7の内部へ空気を取り込むための大気連通孔53が形成されている。また、第2壁43にはカートリッジ7内部の液体収容部に収容されたインクをプリンター5へ供給する供給口55が設けられている。カートリッジ7がプリンター5に装着される際には、供給口55がプリンター5に設けられた供給管(図示せず)に接続される。プリンター5には、カートリッジ7の供給口55から供給管を介してインクが供給される。プリンター5の供給管に供給されたインクは、図示しないチューブを介して印刷ヘッド19に供給される。
なお、本実施形態では、カートリッジ7にキャップ56が付属している。カートリッジ7が未使用の状態において、キャップ56が供給口55に被せられている。キャップ56によって、供給口55を塞ぐことができる。供給口55をキャップ56で塞ぐことによって、供給口55からインクが漏れたり、供給口55からインクの液体成分が蒸発したりすることを低く抑えることができる。なお、作業者は、カートリッジ7をプリンター5に装着するときに、キャップ56を供給口55から外してからカートリッジ7をプリンター5に装着する。つまり、カートリッジ7は、キャップ56が供給口55から外された状態で、プリンター5に装着される。
[カートリッジの詳細構成]
カートリッジ7は、図3に示すように、ケース57と、蓋部材59とを備える。ケース57と蓋部材59とによりカートリッジ7の外壁が構成される。また、カートリッジ7は、弁ユニット61と、コイルばね63と、受圧板65と、シート部材(フィルム部材)67と、を備える。ケース57及び蓋部材59は、それぞれ、例えば、ナイロンやポリプロピレン等の合成樹脂により形成されている。また、シート部材67は、合成樹脂(例えば、ナイロンや、ポリプロピレン等)により形成され、可撓性を有する。
ケース57は、内壁71を有しており、内壁71によって凹形状が形成される。また、ケース57の一側面は開口している。ケース57の一側面の開口を覆うようにシート部材67がケース57に接合されている。これにより、インクを収容するための液体収容部73が形成される。すなわち、液体収容部73は、カートリッジ7の内部空間を区画する内壁71と可撓性のシート部材67とで形成されている。そして、これにより、液体収容部73の容積を変化させることができる。シート部材67は、液体収容部73の容積の変化に追従し易いよう、あらかじめ内壁71の凹形状に沿って押し伸ばされた状態でケース57に接合されている。シート部材67には、通気孔75が形成されている。
カートリッジ7の状態において、通気孔75は、弁ユニット61によって塞がれている。蓋部材59に、大気連通孔53が設けられているので、シート部材67と蓋部材59との間の空間は、カートリッジ7の外側と連通している。このため、シート部材67と蓋部材59との間の空間には、大気が介在している。そして、液体収容部73内のインクが減少すると、弁ユニット61が開状態となり、通気孔75が開放される。このため、カートリッジ7の外側の大気が大気連通孔53及び通気孔75を通って液体収容部73に流通し得る。そして、大気が液体収容部73に流入することによって、液体収容部73の圧力低下が軽減されると、弁ユニット61が閉状態となる。これにより、通気孔75が弁ユニット61によって塞がれる。このような動作により、液体収容部73の圧力が、印刷ヘッド19にインクを供給するのに適した適切な圧力範囲に維持される。
コイルばね63は、図3に簡略化して示すように、円錐台形状に巻かれている。コイルばね63は、液体収容部73内に配置されている。コイルばね63は、ケース57の内壁71のうちカートリッジ7の第6壁51の裏面にに相当する内壁77と、受圧板65との間に設けられる。受圧板65は、コイルばね63のシート部材67側に設けられ、液体収容部73内に配置される。コイルばね63の下底部分は、第6壁51の裏面によって形成された内壁77と当接する。コイルばね63の上底部分は、受圧板65のシート部材67側の面とは反対側の面に当接する。また、コイルばね63の上底部分は、受圧板65の略中央部分に当接する。なお、受圧板65は、ポリプロピレン等の合成樹脂や、ステンレスなどの金属により形成される。
コイルばね63は、受圧板65をシート部材67側に向かって付勢する。言い換えると、コイルばね63は、Y軸負方向に受圧板65を付勢する。すなわち、コイルばね63は、液体収容部73の容積を拡大する方向に受圧板65を付勢する。コイルばね63は、Y軸方向に沿った方向である方向Ad(図3)に沿って伸縮(移動)する。
蓋部材59は、シート部材67の受圧板65側とは反対側に設けられている。蓋部材59は、シート部材67を覆うようにケース57に取り付けられている。これにより、シート部材67が外部から保護される。
供給口55は、図4に示すように、第2壁43から外側に向かって開口している。図3及び図4に示すように、供給口55内の液体収容部73から外部に向けてインクが流通する流路内には、フォームやフィルターなどのメニスカス形成部材79が配置されている。メニスカス形成部材79は、例えば、ポリエチレンテレフタレート等の合成樹脂により形成されている。カートリッジ7がプリンター5に装着された状態において、メニスカス形成部材79は、プリンター5に設けられた供給管に接触し、インクをプリンター5側へ流通させる。
図3及び図4に示すように、カートリッジ7は、プリズム81を備える。プリズム81は、液体収容部73内に突出しており、光学的にインクが存在するか否かを検出するための液体検出部として機能する。プリズム81は、例えばポリプロピレン等の合成樹脂により形成された光透過性を有する部材である。プリズム81を構成する部材は、適度な光透過性を持っていれば、透明でなくても良い。液体収容部73内にインクが存在するか否かは、例えば次のように検出される。プリンター5に、発光素子と受光素子を備えた光学センサーが設けられている。発光素子から、プリズム81に向けて光が射出される。インクがプリズム81の周辺に存在する場合は、光はプリズム81を透過して、液体収容部73内へ向う。一方、インクがプリズム81の周辺に存在しない場合は、発光素子から射出された光はプリズム81の2つの反射面によって反射され、受光素子に到達する。受光素子に光が到達したかどうかに基づいて、液体収容部73内にインクが存在するか否かをプリンター5が判定する。なお、インクの存否は、制御部21において判定される。
カートリッジ7は、図5に示すように、連通孔111を有している。連通孔111は、図4及び図5に示すように、供給口55内に設けられている。連通孔111は、供給口55内において、メニスカス形成部材79の領域よりも外側に設けられている。メニスカス形成部材79の領域と、連通孔111との間に、隔壁113が設けられている。隔壁113は、Y軸方向に延在しており、供給口55内をX軸方向に二分している。隔壁113は、Y軸方向において供給口55にわたって設けられている。隔壁113によって、メニスカス形成部材79の領域と、連通孔111との間が仕切られている。連通孔111は、ケース57内を通って、シート部材67に重なる領域の外側において、ケース57と蓋部材59との間に通じている。連通孔111は、図4に示すように、連通室115に通じている。連通室115は、ケース57において、液体収容部73の外側に設けられている。
カートリッジ7におけるインクの流れと、大気の流れについて説明する。カートリッジ7において、インク117は、図6に示すように、ケース57とシート部材67とによって区画される液体収容部73に収容されている。弁ユニット61(図4)は、液体収容部73内に設けられている。弁ユニット61は、図6に示すカバーバルブ121と、レバーバルブ123と、ばね部材125と、を含む。
カバーバルブ121には、大気導入口131が設けられている。大気導入口131は、カバーバルブ121を貫通している。大気導入口131は、カートリッジ7内において、液体収容部73の内部と外部とを連通させる連通路として機能する。レバーバルブ123は、カバーバルブ121の蓋部材59側とは反対側に設けられている。レバーバルブ123は、弁部133と、レバー部135と、を含む。弁部133は、カバーバルブ121の大気導入口131に重なっている。レバー部135は、弁部133から、受圧板65と内壁77との間の領域内に延在している。ばね部材125は、レバーバルブ123のカバーバルブ121側とは反対側に設けられている。ばね部材125は、レバーバルブ123の弁部133をカバーバルブ121側に向かって付勢している。これにより、カバーバルブ121の大気導入口131が、弁部133によって塞がれている。以下において、大気導入口131が弁部133によって塞がれている状態は、弁ユニット61が閉状態であると表現される。
液体収容部73内のインク117が消費されていくと、受圧板65は、図7に示すように、内壁77側に向かって変位する。受圧板65が内壁77側に向かって変位すると、受圧板65がレバー部135を内壁77側に向かって押す。これにより、弁部133の姿勢が変化し、弁部133とカバーバルブ121との間に隙間が発生する。これにより、大気導入口131と液体収容部73とが連通する。以下において、弁部133とカバーバルブ121との間に隙間が発生することによって、大気導入口131と液体収容部73とが連通する状態は、弁ユニット61が開状態であると表現される。弁ユニット61が開状態になると、液体収容部73の外側の大気が大気導入口131を通って液体収容部73の内部に流入する。
大気が大気導入口131を通って液体収容部73の内部に流入すると、受圧板65は、図8に示すように、蓋部材59側に向かって変位する。つまり、大気が大気導入口131を通って液体収容部73の内部に流入することによって、図7に示す状態に比較して、液体収容部73の容積が増大する。これにより、液体収容部73内の負圧が軽減する(大気圧に近づく)。そして、液体収容部73にある程度の大気が導入されると、受圧板65がレバー部135から離れる。これにより、弁部133が大気導入口131を塞ぐ。すなわち、弁ユニット61が閉状態となる。このように、液体収容部73のインク117の消費に伴って、液体収容部73内の負圧が大きくなると一次的にレバーバルブ123が開状態になることで液体収容部73内の圧力を適切な圧力範囲に維持することが可能となる。
連通孔111は、供給口55内から、ケース57の第2壁43を貫通して、連通室115に連通している。つまり、供給口55内と連通室115とが、連通孔111を介して連通している。連通室115は、蓋部材59とシート部材67との間の隙間を介して大気連通孔53に連通している。このため、供給口55内は、ケース57内を通ってケース57の外側に通じている。これにより、供給口55の内部を供給口55の外側から封止したときに、供給口55内の圧力と、ケース57の外部の圧力(大気圧)との差異を軽減することができる。
本実施形態では、カートリッジ7をプリンター5に装着するときに、ホルダー25内において、供給口55が封止された状態になる。そして、供給口55が封止された状態で、供給口55内のメニスカス形成部材79がプリンター5側の供給管に当接する。これにより、インク117が供給口55内から外に漏出することを抑えることができる。カートリッジ7のプリンター5への装着に際して供給口55が封止されるとき、供給口55内の圧力が高くなることがある。このとき、供給口55内の圧力の上昇によって、供給口55内の大気がメニスカス形成部材79を通って液体収容部73内に流入することがある。大気が液体収容部73内に流入すると、流入した大気が気泡となってプリンター5の印刷ヘッド19に到達することが考えられる。印刷ヘッド19内に気泡が混入すると、気泡によってインク117の吐出性能が低下することがある。
このようなことに対して、本実施形態では、供給口55の内部が、連通孔111、連通室115、及び大気連通孔53を介してケース57の外側に通じている。このため、カートリッジ7のプリンター5への装着に際して供給口55が封止されるとき、供給口55内の圧力が高くなっても、供給口55内の大気を連通孔111、連通室115、及び大気連通孔53を介してケース57の外側に逃がすことができる。これにより、供給口55内の圧力と、ケース57の外部の圧力(大気圧)との差異が軽減され得る。
キャップ56は、図9に示すように、カバー141と、シール部材143と、を有している。カバー141は、例えば、ナイロンやポリプロピレン等の合成樹脂により形成されている。カバー141には、凹部145と、繋止爪147と、繋止爪149と、着脱レバー151と、が設けられている。凹部145は、Z軸負方向に向かって凹となる向きに設けられている。凹部145は、隔壁153aと、隔壁153bと、隔壁154aと、隔壁154bとによって囲まれている。隔壁153aと隔壁153bとは、Y軸方向に互いに隙間をあけた状態で、互いに対峙している。隔壁154aと隔壁154bとは、X軸方向に互いに隙間をあけた状態で、互いに対峙している。
シール部材143は、凹部145内に収容されている。繋止爪147は、隔壁154aの隔壁154b側に設けられている。繋止爪147と隔壁154bとの間には、隙間が設けられている。繋止爪147と隔壁154bとの間に、シール部材143が収容されている。このため、繋止爪147は、隔壁154aとシール部材143との間に設けられている。繋止爪149は、隔壁154bのシール部材143側とは反対側に設けられている。つまり、繋止爪149は、平面視で、凹部145内の領域の外側に設けられている。繋止爪147と繋止爪149とは、平面視で、シール部材143及び隔壁154bを挟んで互いに対峙している。
なお、シール部材143には、溝157が設けられている。溝157については、詳細を後述する。着脱レバー151は、隔壁154bのシール部材143側とは反対側に設けられている。着脱レバー151は、隔壁154bから凹部145の外側に向かって遠ざかる向きに、且つZ軸正方向に向かって延びている。なお、繋止爪149は、着脱レバー151に設けられている。
キャップ56は、図2に示すように、繋止爪147をカートリッジ7の被繋止部161に繋止し、繋止爪149をカートリッジ7の被繋止部163に繋止することによって、カートリッジ7に装着される。
キャップ56がカートリッジ7に装着された状態において、供給口55は、図10に示すように、キャップ56のカバー141によって外側から覆われる。なお、キャップ56がカートリッジ7に装着された状態で、着脱レバー151をカートリッジ7側とは反対側に(Z軸負方向)たわませることによって、繋止爪149を被繋止部163から外すことができる。これにより、キャップ56をカートリッジ7から外すことができる。
キャップ56がカートリッジ7に装着された状態では、シール部材143が供給口55に対面する。シール部材143は、例えば、ゴムやエラストマーなどの弾性を有する材料で構成されている。そして、本実施形態では、シール部材143が供給口55に押圧された状態で、シール部材143が供給口55を封止する。シール部材143が供給口55を封止した状態では、シール部材143の供給口55が当接する部位が凹む。これにより、シール部材143が供給口55を封止した状態において、供給口55の気密性が高められる。
シール部材143に設けられる溝157は、図10に示すように、シール部材143のカートリッジ7側に設けられている。溝157は、シール部材143のカートリッジ7側とは反対側(Z軸負方向)に向かって凹となる向きに設けられている。溝157は、X軸方向に延在している。溝157は、隔壁113に重なる領域に設けられている。溝157の底は、隔壁113の先端の位置よりもZ軸負方向に低い位置にある。つまり、溝157の深さは、隔壁113によって閉塞されない深さに設定されている。溝157は、隔壁113に交差する方向に延在しており、隔壁113のメニスカス形成部材79側から連通孔111側にわたって設けられている。このため、供給口55内とシール部材143とによって囲まれた領域のうち、隔壁113よりもメニスカス形成部材79側の領域である第1室167と、隔壁113よりも連通孔111側の領域である第2室169とは、溝157を介して互いに連通している。
ところで、供給口55にキャップ56を装着して供給口55を封止するときに、供給口55内の圧力が高くなることがある。このとき、供給口55内の圧力の上昇によって、供給口55内の大気がメニスカス形成部材79を通って液体収容部73内に流入することがある。大気が液体収容部73内に流入すると、流入した大気が気泡となってプリンター5の印刷ヘッド19に到達することが考えられる。印刷ヘッド19内に気泡が混入すると、気泡によってインク117の吐出性能が低下することがある。吐出性能の低下としては、例えば、インク滴の量が規定範囲から外れたり、インク滴が吐出されなかったり、インク滴の進行方向がずれたりすることなどが挙げられる。このような吐出性能の低下は、大気が混入したインク117に起因するものである。吐出性能の低下を誘発するという観点から、大気が混入したインク117は、品質が劣化しているとみなされ得る。
このようなことに対して、本実施形態では、シール部材143に溝157が設けられている。このため、キャップ56のカートリッジ7への装着に際して供給口55が封止されるとき、第1室167内の圧力が高くなっても、第1室167内の大気を溝157、第2室169、連通孔111、連通室115、及び大気連通孔53を介してケース57の外側に逃がすことができる。これにより、第1室167内の圧力と、ケース57の外部の圧力(大気圧)との差異が軽減され得る。これにより、供給口55内の大気がメニスカス形成部材79を通って液体収容部73内に流入することを避けやすい。このため、液体収容部73内のインク117に大気が混入することを避けやすいので、インク117の品質を保ちやすい。
本実施形態において、液体収容部73が収容部に対応し、カバー141が蓋に対応し、連通孔111が連通口に対応している。
なお、本実施形態では、溝157の深さは、シール部材143の厚みの半分よりも浅い。溝157の深さがシール部材143の厚みの半分よりも浅いので、溝157の部位におけるシール部材143の厚みを他の部位における厚みの半分以上に維持することができる。これにより、溝157の部位からインク117の液体成分が蒸発することを抑えやすくすることができる。
また、本実施形態では、平面視で、溝157の延在方向(X軸方向)とは交差する方向である交差方向(Y軸方向)における溝157の幅が、交差方向におけるシール部材143の幅寸法の半分以下である。交差方向において、溝157の幅がシール部材143の幅寸法の半分以下なので、シール部材143の幅寸法から溝157の幅を除いた寸法を溝157の幅よりも大きくすることができる。これにより、溝157の部位からインク117の液体成分が蒸発することを抑えやすくすることができる。
本発明は、インクジェットプリンター及びそのインクカートリッジに限らず、インク以外の他の液体を噴射する任意の印刷装置及びそのカートリッジにも適用することができる。例えば、以下のような各種の印刷装置及びそのカートリッジに適用可能である。
(1)ファクシミリ装置等の画像記録装置。(2)液晶ディスプレイ等の画像表示装置用のカラーフィルターの製造に用いられる色材噴射する印刷装置。(3)有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイや、面発光ディスプレイ(Field Emission Display、FED)等の電極形成に用いられる電極材を噴射する印刷装置。(4)バイオチップ製造に用いられる生体有機物を含む液体を噴射する印刷装置。(5)精密ピペットとしての試料印刷装置。(6)潤滑油の印刷装置。(7)樹脂液の印刷装置。(8)時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する印刷装置。(9)光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂液等の透明樹脂液を基板上に噴射する印刷装置。(10)基板などをエッチングするために酸性又はアルカリ性のエッチング液を噴射する印刷装置。(11)他の任意の微小量の液滴を吐出させる液体噴射ヘッドを備える印刷装置。
なお、「液滴」とは、印刷装置から吐出される液体の状態をいい、粒状、涙状、糸状に尾を引くものも含むものとする。また、「液体」とは、印刷装置が噴射させることができるような材料であれば良い。例えば、「液体」は、物質が液相であるときの状態の材料であれば良く、粘性の高い又は低い液状態の材料、及び、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)のような液状態の材料も「液体」に含まれる。また、物質の一状態としての液体のみならず、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散または混合されたものなども「液体」に含まれる。上記のような「液体」を、「液状体」とも表現することができる。液体や液状体の代表的な例としては上記実施形態で説明したようなインクや液晶等が挙げられる。ここで、インクとは一般的な水性インクおよび油性インク並びにジェルインク、ホットメルトインク等の各種の液体状組成物を包含するものとする。
1…液体噴射システム、5…プリンター、7…カートリッジ、41…第1壁、43…第2壁、45…第3壁、47…第4壁、49…第5壁、51…第6壁、53…大気連通孔、55…供給口、56…キャップ、57…ケース、59…蓋部材、73…液体収容部、111…連通孔、113…隔壁、115…連通室、117…インク、141…カバー、143…シール部材、145…凹部、147…繋止爪、149…繋止爪、151…着脱レバー、153a,153b…隔壁、154a,154b…隔壁、157…溝、161…被繋止部、163…被繋止部、167…第1室、169…第2室。

Claims (3)

  1. 液体を収容する収容部を内包するケースと、
    前記ケースに設けられ、前記収容部に収容された前記液体を外部装置に供給する供給口と、
    前記供給口を前記ケースの外側から塞ぐ蓋と、
    前記ケースにおいて、前記供給口を塞ぐ前記蓋が重なる領域に設けられ、前記蓋と前記ケースとによって区画される空間と前記ケースの外部とを連通させる連通口と、
    前記蓋の前記ケース側に設けられ、前記供給口と前記連通口とを覆うシール部材と、を有し、
    前記シール部材に、前記供給口に重なる領域から前記連通口に重なる領域に至る溝が設けられている、
    ことを特徴とするカートリッジ。
  2. 前記溝の深さが、前記シール部材の厚みの半分よりも浅い、
    ことを特徴とする請求項1に記載のカートリッジ。
  3. 平面視で、前記溝の延在方向とは交差する方向である交差方向における前記溝の幅が、前記交差方向における前記シール部材の幅寸法の半分以下である、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のカートリッジ。
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