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JP2013211631A - 受信装置、再生方法、プログラム、記録媒体、およびサーバ装置 - Google Patents

受信装置、再生方法、プログラム、記録媒体、およびサーバ装置 Download PDF

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JP2013211631A
JP2013211631A JP2012079214A JP2012079214A JP2013211631A JP 2013211631 A JP2013211631 A JP 2013211631A JP 2012079214 A JP2012079214 A JP 2012079214A JP 2012079214 A JP2012079214 A JP 2012079214A JP 2013211631 A JP2013211631 A JP 2013211631A
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Yuya Yamaguchi
裕矢 山口
Tatsuya Endo
立弥 遠藤
Ikuji Okabayashi
郁治 岡林
Takashi Hirano
高志 平野
Miyuki Yoshino
美幸 吉野
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Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Abstract

【課題】放送番組を途切れ難くする。
【解決手段】車載放送受信機4は、車載チューナ部32が受信した放送電波による放送ストリーミングデータと、無線通信部37が通信ネットワーク6から受信したネットワークストリーミングデータとを切り替えて再生する。再生部42,46は、放送ストリーミングデータを、少なくともネットワークストリーミングデータの伝送遅れ時間分遅延させて、再生する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、受信装置、再生方法、プログラム、記録媒体、およびサーバ装置に関する。
近年、テレビジョン放送、ラジオ放送などにおいて、デジタル化が進んでいる(特許文献1)。
デジタル化されたテレビジョン放送またはラジオ放送を受信して再生する受信装置は、放送電波により、放送番組の映像や音声のデータを含む放送ストリーミングデータを受信し、これを復調およびデコードして再生する。
特開2003−259333号公報
しかしながら、受信装置は、たとえば自動車などの車両に搭載される。たとえば移動しながら放送電波を受信する場合、受信装置が受信する放送電波にはマルチパスやフェージングなどが発生する。受信装置は、放送ストリーミングデータを再生できないことがある。再生される映像や音声が途切れる。
このように受信装置では、放送番組の映像や音声が途切れ難くなることが求められている。
請求項1に係る発明は、放送電波による放送ストリーミングデータを受信する放送受信部と、通信ネットワークからネットワークストリーミングデータを受信するネットワーク受信部と、前記放送ストリーミングデータおよび前記ネットワークストリーミングデータを切り替えて再生する再生部と、を有し、前記再生部は、前記放送ストリーミングデータを、少なくとも前記ネットワークストリーミングデータの伝送遅れ時間分遅延させて、再生する、ことを特徴とする受信装置である。
請求項8に係る発明は、放送電波による放送ストリーミングデータを受信する放送受信部、通信ネットワークからネットワークストリーミングデータを受信するネットワーク受信部、およびこれらのストリーミングデータを切り替えて再生する再生部、が接続された、受信装置の制御部による再生方法であって、前記制御部は、前記ネットワーク受信部が受信した前記ネットワークストリーミングデータの前記ネットワークでの伝送遅れ時間を取得し、前記放送受信部が受信した前記放送ストリーミングデータを、少なくとも前記伝送遅れ時間分遅延させて、前記再生部に再生させる、ことを特徴とする再生方法である。
請求項9に係る発明は、放送電波による放送ストリーミングデータを受信する放送受信部、通信ネットワークからネットワークストリーミングデータを受信するネットワーク受信部、およびこれらのストリーミングデータを切り替えて再生する再生部、が接続された、受信装置のコンピュータにより実行されるプログラムであって、前記コンピュータが、前記ネットワーク受信部が受信した前記ネットワークストリーミングデータの前記ネットワークでの伝送遅れ時間を取得する処理と、前記放送受信部が受信した前記放送ストリーミングデータを、少なくとも前記伝送遅れ時間分遅延させて、前記再生部に再生させる処理と、を実行することを特徴とするプログラムである。
請求項10に係る発明は、放送電波による放送ストリーミングデータを受信する放送受信部、通信ネットワークからネットワークストリーミングデータを受信するネットワーク受信部、およびこれらのストリーミングデータを切り替えて再生する再生部、が接続された、受信装置のコンピュータにより実行されるプログラムを記録した記録媒体であって、前記コンピュータが、前記ネットワーク受信部が前記ネットワークストリーミングデータの前記ネットワークでの伝送遅れ時間を取得する処理と、前記放送受信部が受信した前記放送ストリーミングデータを、少なくとも前記伝送遅れ時間分遅延させて、前記再生部に再生させる処理と、を実行することを特徴とするプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体である。
請求項11に係る発明は、受信装置で再生可能な放送ストリーミングデータを受信するサーバ受信部と、受信した前記放送ストリーミングデータを再生品質が異なる複数のネットワークストリーミングデータへ変換する変換部と、変換した前記ネットワークストリーミングデータを前記受信装置へ送信するサーバ送信部と、を有し、前記サーバ送信部は、前記サーバ受信部が受信した前記放送ストリーミングデータを、前記再生品質が異なる複数のネットワークストリーミングデータへ変換して伝送するための処理時間を、前記受信装置へ送信し、前記受信装置における放送ストリーミングデータの再生を、少なくとも前記処理時間分遅延させる、ことを特徴とするサーバ装置である。
図1は、本発明の実施形態に係る受信装置およびサーバ装置を有する放送システムの概略構成図である。 図2は、図1のサーバ装置の概略構成図である。 図3は、図2のサーバ装置の動作を示すフローチャートである。 図4は、図1の車載放送受信機の概略構成図である。 図5は、チャンネル設定時に放送電波を受信できる場合の、図4の車載受信機の動作を示すフローチャートである。 図6は、ストリーミングデータ間での切り替え判断に用いる切替遷移テーブルの説明図である。 図7は、チャンネル設定時に放送電波を受信できない場合の、図4の車載受信機の動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る受信装置およびサーバ装置5を有する放送システム1の概略構成図である。
図1の放送システム1は、放送局装置2、自動車などの車両3に搭載された車載放送受信機4、サーバ装置5、を有する。
放送局装置2は、放送番組の映像および音声のデータを符号化し、符号化による放送ストリーミングデータを変調し、放送電波により送信する。
たとえば地上デジタル放送において、放送局装置2は、放送番組の映像データ、音声データ、データ放送用データを符号化して、コンテンツ毎のエレメンタリストリーム(ES:Elementary Stream)を生成する。
さらに、放送局装置2は、複数のエレメンタリストリームを符号化し、MPEG2−TS(Moving Picture Experts Group - Transport Stream)方式のトラスポートストリームを生成する。これが、放送ストリーミングデータである。
また、放送局装置2は、放送ストリーミングデータを、放送局毎に割り当てられた周波数の搬送波を用いてOFDM(Orthogonal Frequency-Division Multiplexing)方式でチャンネル変調する。放送局アンテナから放送電波が伝送される。
なお、地上波デジタル放送の放送電波には、複数の番組のデータを多重化できる。一つは、12セグメントの高品質の映像および音声のデータである。もう一つは、1セグメントの低品質の映像および音声のデータである。
車載放送受信機4は、放送電波を受信する。車載放送受信機4は、放送電波の受信信号を復調し、デコードする。車載放送受信機4は、デコードにより生成した映像および音声のデータを再生する。
これにより、視聴者は、車両3において放送番組を視聴できる。
ところで、放送システム1において、車載放送受信機4は、放送を視聴できないことがある。
たとえば、車両3に搭載された車載放送受信機4が走行している場所が、受信環境の悪い地域である場合、受信する放送電波には、マルチパスノイズなどが発生する。この場合、車載放送受信機4は、受信信号から映像および音声のデータを再生できないことがある。放送番組の映像および音声が途切れる。
また、車両3に搭載された車載放送受信機4が走行している場所が、放送エリア外である場合、車載放送受信機4は、放送電波を受信できない。この場合、放送番組を視聴できない。
そこで、本実施形態では、図1に示すように、放送電波を受信するサーバ装置5を設ける。サーバ装置5は、受信した放送ストリーミングデータをネットワークストリーミングデータへ変換し、車載放送受信機4へ送信する。車載放送受信機4は、放送電波により受信した放送ストリーミングデータと、通信ネットワーク6を通じてサーバ装置5から受信したネットワークストリーミングデータとを切り替えて再生する。
以下、詳しく説明する。
図2は、図1のサーバ装置5の概略構成図である。
図2のサーバ装置5は、サーバ受信アンテナ11、サーバチューナ部12、サーバデコード部13、サーバエンコード部15、サーバ変換部14、サーバセレクタ16、サーバ通信部17、サーバタイマ18、処理時間計測部19、処理時間メモリ20、サーバ制御部21、を有する。
サーバ受信アンテナ11は、放送局装置2から伝送された放送電波を受信する。
サーバ受信アンテナ11は、サーバチューナ部12に接続される。
サーバチューナ部12は、サーバ受信アンテナ11により受信された放送電波の受信信号を、局部発信信号とミキシングし、中間周波数信号へ変換する。
サーバデコード部13は、サーバチューナ部12に接続される。
サーバデコード部13は、中間周波数信号を復調し、デコードする。サーバデコード部13は、変調された放送ストリーミングデータをデコードする。DEMUX処理により、放送番組の映像データ、音声データ、データ放送用データが生成される。
サーバ変換部14は、サーバデコード部13に接続される。
サーバ変換部14は、デコードされた放送番組のデータを加工する。
サーバ変換部14は、たとえば放送番組の映像データを間引き処理して、放送ストリーミングデータより再生品質が低い放送番組のデータを生成する。たとえば1秒間に約30枚のフレーム(ワンセグの場合は約15フレーム/秒)から構成される元の映像データに対して、フレーム単位で行われるMPEG圧縮されたピクチャの中から、PピクチャとBピクチャを省き、Iピクチャのみを使用した映像データを生成する。この場合、ピクチャのデコード処理が不要であり、変換処理の時間を小さくできる。
また、サーバ変換部14は、再生品質が異なる複数のネットワークストリーミングデータを生成する。
サーバ変換部14の低品質化処理により、再生品質に応じてデータサイズが異なる複数のネットワークストリーミングデータが生成される。
また、サーバ変換部14は、サーバデコード部13から受け取った12セグメント映像情報及び1セグメント映像情報を、上記加工を行わないでサーバエンコード部15に出力も行う。
サーバエンコード部15は、サーバ変換部14に接続される。
サーバエンコード部15は、サーバ変換部14により変換された放送番組のデータのMUX処理を行い、変調する。サーバエンコード部15の本処理により、データサイズが異なる複数のネットワークストリーミングデータが生成される。
サーバセレクタ16は、サーバエンコード部15に接続される。
サーバセレクタ16には、サーバエンコード部15が生成した複数のネットワークストリーミングデータが入力される。
サーバセレクタ16は、複数のネットワークストリーミングデータの中から、サーバ制御部21により指定されたものを選択する。
サーバセレクタ16は、選択したネットワークストリーミングデータを出力する。
サーバ通信部17は、サーバセレクタ16に接続される。
サーバ通信部17は、サーバセレクタ16で選択されたネットワークストリーミングデータを、通信ネットワーク6を通じて、車載放送受信機4へ送信する。
ネットワークストリーミングデータは、通信ネットワーク6および基地局7を通じて、車載放送受信機4の無線通信部37により受信される。
サーバタイマ18は、時刻、時間などを計測する。
処理時間計測部19は、サーバチューナ部12、サーバエンコード部15に接続される。
処理時間計測部19は、サーバ装置5によるストリーミングデータの変換処理時間を計測する。
処理時間計測部19は、たとえばサーバチューナ部12が放送ストリーミングデータの受信を開始してから、サーバエンコード部15から複数のネットワークストリーミングデータが出力され始めるまでの、処理期間を計測する。
処理時間計測部19は、この一連の変換処理の間にサーバタイマ18により計測された経過時間を、取得する。
たとえば、サーバ変換部14は、12セグメント映像と12セグメントの音声とからなるネットワークストリーミングデータ、1セグメント映像と1セグメント音声とからなるネットワークストリーミングデータ、1セグメントの間引き映像と1セグメントの音声とからなるネットワークストリーミングデータ、1セグメントの音声のみからなるネットワークストリーミングデータとを生成する。この場合、処理時間計測部19は、1セグメントの間引き映像と1セグメントの音声とからなるネットワークストリーミングデータが出力され始めるまでの、処理期間を計測すればよい。
処理時間メモリ20は、処理時間計測部19に接続される。
処理時間メモリ20は、たとえば後述するサーバメモリに実現されればよい。
処理時間メモリ20は、処理時間計測部19により検出された、サーバ装置5における変換処理に要する最大の処理時間を記憶する。
サーバ制御部21は、サーバCPU(Central Processing Unit)、サーバメモリ、およびこれらを接続するサーバシステムバスを有する。
サーバメモリは、たとえばRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、ハードディスクデバイスで構成される。
サーバCPUは、サーバメモリに記憶されるプログラムを実行する。
これにより、サーバ装置5に、サーバ制御部21が実現される。
サーバ制御部21は、サーバ装置5の動作を制御する。
たとえば、サーバ制御部21は、サーバ通信部17に、たとえば処理時間メモリ20に記憶される処理時間などを送信させる。サーバ制御部21は、サーバ通信部17が車載放送受信機4から受信したリクエストに基づいて、サーバ装置5の動作を制御する。
なお、サーバメモリに記憶されるプログラムは、サーバ装置5の出荷前に書き込まれたものでも、出荷後に書き込まれたものでもよい。出荷後にメモリに書き込まれるプログラムは、たとえばCD−ROM(Compact Disc - Read Only Memory)などの記録媒体に記録されていたもので上書きしたものでも、インターネットなどの通信ネットワーク6を通じて別のサーバ装置からダウンロードしたものでもよい。
図3は、図2のサーバ装置5の動作を示すフローチャートである。
図3において、サーバ制御部21は、まず、放送電波を受信する(ステップST1)。
サーバ制御部21は、サーバチューナ部12に、チャンネル周波数に対応する局部発信信号を設定する。サーバチューナ部12は、該チャンネル周波数の放送電波の受信信号を、中間周波数信号へ変換し、出力する。
サーバチューナ部12から中間周波数信号が出力されると、処理時間計測部19は、サーバタイマ18により経過時間を計測させる(ステップST2)。
また、サーバデコード部13は、中間周波数信号をデコード処理し、放送番組のデータを生成する(ステップST3)。
続いて、サーバ変換部14は、放送番組のデータを間引き処理し、複数のネットワークストリーミングデータを生成する(ステップST4)。
また、サーバエンコード部15は、放送番組の映像データと音声データをエンコードし、複数のネットワークストリーミングデータを生成する(ステップST5)。
この一連の変換処理がすべて開始されると、処理時間計測部19は、サーバタイマ18から経過時間を取得する(ステップST6)。
処理時間計測部19は、取得した処理時間を、処理時間メモリ20に保存する(ステップST7)。
これにより、処理時間メモリ20には、DEMUX処理、間引き処理、MUX処理、にかかるトータルの時間が保存される。
また、サーバセレクタ16には、サーバエンコード部15が生成した複数のネットワークストリーミングデータが入力され始める。
サーバセレクタ16には、放送電波の放送ストリーミングデータと同じ放送番組のデータを含む、複数のネットワークストリーミングデータが、入力され続ける。
サーバセレクタ16は、車載放送受信機4からのリクエストに応じて、複数のネットワークストリーミングデータから最適なデータを選択し、サーバ通信部17へ出力する。
サーバ通信部17は、入力されたネットワークストリーミングデータを、通信ネットワーク6と基地局7を介して、車載放送受信機4へ送信する。
図4は、図1の車載放送受信機4の概略構成図である。
図4の車載放送受信機4は、放送受信アンテナ31、車載チューナ部32、放送デコード部33、放送バッファメモリ34、放送状態取得部35、無線アンテナ36、無線通信部37、ネットワークデコード部38、遅延時間メモリ39、車載セレクタ40、表示部41、音声出力部42、通信状態取得部43、車載タイマ44、遅延時間演算部45、車載制御部46、を有する。
放送受信アンテナ31は、放送局装置2から伝送された放送電波を受信する。
放送受信アンテナ31は、車載チューナ部32に接続される。
車載チューナ部32は、放送受信アンテナ31により受信された放送電波の受信信号を、局部発信信号とミキシングし、中間周波数信号へ変換する。
放送デコード部33は、車載チューナ部32に接続される。
放送デコード部33は、中間周波数信号を復調し、デコードする。放送デコード部33は、変調して伝送された放送ストリーミングデータをデコードする。放送デコード部33は、DEMUX処理により、放送番組の映像データ、音声データ、データ放送用データを出力する。
放送バッファメモリ34は、放送デコード部33に接続される。
放送バッファメモリ34は、たとえば後述する車載メモリに実現されればよい。
放送バッファメモリ34は、放送デコード部33により生成された放送番組のデータを一時記憶する。記憶容量が一杯になると、放送遅延バッファは、最も古いデータから順番に上書きする。
放送遅延バッファは、遅延時間メモリ39に設定可能な最大の遅延時間で受信する放送番組のデータを記憶できるものであればよい。放送バッファメモリ34は、たとえば15秒程度の期間での放送番組のデータを記憶できればよい。この場合、遅延バッファメモリは、各時点において、最新に放送された15秒間の放送番組のデータを記憶し続ける。
放送状態取得部35は、放送デコード部33に接続される。
放送状態取得部35は、放送ストリーミングデータのデコードの可否を取得する。
放送状態取得部35は、たとえば放送デコード部33に入力される中間周波数信号のレベル、放送デコード部33のデコード結果に基づいて、デコード可否を取得する。
無線アンテナ36は、無線通信部37に接続される。
無線通信部37は、無線アンテナ36と基地局7、通信ネットワーク6を通じて、サーバ装置5の通信部17と無線通信する。
無線通信部37とサーバ装置5とは、たとえばPSK(Phase Shift Keying)、16QAM(Quadrature Amplitude Modulation)、64QAMなどで変調した通信データを送受する。無線通信の変調方式は、無線通信部37とサーバ装置5との通信環境に応じて、サーバ装置5により適応的に変更される。無線通信部37は、サーバ装置5に変調方式の変更を要求できる。
無線通信部37は、サーバ装置5から、たとえばネットワークストリーミングデータを受信する。
ネットワークデコード部38は、無線通信部37に接続される。
ネットワークデコード部38は、受信したネットワークストリーミングデータをデコードし、放送番組のデータを生成する。
通信状態取得部43は、ネットワークデコード部38に接続される。
通信状態取得部43は、ネットワークストリーミングデータのデコードの可否を取得する。当該取得した結果から、サーバ装置5で生成された複数のネットワークストリーミングデータのうちの最も高品質なデータの送信を、サーバ装置5へリクエストする。
通信状態取得部43は、たとえばネットワークデコード部38のデコード結果に基づいて、デコード可否を取得する。
遅延時間演算部45は、無線通信部37に接続される。
遅延時間演算部45は、放送ストリーミングデータを再生する場合の遅延時間を演算する。遅延時間演算部45は、放送ストリーミングデータに対する、ネットワークストリーミングデータの受信での遅延時間を演算する。
遅延時間演算部45は、たとえば、無線通信部37がサーバ装置5から受信した処理時間と、通信ネットワーク6での伝送遅延時間とに基づいて、放送ストリーミングデータを再生する場合の遅延時間を演算する。
また、遅延時間演算部45は、サーバ装置5から送信されたデータに付加される送信時刻のタイムスタンプと、車載タイマ44の現在時刻とに基づいて、通信ネットワーク6での伝送遅延時間を演算する。
遅延時間メモリ39は、車載セレクタ40に接続される。
遅延時間メモリ39は、たとえば後述する車載メモリに実現されればよい。
遅延時間メモリ39は、遅延時間演算部45により演算された遅延時間を記憶する。
車載セレクタ40は、放送バッファメモリ34とネットワークデコード部38とに接続される。
車載セレクタ40は、放送バッファメモリ34に記憶される放送電波による放送番組のデータと、ネットワークデコード部38により生成される放送番組のデータとの一方を選択する。
車載セレクタ40は、車載制御部46により指定されたものを選択する。
車載セレクタ40は、ネットワークデコード部38により生成される放送番組のデータについては、入力されたものをそのまま出力する。
車載セレクタ40は、放送バッファメモリ34に記憶される放送番組のデータについては、遅延時間メモリ39に記憶される遅延時間で読み出し、出力する。
たとえば、遅延時間が0秒である場合、放送バッファメモリ34に記憶されるデータのうち、放送局が掲示してきた再生出力時刻にあったデータから読み出して出力する。
遅延時間が1秒である場合、放送バッファメモリ34に記憶されるデータのうち、放送局が掲示してきた再生出力時刻にあったデータに対して1秒前のデータから読み出して出力する。この場合、1秒前より前に受信したデータは、読み込まない。
表示部41は、たとえば液晶ディスプレイデバイスである。
音声出力部42は、たとえばスピーカである。
表示部41および音声出力部42は、車載セレクタ40に接続される。
表示部41および音声出力部42は、車載セレクタ40から出力される放送番組のデータを再生する。
これにより、視聴者は、放送番組を視聴できる。
車載制御部46は、車載CPU、車載メモリ、および、これらを接続する車載システムバスを有する。
車載メモリは、たとえばRAM、ROM、ハードディスクデバイスで構成される。
車載CPUは、車載メモリに記憶されるプログラムを実行する。
これにより、車載放送受信機4に、車載制御部46が実現される。
車載制御部46は、車載放送受信機4の動作を制御する。
たとえば、車載制御部46は、無線通信部37からサーバ装置5へ、受信する放送チャンネルの情報を送信する。
車載制御部46は、無線通信部37からサーバ装置5へ、受信するネットワークストリーミングデータのリクエストを送信する。
なお、車載メモリに記憶されるプログラムは、車載放送受信機4の出荷前に書き込まれたものでも、出荷後に書き込まれたものでもよい。出荷後にメモリに書き込まれるプログラムは、たとえばCD−ROMなどの記録媒体に記録されていたもので上書きしたものでも、インターネットなどの通信ネットワーク6を通じて別のサーバ装置からダウンロードしたものでもよい。
次に、図4の車載受信機での再生切替動作を説明する。
まず、再生開始時に放送電波を受信できる場合について説明する。
図5は、図4の車載受信機の動作を示すフローチャートである。
図5は、放送電波を受信できる場合での動作である。
放送電波を受信できる場合、図5に示すように、車載制御部46は、放送電波による放送番組を再生する(ステップST11)。
車載制御部46は、たとえば放送状態取得部35による取得結果に基づき、放送電波を受信できるか否かを判断する。
また、放送電波を受信できる場合、車載制御部46は、車載セレクタ40に放送バッファメモリ34を選択させる。番組の再生を開始した時点では、遅延時間メモリ39に、初期値のたとえば0秒が格納される。
車載セレクタ40は、放送バッファメモリ34に記憶される放送番組のデータを、放送局が掲示してきた再生出力時刻にあったデータから順番に読み込む。表示部41および音声出力部42は、読み込まれたデータによる放送番組を再生する。
放送番組の再生を開始した後、車載制御部46は、サーバ装置5との通信可否を確認する(ステップST12)。
車載制御部46は、無線通信部37からサーバ装置5へ、受信する放送チャンネルの情報を送信する。
サーバ装置5は、放送チャンネルの情報を受信すると、該放送チャンネルの受信を開始する。サーバ制御部21は、サーバチューナ部12に該放送チャンネルを受信させる。サーバデコード部13は、放送電波に含まれる放送番組のデータを生成する。サーバエンコード部15およびサーバ変換部14は、複数のネットワークストリーミングデータを生成する。
処理時間計測部19は、これら一連の処理時間を計測し、処理時間メモリ20に保存する。サーバ制御部21は、処理時間メモリ20に記憶された処理時間を、送信タイミングのタイムスタンプとともに、サーバ通信部17から車載放送受信機4へ送信する。
無線通信部37は、該処理時間および送信タイミングのタイムスタンプを受信する。
車載制御部46は、放送チャンネルの情報の送信に対するこのレスポンスの受信の有無により、サーバ装置5との通信可否を判断する。
車載制御部46は、レスポンスを受信するまで、周期的に受信する放送チャンネルの情報を送信する。
サーバ装置5での変換の処理時間および送信タイミングのタイムスタンプを受信すると、遅延時間演算部45は、放送により受信したデータの再生を遅延させる遅延時間を演算する(ステップST13)。
遅延時間演算部45は、受信した送信タイミングのタイムスタンプの時刻と、受信タイミングでの車載タイマ44の時刻との時間差を、伝送遅延時間として演算する。
遅延時間演算部45は、伝送遅延時間と、受信したサーバ装置5での変換の処理時間とを加算し、遅延時間を演算する。これにより、遅延時間演算部45は、遅延時間を取得する。
遅延時間演算部45は、演算により取得した遅延時間を、遅延時間メモリ39に保存する。
遅延時間メモリ39に記憶される遅延時間が更新されると、放送バッファメモリ34からデータを読み込んでいる車載セレクタ40は、遅延時間での遅延処理を実行する(ステップST14)。
具体的には、車載セレクタ40は、遅延時間メモリ39から読み込んでいるデータの遅延時間(コンテンツの提示時間)と、放送バッファメモリ34の遅延時間とを比較する。
そして、遅延時間が延長された場合、車載セレクタ40は、放送バッファメモリ34から読み込んだデータに、データを追加する。車載セレクタ40は、読み込んだ映像データを追加コピーし、複数回出力する。車載セレクタ40は、読み込んだ音声データを追加コピーし、複数回出力する。これにより、表示部41および音声出力部42において再生される映像および音声データは、遅れる。なお、追加コピーデータの出力は番組視聴に極力違和感無く実施する。
逆に、遅延時間が短縮された場合、車載セレクタ40は、放送バッファメモリ34からデータを間引いて読み込む。これにより、表示部41および音声出力部42において再生される映像および音声データは、早まる。
車載セレクタ40は、遅延時間メモリ39から読み込んでいるデータの遅延時間が、放送バッファメモリ34の遅延時間と一致するまで、以上の調整処理を実行する。
なお、車載セレクタ40は、以上の遅延処理に替えて、読み込み位置を、遅延時間の位置まで一気に切り替えてもよい。
車載セレクタ40による遅延処理の間、車載制御部46は、放送電波による放送番組と、ネットワークによる放送番組との同期がとれているか否かを判断する(ステップST15)。
車載制御部46は、たとえば車載セレクタ40が読み込むデータの遅延時間と、遅延時間メモリ39の遅延時間とを比較することにより、同期を判断する。
車載制御部46は、これらの遅延時間が一致しない場合、同期がとれていないと判断する。車載制御部46は、同期が得られるまで、放送電波による番組の再生を継続する(ステップST16)。
遅延時間の同期が得られると、車載制御部46は、放送電波による放送番組と、ネットワークによる放送番組との切替が可能な状態になったと判断する。
車載制御部46は、切替のための制御を開始する。
車載制御部46は、放送電波の受信状態が悪化したか否かを判断する(ステップST17)。
車載制御部46は、放送状態取得部35の取得結果に基づき、受信状態が悪化したか否かを判断する。
放送電波の受信状態が悪化していない場合、車載制御部46は、放送電波の放送番組の再生を継続する(ステップST18)。
放送電波の受信状態が悪化した場合、車載制御部46は、最適なネットワークストリーミングデータへの切り替え制御を開始する(ステップST19)。
車載制御部46は、サーバ装置5へネットワークストリーミングデータへの送信を要求する。該リクエストは、無線通信部37からサーバ通信へ送信される。サーバ制御部21は、サーバセレクタ16に、該要求に係るネットワークストリーミングデータを選択させる。サーバ通信部17は、サーバセレクタ16により選択されたネットワークストリーミングデータについての、無線通信部37への送信を開始する。
車載制御部46は、無線通信部37がネットワークストリーミングデータを受信すると、車載セレクタ40に、ネットワークデコード部38を選択させる。
車載セレクタ40は、ネットワークデコード部38から入力される放送番組のデータを、表示部41および音声出力部42へ出力する。
これにより、表示部41および音声出力部42により再生される放送番組は、放送電波から受信したものから、通信ネットワーク6から受信したものへ切り替わる。
放送電波の受信状態が悪化し、放送電波の番組が途切れる状況であっても、車載放送受信機4は、ネットワークストリーミングデータを受信して再生できる。放送番組を途切れることなく再生できる。
また、放送番組は、予め伝送遅延時間および処理時間により遅延して再生されている。よって、放送番組の切替において、切替前の放送電波による放送番組と、切替後のネットワークによる放送番組とは、再生タイミングの同期が図られている。放送番組は、番組内容が途切れることなく、シームレスに連続して再生される。
再生する放送番組を、放送ストリーミングデータからネットワークストリーミングデータに切り替えた後、車載制御部46は、さらに切り替え制御を実行する。
車載制御部46は、周期的に、現在視聴中の放送番組から切り替え可能な、再生中のものより高品質のストリーミングデータの有無を判断する(ステップST20)。
車載制御部46は、たとえば受信可能なストリーミングデータのうち、現在視聴中の放送番組より再生品質が良いあるいは同等のストリーミングの有無を判断する。
図6は、ストリーミングデータ間での切り替え判断に用いる切替遷移テーブルの説明図である。
図6の切替遷移テーブルは、たとえば車載メモリに記憶される。
各列は、視聴中のストリーミングデータの種類である。
各行は、切替による遷移先のストリーミングデータの種類である。
図6の切替遷移テーブルは、放送ストリーミングデータとして、12セグメントのものと、1セグメントのものとを含む例である。また、ネットワークストリーミングデータとして、12セグメントのものと、1セグメントのものと、映像の間引き処理をした1セグメントのものと、1セグメントの音声だけのものとを含む例である。
図6に基づいて、車載制御部46は、切替による遷移先を選択する。
たとえば、12セグメントの放送電波を視聴している場合、車載制御部46は、切替不要と判断する。この場合、車載制御部46は、12セグメントの放送電波の視聴を継続する(ステップST21)。
これに対し、いずれかのネットワークストリーミングデータの視聴中に放送電波の受信が可能になった場合、または、1セグメントの放送電波の視聴中である場合、車載制御部46は、切替遷移テーブルに基づいて、再生するストリーミングデータを切り替える(ステップST22)。
たとえば、1セグメントの放送電波を受信している場合において、12セグメントのネットワークストリーミングデータが受信可能になると、車載制御部46は、これらの間でストリーミングデータを切り替える。
また、放送電波の受信ができなくなった場合において、ネットワークストリーミングデータの受信が可能であると、車載制御部46は、受信可能なものの中で再高品質のネットワークストリーミングデータへ切り替える。
また、いずれかのネットワークストリーミングデータの視聴中に、放送ストリーミングデータの受信が可能になった場合、車載制御部46は、受信可能なものの中で再高品質の放送ストリーミングデータへ切り替える。
また、いずれかのネットワークストリーミングデータの視聴中に、通信状態取得部43が、無線通信部37とサーバ装置5との変調方式の切り替えを検出した場合、車載制御部46は、新たな変調方式で伝送可能な再高品質のネットワークストリーミングデータへ切り替える。
また、視聴するストリーミングデータを切り替える場合、車載制御部46は、切替による遷移先のストリーミングデータが、放送電波によるものであるか否かを判断する(ステップST23)。
そして、放送ストリーミングデータに切り替える場合、車載制御部46は、車載セレクタ40に、遅延時間メモリ39に保持させた遅延時間で遅らせて再生させる(ステップST24)。
次に、再生開始時に放送電波を受信できない場合について説明する。
図7は、図4の車載受信機の動作を示すフローチャートである。
図7は、放送電波を受信できない場合での動作である。
図7に示すように、車載制御部46は、放送電波を受信できないと判断する(ステップST31)。
車載制御部46は、たとえば放送状態取得部35による取得結果に基づき、放送電波を受信できないと判断する。
車載制御部46は、ネットワークコンテンツデータの受信に切り替える(ステップST32)。
車載制御部46は、車載セレクタ40に、ネットワークデコード部38を選択させる。
また、無線通信部37からサーバ装置5へ、受信する放送チャンネルの情報を送信する。
サーバ装置5は、放送チャンネルの情報を受信すると、該放送チャンネルの受信を開始し、ネットワークストリーミングデータを生成する。処理時間計測部19は、サーバ装置5での変換処理の時間を計測し、処理時間メモリ20に保存する。サーバ通信部17は、処理時間メモリ20に記憶された処理時間を、送信タイミングのタイムスタンプとともに、車載放送受信機4へ送信する。
無線通信部37は、該処理時間および送信タイミングのタイムスタンプを受信する。遅延時間演算部45は、放送により受信したデータの再生を遅延させる遅延時間を演算し、遅延時間メモリ39に保存する。
また、サーバ装置5のサーバ通信部17は、生成したネットワークストリーミングデータを、車載放送受信機4へ送信する。
ネットワークデコード部38は、無線通信部37により受信されたネットワークストリーミングデータをデコードし、放送番組のデータを車載セレクタ40へ出力する。
車載セレクタ40は、入力される放送番組のデータをそのまま、表示部41および音声出力部42へ出力する。
表示部41および音声出力部42は、放送番組を再生する。
これにより、視聴者は、放送番組を視聴できる。
放送電波を受信できない場合でも、放送番組を視聴できる。
ネットワークの放送番組の視聴を開始した後、車載制御部46は、さらに切り替え制御を実行する。
車載制御部46は、周期的に、現在視聴中の放送番組から切り替え可能な、再生中のものより高品質のストリーミングデータの有無を判断する(ステップST33)。
車載制御部46は、たとえば受信可能なストリーミングデータのうち、現在視聴中の放送番組より再生品質が良いストリーミングの有無、または同等の放送ストリーミングデータの有無を判断する。車載制御部46は、図6の切替遷移テーブルに基づいて、切替による遷移先を選択する。
切替による遷移先が無い場合、車載制御部46は、切替不要と判断する。この場合、視聴中のストリーミングデータによる放送番組の視聴が継続される(ステップST34)。
これに対し、切替による遷移先がある場合、車載制御部46は、切替遷移テーブルに基づいて、再生するストリーミングデータを切り替える(ステップST35)。
また、視聴するストリーミングデータを切り替える場合、車載制御部46は、切替による遷移先のストリーミングデータが、放送電波によるものであるか否かを判断する(ステップST36)。
そして、放送ストリーミングデータに切り替える場合、車載制御部46は、車載セレクタ40に、遅延時間メモリ39に保持させた遅延時間で遅らせて再生させる(ステップST37)。
以上のように、本実施形態では、車載放送受信機4は、放送ストリーミングデータが受信できない場合、または、再生が途切れる場合、ネットワークストリーミングデータを再生する。よって、放送番組を途切れることなく再生できる。デジタル放送の視聴エリアは、放送電波を受信できる範囲に制限されない。視聴エリアが拡大される。また、放送電波を受信できない環境下でも該放送番組の視聴が可能になるので、ストレスフリーな視聴空間を実現できる。
また、無線通信部37は、基地局7と通信する。既存の基地局7の設備を利用できる。ネットワークストリーミングデータを車載放送受信機4へ送信するために、新たな通信環境を整備する必要がない。
また、本実施形態では、放送ストリーミングデータを遅延して再生し、ネットワークストリーミングデータと同期させている。また、該同期状態の下で、放送ストリーミングデータとネットワークストリーミングデータとを切り替える。よって、切替の際に、放送番組を途切れたり、前後したりし難くなる。放送番組をシームレスに切り替えて再生できる。
また、車載セレクタ40は、放送番組の再生を遅延させる際に、視聴する放送番組を段階的に遅延させる。また、設定された遅延時間となるまでは、例え高品質なネットワークストリーミングデータの受信再生が可能であるとしても、切り替えない。
よって、切替処理および遅延処理において、視聴者に違和感を与え難くなる。
また、サーバ装置5は、データサイズの異なる複数のネットワークストリーミングデータを生成し、これを車載放送受信機4との通信帯域に応じて切り替えて送信する。
よって、ネットワークの通信帯域に応じて、常に最適なデータサイズのネットワークストリーミングデータを車載放送受信機4に送信できる。
以上の実施形態は、本発明の好適な実施形態の例であるが、本発明は、これに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変形または変更が可能である。
たとえば上記実施形態では、サーバ装置5は、複数のネットワークストリーミングデータを生成している。この他にもたとえば、サーバ装置5は、1つのネットワークストリーミングデータを生成してよい。この場合、車載放送受信機4に、通信状態取得部43を設けなくなくてもよい。
上記実施形態では、放送ストリーミングデータは、サーバ装置5での変換処理の時間と、サーバ装置5から車載放送受信機4までの伝送遅れ時間との合計時間で遅延して再生している。
この他にもたとえば、放送ストリーミングデータは、想定される最大の遅延時間で固定的に遅延して再生させてもよい。この場合、車載放送受信機4にネットワークバッファメモリを設け、車載セレクタ40は、ネットワークストリーミングデータについても、遅延処理を実行するとよい。ネットワークストリーミングデータについての遅延時間は、固定遅延な時間から、変換の処理時間と伝送遅れ時間とを減算した時間にすればよい。
ストリーミングデータの遅延処理は、変換処理の処理時間のみ、または、伝送遅れ時間のみで遅延させてもよい。一方の遅延時間が他方の遅延時間に比べて極めて小さい場合、有効である。
上記実施形態において、サーバ装置5は、放送電波を受信し、これを変換してネットワークストリーミングデータを生成している。この他にもたとえば、サーバ装置5は、放送局装置2がネットワークへ送信したネットワークストリーミングデータを受信して変換してもよい。また、放送局装置2が、複数の再生品質のネットワークストリーミングデータを、車載放送受信機4へ送信してもよい。車載放送受信機4は、これらのネットワークストリーミングデータを受信する場合、変換の処理時間と、放送局装置2から車載放送受信機4までの合計の伝送遅れ時間とを加算した合計時間で、放送ストリーミングデータを再生を遅延すればよい。
上記実施形態では、12セグメントの放送ストリーミングデータを再生している場合、再生するストリーミングデータが切替により遷移しない。この他にもたとえば、12セグメントの放送ストリーミングデータを再生している場合にも、12セグメントのネットワークストリーミングデータまたは更に高品質のネットワークストリーミングデータへ切り替えてもよい。
上記実施形態は、本発明を、車載放送受信機4に適用した例である。
この他にも、本発明は、家庭等に固定設置される放送受信機に適用できる。また、携帯電話端末、多機能携帯端末、ポータブルナビゲーション装置、電子機器などに、本発明を適用してもよい。
また、上記実施形態は、デジタルテレビジョン放送に適用した例である。この他にもたとえば、本発明は、デジタルラジオ放送に適用してもよい。
4 車載放送受信機(受信装置)
5 サーバ装置
12 サーバチューナ部(サーバ受信部)
14 サーバ変換部(変換部)
15 サーバエンコード部(変換部)
17 サーバ通信部(サーバ送信部)
32 車載チューナ部(放送受信部)
35 放送状態取得部
37 無線通信部(ネットワーク受信部)
41 表示部(再生部)
42 音声出力部(再生部)
46 車載制御部(制御部)

Claims (11)

  1. 放送電波による放送ストリーミングデータを受信する放送受信部と、
    通信ネットワークからネットワークストリーミングデータを受信するネットワーク受信部と、
    前記放送ストリーミングデータおよび前記ネットワークストリーミングデータを切り替えて再生する再生部と、
    を有し、
    前記再生部は、
    前記放送ストリーミングデータを、少なくとも前記ネットワークストリーミングデータの伝送遅れ時間分遅延させて、再生する、
    ことを特徴とする受信装置。
  2. 前記放送ストリーミングデータの受信状態を取得する放送状態取得部を更に有し、
    前記再生部は、
    前記放送ストリーミングデータの受信状態が所定の状態よりも悪化した場合に、再生するストリーミングデータを、前記放送ストリーミングデータから前記ネットワークストリーミングデータへ切り替える、
    ことを特徴とする請求項1記載の受信装置。
  3. 前記ネットワーク受信部は、
    通信状態に応じて、再生品質が異なるネットワークストリーミングデータを受信する、
    ことを特徴とする請求項2記載の受信装置。
  4. 前記再生部は、
    前記ネットワーク受信部が受信可能な、再生品質の異なる複数のネットワークストリーミングデータ、および、前記放送受信部が受信可能な、再生品質の異なる複数の放送ストリーミングデータの中から、各時点での受信状態において受信可能な再生品質のものを再生する、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載の受信装置。
  5. 前記ネットワーク受信部は、
    前記放送ストリーミングデータを変換したストリーミングデータとして、再生品質が異なる複数のネットワークストリーミングデータを受信可能であり、
    前記再生部は、
    前記放送ストリーミングデータを前記再生品質が異なる複数のネットワークストリーミングデータへ変換して伝送するための処理時間と、前記ネットワークストリーミングデータの伝送遅れ時間との合計時間で、前記放送ストリーミングデータを遅らせて再生する、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項記載の受信装置。
  6. 前記ネットワーク受信部は、
    前記放送ストリーミングデータを前記再生品質が異なる複数のネットワークストリーミングデータへ変換するサーバ装置から、前記処理時間と、送信時刻とを受信し、
    前記再生部は、
    前記送信時刻の受信時刻と前記送信時刻との時間差による前記伝送遅れ時間と、前記処理時間とを加算した前記合計時間により、前記放送ストリーミングデータを遅らせて再生する、
    ことを特徴とする請求項5記載の受信装置。
  7. 前記再生部は、
    前記放送ストリーミングデータを遅延して再生する再生遅延時間が前記合計時間となるまで、前記放送受信部が受信した放送ストリーミングデータにデータを追加して再生する、
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項記載の受信装置。
  8. 放送電波による放送ストリーミングデータを受信する放送受信部、通信ネットワークからネットワークストリーミングデータを受信するネットワーク受信部、およびこれらのストリーミングデータを切り替えて再生する再生部、が接続された、受信装置の制御部による再生方法であって、
    前記制御部は、
    前記ネットワーク受信部が受信した前記ネットワークストリーミングデータの前記ネットワークでの伝送遅れ時間を取得し、
    前記放送受信部が受信した前記放送ストリーミングデータを、少なくとも前記伝送遅れ時間分遅延させて、前記再生部に再生させる、
    ことを特徴とする再生方法。
  9. 放送電波による放送ストリーミングデータを受信する放送受信部、通信ネットワークからネットワークストリーミングデータを受信するネットワーク受信部、およびこれらのストリーミングデータを切り替えて再生する再生部、が接続された、受信装置のコンピュータにより実行されるプログラムであって、
    前記コンピュータが、
    前記ネットワーク受信部が受信した前記ネットワークストリーミングデータの前記ネットワークでの伝送遅れ時間を取得する処理と、
    前記放送受信部が受信した前記放送ストリーミングデータを、少なくとも前記伝送遅れ時間分遅延させて、前記再生部に再生させる処理と、
    を実行することを特徴とするプログラム。
  10. 放送電波による放送ストリーミングデータを受信する放送受信部、通信ネットワークからネットワークストリーミングデータを受信するネットワーク受信部、およびこれらのストリーミングデータを切り替えて再生する再生部、が接続された、受信装置のコンピュータにより実行されるプログラムを記録した記録媒体であって、
    前記コンピュータが、
    前記ネットワーク受信部が前記ネットワークストリーミングデータの前記ネットワークでの伝送遅れ時間を取得する処理と、
    前記放送受信部が受信した前記放送ストリーミングデータを、少なくとも前記伝送遅れ時間分遅延させて、前記再生部に再生させる処理と、
    を実行することを特徴とするプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
  11. 受信装置で再生可能な放送ストリーミングデータを受信するサーバ受信部と、
    受信した前記放送ストリーミングデータを再生品質が異なる複数のネットワークストリーミングデータへ変換する変換部と、
    変換した前記ネットワークストリーミングデータを前記受信装置へ送信するサーバ送信部と、
    を有し、
    前記サーバ送信部は、
    前記サーバ受信部が受信した前記放送ストリーミングデータを、前記再生品質が異なる複数のネットワークストリーミングデータへ変換して伝送するための処理時間を、前記受信装置へ送信し、前記受信装置における放送ストリーミングデータの再生を、少なくとも前記処理時間分遅延させる、
    ことを特徴とするサーバ装置。
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