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JP2014041862A - 荷電粒子ビーム補正方法および荷電粒子ビーム描画装置 - Google Patents

荷電粒子ビーム補正方法および荷電粒子ビーム描画装置 Download PDF

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JP2014041862A JP2012182139A JP2012182139A JP2014041862A JP 2014041862 A JP2014041862 A JP 2014041862A JP 2012182139 A JP2012182139 A JP 2012182139A JP 2012182139 A JP2012182139 A JP 2012182139A JP 2014041862 A JP2014041862 A JP 2014041862A
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Abstract

【課題】描画精度を維持しながら描画処理のスループットを向上させるビーム補正方法を提供する。
【解決手段】荷電粒子ビームの位置ドリフト以外の第1のビーム補正を繰り返し実行するための第1の時間間隔を決定する工程と、第1の時間間隔決定後、第1の時間間隔経過時および第1の時間間隔経過時以外の時期において荷電粒子ビームの位置ドリフトを補正する第2のビーム補正を行うように、第2のビーム補正を繰り返し実行するための複数の第2の時間間隔を決定する工程と、を備え、複数の第2の時間間隔は、前記第2のビーム補正が少なくとも最初の第1の時間間隔内で複数回実行されるように決定される。
【選択図】図1

Description

本発明は、荷電粒子ビーム補正方法および荷電粒子ビーム描画装置に係り、例えば、電子ビームを用いて試料に所定のパターンを描画する描画装置における電子ビームの位置ドリフト補正と位置ドリフト補正以外のビーム補正とを行なう手法に関する。
半導体デバイスの微細化の進展を担うリソグラフィ技術は半導体製造プロセスのなかでも唯一パターンを生成する極めて重要なプロセスである。近年、LSIの高集積化に伴い、半導体デバイスに要求される回路線幅は年々微細化されてきている。これらの半導体デバイスへ所望の回路パターンを形成するためには、高精度の原画パターン(レチクル或いはマスクともいう。)が必要となる。ここで、電子線(電子ビーム)描画技術は本質的に優れた解像性を有しており、高精度の原画パターンの生産に用いられる。
図10は、可変成形型電子線描画装置の動作を説明するための概念図である。
可変成形型電子線(EB:Electron beam)描画装置は以下のように動作する。第1のアパーチャ410には、電子線330を成形するための矩形例えば長方形の開口411が形成されている。また、第2のアパーチャ420には、第1のアパーチャ410の開口411を通過した電子線330を所望の矩形形状に成形するための可変成形開口421が形成されている。荷電粒子ソース430から照射され、第1のアパーチャ410の開口411を通過した電子線330は、偏向器により偏向され、第2のアパーチャ420の可変成形開口421の一部を通過して、所定の一方向(例えば、X方向とする)に連続的に移動するステージ上に搭載された試料に照射される。すなわち、第1のアパーチャ410の開口411と第2のアパーチャ420の可変成形開口421との両方を通過できる矩形形状が、X方向に連続的に移動するステージ上に搭載された試料340の描画領域に描画される。第1のアパーチャ410の開口411と第2のアパーチャ420の可変成形開口421との両方を通過させ、任意形状を作成する方式を可変成形方式(VSB方式)という。
ここで、例えば、描画開始により照射された上述した電子線が試料に照射することにより反射電子が発生する。発生した反射電子は、試料装置内の光学系や検出器等に衝突し、チャージアップされ、これにより新たな電界が発生する。そして、発生した新たな電界により試料へ偏向される電子線の軌道が変化する。描画時は、かかる要因を一例とする電子線の軌道の変化、すなわち、ビーム位置ドリフトが生じる。かかるビーム位置ドリフトは、一定ではないため測定せずに予測してこれを補正することが困難である。そこで、従来、ある期間を決めて、その期間経過ごとにビーム位置ドリフト量を測定の上、これを補正していた(例えば、特許文献1参照)。
一方、電子ビームを発生させる電子銃等は、ある一定の期間経過により経時変化が生じる。経時変化により電子銃が消耗すると、発生するビームのビーム電流が変動し、描画されるパターンの精度が劣化してしまう。そのため、定期的に電子銃から発生するビームの状態を診断し、電子銃の制御状態を補正する必要がある。
これら両者の補正を行うには、いずれも描画処理を停止させて行うため、スループットを劣化させる要因になる。しかし、いずれの補正も実施しなければ描画精度を劣化させてしまう。従来のビーム補正では、ビーム位置ドリフトを補正する際に、毎回、電子銃から発生するビームの状態を診断し、電子銃の制御状態の補正も同時に行っていた。
特開2011−066054号公報
上述したように、従来のビーム補正は、ビーム位置ドリフトを補正する際に、毎回、電子銃から発生するビームの状態を診断し、電子銃の制御状態の補正も同時に行っていた。そのため、毎回の描画処理停止時間が長くなり、スループットを劣化させるといった問題があった。しかしながら、昨今のパターンの微細化、集積化に伴いビーム位置ドリフトに起因する位置ずれ量をさらに低減させる必要性が生じている。そのためには、頻繁にビーム位置ドリフトを補正する必要がある。
そこで、本発明は、かかる問題点を克服し、描画精度を維持しながら描画処理のスループットを向上させるビーム補正方法および描画装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様の荷電粒子ビーム補正方法は、
荷電粒子ビームのための位置ドリフトの補正以外の第1のビーム補正を繰り返し実行するための第1の時間間隔を決定する工程と、
第1の時間間隔決定後、第1の時間間隔経過時および第1の時間間隔経過時以外の時期において荷電粒子ビームの位置ドリフトを補正する第2のビーム補正を行うように、第2のビーム補正を繰り返し実行するための複数の第2の時間間隔を決定する工程と、
を備え、
複数の第2の時間間隔は、第2のビーム補正が少なくとも最初の第1の時間間隔内で複数回実行されるように決定されることを特徴とする。
また、第2のビーム補正が、1回目の第1の時間間隔で実行される方が2回目の第1の時間間隔で実行されるよりも多くなるように、複数の第2の時間間隔が決定されると好適である。
また、荷電粒子ビームを用いて試料にパターンを描画する工程と、
描画開始後、第1の時間間隔が経過したかどうかを判定する工程と、
第1の時間間隔が経過した場合に、第1のビーム補正と第2のビーム補正との両方を実行する工程と、
第1の時間間隔が経過していない場合に、第2の時間間隔が経過したかどうかを判定する工程と、
第1の時間間隔が経過しておらず、第2の時間間隔が経過した場合に、第2のビーム補正を実行する工程と、
をさらに備えると好適である。
また、第1のビーム補正では、荷電粒子ビームの電流密度を補正すると好適である。
本発明の一態様の荷電粒子ビーム描画装置は、
荷電粒子ビームを用いて試料にパターンを描画する描画部と、
描画開始後、第1の時間間隔が経過したかどうかを判定する第1の判定部と、
第1の時間間隔が経過していない場合に、第2の時間間隔が経過したかどうかを判定する第2の判定部と、
第1のビーム補正を実行する第1のビーム補正実行処理部と、
第2のビーム補正を実行する第2のビーム補正実行処理部と、
第1の時間間隔が経過した場合に、第1のビーム補正と第2のビーム補正との両方を実行し、第1の時間間隔が経過しておらず、第2の時間間隔が経過した場合に、第2のビーム補正を実行するように制御する描画制御部と、
を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、描画精度を維持しながら描画処理のスループットを向上させることができる。
実施の形態1における描画装置の構成を示す概念図である。 XYステージ移動の様子を説明するための図である。 図1のXYステージの上面概念図である。 ビームドリフトの変化量と時間との関係を示す図である。 実施の形態1における荷電粒子ビーム補正方法の実施時期を示すフローチャート図である。 実施の形態1における描画を一時停止した場合のビーム位置ドリフト量の変化の一例を示す図である。 実施の形態1における単位時間あたりのビーム照射量が大きく変化した場合のビーム位置ドリフト量の変化の一例を示す図である。 実施の形態1における描画装置でのビーム補正を実施するフローチャート図である。 実施の形態1におけるマークの位置の測定の仕方について説明するための図である。 可変成形型電子線描画装置の動作を説明するための概念図である。
以下、実施の形態では、荷電粒子ビームの一例として、電子ビームを用いた構成について説明する。但し、荷電粒子ビームは、電子ビームに限るものではなく、イオンビーム等の荷電粒子を用いたビームでも構わない。また、荷電粒子ビーム装置の一例として、可変成形型の描画装置について説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1における描画装置の構成を示す概念図である。図1において、描画装置100は、描画部150と制御部160を備えている。描画装置100は、荷電粒子ビーム描画装置の一例である。特に、可変成形型の描画装置の一例である。描画部150は、電子鏡筒102と描画室103を備えている。電子鏡筒102内には、電子銃201、照明レンズ202、第1のアパーチャ203、投影レンズ204、偏向器205、第2のアパーチャ206、対物レンズ207、偏向器208、および検出器209が配置されている。描画室103内には、XYステージ105が配置される。XYステージ105上には、描画時には描画対象となるマスク等の試料101が配置される。試料101には、半導体装置を製造する際の露光用マスクが含まれる。また、試料101には、まだ何も描画されていないマスクブランクスが含まれる。また、XYステージ105上には、試料101を配置する位置とは異なる位置にマーク152が配置されている。また、XYステージ105上には、試料101を配置する位置とは異なる位置にミラー104が配置されている。また、XYステージ105上には、ファラディカップ106が配置されている。
制御部160は、メモリ51、制御計算機110、偏向制御回路120、電源装置122、制御回路124、検出回路130、磁気ディスク装置等の記憶装置140,142,144、及びレーザ測長装置300を有する。メモリ51、制御計算機110、偏向制御回路120、制御回路124、検出回路130、記憶装置140,142,144、及びレーザ測長装置300は、図示しないバスを介して互いに接続されている。
制御計算機110内には、描画データ処理部50、イベント判定部52、ドリフト補正実行処理部54、ビームドリフト量測定部56、補正値演算部58、判定部62,64、電流密度補正実行処理部61、電流密度測定部63、ジョブ(JOB)制御部66、及び描画制御部68が配置される。描画データ処理部50、イベント判定部52、ドリフト補正実行処理部54、ビームドリフト量測定部56、補正値演算部58、判定部62,64、電流密度補正実行処理部61、電流密度測定部63、ジョブ(JOB)制御部66、及び描画制御部68といった機能は、それぞれ電気回路等のハードウェアで構成されてもよい、或いは、これらの機能を実行するプログラム等のソフトウェアで構成されてもよい。或いは、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせにより構成されてもよい。描画データ処理部50、イベント判定部52、ドリフト補正実行処理部54、ビームドリフト量測定部56、補正値演算部58、判定部62,64、電流密度補正実行処理部61、電流密度測定部63、ジョブ(JOB)制御部66、及び描画制御部68に入出力される情報および演算中の情報はメモリ51にその都度格納される。
偏向制御回路120内には、加算器72、位置演算部76、及び偏向量演算部78が配置される。加算器72、位置演算部76、及び偏向量演算部78は、それぞれ電気回路等のハードウェアで構成されてもよいし、これらの機能を実行するプログラム等のソフトウェアで構成されてもよい。或いは、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせにより構成されてもよい。加算器72、位置演算部76、及び偏向量演算部78に入出力される情報および演算中の情報は図示しないメモリにその都度格納される。
記憶装置140には、レイアウトデータとなる描画データが装置外部から入力され、格納される。例えば、チップAのチップデータ、チップBのチップデータ、チップCのチップデータ、・・・が格納される。各チップはパターン形成される。
ここで、図1では、実施の形態1を説明する上で必要な構成を記載している。描画装置100にとって、通常、必要なその他の構成を備えていても構わない。例えば、位置偏向用には、偏向器208を用いているが、主副2段の多段偏向器を用いても好適である。或いは3段以上の多段偏向器を用いても好適である。
描画処理の際、描画データ処理部50は、記憶装置140から描画データを読み出し、複数段のデータ変換処理を行なって、描画装置100用のフォーマットのショットデータを生成する。描画装置100で図形パターンを描画するためには、1回のビームのショットで照射できるサイズにチップ1のパターンデータに定義された図形パターンを分割する必要がある。そこで、描画データ処理部50は、実際に描画するために、各図形パターンを1回のビームのショットで照射できるサイズに分割してショット図形を生成する。そして、ショット図形毎にショットデータを生成する。ショットデータには、例えば、図形種、図形サイズ、及び照射位置といった図形データが定義される。その他、照射量に応じた照射時間が定義される。生成されたショットデータは記憶装置142に格納される。そして、かかるショットデータを用いて描画が行なわれる。
制御回路124による制御のもと、電源装置122によって所定の電流密度Jに制御された電子銃201から放出された電子ビーム200は、照明レンズ202により矩形の穴を持つ第1のアパーチャ203全体を照明する。ここで、電子ビーム200をまず矩形に成形する。そして、第1のアパーチャ203を通過した第1のアパーチャ像の電子ビーム200は、投影レンズ204により第2のアパーチャ206上に投影される。かかる第2のアパーチャ206上での第1のアパーチャ像の位置は、偏向器205によって制御され、ビーム形状と寸法を変化させることができる。そして、第2のアパーチャ206を通過した第2のアパーチャ像の電子ビーム200は、対物レンズ207により焦点を合わせ、偏向制御回路120により制御された偏向器208により偏向されて、移動可能に配置されたXYステージ105上の試料101の所望する位置に照射される。XYステージ105の位置は、レーザ測長装置300からレーザをミラー104に照射し、ミラー104からの反射光を受光して測長される。
図2は、XYステージ移動の様子を説明するための図である。試料101に描画する場合には、XYステージ105を図示していない駆動部によりX方向に連続移動させながら、描画(露光)面を電子ビーム200が偏向可能な短冊状の複数のストライプ領域に仮想分割された試料101の1つのストライプ領域上を電子ビーム200が照射する。XYステージ105のX方向の移動と同時に電子ビーム200のショット位置もステージ移動に追従させる。そして連続移動させることで描画時間を短縮させることができる。そして、1つのストライプ領域を描画し終わったら、XYステージ105をY方向にステップ送りしてX方向(例えば今度は逆向き)に次のストライプ領域の描画動作を行なう。各ストライプ領域の描画動作を蛇行させるように進めることでXYステージ105の移動時間を短縮することができる。
図3は、図1のXYステージの上面概念図である。図3に示すように、試料101が載置されるXYステージ105上には、電子ビーム200のビームドリフト量を検査するためのマーク152が設けられている。マーク152は、電子ビーム200で走査することで位置を検出しやすいように例えば十字型の形状に形成される。
電子ビーム200の照射を開始すると、電子ビームはビームドリフトを起こす。
図4は、ビームドリフトと時間との関係を示す図である。図4に示すように、照射開始直後は、電子ビーム自身が持つ、或いは電子ビーム照射に起因するビームドリフト(初期ドリフト)が生じる。初期ドリフトが生じる初期ドリフト期は、ビームドリフトの変化量が大きく、時間の経過と共に、その変化量が小さくなる傾向がある。図4では、変化量が小さくなった領域を安定期として記載している。
そこで、実施の形態1では、ビームドリフトの変化量が大きい照射開始直後、言い換えると描画開始直後は、ビーム位置ドリフト補正を行なう時期の間隔を短くし、時間の経過と共に描画が進むにつれてドリフト補正を行なう時期の間隔を長くする。図4の例では、ドリフト補正ステップ(1)として、期間t1の間隔で3回補正し、その後、ドリフト補正ステップ(2)として、t1より長い期間である期間t2の間隔で4回補正し、その後、ドリフト補正ステップ(3)として、t2より長い期間である期間t3の間隔で3回補正した後、ドリフト補正ステップ(4)として、t3より長い期間である期間t4の間隔で補正する。例えば、ドリフト補正ステップ(1)では、初期のビームドリフトが大きいので補正間隔の期間t1を5分に設定する。ドリフト補正ステップ(2)では、ある程度ビームドリフトが減ってくるので補正間隔の期間t2を10分に設定する。ドリフト補正ステップ(3)では、さらにビームドリフトが減ってくるので補正間隔の期間t3を30分に設定する。ドリフト補正ステップ(4)では、ほとんどビームドリフトがないので補正間隔の期間t4を60分に設定する。ここで、ドリフト補正ステップを何ステップに分けるかは、所望する最適と思われる任意のステップ数で構わない。そして、各ドリフト補正ステップにおける期間tの長さも所望する最適と思われる任意の長さで構わない。同様に、各ドリフト補正ステップにおける補正回数も所望する最適と思われる任意の回数で構わない。
一方、電子銃201についても、ある一定期間が経過すると経時変化を起こし、消耗する。その結果、発生する電子ビームの電流密度Jが変化する。そのため、定期的に所定の間隔で電子銃201から発生する電子ビーム200の電流密度Jを補正する必要がある。しかし、ビームドリフト補正のたびに電子銃201のチェックを行っていたのでは、その分、描画装置100を停止させる時間が長くなってしまい、装置のスループットが低下してしまう。そこで、実施の形態1では、描画装置100の停止時間を抑制しながら、ビーム位置ドリフト補正と電子銃201の経時変化に起因するビーム補正を行う。
図5は、実施の形態1における荷電粒子ビーム補正方法の実施時期を示すフローチャート図である。図5において、まず、電流密度J補正間隔決定工程として、電子ビーム200の位置ドリフト補正以外のビーム補正(第1のビーム補正)を繰り返し実行するための補正間隔T(第1の時間間隔)を決定する。図5では、電子ビーム200の位置ドリフト補正以外のビーム補正をAグループで示している。電子ビーム200の位置ドリフト補正以外のビーム補正として、電子銃201の経時変化に起因するビーム補正を行う。例えば、上述した電子ビーム200の電流密度Jを補正する。ここでは、かかる補正間隔Tの最長間隔を決定する。電子銃201の経時変化は、描画の進行状況と関係なく、時間の経過と共に消耗していく。そのため、かかる電子銃201の経時変化に伴って、電子ビーム200の電流密度Jも変化していく。かかる変化量は、描画の進行とは無関係に経験的にわかっているので、単位時間あたりの変化量が許容値を下回るように上述した最長間隔を決定すればよい。
次に、上述した電子ビーム200の位置ドリフト補正以外のビーム補正の最長間隔を決定後、かかる補正間隔T経過時および補正間隔T経過時以外の時期において電子ビーム200の位置ドリフトを補正するビーム補正(第2のビーム補正)を行うように、位置ドリフト補正を繰り返し実行するための複数の補正間隔(第2の時間間隔)を決定する。図4において説明したように、ビーム位置ドリフト補正を行なう時期の間隔は、初期において短く、安定期において長く設定できる。よって、ビーム位置ドリフト補正を行なう時期の間隔として、複数の補正間隔を決定する。図5では、ビーム位置ドリフト補正をBグループとして示している。
例えば、図5に示すように、ビーム位置ドリフト補正の補正間隔は、電流密度J補正の補正間隔Tのうち、少なくとも最初の補正間隔T内で、ビーム位置ドリフト補正が複数回実行されるように決定される。図5の例では、まず、後述する描画開始時或いは描画開始時以外のイベント発生時、決定された補正間隔に基づき、電流密度J補正とビーム位置ドリフト補正とを実施する。そして、その後、最初(1回目)の補正間隔T内で、さらに期間t1の間隔で4回補正し、その後、t1より長い期間である期間t2の間隔で2回補正する例を示している。そして、期間t2の間隔での2回目のビーム位置ドリフト補正が、補正間隔Tでの1回目の電流密度J補正の実施時期と一致させている。また、2回目の補正間隔T内で、t2より長い期間である期間t3の間隔で2回補正する例を示している。そして、期間t3の間隔での2回目のビーム位置ドリフト補正が、補正間隔Tでの2回目の電流密度J補正の実施時期と一致させている。また、3回目の補正間隔T内で、t3より長い期間である期間t4の間隔で1回補正する例を示している。そして、期間t4の間隔での1回目のビーム位置ドリフト補正が、補正間隔Tでの3回目の電流密度J補正の実施時期と一致させている。このように、ビーム位置ドリフト補正が1回目の補正間隔T内の方が2回目の補正間隔T内よりも多く実行されるように、ビーム位置ドリフト補正の複数の補正間隔(第2の間隔)が決定される。但し、ビーム位置ドリフト補正の各補正間隔は、図5の例に限るものではなく、電流密度J補正の実施時期に必ず実施できれば、その他の時期は任意でも構わない。
また、上述したビーム位置ドリフト補正は、位置偏向に用いる偏向器208等に反射電子が衝突し、チャージアップされることにより新たな電界が発生することで生じると考えられる。ビームドリフトは、かかるビーム位置ドリフトの他にも、ビームサイズとビーム形状を決定する成形偏向に用いる偏向器205等に反射電子が衝突し、チャージアップされることにより新たな電界が発生することで生じるビーム成形ドリフトも存在する。かかるビーム成形ドリフトについてもある間隔で補正することが望ましい。図5では、ビーム成形ドリフト補正をCグループとして示している。ビーム成形ドリフト補正の実施間隔は、ビーム位置ドリフト補正の実施間隔ほど短くする必要はないが、やはり、初期においては、電流密度J補正の実施間隔T内で、複数回実施されることが望ましい。図5の例では、まず、後述する描画開始時或いは描画開始時以外のイベント発生時、決定された補正間隔に基づき、電流密度J補正とビーム位置ドリフト補正とビーム成形ドリフト補正とを実施する。そして、その後、最初(1回目)の補正間隔T内で、2回目のビーム位置ドリフト補正時期に1回目のビーム成形ドリフト補正時期を一致させる。そして、4回目のビーム位置ドリフト補正時期に2回目のビーム成形ドリフト補正時期を一致させる。そして、6回目のビーム位置ドリフト補正時期に3回目のビーム成形ドリフト補正時期を一致させる。かかる3回目のビーム成形ドリフト補正時期は、補正間隔Tでの1回目の電流密度J補正の実施時期と一致させている。その後、2回目の補正間隔T内で、1回目のビーム位置ドリフト補正時期に1回目のビーム成形ドリフト補正時期を一致させる。そして、2回目のビーム位置ドリフト補正時期に2回目のビーム成形ドリフト補正時期を一致させる。かかる2回目の補正間隔T内での2回目のビーム成形ドリフト補正時期は、補正間隔Tでの2回目の電流密度J補正の実施時期と一致させている。
以上のようにして、グループA,B,Cの補正間隔パターン(診断パターン)を決定し、かかるグループA,B,Cの補正間隔パターン(診断パターン)の情報を記憶装置144に格納する。また、グループCの補正については、以後、実施の形態1では、説明を省略する。
ここで、図5に示したフローチャートは、描画開始時にスタートし、また、描画開始後のイベント発生時には、一旦リセットさせて、図5のフローチャートが最初から改めて進むように制御されると好適である。
ビーム位置ドリフトが生じる要因は上述したように期間経過だけではなく、その他の予め補正を行うべき時刻を正確に知ることが難しくビーム位置ドリフト補正を行なう時期の設定が困難なある状態変化でも生じる。例えば、ユーザによる人為的な操作により描画動作を一時停止した状態、描画中に他の基板を搬送するために一時描画を停止した状態、描画前に行なわれる前処理時の状態、パターンのパターン密度が急激に変化した状態、及びステージ速度(描画速度)が急激に変化した状態、等になった後に描画を行なうとビームドリフトに起因した位置誤差が生じ得る。その他、温度が単位時間あたりに許容量以上に変化した状態、及び、気圧が単位時間あたりに許容量以上に変化した状態、等になった後に描画を行なうとビームドリフトに起因した位置誤差が生じ得る。そこで、実施の形態1では、これらの状態をイベントとして検知して、これらの状態に他の状態から変化した際に、図5のフローチャートが最初から改めて進むように制御される。図5のフローチャートをリセットすることで、必ず、ビーム位置ドリフト補正等が実施されるようにする。
図6は、実施の形態1における描画を一時停止した場合のビーム位置ドリフト量の変化の一例を示す図である。図6では、縦軸にドリフト量、横軸に時間を示している。描画処理を一時停止した直後は、図6に示すように、ビーム位置ドリフト量が急激に変化することがわかる。よって、かかる状態変化が生じた場合には、ドリフト補正を実施する必要がある。
図7は、実施の形態1における単位時間あたりのビーム照射量が大きく変化した場合のビーム位置ドリフト量の変化の一例を示す図である。図7では、縦軸にドリフト量、横軸に時間を示している。パターンのパターン密度が急激に変化した場合、及びステージ速度(描画速度)が急激に変化した場合等には、ある描画単位領域において単位時間あたりのビーム照射量が大きく変化する。かかる状態変化の直後は、図7に示すように、ビーム位置ドリフト量が急激に変化することがわかる。よって、かかる状態変化が生じた場合には、ドリフト補正を実施する必要がある。
図8は、実施の形態1における描画装置でのビーム補正を実施するフローチャート図である。
診断パターン入力工程(S100)として、描画制御部68は、記憶装置144から、上述したグループAの補正間隔パターン(診断パターン)と、グループBの補正間隔パターン(診断パターン)の情報を入力する。
診断A+B実行工程(S101)として、描画制御部68は、ビーム位置ドリフト補正と電流密度J補正の両方を実行するように制御する。具体的には、まず、ビーム位置ドリフト補正について、ドリフト補正実行処理部54(第2のビーム補正実行処理部)は、ビームドリフト補正のための動作を実行(開始)するように実行指示(コマンド)を出力して、各制御回路に動作させる。
描画装置100内では、実行指示を受けて、描画開始前に、試料101とは別にXYステージ105上に設置されたビームキャリブレーション用のマーク152が対物レンズ207の中心位置に合うようにXYステージ105を移動させる。そして、マーク152の十字を電子ビーム200で走査して、マーク152からの反射電子を検出器209で検出し、検出回路130で増幅し、デジタルデータに変換した上で、測定データをビームドリフト量測定部56に出力する。ビームドリフト量測定部56は、入力された測定データから電子ビーム200のドリフト量を測定する。
図9は、実施の形態1におけるマークの位置の測定の仕方について説明するための図である。図9に示すように、XYステージ105を移動させることでマーク152を所望する偏向領域10内の各位置に移動させる。例えば、偏向器208で偏向可能な領域を偏向領域10として設定すればよい。そして、偏向器208で偏向領域10内の各位置に電子ビーム200を偏向してマーク152上を走査してマーク位置を計測し、各位置において設定された偏向位置との残差を電子ビーム200の位置ドリフト量として求める。ここでは、例えば、所定の偏向領域10内を5点×5点の合計25箇所で行なう。主副2段偏向を行なう場合には、さらに、偏向領域10を副偏向器で偏向可能はサブフィールド(SF)に分割して、各SFの基準位置(例えば中心)に主偏向器で位置を調整したうえで、副偏向器でSF内の各位置に電子ビーム200を偏向してマーク152上を走査してマーク位置を計測し、各位置において設定された偏向位置との残差を電子ビーム200の位置ドリフト量として求めればよい。
補正値演算部58は、ビームドリフト量測定部56により測定された位置ドリフト量に基づいて、ビーム位置ドリフト補正用の補正値を演算する。そして、補正部の一例となる加算器72に出力し、補正値を更新する。加算器72にて、後述するショットデータから得られる元々の設計値のデータと補正値のデータとを加算して合成し、設計データを書き換えることによりビーム位置ドリフトを補正する。そして、補正された設計データとレーザ測長装置300により測定され、位置演算部76により演算されたXYステージ105の位置データとを用いて偏向量演算部78は、偏向電圧に相当する偏向量を演算し、偏向量信号を出力し、図示しないアンプでアナログデータに変化し増幅後、偏向器208に偏向電圧として印加する。かかる電圧に基づいて偏向器208は、電子ビーム200を偏向させることになる。以上のようにして、測定された電子ビームのビームドリフト量を用いて電子ビームを偏向させる偏向量が補正される。
また、ここでは、さらに、電流密度J補正も実施する。電流密度実行処理部61(第1のビーム補正実行処理部)は、電流密度J補正のための動作を実行(開始)するように実行指示(コマンド)を出力して、各制御回路に動作させる。
描画装置100は、実行指示を受けて、描画開始前に、試料101とは別にXYステージ105上に設置されたファラディカップ106が対物レンズ207の中心位置に合うようにXYステージ105を移動させる。そして、電子銃201から放出された電子ビーム200をファラディカップ106に照射して、電子ビーム200の電流値を測定する。測定された電流値は、電流密度測定部63に出力する。電流密度測定部63は、入力された電流値から電子ビーム200の電流密度Jを測定する。測定された電流密度Jは、制御回路124に出力される。そして、制御回路124は、電流密度Jを補正する補正信号を電源装置122に出力する。電源装置122は、電子銃201を制御して、例えば、エミッション電流やフィラメント温度を調整することで電流密度Jを設定した値になるように補正する。
以上により、描画開始時における電流密度J補正とビーム位置ドリフト補正とを実施する。
次に、描画開始/イベント発生工程(S102)として、まず、描画処理が開始される。描画部150は、電子ビームを用いて試料101にパターンを描画する。その際、偏向制御回路120での偏向量信号は、上述したビーム位置ドリフト量が補正された値となる。そして、偏向量信号を図示しないアンプでアナログデータに変換し増幅後、偏向器208に偏向電圧として印加することになる。かかる電圧に基づいて偏向器208は、電子ビーム200を偏向させることになる。以上のようにして、測定された電子ビームのビーム位置ドリフト量を用いて電子ビームを偏向させる偏向量が補正される。一方、電子銃201(放出部)から放出される電子ビーム200は、上述した電流密度Jが補正された電子ビームとなる。
また、描画開始を受け、判定部62は、電流密度補正を行う補正間隔(グループAの診断パターンにおける補正間隔)のカウントを開始する。同様に、判定部64は、ビーム位置ドリフト補正を行う補正間隔(グループBの診断パターンにおける補正間隔)のカウントを開始する。
ここで、上述したように、描画処理中には、上述した各イベントが発生する。JOB制御部66は、描画装置100に与えられたジョブ内容を制御し、例えば、上述した前処理や搬送処理やユーザによる人為的な操作を制御する。そこで、JOB制御部66は、例えば、ユーザによる人為的な操作により描画動作を一時停止する動作、描画中に他の基板を搬送するために一時描画を停止する動作、及び描画前に行なわれる前処理を実施する動作等を行なった際に、その都度、各動作によって生じた状態を示す情報をイベント情報(状態情報)の1つとしてイベント判定部52に出力する。例えば、これらの情報は常時或いは定期的に出力する。例えば、0.1〜1sの間隔で出力する。
また、描画制御部68は、試料101を描画する際に描画データ処理部50や偏向制御回路120や描画部150等を制御して、描画処理自体を制御する。そのために、描画データから描画されるパターンのパターン密度や各ショットの照射時間等のショット情報を取得する。そこで、描画制御部68は、例えば、パターンのパターン密度が急激に変化した場合、及びステージ速度(描画速度)が急激に変化した場合等に、かかる状態の情報をイベント情報(状態情報)の1つとしてイベント判定部52に出力する。例えば、これらの情報は常時或いは定期的に出力する。例えば、0.1〜1sの間隔で出力する。その他、図示しない温度センサや気圧センサ等から温度、気圧等のデータがイベント情報として、イベント判定部52に入力されてもよい。
以上のようにして、イベント判定部52は、期間経過ではなく、その他の時期が予測しにくい状態変化を検知する。イベント判定部52は、上述したイベント情報が入力されると、入力されたイベント情報に基づいてビーム位置ドリフトによる偏向量補正が必要かどうかを判定する。具体的には、以下のように判定する。例えば、温度、気圧、パターン密度、およびステージ速度については、それぞれの閾値を予め設定しておき、所定の期間内での変化量がそれぞれ閾値を超えたかどうかを判定する。一方、ユーザによる人為的な操作により描画動作を一時停止する動作、描画中に他の基板を搬送するために一時描画を停止する動作、及び描画前に行なわれる前処理を実施する動作については、いずれかのイベント情報が入力された時点でビーム補正が必要と判定する。そして、イベント判定部52からビーム補正が必要であることを示すビーム補正実施情報(信号)が判定部62,64に出力される。
イベント判定部52からのビーム補正実施情報を受け、判定部62は、電流密度補正を行う診断パターン(グループAの診断パターン)をリセットした上で、改めて電流密度補正を行う診断パターンの補正間隔(グループAの診断パターンにおける補正間隔)のカウントを開始する。同様に、判定部64は、ビーム位置ドリフト補正を行う診断パターン(グループBの診断パターン)をリセットした上で、改めてビーム位置ドリフト補正を行う補正間隔(グループBの診断パターンにおける補正間隔)のカウントを開始する。
判定工程(S104)において、判定部62(第1の判定部)は、グループAの診断パターンにおける補正間隔Tが経過(満了)したかどうかを判定する。グループAの診断パターンにおける補正間隔Tが経過した場合には、診断A+B実行工程(S112)へ進む。グループAの診断パターンにおける補正間隔Tが経過していない場合には、判定工程(S106)に進む。
判定工程(S106)において、グループAの診断パターンにおける補正間隔Tが経過していない場合に、判定部64(第2の判定部)は、グループBの診断パターンにおける補正間隔T(例えば、図5におけるt1〜t4の該当期間)が経過(満了)したかどうかを判定する。グループBの診断パターンにおける補正間隔が経過した場合には、診断B実行工程(S108)へ進む。グループBの診断パターンにおける補正間隔が経過していない場合には、判定工程(S120)に進む。
診断B実行工程(S108)として、グループAの診断パターンにおける補正間隔Tが経過せず、かつ、グループBの診断パターンにおける補正間隔が経過した場合に、描画制御部68は、ビーム位置ドリフト補正を実行するように制御する。具体的には、描画制御部68の制御のもと、ドリフト補正実行処理部54は、ビーム位置ドリフト補正のための動作を実行(開始)するように実行指示(コマンド)を出力して、各制御回路に動作させる。以下、ビーム位置ドリフト補正の動作は、診断実施工程(S101)と同様で構わない。
Bタイマリセット工程(S110)として、描画制御部68は、グループBの診断パターンにおける補正間隔T(例えば、図5におけるt1〜t4の該当期間)の計測をリセットする。そして、次の補正間隔の期間が判定部106によって測定されることになる。そして、判定工程(S104)に戻る。
診断A+B実行工程(S112)として、グループAの診断パターンにおける補正間隔Tが経過した場合に、描画制御部68は、ビーム位置ドリフト補正と電流密度補正との両方を実行するように制御する。具体的には、描画制御部68の制御のもと、ドリフト補正実行処理部54は、ビーム位置ドリフト補正のための動作を実行(開始)するように実行指示(コマンド)を出力して、各制御回路に動作させる。以下、ビーム位置ドリフト補正の動作は、診断実施工程(S101)と同様で構わない。また、描画制御部68の制御のもと、電流密度補正実行処理部61は、電流密度補正のための動作を実行(開始)するように実行指示(コマンド)を出力して、各制御回路に動作させる。以下、電流密度補正の動作は、診断実施工程(S101)と同様で構わない。
Aタイマリセット工程(S114)として、描画制御部68は、グループAの診断パターンにおける補正間隔Tの計測をリセットする。そして、次の補正間隔Tの期間が判定部104によって測定されることになる。そして、判定工程(S104)に戻る。
判定工程(S120)において、描画制御部68は、描画処理が終了したかどうかを判定する。描画処理が終了していれば、描画完了である。描画処理が終了していない場合には、判定工程(S104)に戻る。
以上のようにして、描画処理が終了するまで、描画開始/イベント発生工程(S102)から判定工程(S120)までの各工程を繰り返す。
以上のように、実施の形態1によれば、電流密度補正の実施回数が減るので、その分、装置の停止時間を減らし、装置のスループットを向上できる。また、電流密度補正をしない分、描画装置の停止時間が短くなるので、位置ドリフトへの影響をさらに低減できる。その結果、描画精度を向上させることができる。よって、描画精度を維持しながら描画処理のスループットを向上させることができる。
以上、具体例を参照しつつ実施の形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。例えば、記憶装置144に記憶する診断パターンについては、イベント種に応じて、それぞれ用意してもよい。そして、イベント発生後は、対応する診断パターンに沿って、各補正間隔の期間を計測しても好適である。
また、装置構成や制御手法等、本発明の説明に直接必要しない部分等については記載を省略したが、必要とされる装置構成や制御手法を適宜選択して用いることができる。例えば、描画装置100を制御する制御部構成については、記載を省略したが、必要とされる制御部構成を適宜選択して用いることは言うまでもない。
その他、本発明の要素を具備し、当業者が適宜設計変更しうる全ての荷電粒子ビーム補正方法および荷電粒子ビーム描画装置は、本発明の範囲に包含される。
10 偏向領域
50 描画データ処理部
51 メモリ
52 イベント判定部
54 実行処理部
56 ビームドリフト量測定部
58 補正値演算部
61 電流密度補正実行処理部
62,64 判定部
63 電流密度測定部
66 JOB制御部
68 描画制御部
72 加算器
76 位置演算部
78 偏向量演算部
100 描画装置
101,340 試料
102 電子鏡筒
103 描画室
104 ミラー
105 XYステージ
106 ファラディカップ
110 制御計算機
120 偏向制御回路
122 電源装置
124 制御回路
130 検出回路
140,142,144 記憶装置
150 描画部
152 マーク
160 制御部
200 電子ビーム
201 電子銃
202 照明レンズ
203,410 第1のアパーチャ
204 投影レンズ
205,208 偏向器
206,420 第2のアパーチャ
207 対物レンズ
209 検出器
300 レーザ測長装置
330 電子線
411 開口
421 可変成形開口
430 荷電粒子ソース

Claims (5)

  1. 荷電粒子ビームのための位置ドリフトの補正以外の第1のビーム補正を繰り返し実行するための第1の時間間隔を決定する工程と、
    前記第1の時間間隔決定後、前記第1の時間間隔経過時および前記第1の時間間隔経過時以外の時期において荷電粒子ビームの位置ドリフトを補正する第2のビーム補正を行うように、前記第2のビーム補正を繰り返し実行するための複数の第2の時間間隔を決定する工程と、
    を備え、
    前記複数の第2の時間間隔は、前記第2のビーム補正が少なくとも最初の第1の時間間隔内で複数回実行されるように決定されることを特徴とする荷電粒子ビーム補正方法。
  2. 前記第2のビーム補正が、1回目の第1の時間間隔で実行される方が2回目の第1の時間間隔で実行されるよりも多くなるように、前記複数の第2の時間間隔が決定されることを特徴とする請求項1記載の荷電粒子ビーム補正方法。
  3. 荷電粒子ビームを用いて試料にパターンを描画する工程と、
    前記描画開始後、前記第1の時間間隔が経過したかどうかを判定する工程と、
    前記第1の時間間隔が経過した場合に、前記第1のビーム補正と第2のビーム補正との両方を実行する工程と、
    前記第1の時間間隔が経過していない場合に、前記第2の時間間隔が経過したかどうかを判定する工程と、
    前記第1の時間間隔が経過しておらず、前記第2の時間間隔が経過した場合に、前記第2のビーム補正を実行する工程と、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の荷電粒子ビーム補正方法。
  4. 前記第1のビーム補正では、荷電粒子ビームの電流密度を補正することを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の荷電粒子ビーム補正方法。
  5. 荷電粒子ビームを用いて試料にパターンを描画する描画部と、
    前記描画開始後、前記第1の時間間隔が経過したかどうかを判定する第1の判定部と、
    前記第1の時間間隔が経過していない場合に、前記第2の時間間隔が経過したかどうかを判定する第2の判定部と、
    前記第1のビーム補正を実行する第1のビーム補正実行処理部と、
    前記第2のビーム補正を実行する第2のビーム補正実行処理部と、
    前記第1の時間間隔が経過した場合に、前記第1のビーム補正と第2のビーム補正との両方を実行し、前記第1の時間間隔が経過しておらず、前記第2の時間間隔が経過した場合に、前記第2のビーム補正を実行するように制御する描画制御部と、
    を備えたことを特徴とする荷電粒子ビーム描画装置。
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