JP2013118610A - ユーティリティ監視端末とそれを用いたユーティリティ機器制御システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 被供給物に対する使用量調整機構7を備えたユーティリティ機器に設置されるユーティリティ監視端末1であって、ユーティリティ機器による被供給物の使用者を識別するために、第1の認識ID14を用いて使用者ID18を読み取って照合する使用者識別部8と、ユーティリティ機器による被供給物の使用量を計測するセンサ3と、このセンサで計測された被供給物の使用量を受信して、使用量調整機構7の作動を,制御パラメータ17を用いて被供給物の使用量を制御する第1の演算部2と、第1の認識IDと,センサで計測された被供給物の使用量と,制御パラメータとを格納する第1の記憶部9を有する。
【選択図】図2
Description
しかしながら、水道、電気、ガスなどのエネルギーに関するユーティリティ設備については、一定期間の使用後に供給者から使用量実績が送付されてくるため、ユーティリティ設備の管理者は、事後でしか消費実績を知ることができず、随時エネルギー節減の対策をきめ細かく効果的に実施することが困難であった。また、飲食店や病院などでは、使用する現場の使用者の意識の違いや、現在の使用量に対してどの程度抑えれば目標を達成するかなどの度合いを定量的に知ることができないため、管理者が利用計画や節減を求めても確実に節減することが困難であった。
以上のようなことから、従来から使用エネルギー量をリアルタイムに計測するシステムが提案されている。
従って、低コストでエネルギー使用状況を随時オンラインモニタリングでき、使用者毎の使用量を監視し使用者に注意を喚起させてエネルギー節減を実現するためのシステムが求められていた。
このように構成されるユーティリティ監視端末においては、使用者識別部によって使用者IDを読取り、第1の認識IDによって使用者を識別しながら、センサによってこの使用者による被供給物の使用量を受信して、第1の演算部が使用者識別部から照合済の使用者ID及び/又は第1の認識IDを読み出して被供給物の使用量を結合させるように作用する。
第1の演算部による被供給物の使用量とIDとの結合は、例えば複数の使用者が存在しており、複数の使用者IDが存在するような場合にはこれらの使用者ID毎に結合され、さらに、そのユーティリティ監視端末が設置されるユーティリティ機器による被供給物の使用量全体を把握するために第1の認識IDと結合されるものである。「及び/又は」は、両方のIDに結合される場合といずれか一方と結合される場合の両方を含むことを意味している。以下、同様である。
なお、本願における結合させるというのは、あるデータとあるデータを組合せるあるいはデータセットとして取り扱えるように紐付けることを意味している。また、使用者が一人の場合には使用者IDによる結合と第1の認識IDによる結合は同じ意味を持つことになり、いずれのIDと結合させてもよいことになる。
このように構成されるユーティリティ監視端末においては、請求項1に記載の発明の作用に加えて、第1の演算部がセンサによって計測される被供給物の使用量が前記使用者ID毎及び/又は前記第1の認識IDに対して予め定められた閾値を超えると、警報部に警報を発信するように作用する。
このように構成されるユーティリティ機器制御システムにおいては、請求項1又は請求項2に記載の発明の作用に加えて、ユーティリティ監視端末が第1の通信部を備えると共に、この端末とは別個に情報送受信端末を備えて、これに第2の通信部を備えて、ユーティリティ監視端末と通信をするように作用する。具体的な通信の内容としては、ユーティリティ監視端末から情報送受信端末に対しては使用者ID及び/又は第1の認識IDに結合された被供給物の使用量と使用者ID及び/又は第1の認識IDが送信され、情報送受信端末からユーティリティ監視端末に対しては制御パラメータが送信される。さらに、情報送受信端末が第1の照合部を備えて、第2の認識IDを第2の記憶部から読み出して第1の通信部から受信した使用者ID及び/又は第1の認識IDと照合するように作用する。また、第2の演算部は、その第2の認識IDと使用者ID及び/又は第1の認識IDが照合された場合にのみ第2の通信部において、第1の通信部から使用者ID及び/又は第1の認識IDに結合された被供給物の使用量の受信又は第1の通信部に対する制御パラメータの送信の動作を行わせるように作用する。
さらに、制御パラメータは使用量調整機構の作動を使用者ID毎及び/又は第1の認識IDに対して制御することで被供給物の使用量を制御するように作用する。
なお、第1の通信部と第2の通信部の間の送受信は、有線によるものであってもよいし無線によるものであってもよい。
このように構成されるユーティリティ機器制御システムにおいては、請求項3に記載の発明の作用に加えて、情報送受信端末の第2通信部から,使用者ID毎及び/又は第1の認識IDに対して予め定めた被供給物の使用量に対する閾値を、ユーティリティ監視端末の第1の通信部へ送信することで、ユーティリティ監視端末の第1の演算部が、センサによって計測される使用者ID及び/又は第1の認識IDに結合された被供給物の使用量がその閾値を超えると、警報部に警報を発信するように作用する。すなわち、閾値は所望な値として、情報送受信端末からユーティリティ監視端末へ送信される。
このように構成されるユーティリティ機器制御システムにおいては、請求項3又は請求項4に記載の発明の作用に加えて、情報送受信端末の第1のパラメータ生成部が入力された制御データから制御パラメータを生成するように作用する。
このように構成されるユーティリティ機器制御システムにおいては、請求項3乃至請求項5のいずれか1項に記載の発明の作用に加えて、情報送受信端末の第2の演算部が集計処理及び/又は統計処理を行うように作用する。また、それに応じて制御パラメータも集計処理及び/又は統計処理された被供給物の使用量に対応するように作用するものである。
なお、集計処理とはセンサによって測定される被供給物の使用量を所望の一定期間で集計する処理を意味し、統計処理とは被供給物の使用量や集計処理された被供給物の使用量を用いて、被供給物の時間平均使用量や分散や標準偏差の他、複数の使用者が存在する場合に使用者ID間の使用量に関する相関係数を解析したり、あるいは回帰分析や検定を行うことをいう。
このように構成されるユーティリティ機器制御システムにおいては、請求項3乃至請求項6のいずれか1項に記載の発明の作用に加えて、ユーティリティ監視端末は常時使用者ID及び/又は第1の認識IDを発信するので、情報送受信端末を接近させると、第2の通信部がその使用者ID及び/又は第1の認識IDを自動的に受信するように作用する。また、その情報送受信端末の表示部は、その受信を検知したことを示すので、ユーティリティ監視端末と情報送受信端末との間での通信を確認させるという作用を有する。
このように構成されるユーティリティ機器制御システムにおいては、請求項3乃至請求項7に記載の発明の作用に加えて、情報処理装置を備えることで、広域情報通信網又は構内情報通信網を介して情報送受信端末との間で通信するように作用する。
また、情報送受信端末の第2の演算部が、使用者ID及び/又は第1の認識IDに結合された被供給物の使用量を受信した際に被供給物の使用量に第2の認識IDを結合させるので、情報処理装置の第3の演算部ではいずれの情報送受信端末から受信された被供給物の使用量であるかを認識するように作用する。さらに、情報処理装置の第3の演算部では、情報送受信端末から受信される使用者ID及び/又は第1の認識ID及び第2の認識IDに結合された被供給物の使用量からその使用者による被供給物の使用予測量、あるいは第1の認識IDが結合されている場合にはユーティリティ監視端末が設置されているユーティリティ機器全体による被供給物の使用予測量を解析するように作用する。さらに、その結果を情報処理装置の第3の通信部、広域情報通信網又は構内情報通信網、そして情報送受信端末の第2の通信部を介して情報送受信端末に送信し、情報送受信端末はその被供給物の使用予測量に応じた制御パラメータを、第2の通信部からユーティリティ監視端末の第1の通信部へ送信して、ユーティリティ監視端末は、その被供給物の使用予測量を制御パラメータに加えて使用量調整機構の作動を制御するように作用する。
このように構成されるユーティリティ機器制御システムにおいては、請求項8に記載の発明の作用に加えて、情報処理装置は、第2のパラメータ生成部を備えて、第2の入力部から入力される制御データを用いて制御パラメータを生成するように作用する。そして、その制御パラメータを情報処理装置の第3の通信部、広域情報通信網又は構内情報通信網、そして情報送受信端末の第2の通信部を介して情報送受信端末に送信し、情報送受信端末はその制御パラメータを、第2の通信部からユーティリティ監視端末の第1の通信部へ送信して、ユーティリティ監視端末は、その制御パラメータを用いて使用量調整機構の作動を制御するように作用する。
このように構成されるユーティリティ機器制御システムにおいては、請求項8又は請求項9に記載の発明の作用に加えて、情報送受信端末の第2の通信部が、前記広域情報通信網又は構内情報通信網を検知すると同時に使用者ID及び/又は第1の認識ID及び第2の認識IDに結合された被供給物の使用量を第3の通信部を介して第3の演算部に送信し、第3の演算部は受信した使用者ID及び/又は第1の認識ID及び第2の認識IDに結合された被供給物の使用量と第3の記憶部に格納されている前記使用者ID及び/又は前記第1の認識ID及び第2の認識IDに結合された被供給物の使用量の蓄積データを比較するように作用する。また、その後、受信した被供給物の使用量に関するデータが蓄積されたデータに含まれていない場合には自動的に受信した被供給物の使用量に関するデータを第3の記憶部に格納して蓄積データを更新するように作用する。
図1乃至図3は、それぞれ本発明の実施の形態に係るユーティリティ監視端末とそれを用いたユーティリティ機器制御システムの利用概念図である。
これらの図では、ユーティリティとして上水道システムを例に取り、複数の蛇口から放出される水道水の利用に際して、それぞれの蛇口上流側の水道管にユーティリティ監視端末1を設置し、そのユーティリティ監視端末1の他に、ユーティリティ機器制御システムとして、情報送受信端末20と情報処理装置30を備える構成を概念させるものである。もちろんユーティリティとして上水道システムに限定することなく、電力供給システムやガス供給システムであってもよい。
ユーティリティ監視端末1と情報送受信端末20の間では、例えばBluetooth(Bluetoothはブルートゥース エスアイジー,インコーポレイテッドの登録商標)等の近距離デジタル通信システムを用い、情報送受信端末20と情報処理装置30の間では、ブロードバンド回線をはじめ、3G(第3世代移動通信システム)やWiMAX(WiMAXはUQコミュニケーション株式会社の登録商標)等のデータ通信サービスによって広域情報通信網(インターネット)へ接続したり、構内情報通信網(LAN)へ接続することが考えられる。
図1では、複数のユーティリティ監視端末1とのデータ通信を1台の情報送受信端末20のみで行うもので、複数のユーティリティ監視端末1のそれぞれに使用者がいて、その複数の使用者による水道水の使用量を一人の管理者が情報送受信端末20を用いて行うような場合が想定される。また、ユーティリティ監視端末1を用いる使用者も一人とは限らず、例えば時間帯によって異なる使用者が共同使用している場合も考えられる。情報送受信端末20と情報処理装置30との通信はインターネットまたはLAN40を介して行い、情報処理装置30ではユーティリティ監視端末1によって得られ、情報送受信端末20を介して受信された使用量のデータ等の解析を行う。
図2では、情報送受信端末20をそれぞれの使用者が備えることで、ユーティリティ監視端末1の使用者が自己管理をするような場合が想定される。例えば、ホテルのようにレストランとリネン室で水道水を用いるような場合に、それぞれの持ち場において水道水を使用するのと同時に、それぞれの持ち場で使用量を管理し、ホテル全体での使用量のデータ蓄積やその使用量に関する解析は、1台の情報処理装置30で行うようなケースが該当する。
図3では図1や図2に比べて更に大規模なシステムとなる場合で、病院、飲食店及び工場で使用される水道水をそれぞれ蛇口単位で管理するような場合である。それぞれの設備の個々の蛇口にユーティリティ監視端末1を設置し、複数の蛇口に対して1の情報送受信端末20を対応させて、さらに、設備毎の情報送受信端末20に対して、1台の情報処理装置30を対応させるケースである。もちろん、各設備で情報送受信端末20は1台とは限定されず、ある一定の数毎に情報送受信端末20は配備してもよいし、複数の設備に対して1台の情報処理装置30とも限らず、一定の数の設備毎に1台の情報処理装置30を配備して、総合して複数台の情報処理装置30としてもよいことは言うまでもない。
これらの図1乃至図3で示される本願発明の実施の形態の概念について、以下のとおり詳細に説明する。
図4は本実施の形態に係るユーティリティ監視端末のシステム構成図であり、図5は本実施の形態に係るユーティリティ監視端末の作動に関するフロー図である。
図4において、実施の形態に係るユーティリティ監視端末1は、被供給物供給ラインAに対して設置され、計測部3で被供給物の供給量を測定しつつ、使用量調整機構7の使用量調整機構駆動部6に対して被供給物の供給量を調整するように働きかけている。
ユーティリティ監視端末1は、この計測部3の他に、第1の演算部2、A/D変換部4、D/A変換部5、使用者識別部8、第1のデータメモリ9、第1の時計部10、第1の表示部11、警報部12及び第1の通信部13から構成されている。
なお、本実施の形態においては、ユーティリティ監視端末1に使用量調整機構駆動部6や使用量調整機構7が含まれないように記載されているが、これは例えば、被供給物供給ラインAが上水道とした場合に、水量に対する制御弁が予め設けられており、その制御弁を駆動するような使用量調整機構駆動部6が既存の設備として設けられているような箇所に、新たにユーティリティ監視端末1を設ける場合には、既存の使用量調整機構駆動部6及び使用量調整機構7としての制御弁を用いることが可能であるので、必ずしも使用量調整機構駆動部6と使用量調整機構7はユーティリティ監視端末1の構成要素としては必須ではないことによる。一方、図示していないが、新設のユーティリティ監視端末1を上水道の配管に設けるような場合には、使用量調整機構駆動部6や使用量調整機構7も含めておくことで、別個に使用量調整機構駆動部6や使用量調整機構7を設ける必要がないので便利であるので、これらを含めて一体のユーティリティ監視端末1としてもよい。
図5に示されるとおり、使用に際してステップS1−1では使用者識別部8を用いて使用者のIDを読み取る。使用者識別部8は、ユーティリティ監視端末1によって監視制御される被供給物供給ラインAから水道水や電気、ガス等のユーティリティ設備から供給される被供給物を使用する使用者を識別するものである。具体的には、リーダーを備えて、非接触ICカードを含めてRFID(Radio Frequency IDentification)カード等をかざして、そのカードに含まれる使用者IDを読み取るとよい。
次に、ステップS1−2として、使用者識別部8によって読み取られた使用者IDとユーティリティ監視端末1に対する固有のIDとして予め第1のデータメモリ9に格納されている第1の認識ID14とを照合させることで使用者の照合を行う。この照合は、第1の認識ID14に予め使用者IDに関する情報が含まれていることで実行される。照合された使用者ID18はその後に読み出し可能に使用者識別部8によって第1のデータメモリ9に格納される。
第1の認識ID14は第1のデータメモリ9に格納しなくとも、使用者識別部8に格納しておいてもよく、その場合には使用者識別部8から第1の認識ID14を読み出してもよい。また、使用者ID18に対するパスワードを生成しておき、第1の認識ID14として、そのパスワードを与えるようにして照合してもよい。
このようにして使用者識別部8で使用者を照合し、認識した後に、使用者識別部8は第1の演算部2から使用量調整機構駆動部6に対する駆動信号を発信するように指令信号を送信する。第1の演算部2では使用者識別部8からの指令信号を受信して使用量調整機構駆動部6に対して使用量調整機構7の駆動信号を送信する。
第1の演算部2から送信されるデジタルの使用量調整機構7の駆動信号は、D/A変換部5を介してアナログ化される。使用量調整機構駆動部6は、このアナログ化された駆動信号を受信して使用量調整機構7を駆動させる。これによって使用者ははじめて被供給物供給ラインAから被供給物の供給を受けて使用を開始することが可能となるのである。
計測部3において計測される被供給物の使用量は、前述のとおり使用者ID18及び/又は第1の認識ID14と結合されて第1のデータメモリ9に読み出し可能に格納されている。従って、被供給物の使用量が使用者ID18と結合された場合は、被供給物使用量データ16を読み出すと当然に使用者ID18も読み出すことが可能である。また、被供給物の使用量が第1の認識ID14と結合された場合も同様である。もちろん、第1の認識ID14は予め第1のデータメモリ9に格納されているので当然でもある。
そして、比較の結果、被供給物の使用量が使用量閾値15を超えていればステップS1−5に進み、第1の演算部2は警報部12に対して警報を発生させるように指令信号を送信し、警報部12はその指令信号を受信して警報を発生させる。警報はベルやブザー等のように音を発生させて聴覚に訴えるものでもよいし、第1の表示部11を利用した表示を発生させて視覚に訴えるものでもよいし、振動を発生させて触覚に訴えるものでもよい。
このように、被供給物の使用量が予め定めた閾値を超えると警報部によって警報が発せられるので、使用者は使用量が予定された量よりも多かったことを知ることができ、また、警報が発せられることを知ることで未然に使用量を抑制するように使用者に意識付けを行うことができる。
なお、使用量閾値15としては、2通りあり、1つは所望の一定期間における積算使用量に対する閾値(制限値)であり、2つ目は単位時間当たりの使用量に対する閾値(制限値)である。例えば、ユーティリティとして上水道システムであれば、積算としての制限使用量が20m3であったり、単位時間当たりの使用量に対する制限使用量が10L/min(分)であったりし、電力システムであれば、積算としての制限使用量が500kW時であったり、単位時間当たりの使用量に対する制限使用量が2kWであったりするものである。また、これらの閾値との比較の結果は、「超過」と「以下」としたが、「以上」と「未満」とする設定でも実質的な相違はない。
なお、本実施の形態では使用量閾値15を超えた場合に、第1の演算部2が警報部12に対して警報を発生させるように指令信号を送信するとしたが、さらに、第1の演算部2は、第1のデータメモリ9に格納された制御パラメータ17を読み出して使用量調整機構7を調整するようにしてもよい。すなわち、この制御パラメータ17を、使用量閾値15を超えた場合に使用量調整機構7を遮断したり、使用量調整機構駆動部6を用いて使用量調整機構7の開度を上げたり下げる等の調整(変更)を行うようなものとしておくことで、第1の演算部2がこれを読み出して、それらを実行するようにしてもよい。
制御パラメータ17の内容としては、使用量調整機構7の開度、供給仕様値に対して一定割合の供給量とする場合、また、計測部3によって測定された使用量に対して一定割合を増減するような場合等、使用量調整機構7によって供給される被供給物を調整するための条件を信号として表現したものであれば特に限定しない。また、被供給物の使用量について集計処理を行ったり、統計処理を行うような場合には、一定期間中の積算値を上限値とする制御パラメータであったり、一定期間における使用量の平均値や分散値(標準偏差)等に対する上限値等を制御パラメータにしてもよい。被供給物の使用量に関する分析結果を用いて、使用量調整機構7の制御に用いることで、長期間に及ぶ使用量の制御や複数の使用者間のバランスを配慮した使用量の制御やより精度を高めた制御を行うことが可能である。
なお、供給仕様値に対して一定割合の供給量とするような場合も、計測部3によって測定された被供給物使用量データ16を利用してフィードバックをかけることで可能となる。なお、使用量調整機構7の開度は、全閉と全開ももちろん含む概念である。また、その2通りのみの場合も概念される。すなわち、使用量調整機構7は開閉あるいはON/OFFのみを制御される場合も概念されるのである。また、制御パラメータ17は予め第1のデータメモリ9に格納しておいてもよいが、後述する情報送受信端末20からユーティリティ監視端末1の第1の通信部13を介して受信して第1のデータメモリ9に格納されるものであることが望ましい。複数のユーティリティ監視端末1を1台の情報送受信端末20で管理する場合もあり、一括して情報送受信端末20からユーティリティ監視端末1に対して制御パラメータを送信可能であるためである。使用量閾値15についても同様である。使用量閾値15は第1のデータメモリ9や警報部12自身に格納されてももちろんよいが、前述のとおり、情報送受信端末20によって自由に設定可能としておき、複数台のユーティリティ監視端末1を一括して管理しておく方が管理効率は高いと考えられる。
また、ユーティリティ監視端末1自体のコストを下げることを考えるならば、第1のデータメモリ9に制御パラメータ17を格納することなく、単にステップS1−3のみを実行して、情報送受信端末20にその機能を備えさせて、情報送受信端末20から制御パラメータ17を第1の通信部13によって受信し、第1の演算部2がこれを受信して、これに従って使用量調整機構駆動部6に対しD/A変換部5を介して制御パラメータ17を送信して、使用量調整機構7を制御してもよい。
第1の時計部10は、時間に関するデータを発生させて、それぞれの構成要素が作動する際に時間情報を付加することができる。従って、例えば計測部3によって計測された被供給物使用量データ16には、測定時刻に関するデータが付加されることになる。また、第1の表示部11に対して現在時刻の表示も可能としている。
第1のデータメモリ9は、前述のとおり、予め第1の認識ID14、使用量閾値15及び制御パラメータ17を格納し、さらに計測部3で測定されて得られ、第1の演算部2によって、使用者ID18及び/又は第1の認識ID14と結合された被供給物使用量データ16を格納することができる。
第1の表示部11は、第1のデータメモリ9の内容について表示することができ、各構成要素による機能発揮の際に、利用者(使用者)が視認可能なようにデータの内容や操作の内容について表示することができる。具体的には、前述のとおり警報部12によって発生された警報について表示させることも可能であるし、第1の時計部10によって発生される時間に関するデータ、すなわち現在時刻を表示することが可能である。また、例えば照合する使用者ID18や第1の認識ID14、使用量閾値15あるいは被供給物使用量データ16を表示することも可能であるし、制御パラメータ17についてもその信号そのものの他、その意義あるいは意味を表示させるようにしておいてもよい。
また、被供給物使用量データ16の表示の際には、その測定された時刻も表示可能にしておくとなおよい。なお、使用者ID18や第1の認識ID14の表示は使用者識別部8が発する指令信号により、使用量閾値15、被供給物使用量データ16及び制御パラメータ17の表示は第1の演算部2が発する指令信号により第1の表示部11が表示することが考えられる。
図6は、第1の実施の形態にかかるユーティリティ機器制御システムのシステム構成図であり、図7は第1の実施の形態に係るユーティリティ機器制御システムの作動に関するフロー図である。
本実施の形態に係るユーティリティ機器制御システムは、ユーティリティ監視端末1に加えて情報送受信端末20を備えるものである。
図6において、情報送受信端末20は、第2の演算部21、第2の通信部22、第2のデータメモリ23、第2の時計部24、第2の表示部25、第1の入力部26、第1の照合部27及び第1のパラメータ生成部28から構成されるものである。
情報送受信端末20は、第2の通信部22とユーティリティ監視端末1の第1の通信部13を介してデータの送受信を行うことが可能である。以下、図7も参照しながら情報送受信端末20の構成及びその作動について説明する。
第1の通信部13と第2の通信部22の送受信は図6に鎖線で示しているが、前述のようなBluetooth(Bluetoothはブルートゥース エスアイジー,インコーポレイテッドの登録商標)等の近距離デジタル通信システムを用いて無線で行ってもよいし、必要に応じて有線で行ってもよい。また、後述するように、第1の通信部13からは常時使用者ID18及び/又は第1の認識ID14を第2の通信部22に対して送信し、第2の通信部22がそれらを自動的に受信するように構成させ、それらが受信されたことの検知を第2の表示部25で確認できるようにしておくとよい。
また、第2の認識ID14aは第2のデータメモリ23に格納しておいてもよいし、第1の照合部27において格納しておいてもよい。さらに、照合の仕方は第2の認識ID14aを第2の通信部22を介して第1の通信部13に送信して、第2の認識ID14aを用いて使用者識別部8で読み出されて第1のデータメモリ9に格納されている使用者ID18や第1のデータメモリ9に格納されている第1の認識ID14と照合してもよい。いずれの際にも、使用者ID18及び/又は第1の認識ID14にパスワードを含めておき、第2の認識ID14aとして、使用者ID18及び/又は第1の認識ID14に対するパスワードを与えるようにして照合してもよい。照合が完了し、使用者が認識された場合に情報送受信端末20がユーティリティ監視端末1に対してログイン可能として、その後のデータの送受信を可能とするとよい。具体的にはステップS2−4及びステップS2−5の説明時に行う。
なお、第2の認識ID14aは、予め第2のデータメモリ23や第1の照合部27に格納しておいてもよいが、第1の入力部26から情報送受信端末20の使用者、すなわち管理者が入力するようにしておくと、管理者自身の照合という機能も果たすことが可能である。
また、使用者ID18及び/又は第1の認識ID14と結合された被供給物使用量データ16の他にも使用量閾値15を同様に受信して、第2のデータメモリ23に格納してもよい。被供給物使用量データ16や使用量閾値15のように情報送受信端末20からユーティリティ監視端末1に対してデータを要求する際には、情報送受信端末20の第2の演算部21から第2の通信部22及び第1の通信部13を介して、ユーティリティ監視端末1の第1の演算部2に対して指令信号を送信する。
指令信号を受信したユーティリティ監視端末1の第1の演算部2は、第1のデータメモリ9に格納される被供給物使用量データ16や使用量閾値15を読み出して情報送受信端末20に送信する。
前述のとおり、第1の演算部2は第1のデータメモリ9から制御パラメータ17を読み出して、これに従って使用量調整機構駆動部6に対し制御パラメータ17を送信して使用量調整機構7を制御するが、その制御パラメータ17は、前述のとおり第1のデータメモリ9に格納することなく、情報送受信端末20からユーティリティ監視端末1に対して送信し、ユーティリティ監視端末1の第1の演算部2はそれを用いて使用量調整機構駆動部6に送信し、使用量調整機構7を制御することも考えられる。また、制御パラメータ17には含まれないような新たな制御パラメータ17aを情報送受信端末20から供給するような場合が考えられる。既に制御パラメータ17の種類については説明しているが、制御パラメータ17aの種類も同様であり、制御パラメータ17と同じもの、あるいはこれには含まれず制御パラメータ17aにのみ存在するような内容のものを第2の通信部22と第1の通信部13を介して第1の演算部2に供給し、これを受けた第1の演算部2は、ステップS1−5でその制御パラメータ17aに従って使用量調整機構駆動部6に対してこれを送信し、使用量調整機構7を制御することになる。
さらに、情報送受信端末20は第1のパラメータ生成部28を備えており、第1のパラメータ生成部28が第2のデータメモリ23に格納されている制御データ29aを読み出すか、あるいは第1の入力部26を用いて制御データ29aを読み込み、これを用いて制御パラメータ17aを生成することが可能である。従って、制御パラメータ17aに関わる制御データ29aを随時入力することが可能であり、状況に応じて適宜柔軟に制御パラメータ17aを生成して、第2の通信部22と第1の通信部13を介してユーティリティ監視端末1の第1の演算部2に供給して使用量調整機構7を制御することが可能である。従って、使用量調整機構7の制御の柔軟性と利便性を向上させることができる。
加えて、前述のとおり、ユーティリティ監視端末1の警報部12に対する使用量閾値15を図7に示すように予め第2のデータメモリ23に格納しておき、これを第2の通信部22によって読み出し、第1の通信部13を介してユーティリティ監視端末1の第1の演算部2に送信し、これを読み出した第1の演算部2が被供給物使用量データ16と比較して、その使用量閾値15を超えた場合に警報部12に対して警報信号を発信するようにしてもよい。すなわち、ステップS2−3の後に、第2の通信部22から使用量閾値15をユーティリティ監視端末1に送信し、図7のステップS1−4、ステップS1−5を実行することも可能である。
このようにすることで、使用量閾値15の設定も前述の制御パラメータと同様に複数のユーティリティ監視端末1に対して一斉に送信することも可能となり、便利で精度が高い管理を行うことができる。また、受信された使用量閾値15は第1の通信部13あるいは第1の演算部2によって第1のデータメモリ9に読み出し可能に格納されるとよい。
なお、ユーティリティ監視端末1の第1のデータメモリ9に格納されている使用量閾値15は、情報送受信端末20の第1の入力部26、第2の通信部22及び、ユーティリティ監視端末1の第1の通信部13を介して第1のデータメモリ9に格納されるようにしてもよい。その場合には、第2のデータメモリ23にも使用量閾値15が格納されておくと第2の表示部25においても容易に表示可能であり便利である。
第2の時計部24は、第1の時計部10と同様に、時間に関するデータを発生させて、それぞれの構成要素が作動する際に時間情報を付加することができる。従って、情報送受信端末20を構成する構成要素による機能が発揮される際の時刻についてデータを付加することが可能である。また、第2の表示部25に対して現在時刻の表示も可能としている。
第2のデータメモリ23は、前述のとおり、予め第2の認識ID14a、制御パラメータ17a及び制御データ29aを格納し、さらに計測部3で測定されて得られる被供給物使用量データ16を第2の通信部22を介して格納することができる。
さらに、第2の演算部21は、使用者ID18及び/又は第1の認識ID14に結合された被供給物使用量データ16について集計処理及び/又は統計処理をする機能を備えているので、制御パラメータ17aは、使用者ID18及び/又は第1の認識ID14に結合された被供給物の使用量に加えて、集計処理及び/又は統計処理された使用者ID18及び/又は第1の認識ID14に結合された被供給物使用量に応じて、使用量調整機構7の作動を使用者ID18毎及び/又は第1の認識ID14に対して制御するためのパラメータとしても機能する。
第2の表示部25は、第2のデータメモリ23の内容について表示することができ、各構成要素による機能発揮の際に、利用者(管理者)が視認可能なようにデータの内容や操作の内容について表示することができる。もちろん、第2の認識ID14aを第1の照合部27に直接入力する場合にも、その入力内容を確認するために第2の表示部25に表示可能である。また、第1の入力部26を介して入力される制御データ29aの内容や第2のデータメモリ23に格納されている制御パラメータ17a、さらには第1のパラメータ生成部28によって生成される制御パラメータ17aについてのその信号そのものの他、その意義あるいは意味を表示させることも可能である。
また、ユーティリティ監視端末1の第1の通信部13に対して常時使用者ID18及び/又は第1の認識ID14を発信するようにしておき、これを情報送受信端末20の第2の通信部22が検知した場合に、第2の演算部21からその検知したことを表示する信号を第2の表示部25に送信し、その第2の表示部25に検知したことを表示することで、情報送受信端末を接近させて、第2の通信部22が使用者ID18及び/又は第1の認識ID14を受信させ、それを表示によって確認することができ、ユーティリティ監視端末から情報送受信端末へのデータのやり取りを効率的に実行することができる。もちろん、必ずしも第2の通信部22が使用者ID18及び/又は第1の認識ID14を検知した場合でも第2の表示部25に表示させなくともよいが、表示させた方が作業者による使用者ID18及び/又は第1の認識ID14の受信確認が容易となるのである。
具体的なユーティリティ監視端末1毎の送信方法としては、ユーティリティ監視端末1毎の照合が終了した際に、ポーリング信号を情報送受信端末20の第2の通信部22からユーティリティ監視端末1の第1の通信部13に対して送信して、それぞれのユーティリティ監視端末1からポーリング信号に対する応答信号を受信してから被供給物使用量データ16や使用量閾値15を受信するための指令信号を情報送受信端末20からユーティリティ監視端末1へ送信し、データの送受信を行うとユーティリティ監視端末1間におけるデータの競合を避けることが可能である。
このように照合を行うことで、複数のユーティリティ監視端末1を1台の情報送受信端末20で管理することができ、更に個別に使用者に対して注意を喚起させることや個別の細かな使用量調整機構7の制御を行うことができるので、被供給物全体の効率的な供給制御に実効を伴わせることが可能である。
図8は(a)乃至(d)はいずれも本実施の形態に係るユーティリティ機器制御システムの情報送受信端末に備えられた第2の表示部の表示例であり、(a),(c)は監視対象を主表示したものであり、(b),(d)は使用者を主表示したものである。図9(a),(b)はいずれも本実施の形態に係るユーティリティ機器制御システムの情報送受信端末に備えられた第2の表示部の表示例であり、特に被供給物の使用量の制限を設定する際の表示例を示すものである。
(a)の厨房蛇口1では、制限使用量が20m3と設定されていることが理解される。この制限使用量がユーティリティ監視端末1の使用量閾値15に相当する。この使用量閾値15は、ユーティリティ監視端末1の第1の通信部13から第2の通信部22を介して第2の表示部25に表示されるようにしてもよいし、一旦第2のデータメモリ23に格納したものを表示するようにしてもよい。さらには、情報送受信端末20の第1の入力部26から第2の通信部22を介して、ユーティリティ監視端末1の第1のデータメモリ9に入力されるような場合で、事前に第2のデータメモリ23に格納されるような場合には、第2のデータメモリ23から読み出してもよい。制限使用量の数値の右隣に表示される「設定」のアイコンはこれを選択することで、新たな設定値を入力することができることを意味している。この入力は第1の入力部26を介して行われる。
(c)では、(a)の表示に加え現在流量として1.5L/min、水道料金として3000円が表示されている。この場合では、ユーティリティ監視端末1の計測部3による被供給物(水道水)の使用量から第1の演算部2において水道料金を計算しておき、これを第1の演算部2によって第1のデータメモリ9に読み出し可能に格納し、さらに第1の通信部13及び第2の通信部22を介し情報送受信端末20の第2の演算部21に送信させて、第2の表示部25に表示の指令信号を発生させることで対応可能である。現在流量も同様である。なお、これらのデータは第1のデータメモリ9に格納することなく、直接第1の演算部2から送信されてもよい。
この入力はこの第2の表示部25に示される画面を参照しながら、第1の入力部26を介して入力されるものであり、「送信」を選択することで、情報送受信端末20の第2の通信部22からその制限使用量(使用量閾値)がユーティリティ監視端末1の第1の通信部13に送信され、第1のデータメモリ9に使用量閾値15として読み出し可能に格納されて、第1の演算部2は、この使用量閾値15を読み出して使用量調整機構駆動部6に送信して使用量調整機構7を制御することになる。
また、図8に戻って、積算使用量がそれぞれ10m3、20m3と表示されているが、これはユーティリティ監視端末1から送信された被供給物使用量データ16に相当するものである。その下方に表示されるグラフは、全体が制限使用量を表現し、ハッチングを施した部分が積算使用量を表現して、制限使用量に対する積算使用量の割合を視覚的に把握容易にするために設けられているものである。
「電磁弁:開」は使用量調整機構7の状態を示している。この表示例では、使用量調整機構7として電磁弁を採用し、その制御パラメータとして電磁弁の開度を採用して「開」と「閉」を採用し、電磁弁が「開」状態にあることを示しているのである。
なお、右上部に示される「<」と「>」の表示は、他の監視対象が存在する際のスクロールを行うものであり、「<」はその前ページを表示して、「厨房蛇口1」よりも前の監視対象を表示させるためのものであり、「>」はその後ページを表示して、「厨房蛇口1」よりも後の監視対象を表示させるためのものである。
(b),(d)は、それぞれ(a),(c)における監視対象を従表示とし使用者を主表示として、逆に表示したものであるが、その他の表示内容は(a),(c)と同様であり、説明は省略する。
前述のとおり、被供給物使用量データ16及び使用量閾値15が第2のデータメモリ23に格納されているので、第2の演算部21はこれらを読み出して、比較演算して、予め定めたレベルに到達したと判断した場合には、図10(a),(c)の表示を第2の表示部25に対して行うように指令信号を出す。本実施の形態では、(a)に示されるとおり、例えば15m3に到達した場合(本図(a)では中央の警報表示で到達した15m3の表示は見えない)に、使用量制限のための推奨使用量として、1L/minを表示している。また、(c)では0.3L/minを表示している。これらの到達する積算使用量、また、その際の使用量制限のための推奨使用量については第2のデータメモリ23に予め格納しておき、第2の演算部21は、比較演算の結果に応じて推奨使用量を読み出して表示する。
このような表示が情報送受信端末20の第2の表示部25にも表れることで、情報送受信端末20を所持している使用者あるいは管理者は、被供給物の使用制限の必要性を知ることができ、節減行動を取ることができる。
あるいは、ユーティリティ監視端末1の計測部3で計測された被供給物使用量データ16を第1の演算部2と第1の通信部13を介して、情報送受信端末20が受信し、第2の演算部21が、その被供給物使用量データ16を用いて予め第2のデータメモリ23に格納されている使用量閾値15を読み出して、これを比較して使用量が上回ったと検知して、この結果を第2の表示部25に表示すると同時に、ユーティリティ監視端末1に第2の通信部22を介して送信し、受信した第1の通信部13から第1の演算部2に送信して、第1の演算部2が第1のデータメモリ9に格納された制御パラメータ17を読み出して、使用量調整機構駆動部6に対して使用量調整機構7を閉止する指令信号を出すようにしてもよい。
または、後述するように、第2の演算部21が使用量を上回ったことを検知した場合には、第2のデータメモリ23から制御パラメータ17aを読み出して、ユーティリティ監視端末1の使用量調整機構駆動部6に対して、第2の通信部22、第1の通信部13及び第1の演算部2を経由して使用量調整機構7を閉止する指令信号を出してもよい。
(b),(d)における表示は、中央の表示の中の右下部の「確認」を選択することでクリアされる。
(1)使用量調整機構駆動部6を駆動させて使用量調整機構7の開度を減少させる(遮断(全閉)も含む)指令信号
(2)使用量調整機構駆動部6を駆動させて使用量調整機構7の開度を増加させる(全開も含む)指令信号
(3)水道使用量をクリアして、使用量調整機構駆動部6を駆動させ、使用量調整機構7を全開する指令信号
これらの指令信号を受信したユーティリティ監視端末1の第1の演算部2は、使用量調整機構駆動部6に対してそれぞれの作動に関する指令信号を送信する。
なお、これらの指令信号の送信の際には、利用者(使用者、管理者)が視認可能なように第2の表示部25に指令の内容を表示させ、第1の入力部26を用いて利用者が指令可能にしておくとよい。
なお、この情報送受信端末20としては、例えばいわゆるスマートフォンに今回の実施の形態における機能を果たすようなプログラムをインストールして、活用することが考えられる。このようにすることで、新たな情報送受信端末20を用いることなく、ユーティリティ監視端末1を管理可能な携帯端末を準備することができる。この場合、常に持ち歩くスマートフォンが情報送受信端末20の機能を兼ね備えるので、携帯に便利であり、利用者(管理者)に対しては低侵襲性を備えることにもなり、低コストで済むという大きなメリットがある。
図11は、第2の実施の形態にかかるユーティリティ機器制御システムのシステム構成図であり、図12は第2の実施の形態に係るユーティリティ機器制御システムの作動に関するフロー図である。
本実施の形態に係るユーティリティ機器制御システムは、ユーティリティ監視端末1、情報送受信端末20に加えて情報処理装置30を備えるものである。
図11において、情報処理装置30は、第3の演算部31、第3の通信部32、第3のデータメモリ33、第3の時計部34、第3の表示部35、第2の入力部36、第2の照合部37及び第2のパラメータ生成部38から構成されるものである。
情報処理装置30は、第3の通信部32と情報送受信端末20の第2の通信部22を介してデータの送受信を行うことが可能である。以下、図12も参照しながら情報処理装置30の構成及びその作動について説明する。
第2の通信部22と第3の通信部32の送受信は前述のようなインターネットまたはLAN40等に対して無線で接続してもよいし、必要に応じて有線で接続してもよい。
また、第3の認識ID14bは第3のデータメモリ33に格納しておいてもよいし、第2の照合部37において格納しておいてもよい。さらに、照合の仕方は第3の認識ID14bを第3の通信部32を介して第2の通信部22に送信して、第3の認識ID14bを用いて、第2のデータメモリ23に格納されている使用者ID18及び/又は第1の認識ID14及び/又は第2の認識ID14aと照合してもよい。いずれの際にも、使用者ID18及び/又は第1の認識ID14及び/又は第2の認識ID14aにパスワードを含めておき、第3の認識ID14bとして、使用者ID18及び/又は第1の認識ID14及び/又は第2の認識ID14aに対するパスワードを与えるようにして照合してもよい。照合が完了し、使用者が認識された場合に情報処理装置30と情報送受信端末20の間のデータの送受信を可能とするとよい。
なお、情報送受信端末20の第2の通信部22はインターネットまたはLAN40を検知する機能を備えており、第2の表示部25を、第2の通信部22がインターネットまたはLAN40を検知したことを表示するようにしておくことで、通信網の存在の有無を作業者に報知することが可能であり、情報送受信端末20と情報処理装置30との間での通信を確認することができる。
これはすなわち、第2の表示部25の表示を頼ってインターネットまたはLAN40の存在を探知し、情報送受信端末20と情報処理装置30の通信を行わせることができることに他ならない。
但し、第2の表示部25を設けなくとも、第2の通信部22がインターネットまたはLAN40を検知した際に、そのまま情報送受信端末20と情報処理装置30の通信を行わせるようにしてもよい。
また、情報送受信端末20と情報処理装置30との間でも前述のポーリング信号を用いて、複数の情報送受信端末20との間でデータ送受信の競合を回避することが望ましい。
なお、第3の認識ID14bは、予め第3のデータメモリ33や第2の照合部37に格納しておいてもよいが、第2の入力部36から情報処理装置30の利用者が入力するようにしておくと、利用者自身の照合という機能も果たすことが可能である。第2の入力部36を介して入力された第3の認識ID14bは、情報処理装置30の第3の通信部32と情報送受信端末20の第2の通信部22を介して第1の照合部27に送信され、第2の認識ID14aや使用者ID18、第1の認識ID14と照合されることになる。
なお、本実施の形態においては、ユーティリティ監視端末1と情報送受信端末20の間で、使用者ID18及び/又は第1の認識ID14と第2の認識ID14aを用いた照合が完了した際に、情報送受信端末20の第2の演算部21は、第1の通信部13から受信した使用者ID18及び/又は第1の認識ID14に結合された被供給物使用量データ16に対して第2の認識ID14aを結合させて、第2のデータメモリ23に格納する。本実施の形態では、情報処理装置30を備えており、第2の認識ID14aをも結合させた被供給物使用量データ16を用いて解析等を行うことで、いずれの情報送受信端末20からのデータであるかを識別するためである。
また、ユーティリティ監視端末1の使用者識別部8で読み取られた使用者ID18を情報送受信端末20の第2の通信部22を介して第1の照合部27で照合した際に、その使用者ID18及び/又は第1の認識ID14を第2のデータメモリ23に格納することを前提に説明したが、情報送受信端末20の第2のデータメモリ23に格納されない場合には、情報送受信端末20の第2の通信部22とユーティリティ監視端末1の第1の通信部13を介して情報処理装置30がユーティリティ監視端末1の使用者識別部8あるいは第1のデータメモリ9に接続されるようにしてもよい。しかし、これでは情報処理装置30と情報送受信端末20及びユーティリティ監視端末1が同時に接続される必要があり、極端に利便性が低下してしまう。
使用者ID18及び/又は第1の認識ID14及び第2の認識ID14aを結合させた被供給物使用量データ16を情報処理装置30から情報送受信端末20に対して要求する際には、情報処理装置30の第3の演算部31から第3の通信部32及び第2の通信部22を介して、情報送受信端末20の第2の演算部21に対して指令信号を送信する。
指令信号を受信した情報送受信端末20の第2の演算部21は、第2のデータメモリ23に格納される使用者ID18及び/又は第1の認識ID14及び第2の認識ID14aを結合させた被供給物使用量データ16を読み出して情報処理装置30に送信する。
受信された被供給物使用量データ16は、第3の通信部32から第3の演算部31に送信され、第3の演算部31は第3のデータメモリ33に蓄積されている被供給物使用量データ16と比較して差異が生じていた場合には、第3の演算部31は、受信された被供給物使用量データ16を第3のデータメモリ33に読み出し可能に格納し、データを蓄積する。もちろん、この被供給物使用量データ16とは単位時間当たりの被供給物の使用量推移(現在の使用量に関するデータも含む)に関するデータ及び時間経過に伴う被供給物の積算使用量推移を含むものである。
第3の演算部31によって解析された被供給物使用予測量は被供給物使用予測量データ39として読み出し可能に第3のデータメモリ33に格納される。
また、第3の演算部31は、図12にステップS3−7として示されるとおり、解析された被供給物使用予測量データ39を第3の通信部32、インターネットまたはLAN40及び第2の通信部22を介して情報送受信端末20に送信する。
情報送受信端末20では、第1のパラメータ生成部28がその被供給物使用予測量データ39を用いて、制御パラメータ17aを生成することが可能であり、これを第2の通信部22及び第1の通信部13を介してユーティリティ監視端末1に送信して、使用量調整機構7の制御に用いることも可能である。この工程によって生成された制御パラメータ17aの取扱いは、第1のパラメータ生成部28によって制御データ29aを用いて生成される制御パラメータ17aと同様である。なお、被供給物使用予測量データ39に対しても必要に応じて制御データ29aを用いて制御パラメータ17aを生成するようにしてもよい。
また、本実施の形態においては、第1のパラメータ生成部28によって被供給物使用予測量データ39を用いて制御パラメータ17aを生成するようにしたが、情報処理装置30の第2のパラメータ生成部38を用いて制御パラメータ17bを生成することも可能であり、その際には、生成された制御パラメータ17bを第3のデータメモリ33に読み出し可能に格納しつつ、第2のパラメータ生成部38は第3の通信部32、第2の通信部22を介して情報送受信端末20に送信する。
情報送受信端末20は、情報処理装置30の第2のパラメータ生成部38によって生成された制御パラメータ17bを制御パラメータ17aとして扱い、第2のデータメモリ23に読み出し可能に格納しつつ、ユーティリティ監視端末1に送信して使用量調整機構7を制御するようにする。
制御パラメータ17bは使用者ID18及び/又は第1の認識ID14及び第2の認識ID14aに結合された被供給物使用量データ16に応じて、使用量調整機構7の作動を使用者ID18毎及び/又は第1の認識ID14に対して制御するためのパラメータである。
さらに、第3の演算部31は、使用者ID18及び/又は第1の認識ID14及び第2の認識ID14aに結合された被供給物使用量データ16について集計処理及び/又は統計処理をする機能を備えているので、制御パラメータ17bは、使用者ID18及び/又は第1の認識ID14及び第2の認識ID14aに結合された被供給物の使用量に加えて、集計処理及び/又は統計処理された使用者ID18及び/又は第1の認識ID14及び第2の認識ID14aに結合された被供給物使用量、特に被供給物使用予測量に応じて、使用量調整機構7の作動を使用者ID18毎及び/又は第1の認識ID14に対して制御するためのパラメータとしても機能する。
なお、ステップS1−5では、この制御パラメータ17aにも従って使用量調整機構駆動部6に対してこれを送信し、使用量調整機構7を制御することが可能である。
情報処理装置30は、複数の情報送受信端末20に接続可能であり、個々の情報送受信端末20は複数のユーティリティ監視端末1に接続可能であることから、例えば末端のユーティリティ監視端末1に共通な制御パラメータを同時に生成させる場合はもちろん、個別のユーティリティ監視端末1に対して制御パラメータを生成させる場合でも、1つの情報処理装置30を用いて効率的に生成することが可能である。
図13において示される一覧表は、第3の演算部31が第3のデータメモリ33に格納される使用者ID18及び/又は第1の認識ID14及び第2の認識ID14aに結合された被供給物使用量データ16を読み出して第3の表示部35に示すものであり、被供給物使用量データ16に含まれる使用者ID(使用者名)、監視対象ID(第1の認識ID14)、積算使用量、水道料金、制限使用量、現在流量が施設毎、監視対象毎に月間使用量としてまとめられている。このような積算使用量、水道料金、制限使用量、現在流量の演算は、情報送受信端末20の第2の演算部21あるいは情報処理装置30の第3の演算部31において実行されるものである。
厨房蛇口1を選択すると、第2の入力部36から選択信号が第3の演算部31に送信され、第3の演算部31で厨房蛇口1に関する使用予測量が解析され、その結果に関するデータ(被供給物使用予測量データ39)が第3の演算部31から第3の表示部35に送信されて表示されることになる。図14の右下部に囲んで示されるグラフが解析結果である。この第3の演算部31における解析は、取得されているデータにおける平均流量を指定された期間の最終日まで積算することで求められる。期間の最終日は、本実施の形態においては具体的に図示していないが、第3の表示部35に期間を問う画面を表示させて、それを参照しながら、利用者が第2の入力部36を介して入力するようにするとよい。図14では、9月25日の使用予測量が43m3として表示されており、その時点で制限使用値(使用量閾値15)を超えることも示唆され、利用者(管理者、使用者)に対して注意を喚起している。なお、使用量閾値15については、情報送受信端末20を介して第3の通信部32で受信し、第3のデータメモリ33に読み出し可能に格納しておくことで、第3の演算部31による解析時に第3のデータメモリ33から読み出して用いることが可能である。あるいは、被供給物使用量データ16中に含めておいて、第3の演算部31が被供給物使用量データ16を処理する際に、抽出して用いてもよい。
なお、本実施の形態では、図14を参照すれば厨房蛇口1の使用者は中央花子のみであるが、例えば厨房内でシフトがあれば、その使用者毎の平均流量から使用者毎の業務シフトから求めた業務時間から、より正確な積算使用量を予測することが可能である。すなわち、業務シフトによって使用量が多い使用者が、その後に多く使用するような場合には、その使用者の使用量平均値が大きくなり、また、その後の使用時間が長い場合には厨房蛇口1の積算使用量が大きくなる。従って、監視対象ID及び使用者IDの両方を管理して、使用量調整機構7を制御し、情報送受信端末20や情報処理装置30を用いて管理、統計処理を行うことで、より正確な予測と効率的で適切な管理を行うことが可能となる。
図15及び図16では監視対象毎に積算使用量、水道料金、制限使用量、使用予測量を一覧表にまとめたものである。施設別、監視対象毎に月間使用量予測の一覧が示されている。水道料金の演算も第3の演算部31によって実行されるが、その際に用いられる料金のテーブルに関するデータは第3のデータメモリ33に格納しておき、これを第3の演算部31が読み出して被供給物の使用量に関するデータを掛け合わせることで得られる。これも被供給物使用予測量データ39に含めておいて、第3の表示部35を介して表示する。
なお、解析された使用予測量が制限使用量を超える結果を得た場合には、図16の右下部に示すような警告を発生させて利用者に注意を喚起させる。この警報に関する指令信号も第3の演算部31が第3の表示部35に対して発信する。
図17では使用者である「中央花子」と「佐備太郎」の積算使用量、水道料金、制限使用量、使用予測量が表示されており、中央花子の方が佐備太郎よりも使用量が多く、制限使用値を超える可能性があることが図の右下部に表示される警告によって示唆されている。
また、図18では、使用予測量がグラフで示され、流量を5L/minにするようにという指導要領も示されている。これによって利用者(管理者)に注意を喚起させ、使用者である中央花子に指導を促している。監視対象毎であれば、埋もれるような使用者毎の使用量の差も、図17,18に示されるような使用者毎の一覧表とすることで顕在化させることができ、より細かで効率的な被供給物に対する節減が可能となるのである。なお、図16や図17における警告の表示は赤色等目に留まりやすい色にしたり、また、図17や図18における使用者で制限使用量を超えると判断された使用者(中央花子)の名前も赤字表示などにすると利用者の目に留まりやすい。
これらの図では監視対象IDで厨房蛇口1、2等として使用量データを月間の積算使用量でまとめている。この一覧表によれば、厨房蛇口1の方が厨房蛇口2に比較して平均積算使用量が多いことが理解される。また、図20では、厨房蛇口2を選択することで別ウインドウで右下部に表示されるグラフが示されている。この表示の他、年度別に表示することで年度毎の被供給物の節減量や年度毎に月別に並べることで、同じ月での使用量推移の表示を行うことも可能である。
これまでの図13乃至図20で示される監視対象の機器、使用者、積算使用量、水道料金、制限使用量、使用予測量などは被供給物使用予測量データ39として第3のデータメモリ33に格納されているが、これらのデータはいわゆるリレーショナルデータ(ベース)とすることで、あらゆる項目をキーにしても第3の演算部31によって解析可能となっている。
図21では使用者である「中央花子」と「佐備太郎」に分けて、厨房蛇口1における各月の水道水の使用実績が示されている。この図によれば、月によっては逆転しているものの、概ね中央花子の方が佐備太郎に比べて水道水の使用量が多いことが理解される。
図22には、中央花子を選択した場合に別ウインドウで示される使用者の使用量の履歴に関するグラフが右下部に示されている。このグラフによれば、7月に中央花子は制限使用量を超過していることが示されている。
図23は、厨房蛇口1に限定することなく施設全体における中央花子と佐備太郎の使用実績を示している一覧表である。
厨房蛇口に対して、常に同じ使用者が使用しているとは限らないため、監視対象を変えて業務シフトする可能性があり、従って、施設全体での各使用者についての使用実績を解析することは意味のあることとなるのである。図23によれば、厨房蛇口1のみならず、全体的にも中央花子の方が積算使用量の平均値が高く、監視対象である厨房蛇口1の特性によるものではなく、使用者の特徴によるものであると考えられる。
Claims (10)
- 被供給物に対する使用量調整機構を備えたユーティリティ機器に設置されるユーティリティ監視端末であって、
前記ユーティリティ機器による被供給物の供給を受ける使用者を識別するために、前記ユーティリティ監視端末に固有の第1の認識IDを備えつつ使用者が備える使用者IDを読み取って照合する使用者識別部と、
前記ユーティリティ機器による被供給物の使用量を計測するセンサと、
このセンサで計測された前記被供給物の使用量を受信すると共に前記使用者識別部から照合済の使用者ID及び/又は第1の認識IDを読み出して前記被供給物の使用量を結合させる第1の演算部と、
前記第1の認識IDと,この使用者ID及び/又は第1の認識IDに結合された前記センサで計測された前記被供給物の使用量と,を格納する第1の記憶部と、
を有することを特徴とするユーティリティ監視端末。 - 警報部を備え、前記第1の記憶部は前記使用者ID毎及び/又は前記第1の認識IDに対して予め定めた前記被供給物の使用量に対する閾値を記憶しておき、前記第1の演算部は、前記第1の記憶部から前記閾値を読み出して前記センサによって計測され,前記使用者ID及び/又は第1の認識IDに結合された前記被供給物の使用量が前記閾値を超えた場合に、前記警報部に警報を発信するように制御することを特徴とする請求項1記載のユーティリティ監視端末。
- 請求項1又は請求項2に記載のユーティリティ監視端末と、情報送受信端末とを備え、
前記ユーティリティ監視端末は、前記情報送受信端末に前記センサによって計測され前記使用者ID及び/又は前記第1の認識IDに結合された前記被供給物の使用量と,前記使用者ID及び/又は前記第1の認識IDを前記情報送受信端末に送信するための第1の通信部を備え、
前記情報送受信端末は、前記第1の通信部から前記使用者ID及び/又は前記第1の認識IDに結合された前記被供給物の使用量と,前記使用者ID及び/又は前記第1の認識IDを受信し、前記使用量調整機構の作動を前記使用者ID毎及び/又は前記第1の認識IDに対して制御するために前記第1の演算部で用いられる制御パラメータを前記第1の通信部に送信する第2の通信部と、
前記ユーティリティ監視端末を識別するために、前記情報送受信端末に固有の第2の認識IDを用いて、前記第1の通信部から受信した前記使用者ID及び/又は前記第1の認識IDを読み取って照合する第1の照合部と、
この第1の照合部で前記第1の通信部から受信した前記使用者ID及び/又は前記第1の認識IDと前記第2の記憶部に格納された前記第2の認識IDが照合された場合にのみ前記第2の通信部に対して前記第1の通信部から前記使用者ID及び/又は前記第1の認識IDに結合された前記被供給物の使用量の受信を行い又は前記第1の通信部に対する前記制御パラメータの送信の動作を行わせる第2の演算部と、
前記使用者ID及び/又は前記第1の認識IDに結合された前記被供給物の使用量を格納すると共に、前記制御パラメータ及び前記情報送受信端末に固有の第2の認識IDを予め格納する第2の記憶部と、
を有し、
前記制御パラメータは、前記使用者ID及び/又は前記第1の認識IDに結合された前記被供給物の使用量に応じて、前記使用量調整機構の作動を前記使用者ID毎及び/又は前記第1の認識IDに対して制御するためのパラメータであって、前記第1の演算部は、前記第1の通信部で受信した前記制御パラメータを用いて前記使用量調整機構の作動を前記使用者ID毎及び/又は前記第1の認識IDに対して制御することで前記被供給物の使用量を制御することを特徴とするユーティリティ機器制御システム。 - 前記ユーティリティ監視端末は、警報部を備え、
前記情報送受信端末の前記第2の通信部は、予め前記第2の記憶部に格納される又は第1の入力部を介して入力される,前記使用者ID毎及び/又は前記第1の認識IDに対して予め定めた前記被供給物の使用量に対する閾値を前記第1の通信部に送信し、前記第1の演算部は、前記第1の通信部で受信した閾値を読み出して、前記センサによって計測され,前記使用者ID及び/又は第1の認識IDに結合された前記被供給物の使用量が前記閾値を超えた場合に、前記警報部に警報を発信するように制御することを特徴とする請求項3記載のユーティリティ機器制御システム。 - 前記情報送受信端末は、前記制御パラメータを生成するために必要な制御データを入力するための第1の入力部と、前記制御データから前記制御パラメータを生成する第1のパラメータ生成部と、を備え、生成された制御パラメータは前記第2の通信部を介して前記第1の通信部に送信されることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載のユーティリティ機器制御システム。
- 前記第2の演算部は、前記使用者ID及び/又は前記第1の認識IDに結合された前記被供給物の使用量について集計処理及び/又は統計処理をする機能を備え、前記制御パラメータは、前記使用者ID及び/又は前記第1の認識IDに結合された前記被供給物の使用量に加えて、集計処理及び/又は統計処理された前記使用者ID及び/又は前記第1の認識IDに結合された前記被供給物の使用量に応じて、前記使用量調整機構の作動を前記使用者ID毎及び/又は前記第1の認識IDに対して制御するためのパラメータであることを特徴とする請求項3乃至請求項5のいずれか1項に記載のユーティリティ機器制御システム。
- 前記ユーティリティ監視端末の第1の通信部は常時前記使用者ID及び/又は前記第1の認識IDを発信し、
前記情報送受信端末は、前記第2の通信部が前記第1の通信部が発信する前記使用者ID及び/又は前記第1の認識IDを検知したことを表示する表示部を備えることを特徴とする請求項3乃至請求項6のいずれか1項に記載のユーティリティ機器制御システム。 - 請求項3乃至請求項7のいずれか1項に記載のユーティリティ機器制御システムと、情報処理装置とを備え、
前記情報送受信端末は、前記第2の通信部が広域情報通信網又は構内情報通信網(LAN)を検知し、前記第2の演算部は、前記第1の通信部から前記使用者ID及び/又は前記第1の認識IDに結合された前記被供給物の使用量を受信した際には前記被供給物の使用量に前記第2の認識IDを結合させ、
前記情報処理装置は、前記広域情報通信網又は構内情報通信網(LAN)を検知した前記第2の通信部から前記広域情報通信網又は構内情報通信網(LAN)を介して前記使用者ID及び/又は前記第1の認識ID及び前記第2の認識IDに結合された前記被供給物の使用量と,前記使用者ID及び/又は前記第1の認識ID及び/又は前記第2の認識IDを受信する第3の通信部と、
前記情報処理装置を識別するために、前記情報処理装置に固有の第3の認識IDを用いて、前記第2の通信部から受信した前記使用者ID及び/又は前記第1の認識ID及び/又は前記第2の認識IDを読み取って照合する第2の照合部と、
前記使用者ID及び/又は前記第1の認識ID及び前記第2の認識IDに結合された前記被供給物の使用量について集計処理及び/又は統計処理をする機能を備え、前記第2の照合部で前記第2の通信部から受信した前記使用者ID及び/又は前記第1の認識ID及び/又は前記第2の認識IDと,前記第3の記憶部に格納された前記第3の認識IDとが照合された場合にのみ、前記使用者ID及び/又は前記第1の認識IDに対応する被供給物の使用予測量を解析する第3の演算部と、
前記使用者ID及び/又は前記第1の認識ID及び前記第2の認識IDに結合された前記被供給物の使用量と,解析された前記使用者ID及び/又は前記第1の認識IDに対応する被供給物の使用予測量を格納すると共に、前記第3の認識IDを予め格納する第3の記憶部と、
を有し、
前記第3の通信部は、前記第3の演算部によって解析された前記使用者ID及び/又は前記第1の認識IDに対応する前記被供給物の使用予測量を前記広域情報通信網又は構内情報通信網(LAN),及び前記第2の通信部を介して前記情報送受信端末に送信し、
前記第2の通信部は前記使用者ID及び/又は前記第1の認識IDに対応する前記被供給物の使用予測量を前記第1の通信部に送信し、
前記制御パラメータは、前記使用者ID及び/又は前記第1の認識IDに結合された前記被供給物の使用量に加えて、前記使用者ID及び/又は前記第1の認識IDに対応する被供給物の使用予測量に応じて、前記使用量調整機構の作動を前記使用者ID毎及び/又は前記第1の認識IDに対して制御するためのパラメータであることを特徴とするユーティリティ機器制御システム。 - 前記情報処理装置は、前記制御パラメータを生成するために必要な制御データを入力するための第2の入力部と、前記制御データから前記制御パラメータを生成する第2のパラメータ生成部と、を備え、生成された制御パラメータは前記第3の通信部及び第2の通信部を介して前記第1の通信部に送信されることを特徴とする請求項8に記載のユーティリティ機器制御システム。
- 前記情報送受信端末の前記第2の通信部は、前記広域情報通信網又は構内情報通信網(LAN)を検知すると同時に、前記使用者ID及び/又は前記第1の認識ID及び前記第2の認識IDに結合された前記被供給物の使用量を前記第3の通信部を介して前記第3の演算部に送信し、
前記第3の演算部は、受信した前記使用者ID及び/又は前記第1の認識ID及び前記第2の認識IDに結合された前記被供給物の使用量と、前記第3の記憶部に格納されている前記使用者ID及び/又は前記第1の認識ID及び前記第2の認識IDに結合された前記被供給物の使用量に関して蓄積されたデータを比較して、受信した前記被供給物の使用量が前記蓄積されたデータに含まれていない場合には受信した前記被供給物の使用量を前記第3の記憶部に格納して蓄積データを更新することを特徴とする請求項8又は請求項9に記載のユーティリティ機器制御システム。
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