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JP2013199338A - 搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】搬送ローラの間欠搬送の停止毎に慣性によりロール紙に生じる弛みを、搬送ローラの停止時間内に巻き戻すことが可能な搬送装置を提供する。
【解決手段】搬送装置は、ロール紙Rを備えた給紙部20と、給紙部20の駆動源である給紙モータ12と、給紙部20から送られるロール紙Rを間欠搬送する搬送ローラ4と、を有し、間欠搬送の際の搬送ローラ停止時間を予め予測し、間欠搬送の停止毎に慣性により生じるロール紙Rの弛みを搬送ローラ停止時間内に巻き戻せるように、予測された搬送ローラ停止時間が予め設定してあるロール紙弛み取り時間の閾値より長い場合は給紙モータ12の駆動トルクをロール紙Rの回転方向とは逆方向の第1の値に設定し、予測された搬送ローラ停止時間が予め設定してあるロール紙弛み取り時間の閾値より短い場合は給紙モータ12の駆動トルクを第1の値と比べて同方向に大きい第2の値に設定する。
【選択図】図6

Description

本発明は、安定した搬送精度を有する搬送装置に関する。
従来の大型インクジェットプリンタでは対応するロール状の記録媒体(以下、ロール紙)はロール幅、記録媒体の種類・材質が多岐に及ぶ。このロール紙をスプールにセットすることで保持し、搬送ローラと従動ローラであるピンチローラにより挟持した状態でロール紙の搬送を行う。このとき、ロール紙のテンションが変化するとロール紙の送り精度が乱れ画質の劣化が発生してしまう。
特許文献1では、この様なロール紙の搬送不良や外観不良が発生しないよう、印刷時のロール紙に一定の設定テンションがかかるように制御された搬送装置が開示されている。搬送装置は、ロール紙を支持するスプールを回転させるモータと、ロール紙から引き出された用紙を挟持して搬送する搬送ローラと、ロール紙径の変化に因らず一定のテンションを発生させるテンション発生部と、を有している。メカ負荷の測定を行い、ロール紙に必要なテンションを算出した後、ロール紙の半径推定を行い、モータにかけるトルクを算出する。スプールを駆動するモータにトルクを与えることによりロール紙のバックテンションの一定化を行っている。
特開2009−208921号公報
しかしながら、ロール紙を間欠搬送するプリンタでは、ロール紙回転後に慣性が発生する為、搬送ローラによる間欠搬送の停止後にロール紙に一時的に弛みが生じる。その場合には搬送ローラ停止後にロール紙に一定のテンションがかかるようロール紙の巻き戻し動作により調整をおこなうことになる。印字部を搭載するキャリッジの主走査方向の往復運動にて記録媒体に画像を記録していくが、記録媒体に対して印字幅が短い場合には、キャリッジの往復動作の間隔が短くなり、印字中の搬送ローラの停止時間が短くなっていく。このときロール紙に発生する慣性によりロール紙の弛みが発生しロール紙の巻き戻し動作を行った場合、弛み取りが終了しロール紙が停止する前に搬送ローラにより次の印字のためのロール紙の搬送を行う必要が生じることがある。
この様に、ロール紙の巻き戻し動作が次の搬送ローラの間欠搬送開始までに終了していないと、以下のようなことが起こる。すなわち、ロール紙にかかる慣性と、巻き戻し動作によるロール紙へのトルクと、搬送ローラ(または搬送モータ)によるロール紙を印字部へ送る搬送力と、が重なることで、異常なテンションが瞬間的に発生する。このような場合には各搬送毎のロール紙のバックテンションが均一でなくなるため搬送精度の乱れが生じる可能性がある。搬送モータにステッピングモータが使われている場合には、搬送モータで脱調が発生する可能性が生じ、搬送精度が乱れることで印字品位の低下が懸念される。この状態で搬送を行うと搬送開始時にロール紙を引っ張ることで大きな搬送音が発生する可能性もある。
本発明では、搬送ローラの間欠搬送の停止毎に慣性によりロール紙に生じる弛みを、搬送ローラの停止時間内に巻き戻すことが可能な搬送装置を提供することを目的とする。
本発明の搬送装置は、ロール紙を備えた給紙部と、前記給紙部の駆動源である給紙モータと、前記給紙部から送られる前記ロール紙を間欠搬送する搬送ローラと、を有し、前記間欠搬送の際の搬送ローラ停止時間を予め予測し、前記間欠搬送の停止毎に慣性により生じる前記ロール紙の弛みを前記搬送ローラ停止時間内に巻き戻せるように、予測された前記搬送ローラ停止時間が予め設定してあるロール紙弛み取り時間の閾値より長い場合は前記給紙モータの駆動トルクを前記ロール紙の回転方向とは逆方向の第1の値に設定し、予測された前記搬送ローラ停止時間が予め設定してある前記ロール紙弛み取り時間の閾値より短い場合は前記給紙モータの前記駆動トルクを前記第1の値と比べて同方向に大きい第2の値に設定する。
本発明では、搬送ローラの間欠搬送の停止毎に慣性によりロール紙に生じる弛みを、搬送ローラの停止時間内に巻き戻すことが可能な搬送装置を提供することができる。
本発明の搬送装置では、ロール紙の弛みは搬送ローラの停止時間内に巻き戻せるようになり、ロール紙の安定した搬送が可能となる。
本発明に係るロール紙の搬送装置を備えた記録装置の断面図である。 本発明に係るロール紙のスプールの上面図である。 本発明に係る給紙・搬送部での速度・トルク関係図である。 本発明に係る給紙・搬送部の全体ブロック図である。 本発明に係る速度・トルク関係図である。 本発明に係る速度・トルク関係図である。 第1の実施形態に係るロール紙負荷切り替えのフローチャートである。 第2の実施形態に係るロール紙負荷切り替えのフローチャートである。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明に係るロール紙Rの搬送装置を備えた記録装置の一例であるインクジェットプリンタの概略構成を示す断面図である。同図において、1はインクジェットプリンタ装置本体、7は画像記録部であり、この画像記録部は記録ヘッドと、記録ヘッドを搭載するキャリッジ8とを備えている。このキャリッジ8の側面には、用紙の有無、及び用紙の端部が検出できる用紙センサが配設されており、キャリッジ8を往復動作させる事により、用紙の幅を検出する事が可能である。この記録ヘッドは印字面に対向した面の副走査方向に不図示の複数のノズル列を持ち、ノズル列ごとに異なる色のインクを吐出する。なお、この記録ヘッドには各色のノズルに対して各々の供給チューブを介してインクタンクより各色のインクが供給される。また、キャリッジ8は、インクジェットプリンタ装置本体1のフレームに両端部が固定され、互いに平行に配置されたガイドシャフト9と不図示のガイドレールに沿って摺動可能に支持されている。そして、印字部まで搬送されてきたシートに向け、キャリッジ8を往復運動させながら記録ヘッドよりインクを吐出することによって、シート上に画像が記録される。なお、このキャリッジ8は不図示のリニアエンコーダ、ベルト駆動装置、及びキャリッジモータにより往復移動可能となっている。スプール2にセットされたロール紙Rは、搬送経路を経由して、ニップ解除された状態の中間ローラ3aと従動ローラ3bの間を通過して、搬送ローラ4の手前にある不図示の用紙検出手段まで送られる。この用紙検出手段によって用紙が検出されると、中間ローラ3aを有する振り子アーム3が回動して、対向する従動ローラ3bとでロール紙Rをニップして、搬送ローラ4へと用紙を自動で繰り出していく。ロール紙Rは搬送ローラ4とピンチローラ5に挟まれた状態で記録ヘッドと対向する記録位置に設けられたプラテン6まで搬送される。ロール紙Rの先端がプラテン6に到達したら、中間ローラ3aを有する振り子アーム3が逆に回動して、中間ローラ3aのニップを解除する。以降のロール紙Rの搬送動作では、スプール軸上に発生する力がロール紙Rへの作用力として支配的なものとなる。
図2はロール紙Rのスプール2の上面図である。ロール紙Rは、自身の巻き中心にある紙管にスプール2を通し、ロール紙ホルダ10、11はスプール2に回転不動に固定されている。スプール2はプリンタ本体に回動自在に支持され、よって、ロール紙Rも回動自在に保持される。12はロール紙Rに駆動力を付与する給紙モータ、13〜15は給紙モータ12の駆動力をロール紙Rに伝達するギア列、16は給紙エンコーダとなる。
図3は本発明に係る給紙・搬送部の主要部を成す搬送ローラ4、及びロール紙Rで発生するトルク、及び搬送速度等の関係図となる。搬送ローラ4の駆動トルクをTlf、ロール紙Rの駆動トルクをTroll、搬送ローラ4とロール紙Rの間の記録紙にかかる負荷力をTpapとする。また、搬送ローラ4の搬送速度(円周上の速度)をVlf、ロール紙Rの搬送速度(円周上の速度)をVroll、記録紙の搬送速度をVpapとする。回転系の力であるトルクTlf、及びTrollの回転方向は図3におけるCCW(反時計回り)、及びCW(時計回り)で表した矢印方向で定義される。ここでは、ロール紙Rが反時計回りに回っている場合を考えているので、CCW方向はロール紙Rの回転方向と同方向、CW方向はロール紙Rの回転方向と逆方向である。Tpap、Vlf、Vroll、及びVpapについては図3における矢印の方向を正値とする。以降に示す波形図においては、図3記載の方向を基準とする。
図4は本発明に係る給紙・搬送部の全体ブロック図である。制御ブロックは、搬送モータ24の駆動を制御する第1の制御手段と、給紙モータ12の駆動を制御する第2の制御手段から構成される。
第1の制御手段は、搬送エンコーダ情報26を入力とし、搬送動作情報30とモータドライバ31への操作量となるPWM(Pulse Width Modulation)値40を出力する。搬送ローラ4に連結された搬送エンコーダ25から検出される搬送エンコーダ情報26と、搬送動作目標との差分値から搬送制御部23において制御演算が行われ、PWM値40が決定される。PWM値40はモータドライバ31に入力され、搬送モータ24を駆動制御する。搬送モータ24は、搬送ローラ4を駆動する駆動源となる。
また、搬送制御部23からは搬送モータ24の駆動開始タイミングや、搬送ローラ4の位置・速度等の一連の動作情報を含む搬送動作情報30が給紙モータ制御部22へ出力される。
第2の制御手段は、搬送負荷トルク設定値21、待機時負荷トルク設定値42、搬送動作情報30、電流値35、給紙エンコーダ情報27、及びロール紙情報39を入力として、モータドライバ32への操作量となるPWM値34を出力する。
搬送負荷トルク設定値21、及び待機時負荷トルク設定値42は、搬送対象となるロール紙Rの巻径、用紙幅、及び用紙種別といった情報であるロール紙情報39が、搬送負荷トルクテーブル28、及び待機時負荷トルクテーブル38に入力され、決定される。ロール紙情報39は動作前にロール紙情報保存領域41に設定されている値となる。
給紙モータ制御部22では、搬送負荷トルク設定値21、及び待機時負荷トルク設定値42を基準値として、トルク設定値43,44,45、及び47が、搬送動作情報30により選択的に補正値演算に用いられ、最終的に電流値36が出力される。ここで、トルク設定値43はロール紙加速補正値生成部48からの出力値、トルク設定値44はロール紙減速補正値生成部49からの出力値である。また、トルク設定値45は給紙部振動抑制値生成部50からの出力値、そしてトルク設定値47はメカ基準負荷値46からの出力値である。
動作対象となる給紙モータ12は、PWM制御方式のモータドライバ32により駆動される。PWM制御方式のモータドライバ32には、流れ込む電流値が保証されているわけではない。モータドライバ32に流れ込む電流値を確認するため、電流検出回路33より電流値35を検出させ電流値36と検出された電流値35の差分値に従い出力値となるPWM値34を調整する、電流フィードバック制御部37を形成する。
給紙モータ制御部22と電流フィードバック制御部37の一連の処理部が、第2の制御手段となる。
図5は、図4の構成を実際の搬送動作に適用した場合の諸量の時間変化を表した図である。すなわち、搬送ローラ4の搬送速度(円周上の速度)Vlf、及び駆動トルクTlf、ロール紙Rの搬送速度(円周上の速度)Vroll、及び駆動トルクTroll、そして搬送ローラ4とロール紙Rの間の記録紙にかかる負荷力Tpapの時間変化を示している。記録紙の搬送速度VpapはVlfに等しい。図5において、搬送ローラ4の間欠搬送での停止時間であるVlf=0での時間t2と搬送ローラ停止間でのロール紙Rの停止までにかかる時間であるt3の関係はt2>t3である。これは、ロール紙Rの慣性が搬送ローラ4の搬送精度に影響を与えない安定した搬送での制御状態であることを示している。
実際の系においては、搬送ローラ4とロール紙Rとの間の紙弛み現象や、動作対象となる搬送機構のメカ負荷等が存在する。それらを加味し、図4のブロック図に基づいてTroll値を算出することから、理想的Tpapを実現していくこととなる。最初にVlfの動作情報を用い、搬送ローラ4の加速開始から減速開始までを第1の期間(0〜B)、減速開始から停止までを第2の期間(B〜C)、そして停止から再加速開始までを第3の期間(C〜D)とする。
第1の期間(0〜B)では、定常的に与える搬送負荷トルク設定値21がTrollの基準値となる。この値に、ロール紙加速補正値生成部48からの出力値であるトルク設定値43と給紙部振動抑制値生成部50からの出力値であるトルク設定値45が加算され、メカ基準負荷値46からの出力値であるトルク設定値47が減算された値がTrollとなる。待機時負荷トルク設定値42は0に等しい。ロール紙加速補正値生成部48では、搬送ローラ4の加速度とロール紙情報39を用い、ロール紙Rの加速度に応じたトルク設定値43が求められる。また、給紙部振動抑制値生成部50では、搬送ローラ4の速度情報を用い、給紙部20の振動現象を抑制するために作用するトルク設定値45が求められる。メカ基準負荷値46からの出力値であるトルク設定値47は、駆動系そのものが元来持っている負荷値であるので、ロール紙Rに発生させたい負荷力となる搬送負荷トルク設定値21から減算して、その残りを給紙モータ12で負荷として発生させる。
搬送ローラ4が定速領域となる時刻A〜B間では、Trollは、搬送負荷トルク設定値21−トルク設定値47に相当する設定値aになり、これがTpapに与えつづける目標値となる負荷力xになる。加速領域となる時刻0〜Aでは、ロール紙加速慣性を補うように、設定値aを基準としてトルク設定値43、及び45が加算され、設定値の最大値はbとなる。時刻0〜Aでは搬送ローラ4の加速度が非0になることから、トルク設定値43も非0値を示す。時刻A〜Bの、搬送ローラ4が定速の領域については搬送ローラ4の加速度は0になるため、加速、定速を意識した演算を行わなくても良い。図5では、搬送負荷トルク設定値21はトルク設定値47に比べより大きな負値を持つ場合であるため、設定値aはCW方向の値となる例である。場合によってはCCW方向の値になることも考えられる。最終的には、モータへの指令値として、Trollに相当した電流値に変換される。これはモータ仕様やメカ伝達機構から決定されるものである。
結果として、加速に伴う余計な負荷変動は相殺され、時刻0〜Bまでの第1の期間において、Tpapは一定値となる設定値xを示すものとなり、バックテンションの安定化が見込まれる。ここで搬送ローラ4の駆動トルクTlfとの関係を考えてみる。Tlfは搬送駆動系にかかる全てのメカ負荷を含めた上で、Vlfが正値をしめす搬送方向にロール紙Rを搬送する。そのため、少なくとも加減速を伴わない定常領域で必要トルクは必ずCCW方向になる。対して、Trollは、少なくとも加減速を伴わない定常領域では、搬送ローラ4に対して一定の負荷を与える必要があるためCW方向になる。即ち、搬送ローラ4が定速領域においては、Tlf>Trollの関係(図5では設定値lf>設定値a)になる。この関係を基準として、加減速領域において搬送ローラ4、及びロール紙Rの各々に必要な慣性が加算される。
また、Tpapが一定であっても、搬送ローラ4とロール紙Rの間の紙パス経路の影響などから、必ずしもVlfとVrollが一致するとは限らない。図5でもいくらかの遅延時間t1をもってロール紙Rが動く様子を示している。
第2の期間(B〜C)でも、定常的に与える搬送負荷トルク設定値21がTrollの基準値となる。この値に、ロール紙減速補正値生成部49からの出力値であるトルク設定値44と、給紙部振動抑制値生成部50からの出力値であるトルク設定値45が加算され、メカ基準負荷値46からの出力値であるトルク設定値47が減算された値がTrollとなる。待機時負荷トルク設定値42は0に等しい。ロール紙減速補正値生成部49では、搬送ローラ4の(減速時の)加速度とロール紙情報39を用いて、ロール紙減速慣性量に応じたトルク設定値44が求められる。
Trollは、搬送ローラ4が減速領域になるため、ロール紙減速慣性を補うように、設定値aを基準としてトルク設定値44、及び45が加算され、CW側に変化した値となり、設定値の最大値はcとなる。結果として、減速に伴う余計な負荷変動は相殺され、時刻B〜Cの第2の期間において、Tpapは一定値となる負荷力xを示すものとなり、バックテンションの安定化が見込まれる。ただし、VlfとVrollの不一致性などから、若干の紙弛みが発生する場合も考えられる。図5でも若干の弛みが発生することから、Tpapが小さくなる様子を示している。
第3の期間(C〜D)では、待機時負荷トルク設定値42に、メカ基準負荷値46からの出力値であるトルク設定値47を加算した値がTrollの設定値dとなる。メカ基準負荷値46は、駆動系そのものが元来持っている負荷値であるので、ロール紙Rを自主的に動かそうとする場合には、待機時負荷トルク設定値42に加え、補償する必要がある。搬送負荷トルク設定値21は0に等しい。
第2の期間終了までに発生したロール紙Rの弛みの分だけ、第3の期間ではロール紙Rが巻戻る方向に動くことができる。図5でも、動作中の少量の弛みを、第3の期間で巻戻して解消している様子を示しており、ロール紙Rの速度Vrollの波形も弛みを解消するために負の値を示すことになる。時刻Eが弛みが完全に無くなった状態であり、その後はTpapは微小な引っ張り力となる負荷力yでロール紙Rに張力を与える。この結果として、たとえ搬送中に弛みが発生した場合においても、次動作開始に際して、1回目の搬送ローラ4の動作と同等の条件で搬送が開始できることが見込まれる。なお、第3の期間においては、事前に実験的に求められる紙弛みの解消に必要となる最長時間を経過後は、モータ発熱に関する安全面や消費電力の低減といった観点から、給紙モータ12の発生トルクの出力をオフにすることができる構成としてもよい。
図6は、搬送ローラ4の停止時間t2がロール紙Rの弛み取り終了までの時間t3より短くなる印字条件(t2<t3)において、第2の期間でのTrollの設定値をfに切り替えた時の速度・トルク関係図である。ロール紙RへのトルクTrollに関して第2の期間におけるCW方向(ロール紙Rの回転方向とは逆方向)のトルク設定値を第1の値cから、より大きい値である第2の値fに切り替えることでロール紙Rの回転速度の減速を大きくする。そうすることによって、搬送ローラ4の停止時間t2より短い時間t4でロール紙Rの弛み取りが終了するように制御を行う(t4<t2)。これにより、搬送ローラ4による次の間欠搬送時に安定した搬送を行うことが可能となる。
なお、第2の期間のTrollの設定値だけでなく第3の期間のTrollの設定値もdからgに変更するなど、複数の設定値を切り替えることで制御を行ってもかまわない。
図7は搬送ローラ4の挙動を予測して、第2の制御手段の設定を行うときのフローチャートである。ステップS1においてプリンタにて印刷データを受信した後、ステップS2において用紙サイズやキャリッジ8による記録ヘッドの走査幅などの印刷データから、間欠搬送における搬送ローラ4の推定停止時間τ2を計算する。次に、ステップS3において予め設定してあるロール紙弛み取り時間の閾値であるτ3を読み出す。そして、ステップS4にてτ2とτ3を比較し推定時間τ2が閾値τ3より大きい場合はステップS5として通常の安定制御値であるロール紙Rへのトルク設定値cにより搬送ローラ4の停止中にロール紙Rの弛み取りを行う。推定時間τ2が閾値τ3より小さい場合はステップS6のようにトルク設定値をfに変更し搬送ローラ停止時間内にロール紙Rの弛み取りが終了するように制御を行う。ステップS7にてロール紙搬送を行い弛み取り制御を行いながら記録ヘッドにより印字を行う。ステップS8にて次の印字データの有無を確認し、印字データ有りならステップS2からステップS7を繰り返し実行し、印字データ無しなら印字を終了することになる。
本実施形態では、搬送ローラ4の推定停止時間τ2とロール紙弛み取り時間の閾値τ3を搬送毎に比較して、その結果に基づきロール紙Rのトルク設定値Trollを切り替えている。ここで、切り替える値はロール紙Rの減速トルクだけに限定するものでなく他の設定値を変更させることでロール紙Rの停止制御を行ってもかまわない。また、この切り替えを実行する閾値τ3やロール紙Rの減速トルク設定値は給紙部20にセットされているロール紙Rの用紙種や、用紙サイズなどに対応して変化させてもかまわない。さらに閾値τ3は給紙部20にセットされたロール紙Rの巻き径の変化に応じて変更しながら、搬送ローラ4の推定停止時間τ2と比較し制御を行ってもかまわない。
図8は本発明の第2の実施形態に係るキャリッジ8の挙動を予測して第2の制御手段の設定を行うときのフローチャートである。キャリッジ8の主走査方向の一往復の移動時間が十分にあれば、間欠搬送を行っている搬送ローラ4の制御、及びロール紙Rへの負荷トルク制御が終了する。そこで、搬送ローラ4の停止している時間τ2をキャリッジの主走査方向の一往復の移動時間τ4に置き換えて推測し、あらかじめ設定した閾値であるキャリッジの移動時間τ5と比較をおこなう。
ステップS11においてプリンタにて印刷データを受信した後、ステップS12において印刷データより用紙サイズ、及びキャリッジによる記録ヘッドの走査幅より主走査方向の一往復の移動時間τ4を推測する。次に、ステップS13において予め設定してあるロール紙弛み取りが終了可能なキャリッジ主走査時間τ5を読み出す。そして、ステップS14にてτ4とτ5を比較し推定時間τ4が閾値τ5より大きい場合はステップS15として通常の安定制御値であるロール紙Rへのトルク設定値c’により搬送ローラ4の停止中にロール紙Rの弛み取りを行う。推定時間τ4が閾値τ5より小さい場合はステップS16としてトルク設定値をf’に変更し搬送ローラ4の停止時間内にロール紙Rの弛み取りが終了するように制御を行う。ステップS17にてロール紙Rの搬送を行い弛み取り制御を行いながら記録ヘッドにより印字を行う。ステップS18にて次の印字データの有無を確認し、印字データ有りならステップS12からステップS17を繰り返し実行し、印字データ無しなら印字を終了する。
本実施形態も第1の実施形態と同様に、弛み取りのために変更する値はロール紙Rの減速トルクだけに限定するものでなく、他の設定値を変更させることでロール紙Rの停止制御を行ってもかまわない。また、この切り替えを実行する閾値やロール紙Rの減速トルク設定値は、給紙部20にセットされているロール紙Rの用紙種や用紙サイズなどに対応して変化させてもかまわない。
2 スプール
4 搬送ローラ
12 給紙モータ
20 給紙部
R ロール紙

Claims (6)

  1. ロール紙を備えた給紙部と、前記給紙部の駆動源である給紙モータと、前記給紙部から送られる前記ロール紙を間欠搬送する搬送ローラと、を有し、
    前記間欠搬送の際の搬送ローラ停止時間を予め予測し、前記間欠搬送の停止毎に慣性により生じる前記ロール紙の弛みを前記搬送ローラ停止時間内に巻き戻せるように、予測された前記搬送ローラ停止時間が予め設定してあるロール紙弛み取り時間の閾値より長い場合は前記給紙モータの駆動トルクを前記ロール紙の回転方向とは逆方向の第1の値に設定し、予測された前記搬送ローラ停止時間が予め設定してある前記ロール紙弛み取り時間の閾値より短い場合は前記給紙モータの前記駆動トルクを前記第1の値と比べて同方向に大きい第2の値に設定する、搬送装置。
  2. 記録ヘッドを搭載して主走査方向に往復移動可能なキャリッジを有する記録装置にて受信した印刷データに含まれる用紙サイズ及び前記記録ヘッドの前記キャリッジによる走査幅の情報から前記搬送ローラ停止時間を予測する、請求項1に記載の搬送装置。
  3. 前記ロール紙弛み取り時間の閾値は前記ロール紙の巻き径により変化させる、請求項1または2に記載の搬送装置。
  4. ロール紙を備えた給紙部と、前記給紙部の駆動源である給紙モータと、前記給紙部から送られる前記ロール紙を間欠搬送する搬送ローラと、を有し、
    記録ヘッドを搭載して主走査方向に往復移動可能なキャリッジの一往復の移動時間を予め予測し、前記間欠搬送の停止毎に慣性により生じる前記ロール紙の弛みを前記搬送ローラの停止時間内に巻き戻せるように、予測された前記キャリッジの前記一往復の移動時間が予め設定してあるロール紙弛み取り時間の閾値より長い場合は前記給紙モータの駆動トルクを前記ロール紙の回転方向とは逆方向の第1の値に設定し、予測された前記キャリッジの前記一往復の移動時間が予め設定してある前記ロール紙弛み取り時間の閾値より短い場合は前記給紙モータの前記駆動トルクを前記第1の値よりも同方向に大きい第2の値に設定する、搬送装置。
  5. 記録装置にて受信した印刷データに含まれる用紙サイズ及び前記キャリッジによる記録ヘッドの走査幅の情報から前記キャリッジの前記一往復の移動時間が予測される、請求項4に記載の搬送装置。
  6. 前記ロール紙弛み取り時間の閾値は前記ロール紙の巻き径により変化させる、請求項4または5に記載の搬送装置。
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