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JP2014048359A - 結像光学系及びそれを備えた撮像装置 - Google Patents

結像光学系及びそれを備えた撮像装置 Download PDF

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JP2014048359A
JP2014048359A JP2012189519A JP2012189519A JP2014048359A JP 2014048359 A JP2014048359 A JP 2014048359A JP 2012189519 A JP2012189519 A JP 2012189519A JP 2012189519 A JP2012189519 A JP 2012189519A JP 2014048359 A JP2014048359 A JP 2014048359A
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JP
Japan
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lens group
lens
sub
optical system
imaging optical
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Application number
JP2012189519A
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English (en)
Inventor
Masaru Morooka
優 諸岡
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Olympus Imaging Corp
Original Assignee
Olympus Imaging Corp
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Publication date
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Abstract

【課題】明るさと適度な画角を確保しつつ、収差を低減しやすい結像光学系を提供する。また、合焦動作のためのメカ機構を単純な構造にしやすい結像光学系を提供する。
【解決手段】物体側から順に、正屈折力の第1レンズ群G1、明るさ絞りS、及び正屈折力の第2レンズ群G2、からなり、第1レンズ群G1は、物体側から順に、正屈折力の第1サブレンズ群GS1、負屈折力の第2サブレンズ群GS2、及び正屈折力の第3サブレンズ群GS3の3つのサブレンズ群からなり、以下の条件式(1)及び(2)を満足する。4<(LTL+fB)/fB<15(1)、0.3<D12/IH<4(2)ただし、fBは、第2レンズ群の像側面から像面までの光軸上での空気換算距離、LTLは、第1レンズ群の物体側面から第2レンズ群の像側面までの光軸上の距離、D12は、第1レンズ群の像側面から第2レンズ群の物体側面までの光軸上長さ、IHは、最大像高、である。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮影光学系等に用いられる結像光学系に関するものである。さらには、結像光学系を用いたデジタルスチルカメラ等の撮像装置に関するものである。
従来から、大口径の結像光学系として、特許文献1のような結像光学系が知られている。
特開2009−251398号公報
しかしながら、特許文献1に開示された結像光学系は、全画角が30°程度であり、バックフォーカスを維持しつつ画角を広げるために、明るさ絞りよりも像側のレンズ群の屈折力を高くしていくと、球面収差やコマ収差が発生しやすくなる。また、特許文献1の結像光学系は、複数のレンズ群を動かすことで、合焦動作を行っているが、メカ機構が複雑になりやすい。
本願発明は、明るさと適度な画角を確保しつつ、収差を低減しやすい結像光学系を提供する。また、合焦動作のためのメカ機構を単純な構造にしやすい結像光学系を提供する。さらに、そのような結像光学系を備えた撮像装置を提供する。
本発明にかかる第1の側面の結像光学系は、
物体側から像側へ順に、
正屈折力の第1レンズ群、明るさ絞り、及び正屈折力の第2レンズ群、
を有し、
第1レンズ群及び第2レンズ群以外に他のレンズ群を含まず、
第1レンズ群は、物体側から像側へ順に、正屈折力の第1サブレンズ群、負屈折力の第2サブレンズ群、及び正屈折力の第3サブレンズ群の3つのサブレンズ群からなることを基本構成とする。
本発明にかかる結像光学系の基本構成は、明るさ絞りを挟んで正の屈折力の第1レンズ群と、第2レンズ群とを配置することで、大口径化と収差低減の両立に有利な構成としている。第1レンズ群の収斂作用により、第2レンズ群での光線高を低く抑えられ、明るさを確保しても第2レンズ群の径の小型化を可能としている。
また、全画角が40°を上回るような焦点距離にてバックフォーカスを確保するためには、結像光学系全体のうち像側に正の屈折力を集中させることが好ましい。このとき、第2レンズ群の屈折力を高めて、像側に正の屈折力を集中させる構成とする場合、第2レンズ群で発生する球面収差、像面湾曲が発生しやすくなる。
そのため本発明では、明るさ絞りの直前に、正屈折力の第3サブレンズ群を配置している。この構成により、第2レンズ群の屈折力負担を軽減でき、収差の発生を低減できる。 すなわち、明るさ絞りよりも物体側のレンズ構成は、物体から像側へ順に、正の第1サブレンズ群、負の第2サブレンズ群、そして、第2レンズ群での諸収差の発生を抑えるための正の第3サブレンズ群を配置する構成とし、結像光学系の収差低減や明るさの確保等に有利としている。
このような基本構成にて、以下の条件式(1)及び(2)を満足することが好ましい。
4 <(LTL+fB)/fB < 15 (1)
0.3 < D12/IH < 4 (2)
ただし、
fBは、無限遠物体合焦時の第2レンズ群の像側面から像面までの光軸上での空気換算距離、
LTLは、第1レンズ群の物体側面から第2レンズ群の像側面までの光軸上の距離、
D12は、無限遠物体合焦時の第1レンズ群の像側面から第2レンズ群の物体側面までの光軸上長さ、
IHは、最大像高、
である。
条件式(1)に関して、下限値を下回らないようにして、第2レンズ群の像側面を像面に近づけることで、第2レンズ群のレンズ配置スペースの確保による収差低減に有利となる。それと共に、第2レンズ群の有効径を小さくでき、明るさの確保と小型化の両立に有利となる。
また、条件式(1)の上限値を上回らないようにすることで、結像光学系を交換レンズとして使用した際のカメラ本体との干渉リスクを低減できる。
条件式(2)に関して、下限値を下回らないようにして、第1レンズ群と第2レンズ群との間隔を確保することで、明るさ絞りのメカ機構を配置するスペースが確保できる。
また、条件式(2)の上限値を上回らないようにすることで、第1レンズ群の有効径を小さくでき、明るさの確保と小型化の両立に有利となる。
結像光学系は、無限遠物体から至近距離物体への合焦動作の際に、第1レンズ群が静止し、第2レンズ群が物体側に移動することが好ましい。
前述のように、本発明では、第2レンズ群で発生する諸収差の発生を小さくできる。そのため、第2レンズ群を合焦時に移動するレンズ群とすることで、合焦動作時の収差変動が少ない結像光学系となる。また、合焦動作時に移動するレンズ群数を少なくすることができるため、省エネルギー化につながる。さらに、全長が一定のインナーフォーカスとなるので、合焦動作に際してのゴミの侵入や、合焦動作時の音漏れの低減にも有利となる。
結像光学系は、以下の条件式(3)を満足することが好ましい。
1.2 < f1/f2 < 2.5 (3)
ただし、
f1は、第1レンズ群の焦点距離、
f2は、第2レンズ群の焦点距離、
である。
条件式(3)にて、第1レンズ群、第2レンズ群の焦点距離比を規定することで、大口径化としても結像光学系全系の諸収差を抑えることにいっそう有利となる。
条件式(3)の下限値を下回らないようにして第2レンズ群の屈折力を確保することで、バックフォーカスの確保に有利となる。
条件式(3)の上限値を上回らないようにして第2レンズ群の屈折力を抑えることで、明るさ絞り前後の各レンズ群の屈折力配置の対称性の確保につながり、大口径化したときの結像光学系全系のコマ収差等の補正に有利となる。
本発明にかかる第2の側面の結像光学系は、
物体側から像側へ順に、
正屈折力の第1レンズ群、明るさ絞り、及び正屈折力の第2レンズ群、
を有し、
第1レンズ群及び第2レンズ群以外に他のレンズ群を含まず、
第1レンズ群は、物体側から像側へ順に、正屈折力の第1サブレンズ群、負屈折力の第2サブレンズ群、及び正屈折力の第3サブレンズ群の3つのサブレンズ群からなり、
無限遠物体から至近距離物体への合焦動作の際に、第1レンズ群が静止し、第2レンズ群が物体側に移動し、
以下の条件式(3)を満足する。
1.2 < f1/f2 < 2.5 (3)
ただし、
f1は、第1レンズ群の焦点距離、
f2は、第2レンズ群の焦点距離、
である。
前述したように、バックフォーカスの確保と画角、明るさの確保、光学性能の確保に有利となり、加えて、合焦動作にも有利となる。
上述の何れかの結像光学系にて、以下の構成の1つ、更には複数を同時に満足することがより好ましい。
第2レンズ群は、物体側から像側へ順に、第4サブレンズ群、正屈折力の第5サブレンズ群からなり、
第4サブレンズ群は、第4サブレンズ群中で最も物体側に位置するレンズである負レンズを有し、
第5サブレンズ群は、複数の正レンズを有することが好ましい。
明るさ絞りより像側の第2レンズ群は、最も物体側に負レンズを配置し、その像側に正の第5サブレンズ群を配置して、ガウスタイプに近い構成とすることで、大口径化と収差低減の両立にいっそう有利となる。また、第2レンズ群は全体として正の屈折力をもつため、大口径化に伴う球面収差の低減のために、第5サブレンズ群中に複数の正レンズを配置することで球面収差、コマ収差の低減に有利となる。
第4サブレンズ群と第5サブレンズ群は、各々非球面のレンズ面を有することが好ましい。
第2レンズ群単独で球面収差、非点収差、コマ収差を低減できる。そのため、結像光学系全体の全合焦状態での性能向上と大口径化の両立にいっそう有利となる。
第4サブレンズ群は、負レンズと正レンズを含む1つの接合レンズからなることが好ましい。
負レンズによる発散作用を維持しつつその負レンズを正レンズと接合させることで、色収差の低減、レンズの偏心による画像劣化の低減、小型化に有利となる。
第5サブレンズ群は、物体側から像側へ順に、正レンズ成分、正レンズ成分、負レンズ成分の3つのレンズ成分からなることが好ましい。
ここで、レンズ成分は、光軸上にて空気と接する屈折面が物体側面と像側面の2つのみとなるレンズブロックである。
第5サブレンズ群の正屈折力の確保と収差の低減に有利となる。
第3サブレンズ群は、負レンズと、負レンズよりも像側に配置された正レンズを有することが好ましい。
上記構成とすることで、第3サブレンズ群が、物体より順に負レンズ、正レンズのレトロフォーカスタイプとなるため、バックフォーカス確保のためにより好ましい。
第1サブレンズ群は、非球面のレンズ面を有することが好ましい。
上記構成とすることで、大口径化した場合に発生する球面収差、非点収差の補正にいっそう有利となる。
第1サブレンズ群は、1つの正レンズ成分からなり、
第2サブレンズ群は、1つの負レンズ成分からなり、
第3サブレンズ群は、1つの正レンズ成分からなる
ことが好ましい。
ここで、レンズ成分は、光軸上にて空気と接する屈折面が物体側面と像側面の2つのみとなるレンズブロックである。
上記構成とすることで、低コスト化や小型化に有利となる。
第3サブレンズ群は、正レンズと負レンズを含む1つの接合レンズからなることが好ましい。
上記構成とすることで、色収差の低減、レンズの偏心による画像劣化の低減、小型化に有利となる。
結像光学系は、以下の条件式(4)及び(5)のうち少なくとも1つを満足することが好ましい。
0.80 < φ/f < 1.5 (4)
40° < 2×ω < 70° (5)
ただし、
φは、結像光学系の入射瞳の最大直径、
fは、結像光学系の焦点距離、
ωは、結像光学系の最大撮影半画角、
である。
条件式(4)の下限値を下回らないように入射瞳の最大直径を確保しつつ結像光学系の焦点距離を小さくすることで十分な明るさの確保につながる。
条件式(4)の上限値を上回らないように入射瞳の最大直径を適度に抑えることで、結像光学系のサイズの低減につながる。
条件式(5)の下限値を下回らないように画角を確保し、条件式(5)の上限値を上回らないように画角を適度に抑えることで、コスト低減、収差低減、明るさ確保の両立に有利な画角となり結像光学系の小型化につながる。
なお、条件式(4)と条件式(5)は、それぞれ個別に特定してもよい。
上述のいずれかの結像光学系と、
結像光学系の像側に配置された撮像素子と、
を有する撮像装置とすることで、
明るさの確保と光学性能の確保の両立に有利な結像光学系による撮像が行える。
上述の構成は複数同時に満足することがより好ましい。
各条件式について、以下のようにすることが、その機能をより確実にでき好ましい。
条件式(1)について、
下限値を5、さらには6とすることがより好ましい。
上限値を11、さらには7とすることがより好ましい。
条件式(2)について、
下限値を0.5、さらには0.7とすることがより好ましい。
上限値を2.5、さらには1とすることがより好ましい。
条件式(3)について、
下限値を1.5、さらには1.8とすることがより好ましい。
上限値を2.4、さらには2.3とすることがより好ましい。
条件式(4)について、
下限値を0.85、さらには0.90とすることがより好ましい。
上限値を1.3、さらには1.1とすることがより好ましい。
条件式(5)について、
下限値を42°、さらには44°とすることがより好ましい。
上限値を60°、さらには50°とすることがより好ましい。
本発明に係る結像光学系は、明るさと適度な画角を確保しつつ、収差を低減しやすい結像光学系を提供することが可能となる。また、合焦動作のためのメカ機構を単純な構造にしやすい結像光学系を提供することが可能となる。さらに、そのような結像光学系を備えた撮像装置を提供することが可能となる。
実施例1の結像光学系の断面図である。 実施例2の結像光学系の断面図である。 実施例1の結像光学系の収差図である。 実施例2の結像光学系の収差図である。 一実施形態のデジタルカメラの構成を示す模式的な横断面図である。 一実施形態のデジタルカメラの外観を示す前方斜視図である。 一実施形態のデジタルカメラの外観を示す後方斜視図である。 一実施形態のデジタルカメラの制御構成を示すブロック図である。
本実施形態の結像光学系について図を用いて説明する。
本実施形態の結像光学系は、物体側から像側へ順に、正屈折力の第1レンズ群G1、明るさ絞りS、正屈折力の第2レンズ群G2を有し、第1レンズ群G1、第2レンズ群G2以外に他のレンズ群を含まず、第1レンズ群G1は、物体側から像側へ順に、正屈折力の第1サブレンズ群GS1と、負屈折力の第2サブレンズ群GS2と、正屈折力の第3サブレンズ群GS3の3つのサブレンズ群からなる構成を基本構成としている。
本実施形態の実施例1及び2の結像光学系は、いずれも第2レンズ群のみが物体側に移動して、無限遠から至近への合焦動作を行う。
実施例1及び2の撮像面直前の平板Cは、撮像素子のカバーガラス、ローパスフィルタ、赤外カットフィルタ、埃除去フィルタをまとめて、光学的に等価な平行平板としたものである。また、カバーガラスCの物体側の平板は、赤外カットフィルタFである。また、Iは像面を示している。
図1は、実施例1の結像光学系の断面図である。
実施例1の結像光学系は、図1に示すように物体側から像側へ順に、正屈折力の第1レンズ群G1、明るさ絞りS、正屈折力の第2レンズ群G2にて構成されている。
第1レンズ群G1は、物体側から像側へ順に、正屈折力の第1サブレンズ群GS1、負屈折力の第2サブレンズ群GS2、正屈折力の第3サブレンズ群GS3、からなる。
第1サブレンズ群GS1は、1枚の両凸正レンズL11からなる。
第2サブレンズ群GS2は、1枚の物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL12からなる。
第3サブレンズ群GS3は、両凹負レンズL13と両凸正レンズL14の接合レンズSU11からなる。
第2レンズ群G2は、物体側から像側へ順に、正屈折力の第4サブレンズ群GS4、負屈折力の第5サブレンズ群GS5からなる。
第4サブレンズ群GS4は、両凹負レンズL21と両凸正レンズL22の接合レンズSU21からなる。
第5サブレンズ群GS5は、両凸正レンズL23と、両凸正レンズL24と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL25と、からなる。
第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の間には、明るさ絞りSが配置される。
非球面は、第1レンズ群G1の第1サブレンズ群GS1の両凸正レンズL11の両面r1,r2、第2レンズ群G2の第4サブレンズ群GS4の接合レンズSU21の最も像側の面r11、及び第2レンズ群G2の第5サブレンズ群GS5の像側の両凸正レンズL24の両面r14,r15のあわせて5面である。
図2は、実施例2の結像光学系の断面図である。
実施例2の結像光学系は、図2に示すように物体側から像側へ順に、正屈折力の第1レンズ群G1、明るさ絞りS、正屈折力の第2レンズ群G2にて構成されている。
第1レンズ群G1は、物体側から像側へ順に、正屈折力の第1サブレンズ群GS1、負屈折力の第2サブレンズ群GS2、正屈折力の第3サブレンズ群GS3、からなる。
第1サブレンズ群GS1は、1枚の像側に凸面を向けた正メニスカスレンズL11からなる。
第2サブレンズ群GS2は、1枚の物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL12からなる。
第3サブレンズ群GS3は、両凹負レンズL13と両凸正レンズL14の接合レンズSU11からなる。
第2レンズ群G2は、物体側から像側へ順に、正屈折力の第4サブレンズ群GS4、負屈折力の第5サブレンズ群GS5からなる。
第4サブレンズ群GS4は、両凹負レンズL21と両凸正レンズL22の接合レンズSU21からなる。
第5サブレンズ群GS5は、両凸正レンズL23と、両凸正レンズL24と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL25と、からなる。
第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の間には、明るさ絞りSが配置される。
非球面は、第1レンズ群G1の第1サブレンズ群GS1の両凸正レンズL11の両面r1,r2、第2レンズ群G2の第4サブレンズ群GS4の接合レンズSU21の最も像側の面r11、及び第2レンズ群G2の第5サブレンズ群GS5の像側の両凸正レンズL24の両面r14,r15のあわせて5面である。
以下に上記実施例1及び2の各種数値データ(面データ、各種データ、フォーカスデータ及び各群焦点距離)を示す。
面データには、面番号毎に各レンズ面(光学面)の曲率半径r、面間隔d、各レンズ(光学媒質)のd線(587.6nm)に対する屈折率nd、各レンズ(光学媒質)のd線のアッベ数νdが示されている。曲率半径r、面間隔dの単位はいずれもミリメートル(mm)である。面データ中、曲率半径に記載する“∞”は、無限大であることを示している。
非球面データには、面データ中、非球面形状としたレンズ面に関するデータが示されている。非球面形状は、xを光の進行方向を正とした光軸とし、yを光軸と直交する方向にとると下記の式にて表される。
x=(y2/r)/[1+{1−(1+K)・(y/r)21/2
+A4y4+A6y6+A8y8+A10y10
ただし、rは近軸曲率半径、Kは円錐係数、A4、A6、A8、A10はそれぞれ4次、6次、8次、10次の非球面係数である。なお、記号“e”は、それに続く数値が10を底にもつ、べき指数であることを示している。例えば「1.0e−5」は「1.0×10-5」であることを意味している。
フォーカスデータには、焦点距離、Fナンバー(FNO)、画角2ω(°)、可変する面間隔d、バックフォーカス(in air)、全長(in air)、及び像高が示されている。単位は、Fナンバー及び画角を除き、いずれもミリメートル(mm)である。
撮像素子の有効撮像領域は、矩形形状としている。最大像高の値は、各実施例ともに有効撮像領域における最大像高であり、半画角ωは、その有効撮像領域の最大像高に至る光線の半画角である。
各群焦点距離データには、各レンズ群における焦点距離f1及びf2が示されている。単位はいずれもミリメートル(mm)である。
数値実施例1

面データ
面番号 r d nd νd
1(非球面) 201.143 2.08 1.77250 49.60
2(非球面) -42.609 0.10
3 8.969 1.77 1.83481 42.73
4 6.436 4.25
5 -13.214 0.80 1.59551 39.24
6 9.000 3.99 1.83481 42.73
7 -14.935 0.40
8(絞り) ∞ D8
9 -8.000 0.50 1.74077 27.79
10 14.356 4.00 1.77377 47.17
11(非球面) -9.703 0.10
12 12.420 3.00 1.88300 40.76
13 -56.605 0.61
14(非球面) 66.859 1.60 1.77377 47.17
15(非球面) -40.043 0.10
16 17.768 0.80 1.75211 25.05
17 6.000 D17
18 ∞ 0.30 1.51633 64.14
19 ∞ 0.50
20 ∞ 0.50 1.51633 64.14
21 ∞ 0.62
像面 ∞

非球面係数
第1面
K = 0.000
A4 =-1.23767e-04
A6 =-6.24020e-07
A8 = 1.52562e-08
第2面
K = 0.000
A4 =-8.62813e-05
A6 =-1.54319e-07
A8 = 1.34452e-08
第11面
K = 0.000
A4 = 3.29284e-04
A6 =-4.77699e-06
A8 = 5.58840e-08
第14面
K = 0.000
A4 = 5.34065e-04
A6 =-2.45866e-05
A8 = 2.32076e-07
第15面
K = 0.000
A4 = 6.34365e-04
A6 =-2.10055e-05
A8 = 2.07520e-07
A10= 3.38694e-10

フォーカスデータ
無限 横倍率1/85 物像距離500mm
D8 3.44 3.29 3.15
D17 3.54 3.69 3.83

各種データ
焦点距離 10.92
FNO. 1.00
画角2ω(°) 46.48
像高 4.63
fb (in air) 5.19
全長 (in air) 32.73

各群焦点距離
f1 27.42
f2 12.84
数値実施例2

面データ
面番号 r d nd νd
1(非球面) -1000.000 2.00 1.77250 49.60
2(非球面) -36.817 0.10
3 9.522 2.00 1.83481 42.73
4 6.701 4.02
5 -14.827 0.80 1.59551 39.24
6 9.000 4.02 1.83481 42.73
7 -14.818 0.40
8(絞り) ∞ D8
9 -8.000 0.80 1.74077 27.79
10 15.623 4.00 1.77377 47.17
11(非球面) -9.653 0.20
12 11.560 3.00 1.88300 40.76
13 -68.803 0.10
14(非球面) 38.580 1.60 1.77377 47.17
15(非球面) -90.247 0.10
16 20.625 0.80 1.75211 25.05
17 6.049 D17
18 ∞ 0.30 1.51633 64.14
19 ∞ 0.50
20 ∞ 0.50 1.51633 64.14
21 ∞ 0.62
像面 ∞

非球面係数
第1面
K = 0.000
A4 =-1.28950e-04
A6 =-6.04265e-07
A8 = 1.82841e-08
第2面
K = 0.000
A4 =-7.52687e-05
A6 =-3.16039e-07
A8 = 1.80123e-08
第11面
K = 0.000
A4 = 3.42708e-04
A6 =-5.42091e-06
A8 = 6.23910e-08
第14面
K = 0.000
A4 = 4.82612e-04
A6 =-1.88400e-05
A8 = 1.52772e-07
第15面
K = 0.000
A4 = 5.18759e-04
A6 =-1.12303e-05
A8 =-1.41020e-08
A10= 2.09877e-09

フォーカスデータ
無限 横倍率1/85 物像距離500mm
D8 3.41 3.25 3.10
D17 3.73 3.89 4.04

各種データ
焦点距離 10.92
FNO. 1.00
画角2ω(°) 47.18
像高 4.63
fb (in air) 5.38
全長 (in air) 32.73

各群焦点距離
f1 25.46
f2 13.01
図3及び図4は、実施例1及び実施例2における(a)無限遠、(b)横倍率1/85倍時、(c)物像距離500mmでの諸収差図である。
これら諸収差図において、SAは球面収差、ASは非点収差、DTは歪曲収差、CCは倍率色収差を示す。球面収差SAは、587.6nm(d線:実線)、435.8nm(g線:一点鎖線)、656.3nm(C線:破線)の各波長について示されている。また、倍率色収差CCは、d線を基準としたときの435.8nm(g線:一点鎖線)、656.3nm(C線:破線)の各波長について示されている。また、非点収差ASは、実線がサジタル像面、破線がメリジオナル像面のものを示している。なお、FNOはFナンバーを示す。また、FIYは像高を示す。
上記実施例1及び実施例2について、各要素値及び条件式(1)〜(5)の値を下記に示しておく。
要素 実施例1 実施例2
LTL 27.54 27.35
fB 5.19 5.38
D12 3.84 3.81
IH 4.63 4.63
f1 27.42 25.46
f2 12.84 13.01
φ 10.92 10.92
f 10.92 10.92
条件式 実施例1 実施例2
(1)(LTL+fB)/fB 6.31 6.08
(2)D12/IH 0.83 0.82
(3)f1/f2 2.14 1.96
(4)φ/f 1.00 1.00
(5)2×ω(°) 46.48 47.18
図5は、本実施形態の結像光学系を用い、撮像素子として小型のCCD又はCMOSなどを用いた撮像装置としての一眼ミラーレスカメラの断面図である。図5において、31は一眼ミラーレスカメラ、32は鏡筒内に配置された撮像レンズ系、33は撮像レンズ系32を一眼ミラーレスカメラ31に着脱可能とする鏡筒のマウント部であり、スクリュータイプやバヨネットタイプ等のマウントが用いられる。この例では、バヨネットタイプのマウントを使用している。また、34は撮像素子面、35はバックモニターである。
このような構成の一眼ミラーレスカメラ31の撮像レンズ系32として、例えば上記実施例1及び2に示した本実施形態のズームレンズが用いられる。
図6、図7は、結像光学系を撮影光学系41に組み込んだ、本実施形態の撮像装置の構成の概念図を示す。図6は撮像装置としてのデジタルカメラ40の外観を示す前方斜視図、図7は同背面斜視図である。
この実施形態のデジタルカメラ40は、撮影用光路42上に位置する撮影光学系41、シャッターボタン45、液晶表示モニター47等を含み、デジタルカメラ40の上部に配置されたシャッターボタン45を押圧すると、それに連動して撮影光学系41、例えば実施例1のレンズ系を通して撮影が行われる。撮影光学系41によって形成された物体像が結像面近傍に設けられた撮像素子(光電変換面)上に形成される。この撮像素子で受光された物体像は、処理手段によって電子画像としてカメラ背面に設けられた液晶表示モニター47に表示される。また、撮影された電子画像は記録手段に記録することができる。
図8は、本実施形態のデジタルカメラ40の主要部の内部回路を示すブロック図である。なお、以下の説明では、前述した処理手段51は、例えば、CDS/ADC部24、一時記憶メモリ17、画像処理部18等で構成され、記憶手段52は、記憶媒体部等で構成される。
デジタルカメラ40は、操作部12と、この操作部12に接続された制御部13と、この制御部13の制御信号出力ポートにバス14及び15を介して接続された撮像駆動回路16並びに一時記憶メモリ17、画像処理部18、記憶媒体部19、表示部20、及び設定情報記憶メモリ部21を備えている。
上記の一時記憶メモリ17、画像処理部18、記憶媒体部19、表示部20、及び設定情報記憶メモリ部21は、バス22を介して相互にデータの入力、出力が可能とされている。また、撮像駆動回路16には、CCD49とCDS/ADC部24が接続されている。
操作部12は、各種の入力ボタンやスイッチを備え、これらを介して外部(カメラ使用者)から入力されるイベント情報を制御部に通知する。制御部13は、例えばCPUなどからなる中央演算処理装置であって、不図示のプログラムメモリを内蔵し、プログラムメモリに格納されているプログラムに従って、デジタルカメラ40全体を制御する。
CCD49は、撮像駆動回路16により駆動制御され、撮像光学系41を介して形成された物体像の画素ごとの光量を電気信号に変換し、CDS/ADC部24に出力する撮像素子である。
CDS/ADC部24は、CCD49から入力される電気信号を増幅し、かつ、アナログ/デジタル変換を行って、この増幅とデジタル変換を行っただけの映像生データ(ベイヤーデータ、以下RAWデータという。)を一時メモリ17に出力する回路である。
一時記憶メモリ17は、例えばSDRAM等からなるバッファであり、CDS/ADC部24から出力されるRAWデータを一時的に記憶するメモリ装置である。画像処理部18は、一時記憶メモリ17に記憶されたRAWデータ又は記憶媒体部19に記憶されているRAWデータを読み出して、制御部13にて指定された画質パラメータに基づいて歪曲収差補正を含む各種画像処理を電気的に行う回路である。
記憶媒体部19は、例えばフラッシュメモリ等からなるカード型又はスティック型の記憶媒体を着脱自在に装着して、これらのフラッシュメモリに、一時記憶メモリ17から転送されるRAWデータや画像処理部18で画像処理された画像データを記録して保持する。
表示部20は、液晶表示モニター47などにて構成され、撮影したRAWデータ、画像データや操作メニューなどを表示する。設定情報記憶メモリ部21には、予め各種の画質パラメータが格納されているROM部と、操作部12の入力操作によってROM部から読み出された画質パラメータを記憶するRAM部が備えられている。
このように構成されたデジタルカメラ40は、撮像光学系41として本発明のズームレンズを採用することで、小型で動画撮像に適した撮像装置とすることが可能となる。
以上、本発明の種々の実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態のみに限られるものではなく、それぞれの実施形態の構成を適宜組み合わせて構成した実施形態も本発明の範疇となるものである。
12…操作部
13…制御部
14、15…バス
16…撮像駆動回路
17…一時記憶メモリ
18…画像処理部
19…記憶媒体部
20…表示部
21…設定情報記憶メモリ部
22…バス
24…CDS/ADC部
31…レンズ交換式カメラ
32…撮像レンズ系
33…マウント部
34…撮像素子面
35…バックモニター
40…デジタルカメラ
41…撮影光学系
42…撮影用光路
45…シャッターボタン
47…液晶表示モニター

Claims (14)

  1. 物体側から像側へ順に、
    正屈折力の第1レンズ群、明るさ絞り、及び正屈折力の第2レンズ群、
    を有し、
    前記第1レンズ群及び前記第2レンズ群以外に他のレンズ群を含まず、
    前記第1レンズ群は、物体側から像側へ順に、正屈折力の第1サブレンズ群、負屈折力の第2サブレンズ群、及び正屈折力の第3サブレンズ群の3つのサブレンズ群からなり、
    以下の条件式(1)及び(2)を満足する
    ことを特徴とする結像光学系。
    4 <(LTL+fB)/fB < 15 (1)
    0.3 < D12/IH < 4 (2)
    ただし、
    fBは、無限遠物体合焦時の前記第2レンズ群の像側面から像面までの光軸上での空気換算距離、
    LTLは、前記第1レンズ群の物体側面から前記第2レンズ群の像側面までの光軸上の距離、
    D12は、無限遠物体合焦時の前記第1レンズ群の像側面から前記第2レンズ群の物体側面までの光軸上長さ、
    IHは、最大像高である。
    である。
  2. 無限遠物体から至近距離物体への合焦動作の際に、前記第1レンズ群が静止し、前記第2レンズ群が物体側に移動する
    ことを特徴とする請求項1に記載の結像光学系。
  3. 以下の条件式(3)を満足する
    ことを特徴とする請求項1又は2結像光学系。
    1.2 < f1/f2 < 2.5 (3)
    ただし、
    f1は、第1レンズ群の焦点距離、
    f2は、第2レンズ群の焦点距離、
    である。
  4. 物体側から像側へ順に、
    正屈折力の第1レンズ群、明るさ絞り、及び正屈折力の第2レンズ群、
    を有し、
    前記第1レンズ群及び前記第2レンズ群以外に他のレンズ群を含まず、
    前記第1レンズ群は、物体側から像側へ順に、正屈折力の第1サブレンズ群、負屈折力の第2サブレンズ群、及び正屈折力の第3サブレンズ群の3つのサブレンズ群からなり、
    無限遠物体から至近距離物体への合焦動作の際に、前記第1レンズ群が静止し、前記第2レンズ群が物体側に移動し、
    以下の条件式(3)を満足する
    ことを特徴とする結像光学系。
    1.2 < f1/f2 < 2.5 (3)
    ただし、
    f1は、第1レンズ群の焦点距離、
    f2は、第2レンズ群の焦点距離、
    である。
  5. 前記第2レンズ群は、物体側から像側へ順に、第4サブレンズ群、正屈折力の第5サブレンズ群からなり、
    前記第4サブレンズ群は、前記第4サブレンズ群中で最も物体側に位置するレンズである負レンズを有し、
    前記第5サブレンズ群は、複数の正レンズを有する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の結像光学系。
  6. 前記第4サブレンズ群と前記第5サブレンズ群は、各々非球面のレンズ面を有する
    ことを特徴とする請求項5に記載の結像光学系。
  7. 前記第4サブレンズ群は、負レンズと正レンズを含む1つの接合レンズからなる
    ことを特徴とする請求項5又は6に記載の結像光学系。
  8. 前記第5サブレンズ群は、物体側から像側へ順に、正レンズ成分、正レンズ成分、負レンズ成分の3つのレンズ成分からなる
    ことを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項に記載の結像光学系。
    ここで、レンズ成分は、光軸上にて空気と接する屈折面が物体側面と像側面の2つのみとなるレンズブロックである。
  9. 前記第3サブレンズ群は、負レンズと、前記負レンズよりも像側に配置された正レンズを有する
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の結像光学系。
  10. 前記第1サブレンズ群は、非球面のレンズ面を有する
    ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の結像光学系。
  11. 前記第1サブレンズ群は、1つの正レンズ成分からなり、
    前記第2サブレンズ群は、1つの負レンズ成分からなり、
    前記第3サブレンズ群は、1つの正レンズ成分からなる
    ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の結像光学系。
    ここで、レンズ成分は、光軸上にて空気と接する屈折面が物体側面と像側面の2つのみとなるレンズブロックである。
  12. 前記第3サブレンズ群は、正レンズと負レンズを含む1つの接合レンズからなる
    ことを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の結像光学系。
  13. 以下の条件式(4)及び(5)を満足する
    ことを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の結像光学系。
    0.80 < φ/f < 1.5 (4)
    40° < 2×ω < 70° (5)
    ただし、
    φは、前記結像光学系の入射瞳の最大直径、
    fは、前記結像光学系の焦点距離、
    ωは、前記結像光学系の最大撮影半画角、
    である。
  14. 請求項1乃至請求項13のいずれか1項に記載の結像光学系と、
    前記結像光学系の像側に配置された撮像素子と、
    を有する
    ことを特徴とする撮像装置。
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