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JP2014049327A - メス端子及びコネクタにおけるメス端子の固定構造 - Google Patents

メス端子及びコネクタにおけるメス端子の固定構造 Download PDF

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JP2014049327A
JP2014049327A JP2012192355A JP2012192355A JP2014049327A JP 2014049327 A JP2014049327 A JP 2014049327A JP 2012192355 A JP2012192355 A JP 2012192355A JP 2012192355 A JP2012192355 A JP 2012192355A JP 2014049327 A JP2014049327 A JP 2014049327A
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Keiji Wada
圭史 和田
Tomoyuki Kasajima
智幸 笠島
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Abstract

【課題】コネクタハウジングに組み込んだ際のメス端子のガタつきを抑制する。
【解決手段】メス端子10のボックス部11内の板バネ20は、前端21がボックス部11の上壁11aに固定され自由端を後方に延ばした片持バネとして形成され、その片持バネの自由端側には湾曲部22が設けられ、その湾曲部の後端22cに、オスタブ端子が挿入されることでオスタブ端子に押されて湾曲部が上方に撓む際に、係止孔42に係合したランス60のビーク62の係止溝63に係合することで板バネを両端支持バネとして機能させると共に、両端支持バネの状態で更に湾曲部が扁平状に圧縮されるのに伴い湾曲部が後方に延伸することによってランスのビークに対し後向きの力を及ぼし、その反力によりボックス部を前方に変位させる係止突片23が設けられている。
【選択図】図7

Description

本発明は、前部に、オスタブ端子の挿入される角筒状のボックス部を有したメス端子、及び、そのメス端子をコネクタハウジングの端子収容室に収容固定したコネクタにおけるメス端子の固定構造に関するものである。
コネクタ用のメス端子として、前部に、オスタブ端子の挿入される角筒状のボックス部を有し、該ボックス部の内部に、オスタブ端子を接触圧を持って挟むための板バネを形成したものがある。
図8は特許文献1に記載された従来のメス端子をコネクタハウジングに収容した状態を示す断面図である。
このメス端子110は、前部に角筒状のボックス部111を有し、コネクタハウジング150の端子収容室151に後方から挿入されることで、端子収容室151の内部に固定されている。
ボックス部111の内部には、ボックス部111の上壁に一体形成された板バネ120が片持バネとして設けられており、この板バネ120に対向するようにボックス部111の下壁には、板バネ120との間にオスタブ端子(図示略)を挟むことができるようにタブ受部130が設けられている。この場合、板バネ120は、オスタブ端子に接触しやすいように下向きに凸の湾曲状に形成されている。
また、ボックス部111の下壁の下面には、コネクタハウジング150の端子収容室151に後方からメス端子110を挿入した際に、端子収容室151の底壁に形成された可撓性のランス160のビーク(係止部)162と係合することで、メス端子110の後方への抜けを防止する係止突起140が設けられている。この可撓性のランス160は、後端161が端子収容室151の底壁に固定されて、自由端を前方に延ばした片持状に形成されている。また、メス端子110の係止突起140には、ランス160のビーク162の前端の係合する後向きの係止面141が設けられている。
このメス端子110をコネクタハウジング150に組み込んでコネクタを構成する場合は、後方から端子収容室151の内部にボックス部111を前側に向けてメス端子110を挿入する。そうすると、ボックス部111の下面に設けた係止突起140が、端子収容室151の底壁に設けた可撓性のランス160を押し下げる。更に、係止突起140がランス160を通過するところまでメス端子110を端子収容室151に挿入すると、ランス160が撓みから復帰し、ランス160のビーク162がメス端子110の係止突起140に係合して、メス端子110が端子収容室151内部で固定されてコネクタが完成する。
このコネクタを相手側コネクタと嵌合すると、相手側コネクタのオスタブ端子がメス端子110のボックス部111に挿入され、板バネ120を撓ませながら板バネ120とタブ受部130との間に進入することで、オスタブ端子が板バネ120とタブ受部130との間に挟まれ、オスタブ端子とメス端子110とが電気的に接続される。
特開2004−22303号公報
ところで、後端161が固定された片持状のランス160は、そのビーク162がメス端子110の係止突起140と係合する際に、後端161を支点として撓むことになるので、ビーク162の移動軌跡が係止突起140と干渉しないようにする必要がある。そのため、ビーク162と係止突起140との間に前後方向の隙間Tを確保しておかなければならない。
しかし、この隙間Tがあいていると、コネクタハウジング150にメス端子110を組み込んだ状態で、メス端子110がコネクタハウジング150内で前後方向にガタつくことになり、オスタブ端子とメス端子110を嵌合させた際に接点の摩耗を招くおそれがある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、コネクタハウジングに組み込んだ際の端子のガタつきを抑制することができるメス端子、及び、そのメス端子をコネクタハウジングの端子収容室に収容固定したコネクタにおけるメス端子の固定構造を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係るメス端子は、下記(1)を特徴としている。
(1) 前部に、上壁と下壁との間にオスタブ端子の挿入空間を確保した筒形のボックス部を有しており、該ボックス部を前方に向けた姿勢でコネクタハウジングの端子収容室に後方から挿入された際に、前記端子収容室の天井壁に設けられた可撓性のランスの撓みを利用して該ランスの係止部に前記上壁に形成された係止孔が係合することで、後方への移動が阻止された状態で前記端子収容室の内部に固定され、その状態で前記ボックス部に前方からオスタブ端子が挿入された際に、前記上壁に設けられた板バネと前記下壁に設けられたタブ受部との間に前記オスタブ端子を挟んで該オスタブ端子と電気的に接続されるメス端子であって、
前記板バネは、前端が前記上壁に固定され自由端を後方に延ばし、且つ前記オスタブ端子が挿入された時に該オスタブ端子に押されて上側に撓みその反力で該オスタブ端子を下向きに押圧する片持バネとして形成され、
前記板バネは、その片持バネの自由端側には、挿入される前記オスタブ端子に接触するために下向きに凸に湾曲しながら後方に延びる湾曲部が設けられ、
前記湾曲部の後端には、前記オスタブ端子が挿入されることで該オスタブ端子に押されて前記湾曲部が上方に撓む際に、前記係止孔に係合した前記ランスの係止部に係合することで前記板バネを両端支持バネとして機能させると共に、両端支持バネの状態で更に前記湾曲部が扁平状に圧縮されるのに伴い該湾曲部が後方に延伸することによって前記ランスの係止部に対し後向きの力を及ぼし、その反力により前記ボックス部を前方に変位させる係止突片が設けられている、
こと。
上記(1)の構成のメス端子によれば、ボックス部を前方に向けた姿勢でコネクタハウジングの端子収容室に後方から挿入することで、端子収容室の天井壁に設けたランスの係止部をボックス部の上壁に形成した係止孔に係合させ、それにより端子収容室の内部に固定することができる。またその状態で、前方からオスタブ端子を挿入することで、ボックス部の上壁に設けた板バネと下壁に設けたタブ受部との間にオスタブ端子を挟むことができる。その際、板バネは、上方に撓むことで反力をオスタブ端子に及ぼし、メス端子とオスタブ端子との間に接触圧を発生する。また、板バネが上方に撓むことで、板バネの湾曲部の後端に設けた係止突片が、ボックス部の上壁の係止孔に嵌まるランスの係止部に係合し、板バネが両端支持バネとして圧縮変形することになり、より強い接触圧を発生する。しかも、板バネの湾曲部が更に圧縮変形するのに伴って湾曲部は後方へ向けて延伸することになり、延伸による力をランスの係止部に及ぼして、その反力によりメス端子を前方に変位させることができる。従って、このメス端子の前方への変位によって、メス端子の前端を端子収容室の前端壁に向けて押し付けることができ、メス端子とコネクタハウジングの前後方向のガタつきを少なくすることができて、その結果、メス端子とオスタブ端子との接点の摩耗を減らすことができる。
前述した目的を達成するために、本発明に係るコネクタにおけるメス端子の固定構造は、下記(2)または(3)を特徴としている。
(2) 前部に、上壁と下壁との間にオスタブ端子の挿入空間を確保した筒形のボックス部を有し、前記上壁と下壁にそれぞれ、前記ボックス部に対して前方からオスタブ端子が挿入された際に、該オスタブ端子を挟むことで該オスタブ端子とメス端子とを電気的に接続するための板バネとタブ受部とが設けられたメス端子を、前記ボックス部を前方に向けた姿勢でコネクタハウジングの端子収容室に後方から挿入することで、前記端子収容室の天井壁に設けられた可撓性のランスの係止部を該ランスの撓みを利用して前記上壁に形成された係止孔に係合させ、それによりメス端子を後方への抜けを阻止した状態で端子収容室の内部に固定すると共に、前記端子収容室の前端壁により前記メス端子の前方への移動を規制したコネクタにおけるメス端子の固定構造であって、
前記板バネは、前端が前記上壁に固定され自由端を後方に延ばし、且つ前記オスタブ端子が挿入された時に該オスタブ端子に押されて上側に撓みその反力で該オスタブ端子を下向きに押圧する片持バネとして形成されており、
前記板バネは、その片持バネの自由端側には、挿入される前記オスタブ端子に接触するために下向きに凸に湾曲しながら後方に延びる湾曲部が設けられ、
前記湾曲部の後端には、前記オスタブ端子が挿入されることで該オスタブ端子に押されて前記湾曲部が上方に撓む際に、前記係止孔に係合した前記ランスの係止部に係合することで前記板バネを両端支持バネとして機能させると共に、両端支持バネの状態で更に前記湾曲部が扁平状に圧縮されるのに伴い該湾曲部が後方に延伸することによって前記ランスの係止部に対し後向きの力を及ぼし、その反力により前記ボックス部を前方に変位させる係止突片が設けられている、
こと。
(3) 上記(2)の構成のコネクタにおけるメス端子の固定構造において、
前記メス端子の板バネの湾曲部の後端に設けられた係止突片が、前記オスタブ端子が挿入されて前記板バネが変形したときに前記メス端子の挿入方向と直交する姿勢となる後面壁を有した上向き突片として形成され、
前記ランスの係止部に、前記係止突片の係合する切欠が設けられ、その切欠に、前記係止突片の後面壁が当接することで、該係止突片の後面壁から後向きの力を受ける前方を向いた係止壁が設けられている、
こと。
上記(2)の構成のコネクタにおけるメス端子の固定構造によれば、ランスによってメス端子をコネクタハウジングの端子収容室の内部に固定した状態で、前方からオスタブ端子をメス端子のボックス部に挿入することで、ボックス部の上壁に設けた板バネと下壁に設けたタブ受部との間にオスタブ端子を挟むことができ、板バネの撓み反力による接触圧をメス端子とオスタブ端子の接点に作用させることができる。また、板バネが上方に撓むことで、板バネの湾曲部の後端に設けた係止突片が、ボックス部の上壁の係止孔に嵌まるランスの係止部に係合し、板バネが両端支持バネとして圧縮変形することになり、より強い接触圧を接点に作用させることができる。しかも、板バネの湾曲部が更に圧縮変形するのに伴って湾曲部は後方へ向けて延伸することになり、延伸による力をランスの係止部に及ぼすことで、その反力によりメス端子を前方に変位させることができる。従って、このメス端子の前方への変位によって、メス端子の前端を端子収容室の前端壁に向けて押し付けることができ、メス端子とコネクタハウジングの前後方向のガタつきを少なくすることができて、その結果、メス端子とオスタブ端子との接点の摩耗を減らすことができる。
上記(3)の構成のコネクタにおけるメス端子の固定構造によれば、板バネの係止突片の後面壁とランスの切欠の係止壁とを、メス端子の挿入方向と直交する面内で当接させることができるので、係止突片からの力をランスの係止部で確実に受け止めることができ、その反力を、メス端子を前方に変位させる力として有効に利用することができる。
本発明によれば、オスタブ端子を嵌合させた際に、メス端子を前方に変位させてコネクタハウジングに対するガタつきを少なくすることができ、接点の摩耗を減らすことができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本発明の実施形態のメス端子の外観斜視図である。 図2は、本発明の実施形態のメス端子のボックス部の内部構造を示す斜視断面図である。 図3は、本発明の実施形態のメス端子のボックス部の内部構造を示す側断面図である。 図4は、コネクタハウジングに収容する前の同メス端子のボックス部に対してオスタブ端子を挿入したときの板バネの撓みの状態を示す側断面図である。 図5は、本発明の実施形態のメス端子を収容固定するコネクタハウジングの端子収容室の構成を示す斜視図及びその要部拡大図である。 図6は、本発明の実施形態のメス端子をコネクタハウジングの端子収容室に収容固定した状態を示す側断面図である。 図7は、コネクタハウジングに収容固定した同メス端子のボックス部にオス端子を挿入した状態を示す側断面図及びその要部拡大図である。 図8は、従来例を示す側断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は実施形態のメス端子の外観斜視図、図2はメス端子のボックス部の内部構造を示す斜視断面図、図3はメス端子のボックス部の内部構造を示す側断面図、図4はコネクタハウジングに収容する前のメス端子のボックス部に対してオスタブ端子を挿入したときの板バネの撓みの状態を示す側断面図、図5はメス端子を収容固定するコネクタハウジングの端子収容室の構成を示す斜視図及びその要部拡大図、図6はメス端子をコネクタハウジングの端子収容室に収容固定した状態を示す側断面図、図7はコネクタハウジングに収容固定したメス端子のボックス部にオス端子を挿入した状態を示す側断面図及びその要部拡大図である。
この明細書では、便宜上の方向性として図1に示すように「上」側と「下」側を定義しているが、メス端子の使用時の姿勢によって、ボックス部の上側が下や横を向き、ボックス部の下側が上や横を向いていても当然構わない。
図1に示すように、このメス端子10は、前部に、上壁11aと下壁11bと左右側壁11c、11dとを備えた角筒形のボックス部11を有し、その後側に電線の導体に圧着する導体圧着部12、その更に後側に電線の被覆の付いた部分に加締める被覆加締部13を有している。ボックス部11と導体圧着部12の間及び導体圧着部12と被覆加締部13の間にはそれぞれ繋ぎ部14、15で繋がっている。
このメス端子10は、図2及び図3に示すように、ボックス部11の上壁11aと下壁11bの間にオスタブ端子70の挿入空間を確保しており、図6に示すように、コネクタハウジング50の端子収容室51に後方から挿入されることで端子収容室51の内部に固定される。そしてその状態で、図7に示すようにボックス部11に前方からオスタブ端子70が挿入された際に、上壁11aに設けられた板バネ20と下壁11bに設けられたタブ受部30との間にオスタブ端子70を挟むことで、オスタブ端子70と電気的に接続されるようになっている。
図2〜図4に示すように、板バネ20は基本的に、前端(固定端)のU字状屈曲部21が上壁11aの前端に固定され、自由端側を後方に延ばした片持バネとして形成されており、オスタブ端子70が挿入された時にオスタブ端子70に押されて上側に撓み、その反力でオスタブ端子70を下向きに押圧するようになっている。
この板バネ20の自由端側には、下向きに凸に逆への字状に湾曲した湾曲部22が設けられている。つまり、この逆への字状の湾曲部22のU字状屈曲部21に連なる前端22aと自由端である後端22cとの間に、下向きに一番突出した最下端部22bが設けられており、この最下端部22bの下面に、オスタブ端子70の上面71と押圧接触する第1接点Saが設けられている。
また、板バネ20の湾曲部22の後端22cには、上向きに突出した係止突片23が設けられている。この係止突片23は、後述するようにランス60のビーク62の係合溝63に係合する部分である。更に、ボックス部11の上壁11aの前記係止突片23に対向する位置には矩形の係止孔42が形成されている。
また、板バネ20に対向するタブ受部30の上面には、第1接点Saの前側と後側に位置して上に凸の湾曲部31、32が設けられており、それら湾曲部31、32の最上端に、オスタブ端子70の下面72と接触する第2接点Sb及び第3接点Scが設けられている。
一方、コネクタハウジング50は、図5に示すように、端子収容室51の前方にオスタブ端子70の挿入孔57を有した前端壁56を有している。この挿入孔57は、端子収容室51に収容固定されたメス端子10のオスタブ端子挿入位置に対応するように設けられている。端子収容室51は、天井壁52と底壁53の間に画成されており、天井壁52にメス端子10を係止する可撓性のランス60が形成されている。
このランス60は、コネクタハウジング50の端子収容室51に後方からメス端子10を挿入した際に、ビーク(係止部)62をメス端子10の係止孔42に係合させることで、メス端子10の後方への抜けを阻止するものであり、後端61が端子収容室151の天井壁に固定され、自由端を前方に延ばした片持状に形成されている。また、ランス60のビーク62の下面には、係合溝(切欠)63が設けられており、その係合溝63の後端には、前方を向いた係止壁64が設けられている。
次に板バネ20の自由端に形成した係止突片23について詳しく延べる。
板バネ20は、図4に示すように、ボックス部11にオスタブ端子70が挿入されることで、該オスタブ端子70に押されて上方に撓む。その際、図7に示すように、係止突片23は、湾曲部22が上下方向に変形するのに従って、ボックス部11の係止孔42に係合したランス60のビーク62の係合溝63に係合し、板バネ20を両端支持バネとして機能させる。
両端支持バネの状態で更に湾曲部22が扁平状に圧縮されると、それに伴って湾曲部22が後方に延伸する。つまり、湾曲部22の前後方向の寸法は、オスタブ端子70の挿入前にはA0(図6参照)であったものが、両端支持バネの状態で湾曲部22が圧縮されることにより、延伸量A1を加えた寸法A2まで延伸する。そして、湾曲部22が延伸することによって、係止突片23は、ランス60のビーク62の係止壁64に対し後向きの力を及ぼし、その反力により、ボックス部11を前方に矢印Bのように変位させる。このメス端子10の前方への変位により、図6に示したメス端子10のボックス部11の前端と端子収容室51の前端壁56との間の隙間Hが埋められる。
この場合、係止突片23の後面壁は、メス端子10の挿入方向と直交する姿勢となってランス60のビーク62の係止壁64に当接し、係止壁64を後向きに押圧する。
このコネクタハウジング50にメス端子10を収容する場合は、図6に示すように、端子収容室51に後方からメス端子10のボックス部11を挿入する。そうすると、ランス60のビーク62にボックス部11の上壁11aが当たることでランス60が上方に撓み、ビーク62と係止孔42が一致する位置までメス端子10を挿入することで、ランス60が撓みから復帰してビーク62が係止孔42に嵌まり、メス端子10が後方へ抜け止めされる。
この状態では、図6に示すように、メス端子10の前端と端子収容室51の前端壁56との間に若干の隙間Hがある。この隙間Hは、ランス60のビーク62が撓みから復帰する際に、係止孔42の前端と干渉するのを避けるために確保されたものである。
次にその状態で、図7に示すように、前方からオスタブ端子70を挿入する。そうすると、ボックス部11の上壁11aに設けた板バネ20と下壁11bに設けたタブ受部30との間にオスタブ端子70が進入し、オスタブ端子70が板バネ20とタブ受部30との間に挟まれる。その際、板バネ20は、上方に撓むことで反力をオスタブ端子70に及ぼし、メス端子10とオスタブ端子70との間に接触圧を発生させる。
また、板バネ20が上方に撓むことで、板バネ20の湾曲部22の後端に設けた係止突片23が、ボックス部11の上壁11aの係止孔42に嵌まっているランス60のビーク62の係合溝63に係合し、板バネ20が両端支持バネとして圧縮変形することになり、より強い接触圧を発生する。しかも、板バネ20の湾曲部22が更に圧縮変形するのに伴って湾曲部22は後方へ向けて延伸することになり、延伸による力をランス60のビーク62に及ぼして、その反力によりメス端子10が前方に変位する。
従って、このメス端子10の前方への変位によって、メス端子10の前端を端子収容室51の前端壁56に向けて押し付けることができ、メス端子10とコネクタハウジング50の前後方向のガタつきを少なくすることができて、その結果、メス端子10とオスタブ端子70との接点の摩耗を減らすことができる。
また、このようにメス端子10を固定した構造においては、板バネ20の係止突片23の後面壁を、ランス60の係合溝63の係止壁64にメス端子10の挿入方向と直交する面内で当接させることができるので、係止突片23からの力をランス60のビーク62で確実に受け止めることができ、その反力を、メス端子10を前方に変位させる力として有効に利用することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
10 メス端子
11 ボックス部
11a 上壁
11b 下壁
20 板バネ
21 U字状屈曲部(板バネの前端)
22 湾曲部
22c 後端
23 係止突片
30 タブ受部
50 コネクタハウジング
51 端子収容室
56 前端壁
60 ランス
62 ビーク(係止部)
63 係止溝(切欠)
64 係止壁
70 オスタブ端子

Claims (3)

  1. 前部に、上壁と下壁との間にオスタブ端子の挿入空間を確保した筒形のボックス部を有しており、該ボックス部を前方に向けた姿勢でコネクタハウジングの端子収容室に後方から挿入された際に、前記端子収容室の天井壁に設けられた可撓性のランスの撓みを利用して該ランスの係止部に前記上壁に形成された係止孔が係合することで、後方への移動が阻止された状態で前記端子収容室の内部に固定され、その状態で前記ボックス部に前方からオスタブ端子が挿入された際に、前記上壁に設けられた板バネと前記下壁に設けられたタブ受部との間に前記オスタブ端子を挟んで該オスタブ端子と電気的に接続されるメス端子であって、
    前記板バネは、前端が前記上壁に固定され自由端を後方に延ばし、且つ前記オスタブ端子が挿入された時に該オスタブ端子に押されて上側に撓みその反力で該オスタブ端子を下向きに押圧する片持バネとして形成され、
    前記板バネは、その片持バネの自由端側には、挿入される前記オスタブ端子に接触するために下向きに凸に湾曲しながら後方に延びる湾曲部が設けられ、
    前記湾曲部の後端には、前記オスタブ端子が挿入されることで該オスタブ端子に押されて前記湾曲部が上方に撓む際に、前記係止孔に係合した前記ランスの係止部に係合することで前記板バネを両端支持バネとして機能させると共に、両端支持バネの状態で更に前記湾曲部が扁平状に圧縮されるのに伴い該湾曲部が後方に延伸することによって前記ランスの係止部に対し後向きの力を及ぼし、その反力により前記ボックス部を前方に変位させる係止突片が設けられている、
    ことを特徴とするメス端子。
  2. 前部に、上壁と下壁との間にオスタブ端子の挿入空間を確保した筒形のボックス部を有し、前記上壁と下壁にそれぞれ、前記ボックス部に対して前方からオスタブ端子が挿入された際に、該オスタブ端子を挟むことで該オスタブ端子とメス端子とを電気的に接続するための板バネとタブ受部とが設けられたメス端子を、前記ボックス部を前方に向けた姿勢でコネクタハウジングの端子収容室に後方から挿入することで、前記端子収容室の天井壁に設けられた可撓性のランスの係止部を該ランスの撓みを利用して前記上壁に形成された係止孔に係合させ、それによりメス端子を後方への抜けを阻止した状態で端子収容室の内部に固定すると共に、前記端子収容室の前端壁により前記メス端子の前方への移動を規制したコネクタにおけるメス端子の固定構造であって、
    前記板バネは、前端が前記上壁に固定され自由端を後方に延ばし、且つ前記オスタブ端子が挿入された時に該オスタブ端子に押されて上側に撓みその反力で該オスタブ端子を下向きに押圧する片持バネとして形成されており、
    前記板バネは、その片持バネの自由端側には、挿入される前記オスタブ端子に接触するために下向きに凸に湾曲しながら後方に延びる湾曲部が設けられ、
    前記湾曲部の後端には、前記オスタブ端子が挿入されることで該オスタブ端子に押されて前記湾曲部が上方に撓む際に、前記係止孔に係合した前記ランスの係止部に係合することで前記板バネを両端支持バネとして機能させると共に、両端支持バネの状態で更に前記湾曲部が扁平状に圧縮されるのに伴い該湾曲部が後方に延伸することによって前記ランスの係止部に対し後向きの力を及ぼし、その反力により前記ボックス部を前方に変位させる係止突片が設けられている、
    ことを特徴とするコネクタにおけるメス端子の固定構造。
  3. 前記メス端子の板バネの湾曲部の後端に設けられた係止突片が、前記オスタブ端子が挿入されて前記板バネが変形したときに前記メス端子の挿入方向と直交する姿勢となる後面壁を有した上向き突片として形成され、
    前記ランスの係止部に、前記係止突片の係合する切欠が設けられ、その切欠に、前記係止突片の後面壁が当接することで、該係止突片の後面壁から後向きの力を受ける前方を向いた係止壁が設けられている、
    ことを特徴とする請求項2に記載のコネクタにおけるメス端子の固定構造。
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