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JP2013169031A - 電池均等化装置および方法 - Google Patents

電池均等化装置および方法 Download PDF

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JP2013169031A JP2012029561A JP2012029561A JP2013169031A JP 2013169031 A JP2013169031 A JP 2013169031A JP 2012029561 A JP2012029561 A JP 2012029561A JP 2012029561 A JP2012029561 A JP 2012029561A JP 2013169031 A JP2013169031 A JP 2013169031A
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正彰 鈴木
Mamoru Kuraishi
守 倉石
Shinji Hirose
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Abstract

【課題】複数の電池セルを接続して構成される組電池の電圧の均等化制御において、電池セル均等化の使用状況に応じた最適な電池セルの均等化を実現する。
【解決手段】バランス回路内のスイッチング素子を含む回路素子における電力損失が小さくなるようにスイッチ制御部を制御する高効率制御モード(S510、S512)と、均等化を実施する電池セルの内部抵抗を算出しながらその電池セルの内部抵抗損失が小さくなるようにスイッチ制御部を制御する保護制御モード(S511)と、均等化を実施する電池セルの放電または充電の電圧変化の収束を早めるようにバランス回路を制御する時間短縮制御モード(S513)とを、組電池の使用状況を判定しながら切り替えて(S504〜S509)制御する。
【選択図】図5

Description

本発明は、複数の電池セルを接続して構成される組電池の電圧の均等化を制御する電池均等化装置および方法に関する。
いわゆるハイブリッドカー、プラグインハイブリッドカー、あるいはハイブリッドビークル、ハイブリッドエレクトリックビークルなどと呼ばれる、エンジンに加えてモータ(電動機)を動力源として備えた車両または輸送機械(以下、「車両等」と称する)が実用化されている。さらには、エンジンを備えずモータのみで車両を駆動する電気自動車も実用化されつつある。それらのモータを駆動する電源として、小型、大容量の特徴を有するリチウムイオン電池などが多く使用されるようになってきている。そして、このような用途においては、複数の電池セルが例えば直列に接続されて電池ブロックが構成され、さらにこの電池ブロックを組み合わして接続される組電池として供給される場合がある。電池セルの直列接続により車両のモータを駆動するのに必要な高電圧が得られ、電池ブロックをさらに直列や並列に組み合わして接続することにより必要な電流容量やさらなる高電圧が得られる。
この場合、リチウムイオン電池などは温度による特性の変化が大きく、電池が使用される環境の温度によって電池の残存容量や充電効率も大きく変化する。自動車のような使用環境ではなおさらである。
この結果、電池ブロックを構成する電池セル等において、各セル等の残存容量および出力電圧にばらつきが生じる。各セル等が発生する電圧にばらつきが発生すると、1つのセルの電圧が駆動可能な閾値を下回ったような場合に、全体の電源供給を止めたり抑制したりする必要が生じ、電力効率が低下してしまう。このため、各セルの電圧の均等化を行う電池均等化制御が必要となる。さらには、電池ブロック間でも電圧の均等化を行う必要も生じる。
電池均等化制御の従来技術として、放電が必要な電池セルまたは電池スタックからの放電電力を、インダクタやトランスを用いたバランス回路におけるスイッチング動作によって、充電が必要な電池セルに充電させる、いわゆるアクティブ方式の電池均等化制御技術が知られている(例えば特許文献1)。
この従来技術は、ある電池セルからの放電電力を他の電池セルへの充電電力として使用することで少ない電力損失で電池セルの均等化を行わせることを目的にしている。
しかし、この従来技術では、しかしながら、単純に電池セル間の電位差に基づいて制御をおこなっているため、活用シーンに応じた制御は必ずしも最適な制御ではないという問題点があった。例えば、ユーザによっては、イグニッションをオンしている時間が長いため、効率よりも時間を優先して短いイグニッションオフの期間に短時間で電池セルの均等化を行うほうがよい場合がある。逆に、イグニッションをオフしている時間のほうが長いユーザに対しては、時間がかかってもよいので効率的な電池セルの均等化が行われたほうがよい。一方では、電池セルの劣化による電力損失やバランス回路での電力損失を考慮しないと、効率の高い電池セルの均等化を行うことは難しい。従来技術は、このような様々な要求に見合った電池セルの均等化を行うことはできないという問題点を有していた。
特開2001−185229号公報
本発明は、電池セル均等化の使用状況に応じた最適な電池セルの均等化を実現することを目的とする。
態様の一例は、複数の電池セルが接続される組電池におけるその複数の電池セルの電圧を均等化させる電池均等化装置であって、スイッチング素子によるスイッチング動作を実行しながら、1つ以上の電池セルから電荷を放電する動作と放電した電荷を1つ以上の他の電池セルに充電させる動作を実行することによって電池セルの電圧を均等化させるバランス回路と、スイッチング素子にパルス信号を供給してスイッチング動作を実行させるスイッチ制御部と、バランス回路内のスイッチング素子を含む回路素子における電力損失が小さくなるようにスイッチ制御部を制御する高効率制御モードと、均等化を実施する電池セルの内部抵抗を算出しながらその電池セルの内部抵抗損失が小さくなるようにスイッチ制御部を制御する保護制御モードと、均等化を実施する電池セルの放電または充電の電圧変化の収束を早めるようにバランス回路を制御する時間短縮制御モードとを、組電池の使用状況を判定しながら切り替えて制御するバランス制御部とを備える。
本発明によれば、電池セル均等化の使用状況に応じた最適な電池セルの均等化を実現することが可能となる。
本実施形態におけるコンバータバランス回路の構成図である。 本実施形態におけるスイッチ制御部の構成図である。 本実施形態が適用される車両システムの構成図である。 本実施形態の制御動作を示すタイミングチャートである。 本実施形態において、高効率制御モード、保護制御モード、または時間短縮制御モードを切り替えて均等化の制御を実施するための制御動作を示すフローチャートである。 高効率制御モードの制御動作を示すフローチャートである。 時短制御モードの動作説明図である。 時短制御モードの制御動作を示すフローチャートである。 バランス回路の他の実施形態の構成例を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施形態におけるコンバータバランス回路の構成図である。
複数の電池セルが接続されて組電池が構成される。本実施形態では、組電池は、連続的に直列接続された所定数の電池セル102からなるスタック101の集合として構成される。図1には、1つのスタック101の部分が示されている。
コンバータバランス回路100は、スイッチング素子SW1,SW2によるスイッチング動作を実行しながら、スタック101内の1つ以上の電池セル102から電荷を放電する動作と放電した電荷をスタック101内の1つ以上の他の電池セル102に充電させる動作を実行する。
具体的には、コンバータバランス回路100は、組電池を構成するスタック101について、スタック101内の電池セル102のうちの1つ以上の電池セル102からスイッチング素子SW1(#1、#2、#3)によるスイッチング動作を介して電荷を放電する動作を実行する。これに続いて、コンバータバランス回路100は、放電した電荷をスタック101内の1つ以上の他の電池セル102にスイッチング素子SW2(#1、#2、#3)によるスイッチング動作を介して充電させる動作を実行する。これにより、コンバータバランス回路100は、スタック101内の電池セル102の電圧を均等化させる。
さらに具体的には、コンバータバランス回路100は、バランス回路103、スイッチ制御部104、電流測定部107、およびバランス制御部として動作するCPU(中央演算処理装置)105とそれに接続されるメモリ109を備える。また、コンバータバランス回路100には、電池セル監視部106が接続される。電池セル監視部106は、スタック101内の各電池セル102の電圧を監視しデジタル信号値として検出する。また、電池セル監視部106は、スタック101内の代表的な電池セル102に近接して設置された温度センサ108が検出する温度を監視しデジタル信号値として検出する。温度センサ108は例えば、各部位のいくつかの電池セル102ごとに設置される。
バランス回路301は、スタック101を構成する例えば#1から#4の4つの電池セル102に対して、複数のインダクタLと複数組のスイッチング素子SW1、SW2(以下、単に「SW1」「SW2」と呼ぶことがある)の組を備える。具体的には、#1と#2の電池セル102の共通の接続端子に#1のインダクタLの第1の端子が、#2と#3の電池セル102の共通接続端子に#2のインダクタLの第1の端子が、#3と#4の電池セル102の共通接続端子に#3のインダクタLの第1の端子がそれぞれ接続される。また、#1のインダクタLの第2の端子は#1のSW1およびSW2の共通接続端子に、#2のインダクタLの第2の端子は#2のSW1およびSW2の共通接続端子に、#3のインダクタLの第2の端子は#3のSW1およびSW2の共通接続端子にそれぞれ接続される。さらに、#1の電池セル102の出力端子側は、#1のSW1の単独接続端子に接続される。#1と#2の電池セル102の共通接続端子は、#2のSW1に接続される。#2と#3の電池セル102の共通接続端子は、#1のSW2と#3のSW1の共通接続端子に接続される。#3と#4の電池セル102の共通接続端子は、#2のSW2に接続される。#4の電池セル102の出力端子側は、#3のSW2の単独接続端子に接続される。
スイッチ制御部104は、スイッチング素子SW1,SW2にそれぞれパルス信号を供給してスイッチング動作を実行させる。具体的には、スイッチ制御部104は、CPU105から指定される所定の周波数およびデューティー比を有するパルス信号を発振する発振回路である。#1、#2、および#3のスイッチング素子SW1と、#1、#2、および#3のスイッチング素子SW2は、例えばFET(電界効果トランジスタ)である。#1、#2、および#3のスイッチング素子SW1は、スイッチ制御部104からの第1のパルス信号によりスイッチング動作を行う。#1、#2、および#3のスイッチング素子SW2は、スイッチ制御部104からの第2のパルス信号によりスイッチング動作を行う。
電池セル監視部106は、スタック101を構成する#1から#4の各電池セル102の各両端電圧を検出し、その検出した電圧をデジタル値としてCPU105に出力する。
上述のコンバータバランス回路100の構成において、CPU105は、例えば#1と#2の電池セル102間のバランス制御を実施すると判定したときには、スイッチ制御部104に対して、所定の周波数とデューティー比を指定して、#1のSW1,SW2を動作させるように指示する。そして例えば、CPU105が、電池セル監視部106の電圧監視結果に基づいて、#1の電池セル102の電圧が#2の電池セル102の電圧よりも高いと判定する。この場合はまず、#1のSW1のオンオフ動作により、#1の電池セル102から放電された電力が#1のインダクタLに蓄積される。続いて、デューティー比分だけ遅れた#1のSW2のオンオフ動作により、#1のインダクタLに蓄積された電力が#2の電池セル102に充電される。逆に例えば、CPU105が、電池セル監視部106の電圧監視結果に基づいて、#2の電池セル102の電圧が#1の電池セル102の電圧よりも高いと判定する。この場合はまず、#1のSW2のオンオフ動作により、#2の電池セル102から放電された電力が#1のインダクタLに蓄積される。続いて、デューティー比分だけ遅れた#1のSW1のオンオフ動作により、#1のインダクタLに蓄積された電力が#1の電池セル102に充電される。
また、CPU105は、#2と#3の電池セル102間のバランス制御を実施すると判定したときには、スイッチ制御部104に対して、所定の周波数とデューティー比を指定して、#2のSW1,SW2を動作させるように指示する。そして例えば、CPU105が、電池セル監視部106の電圧監視結果に基づいて、#2の電池セル102の電圧が#3の電池セル102の電圧よりも高いと判定する。この場合はまず、#2のSW1のオンオフ動作により、#2の電池セル102から放電された電力が#2のインダクタLに蓄積される。続いて、デューティー比分だけ遅れた#2のSW2のオンオフ動作により、#2のインダクタLに蓄積された電力が#3の電池セル102に充電される。逆に例えば、CPU105が、電池セル監視部106の電圧監視結果に基づいて、#3の電池セル102の電圧が#2の電池セル102の電圧よりも高いと判定する。この場合はまず、#2のSW2のオンオフ動作により、#3の電池セル102から放電された電力が#2のインダクタLに蓄積される。続いて、デューティー比分だけ遅れた#2のSW1のオンオフ動作により、#2のインダクタLに蓄積された電力が#2の電池セル102に充電される。
さらに、CPU105は、#3と#4の電池セル102間のバランス制御を実施すると判定したときには、スイッチ制御部104に対して、所定の周波数とデューティー比を指定して、#3のスイッチング素子SW1,SW2を動作させるように指示する。そして例えば、CPU105が、電池セル監視部106の電圧監視結果に基づいて、#3の電池セル102の電圧が#4の電池セル102の電圧よりも高いと判定する。この場合はまず、#3のSW1のオンオフ動作により、#3の電池セル102から放電された電力が#3のインダクタLに蓄積される。続いて、デューティー比分だけ遅れた#3のSW2のオンオフ動作により、#3のインダクタLに蓄積された電力が#4の電池セル102に充電される。逆に例えば、CPU105が、電池セル監視部106の電圧監視結果に基づいて、#4の電池セル102の電圧が#3の電池セル102の電圧よりも高いと判定する。この場合はまず、#3のSW2のオンオフ動作により、#4の電池セル102から放電された電力が#3のインダクタLに蓄積される。続いて、デューティー比分だけ遅れた#3のSW1のオンオフ動作により、#3のインダクタLに蓄積された電力が#3の電池セル102に充電される。
以上のようにして、コンバータバランス回路100では、電池セル監視部106でのスタック101内の各電池セル102の電圧監視の結果、バランス制御が必要であると判定されたときには、#1から#3のインダクタLおよび#1から#3のスイッチング素子SW1,SW2の組が順次選択的に動作させられる。この結果、#1から#4の各電池セル102のそれぞれ隣接する電池セル102間でバランス制御が順次実施され、その動作が繰り返されることにより、最終的にスタック101内の#1から#4の電池セル102の電圧が均一になる。
図2は、一組のスイッチング素子SW1,SW2を制御するためのスイッチ制御部104の詳細な回路構成図である。
スイッチ制御部104内のドライバ201は、CPU105から指定される周波数およびデューティー比を有する各パルス信号を発振し、それぞれスイッチング素子SW1およびSW2に供給する。
スイッチ制御部104内のマルチプレクサ(MUX)202は、スイッチング素子SW1の両端(ドレイン−ソース)電圧/電流、スイッチング素子SW2の両端(ドレイン−ソース)電圧/電流、およびインダクタLに直列に接続される抵抗R(図1では省略してある)を流れる電流(インダクタ平均電流またはピーク電流)をそれぞれアナログ信号として検出する。各電圧/電流検出信号は、A/D(アナログ/デジタル)変換器203でデジタル信号に変換されてCPU105に通知される。
スイッチ制御部104内の差動アンプ204は、インダクタ平均電流またはピーク電流が所定の閾値を超えた場合に、電流リミッタ出力をアクティブにする。電流リミッタ出力がアクティブになると、ドライバ201は、各パルス信号の出力を停止してスイッチング素子SW1,SW2のスイッチング動作を停止させる。これにより、回路障害等により過大なインダクタ平均電流またはピーク電流が流れて電池セル102やスイッチング素子SW1、SW2、インダクタL等が破壊される事故を未然に防ぐ。
図3は、本実施形態が適用される車両システムの構成図である。図3において、コンバータバランス回路100、スタック101、電池セル監視部106は、図1または図2の構成に示されているものと同じである。
スタック101、電池セル監視部106、コンバータバランス回路100からなる部分が複数組組み合わせられて1つの電池パック301を構成する。
電池制御部302は、電池パック301全体の状態を制御する。電池制御部302は、電池セル監視部106と通信を行って電池セル102やスタック101全体の電圧情報や温度情報を取得し、スタック101間で電圧の均等化を行う制御等を実施する。電池パック301内の電池制御部302は、車両の走行を制御する走行制御部303とコントローラエリアネットワーク(CAN:Conroller Area Network)を介して接続される。CANを介して、電池制御部302は、電池パック301に関する情報を走行制御部303に通知する。
車両のイグニッションのオン/オフの情報(IG−ON/OFF信号)は、電池パック301内の電池セル監視部106、電池制御部302、走行制御部303等に通知される。電池セル監視部106は、受信したIG−ON/OFF信号を、コンバータバランス回路100内のCPU105(図1参照)に通知する。
エコモードON/OFF指示部304は、CANから電池制御部302を介してコンバータバランス回路100内のCPU105に、ユーザによるエコモードのON/OFFの指示情報を通知する。
環境温度センサ305は、CANから電池制御部302を介してコンバータバランス回路100内のCPU105に、計測した車両周囲の環境温度を通知する。
そして、ナビシステム306は、CANから電池制御部302を介してコンバータバランス回路100内のCPU105に、車両の現在の位置情報を通知する。
本実施形態では、コンバータバランス回路100内でバランス制御部として動作するCPU105は、電池セル102の均等化の制御において、高効率制御モード、保護制御モード、または時間短縮制御モードの3つのモードを切り替えることができる。これらのモードの切替えでは、IG−ON/OFF信号、エコーモードON/OFF指示情報、環境温度情報が判定される。また、図1の代表的な電池セル102に近接して設置された温度センサ108からの電池温度情報が判定される。さらに、図1の電圧監視部106から通知される電池セル102の電圧情報から算出した均等化の制御対象となる電池セル102の劣化度が判定される。ここで、高効率制御モードは、均等化のための回生電流は抑制して均等化を行う電池セル102の発熱を抑えることにより、電池セル102の均等化の時間はかかるが、スタック101内の電池セル102を高い効率でかつ高精度に実施できるモードである。保護制御モードは、劣化が進んだ電池セル102に対して均等化制御を行う場合に、均等化のための回生電流はさらに抑制してその電池セル102の発熱を抑えることにより、その電池セル102の寿命を延ばすモードである。時間短縮制御モードは、均等化を行う電池セル102の発熱は許して均等化のための回生電流を多く流してできる限り早く電池セル102の均等化を完了させるモードである。本実施形態では、これらのモードを電池パック301の使用状況に関する上述の各種情報を判定しながら切り替えることにより、ユーザによる車両の使用状況に応じて、電池パワーや電池寿命が最適に制御された均等化を実現することが可能となる。
一実施形態として、高効率制御モードでは、図1、図2のバランス回路103内のスイッチング素子SW1,SW2を含む回路素子における電力損失が小さくなるようにスイッチ制御部104が制御される。さらに具体的には、CPU105は、スイッチ制御部104がスイッチング素子SW1,SW2に供給するパルス信号の周波数、デューティー比、またはスイッチング素子SW1,SW2に電力を供給する特には図示しないスイッチング信号源のいずれか1つ以上を制御する。なお、単純にバランス回路103を流れる電流をある程度抑制するために、パルス信号のデューティー比を小さくするだけでも一定の効果がある。
また、保護制御モードでは、均等化を実施する電池セル102の内部抵抗が算出されながらその電池セル102の内部抵抗損失が小さくなるようにスイッチ制御部104が制御される。さらに具体的には、CPU105は、スイッチ制御部104がスイッチング素子SW1,SW2に供給するパルス信号の周波数、デューティー比、またはスイッチング素子SW1,SW2に電力を供給する特には図示しないスイッチング信号源のいずれか1つ以上を制御する。なお、単純にバランス回路103を流れる電流をさらに抑制するために、パルス信号のデューティー比を十分に小さくするだけでも一定の効果がある。
さらに、時間短縮制御モードでは、均等化を実施する電池セルの放電または充電の電圧変化の収束を早めるようにバランス回路103を制御する。さらに具体的には、CPU105は、電池セル監視部106での電池セル102の電圧および電流の計測に基づいて、均等化を実施する電池セル102の内部抵抗に対応する補正電圧を算出する。次に、CPU105は、その補正電圧によってその電池セル102に対応する均等化制御の終了電圧を補正する。そして、CPU105は、その電池セル102の電圧を電池セル監視部106を介して監視しながら、補正した終了電圧を制御終了の目標値として、その電池セル102に対してバランス回路103による均等化制御を実行する。なお、単純にバランス回路103を流れる電流を増加させるために、パルス信号のデューティー比を大きくしたり、周波数を低くするだけでも一定の効果がある。
図4は、本実施形態の制御動作のタイミングチャートである。(a)に示される時刻t1で、車両がイグニッションオフ(IG−OFF)またはアイドリング開始となった後、(b)に示されるように内部のタイマーにて一定時間が待機された後、(c)に示されるように、時刻t2で本実施形態のコンバータバランス回路100が均等化の動作を開始する。コンバータバランス回路100は、スタック101内の全ての電池セル102について均等化の動作を終了すると、時刻t3で均等化の制御動作を停止する。時刻t2からt3までのコンバータバランス回路100による均等化の動作は、イグニッションオフまたはアイドリング開始後に1回だけ実行されてもよいし、一定時間間隔で繰返し実行されてもよい。
図5は、図1または図2のCPU105が実行する高効率制御モード、保護制御モード、または時間短縮制御モードを切り替える制御を実施するための制御動作を示すフローチャートである。この制御動作は、CPU105が、メモリ109に記憶された制御プログラムを実行する処理として実現される。なお、均等化を行うべき電池セル102やスタック101の組を選択する制御は、別のルーチンで実行されており、ここの制御動作では、その別ルーチンから均等化制御を行う電池セル102に関する情報を受け取り、その電池セル102に対する均等化制御のモードを決定して均等化制御を実施するように動作する。
まず、CPU105は、IG−ON/OFF信号、エコーモードON/OFF指示情報、環境温度情報、電池温度情報等の各パラメータを取得し、メモリ109に保持する(ステップS501)。
次に、CPU105は、メモリ109に保持されているIG−ON/OFF信号に基づいて、イグニッションがオフ(IG−OFF)してから次にオン(ON)するまでの時間の平均値を取得する(ステップS502)。
CPU105は、別ルーチンから、均等化の制御を行うべき電池セル102またはスタック101の組(放電側、充電側)の識別情報を取得する(ステップS503)。
CPU105は、ユーザが図3のエコモードON/OFF指示部304を操作することによりエコモードがONにされたかOFFにされたかを判定する(ステップS504)。
ステップS504でユーザによりエコモードがONにされたと判定された場合には、高効率制御モードが選択され実行される(ステップS504→S510)。時間的にそれほど急がないから最適な電池セル102の均等化制御を実施したいというユーザの意思により、このモードを選択することができる。高効率制御モードの一実施形態の詳細については後述する。
ステップS504でユーザによりエコモードがOFFにされたと判定された場合には、CPU105はさらに、ステップS502で算出しているイグニッションオフからオンまでの時間平均値が、所定の閾値以上であるか否かを判定する(ステップS505)。
ステップ505でイグニッションオフからオンまでの時間平均値が所定の閾値よりも小さいと判定された場合には、時間短縮制御モード(時短制御モード)が選択され実行される(ステップS505→S513)。ユーザが頻繁に車両に乗車し、イグニッションがオフにされている時間が短いような場合には、その短い期間でできる限り早く電池セル102の均等化制御を完了させるために、時間短縮制御モードが選択される。この場合には、電池セル102が発熱しやすく寿命も短くなるということを犠牲にして、均等化制御の時間短縮が優先される。時間短縮制御モードの一実施形態の詳細については後述する。
ステップ505でイグニッションオフからオンまでの時間平均値が所定の閾値以上であって時間的に余裕があると判定された場合には、CPU105はさらに、図3の環境温度センサ305が検出している環境温度が所定の適正範囲に対して、高いか、範囲内であるか、低いかが判定される(ステップS506)。
ステップS506で環境温度が所定の適正範囲よりも高いと判定された場合には、高効率制御モードが選択され実行される(ステップS506→S510)。環境温度がかなり高い場合には、電池セル102の発熱も早まるため、ステップS505で時間に余裕があると判定されている場合には発熱を抑制するためにこのモードが選択される。
ステップS506で環境温度が所定の適正範囲よりも低いと判定された場合には、時間短縮制御モードが選択され実行される(ステップS506→S513)。環境温度がかなり低い場合には、電池セル102の発熱が遅く車両の起動時に適切な稼動状態になりにくいため、起動に備えて時間短縮制御モードで電池セル102の発熱が促進される。
ステップS506で環境温度が所定の適正範囲内にあると判定された場合には、CPU105はさらに、図1の温度センサ108が検出している電池温度が所定の適正範囲に対して、高いか、範囲内であるか、低いかが判定される(ステップS507)。
ステップS507で電池温度が所定の適正範囲よりも高いと判定された場合には、保護制御モードが選択され実行される(ステップS507→S511)。この場合には、電池セル102が既にかなり発熱している。この場合には、均等化制御時に回生電流をできる限り抑制して内部抵抗損失を抑制し、電池セル102の発熱を抑制して電池セル102の寿命を延ばすために、このモードが選択される。
ステップS507で電池温度が所定の適正範囲よりも低いと判定された場合には、時間短縮制御モードが選択され実行される(ステップS507→S513)。この場合は、電池温度がかなり低い場合には、電池セル102の発熱が遅く車両の起動時に適切な稼動状態になりにくいため、起動に備えて時間短縮制御モードで電池セル102の発熱が促進される。
ステップS506で電池温度が所定の適正範囲内にあると判定された場合には、CPU105はさらに、ステップS503により取得した均等化制御を行う電池セル102について、内部抵抗を算出し、その電池セル102の劣化度を算出する(ステップS508)。内部抵抗が大きい場合には、その電池セル102が劣化している場合が多い。そこで、CPU105は、その電池セル102の内部抵抗値から劣化度を判定する。ここで、図1または図2のスタック101が電力供給状態にあるときに、CPU105は、電池セル監視部106が監視するその電池セル102の電圧、電流、および/または温度に基づいて、それらのパラメータから内部抵抗を決定する第1のマップデータ(例えばメモリ109上に保持されている)を参照し、その電池セル102に対応する内部抵抗を算出する。また、スタック101が電力供給状態にないときに、CPU105は、電池セル監視部106が監視するその電池セル102の電圧、および/または温度に基づいて、それらのパラメータから内部抵抗を決定する第2のマップデータ(例えばメモリ109上に保持されている)を参照し、その電池セル102に対応する内部抵抗を算出する。
続いて、CPU105は、ステップS508で算出した電池の劣化度が所定の閾値以上であるか否かを判定する(ステップS509)。
ステップS509で電池の劣化度が所定の閾値以上であると判定された場合には、CPU105は、保護制御モードを選択して実行する(ステップS509→S511)。劣化が進んだ電池セル102に対しては、均等化のための回生電流を十分に抑制してその電池セル102の発熱を抑えることにより、その電池セル102の寿命を延ばすために、このモードが選択される。
ステップS509で電池の劣化度が所定の閾値よりも小さいと判定された場合には、CPU105は、高効率制御モードを選択して実行する(ステップS509→S512)。環境温度や電池温度が適正範囲内で電池セル102の劣化も進んでおらず、なおかつステップS505で時間的に余裕があると判定された場合には、電池の寿命も短くならず最適かつ精度の高い均等化制御を実施できるこのモードが選択される。
以上の制御動作により、本実施形態では、高効率制御モード、保護制御モード、または時間短縮制御モードの3つのモードを適切に切り替えることにより、ユーザによる車両の使用状況に応じて、電池パワーや電池寿命が最適に制御された均等化を実現することが可能となる。
なお、CPU105は、図3のナビシステム306から車両の現在の位置情報を取得し、例えばコンビニエンスストアのように短い時間しかイグニッションがオフにならないような場合に車両が停車したと判定した場合には、時間短縮制御モードで均等化制御を起動するようにしてもよい。
次に、図5のステップS510またはS512において選択され実行される高効率制御モードの実施形態について詳細に説明する。
高効率制御モードでは、図2において、CPU105は、バランス回路103内のスイッチング素子SW1,2を含む回路素子における電力損失が小さくなるように、スイッチ制御部104内のドライバ201が出力する各パルス信号の周波数、デューティー比、またはスイッチング素子SW1,2に電力を供給するスイッチング信号源のいずれか1つ以上を制御する。図2の構成では、スイッチング信号源およびそれに対する制御は省略されているが、これらを入れてもよい。
より具体的には、スイッチング素子SW1,SW2がFET(電界効果トランジスタ)である場合に、CPU105は次のように動作する。まず、CPU105は、スイッチング素子SW1,SW2のそれぞれについて、オフ時のドレイン−ソース間電圧、オン時のドレイン−ソース電流および電圧、または温度のいずれか1つ以上の各値に対してターンオン遷移時間およびターンオフ遷移時間の各値をあらかじめ計測したマップデータを保持する。次に、CPU105は、スイッチング素子SW1,SW2のオフ時のドレイン−ソース電圧、オン時のドレイン−ソース電流および電圧、または温度のいずれか1つ以上の値を計測する。そして、CPU105は、計測したスイッチング素子SW1,SW2のオフ時のドレイン−ソース間電圧、オン時のドレイン−ソース電流および電圧、または温度のいずれか1つ以上の値と、それらの値を用いて前述のマップデータを参照して得られるターンオン遷移時間およびターンオフ遷移時間とを算出する。CPU105は、その算出結果に基づいてスイッチング素子SW1,SW2のスイッチング損失が小さくなるように、各パルス信号の周波数、デューティー比、またはスイッチング素子SW1,SW2に電力を供給するスイッチング信号源のいずれか1つ以上を制御する。
図2に示される実施形態では、CPU105は、スイッチ制御部104内のMUX202およびA/D変換器203を介して、スイッチング素子SW1,SW2のオフ時のドレイン−ソース電圧、オン時のドレイン−ソース電流および電圧を計測する。温度の計測は省略されている。CPU105は、これらの計測値と、それらの値を用いて前述のマップデータを参照して得られるターンオン遷移時間およびターンオフ遷移時間とを算出する。CPU105は、その算出結果に基づいてスイッチング素子SW1,SW2のスイッチング損失が小さくなるように、各パルス信号の周波数およびデューティー比を制御する。図2の構成では、スイッチング素子SW1,SW2に電力を供給するスイッチング信号源およびそれに対する制御は省略されているが、これらを入れてもよい。
図2の構成において、上述の計測結果に基づいてスイッチング素子SW1,SW2のオン抵抗損失もさらに小さくなるように、各パルス信号の周波数、デューティー比、スイッチング素子SW1,SW2に電力を供給するスイッチング信号源のいずれか1つ以上を制御してもよい。
図2の構成において、さらに次のような制御をしてもよい。CPU105は、スイッチ制御部104内のMUX202およびA/D変換器203を介して、インダクタ平均電流またはピーク電流をさらに計測する。そして、CPU105は、計測したインダクタ平均電流またはピーク電流に基づいてインダクタLにおける電力損失もさらに小さくなるように、各パルス信号の周波数、デューティー比、またはスイッチング素子SW1,SW2に電力を供給するスイッチング信号源のいずれか1つ以上を制御する。
以上の実施形態の構成により、高効率制御モードにおいて、バランス回路103を構成する少なくともスイッチング素子SW1,SW2のスイッチング損失またはオン抵抗損失を含めた最適な電池セル102の均等化を実現することが可能となる。また、必要に応じてインダクタLの寄生抵抗損失またはコア損失、充電される電池セル102の内部抵抗損失等の電力損失も含めた最適な電池セル102の均等化を実現することが可能となる。
以上の高効率制御モードの実施形態の詳細な動作について、以下に説明する。
スイッチング素子SW1,2がFETによって構成されている場合、FETのスイッチング損失を数式で表すと、次式に示されるようになる。
この式から理解されるように、FETのスイッチング損失は、スイッチング素子SW1,SW2を構成するFETのドレイン−ソース電圧とドレイン−ソース電流の積で表すことができる。ここで、図2の構成における均等化制御において、数1式のスイッチング損失を低減することを考える。
スイッチング損失を減らすためには、数1式より、
条件1.電池バランスを取るためのオンタイムドレイン−ソース電流Idを減らす
条件2.パルス信号405(図5(a)(b))のスイッチング周波数fsを下げる
条件3.トランジスタの遷移時間t_sw(on)とt_sw(off)を減らす
条件4.オフタイムのドレイン−ソース電圧Vdを下げる
等の方法が有効であることがわかる。
このうち、条件1.については、スイッチング信号のデューティー比を下げる、もしくは図2のインダクタLを大きくすることで、オンタイムドレイン−ソース電流Idを下げることができる。
条件2.の周波数fsは、単純に周波数下げるだけでは、電流が増えてしまう。そのため、周波数を下げるのに併せてデューティー比を下げることにより、電流を抑制することができる。あるいは、インダクタLを大きくすることでも、電流を抑制することができる。このことは、次式で表すことができる。
この式において、E2 はパルス信号405がハイレベルであるときの電位、E1 はパルス信号405がローレベルであるときの電位(一般的にはゼロボルト)である。また、t1からt2はパルス信号405がハイレベルである期間、t2からt3はパルス信号405がローレベルである期間である。従って、t1からt3はパルス信号405の周期に等しい。Lは図5のインダクタンスLに等しい。そして、IL は、インダクタLに流れる電流でる。上記数2式より、パルス信号405の周波数を下げるとt1からt3までの積分期間が長くなるため、電流ILは大きくなる。そこで、数2式において、E1 は例えばゼロとして、パルス信号405がハイレベルとなるt1からt2までの期間を短く、すなわちデューティー比を小さくすることにより、またはインダクタLを大きくすることにより、電流ILを小さくすることができる。以上の考察より、周波数を下げ、かつデューティー比を小さくまたはインダクタLを大きくすることにより、数1式のスイッチング損失を小さくすることができる。なお、周波数fsを下げた場合、FETのオン抵抗損失が大きくなるため、それ以上にならないように下げる。
条件3.については、FETの特性上、遷移時間は電流Idの大きさによって変化する。そのため、図1または図2のCPU105内に予め、使用するFETの電流Idと遷移時間との関係をマップとしてメモリ109に記憶しておき、最適な電流値となるように、デューティー比、周波数fsの制御を行う。また、FETのスイッチング信号源の駆動力を上げることでも遷移時間を短くできる。その場合は例えば、スイッチング信号源の出力を通常1つ使うところを2つ使って出力を大きくすることで、駆動力を上げることが可能である。
条件4.については制御対象の電池セル102自体の特性のため制御はできない。
図6は、以上の考察に基づく、高効率制御モードにおいて実行されるスイッチング損失を小さくする均等化制御を示すフローチャートである。この制御動作は、図1または図2のCPU105が、メモリ109に記憶された制御プログラムを実行する動作として実現される。以下、図2を随時参照するものとする。また、以下の説明では、例えば図2のスイッチング素子SW1を制御する場合を例に説明するが、スイッチング素子SW2の場合も同様である。
まず、CPU105は、特には図示しない温度センサでスイッチング素子SW1のFET付近の温度を測定し、その値を取得する(ステップS601)。
次に、CPU105は、スイッチング素子SW1のFETのオフ時の電圧Vdを、MUX202およびA/D変換器203を介して取得する(ステップS602)。
CPU105は、スイッチング素子SW1のFETのオン時の電流Idと電圧Vd′を、MUX202およびA/D変換器203を介して取得する(ステップS603)。
CPU105は、メモリ109に保持しているスイッチング素子SW1のFETの特性マップを使って、ステップS601〜S603で取得した温度、オフ時電圧Vd、オン時電流Id、オン時電圧Vd′に対応する、FETのターンオン遷移時間tr、およびターンオフ遷移時間tfを取得する(ステップS604)。
CPU105は、上述の取得した各値を用いて、前述の数1式に従ってスイッチング損失を計算し、また、次式に従ってオン抵抗損失を計算する(ステップS605)。
CPU105は、ステップS605で計算した各損失の大きさを比較する(ステップS606)。
ステップS606での比較の結果、スイッチング損失のほうがオン抵抗損失よりも大きければ、CPU105は、遷移時間tr、tfが最小になるように電流またはデューティー比を計算し、調整する。また、パルス信号405のスイッチング周波数fsを下げる。あるいは、前述したように、スイッチング信号源の出力を上げる(以上、ステップS606→S607)。
ステップS606での比較の結果、オン抵抗損失のほうがスイッチング損失よりも大きければ、CPU105は、遷移時間tr、tfが最小になるように電流またはデューティー比を計算し、調整する。また、パルス信号405のスイッチング周波数fsを上げる。あるいは、前述したように、スイッチング信号源の出力を上げる(以上、ステップS606→S608)。
以上のフローチャートで示される制御動作により、本実施形態における高効率制御モードでは、スイッチング素子SW1およびスイッチング素子SW2におけるスイッチング損失およびオン抵抗損失が小さくなるようにしながら、電池セル102の均等化動作を実行することが可能となる。
以上の説明では、スイッチング素子SW1、SW2を構成するFETのスイッチング損失およびオン抵抗損失に着目して、それらの電力損失を小さくするような高効率制御モードの均等化制御が実施された。これらに加えて、インダクタLにおける寄生抵抗損失またはコア損失を考慮に入れることも可能である。これらの損失は、次式で表すことができる。
従って、インダクタLにおける損失を小さくするためには、図2のMUX202およびA/D変換器203を介して取得されるインダクタ平均電流またはピーク電流が小さくなるようにCPU105が高効率制御モードの均等化制御を実施する。
なお、上述の実施形態は、最適な高効率制御モードに関する実施形態であるが、本発明はこれに限られるものではなく、最も単純には、バランス回路103を流れる電流をある程度抑制するために、スイッチ制御部104がスイッチング素子SW1,SW2に出力するパルス信号のデューティー比を小さくするだけでも、ある程度の効果がある。
次に、図5のステップS511において選択され実行される保護制御モードの実施形態について詳細に説明する。
保護制御モードでは、均等化を実施する電池セル102の内部抵抗が算出されながらその電池セル102の内部抵抗損失が小さくなるようにスイッチ制御部104が制御される。まず、CPU105は、均等化を行う電池セル102の内部抵抗については、図5のステップS508の場合と同様の方法で算出する。この場合、電池セル102の内部抵抗損失は、次式で表すことができる。
従って、電池セル102における内部抵抗損失を小さくするためには、均等化における充電側の電池セル102に流れる平均電流、内部抵抗値、およびデューティー比が小さくなるようにCPU105が均等化制御を実施する。具体的には、CPU105は、スイッチ制御部104がスイッチング素子SW1,SW2に供給するパルス信号の周波数、デューティー比、またはスイッチング素子SW1,SW2に電力を供給する特には図示しないスイッチング信号源のいずれか1つ以上を、数5式で算出される内部抵抗損失が許容範囲内に入るように制御すればよい。
なお、上述の実施形態は、最適な保護制御モードに関する実施形態であるが、本発明はこれに限られるものではなく、最も単純には、バランス回路103を流れる電流を十分に抑制するために、パルス信号のデューティー比を十分に小さくするだけでも一定の効果がある。
次に、図5のステップS513において選択され実行される時間短縮制御モードの実施形態について詳細に説明する。
図7は、時間短縮制御モードの動作説明図である。
図7(a)のバランス回路に例示されるように、#1の電池セル102の電位のほうが#2の電池セル102の電位よりも高い状態で、2つの電池セル102の電圧を均等化する場合を考える。この場合、#1の電池セル102の理想電圧は、図7(b)の破線OCV1で示されるように、放電によって、当初の最高電位から徐々に下降してゆく。一方、#2の電池セル102の理想電圧は、図7(b)の破線OCV2で示されるように、充電によって、当初の最低電位から徐々に上昇してゆく。そして、均等化制御の目標電圧Gは例えば、
目標電圧G=(OCV1+OCV2)/2 ・・・(1)
である。しかしながら、図1の電池セル監視部106で実際に観測される#2の電池セル102の観測電圧は、図7(b)の観測電圧1の実線で示されるように、均等化制御開始から所定時間(数秒程度)が経過した後から、理想電圧OCV1よりも電位差ΔV1だけ低い電圧値として観測される。一方、図1の電池セル監視部106で実際に観測される#2の電池セル102の観測電圧は、図7(b)の観測電圧2の実線で示されるように、均等化制御開始から所定時間(数秒程度)が経過した後から、理想電圧OCV2よりも電位差ΔV2だけ高い電圧値として観測される。これらの電位差ΔV1およびΔV2はそれぞれ、#1の電池セル102および#2の電池セル102の分極抵抗を含む内部抵抗により生ずる電位である。
ここで、観測電圧1および観測電圧2が目標電圧Gに所定の許容誤差の範囲で一致するように、単純に均等化制御を実施する場合を考える。この場合、図7(b)の時点t1で、観測電圧1および観測電圧2がほぼ一致して目標電圧Gに到達し、#1の電池セル102および#2の電池セル102に対する均等化制御が終了する。この均等化制御に要する時間t1は、電池パック301の特性や均等化制御の度合いによって異なるが、例えば数時間である。しかしこの場合、均等化制御の終了により図7(a)のバランス回路に流れる平均電流Iが停止する結果、観測電圧1は#1の電池セル102の内部抵抗×平均電流Iの分だけ上昇してしまう。逆に、観測電圧2は#2の電池セル102の内部抵抗×平均電流Iの分だけ下降してしまう。これらにより、上述のような単純な制御では、均等化制御が終了した時点t1以降、#1の電池セル102と#2の電池セル102がそれぞれ示す電圧値が図7(b)の目標電圧Gからはずれてしまい、収束時点t2では両者の電圧値は均等でなくなってしまう。この結果、さらに均等化制御を実施する必要が生じ、均等化制御の時間が長時間に及ぶ可能性がある。
そこで、本実施形態の時間短縮制御モードでは、#1の電池セル102および#2の電池セル102の各内部抵抗に起因する電位差ΔV1およびΔV2(正の値とする)が補正電圧として算出される。そして、CPU105は、放電側の#1の電池セル102に対しては、図1の電池セル監視部106による観測電圧1が、
終了電圧1=目標電圧G−補正電圧ΔV1 ・・・(2)
になったときに均等化制御を終了するように、目標電圧Gを終了電圧1に補正する。一方、CPU105は、充電側の#2の電池セル102に対しては、図1の電池セル監視部106による観測電圧2が、
終了電圧2=目標電圧G+補正電圧ΔV2 ・・・(3)
になったときに均等化制御を終了するように、目標電圧Gを終了電圧2に補正する。
この結果、本実施形態による時間短縮制御モードでは、#1の電池セル102および#2の電池セル102に対する均等化制御は、図7(b)の時点t1′で終了する。この時点t1′では、放電側の#1の電池セル102は目標電圧Gに対して、#1の電池セル102の内部抵抗×セルバランス回路に流れる平均電流Iの分だけ低い電圧値を示す。また、充電側の#2の電池セル102は目標電圧Gに対して、#2の電池セル102の内部抵抗×セルバランス回路に流れる平均電流Iの分だけ高い電圧値を示す。そして、本実施形態の場合、図7(b)に示されるように、均等化制御の終了により図7(a)のバランス回路に流れる平均電流Iが停止する結果、観測電圧1は、時点t1′以降、#1の電池セル102の内部抵抗×平均電流Iの分だけ上昇し、ほぼちょうど目標電圧Gに一致する。逆に、観測電圧2は、時点t1′以降、#2の電池セル102の内部抵抗×平均電流Iの分だけ下降し、やはりほぼちょうど目標電圧Gに一致する。このようにして、本実施形態による時間短縮制御モードでは、均等化制御が終了した時点t1′以降の収束時点t2では、両者の電圧値を均等にすることが可能となる。この結果、均等化制御に要する時間も従来よりも短くすることが可能となる。
図8は、時間短縮制御モードによる均等化制御の開始処理の制御動作例を示すフローチャートである。この制御動作は例えば、CPU105がメモリ109に記憶された制御プログラムを実行する動作として実現される。
まず、CPU105は、図1の電流測定部107から電池セル監視部106を介して、電池セル102に電流が流れているか否かを判定する(ステップS801)。
ステップS801で電池セル102に電流が流れていると判定され、図1のスタック101が電力供給状態にあるときに、CPU105は、図5のステップS503で取得した電圧を均等化する電池セル102について、電池セル監視部106が監視するその電池セル102の電圧および電流を取得する。そして、CPU105は、これらの取得した電圧および電流の組を用いて、電圧と電流から内部抵抗を決定するマップデータを参照し、内部抵抗を推定する(以上、ステップS802)。このマップデータでは、電池セル102から検出された電圧CCV(V:ボルト)と電流(A:アンペア)を用いてこのマップデータが参照されると、それらの組合せの交点に相当する記憶位置に記憶されている内部抵抗(mΩ:ミリオーム)のデータが読み出される。このように、内部抵抗は、電池セル102の電圧と電流の組に対応するデータとして、あらかじめマップデータとして持たせておくことができ、本実施形態の時間短縮制御モードではこのマップデータを利用して、スタック101が電源供給状態にあるときの電池セル102の内部抵抗を推定することができる。
次に、CPU105は、均等化制御のために選択された2つの電池セル102の電位差に応じて、以下の(4)式および(5)式に基づいて、図2のスイッチング素子SW1,SW2でのスイッチング制御のパルス周波数とデューティー比(Duty比)を計算し、スイッチ制御部104に設定する(ステップS803)。
上記(4)式および(5)式において、E1、E2は、均等化制御される2つの電池セル102の各電圧値である。ここで、E1>E2であるとする。電位差ΔV=E1−E2で算出される。Imax は電池セル102に流すことのできる許容電流値である。αは適切な重み付け係数である。これらのパラメータと(4)式によって、動作中のスイッチング素子SW1,SW2が接続されるインダクタLに流れる電流値IL が算出される。この電流値IL とインダクタ値Lと予め決定したパルス周波数freqを(5)式に代入することにより、デューティー比Dが算出される。(4)式のαは単純な比例係数だが、電位差ΔVに閾値を設けておいて、閾値を境にαを変化させても良い。例えば、一定の電位差までは一定の電流になるように重み付けを行い、ある電位差以下になった場合は電流が下がるようにするなどである。また、(5)式の計算において、デューティー比Dを任意で決定しおき、パルス周波数freqを計算するようにしても良い。
その後、CPU105は、スイッチ制御部104のドライバ201(図2)に対して、均等化制御の動作開始を指示する(ステップS804)。
その後、CPU105は、ステップS802で推定した内部抵抗の値に、図1の電流測定部107および電池セル監視部106を介して検出される電流の値を乗算することにより、補正電圧値を算出する。そして、CPU105は、前述した(2)式(放電の場合)または(3)式(充電の場合)に基づいて、均等化制御を行う電池セル102に対する終了電圧値を補正し、均等化制御の開始処理を終了する(ステップS805)。
図8のステップS801で電池セル102に電流が流れていないと判定され、組電池101が電力供給状態にないとき、CPU105は、電圧を均等化する電池セル102について、次の動作を実行する。
まず、CPU105は、均等化制御のために選択された2つの電池セル102の電位差に応じて、前述した(4)式および(5)式に基づいて、スイッチング素子SW1,SW2でのスイッチング制御のパルス周波数とデューティー比(Duty比)を計算し、スイッチ制御部104に設定する(ステップS806)。この処理は、ステップS803の処理と同じである。
次に、CPU105は、スイッチ制御部104内のドライバ201に対して、均等化制御の動作開始を指示する(ステップS807)。
次に、CPU105は、ステップS807による均等化制御の開始時の該当する電池セル102の電圧の値(図7のOCVに対応する)を電池セル監視部106から取得しておく。続いて、CPU105は、上記開始指示後所定時間経過時の該当する電池セル102の電圧の値を電池セル監視部106から取得する。そして、CPU105は、取得した上記2つの電圧の値の差の絶対値を計算して、OCVから所定時間経過後までの変化電圧の値を、補正電圧として算出する。そして、CPU105は、前述した(2)式(放電の場合)または(3)式(充電の場合)に基づいて、均等化制御を行う電池セル102に対する終了電圧値を補正し、均等化制御の開始処理を終了する(以上、ステップS808)。
以上のようにして図8のフローチャートで示される時間短縮制御モードによる均等化制御の開始処理を終了した後、CPU105は、均等化制御中の電池セル102に関して、図1の電池セル監視部106から通知される電圧の値が、図8のステップS805またはS808で得られた補正された終了電圧の値に所定の許容誤差範囲で一致したか否かを判定し、一致したら該当する電池セル102に対するスイッチング素子SW1,SW2のスイッチング動作の停止をスイッチ制御部104に指示し、時間短縮制御モードによる均等化制御の処理を終了する。
以上説明した実施形態では、図1または図2に示されるコンバータバランス回路100により均等化制御を実現する回路構成例について説明したが、この回路部分は上記回路構成例に限られるものではない。
セルバランス回路(セルバランス部)103としては例えば、図9(a)、(b)、(c)に示されるようなトランスと整流用ダイオード、トランスと整流用ダイオードとキャパシタとインダクタ、またはトランスのみを用いて、放電を行う電池セルと充電を行う電池セルを結合するような、バランス回路900等によって実現することが可能である。
さらに、バランス回路として例えば、トランス型とインダクタによるコンバータ型を組み合わせて、放電を行う電池セルと充電を行う電池セルを結合するようなコンバータ、トランス方式のバランス回路によって実現することも可能である。
100 コンバータバランス回路
101 スタック
102 電池セル
103 バランス回路
104 スイッチ制御部
105 CPU(中央演算処理装置)
106 電圧監視部
107 電流測定部
108 温度センサ
201 ドライバ
202 マルチプレクサ(MUX)
203 A/D(アナログ/デジタル)変換器
204 差動アンプ
301 電池パック
302 電池制御部
303 走行制御部
304 エコモードON/OFF指示部
305 環境温度センサ
306 ナビシステム
SW1、SW2 スイッチング素子
L インダクタ
R 抵抗

Claims (10)

  1. 複数の電池セルが接続される組電池における該複数の電池セルの電圧を均等化させる電池均等化装置であって、
    スイッチング素子によるスイッチング動作を実行しながら、1つ以上の前記電池セルから電力を放電する動作と前記放電した電力を1つ以上の他の前記電池セルに充電させる動作を実行することによって前記電池セルの電圧を均等化させるバランス回路と、
    前記スイッチング素子にパルス信号を供給して前記スイッチング動作を実行させるスイッチ制御部と、
    前記バランス回路内のスイッチング素子を含む回路素子における電力損失が小さくなるように前記スイッチ制御部を制御する高効率制御モードと、前記均等化を実施する電池セルの内部抵抗を算出しながら該電池セルの内部抵抗損失が小さくなるように前記スイッチ制御部を制御する保護制御モードと、前記均等化を実施する電池セルの放電または充電の電圧変化の収束を早めるように前記バランス回路を制御する時間短縮制御モードとを、前記組電池の使用状況を判定しながら切り替えて制御するバランス制御部と、
    を備えることを特徴とする電池均等化装置。
  2. 前記バランス制御部は、前記高効率制御モード、前記保護制御モード、および前記時間短縮制御モードを、ユーザによる指定、前記組電池が搭載される車両のイグニッションスイッチがオフされてから次にオンされるまでの時間平均値、前記組電池の温度、前記組電池の周辺の環境温度、前記均等化を実施する電池セルの劣化度、またはナビゲーションシステムから得た場所情報のいずれか1つ以上を判定して切り替える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電池均等化装置。
  3. 前記バランス制御部は、前記高効率制御モードにおいて、前記バランス回路内のスイッチング素子を含む回路素子における電力損失が小さくなるように前記パルス信号の周波数、デューティー比、または前記スイッチング素子に電力を供給するスイッチング信号源のいずれか1つ以上を制御する、
    ことを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の電池均等化装置。
  4. 前記バランス制御部は、前記保護制御モードにおいて、前記均等化を実施する電池セルの内部抵抗を算出しながら該電池セルの内部抵抗損失が小さくなるように、前記パルス信号の周波数、デューティー比、または前記スイッチング素子に電力を供給するスイッチング信号源のいずれか1つ以上を制御する、
    ことを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の電池均等化装置。
  5. 前記バランス制御部は、前記時間短縮制御モードにおいて、前記電池セルの電圧および電流の計測に基づいて、前記均等化を実施する電池セルの内部抵抗に対応する補正電圧を算出し、該補正電圧によって該電池セルに対応する均等化制御の終了電圧を補正し、該電池セルの電圧を監視しながら前記補正した終了電圧を制御終了の目標値として、該電池セルに対して前記バランス回路による均等化制御を実行する、
    ことを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の電池均等化装置。
  6. 複数の電池セルが接続される組電池における該複数の電池セルの電圧を均等化させる電池均等化方法であって、
    スイッチング素子によるスイッチング動作を実行しながら、1つ以上の前記電池セルから電力を放電する動作と前記放電した電力を1つ以上の他の前記電池セルに充電させる動作を実行することによって前記電池セルの電圧を均等化させ、
    前記スイッチング素子にパルス信号を供給して前記スイッチング動作を実行させ、
    前記均等化を実施する回路内のスイッチング素子を含む回路素子における電力損失が小さくなるように前記スイッチング動作を制御する高効率制御モードと、前記均等化を実施する電池セルの内部抵抗を算出しながら該電池セルの内部抵抗損失が小さくなるように前記スイッチング動作を制御する保護制御モードと、前記均等化を実施する電池セルの放電または充電の電圧変化の収束を早めるように前記均等化の動作を制御する時間短縮制御モードとを、前記組電池の使用状況を判定しながら切り替えて制御する、
    ことを特徴とする電池均等化方法。
  7. 前記高効率制御モード、前記保護制御モード、および前記時間短縮制御モードを、ユーザによる指定、前記組電池が搭載される車両のイグニッションスイッチがオフされてから次にオンされるまでの時間平均値、前記組電池の温度、前記組電池の周辺の環境温度、前記均等化を実施する電池セルの劣化度、またはナビゲーションシステムから得た場所情報のいずれか1つ以上を判定して切り替える、
    ことを特徴とする請求項6に記載の電池均等化方法。
  8. 前記高効率制御モードにおいて、前記バランス回路内のスイッチング素子を含む回路素子における電力損失が小さくなるように前記パルス信号の周波数、デューティー比、または前記スイッチング素子に電力を供給するスイッチング信号源のいずれか1つ以上を制御する、
    ことを特徴とする請求項6または7のいずれかに記載の電池均等化方法。
  9. 前記保護制御モードにおいて、前記均等化を実施する電池セルの内部抵抗を算出しながら該電池セルの内部抵抗損失が小さくなるように、前記パルス信号の周波数、デューティー比、または前記スイッチング素子に電力を供給するスイッチング信号源のいずれか1つ以上を制御する、
    ことを特徴とする請求項6または7のいずれかに記載の電池均等化方法。
  10. 前記時間短縮制御モードにおいて、前記電池セルの電圧および電流の計測に基づいて、前記均等化を実施する電池セルの内部抵抗に対応する補正電圧を算出し、該補正電圧によって該電池セルに対応する均等化制御の終了電圧を補正し、該電池セルの電圧を監視しながら前記補正した終了電圧を制御終了の目標値として、該電池セルに対して前記バランス回路による均等化制御を実行する、
    ことを特徴とする請求項6または7のいずれかに記載の電池均等化方法。
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