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JP2013234009A - 吸着パッドを有する板状物の搬送装置 - Google Patents

吸着パッドを有する板状物の搬送装置 Download PDF

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JP2013234009A
JP2013234009A JP2012105411A JP2012105411A JP2013234009A JP 2013234009 A JP2013234009 A JP 2013234009A JP 2012105411 A JP2012105411 A JP 2012105411A JP 2012105411 A JP2012105411 A JP 2012105411A JP 2013234009 A JP2013234009 A JP 2013234009A
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bernoulli
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JP2012105411A
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Toshihiko Kimura
利彦 木村
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JAPAN FINETECH CO Ltd
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JAPAN FINETECH CO Ltd
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Abstract

【課題】ウェハー等の板状物と吸着パッドの隙間を拡大し、板状物に疵を付けることなく搬送する吸着パッドを有する板状物の搬送装置を提供する。
【解決手段】内部に負圧を形成し、周囲に正圧を形成する環状のベルヌーイ噴出部47を下部に備え、板状物11を隙間を有して吸着する吸着パッド13を有する板状物の搬送装置10であって、吸着パッド13に形成されたベルヌーイ噴出部47の半径方向内側には、吸着パッド13と板状物11との隙間を調整する環状の気体噴出部49が、ベルヌーイ噴出部47に同心上に設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、シリコンウェハー等の脆い板状物でも搬送可能な吸着パッドを有する板状物の搬送装置に関する。
例えば、太陽電池の製造工程において、シリコンウェハーの表裏面にそれぞれ設ける集電用の電極をスクリーン印刷により形成する場合、シリコンウェハーを順次スクリーン印刷機に供給して電極を印刷すると共に、電極が印刷されたシリコンウェハーをスクリーン印刷機から順次取出している。
このとき、シリコンウェハーのスクリーン印刷機への供給、シリコンウェハーのスクリーン印刷機からの取出しを、接触式搬送装置を用いて行う場合、接触式搬送装置に設けられたシリコンウェハー用の保持部が当接するシリコンウェハーの接触部に亀裂が発生し易いという問題がある。更に、シリコンウェハーをスクリーン印刷機から接触式搬送装置を用いて取出す場合、印刷された電極が乾燥する前に保持部が電極に当接すると電極が損傷を受けるため、電極が十分に乾燥するまで待機した後でなければスクリーン印刷機からシリコンウェハーを取出すことができない。このため、シリコンウェハーの印刷処理速度が電極の乾燥に要する時間に律速され、シリコンウェハーの印刷処理を効率的に行うことができないという問題もある。
そこで、下方に開口した環状のノズルから気流を半径方向外側に噴出させて、環状のノズルノの内側に負圧を、環状のノズルの外側に正圧を発生させ、水平配置されたシリコンウェハーの上面に接近させて、吸着するパッドを備えた搬送装置が、例えば、特許文献1に開示されている。この搬送装置のメリットは、ウェハー等の板状物の印刷面に非接触で搬送できる点である。
特開2012−30941号公報
しかしながら、太陽電池の素材となるウェハーは非常に破損し易く、パッドに接触すると、ひびやマイクロクラック(5〜10μmのクラック)が発生することがある。また、ウェハーの上に微小な凹凸が存在する場合があり、このようなウェハーについては、従来の搬送装置で吸着搬送ができない。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので、ウェハー等の板状物とパッドの隙間を拡大し、板状物に疵を付けることなく搬送する吸着パッドを有する板状物の搬送装置を提供することを目的とする。
前記目的に沿う本発明に係る吸着パッドを有する板状物の搬送装置は、内部に負圧を形成し、周囲に正圧を形成する環状のベルヌーイ噴出部を下部に備え、板状物を隙間を有して吸着する吸着パッドを有する板状物の搬送装置であって、
前記吸着パッドに形成された前記ベルヌーイ噴出部の半径方向内側には、前記吸着パッドと前記板状物との隙間を調整する環状の気体噴出部が、前記ベルヌーイ噴出部に同心上に設けられている。
本発明に係る吸着パッドを有する板状物の搬送装置において、前記気体噴出部はその内側に、噴き出す空気を半径方向外側にガイドする円錐状の傾斜面を有し、該傾斜面は水平面と50〜75度の角度範囲にあるのが好ましい。
そして、前記気体噴出部はその上部に環状空気溜めが形成され、該環状空気溜めには上部から円周方向に均等に設けられた複数の空気導入孔が連通しているのが好ましい。
また、複数の前記空気導入孔には一つの空気供給源が接続され、その圧力又は流量を調整して、前記吸着パッドと前記板状物との隙間を調整しているのが更に好ましい。
本発明に係る吸着パッドを有する板状物の搬送装置においては、吸着パッドに形成されたベルヌーイ噴出部の半径方向内側に、吸着パッドと板状物との隙間を調整する環状の気体噴出部が、ベルヌーイ噴出部に同心上に設けられているので、気体噴出部からの空気吹き出し量に応じて、吸着パッドと板状物の隙間を増加することできる。この場合であっても、気体噴出部からの気流は吸着パッドに対して半径方向外側に流れるので、内側に負圧を生じ、板状物を吸引できる。従って、板状物の上に突出物があっても非接触で吸着搬送できる。
特に、気体噴出部がその内側に、噴き出す空気を半径方向外側にガイドする円錐状の傾斜面を有し、傾斜面が水平面と50〜75度の角度範囲にあるようにした場合は、気体噴出部からの気流によって内側に負圧を外側に正圧を発生するので、正圧の領域が実質的に増加し、板状物と吸着パッドの隙間がより増加する。
そして、気体噴出部の上部に環状空気溜めが形成され、環状空気溜めには上部から円周方向に均等に設けられた複数の空気導入孔が連通している場合には、気体噴出部の空気通路を、内側に設けられているベルヌーイ噴出部の空気通路と交差しないようにすることができ、更に装置自体の製造も容易となる。
また、複数の空気導入孔に一つの空気供給源が接続され、その圧力又は流量を調整して、吸着パッドと板状物との隙間を調整している場合には、板状物の種類によって隙間を適正に調整できる。
本発明の一実施の形態に係る吸着パッドを有する板状物の搬送装置の断面図である。 同吸着パッドを有する板状物の搬送装置の一部拡大断面図である。 同吸着パッドを有する板状物の搬送装置の底面図である。
続いて、添付した図面を参照しながら、本発明を具体化した実施の形態について説明する。
本発明の一実施の形態に係る吸着パッドを有する板状物の搬送装置10は、例えば、太陽電池用のシリコンウェハー11(板状物の一例)を取り出す場合に使用するもので、載置台12の上に載っているシリコンウェハー11を非接触で吸着するものである。
図1〜図3に示すように、吸着パッドを有する板状物の搬送装置10は、中央に搬送手段(例えば、ロボットアーム)12aを備えた吸着パッド13を有し、吸着パッド13は、底部に断面円形の凹部14が形成されたパッド基板15と、凹部14内に装着された補助基板16と、パッド基板15の上部にねじ止めされる支持部材17とを有している。
補助基板16の直径は凹部14の直径より例えば、1〜3mmの範囲で小さく周囲に環状空気溝19を形成していると共に、図3に示すように、補助基板16の上側中央には、平面視して四角形の空間部20が形成され、その四隅から環状空気溝19に続く4つの空気供給溝22を備えている。
パッド基板15の上部には、このパッド基板15の周囲から、周囲の端部24が飛び出して、かつ内部にスプリングを備えた4つの付勢機構25によって昇降ガイドされる昇降板26が設けられている。
昇降板26の4つの端部24には補助板27を介して側板28がそれぞれ設けられている。付勢機構25は、昇降板26と側板28等の上下する部材の重量を大凡キャンセルするものである。従って、吸着パッド13が載置台12の上に載ると、最初に側板28の下端が載置台12に当接する。そのまま吸着パッド13を載置台12の方向に向けて下げると、側板28がスムーズに徐々に上昇し、吸着パッド13が吸着位置まで下降する。この位置は、側板28の上昇限としてもよいし、センサー等で側板28の位置を検出してもよいし、吸着パッド13に供給する空気の圧力をセンサー等で検知してもよい。
なお、補助板27は昇降板26に対して水平方向に(即ち、吸着パッド13の軸心に対して半径方向に)位置調整可能となって、対向する側板28の位置及び幅をシリコンウェハー11の大きさ等に応じて多少変更できる構造となっている。なお、この側板28は昇降板26に幅方向に固定であってもよいが、カム等の調整機構により、任意に変更できるようにするのが好ましい。
支持部材17は下部にパッド基板15の中央孔30に密着嵌合する突出部31を有し、その上部にはパッド基板15にねじ止めされた2枚の板部32、33と、棒状部34を備え、棒状部34の上端には取付けフランジ35を備えている。
突出部31及び2枚の板部32、33を貫通する空気路37が設けられ、この空気路37は棒状部34の中間位置まで延長し、側部に設けられた空気供給口38に連通している。
このような構成となって、空気供給口38から導入された圧縮空気は、空気路37、空間部20、空気供給溝22を通り、環状空気溝19に供給される。
補助基板16の半径方向外側領域の下部には、上部が平面状となって、開放端(下方)に向かって開く断面が台形状となった環状吹き出し口(即ち、断面台形溝)41が設けられている。この環状吹き出し口41と環状空気溝19は、水平かつ円周方向に対して20〜30度の角度を有して形成された複数(この実施の形態では10)の小径孔(オリィフィス)42によって連通している。
図2に示すように、環状吹き出し口41の半径方向内側の傾斜面43は水平面に対して約60度(50〜70度の範囲でもよい)程度であるが、環状吹き出し口41の半径方向外側の傾斜面44(θ1)は約60度方向から徐々に水平面に近づく緩やかな角度になっている。なお、緩やかな傾斜面44を形成する外側端部45は補助基板16と一体となっている。
従って、環状空気溝19に供給された空気は、円周方向に均等配置された小径孔42から、螺旋状に環状吹き出し口41に供給され、傾斜面43で半径方向外側の螺旋方向にその流れを変えて、外部に放出される。この流れに伴うベルヌーイの定理によって、環状の環状吹き出し口41の内側に負圧を、環状吹き出し口41の外側(周囲)に正圧を生じさせる。なお、環状空気溝19、これに続く小径孔42及び環状吹き出し口41によって環状のベルヌーイ噴出部47が形成される。
このベルヌーイ噴出部47の内側に同心上に設けられている環状の気体噴出部49について、図1、図3を参照しながら説明する。この気体噴出部49はその噴出口の中心が、ベルヌーイ噴出部47の半径の0.6〜0.85位置に配置されている。
気体噴出部49の上部には、環状に形成されて補助基板16の下部に設けられた環状空気溜め50と、環状空気溜め50に上から円周方向に均等に設けられた複数(例えば、6〜10個)の雄ねじ孔51と、それぞれの雄ねじ孔51に螺合し、中央に空気導入孔52が形成され、補助基板16とパッド基板15を固定する雄ねじ材53とを有している。
そして、環状空気溜め50の底面で半径方向内側に近い位置に、気体噴出部49を構成する環状の空気吹き出し口55を備えている。なお、雄ねじ材53の空気導入孔52の頂部は、図示しない継手を介して空気供給管に連結され、この空気供給管は一つの管(ヘッダー管)に纏まって、圧力調整弁(又は流量調整弁)を介して空気圧源(空気供給源)に連結されている。これらを用いる空気の圧力又は流量を調整して、吸着パッド13とシリコンウェハー11との隙間を調整している。
空気吹き出し口55の半径方向内側の円錐状の傾斜面56は、水平面に対して50〜75度の角度となって、環状空気溜め50の空気を、方向を変えて(即ち、ガイドして)、補助基板16の半径方向外側に吹き出すようになっている。これによって、空気吹き出し口55から噴き出される空気によって、半径方向外側に正圧を、半径方向内側に負圧を生じさせる。なお、気体噴出部49を設けることによって、シリコンウェハー11と吸着パット13との隙間をより広い範囲で調整できる。
これによって、ベルヌーイ噴出部47と、気体噴出部49によって二重にベルヌーイ効果が発生するが、空気吹き出し口55から外側に噴き出す空気が、ベルヌーイ噴出部47から外側に噴き出す空気に重なり、しかも、気体噴出部49から外側に向かう空気の通路も長くなるので、正圧が大きく作用し、シリコンウェハー11と吸着パッド13の隙間がより大きくなる。
なお、気体噴出部49がなくベルヌーイ噴出部47だけの場合は、供給する空気量を増加すると、正圧、負圧とも大きくなるが、シリコンウェハー11に対して大きな荷重が働き、しかも、負圧が効き過ぎるので、シリコンウェハー11と吸着パッド13との隙間は大きくならない。
ここで、気体噴出部49の空気の吹き出しを、直下方向にすることもできるが、負圧の発生に制限を与えて、その量は僅少となるので、噴き出す気流を半径方向外側に向ける傾斜面56を備えるのが好ましい。この傾斜面56の傾斜角度は、ベルヌーイ噴射部47に用いた外側の傾斜面44の平均角度より大きくするのがよい。なお、図1において、58〜61はシール用のOリングを示す。
従って、この吸着パッドを有する板状物の搬送装置10を用いる場合は、ロボットハンド等の搬送手段12aに吸着パッドを有する板状物の搬送装置10を取付け、吸着パッドを有する板状物の搬送装置10の空気供給口38及び空気導入孔52に所定圧の清浄空気を入れる。これによって、環状吹き出し口41及び空気吹き出し口55から空気が噴出される。
この状態で、載置台12の上に配置されたシリコンウェハー11の軸心に、吸着パッド13の軸心を合わせて、吸着パッド13を下降させると、側板28の下端が載置台12に当接して、吸着パッド13が更に下降する。この状態で、吸着パッド13の中央部分、即ち、環状の空気吹き出し口55の内側が負圧となって、シリコンウェハー11が吸着パッド13に吸着される。
このとき、環状吹き出し口41の外側が正圧となり、環状吹き出し口41と空気吹き出し口55との間が、内側の負圧と外側の正圧との中間の正圧となり、シリコンウェハー11と吸着パッド13の距離を広げようとするので、この状態でシリコンウェハー11が隙間を有して、吸着パッド13に吸着される。
次は搬送手段12aを操作して、所定の場所にシリコンウェハー11を搬送し、空気供給口38及び空気導入孔52の圧力を下げると、シリコンウェハー11が吸着パッド13から離れる。
本発明は前記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲でその構成を変更することもできる。例えば、気体噴出部の形状は必ずしも、環状の必要はなく、環状に配置された小孔であってもよい。
また、側板28を昇降する機構にバネを用いているが、その他の弾性部材又はバランス機構であってもよい。
10:吸着パッドを有する板状物の搬送装置、11:シリコンウェハー(板状物)、12:載置台、12a:搬送手段、13:吸着パッド、14:凹部、15:パッド基板、16:補助基板、17:支持部材、19:環状空気溝、20:空間部、22:空気供給溝、24:端部、25:付勢機構、26:昇降板、27:補助板、28:側板、30:中央孔、31:突出部、32、33:板部、34:棒状部、35:取付けフランジ、37:空気路、38:空気供給口、41:環状吹き出し口、42:小径孔、43、44:傾斜面、45:外側端部、47:ベルヌーイ噴出部、49:気体噴出部、50:環状空気溜め、51:雄ねじ孔、52:空気導入孔、53:雄ねじ材、55:空気吹き出し口、56:傾斜面、58〜61:Oリング

Claims (4)

  1. 内部に負圧を形成し、周囲に正圧を形成する環状のベルヌーイ噴出部を下部に備え、板状物を隙間を有して吸着する吸着パッドを有する板状物の搬送装置であって、
    前記吸着パッドに形成された前記ベルヌーイ噴出部の半径方向内側には、前記吸着パッドと前記板状物との隙間を調整する環状の気体噴出部が、前記ベルヌーイ噴出部に同心上に設けられていることを特徴とする吸着パッドを有する板状物の搬送装置。
  2. 請求項1記載の吸着パッドを有する板状物の搬送装置において、前記気体噴出部はその内側に、噴き出す空気を半径方向外側にガイドする円錐状の傾斜面を有し、該傾斜面は水平面と50〜75度の角度範囲にあることを特徴とする吸着パッドを有する板状物の搬送装置。
  3. 請求項2記載の吸着パッドを有する板状物の搬送装置において、前記気体噴出部はその上部に環状空気溜めが形成され、該環状空気溜めには上部から円周方向に均等に設けられた複数の空気導入孔が連通していることを特徴とする吸着パッドを有する板状物の搬送装置。
  4. 請求項3記載の吸着パッドを有する板状物の搬送装置において、複数の前記空気導入孔には一つの空気供給源が接続され、その圧力又は流量を調整して、前記吸着パッドと前記板状物との隙間を調整していることを特徴とする吸着パッドを有する板状物の搬送装置。
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