JP2013234298A - ポリカーボネート重合体およびその製造法 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は低摩擦性と優れた耐屈曲性を有する新規なポリカーボネート重合体であり、各種成形材料として有用のものである。
現在生産されているポリカーボネート樹脂の大部分は2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン(ビスフェノールA)を原料とするビスフェノールA型ポリカーボネートである。ビスフェノールA型ポリカーボネートはコスト、耐熱性、機械的強度等のバランスのとれたポリカーボネート樹脂であるが、近年ポリカーボネートの用途拡大にともない、市場からはより優れた物性を有するポリカーボネートが要求されており、様々な構造を持つポリカーボネートが開発されている。
その一つとして、分子末端にポリシロキサンを有し低摩擦で耐摩耗性を向上させたポリカーボネート樹脂が開発されている。(特許文献1、特許文献2)
しかしながら、これらのポリシロキサン末端ポリカーボネートよりも、さらに過酷な使用下、特に、繰り返し摩擦履歴を受けた後の低摩擦性については改善の余地があった。
本発明者らは、従来の課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、特定の二価フェノール群とシロキサンを有する一価フェノールとを組み合わせることで繰り返し摩擦履歴を受けた後も優れた低摩擦性を保持するポリカーボネート重合体が得られることを見出し、この知見に基づいて本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、以下に示すポリカーボネート重合体およびその製造法に関する。
(1)下記一般式(Y)で表され、粘度平均分子量が15,000〜100,000であるポリカーボネート重合体。
を表し、R13〜R15はそれぞれ、水素、ハロゲン、炭素数1〜5のアルコキシル基、置換基を有してもよい、炭素数1〜20のアルキル基、炭素数2〜15のアルケニル基、または炭素数6〜12のアリール基を表す。有してもよい置換基は、ハロゲン、炭素数1〜20のアルキル基、または炭素数6〜12のアリール基である。R16は炭素数1〜20のアルキル置換基を有してもよい炭素数2〜15のアルキレン基を表す。(A)の内、少なくとも1方、または両方が(A1)である。R17〜R19は少なくとも1つが
で表されるポリシロキサン基であり、残りは炭素数1〜20のアルキル基または炭素数6〜12のアリール基を表す。R20〜R22はそれぞれ、炭素数1〜20のアルキル基または炭素数6〜12のアリール基を表す。nは1〜500、aは0〜20、bは1〜500の整数を表す。m、p、qはモル%を表す。(m+p+q+(A))の合計が100モル%を表し、各値は0.1モル%以上である。Xは、
であり、ここにR23及びR24はそれぞれ水素、ハロゲンまたは置換基を有してもよい炭素数1〜20のアルキル基若しくは炭素数6〜12のアリール基を表すか、R23及びR24が一緒に結合して、炭素数1〜20の炭素環または複素環を形成する基を表す。cは0〜20の整数を表す。)
(2)一般式(Y)のポリカーボネート重合体が2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)プロパン、1,1−ビス(4−ヒドロキシ)エタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)エーテル、またはα,ω−ビス[3−(o−ヒドロキシフェニル)プロピル]ポリジメチルシロキサンから誘導された前記(1)記載のポリカーボネート重合体。
(3)一般式(Y)の末端(A)が、α−3−(2−ヒドロキシフェニル)プロピル−ω−ブチル-ポリジメチルシロキサン、またはp―ターシャリーブチルフェノールから誘導された前記(1)記載のポリカーボネート重合体。
(4)粘度平均分子量が50,000〜80,000である前記(1)から(3)のいずれかに記載のポリカーボネート重合体。
(5)一般式(Y)のmが5〜50モル%、qが0.1〜5モル%である前記(1)から(4)のいずれかに記載のポリカーボネート重合体。
(6)下記一般式(Z1)、(Z2)または(Z3)で表される二価フェノールと、一般式(A3)および(A4)で表される一価フェノールとを炭酸エステル形成性化合物と反応させて一般式(Y)のポリカーボネートを得ることを特徴とする前記(1)記載のポリカーボネート重合体の製造法。
(式中、R13〜R19はそれぞれ、前記式(A1)または(A2)中のものと同様の意味を表す。)
(7)炭酸エステル形成化合物がホスゲンであり、界面重合法で製造される前記(6)記載のポリカーボネート重合体の製造法。
本発明のポリカーボネート重合体は、主鎖および分子末端にポリシロキサン構造有するポリカーボネート重合体であって、各種成形材料やポリマーアロイ原料に使用可能である。特に、本発明のポリカーボネート重合体は、従来のポリシロキサン変性ポリカーボネートに比べ、低摩擦性に優れるため、接触や摩擦を受けやすいモバイル用機器の筐体やレンズ、フラットパネルディスプレイ部材、各種ベルトやボタン等の成形品に応用が可能である。
以下、本発明を詳細に説明する。
前記一般式(A3)で表される一価フェノールは、公知のヒドロシリル化反応による製造法、例えば不飽和基を持った一価フェノールの片末端にSi−H基を有するポリシロキサンを白金触媒下で付加反応させる方法にて製造される。
前記一般式(A3)で表される一価フェノールは、公知のヒドロシリル化反応による製造法、例えば不飽和基を持った一価フェノールの片末端にSi−H基を有するポリシロキサンを白金触媒下で付加反応させる方法にて製造される。
ヒドロシリル化に使用される触媒は均一系、不均一系のいずれでもよく、具体的には塩化白金酸などに代表される白金錯体、金属白金、オクタカルボニル2コバルト、パラジウム錯体、ロジウム錯体等が挙げられる。反応は、本発明に使用される不飽和基含有二価フェノールが溶解する溶媒中で行われる。具体的には、四塩化炭素、クロロホルム、1,2-ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素、モノクロルベンゼン、ジクロロベンゼン等の芳香族ハロゲン化物、メチルエチルケトン、酢酸エチル、1,4-ジオキサン、シクロヘキサノン、ピリジン等を挙げることができるが、溶解性や触媒との相性より、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素が望ましい。また、反応温度は60℃以上が好ましい。
本発明におけるポリシロキサン基としては、ポリアルキルシロキサン、ポリアリールシロキサン、ポリアルキルアリールシロキサン等より誘導されたものであり、具体的にはポリジメチルシロキサン、ポリジエチルシロキサン、ポリジフェニルシロキサン、ポリメチルフェニルシロキサン等が挙げられる。これらは2種類以上併用しても良い。ポリシロキサン基の長さは、一般式(Y)の末端組成(A)および一般式(A1)中の重合度nで表され、nが1〜500であり、好適には10〜100である。十分なシロキサンの特性を得るために、ある程度nが大きい方がよいがnが500を越えるようなものでは、不飽和基を有する一価フェノールとの反応性が劣り、あまり実用的ではない。また、ポリシロキサンはポリマーであるためポリマー鎖の短長混ざりあった混合物で、重合度nはあくまで平均重合度であり、通常は重合度は分布をもって存在する。
本発明における、ポリシロキサンと反応する不飽和基を有する一価フェノールは、具体的には、p−ヒドロキシスチレン、p−イソプロペニルフェノール、o−アリルフェノール、オイゲノール、イソオイゲノール、2,6−ジメチル−4−アリルフェノール、4−(1−ブテニル)フェノール、4−(1−ペンタニル)フェノール、4−(1−ヘキサニル)フェノール、4−(1−オクタニル)フェノール、4−(1−デカニル)フェノール、4−(1−ドデカニル)フェノール、4−(1−テトラデカニル)フェノール、4−(1−ヘキサデカニル)フェノール、4−(1−ノナデカニル)フェノールなどが例示される。これらの化合物は2種類以上併用して使用することも可能である。中でもo−アリルフェノールが好ましい。
前記一般式(A3)で表される一価フェノールは、具体的には、
などが挙げられる。また、上記一価フェノールを2種類以上併用して使用することも可能である。中でもα−3−(2−ヒドロキシフェニル)プロピル−ω−ブチル-ポリジメチルシロキサンが好ましい。nは1〜500の整数で、(d+e)≦500の整数である。
前記一般式(A3)で表される一価フェノールは、前記一般式(A4)で表される一価フェノールと併用することが可能である。一般式(A4)で表される一価フェノールは、具体的には、フェノール、p−クレゾール、o−クレゾール、2,4−キシレノール、p−t−ブチルフェノール、o−アリルフェノール、p−アリルフェノール、p−ヒドロキシスチレン、p−ヒドロキシ−α−メチルスチレン、p−プロピルフェノール、p−クミルフェノール、p−フェニルフェノール、o−フェニルフェノール、p−トリフルオロメチルフェノール、p−ノニルフェノール、p−ドデシルフェノール、オイゲノールなどが挙げられる。また、上記一価フェノールを2種類以上併用して使用することも可能である。中でもp−t−ブチルフェノールが好ましい。
前記一般式(Z1)で表される二価フェノールとしては、ビス(4−ヒドロキシフェニル)エーテル、ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)エーテル、ビス(4−ヒドロキシ−3−エチルフェニル)エーテル、ビス(4−ヒドロキシ−3−t−ブチルフェニル)エーテル、ビス(4−ヒドロキシ−3−アリルフェニル)エーテル、ビス(2−ヒドロキシフェニル)エーテル、ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジメチルフェニル)エーテル、ビス(4−ヒドロキシ−3−フルオロフェニル)エーテル、ビス(4−ヒドロキシ−3−フェニルフェニル)エーテルなどが例示される。これらは、2種類以上併用して用いてもよい。また、これらの中でも特にビス(4−ヒドロキシフェニル)エーテルが好ましい。
前記一般式(Z2)で表される二価フェノールとしては、具体的には1,1’−ビフェニル−4,4’−ジオール、ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルホン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルファイド、ビス(4−ヒドロキシフェニル)ケトン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン(ビスフェノ−ルA;BPA)、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ブタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン(ビスフェノ−ルZ;BPZ)、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロドデカン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ヘキサフルオロプロパン、4,4’−[1,3−フェニレンビス(1−メチルエチリデン)]ビスフェノール、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3−t−ブチルフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジブロモフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジクロロフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3−ブロモフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3−クロロフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジメチルフェニル)プロパン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1−フェニルエタン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)ジフェニルメタン、9,9−ビス(4−ヒドロキシフェニル)フルオレン、9,9−ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)フルオレン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3−ポリジメチルプロピルフェニル)プロパンなどが例示される。これらは、2種類以上併用して用いてもよい。また、これらの中でも特に2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)プロパン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサンから選ばれることが好ましい。
前記一般式(Z3)で表される二価フェノールとしては、α,ω−ビス[2−(p−ヒドロキシフェニル)エチル]ポリジメチルシロキサン、α,ω−ビス[3−(o−ヒドロキシフェニル)プロピル]ポリジメチルシロキサン、α,ω−ビス[3−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)プロピル]ポリジメチルシロキサン、α,ω−ビス[3−(p−ヒドロキシフェニル)プロピル]ポリジメチルシロキサン、α,ω−ビス[2−メチル−2−(p−ヒドロキシフェニル)エチル]ポリジメチルシロキサンなどが例示される。これらは、2種類以上併用して用いてもよい。また、これらの中でも特にα,ω−ビス[3−(o−ヒドロキシフェニル)プロピル]ポリジメチルシロキサンが好ましい。
一方、炭酸エステル形成性化合物としては、例えばホスゲンや、ジフェニルカーボネート、ジ-p-トリルカーボネート、フェニル-p-トリルカーボネート、ジ-p-クロロフェニルカーボネート、ジナフチルカーボネートなどのビスアリルカーボネートが挙げられる。
本発明の重合体の製法としては、ビスフェノールAからポリカーボネートを製造する際に用いられている公知の方法、例えば二価フェノールとホスゲンとの直接反応(ホスゲン法)、あるいは二価フェノールとビスアリールカーボネートとのエステル交換反応(エステル交換法)などの方法を採用することができる。
ホスゲン法とエステル交換法では、一般式(A3)の一価フェノールの耐熱性やエステル交換率を考慮した場合、ホスゲン法の方が好ましい。またホスゲン法においては、一般式(A3)の一価フェノールの溶解性や反応性の観点から一般式(A3)は、全フェノール原料(二価フェノール+一価フェノール)に対し50重量%以下使用することが好ましい。
前者のホスゲン法においては、通常酸結合剤および溶媒の存在下において、一般式(Z1)、(Z2)または(Z3)で表される二価フェノールおよび一般式(A3)で表される一価フェノールとホスゲンを反応させる。酸結合剤としては、例えばピリジンや、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどのアルカリ金属の水酸化物などが用いられ、また溶媒としては、例えば塩化メチレン、クロロホルム、クロロベンゼン、キシレンなどが用いられる。さらに、縮重合反応を促進するために、トリエチルアミンのような第三級アミンまたは第四級アンモニウム塩などの触媒を、また重合度を調節には、一般式(A3)の一価フェノールが分子量調節剤としての役割を果たし、その際一般式(A4)の一価フェノールを、性能を保持する範囲で併用することも可能である。また、所望に応じ亜硫酸ナトリウム、ハイドロサルファイトなどの酸化防止剤や、フロログルシン、イサチンビスフェノールなど分岐化剤を小量添加してもよい。反応は通常0〜150℃、好ましくは5〜40℃の範囲とするのが適当である。反応時間は反応温度によって左右されるが、通常0.5分〜10時間、好ましくは1分〜2時間である。また、反応中は、反応系のpHを10以上に保持することが望ましい。
一方後者のエステル交換法においては、前記一般式(Z1)、(Z2)または(Z3)の二価フェノールと一般式(A3)の一価フェノールとビスアリールカーボネートとを混合し、減圧下において高温で反応させる。反応温度は通常150〜350℃、好ましくは200〜300℃の範囲の温度において行われ、また減圧度は最終で好ましくは1mmHg以下にして、エステル交換反応により生成した該ビスアリールカーボネートから由来するフェノール類を系外へ留去させる。反応時間は反応温度や減圧度などによって左右されるが、通常1〜4時間程度である。反応は窒素やアルゴンなどの不活性ガス雰囲気下で行うことが好ましく、また、所望に応じ、酸化防止剤や分岐化剤を添加して反応を行ってもよい。さらに、一般式(A3)と一般式(A4)の一価フェノールを併用することも可能である。
これらの反応で合成されたポリカーボネート重合体は、押出成形、射出成形、ブロー成形、圧縮成形、湿式成形など公知の成形法で成形可能であるが、容易に成形加工できるためには、粘度平均分子量が15,000〜100,000、さらに50,000〜80,000の範囲が好ましい。
また、前記粘度平均分子量を有するポリカーボネート重合体の平均重合度は10〜500であることが好ましく、さらに150〜400であることが好ましい。
本発明のポリカーボネート重合体の構成は、一般式(Y)における(m+p+q+(A))の合計が100モル%を表し、各値は0.1モル%以上が好ましい、さらに、mが5〜50モル%、qが0.1〜5モル%、(A)が0.1〜5モル%の範囲であることが好ましい。
次に実施例により、本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの例によってなんら限定されるものではない。
<粘度平均分子量の測定方法>
ウベローデ粘度管を使用した毛管粘度法にて、20℃の条件下、0.2w/v%ジクロロメタン溶液で、ハギンズ定数0.45にて極限粘度を得たのち、計算式[η]=1.23×10−4M0.83で求めた。
ウベローデ粘度管を使用した毛管粘度法にて、20℃の条件下、0.2w/v%ジクロロメタン溶液で、ハギンズ定数0.45にて極限粘度を得たのち、計算式[η]=1.23×10−4M0.83で求めた。
<赤外線吸収スペクトル分析方法>
日本分光株式会社製FT/IR−470を用い、フィルム法にて測定波数領域4000〜400cm―1を測定した。
日本分光株式会社製FT/IR−470を用い、フィルム法にて測定波数領域4000〜400cm―1を測定した。
<摩耗試験後動摩擦係数の測定方法>
摩擦摩耗試験機(新東科学工業株式会社製HHS2000)を用いて、試験片フィルムを、摩擦子(直径4mmのポリカーボネート球)を100g加重で10mm/秒の速度で20mm、500回往復摩擦後の動摩擦係数を同試験機にて測定した。
摩擦摩耗試験機(新東科学工業株式会社製HHS2000)を用いて、試験片フィルムを、摩擦子(直径4mmのポリカーボネート球)を100g加重で10mm/秒の速度で20mm、500回往復摩擦後の動摩擦係数を同試験機にて測定した。
<実施例1>
6w/w%の水酸化ナトリウム水溶液1100mlに、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン(以下BPZと略)84.2g、ビス(4−ヒドロキシフェニル)エーテル(以下DHPEと略)を15.8g、シロキサン鎖平均重合度40のα,ω−ビス[3−(o−ヒドロキシフェニル)プロピル]ポリジメチルシロキサン(以下Si1と略)を13.2gとハイドロサルファイト0.5gを加え溶解した。これに、メチレンクロライド360mlを加え攪拌し、溶液温度を15℃に保ちつつ、ホスゲン56gを60分かけて吹き込んだ。吹き込み終了後、下記構造のシロキサン鎖平均重合度40のα−3−(2−ヒドロキシフェニル)プロピル−ω−ブチル−ポリジメチルシロキサン(以下Si2と略)
6w/w%の水酸化ナトリウム水溶液1100mlに、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン(以下BPZと略)84.2g、ビス(4−ヒドロキシフェニル)エーテル(以下DHPEと略)を15.8g、シロキサン鎖平均重合度40のα,ω−ビス[3−(o−ヒドロキシフェニル)プロピル]ポリジメチルシロキサン(以下Si1と略)を13.2gとハイドロサルファイト0.5gを加え溶解した。これに、メチレンクロライド360mlを加え攪拌し、溶液温度を15℃に保ちつつ、ホスゲン56gを60分かけて吹き込んだ。吹き込み終了後、下記構造のシロキサン鎖平均重合度40のα−3−(2−ヒドロキシフェニル)プロピル−ω−ブチル−ポリジメチルシロキサン(以下Si2と略)
を12.9gをメチレンクロライド100mlに溶解して、反応液に添加し、激しく攪拌して、反応液を乳化させ、乳化後0.3mlのトリエチルアミンを加え、約1時間攪拌し重合させた。重合液を水相と有機相に分離し、有機相をリン酸で中和し、洗液のpHを中性になり、かつ水相の導電率が10μS/cm以下になるまで水洗を繰り返した後、得られた重合体溶液を、50℃に保った温水に滴下し、ホモジナイザーで粉砕しながら溶媒を蒸発除去して、白色粉末状沈殿物を得た。得られた沈殿物を濾過し、105℃、24時間乾燥して、乾燥粉末を得た。この重合体の粘度平均分子量は52000であり、得られた重合体を赤外線吸収スペクトルにより分析した結果、1770cm−1の位置にカルボニル基による吸収、1240cm−1の位置にエーテル結合による吸収が認められ、カーボネート結合を有することが確認された。また、3650〜3200cm−1の位置に水酸基由来の吸収はほとんど認められなかった。さらに、1100〜1020cm−1のシロキサン由来のピークも確認された。よって、この重合体は下記構造を有するポリカーボネート重合体(以下PC1と略)と判断された。
得られたPC1をテトラヒドロフランに溶解し、10w/w%溶液を作製し、ガラス基板上にバーコーターを用いた湿式成形によりキャストフィルムを作製後、105℃、8時間乾燥して、フィルム成形品(25×25cm)を得た。得られた成形品の厚み17μmの部分を12cm×1cmの短冊に複数枚カットし、動摩擦係数測定を行った。結果を表1および表2に示した。
<実施例2>
Si2を11.6gに変更し、同時にp―ターシャリーブチルフェノール(以下PTBPと略)を0.06g用いた以外は、実施例1と同様に合成を行い下記構造のポリカーボネート重合体(以下PC2と略)を得た。
Si2を11.6gに変更し、同時にp―ターシャリーブチルフェノール(以下PTBPと略)を0.06g用いた以外は、実施例1と同様に合成を行い下記構造のポリカーボネート重合体(以下PC2と略)を得た。
PC2を用いて実施例1と同様成形、物性評価を行った。結果を表1および表2に示した。
<実施例3>
BPZの代わりに2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン(以下BPAと略)61.1gを用い、DHPEを24.2g、Si2を25.7gに変更した以外は実施例1と同様に合成を行い下記構造のポリカーボネート重合体(以下PC3と略)を得た。
BPZの代わりに2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン(以下BPAと略)61.1gを用い、DHPEを24.2g、Si2を25.7gに変更した以外は実施例1と同様に合成を行い下記構造のポリカーボネート重合体(以下PC3と略)を得た。
PC3を用いて実施例1と同様成形、物性評価を行った。結果を表1および表2に示した。
<実施例4>
BPZの代わりに2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)プロパン(以下BPCと略)79.4gを用い、Si2を19.3g、PTBPを0.3gに変更した以外は、実施例2と同様に合成を行い下記構造のポリカーボネート重合体(以下PC4と略)を得た。
BPZの代わりに2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)プロパン(以下BPCと略)79.4gを用い、Si2を19.3g、PTBPを0.3gに変更した以外は、実施例2と同様に合成を行い下記構造のポリカーボネート重合体(以下PC4と略)を得た。
PC4を用いて実施例1と同様成形、物性評価を行った。結果を表1および表2に示した。
<実施例5>
BPZの代わりに、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エタン(以下BPEと略)66.3gを用いた以外は、実施例4と同様に合成を行い下記構造のポリカーボネート重合体(以下PC5と略)を得た。
BPZの代わりに、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エタン(以下BPEと略)66.3gを用いた以外は、実施例4と同様に合成を行い下記構造のポリカーボネート重合体(以下PC5と略)を得た。
PC5を用いて実施例1と同様成形、物性評価を行った。結果を表1および表2に示した。
<実施例6>
BPZを94.3g、DHPEを8.1g、PTBPを0.3gに変更し、Si1の代わりにシロキサン鎖平均重合度60のα,ω−ビス[3−(o−ヒドロキシフェニル)プロピル]ポリジメチルシロキサン(以下Si3と略)9.5g、Si2の代わりにシロキサン鎖平均重合度60のα−3−(2−ヒドロキシフェニル)プロピル−ω−ブチル−ポリジメチルシロキサン(以下Si4と略)18.8gを用いた以外は、実施例2と同様に合成を行い下記構造のポリカーボネート重合体(以下PC6と略)を得た。
BPZを94.3g、DHPEを8.1g、PTBPを0.3gに変更し、Si1の代わりにシロキサン鎖平均重合度60のα,ω−ビス[3−(o−ヒドロキシフェニル)プロピル]ポリジメチルシロキサン(以下Si3と略)9.5g、Si2の代わりにシロキサン鎖平均重合度60のα−3−(2−ヒドロキシフェニル)プロピル−ω−ブチル−ポリジメチルシロキサン(以下Si4と略)18.8gを用いた以外は、実施例2と同様に合成を行い下記構造のポリカーボネート重合体(以下PC6と略)を得た。
PC6を用いて実施例1と同様成形、物性評価を行った。結果を表1および表2に示した。
<実施例7>
BPZを83.1g、DHPEを15.8gに変更し、Si1の代わりにシロキサン鎖平均重合度20のα,ω−ビス[3−(o−ヒドロキシフェニル)プロピル]ポリジメチルシロキサン(以下Si5と略)14.5g、Si2の代わりにシロキサン鎖平均重合度20のα−3−(2−ヒドロキシフェニル)プロピル−ω−ブチル−ポリジメチルシロキサン(以下Si6と略)6.9gを用いた以外は、実施例1と同様に合成を行い下記構造のポリカーボネート重合体(以下PC7と略)を得た。
BPZを83.1g、DHPEを15.8gに変更し、Si1の代わりにシロキサン鎖平均重合度20のα,ω−ビス[3−(o−ヒドロキシフェニル)プロピル]ポリジメチルシロキサン(以下Si5と略)14.5g、Si2の代わりにシロキサン鎖平均重合度20のα−3−(2−ヒドロキシフェニル)プロピル−ω−ブチル−ポリジメチルシロキサン(以下Si6と略)6.9gを用いた以外は、実施例1と同様に合成を行い下記構造のポリカーボネート重合体(以下PC7と略)を得た。
PC7を用いて実施例1と同様成形、物性評価を行った。結果を表1および表2に示した。
<実施例8>
BPZを83.1g、DHPEを15.8g、Si1を6.6g、Si2を6.4gに変更し、さらにSi1と同時にSi5を7.3g、Si2と同時にSi6を3.5g用いた以外は、実施例1と同様に合成を行い下記構造のポリカーボネート重合体(以下PC8と略)を得た。
BPZを83.1g、DHPEを15.8g、Si1を6.6g、Si2を6.4gに変更し、さらにSi1と同時にSi5を7.3g、Si2と同時にSi6を3.5g用いた以外は、実施例1と同様に合成を行い下記構造のポリカーボネート重合体(以下PC8と略)を得た。
PC8を用いて実施例1と同様成形、物性評価を行った。結果を表1および表2に示した。
<比較例1>
DHPEとSi1を用いず、BPZを105.1gに変更し、Si2の代わりに、PTBPを1.2g用いた以外は、実施例1と同様に合成を行い下記構造のポリカーボネート重合体(以下PC9と略)を得た。
DHPEとSi1を用いず、BPZを105.1gに変更し、Si2の代わりに、PTBPを1.2g用いた以外は、実施例1と同様に合成を行い下記構造のポリカーボネート重合体(以下PC9と略)を得た。
PC9を用いて実施例1と同様成形、物性評価を行った。結果を表1および表2に示した。
<比較例2>
PTBPの代わりに、Si2を25.4g用いた以外は、比較例1と同様に合成を行い下記構造のポリカーボネート重合体(以下PC10と略)を得た。
PTBPの代わりに、Si2を25.4g用いた以外は、比較例1と同様に合成を行い下記構造のポリカーボネート重合体(以下PC10と略)を得た。
PC10を用いて実施例1と同様成形、物性評価を行った。結果を表1および表2に示した。
<比較例3>
Si2の代わりにPTBPを0.6g用いた以外は、実施例1と同様に合成を行い下記構造のポリカーボネート重合体(以下PC11と略)を得た。
<比較例3>
Si2の代わりにPTBPを0.6g用いた以外は、実施例1と同様に合成を行い下記構造のポリカーボネート重合体(以下PC11と略)を得た。
PC11を用いて実施例1と同様成形、物性評価を行った。結果を表1および表2に示した。
Claims (7)
- 下記一般式(Y)で表され、粘度平均分子量が15,000〜100,000であるポリカーボネート重合体。
(式中、R1〜R10はそれぞれ、水素、ハロゲン、炭素数1〜5のアルコキシル基、置換基を有してもよい、炭素数1〜20のアルキル基、炭素数2〜15のアルケニル基、または炭素数6〜12のアリール基を表す。有してもよい置換基は、ハロゲン、炭素数1〜20のアルキル基、炭素数6〜12のアリール基、または重合度1〜300のポリジメチルシロキシ基である。R11及びR12はそれぞれ炭素数1〜20のアルキル基または炭素数6〜12のアリール基を表す。末端組成(A)は、
を表し、R13〜R15はそれぞれ、水素、ハロゲン、炭素数1〜5のアルコキシル基、置換基を有してもよい、炭素数1〜20のアルキル基、炭素数2〜15のアルケニル基、または炭素数6〜12のアリール基を表す。有してもよい置換基は、ハロゲン、炭素数1〜20のアルキル基、または炭素数6〜12のアリール基である。R16は炭素数1〜20のアルキル置換基を有してもよい炭素数2〜15のアルキレン基を表す。(A)の内、少なくとも1方、または両方が(A1)である。R17〜R19は少なくとも1つが
で表されるポリシロキサン基であり、残りは炭素数1〜20のアルキル基または炭素数6〜12のアリール基を表す。R20〜R22はそれぞれ、炭素数1〜20のアルキル基または炭素数6〜12のアリール基を表す。nは1〜500、aは0〜20、bは1〜500の整数を表す。m、p、qはモル%を表す。(m+p+q+(A))の合計は100モル%を表し、各値は0.1モル%以上である。Xは、
であり、ここにR23及びR24はそれぞれ水素、ハロゲンまたは置換基を有してもよい炭素数1〜20のアルキル基若しくは炭素数6〜12のアリール基を表すか、R23及びR24が一緒に結合して、炭素数1〜20の炭素環または複素環を形成する基を表す。cは0〜20の整数を表す。) - 一般式(Y)のポリカーボネート重合体が2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)プロパン、1,1−ビス(4−ヒドロキシ)エタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)エーテル、またはα,ω−ビス[3−(o−ヒドロキシフェニル)プロピル]ポリジメチルシロキサンから誘導された請求項1記載のポリカーボネート重合体。
- 一般式(Y)の末端(A)が、α−3−(2−ヒドロキシフェニル)プロピル−ω−ブチル-ポリジメチルシロキサン、またはp―ターシャリーブチルフェノールから誘導された請求項1記載のポリカーボネート重合体。
- 粘度平均分子量が50,000〜80,000である請求項1から3のいずれかに記載のポリカーボネート重合体。
- 一般式(Y)のmが5〜50モル%、qが0.1〜5モル%である請求項1から4のいずれかに記載のポリカーボネート重合体。
- 炭酸エステル形成化合物がホスゲンであり、界面重合法で製造される請求項6記載のポリカーボネート重合体の製造法。
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