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JP2014051863A - 炭化水素含有地層の処理方法、炭化水素の回収方法および炭化水素含有地層処理用組成物 - Google Patents

炭化水素含有地層の処理方法、炭化水素の回収方法および炭化水素含有地層処理用組成物 Download PDF

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JP2014051863A
JP2014051863A JP2012198826A JP2012198826A JP2014051863A JP 2014051863 A JP2014051863 A JP 2014051863A JP 2012198826 A JP2012198826 A JP 2012198826A JP 2012198826 A JP2012198826 A JP 2012198826A JP 2014051863 A JP2014051863 A JP 2014051863A
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JP
Japan
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group
carbon atoms
hydrocarbon
alkyl group
ring
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Application number
JP2012198826A
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English (en)
Inventor
Takeshi Iwasa
毅 岩佐
Kazuhiro Kunisada
一宏 國定
Kota Yamada
耕太 山田
Toshinori Tomita
年則 冨田
Keisuke Mori
圭介 森
Katsuya Ueno
勝也 上野
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AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Publication date
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Abstract

【課題】炭化水素含有地層中のブラインや液状炭化水素を除去するのに必要な処理液の量を少なくできる炭化水素含有地層の処理方法および炭化水素の回収方法ならびに炭化水素含有地層中のブラインや液状炭化水素を少ない使用量で除去できる炭化水素含有地層処理用組成物を提供する。
【解決手段】特定の含フッ素界面活性剤と、特定の溶媒とを含む炭化水素含有地層処理用組成物;該組成物を、炭化水素含有地層に注入するステップを有する炭化水素含有地層の処理方法;および、該処理方法を実施した後に、炭化水素含有地層内から炭化水素を回収する方法。
【選択図】図1

Description

本発明は、炭化水素含有地層の処理方法、炭化水素含有地層からの炭化水素の回収方法および炭化水素含有地層処理用組成物に関する。
技術の進歩に伴い、従来では回収が難しいと考えられていた炭化水素含有地層から炭化水素(天然ガス、石油等)を回収する方法(たとえば、頁岩(シェール)を含む地層から天然ガス(シェールガス)を回収する方法)が開発され、注目されている。
炭化水素含有地層からの炭化水素の回収方法としては、炭化水素含有地層に割れ目(フラクチャ)を形成し、割れ目を介して炭化水素含有地層の隙間に溜まっている炭化水素を回収する方法が提案されている。また、炭化水素含有地層に割れ目を形成する方法としては、炭化水素含有地層まで掘削された坑井(ガス井または油井)にフラクチャリング流体(プロパント(砂等)、添加剤を含む水)を高圧で注入して坑井近傍領域の炭化水素含有地層に割れ目を形成するとともに、プロパントによって割れ目を支持する水圧破砕法が提案されている。
炭化水素含有地層に形成された割れ目には、フラクチャリング流体の水、炭化水素含有地層にもともと含まれていた水等に由来するブライン(電解質を含む水)や、炭化水素含有地層にもともと含まれていたコンデンセートと呼ばれる液状炭化水素が存在することがある。ブラインや液状炭化水素が割れ目に存在すると、割れ目が閉塞し、目的とする炭化水素の回収が阻害されることがある。
そこで、炭化水素含有地層の割れ目に存在するブラインや液状炭化水素を除去する方法として、下記の方法が提案されている。
(1)ノニオン性含フッ素ポリマーと、多価アルコールと、1価アルコールとを含む処理液を炭化水素含有地層に注入し、ブラインや液状炭化水素を除去する方法(特許文献1)。
(2)カチオン性含フッ素ポリマーと、水または有機溶媒とを含む処理液を炭化水素含有地層に注入し、ブラインや液状炭化水素を除去する方法(特許文献2)。
(3)含フッ素シラン化合物と、溶媒とを含む処理液を炭化水素含有地層に接触させ、ブラインや液状炭化水素を除去する方法(特許文献3)。
しかし、(1)〜(3)の方法では、ブラインや液状炭化水素を除去するのに必要な処理液の量が多いため経済的ではない。また、炭化水素含有地層の処理によって発生する廃液に含まれる含フッ素ポリマーや含フッ素シラン化合物の量が多いため、廃液の処理が困難である。
国際公開第2008/024865号 国際公開第2010/009182号 国際公開第2010/009296号
本発明は、炭化水素含有地層中のブラインや液状炭化水素を除去するのに必要な処理液の量を少なくできる炭化水素含有地層の処理方法および炭化水素の回収方法ならびに炭化水素含有地層中のブラインや液状炭化水素を少ない使用量で除去できる炭化水素含有地層処理用組成物を提供する。
本発明の炭化水素含有地層の処理方法は、下式で表される化合物(1)、化合物(2)、化合物(3)、化合物(4)、化合物(5)、化合物(6)、化合物(7)、化合物(8)、化合物(9)、化合物(10)、化合物(11)および下記の共重合体からなる群から選ばれる少なくとも1つの化合物を含む含フッ素界面活性剤と、水、炭素数1〜4の1価アルコール、炭素数2〜4のエーテルおよび炭素数3〜4のケトンからなる群から選ばれる少なくとも1つの化合物を含む溶媒とを含む炭化水素含有地層処理用組成物を、炭化水素含有地層に注入するステップを有する。
Figure 2014051863
ただし、Rf11は、炭素数1〜14の、ペルフルオロアルキル基またはペルフルオロエーテル基であり、R11は、置換基を有してもよい炭素数5〜18のアルキル基であり、R12は、置換基を有してもよい炭素数2〜6のアルキレン基であり、R13およびR14は、それぞれ、置換基を有していてもよい炭素数1〜6のアルキル基であり、R13およびR14が連結して炭素数4〜12の環を形成してもよく、該環を形成する炭素原子が、水素原子またはアルキル基のいずれかが結合した窒素原子または酸素原子に置換されていてもよく、A11は、2価の連結基である。
Figure 2014051863
ただし、Rf21は、炭素数1〜14の、ペルフルオロアルキル基またはペルフルオロエーテル基であり、R21は、置換基を有してもよい炭素数5〜18のアルキル基であり、R22は、置換基を有してもよい炭素数2〜6のアルキレン基であり、R23およびR24は、それぞれ、置換基を有していてもよい炭素数1〜6のアルキル基であり、R23およびR24が連結して炭素数4〜12の環を形成してもよく、該環を形成する炭素原子が、水素原子またはアルキル基のいずれかが結合した窒素原子または酸素原子に置換されていてもよく、A21は、2価の連結基である。
Figure 2014051863
ただし、Rf31は、炭素数1〜14の、ペルフルオロアルキル基またはペルフルオロエーテル基であり、R31は、置換基を有してもよい炭素数5〜18のアルキル基であり、R32は、置換基を有してもよい炭素数2〜6のアルキレン基であり、R33およびR34は、それぞれ、置換基を有していてもよい炭素数1〜6のアルキル基であり、R33およびR34が連結して炭素数4〜12の環を形成してもよく、該環を形成する炭素原子が、水素原子またはアルキル基のいずれかが結合した窒素原子または酸素原子に置換されていてもよく、A31は、2価の連結基である。
Figure 2014051863
ただし、Rf41は、炭素数1〜14の、ペルフルオロアルキル基またはペルフルオロエーテル基であり、R41は、置換基を有してもよい炭素数5〜18のアルキル基であり、R42は、置換基を有してもよい炭素数2〜6のアルキレン基であり、R43およびR44は、それぞれ、置換基を有していてもよい炭素数1〜6のアルキル基であり、R43およびR44が連結して炭素数4〜12の環を形成してもよく、該環を形成する炭素原子が、水素原子またはアルキル基のいずれかが結合した窒素原子または酸素原子に置換されていてもよく、A41は、2価の連結基である。
Figure 2014051863
ただし、Rf51は、炭素数1〜14の、ペルフルオロアルキル基またはペルフルオロエーテル基であり、Rf52は、炭素数1〜14の、ペルフルオロアルキル基またはペルフルオロエーテル基であり、R51は、置換基を有してもよい炭素数2〜6のアルキレン基であり、R52およびR53は、それぞれ、置換基を有していてもよい炭素数1〜6のアルキル基であり、R52およびR53が連結して炭素数4〜12の環を形成してもよく、該環を形成する炭素原子が、水素原子またはアルキル基のいずれかが結合した窒素原子または酸素原子に置換されていてもよく、A51は、2価の連結基であり、A52は、2価の連結基である。
Figure 2014051863
ただし、Rf61は、炭素数1〜14の、ペルフルオロアルキル基またはペルフルオロエーテル基であり、Rf62は、炭素数1〜14の、ペルフルオロアルキル基またはペルフルオロエーテル基であり、R61は、置換基を有してもよい炭素数2〜6のアルキレン基であり、R62およびR63は、それぞれ、置換基を有していてもよい炭素数1〜6のアルキル基であり、R62およびR63が連結して炭素数4〜12の環を形成してもよく、該環を形成する炭素原子が、水素原子またはアルキル基のいずれかが結合した窒素原子または酸素原子に置換されていてもよく、A61は、2価の連結基であり、A62は、2価の連結基である。
Figure 2014051863
ただし、Rf71は、炭素数1〜14の、ペルフルオロアルキル基またはペルフルオロエーテル基であり、Rf72は、炭素数1〜14の、ペルフルオロアルキル基またはペルフルオロエーテル基であり、R71は、置換基を有してもよい炭素数2〜6のアルキレン基であり、R72およびR73は、それぞれ、置換基を有していてもよい炭素数1〜6のアルキル基であり、R72およびR73が連結して炭素数4〜12の環を形成してもよく、該環を形成する炭素原子が、水素原子またはアルキル基のいずれかが結合した窒素原子または酸素原子に置換されていてもよく、A71は、2価の連結基であり、A72は、2価の連結基である。
Figure 2014051863
ただし、Rf81は、炭素数1〜14の、ペルフルオロアルキル基またはペルフルオロエーテル基であり、R81は、置換基を有してもよい炭素数2〜6のアルキレン基であり、R82およびR83は、それぞれ、置換基を有していてもよい炭素数1〜6のアルキル基であり、R82およびR83が連結して炭素数4〜12の環を形成してもよく、該環を形成する炭素原子が、水素原子またはアルキル基のいずれかが結合した窒素原子または酸素原子に置換されていてもよく、A81は、2価の連結基である。
Figure 2014051863
ただし、Rf91は、炭素数1〜14の、ペルフルオロアルキル基またはペルフルオロエーテル基であり、Rf92は、炭素数1〜14の、ペルフルオロアルキル基またはペルフルオロエーテル基であり、R91は、置換基を有してもよい炭素数2〜6のアルキレン基であり、R92およびR93は、それぞれ、置換基を有していてもよい炭素数1〜6のアルキル基であり、R92およびR93が連結して炭素数4〜12の環を形成してもよく、該環を形成する炭素原子が、水素原子またはアルキル基のいずれかが結合した窒素原子または酸素原子に置換されていてもよく、A91は、2価の連結基であり、A92は、2価の連結基である。
Figure 2014051863
ただし、Rf101は、炭素数1〜14の、ペルフルオロアルキル基またはペルフルオロエーテル基であり、R101は、水素原子または炭素数1〜3のアルキル基であり、R102およびR103は、それぞれ、炭素数1〜4のアルキル基であり、mは、2〜6の整数である。
Figure 2014051863
ただし、Rf111は、炭素数1〜14の、ペルフルオロアルキル基またはペルフルオロエーテル基であり、p、qおよびrは、それぞれ、1〜6の整数であり、nは、0または1であり、Mは、陽イオン性の原子または原子団であり、R111は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基または下式(12)で表される基である。
Figure 2014051863
ただし、Rf112は、炭素数1〜14の、ペルフルオロアルキル基またはペルフルオロエーテル基であり、sおよびtは、それぞれ、1〜6の整数である。
(共重合体)
下記の単量体A、単量体Bおよび単量体Cを含む単量体成分を重合してなる共重合体。
単量体A:R−Q−OCOC(R)=CH
単量体B:HO(CO)k1(CO)m1(CO)n1COC(R)=CH
単量体C:CH=C(R)COO(CO)k2(CO)m2(CO)n2COC(R)=CH
ただし、
は、炭素数1〜14の、ペルフルオロアルキル基またはペルフルオロエーテル基であり、
Qは、−(CH−(ただし、nは1〜3の整数である。)または−CHCHCH(CH)−であり、
、R、RおよびRは、それぞれ、水素原子またはメチル基であり、
k1、m1、n1、k2、m2およびn2は、それぞれ、1〜100の整数である。
本発明の炭化水素含有地層の処理方法においては、前記炭化水素含有地層が、ブラインおよび液状炭化水素のいずれか一方または両方の流体を含み、該流体を前記炭化水素含有地層処理用組成物に溶解または分散させることが好ましい。
前記ブラインは、水圧破砕法によって前記炭化水素含有地層に割れ目を形成する際に用いたフラクチャリング流体を含んでいてもよい。
前記溶媒は、水であることが好ましい。
本発明の炭化水素含有地層の処理方法においては、前記炭化水素含有地層処理用組成物が、水圧破砕法によって前記炭化水素含有地層に割れ目を形成する際、および水圧破砕法によって前記炭化水素含有地層に割れ目を形成した後のいずれか一方に炭化水素含有地層内に注入されてもよく、割れ目を形成する際および割れ目を形成した後の両方に炭化水素含有地層内に注入されてもよい。
本発明の炭化水素の回収方法は、本発明の炭化水素含有地層の処理方法を実施した後に、炭化水素含有地層内から炭化水素を回収する方法である。
本発明の炭化水素含有地層処理用組成物は、前記式で表される化合物(1)、化合物(2)、化合物(3)、化合物(4)、化合物(5)、化合物(6)、化合物(7)、化合物(8)、化合物(9)、化合物(10)、化合物(11)および前記共重合体からなる群から選ばれる少なくとも1つの化合物を含む含フッ素界面活性剤と、水、炭素数1〜4の1価アルコール、炭素数2〜4のエーテルおよび炭素数3〜4のケトンからなる群から選ばれる少なくとも1つの化合物を含む溶媒とを含む。
本発明の炭化水素含有地層の処理方法および炭化水素の回収方法によれば、炭化水素含有地層中のブラインや液状炭化水素を除去するのに必要な処理液の量を少なくできる。
本発明の炭化水素含有地層処理用組成物によれば、炭化水素含有地層中のブラインや液状炭化水素を少ない使用量で除去できる。
炭化水素含有地層から炭化水素を回収するための坑井の一例を示す概略図である。
本明細書においては、式(1)で表される化合物を、化合物(1)と記す。他の式で表される化合物も同様に記す。
以下の用語の定義は、本明細書および特許請求の範囲にわたって適用される。
含フッ素界面活性剤は、表面活性を持ち、かつ分子内にフッ素原子を有する化合物を意味する。
ペルフルオロアルキル基とは、アルキル基のすべての水素原子がフッ素原子に置換された基を意味する。
ペルフルオロエーテル基とは、ペルフルオロアルキル基中の1箇所以上の炭素−炭素原子間、またはペルフルオロアルキル基の結合末端にエーテル性酸素原子が挿入された基を意味する。
2価の連結基とは、ペルフルオロアルキル基またはペルフルオロエーテル基と窒素原子との間に存在してこれらに結合する基(ただし、ペルフルオロアルキレン基を除く。)を意味する。
溶媒とは、25℃において含フッ素界面活性剤を少なくとも部分的に溶解し得る化合物を意味する。
1価アルコールとは、鎖式または脂環式の炭化水素の1個の水素原子がヒドロキシ基に置換された化合物を意味する。
エーテルとは、酸素原子に2個の炭化水素基が結合した化合物を意味する。
ケトンとは、カルボニル基に2個の炭化水素基が結合した化合物を意味する。
炭化水素含有地層とは、ガス状炭化水素(天然ガス等)および液状炭化水素(石油等)のいずれか一方または両方を含む地層を意味し、地中に存在する地層であってもよく、地中の地層から採取された地層の一部(サンプル等)であってもよい。
地層とは、泥、砂、礫、火山灰、生物の遺骸等が堆積した層状のものを意味する。
ブラインとは、電解質を含む水を意味する。
炭化水素含有地層の処理とは、炭化水素含有地層に炭化水素含有地層処理用組成物を注入して接触させることを意味し、炭化水素含有地層がブラインおよび液状炭化水素のいずれか一方または両方の流体を含む場合は、該流体を炭化水素含有地層処理用組成物に溶解または分散させることによって該流体の少なくとも一部を炭化水素含有地層から除去(排出)することを意味する。
<炭化水素含有地層処理用組成物>
本発明の炭化水素含有地層処理用組成物は、炭化水素含有地層の処理に用いられる処理液であり、特定の含フッ素界面活性剤と、特定の溶媒とを含む。
本発明の炭化水素含有地層処理用組成物は、公知の添加剤を含んでいてもよい。
本発明の炭化水素含有地層処理用組成物は、水圧破砕法におけるフラクチャリング流体として用いてもよい。フラクチャリング流体として用いる場合、本発明の炭化水素含有地層処理用組成物は、プロパント(天然砂、人工砂(セラミックス等)、樹脂コーティング砂等)、フラクチャリング流体用添加剤(酸、殺生物剤、ブレーカ、インヒビタ、架橋剤、摩擦低減剤、ゲル化剤、鉄分抑制剤、電解質、脱酸剤、pH調整剤、スケール防止剤、他の界面活性剤等)をさらに含む。
本発明の炭化水素含有地層処理用組成物の静的表面張力は、35mN/m以下が好ましく、30mN/m以下がより好ましく、25mN/mがさらに好ましい。静的表面張力が35mN/m以下であれば、坑井近傍領域の炭化水素含有地層に存在するブラインや液状炭化水素を少ない使用量で溶解または分散でき、ブラインや液状炭化水素の除去(排出)が容易になる。
本発明の炭化水素含有地層処理用組成物は、含フッ素界面活性剤、溶媒、添加剤等を公知の装置(インラインスタティックミキサ、再循環式ポンプ等)を用いた方法によって混合することによって調製できる。
(含フッ素界面活性剤)
含フッ素界面活性剤は、後述する化合物(1)、化合物(2)、化合物(3)、化合物(4)、化合物(5)、化合物(6)、化合物(7)、化合物(8)、化合物(9)、化合物(10)、化合物(11)および後述する共重合体からなる群から選ばれる少なくとも1つの化合物を含む。含フッ素界面活性剤は、本発明の効果を損なわない範囲で、化合物(1)〜化合物(11)および共重合体以外の他の含フッ素界面活性剤を含んでいてもよい。含フッ素界面活性剤は、炭化水素含有地層中のブラインや液状炭化水素を少ない使用量で除去できる点から、化合物(1)〜化合物(11)および共重合体からなる群から選ばれる化合物のみからなることが好ましい。
含フッ素界面活性剤の量は、本発明の炭化水素含有地層処理用組成物(100質量%)のうち、0.0001〜10質量%が好ましく、0.001〜5質量%がより好ましく、0.01〜1質量%がさらに好ましい。
(化合物(1))
化合物(1)は、下式(1)で表される化合物である。
Figure 2014051863
f11は、炭素数1〜14の、ペルフルオロアルキル基またはペルフルオロエーテル基である。
f11の炭素数は、4〜12が好ましく、4〜6がより好ましい。Rf11は、直鎖状であってもよく、分岐状であってもよく、直鎖状であることが好ましい。具体的には、C−、またはC13−であることが好ましい。
11は、置換基を有してもよい炭素数5〜18のアルキル基である。置換基としては、水酸基、ハロゲン原子等が挙げられ、水酸基が好ましい。
11の炭素数は、8〜12が好ましく、8〜10がより好ましい。R11は、直鎖状であってもよく、分岐状であってもよく、直鎖状であることが好ましい。具体的には、C17−、C13CH(OH)CH−、またはC1021−であることが好ましい。
12は、置換基を有してもよい炭素数2〜6のアルキレン基である。置換基としては、水酸基、ハロゲン原子等が挙げられ、水酸基が好ましい。
12の炭素数は、2または3が好ましい。R12は、直鎖状であってもよく、分岐状であってもよく、直鎖状であることが好ましい。
13およびR14の一態様は、それぞれ、置換基を有していてもよい炭素数1〜6のアルキル基である。置換基としては、水酸基、ハロゲン原子等が挙げられ、水酸基が好ましい。
13およびR14の炭素数は、1〜4が好ましい。R13およびR14は、直鎖状であってもよく、分岐状であってもよく、直鎖状であることが好ましい。具体的には、CH−、C−、またはHOC−であることが好ましい。
13およびR14は、同一の基であることが好ましい。
13およびR14の他の態様は、これらが連結して形成された炭素数4〜12の環である。該環を形成する炭素原子が、水素原子またはアルキル基のいずれかが結合した窒素原子または酸素原子に置換されていてもよい。
環としては、ピペリジン環、モルホリン環、N−アルキルピペラジン環等が挙げられる。
11は、2価の連結基である。
11としては、−CO−、−NH−、−NR−(ただし、Rは炭素数1〜3のアルキル基である。)、−O−、−S−、置換基を有していてもよい2価の脂肪族炭化水素基、置換基を有していてもよい2価の芳香族炭化水素基、これらの組み合わせ等が挙げられる。置換基としては、水酸基、ハロゲン原子等が挙げられ、水酸基が好ましい。具体的には、−CO−、−C−、−CHCH(OH)CH−、または−COCHCH(OH)CH−であることが好ましい。
11としては、水酸基を有する炭素数2〜4のアルキレン基が好ましい。
(化合物(2))
化合物(2)は、下式(2)で表される化合物である。
Figure 2014051863
f21は、化合物(1)におけるRf11と同様である。
21は、化合物(1)におけるR11と同様である。
22は、化合物(1)におけるR12と同様である。
23およびR24は、化合物(1)におけるR13およびR14と同様である。
21は、化合物(1)におけるA11と同様である。
(化合物(3))
化合物(3)は、下式(3)で表される化合物である。
Figure 2014051863
f31は、化合物(1)におけるRf11と同様である。
31は、化合物(1)におけるR11と同様である。
32は、化合物(1)におけるR12と同様である。
33およびR34は、化合物(1)におけるR13およびR14と同様である。
31は、化合物(1)におけるA11と同様である。
(化合物(4))
化合物(4)は、下式(4)で表される化合物である。
Figure 2014051863
f41は、化合物(1)におけるRf11と同様である。
41は、化合物(1)におけるR11と同様である。
42は、化合物(1)におけるR12と同様である。
43およびR44は、化合物(1)におけるR13およびR14と同様である。
41は、化合物(1)におけるA11と同様である。
(化合物(5))
化合物(5)は、下式(5)で表される化合物である。
Figure 2014051863
f51は、炭素数1〜14の、ペルフルオロアルキル基またはペルフルオロエーテル基である。
f51の炭素数は、4〜6が好ましく、6がより好ましい。Rf51は、直鎖状であってもよく、分岐状であってもよく、直鎖状であることが好ましい。
f52は、Rf51と同様である。
51は、化合物(1)におけるR12と同様である。
52およびR53は、化合物(1)におけるR13およびR14と同様である。
51およびA52は、化合物(1)におけるA11と同様である。
(化合物(6))
化合物(6)は、下式(6)で表される化合物である。
Figure 2014051863
f61およびRf62は、化合物(5)におけるRf51およびRf52と同様である。
61は、化合物(1)におけるR12と同様である。
62およびR63は、化合物(1)におけるR13およびR14と同様である。
61およびA62は、化合物(1)におけるA11と同様である。
(化合物(7))
化合物(7)は、下式(7)で表される化合物である。
Figure 2014051863
f71およびRf72は、化合物(5)におけるRf51およびRf52と同様である。
71は、化合物(1)におけるR12と同様である。
72およびR73は、化合物(1)におけるR13およびR14と同様である。
71およびA72は、化合物(1)におけるA11と同様である。
(化合物(8))
化合物(8)は、下式(8)で表される化合物である。
Figure 2014051863
f81は、化合物(5)におけるRf51と同様である。
81は、化合物(1)におけるR12と同様である。
82およびR83は、化合物(1)におけるR13およびR14と同様である。
81は、化合物(1)におけるA11と同様である。
(化合物(9))
化合物(9)は、下式(9)で表される化合物である。
Figure 2014051863
f91およびRf92は、化合物(5)におけるRf51およびRf52と同様である。
91は、化合物(1)におけるR12と同様である。
92およびR93は、化合物(1)におけるR13およびR14と同様である。
91およびA92は、化合物(1)におけるA11と同様である。
(化合物(10))
化合物(10)は、下式(10)で表される化合物である。
Figure 2014051863
f101は、化合物(1)におけるRf11と同様である。
101は、水素原子または炭素数1〜3のアルキル基であり、水素原子が好ましい。
102およびR103は、それぞれ、炭素数1〜4のアルキル基であり、少なくとも一方がメチル基であることが好ましく、両方がメチル基であることがより好ましい。
mは、2〜6の整数である。
(化合物(11))
化合物(11)は、下式(11)で表される化合物である。
Figure 2014051863
f111は、化合物(1)におけるRf11と同様である。
p、qおよびrは、それぞれ、1〜6の整数である。pおよびqは、1が好ましく、rは、1または2が好ましい。p、qおよびrの炭素数で決定する各アルキレン基は、直鎖状であってもよく、分岐状であってもよく、直鎖状であることが好ましい。
nは、0または1であり、0が好ましい。
Mは、陽イオン性の原子または原子団である。具体的には、水素原子、アルカリ金属、アルカリ土類金属またはNR(ただし、Rは水素原子、アルキル基またはヒドロキシアルキル基である。)が挙げられ、アルカリ金属が好ましく、Na、K、Liがより好ましい。
111は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基または下式(12)で表される基であり、下式(12)で表される基が好ましい。
Figure 2014051863
ただし、Rf112は、化合物(1)におけるRf11と同様である。
sおよびtは、それぞれ、1〜6の整数である。
(共重合体)
共重合体は、下記の単量体A、単量体Bおよび単量体Cを含む単量体成分を重合してなるものである。
単量体A:R−Q−OCOC(R)=CH
単量体B:HO(CO)k1(CO)m1(CO)n1COC(R)=CH
単量体C:CH=C(R)COO(CO)k2(CO)m2(CO)n2COC(R)=CH
は、化合物(1)におけるRf11と同様である。
Qは、−(CH−(ただし、nは1〜3の整数である。)または−CHCHCH(CH)−である。
、R、RおよびRは、それぞれ、水素原子またはメチル基である。
k1、m1、n1、k2、m2およびn2は、それぞれ、1〜100の整数である。k1は、4〜10が好ましく、m1は、8〜20が好ましく、n1は、4〜10が好ましく、k2は、4〜20が好ましく、m2は、8〜40が好ましく、n2は、4〜20が好ましい。
単量体A、単量体Bおよび単量体Cの割合(A/(B+C)は、5/95〜70/30(質量比)が好ましく、10/90〜50/50がより好ましい。
単量体Bおよび単量体Cの割合(B/C)は、30/70〜99/1(質量比)が好ましく、50/50〜90/10がより好ましい。
共重合体の質量平均分子量(ポリメチルメタクリレート換算)は、1000〜100000が好ましく、3000〜100000がより好ましい。
化合物(1)〜化合物(9)は、公知の製造方法、たとえば、特開2009−79023号公報、特開2009−102250号公報に記載された方法によって製造できる。
化合物(10)は、公知の製造方法、たとえば、特開2003−0183242号公報に記載された方法によって製造できる。
化合物(11)は、公知の製造方法、たとえば、国際公開第2011/013615号に記載された方法によって製造できる。
共重合体は、公知の製造方法、たとえば、国際公開第2004/018535号に記載された方法によって製造できる。
(溶媒)
溶媒は、水、炭素数1〜4の1価アルコール、炭素数2〜4のエーテルおよび炭素数3〜4のケトンからなる群から選ばれる少なくとも1つの化合物を含む。該溶媒は、含フッ素界面活性剤の存在下、ブラインを溶解でき、かつ液状炭化水素を分散できる。
1価アルコールとしては、メタノール、エタノール,n−プロパノール、イソプロパノール、1−ブタノール、2−ブタノール、イソブタノール、tert−ブタノールが挙げられる。
エーテルとしては、ジエチルエーテル、エチレングリコールメチルエーテル、テトラヒドロフラン、p−ジオキサン、エチレングリコールジメチルエーテルが挙げられる。
ケトンとしては、アセトン、1−メトキシ−2−プロパノン、2−ブタノンが挙げられる。
溶媒は、本発明の効果を損なわない範囲で、水、炭素数1〜4の1価アルコール、炭素数2〜4のエーテルおよび炭素数3〜4のケトン以外の他の溶媒を含んでいてもよい。溶媒は、炭化水素含有地層中のブラインや液状炭化水素を少ない使用量で除去できる点から、水、炭素数1〜4の1価アルコール、炭素数2〜4のエーテルおよび炭素数3〜4のケトンからなる群から選ばれる化合物のみからなることが好ましく、水のみからなることが特に好ましい。
溶媒の量は、本発明の炭化水素含有地層処理用組成物(100質量%)のうち、90〜99.9999質量%が好ましく、95〜99.999質量%がより好ましく、99〜99.99質量%がさらに好ましい。
(作用効果)
以上説明した本発明の炭化水素含有地層処理用組成物にあっては、特定の含フッ素界面活性剤と、特定の溶媒とを含むため、少ない使用量であっても炭化水素含有地層中のブラインを溶解でき、かつ炭化水素含有地層中の液状炭化水素を分散できる。そのため、炭化水素含有地層中のブラインや液状炭化水素を少ない使用量で除去(排出)できる。その結果、炭化水素含有地層からの炭化水素の回収効率が向上する。
炭化水素含有地層処理用組成物の有効性は、ブラインの溶解性や液状炭化水素の分散性によって決まる。特定の含フッ素界面活性剤と特定の溶媒とを含む本発明の炭化水素含有地層処理用組成物は、従来の界面活性剤を同じ濃度で含むものに比べて、ブラインの溶解性や液状炭化水素の分散性が高いため、少ない量で炭化水素含有地層中のブラインを溶解でき、かつ炭化水素含有地層中の液状炭化水素を分散できる。
また、本発明の炭化水素含有地層処理用組成物をフラクチャリング流体として用いた場合、フラクチャリング流体のレベリング性が向上し、フラクチャリング流体に含まれるプロパントが水圧破砕法によって生じた炭化水素含有地層の割れ目に侵入しやすくなる。その結果、炭化水素含有地層からの炭化水素の回収効率がさらに向上する。
<炭化水素含有地層の処理方法>
本発明の炭化水素含有地層の処理方法は、本発明の炭化水素含有地層処理用組成物を、炭化水素含有地層に注入するステップを有する。
本発明の炭化水素含有地層の処理方法は、地中に存在する地層に対して実施してもよく、地中の地層から採取された地層の一部(サンプル等)に対して実施してもよい。
炭化水素含有地層としては、砕屑物(砂、泥等)が堆積した珪砕屑性地層、炭酸塩地層等が挙げられる。珪砕屑性地層としては、頁岩、礫岩、珪藻岩、砂、砂岩等を含む地層が挙げられる。炭酸塩地層としては、石灰岩、苦灰岩等を含む地層が挙げられる。
本発明の炭化水素含有地層の処理方法においては、本発明の炭化水素含有地層処理用組成物が、水圧破砕法によって炭化水素含有地層に割れ目を形成する際、および水圧破砕法によって炭化水素含有地層に割れ目を形成した後のいずれか一方に炭化水素含有地層内に注入されてもよく、割れ目を形成する際および割れ目を形成した後の両方に炭化水素含有地層内に注入されてもよい。
また、水圧破砕法におけるフラクチャリング流体として、本発明の炭化水素含有地層処理用組成物を用いてもよい。
図1は、炭化水素含有地層から炭化水素を回収するための坑井の一例を示す概略図である。坑井10は、地上の掘削やぐら12から炭化水素含有地層14に向かって地中に延びる垂直部分10aと、炭化水素含有地層14にて垂直部分10aの底部から屈曲し、ほぼ水平方向に延びる水平部分10bとを有する。
坑井10の坑口から高圧で注入されたフラクチャリング流体は、垂直部分10aを通過し、水平部分10bの孔から坑井近傍領域の炭化水素含有地層14に注入される。炭化水素含有地層14にフラクチャリング流体が高圧で注入されることによって、炭化水素含有地層14に割れ目14aが形成されるとともに、フラクチャリング流体に含まれるプロパントによって割れ目14aが支持される。
ついで、坑井10の坑口から注入された炭化水素含有地層処理用組成物は、垂直部分10aを通過し、水平部分10bの孔から坑井近傍領域の炭化水素含有地層14に注入される。炭化水素含有地層14に注入された炭化水素含有地層処理用組成物には、炭化水素含有地層14の割れ目14aに存在するブラインが溶解し、かつ液状炭化水素が分散する。ブラインが溶解し、液状炭化水素が分散した炭化水素含有地層処理用組成物を、坑井10を介して回収することによって、炭化水素含有地層中のブラインや液状炭化水素が除去(排出)される。
炭化水素含有地層にブラインが存在する場合は、炭化水素含有地層処理用組成物にブラインが溶解する。
炭化水素含有地層に液状炭化水素が存在する場合は、炭化水素含有地層処理用組成物に液状炭化水素が乳化状態となって分散する。
炭化水素含有地層にブラインおよび液状炭化水素が存在する場合は、炭化水素含有地層処理用組成物に含まれる含フッ素界面活性剤によって溶媒およびブラインに液状炭化水素が乳化状態となって分散する。
ブラインが溶解し、液状炭化水素が分散した炭化水素含有地層処理用組成物は、坑井から生産されるガス圧または水圧破砕法におけるフローバック水の水圧によって、坑井から排出される。
坑井は、ガス井であってもよく、油井であってもよく、ガス井が好ましい。
炭化水素含有地層への炭化水素含有地層処理用組成物の注入は、公知の方法、たとえば、加圧ポンプ輸送による方法によって実施できる。
本発明の炭化水素含有地層の処理方法は、たとえば、圧力:100kPa〜100MPa、温度:40〜200℃の条件下にある坑井に適用できる。
炭化水素含有地層には、ブラインや液状炭化水素に加えて、他の物質(アスファルト、水)が存在する場合もある。本発明の炭化水素含有地層の処理方法は、該場合にも適用できる。
本発明の炭化水素含有地層処理用組成物における含フッ素界面活性剤および溶媒の種類や量は、坑井の種類、条件等によって変わる。すなはち、本発明の炭化水素含有地層処理用組成物およびこれを用いる本発明の炭化水素含有地層の処理方法は、坑井の種類、条件等に応じて適宜変更できる。
(作用効果)
以上説明した本発明の炭化水素含有地層の処理方法にあっては、特定の含フッ素界面活性剤と、特定の溶媒とを含む炭化水素含有地層処理用組成物を、炭化水素含有地層に注入するステップを有するため、炭化水素含有地層処理用組成物の使用量が少なくても炭化水素含有地層中のブラインを溶解でき、かつ炭化水素含有地層中の液状炭化水素を分散できる。そのため、炭化水素含有地層中のブラインや液状炭化水素を除去するのに必要な炭化水素含有地層処理用組成物の量を少なくできる。また、炭化水素含有地層を処理することによって、炭化水素含有地層からの炭化水素の回収効率が向上する。
また、フラクチャリング流体として炭化水素含有地層処理用組成物を用いた場合、フラクチャリング流体のレベリング性が向上し、フラクチャリング流体に含まれるプロパントが水圧破砕法によって生じた炭化水素含有地層の割れ目に侵入しやすくなる。その結果、炭化水素含有地層からの炭化水素の回収効率がさらに向上する。
<炭化水素の回収方法>
本発明の炭化水素の回収方法は、本発明の炭化水素含有地層の処理方法を実施した後に、炭化水素含有地層内から炭化水素を回収する方法である。
本発明の炭化水素含有地層の処理方法を実施した後には、炭化水素が、処理前の速度に比べて増加した速度で炭化水素含有層から坑井を通って得られる。
回収される炭化水素としては、ガス状炭化水素(天然ガス等)および液状炭化水素(石油等)が挙げられ、具体的には、メタン、エタン、プロパン、ブタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン等が挙げられる。
坑井は、ガス井であってもよく、油井であってもよく、ガス井が好ましい。
炭化水素の回収は、公知の方法によって実施できる。
(作用効果)
以上説明した本発明の炭化水素の回収方法にあっては、本発明の炭化水素含有地層の処理方法を実施した後に、炭化水素含有地層内から炭化水素を回収しているため、炭化水素含有地層からの炭化水素の回収効率が向上する。
以下、実施例によって本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらの記載に限定されない。
(静的表面張力の測定)
炭化水素含有地層処理用組成物の静的表面張力は、自動表面張力計(協和界面科学社製、CBVP−A3型)を用い、ウィルヘルミー法(吊り板法)における25℃、30分静置後に測定される値とした。
静的表面張力は、炭化水素含有地層処理用組成物の有効性(ブラインの溶解性や液状炭化水素の分散性)の目安となる。静的表面張力が低いほど、少ない量で炭化水素含有地層中のブラインを溶解でき、かつ炭化水素含有地層中の液状炭化水素を分散できると判断できる。
(実施例1)
含フッ素界面活性剤として、下式(5−1)で表わされる化合物(5−1)を用意した。化合物(5−1)を水に溶解して、固形分濃度0.001質量%の炭化水素含有地層処理用組成物を得た。静的表面張力を測定したところ、23.5mN/mであった。
Figure 2014051863
本発明の炭化水素含有地層処理用組成物、これを用いた炭化水素含有地層の処理方法および炭化水素含有地層からの炭化水素の回収方法は、従来では回収が難しいと考えられていた炭化水素含有地層から炭化水素を回収する方法(たとえば、頁岩を含む地層から天然ガスを回収する方法等)に有用である。
10 坑井
10a 垂直部分
10b 水平部分
12 掘削やぐら
14 炭化水素含有地層
14a 割れ目

Claims (7)

  1. 下式(1)で表される化合物、下式(2)で表される化合物、下式(3)で表される化合物、下式(4)で表される化合物、下式(5)で表される化合物、下式(6)で表される化合物、下式(7)で表される化合物、下式(8)で表される化合物、下式(9)で表される化合物、下式(10)で表される化合物、下式(11)で表される化合物および下記の共重合体からなる群から選ばれる少なくとも1つの化合物を含む含フッ素界面活性剤と、
    水、炭素数1〜4の1価アルコール、炭素数2〜4のエーテルおよび炭素数3〜4のケトンからなる群から選ばれる少なくとも1つの化合物を含む溶媒と
    を含む炭化水素含有地層処理用組成物を、炭化水素含有地層に注入するステップを有する、炭化水素含有地層の処理方法。
    Figure 2014051863
    ただし、
    f11は、炭素数1〜14の、ペルフルオロアルキル基またはペルフルオロエーテル基であり、
    11は、置換基を有してもよい炭素数5〜18のアルキル基であり、
    12は、置換基を有してもよい炭素数2〜6のアルキレン基であり、
    13およびR14は、それぞれ、置換基を有していてもよい炭素数1〜6のアルキル基であり、R13およびR14が連結して炭素数4〜12の環を形成してもよく、該環を形成する炭素原子が、水素原子またはアルキル基のいずれかが結合した窒素原子または酸素原子に置換されていてもよく、
    11は、2価の連結基である。
    Figure 2014051863
    ただし、
    f21は、炭素数1〜14の、ペルフルオロアルキル基またはペルフルオロエーテル基であり、
    21は、置換基を有してもよい炭素数5〜18のアルキル基であり、
    22は、置換基を有してもよい炭素数2〜6のアルキレン基であり、
    23およびR24は、それぞれ、置換基を有していてもよい炭素数1〜6のアルキル基であり、R23およびR24が連結して炭素数4〜12の環を形成してもよく、該環を形成する炭素原子が、水素原子またはアルキル基のいずれかが結合した窒素原子または酸素原子に置換されていてもよく、
    21は、2価の連結基である。
    Figure 2014051863
    ただし、
    f31は、炭素数1〜14の、ペルフルオロアルキル基またはペルフルオロエーテル基であり、
    31は、置換基を有してもよい炭素数5〜18のアルキル基であり、
    32は、置換基を有してもよい炭素数2〜6のアルキレン基であり、
    33およびR34は、それぞれ、置換基を有していてもよい炭素数1〜6のアルキル基であり、R33およびR34が連結して炭素数4〜12の環を形成してもよく、該環を形成する炭素原子が、水素原子またはアルキル基のいずれかが結合した窒素原子または酸素原子に置換されていてもよく、
    31は、2価の連結基である。
    Figure 2014051863
    ただし、
    f41は、炭素数1〜14の、ペルフルオロアルキル基またはペルフルオロエーテル基であり、
    41は、置換基を有してもよい炭素数5〜18のアルキル基であり、
    42は、置換基を有してもよい炭素数2〜6のアルキレン基であり、
    43およびR44は、それぞれ、置換基を有していてもよい炭素数1〜6のアルキル基であり、R43およびR44が連結して炭素数4〜12の環を形成してもよく、該環を形成する炭素原子が、水素原子またはアルキル基のいずれかが結合した窒素原子または酸素原子に置換されていてもよく、
    41は、2価の連結基である。
    Figure 2014051863
    ただし、
    f51は、炭素数1〜14の、ペルフルオロアルキル基またはペルフルオロエーテル基であり、
    f52は、炭素数1〜14の、ペルフルオロアルキル基またはペルフルオロエーテル基であり、
    51は、置換基を有してもよい炭素数2〜6のアルキレン基であり、
    52およびR53は、それぞれ、置換基を有していてもよい炭素数1〜6のアルキル基であり、R52およびR53が連結して炭素数4〜12の環を形成してもよく、該環を形成する炭素原子が、水素原子またはアルキル基のいずれかが結合した窒素原子または酸素原子に置換されていてもよく、
    51は、2価の連結基であり、
    52は、2価の連結基である。
    Figure 2014051863
    ただし、
    f61は、炭素数1〜14の、ペルフルオロアルキル基またはペルフルオロエーテル基であり、
    f62は、炭素数1〜14の、ペルフルオロアルキル基またはペルフルオロエーテル基であり、
    61は、置換基を有してもよい炭素数2〜6のアルキレン基であり、
    62およびR63は、それぞれ、置換基を有していてもよい炭素数1〜6のアルキル基であり、R62およびR63が連結して炭素数4〜12の環を形成してもよく、該環を形成する炭素原子が、水素原子またはアルキル基のいずれかが結合した窒素原子または酸素原子に置換されていてもよく、
    61は、2価の連結基であり、
    62は、2価の連結基である。
    Figure 2014051863
    ただし、
    f71は、炭素数1〜14の、ペルフルオロアルキル基またはペルフルオロエーテル基であり、
    f72は、炭素数1〜14の、ペルフルオロアルキル基またはペルフルオロエーテル基であり、
    71は、置換基を有してもよい炭素数2〜6のアルキレン基であり、
    72およびR73は、それぞれ、置換基を有していてもよい炭素数1〜6のアルキル基であり、R72およびR73が連結して炭素数4〜12の環を形成してもよく、該環を形成する炭素原子が、水素原子またはアルキル基のいずれかが結合した窒素原子または酸素原子に置換されていてもよく、
    71は、2価の連結基であり、
    72は、2価の連結基である。
    Figure 2014051863
    ただし、
    f81は、炭素数1〜14の、ペルフルオロアルキル基またはペルフルオロエーテル基であり、
    81は、置換基を有してもよい炭素数2〜6のアルキレン基であり、
    82およびR83は、それぞれ、置換基を有していてもよい炭素数1〜6のアルキル基であり、R82およびR83が連結して炭素数4〜12の環を形成してもよく、該環を形成する炭素原子が、水素原子またはアルキル基のいずれかが結合した窒素原子または酸素原子に置換されていてもよく、
    81は、2価の連結基である。
    Figure 2014051863
    ただし、
    f91は、炭素数1〜14の、ペルフルオロアルキル基またはペルフルオロエーテル基であり、
    f92は、炭素数1〜14の、ペルフルオロアルキル基またはペルフルオロエーテル基であり、
    91は、置換基を有してもよい炭素数2〜6のアルキレン基であり、
    92およびR93は、それぞれ、置換基を有していてもよい炭素数1〜6のアルキル基であり、R92およびR93が連結して炭素数4〜12の環を形成してもよく、該環を形成する炭素原子が、水素原子またはアルキル基のいずれかが結合した窒素原子または酸素原子に置換されていてもよく、
    91は、2価の連結基であり、
    92は、2価の連結基である。
    Figure 2014051863
    ただし、
    f101は、炭素数1〜14の、ペルフルオロアルキル基またはペルフルオロエーテル基であり、
    101は、水素原子または炭素数1〜3のアルキル基であり、
    102およびR103は、それぞれ、炭素数1〜4のアルキル基であり、
    mは、2〜6の整数である。
    Figure 2014051863
    ただし、
    f111は、炭素数1〜14の、ペルフルオロアルキル基またはペルフルオロエーテル基であり、
    p、qおよびrは、それぞれ、1〜6の整数であり、
    nは、0または1であり、
    Mは、陽イオン性の原子または原子団であり、
    111は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基または下式(12)で表される基である。
    Figure 2014051863
    ただし、
    f112は、炭素数1〜14の、ペルフルオロアルキル基またはペルフルオロエーテル基であり、
    sおよびtは、それぞれ、1〜6の整数である。
    (共重合体)
    下記の単量体A、単量体Bおよび単量体Cを含む単量体成分を重合してなる共重合体。
    単量体A:R−Q−OCOC(R)=CH
    単量体B:HO(CO)k1(CO)m1(CO)n1COC(R)=CH
    単量体C:CH=C(R)COO(CO)k2(CO)m2(CO)n2COC(R)=CH
    ただし、
    は、炭素数1〜14の、ペルフルオロアルキル基またはペルフルオロエーテル基であり、
    Qは、−(CH−(ただし、nは1〜3の整数である。)または−CHCHCH(CH)−であり、
    、R、RおよびRは、それぞれ、水素原子またはメチル基であり、
    k1、m1、n1、k2、m2およびn2は、それぞれ、1〜100の整数である。
  2. 前記炭化水素含有地層が、ブラインおよび液状炭化水素のいずれか一方または両方の流体を含み、
    該流体を前記炭化水素含有地層処理用組成物に溶解または分散させる、請求項1に記載の炭化水素含有地層の処理方法。
  3. 前記ブラインが、水圧破砕法によって前記炭化水素含有地層に割れ目を形成する際に用いたフラクチャリング流体を含む、請求項2に記載の炭化水素含有地層の処理方法。
  4. 前記溶媒が、水である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の炭化水素含有地層の処理方法。
  5. 前記炭化水素含有地層処理用組成物が、水圧破砕法によって前記炭化水素含有地層に割れ目を形成する際、および水圧破砕法によって前記炭化水素含有地層に割れ目を形成した後のいずれか一方または両方に炭化水素含有地層内に注入される、請求項1〜4のいずれか一項に記載の炭化水素含有地層の処理方法。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の炭化水素含有地層の処理方法を実施した後に、炭化水素含有地層内から炭化水素を回収する、炭化水素の回収方法。
  7. 下式(1)で表される化合物、下式(2)で表される化合物、下式(3)で表される化合物、下式(4)で表される化合物、下式(5)で表される化合物、下式(6)で表される化合物、下式(7)で表される化合物、下式(8)で表される化合物、下式(9)で表される化合物、下式(10)で表される化合物、下式(11)で表される化合物および下記の共重合体からなる群から選ばれる少なくとも1つの化合物を含む含フッ素界面活性剤と、
    水、炭素数1〜4の1価アルコール、炭素数2〜4のエーテルおよび炭素数3〜4のケトンからなる群から選ばれる少なくとも1つの化合物を含む溶媒と
    を含む、炭化水素含有地層処理用組成物。
    Figure 2014051863
    ただし、
    f11は、炭素数1〜14の、ペルフルオロアルキル基またはペルフルオロエーテル基であり、
    11は、置換基を有してもよい炭素数5〜18のアルキル基であり、
    12は、置換基を有してもよい炭素数2〜6のアルキレン基であり、
    13およびR14は、それぞれ、置換基を有していてもよい炭素数1〜6のアルキル基であり、R13およびR14が連結して炭素数4〜12の環を形成してもよく、該環を形成する炭素原子が、水素原子またはアルキル基のいずれかが結合した窒素原子または酸素原子に置換されていてもよく、
    11は、2価の連結基である。
    Figure 2014051863
    ただし、
    f21は、炭素数1〜14の、ペルフルオロアルキル基またはペルフルオロエーテル基であり、
    21は、置換基を有してもよい炭素数5〜18のアルキル基であり、
    22は、置換基を有してもよい炭素数2〜6のアルキレン基であり、
    23およびR24は、それぞれ、置換基を有していてもよい炭素数1〜6のアルキル基であり、R23およびR24が連結して炭素数4〜12の環を形成してもよく、該環を形成する炭素原子が、水素原子またはアルキル基のいずれかが結合した窒素原子または酸素原子に置換されていてもよく、
    21は、2価の連結基である。
    Figure 2014051863
    ただし、
    f31は、炭素数1〜14の、ペルフルオロアルキル基またはペルフルオロエーテル基であり、
    31は、置換基を有してもよい炭素数5〜18のアルキル基であり、
    32は、置換基を有してもよい炭素数2〜6のアルキレン基であり、
    33およびR34は、それぞれ、置換基を有していてもよい炭素数1〜6のアルキル基であり、R33およびR34が連結して炭素数4〜12の環を形成してもよく、該環を形成する炭素原子が、水素原子またはアルキル基のいずれかが結合した窒素原子または酸素原子に置換されていてもよく、
    31は、2価の連結基である。
    Figure 2014051863
    ただし、
    f41は、炭素数1〜14の、ペルフルオロアルキル基またはペルフルオロエーテル基であり、
    41は、置換基を有してもよい炭素数5〜18のアルキル基であり、
    42は、置換基を有してもよい炭素数2〜6のアルキレン基であり、
    43およびR44は、それぞれ、置換基を有していてもよい炭素数1〜6のアルキル基であり、R43およびR44が連結して炭素数4〜12の環を形成してもよく、該環を形成する炭素原子が、水素原子またはアルキル基のいずれかが結合した窒素原子または酸素原子に置換されていてもよく、
    41は、2価の連結基である。
    Figure 2014051863
    ただし、
    f51は、炭素数1〜14の、ペルフルオロアルキル基またはペルフルオロエーテル基であり、
    f52は、炭素数1〜14の、ペルフルオロアルキル基またはペルフルオロエーテル基であり、
    51は、置換基を有してもよい炭素数2〜6のアルキレン基であり、
    52およびR53は、それぞれ、置換基を有していてもよい炭素数1〜6のアルキル基であり、R52およびR53が連結して炭素数4〜12の環を形成してもよく、該環を形成する炭素原子が、水素原子またはアルキル基のいずれかが結合した窒素原子または酸素原子に置換されていてもよく、
    51は、2価の連結基であり、
    52は、2価の連結基である。
    Figure 2014051863
    ただし、
    f61は、炭素数1〜14の、ペルフルオロアルキル基またはペルフルオロエーテル基であり、
    f62は、炭素数1〜14の、ペルフルオロアルキル基またはペルフルオロエーテル基であり、
    61は、置換基を有してもよい炭素数2〜6のアルキレン基であり、
    62およびR63は、それぞれ、置換基を有していてもよい炭素数1〜6のアルキル基であり、R62およびR63が連結して炭素数4〜12の環を形成してもよく、該環を形成する炭素原子が、水素原子またはアルキル基のいずれかが結合した窒素原子または酸素原子に置換されていてもよく、
    61は、2価の連結基であり、
    62は、2価の連結基である。
    Figure 2014051863
    ただし、
    f71は、炭素数1〜14の、ペルフルオロアルキル基またはペルフルオロエーテル基であり、
    f72は、炭素数1〜14の、ペルフルオロアルキル基またはペルフルオロエーテル基であり、
    71は、置換基を有してもよい炭素数2〜6のアルキレン基であり、
    72およびR73は、それぞれ、置換基を有していてもよい炭素数1〜6のアルキル基であり、R72およびR73が連結して炭素数4〜12の環を形成してもよく、該環を形成する炭素原子が、水素原子またはアルキル基のいずれかが結合した窒素原子または酸素原子に置換されていてもよく、
    71は、2価の連結基であり、
    72は、2価の連結基である。
    Figure 2014051863
    ただし、
    f81は、炭素数1〜14の、ペルフルオロアルキル基またはペルフルオロエーテル基であり、
    81は、置換基を有してもよい炭素数2〜6のアルキレン基であり、
    82およびR83は、それぞれ、置換基を有していてもよい炭素数1〜6のアルキル基であり、R82およびR83が連結して炭素数4〜12の環を形成してもよく、該環を形成する炭素原子が、水素原子またはアルキル基のいずれかが結合した窒素原子または酸素原子に置換されていてもよく、
    81は、2価の連結基である。
    Figure 2014051863
    ただし、
    f91は、炭素数1〜14の、ペルフルオロアルキル基またはペルフルオロエーテル基であり、
    f92は、炭素数1〜14の、ペルフルオロアルキル基またはペルフルオロエーテル基であり、
    91は、置換基を有してもよい炭素数2〜6のアルキレン基であり、
    92およびR93は、それぞれ、置換基を有していてもよい炭素数1〜6のアルキル基であり、R92およびR93が連結して炭素数4〜12の環を形成してもよく、該環を形成する炭素原子が、水素原子またはアルキル基のいずれかが結合した窒素原子または酸素原子に置換されていてもよく、
    91は、2価の連結基であり、
    92は、2価の連結基である。
    Figure 2014051863
    ただし、
    f101は、炭素数1〜14の、ペルフルオロアルキル基またはペルフルオロエーテル基であり、
    101は、水素原子または炭素数1〜3のアルキル基であり、
    102およびR103は、それぞれ、炭素数1〜4のアルキル基であり、
    mは、2〜6の整数である。
    Figure 2014051863
    ただし、
    f111は、炭素数1〜14の、ペルフルオロアルキル基またはペルフルオロエーテル基であり、
    p、qおよびrは、それぞれ、1〜6の整数であり、
    nは、0または1であり、
    Mは、陽イオン性の原子または原子団であり、
    111は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基または下式(12)で表される基である。
    Figure 2014051863
    ただし、
    f112は、炭素数1〜14の、ペルフルオロアルキル基またはペルフルオロエーテル基であり、
    sおよびtは、それぞれ、1〜6の整数である。
    (共重合体)
    下記の単量体A、単量体Bおよび単量体Cを含む単量体成分を重合してなる共重合体。
    単量体A:R−Q−OCOC(R)=CH
    単量体B:HO(CO)k1(CO)m1(CO)n1COC(R)=CH
    単量体C:CH=C(R)COO(CO)k2(CO)m2(CO)n2COC(R)=CH
    ただし、
    は、炭素数1〜14の、ペルフルオロアルキル基またはペルフルオロエーテル基であり、
    Qは、−(CH−(ただし、nは1〜3の整数である。)または−CHCHCH(CH)−であり、
    、R、RおよびRは、それぞれ、水素原子またはメチル基であり、
    k1、m1、n1、k2、m2およびn2は、それぞれ、1〜100の整数である。
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